JP6924307B2 - 照明装置及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置及び表示装置に関する。
特許文献1には、液晶パネルと、バックライトと、を備える液晶ディスプレイ装置が記載されている。上記バックライトは、導光板と、導光板のサイドに所定間隔で配列された複数のLED光源と、導光板の光出射側に設けられた光学シートと、を備える。光学シートは、赤(R)、緑(G)の中間発光色(RG中間色)、すなわち黄色の波長域の光をカットする中間発光色カット層を備えている。導光板から出射され、光学シートを透過した光が、照明光として液晶パネルを照明する。
特許文献1では、中間発光色カット層にてRG中間色をカットすることにより、LED光源を用いるためにバックライトの演色性が劣化し、ひいては液晶ディスプレイの色再現性が劣化するとの課題の解決を図っている。
特開2011−221436号公報
しかしながら、特許文献1では、中間発光色カット層が、導光板の光出射側に設けられているので、中間発光色カット層の面方向におけるムラが発生すると、演色性が低下するおそれがあった。
本発明の一態様は、演色性を向上させることができる照明装置及び表示装置を提供することを一つの目的とする。
本発明の第1の態様に係る照明装置は、光を出射する光源と、第1面、及び前記第1面から入射した光が出射する第2面を有し、前記第1面から入射した光のうちの所定波長域の光を吸収する吸光部材と、光入射面及び光出射面を有し、前記光入射面から入射した光を拡散し、前記光出射面から出射する光拡散部材と、を備え、前記吸光部材は、前記第1面を前記光源の側に向け、前記第2面を前記光入射面の側に向けて配置される。
本発明の第2の態様に係る照明装置は、上記第1の態様において、前記光拡散部材は、前記光入射面が前記光出射面に交差する導光板である。
本発明の第3の態様に係る照明装置は、上記第1又は第2の態様において、前記光入射面は、前記光出射面よりも小さく、前記吸光部材は、前記光入射面に配置される。
本発明の第4の態様に係る照明装置は、上記第1から第3のいずれか1の態様において、前記吸光部材は、前記所定波長域の光を吸収する吸光材料を含有する吸光部と、前記吸光部を収容する透光性の筐体と、を備える。
本発明の第5の態様に係る照明装置は、上記第1から第4のいずれか1の態様において、複数の前記光源を備え、前記複数の光源が、前記第1面に沿って配置され、前記吸光部材は、前記第1面が前記第2面とは反対側の面であり、前記第1面の側から前記第2面の側に透過する光における前記所定波長域の光の吸光量が、前記第1面における前記複数の光源からの光の光量の分布に応じた分布を有する。
本発明の第6の態様に係る照明装置は、上記第1から第3のいずれか1の態様において、前記吸光部材は、前記第1面が前記第2面と交差し、前記第1面から入射した光を前記第2面に導く導光部材を有する。
本発明の第7の態様に係る照明装置は、上記第6の態様において、前記導光部材が、所定波長域の光を吸収する吸光材料を含有する。
本発明の第8の態様に係る照明装置は、上記第7の態様において、前記吸光材料の含有率が、前記第1面からの距離の増大に応じて減少する。
本発明の第9の態様に係る表示装置は、上記第1から第8のいずれか1の態様に記載の照明装置と、前記光拡散部材の前記光出射面に対向する表示パネルと、を備える。
第1の実施形態に係る表示装置を備えるテレビジョン受信機の一例を模式的に示す図である。 第1の実施形態に係る表示装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態に係る表示装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態の一変形例である第1変形例に係る表示装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態の一変形例である第2変形例に係る表示装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態の一変形例である第3変形例に係る表示装置の概略構成を示す図である。 第1の実施形態の一変形例である第3変形例に係る表示装置の概略構成を示す図である。 第2の実施形態に係る表示装置の概略構成を示す図である。 第2の実施形態の一変形例である第4変形例に係る表示装置の概略構成を示す図である。
以下、本発明の一態様に係る照明装置及び表示装置について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明では、図中に矢印で示す、前、後、左、右、上、及び下のそれぞれの向きを使用する。図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、本発明は、後述する実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる構成等の範囲内で変更できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の一態様に係る照明装置及び表示装置の第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る照明装置及び表示装置を備えるテレビジョン受信機の外観の概略構成を示す図である。図1に示すように、テレビジョン受信機101は、表示装置110と、受信部120と、信号処理部130と、を備えている。表示装置110は、画像を表示する表示面111を有する。表示装置110には受信部120及び信号処理部130が内蔵されている。なお、受信部120及び信号処理部130は、表示装置110の外部に設けられてもよい。
テレビジョン受信機101は、例えば図示しないスタンドに支持されて据え置きされるか、又は、図示しない金具に掛止されて壁掛けされる。このとき、表示装置110の表示面111は前側に向けられ、表示装置110の厚み方向、長手方向、及び短手方向は、それぞれ前後方向、左右方向、及び上下方向に沿う。
受信部120は、受信回路が実装された回路基板である。受信部120は、図示しないアンテナを介して外部からテレビジョン放送を受信し、受信したテレビジョン放送に基づく放送信号を出力する。
信号処理部130は、信号処理回路が実装された回路基板である。信号処理部130は、受信部120が出力した放送信号に所定の信号処理を施すことによって、映像データを出力する。信号処理部130が出力した映像データに基づく映像は、表示装置110の表示面111に表示される。
(表示装置の構成)
図2は、表示装置110の一例を模式的に示す図である。表示装置110は、表示パネル201と、バックライト202と、を含み構成される。なお、図2では図示を省略しているが、表示装置110は、表示パネル201を支持するパネルシャーシ、及び、バックライト202を支持するバックライトシャーシを備える。例えば、パネルシャーシがバックライトシャーシに固定されることにより、表示パネル201がバックライト202の前側に配置される。
表示パネル201は、前後方向の平面視にて略矩形状の外形を有し、表示面111(図1参照)に画像を表示する。表示パネル201は、例えば、液晶パネル211と、液晶パネル211を前後方向に挟むように配置される一対の偏向板212,213と、を備える。液晶パネル211は、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板と、TFTアレイが形成されたアレイ基板と、これら一対の基板の間に位置する液晶層と、を備える。
(バックライトの構成)
バックライト202は、本発明の一態様に係る照明装置の一実施形態であり、図2に示すように、表示パネル201の後側に配置され、表示パネル201に向かって照明光を照射する。
バックライト202は、光源部203と、導光板204と、反射シート205と、光学シート206と、吸光部材207と、を備える。図2に示すように、バックライト202は、エッジ型バックライトとして構成され、光源部203からの光が、導光板204の下面から入射され、導光板204の前面から前方に向かって出射される。
光源部203は、例えば、光源基板231と、光源232と、を備える。光源基板231は、導光板204の下面に沿って配置され、左右方向を長手方向とする回路基板である(図3参照)。光源基板231の上面には、複数の光源232が実装される。複数の光源232は、左右方向に略等間隔に配置される(図3参照)。
光源232は、光出射部233から上方に向かって、すなわち導光板204に向かって光を出射する。光源232は、白色光を出射可能であり、例えば、白色LEDである。白色LEDは、例えば、青色LEDチップと、青色の補色である黄色の蛍光を発生させる蛍光体と、を含み構成されている。光源232は、青色光(例えば波長域が約420nm〜約500nm)と、黄色光(例えば波長域が約570nm〜約590nm)と、を同時に出射することにより、白色光を出射する。
導光板204は、図2及び図3に示すように、前後方向の平面視にて略矩形状の外形を有する板状の光学部材である。導光板204は、光入射面241と、光出射面242と、対向面243と、を備える。導光板204は、光拡散部材の一例であり、光入射面241から入射した光を内部で拡散させて、光出射面242から出射する。
図2に示す例では、光入射面241は、導光板204の下面である。光出射面242は、導光板204の前面であり、光入射面241に交差する面である。導光板204の上下方向及び左右方向の寸法は、前後方向の寸法よりも大きい。すなわち、光入射面241の面積は、光出射面242の面積よりも小さい。
対向面243は、導光板204の後面であり、光入射面241とは反対側の面である。対向面243は、例えば、導光板204の内部において、対向面243に入射する光を光入射面241の側に反射させるためのドットパターンが形成されている。
反射シート205は、導光板204の光入射面241及び光出射面242以外の面、例えば、対向面243に沿って配置されている。反射シート205は、光入射面241から入射した光が、光出射面242以外の面から出射されることを抑制でき、光の利用効率を向上させることができる。
光学シート206は、例えば、マイクロレンズシート、プリズムシート、反射型偏光シート、及び拡散シート等の1又は複数である。光学シート206は、導光板204の光出射面242の側に配置される。
吸光部材207は、第1面に相当する入射面271と、第2面に相当する出射面272と、を有する。吸光部材207は、入射面271から入射した光のうちの所定波長域の光の少なくとも一部を吸収し、出射面272から出射する。
吸光部材207は、入射面271が光源232に向き、出射面272が導光板204の光入射面241に向くように配置されている。本実施形態では、吸光部材207は、導光板204の光入射面241に形成されている。光源232から出射された光が、吸光部材207の入射面271に入射し、出射面272から出射して、導光板204の光入射面241に入射する。
入射面271は、光源232の光出射部233に対向する。本実施形態では、複数の光源232が、光入射面241に沿って左右方向に配列されている(図3参照)。入射面271は、これら複数の光源232に沿う面である。換言すると、複数の光源232は、光出射部233を吸光部材207の入射面271に沿って配置されている。光源232は、光出射部233を吸光部材207の入射面271の側に向けて配置されている。
出射面272は、導光板204における光入射面241の側に位置する。本実施形態では、出射面272は、入射面271とは反対側の面であり、導光板204の光入射面241に接している。光源232から出射された光は、入射面271に入射し、出射面272から出射され、導光板204の光入射面241に入射する。
吸光部材207は、上述のように所定波長域の光を吸収する。吸光部材207は、例えば、透光性を有する樹脂材料に、吸光材料を含有させて構成される。吸光部材207は、例えば、所定波長域の光を吸収する色素が含有された光硬化性樹脂が光入射面241に塗布され、硬化されることにより形成される。これにより、塗布及び硬化という簡易な工程により、吸光部材207を形成することができる。
本実施形態では、所定波長域は、例えば、赤(R)と緑(G)の中間色(以下、RG中間色とも称する)である黄(Y)に相当する波長域である。本実施形態の光源232は、青色LEDチップと、黄色の蛍光を発生させる蛍光体と、を備え、青色光と黄色光とを同時に出射する。光源232から出射される白色光は、例えば、冷陰極管から出射される光や自然光と比べて、赤(例えば波長域が約600nm〜約780nm)や緑(例えば波長域が約500nm〜約570nm)の波長成分が少なく、演色性が低下する場合がある。この場合でも、吸光部材207は、光源232からの光のうち、RG中間色である黄の波長域(例えば波長域が約570nm〜約590nm)の光少なくとも一部を吸収することにより、黄(Y)に対する赤(R)及び緑(G)の光量を相対的に増大させることができる。したがって、吸光部材207を設けることにより、バックライト202から出射される照明光の演色性を向上させることができる。
なお、所定波長域は、光源232の発光特性に応じて、バックライト202の照明光の演色性を向上可能なように適宜設定される。例えば、光源232からの光が、緑(G)と青(B)の中間色(GB中間色)の波長域の光を、所望量を超えて含む場合がある。この場合、所定波長域が、GB中間色の波長域に設定される。また、吸光部材207は、複数の波長域の光を吸光可能なように、互いに吸光特性が異なる複数種類の吸光材料を用いて形成されてもよい。
ここで、吸光部材が、導光板204の光出射面242の側に配置する場合、吸光部材から出射された光が、照明対象である表示パネル201を照明する。したがって、光出射面242の面内方向に、吸光部材の吸光特性のムラが存在すると、バックライト202からの照明光のスペクトル特性に面内方向のムラ、すなわち色ムラが生じる。これにより、バックライト202の演色性が低下し、表示装置101の色再現性が低下するおそれがある。
上記課題に対して、本実施形態では、吸光部材207は、入射面271が光源232の側に向くように配置される。また、吸光部材207は、出射面272が、導光板204の光入射面241に向くように配置される。このため、光源232から出射され、吸光部材207に入射する。吸光部材207の透過光が、導光板204に入射し、導光板204の内部で拡散され、照明光として光出射面242から照射される。したがって、吸光部材207の吸光特性に、例えば、光入射面241に平行な面内方向におけるムラが生じている場合でも、吸光部材207の透過光が、導光板204の内部で拡散されて、照明光として光出射面242から出射される。したがって、吸光部材207の吸光特性のムラによる演色性の低下を抑制できる。ひいては、表示装置101の色再現性の低下を抑制でき、表示品位の向上を図ることができる。
また、導光板204の光入射面241が、光出射面242に交差する。すなわち、図2に例示するように、導光板204は、入射光軸L1と出射光軸L2が略直交している。このため、吸光部材207の透過し、光入射面241から導光板204に入射した光は、導光板204の内部で拡散、混合されて、光出射面242から出射される。したがって、例えば、光入射面の反対側に光出射面が配置される拡散板を透過させる場合と比べて、吸光部材207の面内方向のムラによる演色性の低下をより好適に抑制できる。
また、吸光部材207は、光出射面242よりも小さい光入射面241に形成される。これにより、例えば、光出射面242に吸光部材が形成される場合と比べて、吸光部材207の小型化を図ることができ、製造上の効率の向上を図ることができる。
(第1の実施形態の変形例:第1変形例)
図4は、第1の実施形態の一変形例である第1変形例に係る表示装置401を模式的に示す図である。図4に示す表示装置401では、吸光部材402が吸光シートである点で、第1の実施形態の表示装置110と相違する。図4に示すように、吸光部材402は、基材層421と、吸光層422と、を備える吸光シートである。
基材層421は、透光性を有するシート状の部材であり、例えば、ポリカーボネート、アクリル、及びポリスチレン等の各種の合成樹脂により形成される。
吸光層422は、基材層421の一面に設けられ、所定波長域の光の一部を吸収する。吸光層422は、例えば、所定波長域の光を吸収する色素が、透明樹脂材料に含有され構成される。
吸光部材402は、導光板204の光入射面241に配置されている。吸光部材402は、例えば、光入射面241に、接着剤によって固定されている。図4に示す例では、吸光部材402は、吸光層422の側を光入射面241に向けて、基材層421の側を光源232に向けて配置されている。
変形例1に係る表示装置401は、シート状の吸光部材402を用いる。したがって、導光板204の光入射面241の形状や寸法等に応じて吸光シートを成形したり、加工したりすることが容易である。また、シート状の吸光部材402を光入射面241に接着固定できるため、光源232と光入射面241との間に吸光部材402を配置することが容易である。
(第1の実施形態の変形例:第2変形例)
図5は、第1の実施形態の一変形例である第2変形例に係る表示装置501を模式的に示す図である。図5に示す表示装置501では、吸光部材502が、吸光部材の入射面521における光量分布に応じた吸光量の分布を有する点で、第1の実施形態の表示装置110と相違する。
図5に示すように、吸光部材502は、導光板204の光入射面241に沿って配置される。吸光部材502は、入射面521と、入射面521とは反対側の出射面522と、を備える。吸光部材502は、入射面521の面内方向における吸光量の分布が、入射面521における、光源部203からの光の光量分布に応じた分布を有する。ここで、吸光量は、入射面521の側から出射面522の側に(図5の例では上方に向かって)透過する光における所定波長域の光の吸光量である。
吸光部材502は、例えば、入射面521における光量が多い位置では、光量が少ない位置と比べて、吸光量が多くなるように構成されている。これにより、入射面521において、複数の光源232を含む光源部203からの光の光量にムラがあったとしても、吸光部材502の出射面522から出射される光の色むらを低減させることができ、演色性を向上させることができる。
なお、図5に示す例では、入射面521において、光源232からの距離が近いほど、当該光源232からの光の光量が多くなるものとする。また、吸光部材502における光源232に対向する第1対向位置503は、隣り合う2つの光源232の中間位置に対向する第2対向位置504と比べて、入射面521における光源部203からの光の光量が多くなるものとする。
吸光部材502は、第1対向位置503を含む第1吸光部材523と、第2対向位置504を含む第2吸光部材524と、を有する。第1吸光部材523と第2吸光部材524とは、左右方向に沿って交互に配置される。
第1吸光部材523は、第2吸光部材524よりも、所定波長の光の吸光量が大きくなるように構成されている。換言すると、吸光部材502は、光源232に対向する第1対向位置503と、隣り合う二つの光源232の中間位置と対向する第2対向位置504と、で吸光量が異なる。
第1吸光部材523は、例えば、第2吸光部材524よりも、色素等の吸光材料の含有量が多くなるように構成されている。また、第1吸光部材523は、第2吸光部材524よりも吸光率が大きい吸光材料を含有させてもよい。
第1吸光部材523及び第2吸光部材524は、一体的に形成されてもよい。例えば、基材の上に、第1吸光部材523に相当する第1吸光層と、第2吸光部材524に相当する第2吸光層と、が設けられてもよい。
(第1の実施形態の変形例:第3変形例)
図6は、第1の実施形態の一変形例である第3変形例に係る表示装置601を模式的に示す図である。図6に示す表示装置601では、吸光部材602が、吸光部621が筐体622に収容されて構成される点で、第1の実施形態の表示装置110と相違する。
図6に示すように、吸光部材602は、吸光部621と、筐体622と、を備える。吸光部材602は、導光板204の光入射面241に沿って配置されている。吸光部材602は、光源232からの光が入射する入射面623と、入射面623から入射した光が出射する出射面624とを有する。
吸光部621は、RG中間色に対応する所定波長域の光の一部を吸収する。吸光部621は、例えば、所定波長域の光を吸収する色素が、透明樹脂材料に含有され構成される。前後方向において、吸光部621の寸法は、例えば、光源232の光出射部の寸法よりも大きい。これにより、光源232からの光の一部が、吸光部621を透過せずに導光板204に入射することを抑制できる。
ことが
筐体622は、吸光部621を収容する。筐体622は、透光性を有する材料、例えば、略透明なガラス材料や樹脂材料等により形成される。吸光部621を筐体622に収容することにより、吸光部621の変形を抑制できる。また、吸光部621が露出して外気に触れることによる光学特性の変化を抑制できる。
筐体622は、左右方向に延びる棒状の外形を有する。筐体622は、左右方向に交差する面(上下方向及び前後方向に沿う面)は略矩形状の外形を有する。筐体622の光源232側の面が、吸光部材602の入射面623であり、導光板204側の面が、吸光部材602の出射面624である。例えば、出射面624が光入射面241に接着剤により固定される。
図7は、表示装置601の光源部203、導光板204、及び吸光部材602を前方から見た場合の構成を模式的に示す図である。図6に示すように、複数の光源232の配列方向(左右方向)に、複数の吸光部材602が配置されている。すなわち、左右方向における吸光部材602の寸法が、光入射面241の寸法よりも小さい。図6に示す例では、左右方向における吸光部材602の寸法が、光入射面241の寸法の略半分の寸法である。2つの吸光部材602が、左右方向に光入射面241に沿って配置されている。
このように、左右方向に沿って、複数の吸光部材602を配置することにより、1つの吸光部材602を配置する場合と比べて、吸光部材602の左右方向の寸法を小さくすることができる。したがって、吸光部材602の取り扱いを容易とでき、管理効率や製造効率を向上させることができる。
左右方向における吸光部材602の端部701が、光源232の光出射方向(図7では上下方向)において、光源232の光出射部233と重ならない位置に配置される。つまり、端部701が、左右方向に配列された複数の光源232の中間位置と、光出射方向において重なる位置に配置されている。これにより、光源232からの光のうちの、吸光部621が設けられない端部701に入射する光の光量を低減できる。つまり、光源232からの光のうちの、吸光部材602の吸光部621が設けられた領域に入射する光の光量を増大させることができる。したがって、複数の吸光部材602を配置した場合に、端部701に光が入射することにより演色性向上の効果が低減するという不都合を抑制でき、演色性の向上を図ることができる。
なお、図7に示す例では、左右方向に2つの吸光部材602が配置されていたが、これに限定されず、3つ以上の吸光部材602が配置されてもよい。また、図7に示す例では、複数の吸光部材602の左右方向の寸法が同じであったが、これに限定されない。1つの吸光部材602と他の吸光部材602とで、左右方向の寸法が異なってもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。なお、下記において第1の実施形態と同様である点については説明を省略する。第2の実施形態では、吸光部材が、導光部材を含み構成され、光源からの光が入射する入射面と、吸光部材に入射した光を出射する出射面とが交差する点で、第1の実施形態と異なる。
図8は、表示装置801の光源部203、導光板204、及び導光部材802を前方から見た場合の構成を模式的に示す図である。図8に例示する導光部材802は、吸光部材の一例であり、入射面821と、入射面821に交差する出射面822と、を有する。入射面821が光源232に対向し、出射面822が光入射面241に対向する。すなわち、導光部材802は、入射面821が光源232側を向き、出射面822が導光板204の光入射面241側を向くように配置されている。
導光部材802は、光源232から出射され入射面821から入射した光を、入射面821に交差する出射面822に導く。すなわち、入射面821に直交する入射光軸L3と、出射面822に直交する出射光軸L4とが、交差しており、本実施形態では一例として略直交している。出射面822から出射された光が、導光板204の光入射面241に入射する。
導光部材802は、光源232から出射され入射面821から入射した光を、入射面821に交差する出射面822に導く。これにより、例えば、複数の光源232を光入射面241に沿って配置する場合に、光源232の配置に起因して光入射面241に生じうる輝度ムラの発生を抑制できる。
図8に示す例では、導光部材802は、導光板204の光入射面241に沿って左右方向に延在する柱状の部材である。導光部材802の延在方向である左右方向の一端側(図8では左端側)の端面が入射面821である。また、導光部材802の延在方向と交差する方向である上下方向の一端側(図8では上端側)の端面が出射面822である。
導光部材802における、上下方向にて出射面822とは反対側の面には、導光部材802内の光を出射面822に向けて反射させる光反射パターンが形成されている。これにより、導光部材802内の光の一部が、入射面821から離れる方向に透過し、導光部材802内の光の他の一部が、出射面822から出射される。導光部材802は、例えば、光反射パターンとして、印刷によりトッドパターンが形成されている。ドットパターンのドットの分布密度は、入射面821から離れるほど高くなる。出射面822から出射される光の光量分布が、出射面822の面内において略均一となるように、ドットの分布密度が制御されることが好ましい。
導光部材802は、所定波長域の光の吸光する吸光材料を含有する。導光部材802は、透光性を有する材料、例えば、略透明なガラス材料や樹脂材料等に、吸光材料を混入させることにより、形成される。したがって、吸光材料が外部に露出しないので、吸光材料の劣化や損傷を抑制できる。また、予め製造した導光部材802を保管することが容易である。
図8に示す例では、入射面821は、出射面822よりも小さい。すなわち、導光板204の光入射面241と略同じ面積を有する出射面822よりも小さい入射面821に対向するように光源232が配置される。したがって、光入射面241に沿って光源232を配置するよりも、光源232の数を少なくすることができ、製造上の効率を向上させることができる。
(第2の実施形態の変形例)
導光部材802は、光入射面241に沿って入射面821(光源232)から離れる方向(図8では右方向)において、入射面821からの距離の増大に応じて、吸光材料の含有率が減少するように形成されてもよい。これにより、入射面821からの距離の増大に応じて、導光部材802内の光における所定波長域の光の吸光量を少なくすることができる。
ここで、導光部材802の入射面821から入射し、入射面821から離れる方向に向かって透過する光の一部は、出射面822から出射する。このため、入射面821から離れるほど、導光部材802内の光の光量が少なくなり、同様に所定波長域の光の光量も少なくなる。したがって、入射面821からの距離に応じて所定波長域の光の吸光量を少なくすることにより、所定波長域の光が過剰に吸光されて導光部材802から出射される光に色むらが生じることを抑制できる。
吸光率が異なる複数の吸光材料を用いることにより、吸光量を調整してもよい。例えば、入射面821の距離が近い領域では、距離が遠い領域より、吸光率が大きい吸光材料を用いてもよい。これにより、入射面821からの距離の増大に応じて、所定波長域の光の吸光量を低減できる。また、異なる吸光率を有する複数の吸光材料を用いて、これらの含有率を入射面821からの距離に応じて適宜調整することにより、吸光量を調整してもよい。
導光部材802が吸光材料を含有していない構成を採用してもよい。例えば、導光部材は、入射面及び出射面のいずれかの面に沿って、吸光材料を含有する吸光層が形成されてもよい。
図9は、第2の実施形態の一変形例である第4変形例に係る表示装置901を模式的に示す図である。導光部材は、光入射面241に沿って光源232から離れる方向において、複数の部分に分かれて構成されてもよい。図9に示す例では、導光部材902は、光源232の側から、第1導光部材902A、第2導光部材902B、及び第3導光部材902Cが配置され構成されている。第1導光部材902Aの第2導光部材902Bとは反対側の端面が、導光部材902の入射面921である。光源232が、入射面921に対向して配置されている。入射面921から入射した光は、第1導光部材902Aの側から、第3導光部材902Cの側に向かって、導光部材902内を透過する。
第1導光部材902Aは、第2導光部材902Bよりも吸光材料の含有量が多くなるように構成されている。また、第2導光部材902Bは、第3導光部材902Cよりも吸光材料の含有量が多くなるように構成されている。これにより、入射面921からの距離に応じて所定波長域の光の吸光量を少なくすることができ、上述のように、導光部材902から出射される光に色むらが生じることを抑制できる。
各導光部材902A,902B,902Cのそれぞれについて、吸光材料の含有量を一定とすることができる。したがって、入射面からの距離に応じて吸光材料の含有量が異なる導光部材を用いる場合よりも、各導光部材902A,902B,902Cの製造が容易である。
なお、第1導光部材902A、第2導光部材902B、及び第3導光部材902Cは、異なる吸光率を有する吸光材料を含有してもよい。例えば、第1導光部材902Aは、第2導光部材902Bよりも高い吸光率を有する吸光材料を含有してもよい。さらに、第1導光部材902A、第2導光部材902B、及び第3導光部材902Cのそれぞれについて、含有率を適宜調整してもよい。これにより、第1導光部材902A、第2導光部材902B、及び第3導光部材902Cにおける、所定波長域の光の吸光量を調整できる。
(他の変形例)
本発明の一態様に係る照明装置及び表示装置は、上述の実施形態及び変形例に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内において、各種の変形によって得られる構成は本発明に含まれるものである。
上記各実施形態では、本発明の一態様に係る表示装置として、液晶パネルを備える液晶ディスプレイを例示したが、本発明はこれ限定されない。例えば、有機ELディスプレイ(Organic Electro Luminescence Display)等の、液晶パネル以外の透過型表示パネルを備えていてもよい。
また、本発明の一態様に係る表示装置として、画像が形成された半透明フィルムである表示パネルと、当該表示パネルを照明するバックライトと、を備えるサイネージ装置を例示できる。
上記各実施形態では、照明装置の一実施形態として、液晶パネルを備える液晶ディスプレイのバックライトを例示したが、本発明はこれ限定されない。例えば、光源と導光板とを備え、光源からの光を導光板によって導き、照明光として照射する照明装置に本発明を好適に用いることができる。
上記各実施形態では、光拡散学部材として導光板を備える照明装置を例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、光拡散部材として、拡散板を備えていてもよい。また、上記各実施形態では、照明装置の一例としてエッジ型のバックライトを例示したが、拡散板の後方に光源が配置される直下型のバックライトでもよい。
101 テレビジョン受信機
110,401,501,601,701,801,901 表示装置
111 表示面
120 受信部
130 信号処理部
201 表示パネル
202 バックライト
203 光源部
204 導光板
205 反射シート
206 光学シート
207,402,502,602 吸光部材
231 光源基板
232 光源
233 光出射部
241 光入射面
242 光出射面
243 対向面
271,521,623,821 入射面
272,522,624,823 出射面
421 基材層
422 吸光層
503 第1対向位置
504 第2対向位置
523 第1吸光部材
524 第2吸光部材
621 吸光部
622 筐体
701 端部
802,902 導光部材
821 入射面
822 出射面
902A 第1導光部材
902B 第2導光部材
902C 第3導光部材

Claims (5)

  1. 光を出射する光源と、
    第1面、及び前記第1面から入射した光が出射する第2面を有し、前記第1面から入射した光のうちの所定波長域の光を吸収する吸光部材と、
    光入射面及び光出射面を有し、前記光入射面から入射した光を拡散し、前記光出射面から出射する光拡散部材と、を備え、
    前記吸光部材は、前記第1面を前記光源の側に向け、前記第2面を前記光入射面の側に向けて配置される、
    照明装置であって、
    複数の前記光源を備え、
    前記複数の光源が、前記第1面に沿って配置され、
    前記吸光部材は、
    前記第1面が前記第2面とは反対側の面であり、
    前記第1面の側から前記第2面の側に透過する光における前記所定波長域の光の吸光量が、前記第1面における前記複数の光源からの光の光量の分布に応じた分布を有する、
    照明装置
  2. 前記光拡散部材は、前記光入射面が前記光出射面に交差する導光板である、
    請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光入射面は、前記光出射面よりも小さく、
    前記吸光部材は、前記光入射面に配置される、
    請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記吸光部材は、
    前記所定波長域の光を吸収する吸光材料を含有する吸光部と、
    前記吸光部を収容する透光性の筐体と、を備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載の照明装置と、
    前記光拡散部材の前記光出射面に対向する表示パネルと、を備える
    表示装置。
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