JP6922319B2 - センサおよび鍵盤装置 - Google Patents

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Description

本発明は、センサおよび鍵盤装置に関する。
アコースティックピアノにおいては、アクション機構の動作により、鍵を通して演奏者の指に所定の感覚(以下、タッチ感という)を与える。アコースティックピアノにおいては、ハンマでの押鍵のためにアクション機構を必要とする。一方、電子鍵盤楽器においては、センサにより押鍵を検出するため、アコースティックピアノのようなアクション機構を有しなくても発音が可能である。アクション機構を用いない電子鍵盤楽器および簡易的なアクション機構を用いた電子鍵盤楽器のタッチ感は、アコースティックピアノのタッチ感に対して大きく変わってしまう。そこで、電子鍵盤楽器において、少しでもアコースティックピアノに近いタッチ感を得るために、アコースティックピアノにおけるハンマに相当する機構を設ける技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−226687号公報
この場合、演奏者の押鍵動作に合わせてハンマが動き、センサが押されることで、音が発せられる。この場合、鍵に対して常に垂直方向に力が加わればよいが、演奏者から遠い位置にある鍵の場合または強く押鍵した場合など、必ずしも垂直方向にのみ力が加わるとは限らず、鍵が配置されるスケール方向(横方向)に力が加わる場合がある。これにより、センサが安定して動作せず、発音不良が生じる恐れがある。
本発明の目的の一つは、電子鍵盤楽器において演奏者が押鍵したときに安定して音を発せられるようにすることにある。
本発明の実施形態によると、上部電極と、上部電極に対向して設けられた下部電極と、上部電極の上部に設けられた上部電極支持部と、上部電極支持部の両端部に設けられ、上部電極と下部電極との距離を可変にする変形部と、を含む、接点部材と、上部電極支持部に対向して配置された、回動自在のアクチュエータと、を含み、上部電極支持部とアクチュエータとの間に配置され、アクチュエータおよび上部電極支持部の少なくとも一方に対して移動可能な部材を含む、センサが提供される。
上記センサにおいて、下部電極は、下部電極支持部上に配置され、下部電極支持部と、上部電極支持部と、変形部とは、囲まれた領域を形成し、囲まれた領域内に、上部電極と、下部電極と、が配置されてもよい。
上記センサにおいて、移動可能な部材は、複数設けられた粒子を含んでもよい。
上記センサにおいて、断面視において、下部電極支持部に対して上部電極支持部が傾斜して配置され、上部電極支持部は粒子の径よりも大きい凹部を少なくとも一以上含み、粒子の少なくとも一部は凹部から露出してもよい。
上記センサにおいて、移動可能な部材は、潤滑材を含んでもよい。
上記センサにおいて、上部電極支持部の内部および上面の少なくとも一方ならびに前記変形部の内部および側面の少なくとも一方は、潤滑材の浸透抑制材を含んでもよい。
上記センサにおいて、アクチュエータが上部電極支持部に対して移動する方向において、前記アクチュエータの幅は、上部電極支持部の幅より大きくてもよい。
上記センサにおいて、アクチュエータが前記上部電極支持部に対して移動する方向において、前記アクチュエータの幅は、上部電極支持部の幅と同じまたは小さくてもよい。
本発明の実施形態によれば、上記センサを有し、アクチュエータは、ハンマである、鍵盤装置が提供される。
本発明の実施形態によれば、上記センサを有し、アクチュエータは、鍵である、鍵盤装置が提供される。
本発明の実施形態によれば、上記センサを有し、アクチュエータは、鍵と連動する可動部材である、鍵盤装置が提供される。
本発明によれば、電子鍵盤楽器において演奏者が押鍵したときに安定して音を発せられるようにすることができる。
第1実施形態における鍵盤装置の構成を示す図である。 第1実施形態における音源装置の構成を示すブロック図である。 第1実施形態における筐体内部の構成を側面から見た場合の説明図である。 第1実施形態における鍵前端側から見た場合の負荷発生部およびセンサの説明図である。 第1実施形態における鍵側面から見た場合の負荷発生部およびセンサの説明図である。 第1実施形態における鍵(白鍵)を押下したときの鍵アセンブリの動作を説明する図である。 第1実施形態における負荷発生部に押下されたときのセンサの説明図である。 第1実施形態における負荷発生部に押下されたときのセンサの説明図である。 第2実施形態における負荷発生部およびセンサの説明図である。 第3実施形態における負荷発生部およびセンサの説明図である。 従来例における負荷発生部に押下されたときのセンサの説明図である。 第1実施形態における鍵前端側から見た場合の負荷発生部およびセンサの変形例の説明図である。 第1実施形態における鍵前端側から見た場合の負荷発生部およびセンサの変形例の説明図である。
以下、本発明の一実施形態における鍵盤装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にxxx−1、xxx−2等を付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率(各構成間の比率、縦横高さ方向の比率等)は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
<第1実施形態>
(1−1.鍵盤装置の構成)
図1は、第1実施形態における鍵盤装置の構成を示す図である。鍵盤装置1は、この例では、電子ピアノなどユーザ(演奏者)の押鍵に応じて発音する電子鍵盤楽器である。なお、鍵盤装置1は、外部の音源装置を制御するための制御データ(例えば、MIDI)を、押鍵に応じて出力する鍵盤型のコントローラであってもよい。この場合には、鍵盤装置1は、音源装置を備えていなくてもよい。
鍵盤装置1は、鍵盤アセンブリ10を備える。鍵盤アセンブリ10は、白鍵100wおよび黒鍵100bを含む。複数の白鍵100wと黒鍵100bとが並んで配列されている。鍵100の数は、N個であり、この例では88個である。この配列された方向をスケール方向という。白鍵100wおよび黒鍵100bを特に区別せずに説明できる場合には、鍵100という場合がある。以下の説明においても、符号の最後に「w」を付した場合には、白鍵に対応する構成であることを意味している。また、符号の最後に「b」を付した場合には、黒鍵に対応する構成であることを意味している。
鍵盤アセンブリ10の一部は、筐体90の内部に存在している。鍵盤装置1を上方から見た場合において、鍵盤アセンブリ10のうち筐体90に覆われている部分を非外観部NVといい、筐体90から露出してユーザから視認できる部分を外観部PVという。すなわち、外観部PVは、鍵100の一部であって、ユーザによって演奏操作が可能な領域を示す。以下、鍵100のうち外観部PVによって露出されている部分を鍵本体部という場合がある。
筐体90内部には、音源装置70およびスピーカ80が配置されている。音源装置70は、鍵100の押下に伴って音波形信号を生成する。スピーカ80は、音源装置70において生成された音波形信号を外部の空間に出力する。なお、鍵盤装置1は、音量をコントロールするためのスライダ、音色を切り替えるためのスイッチ、様々な情報を表示するディスプレイなどが備えられていてもよい。
なお、本明細書における説明において、上、下、左、右、手前および奥などの方向は、演奏するときの演奏者から鍵盤装置1を見た場合の方向を示している。そのため、例えば、非外観部NVは、外観部PVよりも奥側に位置している、と表現することができる。また、鍵前端側(鍵前方側)、鍵後端側(鍵後方側)のように、鍵100を基準として方向を示す場合もある。この場合、鍵前端側は鍵100に対して演奏者から見た手前側を示す。鍵後端側は鍵100に対して演奏者から見た奥側を示す。この定義によれば、黒鍵100bのうち、黒鍵100bの鍵本体部の前端から後端までが、白鍵100wよりも上方に突出した部分である、と表現することができる。
図2は、第1実施形態における音源装置の構成を示すブロック図である。音源装置70は、信号変換部710、音源部730および出力部750を備える。センサ300は、各鍵100に対応して設けられ、鍵の操作を検出し、検出した内容に応じた信号を出力する。この例では、センサ300は、3段階の押鍵量に応じて信号を出力する。この信号の間隔に応じて押鍵速度が検出可能である。
信号変換部710は、センサ300(88の鍵100に対応したセンサ300−1、300−2、・・・、300−88)の出力信号を取得し、各鍵100における操作状態に応じた操作信号を生成して出力する。この例では、操作信号はMIDI形式の信号である。そのため、押鍵操作に応じて、信号変換部710はノートオンを出力する。このとき、88個の鍵100のいずれが操作されたかを示すキーナンバ、および押鍵速度に対応するベロシティについてもノートオンに対応付けて出力される。一方、離鍵操作に応じて、信号変換部710はキーナンバとノートオフとを対応付けて出力する。信号変換部710には、ペダル等の他の操作に応じた信号が入力され、操作信号に反映されてもよい。
音源部730は、信号変換部710から出力された操作信号に基づいて、音波形信号を生成する。出力部750は、音源部730によって生成された音波形信号を出力する。この音波形信号は、例えば、スピーカ80または音波形信号出力端子などに出力される。鍵盤アセンブリ10の構成について、以下において説明する。
(1−2.鍵盤アセンブリの構成)
図3は、第1実施形態における筐体内部の構成を側面から見た場合の説明図である。図3に示すように、筐体90の内部において、鍵盤アセンブリ10およびスピーカ80が配置されている。すなわち、筐体90は、少なくとも、鍵盤アセンブリ10の一部(接続部180およびフレーム500)およびスピーカ80を覆っている。スピーカ80は、鍵盤アセンブリ10の奥側に配置されている。このスピーカ80は、押鍵に応じた音を筐体90の上方および下方に向けて出力するように配置されている。下方に出力される音は、筐体90の下面側から外部に進む。一方、上方に出力される音は筐体90の内部から鍵盤アセンブリ10の内部の空間を通過して、外観部PVにおける鍵100の隣接間の隙間または鍵100と筐体90との隙間から外部に進む。なお、鍵盤アセンブリ10の内部の空間、すなわち鍵100(鍵本体部)の下方側の空間に到達する、スピーカ80からの音の経路は、経路SRとして例示されている。
鍵盤アセンブリ10は、上述した鍵100の他にも、接続部180、ハンマアセンブリ200およびフレーム500を含む。鍵盤アセンブリ10は、ほとんどの構成が射出成形などによって製造された樹脂製の構造体である。フレーム500は、筐体90に固定されている。接続部180は、フレーム500に対して回動可能に鍵100を接続する。接続部180は、板状可撓性部材181、鍵側支持部183および棒状可撓性部材185を備える。板状可撓性部材181は、鍵100の後端から延在している。鍵側支持部183は、板状可撓性部材181の後端から延在している。棒状可撓性部材185が、鍵側支持部183およびフレーム500のフレーム側支持部585によって支持されている。すなわち、鍵100とフレーム500との間に、棒状可撓性部材185が配置されている。棒状可撓性部材185が曲がることによって、鍵100がフレーム500に対して回動することができる。棒状可撓性部材185は、鍵側支持部183とフレーム側支持部585とに対して、着脱可能に構成されている。なお、棒状可撓性部材185は、鍵側支持部183とフレーム側支持部585と一体となって、または接着等により、着脱できない構成であってもよい。
鍵100は、前端鍵ガイド151および側面鍵ガイド153を備える。前端鍵ガイド151は、フレーム500の前端フレームガイド511を覆った状態で摺動可能に接触している。前端鍵ガイド151は、その上部と下部のスケール方向の両側において、前端フレームガイド511と接触している。側面鍵ガイド153は、スケール方向の両側において側面フレームガイド513と摺動可能に接触している。この例では、側面鍵ガイド153は、鍵100の側面のうち非外観部NVに対応する領域に配置され、接続部180(板状可撓性部材181)よりも鍵前端側に存在するが、外観部PVに対応する領域に配置されてもよい。
また、鍵100は、外観部PVの下方において鍵側負荷部120が接続されている。鍵側負荷部120は、鍵100が回動するときに、ハンマアセンブリ200を回動させるように、ハンマアセンブリ200に接続される。
ハンマアセンブリ200は、鍵100の下方側の空間に配置され、フレーム500に対して回動可能に取り付けられている。ハンマアセンブリ200は、錘部230およびハンマ本体部250を備える。ハンマ本体部250には、フレーム500の回動軸520の軸受となる軸支持部220が配置されている。軸支持部220とフレーム500の回動軸520とは少なくとも3点で摺動可能に接触する。
ハンマ側負荷部210は、ハンマ本体部250の前端部に接続されている。ハンマ側負荷部210は、鍵側負荷部120の内部において概ね前後方向に摺動可能に接触する部分を備える。この接触部分にはグリース等の潤滑材が配置されていてもよい。ハンマ側負荷部210および鍵側負荷部120(以下の説明において、これらをまとめて「負荷発生部」という場合がある)とは、互いに摺動することで押鍵時の負荷の一部を発生する。負荷発生部は、この例では外観部PV(鍵本体部の後端よりも前方)における鍵100の下方に位置する。
錘部230は、金属製の錘を含み、ハンマ本体部250の後端部(回動軸よりも奥側)に接続されている。通常時(押鍵していないとき)には、錘部230が下側ストッパ410に載置された状態になる。これによって、鍵100はレスト位置で安定する。押鍵されると、錘部230が上方に移動し、上側ストッパ430に衝突する。これによって鍵100の最大押鍵量となるエンド位置が規定される。この錘部230によっても、押鍵に対して負荷を与える。下側ストッパ410および上側ストッパ430は、緩衝材等(不織布、弾性体等)で形成されている。
負荷発生部の下方において、フレーム500にセンサ300が取り付けられている。押鍵によりハンマ側負荷部210の下面側でセンサ300が押しつぶされると、センサ300は検出信号を出力する。センサ300の構成について以下に詳述する。
(1−3.センサの構成)
図4に図3の領域A1を鍵前端側(鍵前方側)、つまりD1方向から見た時の断面図を示す。領域A1は、ハンマ側負荷部210および鍵側負荷部120、センサ300を含む。
センサ300は、上部電極310、下部電極320、上部電極支持部330、変形部340および下部電極支持部350を備える。
上部電極310は、上部電極支持部330の下面330Bに設けられる。上部電極310は、弾性体で形成され、先端部310Aに導電部が設けられる。この例では、上部電極310には、成型加工されたシリコンゴムが用いられ、先端部310Aには導電体として導電性カーボンブラックが用いられる。
下部電極320は、上部電極310に対向するように、下部電極支持部350の上面側に配置される。下部電極320は、導電体を含む。例えば、下部電極320には、金、銀、銅、白金などの金属材料、または導電性のカーボンブラックなどの導電樹脂が用いられる。
変形部340は、上部電極支持部330と、下部電極支持部350とを結ぶように配置される。変形部340は、上部電極支持部330の端部331Aおよび上部電極支持部330の端部331Bと接続される。なお、端部331Aおよび端部331Bを特に区別せずに説明できる場合には、端部331という場合がある。変形部340は、下部電極支持部350と直接固定されてもよいし、間接的に固定されてもよい。この例では、変形部340は、接続部340Aおよび接続部340Bで下部電極支持部350と固定されている。変形部340が他の部材に固定されている場合は、下部電極支持部350と固定されなくてもよい。変形部340は、上部電極310および上部電極支持部330を上下方向に移動可能とすることにより、上部電極310と下部電極320との距離を可変にし、かつ元の位置に復元可能となるように、変形する機能を有する。そのため、変形部340は、変形可能でかつ復元可能な部材が用いられる。例えば、変形部340には、成形加工されたシリコンゴムが用いられる。
上部電極支持部330は、ハンマ側負荷部210に対向して配置される。ハンマ側負荷部210の幅は、ハンマ側負荷部210が上部電極支持部330に対して移動する方向において上部電極支持部330の幅よりも大きい。この例では、ハンマ側負荷部210が短軸方向(スケール方向、D2方向)に動くとした場合、ハンマ側負荷部210の短軸方向(スケール方向、D2方向)の幅W210は、上部電極支持部330の短軸方向(スケール方向)の幅W330よりも大きい。なお、ハンマ側負荷部210の動く方向は、短軸方向に限定されず、鍵100の長軸方向でもよいし、斜め方向でもよい。上部電極支持部330は、上部電極310および変形部340と一体で加工成形できるように、シリコンゴムが用いられる。そのため、上部電極310、上部電極支持部330および変形部340を合わせて接点部材ということができる。
下部電極支持部350は、下部電極320とともに、別の部材として設けられてもよい。たとえば、下部電極支持部350は、プリント基板として設けられ、下部電極320は、プリント基板上に形成された電極とすることができる。つまり、下部電極320および下部電極支持部350を合わせて、回路基板ということができる。
上述において、上部電極支持部330と、下部電極支持部350と、変形部340とは、囲まれた領域A2を形成している。このとき、上部電極310および下部電極320は、領域A2に配置されているということができる。
上部電極支持部330とハンマ側負荷部210との間には、粒子351および膜353が設けられる。この例では、上部電極支持部330の上面330A側に粒子351および膜353が配置される。粒子351および膜353はハンマ側負荷部210が上部電極支持部330に接触する際の潤滑性を高める機能を有する。この例では、粒子351には、球状のシリカ粒子などが用いられる。なお、粒子351は、球状に限定されず、棒状でもよいし、不定形でもよい。また、粒子351の大きさは限定されないが、数百nm以上数百μm以下で適宜設定される。また、粒子351の硬さは制限されない。また、粒子351は、潤滑材がコーティングされていてもよい。膜353には、油分が含まれる。また、膜353には、潤滑材が含まれてもよい。また、膜353は、弾性を有してもよい。
図5に図3の領域A1を鍵盤に対して横方向(スケール方向、図4のD2方向)から見た時の断面図を示す。図5に示すように、センサ300の上部電極支持部330は、ハンマ側負荷部210の回動する軌道R1に合わせて下側電極支持部350に対して配置されている。この例では、上部電極支持部330は、下側電極支持部350に対して傾斜して配置されている。なお、これに限定されず、下側電極支持部350が配置される場所に応じて平行に配置されてもよい。このとき、上部電極支持部330は、複数の凹部335を含んでもよい。凹部335は、粒子351の径よりも大きく、複数の粒子が入るほどの大きさを有してもよい。これにより、粒子351が上部電極支持部330から流れて、消失してしまうことが防止される。また、凹部335は、粒子351の一部が露出できる程度の深さ335Dを有する。これにより、粒子351が有する潤滑性を高める機能を発揮させることができる。
膜353は、粒子351が上部電極支持部330上に分散しやすく、潤滑性を高めるために設けられる。膜353は、粒子351の移動を制限しないように流動性を有してもよい。膜353は、粒子351が上部電極支持部330上に分散された後に除去されてもよい。また、膜353は、例えば、膜353には、揮発性を有する液体が含まれてもよい。この場合、膜353には、フッ素系の溶剤が用いられる。
(1−4.鍵盤アセンブリの動作)
図6は、第1実施形態における鍵(白鍵)を押下したときの鍵アセンブリの動作を説明する図である。図6(A)は、鍵100がレスト位置(押鍵していない状態)にある場合の図である。図6(B)は、鍵100がエンド位置(最後まで押鍵した状態)にある場合の図である。鍵100が押下されると、棒状可撓性部材185が回動中心となって曲がる。このとき、棒状可撓性部材185は、鍵100の前方(手前方向)への曲げ変形が生じているが、側面鍵ガイド153による前後方向の移動の規制によって、鍵100は前方に移動するのではなくD3方向に回動するようになる。そして、鍵側負荷部120がハンマ側負荷部210を押し下げることで、ハンマアセンブリ200が回動軸520を中心に回動する。なお、図6の説明において、センサ300の各構成については、図4、5が参照される。
錘部230が上側ストッパ430に衝突することによって、ハンマアセンブリ200の回動が止まり、鍵100がエンド位置に達する。また、センサ300がハンマ側負荷部210によって押しつぶされると、センサ300は、押しつぶされた量(押鍵量)に応じた複数の段階で、検出信号を出力する。この場合、ハンマ側負荷部210は、アクチュエータの一つとして機能する。なお、このときの鍵先端方向から見たセンサ300の断面図を図7に示す。
図7に示すように、センサ300において上部電極支持部330がハンマ側負荷部210によって下部電極支持部350に対して垂直方向(D3方向)に押下された場合、上部電極310と下部電極320とが接触する。しかしながら、ハンマ側負荷部210に対して、例えばスケール方向(D2方向)の力も加わる場合がある。図11に、従来例におけるスケール方向(D2方向)の力が加わった場合の断面図を示す。図11に示すように、従来例の場合、ハンマ側負荷部210が上部電極支持部330と接触後、スケール方向(D2)方向の力が加わった場合、ハンマ側負荷部210が垂直方向(D3方向)からずれて押下される。この場合、ハンマ側負荷部210と上部電極支持部330とが接着(付着)したり、ハンマ側負荷部210と上部電極支持部330との摩擦が大きい場合、上部電極支持部330がハンマ側負荷部210の動きに追従して移動してしまう。さらに、上部電極支持部330と接続された変形部340も、上部電極支持部330に合わせて変形することとなる。この場合、図11に示すように、上部電極310は、下部電極320と電気的な接続をとることができない。上部電極310と、下部電極320との電気的な接続が取れない場合、センサ305は検出信号を出力できないため、鍵盤装置1は、音を発することができない。また、上部電極310と、下部電極320とが部分的に接続されたとしても、安定した接続とはならないため、鍵盤装置1は安定して音を発することができない。
図8に、本実施形態を用いて、上部電極支持部330がハンマ側負荷部210により押下されたときのセンサ300の鍵先端方向から見た断面図を示す。本実施形態を用いることで、ハンマ側負荷部210と上部電極支持部330とが接触するのではなく、ハンマ側負荷部210と粒子351とが接触することとなる。粒子351は、スケール方向(D2方向)に移動可能な状態として存在する。また、粒子351は、ハンマ側負荷部210より硬く、かつ球状であるため、ハンマ側負荷部210に押されても、形状が保持される。このとき、粒子351が回転することにより、静止摩擦ではなく、転がり摩擦が作用する。転がり摩擦は、静止摩擦に比べて摩擦力を小さくすることができる。したがって、ハンマ側負荷部210のスケール方向(D2)へのずれに対して上部電極支持部330が追従することがないため、上部電極支持部330は、ハンマ側負荷部210のスケール方向(D2)の動きに対する影響が緩和され、上部電極支持部330に配置された上部電極310も所定の位置を保持することができる。これにより、図8に示すように、上部電極支持部330が、ハンマ側負荷部210により押下されたときに、上部電極310と下部電極320とは確実に接することができる。
<第2実施形態>
(2.センサ300aの構成)
第2実施形態では、第1実施形態とは異なる構造を有するセンサについて説明する。
図9にセンサ300aの断面図を示す。図9に示すように、上部電極支持部330上には、流動性潤滑材360および浸透抑制材370が設けられる。流動性潤滑材360は、ハンマ側負荷部210を滑らかに動かす機能を有する。流動性潤滑材360には、グリース、潤滑油などの流動性を有する材料が用いられる。
流動性潤滑材360として、潤滑油またはグリースが用いられた場合、ハンマ側負荷部210と上部電極支持部330との間に、油膜ができることにより、流体潤滑の状態となる。これにより、面同士の接着が防がれ、摩擦係数が大きく低減される。
浸透抑制材370は、流動性潤滑材360と上部電極支持部330との間、および上部電極支持部330の側面部330Cおよび変形部340の側面340Dに設けられる。なお、浸透抑制材370は、流動性潤滑材360の配置に合わせて、上部電極支持部330の上面330Aにのみ設けられてもよい。浸透抑制材370は、流動性潤滑材360中の油分が上部電極310または変形部340の内側に浸透することを防ぐ機能を有する。浸透抑制材370には、シリコン系樹脂またはフッ素系の樹脂が用いられる。浸透抑制材370は、コーティングすることにより形成されるが、接着材を用いてフィルムを貼り付けてもよい。または、浸透抑制材370は、上部電極支持部330および変形部340の内部に含まれてもよい。
浸透抑制材370が設けられることにより、上部電極310に油分が付着することがなく、上部電極310と下部電極320との接触および離間がスムーズに行われる。これにより、センサ300aにおける検出不良が防止される。
したがって、流動性潤滑材360および浸透抑制材370により、上部電極支持部330は、ハンマ側負荷部210との摩擦が低減され、センサ300bは、検出信号を安定して出力することができる。したがって、鍵盤装置1は、安定して音を発することができる。
<第3実施形態>
(3.センサ300bの構成)
第3実施形態では、センサ300bに固体潤滑材を用いた場合について説明する。
図10にセンサ300bの断面図を示す。図10に示すように、上部電極支持部330上には、固体潤滑材380が設けられる。固体潤滑材380は、コーティングすることにより形成してもよいし、接着材を介してフィルムとして貼り付けてもよい。固体潤滑材380は、表面エネルギーが弱く、接触した物体との間に分子間力が小さい。固体潤滑材380として固体潤滑材が用いられる場合、具体的にはポリエチレンテトラフルオロエチレン(PTFE)、黒鉛(グラファイト)、二硫化モリブデン、銀、鉛などが用いられる。例えば、固体潤滑材としてポリエチレンテトラフルオロエチレンが用いられた場合、表面の分子間力が小さいために、ハンマ側負荷部210と固体潤滑材380とが接着しない。そのため、摩擦力が小さくなる。また、固体潤滑材380として二硫化モリブデンのような層状結晶構造物質が用いられた場合、加えられた力に対して層ごとに滑りが生じる。これにより、摩擦力が小さくなる。固体潤滑材380は、化学的に安定であり、鍵盤装置1を演奏する環境において安定して効果を奏することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は以下のように、様々な態様で実施可能である。
本発明の第1乃至第3実施形態では、ハンマ側負荷部210が接する例を示したが、鍵側負荷部120が直接上部電極支持部330と接し、押下してもよい。この場合、センサ300の配置が図3に示す位置とは異なり、鍵100の直下(例えば、図3において、前端鍵ガイド151と、側面鍵ガイド153とを結ぶ線の中間位置)にセンサ300が配置される。この場合、鍵100は図3に示された位置とは異なる場所でハンマアセンブリ200と接続する。鍵側負荷部120は、演奏者が押鍵したときの影響を直接受けるために、上部電極支持部330がよりスケール方向にずれやすくなる。そのため、本発明を用いることによる効果を一層得ることができる。
また、本発明の第1実施形態では、上部電極支持部がスケール方向にずれる例を示したが、スケール方向に対して垂直な方向や斜め方向にずれた場合にも適用される。
本発明の第1実施形態では、上部電極支持部330側に粒子351、流動性潤滑材360および固体潤滑材380が設けられる例を示したが、ハンマ側負荷部210側に設けられてもよい。
本発明の第1実施形態では、ハンマ側負荷部210の幅は、ハンマ側負荷部210が上部電極支持部330に対して移動する方向において上部電極支持部330の幅よりも大きい場合を説明したが、これに限定されない。ハンマ側負荷部210の幅は、ハンマ側負荷部210が上部電極支持部330に対して移動する方向において上部電極支持部330の幅と同じでもよいし、小さくてもよい。例えば、図12に示すように、ハンマ側負荷部210が短軸方向(スケール方向、D2方向)に動くとした場合、ハンマ側負荷部210の短軸方向(スケール方向、D2方向)の幅W210−1は、上部電極支持部330の短軸方向(スケール方向)の幅W330−1よりも小さくてもよい。上記の場合、ハンマ側負荷部210はスケール方向(D2)へずれやすくなる。しかしながら、本発明の一実施形態を用いることにより上部電極支持部330が追従することがないため、上部電極支持部330は、ハンマ側負荷部210のスケール方向(D2)の動きに対する影響が緩和され、上部電極支持部330に配置された上部電極310も所定の位置を保持することができる。したがって、ハンマ側負荷部210の短軸方向の幅W210の方が小さくても、上部電極支持部330がハンマ側負荷部210により押下されたときに、上部電極310と下部電極320とは確実に接することができる。
本発明の第1実施形態では、上部電極支持部330の上面330A側に粒子351および膜353が配置される例を説明したが、これに限定されない。図13に示すように、ハンマ側負荷部210の表面に粒子351−1および膜353−1が配置されてもよい。
また、ハンマ側負荷部210および鍵側負荷部120が上部電極支持部330を押下しなくてもよい。例えば、ハンマ側負荷部210または鍵側負荷部120から分離した別の部材がアクチュエータとして機能としてもよい。この場合、アクチュエータは鍵またはハンマに連動する可動部品であってもよい。
1・・・鍵盤装置、10・・・鍵盤アセンブリ、70・・・音源装置、80・・・スピーカ、90・・・筐体、100・・・鍵、100b・・・黒鍵、100w・・・白鍵、120・・・鍵側負荷部、151・・・前端鍵ガイド、153・・・側面鍵ガイド、180・・・接続部、181・・・板状可撓性部材、183・・・鍵側支持部、185・・・棒状可撓性部材、200・・・ハンマアセンブリ、210・・・ハンマ側負荷部、220・・・軸支持部、230・・・錘部、250・・・ハンマ本体部、300・・・センサ、300a・・・センサ、300b・・・センサ、310・・・上部電極、320・・・下部電極、330・・・上部電極支持部、330A・・・上面、330B・・・下面、331・・・端部、331A・・・端部、331B・・・端部、335・・・凹部、335D・・・深さ、340・・・変形部、340A・・・接続部、340B・・・接続部、340D・・・側面、350・・・下部電極支持部、351・・・粒子、353・・・膜、360・・・流動性潤滑材、370・・・浸透抑制材、380・・・固体潤滑材、410・・・下側ストッパ、430・・・上側ストッパ、500・・・フレーム、511・・・前端フレームガイド、513・・・側面フレームガイド、520・・・回動軸、585・・・フレーム側支持部、710・・・信号変換部、730・・・音源部、750・・・出力部

Claims (10)

  1. 上部電極と、
    前記上部電極に対向して設けられた下部電極と、
    前記上部電極の上部に設けられた上部電極支持部と、
    前記上部電極支持部の両端部に設けられ、前記上部電極と前記下部電極との距離を可変にする変形部と、を含む、接点部材と、
    前記上部電極支持部に対向して配置された、回動自在のアクチュエータと、
    を含み、
    前記上部電極支持部と前記アクチュエータとの間に配置され、前記アクチュエータおよび前記上部電極支持部の少なくとも一方に対して移動可能な部材を含み、
    前記移動可能な部材は、複数設けられた粒子を含む、
    センサ。
  2. 前記下部電極は、下部電極支持部上に配置され、
    前記下部電極支持部と、前記上部電極支持部と、前記変形部とに囲まれた領域内に、前記上部電極と、前記下部電極と、が配置される、
    請求項1に記載のセンサ。
  3. 前記上部電極支持部および前記アクチュエータの少なくともいずれかは、前記粒子の径よりも大きい凹部を少なくとも一以上含み、前記粒子の少なくとも一部は前記凹部から露出する、
    請求項1または2に記載のセンサ。
  4. 前記移動可能な部材は、潤滑材を含む、
    請求項1または2に記載のセンサ。
  5. 前記上部電極支持部の内部および上面の少なくとも一方ならびに前記変形部の内部および側面の少なくとも一方は、前記潤滑材の浸透抑制材を含む、
    請求項4に記載のセンサ。
  6. 前記アクチュエータが前記上部電極支持部に対して移動する方向において、前記アクチュエータの幅は、前記上部電極支持部の幅より大きい、
    請求項1乃至5のいずれか一に記載のセンサ。
  7. 前記アクチュエータが前記上部電極支持部に対して移動する方向において、前記アクチュエータの幅は、前記上部電極支持部の幅と同じまたは小さい、
    請求項1乃至5のいずれか一に記載のセンサ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一のセンサを有し、
    前記アクチュエータは、ハンマである、
    鍵盤装置。
  9. 請求項1乃至7のいずれか一のセンサを有し、
    前記アクチュエータは、鍵である、
    鍵盤装置。
  10. 請求項1乃至7のいずれか一のセンサを有し、
    前記アクチュエータは、鍵またはハンマと連動する可動部材である、
    鍵盤装置。
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