JP6920466B2 - マウンティングプレス及びマウンティングプレス用のクロージャ装置 - Google Patents

マウンティングプレス及びマウンティングプレス用のクロージャ装置 Download PDF

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Description

本発明は、クロージャ装置を備えるマウンティングプレス、及び、マウンティングプレス用のクロージャ装置に関する。
特に試料のホットマウンティング用のマウンティングプレスは、それ自体公知であり、それらは、顕微鏡法を用いて例えば金属材料の組織の記述のためのワークピースを調製するための、金属組織学的又は材料組織学的分析において広く使用される。しかしながら、複合材料又はセラミック材料の分析のための準備にも、試料又はワークピースを準備するためにマウンティングプレスが使用され、当該試料又はワークピースに基づいて、例えば微量反応(Anschliff)が準備され、光学又は電子顕微鏡によって調査され得る。
その際、マウンティングは、基本的に、試料のより良好な取り扱い、及び、周縁ゾーンの支持又は亀裂、細孔若しくは腐食層の浸透に寄与する。その際、マウンティング補助(Einbetthilfen)が、試料を例えば直立した位置で固定するために使用され得る。
例えば材料破壊の調査のため、あるいは、一般的に品質管理及び純粋な金属組織学から材料組織学へのマウンティングプレスの適用範囲の拡大のための、絶えず増大する材料の材料組織学的分析に対する関心、並びに、それと関連する試料体積の増加及びマウンティングプレスのより集中的な使用に起因して、マウンティングプレスを技術的に、例えば操作人間工学に関して改善することに恒常的な関心が存在する。しかしながら、マウンティングプレスの使用に関する労働安全性も、危険な又は健康に有害な影響を回避するために、絶え間なく改善されている。
本発明は、上述した背景に鑑みて、試料のマウンティング、特にホットマウンティングのためのマウンティングプレスであって、マウンティングプレスをより快適に操作できるようにするマウンティングプレスを提供することを課題とした。特に本発明は、ユーザの作業負荷軽減を実現し、労働安全性をも向上させることができる、マウンティングプレスの片手による操作を提供することを課題とした。それは、安価で、信頼性があり、耐久性がある。
本発明の課題の別の観点は、例えば既存のマウンティングプレスに後付けされるのにも適している、マウンティングプレス用のクロージャを提供することである。
本発明の課題は、独立請求項の主題によって解決される。本発明の有利な展開は、従属請求項において定義される。
本発明は、マウンティング材料の状態の、典型的には顆粒の状態の試料をマウンティングするためのマウンティングプレスに関する。その際、1つ又は複数の試料が、同時にマウンティングプレス内で処理され得る。
マウンティングプレスは、試料を受容するためのマウンティングシリンダ又はプレスシリンダを含む。マウンティングシリンダは、主シリンダ軸とシリンダ開口とを備え、主シリンダ軸はマウンティングシリンダの内部を延びると共にシリンダ開口を貫通している。
マウンティングプレスは、更に、スライドキャリッジと、上部ピストンと、上部ピストンと作動結合された閉鎖レバーとを有するスライドクロージャを含む。スライドキャリッジは、主シリンダ軸に対して横方向に、特に主シリンダ軸に対して垂直に移動可能に形成されており、有利には、閉鎖レバーによって移動される。換言すれば、閉鎖レバーは手動であるように形成されており、その結果、スライドクロージャのスライドキャリッジは、閉鎖レバーを把持することによって、主シリンダ軸に対して横方向に容易に移動させることができる。これにより、スライドキャリッジは、スライドキャリッジの使用位置に案内されることができ、当該使用位置において、上部ピストンは、マウンティングシリンダのシリンダ開口に又はその内部に案内されることができる。
この場合、閉鎖レバーは、少なくとも1つの開放位置及び閉鎖位置を備え、例えば手動で開放位置から閉鎖位置へ移行させることができる。有利な実施形態では、閉鎖レバーの開放位置から閉鎖位置へ移行させ及び戻すことは、キャリッジの使用位置においてのみ可能である。この場合、スライドキャリッジが使用位置以外の位置を占める場合に閉鎖レバーをブロックするために、固定装置又は閉鎖レバーロックが設けられていてもよい。スライドキャリッジは、その場合、閉鎖レバーによって、例えばキャリッジ支持体に沿って自由に移動されることができる。しかしながら、閉鎖レバーの開放位置から閉鎖位置への移行は、有利には、スライドキャリッジが使用位置にある場合にブロックされるか又はただ解放される。閉鎖レバーは、開放位置から閉鎖位置へ移行されるために、スライドキャリッジの閉鎖レバーに手で加えられた引張力が戻り止めに打ち勝つよう、係止保持されるように構成されていてもよい。
閉鎖レバーは、スライドキャリッジが使用位置にあるとき、閉鎖レバーを開放位置から閉鎖位置へ案内することによって上部ピストンがシリンダ開口を閉鎖するように、上部ピストンと協働する。上部ピストンは、特に力を受ける態様で又はロックされて支持する態様でシリンダ開口を閉鎖し、その際、試料中で又は試料の調製中に発生するガス及び蒸気は、必要に応じて漏れ出ることができる。換言すれば、スライドキャリッジが使用位置に移動され、閉鎖レバーが閉鎖位置に案内されることによって、マウンティングプレスは、閉鎖レバーを用いて容易に、作動待機状態に移行され得る。
シリンダの主シリンダ軸は、有利には、シリンダ中心軸、即ち、数学的な高さ方向に沿ってシリンダの中心を通って延びる軸である。スライドキャリッジの使用位置において、主シリンダ軸は、有利には、上部ピストンの中心を通過する。換言すれば、使用位置において、上部ピストンは、マウンティングシリンダのシリンダ開口と並ぶように整列されるか、または、スライドキャリッジと整列され得る。
マウンティングプレスは、有利にはキャリッジ支持体を含む。キャリッジ支持体は、第1の実施形態では、スライドキャリッジがそれに沿って又はその上で移動可能な、平坦又は平な面である。シリンダ開口は、有利には、キャリッジ支持体に埋め込まれている。即ち、キャリッジ支持体は、有利には、シリンダ開口の出口表面も存在する平面内で、シリンダ開口を全ての方面から取り囲む。換言すれば、シリンダ開口の出口表面及びキャリッジ支持体は、共通の平面を形成する。したがって、キャリッジ支持体は、その主延在方向に、有利にはシリンダ軸に対して横方向に配置されており、特に、それに対して垂直に配置されている。
スライドクロージャは、更に有利には、キャリッジ支持体に沿って移動可能であり、シリンダ開口を覆って位置付けられ得る。
本発明は、更に、シリンダ開口と、マウンティングシリンダを通って延びる主シリンダ軸とを有するマウンティングシリンダを備えるマウンティングプレス用のスライドクロージャに関する。スライドクロージャは、当該スライドクロージャ内に配置された上部ピストンと、上部ピストンと作動結合された閉鎖レバーと、主シリンダ軸に対して横方向、特に垂直方向に移動可能に形成されたスライドキャリッジとを備え、当該スライドキャリッジにより、上部ピストンは、スライドキャリッジの使用位置において、マウンティングシリンダのシリンダ開口に又はその内部に案内され得る。
上部ピストンは、少なくとも1つの開放位置及び閉鎖位置を備え、開放位置から閉鎖位置へ移行され得る。有利には、上部ピストンは、キャリッジの使用位置において、開放位置から閉鎖位置へ移行され得る。
閉鎖レバーは、スライドキャリッジが使用位置にあるとき、閉鎖レバーを案内することによって上部ピストンが開放位置から閉鎖位置へ移動され、シリンダ開口を閉鎖するように、上部ピストンと協働する。換言すれば、閉鎖レバーは、上部ピストンが開放位置を占めるとき開放位置にあり、上部ピストンが閉鎖位置を占めるとき閉鎖位置にある。
閉鎖レバーは、有利には閉鎖軸を備える。閉鎖軸は、閉鎖レバーの軸受又は旋回点を形成し、例えば閉鎖レバーの手動操作を通じた力の印加は、特にマウンティングプレスを閉鎖するための上部ピストン上に、閉鎖軸を介して伝達され得る。
上部ピストンは、閉鎖軸の周りでの閉鎖レバーの回転運動によって、開放位置から閉鎖位置へ移行される。
閉鎖軸は、更に有利には偏心部材を備える。偏心部材は、例えば同じ軸上に閉鎖軸と共に組み付けられており、閉鎖軸の回転の際、共に回転する。代替的に、閉鎖軸は偏心軸であり、即ち特にカムを備え、したがってカム軸であるか、又は一般にその延長方向に亘って可変の断面を有する。したがって、閉鎖軸は、上部ピストンを直接的に又は間接的に開放位置から閉鎖位置へ移行させるように調整されている。
閉鎖軸は、更に有利には、開放位置から閉鎖位置への上部ピストンの移行の際に閉鎖軸が直接的に上部ピストンに作用し、シリンダ開口を閉鎖するように上部ピストンを移動させるよう、上部ピストンに隣接して配置されている。例えば、閉鎖軸は、上部ピストンの真上に配置されており、カム又は偏心部材は、上部ピストンの上に接している。閉鎖軸の回転、したがってカム又は偏心部材の回転の際、この例では、下向きの力が上部ピストンに作用し、それにより、スライドキャリッジが使用位置にある場合、上部ピストンがマウンティングシリンダ内へ移動する。
スライドクロージャは、更に有利には、少なくとも一時的に上部ピストンを開放位置又は閉鎖位置のいずれかに保持するための保持力を提供するために、少なくとも1つの圧縮可能な要素、特にバネ要素を備える。換言すれば、上部ピストンは(1つ又は複数の)バネ要素によって例えば開放位置に保持され、カムに対して又は偏心部材に対して押し付けられる。例えば閉鎖レバーの操作によって、偏心部材又はカムから上部ピストンへの下向きの力が、圧縮可能な要素の保持力を超えると、上部ピストンは、偏心部材又はカム若しくは閉鎖レバーによって閉鎖位置へ移行され、即ちマウンティングシリンダ内に移動される。
特に有利には、上部ピストンは、開放位置と閉鎖位置の間で死点位置をとることができ、上部ピストンは、閉鎖レバーによってピストンの位置を死点位置より先へ移動させることにより、それぞれの位置、即ち開放位置又は閉鎖位置において、確実に保持される。
スライドキャリッジは、更に有利には、シリンダ開口が完全に解放されるサービス位置を有し、特にスライドキャリッジは、サービス位置においてサービス軸を中心に傾斜され得る。更に有利には、スライドキャリッジは、傾斜した位置に拘束され得る。
別の実施例において、スライドキャリッジは、スライドキャリッジの位置を検出するためのセンサ装置を含む。例えば、センサ装置によって、使用位置又はサービス位置がとられているかどうかが、検出され得る。更に、例えば、スライドキャリッジ及び/又は閉鎖レバーが閉鎖位置又は使用位置をとった場合にのみ、スライドキャリッジの位置情報がマウンティングプレスの制御装置に出力され、マウンティングプレスの作動が位置情報に応じて制御され得る。
別の実施例において、スライドクロージャはキャリッジ支持体を含み、スライドキャリッジはキャリッジ支持体に沿って移動可能であり、キャリッジ支持体は、スライドキャリッジを受容し又は案内するためのキャリッジ受容部又はスライドガイドを備える。キャリッジ支持体は、一例では、横方向に配置されたキャリッジ受容部を有する平らな又は平坦な面、例えばスライドガイドである。
スライドクロージャは、更に、前側顆粒区画を備えることができ、特に過剰な顆粒は、スライドキャリッジの使用位置の方向への移動によって、顆粒区画内へ搬送される。
顆粒区画は、取り外し可能に構成することができ、その際、顆粒区画は、特に、顆粒区画内に集められた過剰な顆粒を容易に空にするために、キャリッジ支持体に取り付けるための磁気ホルダを備える。
本発明は、更に、上述したスライドクロージャを有するマウンティングプレスに関する。
別の実施形態において、スライドクロージャを有するマウンティングプレスは、吸引装置とも組み合わされ得る。そのようなマウンティングプレスは、試料を受容するためのマウンティングシリンダ又はプレスシリンダを含む。マウンティングシリンダは、主シリンダ軸とシリンダ開口とを備え、主シリンダ軸はマウンティングシリンダの内部を延びると共にシリンダ開口を貫通している。
マウンティングプレスは、この例では、シリンダ開口を取り囲んで延びるカバーを含んでいる。カバーは、特に水平な主延在方向を有する平らな又は平坦な面であり得る。シリンダ開口は、カバーに埋め込まれていてもよい。特に有利には、カバーは、横方向に配置されたキャリッジ受容部を備えるキャリッジ支持体、例えば、スライドクロージャを受容するためのスライドガイドである。
マウンティングプレスは、特にシリンダ開口を取り巻く領域からの、例えば顆粒粉末、顆粒又は蒸気を吸引するための吸引装置を含むことができる。例えば、吸引装置は、マウンティングプレスに完全に取り付けられているか又は組み込まれている。吸引装置は、吸引作用を提供するための真空発生装置を備え、少なくとも部分的に、カバーに取り付けられているか、又は、カバーに埋め込まれているか、又は、カバーに接続されている。
カバーは、有利には、シリンダ開口が埋め込まれたカバープレートである。カバーは、スライドキャリッジのためのスライドガイドをも備え得る。
吸引装置は、その場合、少なくとも部分的にスライドキャリッジに組み込まれていてもよい。吸引された顆粒粉末及び/又は吸引された蒸気は、そのような有利な実施形態においては、有利にはスライドキャリッジを貫いて導かれ得る。
別の実施形態において、吸引装置は、カバープレートに埋め込まれたシリンダ開口を取り囲んで配置された吸引開口を、カバープレートに備えることができる。
吸引作用を提供するための真空発生装置は、マウンティングプレスに配置されていてもよい。
別の実施形態において、顆粒を受容するための前側の顆粒区画が配置されていてもよい。ここには、例えば、マウンティングシリンダの所望の又は最大の充填レベルを超えてマウンティングシリンダ内に導入された過剰の顆粒が導入され得る。それは、吸引開口を通らない残余顆粒であり得る。特に有利には、残余顆粒は、スライドキャリッジがマウンティングプレスの起動又は使用の前にシリンダ開口の上に移されることにより、スライドキャリッジから顆粒区画内へ運ばれる。スライド工程の際、残余顆粒は、スライドキャリッジの前面によって捕捉され、カバーによって顆粒区画内へ移される。
マウンティングプレスが、マウンティングシリンダと、シリンダ開口と、マウンティングシリンダを貫いて延びる主シリンダ軸とを備える、マウンティングプレス用の吸引装置の一実施形態においては、シリンダ開口を取り囲んで延びるカバー及び吸引作用を提供するための真空発生装置が提供され得る。真空発生装置は、特にブロワー装置である。
更に、吸引装置は、真空発生装置と接続された少なくとも1つの吸引空気チャネルを備える。吸引空気は、吸引された塵埃、顆粒又は蒸気と共に、吸引空気チャネル内を真空発生装置へ導かれる。
吸引装置は、吸引作用がシリンダ開口の領域において達成され得るよう、シリンダ開口に隣接して配置された、吸引空気チャネルと接続された少なくとも1つの吸引開口を備える。吸引装置は、更に、少なくとも部分的に、カバーに取り付けられているか、又は、カバーに組み込まれていてもよい。
別の例において、吸引装置は、吸引作用がマウンティングシリンダのシリンダ開口の領域において直接的に発揮されるように調整されていてもよい。このために、少なくとも1つの吸引開口は、シリンダ開口から横方向に間隔をあけて、カバーに埋め込まれていてもよい。少なくとも1つの吸引開口は、シリンダ開口の周りで同心状にカバーに埋め込まれているか、又は、カバーに取り付けられていてもよい。
カバーは、有利にはカバープレートであり、スライドキャリッジのためのスライドガイドを備えている。
特にカバープレートのキャリッジガイド内で、シリンダ軸に対して横方向に移動することができるスライドキャリッジを備える吸引装置においては、少なくとも1つの又は別の吸引開口が、スライドキャリッジに配置され得る。例えば、吸引開口は、スライドキャリッジの前側に配置されており、その結果、スライドキャリッジが、シリンダ開口がスライドキャリッジによって覆われていない吸引位置にあるとき、吸引装置は、シリンダ開口の領域に直接的に向けられた作用を達成する。
少なくとも1つの吸引開口は、スライドキャリッジを貫いて吸引空気チャネルに接続され得る。例えば、スライドキャリッジは、当該スライドキャリッジを貫いて少なくとも1つの吸引開口を吸引空気チャネルと接続する、少なくとも1つのスライドキャリッジチャネルを含む。必要に応じて、スライドキャリッジが吸引位置を備えることも補完的に可能であり、当該吸引位置においては、少なくとも1つの吸引空気開口が、スライドキャリッジを貫いて連通した真空装置によって吸引負圧を負荷され得る。
スライドキャリッジは使用位置を備えることができ、当該使用位置において、スライドキャリッジはシリンダ開口を覆う、即ち有利には完全にシリンダ開口と整列した態様で隠される。
吸引装置は、マウンティングプレスのプレス工程中に生成される蒸気を吸引するための蒸気吸引を提供することができる。この場合、スライドキャリッジは、当該スライドキャリッジの使用位置においてシリンダ開口の領域に吸引作用がもたらされるように調整され得る。このために、スライドキャリッジは、当該スライドキャリッジの使用位置において吸引装置の吸引空気チャネルと連通した態様で接続されるスライドキャリッジチャネルを備えることができる。
吸引空気チャネルの少なくとも一部がカバープレートに埋め込まれていてもよく、その結果、吸引空気チャネルはカバーを貫いて導かれる、及び/又は、少なくとも一部がカバーを貫いて導かれる。
吸引装置は、別の例では、更に、有利には真空発生装置の近傍に配置されたフィルタ要素を備えることができる。そのようなフィルタ要素によって、顆粒粉末、顆粒、又は場合によっては蒸気が、吸引空気から濾過され得る。吸引装置の構成に応じて、フィルタ要素は、必要に応じてフィルタ作用、フィルタのメッシュサイズに関して選択され得る。
吸引装置は、一例では、更に、別のシリンダ開口を有する少なくとも1つの別のマウンティングプレスを含むことができ、その際、真空発生装置は共通の真空発生装置である。吸引装置は、この例では、マウンティングシリンダのシリンダ開口の領域において直接的に、及び同時に、少なくとも1つの別のマウンティングプレスの別のシリンダ開口において、吸引作用を発揮するよう調整されている。
更に別の構成において、本発明の主題は、試料をマウンティングするためのモジュール式マウンティングプレスシステムに付加することができる。マウンティングプレスシステムは、試料を受容するための複数のマウンティングシリンダ又はプレスシリンダを含む。マウンティングシリンダは、主シリンダ軸とシリンダ開口とを備え、主シリンダ軸はマウンティングシリンダの内部を延びると共にシリンダ開口を貫通している。
モジュール式マウンティングプレスシステムは、少なくとも1つの外部マウンティングプレスを制御するためのベースモジュールと、試料を受容するための第1のマウンティングシリンダを有する、ベースモジュールとは別個であってこれにより制御され得る第1の外部マウンティングプレスと、を備える。
ベースモジュールは、少なくとも1つの外部マウンティングプレスの制御データを入力するための中央入力装置と、モジュール式マウンティングプレスシステムを外部電源に接続するための中央電力供給接続部と、少なくとも1つの外部マウンティングプレスに電力を供給するための電力分配器と、を含む。
モジュール式埋め込みプレスシステムは、更に、少なくとも1つの外部マウンティングプレスに冷却水を供給するための水分配器を備えてもよい。
ベースモジュールは、更に、少なくとも1つの外部マウンティングプレスによって必要とされる電力、及び、少なくとも1つの外部マウンティングプレスを制御するための制御データを伝達するために、少なくとも1つの外部マウンティングプレスをベースモジュールに電気的に接続するための少なくとも1つのマウンティングプレスコネクタを更に含むことができる。
ベースモジュールは、別の実施形態において、共通のベースモジュールハウジングの内部に収容されたベースモジュール・マウンティングプレスを備える。換言すれば、これは、ベースモジュールの制御装置と一体に構成された、ベースモジュールハウジング内の内部マウンティングプレスである。
電力分配器は、中央制御装置によって設定可能な優先順位を考慮して、電力をベースモジュール・マウンティングプレス及び少なくとも1つの外部マウンティングプレスに分配するように構成されていてもよい。換言すれば、中央制御装置によって、例えばユーザ入力を通じて又はプログラムによる決定を通じて、それぞれの内部又は外部マウンティングプレスへの電力の分配の順序が生じ得る。これは、例えば、モジュール式マウンティングプレスシステムをより小規模の供給網で作動させることを可能とするが、その際、全てのマウンティングプレスは、時間損失が可能な限り小さく保たれるように起動される。換言すれば、完全なモジュール式マウンティングプレスシステムは、このようにして、有利には、一般的に通常の又は標準化された電力供給網で作動させることができる。例えば、マウンティングプレスは、典型的には、加熱プロセス中にのみフル電力を必要とし、それに対して冷却プロセス中にははるかに小さな電力しか必要としない。
モジュール式マウンティングプレスシステムの電力分配器は、更に、電力を、設定可能な電力量を達成又は超過した場合に、ベースモジュール・マウンティングプレス及び少なくとも1つの外部マウンティングプレスに、クロック制御して分配するように構成することができる。換言すれば、電力分配器は、電力を、外部の電力網が必要とする総電力量を超えないように、マウンティングプレスに分配するよう調整されていてもよい。電力分配器が、中央制御装置によって利用可能にされたデータに基づいて、例えば、外部マウンティングプレスプレスの加熱プロセスが依然として継続しているが、完了が目前であることを認識した場合、この加熱プロセスAには、優先順位Aが割り当てられ得る。次いで、プロセスBの所望の開始、例えば更なる加熱プロセスは、中央制御装置によって遅延させて開始されることができる。即ち、プロセスBの所望の加熱プロセスは、プロセスAがより少ない電力しか必要とせず、プロセスBの開始に十分なエネルギーが利用可能である場合にのみ開始される。換言すれば、優先的に制御されたプロセスBは、プロセスAが計時を開始し、したがってプロセスBのための空きクロックが準備されているときにのみ開始される。他のケースにおいて、プロセスBは直ちに開始されることができ、電力は、電力分配器によって、両方のプロセスが、必要に応じて低減された電力で又は混合クロックで作動されるよう、プロセスAおよびBに分配されることができる。これは、電力のクロック分配によって達成することができる。
少なくとも1つのマウンティングプレスプレスコネクタ、中央電力供給接続部及び水分配器は、例えば、ベースモジュールの後側に一緒に配置され得る。
更に有利には、2つ又は3つの外部マウンティングプレスプレスが、ベースモジュールに接続可能である。全ての外部マウンティングプレスプレスは、ベースモジュールによって制御され、電力を供給されることができる。特に有利には、外部マウンティングプレスは、もはや完全なプロセス制御ユニットを必要としない。なぜなら、全てのプロセス制御要素がベースモジュール内に収容されているからである。これにより、システムコストの大幅な低減を達成することができる。同時に、全てのプロセスが中央システムによって起動され管理されることを可能とすることにより、ユーザにとっての人間工学が向上され得る。例えば、これは、複数のマウンティングプレスが並列的に同一のプロセスを実行し、ユーザが最初のプロセスのために1回だけプロセスパラメータを手で入力し、次いで、更なる同一のプロセスをプログラミングするために、中央制御装置に既に入力されたパラメータを使用しなければならない場合に効果を生じ得る。また、ただ1つの制御及び操作ユニットを考慮に入れるだけでよく、モジュール式マウンティングプレスシステムの全てのマウンティングプレスの作動パラメータが集約された場所に表示されることによって、ユーザの負荷は低減される。
少なくとも1つの外部マウンティングプレスは、別の有利な実施形態において、作動状態を表示するための表示装置、特に変色する表示装置を備えることができる。そのような表示装置は、例えば、4色ランプ又は異なる色値の4つのLEDによって実現される発光色を提供することを通じて具現され得る。したがって、例えば、外部マウンティングプレスの表示されるべき作動状態は、例えば、第1に加熱動作が例えば赤色、第2に受容準備完了又は受容完了が例えば緑色、第3に冷却作動が例えば青色、及び、第4に例えばカバーが開いているといった準備未完了が白色となるであろう。しかしながら、他の及び/又は別の作動状態の表示も、表示装置を用いて実現され得る。したがって、それぞれのマウンティングプレスに配置された分散型表示装置は、モジュール式マウンティングプレスシステムのマウンティングプレスのうち1つの基本的な状態についての迅速な第1概観をユーザに提供することができ、正確な状態データ及び別の情報は、更にベースモジュールの中央入力装置に表示され又は利用可能とされる。
少なくとも1つの外部マウンティングプレスは、更に有利には、分散型操作ボタンを含むことができる。そのような分散型操作ボタンは、例えば、中央入力装置のために、表示、設定又はプログラムされるべきマウンティングプレスを選択するために、使用することができる。即ち、これは、プロセスパラメータの中央制御と、中央入力装置で設定されるべきパラメータの分散的選択との混合を伴う、特に有利でユーザフレンドリな実施形態を具現する。
分散型操作ボタンは、更に有利には、同時に、先行する請求項による表示装置を含んでもよい。例えば、これは、照明可能な操作ボタンがそれぞれのマウントプレスプレスに配置され、操作ボタンの色状態がそれぞれのマウンティングプレスの作動状態を表すことによって、解決され得る。更に、これは、操作ボタンが、当該操作ボタンの周りにライトリング又はカラーリングを備え、カラーリングが、示される色に基づいて、それぞれのマウンティングプレスの作動状態を表すことによって、解決され得る。このようにして、モジュール式マウンティングプレスシステムの全てのマウンティングプレスの基本的な作動状態が、ユーザによって一目で把握され得る。マウンティングプレスに関する情報又はマウンティングプレスの作動過程の変更がユーザの側で望まれる場合、それぞれのマウンティングプレスを操作ボタンによって選択することができ、それぞれのプロセスパラメータを中央入力装置に入力することができる。
ベースモジュール・マウンティングプレス及び/又は少なくとも1つの外部マウンティングプレスは、スライドクロージャを含んでいてもよい。
モジュール式マウンティングプレスシステムは、更に、ベースモジュール・マウンティングプレス及び少なくとも1つの外部マウンティングプレスを中央吸引装置と接続するための吸引分配器を有する中央吸引装置を備えていてもよい。
本発明はマウンティングプレスに特に有利に利用可能であるが、原理的に他の機械にも使用可能であることは、当業者には明らかである。これらを除外すべきではない。
以下において、本発明が、実施例に基づき、図面を参照して詳細に説明されるが、その際、同一の及び類似の要素には、部分的に同一の参照番号が付され、様々な実施例の特徴は互いに組み合わせられ得る。
閉鎖レバーが閉鎖された状態のマウンティングプレスの概略的な側面図である。 マウンティングプレスの概略的な前面図である。 閉鎖レバーが閉鎖された状態のマウンティングプレスの側面断面図である。 閉鎖レバーが閉鎖された状態のマウンティングプレスの上方斜視図である。 閉鎖レバーが閉鎖された状態のマウンティングプレスの別の斜視図である。 閉鎖レバーが閉鎖された状態のマウンティングプレスの別の断面図である。 閉鎖レバーが閉鎖された状態のマウンティングプレスの更に別の断面図である。 閉鎖レバーが頂点位置にある状態のマウンティングプレスの断面図である。 閉鎖レバーが頂点位置にある状態のマウンティングプレスの概略的な側面図である。 本発明によるマウンティングプレスの側面断面図である。 本発明によるマウンティングプレスの前面断面図である。 マウンティングプレスの図である。 閉鎖レバーが開放された状態のマウンティングプレスの概略的な側面図である。 閉鎖レバーが開放された状態のマウンティングプレスの概略的な前面図である。 閉鎖レバーが開放された状態のマウンティングプレスの側面断面図である。 閉鎖レバーが開放された状態のマウンティングプレスの斜視図である。 閉鎖レバーが開放された状態のマウンティングプレスの別の斜視図である。 閉鎖レバーが開放された状態のマウンティングプレスの側面断面図である。 スライドキャリッジがサービス位置にある状態のマウンティングプレスの概略的な側面図である。 スライドキャリッジがサービス位置にある状態のマウンティングプレスの側面断面図である。 スライドキャリッジがサービス位置にある状態のマウンティングプレスの概略的な前面図である。 スライドキャリッジがサービス位置にある状態のマウンティングプレスの斜視図である。 スライドキャリッジがサービス位置にある状態のマウンティングプレスの別の斜視図である。 吸引装置を備えるマウンティングプレスの側面断面図である。 吸引装置を備えるマウンティングプレスの別の側面断面図である。 吸引装置を備えるマウンティングプレスの斜視図である。 吸引装置及びホッパーを備えるマウンティングプレスの斜視図である。 吸引装置及びホッパーを備えるマウンティングプレスの別の実施形態の側面断面図である。 モジュール式マウンティングプレスシステムの概略的な背面図である。 モジュール式マウンティングプレスシステムの外部マウンティングプレスである。 モジュール式マウンティングプレスシステムのベースモジュールである。 ベースモジュール及び外部マウンティングプレスを備えるモジュール式マウンティングプレスシステムである。 ベースモジュール及び外部マウンティングプレスを備えるモジュール式マウンティングプレスシステムの別の配置である。 ベースモジュール及び3つの外部マウンティングプレスを備えるモジュール式マウンティングプレスシステムである。 複数のマウンティングプレスの電力制御のための概略的なフローチャートである。 充填アシスタントの別のフローチャートである。
図1を参照すると、閉鎖レバー130が閉鎖された状態のマウンティングプレス100の、本発明によるスライドクロージャ装置120の第1の側面図が示されている。閉鎖レバー130は、スライドキャリッジ134の上側に配置された閉鎖軸132に支持されている。閉鎖軸132は、この例では、外側を回転部材72によって覆われている。スライドキャリッジ134は、キャリッジ支持体136に沿って移動することができ、マウンティングシリンダ10がスライドクロージャ120によって閉鎖されるよう、使用位置に位置している。
図2は、閉鎖レバー130が閉鎖された状態の図1に示されたスライドクロージャ装置120の正面図を示している。断面マークB−B及びA−Aは、それぞれ図3又は図7の断面を示している。スライドキャリッジ134の前側には、吸引装置150の吸引開口152が配置されており、この例では、5個の吸引開口が並んで配置されている。
図3は、クロージャ装置120が使用位置にあり、閉鎖レバー130が閉鎖位置にある、図2の断面B−Bを示している。上部ピストン27は、シリンダ開口12(例えば図15参照)が閉鎖されるように、シリンダ10の内部に挿入されている。閉鎖軸132は、スライドキャリッジ134を横切って延びている。
キャリッジ支持体136の前側には、過剰な顆粒を収集するための顆粒区画1が配置されている。スライドキャリッジ134が使用位置に移動されると、過剰な顆粒を自動的にその中に押し出す。
スライドキャリッジ134の前側には、スライドキャリッジ134の内部でスライドキャリッジチャネル154に合流する吸引開口152が示されている。
図4は、以上と同様に閉鎖レバー130が閉鎖位置にあるクロージャ装置120の概略的な斜視図を示している。上部ピストンカバー128は、閉鎖位置においては、スライドキャリッジ134の上面と面一で終端する。図5は、シリンダ10を閉鎖状態に保持するクロージャ装置120の別の概略的な斜視図を示している。
図6は別の断面図を示しており、この断面は、図3において上部ピストンカバー128、閉鎖軸132及びシリンダ10の中心を通る平面に沿って取られている。閉鎖軸132は、その延在方向に沿って可変の断面を備える。閉鎖軸132は、バネ要素144が係合するノッチ142を有する。バネ要素144は、一種の「オーバーセンターロック」(Verknieung)と同様に、上部ピストン27及びしたがって閉鎖レバー130を、閉鎖位置又は開放位置に保持する復元力を生成する。更に、図6には、キャリッジガイド122が示されており、このキャリッジガイドは、シリンダ10の両側において、スライドキャリッジ134を、その移動方向に沿って(紙面から出る方向に)ガイドする。
最後に、図7は、図2に示された切断線AーAに沿った断面図を示している。閉鎖軸132は、その全長のこの領域に2つの平坦化領域132a及び132bを備える。その間に、閉鎖軸132は、突出部、すなわちカム132cを備える。フレキシブルな部材144が平坦化領域132aに対して押し付けられ、そのようにして、閉鎖軸132が閉鎖位置に留まるような保持力が発生する。閉鎖軸132に対するフレキシブルな部材144のバネ力又は押し付け力を調整することによって、閉鎖レバー130を閉鎖位置から解放するために加えられなければならない解放力が、影響を受け又は調整され得る。
図8を参照すると、クロージャ装置120は頂点位置に留まっており、当該頂点位置においては、閉鎖レバー130を閉鎖位置から解放するための解放力が今まさに加えられたか、あるいは、閉鎖レバー130が、閉鎖位置へ導かれる際に、増大しつつあるフレキシブルな部材144の保持力によって、閉鎖位置に移動されるところである。2つの端位置「開放位置」及び「閉鎖位置」への閉鎖レバーの移動は、したがって、「引っ張り及び戻り止め」である。閉鎖軸132が死点を超えて回転する結果、クロージャ装置120及びしたがってクロージャ装置と直接的に作動結合された上部ピストン27も、楔止めされる。スライドクロージャ120の閉鎖位置において、マウンティングシリンダ10にシリンダ圧が作用すると、このシリンダ圧は、フレキシブルな部材144の平坦化領域132aとの楔止めに対して付加的な保持力を生成し、その結果、最終的に、スライドクロージャ120は、マウンティングプレス100の作動中に手で開くことはできなくなる。図9は更に、頂点位置にあるクロージャ装置120の側面図を示している。
図10を参照すると、スライドキャリッジ134が使用位置にあり、閉鎖レバー130(この例ではレバー60)が閉鎖位置にあるスライドクロージャ装置120を有するマウンティングプレス100の側断面図が示されている。シリンダ10は、サンプルシリンダ10aと圧力シリンダ10bとに分割されており、シリンダチューブ53を備えている。前側には、過剰な顆粒を受容するための顆粒区画1が配置されている。カムガイド4が、カムロック5と共に、この例では偏心ボルト66によって実現された閉鎖軸132のための移動空間124を画定する。
シリンダ10内に挿入された試料(図示せず)を加熱及び冷却するために、プレス領域の側方に加熱冷却部14が配置されている。加熱冷却部14は、シリンダ10を環状に取り囲んでいる。加熱冷却部14には、ホース配管34(例えば図11参照)によって水が供給される。特定の直径を有するプレス型63が、サンプルシリンダ内に挿入されている。プレス型63は、様々な試料直径を実現するために、交換可能である。この例では、50mmのプレス型63が使用されている。
下部圧力シリンダ10bは、シリンダヘッド16及びシリンダボトム17を備えている。圧力シリンダ10bの内部には、ピストン18が移動可能に配置されている。ピストン18は、ピストンロッド19によって上方下部ピストン23と連結されており、その結果、ピストン18の位置の変化が上方下部ピストン23の位置の変化を誘起する。上部ピストン27、この場合圧力ピストン27は、クロージャ装置120によって位置決めされ、サンプルシリンダ10aの内部に蓄積された圧力によって遮断される。油圧液体は、例えば油圧開口70を介して、高圧ホース55によって圧力シリンダ10bに供給され又は排出される。
閉鎖レバー130、この場合レバー60は、感触を改善するためのグリップ面46を備えることができる。
キャリッジ支持体136では、第1の位置センサ56、例えば近接スイッチ56を使用することができる。近接スイッチ56は、この例では、支持プレート74が格納されたか展開されたかを検出するように設計されており、これは、スライドキャリッジ134がサービス位置を取ることができることを意味する(例えば図18〜23参照)。サービス位置を取るために、スライドキャリッジ134は、キャリッジ支持体136上で完全にピボットプレート59の方向に移動され、ピボットプレート59上の軸73の周りで回転される。ここで、位置センサ56は、例えばノーマルオープン型の誘導式近接スイッチ56として実現されている。
この例では、キャリッジ支持体136に、当該キャリッジ支持体の内部に埋め込まれた吸引接続チャネル156を覆うカバープレート61が嵌め込まれている。この例では、スライドキャリッジ134に吸引カバー68が取り付けられている。
スライドキャリッジ134の使用位置は、前方位置センサ30、特に誘導式位置センサ30によって検知される。
図11を参照すると、図10の実施形態が正面断面図で示されており、同様の参照番号は同様の物体を表す。スライドキャリッジ134は使用位置を、レバー60は閉鎖位置を、それぞれ取っている。この実施形態では、キャリッジガイド122は、スライドキャリッジ134のガイドピン123の周りに係合し、それによりスライドキャリッジ134のキャリッジ支持体136上での確実な案内を実現するため、スライドガイド64によって実現されている。
閉鎖軸132は、閉鎖位置において、その下側のサンプルシリンダ10aの両側に、それぞれ1つのノッチ142を備え、当該ノッチ142の内部にそれぞれ1つのバネ部材144、ここではスプリングコンプレッサ71が嵌り込む。
加熱冷却部14には、ホース配管34によって冷却水が供給される。
図12は、クロージャ装置120が使用位置にあるマウンティングプレス100の概略図を示しており、当該使用位置において、シリンダ開口11(例えば、図15参照)は、完全に閉鎖されている。サンプルシリンダ10a内における上部ピストン27の楔止め及びサンプルシリンダ10a内において蓄積された圧力のために、クロージャ装置120は閉鎖位置に保持されている。その際、スライドキャリッジ134は、場合により、ガイドピン123を介してキャリッジガイド122に圧力を蓄積し、したがってキャリッジ支持体136により保持される。
クロージャ装置120の開放位置において、スライドキャリッジ134はキャリッジ支持体136に沿って後端位置まで移動されることができ、当該後端位置では、ガイドピン123はもはやキャリッジガイド122に係合しない。なぜなら、キャリッジガイド122はキャリッジ支持体136の一部に亘ってのみ延びているからである。
後端位置において、スライドキャリッジ134は、旋回軸の周りを旋回することができ、その際、当該スライドキャリッジは、ピボットプレート59上に支持される。支持プレート74によって、サービス位置における係合が達成され得る。
図13はマウンティングプレス100の側面図を示しており、ここではクロージャ装置が後端位置の方向に移動されており、その結果、シリンダ開口(例えば、図15参照)が解放されている。図13において、閉鎖レバー130の内部に閉鎖レバーセンサ80が一体化されており、当該閉鎖レバーセンサは、第2の閉鎖レバーセンサ82と共に、閉鎖レバー130の位置認識を可能にする。特に、閉鎖レバーセンサ80によって、閉鎖レバーの閉鎖位置を照会することができる。図14は、スライドキャリッジ134が同じ位置にある状態の正面図を示す。
図15を参照すると、スライドキャリッジが図13に関して説明された位置にある状態のマウンティングプレス100の一部の側断面図が示されている。図15に示された形態のマウンティングプレス100は、図に示されたスライドキャリッジ134の吸引位置で作動可能な吸引装置150を備える。吸引開口152は、スライドキャリッジチャネルを介して、カバー136又はキャリッジ支持体136に埋め込まれた吸引接続チャネル156と連通するように接続されている。吸引接続チャネル156には、直接的に吸引空気チャネル158が接続している。
更に、図15には、シリンダ軸12が示されている。更に、図15に示された顆粒区画1は、その内部に、スライドキャリッジ134によって充填された残余顆粒180が収容されている。
図16を参照すると、スライドキャリッジ134の吸引位置が、別の斜視図で明示されている。スライドキャリッジ134の内部には、この例では5つの吸引開口152が前側に組み込まれている。図17も、スライドキャリッジ134の吸引位置を、更に別の斜視図で明示している。
図18を参照すると、閉鎖軸132が開放位置にある状態の閉鎖レバー130が示されている。フレキシブルな部材144は閉鎖軸の平坦化領域132bと係合し、それにより閉鎖レバー130に保持力を及ぼしている。閉鎖レバー130を開放位置から閉鎖位置へ移行させるために、フレキシブルな部材144は、図18の描画平面内において、力を加えることによって下方へ逸らされねばならず、その際、閉鎖レバー130に加えられる力は、場合によっては閉鎖軸132のカム132cを介して増強され、フレキシブルな部材144に伝達される。
図19により、スライドキャリッジ134のサービス位置が示されており、その際、スライドキャリッジ134は、サービス位置において、キャリッジ支持体136にヒンジ止めされた支持プレート74によって支持される。
図20は、スライドキャリッジ134がサービス位置にある状態のマウンティングプレス100の別の実施形態を示しており、この実施形態において、支持プレート74は、スライドキャリッジ134にヒンジ止めされていると共に、キャリッジ支持体136の凹部に支持されている。閉鎖軸132は、この位置においては、移動空間124の内部で完全に一方の側にオフセットされている。
図21〜図23を参照すると、クロージャ装置120がサービス位置にある状態のマウンティングプレス100が、前側から示されており、下側からの上部ピストン27への容易なアクセス性が明示されている。ここでは、吸引装置150の実施形態も明示されている。吸引開口152は、スライドキャリッジチャネル154の内部に開口している。スライドキャリッジ134が吸引位置にある場合、スライドキャリッジチャネル154の下側の開口は、吸引接続チャネル156の凹部と面一にされ、その結果、下側で生成された負圧は、吸引接続チャネル156及びスライドキャリッジチャネル154を介して吸引開口152に吸引作用を引き起こすことができる。図22は、実施形態の斜視図を示している。図23も、クロージャ装置120がサービス位置にある状態のマウンティングプレス100を、別の斜視図で示している。図22及び23には、使用位置にあるスライドキャリッジ134の位置を検出する前方位置センサ30が明確に示されている。
図24を参照すると、スライドキャリッジ134が吸引位置に置かれたマウンティングプレス100が、側面断面図で示されている。吸引開口152は、この場合も吸引位置においてキャリッジ支持体136内に埋め込まれた吸引接続チャネル156に開口するスライドキャリッジチャネル154に開口している。吸引接続チャネル156の下側には、排気を、場合によっては蒸気及び/又は塵埃と共に真空発生装置160に排出する吸引空気チャネル158が配置されている。排気方向の下流に向かって真空発生装置160の後方には、吸引フィルタ162が配置されている。この配置は、例えば、吸引装置150によって蒸気が吸引されなければならない場合に有利である。吸引フィルタ162はまた、例えば、塵埃に加えて、比較的大きな粒子が吸引空気中に想定される場合、適当な位置、例えば、吸引空気チャネル158の内部であって真空発生装置160の前方に配置されてもよく、それによって真空発生装置の損傷が回避され得る。
図25を参照すると、クロージャ装置120が閉鎖位置にあるマウンティングプレス100の別の実施形態が示されており、この場合、閉鎖位置において、及び特にマウンティングプレスの作動中及び加熱作動中においても、吸引が保証される吸引装置150が実現されている。吸引開口152は、上部ピストン27を取り囲んで配置されている。必要に応じて、スライドキャリッジ134の吸引位置で使用されていた前側の吸引開口は、有利には閉鎖レバー130に配置又は取り付けられている吸引カバー155によって閉鎖される。このように、閉鎖レバー130は、作動を開始するためにマウンティングプレス100を閉鎖するだけではなく、前側の吸引開口152も閉鎖するので、マウンティングプレス100の作動のための真空発生装置160による吸引作用をシリンダ開口11の領域に集中させることができる。
このように、例えば、加熱作動の間、したがって顆粒の溶融プロセスの間に、場合によっては環境にとって有害であるか又は健康にとって有害である可能性のある蒸気がサンプルシリンダ10aから流出した場合、本実施形態における吸引装置150は、これらの影響をも吸収することができ、したがってマウンティングプレスの適用性を向上させることができる。
図26を参照すると、スライドクロージャ120を有するマウンティングプレス100の別の実施形態が示されており、この場合、吸引開口152が、カバー136‘又はキャリッジ支持体136に形成されている。吸引開口は、この例では、シリンダ開口11を取り囲んで同心状に配置されている。カバー136‘の下から、そこに取り付けられた吸引空気チャネル158によって、吸引開口152における吸引作用が生成され得る。
図27は、マウンティングプレス100の更なる実施形態を示しており、この場合、顆粒180をシリンダ開口11内に充填するためのホッパー170が使用されている。ホッパーは、充填の際に漏斗によって直接的に塵埃を除去するために、吸引空気チャネル158によって真空装置160と接続され得る。
図28を参照すると、顆粒180をシリンダ開口11内に充填するために使用されるホッパー170を有するマウンティングプレス100の別の実施形態が示されており、この場合、ホッパーは、吸引装置150に接続されている。ホッパーに取り付けられ、ホッパー170の下側の漏斗開口の周りを環状に延びる吸引開口152‘は、漏斗吸引空気チャネル158‘に連通して接続されている。ホッパー170は、有利には、漏斗吸引空気チャネル158‘がスライドキャリッジ134内に存在する吸引開口152に調整可能に配置され得る。したがって、真空発生装置160は、有利には、ホッパー170にも吸引負圧を提供することができる。
図29を参照すると、ベースモジュール101内に配置された内部マウンティングプレス102と、3つの外部マウンティングプレス104とを有するモジュール式マウンティングプレスシステム106の一実施形態が背面図で示されている。全てのマウンティングプレス102、104は、スライドクロージャ120を備え、互いに直接的に隣接して配置されている。
ベースモジュール101は、後側に、外部マウンティングプレス104によって必要とされる電力及び外部マウンティングプレス104を制御するための制御データを伝達するための3つのマウンティングプレスコネクタ108を備えている。更に、ベースモジュール101は、全てのマウンティングプレス100、102、104に外部電源、例えば公共電力供給網からの電力を供給するための中央電力供給接続部110を備えている。更に、ベースモジュール101は、例えば外部水源又は熱交換器との循環回路のいずれかによって供給される冷却水入口112及び冷却水戻り114を含んでいる。モジュール式マウンティングプレスシステム106は、マウンティングプレス102、104を接続するための集水路116、118を備えている。更に、ベースモジュール101によって制御及び調整される中央吸引部164が設けられている。
図30〜34は、モジュール式マウンティングプレスシステムの作動の様々な変形例を示している。図30は、本発明によるベースモジュール101に接続するための単一の外部マウンティングプレス104を示している。外部マウンティングプレス104はスライドクロージャ120を備えている。更に、外部マウンティングプレス104は、操作ボタン96及び表示装置98を備えている。
図31は、内部マウンティングプレス102を有するベースモジュール101を示している。ベースモジュール101は中央入力装置94を備えており、当該中央入力装置によって、内部及び外部マウンティングプレス102、104がプログラムされ、制御され得る。更に、ベースモジュールは、操作ボタン96及び表示装置98を備えている。表示装置は、制御ボタン96を取り囲んで配置されたライトリング98として実現されている。ベースモジュール101には、更に、内部及び外部マウンティングプレス102、104のための制御パラメータを生成し出力する中央制御装置92が配置されている。更に、ベースモジュール101には、電力分配器91が配置されており、当該電力分配器によって、ベースモジュール101に供給される電力が、内部及び外部マウンティングプレス102、104に分配される。
図32は、内部マウンティングプレス102及び外部マウンティングプレス104を有するモジュール式マウンティングプレスシステム106を示している。両方のマウンティングプレス102、104は、スライドクロージャ120と、操作ボタン96及び表示装置98とを備えている。ベースモジュール101は更に、ベースモジュールに接続された全てのマウンティングプレス102、104をプログラムし制御するための中央入力装置94を有する。図33は、内部マウンティングプレス102及び外部マウンティングプレス104を有するモジュール式マウンティングプレスシステム106の別の代替的な配置を示している。
最後に、図34は、内部マウンティングプレス102及び3つの外部マウンティングプレス104を有するモジュール式マウンティングプレスシステム106を示しており、3つの外部マウンティングプレスのそれぞれは、ベースモジュール101によって制御及びプログラムされると共に、ベースモジュール101によって電力が供給される。それぞれのマウンティングプレス102、104は互いに同一に具現されていてもよい。しかしながら、それぞれのマウンティングプレス102、104は、クロージャシステム120又は吸引装置150に関して異なる構成とすることもできる。また、このシステムでは、例えば、マウンティングプレス102、104に異なるプレス型63を設けることも容易に可能であり、その結果、異なるマウンティングプレス102、104が、プレス型63を交換する必要なく、異なるサンプル直径に対して使用され得る。
図35は、モジュール式マウンティングプレスシステム106の簡単なフローチャートを示す。最初のステップ202において、プロセスが開始される。例えば、プロセスの開始は、モジュール式マウンティングプレスシステム106の1つ又は複数のマウンティングプレス102、104が既に動作中であり、ユーザによって中央入力装置94を介して別のマウンティングプレス102、104が起動されることを意味し得る。ベースモジュール101は、中央制御装置92を備え、当該中央制御装置によって、マウンティングプレス102、104が制御される。ここで、制御装置92は、ステップ204において、例えば、電力分配器91によって提供されるデータに基づいて、ベースモジュール101によって電力が供給されるべきマウンティングプレス102、104の数をチェックする。この例では、4つ以上のマウンティングユニット102、104が作動している場合にのみ、電力分配に関する優先順位付けが行われる。4つ未満のマウンティングユニット102、104が接続されているか又は作動中である場合、この例では、電力分配の優先順位付けは必要とされず、フローチャートはステップ220にジャンプして終了する。フローチャートの根底には、3つ以下のマウンティングユニットの並列作動の際に、全てのマウンティングユニット102、104が同時にフル作動するために十分な電力が利用可能であるという考えがある。
4つ以上のマウンティングユニット102、104に対する照会に対して肯定的な回答が得られた場合、少なくとも4つのマウンティングユニット102、104の少なくとも4つの加熱冷却部14にエネルギーが供給されるべきであるかという次の照会が、ステップ206において行われる。全ての加熱冷却部14が並列に作動しているわけではない場合、フローチャートはループに戻り、ステップ206においてマウンティングユニットの状態が定期的にチェックされる。
しかしながら、少なくとも4つの加熱冷却部14が並列に要求される場合、ステップ208において、マウンティングユニットのモード(加熱又は保持)及び温度の制御偏差に応じて、優先順位の決定が行われる。ステップ210において、どのような電力分配が実行されるべきかが決定され、この例では、最低の優先順位のマウンティングユニット102、104の加熱部がブロックされる。この照会も、3つより多くのマウンティングユニット102、104の競合しがちな並列作動が行われる限り、周期的に行われる。
図36を参照すると、充填アシスタントのためのフローチャートが示されている。ステップ230においてプログラムフローが開始され、ステップ232において先ずアシスタントが起動されているかどうかが照会される。もしそうでなければ、フローチャートは中止され、ステップ260で終了する。
アシスタントが起動されている限り、ステップ234において、マウンティングユニット102、104のキー96が押され、クロージャ120が開かれたかどうかの照会が行われる。換言すれば、アシスタントは、ステップ234において、更なるフローを継続するために、特にマウンティングユニット102、104の操作ボタン96によるマウンティングユニット102、104の選択を待つ。
マウンティングユニット102、104の要求又は選択に応じて、次のステップ236において、選択されたマウンティングユニット102、104のピストン23がシャットダウンされる(キー/スイッチ操作)。ステップ238において、選択されたマウンティングユニット102、104における吸引又は中央吸引部164が、自動的に予め規定された時間にわたって作動される。
ステップ240で、反転されたピストン運動に関して対応するボタンが視覚化において作動しているかどうかの照会が行われる。反転されたピストン運動が所望される場合、ピストン運動はステップ242で逆転される。
ステップ244では、吸引の切り替えが可視化において決定されているかの照会が行われる。そうである場合、ステップ246で吸引が切り換えられる。
最後に、ステップ248で、位置センサ30、56、80、82が、選択されたマウンティングユニット102、104のスライドクロージャ120の閉鎖位置に関して照会される。クロージャ120が完全に閉鎖されていると確認された場合、ステップ250においてマウンティングを開始することができる。
選択されたマウンティングユニット102、104によるマウンティングプロセスの完了後、ステップ252において、クロージャを開くことができるかが照会される。そうである場合、ステップ254においてピストン23が始動され、充填アシスタントはステップ260において終了する。
本発明は、マウンティングプレス100、102、104の快適で迅速で安全な操作を可能とする。したがって、本発明によれば、一貫して与えられた安全性の下で、マウンティングプレス100、102、104が、本発明によるスライドクロージャ120によって、より迅速且つ快適に開放及び閉鎖され得る。また、本発明によるスライドクロージャ120は、スライドクロージャ120内に配置された上部ピストン27への容易なアクセスを可能とし、当該上部ピストンは、例えば容易に洗浄又は交換することができる。
上述した実施形態は例示的なものと理解されるべきであり、本発明は、それらに限定されず、請求項の保護範囲から逸脱することなく多くの方法で変更できることが、当業者には明らかである。更に、当業者には明らかなように、特徴は、明細書、特許請求の範囲、図面又は他の方法で開示されているか否かにかかわらず、たとえ他の特徴と共に記載されていても、本発明の本質的な構成要素を個々に定義する。全ての図において、同様の参照符号は同様の物体を表しており、その結果、1つの図のみで言及される物体の説明、又は、少なくとも全ての図に関して言及されていない物体の説明もまた、これらの図に転用され得、これらの図に関して、主題は、本明細書において明示的に記載されない。
1 顆粒区画
5 カムロック
10 シリンダ又はマウンティングシリンダ又はプレスシリンダ
10a サンプルシリンダ
10b 圧力シリンダ
11 シリンダ開口
12 シリンダ軸
14 加熱冷却部
16 シリンダヘッド
17 シリンダボトム
18 ピストン
19 ピストンロッド
23 上方下部ピストン
27 上部ピストン又は圧力ピストン
34 ホース配管 冷却水
53 シリンダチューブ
55 ホース配管又は高圧ホース
56 第1の位置センサ又は近接スイッチ
59 ピボットプレート
60 レバー
61 カバープレート
63 プレス型
64 スライドガイド
65 スライドクロージャ
66 偏心ボルト
68 吸引カバー
70 油圧開口
72 回転部材
73 ピボット軸
74 支持プレート
80 閉鎖レバーセンサ
82 第2の閉鎖レバーセンサ
91 電力分配器
92 中央制御装置
94 中央入力装置
96 操作ボタン
98 表示装置
100 マウンティングプレス
101 ベースモジュール
102 内部マウンティングプレス
104 外部マウンティングプレス
106 モジュール式マウンティングプレスシステム
108 マウンティングプレスコネクタ
110 中央電力供給接続部
112 冷却水入口
114 冷却水戻り
116 集水路 冷却水入口
118 集水路 冷却水戻り
120 スライドクロージャ
122 キャリッジガイド
123 ガイドピン
124 移動空間
128 上部ピストンカバー
130 閉鎖レバー
132 閉鎖軸
132a 閉鎖軸の平坦化領域
132b 閉鎖軸の平坦化領域
132c カム
134 スライドキャリッジ
136 キャリッジ支持体
136’ カバー
142 ノッチ
144 フレキシブルな部材又はバネ要素
150 吸引装置
152 吸引開口
152’ 漏斗吸引開口
154 スライドキャリッジチャネル
156 吸引接続チャネル
158 吸引空気チャネル
158’ 漏斗吸引空気チャネル
160 真空発生装置
162 吸引フィルタ
164 中央吸引部
170 ホッパー
180 粒状物質
202〜206 方法ステップ

Claims (15)

  1. 試料のマウンティングのためのマウンティングプレス(100,102,104)であって、
    前記試料を受容するためのマウンティングシリンダ(20)であって、主シリンダ軸(12)及びシリンダ開口(11)を備え、前記主シリンダ軸は前記マウンティングシリンダの内部を延びると共に前記シリンダ開口を貫通している、マウンティングシリンダ(20)と、
    スライドキャリッジ(134)及び上部ピストン(27)を備えるスライドクロージャ(120)と、
    前記上部ピストンと作動結合された閉鎖レバー(130)と、を含み、
    前記スライドキャリッジは、前記主シリンダ軸に対して横方向に移動可能に形成されており、特に前記閉鎖レバーによって移動され、前記スライドキャリッジの使用位置において、前記上部ピストンは前記マウンティングシリンダに又はその内部に案内されることができ、
    前記閉鎖レバーは、少なくとも1つの開放位置及び1つの閉鎖位置を備え、前記開放位置から前記閉鎖位置へ移行されることができ、
    前記閉鎖レバーは、前記スライドキャリッジが前記使用位置にあるとき、前記閉鎖レバーを前記開放位置から前記閉鎖位置へ案内することによって前記上部ピストンが前記シリンダ開口を閉鎖するように、前記上部ピストンと協働
    前記閉鎖レバー(130)は閉鎖軸(132)を備え、前記上部ピストン(27)は、前記閉鎖軸の周りの前記閉鎖レバーの回転運動によって、前記開放位置から前記閉鎖位置へ移行される、マウンティングプレス(100,102,104)。
  2. 前記主シリンダ軸(12)はシリンダ中心軸であり、前記スライドキャリッジ(134)の前記使用位置において、前記主シリンダ軸は前記上部ピストン(27)の中心を通過する、請求項1に記載のマウンティングプレス(100,102,104)。
  3. キャリッジ支持体(136,136‘)を更に含み、前記シリンダ開口(11)は前記キャリッジ支持体に埋め込まれており、前記スライドクロージャ(120)は前記キャリッジ支持体に沿って移動可能であると共に前記シリンダ開口を覆って位置付けられ得る、請求項1又は2に記載のマウンティングプレス(100,102,104)。
  4. マウンティングプレス(100,102,104)用のスライドクロージャ(120)であって、マウンティングシリンダ(20)を備え、前記マウンティングシリンダは、シリンダ開口(11)と、前記マウンティングシリンダを通って延びる主シリンダ軸(12)とを備え、
    前記スライドクロージャ(120)は、前記スライドクロージャの内部に配置された上部ピストン(27)と、前記上部ピストンと作動結合された閉鎖レバー(130)と、前記主シリンダ軸に対して横方向に移動可能に形成されたスライドキャリッジ(134)と、を含み、
    前記スライドキャリッジ(134)によって、前記上部ピストンは、前記スライドキャリッジの使用位置において、前記マウンティングシリンダの前記シリンダ開口に又はその内部に案内されることができ、
    前記上部ピストンは、少なくとも1つの開放位置及び1つの閉鎖位置を備え、前記開放位置から前記閉鎖位置へ移行されることができ、
    前記閉鎖レバーは、前記スライドキャリッジが前記使用位置にあるとき、前記閉鎖レバーを案内することによって前記上部ピストンが前記開放位置から前記閉鎖位置へ移動されると共に、前記シリンダ開口を閉鎖するように、前記上部ピストンと協働
    前記閉鎖レバー(130)は閉鎖軸(132)を備え、前記上部ピストン(27)は、前記閉鎖軸の周りの前記閉鎖レバーの回転運動によって、前記開放位置から前記閉鎖位置へ移行される、スライドクロージャ(120)。
  5. 前記閉鎖軸(132)は偏心部材(132c)を備えるか、又は、前記閉鎖軸は偏心軸であるか、又は、前記閉鎖軸はその延在方向に亘って可変の断面を有する、請求項に記載のスライドクロージャ(120)。
  6. 前記閉鎖軸(132)は、前記開放位置から前記閉鎖位置への前記上部ピストンの前記移行の際に前記閉鎖軸が直接的に前記上部ピストンに作用し、前記シリンダ開口(11)を閉鎖するように前記上部ピストンを移動させるよう、前記上部ピストン(27)に隣接して配置されている、請求項又はに記載のスライドクロージャ(120)。
  7. 少なくとも一時的に前記上部ピストン(27)を前記開放位置又は前記閉鎖位置のいずれかに保持するための保持力を提供するために、少なくとも1つの圧縮可能な要素(144)を更に含む、請求項4〜のいずれか1項に記載のスライドクロージャ(120)。
  8. 前記上部ピストン(27)は、前記開放位置と前記閉鎖位置との間で死点位置を備え、前記上部ピストンは、前記閉鎖レバー(130)によって前記上部ピストンの位置を前記死点位置より先へ移動させることにより、それぞれの位置、即ち前記開放位置又は前記閉鎖位置において、確実に保持される、請求項4〜のいずれか1項に記載のスライドクロージャ(120)。
  9. 前記スライドキャリッジ(134)は、前記シリンダ開口(11)が完全に放されるサービス位置を更に備える、請求項4〜のいずれか1項に記載のスライドクロージャ(120)。
  10. 前記スライドキャリッジは、前記サービス位置においてサービス軸(73)を中心に傾斜されることができ、傾斜した位置において拘束され得る、請求項9に記載のスライドクロージャ(120)。
  11. 前記スライドキャリッジ(134)の位置を検出するためのセンサ装置(30,56,80,82)を更に含む、請求項4〜10のいずれか1項に記載のスライドクロージャ(120)。
  12. キャリッジ支持体(136,136‘)を更に含み、前記スライドキャリッジ(134)は前記キャリッジ支持体に沿って移動可能であり、前記キャリッジ支持体は、前記スライドキャリッジを受容し又は案内するためのキャリッジ受容部又はスライドガイド(122)を備える、請求項4〜11のいずれか1項に記載のスライドクロージャ(120)。
  13. 粒区画(1)を更に備える、請求項4〜12のいずれか1項に記載のスライドクロージャ(120)。
  14. 前記顆粒区画(1)は、取り外し可能に構成されてる、請求項13に記載のスライドクロージャ(120)。
  15. 請求項4〜14のいずれか1項に記載のスライドクロージャ(120)を備えるマウンティングプレス(100,102,104)。
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