JP6919897B2 - 噴流衝突型流体インジェクタのオリフィス板 - Google Patents

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Description

本開示は、揮発性又は不揮発性の噴霧液を生成するための装置及び方法に関する。より詳細には、本開示は、内燃機関で使用され、複数の噴流(fluid jets)を効果的に衝突させるように構成されたオリフィス板を有する流体インジェクタに関する。
内燃機関やパワートレインシステムで使用するための液体の噴霧化を改善することは、火花点火エンジンや圧縮点火エンジンの設計及び動作の重要な特徴である。重要な特徴は、所望の用途(燃焼など)における液体の使用率、又は、揮発性及び/又は不揮発性液体(例えば、燃料及び/又は水)の体積、等がある。燃料の噴霧化は、火花点火エンジンや圧縮点火エンジンを含む内燃機関にとって特に重要である。
従来の方法論は、非常に高い流体圧力、非常に小さいオリフィス、鋭角又は小さい夾角での噴流衝突、共鳴現象、部分衝突噴霧、空気及び燃料噴霧の衝突を使用することに依存している。
液体の効果的な噴霧化を達成することは、それが冷却、ノック抑制、NOx低減、燃焼効率の改善のいずれのためであっても、設計及び動作における重要な側面であり、内燃機関に大きな利益をもたらす。
通常、液体燃料と水の両方がエンジンに注入される。燃料は、ディーゼル系燃料、ガソリン、アルコール、及び、それらの混合物とすることができる。アルコールとしては、エタノールやメタノールが含まれ、一般にガソリンと混合される。水がエンジンに注入されることも多く、内部冷却効果をもたらし、ノックやNOxを抑制している。
現代のエンジンは、通常、燃料噴射を使って燃料をエンジンに導入する。かかる燃料噴射は、ポート噴射であっても直接噴射であってもよい。ポート噴射では、複数の燃料インジェクタが、シリンダより前の吸気管又はインテークマニホールド内の一定箇所に設けられている。直接噴射では、各シリンダ内に1つのインジェクタが設けられる。
燃焼には、エンジンに注入された燃料及び他の液体の噴霧が使用されてきた。いずれの液体が注入される場合でも、注入液体の流れがエンジンの内面に接触する前に噴霧化されることが最適である。液体が表面に接触すると、潤滑剤を洗い流した上に溜まることもあり、燃焼が準最適なものとなってしまう。燃焼中に溜まった燃料は、炭素堆積物、排出ガスの増加、エンジン出力の低下の原因となる。一方、水が注入された場合、シリンダヘッドやピストン面などの無潤滑の内面に衝突することで、いくつかの利点がもたらされる。
従来の燃料インジェクタや噴霧器の噴霧構成は、通常、インジェクタから外側に向けられた1本以上の噴流又は流れのみからなるが、この構成には制限があり、特定の状況下では、インテークマニホールドや吸気ポートの壁に液体が衝突し、過渡給油計算に反映しなければならない膜が形成されてしまう場合がある。
効果的な噴霧化のアプローチとして、高圧液体注入および小型のオリフィスの使用があるが、これには、高圧ポンプの駆動に必要な高出力により寄生損失が大きくなるという代償が伴う。さらに、高圧装置は高価で信頼性が低い傾向があり、小型のオリフィスは目詰まりしやすい。
また、効果的な噴霧化のアプローチとして、液体に対する空気剪断があり、高圧高速の空気を用いて液体流を剪断して噴霧化を行う。このアプローチには、液滴の破壊や、十分な量の圧縮空気を生成する際の高い空気需要と高い有害抵抗の観点から限界がある。
したがって、製造費用効率がよい改良された流体インジェクタが必要とされている。
本開示の例示的な態様によれば、内燃機関で使用され、流体流を導き成形するためのインジェクタノズルを提供する。インジェクタノズルは、流体を流入させる注入口と放出口とを有するノズル本体を含む。インジェクタノズルは、ノズル本体の放出口に設けられたオリフィス板をさらに含む。ノズル本体及び前記オリフィス板はいずれも中心軸に対して対称に延びるように構成されている。オリフィス板は、ノズル本体に対向する内面とその反対側に位置する外面とを有する。内面と外面は略平面で互いに平行であり、共にオリフィス板の厚さを画定する。オリフィス板とノズル本体との間には、キャビティが画定されている。流体流は、キャビティで合流する。オリフィス板は、複数の流体通路を有し、各流体通路は外面にオリフィスを有する。流体通路は、内面から外面まで延びてキャビティと流体連通する。流体流は、流体通路により分岐して複数の噴流を生成する。複数の通路の仮想延長線が合流して、少なくとも1つの焦点とその焦点に関連する少なくとも1つの夾角を形成する。
図1は、本開示の例示的実施形態に係るインジェクタノズルの側面図である。 図2は、インジェクタノズルの2−2線断面図である。 図3は、流体を定量で流すためにボールピントルと共に使用した場合のインジェクタノズルを示す。 図4は、流体を定量で流すためにボールピントルと共に使用した場合のインジェクタノズルを示す。 図5は、インジェクタノズルのオリフィス板の詳細な構造を概略的に示す。 図6は、本開示の別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図7は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図8は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図9は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図10は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図11は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図12は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図13は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図14は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図15は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図16Aは、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図16Bは、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図17は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図18は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図19は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図20は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図21−図23は、本開示の例示的実施形態に係るインジェクタノズルによって生成された衝突噴流の高速画像である。 図24は、本開示の例示的実施形態に係るオリフィス板を有するノズルが組み込まれたインジェクタを示す。 図25は、燃料を内燃機関に噴射するためのインジェクタの使用状態を概略的に示す。 図26は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。 図27は、本開示のまた更に別の実施形態に係るオリフィス板を示す。
本開示の詳細な実施形態を本明細書に記載する。しかし、開示された実施形態は、様々な形態で具体化することができる本開示の構成物、構造及び方法の単なる例示であることが理解される。また、様々な実施形態に関連して示す各例は、例示的なものであり、限定的なものではないことが意図される。更に、図面は必ずしも縮尺通りではなく、一部の特徴は特定の構成要素の詳細を示すために誇張されている場合がある。したがって、本明細書で開示される特定の構造的及び機能的詳細は、限定として解釈されるべきではなく、本明細書に開示される構成物、構造及び方法が様々な形で使用できることを当業者に教示するための、単なる典型的な例である。本明細書における「一実施形態」、「実施形態」、「例示的実施形態」などの表現は、記載された実施形態が、特定の特徴、構造又は特性を含み得ることを意味しているが、全ての実施形態が、必ずしも特定の特徴、構造又は特性を含むわけではない。更に、かかる表現は、必ずしも同じ実施形態を表しているわけではない。以下で直径、距離及び角度について述べる場合、直径が略同じであってもよい、距離が略同じであってもよい、角度の値が略同じであってもよいといった記載、又は、これらと同義で使われるその他の表現は、それぞれ対象とする値とは略同じであるが、これら個々の間で値が同じでも異なっていてもかまわないことを意味する。例えば、通路が略同一の一定の直径を有するというような記載は、直径が略同じ通路を意味するが、各通路の実際の直径は互いに同じであっても異なっていてもよい。3つ以上の通路を表す場合、各通路の実際の直径は、互いに同じであっても異なっていてもよい。例えば、通路が4つある場合、2つが同じ直径を有し、2つが異なる直径を有してもよく、又は、3つの通路全てが同じ直径を有してもよく、又は、4つ全てが同じ直径を有してもよく、通路の直径がそれぞれ異なっていてもよい。焦点間の距離や角度を表す場合も同様である。例えば、2つ以上の角度の値が略同一であることを文章が示す場合、それぞれ対象とする値とは同じであってもよいが、各角度の実際の値は互いに同じであっても異なっていてもよいことが理解されるべきである。
本明細書で使用される「焦点」という用語は、幾何学的な収束点をいう。よって、これらの用語は同義であり、本明細書では置き換え可能に用いられる。
本開示の一態様は、往復動式又はロータリ式内燃機関に液体を噴射するためのインジェクタ又はノズルを提供する。かかる液体としては、燃料、水又は水溶液が含まれるが、これらに限定されない。インジェクタの使用時には、2またはそれ以上の液体噴流が、加圧下で衝突点に向けられる。衝突点での噴流の衝突が、液体を効率的に噴霧化する。
水や液体燃料など圧縮液は、比ポテンシャルエネルギー(SPE)を有する。ここで、SPE=ΔP/ρであり、ΔPは燃料ノズルの圧力降下(単位:kN/m)であり、ρは流体密度(単位:kg/m)である。よって、SPE=ΔP/ρ=kJ/kgである。したがって、圧力差が10バールで密度が1000の水では、SPE=1kJ/kgである。理想的に膨張した場合、これは、v=(2ΔP/ρ)1/2=(200)1/2=100m/sの噴射速度となる。2つ以上のそのような噴流が衝突すると、高圧力回復(high pressure stagnation recovery)の複数の小領域(約5バールで50%の回復率)が形成され、ごく一部のエネルギーによって噴流中の液体のごく一部が気化し、剪断・乱流の崩壊メカニズムのみならず、非常に強力な追加の崩壊メカニズムを生じる。潜熱が最大の水と比べ、他の液体燃料、例えば、ガソリンやアルコールなどでは、圧力を顕著に低くし、オリフィス直径を顕著に大きくすることで、噴霧化に著しい改善がみられる。
ノズルから出る液体噴流の理論速度は、10m/sより大きい。例えば、液体噴流の理論速度は、20m/s、25m/s、30m/s、50m/s、75m/s又は100m/s、又はそれ以上である。
本開示の一態様に係るインジェクタ又はノズルは、エンジンでの燃料又は水噴射において公知の方法よりも優れた噴霧化を提供する。例えば、ノズル内の液体通路構成により形成される複数の噴流の内角は従来技術よりも大幅に改善されており、インジェクタ本体近くで効率的に噴霧化し、複数の液体流がエンジン内部の固体内面に衝突することを防止している。
図1は、本開示の例示的実施形態に係るインジェクタノズル100の側面図である。インジェクタノズル100は、インジェクタの液体放出口に設けられる(インジェクタ全体は図示せず)。インジェクタは液体注入口をさらに有し、これを介して加圧液がインジェクタに供給される。インジェクタノズル100は、流体がインジェクタを出る際に流体流の方向又は特性を制御する(例えば、流体の流速を増加する)ように設計されている。インジェクタノズル100は、略円筒形状のノズル本体200と、円盤状のオリフィス板300とを含み、いずれも中心軸Z−Z’に対して略対称に延びている。ノズル本体200とオリフィス板300は、一体的に形成することも、互いに組み付けつけることも、変更可能に互いに固定することもできる。
オリフィス板300は、外面302と、反対側に位置する内面304とを有する。外面302は、液体噴流の流れ方向において内面304よりも下流にある。外面302及び内面304は、略平面で互いに平行であり、これにより、オリフィス板300の均一な厚さAを画定する。例えば、オリフィス板300の均一な厚さAは、約0.25mm〜約4.0mmの範囲とすることができ、厚さAは、0.25mm、0.3mm、0.35mm、0.4mm、0.45mm、0.5mm、0.55mm、0.6mm、0.65mm、0.7mm、0.75mm、0.8mm、0.85mm、0.9mm、0.95mm、 1.0mm、1.1mm、1.2mm、1.3mm、1.4mm、1.5mm、1.6mm、1.7mm、1.8mm、1.9mm、2.0mm、2.1mm、2.2mm、2.3mm、2.4mm、2.5mm、3.0mm又は4.0mmとすることができる。オリフィス板300の直径Bは、約4.0mm〜約14.0mmの範囲とすることができ、直径は、4.0mm、4.1mm、4.2mm、4.3mm、4.4mm、4.5mm、4.6mm、4.7mm、4.8mm、4.9mm、5.0mm、5.1mm、5.2mm、5.3mm、5.4mm、5.45mm、5.5mm、5.6mm、5.7mm、5.8mm、5.9mm、6.0mm、6.1mm、6.2mm、6.3mm、6.4mm、6.5mm、6.6mm、6.7mm、6.8mm、6.9mm、7.0mm、 7.1mm、7.2mm、7.3mm、7.4mm、7.5mm、7.6mm、7.7mm、7.8mm、7.9mm、8.0mm、8.1mm、8.2mm、8.3mm、8.4mm、8.5mm、8.6mm、8.7mm 8.8mm、8.9mm、9.0mm、9.1mm、9.2mm、9.3mm、9.4mm、9.5mm、9.6mm、9.7mm、9.8mm、9.9mm、10.0mm、10.1mm、10.2mm、10.3mm、10.4mm、10.5mm、10.6mm、10.7mm、10.8mm、10.9mm、11.0mm、11.1mm、11.2mm、11.3mm、11.4mm、11.5mm、11.6mm、11.7mm、11.8mm、11.9mm、12.0mm、 12.1mm、12.2mm、12.25mm、12.3mm、12.4mm、12.5mm、12.6mm、12.7mm、12.8mm、12.9mm、13.0mm又は14.0mmとすることができる。
図2は、インジェクタノズル100の2−2線断面図である。図示した実施形態では、オリフィス板300は、第1の流体通路312及び第2の流体通路314を有し、いずれも内面304から外面302まで中心軸Z−Z’に対して角度をつけて内側に向かって延びている。
図示した実施形態では、第1の流体通路312は、軸I−I’に沿って延びる仮想円筒の一部を形成し、第2の流体通路314は、軸II−II’に沿って延びる仮想円筒の一部を形成する。第1の流体通路312と第2の流体通路314はいずれも、それぞれの軸に径方向で一致し、それぞれが独立して一定の直径Dを有する。あるいは、流体通路は、平均直径Dとなるテーパ状に先細りする直径を有してもよく、このテーパ状は、Dの20%までであってもよい。例えば、直径Dは、約80μm〜約1000μmの範囲とすることができる。例えば、各通路の直径Dは、80μm、90μm、100μm、110μm、120μm、130μm、140μm、150μm、160μm、170μm、180μm、190μm、200μm、 210μm、220μm、230μm、240μm、250μm、260μm、270μm、280μm、290μm、300μm、310μm、320μm、330μm、340μm、350μm、360μm、370μm 380μm、390μm、400μm、500μm、600μm、700μm、800μm、900μm又は1000μmとすることができる。一実施形態では、通路312の直径Dと通路314の直径Dは、略同じである。
図2に示すように、第1の流体通路312及び第2の流体通路314は、第1の流体通路312の軸線I−I’と第2の流体通路314の軸線II−II’が軸Z−Z’上の収束点Pで互いに交差し、夾角αをなすように構成される。例えば、夾角αは約50°より大きく、別の例では、夾角は約50°〜約89°の範囲であり、更に別の例では、夾角は約90°より大きく、更に別の実施形態では、夾角は約91°〜約99°の範囲であり、また別の実施形態では、夾角αは約100°〜約160°の範囲とすることができ、また別の実施形態では、夾角αは約110°〜約150°の範囲とすることができ、更に別の実施形態では、夾角αは約120°〜約140°の範囲とすることができ、更なる実施形態では、夾角αは約120°とすることができる。軸Z−Z’に沿って、収束点Pからオリフィス板300の外面302までの距離Hは、約0.25mm〜約28.0mmの範囲とすることができ、別の実施形態では0.25mm〜約24mmの範囲とすることができ、更に別の実施形態では、約0.25mm〜約20mmの範囲とすることができ、別の実施形態では、約0.25〜約4mmの範囲とすることができる。例えば、距離Hは、0.25mm、0.5mm、0.6mm、0.7mm、0.8mm、0.9mm、1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mm、3.0mm、3.5mm、4.0mm、4.5mm、5.0mm、5.5mm、6.0mm、7.0mm、8.0mm、9.0mm、10.0mm、11.0mm、12.0mm、13.0mm、14.0mm、15.0mm、16.0mm、17.0mm、18.0mm、19.0mm、20.0mm 21.0mm、22.0mm、23.0mm、24.0mm、25.0mm、26.0mm、27.0mm又は28.0mm、又は、これらの間の任意の数値とすることができる。
図3及び図4は、ボールピントル400と共にインジェクタノズルを使用して、流体を定量で流すことができるようにする場合のインジェクタノズル100を示す。ピントル400は、ソレノイド制御式ピントルであっても圧電駆動式ピントルであってもよく、直接駆動でも、ハウジング全体の圧力差によるパイロット駆動でもよい。ピントル400は、ピントルボール420と、ピントル軸440とを含む。初期位置にある場合、ピントルボール420は、ノズル本体200のバルブシート220に押し付けられる。ピントルボール420がバルブシート220に押し付けられる際には、バルブシート220の開口部240に液体が流れ込むことはなく、インジェクタノズル100から液体が流れ出ることはない。ピントルボール420が開位置に移動すると、加圧液は開口部240を通り、ノズル本体200とオリフィス板300との間に形成されたキャビティ260内に流れ込む。その後、加圧液体は、キャビティ260から流体通路312及び314にそれぞれ流れ込む。あるいは、ボールピントルの代わりに、ニードル又は板をバルブ機構として使用することもできる。
キャビティ260は、オリフィス板300の内面304とノズル本体200の内面262とによって形成されている。内面262と内面304は、互いに略平行であり、キャビティ260の高さ(又は深さ)Cを画定する。キャビティ260は、略円筒形の空間であり、オリフィス板300の直径Bより小さい直径Dを有する。例えば、キャビティの直径Dは、最大0.5mmまでとすることができる。高さCは、約5μm〜約500μmの範囲で変更することができる。例えば、高さCは100μm未満とすることができ、高さCは、約5〜約9.9μm、約10〜約14.9μm、約15〜約19.9μm、約20〜約24.9μm、約25〜約29.9μm、約30〜約34.9μm、約35〜約39.9μm、約40〜約49.9μm、約50〜約59.9μm、約60〜約69.9μm、約70〜約79.9μm、約80〜約89.9μm、約90〜約99.9μm、約100〜約149.9μm、約150〜約200μm、約200〜約250μm、約250〜約300μm、約300〜約350μm、約350〜約400μm、約400〜約450μm、又は、約450〜約500μmの範囲とすることができる。
キャビティ260は、加圧流体をノズル本体200から外方に向かって分岐して流体通路312及び314の入口に流入させることにより、流体通路312及び314をそれぞれ通過する2つの流体噴流を生成するように機能する。流体通路312及び314によりそれぞれ導かれ、成形された流体噴流は、焦点F(幾何学的収束点としても知られる)で合流して互いに衝突し、これが噴霧流体のスプレープルームGを生成する。最適には、2つの衝突噴流により形成される焦点Fと、2つの流体通路312、314の形状によって形成される収束点Pが互いに一致する。その結果、軸Z−Z’に沿った焦点Fからオリフィス板300の外面302までの距離を、収束点Pから外面302までの距離と同じとすることができる。例えば、液体に加えられる圧力は、約5psi〜約500psiの範囲とすることができ、圧力は5psi、10psi、15psi、20psi、25psi、30psi、40psi、50psi、60psi、70psi、80psi、90psi、100psi、150psi、200psi、250psi、300 psi、350psi、400psi、450psi又は500psiとすることができる。一部の実施形態では、液体に加えられる圧力は、500psiより大きくすることができ、例えば、3000psi又は5000psiである。
図5は、のオリフィス板300の詳細な構造を概略的に示す。図5Aは、オリフィス板300を、軸X−X’と軸Y−Y’により画定される平面内にある内面302から見た場合のオリフィス板300の端面図である。第1の流体通路312は、内面304上に第1のオリフィス322を有し、第2の流体通路314は、内面304上に第2のオリフィス324を有する。第1のオリフィス322と第2のオリフィス324は、互いに対向し、オリフィス板300の直径Bより小さい直径Eを有する仮想円上に径方向に配置されている。第1のオリフィス322及び第2のオリフィス324は、仮想円上に中心軸Z−Z’に対して対称に径方向に配置される。第1のオリフィス322と第2のオリフィス324は、約180°の角度で互いに離間している。
図5Bは、図5Bに対応するオリフィス板300の概略断面図である。焦点F(又は収束点P)から外面302までの距離Hは、第1のオリフィス322と第2のオリフィス324との間の距離Eと、オリフィス板の厚さAの両方の影響を受ける。本実施形態によれば、距離E及び厚さAはいずれも、距離Hが確実に約0.25mm〜約28.0mmの範囲となるように構成されている。本実施形態では示していないが、本開示の範囲内では、3つ以上の流体通路(及び、これらに関連するオリフィス)を形成し、軸Z−Z’上に単一の焦点を設けることができる。3つ以上のオリフィスは、仮想円上に等角度の間隔で配置することができる。
図6は、本開示の別の実施形態に係るオリフィス板500を示す。オリフィス板500は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板500は、略同一の一定の直径を有する、第1の流体通路512と、第2の流体通路514とを有する。第1の流体通路512は第1のオリフィス522を有し、第2の流体通路514は第2のオリフィス524を有する。第1の流体通路512と第2の流体通路514は、夾角α2及び焦点F2を形成する。焦点F2は、XY平面においてオリフィス板500の中心と一致しない。焦点F2は、距離X12及びY12だけオリフィス板500の中心からずれている。焦点F2からオリフィス板500の外面までの距離は、オリフィス板300の距離Hと略同一とすることができる。夾角α2の値は、オリフィス板300の夾角αの値と略同一とすることができる。本実施形態によれば、一つの焦点が、X−X’軸及びY−Y’軸の両方において中心軸Z−Z’からずれている。
図7は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板600を示す。オリフィス板600は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板600は、第1のオリフィス622を有する第1の流体通路612と、第2のオリフィス624を有する第2の流体通路614と、第3のオリフィス626を有する第3の流体通路616と、第4のオリフィス628を有する第4の流体通路618とを含む。全ての流体通路が、略同一の一定の直径を有する。4つの流体通路が、一つの焦点F3と夾角α3を形成する。焦点F3からオリフィス板600の外面までの距離は、オリフィス板300の距離Hと略同一とすることができる。夾角α3は、オリフィス板300の夾角αと略同一とすることができる。本実施形態によれば、一つの焦点F3が、X−X’軸において中心軸Z−Z’からずれている。本実施形態では、焦点F3は、図7Dに示すように、4つの三角形の側辺と正方形の底面を有する仮想四角錐の頭頂点と考えることができる。四角錐の頂点を通り、正方形の底面に垂直に延びる四角錐の軸PY−PY’は、オリフィス板300の中心軸Z−Z’と角度θをなすように回転可能に移動する。その結果、四角錐の形状は、オリフィス板300の座標系に対して全体的に移動する。この場合、4つの流体通路とこれらに関連するオリフィスは、全体的に移動した仮想四角錐の4つの端部とオリフィス板との交差によって形成されるものと見なすことができる。
図8は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板700を示す。オリフィス板700は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板700は、第1のオリフィス722を有する第1の流体通路712と、第2のオリフィス724を有する第2の流体通路714と、第3のオリフィス726を有する第3の流体通路716と、第4のオリフィス728を有する第4の流体通路718とを含む。全ての流体通路が、略同一の一定の直径を有する。4つの流体通路が、一つの焦点F4を形成する。焦点F4からオリフィス板700の外面までの距離は、オリフィス板300の距離Hと略同一とすることができる。本実施形態によれば、第1のオリフィス722及び第2のオリフィス724が直径D12を有する仮想円上に配置され、第3のオリフィス726及び第4のオリフィス728がD12より小さい直径D34を有する仮想円上に配置される。第1のオリフィス722と第2のオリフィス724は、径方向に互いに対向し、約180°の角度で互いに離間している。第3のオリフィス726と第4のオリフィス728は、径方向に互いに対向し、約180°の角度で互いに離間している。第1のオリフィス722は、約90°の角度だけ第3のオリフィス726から離間している。第2のオリフィス724は、約90°の角度だけ第4のオリフィス728から離間している。第1の流体通路712と第2の流体通路714が、第1の夾角α41を形成する。第3の流体通路716と第4の流体通路718が、第1の夾角α41より小さい第2の夾角α42を形成する。夾角α41及びα42の値は、いずれもオリフィス板300の夾角αの値と同じ範囲とすることができる。
図9は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板800を示す。オリフィス板800は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板800は、第1のオリフィス822を有する第1の流体通路812と、第2のオリフィス824を有する第2の流体通路814と、第3のオリフィス826を有する第3の流体通路816と、第4のオリフィス828を有する第4の流体通路818とを含む。全ての流体通路が、略同一の一定の直径を有する。本実施形態によれば、第1のオリフィス822及び第2のオリフィス824が直径D12を有する仮想円上に配置され、第3のオリフィス826及び第4のオリフィス828がD12より小さい直径D34を有する仮想円上に配置される。第1のオリフィス822と第2のオリフィス824は、径方向に互いに対向し、約180°の角度で互いに離間している。第3のオリフィス826と第4のオリフィス828は、径方向に互いに対向し、互いに約180°の角度で互いに離間している。第1の流体通路812と第2の流体通路814が、第1の焦点F51と第1の夾角α51を形成する。第3の流体通路816と第4の流体通路818が、第2の焦点F52と第2の夾角α52を形成する。第1の夾角α51と第2の夾角α52の値は、オリフィス板300の夾角αの値と略同一であり、その範囲内とすることができる。第1の焦点F51からオリフィス板800の外面までの距離は、第2の焦点F52からオリフィス板800の外面までの距離よりも大きい。両焦点の距離は、オリフィス板300の距離Hと略同一とすることができる。本実施形態によれば、衝突する噴流を、2組の衝突群にグループ化することができる。
図10は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板900を示す。オリフィス板900は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板900は、第1のオリフィス922を有する第1の流体通路912と、第2のオリフィス924を有する第2の流体通路914と、第3のオリフィス926を有する第3の流体通路916と、第4のオリフィス928を有する第4の流体通路918とを含む。全ての流体通路が、略同一の一定の直径を有する。4つのオリフィスは、1つの仮想円上に配置され、約90°の略等角度間隔で互いに離間している。第1の流体通路912と第2の流体通路914が、第1の夾角α61と第1の焦点F61を形成する。第3の流体通路916と第4の流体通路918が、第2の夾角α62と第2の焦点F62を形成する。第1の夾角α61は第2の夾角α62より大きく、両角度の値は、オリフィス板300の夾角αの値と同じ範囲とすることができる。第1の焦点F61からオリフィス板900の外面までの距離は、第2の焦点F62からオリフィス板900の外面までの距離よりも小さい。両焦点から外面までの距離は、それぞれオリフィス板300の距離Hと同じ範囲とすることができる。
図11は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板1000を示す。オリフィス板1000は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板1000は、6つの流体通路1001〜1006(第1の流体通路1001と第4の流体通路1004のみ図11Bに図示)と、6つの流体通路にそれぞれ関連する6つのオリフィス1012,1014,1016,1018,1020,1022を含む。全ての流体通路が、略同一の一定の直径を有する。第1〜第3の流体通路が第1の衝突群を形成し、第4〜第6の流体通路が第2の衝突群を形成する。本実施形態によれば、第1のオリフィス1012、第2のオリフィス1014及び第3のオリフィス1016が第1の直径を有する第1の仮想円上に配置され、第4のオリフィス1018、第5のオリフィス1020及び第6のオリフィス1022が第1の直径より小さい第2の直径を有する第2の仮想円上に配置される。第1のオリフィス1012、第2のオリフィス1014及び第3のオリフィス1016は放射状に配置され、約120°の略等角度間隔で互いに離間している。第4のオリフィス1018、第5のオリフィス1020及び第6のオリフィス1022は放射状に配置され、約120°の略等角度間隔で互いに離間している。また、2つの隣接するオリフィスは、約60°の略等角度間隔で互いに離間している。第1〜第3の流体通路は、同じ衝突群の2つの衝突噴流の各間隔に第1の焦点F71と第1の夾角α71(図11Cに示す)を形成する。第4〜第6の流体通路は、同じ衝突群の2つの衝突噴流の各間隔に第2の焦点F72と第2の夾角α72(図示せず)を形成する。第1の夾角α71は第2の夾角α72より大きく、両角度の値は、それぞれ独立してオリフィス板300の夾角αの値と同じ範囲とすることができる。第1の焦点F71からオリフィス板1000の外面までの距離は、第2の焦点F72からオリフィス板1000の外面までの距離よりも大きい。両焦点から外面までの距離は、オリフィス板300の距離Hと同じ範囲とすることができる。
図12は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板1100を示す。オリフィス板1100は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板1100は、第1〜第6の流体通路1112〜1117(第1、第3及び第5の流体通路のみ図12Bに図示)と、6つの流体通路にそれぞれ関連する6つのオリフィス1122〜1127を含む。全ての流体通路が、略同一の一定の直径を有する。本実施形態では、第1及び第2の流体通路1112及び1113が第1の衝突噴流対を形成し、第3及び第4の流体通路1114及び1115が第2の衝突噴流対を形成し、第5及び第6の流体通路1116及び1117が第3の衝突噴流対を形成する。第1及び第2の流体通路が第1の焦点F81と第1の夾角α81(図示せず)を形成し、第3及び第4の流体通路が第2の焦点F82と第2の夾角α82(図12Cに示す)を形成し、第5及び第6の流体通路が第3の焦点F83と第3の夾角α83(図示せず)を形成する。第1の夾角α81、第2の夾角α82及び第3の夾角α83は略同一であり、その値はオリフィス板300の夾角αの値と同じ範囲とすることができる。第1の焦点F81からオリフィス板1100の外面までの距離、第2の焦点F82からオリフィス板1100の外面までの距離、及び、第3の焦点F83からオリフィス板1100の外面までの距離は略同一であり、オリフィス板300の距離Hと同じ範囲とすることができる。図12Bに示すように、第1の焦点F81は距離X81だけ軸Z−Z’からずれており、第2の焦点F82は軸Z−Z’上にあり、第3の焦点F83は距離X83だけ軸Z−Z’からずれている。本実施形態では、各噴流対を形成する2つのオリフィスは、軸X−X’及び軸Y−Y’に対して互いに整列している。その結果、板の外面から略等しい距離に位置するが、必ずしも軸Z−Z’上にあるわけではない3つの焦点が提供される。
図13は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板1200を示す。オリフィス板1200は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板1200は、第1〜第6の流体通路1212〜1217(第1、第3及び第5の流体通路のみ図13Bに図示)と、6つの流体通路にそれぞれ関連する6つのオリフィス1222〜1227を含む。全ての流体通路が、略同一の一定の直径を有する。本実施形態では、第1及び第2の流体通路1212及び1213が第1の衝突噴流対を形成し、第3及び第4の流体通路1214及び1215が第2の衝突噴流対を形成し、第5及び第6の流体通路1216及び1217が第3の衝突噴流対を形成する。第1及び第2の流体通路が第1の焦点F91と第1の夾角α91(図示せず)を形成し、第3及び第4の流体通路が第2の焦点F92と第2の夾角α92(図示せず)を形成し、第5及び第6の流体通路が第3の焦点F93と第3の夾角α93(図13C参照)を形成する。第1の夾角α91と第3の夾角α93は略等しく、第2の夾角α92は第1の夾角α91及び第3の夾角α93より大きい。第1及び第3の夾角の値は、オリフィス板300の夾角αの値と同じ範囲とすることができる。第1の焦点F91からオリフィス板1200の外面までの距離、第2の焦点F92からオリフィス板1200の外面までの距離、及び、第3の焦点F93からオリフィス板1200の外面までの距離は略等しく、オリフィス板300の距離Hと同じ範囲とすることができる。第3の焦点F93は、距離X93(図13B参照)且つ距離Y93(図13C参照)だけ軸Z−Z’からずれている。第1の焦点F91は、距離X91(図13B参照)且つ距離Y91(図示せず)だけ軸Z−Z’からずれている。距離X91と距離X93は略同一とすることができ、軸Y−Y’に対して略対称である。距離Y91と距離Y93は略等しくすることができ、軸X−X’に対して略対称であるが、距離Y91と距離Y93は、軸X−X’と軸Z−Z’により画定される面の同じ側にあってもよい。後者の実施形態では、第1及び第2の流体通路により形成される第1の衝突噴流対が、第3及び第4の流体通路により形成される第2の衝突噴流対により形成される面に対して角度β91(図13B参照)を有する面を形成し、また、第5及び第6の流体通路により形成される第3の衝突噴流対も、第2の衝突噴流対により形成される面に対して角度β92(図13B参照)を有する面を形成する。図13Bに示すように、軸Z−Z’に対して。
図14は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板1300を示す。オリフィス板1300は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板1300は、第1〜第6の流体通路1312〜1317(第2及び第5の流体通路のみ図14Bに図示)と、6つの流体通路にそれぞれ関連する6つのオリフィス1322〜1327を含む。全ての流体通路が、略同一の一定の直径を有する。本実施形態では、第1〜3の流体通路1312〜1314の3本が1組の第1の衝突噴流群を形成し、第4〜6の流体通路1315〜1317の3本が1組の第2の衝突噴流群を形成する。第1〜3の流体通路1312〜1314が第1の焦点F101と第1の夾角α101(図示せず)を形成し、第4〜6の流体通路1315〜1317が第2の焦点F102と第2の夾角α102(図14C参照)を形成する。第1の夾角α101と第2の夾角α102は略等しく、その値はオリフィス板300の夾角αの値と同じ範囲とすることができる。第1の焦点F101からオリフィス板1300の外面までの距離と、第2の焦点F102からオリフィス板1300の外面までの距離は略同一であり、オリフィス板300の距離Hと同じ範囲とすることができる。本実施形態では、第1の夾角α101と第2の夾角α102の両方が、通路各組において中間に位置する流体通路により生成される噴流によって二等分される。
図15は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板1400を示す。オリフィス板1400は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、加圧液を分岐させるキャビティ1460が、オリフィス板とともに使用されるノズル本体内に形成されるのではなく、オリフィス板1400の内部端面に形成される。例えば、キャビティ1460は、キャビティ260と同じ深さ及び直径を有することができる。
図16は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板1500を示す。オリフィス板1500は、オリフィス板1400と同様又は類似した構造を有するが、加圧液を分岐させる複数のチャネル1560が、オリフィス板1500の内側端面に形成される。チャネル1560は、互いに流体連通するとともに、オリフィス板の流体通路とも流体連通している。チャネル1560の深さは、キャビティ1460の深さと略同じにすることができる。例えば、各チャネルは、オリフィス板の中心を起点として、それぞれの流体通路の入口に向かって外方に延びてもよい。
図17は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板1700を示す。本実施形態では、オリフィス板1700は、オリフィス板の外側端面に円錐形キャビティ1730を有する。オリフィス板1700は、2つの流体通路1712及び1714を含み、これらが共に焦点F17及び夾角α17を形成する。夾角α17の値は、オリフィス板300の夾角αの値と略同じ範囲とすることができる。円錐形キャビティ1730は、流体通路1712及び1714を通った噴流が互いに十分に衝突する空間を与える。キャビティ1730の円錐面は、流体通路1712及び1714に対して略垂直とすることができる。
図18は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板1800を示す。本実施形態では、オリフィス板1800は成形された板であり、オリフィス板の外端側に突出する環状リング1820を有する。環状リング1820は、2つの内面1822、1824を有する。オリフィス板1800は、2つの流体通路1812、1814を更に含む。流体通路1812の軸は、内面1822に対して略垂直であり、流体通路1814の軸は、内面1824に対して略垂直である。
図19は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板1900を示す。本実施形態では、オリフィス板1900は成形された板であり、オリフィス板の内端側に突出するよう中央に形成された窪み1920を有する。オリフィス板1900は、中央の窪み1920を通過する2つの流体通路1912、1914を更に含む。窪み1920は、軸Z−Z’に対して角度をつけて形成された2つの壁1922、1924を含む。流体通路1912及び1914は、それぞれ壁1922、1924を貫通して形成されており、それぞれの壁に略垂直とすることができる。
図20は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板2000を示す。本実施形態では、オリフィス板2000は、オリフィス板の外端に截頭円錐形状部2100を有する。オリフィス板2000は、2つの流体通路2012、2014を含み、これらが共に焦点F20及び夾角α20を形成する。キャビティ2100の円錐面は、流体通路2012、2014に対して略垂直とすることができる。
図21〜図23は、本開示の実施形態により生成された衝突噴流の画像であり、1つの焦点を有する3つのオリフィス通路が1組の衝突群を生成している。図21は、オリフィス板の外面を出る一組の衝突群の高速画像を示す。図22は、逆噴霧又はオリフィス板外面への癒着を避けるために、オリフィス板外面から離れた特定の焦点で十分に衝突する噴流の高速画像を示す。図23は、分散してスプレープルームを形成する噴流の高速画像を示す。
図24は、本開示の実施形態に係るオリフィス板を有するノズルが組み込まれたインジェクタを示す。オリフィス板は、2つの流体通路を含む。インジェクタは、内燃機関に流れ込む流体を計量して制御することができる。
図25は、燃料を内燃機関6に噴射する図24のインジェクタ1の使用状態を概略的に示す。インジェクタは、内燃機関の吸気管内に位置する。図25Aに示すように、本開示の例示的実施形態に係るオリフィス板を組み込んだインジェクタ1は、空気取入管5内の空気絞り(スロットル)機構3より前又は空気絞り機構の下流(図示せず)に位置する。吸入空気2が取入管5を流れ、燃料が空気流に注入される。そして、燃料は4つのインテークランナ4を通過し、4気筒内燃機関である内燃機関6のシリンダに入る。あるいは、図25Bに示すように、複数のインジェクタ1(本実施形態では4つ)を、内燃機関6の個々のシリンダに対応する各インテークランナ5内のどこかに配置することもできる。吸入空気2は、吸気管に流入し、空気絞り機構3を通過してインテークマニホールド4に流入する。その後、吸入空気2は個々のインテークランナ5のそれぞれに流入し、そこで内燃機関6のインテークランナ5に燃料がインジェクタ1を介して噴射される。
図26は、本開示の更に別の実施形態に係るオリフィス板3000を示す。オリフィス板3000は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板3000は、それぞれが関連するオリフィス3022〜3028を有する第1〜第4の流体通路3012〜3018を含む。例えば、全ての流体通路が、略同一の一定の直径を有する。4つのオリフィスは、1つの仮想円上に放射状に配置され、軸Z−Z’に対して非対称に位置する。4つの流体通路は、オリフィス板の外端から離れた焦点F30に的を絞るように、略同一に夾角α30で配向しいている。各流体通路の径方向の位置は互いに約60°であり、この位置は、6つの流体通路を均一に放射状に配置して1組としたときの衝突用穴部の位置に対応する。図に示すように、6つで1組の衝突用穴部から隣接する2つの穴部を省略して、残りの4つの穴部が非対称となる4つ1組の衝突用穴部を構築することで、アンバランスな液体の横方向運動量によって片寄ったスプレープルームとする。本実施形態では、オリフィス板を通る3つ以上の流体通路が、1つの仮想円に沿って位置し、オリフィス板の外端から1つの焦点距離fを有する1組の衝突用集合となっている。流体通路は、90°以上の単一の夾角を形成する。仮想円に沿った通路の径方向の位置は非対称であり、多数の通路が径方向に均等に又は不均等に位置される。1つ以上の流体通路を省略することで、通路が円に沿って非対称に配置される。本実施形態は、流体の噴霧化を改善し、噴射長さを短くすることに加えて、非対称に位置する衝突噴流のアンバランスな運動量により、スプレープルームを一方向に偏ったものとしている。
図27は、本開示の別の実施形態に係るオリフィス板2700を示す。オリフィス板2700は、オリフィス板300と同様又は類似した構造を有するが、流体通路及びオリフィスの構造が異なる。オリフィス板2700は、第1の流体通路2701と、第2の流体通路2702と、第3の流体通路2703と、第4の流体通路2704とを備えており、それぞれが対応するオリフィスを有している。オリフィス板2700は、表面の流体流出側2708と裏面の流体流入側2709を有する。流体流出側2708の流体通路2701,2702,2703,2704の中心は、仮想円2705に沿って放射状に整列している。流体流入側2709の流体通路2701,2702,2703,2704の中心は、仮想円2712に沿って放射状に整列している。図27AのA−A’断面図である図27Cに示すように、流体通路2703は、角度a2711で板2700を通過している。この角度で各流体通路2701,2702,2703及び2704が板を通過して配向している。図27AのX’−X’断面図である図27Bに示すように、流体通路2701,2703は、夾角α2710及び焦点F2715を形成し、そこで通路2701及び2703を出た流体噴流が互いに十分に衝突する。図27Bに示すように、通路2701により形成されたオリフィス部2706と通路2703により形成されたオリフィス部2707は、角度α2711のため部分的に露出している。図27Dは、図27Aとは逆側であるオリフィス板2700の背面図であり、角度α2711により、流体通路2701,2702,2703,2704が、板2700の表面側2708における各流体通路2701,2702,2703,2704の軸方向位置からのオフセット距離2713をもって、板2700の裏面側2709から外に出ている。流体通路2701,2702,2703及び2704の合成角の幾何学的形状により、焦点F2715において流体噴流が十分に衝突し、結果として生じるスプレープルームが効果的に螺旋状となる。図27に示す実施形態の複合形状は、衝突焦点Fの下流において、噴霧液体のスプレープルームを生成するのに効果的である。また、オリフィスからの流体噴流は、断面積で100%未満ではあるが60%を超える部分が別の噴流に衝突し、螺旋運動を伴った幅広いスプレープルーム角を有する霧状形態の流体を生成する。
オリフィス板は、様々な流体、例えば、液体燃料、酸化剤、E0〜E100の範囲のエタノール混合燃料を含むアルコール混合燃料、水、塩、尿素、接着剤、仕上げ塗料、塗料、潤滑剤又は任意の溶液、又は、その混合物などに有用である。例えば、流体は、E0、E1、E2、E3、E4、E5、E6、E7、E8、E9、E10、E15、E20、E25、E30、E40、E50、E60、E70、E75、E85、E90、E95、E97、E98、E99、E100を含むアルコール混合ガソリンの揮発性燃料とすることができる。流体は、水及びアルコール、及びその混合物とすることができる。流体は、水及び塩、及びその混合物とすることができる。流体は、水及び尿素、及びその混合物とすることができる。
これに応じ、オリフィス板を、典型的に使用される任意の材料で構成することができる。例えば、あらゆる等級のスチール、アルミニウム、黄銅、銅、その合金、また、グラファイト、セラミック、カーボン、混合繊維などの複合材料、又は、様々なプラスチック化学物質で構成してもよい。
上述した実施形態では、例えば、第1のグループのオリフィスが第1の夾角を伴う第1の焦点を提供し、第2の夾角を伴う第2の焦点を提供する第2のグループのオリフィスが存在するというように、それぞれが異なる夾角を伴う複数の焦点が存在しているが、それぞれの焦点からオリフィス板の外面までの垂直距離、例えば、上記した例のように、第1の焦点からオリフィス板の外面までの第1の垂直距離、及び、第1の焦点からオリフィス板の外面までの第2の垂直距離は、独立して約0.25mm〜約28.0mmの範囲にあり、別の実施形態では独立して約0.25mm〜約24mmの範囲とすることができ、更に別の実施形態では独立して約0.25mm〜約20mmの範囲とすることができ、別の実施形態では独立して約0.25〜約4mmの範囲とすることができる。例えば、これら距離は、独立して0.25mm、0.5mm、0.6mm、0.7mm、0.8mm、0.9mm、1.0mm、1.5mm、2.0mm、2.5mm、3.0mm、3.5mm、4.0mm、4.5mm、5.0mm、5.5mm、6.0mm、7.0mm、8.0mm、9.0mm、10.0mm、11.0mm、12.0mm、13.0mm、14.0mm、15.0mm、16.0mm、17.0mm、18.0mm、19.0mm、20.0mm、21.0mm、22.0mm、23.0mm、24.0mm、25.0mm、26.0mm、27.0mm又は28.0mm、又は、これらの間の任意の数値とすることができる。
本開示の様々な特定の実施形態に適用される本開示の基本的な新規特徴を図示、説明及び示してきたが、本開示の精神から逸脱することなく、図示されたデバイス及びその動作における形態及び詳細において様々な省略、置換及び変更が当業者によってなされ得ることもまた理解されるであろう。例えば、同じ結果を達成するために略同じ方法で略同じ機能を果たす構成要素及び/又は方法の段階の全ての組み合わせが本開示の範囲内にあること意図することは明らかである。また、本開示の開示されたあらゆる形態又は実施形態に関連して示され及び/又は記載される構造及び/又は構成要素及び/又は方法の段階は、設計選択の一般的事項として開示又は記載又は提案される他の形態又は実施形態に組み込まれ得ることが理解されるべきである。したがって、添付の特許請求の範囲によって示されるように限定されることが意図されている。
1 インジェクタ
2 吸入空気
3 空気絞り機構
4 インテークランナ
5 空気取入管
6 内燃機関
100 インジェクタノズル
200 ノズル本体
220 バルブシート
240 開口部
260 キャビティ
262 内面
300 オリフィス板
302 外面
304 内面
312 第1の流体通路
314 第2の流体通路
322 第1のオリフィス
324 第2のオリフィス
400 ピントル
420 ピントルボール
430 ピントル軸
500 オリフィス板
512 第1の流体通路
514 第2の流体通路
522 第1のオリフィス
524 第2のオリフィス
600 オリフィス板
612 第1の流体通路
614 第2の流体通路
616 第3の流体通路
618 第4の流体通路
622 第1のオリフィス
624 第2のオリフィス
626 第3のオリフィス
628 第4のオリフィス
700 オリフィス板
712 第1の流体通路
714 第2の流体通路
716 第3の流体通路
718 第4の流体通路
722 第1のオリフィス
724 第2のオリフィス
726 第3のオリフィス
728 第4のオリフィス
800 オリフィス板
812 第1の流体通路
814 第2の流体通路
816 第3の流体通路
818 第4の流体通路
822 第1のオリフィス
824 第2のオリフィス
826 第3のオリフィス
828 第4のオリフィス
900 オリフィス板
912 第1の流体通路
914 第2の流体通路
916 第3の流体通路
918 第4の流体通路
922 第1のオリフィス
924 第2のオリフィス
926 第3のオリフィス
928 第4のオリフィス
1000 オリフィス板
1001 第1の流体通路
1002 第2の流体通路
1003 第3の流体通路
1004 第4の流体通路
1005 第5の流体通路
1006 第6の流体通路
1012 第1のオリフィス
1014 第2のオリフィス
1016 第3のオリフィス
1018 第4のオリフィス
1020 第5のオリフィス
1022 第6のオリフィス
1100 オリフィス板
1112 第1の流体通路
1113 第2の流体通路
1114 第3の流体通路
1115 第4の流体通路
1116 第5の流体通路
1117 第6の流体通路
1122 オリフィス
1123 オリフィス
1124 オリフィス
1125 オリフィス
1126 オリフィス
1127 オリフィス
1200 オリフィス板
1212 第1の流体通路
1213 第2の流体通路
1214 第3の流体通路
1215 第4の流体通路
1216 第5の流体通路
1217 第6の流体通路
1222 オリフィス
1223 オリフィス
1224 オリフィス
1225 オリフィス
1226 リフィス
1227 オリフィス
1300 オリフィス板
1312 第1の流体通路
1313 第2の流体通路
1314 第3の流体通路
1315 第4の流体通路
1316 第5の流体通路
1317 第6の流体通路
1322 オリフィス
1323 オリフィス
1324 オリフィス
1325 オリフィス
1326 オリフィス
1327 オリフィス
1400 オリフィス板
1460 キャビティ
1500 オリフィス板
1560 チャネル
1700 オリフィス板
1712 流体通路
1714 流体通路
1730 キャビティ
1800 オリフィス板
1812 流体通路
1814 流体通路
1820 環状リング
1822 内面
1824 内面
1900 オリフィス板
1912 流体通路
1914 流体通路
1920 窪み
1922 壁
1924 壁
2000 オリフィス板
2012 流体通路
2014 流体通路
2100 截頭円錐形状部/キャビティ
2700 オリフィス板
2701 第1の流体通路
2702 第2の流体通路
2703 第3の流体通路
2704 第4の流体通路
2705 仮想円
2706 オリフィス部
2707 オリフィス部
2708 流体流出側
2709 流体流入側
2712 仮想円
2713 オフセット距離
3000 オリフィス板
3012 第1の流体通路
3014 第2の流体通路
3016 第3の流体通路
3018 第4の流体通路
3022 オリフィス
3024 オリフィス
3026 オリフィス
3028 オリフィス
A 厚さ
B 直径
C 高さ
D 直径
D12 直径
D34 直径
E 直径/距離
G スプレープルーム
H 距離
P 収束点
F1 焦点
F2 焦点
F3 焦点
F4 焦点
F17 焦点
F20 焦点
F30 焦点
F51 第1の焦点
F52 第2の焦点
F61 第1の焦点
F62 第2の焦点
F71 第1の焦点
F72 第2の焦点
F81 第1の焦点
F82 第2の焦点
F83 第3の焦点
F91 第1の焦点
F92 第2の焦点
F93 第3の焦点
F101 第1の焦点
F102 第2の焦点
F2715 焦点
X81 距離
X83 距離
X91 距離
X93 距離
Y91 距離
Y93 距離
α 夾角
α2 夾角
α3 夾角
α17 夾角
α20 夾角
α30 夾角
α41 第1の夾角
α42 第2の夾角
α51 第1の夾角
α52 第2の夾角
α61 第1の夾角
α62 第2の夾角
α71 第1の夾角
α72 第2の夾角
α81 第1の夾角
α82 第2の夾角
α83 第3の夾角
α91 第1の夾角
α92 第2の夾角
α93 第3の夾角
α101 第1の夾角
α102 第2の夾角
α2710 夾角
α2711 角度
β91 角度

Claims (14)

  1. 内燃機関で使用され、流体流を導き成形するインジェクタノズルであって、
    流体を流入させる注入口と、放出口とを有するノズル本体と、
    前記ノズル本体の前記放出口に設けられたオリフィス板と、
    前記オリフィス板と前記ノズル本体との間に形成され、前記流体流が合流するキャビティとを備え、
    前記ノズル本体及び前記オリフィス板はいずれも中心軸に対して対称に延びるように構成されており、前記オリフィス板は、前記ノズル本体に対向する内面と、その反対側に位置する外面とを有し、前記内面及び前記外面は、略平面で互いに平行であり、前記オリフィス板の厚さを画定し、
    前記オリフィス板は複数の流体通路を有し、各流体通路は前記外面にオリフィスを有し、前記複数の流体通路は、前記内面から前記外面まで延びて前記キャビティと流体連通し、前記流体流は、前記複数の流体通路を介して分岐して複数の噴流を生じ、
    前記複数の通路の複数の仮想延長線が合流するところで、少なくとも1つの焦点及び前記少なくとも1つの焦点に関連する少なくとも1つの夾角が形成され、
    前記複数の流体通路は前記中心軸に向かって内向きに延伸するように角度がつけられ、
    前記複数の流体通路の複数のオリフィスは、前記オリフィス板の前記外面上の単一の仮想円上に配置され、
    前記複数のオリフィスは等角度で互いに離間し、
    前記複数の流体通路は第1の焦点と第2の焦点を形成し、前記第1の焦点から前記オリフィス板の前記外面までの第1の垂直距離と、前記第2の焦点から前記オリフィス板の前記外面までの第2の垂直距離とは等しくないことを特徴とするインジェクタノズル。
  2. 前記第1の垂直距離と前記第2の垂直距離は、独立して約0.25mm〜約28.0mmの範囲にある、請求項に記載のインジェクタノズル。
  3. 内燃機関で使用され、流体流を導き成形するインジェクタノズルであって、
    流体を流入させる注入口と、放出口とを有するノズル本体と、
    前記ノズル本体の前記放出口に設けられたオリフィス板と、
    前記オリフィス板と前記ノズル本体との間に形成され、前記流体流が合流するキャビティとを備え、
    前記ノズル本体及び前記オリフィス板はいずれも中心軸に対して対称に延びるように構成されており、前記オリフィス板は、前記ノズル本体に対向する内面と、その反対側に位置する外面とを有し、前記内面及び前記外面は、略平面で互いに平行であり、前記オリフィス板の厚さを画定し、
    前記オリフィス板は複数の流体通路を有し、各流体通路は前記外面にオリフィスを有し、前記複数の流体通路は、前記内面から前記外面まで延びて前記キャビティと流体連通し、前記流体流は、前記複数の流体通路を介して分岐して複数の噴流を生じ、
    前記複数の通路の複数の仮想延長線が合流するところで、少なくとも1つの焦点及び前記少なくとも1つの焦点に関連する少なくとも1つの夾角が形成され、
    前記複数の流体通路は前記中心軸に向かって内向きに延伸するように角度がつけられ、
    前記複数の流体通路の複数のオリフィスは、前記オリフィス板の前記外面上の単一の仮想円上に配置され、
    前記複数のオリフィスは等角度で互いに離間し、
    前記複数の流体通路は、第1の夾角を伴う第1の焦点と第2の夾角を伴う第2の焦点を形成し、前記第1の夾角と前記第2の夾角は等しくなく、それぞれが独立して90°より大きいことを特徴とするインジェクタノズル。
  4. 内燃機関で使用され、流体流を導き成形するインジェクタノズルであって、
    流体を流入させる注入口と、放出口とを有するノズル本体と、
    前記ノズル本体の前記放出口に設けられたオリフィス板と、
    前記オリフィス板と前記ノズル本体との間に形成され、前記流体流が合流するキャビティとを備え、
    前記ノズル本体及び前記オリフィス板はいずれも中心軸に対して対称に延びるように構成されており、前記オリフィス板は、前記ノズル本体に対向する内面と、その反対側に位置する外面とを有し、前記内面及び前記外面は、略平面で互いに平行であり、前記オリフィス板の厚さを画定し、
    前記オリフィス板は複数の流体通路を有し、各流体通路は前記外面にオリフィスを有し、前記複数の流体通路は、前記内面から前記外面まで延びて前記キャビティと流体連通し、前記流体流は、前記複数の流体通路を介して分岐して複数の噴流を生じ、
    前記複数の通路の複数の仮想延長線が合流するところで、少なくとも1つの焦点及び前記少なくとも1つの焦点に関連する少なくとも1つの夾角が形成され、
    前記複数の流体通路は前記中心軸に向かって内向きに延伸するように角度がつけられ、
    前記複数の流体通路の複数のオリフィスは、前記オリフィス板の前記外面上の単一の仮想円上に配置され、
    前記複数のオリフィスは、前記仮想円上に前記中心軸に対して非対称に配置され、
    前記複数のオリフィスは、第1のオリフィスと、前記第1のオリフィスから約60°の角度で離間した第2のオリフィスと、前記第2のオリフィスから約60°の角度で離間した第3のオリフィスと、前記第3のオリフィスから約60°の角度で離間した第4のオリフィスを含むことを特徴とする記載のインジェクタノズル。
  5. 内燃機関で使用され、流体流を導き成形するインジェクタノズルであって、
    流体を流入させる注入口と、放出口とを有するノズル本体と、
    前記ノズル本体の前記放出口に設けられたオリフィス板と、
    前記オリフィス板と前記ノズル本体との間に形成され、前記流体流が合流するキャビティとを備え、
    前記ノズル本体及び前記オリフィス板はいずれも中心軸に対して対称に延びるように構成されており、前記オリフィス板は、前記ノズル本体に対向する内面と、その反対側に位置する外面とを有し、前記内面及び前記外面は、略平面で互いに平行であり、前記オリフィス板の厚さを画定し、
    前記オリフィス板は複数の流体通路を有し、各流体通路は前記外面にオリフィスを有し、前記複数の流体通路は、前記内面から前記外面まで延びて前記キャビティと流体連通し、前記流体流は、前記複数の流体通路を介して分岐して複数の噴流を生じ、
    前記複数の通路の複数の仮想延長線が合流するところで、少なくとも1つの焦点及び前記少なくとも1つの焦点に関連する少なくとも1つの夾角が形成され、
    前記複数の流体通路は前記中心軸に向かって内向きに延伸するように角度がつけられ、
    前記複数の流体通路の複数のオリフィスは、第1の仮想円上に配置された第1のグループと、第2の仮想円上に配置された第2のグループとに分けられ、前記第1の仮想円と前記第2の仮想円の直径は異なり、
    前記第1のグループのオリフィスは前記オリフィス板の前記外面までの第1の垂直距離を有する第1の焦点を形成し、前記第2のグループのオリフィスは前記オリフィス板の前記外面までの第2の垂直距離を有する第2の焦点を形成することを特徴とするインジェクタノズル。
  6. 前記第1の垂直距離と、前記第2の垂直距離は略等しい、請求項に記載のインジェクタノズル。
  7. 前記第1の垂直距離と、前記第2の垂直距離は等しくない、請求項に記載のインジェクタノズル。
  8. 前記第1の垂直距離と前記第2の垂直距離は、独立して約0.25mm〜約28.0mmの範囲にある、請求項に記載のインジェクタノズル。
  9. 前記第1のグループのオリフィスは第1の夾角を伴う前記第1の焦点を形成し、前記第2のグループのオリフィスは第2の夾角を伴う前記第2の焦点を形成し、前記第1の夾角と前記第2の夾角は略等しく、それぞれが独立して90°より大きい、請求項に記載のインジェクタノズル。
  10. 前記第1のグループのオリフィスは第1の夾角を伴う前記第1の焦点を形成し、前記第2のグループのオリフィスは第2の夾角を伴う前記第2の焦点を形成し、前記第1の夾角と前記第2の夾角は等しくなく、それぞれが独立して90°より大きい、請求項に記載のインジェクタノズル。
  11. 前記複数の流体通路により形成される前記少なくとも1つの焦点のうち前記第1の焦点及び前記第2の焦点は、前記中心軸からずれている、請求項に記載のインジェクタノズル。
  12. 前記第1の垂直距離は、約0.25mm〜約24.0mmの範囲にあり、前記第2の垂直距離は、約0.25mm〜約24.0mmの範囲にある、請求項に記載のインジェクタノズル。
  13. 前記第1の垂直距離は、約0.25mm〜約20.0mmの範囲にあり、前記第2の垂直距離は、約0.25mm〜約20.0mmの範囲にある、請求項に記載のインジェクタノズル。
  14. 前記第1の垂直距離は、約0.25mm〜約4.0mmの範囲にあり、前記第2の垂直距離は、約0.25mm〜約4.0mmの範囲にある、請求項記載のインジェクタノズル。
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