JP6919068B2 - ヘア・クリッパー装置 - Google Patents

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    • B26B19/06Cutting heads therefor; Cutters therefor; Securing equipment thereof involving co-operating cutting elements both of which have shearing teeth

Description

本願はヘア・クリッパー用の櫛、及び櫛を有するヘア・クリッパー装置に関連する。
ヘア・クリッパーは毛を切るために使用される。ヘア・クリッパーの切断要素は通常一対の櫛状刃を有し、一対の櫛状刃は、互いに前後に速やかにスライドし、櫛状刃の歯の間に位置する毛をハサミのような動きで切断する。クリッパーは、1ストロークで多数の毛が切断されることを可能にする。
毛を切断要素へ案内するために、ヘア・クリッパーにはしばしば櫛が備えられ、櫛は、ヘア・クリッパーが皮膚の上を動かされる際に毛を持ち上げて案内する。櫛はまた、皮膚に接触するスキン・ガイド部を有することも可能であり、スキン・ガイド部は、カット後に残る毛の長さを定めるように、皮膚と切断要素との間に所定の隙間を設ける。
ヘア・クリッパーのそのような櫛に伴う問題は、毛をほとんど効果的に持ち上げて案内する櫛の構成は、カットした毛屑が櫛を詰まらせる可能性もあり、それによりカット効率を減少させてしまうことである。従って、カットした毛屑が櫛を詰まらせてしまう傾向を軽減するヘア・クリッパー用の櫛を提供することが望ましい。
第1態様では、ヘア・クリッパー用の櫛が提供され、櫛は:ヘア・クリッパーの切断移動方向において、ヘア・クリッパーの切断要素の前方に配置されるように構成された櫛部分であって、カットされるべき毛を切断要素へ案内する、スロットが間に形成された複数の櫛歯を有する櫛部分を有し、櫛部分は、櫛がヘア・クリッパーに取り付けられた場合に、櫛歯とヘア・クリッパーのハウジングとの間の隙間が、切断要素から距離が遠ざかるにつれて増加し、ハウジングと櫛部分との間に、毛屑が流れ込むことが可能な実質的に楔状の毛屑受け入れ空間を形成するように構成されている。
第1態様による櫛は、毛が刈り取られた後に毛屑を受け入れるために、ハウジングと櫛との間にヘア受け入れ空間を提供する。切断要素から距離が遠ざかるにつれてヘア受け入れ空間のサイズを増やすことは、妨げられない流出経路を毛屑のために提供する。幾つかのケースにおいて、毛屑は、切断要素から遠ざかるにつれて向きを変える可能性があり、そうでない場合は櫛に溜まって詰まらせるようになり得るので、第1態様の櫛は、切断する端部から遠ざかるにつれて、櫛から自由に流れ出るように、増加するスペースを毛のために提供する。
ヘア受け入れ空間の形状はまた、櫛が詰まりがちになった場合に、穏やかに振り払うこと又は軽くたたくこと等により、毛屑の簡易な除去を促進することができ、なぜならヘアは再配置されるようにより多くのスペースを有し、それにより詰まりにくくなるからである。更に、スペースのサイズを増やすことは、毛屑が切断要素付近で密集してしまうことを阻止することができ、そうでなければ除去することは困難であるか又は時間がかかってしまう。
ヘア・クリッパーは、ヘア・トリマー又は髭剃り等の任意のタイプのヘア・トリミング・デバイスであってもよい。櫛は、毛を持ち上げてヘア・クリッパーの切断要素の方へ案内するための案内櫛であってもよい。櫛は、トリミング中にユーザーの皮膚に接触してその上をスライド運動するスキン・ガイド部を有することが可能である。ヘア・クリッパーの切断要素のためにスキン・ガイド部と櫛部分との間にギャップが設けられてもよい。
ヘア・クリッパーの刈り込み方向は、最も効果的に毛をカットするためにヘア・クリッパーが動かされなければならない方向であるとすることが可能である。切断要素は、刃歯(blade teeth)を有する1つ以上の櫛状刃を有することが可能である。刈り込み方向は、刃歯が指す方向、又は切断のために刃歯ポイント間で毛を動かすためにクリッパーが動かされなければならない方向であってもよい。櫛部分は少なくとも部分的に切断要素の前方にあることを要する。ヘア・クリッパー・ハウジングは、切断要素に隣接して配置される前方ハウジング面を有することが可能であり、それはクリッパーの使用中に概ね刈り込み方向の前方に面している。櫛部分は刈り込み方向において前方ハウジング面の前方に配置されていてもよい。
櫛歯は実質的に同一であってもよい。櫛歯は、櫛部分の幅にわたるそれらの間で接触スペーシング(a contact spacing)とともに配置されてもよい。櫛歯は、使用時に切断要素から最も遠い櫛歯の端部において、接続バーに接続されることが可能である。櫛歯は接続バー以外の如何なる場所においてもサポートされていなくてよい。使用時に切断要素に近接している櫛歯の端部は、自由に動かすことができる。櫛部分は、接続バーを支持し且つ櫛部分をスキン・ガイド部又はクリッパーに接続するように配置される1つ以上のフレーム要素を更に有することが可能である。第1及び第2フレーム要素は、櫛及び櫛部分の第1及び第2側に配置されることが可能である。接続バーは、櫛の幅を横切る2つのフレーム要素間に延びることが可能である。櫛歯は2つのフレーム要素の間に配置されることが可能である。
櫛歯とハウジングとの間の間隔は、櫛歯とハウジングとの間の距離であってもよい。その間隔は、刈り込み方向で測定される櫛歯とハウジングとの間の距離であってもよい。間隔は櫛部分の高さに沿って変化し得る。間隔は、前方ハウジング面と櫛歯との間、特に前方ハウジング面と櫛歯の後方エッジとの間で測定されてもよい。フレーム要素とハウジングとの間の間隔は、櫛歯の間隔と実質的に同一であってもなくてもよい。
切断要素から遠ざかる距離は、櫛部分の高さに沿って測定されてもよい。従って、櫛歯とハウジングとの間の間隔は、櫛歯に沿う切断要素からの距離が減少するにつれて減少する。間隔は、切断要素からの所与の距離において(又は櫛部分の所与の高さにおいて)、櫛の幅にわたって一定でなくてもよい。例えば、櫛部分は、上方から眺めた場合に、櫛の幅を横切る刈り込み方向において弓状に進行又は後退しているものとすることが可能であり、あるいは櫛歯及びハウジングの間の隙間角度は、櫛部分の幅にわたって変化していてもよい。しかしながら、櫛部分を横切る所与の任意の幅において、その幅における櫛歯及びハウジング間の間隔は、切断要素からの距離が増加するにつれて増加することが、理解されるであろう。従って、受け入れ空間の形状は櫛の幅にわたって一定又は同一でなくてもよいが、受け入れ空間は、幅にわたって想定される所与の任意の平面内で実質的に楔形状を有することが、理解されるべきである。楔形状の受け入れ空間は、追加的又は代替的に、切断要素に向かう深度方向で間隔が先細りになっているという意味において、テーパーがかかった受け入れ空間として描写されてもよい。
毛屑は、カットされた毛屑又は切断要素によりカットされたばかりの髪片を指してもよい。
櫛部分の高さは、クリッパーが使用中である場合に皮膚の面に実質的に垂直な方向で測定されてもよい。櫛の深さその一部分は,刈り込み方向で測定されてもよい。櫛の幅又はその一部分は、刈り込み方向に沿って眺めた場合に、櫛を横切る方向で測定されてもよい。
第1隙間角度は、櫛歯とヘア・クリッパーのハウジングとの間で形成されてもよく、その結果、櫛歯とハウジングとの間の間隔は、切断要素から距離が遠ざかるにつれて増加する。その間隔は、切断要素から距離が遠ざかるにつれて実質的に線形に増加してもよい。第1隙間角度は約10ないし30度、選択的に10−15度であってもよく、約15度であってもよい。第1隙間角度は、櫛部分の幅にわたって変化してもよい。
使用中にヘア・クリッパーのハウジングに直面する櫛歯の後方エッジは、使用中に切断要素に近接する第1後方櫛面と、使用中に切断要素から遠く離れた第2後方櫛面とを規定することが可能である。第1隙間角度は第1後方櫛面とハウジングとの間で形成されることが可能であり、第2隙間角度は第2後方櫛面とハウジングとの間で形成されることが可能である。第1及び第2後方櫛面は実質的に平坦であってもよく、あるいは櫛の幅にわたって湾曲していてもよい。
第2隙間角度は第1隙間角度より大きくてもよい。第2隙間角度は第1隙間角度より小さくてもよい。第2隙間角度は約10度ないし約50度、約30度ないし約50度であってもよく、約45度であってもよい。第2隙間角度は櫛部分の幅にわたって変化してもよい。
櫛は、ヘア・クリッパーのカットする長さを調整する可調整櫛であってもよい。第1後方櫛面の長さは、ヘア・クリッパーのカット長範囲に等しい又はそれより大きくてもよい。
櫛は、櫛の長さ調整方向を規定する調整機能部を有することが可能であり、長さ調整方向は第1後方櫛面に実質的に平行であるとすることが可能であり、そのため、使用時における櫛歯と切断要素との間のギャップは切断長範囲内の全ての切断長に関して実質的に一定である。幾つかの具体例において、長さ調整方向は、所定の角度より小さな角度だけ第1後方櫛面に不整合であってもよく、その結果、使用時における櫛歯と切断要素との間のギャップは、切断長範囲内の全ての切断長に関して所定の限界未満のままである。所定の角度は20度より小さくてもよく、10度より小さくてもよく、又は5度より小さくてもよい。所定の限界は10mm、8mm、6mm、4mm、又は2mmであってもよい。
第2態様ではヘア・クリッパー用の櫛が提供され、櫛は:ヘア・クリッパーの切断運動方向においてヘア・クリッパーの切断要素の前方に配置されるように構成された櫛部分であって、カットされるべき毛を切断要素へ案内する、スロットが間に形成された複数の櫛歯を有する櫛部分を有し、櫛歯のうちの2つ以上は、切断運動方向において個々の櫛歯から遠ざかるように概して前方に延びる拡張部を有し;及び接続バーが2つ以上の櫛歯を個々の拡張部内でともに接続し、そのため、使用時に接続バーは、ヘア・クリッパーのハウジングから、複数の櫛歯より大きな距離だけ隔てられている。
第2態様による櫛は、櫛歯より大きな距離だけハウジングから隔てられる接続バーを提供する。従って、櫛歯の間で規定されるスロットは、それらの長さに沿って実質的に妨げられないであろう。スロットはまた切断要素から遠い端部で開放されていてもよく、そうでない場合、接続バーは従来技術のシステム内に配置されるであろう。従って、カットされた毛屑はスロットに沿って通過し、スロットの端部から外に出ることが可能である。従って櫛の目詰まりが削減され得る。
更に、ハウジングから隔てられる接続バーは、毛屑、特により長い毛屑が、櫛から自由に流れ出るためにより相応しく方向付けられるように接続バーの周りで旋回することを可能にし得る。従って、本件の櫛は、ヘア・カット・デルタ長(即ち、カットする前及び後の残存する毛の長さの差)が大きい場合に、目詰まりを減らすことができ、そのため、ヘア・クリッパーはより長い毛をカットするために使用されることが可能であり、それにより目詰まりの問題なしに、ヘア・カットがより少ない頻度で発生することを可能にする。
拡張部は、櫛歯の本体部分に対してある角度で延びる個々の櫛歯の部分であってもよい。
拡張部は、切断運動方向において、櫛歯の残りの部分と比較して増加した深さを有する櫛歯の部分であってもよい。櫛歯の拡張部は、使用時にヘア・クリッパーの切断要素から遠くにあるように構成されていてもよい。
接続バーは、櫛歯の深度より大きな距離だけ、櫛歯の後方エッジから隔たっていてもよく、そのため、櫛歯の間に形成されるスロットは,使用時に切断要素から遠いスロットの端部で開放される。
第3態様では、本願で説明される第1及び第2態様の双方、及びそれらの任意の選択的な特徴による櫛が提供される。第1及び第2態様が結合される場合、各態様の櫛の目詰まり回避及び関連する利点が、更に増進された目詰まり回避をもたらし、大きなヘア・カット・デルタ長が、少ない目詰まりとともに達成されることが可能になり得る。
第4態様においては、ハウジング及び切断要素を有するヘア・クリッパー;及び上記の任意の態様による櫛を有するヘア・クリッパー装置が提供される。
当業者は、相互に排他的である場合を除いて、上記の態様のうちの任意の1つに関連して説明された特徴は、他の任意の態様に必要な変更を加えて適用されてよいことを、認めるであろう。更に、相互に排他的な場合を除いて、本願で説明された任意の特徴は、任意の態様に適用されてもよく、本願で説明された他の任意の特徴と組み合わせられてもよい。
実施形態は図面に関連して単なる例示によって説明される。
ヘア・クリッパー及び櫛を有するヘア・クリッパー装置の斜視図である。 図1の櫛の斜視図である。 図1のヘア・クリッパー装置の側面図である。 図1のヘア・クリッパー装置の正面図である。 図1のヘア・クリッパー装置の平面図である。 図1のヘア・クリッパー装置のA−A線に沿った部分的な側断面図である。 拡張された櫛を有する図1のヘア・クリッパー装置の側断面図である。 代替的な櫛を有するヘア・クリッパー装置の側断面図である。 延長位置における更に代替的な櫛を有するヘア・クリッパー装置の側断面図である。
図1−5を参照すると、ヘア・クリッパー100と櫛200とを有するヘア・クリッパー装置10が概略的に示されている。
ヘア・クリッパー100は、切断要素106が配置された刈り込みヘッド104と、刈り込みヘッド104から概ね離れるように延びるハンドル部108とを有する細長いグリップ可能な本体102を有する。クリッパー本体102は、クリッパー本体102の外面を形成するハウジング109により概して形成されている。
ハンドル部108は、使用中にユーザーが自分の手でクリッパー100をつかむことが可能な細長いグリップ可能な部分である。ハンドル部108は、ゴム加工又はテクスチャ加工された表面110で部分的にカバーされ、ユーザーによるクリッパー100のより良い把持を促し、特にハンドル部108が濡れている場合に促す。クリッパー100の電源をon/offにするため、及びクリッパー100のカット長を調整するために、ハンドル部108の正面において電源ボタン112及びカット長調整スイッチ114がそれぞれ設けられている。
刈り込みヘッド104はハンドル部108の端部に配置され、そのため、ハンドブル108がユーザーによって握られた場合に、刈り込みヘッド104はユーザーの拳の外に延びる。刈り込みヘッド104は、クリッパーの切断要素106を有する。図6を参照すると、切断要素は、第1静止刃116と第2往復刃118とを有する。刃116,118は切断エッジ117を形成するように結合する。各々の刃116,118は、図4及び図5で最もよく見える複数の刃歯120で形成される前方エッジを有する。往復刃118は、切断エッジ117に平行な方向において静止刃116に対して横方向に往復運動させられ、そのため、刃歯120の間に位置する毛は、刃歯120が次々に通過して動く際に、ハサミのような作用でカットされる。往復刃118は、刃118に取り付けられる往復運動機構を動かすモーター122を利用して動かされてもよい。モーター122は、クリッパー100のハウジング109内に含まれる再充電可能なバッテリ124により給電されてもよい。モーター122は電力スイッチ112を利用して選択的にターン・オン及びオフにされることが可能である。
切断エッジ117は、刈り込みヘッド104の前方エッジを形成し、前方エッジはヘア・クリッパー100の刈り込み方向xを規定する。刃歯120の間のギャップに毛が容易に入るように、それらは前方から切断エッジ117に近づく必要があり、従って刈り込み方向xにおいて前方に動かされる場合に、ヘア・クリッパー100は最も効果的に毛をカットすることが、理解されるべきである。
刈り込み方向xにおいて切断エッジ117の後方にある刈り込みヘッド104の外面126は、皮膚対向面126である。使用時において、櫛200がクリッパー100に取り付けられていない髭剃りの場合、皮膚対向面126はユーザーの皮膚に対して軽く押し当てられ、クリッパーは、ユーザーの皮膚に接触しながら、刈り込み方向にスライドさせられ、その結果、切断エッジ117は刈り込み方向xでユーザーの皮膚に沿って前方に移動し、それにより遭遇する毛をカットする。
切断要素106によって切り落とされる毛の部分は、毛屑又は屑(hair debris or debris)と言及され、クリッパー・ハウジング109の前方面128に隣接する切断エッジの第1サイドに位置する一方、皮膚に付いて残る毛の部分は刈り込み方向で切断エッジを通過して移動し、皮膚対向面126に接触したまま残る。
前方に面するハウジング面128はクリッパー・ハウジング109の一部分である。前方ハウジング面128は、大きな鋭角、約60度で、皮膚対向面126まで延び、切断エッジ117で皮膚対向面126に概ね合致する。使用時に、前方ハウジング面128は、切断エッジ117上でユーザーの皮膚から概して遠ざかるように延びる。正面ハウジング面は、クリッパー・ハウジング109の幅の大部分にわたって実質的に平坦である。
この例では、複数の窪んだ屑案内シュート(a plurality of recessed debris guiding chutes)130が、前方面128のクリッパー・ハウジング109に設けられている。屑シュート130は、前方面128と同じ高さにあり且つ前方面128の一部を形成する複数の窪んでいない細長いリブ132の間に形成される。リブ132はそれぞれ並列であり、前方面128に沿って切断エッジ117に垂直に延び、そのため、屑シュート130が、リブ132の間に形成され、実質的に同じ方向に延びる。屑シュート130は毛屑の良好な除去をもたらすことができる。場合によっては、屑シュート130及びリブ132は設けられなくてもよく、前方面128は実質的に連続的であってもよい。図示の例では前方面128の不連続性にも関わらず、ハウジング109の前方面128は、ヘア・クリッパーのハウジング109の概して最前面であり、例えば図3又は図6に示されるように概して平坦であることが、理解されるべきである。
装置10はまた、図2に最も良く図示されているように櫛200を有する。櫛200は概してカットされるべき毛を案内して持ち上げ、そのため、切断要素106はそれらを最も効果的かつ効率的にカットすることができる。
櫛200は2つの概してL字状のサイド・フレーム要素202を有する。フレーム要素202は、後方接続バー204及び前方接続バー206により一緒に接続され且つ離間されている。L字状フレーム要素202の2つのアームは、櫛部分208とスキン・ガイド部210とを形成する。この例では、フレーム要素202は、櫛部分208のベースにおいて、スキン・ガイド部210が櫛部分208のベースに取り付けられるように形成される。他の例では、フレーム要素202は、スキン・ガイド部210を櫛部分208に他の位置で、例えば櫛部分208の上方又は中央の位置で接続してもよく、その結果、櫛200のベースは切断要素106の側方の領域で開放空間を提供する。フレーム要素202間の距離(及び接続バー204,206の軸長)は、クリッパー100の刈り込みヘッド104の幅に実質的に等しく、そのため、櫛200はフレーム要素202間の刈り込みヘッド104に搭載されることが可能である。
調整レール207の形式における調整機能部は、スキン・ガイド部210における各々のフレーム要素202から延びる。調整レール207は、櫛200をクリッパーに取り付けるために、クリッパー100の対応するスロットに挿入可能である。クリッパー100のカット長を調整するために、調整スイッチ114は、調整レール207をクリッパー100に対して外側又は内側へ動かすことにより、櫛200を引き出す又は引っ込めるように動かすことができる。従って、実質的に直線的であり線状である調整レールは、長さ調整が行われる場合に櫛が動く調整方向を決める。
スキン・ガイド部210は、クリッパー100の皮膚対向面126に概ね適合し、その結果、櫛200がクリッパー100に取り付けられると、スキン・ガイド部は皮膚対向面126に重なる。スキン・ガイド部210の外面は、櫛200がクリッパー100に取り付けられる場合に、使用時に皮膚に接触する皮膚接触面212である。従って、皮膚接触面212が皮膚に接触する場合、皮膚対向面126は、少なくともスキン・ガイド部210の深さの分だけ、皮膚接触面212から(従って皮膚から)離間される。
後方接続バー204は、図6で最も良く見えるように、スキン・ガイド部210の後方で形成される。複数の細長いガイド214は、刈り込み方向で後方接続バーから前方に延びる。ガイド214は、後方接続バー204から遠い各自の前方エッジに向かって先細りになっており、そのため、櫛200がクリッパー100に取り付けられる場合に、皮膚対向面126と皮膚接触面212との間の距離yは、後方接続バー204から離れる刈り込み方向で減少し、あるいは切断要素106からの距離が離れるにつれて増加する。
櫛部分208は、スキン・ガイド部210に概して垂直に、刈り込み方向xにおいて切断要素及びハウジング109の前方に配置されている。櫛刈り込みゾーン215は、概して、L字状フレーム要素202のコーナーの間で櫛部分208及びスキン・ガイド部210の出会う地点に近接して規定される。使用時において、櫛刈り込みゾーン215は、クリッパー100の切断要素106に概して近接して配置される。
前方接続バー206は、使用時に切断要素106から遠い櫛部分208の端部においてフレーム要素202の間に延びる。複数の櫛歯216は、刈り込みゾーン215の方に向かって接続バー206から延びる。櫛歯216は、等しい厚み(即ち、櫛200の幅を横切る方向の長さ)を有し、概して接続バー204の幅にわたって等しく離間されている。他の例では、歯216は均等に隔てられていなくても良い。櫛歯216はまた、概して平行な方向に延び、そのため、複数のスロット218が、櫛歯216各自自身の間で、及び最も外側の櫛歯216aとフレーム要素202との間で形成される。
櫛歯216及びスロット218は櫛部分208に沿って刈り込みゾーン215及び切断要素106から遠ざかるように概して延びる。より一般的には、それらは使用時に皮膚から離れるように及び皮膚に垂直に延びる。
図6を参照して最良に理解されるように、櫛部分208内のフレーム要素202及び櫛歯216の各々は前方エッジ220を有し、刈り込み方向xにおいて概ね前方に面する前方エッジ220と、刈り込み方向において概ね後方に面する後方エッジ222とを有する。櫛歯216及びフレーム要素202の後方エッジ222は組み合わせにおいて、概して櫛部分208の最・後端面を形成する後方櫛面224を規定する。後方櫛面224は、連続的な固体表面ではなく、概して後方エッジ222により規定され且つ占有される平面であることが、理解されるであろう。後方櫛面は後方エッジ222により規定される不連続表面であると言うことも可能である。図6に見受けられるように、後方櫛面224は概して平面であるが、湾曲していてもよい。
図6に見受けられるように、櫛歯216と、ハウジング、特に前方面128との間の隙間は、切断要素106からの距離の増加とともに増加し、その結果、実質的に楔状スペース226がハウジング109と櫛部分208との間に形成される。毛が切断された後、毛屑は歯216の間に、楔状スペース226の中に流れ込む。増加する屑が切断されてスペース226に入ると、屑は、櫛部分208とハウジング109との間の増加したスペースのために、スペース226から流出する。
図1−6の例において、後方櫛面224と前方ハウジング面128とは双方ともに実質的に平坦であり、そのため、櫛200がクリッパー100に取り付けられると、隙間角度θが2つの面の間で形成される。この特定の例では、角度θは15度であってもよい。従って、後方櫛面224と前方ハウジング面128との間の隙間距離は、切断要素106からの距離が増えるにつれて線形に増加する。当然に、他の例では、表面224、128のうちの一方又は双方が湾曲していてもよいし、又は非平面状であってもよく、それでもスペース226は実質的に楔形を形成することができる。
図6Aに示されるように、櫛200は、クリッパー100から調整レール207を更に伸ばし、それによりクリッパー装置10のカット長を伸ばすことによって調整されることが可能である。櫛200をクリッパーから、より長い距離だけ延長することによって、切断要素106と皮膚Sとの間の距離は増加し、櫛のスキン・ガイド部210が皮膚Sに接触する場合に、切断要素に皮膚Sがより接近することを防止することが、理解されるであろう。切断要素106と皮膚Sとの間の距離は、毛がカットされた後の毛のカット長を規定する。
図7に櫛300の別の例が示されている。櫛200及び櫛300間で同様な特徴は100だけ相違する参照番号で示されている。
この例では、櫛部分308は、使用時に切断要素106に近接している第1部分325と、切断要素106から遠い第2部分とを有する。従って、フレーム要素302及び櫛歯316それぞれは使用時に切断要素に近接している及び遠く離れている対応する第1及び第2部分を有する。
第1部分325内の櫛歯316及びフレーム要素302の後方エッジ222は組み合わせで第1後方櫛面324を規定し、第1後方櫛面324は概して櫛部分の第1部分325の最・後端面又は平面を形成する。後方櫛面224と同様に、第1後方櫛面324は連続的な固体表面ではなく、概して後方エッジ322により規定され占有される平面であることが、理解されるであろう。
更に、第2部分327内の櫛歯316及びフレーム要素302の後方エッジ222は組み合わせで第2後方櫛面328を規定し、第2後方櫛面328は概して櫛部分の第2部分327の最・後端面又は平面を形成する。後方櫛面224及び第1後方櫛面324と同様に、第2後方櫛面328は連続的な固体表面ではなく、概して後方エッジ322により規定され占有される平面であることが、理解されるであろう。
第1及び第2後方櫛面324及び328はこの例では概して平面であるが、それらは他の例ではそうでなくてもよい第1後方櫛面324は第1方向に延び、そのため、第1隙間間隔θ1が、上記の櫛200に関して説明されたのと同じ方法でハウジング109(特に、前方ハウジング面128)と第1後方櫛面324との間に形成される。しかしながら、櫛300では、櫛300の第2部分がハウジングから更に遠ざかるように曲げられ、そのため、第2隙間角度θ2が第2後方櫛面328とハウジング109(特に、前方ハウジング面128)との間に形成される。
従って、第1後方櫛面324とハウジング109との間に形成される第1楔部326aと、第2後方櫛面328とハウジング109との間に形成される第2楔部326bとにより、楔状の毛屑受け入れスペース326が形成される。この例では、第1隙間角度θ1は第2隙間角度θ2より小さく、そのため、後方櫛面324、328とハウジング109との間の隙間の増加率は、第1部分325よりも第2部分327において、より大きい。当然に、他の例では、第1隙間角度θ1が第2隙間角度θ2より大きくてもよい。櫛300はスペース326の毛屑の流出容易性を更に促し、なぜなら、櫛の第2部分における増加した隙間角度θ2のために、櫛部分308とハウジング109との間の隙間又は距離は、切断要素106からの距離が隔たるにつれて実質的に増加するからである。この例では、第1隙間角度θ1は約15度であってもよく、第2隙間角度θ2は約45度であってもよい。これらの角度は櫛の目詰まりを回避するのに特に有効であり得る。
図7の切断要素106付近の円の部分についての挿入された詳細図に示されるように、櫛後方表面324と前方ハウジング面128との間にギャップFが規定される。ギャップFは、刈られた毛が、櫛部分308とハウジング109との間に流れることを可能にする。距離Hは、切断要素106から前方ハウジング面128にかけて規定される。距離Eは、櫛後方表面324から切断要素106にかけて規定される。ギャップFのサイズは距離E及びHに関連し、そのため、FはE+Hに等しいことが理解されるであろう。
調節レール207により提供される(櫛300の)最小引き出し長さにおけるギャップFの最小サイズは、3.5mmである。従って、距離E及びHは、櫛300の最小引き出し長さにおいて3.5mmという最小値に合計される。櫛300の最小引き出し長さにおいてギャップFは3.5mmより大きくなり得ることが認められるであろう。距離Eは1.5mmnという最小サイズを有することが可能であり、距離Hは0.5mmという最小サイズを有することが可能であるが、ギャップFは少なくとも3.5mmであることを保証するために、同じ例においてそれら双方が各自の最小サイズを有し得ないことが、認められるであろう。3.5mmの最小値に合計される距離E及びHの多くの組み合わせが存在することが、認められるであろう。
図7Aには櫛300’の更に別の配置が示されている。櫛300及び櫛300’の間で同様な特徴は、参照番号に’を付して示されている。図示の位置において、櫛300’は、調整レール207により提供される最大引き出し長さにおけるものである。
この例では、第1後方櫛面324’が形成され、そのため、その表面は調整レール307’により規定される調整方向Aと並行である。更に、調整方向Aにおける後方櫛面324’の長さは、図7Aに示されるように最大引き出しにおいてさえ、調整レール307’により提供される合計長の調整範囲よりも大きい。
従って、切断要素106と後方櫛面324’との間に形成されるギャップGは、必要とされる長さ調整によらず、実質的に一定のサイズを有する。従って、ギャップGは、ギャップが過剰に大きくなることを回避するために注意深く制御されることが可能であり、それにより、櫛部分308’と切断要素106との間に、より少ない毛しか落ちないので、切断効率を高めることができる。図示されるように、櫛300’から毛屑が容易に流出することを促すために、第2後方櫛面328とハウジング109との間の隙間角度θ2は依然として楔状スペース326’を提供する。
ギャップGのサイズを制御するために、第1後方櫛面324’が調整方向Aに厳密に平行である必要はないことが、理解されるべきである。例えば、表面324’と方向Aとの間の角度偏差が制御され、それにより櫛300’が延ばされる場合にギャップGのサイズの増加を制御することが可能である。櫛300’が完全に延ばされた場合にギャップGの許容可能な最大サイズを提供するために、角度偏差は所定の最大値に設定されてもよい。
本願で説明される櫛はまた、以下に説明されるような別の有利な態様も提供する。
図5及び図6に最良に見受けられるように、前方接続バー206は、櫛部分208の残りの部分よりも大きな距離だけ、ハウジング109(及び特に前方ハウジング面128)から隔てられている。
この増加した隙間を提供するため、櫛歯216及びフレーム要素200は、刈り込み方向xにおいて概して前方に延びる拡張部230を有する。拡張部230は、櫛歯216の後方面222から前方に距離Dだけ延び、距離Dは櫛歯の深さEより大きい。
接続バー206は、櫛歯216とフレーム要素202とをそれら各自の拡張部230において、特にハウジング109及び切断要素106から遠い部分において、ともに接続する。従って、使用時に接続バー206は、複数の櫛歯216よりも大きな距離だけ、ヘア・クリッパー100のハウジング109から隔てられる。拡張部230のために、接続部206は、櫛歯216の深さEより大きな距離だけ、櫛歯216の後方エッジ222から隔てられることもまた理解されるであろう。
櫛部分208の平面視である図5に最も良く示されているように、拡張部230は、歯の間に形成されるスロット208が切断要素106から遠い各自の上端部で実質的にオープンである、という利点を提供する。従って、スロット218に沿って上方に進行する毛屑は、接続バー206によって抑制されることなく、スロットの上端部から容易に流出することができる。
この例では、拡張部230は、櫛歯216の本体に対して又は櫛部分の後方櫛面224に対して、ある角度で延びる個々の櫛歯又はフレーム要素の一部分である。拡張部230は、一般に、前方ハウジング部128に対して概して垂直に延び、接続バー206とハウジング109との間で拡張部230の長さにわたる隙間を最大化する。
拡張部230はまた、櫛歯216及びフレーム要素202の一部分であって、切断運動方向において櫛部分の残りの部分(即ち、櫛歯215及びフレーム要素202)の深さEと比較して増加した深さDを有する一部分であると考えることも可能である。
櫛部分208の残りの部分よりも、ハウジング109から増加した深さにおいて、接続バー206を配置することはまた、デルタ切断長の場合(即ち、カットの間に長時間かかる等の場合のように、カットの最中に毛の長さの変化が特に大きい場合)、更に利点を提供する。この更なる利点は図6Aに関連して説明される。この例では、接続バー206が、約30mmという最小距離だけハウジング109から隔てられていてもよい。
カットする前に、毛400はL+Δに等しい長さを有し、Lはカット後のカット・ヘアの長さであり、Δはカット前後の毛の長さの変化、あるいは言い換えればカット後の毛屑402の長さである。
図6Aに示されるように、装置10が刈り込み方向xに動かされると、毛400は、カットされるように切断要素106の方へ櫛部分208により案内される。ヘア440がカットされてカット・ヘア404を残す場合に、毛屑402はスロット218の中で上方に動くであろう。
櫛部分208の拡張部230は接続バー206を配置し、そのため、大きなΔの場合、接続バー206はその末端付近で毛屑に接触する。従って、図6Aに示されるように接続バー206の周りで軸回転するように促され、それによりスロット218の端部から容易に流出する。当然に、毛屑402がハウジング109と接続バー206との間の距離よりも短い場合、毛屑は接続バー206とは相互作用せず、毛屑受け入れ空間226の中へ単に流れ込み、あるいはスロット218の上方から単に流出する。より長い毛屑402は、よりいっそう櫛部分208を詰まらせる傾向があり、そこで接続バー206は、拡張部230のために、目詰まりを抑制するように長い毛屑402の軸旋回を促すことができる。
接続バー206は、ハウジング及びスペース226に直面し、丸みを帯びている又は湾曲している内方軸旋回面206aを有することが可能である。毛屑402は概して軸旋回面206aに接触する可能性があり、表面206aの曲率に起因して、曲がった又は平坦な接続バー表面と比較してより効果的に、櫛部分208から遠ざかってそこから出るように軸旋回するように促されることが可能である。
従って、本願で説明された櫛200、300、300’は、一般に、全ての長さの毛屑が櫛から流出することを促すことにより、毛屑で目詰まりしてしまうことを抑制又は軽減するように機能する。櫛部分とクリッパーのハウジングとの間に楔状スペースを設ける櫛の配置、及びハウジングからの接続バーの増加したスペースを提供する拡張部は、必要とされるアプリケーションに依存して別々に又は組み合わせで実装されてもよいことが、理解されるべきである。本発明の何れの態様も一般的に目詰まりを減らすように機能し得るが、組み合わせると、特に効果的な目詰まりの防止又は削減をもたらすことができる。
本発明は図面及び上記の説明において詳細に図示及び描写されてきたが、そのような図示及び説明は例示的又は模範的であり、限定ではないように解釈されるべきである;本発明は開示された実施形態に限定されない。
本願で開示及び説明された態様及び実施形態は、先行して出願された欧州特許出願番号EP17171051.0に開示されている特徴と組み合わせられてもよく、その出願の内容は本願に援用される。特に、櫛歯とハウジングとの間の距離又は隙間は、本願で開示される、切断要素から距離が増加するにつれて増える隙間に加えて、櫛又は櫛部分に対する他の寸法又は方向とともに変更されることが可能である。例えば、櫛部分とハウジングとの間の隙間は、櫛の幅にわたって変化することが可能であり、特に櫛部分の端部又は側方に一層近い櫛歯は、櫛部分の中間又は中央に配置される櫛歯よりも大きな程度で、ハウジングから隔てられる。
開示された実施形態の他の変形例は、図面、本開示、及び添付の特許請求の範囲を学ぶことにより、請求項に係る発明を実施する当業者によって理解され把握されることが可能である。特許請求の範囲において、「有する(comprising)」という言葉は他の要素又はステップを排除しておらず、「ある」(“a”or“an”)という不定冠詞的な語は複数を排除していない。所定の複数の事項が相互に異なる従属請求項で引用されているという単なる事実は、これらの事項の組み合わせが有利に使用され得ないことを示してはいない。請求項における如何なる参照符号も範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。

Claims (10)

  1. ヘア・クリッパー装置であって:
    ハウジング及び切断要素を有するヘア・クリッパー;及び
    櫛;
    を有し、前記櫛は:
    前記ヘア・クリッパーの切断運動方向において前記ヘア・クリッパーの前記切断要素の前方に配置されるように構成された櫛部分であって、カットされるべき毛を前記切断要素へ案内する、スロットが間に形成された複数の櫛歯を有する櫛部分を有し、
    使用時に前記ヘア・クリッパーの前記ハウジングに面する前記櫛歯の後方エッジが、使用時に前記切断要素に近接している第1後方櫛面と、使用時に前記切断要素から遠い平坦な第2後方櫛面とを規定し、前記第1後方櫛面と前記ハウジングとの間で第1隙間角度が形成され、前記第2後方櫛面と前記ハウジングとの間で第2隙間角度が形成され、
    前記櫛部分は、前記櫛が前記ヘア・クリッパーに取り付けられた場合に、前記櫛歯と前記ヘア・クリッパーのハウジングとの間の隙間が、前記切断要素から距離が遠ざかるにつれて増加し、前記ハウジングと前記櫛部分との間に、毛屑が流れ込むことが可能な実質的に楔状の毛屑受け入れ空間を形成するように構成され、
    前記櫛は、所定のカット長範囲内で前記ヘア・クリッパーのカット長を調整する可調整櫛であり、前記第1後方櫛面の長さは、前記ヘア・クリッパーの前記カット長範囲に等しい又はそれより大きく、及び
    前記櫛は、前記櫛の長さ調整方向を規定する調整機能部を有し、前記長さ調整方向は前記第1後方櫛面に実質的に平行であり、そのため、使用時における前記櫛歯と前記切断要素との間のギャップは前記カット長範囲内の全てのカット長に関して実質的に一定である、ヘア・クリッパー装置。
  2. 前記第1隙間角度が約10ないし30度の範囲内にある、請求項1に記載のヘア・クリッパー装置
  3. 前記第2隙間角度は前記第1隙間角度に等しい、請求項1又は2に記載のヘア・クリッパー装置
  4. 前記第2隙間角度は前記第1隙間角度より大きい、請求項1又は2に記載のヘア・クリッパー装置
  5. 前記第2隙間角度は、約30度ないし約50度の範囲内にある、請求項1又は4に記載のヘア・クリッパー装置
  6. 前記ギャップは、前記櫛歯と前記ハウジングとの間におけるカット・ヘアの流れを可能にし、約3.5mmの最小サイズを有する、請求項1−5のうちの何れか1項に記載のヘア・クリッパー装置
  7. ヘア・クリッパー装置であって:
    ハウジング及び切断要素を有するヘア・クリッパー;及び
    櫛;
    を有し、前記櫛は:
    前記ヘア・クリッパーの切断運動方向において前記ヘア・クリッパーの切断要素の前方に配置されるように構成された櫛部分であって、カットされるべき毛を前記切断要素へ案内する、スロットが間に形成された複数の櫛歯を有する櫛部分を有し、
    前記櫛歯のうちの2つ以上は、前記切断運動方向において個々の櫛歯から遠ざかるように概して前方に延びる拡張部を有し
    接続バーが前記2つ以上の櫛歯を個々の拡張部内でともに接続し、そのため、使用時に前記接続バーは、前記ヘア・クリッパーの前記ハウジングから、前記複数の櫛歯より大きな距離だけ隔てられ、及び
    前記拡張部は、前記切断運動方向において、櫛歯の残りの部分と比較して増加した深さを有する櫛歯の部分である、ヘア・クリッパー装置。
  8. 前記拡張部は、前記櫛歯の本体部分に対してある角度で延びる個々の櫛歯の部分である、請求項7に記載のヘア・クリッパー装置
  9. 前記櫛歯の前記拡張部は、使用時に前記ヘア・クリッパーの前記切断要素から遠くにあるように構成されている、請求項7又は8に記載のヘア・クリッパー装置
  10. 前記接続バーは、前記櫛歯の深度より大きな距離だけ、前記櫛歯の後方エッジから隔てられ、そのため、前記櫛歯の間に形成される前記スロットは,使用時に前記切断要素から遠い前記スロットの端部で開放されている、請求項7−9のうちの何れか1項に記載のヘア・クリッパー装置
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