JP6917799B2 - 撮像装置 - Google Patents
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Description
Hx’=Hx−β・Hy
Hy’=Hy−α・Hx
により第1位置検出信号Hxおよび第2位置検出信号Hyに含まれるクロストーク成分を低減する。
Hx’=Hx−Sx’/Sy’・Sy/Sx・βHy
Hy’=Hy−Sy’/Sx’・Sx/Sy・αHx
により第1位置検出信号Hxおよび第2位置検出信号Hyに含まれるクロストーク成分を低減してもよい。
これにより、位置検出手段のアンプゲインなどが、組み付け前と組み付け後に異なっているような場合に、クロストーク成分をより低減できる。
Y=Cx・X
が成り立ち、
撮像レンズを第2方向に駆動して変位させながら第1位置検出信号Hxが示す変位量Xと第2位置検出信号Hyが示す変位量Yをプロットしたときに、
X=Cy・Y
が成り立ち、
アクチュエータを撮像装置に組み付ける前に測定された第1方向の検出感度をSx、第2方向の検出感度をSy、アクチュエータを撮像装置に組み付けた後に測定された第1方向の検出感度をSx’、第2方向の検出感度をSy’とするとき、クロストーク補償部は、
Hx−Sx’/Sy’・Cy・Hy
Hy−Sy’/Sx’・Cx・Hx
により第1位置検出信号Hxおよび第2位置検出信号Hyに含まれるクロストーク成分を低減する。
これにより高価な変位測定器を用いることなく、撮像レンズの第1方向、第2方向の変位情報を得ることができる。
これにより、クロストーク補償前の位置検出信号と撮像レンズの変位との関係の直線性を補正することが可能となるため、クロストーク補償の精度を高めることが可能となる。
線形補償に加えて温度補償を行うことにより、クロストーク補償の精度をさらに高めることができる。
位置検出手段の端子間抵抗の変化を利用して温度を検出するので、温度補償すべき対象の近傍の温度を正確に把握することができ、高精度の温度補償が可能となる。
ay=Cx・ax
が成り立ち、第1位置検出信号に変化が生じないようにアクチュエータを制御し、第1方向の像の移動量bx、前記第2方向の像の移動量byをプロットしたときに、
bx=Cy・by
が成り立つ。第1方向、前記第2方向それぞれの検出感度をSx、Syとする。クロストーク補償部は、
Hx’=Hx−Sx/Sy・Cy・Hy
Hy’=Hy−Sy/Sx・Cx・Hx
により第1位置検出信号Hxおよび第2位置検出信号Hyに含まれるクロストーク成分を低減する。
X=x・cosθ+y・sinθ …(1)
Y=y・cosθ−x・sinθ …(2)
第1位置検出手段1010Xの検出感度をkx、第2位置検出手段1010Yの検出感度をkyとする。検出座標系のX軸方向の変位がx、Y軸方向の変位がyであるとき、第1検出信号S2Xの値Hx、第2検出信号S2Yの値Hyは、式(3)、(4)となる。
Hx=kx・X …(3)
Hy=ky・Y …(4)
この関係式(3)、(4)は、位置検出信号と変位量の線形性が補償されているときに成り立つことに留意されたい。
式(1)、(2)を式(3)、(4)に代入すると、式(5)、(6)を得る。
Hx=kx・{x・cosθ+y・sinθ} …(5)
Hy=ky・{y・cosθ−x・sinθ} …(6)
kx・cosθ・x+kx・sinθ・y=Hx
−ky・sinθ・x+ky・cosθ・y=Hy
x={kycosθ・Hx−kxsinθ・Hy}/{kxky}
=cosθ/kx・Hx−sinθ/ky・Hy …(7)
y={kysinθ・Hx+kxcosθ・Hy}/{kxky}
=sinθ/kx・Hx+cosθ/ky・Hy …(8)
x=A・Hx+B・Hy
y=C・Hx+D・Hy
本発明の第1実施例について、図5(a)、(b)を用いて説明する。図5(a)、(b)は、第1実施例に係る撮像装置における駆動軸と位置検出軸のずれ(クロストーク)を説明する図である。具体的には図5(a)はx軸方向に駆動した場合の位置検出信号のX成分とY成分を示し、図5(b)はy軸方向に駆動した場合の位置検出信号のY成分とX成分を示している。
Y0=Cx・X0 …(9)
と表す。このときのホール素子の位置検出信号を、X方向、Y方向それぞれHx、Hyとし、HyとHxの比をαとする。すなわち、
α=Hy/Hx=(Sy・Y0)/(Sx・X0)
=(Sy・Cx・X0)/(Sx・X0)
=(Sy/Sx)・Cx …(10)
なお、Cxについては符号に注意する必要がある。図5(a)の例では、X方向の位置検出信号がプラス側に変化したときにY方向の位置検出信号にプラスのクロストークが発生しているので、Cxはプラスの傾きとなる。マイナスのクロストークとなる場合はマイナスの傾きに設定する必要がある。
X0’=Cy・Y0’ …(11)
と表す。このときのホール素子の位置検出信号を、X方向、Y方向それぞれHx、Hyとし、HyとHxの比をβとする。すなわち、
β=Hx/Hy=(Sx・X0’)/(Sy・Y0’)
=(Sx・Cy・Y0’)/(Sy・Y0’)=(Sx/Sy)・Cy …(12)
なお、Cyについても符号に注意する必要がある。図5(b)の例では、Y方向の位置検出信号がプラス側に変化したときにX方向の位置検出信号にプラスのクロストークが発生しているので、Cyはプラスの傾きとなる。マイナスのクロストークとなる場合はマイナスの傾きに設定する必要がある。
Hx’=Hx−Sx・Cy・Y=Hx−β・Hy …(13)
Hy’=Hy−Sy・Cx・X=Hy−α・Hx …(14)
となる。したがって、検出された位置検出信号Hx、Hyに対してHx'、Hy'を出力することでクロストーク補正が実現できる。
Hx’=Hx−Sx’・Cy・Y=Hx−Sx’/Sy’・Sy/Sx・βHy …(13’)
=Hx−Sx’/Sy’・Cy・Hy …(13")
Hy’=Hy−Sy’・Cx・X=Hy−Sy’/Sx’・Sx/Sy・αHx …(14')
=Hy−Sy’/Sx’・Cx・Hx (14")
すなわち、クロストークがα、βで測定される場合は、クロストーク測定時とクロストーク補償時の両方でそれぞれの位置検出感度の正規化が必要となる。クロストークがCx、Cyで測定される場合は、クロストーク補償時の位置検出感度の正規化が必要となる。
第2実施例では、画素シフトにもとづくキャリブレーションを行う場合に好適なアクチュエータドライバ1100Aについて説明する。図8は、第2実施例に係るアクチュエータドライバ1100Aのブロック図である。アクチュエータドライバ1100Aは、図1のアクチュエータドライバ1100に加えて、線形補償部1140をさらに備える。
ay=Cx・ax …(15)
と表す。
bx=Cy・by …(16)
と表す。
β’=Sx/Sy …(18)
以上より、位置検出軸上の変位X、Yに対してクロストーク補正後のホール素子の位置検出信号をそれぞれHx'、Hy'とすると、
Hx’=Hx”−Sx・Cy・Y=Hx”−β’・Cy・Hy” …(19)
Hy’=Hy”−Sy・Cx・X=Hy”−α’・Cx・Hx” …(20)
となる。比例定数Cx,Cyを実測し、各軸のホール素子の位置検出感度の比α'、β'を計算しておくことで、クロストーク補正後の位置検出信号Hx'、Hy'が得られる。したがって、線形補償された位置検出信号Hx”、Hy”に対してHx'、Hy'を出力することでクロストーク補正が実現できる。
本発明の第3実施例について、図11から図15を用いて説明する。図11は第3実施例に係る撮像装置における位置検出信号と像変位との関係の一例を示す図である。図12は第3実施例に係る撮像装置における線形補償と温度補償の処理を示すフローチャートである。図13は図11の結果に対して直線補正した後の結果を示す図である。図14は直線補正後の位置検出信号と像変位との関係が温度によって変化する結果を示す図である。図15は図14の結果に対して温度補償を行った後の結果を示す図である。
なお、実際の撮像装置の中で線形補償する場合は、このような5次関数の演算を行っていると計算時間がかかり、計算途中に必要なメモリ容量も大きくなるため、前述のように関数を直線のつなぎ合わせによって補間してもかまわない。
続いてレンズ制御装置400の具体的な構成例を説明する。
ある開示は、撮像装置に関する。撮像装置は、撮像レンズと、撮像素子と、撮像レンズを光軸に垂直なXY平面内で駆動するためのアクチュエータと、撮像レンズのX、Y方向の位置を検出するためのそれぞれの位置検出手段と、を備え、X方向またはY方向に撮像レンズを駆動した場合に、Y方向またはX方向の位置検出手段がそれぞれの変位を検出してしまうクロストークが存在する場合において、位置検出のクロストークを低減するように、位置検出手段による位置検出信号を補正するクロストーク補償手段を有することを特徴としている。
αとβの値を用いて位置検出値のクロストークを補正してもよい。
Claims (13)
- 撮像装置であって、
光軸と垂直な平面内で第1方向および第2方向に変位可能に支持される撮像レンズと、
前記撮像レンズを前記第1方向および前記第2方向に位置決めするアクチュエータと、
前記撮像レンズの前記第1方向の位置を示す第1位置検出信号Hxを生成し、前記撮像レンズの前記第2方向の位置を示す第2位置検出信号Hyを生成する位置検出手段であって、前記第1位置検出信号Hxには前記撮像レンズを前記第2方向に変位させたことに起因するクロストーク成分が含まれており、前記第2位置検出信号Hyには前記撮像レンズを前記第1方向に変位させたことに起因するクロストーク成分が含まれている、位置検出手段と、
前記第1位置検出信号Hxおよび前記第2位置検出信号Hyを、それぞれに含まれるクロストーク成分が小さくなるように補正するクロストーク補償部と、
補正後の前記第1位置検出信号Hx’および補正後の前記第2位置検出信号Hy’にもとづいて、前記アクチュエータを制御する駆動部と、
を備え、
前記撮像レンズを前記第1方向に駆動したときの前記第1位置検出信号Hxに対する前記第2位置検出信号Hyの比をα、前記撮像レンズを前記第2方向に駆動したときの前記第2位置検出信号Hyに対する前記第1位置検出信号Hxの比をβ、前記アクチュエータを前記撮像装置に組み付ける前に測定された前記第1方向の検出感度をS x 、前記第2方向の検出感度をS y 、前記アクチュエータを前記撮像装置に組み付けた後に測定された前記第1方向の検出感度をS x ’、前記第2方向の検出感度をS y ’とするとき、前記クロストーク補償部は、
H x ’=H x −S x ’/S y ’・S y /S x ・βH y
H y ’=H y −S y ’/S x ’・S x /S y ・αH x
により前記第1位置検出信号Hxおよび前記第2位置検出信号Hyに含まれるクロストーク成分を低減することを特徴とする撮像装置。 - 撮像装置であって、
光軸と垂直な平面内で第1方向および第2方向に変位可能に支持される撮像レンズと、
前記撮像レンズを前記第1方向および前記第2方向に位置決めするアクチュエータと、
前記撮像レンズの前記第1方向の位置を示す第1位置検出信号Hxを生成し、前記撮像レンズの前記第2方向の位置を示す第2位置検出信号Hyを生成する位置検出手段であって、前記第1位置検出信号Hxには前記撮像レンズを前記第2方向に変位させたことに起因するクロストーク成分が含まれており、前記第2位置検出信号Hyには前記撮像レンズを前記第1方向に変位させたことに起因するクロストーク成分が含まれている、位置検出手段と、
前記第1位置検出信号Hxおよび前記第2位置検出信号Hyを、それぞれに含まれるクロストーク成分が小さくなるように補正するクロストーク補償部と、
補正後の前記第1位置検出信号Hx’および補正後の前記第2位置検出信号Hy’にもとづいて、前記アクチュエータを制御する駆動部と、
を備え、
前記撮像レンズを前記第1方向に駆動して変位させながら前記第1位置検出信号Hxが示す変位量Xと前記第2位置検出信号Hyが示す変位量Yをプロットしたときに、
Y=Cx・X
が成り立ち、
前記撮像レンズを前記第2方向に駆動して変位させながら前記第1位置検出信号Hxが示す変位量Xと前記第2位置検出信号Hyが示す変位量Yをプロットしたときに、
X=Cy・Y
が成り立ち、
前記アクチュエータを前記撮像装置に組み付けた後に測定された前記第1方向の検出感度をSx’、前記第2方向の検出感度をSy’とするとき、前記クロストーク補償部は、
H x ’=Hx−Sx’/Sy’・Cy・Hy
H y ’=Hy−Sy’/Sx’・Cx・Hx
により前記第1位置検出信号Hxおよび前記第2位置検出信号Hyに含まれるクロストーク成分を低減することを特徴とする撮像装置。 - 前記撮像レンズを通過した像を撮像する撮像素子をさらに備え、
キャリブレーション工程において用いる前記撮像レンズの正しい変位情報は、前記撮像素子の画像情報から、前記撮像レンズの移動時の像の移動距離として算出されることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記像の移動距離は、前記像が移動する画素数と前記撮像素子の画素ピッチから算出されることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記撮像レンズの前記第1方向の変位と前記第1位置検出信号Hxとの関係の直線性を補正し、前記撮像レンズの前記第2方向の変位と前記第2位置検出信号Hyとの関係の直線性を補正する線形補償部をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記線形補償部に加えて、前記関係の温度依存性を補正する温度補償部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
- 前記温度補償部の温度検出は、前記位置検出手段の内部抵抗の温度特性を利用することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
- 光軸と垂直な平面内で第1方向および第2方向に変位可能に支持される撮像レンズと、
前記撮像レンズを通過した像を撮像する撮像素子と、
前記撮像レンズを前記第1方向および前記第2方向に位置決めするアクチュエータと、
前記撮像レンズの前記第1方向の位置を示す第1位置検出信号Hxを生成し、前記撮像レンズの前記第2方向の位置を示す第2位置検出信号Hyを生成する位置検出手段と、
前記第1位置検出信号Hxおよび前記第2位置検出信号Hyを、それぞれに含まれるクロストーク成分が小さくなるように補正するクロストーク補償部と、
クロストーク補正後の前記第1位置検出信号Hx’および補正後の前記第2位置検出信号Hy’にもとづいて、前記アクチュエータを制御する駆動部と、
を備え、
前記第1位置検出信号Hxには前記撮像レンズを前記第2方向に変位させたことに起因するクロストーク成分が含まれており、前記第2位置検出信号Hyには前記撮像レンズを前記第1方向に変位させたことに起因するクロストーク成分が含まれており、
前記撮像レンズの正しい変位情報は、前記撮像素子の画像情報から、前記撮像レンズの移動時の像の移動距離として算出され、
前記第2位置検出信号に変化が生じないように前記アクチュエータを制御し、前記第1方向の像の移動量ax、前記第2方向の像の移動量ayをプロットしたときに、
ay=Cx・ax
が成り立ち、
前記第1位置検出信号に変化が生じないように前記アクチュエータを制御し、前記第1方向の像の移動量bx、前記第2方向の像の移動量byをプロットしたときに、
bx=Cy・by
が成り立ち、
前記第1方向、前記第2方向それぞれの検出感度をSx、Syとするとき、
前記クロストーク補償部は、
Hx’=Hx−Sx/Sy・Cy・Hy
Hy’=Hy−Sy/Sx・Cx・Hx
により前記第1位置検出信号Hxおよび前記第2位置検出信号Hyに含まれるクロストーク成分を低減することを特徴とする撮像装置。 - 前記第1位置検出信号と前記第2位置検出信号をフィードバックしてクローズドループ制御を行った状態において、前記第2位置検出信号に変化が生じないように前記アクチュエータを制御し、前記第1方向へ像を移動させるために、前記第1位置検出信号にオフセットを与えるとともに、前記第1位置検出信号に変化が生じないように前記アクチュエータを制御し、前記第1方向へ像を移動させるために、前記第2位置検出信号にオフセットを与えることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
- 前記撮像レンズの前記第1方向の変位と前記第1位置検出信号Hxとの関係の直線性を補正し、前記撮像レンズの前記第2方向の変位と前記第2位置検出信号Hyとの関係の直線性を補正する線形補償部をさらに備え、
前記クロストーク補償部は、線形補償後の第1位置検出信号Hx"および線形補償後の第2位置検出信号Hy"に含まれるクロストーク成分が小さくなるように補正することを特徴とする請求項8または9に記載の撮像装置。 - 前記線形補償部に加えて、前記関係の温度依存性を補正する温度補償部をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の撮像装置。
- 前記温度補償部の温度検出は、前記位置検出手段の内部抵抗の温度特性を利用することを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
- 撮像装置であって、
光軸と垂直な平面内で第1方向および第2方向に変位可能に支持される撮像レンズと、
前記撮像レンズを前記第1方向および前記第2方向に位置決めするアクチュエータと、
前記撮像レンズの前記第1方向の位置を示す第1位置検出信号Hxを生成し、前記撮像レンズの前記第2方向の位置を示す第2位置検出信号Hyを生成する位置検出手段であって、前記第1位置検出信号Hxには前記撮像レンズを前記第2方向に変位させたことに起因するクロストーク成分が含まれており、前記第2位置検出信号Hyには前記撮像レンズを前記第1方向に変位させたことに起因するクロストーク成分が含まれている、位置検出手段と、
前記第1位置検出信号Hxおよび前記第2位置検出信号Hyを、それぞれに含まれるクロストーク成分が小さくなるように補正するクロストーク補償部と、
補正後の前記第1位置検出信号Hx’および補正後の前記第2位置検出信号Hy’にもとづいて、前記アクチュエータを制御する駆動部と、
を備え、
前記クロストーク補償部は、
前記撮像レンズを前記第2方向に駆動したときの前記第2位置検出信号Hyに対する前記第1位置検出信号Hxの比をβ、前記撮像レンズを前記第1方向に駆動したときの前記第1位置検出信号H x に対する前記第2位置検出信号H y の比をα、前記アクチュエータを前記撮像装置に組み付ける前に測定された前記第1方向の検出感度をS x 、前記第2方向の検出感度をS y 、前記アクチュエータを前記撮像装置に組み付けた後に測定された前記第1方向の検出感度をS x ’、前記第2方向の検出感度をS y ’とするとき、(i)β,S x ’,S y ’,S y ,S x ,H y にもとづいて前記第1位置検出信号H x を補正した値H x ’と、(ii)α,S x ’,S y ’,S y ,S x ,H x にもとづいて前記第2位置検出信号H y を補正した値H y ’と、を前記駆動部に対して出力することを特徴とする撮像装置。
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