JP6917740B2 - 包装箱、該包装箱のブランクシート、および包装体 - Google Patents

包装箱、該包装箱のブランクシート、および包装体 Download PDF

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Description

本発明は、安定して積み上げることが可能な包装箱、該包装箱のブランクシート、および包装体に関する。
従来、物品を段ボール箱等の包装箱(以下、単に包装箱ともいう)に収容した状態で倉庫等に保管する場合、当該包装箱を並べたり積み上げたりして行われるが、包装箱を積み上げていくと荷崩れが発生しやすくなる。この荷崩れを抑止するため、例えば、特許文献1には、包装箱を構成するシートの一部を延出させて形成した突起を包装箱の天面側に設け、その突起に嵌合可能な切り欠きを底面側に設けることについて開示されている。
特開2013−154891号公報
しかし、特許文献1に記載の包装箱を積み上げたとしても、荷崩れ防止という効果を有効に発揮しない場合がある。これは、当該包装箱が段ボール等の紙製であった場合、当該突起の剛性が低いため変形しやすく、突起と切り欠きが充分に嵌合しないおそれがあるからである。
本発明の目的は、安定して積み上げることを可能にする包装箱、該包装箱のブランクシート、および包装体を提供することにある。
本発明による包装箱は、略直方体の形状を呈し、それぞれ対向する三対の面部を有する包装箱であって、係合部を有する第1面状部材、および係合部に対する相補形状を有する第2面状部材、のいずれかを備え、第1面状部材が三対の面部のうち一対の面部の一方と重なり合うように接着される場合、第2面状部材は、相補形状が係合部に対応する位置に形成されるように、包装箱と連結可能な他の包装箱が有する一対の面部の一方と重なるように接着されており、第2面状部材が三対の面部のうち一対の面部の一方と重なるように接着される場合、第1面状部材は、係合部が相補形状の形成部分に対応する位置に配置されるように、他の包装箱が有する一対の面部の一方と重なるように接着されていることを特徴とするものである。
また、本発明による包装箱は、略直方体の形状を呈し、それぞれ対向する三対の面部を有する包装箱であって、係合部を有する第1面状部材と、係合部に対する相補形状を有する第2面状部材と、を備え、第1面状部材は、三対の面部のうち一対の面部の一方と重なるように接着され、第2面状部材は、相補形状が係合部に対応する位置に形成されるように、一対の面部の一方と重なるように接着されることを特徴とするものである。
さらに、本発明による包装箱は、略直方体の形状を呈し、それぞれ対向する三対の面部を有する包装箱であって、第1面状部材、第2面状部材、第3面状部材、および第4面状部材を備え、第1面状部材は、係合部を有し、三対の面部のうち一対の面部の一方と重なるように接着され、第2面状部材は、係合部に対する相補形状を有し、一対の面部の他方と重なるように接着され、第3面状部材は、係合部を有し、第3面状部材の係合部が相補形状の形成部分に対応する位置に配置されるように、一対の面部の他方と重なるように接着され、第4面状部材は、係合部に対する相補形状を有し、第4面状部材が有する相補形状が係合部に対応する位置に形成されるように、一対の面部の一方と重なるように接着されることを特徴とするものである。
加えて、本発明による包装箱は、相互に平行な第1縁辺および第2縁辺と、第1縁辺と直交する相互に平行な第3縁辺および第4縁辺と、を有する矩形の第1面部と、第1縁辺と直交する相互に平行な第5縁辺および第6縁辺を有し、第1縁辺から延びて直角に折れ曲がる矩形の第2面部と、第2縁辺と平行な第7縁辺と、第2縁辺と直交する相互に平行な第8縁辺および第9縁辺と、を有し、第2縁辺から延び、直角に折れ曲がって第2面部と対向する矩形の第3面部と、第7縁辺と直交する相互に平行な第10縁辺および第11縁辺を有し、第7縁辺から延び、直角に折れ曲がって第1面部と対向する矩形の第4面部と、第5縁辺から延びて直角に折れ曲がる第1内フラップ部と、第6縁辺から延び、直角に折れ曲がって第1内フラップ部と対向する第2内フラップ部と、第8縁辺から延びて直角に折れ曲がる第3内フラップ部と、第9縁辺から延び、直角に折れ曲がって第3内フラップ部と対向する第4内フラップ部と、第3縁辺側に配置され、第1内フラップ部および第4内フラップ部と重なるように接着される第1面状部材と、第4縁辺側および第10縁辺側のうち一方側に配置され、第2内フラップ部および第3内フラップ部と重なるように接着される第2面状部材と、第4縁辺側および第10縁辺側のうち他方側に配置され、第2内フラップ部および第3内フラップ部と重なるように接着される第3面状部材と、第11縁辺側に配置され、第1内フラップ部および第4内フラップ部と重なるように接着される第4面状部材と、を備え、第1面状部材および第3面状部材は、係合部をそれぞれ有し、第2面状部材および第4面状部材は、係合部に対応する位置にそれぞれ配置され、係合部に対する相補形状をそれぞれ有することを特徴とするものである。
本発明によるブランクシートは、本発明による包装箱のブランクシートであって、相互に平行な第1折り曲げ線および第2折り曲げ線と、第1折り曲げ線と直交する相互に平行な第3折り曲げ線および第4折り曲げ線と、を有する矩形の第1面部と、第1折り曲げ線と直交する相互に平行な第5折り曲げ線および第6折り曲げ線を有し、第1面部に第1折り曲げ線を介して接続される第2面部と、第2折り曲げ線と平行な第7折り曲げ線と、第2折り曲げ線と直交する相互に平行な第8折り曲げ線および第9折り曲げ線と、を有し、第1面部に第2折り曲げ線を介して接続される矩形の第3面部と、第7折り曲げ線と直交する相互に平行な第10折り曲げ線および第11折り曲げ線を有し、第3面部に第7折り曲げ線を介して接続される第4面部と、第2面部に第5折り曲げ線を介して接続される第1内フラップ部と、第2面部に第6折り曲げ線を介して接続される第2内フラップ部と、第3面部に第8折り曲げ線を介して接続される第3内フラップ部と、第3面部に第9折り曲げ線を介して接続される第4内フラップ部と、第1面部に第3折り曲げ線を介して接続される第1外フラップ部と、第1面部に第4折り曲げ線を介して接続される第2外フラップ部と、第4面部に第10折り曲げ線を介して接続される第3外フラップ部と、第4面部に第11折り曲げ線を介して接続される第4外フラップ部と、を備え、第1外フラップ部および第3外フラップ部は、係合部をそれぞれ有し、第2外フラップ部および第4外フラップ部は、包装箱の組み立て状態において係合部に対応する位置にそれぞれ配置可能であり、係合部に対する相補形状をそれぞれ有することを特徴とするものである。
本発明による包装体は、本発明による包装箱によって物品を収容したことを特徴とするものである。
本発明によれば、複数の包装箱を積み上げる際に接触する面部分が相互に嵌合するため、荷崩れを有効に抑止することが可能となる。
本発明の第1実施形態に係る、開封前の包装箱および包装体の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る包装箱を展開したブランクシートの平面図である。 本発明の第1実施形態に係る、2つの包装箱および包装体を高さ方向に積み上げる様子を説明するための図である。 本発明の第1実施形態に係る、2つの包装箱および包装体を連結する様子を説明するための図であり、(a)は嵌合前の外フラップ部付近の拡大図、(b)は嵌合後の外フラップ部付近の拡大図である。 本発明の第2実施形態に係る、開封前の包装箱および包装体の斜視図である。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための形態を詳細に説明する。但し、本発明は本形態の態様に限定されるものではない。
なお、本明細書および特許請求の範囲の記載において、「高さ方向」とは包装箱の内フラップ部の表面に直交する方向、「幅方向」とは包装箱の内フラップ部が折れ曲がるための縁辺と平行な方向、「長さ方向」とは包装箱の外フラップ部が折れ曲がるための縁辺と平行な方向、をそれぞれ指すものとして参照される。「高さ方向」、「幅方向」、および「長さ方向」はそれぞれ直交するものとする。
また、本明細書および特許請求の範囲の記載において、「矩形」とは、長方形のほか正方形を含むものであり、「略直方体」とは、直方体のほか立方体も含むものである。
さらに、本明細書および特許請求の範囲の記載において、「包装体」とは、物品が収容された状態の包装箱、特に包装箱に物品が収容されることで製造された後であって且つ開封前のものをいう。
本発明の実施形態に係る包装箱は、複数の包装箱を積み上げたときに相互に接触する2つの面側のうち一方に係合部を設け、他方に係合部に対する相補形状を有する外フラップ部を配置することにより、その接触する部分が嵌合する結果、複数の包装箱を安定して積み上げることが可能となるものである。
<第1実施形態>
<構造>
図1に本発明の第1実施形態に係る、開封前の包装箱10および包装体1の斜視図を示し、図2に本実施形態に係る包装箱10を展開したブランクシート10Bの平面図を示す。本実施形態に係る包装体1は、包装箱10に、物品(本実施形態では、2リットルの液体が充填された容器100を3本)を収容して構成される。図1、および、後述する図3、図4では、説明の便宜上、容器100を二点鎖線でそれぞれ表す。本実施形態では、容器100は、図1に示すように、容器100の上部を後述する第4面部14側へ向けた状態で、高さ方向において3本配列されている。なお、本実施形態では、容器100は、ペットボトルであるが、本発明ではこの限りではなく、包装箱10が安定して積み上げできるならば、どのような材質で構成されても良い。また、本発明では、容器100の形状は図1に示すような形状に限られるものではない。
本実施形態に係る包装箱10は、略直方体の形状を呈し、それぞれ対向する三対の面部を有するものである。具体的には、包装箱10は、図1に示すように、いわゆるラップアラウンドケースで構成されており、第1面部11から第4面部14の4つの矩形の面部、第1内フラップ部221から第4内フラップ部232の4つの内フラップ部、および第1外フラップ部311から第4外フラップ部342の4つの外フラップ部、を備えて構成される。本実施形態では、第4面部14を包装箱10の天面部、第1面部11を包装箱10の底面部とする。また、本実施形態では、第1内フラップ部221と第4内フラップ部232によって、包装箱10が有する三対の面部のうち一対の面部の一方を形成しており、第2内フラップ部222と第3内フラップ部231によって、包装箱10が有する三対の面部のうち一対の面部の他方を形成している。
第1面部11は、相互に平行な第1縁辺L1および第2縁辺L2と、第1縁辺L1と直交する相互に平行な第3縁辺L3および第4縁辺L4と、を有する。
第2面部12(第1幅面部)は、第1縁辺L1と直交する相互に平行な第5縁辺L5および第6縁辺L6を有し、第1縁辺L1から延びて直角に折れ曲がっている。本実施形態に係る包装箱10は、図1に示すように、第1幅面部12を下にして(例えば、床に)置かれた状態になっている。
第3面部13(第2幅面部)は、第2縁辺L2と平行な第7縁辺L7と、第2縁辺L2と直交する相互に平行な第8縁辺L8および第9縁辺L9と、を有しており、第2縁辺L2から延び、直角に折れ曲がって第2面部12と対向している。本実施形態では、第7縁辺L7は、破断可能な切れ込み線を有する。当該切れ込み線は、例えば、ミシン目で構成されたものや、図1および図2に示すように、「Y」の字形のもので構成されうる。
第4面部14は、第7縁辺L7と直交する相互に平行な第10縁辺L10および第11縁辺L11を有し、第7縁辺L7から延び、直角に折れ曲がって第1面部11と対向している。第4面部14は、包装箱10に開口を形成させやすくするための易貫通部14Pを有する。易貫通部14Pは、例えば、ユーザの指によって破断されて貫通が可能となるように切れ込み線によって形成される。
第1内フラップ部221は、第2面部12の第5縁辺L5から延びて直角に折れ曲がり、第2内フラップ部222は、第2面部12の第6縁辺L6から延び、直角に折れ曲がって第1内フラップ部221と対向している。また、第3内フラップ部231は、第3面部13の第8縁辺L8から延びて直角に折れ曲がり、第4内フラップ部232は、第3面部13の第9縁辺L9から延び、直角に折れ曲がって第3内フラップ部231と対向している。
第1外フラップ部311は、第1面部11の第3縁辺L3から延びて直角に折れ曲がっており、第2外フラップ部312は、第1面部11の第4縁辺L4から延び、直角に折れ曲がって第1外フラップ部311と対向している。また、第3外フラップ部341は、第4面部14の第10縁辺L10から延びて直角に折れ曲がっており、第4外フラップ部342は、第4面部14の第11縁辺L11から延び、直角に折れ曲がって第3外フラップ部341と対向している。第1外フラップ部311と第4外フラップ部342は、第1内フラップ部221および第4内フラップ部232と重なるように接着され、第2外フラップ部312と第3外フラップ部341は、第2内フラップ部222および第3内フラップ部231と重なるように接着されている。当該接着は、例えば、ホットメルトによって行われる。
本実施形態に係る包装箱10では、第1外フラップ部311および第3外フラップ部341は、係合部をそれぞれ有し、第2外フラップ部312および第4外フラップ部342は、係合部に対応する位置にそれぞれ配置され、係合部に対する相補形状をそれぞれ有する。本実施形態では、係合部は、略矩形(図1および図2では略長方形)の形状を呈する。一方、係合部に対する相補形状は、外フラップ部の一部がくり抜かれることで形成され、上記矩形の係合部が中に収まって嵌まるように形成されている。そのため、当該相補形状は、係合部より一回り大きいものであることが望ましく、例えば、係合部より1mm大きいものが採用されうる。なお、本実施形態では、第2外フラップ部312が係合部に対する相補形状を有し、第3外フラップ部341が係合部を有するが、本発明では、これに限られず、第3外フラップ部341が係合部に対する相補形状を有し、第2外フラップ部312が係合部を有する態様を許容するものである。また、本実施形態に係る包装箱では、係合部は略矩形となっているが、本発明では、係合部は、これ以外の形状、例えば、三角形、六角形等の多角形や、円形等の曲線から構成される形状であってもよい。この場合、係合部に対する相補形状は、係合部と嵌合可能な形状となるように形成される。
図2に移り、本実施形態におけるブランクシート10Bにおいて、第2面部12は、第1面部11に第1縁辺(第1折り曲げ線)L1を介して接続されており、第3面部13は、第1面部11に第2縁辺(第2折り曲げ線)L2を介して接続されており、第4面部14は、第3面部13に第7縁辺(第7折り曲げ線)L7を介して接続されている。
第1内フラップ部221は、第2面部12に第5縁辺(第5折り曲げ線)L5を介して接続されており、第2内フラップ部222は、第2面部12に第6縁辺(第6折り曲げ線)L6を介して接続されている。第3内フラップ部231は、第3面部13に第8縁辺(第8折り曲げ線)L8を介して接続されており、第4内フラップ部232は、第3面部13に第9縁辺(第9折り曲げ線)L9を介して接続されている。
第1外フラップ部311は、第1面部11に第3縁辺(第3折り曲げ線)L3を介して接続されており、第2外フラップ部312は、第1面部11に第4縁辺(第4折り曲げ線)L4を介して接続されている。また、第3外フラップ部341は、第4面部14に第10縁辺(第10折り曲げ線)L10を介して接続されており、第4外フラップ部342は、第4面部14に第11縁辺(第11折り曲げ線)L11を介して接続されている。本実施形態におけるブランクシート10Bにおいて、第1外フラップ部311および第3外フラップ部341は係合部を有し、第2外フラップ部312および第4外フラップ部342は、包装箱10の組み立て状態において係合部に対応する位置にそれぞれ配置可能であり、係合部に対する相補形状をそれぞれ有する。
本実施形態に係るブランクシート10Bは、第2面部12と第4面部14とを繋ぐための継ぎ代15を備える。継ぎ代15は、第12縁辺(第12折り曲げ線)L12を介して第2面部12と接続されている。尚、本発明では、継ぎ代15は、第2面部12ではなく、第4面部14から接続されても良い。
本実施形態におけるブランクシート10Bは、第3折り曲げ線L3から第6折り曲げ線L6、および第8折り曲げ線L8から第11折り曲げ線L11が段ボールの縦罫線(いわゆる、クリーズ)となり、第1折り曲げ線L1、第2折り曲げ線L2、第7折り曲げ線L7、および第12折り曲げ線L12が段ボールの横罫線(いわゆる、スコア)となるように設定されている。尚、罫線の形成方向は、これに限られず、安定して積み上げやすいという本発明の目的を達成しうるものであれば、いずれの方向に形成されても良い。
易貫通部14P、第7折り曲げ線L7、第10折り曲げ線L10、および第11折り曲げ線L11は、切れ込み線となっており、図1および図2、後述する図3、図4において破線で示される。本実施形態に係る包装箱10では、易貫通部14P、第7折り曲げ線L7、第10折り曲げ線L10、および第11折り曲げ線L11上に形成された切れ込み線を破断することによって、包装箱10の天面側に開口が形成され、その開口から、収容されていた容器100を取り出すことが可能となっている(図3を参照)。
本実施形態に係る包装箱10では、高さ方向における寸法が、長さ方向における寸法より長くなっている。ここで、包装箱10を、図3に示すように、第2外フラップ部312および第3外フラップ341を下にして(例えば、床に)置く置き方(以下、縦置きという)にすることは、保管スペースを削減する上で有効なものとなる。
<嵌合による包装箱の連結>
図3に本発明の第1実施形態に係る、2つの包装箱10および包装体1を高さ方向に積み上げる様子を説明するための図を示す。また、図4に本実施形態に係る、2つの包装箱10および包装体1を連結する様子を説明するための図を示し、図4(a)は嵌合前の外フラップ部付近の拡大図、図4(b)は嵌合後の外フラップ部付近の拡大図である。
ユーザは、例えば、3本の容器100が収容された包装箱10を2箱購入し、自分の住居に持ち帰って、床に縦置きにし、図3のように、高さ方向に積み上げる。このとき、ユーザは、図4(a)の矢印が表すように、縦置きにした包装箱10の上にもう一つの包装箱10を高さ方向に積み上げるとき、第3外フラップ部341の係合部(図4中、斜線で示す右部分)を第4外フラップ部342の凹んでいる部分に嵌め込み、第2外フラップ部312の凹んでいる部分(図4中、斜線で示す左部分)を第1外フラップ部311の係合部に嵌め込むように設置する。すると、図4(b)に示すように、相互に嵌合するので、2つの包装箱10が相互に連結されることになる。この構成によれば、別途接着剤やバンド等を使用することなく、複数の包装箱を連結することが可能となる。また、本実施形態では、収容物である3本の容器100の重量を含む包装体の重量(例えば約6kg)が、嵌合部分にかかり、包装箱同士が強く嵌合するようになっている。この嵌合は、幅方向、長さ方向の振動があったとしても外れにくいものである。これは、係合部を構成する包装箱の厚みが、係合部に対する相補形状を有する部分を構成する包装箱の厚みに接触して、係合部の移動を妨げるためである。
本実施形態に係る包装箱10は、保管スペースの削減に対する要求が高い場合において、特に好適なものである。物品、特に、頻繁に使用される日用品(例えば、飲料水が充填された容器)に関しては、日用品が一定量収容された段ボール製の包装箱を複数購入することが行われている。そして、ユーザは購入した複数の包装箱を持ち帰り、住居内に置くことになるが、製造・販売会社の倉庫のように広い保管スペースを有する住居は多くない。そこで、保管スペースの削減を実現するため、複数の包装箱を並べて置くことよりも、積み上げて置く手法が取られやすい。ここで、例えば、特許文献1に記載の突起および切り欠きを、当該複数の包装箱に適用したとしても、当該包装箱が段ボール等の紙製であった場合、突起の剛性は低いため、突起が変形しやすく、荷崩れ防止という効果を充分に発揮しない場合がある。
本実施形態では、当該包装箱が段ボール等の紙製のものであっても、係合部と相補形状を有する部分とが咬合し、有効に嵌合させることが可能となる。その結果、複数の包装箱が一体となって連結されるように、外フラップ部同士が互いに嵌合するので、安定して積み上げることが可能となり、荷崩れを抑止することが可能となる。また、上述したように、縦置きで積み上げること、つまり、狭い占有面積において積み上げることが可能となるため、保管スペースの削減が可能となる。
また、本実施形態に係る包装箱10は、同じ内フラップ部に接着された2つの外フラップ部の形状が相互に異なるように設けられ、且つ、対向する2つの外フラップ部の形状が相互に異なるように設けられている。図3を参照すると、第1、第4内フラップ部221、232には、相互に異なる形状を有する第1、第4外フラップ部311、342がそれぞれ接着され、第2、第3内フラップ部222、231には、相互に異なる形状を有する第2、第3外フラップ部312、341がそれぞれ接着されている。また、対向する第1、第2外フラップ部311、312は相互に形状が異なり、対向する第3、第4外フラップ部341、342は相互に形状が異なっている。この構成により、包装箱10の上下左右を逆転させて積み上げることが可能となっている。すなわち、ユーザの望みに合わせて、包装箱10の開口を、図3に示す幅方向の2つの向きのうちどちらに向けるかを選択することが可能となっている。
本実施形態に係る包装箱10に収容される物品は、特に、安定して嵌合できる程度の重量を有するもの、例えば、飲料水等の液体が充填された容器であることが本発明の効果を発揮する上で好ましい。なお、本実施形態に係る包装箱10に収容される容器100は、2リットル用であるが、本発明では、これに限られず、どのような容量であっても良く、また、包装箱10に収容される容器100の本数も3本に限定されない。本実施形態に係る包装箱10が、2リットルの液体が充填された容器100を3本収容しているのは、ユーザの持ち運びに適した重量、大きさである等の理由からである。
本実施形態に係る包装箱10は、その外形寸法が、高さ方向において約295mm、幅方向において約310mm、長さ方向において約100mm、となるように設計されている。この外形寸法は、2リットルの飲料水が充填されたペットボトルが3本収容される場合において、安定して積み上げできるという効果を発揮する上で最適なものの一例である。なお、本発明に係る包装箱の最適な外形寸法は、これに限られず、収容される物品の種類、寸法、重量、数量等によって適宜定められるものである。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態では、第1実施形態と異ならせ、収容された物品(本実施形態では、第1実施形態と同様に、2リットルの液体が充填された容器100を3本)を高さ方向において取り出し可能にした包装箱10’について説明する。本実施形態では、第1内フラップ部221、第4内フラップ部232、第1外フラップ部311、第4外フラップ部342で構成された面部を包装箱10’の天面部、第2内フラップ部222、第3内フラップ部231、第2外フラップ部312、第3外フラップ部341で構成された面部を包装箱10’の底面部とする。本実施形態では、容器100は、図5に示すように、容器100の上部を天面部側へ向けた状態で、包装箱10’の幅方向において3本配列されている。
図5に本発明の第2実施形態に係る、開封前の包装箱10’および包装体1’の斜視図を示す。本実施形態に係る包装箱10’を構成する各要素のうち、同様の機能を有するものについては、第1実施形態と同一の符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る包装箱10’において、天面側の第1内フラップ部221および第4内フラップ部232は、図5において破線で示すように、半円状の易貫通部22Pおよび易貫通部23Pをそれぞれ有する。また、天面側の第1内フラップ部221および第4内フラップ部232には、図5において破線で示すように、第1外フラップ部311および第4外フラップ部342と重なる部分の外周を縁取るように、切れ込み線がそれぞれ形成されている。
この構成により、天面側の第1内フラップ部221および第4内フラップ部232上に形成された切れ込み線を破断することによって、包装箱10’の天面側に開口が形成され、その開口から、収容されていた容器100を取り出すことが可能になる。本実施形態に係る包装箱10’をどのように連結させるかについては、第1実施形態と同様である。
本実施形態に係る包装箱10’では、容器100を取り出す際、幅方向、つまり横から取り出すことが可能な第1実施形態に係る包装箱10と比較して、高さ方向、つまり上に向かって容器100を取り出すことが可能となっている。これら第1および第2実施形態に係る包装箱については、手の届きやすさ、取り出しやすさを考慮して選択することができる。
本実施形態によれば、第1実施形態と同様に、複数の包装箱が一体となって連結されるように、外フラップ部同士が互いに嵌合するので、安定して積み上げることが可能となり、荷崩れを抑止することが可能となる。また、狭い占有面積において安定して積み上げることが可能となり、保管スペースの削減が可能となる。
<その他>
本発明は、上述した実施形態や、随所に述べた変形例に限られることなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能である。
例えば、上記各実施形態に係る包装箱には、さらに安定した積み上げを実現するために、嵌合する部分を含む領域に防滑ニス等を塗布してもよい。
加えて、上記各実施形態に係る包装箱の外フラップ部付近には、ユーザが包装箱の連結を行いやすくするために、嵌合を示唆する文字、図形、記号、または、これらを組み合わせたものを印刷してもよい。
さらに、上記実施形態に係る包装箱10のブランクシート10Bにおいて、第1から第4外フラップ部の形状を変化させることによって、紙取りのよいブランクシートが実現可能である。具体的には、図2に示すブランクシートにおいて、第2外フラップ部312および第4外フラップ部342の高さ方向の寸法を短くすれば良い。これにより、ブランクシートの製造コストを削減することが可能となる。このとき、外フラップ部同士の嵌合部分の面積や内フラップに対する外フラップの接着面積を考慮して、係合部の形状および係合部に対する相補形状の寸法を調整してもよい。
上記各実施形態に係る包装箱には、継ぎ代が存在しているが設けなくてもいい。これにより、歩留まりを良くすることが可能となる。
上記各実施形態に係る包装箱およびブランクシートの材質は、段ボール製であるが、これに限られず、安定して積み上げできるという効果を発揮できるものであれば、どのような素材を使用してもよく、例えば、プラスチック製のものであってもよい。
上述した第1実施形態では、第4面部14を天面、第1面部11を底面、上述した第2実施形態では、第1外フラップ部311が形成されている面を天面、第2外フラップ部312が形成されている面を底面としている。しかし、本発明はこれに限られず、本発明の効果を享受し得るのなら、どの面を天面、底面としてよい。
上記各実施形態に係る包装箱では、第1外フラップ部311および第2外フラップ部312が第1面部11とそれぞれ接続され、第3外フラップ部341および第4外フラップ部342が第4面部14とそれぞれ接続されているが、本発明では、これに限られず、接続されずに、それぞれ別体として形成された態様であってもよい。また、上記各実施形態に係る包装箱では、係合部と係合部に対する相補形状がそれぞれ2箇所ずつ形成されているが、本発明では、これに限られないものである。次の(A)から(D)において、4つの変形例を挙げる。
なお、本明細書および特許請求の範囲の記載において、「面状部材」は、別体に限られず、包装箱の面部に接続される外フラップ部を含むものとして参照される。「面状部材」は、その表裏面のうち一方が包装箱の三対の面部のうち一つの面部と重なるように、接着される。面状部材の当該接着される面は、全面であっても一部の面であっても良い。以下に述べる第1から第4面状部材については、第1面状部分および第3面状部分が係合部をそれぞれ有し、第2面状部分および第4面状部分が係合部に対する相補形状をそれぞれ有する。
(A)一変形例として、本発明に係る包装箱は、係合部を有する第1面状部材、係合部に対する相補形状を有する第2面状部材、のいずれかを備えて構成される。(a1)第1面状部材が、包装箱の三対の面部のうち一対の面部の一方と重なるように接着される場合、第2面状部材は、相補形状が係合部に対応する位置に形成されるように、包装箱と連結可能な他の包装箱が有する一対の面部の一方と重なるように接着されている。(a2)第2面状部材が、包装箱の三対の面部のうち一対の面部の一方と重なるように接着される場合、第1面状部材は、係合部が相補形状の形成部分に対応する位置に配置されるように、他の包装箱が有する一対の面部の一方と重なるように接着されている。この構成により、包装箱が有する6面部のうち1面部のみに係合部または相補形状が形成されるため、例えば、包装箱を床に設置する際、係合部または相補形状を有しない面を設置面とすることができ、包装箱を置いたときの安定性を確保することが可能となる。また、2つの包装箱のうち、一方の包装箱に形成された係合部と他方の包装箱に形成された相補形状の部分を嵌合させることが可能となるので、安定して積み上げることが可能となる。
(B)一変形例として、本発明に係る包装箱は、第1面状部材および第2面状部材の2つの部材を備えて構成される。そして、第1面状部材は、包装箱の三対の面部のうち一対の面部の一方と重なるように接着され、第2面状部材は、相補形状が係合部に対応する位置に形成されるように、当該一対の面部の一方と重なるように接着される。この構成により、包装箱が有する6面部のうち1面部のみに係合部および相補形状が形成されるため、変形例(A)と同様に、例えば、包装箱を床に設置する際、係合部および相補形状を有しない面を設置面とすることができ、包装箱を置いたときの安定性を確保することが可能となる。また、2つの包装箱が一体となって連結されるように、面状部材同士が互いに嵌合するので、安定して積み上げることが可能となる。さらに、一種類の包装箱を2つ用意することで本変形例の効果を得ることが可能となるため、二種類の包装箱を1つずつ用意した場合の変形例(A)と比較して、製造コストを低減することが可能となる。また、嵌合部分が1つしかない場合の変形例(A)と比較して、嵌合部分が増えるので、より一体となって連結し、より安定して積み上げることが可能となる。
(C)一変形例として、本発明に係る包装箱は、第1面状部材、第2面状部材、第3面状部材、および第4面状部材を備えて構成される。そして、第1面状部材は、三対の面部のうち一対の面部の一方と重なるように接着され、第2面状部材は、一対の面部の他方と重なるように接着される。また、第3面状部材は、その係合部が相補形状の形成部分に対応する位置に配置されるように、一対の面部の他方と重なるように接着され、第4面状部材は、それが有する相補形状が係合部に対応する位置に形成されるように、一対の面部の一方と重なるように接着される。この構成により、上記各実施形態と同様に、複数の包装箱が一体となって連結されるように、面状部材同士が互いに嵌合するので、安定して積み上げることが可能となり、荷崩れを抑止することが可能となる。
(D)一変形例として、本発明に係る包装箱では、第1面状部材は、第1外フラップ部311の代わりに別体として第3縁辺L3側に配置され、第1内フラップ部221および第4内フラップ部232と重なるように接着され、第2面状部材は、第2外フラップ部312の代わりに別体として第4縁辺L4側および第10縁辺L10側のうち一方側に配置され、第2内フラップ部222および第3内フラップ部231と重なるように接着される。そして、第3面状部材は、第3外フラップ部341の代わりに別体として第4縁辺L4側および第10縁辺L10側のうち他方側に配置され、第2内フラップ部222および第3内フラップ部231と重なるように接着され、第4面状部材は、第4外フラップ部342の代わりに別体として第11縁辺L11側に配置され、第1内フラップ部221および第4内フラップ部232と重なるように接着される。この構成により、上記各実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。
1、1’ 包装体
10、10’ 包装箱
10B ブランクシート
11 第1面部
12 第2面部
13 第3面部
14 第4面部
15 継ぎ代
221 第1内フラップ部
222 第2内フラップ部
231 第3内フラップ部
232 第4内フラップ部
311 第1外フラップ部
312 第2外フラップ部
341 第3外フラップ部
342 第4外フラップ部
100 容器
L1 第1縁辺(第1折り曲げ線)
L2 第2縁辺(第2折り曲げ線)
L3 第3縁辺(第3折り曲げ線)
L4 第4縁辺(第4折り曲げ線)
L5 第5縁辺(第5折り曲げ線)
L6 第6縁辺(第6折り曲げ線)
L7 第7縁辺(第7折り曲げ線)
L8 第8縁辺(第8折り曲げ線)
L9 第9縁辺(第9折り曲げ線)
L10 第10縁辺(第10折り曲げ線)
L11 第11縁辺(第11折り曲げ線)
L12 第12縁辺(第12折り曲げ線)

Claims (6)

  1. 略直方体の形状を呈し、それぞれ対向する三対の面部を有する包装箱であって、
    係合部を有する第1面状部材と、
    前記係合部に対する相補形状を有する第2面状部材と、を備え、
    前記第1面状部材は、前記三対の面部のうち一対の面部の一方と重なるように接着され、
    前記第2面状部材は、前記相補形状が前記係合部に対応する位置に形成されるように、前記一対の面部の一方と重なるように接着されることを特徴とする包装箱。
  2. 略直方体の形状を呈し、それぞれ対向する三対の面部を有する包装箱であって、
    第1面状部材、第2面状部材、第3面状部材、および第4面状部材を備え、
    前記第1面状部材は、係合部を有し、前記三対の面部のうち一対の面部の一方と重なるように接着され、
    前記第2面状部材は、前記係合部に対する相補形状を有し、前記一対の面部の他方と重なるように接着され、
    前記第3面状部材は、係合部を有し、前記第3面状部材の前記係合部が前記相補形状の形成部分に対応する位置に配置されるように、前記一対の面部の他方と重なるように接着され、
    前記第4面状部材は、前記係合部に対する相補形状を有し、前記第4面状部材が有する前記相補形状が前記係合部に対応する位置に形成されるように、前記一対の面部の一方と重なるように接着されることを特徴とする包装箱。
  3. 相互に平行な第1縁辺および第2縁辺と、前記第1縁辺と直交する相互に平行な第3縁辺および第4縁辺と、を有する矩形の第1面部と、
    前記第1縁辺と直交する相互に平行な第5縁辺および第6縁辺を有し、前記第1縁辺から延びて直角に折れ曲がる矩形の第2面部と、
    前記第2縁辺と平行な第7縁辺と、前記第2縁辺と直交する相互に平行な第8縁辺および第9縁辺と、を有し、前記第2縁辺から延び、直角に折れ曲がって前記第2面部と対向する矩形の第3面部と、
    前記第7縁辺と直交する相互に平行な第10縁辺および第11縁辺を有し、前記第7縁辺から延び、直角に折れ曲がって前記第1面部と対向する矩形の第4面部と、
    前記第5縁辺から延びて直角に折れ曲がる第1内フラップ部と、
    前記第6縁辺から延び、直角に折れ曲がって前記第1内フラップ部と対向する第2内フラップ部と、
    前記第8縁辺から延びて直角に折れ曲がる第3内フラップ部と、
    前記第9縁辺から延び、直角に折れ曲がって前記第3内フラップ部と対向する第4内フラップ部と、
    前記第3縁辺側に配置され、前記第1内フラップ部および前記第4内フラップ部と重なるように接着される第1面状部材と、
    前記第4縁辺側および前記第10縁辺側のうち一方側に配置され、前記第2内フラップ部および前記第3内フラップ部と重なるように接着される第2面状部材と、
    前記第4縁辺側および前記第10縁辺側のうち他方側に配置され、前記第2内フラップ部および前記第3内フラップ部と重なるように接着される第3面状部材と、
    前記第11縁辺側に配置され、前記第1内フラップ部および前記第4内フラップ部と重なるように接着される第4面状部材と、を備え、
    前記第1面状部材および前記第3面状部材は、係合部をそれぞれ有し、
    前記第2面状部材および前記第4面状部材は、前記係合部に対応する位置にそれぞれ配置され、前記係合部に対する相補形状をそれぞれ有することを特徴とする包装箱。
  4. 請求項に記載の包装箱のブランクシートであって、
    相互に平行な第1折り曲げ線および第2折り曲げ線と、前記第1折り曲げ線と直交する相互に平行な第3折り曲げ線および第4折り曲げ線と、を有する矩形の第1面部と、
    前記第1折り曲げ線と直交する相互に平行な第5折り曲げ線および第6折り曲げ線を有し、前記第1面部に第1折り曲げ線を介して接続される第2面部と、
    前記第2折り曲げ線と平行な第7折り曲げ線と、前記第2折り曲げ線と直交する相互に平行な第8折り曲げ線および第9折り曲げ線と、を有し、前記第1面部に第2折り曲げ線を介して接続される矩形の第3面部と、
    前記第7折り曲げ線と直交する相互に平行な第10折り曲げ線および第11折り曲げ線を有し、前記第3面部に第7折り曲げ線を介して接続される第4面部と、
    前記第2面部に前記第5折り曲げ線を介して接続される第1内フラップ部と、
    前記第2面部に前記第6折り曲げ線を介して接続される第2内フラップ部と、
    前記第3面部に前記第8折り曲げ線を介して接続される第3内フラップ部と、
    前記第3面部に前記第9折り曲げ線を介して接続される第4内フラップ部と、
    前記第1面部に前記第3折り曲げ線を介して接続される第1外フラップ部と、
    前記第1面部に前記第4折り曲げ線を介して接続される第2外フラップ部と、
    前記第4面部に前記第10折り曲げ線を介して接続される第3外フラップ部と、
    前記第4面部に前記第11折り曲げ線を介して接続される第4外フラップ部と、を備え、
    前記第1外フラップ部および前記第3外フラップ部は、係合部をそれぞれ有し、
    前記第2外フラップ部および前記第4外フラップ部は、前記包装箱の組み立て状態において前記係合部に対応する位置にそれぞれ配置可能であり、前記係合部に対する相補形状をそれぞれ有することを特徴とするブランクシート。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の包装箱により物品が収容されていることを特徴とする包装体。
  6. 前記物品は、2リットルの液体が充填された容器であり、
    前記容器が3本収容されていることを特徴とする請求項に記載の包装体。
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