JP6917153B2 - 膜カートリッジおよび膜分離装置 - Google Patents
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Description
濾板の少なくとも表裏いずれか片面に濾過膜が取り付けられ、
濾板に形成された透過水流路に連通する透過水取出部が濾板の上辺部に設けられ、
透過水取出部は、濾板の幅方向における一側端部に位置し且つ上辺部から突出したノズルであり、鉛直方向に対して水平方向に向かって濾板の外側方へ傾いているものである。
濾板の上辺部から透過水取出部の上端までの高さが濾板の上辺部から吊上げ部の上端までの高さよりも低いものである。
膜分離ユニットと、膜分離ユニットの下方に設けられた散気装置とを有し、
膜分離ユニットは、厚さ方向において所定間隔をあけて配列された複数の膜カートリッジと、各膜カートリッジの濾過膜を透過して透過水取出部から取り出される透過水を集める集水管とを有し、
集水管は複数の膜カートリッジの一側方に設けられ、
複数の接続管の一端部が各膜カートリッジの透過水取出部に接続されるとともに、複数の接続管の他端部が集水管に接続されて、各膜カートリッジの透過水取出部と集水管とが接続管を介して連通し、
集水管が透過水取出部よりも下位に位置しているものである。
複数の膜カートリッジは膜ケース内に設けられ、
集水管は膜ケースの外側上部に設けられ、
接続管は膜ケースの内側から膜ケースの外側に引き出されているものである。
散気装置が最下段の膜分離ユニットの下方に設けられているものである。
接続管は上向流が発生する領域の外側に位置しているものである。
第1の実施の形態では、図1に示すように、1は槽2内に設置された浸漬型の膜分離装置である。この膜分離装置1は、複数の上下に段積みされた膜分離ユニット3,4と、下段の膜分離ユニット4の下方に設けられた散気装置6とを有している。
先述した第1の実施の形態では、図5に示すように、透過水取出ノズル11を鉛直軸25に対して傾斜角度Aで傾斜させているが、第2の実施の形態では、図10に示すように、透過水取出ノズル11を、傾斜させず、水平方向にしてもよい(言い換えれば、上記傾斜角度Aを90°にしてもよい)。
2 槽
3,4 膜分離ユニット
6 散気装置
8 膜ケース
9 膜カートリッジ
10 濾過膜
11 透過水取出ノズル(透過水取出部)
12 透過水
13 集水管
16 濾板
16a 一側端
18 透過水流路
27 吊上げ部
42 接続チューブ(接続管)
77 上向流
78 上向流が発生する領域
B 所定間隔
T 厚さ方向
W 幅方向
h1 濾板の上辺部から透過水取出ノズルの上端までの高さ
h2 濾板の上辺部から吊上げ部の上端までの高さ
Claims (8)
- 槽内に浸漬されて上下方向に配置される平板状の膜カートリッジであって、
濾板の少なくとも表裏いずれか片面に濾過膜が取り付けられ、
濾板に形成された透過水流路に連通する透過水取出部が濾板の上辺部に設けられ、
透過水取出部は、濾板の幅方向における一側端部に位置し且つ上辺部から突出したノズルであり、鉛直方向に対して水平方向に向かって濾板の外側方へ傾いていることを特徴とする膜カートリッジ。 - 透過水取出部は濾板の幅方向における一側端から外側方へはみ出していないことを特徴とする請求項1記載の膜カートリッジ。
- 濾板の上辺部に、膜カートリッジを吊り上げるための吊上げ部が設けられ、
濾板の上辺部から透過水取出部の上端までの高さが濾板の上辺部から吊上げ部の上端までの高さよりも低いことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の膜カートリッジ。 - 上記請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の膜カートリッジを備えた浸漬型の膜分離装置であって、
膜分離ユニットと、膜分離ユニットの下方に設けられた散気装置とを有し、
膜分離ユニットは、厚さ方向において所定間隔をあけて配列された複数の膜カートリッジと、各膜カートリッジの濾過膜を透過して透過水取出部から取り出される透過水を集める集水管とを有し、
集水管は複数の膜カートリッジの一側方に設けられ、
複数の接続管の一端部が各膜カートリッジの透過水取出部に接続されるとともに、複数の接続管の他端部が集水管に接続されて、各膜カートリッジの透過水取出部と集水管とが接続管を介して連通し、
集水管が透過水取出部よりも下位に位置していることを特徴とする膜分離装置。 - 膜分離ユニットは上下が開口した膜ケースを有し、
複数の膜カートリッジは膜ケース内に設けられ、
集水管は膜ケースの外側上部に設けられ、
接続管は膜ケースの内側から膜ケースの外側に引き出されていることを特徴とする請求項4記載の膜分離装置。 - 複数の膜分離ユニットが上下に段積みされ、
散気装置が最下段の膜分離ユニットの下方に設けられていることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の膜分離装置。 - 下段の膜分離ユニットの接続管は下段の膜分離ユニットと上段の膜分離ユニットとの間から外側へ引き出されていることを特徴とする請求項6記載の膜分離装置。
- 散気装置からの散気によって発生した上向流が複数の膜カートリッジ間を流れ、
接続管は上向流が発生する領域の外側に位置していることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか1項に記載の膜分離装置。
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JP2017021752A JP6917153B2 (ja) | 2017-02-09 | 2017-02-09 | 膜カートリッジおよび膜分離装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP6917153B2 true JP6917153B2 (ja) | 2021-08-11 |
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Family Applications (1)
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