JP6916785B2 - 試験を作成するための方法 - Google Patents

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Description

本発明は、開発の測定可能な対象値に関して試験対象物を検査するためにテストベンチ上で当該試験対象物に対する試験走行を実行する試験を作成するための方法に関する。
自動車の許容される有害物質の放出量(特に、CO、CO、NO及び粒子数)に対する法規制、例えば、欧州議会及び欧州評議会の条例(EG)No.715/2007が存在する。当該条例では、ユーロ5及びユーロ6の標準が規定されている。自動車によるこの法規制の尊守が、(例えば、New European Driving Cycle(NEDC)のような)標準化された試験サイクルによってテストベンチ上で既に検査されている。このため、当該試験サイクル中に発生した排気ガスが、テストベンチで取り出され検査される。この場合、この問題は、当該標準化された試験サイクルの下でのテストベンチに対する条件が、自動車が現実の道程上で移動するときの現実の挙動と比較不可能である点にある。したがって、確かに、自動車は、テストベンチでは法規制を尊守し得るものの、現実の運転ではこの法規制に違反し得る。
当該違反を回避するため、立法者は、予め設定されている有害物質の放出量の限界値の検査をテストベンチから現実の道路に移すことを試みている。その結果、有害物質の放出量が、現実の道程上での自動車の現実の走行中に移動式放出量測定システム(PEMS)によって測定され検査されることが必要になる。したがって、標準化された試験サイクルは、もはや存在しない。何故なら、公道上の走行が、通常の交通によって常にランダムな影響を受けるからである。この場合、立法者の目的は、自動車が、テストベンチ対してだけではなくて、通常の運転条件の下で有害物質の放出量の限界値を尊守することである。当該試験走行によって有害物質の放出量を評価するためにも、規制事項、例えば、特定のデータ分析計器の使用が、立法者によって立案される。
このため、当該立法者は、現実の走行放出量(RDE)の試験手順を規定する。このため、特定の規制事項だけが、自動車の重量と周囲温度と標高とに対して予め設定される必要がある。さらに、異なる複数の走行状態を、どんな割合で試験手順に含める必要があるかが規定される。例えば、33%±10%を市街地と郊外と高速道路とに区分けする。しかし、それぞれは、少なくとも16kmであり、自動車の速度は、郊外において60〜90km/hの範囲であり、試験走行の期間は、90〜120min等である。この検査は、公道上で実行されるので、それぞれの試験走行は、例えば、他の車両の交通、信号機等のようなランダムな影響を受ける。このことから、現実の試験走行は、再現不可能であり、多少のランダムな事象連鎖を呈することが直接に分かる。
このパラダイムチェンジは、新しい自動車の開発時に自動車メーカーに直接の影響を及ぼしている。
既に、それぞれの開発ステップが、標準化された試験サイクルによってテストベンチで検査され得る。このため、専らその都度の試験対象物が、その都度の開発ステップにしたがって当該試験サイクルによって検査され、有害物質の放出量が検査される必要がある。その結果、新しいRDE試験手順は、もはや通用しない。何故なら、新しく開発された自動車が、有害物質の放出量の限界値を尊守することによってRDE試験手順をその開発の終了時にクリアするか否かを予測するのは基本的に不可能だからである。完成した自動車が、現実の道路上で初めて移動され得る。すなわち、開発の完全な終了後に、RDE試験手順が初めて実行される。当該自動車が、この試験に適合しないならば、全体として多大な影響が、当該自動車メーカーに及ぶであろう。当該自動車メーカーは、極端な場合には、長期に及ぶ開発を莫大なコストと経費をかけて少なくとも部分的に新たに再開する必要がある。
この場合、自動車の開発中の当該従来の標準化された試験サイクルの使用は、役に立たない。何故なら、このような標準化された試験サイクルの使用の下での有害物質の放出量の限界値の尊守は、RDE試験手順の下での当該限界値の尊守も自動的に保証しないからである。
自動車メーカーは、1台の自動車の可能な全ての運転状態を1つの試験シナリオにおいて一緒にして、この試験シナリオをそれぞれの開発ステップの検査のために使用できる。しかし、このことは、全く有益でない。何故なら、このような試験シナリオをテストベンチ上で実行すると、非常に長い時間になるからである。その結果、開発が遅れ、高価なテストベンチの使用時間が増大し、全体として非常に経費がかかる。同様に、1つの試験シナリオの任意の作成も、有益でない。何故なら、RDE試験手順の下での法規制の尊守が達成されることが、保証され得ないからである。
しかも、それぞれの自動車におけるそれぞれの運転操縦、例えば、低い回転数からの加速、道路上での追い越し、市街内での方向転換等が、同じ影響を有害物質の放出量に及ぼすことはない。このことは、1つの試験シナリオが特定の自動車に対して適し得るが、別の自動車に対して適し得ないことを意味する。
基本的に、上記の事項は、自動車の開発の、(少なくともまだ)法的に規制されていない別の対象値、例えば自動車の燃費に対しても同様に成立する。しかし、通常は、当該燃費は、自動車の開発時の1つの開発目標でもある。それ故に、本明細書でも、目標とする燃費の達成が、例えばRDE試験手順の場合で課題とされている。
有害物質の放出量又は燃費に加えて、自動車の防音性、自動車の走行性又は自動車の安定性のような開発の別の対象値も、同様に適用され得る。この場合にも、予め設定されている試験シナリオを後に入手するため、又は、当該対象値に対する所定の規制値の尊守を可能な限り保証するため、既に初期の開発段階で試験をテストベンチ上で実行することを可能にする適切な試験が作成される。
独国特許出願公開第102012014469号明細書 国際公開第2015011251号パンフレット 独国特許出願公開第102010049690号明細書
それ故に、本発明の課題は、自動車の開発用の試験シナリオを作成することを可能にする方法を提供することにある。当該試験シナリオによれば、テストベンチ試験が、開発中にテストベンチ上で実行され得る。当該試験シナリオによれば、開発の対象値のための予め設定されている試験手順の入手、又は、対象値のための規制値の尊守が、可能な限り確実に保証され得る。
この課題は、1つの初期試験(AV)が、複数の運転操縦(FMx)のシーケンスとして前記テストベンチ(1)上で前記試験対象物(2)に対して実行され、前記対象値(Z)の値が取得されること、
前記初期試験(AV)に起因する前記対象値(Z)の当該取得の結果が、前記対象値の対象値イベントピークに基づいて、又は前記複数の運転操縦に基づいて複数の試験区間に分割され、それぞれの試験区間が、予め設定されている対象値の妥当性基準によって前記対象値に関して検査され、前記試験区間の前記対象値が、前記対象値の妥当性基準を満たすときに、この試験区間に割り当てられた1つの運転操縦又は割り当てられた1つの運転操縦部分が、前記試験に組み込まれることによって解決される。この方法によれば、現実の試験対象物又は自動車に対して、前記試験対象物の対応する対象値の限界値の捕捉を保証する運転操縦又は運転操縦部分だけを前記試験に組み込むため、初期試験が使用される。したがって、特定の試験手順又は規制事項の尊守をめざした対象値の検査に関して多くの情報内容を提供するにもかかわらず、コンパクトで短い試験が作成され得る。前記試験対象物が、例えば低い回転数からの加速のような特徴的な運転操縦時に、例えば高い有害物質の放出量又は高い燃費のような重大な対象値を公表するならば、このことは、開発にとっては、当該重大な対象値に対して特別に対処するための重要な情報になり得る。
特定の1つの対象値に関する1つの対象値妥当値が、1つの運転操縦に対して記憶され、前記運転操縦の対象値妥当値が1つの対象値規制値を上回る運転操縦だけが、前記初期試験のために選択されると、特に有益である。こうして、その都度の対象値の最適な捕捉を保証するための初期試験が既に作成され得る。このことは、前記初期試験と前記テストベンチに必要な時間とを可能な限り短く保持することを可能にする。
また、前記試験対象物の特定の境界条件が、1つの運転操縦に対して記憶され、前記運転操縦の境界条件が前記試験対象物に適合する運転操縦だけが、前記初期試験のために選択されると、有益であり得る。また、このことは、当該初期試験を特定の試験対象物に非常に適切に適合させることを可能にする。
1つの運転操縦が、包括的な運転操縦として前記運転操縦データバンク内に記憶され、前記包括的な運転操縦を含む道程が、運転操縦として既知の複数の道程を有する道程データバンクから選択されること、当該方法は、よりフレキシブルである。前記初期試験は、既知の道程を予め設定することによって非常に多様に作成され得る。
以下に、本発明を図1〜7を参照して詳しく説明する。これらの図は、例示的に、概略的に且つ限定しないで本発明の好適な構成を示す。
試験対象物用の一般的なテストベンチを示す。 仮想自動車の仮想試験走行をシミュレートするためのシミュレーション装置の可能な構成を示す。 初期試験の実行時の対象値の測定の結果を示す。 対象値の測定中に特定の対象値の結果を除去した図である。 対象値の測定中に特定の対象値の結果をさらに除去した図である。 対象値の測定中に特定の対象値の結果を除去したときに起こり得る結果を示す。 本発明の方法の可能な流れを示す。
試験対象物2用の一般的なテストベンチ1、ここでは内燃機関用のエンジンのテストベンチが、図1によって示されている。試験対象物2は、例えば図1におけるような連結軸を介して負荷機械3に連結されている。しかし、試験対象物2は、パワートレイン又は自動車の全体でもよい。したがって、テストベンチ1は、パワートレインのテストベンチ又は動力計でもよい。この場合、例えば駆動半車軸又は車軸用の1つよりも多い負荷機械が設けられてもよい。この場合、例えば、有害物質の放出量、燃費、自動車の防音性、自動車の走行性、自動車の安定性等のような、自動車の開発の所定の対象値に関する情報を得るため、試験対象物2は、試験走行の規制事項にしたがってテストベンチ1で駆動される。当該開発の対象値が、内燃機関の有害物質の放出量又は内燃機関の燃費であるならば、試験対象物2は、内燃機関を常に含む。
テストベンチ1は、テストベンチ自動制御装置4によって制御される。このテストベンチ自動制御装置4は、所定の規制事項(試験)にしたがって試験対象物2と負荷機械3との双方を制御する。したがって、当該試験をテストベンチ1上で当該試験対象物に対して実行できるようにするため、当該試験は、必要な全ての情報を入手する。このため、試験対象物2の回転数nが、例えば負荷機械3によって設定され得る。また、例えば、エンジン制御装置ECUによって絞り弁の位置α及び/又は燃料量kを予め設定することで、試験対象物2が、希望した回転トルクTを生成するために制御され得る。実行すべき試験の規制事項にしたがってアクセル、ブレーキペダル、変速装置のような自動車の操作要素を操作するロボットドライバが、動力計上に設けられてもよい。一般に、複数の(詳しく図示されていない)測定センサも、テストベンチ1に設けられている。例えば、試験対象物2の回転トルクTist及び回転数nistの実際の実際値が、これらの測定センサによって取得される。
例えば排気ガス測定装置6のような対象値Zのための適切な測定装置、及び/又は内燃機関の燃料消費を測定する燃費測定装置7が、開発の対象値Zに応じてテストベンチ1に設けられ得る。当該内燃機関の排気ガスが、当該排気ガス測定装置6に供給され、CO、CO、NOのような特定の有害物質の放出量(THC)、炭化水素の全質量及び/又は(すす粒子のような)粒子の数が測定される。
テストベンチ自動制御装置4が、試験制御装置5から実行すべき試験の規制事項を入手する。原理的には、テストベンチ自動制御装置4と試験制御装置5とが、ただ1つの装置に統合されていることも考えられる。試験制御装置5は、所定の時間ステップkごとに、例えばミリ秒ごとに当該試験の規制事項にしたがって特定の対象値を当該テストベンチ自動制御装置4に予め設定する。次いで、当該対象値は、試験対象物2及び/又は負荷機械3のための制御変数、すなわち例えば回転トルクT(k)、(例えば、絞り弁の位置のような)負荷値又は回転数n(k)に変換される。次いで、当該制御変数は、テストベンチ1の試験対象物2と負荷機械3とを制御することでテストベンチ自動制御装置4によって調整又は設定される。
最も簡単な場合には、当該試験は、試験制御装置5内で変位に基づく又は時間に基づく自動車の単純な速度推移又は回転トルク推移として規定され得る。次いで、当該速度推移又は回転トルク推移は、例えば、試験対象物2の回転トルクTと回転数nとに変換される。このとき、当該試験は、予め設定されている一定の推移として規定されている。
好適な構成では、図2に示されているように、シミュレーション装置10(シミュレーションハードウェア及び/又はシミュレーションソフトウェア)が、試験制御装置5内に設けられている。当該シミュレーション装置10を使用することで、自動車の試験走行が、複数のシミュレーションモデルによってシミュレートされる。このため、例えば、運転者モデル11、自動車モデル12及び周囲モデル13が、シミュレーションモデルとしてシミュレーション装置10内に実装されている。この場合、例えば、タイヤモデル、道路モデル等のような別のモデルが実装されてもよい。したがって、シミュレーション装置10は、仮想試験区間に沿って(周囲モデル)仮想運転者によって操縦される(運転者モデル)仮想自動車の運転(自動車モデル12)をシミュレートする。この場合、例えば、道路標識、信号機、他国の交通等のような特定のイベントがシミュレートされてもよい。イベントが、当該運転者モデル内の仮想運転者によって変換される。例えば、慎重な運転者又は不注意な運転者、道路条件、天候等のような、様々な影響が、これらのシミュレーションモデルをパラメータ化することによって考慮されてもよい。内燃機関又はパワートレインのような自動車の一部が、現実のハードウェアとしてテストベンチ1に試験対象物2として物理的に設置されていて、当該試験にしたがうシミュレーションの規制事項によってテストベンチ1で作動される。また、試験のこの実行方法は、周知であり、大抵はX−In−The−Loop検査と呼ばれる。この場合、「X」は、現実に存在するそれぞれの試験対象物2を示す。この種類の試験の実行は、非常にフレキシブルであり、現実の自動車による現実の試験走行の特徴に非常に近くなる。
本発明によれば、試験を、シミュレーション中の仮想の試験走行として、又は変位に基づく若しくは時間に基づく単純な速度−回転トルク推移として規定することが重要である。この試験対象物2を有する自動車が、この自動車の開発の対象値Zに関する規制事項を高い確率で尊守するように、当該試験対象物2が、当該試験によって試験され得る。有害物質が対象値Zとして放出される場合、例えばRDE(リアル・ドライビング・エミッション)の試験手順のときに、有害物質の放出量に関する法規制が尊守されなければならない。この目的を達成するため、以下に記載されているような措置が実行される。この場合、共通性を限定することなしに、有害物質の放出量が、対象値Zとして採用される。
多様な運転操縦FMxを含む初期試験が最初に実行される。この場合、例えば、回転数、回転トルク、ステアリングロック、道路の勾配、交通等のような所定の境界条件の下での加速、減速、停止、定速走行、カーブ走行等が、運転操縦FMxとみなされる。この場合、1つの運転操縦FMxは、このような基本的な複数の走行過程を連結したものでもよい。1つの運転操縦FMxは、複数の運転操縦部分FMAxyに分割されてもよい。1つの運転操縦FMxは、例えば、停止からの始動として、カーブからの加速として、車速の変化として、遅い自動車の追い越しとして、赤信号に対する停止として等として変換され得る。1つの自動車のそれぞれの走行、すなわち1つの試験が、このような運転操縦FMxの時間経過とみなされ得る。このような多くの運転操縦FMxが付与され得ることが直接に分かる。当該運転操縦FMxは、運転操縦データバンク内に記憶され得る。記憶された運転操縦FMxは、例えば、現実に測定される試験走行、既に実行されたシミュレーション等に由来するものである。
したがって、1つの初期試験が、このような運転操縦FMxの時間シーケンスとして作成される。この運転操縦FMxは、ユーザによって、複数の運転操縦FMxからランダムに選択することによって、又は(以下でさらに詳しく説明するように)適切に選択することによって手動式に実行され得る。これに関して留意すべき重要な点は、当該運転操縦FMxが当該初期試験中に中断しないように、複数の運転操縦FMxが互いに結合される必要があることである。このこと自体は、当然である。例えば、速度の突然の急上昇が、前後して続く2つの運転操縦FMx間で発生することは、非現実的である。この場合、当該初期試験は、自動車の特に最大の動作範囲(回転数、回転トルク)をカバーしなければならない様々な多数の運転操縦FMxを含むべきである。
こうして作成された初期試験は、その後にテストベンチ1上で現実の試験対象物2によって始動され、このときに、有害物質の放出量が、対象値Zとして測定される。このような測定の結果が、走行される道路sにわたって描かれる(この場合、時間が、同様に描かれてもよい)炭化水素の放出THCの全質量を例示して図3に示される。運転操縦FMxのシーケンスが、当該初期試験中に既知であるので、距離軸(時間軸)上のそれぞれの点が、当該初期試験AVの所定の1つの運転操縦FMx又は1つの運転操縦部分FMAxyに割り当てられ得る。前後して続く多数の対象値イベントZE(実線)、ここでは放出イベントが、当該図から認識される。対象値Zを示す値、例えば有害物質の放出量が、対象値イベントとして所定の道路区間(例えば、全体で50m)にわたって加算され得る。水平な破線は、対象値Zに対する規制値、例えば有害物質の放出(THC)の法的な限界値を示し、一点鎖線は、確定された評価限界値、例えば当該法的な限界値の1.5倍を示す。この場合、特に、評価限界値≧法的な限界値が成立する。この場合、当該評価限界値は、道路区間s又は時間にわたって一定である必要はなくて、異なっていてもよい。
第1のステップでは、当該評価限界値の下に存在する全ての対象値イベントZEが、零の有害物質の放出量に論理的に設定される(図4参照)。したがって、対象値Zに関して危険な対象値イベントZEを示す対象値イベントZEだけが残されている。したがって、対象値イベントピークZESが、当該評価限界値の上で且つ削除された領域と領域との間の領域で発生する。
その次のステップでは、道路区間sが、複数の試験区間TSmに分割される。この場合、同じ長さか又は異なる長さの試験区間TSm、例えば試験区間=500mが設けられ得る。この場合、当然に、複数の試験区間TSmへの分割が、有益に実行されるように配慮される。その結果、例えば、ただ1つの対象値イベントピークZESが、1つの試験区間TSmごとに存在する。しかし、特に、当該分割は、運転操縦FMx又は運転操縦FMxの場合によっては起こり得るy個の部分にしたがって実行される。すなわち、1つの試験区間TSmが、(図5のように)1つの運転操縦FMxと同等に扱われるか又は運転操縦部分FMAxyと同等に扱われる。このことは、複数の対象値イベントピークを1つの運転操縦FMx又は1つの運転操縦部分FMAxyに直接に且つ単純に割り当てることを可能にする。その結果、当該評価が容易にされ得る。
次いで、それぞれの試験区間TSmごとの対象値Zとしての有害物質の放出量に対して、有害物質の放出量に対する全質量が、この試験区間TSm内に算出される(図5の破線)。当該全質量の一部、例えば当該全質量の10%(図5の破線)が、評価質量として確定される。それぞれの対象値イベントピークZESの全質量が算定されることによって(図5の実線)、付随するイベント質量が、残っているそれぞれの対象値イベントピークZESに対して算出される。そして、全ての対象値イベントピークZESが、論理的に零に設定される。これらの対象値イベントピークZESのイベント質量が、当該評価質量の下に存在する。したがって、図6に示されているように、多数の対象値イベントピークZESのうちの少数の対象値イベントピークZESだけが残っている。
次いで、これらの対象値イベントピークに付随する運転操縦FMx又は運転操縦部分FMAxyが、試験のために結合される。この場合、運転操縦FMx又は運転操縦部分FMAxyの当該順序は、必ずしも尊守される必要はない。図6による例では、部分区間TSmが、同様にy個の運転操縦部分FMAxyに分割されている運転操縦FMxに対応する。このとき、当該試験のために、全体の運転操縦FMxが使用されてもよく、又は、1つの対象値イベントピークが含まれている運転操縦部分FMAx1、FMAx3だけが使用されてもよい。この場合、例えば、(RDE試験手順のような)試験手順の別の規制事項を尊守するため、当然に、別の運転操縦部分FMAxyが使用されてもよい。この場合、同様に、当然に、当該作成された試験において、複数の運転操縦FMx間又は複数の運転操縦部分FMAxy間の中断を回避又は排除する必要がある。したがって、現実の試験対象物2の対象値Zに対して重要な影響を及ぼす運転操縦FMx又は運転操縦部分FMAxyだけが、当該試験のために残っている。別の試験対象物2又は別の対象値Zにとって、当該作成された試験は、全く異なって見える。何故なら、別の試験対象物2が、同じ初期試験に対して全く異なる対象値イベントを生成し得るからである。こうして、例えばRDE試験手順による対象値Zの検査に関して、損失を受けることなしに、本来は非常に長い初期試験が、遥かにより短い試験に圧縮され得る。この場合、当然に、様々な対象値Zが、このようにして検査され得、当該試験が、異なる複数の対象値Zに起因する複数の対象値イベントZEから構成され得る。このとき、このような試験は、複数の対象値Zを捕捉する。
当然に、上記の第1のステップは省略でき、特に、それぞれの対象値Zに依存して、当該放出量とは違う別の評価方法が、第2のステップ中に選択されてもよい。総括して言えば、当該初期試験に起因する対象値Zの測定の結果が、複数の試験区間TSmに分割され、それぞれの試験区間TSmが、予め設定されている対象値Zに対する対象値の妥当性基準(Zielgroessenrelevanzkriterium)によって対象値の臨界値の妥当性(zielgroessenkritische Relevanz)に対して検査される。上記の実施の形態では、2つの対象値の妥当性基準が確定される。すなわち、評価限界値が、第1のステップで確定され、評価質量が、第2のステップで確定される。したがって、当該対象値の臨界値の妥当性は、複数のステップで確認されてもよい。1つの試験区間TSmの対象値の臨界値の妥当性が認められると、この試験区間TSmに割り当てられた運転操縦FMx又は割り当てられた運転操縦部分FMAxyが、試験PVに組み込まれ、さもなければ試験PVに組み込まれない。
全て現実の自動車の対象値の臨界値の駆動状態を適切に補足するため、こうして作成された試験PVは、結果として運転操縦FMx及び/又は運転操縦部分FMAxyを含む。このことは、例えばRDE試験手順にしたがう自動車の対象値の挙動を検査するために重要である。それ故に、自動車の開発が、こうして作成された試験PVを用いて全ての開発段階で実行され得る。そして、特定の対象値の規制事項を尊守する確率が著しく増大され得る、例えば、RDE試験手順による検査時の有害物質の放出量の法的な限界値を尊守する確率が著しく増大され得る。このことは、有害物質の放出量のほかに、例えば、燃費、走行性、防音性、安定性のような、別の対象値に対しても同様に成立する。
運転操縦データバンク内の運転操縦FMxが、所定の対象値Zに対するそれぞれの運転操縦FMxの対象値の妥当性に関する情報も含むならば、上記の方法はさらに改良され得る。何故なら、例えば、低い回転数からの加速のような特定の運転操縦FMxが、第1の対象値に対して高い対象値妥当性を有するかもしれず、これに対して第2の対象値に対して低い対象値妥当性を有するかもしれないからである。この場合、当該対象値妥当性は、例えば、整数で正の妥当値として示され得る。
さらに、複数の運転操縦FMxに対して、当該運転操縦FMxが有効であるそれぞれの前提条件又は境界条件が、運転操縦データバンク内に記憶されてもよい。この場合、当該境界条件は、試験対象物2を規定する。例えば、運転操縦FMxが、ガソリンエンジンとディーゼルとに対して付与され得る。この分類は、ほぼ任意に、例えば、均一な燃焼方法と排気過給器と排気循環器とを有するガソリンエンジンに細分され得る。このとき、試験対象物2に応じて、これらの境界条件に対応する運転操縦FMxだけが、当該運転操縦データバンクから選択される。
次いで、初期試験AVのために、特定の対象値Zに対して対象値の既定値よりも高い対象値の妥当値を有する全ての運転操縦FMxが、場合によっては起こり得る境界条件に対応する複数の運転操縦FMxから選択され得る。こうして、論理的な対象値妥当性をそれぞれの対象値に対して有する運転操縦FMxだけを可能な限り含む初期試験AVが作成され得る。このとき、それぞれの試験対象物2に対する実際の対象値妥当性は、テストベンチ1での当該初期試験の実行を示す。
包括的な運転操縦FMxだけ、すなわち、例えば定速走行又は低い回転数からの加速等が、運転操縦データバンク内に部分的に含まれていることも考えられる。しかし、初期試験AVと試験PVとを作成するためには、特別な運転操縦、すなわち、例えば60km/hと1500min−1とによる定速走行又はスロットル全開による1500min−1での110km/hから130km/hへの加速等が必要である。それ故に、道程データバンクが設けられてもよい。測定若しくはシミュレートされた道程又は作成されたシミュレーションが、この道程データバンク内に記憶されている。測定された道程は、現実の自動車によって走行され、このときに測定された、すなわち例えば速度、回転数、回転トルク、イベント(信号機、道路標識、交通等)、道路の推移等が測定された道程である。このとき、包括的な1つの運転操縦FMxに対して、例えば、1つの信号機から緑に切り替えられた信号への走行に対して、1つの道程が、この運転操縦FMxが記憶されている当該道程データバンクから選択され得る。このとき、当該道程、又は道路の特定の道程部分(この道程部分が、区間である場合)は、特別な運転操縦FMxとみなされる。しかし、当該運転操縦FMxは、特別な運転操縦として運転操縦データバンク内に記憶されてもよい。
当該方法の可能な流れが、図7によるブロック図で示されている。試験対象物2、すなわち、例えば排気過給器と排気循環器とを有するガソリンエンジンに対する境界条件と、対象となる対象値Z、例えば有害物質の放出量又は燃費Vが、ユーザインタフェース20に入力される。初期試験の作成21では、当該境界条件に適合する運転操縦FMxが、運転操縦データバンク22から選択される。特別な運転操縦を包括的な運転操縦から実行するため、場合によっては、運転操縦データバンク22内で道程データバンク23にもアクセスされ得る。次いで、オプションとして、こうして作成された初期試験AVは、事前シミュレーション24において起こり得るエラーに関して検査されてもよい。このため、初期試験AVは、存在する運転者モデルFによって、又はユーザインタフェースを通じて予め設定されている運転者モデルFによってシミュレートされ得る。このときに、エラー又は問題が発生すると、初期試験AVを作成するステップが、初期試験の作成21において繰り返され得るか又は適合され得る。このユーザインタフェースに対する手動式のアクセスも考えられる。このとき、初期試験AVは、試験対象物の特性評価25のステップで現実の試験対象物2を有するテストベンチ1で始動される。この場合、対象値Z、例えば有害物質の含有量又は燃費に対する値が、測定技術的に取得される。評価装置26内では、対象値Zの測定又は取得の結果が、対象値の妥当性基準によって対象値の臨界値の妥当性に対して検査される。このとき、このような対象値の臨界値の妥当性を有する運転操縦FMx又は運転操縦部分FMAxyが、試験の作成27において試験PVに構成され、結果としてユーザインタフェース20で入手可能である。当該対象値の臨界値の妥当性を有する運転操縦FMx又は運転操縦部分FMAxyは、運転操縦データバンク22内にも組み込まれ得る。
1 テストベンチ
2 試験対象
3 負荷機械
4 テストベンチ自動制御装置
5 試験制御装置
6 排気ガス測定装置
7 燃費測定装置
10 シミュレーション装置
11 運転者モデル
12 自動車モデル
13 周囲モデル
20 ユーザインタフェース
21 初期試験の作成
22 運転操縦データバンク
23 道程データバンク
24 事前シミュレーション
25 試験対象物の特性評価
26 評価装置
27 試験の作成
対象
F 自動車モデル
FMx 運転操縦
AV 初期試験
PV 試験
T 回転トルク
ECU エンジン制御装置
TSm 試験区間
ZE 対象値イベント
ZES 対象値イベントピーク
FMAxy 運転操縦部分

Claims (3)

  1. 開発の測定可能な対象値(Z)に関して試験対象物(2)を検査するためにテストベンチ(1)上で前記試験対象物(2)に対する試験走行を実行する試験(PV)を作成するための方法において、
    1つの初期試験(AV)が、複数の運転操縦(FMx)のシーケンスとして前記テストベンチ(1)上で前記試験対象物(2)に対して実行され、前記対象値(Z)の値が取得されること、
    前記初期試験(AV)に起因する前記対象値(Z)の当該取得の結果が、前記対象値(Z)の対象値イベントピーク(ZES)に基づいて、又は前記複数の運転操縦(FMx)に基づいて複数の試験区間(TSm)に分割され、それぞれの試験区間(TSm)が、予め設定されている対象値の妥当性基準によって前記対象値(Z)に関して検査されること、及び
    前記試験区間(TSm)の前記対象値(Z)が、前記対象値の妥当性基準を満たすときに、この試験区間(TSm)に割り当てられた1つの運転操縦(FMx)又は割り当てられた1つの運転操縦部分(FMAxy)が、前記試験(PV)に組み込まれることを特徴とする方法。
  2. 1つの運転操縦(FMx)に対して、前記試験対象物(2)を規定する特定の、前記運転操縦(FMx)が有効である複数の境界条件が記憶されている運転操縦データバンクから、前記運転操縦(FMx)の境界条件が前記試験対象物(2)に適合する運転操縦(FMx)だけが、前記初期試験(AV)のために選択されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 1つの運転操縦(FMx)が、包括的な運転操縦として運転操縦データバンク(22)内に記憶され、前記包括的な運転操縦を含む道程が、運転操縦(FMx)として既知の複数の道程を有する道程データバンク(23)から選択されることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
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