JP6916288B2 - 端末、基地局、無線通信システム及び通信方法 - Google Patents

端末、基地局、無線通信システム及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システムにおけるユーザ装置及び基地局装置に関する。
現在、3GPP(Third Generation Partnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)システム及びLTE−Advancedシステムの後継として、NR(New Radio Access Technology)システムと呼ばれる新たな無線通信システムの仕様策定が進められている。
NRシステムでは、LTEシステムにおけるデュアルコネクティビティと同様に、LTEシステムの基地局装置(eNB)とNRシステムの基地局装置(gNB)との間でデータを分割し、これらの基地局装置によってデータを同時送受信するLTE−NRデュアルコネクティビティの導入が検討されている。
3GPP TR 38.804 V14.0.0(2017−03) 3GPP TS 37.340 V0.1.1(2017−06)
LTE−NRデュアルコネクティビティでは、2つ以上のアップリンク送信において相互変調歪み(Inter-Modulation Distortion:IMD)及び高調波が発生しうる。この場合、発生したIMD及び高調波は、ユーザ装置(User Equipment:UE)におけるLTEコンポーネントキャリア又はNRコンポーネントキャリアのダウンリンク受信帯域に落ち込み、ユーザ装置内において干渉(デバイス内干渉)を引き起こすおそれがある。特に、NRシステムは、28GHz帯などの広帯域な帯域幅を利用するため、IMDの影響を受けやすい。
また、LTEシステムとNRシステムと間のデュアルコネクティビティに限定されず、異なるRATが適用された複数の無線通信システムの間のデュアルコネクティビティにおいても、2つ以上のアップリンク送信によるIMD、高調波などが受信帯域に落ち込み、デバイス内干渉を生じさせる可能性が考えられる。
上述した問題点を鑑み、本発明の課題は、異なるRATを利用した複数の無線通信システムの間のデュアルコネクティビティにおけるデバイス内干渉を抑止するための技術を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の一態様において、端末は、第1の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第1のデバイス内干渉が検出されたこと、第2の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第2のデバイス内干渉が検出されたこと、前記第1のデバイス内干渉の解消が検出されたこと及び前記第2のデバイス内干渉の解消が検出されたことのうち少なくとも一つを示す情報を含む干渉通知を生成する干渉通知生成部と、前記干渉通知を前記第1の基地局に送信する送信部とを有し、前記情報は、前記第1の基地局との通信における被干渉キャリアを示すメジャメントオブジェクトと、ダウンリンクの周波数領域を示す情報と、前記第2の基地局との通信における被干渉キャリアに対応する周波数を特定する情報とを含む。
本発明によると、異なるRATを利用した複数の無線通信システムの間のデュアルコネクティビティにおけるデバイス内干渉を抑止することができる。
本発明の一実施例による無線通信システムを示す概略図である。 LTE−NRデュアルコネクティビティにおける相互変調歪み(IMD)の組み合わせを示す図である。 本発明の一実施例によるユーザ装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。 本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示すシーケンス図である。 本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。 本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示すシーケンス図である。 本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。 本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。 本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。 本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。 本発明の一実施例によるLTE側のシグナリング例を示す図である。 本発明の一実施例によるLTE側のシグナリング例を示す図である。 本発明の一実施例によるNR側のシグナリング例を示す図である。 本発明の一実施例によるNR側のシグナリング例を示す図である。 本発明の一実施例によるLTE側のシグナリング例を示す図である。 本発明の一実施例によるNR側のシグナリング例を示す図である。 本発明の一実施例によるユーザ装置及び基地局のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
以下の実施例では、異なるRATを利用した複数の無線通信システムの間のデュアルコネクティビティ、すなわち、マルチRATデュアルコネクティビティをサポートするユーザ装置が開示される。
図1を参照して、本発明の一実施例による無線通信システムを説明する。図1は、本発明の一実施例による無線通信システムを示す概略図である。
図1に示されるように、ユーザ装置100は、LTEシステム及びNRシステムによって提供される基地局201、202(以降区別しない場合、基地局200として参照されてもよい。)と通信接続すると共に、基地局201をマスタ基地局とし、基地局202をセカンダリ基地局とするLTE−NRデュアルコネクティビティをサポートする。すなわち、ユーザ装置100は、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202により提供される複数のコンポーネントキャリアを同時に利用して、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202と同時送信又は受信を実行することが可能である。なお、図示された実施例では、LTEシステム及びNRシステムはそれぞれ1つの基地局しか有していないが、一般に、LTEシステム及びNRシステムのサービスエリアをカバーするよう多数の基地局が配置される。
なお、以下の実施例は、LTE−NRデュアルコネクティビティに関して説明されるが、本開示によるユーザ装置は、これに限定されず、異なるRATを利用した複数の無線通信システムの間のデュアルコネクティビティ、すなわち、マルチRATデュアルコネクティビティに適用可能であることは当業者に容易に理解されるであろう。
後述される実施例では、LTEシステムとNRシステムとの間のデュアルコネクティビティ(LTE−NRデュアルコネクティビティ)における相互変調歪み(IMD)、高調波などによって生じるデバイス内干渉が説明される。LTE−NRデュアルコネクティビティでは、図2に示されるようなデバイス内干渉が発生する4つの典型的なケースが考えられる。
ケース1では、LTEシステムのアップリンクキャリア(LTE UL1)とNRシステムのアップリンクキャリア(NR UL2)とによるアップリンクデュアルコネクティビティ(LTE UL1+NR UL2)において、LTE UL1とNR UL2との組み合わせによる相互変調歪み及び/又はLTE UL1、若しくはNR UL2の送信による高調波が、NRシステムのダウンリンクキャリア(NR DL)に落ち込み、NR DLにデバイス内干渉を引き起こす。
ケース2では、LTEシステムのアップリンクキャリア(LTE UL1)とNRシステムのアップリンクキャリア(NR UL2)とによるアップリンクデュアルコネクティビティ(LTE UL1+NR UL2)において、LTE UL1とNR UL2との組み合わせによる相互変調歪み及び/又はLTE UL1、若しくはNR UL2の送信による高調波が、LTEシステムのダウンリンクキャリア(LTE DL)に落ち込み、LTE DLにデバイス内干渉を引き起こす。
ケース3では、LTEシステムのアップリンクキャリア(LTE UL)とNRシステムの2つのアップリンクキャリア(NR UL1,NR UL2)とによるアップリンクデュアルコネクティビティ(LTE UL+NR UL1+NR UL2)において、NR UL1とNR UL2との組み合わせによる相互変調歪み及び/又はNR UL1、若しくはNR UL2の送信による高調波が、LTEシステムのダウンリンクキャリア(LTE DL)に落ち込み、LTE DLにデバイス内干渉を引き起こす。
ケース4では、LTEシステムの2つのアップリンクキャリア(LTE UL1,LTE UL2)とNRシステムのアップリンクキャリア(NR UL)とによるアップリンクデュアルコネクティビティ(LTE UL1+LTE UL2+NR UL)において、LTE UL1とLTE UL2との組み合わせによる相互変調歪み及び/又はLTE UL1、若しくはLTE UL2の送信による高調波が、NRシステムのダウンリンクキャリア(NR DL)に落ち込み、NR DLにデバイス内干渉を引き起こす。
上述したようなLTE−NRデュアルコネクティビティにおける相互変調歪み、高調波などによって生じるデバイス内干渉を抑止するため、本開示によるユーザ装置は、相互変調歪み、高調波などによって干渉を受けるダウンリンクサービングキャリアを示す被干渉キャリア情報を含む干渉通知を基地局に送信する。当該干渉通知を受信すると、基地局は、被干渉キャリア情報に示されるキャリアにデバイス内干渉を生じさせるアップリンクサービングキャリアの組み合わせを特定し、被干渉キャリアに干渉を生じさせないキャリアの組み合わせによってアップリンクデュアルコネクティビティを継続するなど、ユーザ装置に対して干渉抑止制御を実行することができる。
次に、図3を参照して、本発明の一実施例によるユーザ装置を説明する。図3は、本発明の一実施例によるユーザ装置の機能構成を示すブロック図である。
図3に示されるように、ユーザ装置100は、干渉通知生成部110、送受信部120及び切替部130を有する。
干渉通知生成部110は、第1の無線通信システムと第2の無線通信システムとの間のデュアルコネクティビティにおいて、デバイス内干渉を受けるサービングキャリアを示す被干渉キャリア情報を含む干渉通知を生成する。具体的には、LTEシステムとNRシステムとの間のLTE−NRデュアルコネクティビティにおいて、アップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせ(例えば、図2に示される実施例におけるLTE UL+NR UL、LTE UL1+LTE UL2、NR UL1+NR UL2など)によって発生した相互変調歪み、高調波などがユーザ装置100内においてダウンリンクコンポーネントキャリアに干渉(すなわち、デバイス内干渉)を生じさせることを検出すると、干渉通知生成部110は、干渉を受けているダウンリンクコンポーネントキャリアを示す被干渉キャリア情報を含む干渉通知("InDeviceCoexIndication")を生成する。
送受信部120は、生成された干渉通知を基地局201又は202に送信する。具体的には、送受信部120がデバイス内干渉による被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知をユーザ装置100に報告させるための干渉報告設定("OtherConfig"における"idc−Indication−MR−DC")を受信すると、干渉通知生成部110は、アップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせによる相互変調歪み、高調波などから生じるデバイス内干渉の検出を開始し、アップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせによるデバイス内干渉を検出すると、被干渉キャリア情報を含む干渉通知を生成する。そして、送受信部120が生成された干渉通知を基地局201又は202に送信すると、基地局201又は202は、受信した干渉通知における被干渉キャリア情報に基づき、被干渉キャリアと当該被干渉キャリアにデバイス内干渉を引き起こすアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせとを特定する。
この場合、例えば、基地局201又は202は、アップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせと、当該組み合わせによりデバイス内干渉が生じるダウンリンクコンポーネントキャリアとのペアを示す関連付け情報を予め保持してもよい。基地局201又は202は、当該関連付け情報を参照して、ユーザ装置100から報告された被干渉キャリアに対応するアップリンクコンポーネントキャリアを与干渉キャリアとして特定し、ユーザ装置100に対して干渉抑止制御を実行してもよい。例えば、基地局201又は202は、デバイス内干渉が報告された被干渉キャリアに落ち込まない周波数領域又はコンポーネントキャリアを再割当てすることによって、アップリンクデュアルコネクティビティを継続してもよいし、あるいは、アップリンクデュアルコネクティビティにおけるセカンダリセルを非アクティブ化(deactivation)又は非設定(deconfiguration)してもよい。あるいは、基地局201又は202は、異なる周波数のプライマリセル及び/又はセカンダリセルを再設定してもよい。
その後、ユーザ装置100におけるデバイス内干渉が解消されると、干渉通知生成部110は、例えば、エンプティの干渉通知を生成し、送受信部120は、当該干渉通知を基地局201又は202に送信する。当該エンプティの干渉通知を受信すると、基地局201又は202は、ユーザ装置100におけるデバイス内干渉が解消されたと判断することができる。
切替部130は、基地局201又は202から送信される情報に基づいて、UL送信方式の切り替えを行う。UL送信方式は、LTE又はNRを時分割(time-switched)するsingle UL送信、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信等を含む。
一実施例では、被干渉キャリア情報は、干渉を受けるサービングキャリアのセル識別情報を含むものであってもよい。例えば、セル識別情報は、当該被干渉サービングキャリアのサービングセルインデックスであってもよい。あるいは、セル識別情報は、ユーザ装置100が当該キャリアを測定するのに必要な情報を示すメジャメントオブジェクト、当該キャリアの中心周波数、当該中心周波数を特定する何れかの情報(例えば、LTEシステムにおけるEARFCN(E-UTRA Absolute Radio Frequency Channel Number)など)などであってもよい。例えば、基地局201又は202は、各サービングセル又は各メジャメントオブジェクトの中心周波数及び帯域幅を予め把握し、受信したセル識別情報により示されるサービングセル又はメジャメントオブジェクトの中心周波数及び帯域幅を特定する。基地局201又は202は、特定した中心周波数及び帯域幅に基づき当該被干渉コンポーネントキャリアにデバイス内干渉を引き起こすアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせを特定することができる。本実施例によると、ユーザ装置100が与干渉キャリア情報を送信することなく、基地局201又202は、被干渉キャリア情報から与干渉キャリアを特定することが可能になる。
また、一実施例では、被干渉キャリア情報は、被干渉キャリア内の特定の物理リソースブロック(PRB)、物理リソースエレメント(PRE)などを含むものであってもよい。すなわち、干渉通知生成部110は、被干渉キャリアより細かい粒度で被干渉周波数領域を示すことが可能になり、当該被干渉キャリア情報を受信した基地局201又は202は、より適切な干渉抑止制御を実行することが可能になる。
また、一実施例では、干渉通知は更に、干渉を与えるサービングキャリアを示す与干渉キャリア情報を含むものであってもよい。すなわち、干渉通知生成部110は、干渉を与えるサービングキャリアの組み合わせを示す与干渉キャリア情報を干渉通知に更に含めてもよい。具体的には、与干渉キャリア情報は、デバイス内干渉を生じさせるアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせを示すものであり、例えば、各アップリンクコンポーネントキャリアのメジャメントオブジェクト、中心周波数、当該中心周波数を特定する何れかの情報(例えば、LTEシステムにおけるEARFCNなど)などであってもよい。
また、一実施例では、干渉通知は更に、UL送信方式の切替を示す情報を含んでもよい。ユーザ装置100において、デバイス内干渉が検知されると、送受信部120は、干渉通知生成部110が生成した干渉通知を基地局201又は202に送信する。当該干渉通知に、LTE又はNRを時分割(time-switched)するsingle UL送信への切替を示す情報が含まれてもよい。基地局201又は202は、当該干渉通知を受信すると、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信に切り替えを行う。基地局201又は202は、当該切り替えを制御するメッセージを生成する生成部及び当該切り替えに係るメッセージを送受信する通信部を有する。ユーザ装置100は、当該切り替えに係るメッセージを基地局201又は202から受信すると、UL送信方式の切り替えを切替部130により行う。
その後、ユーザ装置100におけるデバイス内干渉が解消されると、干渉通知生成部110は、例えば、エンプティの干渉通知を生成し、送受信部120は、当該干渉通知を基地局201又は202に送信する。当該エンプティの干渉通知を受信すると、基地局201又は202は、ユーザ装置100におけるデバイス内干渉が解消されたと判断し、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信に切り替えすることができる。なお、ユーザ装置100におけるデバイス内干渉が解消されたとき、干渉通知生成部110は、例えば、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信に切り替える通知を含む干渉通知を生成し、送受信部120は、当該干渉通知を基地局201又は202に送信してもよい。当該干渉通知を受信すると、基地局201又は202は、ユーザ装置100におけるデバイス内干渉が解消されたと判断し、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信に切り替えることができる。基地局201又は202は、当該切り替えを制御するメッセージを生成する生成部及び当該切り替えに係るメッセージを送受信する通信部を有する。ユーザ装置100は、当該切り替えに係るメッセージを基地局201又は202から受信すると、UL送信方式の切り替えを切替部130により行う。
次に、図4〜5を参照して、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおける干渉通知設定手順を説明する。本実施例では、マスタ基地局201が、LTE−NRデュアルコネクティビティにおいてLTEコンポーネントキャリア及びNRコンポーネントキャリアの双方のデバイス内干渉を報告するようユーザ装置100に設定する。ユーザ装置100は、LTEコンポーネントキャリア及びNRコンポーネントキャリアの双方について干渉を検出し、送受信部120は、被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を含む干渉通知(図示される具体例では、InDeviceCoexIndication(IDC))をマスタ基地局201に送信する。
図4は、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。当該IDC通知設定手順は、例えば、LTE−NRデュアルコネクティビティが設定されたことに応答して開始されてもよい。なお、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202はそれぞれLTEシステム及びNRシステムに属してもよく、あるいは、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202はそれぞれNRシステム及びLTEシステムに属してもよい。
図4に示されるように、ステップS101において、マスタ基地局201は、LTEコンポーネントキャリアとNRコンポーネントキャリアとの双方についてデバイス内干渉を検出し、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定する。
ステップS102において、デバイス内干渉を検出すると、ユーザ装置100は、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知をマスタ基地局201に送信する。例えば、ユーザ装置100は、被干渉キャリアのサービングセルインデックスと与干渉キャリアのメジャメントオブジェクトとをそれぞれ被干渉キャリア情報及び与干渉キャリア情報としてマスタ基地局201に報告してもよい。なお、上述したように、マスタ基地局201がアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせと当該組み合わせによりデバイス内干渉が生じるダウンリンクコンポーネントキャリアとのペアを示す関連付け情報を予め保持している場合、ユーザ装置100は、被干渉キャリア情報のみをマスタ基地局201に送信してもよい。
ステップS103において、マスタ基地局201は、受信した干渉通知に基づき適切な干渉抑止制御を実行すると共に、ユーザ装置100から受信した干渉情報をセカンダリ基地局202に転送し、適切な干渉抑止制御を実行するようセカンダリ基地局202に指示する。
図5は、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示すシーケンス図である。当該IDC通知設定手順は、例えば、LTE−NRデュアルコネクティビティが設定されたことに応答して開始されてもよい。図示された実施例では、マスタ基地局(MN)201がLTEシステムに属し、セカンダリ基地局(SN)202がNRシステムに属しているとする。しかしながら、他の実施例では、これに限定されるものでなく、マスタ基地局201がNRシステムに属し、セカンダリ基地局202がLTEシステムに属してもよい。
図5に示されるように、ステップS201において、マスタ基地局(MN)201は、RRC Connection Reconfigurationをユーザ装置100に送信し、デバイス内干渉による被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定する(OtherConfig(idc−Indication−MR−DC)。
ステップS202において、ユーザ装置100は、当該設定の完了を示すRRC Connection Reconfiguration Completeをマスタ基地局201に送信する。
ステップS203において、ユーザ装置100は、アップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせによるデバイス内干渉の検出を開始する。
ステップS204において、ユーザ装置100は、アップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせによるデバイス内干渉を検出する。
ステップS205において、ユーザ装置100は、被干渉キャリアを示す被干渉キャリア情報(例えば、サービングセルインデックス、メジャメントオブジェクト又はEARFCNなど)を含む干渉通知をマスタ基地局201に送信する。マスタ基地局201がLTEシステムに属する本実施例では、ユーザ装置100は、干渉を受けたLTEコンポーネントキャリアだけでなくNRコンポーネントキャリアもマスタ基地局201に報告する。また、ユーザ装置100は更に、与干渉キャリアを示す与干渉キャリア情報(例えば、与干渉アップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせを示すサービングセルインデックス、メジャメントオブジェクト又はEARFCNなど)を干渉通知に含めてもよい。被干渉キャリア情報と同様に、ユーザ装置100は、干渉を与えたLTEコンポーネントキャリアだけでなくNRコンポーネントキャリアもマスタ基地局201に報告する。
ステップS206において、マスタ基地局201は、受信した干渉通知に基づき適切な干渉抑止制御を実行すると共に、ユーザ装置100から受信した干渉情報をセカンダリ基地局202に転送し、適切な干渉抑止制御を実行するようセカンダリ基地局202に指示する。
ステップS207において、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202は、ユーザ装置100に対して適切な干渉抑止制御を実行する。
ステップS208において、デバイス内干渉の解消を検知すると、ユーザ装置100は、エンプティのIDC通知を送信することによって、デバイス内干渉が解消されたことをマスタ基地局201に報告する。
次に、図6〜7を参照して、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおける干渉通知設定手順を説明する。本実施例では、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202がそれぞれ、LTE−NRデュアルコネクティビティにおいて、マスタ基地局201が属する無線通信システムのコンポーネントキャリア及びセカンダリ基地局202が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を報告するようユーザ装置100に設定する。この場合、送受信部120は、マスタ基地局201の無線通信システムに関する被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を示す干渉通知をマスタ基地局201に送信し、セカンダリ基地局202の無線通信システムに関する被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を示す干渉通知をセカンダリ基地局202に送信する。例えば、マスタ基地局201がLTEシステムに属し、セカンダリ基地局202がNRシステムに属する場合、ユーザ装置100は、LTEコンポーネントキャリアに関する被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を含む干渉通知をマスタ基地局201に送信し、NRコンポーネントキャリアに関する被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を含む干渉通知をセカンダリ基地局202に送信する。
図6は、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。当該IDC通知設定手順は、例えば、LTE−NRデュアルコネクティビティが設定されたことに応答して開始されてもよい。なお、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202がそれぞれLTEシステム及びNRシステムに属してもよく、あるいは、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202がそれぞれNRシステム及びLTEシステムに属してもよい。
図6に示されるように、ステップS301aにおいて、マスタ基地局201は、マスタ基地局201が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出し、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定する。
ステップS301bにおいて、セカンダリ基地局202は、セカンダリ基地局202が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出し、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定する。
ステップS302aにおいて、マスタ基地局201が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出すると、ユーザ装置100は、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知をマスタ基地局201に送信する。例えば、ユーザ装置100は、被干渉キャリアのサービングセルインデックスと与干渉キャリアのメジャメントオブジェクトとをそれぞれ被干渉キャリア情報及び与干渉キャリア情報としてマスタ基地局201に報告してもよい。例えば、マスタ基地局201がLTEシステムに属する場合、ユーザ装置100は、被干渉LTEコンポーネントキャリア及び/又は与干渉LTEコンポーネントキャリアを示す干渉通知をマスタ基地局201に送信する。なお、上述したように、マスタ基地局201がアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせと当該組み合わせによりデバイス内干渉が生じるダウンリンクコンポーネントキャリアとのペアを示す関連付け情報を予め保持している場合、ユーザ装置100は、被干渉キャリア情報のみをマスタ基地局201に送信してもよい。
ステップS302bにおいて、セカンダリ基地局202が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出すると、ユーザ装置100は、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知をセカンダリ基地局202に送信する。例えば、ユーザ装置100は、被干渉キャリアのサービングセルインデックスと与干渉キャリアのメジャメントオブジェクトとをそれぞれ被干渉キャリア情報及び与干渉キャリア情報としてセカンダリ基地局202に報告してもよい。例えば、セカンダリ基地局202がNRシステムに属する場合、ユーザ装置100は、被干渉NRコンポーネントキャリア及び/又は与干渉NRコンポーネントキャリアを示す干渉通知をセカンダリ基地局202に送信する。なお、上述したように、セカンダリ基地局202がアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせと当該組み合わせによりデバイス内干渉が生じるダウンリンクコンポーネントキャリアとのペアを示す関連付け情報を予め保持している場合、ユーザ装置100は、被干渉キャリア情報のみをセカンダリ基地局202に送信してもよい。
ステップS303aにおいて、マスタ基地局201は、受信した干渉通知に基づき適切な干渉抑止制御を実行する。
ステップS303bにおいて、セカンダリ基地局202は、受信した干渉情報に基づき適切な干渉抑止制御を実行するようセカンダリ基地局202に指示する。
図7は、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示すシーケンス図である。当該IDC通知設定手順は、例えば、LTE−NRデュアルコネクティビティが設定されたことに応答して開始されてもよい。図示された実施例では、マスタ基地局(MN)201がLTEシステムに属し、セカンダリ基地局(SN)202がNRシステムに属しているとする。しかしながら、他の実施例では、これに限定されるものでなく、マスタ基地局201がNRシステムに属し、セカンダリ基地局202がLTEシステムに属してもよい。
図7に示されるように、ステップS401において、マスタ基地局(MN)201は、RRC Connection Reconfigurationをユーザ装置100に送信し、LTEコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉による被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定する(OtherConfig(idc−Indication−MR−DC))。
ステップS402において、ユーザ装置100は、当該設定の完了を示すRRC Connection Reconfiguration Completeをマスタ基地局201に送信する。
ステップS403において、ユーザ装置100は、LTEシステムに関してアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせによるデバイス内干渉の検出を開始する。
ステップS404において、セカンダリ基地局(SN)202は、RRC Connection Reconfigurationをユーザ装置100に送信し、NRコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉による被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定する(OtherConfig(idc−Indication−MR−DC))。
ステップS405において、ユーザ装置100は、当該設定の完了を示すRRC Connection Reconfiguration Completeをセカンダリ基地局202に送信する。
ステップS406において、ユーザ装置100は、NRシステムに関してアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせによるデバイス内干渉の検出を開始する。
ステップS407において、ユーザ装置100は、LTEシステムに関してアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせによるデバイス内干渉を検出する。
ステップS408において、ユーザ装置100は、被干渉LTEコンポーネントキャリアを示す被干渉キャリア情報(例えば、サービングセルインデックス、メジャメントオブジェクト又はEARFCNなど)を含む干渉通知をマスタ基地局201に送信する。また、ユーザ装置100は更に、与干渉LTEコンポーネントキャリアを示す与干渉キャリア情報(例えば、与干渉アップリンクLTEコンポーネントキャリアの組み合わせを示すサービングセルインデックス、メジャメントオブジェクト又はEARFCNなど)を干渉通知に含めてもよい。
ステップS409において、ユーザ装置100は、NRシステムに関してアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせによるデバイス内干渉を検出する。
ステップS410において、ユーザ装置100は、被干渉NRコンポーネントキャリアを示す被干渉キャリア情報(例えば、サービングセルインデックス、メジャメントオブジェクト又はメジャメントオブジェクトを特定する情報など)を含む干渉通知をセカンダリ基地局202に送信する。また、ユーザ装置100は更に、与干渉NRコンポーネントキャリアを示す与干渉キャリア情報(例えば、与干渉アップリンクNRコンポーネントキャリアの組み合わせを示すサービングセルインデックス、メジャメントオブジェクト又はメジャメントオブジェクトを特定する情報など)を干渉通知に含めてもよい。
ステップS411において、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202は、受信した干渉通知に基づき適切な干渉抑止制御を実行する。
ステップS412において、LTEシステムにおけるデバイス内干渉の解消を検知すると、ユーザ装置100は、エンプティのIDC通知を送信することによって、LTEコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉が解消されたことをマスタ基地局201に報告する。
ステップS413において、NRシステムにおけるデバイス内干渉の解消を検知すると、ユーザ装置100は、エンプティのIDC通知を送信することによって、NRコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉が解消されたことをセカンダリ基地局202に報告する。
次に、図8を参照して、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおける干渉通知設定手順を説明する。本実施例では、セカンダリ基地局202が、セカンダリ基地局202が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉をユーザ装置100に報告させるための干渉報告設定(例えば、RRC又はX2/Xnインタフェースによるinter−node message)をマスタ基地局201に送信する。マスタ基地局201は、受信した干渉報告設定をRRC Connection Reconfigurationを含めると共に、当該RRC Connection Reconfigurationにおいてマスタ基地局201が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を報告するようユーザ装置100に設定する。この場合、送受信部120は、マスタ基地局201の無線通信システムに関する被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を示す干渉通知に、セカンダリ基地局202の無線通信システムに関する被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を示す干渉通知を含めることによって、マスタ基地局201用の干渉通知(IDC)とセカンダリ基地局202用の干渉通知(IDC)とをマスタ基地局201に送信する。すなわち、本実施例では、マスタ基地局201用の干渉通知とセカンダリ基地局202用の干渉通知とが個別に生成され、セカンダリ基地局202用の干渉通知は、マスタ基地局201用の干渉通知にカプセル化され、マスタ基地局201を経由してセカンダリ基地局202に送信される。
図8は、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。当該IDC通知設定手順は、例えば、LTE−NRデュアルコネクティビティが設定されたことに応答して開始されてもよい。なお、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202がそれぞれLTEシステム及びNRシステムに属してもよく、あるいは、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202がそれぞれNRシステム及びLTEシステムに属してもよい。
図8に示されるように、ステップS501において、セカンダリ基地局202は、セカンダリ基地局202が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉をユーザ装置100に報告させるための干渉報告設定(例えば、RRC又はX2/Xnインタフェースによるinter−node message)をマスタ基地局201に送信する。
ステップS502において、マスタ基地局201は、マスタ基地局201が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出し、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定すると共に、セカンダリ基地局202から受信した干渉報告設定をユーザ装置100に送信する。
ステップS503において、マスタ基地局201が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出すると、ユーザ装置100は、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示すマスタ基地局201用の干渉通知を生成する。例えば、マスタ基地局201がLTEシステムに属する場合、ユーザ装置100は、被干渉LTEコンポーネントキャリア及び/又は与干渉LTEコンポーネントキャリアを示すマスタ基地局201用の干渉通知を生成する。なお、上述したように、マスタ基地局201がアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせと当該組み合わせによりデバイス内干渉が生じるダウンリンクコンポーネントキャリアとのペアを示す関連付け情報を予め保持している場合、ユーザ装置100は、被干渉キャリア情報のみを含むマスタ基地局201用の干渉通知を生成してもよい。
また、セカンダリ基地局202が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出すると、ユーザ装置100は、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示すセカンダリ基地局202用の干渉通知を生成する。例えば、セカンダリ基地局202がNRシステムに属する場合、ユーザ装置100は、被干渉NRコンポーネントキャリア及び/又は与干渉NRコンポーネントキャリアを示すセカンダリ基地局202用の干渉通知を生成する。なお、上述したように、セカンダリ基地局202がアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせと当該組み合わせによりデバイス内干渉が生じるダウンリンクコンポーネントキャリアとのペアを示す関連付け情報を予め保持している場合、ユーザ装置100は、被干渉キャリア情報のみを含むセカンダリ基地局202用の干渉通知を生成してもよい。
マスタ基地局201用の干渉通知とセカンダリ基地局202用の干渉通知とを生成した後、ユーザ装置100は、セカンダリ基地局202用の干渉通知をマスタ基地局201用の干渉通知内にカプセル化又は含めることによって、個別に生成されたマスタ基地局201用の干渉通知とセカンダリ基地局202用の干渉通知とをマスタ基地局201に送信する。
ステップS504aにおいて、マスタ基地局201は、受信したマスタ基地局201用の干渉通知からセカンダリ基地局202用の干渉通知を抽出し、抽出したセカンダリ基地局202用の干渉通知をセカンダリ基地局202に転送すると共に、マスタ基地局201用の干渉通知に基づき適切な干渉抑止制御を実行する。
ステップS504bにおいて、セカンダリ基地局202は、受信したセカンダリ基地局202用の干渉情報に基づき適切な干渉抑止制御を実行する。
次に、図9を参照して、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおける干渉通知設定手順を説明する。本実施例では、マスタ基地局201が、マスタ基地局201が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉をユーザ装置100に報告させるための干渉報告設定(例えば、RRC又はX2/Xnインタフェースによるinter−node message)をセカンダリ基地局202に送信する。セカンダリ基地局202は、受信した干渉報告設定をRRC Connection Reconfigurationを含めると共に、当該RRC Connection Reconfigurationにおいてセカンダリ基地局202が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を報告するようユーザ装置100に設定する。この場合、送受信部120は、セカンダリ基地局202の無線通信システムに関する被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を示す干渉通知に、マスタ基地局201の無線通信システムに関する被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を示す干渉通知を含めることによって、マスタ基地局201用の干渉通知(IDC)とセカンダリ基地局202用の干渉通知(IDC)とをセカンダリ基地局202に送信する。すなわち、本実施例では、マスタ基地局201用の干渉通知とセカンダリ基地局202用の干渉通知とが個別に生成され、マスタ基地局201用の干渉通知は、セカンダリ基地局202用の干渉通知にカプセル化され、セカンダリ基地局202を経由してマスタ基地局201に送信される。
図9は、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。当該IDC通知設定手順は、例えば、LTE−NRデュアルコネクティビティが設定されたことに応答して開始されてもよい。なお、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202はそれぞれLTEシステム及びNRシステムに属してもよく、あるいは、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202はそれぞれNRシステム及びLTEシステムに属してもよい。
図9に示されるように、ステップS601において、マスタ基地局201は、マスタ基地局201が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉をユーザ装置100に報告させるための干渉報告設定(例えば、RRC又はX2/Xnインタフェースによるinter−node message)をセカンダリ基地局202に送信する。
ステップS602において、セカンダリ基地局202は、セカンダリ基地局202が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出し、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定すると共に、マスタ基地局201から受信した干渉報告設定をユーザ装置100に送信する。
ステップS603において、マスタ基地局201が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出すると、ユーザ装置100は、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示すマスタ基地局201用の干渉通知を生成する。例えば、マスタ基地局201がLTEシステムに属する場合、ユーザ装置100は、被干渉LTEコンポーネントキャリア及び/又は与干渉LTEコンポーネントキャリアを示すマスタ基地局201用の干渉通知を生成する。なお、上述したように、マスタ基地局201がアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせと当該組み合わせによりデバイス内干渉が生じるダウンリンクコンポーネントキャリアとのペアを示す関連付け情報を予め保持している場合、ユーザ装置100は、被干渉キャリア情報のみを含むマスタ基地局201用の干渉通知を生成してもよい。
また、セカンダリ基地局202が属する無線通信システムのコンポーネントキャリアについてデバイス内干渉を検出すると、ユーザ装置100は、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示すセカンダリ基地局202用の干渉通知を生成する。例えば、セカンダリ基地局202がNRシステムに属する場合、ユーザ装置100は、被干渉NRコンポーネントキャリア及び/又は与干渉NRコンポーネントキャリアを示すセカンダリ基地局202用の干渉通知を生成する。なお、上述したように、セカンダリ基地局202がアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせと当該組み合わせによりデバイス内干渉が生じるダウンリンクコンポーネントキャリアとのペアを示す関連付け情報を予め保持している場合、ユーザ装置100は、被干渉キャリア情報のみを含むセカンダリ基地局202用の干渉通知を生成してもよい。
マスタ基地局201用の干渉通知とセカンダリ基地局202用の干渉通知とを生成した後、ユーザ装置100は、マスタ基地局201用の干渉通知をセカンダリ基地局202用の干渉通知内にカプセル化又は含めることによって、個別に生成されたマスタ基地局201用の干渉通知とセカンダリ基地局202用の干渉通知とをセカンダリ基地局202に送信する。
ステップS604aにおいて、セカンダリ基地局202は、受信したセカンダリ基地局202用の干渉通知からマスタ基地局201用の干渉通知を抽出し、抽出したマスタ基地局201用の干渉通知をマスタ基地局201に転送すると共に、セカンダリ基地局202用の干渉通知に基づき適切な干渉抑止制御を実行する。
ステップS604bにおいて、マスタ基地局201は、受信したマスタ基地局201用の干渉情報に基づき適切な干渉抑止制御を実行する。
また、一実施例では、送受信部120は、被干渉サービングキャリア又は与干渉サービングキャリアを提供する基地局201又は202に干渉通知を送信してもよい。具体的には、干渉通知が被干渉サービングキャリアを提供する基地局201又は202に送信されるとする。このとき、被干渉サービングキャリアがLTEコンポーネントキャリアであって、基地局201がLTEシステムに属する場合、送受信部120は、干渉通知を基地局201に送信する。他方、干渉通知が与干渉サービングキャリアを提供する基地局201又は202に送信されるとする。このとき、与干渉サービングキャリアがNRコンポーネントキャリアであって、基地局202がNRシステムに属する場合、送受信部120は、干渉通知を基地局202に送信する。
なお、与干渉アップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせがLTEコンポーネントキャリアとNRコンポーネントキャリアとの双方を含む場合(図2のケース1及びケース2など)、ユーザ装置100は、マスタ基地局201とセカンダリ基地局202の双方に干渉通知を送信してもよいし、マスタ基地局201とセカンダリ基地局202の何れか一方のみに干渉通知を送信してもよい。
また、一実施例では、送受信部120は、指定された基地局201及び/又は基地局202に干渉通知を送信してもよい。具体的には、干渉通知の送信先は、RRC Connection Reconfiguration内のOtherConfigにおいて干渉報告設定を設定する際に、基地局201又は202によって指定されてもよい。
また、一実施例では、干渉通知は更に、送信電力余力又は送信電力値を含んでもよい。すなわち、デバイス内干渉を検出したとき、ユーザ装置100は、検出時のパワーヘッドルーム又は実際の送信電力値を基地局201及び/又は基地局202に送信してもよい。これにより、基地局201及び/又は基地局202は、デバイス内干渉を発生させた送信電力値を確認することができ、送信電力を下げるようユーザ装置100を制御することによって、干渉抑止を実現することができる。
また、一実施例では、干渉通知は更に、アップリンクコンポーネントキャリアで使用された無線リソースを含んでもよい。すなわち、デバイス内干渉を検出したとき、ユーザ装置100は、検出時のアップリンクコンポーネントキャリアで使用された無線リソースを基地局201及び/又は基地局202に送信してもよい。例えば、当該無線リソースは、干渉を与えた各アップリンクコンポーネントキャリアにおいて使用された物理リソースブロック(PRB)、物理リソースエレメント(PRE)などであってもよい。これにより、基地局201及び/又は基地局202は、デバイス内干渉を発生させた各与干渉キャリアの周波数領域を確認することができ、異なる周波数領域を割り当てることによって、干渉抑止を実現することができる。
図10は、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。当該IDC通知設定手順は、例えば、LTE−NRデュアルコネクティビティが設定され、ユーザ装置100からLTE及びNRの複数ULキャリアが同時送信されたことに応答して開始されてもよい。なお、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202はそれぞれLTEシステム及びNRシステムに属してもよく、あるいは、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202はそれぞれNRシステム及びLTEシステムに属してもよい。
図10に示されるように、ステップS701において、マスタ基地局201は、LTEコンポーネントキャリアとNRコンポーネントキャリアとの双方についてデバイス内干渉を検出し、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定する。
ステップS702において、ユーザ装置100は、デバイス内干渉、すなわちIDC problemを検出すると、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知、すなわちIDC indicationをマスタ基地局201に送信する。例えば、ユーザ装置100は、被干渉キャリアのサービングセルインデックスと与干渉キャリアのメジャメントオブジェクトとをそれぞれ被干渉キャリア情報及び与干渉キャリア情報としてマスタ基地局201に報告してもよい。なお、上述したように、マスタ基地局201がアップリンクコンポーネントキャリアの組み合わせと当該組み合わせによりデバイス内干渉が生じるダウンリンクコンポーネントキャリアとのペアを示す関連付け情報を予め保持している場合、ユーザ装置100は、被干渉キャリア情報のみをマスタ基地局201に送信してもよい。
ステップS703において、マスタ基地局201は、受信したIDC indicationに基づき干渉抑止制御を実行するため、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信への切り替えを実行する。当該切り替えの実行に必要な情報、例えば、LTEとNRそれぞれの送信期間を示すUL送信タイミングパターンを、マスタ基地局201は、ノード間メッセージを介してセカンダリ基地局202に送信してもよい。また、マスタ基地局201は、当該UL送信タイミングパターンを、例えばRRCメッセージを介してユーザ装置100に送信してもよい。なお、上記のUL送信タイミングパターンは、マスタ基地局201、セカンダリ基地局202及びユーザ装置100で、半静的に共有されていてもよい。ステップS703の手順により、ユーザ装置100、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202は、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信を開始する。すなわち、ユーザ装置100の切替部130は、UL送信方式を、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信からLTE又はNRを時分割するsingle UL送信に切り替える。
ステップS704において、ユーザ装置100は、IDC problemが解消されたことを検出すると、IDC problemが解消されたことを示すIDC indication [empty]をマスタ基地局201に送信する。
続いて、ステップS705において、マスタ基地局201は、IDC indication [empty]を受信すると、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信への切り替えを実行する。マスタ基地局201は、当該切り替えの実行に必要な情報を、ノード間メッセージを介してセカンダリ基地局202へ送信し、例えばRRCメッセージを介してユーザ装置100へ送信する。ステップS705の手順により、ユーザ装置100、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202は、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信を開始する。すなわち、ユーザ装置100の切替部130は、UL送信方式を、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信からLTE及びNRの複数ULキャリア同時送信に切り替える。
なお、ステップS701〜S705において、マスタ基地局201とセカンダリ基地局202とは、動作が交換可能であってよい。すなわち、セカンダリ基地局202が、ステップS701において、IDC indicationをユーザ装置100に設定してもよいし、ステップS702又はステップS704において、ユーザ装置100は、IDC indicationをセカンダリ基地局202に通知してもよい。
ステップS701〜ステップS705の手順により、ユーザ装置100は、IDC indicationをマスタ基地局201に送信することで、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信を開始して、デバイス内干渉を抑制することができる。また、ユーザ装置100は、IDC indication [empty]をマスタ基地局201に送信することで、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信を開始して、デュアルコネクティビティに復帰し、スループットを向上させることができる。
図11は、本発明の一実施例によるLTE−NRデュアルコネクティビティにおけるIDC通知設定手順を示す概略図である。図10に示されるIDC通知設定手順と同様に、当該IDC通知設定手順は、例えば、LTE−NRデュアルコネクティビティが設定され、ユーザ装置100からLTE及びNRの複数ULキャリアが同時送信されたことに応答して開始されてもよい。なお、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202はそれぞれLTEシステム及びNRシステムに属してもよく、あるいは、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202はそれぞれNRシステム及びLTEシステムに属してもよい。
図11に示されるように、ステップS801において、マスタ基地局201は、LTEコンポーネントキャリアとNRコンポーネントキャリアとの双方についてデバイス内干渉を検出し、検出した被干渉キャリア及び/又は与干渉キャリアを示す干渉通知を報告するようユーザ装置100に設定する。
ステップS802において、ユーザ装置100は、デバイス内干渉、すなわちIDC problemを検出すると、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信への切り替え通知を、マスタ基地局201に送信する。当該切り替え通知は、IDC indicationに含まれる通知であってもよいし、IDC indicationに含まれない通知であってもよい。
ステップS803において、マスタ基地局201は、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信への切り替え通知を受信すると、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信への切り替えを実行する。当該切り替えの実行に必要な情報、例えば、LTEとNRそれぞれの送信期間を示すUL送信タイミングパターンを、マスタ基地局201は、ノード間メッセージを介してセカンダリ基地局202に送信してもよい。また、マスタ基地局201は、当該UL送信タイミングパターンを、例えばRRCメッセージを介してユーザ装置100に送信してもよい。なお、上記のUL送信タイミングパターンは、マスタ基地局201、セカンダリ基地局202及びユーザ装置100で、半静的に共有されていてもよい。ステップS803の手順により、ユーザ装置100、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202は、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信を開始する。すなわち、ユーザ装置100の切替部130は、UL送信方式を、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信からLTE又はNRを時分割するsingle UL送信に切り替える。
ステップS804において、ユーザ装置100は、IDC problemが解消されたことを検出すると、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信への切り替え通知をマスタ基地局201に送信する。当該切り替え通知は、IDC indicationに含まれる通知であってもよいし、IDC indicationに含まれない通知であってもよい。
続いて、ステップS805において、マスタ基地局201は、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信への切り替え通知を受信すると、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信への切り替えを実行する。マスタ基地局201は、当該切り替えの実行に必要な情報を、ノード間メッセージを介してセカンダリ基地局202へ送信し、例えばRRCメッセージを介してユーザ装置100へ送信する。ステップS805の手順により、ユーザ装置100、マスタ基地局201及びセカンダリ基地局202は、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信を開始する。すなわち、ユーザ装置100の切替部130は、UL送信方式を、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信からLTE及びNRの複数ULキャリア同時送信に切り替える。
なお、ステップS801〜S805において、マスタ基地局201とセカンダリ基地局202とは、動作が交換可能であってよい。すなわち、セカンダリ基地局202が、ステップS801において、IDC indicationをユーザ装置100に設定してもよいし、ステップS802又はステップS804において、ユーザ装置100は、送信切替通知をセカンダリ基地局202に送信してもよい。
ステップS801〜ステップS805の手順により、ユーザ装置100は、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信への切り替え通知をマスタ基地局201に送信することで、LTE又はNRを時分割するsingle UL送信を開始して、デバイス内干渉を抑制することができる。また、ユーザ装置100は、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信への切り替えをマスタ基地局201に送信することで、LTE及びNRの複数ULキャリア同時送信を開始して、デュアルコネクティビティに復帰し、スループットを向上させることができる。
次に、図12〜17を参照して、本発明の一実施例によるシグナリング例を説明する。
ユーザ装置100は、図12に示されるような"InDeviceCoexIndication message"によって、LTEシステムに属する基地局201又は202に干渉通知を送信してもよい。ここで、情報要素"affectedCarrierFreqComList"は与干渉キャリア情報を示し、情報要素"victimCarrierList"は被干渉キャリア情報を示す。また、情報要素"powerHeadroom"は送信電力余力又は送信電力値を示す。
LTEシステムに属する基地局201又は202は、図13に示されるような"OtherConfig"における情報要素"idc−Indication−MR−DC"を設定することによって、ユーザ装置100にデバイス内干渉を検出させ、干渉通知を報告させるよう設定してもよい。
一方、ユーザ装置100は、図14に示されるような"InDeviceCoexIndication message"によって、NRシステムに属する基地局201又は202に干渉通知を送信してもよい。ここで、情報要素"affectedCarrierFreqComListNR"は与干渉キャリア情報を示し、情報要素"victimCarrierListNR"は被干渉キャリア情報を示す。また、情報要素"powerHeadroom"は送信電力余力又は送信電力値を示す。
NRシステムに属する基地局201又は202は、図15に示されるような"OtherConfig"における情報要素"idc−Indication−MR−DC"を設定することによって、ユーザ装置100にデバイス内干渉を検出させ、干渉通知を報告させるよう設定してもよい。
また、図8〜9に示された実施例について、ユーザ装置100は、図16に示されるような"InDeviceCoexIndication message"によって、LTEシステムに属する基地局201又は202に干渉通知を送信してもよい。ここで、情報要素"affectedCarrierFreqComList"は与干渉キャリア情報を示し、情報要素"victimCarrierList"は被干渉キャリア情報を示す。また、情報要素"powerHeadroom"は送信電力余力又は送信電力値を示す。また、情報要素"nr−IndeviceCoexInd−Container"はNRシステムに属する基地局202又は201に転送されるべきNRコンポーネントキャリアの被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を示す。
一方、ユーザ装置100は、図17に示されるような"InDeviceCoexIndication message"によって、NRシステムに属する基地局201又は202に干渉通知を送信してもよい。ここで、情報要素"affectedCarrierFreqComListNR"は与干渉キャリア情報を示し、情報要素"victimCarrierListNR"は被干渉キャリア情報を示す。また、情報要素"powerHeadroom"は送信電力余力又は送信電力値を示す。また、情報要素"eutra−IndeviceCoexInd−Container"はLTEシステムに属する基地局202又は201に転送されるべきNRコンポーネントキャリアの被干渉キャリア情報及び/又は与干渉キャリア情報を示す。
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態におけるユーザ装置100及び基地局200は、本発明の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図18は、本発明の一実施例によるユーザ装置100及び基地局200のハードウェア構成を示すブロック図である。上述のユーザ装置100及び基地局200は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。ユーザ装置100及び基地局200のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
ユーザ装置100及び基地局200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の各構成要素は、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、ユーザ装置100及び基地局200の各構成要素による処理は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の各構成要素は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、ユーザ装置100及び基地局200は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、第1の無線通信システムに含まれる第1の基地局装置と、第2の無線通信システムに含まれる第2の基地局装置とに、通信を行うユーザ装置であって、前記ユーザ装置におけるデバイス内干渉が検出されたこと又はデバイス内干渉の解消が検出されたことを示す情報を含む干渉通知を生成する干渉通知生成部と、前記干渉通知を前記第1の基地局装置又は前記第2の基地局装置に送信し、送信された前記干渉通知の応答を前記第1の基地局装置又は前記第2の基地局装置から受信する送受信部と、前記干渉通知の応答に基づいて、上りリンク送信方式を切り替える切替部とを有するユーザ装置が提供される。
上記の構成により、ユーザ装置は、上りリンク送信方式を切り替えることで、異なるRATを利用した複数の無線通信システムの間のデュアルコネクティビティにおける相互変調歪みによる干渉を抑止することができる。
前記上りリンク送信方式は、前記第1の基地局装置への送信と前記第2の基地局装置への送信とを並行して実行する第1の送信方式と、前記第1の基地局装置への送信と前記第2の基地局装置への送信とを時分割で切り替えて実行する第2の送信方式とを含み、
前記上りリンク送信方式の切り替えは、前記第1の送信方式と前記第2の送信方式とを切り替えてもよい。当該構成により、ユーザ装置は、上りリンク送信方式を切り替えることで、デバイス内干渉を抑止することができる。
前記ユーザ装置におけるデバイス内干渉が検出されたことを示す情報が前記干渉通知に含まれる場合、前記上りリンク送信方式は、前記第1の送信方式から前記第2の送信方式へ切り替えられ、前記ユーザ装置におけるデバイス内干渉の解消が検出されたことを示す情報が前記干渉通知に含まれる場合、前記上りリンク送信方式は、前記第2の送信方式から前記第1の送信方式へ切り替えられてもよい。当該構成により、ユーザ装置は、上りリンク送信方式を、複数キャリア同時送信とシングル送信とで切り替えることで、デバイス内干渉を抑止することができる。
前記干渉通知は、上りリンク送信方式を切り替えることを示す情報を含んでもよい。当該構成により、ユーザ装置は、デバイス内干渉の検出状況に基づいて、上りリンク送信方式を切り替えることを基地局装置に通知できる。
前記干渉通知の応答には、前記第2の通信方式における前記第1の基地局装置への送信と前記第2の基地局装置への送信とを時分割で切り替えるタイミングを示す送信タイミングパターンが含まれてもよい。当該構成により、ユーザ装置は、上りリンク送信方式を切り替えた後の通信を適切に行うことができる。
第1の無線通信システムに含まれ、第2の無線通信システムに含まれる第2の基地局装置と通信を行うユーザ装置と接続される基地局装置であって、前記ユーザ装置から干渉通知を受信する通信部と、前記干渉通知に基づいて、上りリンク送信方式の切り替えに係るメッセージを生成する生成部とを有し、前記メッセージを、前記ユーザ装置及び前記第2の基地局装置に送信する基地局装置が提供される。
上記の構成により、基地局装置は、上りリンク送信方式を切り替えることで、異なるRATを利用した複数の無線通信システムの間のデュアルコネクティビティにおける相互変調歪みによる干渉を抑止することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、ユーザ装置100及び基地局200は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局200が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置100が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
また、情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施例は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施例の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書において基地局200によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局および/または基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)によって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MMEおよびS-GW)であってもよい。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施例は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナル)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(CC)は、キャリア周波数、セルなどと呼ばれてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本明細書で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素(例えば、TPCなど)は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)の(セクタとも呼ばれる)セルを収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局RRH:Remote Radio Head)によって通信サービスを提供することもできる。「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、および/または基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部または全体を指す。さらに、「基地局」、「eNB」、「セル」、および「セクタ」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1および第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示の全体において、例えば、英語でのa、an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含み得る。
無線フレームは時間領域において1つまたは複数のフレームで構成されてもよい。時間領域において1つまたは複数の各フレームはサブフレームと呼ばれてもよい。サブフレームは更に時間領域において1つまたは複数のスロットで構成されてもよい。スロットはさらに時間領域において1つまたは複数のシンボル(OFDMシンボル、SC-FDMAシンボル等)で構成されてもよい。無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、いずれも信号を伝送する際の時間単位を表す。無線フレーム、サブフレーム、スロット、およびシンボルは、それぞれに対応する別の呼び方であってもよい。例えば、LTEシステムでは、基地局が各移動局に無線リソース(各移動局において使用することが可能な周波数帯域幅や送信電力等)を割り当てるスケジューリングを行う。スケジューリングの最小時間単位をTTI(Transmission Time Interval)と呼んでもよい。例えば、1サブフレームをTTIと呼んでもよいし、複数の連続したサブフレームをTTIと呼んでもよいし、1スロットをTTIと呼んでもよい。リソースブロック(RB)は、時間領域および周波数領域のリソース割当単位であり、周波数領域では1つまたは複数個の連続した副搬送波(subcarrier)を含んでもよい。また、リソースブロックの時間領域では、1つまたは複数個のシンボルを含んでもよく、1スロット、1サブフレーム、または1TTIの長さであってもよい。1TTI、1サブフレームは、それぞれ1つまたは複数のリソースブロックで構成されてもよい。上述した無線フレームの構造は例示に過ぎず、無線フレームに含まれるサブフレームの数、サブフレームに含まれるスロットの数、スロットに含まれるシンボルおよびリソースブロックの数、および、リソースブロックに含まれるサブキャリアの数は様々に変更することができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本国際特許出願は2017年8月10日に出願した日本国特許出願第2017−156012号に基づきその優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2017−156012号の全内容を本願に援用する。
100 ユーザ装置
110 干渉通知生成部
120 送受信部
130 切替部
201,202 基地局

Claims (4)

  1. 第1の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第1のデバイス内干渉が検出されたこと、第2の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第2のデバイス内干渉が検出されたこと、前記第1のデバイス内干渉の解消が検出されたこと及び前記第2のデバイス内干渉の解消が検出されたことのうち少なくとも一つを示す情報を含む干渉通知を生成する干渉通知生成部と、
    前記干渉通知を前記第1の基地局に送信する送信部とを有し、
    前記情報は、前記第1の基地局との通信における被干渉キャリアを示すメジャメントオブジェクトと、ダウンリンクの周波数領域を示す情報と、前記第2の基地局との通信における被干渉キャリアに対応する周波数を特定する情報とを含む端末。
  2. 第1の基地局であって、
    端末と前記第1の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第1のデバイス内干渉が検出されたこと、前記端末と第2の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第2のデバイス内干渉が検出されたこと、前記第1のデバイス内干渉の解消が検出されたこと及び前記第2のデバイス内干渉の解消が検出されたことのうち少なくとも一つを示す情報を含む干渉通知を前記端末から受信する通信部と、
    前記干渉通知に基づいて、周波数領域における干渉抑止制御を実行する制御部とを有し、
    前記情報は、前記第1の基地局との通信における被干渉キャリアを示すメジャメントオブジェクトと、ダウンリンクの周波数領域を示す情報と、前記第2の基地局との通信における被干渉キャリアに対応する周波数を特定する情報とを含む基地局。
  3. 端末、第1の基地局及び第2の基地局を有する無通信システムであって、
    前記端末は、
    前記第1の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第1のデバイス内干渉が検出されたこと、前記第2の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第2のデバイス内干渉が検出されたこと、前記第1のデバイス内干渉の解消が検出されたこと及び前記第2のデバイス内干渉の解消が検出されたことのうち少なくとも一つを示す情報を含む干渉通知を生成する干渉通知生成部と、
    前記干渉通知を前記第1の基地局に送信する送信部とを有し、
    前記第1の基地局は、
    前記干渉通知を受信する通信部と、
    前記干渉通知に基づいて、周波数領域における干渉抑止制御を実行する制御部とを有し、
    前記情報は、前記第1の基地局との通信における被干渉キャリアを示すメジャメントオブジェクトと、ダウンリンクの周波数領域を示す情報と、前記第2の基地局との通信における被干渉キャリアに対応する周波数を特定する情報とを含む無線通信システム。
  4. 第1の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第1のデバイス内干渉が検出されたこと、第2の基地局との通信に使用するダウンリンクの被干渉キャリアにおける第2のデバイス内干渉が検出されたこと、前記第1のデバイス内干渉の解消が検出されたこと及び前記第2のデバイス内干渉の解消が検出されたことのうち少なくとも一つを示す情報を含む干渉通知を生成する干渉通知生成手順と、
    前記干渉通知を前記第1の基地局に送信する送信手順とを端末が実行し、
    前記情報は、前記第1の基地局との通信における被干渉キャリアを示すメジャメントオブジェクトと、ダウンリンクの周波数領域を示す情報と、前記第2の基地局との通信における被干渉キャリアに対応する周波数を特定する情報とを含む通信方法。
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