JP6915357B2 - 情報提供方法および情報提供システム - Google Patents
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Description
本発明は、端末装置の利用者に情報を提供する技術に関する。
端末装置の利用者に各種の情報を提供する技術が従来から提案されている。例えば特許文献1には、利用者が携帯する案内専用の再生ユニットに事前に記憶された複数の解説音声のうち、各展示物の近傍の送信手段から送信されたコード情報に対応する解説音声を再生する案内システムが開示されている。
しかし、利用者に提供される情報を内容毎に個別に用意する構成では、多様な情報を利用者に提供するために必要な情報のデータ量が大きいという問題がある。以上の事情を考慮して、本発明は、利用者に各種の情報を提供するために必要なデータ量を削減することを目的とする。
以上の課題を解決するために、本発明の好適な態様に係る情報提供方法は、コンピュータシステムが、複数の挿入区間を含む参照文字列と特定の指示文字列との対比により、前記指示文字列において前記複数の挿入区間の各々に対応する挿入句を探索する解析処理を実行し、前記参照文字列に対応する内容について挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列を選択し、前記選択した登録文字列と前記解析処理により特定された挿入句とを端末装置が特定するための配信情報を生成し、前記配信情報を当該端末装置に送信する。
本発明の好適な態様に係る情報提供システムは、複数の挿入区間を含む参照文字列と特定の指示文字列との対比により、前記指示文字列において前記複数の挿入区間の各々に対応する挿入句を探索する解析処理を実行する文字列解析部と、前記参照文字列に対応する内容について挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列を選択する文字列選択部と、前記文字列選択部が選択した登録文字列と前記解析処理により特定された挿入句とを端末装置が特定するための配信情報を当該端末装置に送信する情報送信部とを具備する。
本発明の好適な態様に係る情報提供システムは、複数の挿入区間を含む参照文字列と特定の指示文字列との対比により、前記指示文字列において前記複数の挿入区間の各々に対応する挿入句を探索する解析処理を実行する文字列解析部と、前記参照文字列に対応する内容について挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列を選択する文字列選択部と、前記文字列選択部が選択した登録文字列と前記解析処理により特定された挿入句とを端末装置が特定するための配信情報を当該端末装置に送信する情報送信部とを具備する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報提供システム10が使用される状況の説明図である。第1実施形態の情報提供システム10は、電車およびバス等の交通機関に設置され、交通機関に関する情報を利用者Uaに提供するためのコンピュータシステムである。利用者Uaは、端末装置20を携帯して交通機関を利用する。端末装置20は、例えば携帯電話機およびスマートフォン等の情報端末である。なお、実際には複数の利用者Uaが情報提供システム10のサービスを利用し得るが、以下の説明では便宜的に1個の端末装置20に着目する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報提供システム10が使用される状況の説明図である。第1実施形態の情報提供システム10は、電車およびバス等の交通機関に設置され、交通機関に関する情報を利用者Uaに提供するためのコンピュータシステムである。利用者Uaは、端末装置20を携帯して交通機関を利用する。端末装置20は、例えば携帯電話機およびスマートフォン等の情報端末である。なお、実際には複数の利用者Uaが情報提供システム10のサービスを利用し得るが、以下の説明では便宜的に1個の端末装置20に着目する。
情報提供システム10を運用する管理者(例えば交通機関の職員)Ubは、交通機関を案内する音声(以下「案内音声」という)Gを随時に発音する。例えば電車の遅延等の運行状況、電車の到着、乗降時の注意事項、または、緊急事態の発生等の各種の情報を利用者Uaに通知する音声が、案内音声Gとして発音される。第1実施形態の情報提供システム10は、管理者Ubが発音した案内音声Gに応じた配信情報Dを端末装置20に送信する。配信情報Dは、案内音声Gに関連する情報(以下「関連情報」という)を端末装置20が利用者Uaに提示するための情報である。第1実施形態の端末装置20は、案内音声Gの内容を表す文字列を関連情報として利用者Uaに提示する。したがって、例えば案内音声Gの聴取が困難な難聴者が案内音声Gの内容を把握することが可能である。
<情報提供システム10>
図2は、情報提供システム10の構成図である。図2に例示される通り、第1実施形態の情報提供システム10は、制御装置11と記憶装置12と収音装置13と信号処理回路14と放音装置15とを具備する。例えばタブレット端末およびパーソナルコンピュータ等の情報端末が情報提供システム10として利用され得る。なお、例えば、交通機関に設置される電光掲示板、または商業施設に設置される電子看板(例えばデジタルサイネージ)等の案内用の表示端末を、情報提供システム10として利用することも可能である。また、情報提供システム10は、単体の装置で実現されるほか、相互に別体で構成された複数の装置でも実現され得る。
図2は、情報提供システム10の構成図である。図2に例示される通り、第1実施形態の情報提供システム10は、制御装置11と記憶装置12と収音装置13と信号処理回路14と放音装置15とを具備する。例えばタブレット端末およびパーソナルコンピュータ等の情報端末が情報提供システム10として利用され得る。なお、例えば、交通機関に設置される電光掲示板、または商業施設に設置される電子看板(例えばデジタルサイネージ)等の案内用の表示端末を、情報提供システム10として利用することも可能である。また、情報提供システム10は、単体の装置で実現されるほか、相互に別体で構成された複数の装置でも実現され得る。
収音装置13は、周囲の音を収音する音響機器(マイクロホン)である。具体的には、収音装置13は、管理者Ubが発音した案内音声Gを収音し、当該案内音声Gの波形を表す音声信号Vを生成する。なお、収音装置13が生成した音声信号Vをアナログからデジタルに変換するA/D変換器の図示は便宜的に省略した。管理者Ubは、事前に決定された内容の文字列を案内音声Gとして発音する。例えば、案内用の複数の文字列が収録されたアナウンスブックを参照して、管理者Ubは、交通機関の実際の状況に応じた内容の案内音声Gを発音する。
制御装置11は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の処理回路で構成され、情報提供システム10の各要素を統括的に制御する。記憶装置12は、制御装置11が実行するプログラムと制御装置11が使用する各種のデータとを記憶する。例えば半導体記録媒体および磁気記録媒体等の公知の記録媒体、または複数種の記録媒体の組合せが、記憶装置12として任意に採用され得る。なお、情報提供システム10とは別体で記憶装置12(例えばクラウドストレージ)を用意し、移動体通信網またはインターネット等の通信網を介して制御装置11が記憶装置12に対する読出および書込を実行することも可能である。
第1実施形態の記憶装置12は、図2に例示される通り、複数の制御データCを記憶する。任意の1個の制御データCは、図3に例示される通り、参照文字列Rと識別情報Frとを含む。参照文字列Rは、管理者Ubによる発音が想定される文字列(例えばアナウンスブックに収録された案内用の文字列)である。図3には、電車の一時的な停止(運転見合わせ)を利用者Uaに通知する「ただいま、[B1]線は、[B2]のため、[B3]駅から[B4]駅までの区間で、運転を見合わせています」という参照文字列Rが例示されている。参照文字列Rの内容は制御データC毎に相違する。すなわち、内容が相違する複数の参照文字列Rが記憶装置12に記憶される。識別情報Frは、1個の参照文字列Rを識別可能な符号である。
図3に例示される通り、任意の1個の参照文字列Rは複数の挿入区間B(B1〜B4)を含む。複数の挿入区間Bの各々には、事前に用意された複数の語句(以下「挿入句」という)の何れかが選択的に挿入され得る。以上の説明から理解される通り、参照文字列Rは、挿入句を相違させた複数の案内について共通する定型的な文字列(すなわちテンプレート)であり、各挿入句は、案内の内容に応じて挿入区間Bに挿入される可変の文字列(典型的には単語)である。なお、1個の参照文字列Rに含まれる挿入区間Bの個数は参照文字列R毎に相違し得る。
図3に例示される通り、第1実施形態における複数の制御データCの各々は、挿入句テーブルTaと候補テーブルTbとを含む。図4に例示される通り、任意の1個の参照文字列Rに対応する挿入句テーブルTaは、当該参照文字列Rの各挿入区間Bに挿入され得る複数の挿入句Yが登録されたデータテーブルである。具体的には、図4に例示される通り、参照文字列Rに含まれる複数の挿入区間B(B1〜B4)の各々について、当該挿入区間Bに挿入される可能性がある複数の挿入句Yと、各挿入句Yを識別するための識別情報Fyとが記憶装置12に記憶される。図4には、「ただいま、[B1]線は、[B2]のため、[B3]駅から[B4]駅までの区間で、運転を見合わせています」という図3の参照文字列Rに対応する挿入句テーブルTaが例示されている。図4に例示される通り、挿入区間B1については、運転見合わせが発生している路線名を表す複数の挿入句Yが登録される。挿入区間B2については、運転見合わせの原因を表す複数の挿入句Yが登録される。また、挿入区間B3については、運転見合わせが発生している区間の始点の駅名を表す複数の挿入句Yが登録され、挿入区間B4については当該区間の終点の駅名を表す複数の挿入句Yが登録される。
図3の候補テーブルTbは、複数の登録文字列Zが登録されたデータテーブルである。具体的には、図5に例示される通り、複数の登録文字列Zと、各登録文字列Zの識別情報Fzおよび解析情報Aとが記憶される。任意の1個の参照文字列Rに対応する複数の登録文字列Zの各々は、当該参照文字列Rに対応する内容について挿入区間Bの組合せ(個数を含む)を参照文字列Rとは相違させた文字列である。具体的には、登録文字列Zは、参照文字列Rの複数の挿入区間Bの一部または全部を省略したうえで言語的に自然な内容に調整した文字列である。
例えば、識別情報Fzが「14」である登録文字列Zは、参照文字列Rのうち第2番目の挿入区間B2を省略し、挿入区間B2に後続する「のため」という部分を削除した「ただいま、[B1]線は、[B3]駅から[B4]駅までの区間で、運転を見合わせています」という文字列である。また、識別情報Fzが「13」である登録文字列Zは、参照文字列Rのうち第3番目の挿入区間B3と第4番目の挿入区間B4とを省略し、挿入区間B3および挿入区間B4に対応する部分を「一部区間で」という表現に置換した「ただいま、[B1]線は、[B2]のため、一部区間で、電車の運転を見合わせています」という文字列である。なお、識別情報Fzが「16」である登録文字列Zは参照文字列Rと同一である
図5の識別情報Fzは、1個の登録文字列Zを識別可能な符号である。解析情報Aは、案内音声Gの内容に対応した1個の登録文字列Zを選択するために使用される情報である。なお、解析情報Aの詳細については後述する。
図2の制御装置11は、記憶装置12に記憶されたプログラムを実行することで、利用者Uaに情報を提供するための複数の機能(音声認識部112,文字列解析部114,文字列選択部116,情報生成部118)を実現する。なお、制御装置11の一部の機能を専用の電子回路で実現した構成、または、制御装置11の機能を複数の装置に分散した構成も採用され得る。
音声認識部112は、収音装置13が生成する音声信号Vに対する音声認識により指示文字列Xを特定する。指示文字列Xは、管理者Ubが発音した案内音声Gの内容を表す文字列である。なお、音声信号Vに対する音声認識には、例えばHMM(Hidden Markov Model)等の音響モデルと言語的な制約を示す言語モデルとを利用した公知の認識処理が任意に採用され得る。
管理者Ubは、基本的には、任意の1個の参照文字列Rにおける複数の挿入区間Bの各々に所望の挿入句Yを挿入した文字列を案内音声Gとして発音する。以上の状況では、指示文字列Xは、参照文字列Rの各挿入区間Bに挿入句Yを挿入した内容の文字列となる。したがって、参照文字列Rと挿入句Yとの組合せにより指示文字列Xを再現することが可能である。しかし、実際には、管理者Ubが挿入句Yを適宜に省略して発音する場合が想定される。したがって、参照文字列Rのうち省略された挿入句Yに対応する挿入区間Bを空欄とした文字列しか再現できない。例えば、図3に例示した参照文字列Rのみが用意された状況で、管理者Ubが、挿入区間B2と挿入区間B3と挿入区間B4とを省略して「ただいま、都営浅草線は、運転を見合わせています」と発音した場合を想定する。以上の場合に参照文字列Rと挿入区Yとから指示文字列Xを再現しようとしても、省略された各挿入区間Bを空欄とした「ただいま、都営浅草線は、 のため、 駅から 駅までの区間で、運転を見合わせています」という、言語的に不適正な文章しか再現できない。以上に例示した挿入句Yの省略を想定して、第1実施形態の文字列解析部114および文字列選択部116は、音声認識部112が特定した指示文字列Xに対応する登録文字列Zを候補テーブルTbから選択するとともに、当該登録文字列Zの各挿入区間Bに挿入される挿入句Yを特定する。
文字列解析部114は、指示文字列Xのうち参照文字列Rの各挿入区間Bに対応する部分の挿入句Yを特定する解析処理Sa2を実行する。図6は、解析処理Sa2の具体的な内容を例示するフローチャートである。図6に例示される通り、解析処理Sa2は、第1処理Sa21と第2処理Sa22とを包含する。
第1処理Sa21は、記憶装置12に記憶された複数の参照文字列Rのうち、指示文字列Xに対応する参照文字列R(以下「選択文字列R」という)を選択する処理である。具体的には、指示文字列Xに類似する1個の参照文字列Rが選択文字列Rとして選択される。例えば、文字列解析部114は、複数の参照文字列Rの各々について指示文字列Xとの類似度の指標(以下「類似指標」という)を算定し、複数の参照文字列Rのうち類似指標が示す類似度が最大となる参照文字列R(すなわち、指示文字列Xに最も類似する参照文字列R)を選択文字列Rとして選択する。類似指標の種類は任意であるが、例えば複数の文字列間の類似性を評価するための編集距離(レーベンシュタイン距離)等の公知の指標が類似指標として好適である。
図6の第2処理Sa22は、第1処理Sa21で選択した選択文字列Rと指示文字列Xとを対比することで、指示文字列Xにおいて選択文字列Rの複数の挿入区間Bの各々に対応する挿入句Yを探索する処理である。具体的には、文字列解析部114は、選択文字列Rの各挿入区間Bに対応する複数の挿入句Yを挿入句テーブルTaから取得し、複数の挿入句Yの各々を指示文字列Xに対して順次に照合することで、指示文字列Xに包含される挿入句Yを推定する。例えば、文字列解析部114は、複数の挿入句Yの各々について指示文字列Xとの間で前述の類似指標を算定し、各挿入句Yについて算定された類似指標に応じて指示文字列X内の挿入句Yを特定する。
なお、指示文字列Xに含まれる挿入句Yを探索する方法は任意である。例えば、指示文字列Xの全体から挿入句Yを探索する処理のほか、指示文字列Xのうち選択文字列Rの挿入区間Bに相当する部分を各挿入句Yと照合することで両者間の異同を判別する処理も、第2処理Sa22として好適である。以上の説明から理解される通り、第1実施形態の文字列解析部114は、選択文字列Rと指示文字列Xとの対比により、指示文字列Xにおいて選択文字列Rの複数の挿入区間Bの各々に対応する挿入句Yを探索する解析処理Sa2を実行する。
図2の文字列選択部116は、候補テーブルTbに登録された複数の登録文字列Zのうち、解析処理Sa2により挿入句Yが特定された挿入区間Bの組合せに対応する登録文字列Zを選択する。登録文字列Zの選択には、候補テーブルTbにおいて登録文字列Z毎に登録された解析情報Aが利用される。図5に例示される通り、解析情報Aは、参照文字列Rに含まれる複数の挿入区間Bの各々について挿入句Yの特定の可否を示すデータである。
任意の1個の登録文字列Zに対応する解析情報Aは、参照文字列Rの各挿入区間Bについて指示文字列Xから挿入句Yが特定されたか否かの組合せ(パターン)を、登録文字列Zを選択する条件として指定する。例えば、1個の挿入区間Bについて挿入句Yが特定されたか否かを示すビットを参照文字列Rの挿入区間Bの個数だけ配列したビット列が、解析情報Aとして好適である。
例えば、識別情報Fzが「14」である登録文字列Zの解析情報Aは、参照文字列Rの4個の挿入区間Bのうち挿入区間B1と挿入区間B3と挿入区間B4とに対応する挿入句Yが指示文字列Xから特定され、挿入区間B2については挿入句Yが特定されないことを、当該登録文字列Zの選択の条件として指定する。すなわち、文字列解析部114による解析処理Sa2の結果、図3に例示された参照文字列Rの挿入区間B1と挿入区間B3と挿入区間B4とに対応する挿入句Yが指示文字列Xから特定され、挿入区間B2の挿入句Yは特定されない場合、文字列選択部116は、識別情報Fzが「14」である登録文字列Zを選択する。例えば、管理者Ubが、参照文字列Rのうち挿入区間B2に対応する部分の発音を省略した場合には、「ただいま、[B1]線は、[B3]駅から[B4]駅までの区間で、運転を見合わせています」という登録文字列Z(すなわち挿入区間B2を含まない文字列)が選択される。
ところで、図3に例示された参照文字列Rにおける挿入区間B3と挿入区間B4とは、運転見合わせが発生している区間の端点の駅名を示す挿入句Yに対応する。すなわち、挿入区間B3の挿入句Yと挿入区間B4の挿入句Yとは、区間を指定する一体的な関係にあり、片方が欠落した文章は適正な意味とならない。以上の事情を考慮して、第1実施形態では、図5に例示される通り、挿入区間B3(第1挿入区間の例示)の挿入句Yが解析処理Sa2で特定されない場合に選択される登録文字列Z(例えば識別情報Fz=13)と、挿入区間B4(第2挿入区間の例示)の挿入句Yが解析処理Sa2で特定されない場合に選択される登録文字列Z(例えば識別情報Fz=12)とは、挿入区間B3と挿入区間B4との双方を含まない共通の文字列である。すなわち、挿入区間B3の挿入句Yと挿入区間B4の挿入句Yとの一方が特定されない場合には、「ただいま、[B1]線は、[B2]のため、一部区間で、電車の運転を見合わせています」という登録文字列Zが選択される。以上の構成によれば、挿入区間B3と挿入区間B4との意味的な関連(意味的に不可分な関係)を加味した適切な登録文字列Zを選択できるという利点がある。
なお、識別情報Fzが「8」である登録文字列Zは、挿入区間B3の挿入句Yが特定されない場合に選択され、識別情報Fzが「9」である登録文字列Zは、挿入区間B4の挿入句Yが特定されない場合に選択される。したがって、識別情報Fzが「8」である登録文字列Zと識別情報Fzが「9」である登録文字列Zとは、図3に例示される通り、挿入区間B3および挿入区間B4に対応する部分が「一部区間」という表現に置換された文字列である点で共通する。ただし、識別情報Fzが「8」である登録文字列Zは、挿入区間B2が特定されない場合に選択されるのに対し、識別情報Fzが「9」である登録文字列Zは、挿入区間B1が特定されない場合に選択されるという点で相違する。したがって、図3から理解される通り、識別情報Fzが「8」である登録文字列Zは、挿入区間B1(路線名)を含むけれども挿入区間B2(原因)を含まず、識別情報Fzが「9」である登録文字列Zは、挿入区間B1を含まないけれども挿入区間B2を含むという相違(すなわち登録文字列Zの前半部分の相違)がある。
図2の情報生成部118は、文字列選択部116が選択した登録文字列Zと文字列解析部114が解析処理Sa2により特定した各挿入句Yとを示す配信情報Dを生成する。第1実施形態の配信情報Dは、図7に例示される通り、第1情報d1と第2情報d2とを含んで構成される。第1情報d1は、文字列選択部116が選択した登録文字列Zを示す部分である。具体的には、登録文字列Zを識別するための識別情報Fが第1情報d1として指定される。識別情報Fは、例えば、第1処理Sa21で特定された参照文字列Rの識別情報Frと、文字列選択部116が選択した登録文字列Zの識別情報Fzとを含んで構成される。他方、第2情報d2は、第2処理Sa22で特定された1個以上の挿入句Yの識別情報Fyを指定する。
図2の信号処理回路14は、情報生成部118が生成した配信情報Dを表す音響信号Qaを生成する。図8は、信号処理回路14の構成図である。図8に例示される通り、第1実施形態の信号処理回路14は、変調処理部141と混合処理部142とを含んで構成される。なお、信号処理回路14の少なくとも一部の機能を制御装置11が実現することも可能である。
変調処理部141は、情報生成部118が生成した配信情報Dを音響成分として表す変調信号Mを生成する。具体的には、変調処理部141は、例えば所定の周波数の搬送波を配信情報Dにより変調する周波数変調、または、拡散符号を利用した配信情報Dの拡散変調等の変調処理により変調信号Mを生成する。配信情報Dを表す音響成分の周波数帯域は、例えば、放音装置15による再生が可能な周波数帯域であり、かつ、利用者Uaが通常の環境で聴取する音の周波数帯域を上回る範囲(例えば18kHz以上かつ20kHz以下)である。
図8の混合処理部142は、収音装置13から供給される音声信号Vと変調処理部141が生成した変調信号Mとを混合(例えば加算)することで音響信号Qaを生成する。混合処理部142が生成した音響信号Qaが図2の放音装置15に供給される。放音装置15は、音響信号Qaが表す音を放音する。したがって、音声信号Vが表す案内音声Gと変調信号Mが表す配信情報Dの音響成分とが放音装置15から再生される。すなわち、第1実施形態の放音装置15は、管理者Ubが発音した案内音声Gを再生する音響機器として機能するほか、空気振動としての音波を伝送媒体とした音響通信で配信情報Dを送信する送信機としても機能する。以上の説明から理解される通り、信号処理回路14および放音装置15は、情報生成部118が生成した配信情報Dを送信する情報送信部17として機能する。なお、音響信号Qaをデジタルからアナログに変換するD/A変換器の図示は便宜的に省略した。
図9は、情報提供システム10が実行する動作(情報提供方法の一例)を例示するフローチャートである。図9の処理は、例えば管理者Ubからの指示を契機として開始される。
音声認識部112は、収音装置13から供給される音声信号Vに対する音声認識で指示文字列Xを特定する(Sa1)。文字列解析部114は、解析処理Sa2を実行する。具体的には、文字列解析部114は、前述の通り、指示文字列Xに類似する選択文字列Rを複数の参照文字列Rから選択し(第1処理Sa21)、選択文字列Rと指示文字列Xとの対比により、指示文字列Xにおいて選択文字列Rの各挿入区間Bに対応する挿入句Yを探索する(第2処理Sa22)。
解析処理Sa2が実行されると、文字列選択部116は、候補テーブルTbに登録された複数の登録文字列Zのうち、解析処理Sa2により挿入句Yが特定された挿入区間Bの組合せに対応する登録文字列Zを選択する(Sa3)。情報生成部118は、文字列選択部116が選択した登録文字列Zと文字列解析部114が特定した各挿入句Yとを示す配信情報Dを生成する(Sa4)。そして、情報送信部17は、情報生成部118が生成した配信情報Dを送信する(Sa5)。具体的には、配信情報Dを音響成分として含む音響信号Qaを信号処理回路14が生成し、音響信号Qaが表す音を放音装置15が放音する。
<端末装置20>
図10は、端末装置20の機能に着目した構成図である。図10に例示される通り、第1実施形態の端末装置20は、制御装置21と記憶装置22と収音装置23と表示装置24とを具備する。以上の構成の端末装置20は、前述の通り、例えば携帯電話機またはスマートフォン等の情報端末により好適に実現される。ただし、例えば交通機関に設置される電光掲示板、または商業施設に設置される電子看板(例えばデジタルサイネージ)等の案内用の表示端末を端末装置20として利用することも可能である。
図10は、端末装置20の機能に着目した構成図である。図10に例示される通り、第1実施形態の端末装置20は、制御装置21と記憶装置22と収音装置23と表示装置24とを具備する。以上の構成の端末装置20は、前述の通り、例えば携帯電話機またはスマートフォン等の情報端末により好適に実現される。ただし、例えば交通機関に設置される電光掲示板、または商業施設に設置される電子看板(例えばデジタルサイネージ)等の案内用の表示端末を端末装置20として利用することも可能である。
収音装置23は、周囲の音を収音する音響機器(マイクロホン)である。具体的には、収音装置23は、情報提供システム10の放音装置15による再生音を収音し、当該再生音の波形を表す音響信号Qbを生成する。音響信号Qbは、配信情報Dの音響成分を含有し得る。以上の説明から理解される通り、第1実施形態の収音装置23は、端末装置20の相互間の音声通話または動画撮影時の音声収録に利用されるほか、空気振動としての音波を伝送媒体とする音響通信で配信情報Dを受信する受信部としても機能する。なお、収音装置23が生成した音響信号Qbをアナログからデジタルに変換するA/D変換器の図示は便宜的に省略した。
制御装置21は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の処理回路で構成され、端末装置20の各要素を統括的に制御する。表示装置24は、例えば液晶表示パネルで構成され、制御装置21による制御のもとで各種の画像を表示する。記憶装置22は、制御装置21が実行するプログラムと制御装置21が使用する各種のデータとを記憶する。例えば半導体記録媒体および磁気記録媒体等の公知の記録媒体、または複数種の記録媒体の組合せが、記憶装置22として任意に採用され得る。
第1実施形態の記憶装置22は、図10に例示される通り、参照テーブルTcを記憶する。参照テーブルTcは、配信情報Dに対応する関連情報を特定するためのデータテーブルである。第1実施形態の参照テーブルTcは、定型句テーブルTc1と挿入句テーブルTc2とを含んで構成される。定型句テーブルTc1は、配信情報Dに含まれ得る複数の識別情報F(F1,F2,…)の各々について登録文字列Z(Z1,Z2,…)が登録されたデータテーブルである。また、挿入句テーブルTc2は、配信情報Dに含まれ得る複数の識別情報Fy(Fy1,Fy2,…)の各々について挿入句Y(Y1,Y2,…)が登録されたデータテーブルである。
制御装置21は、記憶装置22に記憶されたプログラムを実行することで、情報提供システム10が送信した配信情報Dに関する処理を実行するための複数の機能(情報抽出部211および提示制御部212)を実現する。なお、制御装置21の一部の機能を専用の電子回路で実現した構成、または、制御装置21の機能を複数の装置に分散した構成も採用され得る。
情報抽出部211は、収音装置23が生成した音響信号Qbから配信情報Dを抽出する。例えば、情報抽出部211は、例えば、音響信号Qbのうち配信情報Dの音響成分を含む周波数帯域を強調するフィルタ処理と、配信情報Dに対する変調処理に対応した復調処理とを実行する。
図10の提示制御部212は、表示装置24による情報の表示を制御する。第1実施形態の提示制御部212は、情報抽出部211が抽出した配信情報Dに対応した関連情報を表示装置24に表示させる。具体的には、提示制御部212は、配信情報Dに含まれる第1情報d1(識別情報F)が示す登録文字列Zを定型句テーブルTc1から特定し、配信情報Dに含まれる第2情報d2(識別情報Fy)が示す各挿入句Yを挿入句テーブルTc2から特定する。そして、提示制御部212は、定型句テーブルTc1から特定した登録文字列Zの各挿入区間Bに、挿入句テーブルTc2から特定した各挿入句Yを挿入することで、関連情報を生成して表示装置24に表示させる。例えば識別情報Fzが「14」である登録文字列Zが前述の解析処理Sa2で特定された場合を想定すると、各挿入区間Bに挿入句Yを挿入した「ただいま、[都営浅草]線は、[泉岳寺]駅から[新橋]駅までの区間で、運転を見合わせています」という文字列が、関連情報として表示装置24に表示される。
以上に説明した通り、第1実施形態では、挿入区間Bを含む登録文字列Zと当該挿入区間Bに挿入される挿入句Yとを示す配信情報Dが端末装置20に送信されるから、挿入句Yを相違させた複数の関連情報の提供に1個の登録文字列Zが共用される。したがって、利用者Uaに提供され得る複数の関連情報の各々を個別に用意する構成と比較して、多様な関連情報を端末装置20に提供するために必要なデータ量を削減することが可能である。
また、挿入区間Bの組合せを相違させた複数の登録文字列Zのうち、解析処理Sa2で挿入句Yが特定された挿入区間Bの組合せに対応する登録文字列Zが選択される。したがって、参照文字列Rを部分的に省略した内容の指示文字列Xが指示された場合でも、当該指示文字列Xに対応する適切な登録文字列Zを選択することが可能である。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下に例示する各構成において作用または機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下に例示する各構成において作用または機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜に省略する。
図11は、第2実施形態における配信情報Dの模式図である。第1実施形態では、参照文字列Rの識別情報Frと登録文字列Zの識別情報Fzとを含む識別情報Fを、配信情報Dの第1情報d1として利用した。第2実施形態では、配信情報Dの第1情報d1の内容が第1実施形態とは相違する。
任意の1個の参照文字列Rに対応する候補テーブルTb内において、解析情報Aは登録文字列Z毎に相違する。すなわち、参照文字列Rに対応する複数の登録文字列Zの何れかを識別するための識別符号として解析情報Aを利用できる。以上の事情を考慮して、第2実施形態の情報生成部118は、参照文字列Rの識別情報Frと登録文字列Zの解析情報Aとを第1情報d1として含む配信情報Dを生成する。具体的には、情報生成部118は、参照文字列Rの複数の挿入区間Bの各々について第2処理Sa22による挿入句Yの特定の可否(挿入句Yを特定できたか否か)を示す解析情報Aを、参照文字列Rの識別情報Frとともに含む第1情報d1を生成する。配信情報Dの第2情報d2が、1個以上の挿入句Yの識別情報Fyを示す構成は第1実施形態と同様である。
他方、第2実施形態の端末装置20が保持する参照テーブルTcの定型句テーブルTc1は、参照文字列Rの識別情報Frと解析情報Aとの組合せ毎に登録文字列Zが登録されたデータテーブルである。提示制御部212は、配信情報Dの第1情報d1が示す識別情報Frと解析情報Aとの組合せに対応した登録文字列Zを定型句テーブルTc1から特定する。第2情報d2が示す挿入句Yを挿入句テーブルTc2から特定する処理、および、登録文字列Zの各挿入区間Bに挿入句Yを挿入した関連情報を表示装置24に表示させる処理は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第2実施形態では、第2処理Sa22による挿入句Yの特定の可否を挿入区間B毎に示す解析情報Aが配信情報Dの第1情報d1として利用される。すなわち、登録文字列Zの識別情報Fzを配信情報Dに含める必要がない。したがって、登録文字列Zの識別情報Fzのデータ量が解析情報Aと比較して大きい場合に、識別情報Fzを配信情報Dに含める構成(例えば第1実施形態)と比較して配信情報Dのデータ量を削減することが可能である。
<第3実施形態>
図12は、第3実施形態における配信情報Dの模式図である。図12に例示される通り、第3実施形態の配信情報Dにおける第1情報d1は、第1処理Sa21で特定された参照文字列Rの識別情報Frである。第1実施形態で例示した登録文字列Zの識別情報Fz、および、第2実施形態で例示した解析情報Aは、第1情報d1に含まれない。
図12は、第3実施形態における配信情報Dの模式図である。図12に例示される通り、第3実施形態の配信情報Dにおける第1情報d1は、第1処理Sa21で特定された参照文字列Rの識別情報Frである。第1実施形態で例示した登録文字列Zの識別情報Fz、および、第2実施形態で例示した解析情報Aは、第1情報d1に含まれない。
他方、第2情報d2は、参照文字列Rの複数の挿入区間Bの各々に対応する識別情報bを含む。任意の1個の挿入区間Bに対応する識別情報bは、当該挿入区間Bに対応する挿入句Yが第2処理Sa22により特定された場合には、当該挿入句Yの識別情報Fyに設定される。他方、挿入区間Bに対応する挿入句Yが第2処理Sa22で特定されない場合、配信情報Dのうち当該挿入区間Bに対応する識別情報bは、挿入句Yが特定できなかったこと(特定不可)を示す情報N(=null)に設定される。以上の説明から理解される通り、配信情報Dの第2情報d2は、参照文字列Rの複数の複数の挿入区間Bの各々について第2処理Sa22で挿入句Yを特定できたか否かを表す。したがって、挿入句Yの特定の可否を挿入区間B毎に示す解析情報Aを第2情報d2から生成することが可能である。
第3実施形態の端末装置20が保持する参照テーブルTcの定型句テーブルTc1は、第2実施形態と同様に、参照文字列Rの識別情報Frと解析情報Aとの組合せ毎に登録文字列Zが登録されたデータテーブルである。提示制御部212は、配信情報Dの第2情報d2から解析情報Aを生成し、第1情報d1が示す識別情報Frと当該解析情報Aとの組合せに対応した登録文字列Zを定型句テーブルTc1から特定する。提示制御部212は、第2情報d2のうち識別情報Fyに設定された各識別情報bから挿入句Yを特定し、各挿入句Yを登録文字列Zに挿入した関連情報を表示装置24に表示させる。
第3実施形態においても第1実施形態と同様の効果が実現される。また、第3実施形態では、登録文字列Zの識別情報Fz(第1実施形態)または解析情報A(第2実施形態)を配信情報Dに含ませる必要がないから、配信情報Dのデータ量を削減することが可能である。
<変形例>
以上に例示した各形態は多様に変形され得る。前述の各形態に適用され得る具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
以上に例示した各形態は多様に変形され得る。前述の各形態に適用され得る具体的な変形の態様を以下に例示する。以下の例示から任意に選択された2以上の態様は、相互に矛盾しない範囲で適宜に併合され得る。
(1)前述の各形態では、情報提供システム10が音声認識部112を具備する構成を例示したが、情報提供システム10が通信可能な音声認識装置(例えばウェブサーバ)に、音声信号Vに対する音声認識を実行させることも可能である。例えば、収音装置13が生成した音声信号Vが音声認識装置に送信され、音声認識の結果である指示文字列Xが音声認識装置から情報提供システム10に送信される。以上の説明から理解される通り、音声認識部112は情報提供システム10から省略され得る。
(2)前述の各形態では、候補テーブルTbとは別個に参照文字列Rが記憶装置12に保持される構成を例示したが、候補テーブルTbに登録された複数の登録文字列Zの何れか(例えば挿入区間Bの個数が最も多い登録文字列Z)を参照文字列Rとして利用することも可能である。
(3)前述の各形態では、案内音声Gの音声信号Vに対する音声認識で指示文字列Xを取得したが、指示文字列Xを取得する方法は以上の例示に限定されない。例えば、管理者Ubがキーボード等の操作装置を利用して、案内音声Gに対応する指示文字列Xを入力することも可能である。以上の構成によれば、例えば、指示文字列Xに入力ミスがある場合(すなわち指示文字列Xが参照文字列Rとは相違する場合)でも、管理者Ubが意図した適切な関連情報を利用者Uaに提示することが可能である。
(4)前述の各形態では、端末装置20の表示装置24に関連情報を表示したが、関連情報を端末装置20の利用者Uaに提示する方法は以上の例示に限定されない。例えば、関連情報が示す音声を再生することで関連情報を利用者Uaに提示することも可能である。具体的には、関連情報が音声を表す構成、または、関連情報が表す文字列に対する音声合成により音声を生成する構成が想定される。
(5)文字列選択部116が選択した登録文字列Z自体を表す配信情報D、または、文字列解析部114が特定した挿入句Y自体を表す配信情報Dを、情報提供システム10から端末装置20に送信する構成も想定される。例えば、配信情報Dが登録文字列Zおよび挿入句Yを直接的に表す構成では、端末装置20の提示制御部212は、情報抽出部211が抽出した配信情報D(登録文字列Zおよび挿入句Y)から関連情報を生成して表示装置24に表示させる。したがって、端末装置20に参照テーブルTcを保持する必要はない。
(6)前述の各形態では、端末装置20の記憶装置22に参照テーブルTcを保持したが、例えば移動体通信網またはインターネット等の通信網を介して端末装置20と通信する配信装置に参照テーブルTcを保持することも可能である。端末装置20は、情報提供システム10から受信した配信情報Dを含む情報要求を配信装置に送信する。配信装置は、情報要求内の配信情報Dに対応する登録文字列Zおよび挿入句Yを参照テーブルTcから検索して要求元の端末装置20に送信する。端末装置20の提示制御部212は、配信装置から受信した登録文字列Zおよび挿入句Yから関連情報を生成して表示装置24に表示させる。以上の説明から理解される通り、参照テーブルTcを端末装置20の記憶装置22に記憶することは必須ではない。
(7)前述の各形態では、情報提供システム10を交通機関の案内に利用する場面を例示したが、情報提供システム10が利用される場面は以上の例示に限定されない。例えば、情報提供システム10が設置される施設としては、例えばショッピングモールまたは百貨店等の商業施設、旅館またはホテル等の宿泊施設、博物館または美術館等の展示施設、史跡または名所等の観光施設、および、競技場または体育館等の運動施設が例示され得る。
(8)前述の各形態では、音波を伝送媒体とする音響通信で情報提供システム10から端末装置20に配信情報Dを送信したが、情報提供システム10から配信情報Dを送信するための通信方式は音響通信に限定されない。例えば、電波または赤外線等の電磁波を伝送媒体とした無線通信で情報提供システム10から端末装置20に配信情報Dを送信することも可能である。例えば、前述の各形態における放音装置15が無線通信用の通信機器に置換される。具体的には、Bluetooth(登録商標)またはWiFi(登録商標)等の無線通信が配信情報Dの送信に好適である。以上の例示から理解される通り、情報送信部17による配信情報Dの送信には、移動体通信網等の通信網が介在しない近距離無線通信が好適であり、音波を伝送媒体とする音響通信と電磁波を伝送媒体とする無線通信とは、近距離無線通信の例示である。なお、前述の各形態で例示した音響通信によれば、例えば遮音壁の設置により通信範囲を容易に制御できるという利点がある。
(9)前述の各形態では、日本語で表現された文字列(参照文字列R,登録文字列Zおよび挿入句Y)を例示したが、利用者Uaに提示される関連情報の言語は任意である。案内音声Gとは別言語(以下「提示言語」という)の関連情報を利用者Uaに提示することも可能である。提示言語は、例えば端末装置20において指定された言語である。
具体的には、端末装置20の記憶装置22は、提示言語の文字列(登録文字列Zおよび挿入句Y)が登録された参照テーブルTc(定型句テーブルTc1および挿入句テーブルTc2)を記憶する。提示制御部212は、参照テーブルTcを参照することで配信情報Dに応じた関連情報(すなわち提示言語の文字列)を生成し、当該関連情報を表示装置24に表示させる。なお、相異なる言語で表現された複数の参照テーブルTcを記憶装置22に保持し、複数の言語のうち提示言語で表現された関連情報を表示することも可能である。また、特定の言語で表現された関連情報を機械翻訳技術により提示言語の文字列に変換したうえで表示装置24に表示させることも可能である。
(10)前述の各形態に係る情報提供システム10は、各形態での例示の通り、制御装置11とプログラムとの協働により実現される。前述の各形態に係るプログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体に格納された形態で提供されてコンピュータにインストールされ得る。記録媒体は、例えば非一過性(non-transitory)の記録媒体であり、CD-ROM等の光学式記録媒体(光ディスク)が好例であるが、半導体記録媒体または磁気記録媒体等の公知の任意の形式の記録媒体を包含し得る。なお、非一過性の記録媒体とは、一過性の伝搬信号(transitory, propagating signal)を除く任意の記録媒体を含み、揮発性の記録媒体を除外するものではない。また、通信網を介した配信の形態でプログラムをコンピュータに提供することも可能である。
(11)以上に例示した形態から、例えば以下の構成が把握される。
<態様1>
本発明の好適な態様(態様1)に係る情報提供方法は、コンピュータシステムが、複数の挿入区間を含む参照文字列と特定の指示文字列との対比により、前記指示文字列において前記複数の挿入区間の各々に対応する挿入句を探索する解析処理を実行し、前記参照文字列に対応する内容について挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列を選択し、前記選択した登録文字列と前記解析処理により特定された挿入句とを端末装置が特定するための配信情報を生成し、前記配信情報を当該端末装置に送信する。以上の態様では、挿入区間を含む登録文字列と挿入区間に挿入される挿入句とを特定するための配信情報が端末装置に送信される。すなわち、挿入句を相違させた複数の情報の提供に1個の登録文字列が共用される。したがって、利用者に提供される複数の情報の各々を個別に用意する構成と比較して、多様な情報を端末装置に提供するために必要なデータ量を削減することが可能である。また、挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、解析処理で挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列が選択されるから、参照文字列を部分的に省略した文字列が指示文字列とされた場合でも、当該指示文字列に対応する適切な登録文字列を選択することが可能である。
<態様2>
態様1の好適例(態様2)において、前記解析処理では、相異なる複数の参照文字列のうち前記指示文字列に対応する参照文字列を選択し、当該参照文字列と前記指示文字列とを対比する。以上の態様では、複数の参照文字列のうち指示文字列に対応する参照文字列が選択されるから、多様な登録文字列を含む情報を利用者に提供できるという利点がある。
<態様3>
態様1または態様2の好適例(態様3)において、前記複数の挿入区間のうち第1挿入区間の挿入句が前記解析処理により特定されない場合に選択される登録文字列と、前記複数の挿入区間のうち前記第1挿入区間とは相違する第2挿入区間の挿入句が前記解析処理により特定されない場合に選択される登録文字列とは、前記第1挿入区間と前記第2挿入区間とを含まない共通の文字列である。以上の態様によれば、第1挿入区間と第2挿入区間との意味的な関連(例えば不可分な関係)を加味した適切な登録文字列Zを選択できるという利点がある。
<態様4>
態様1から態様3の何れかの好適例において、前記配信情報は、前記選択した登録文字列を前記端末装置が特定するための第1情報と、前記解析処理により特定された挿入句を示す第2情報とを含む。
<態様5>
態様4の好適例(態様5)において、前記第1情報は、前記参照文字列を示す識別情報と、前記選択した登録文字列を示す識別情報とを含む。前述の第1実施形態は、態様5の具体例である。
<態様6>
態様4の好適例(態様6)において、前記第1情報は、前記参照文字列を示す識別情報と、前記複数の挿入区間の各々について前記解析処理による挿入句の特定の可否を示す解析情報とを含む。前述の第2実施形態は、態様6の具体例である。
<態様7>
態様1から態様3の何れかの好適例(態様7)において、前記配信情報は、前記参照文字列を示す識別情報と、前記複数の挿入区間のうち前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間について当該挿入句を示す識別情報と、前記複数の挿入区間のうち前記解析処理により挿入句が特定されない挿入区間について特定不可を示す識別情報とを含む。前述の第3実施形態は、態様7の具体例である。
<態様8>
本発明の好適な態様に係る情報提供システムは、複数の挿入区間を含む参照文字列と特定の指示文字列との対比により、前記指示文字列において前記複数の挿入区間の各々に対応する挿入句を探索する解析処理を実行する文字列解析部と、前記参照文字列に対応する内容について挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列を選択する文字列選択部と、前記文字列選択部が選択した登録文字列と前記解析処理により特定された挿入句とを端末装置が特定するための配信情報を当該端末装置に送信する情報送信部とを具備する。以上の態様では、挿入区間を含む登録文字列と挿入区間に挿入される挿入句とを特定するための配信情報が端末装置に送信される。すなわち、挿入句を相違させた複数の情報の提供に1個の登録文字列が共用される。したがって、利用者に提供される複数の情報の各々を個別に用意する構成と比較して、多様な情報を端末装置に提供するために必要なデータ量を削減することが可能である。また、挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、解析処理で挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列が選択されるから、参照文字列を部分的に省略した文字列が指示文字列とされた場合でも、当該指示文字列に対応する適切な登録文字列を選択することが可能である。
<態様1>
本発明の好適な態様(態様1)に係る情報提供方法は、コンピュータシステムが、複数の挿入区間を含む参照文字列と特定の指示文字列との対比により、前記指示文字列において前記複数の挿入区間の各々に対応する挿入句を探索する解析処理を実行し、前記参照文字列に対応する内容について挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列を選択し、前記選択した登録文字列と前記解析処理により特定された挿入句とを端末装置が特定するための配信情報を生成し、前記配信情報を当該端末装置に送信する。以上の態様では、挿入区間を含む登録文字列と挿入区間に挿入される挿入句とを特定するための配信情報が端末装置に送信される。すなわち、挿入句を相違させた複数の情報の提供に1個の登録文字列が共用される。したがって、利用者に提供される複数の情報の各々を個別に用意する構成と比較して、多様な情報を端末装置に提供するために必要なデータ量を削減することが可能である。また、挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、解析処理で挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列が選択されるから、参照文字列を部分的に省略した文字列が指示文字列とされた場合でも、当該指示文字列に対応する適切な登録文字列を選択することが可能である。
<態様2>
態様1の好適例(態様2)において、前記解析処理では、相異なる複数の参照文字列のうち前記指示文字列に対応する参照文字列を選択し、当該参照文字列と前記指示文字列とを対比する。以上の態様では、複数の参照文字列のうち指示文字列に対応する参照文字列が選択されるから、多様な登録文字列を含む情報を利用者に提供できるという利点がある。
<態様3>
態様1または態様2の好適例(態様3)において、前記複数の挿入区間のうち第1挿入区間の挿入句が前記解析処理により特定されない場合に選択される登録文字列と、前記複数の挿入区間のうち前記第1挿入区間とは相違する第2挿入区間の挿入句が前記解析処理により特定されない場合に選択される登録文字列とは、前記第1挿入区間と前記第2挿入区間とを含まない共通の文字列である。以上の態様によれば、第1挿入区間と第2挿入区間との意味的な関連(例えば不可分な関係)を加味した適切な登録文字列Zを選択できるという利点がある。
<態様4>
態様1から態様3の何れかの好適例において、前記配信情報は、前記選択した登録文字列を前記端末装置が特定するための第1情報と、前記解析処理により特定された挿入句を示す第2情報とを含む。
<態様5>
態様4の好適例(態様5)において、前記第1情報は、前記参照文字列を示す識別情報と、前記選択した登録文字列を示す識別情報とを含む。前述の第1実施形態は、態様5の具体例である。
<態様6>
態様4の好適例(態様6)において、前記第1情報は、前記参照文字列を示す識別情報と、前記複数の挿入区間の各々について前記解析処理による挿入句の特定の可否を示す解析情報とを含む。前述の第2実施形態は、態様6の具体例である。
<態様7>
態様1から態様3の何れかの好適例(態様7)において、前記配信情報は、前記参照文字列を示す識別情報と、前記複数の挿入区間のうち前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間について当該挿入句を示す識別情報と、前記複数の挿入区間のうち前記解析処理により挿入句が特定されない挿入区間について特定不可を示す識別情報とを含む。前述の第3実施形態は、態様7の具体例である。
<態様8>
本発明の好適な態様に係る情報提供システムは、複数の挿入区間を含む参照文字列と特定の指示文字列との対比により、前記指示文字列において前記複数の挿入区間の各々に対応する挿入句を探索する解析処理を実行する文字列解析部と、前記参照文字列に対応する内容について挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列を選択する文字列選択部と、前記文字列選択部が選択した登録文字列と前記解析処理により特定された挿入句とを端末装置が特定するための配信情報を当該端末装置に送信する情報送信部とを具備する。以上の態様では、挿入区間を含む登録文字列と挿入区間に挿入される挿入句とを特定するための配信情報が端末装置に送信される。すなわち、挿入句を相違させた複数の情報の提供に1個の登録文字列が共用される。したがって、利用者に提供される複数の情報の各々を個別に用意する構成と比較して、多様な情報を端末装置に提供するために必要なデータ量を削減することが可能である。また、挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、解析処理で挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列が選択されるから、参照文字列を部分的に省略した文字列が指示文字列とされた場合でも、当該指示文字列に対応する適切な登録文字列を選択することが可能である。
10…情報提供システム、11…制御装置、112…音声認識部、114…文字列解析部、116…文字列選択部、118…情報生成部、12…記憶装置、13…収音装置、14…信号処理回路、141…変調処理部、142…混合処理部、15…放音装置、17…情報送信部、20…端末装置、21…制御装置、22…記憶装置、23…収音装置、24…表示装置、211…情報抽出部、212…提示制御部。
Claims (8)
- コンピュータシステムが、
複数の挿入区間を含む参照文字列と特定の指示文字列との対比により、前記指示文字列において前記複数の挿入区間の各々に対応する挿入句を探索する解析処理を実行し、
前記参照文字列に対応する内容について挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列を選択し、
前記選択した登録文字列と前記解析処理により特定された挿入句とを端末装置が特定するための配信情報を生成し、
前記配信情報を当該端末装置に送信する
情報提供方法。 - 前記解析処理では、相異なる複数の参照文字列のうち前記指示文字列に対応する参照文字列を選択し、当該参照文字列と前記指示文字列とを対比する
請求項1の情報提供方法。 - 前記複数の挿入区間のうち第1挿入区間の挿入句が前記解析処理により特定されない場合に選択される登録文字列と、前記複数の挿入区間のうち前記第1挿入区間とは相違する第2挿入区間の挿入句が前記解析処理により特定されない場合に選択される登録文字列とは、前記第1挿入区間と前記第2挿入区間とを含まない共通の文字列である
請求項1または請求項2の情報提供方法。 - 前記配信情報は、
前記選択した登録文字列を前記端末装置が特定するための第1情報と、
前記解析処理により特定された挿入句を示す第2情報とを含む
請求項1から請求項3の何れかの情報提供方法。 - 前記第1情報は、
前記参照文字列を示す識別情報と、
前記選択した登録文字列を示す識別情報とを含む
請求項4の情報提供方法。 - 前記第1情報は、
前記参照文字列を示す識別情報と、
前記複数の挿入区間の各々について前記解析処理による挿入句の特定の可否を示す解析情報とを含む
請求項4の情報提供方法。 - 前記配信情報は、
前記参照文字列を示す識別情報と、
前記複数の挿入区間のうち前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間について当該挿入句を示す識別情報と、
前記複数の挿入区間のうち前記解析処理により挿入句が特定されない挿入区間について特定不可を示す識別情報とを含む
請求項1から請求項3の何れかの情報提供方法。 - 複数の挿入区間を含む参照文字列と特定の指示文字列との対比により、前記指示文字列において前記複数の挿入区間の各々に対応する挿入句を探索する解析処理を実行する文字列解析部と、
前記参照文字列に対応する内容について挿入区間の組合せを相違させた複数の登録文字列のうち、前記解析処理により挿入句が特定された挿入区間の組合せに対応する登録文字列を選択する文字列選択部と、
前記文字列選択部が選択した登録文字列と前記解析処理により特定された挿入句とを端末装置が特定するための配信情報を当該端末装置に送信する情報送信部と
を具備する情報提供システム。
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