JP6912280B2 - ドアスイッチ - Google Patents

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Description

本発明はドアスイッチに関する。
作業員の安全確保のため、機械装置の周囲に安全柵が設置されている。点検などで作業員が機械装置に接近できるように、安全柵には通行用のドアが設置されている。
ドアにはドアの開閉を検知するドアスイッチが設置され、ドアが開いた状態では機械装置を停止させる、つまり、ドアが閉じた状態でないと機械装置を稼働させないようにしている。
ドアスイッチとしては、アクチュエータの挿入を検知するスイッチ装置をドア枠側に設置し、ドア閉鎖時にスイッチ装置に挿入可能なアクチュエータをドア側に設置し、アクチュエータの挿入の有無でドアの開閉を検知するものが一般的である(特許文献1)。
このようなドアスイッチによれば、ドア開時に機械装置の稼働停止が可能である。しかし、作業員が安全柵内に立ち入った状態で、意図せずにドアが閉じられると、機械装置が稼働再開してしまう。
これに対し、ドア枠側のアクチュエータ挿入孔に開閉式の蓋を設置し、作業員が立ち入る際には蓋を閉じることで、意図せずにドアが閉じられても、機械装置の稼働再開を防止できるようにしたドアスイッチが提案されている(特許文献2)。
さらに、アクチュエータをドアのラッチで兼用するのではなく、独立したレバーで突没操作するものとし、意図的な操作を行った際にのみアクチュエータが突出してドア閉鎖を検知できるようにしたドアスイッチも提案されている(特許文献3)。
一方、ドアからアクチュエータが突出した状態では、周囲の物品あるいは作業者と接触し、損傷する可能性がある。
これに対し、通常はアクチュエータがドア側に格納されるドアスイッチが提案されている。このドアスイッチでは、ドア枠側にドアに向けて小さなピンを設置しておき、ドアが閉鎖状態に近づいた際にピンでドアの受け部を押すことで、アクチュエータがドアから突出するように構成されている。つまり、作業員がドアを閉じようとすると、アクチュエータが自動的に突出するので、余分な操作を省略することができる(特許文献4)。
特許第4931005号公報 特開2004−353849号公報 特開2004−356069号公報 特許第3941337号公報
前述した特許文献2および特許文献3のドアスイッチでは、蓋を閉じてアクチュエータの侵入を禁止する、あるいは、レバーを操作しないとアクチュエータが突出しないようにする、など、意図的な操作によって、作業員が立ち入った状態での機械装置の稼働再開を防止していた。
しかし、意図的な操作が必要ということは、余分な作業による作業性の低下を招くともいえる。
一方、特許文献4のドアスイッチでは、作業員がドアを閉じようとすると、アクチュエータが自動的に突出するので、余分な操作を省略することができる。
しかし、このような自動化により、意図せずにドアが閉じかけた場合でも、アクチュエータが自動的に突出してしまい、作業員が立ち入った状態での機械装置の稼働再開を防止できないという問題がある。
本発明の目的は、余分な操作を省略することができるとともに、作業員が立ち入った状態での機械装置の稼働再開を防止できるドアスイッチを提供することにある。
本発明のドアスイッチは、所定の開閉方向に移動可能なドアに設置され、所定の進退方向に移動可能であり、前記進退方向の格納側にあるとき前記ドアの内部に格納され、前記格納側と反対側の進出側にあるとき一部が前記ドアから突出するアクチュエータと、前記ドアに設置されて前記ドアに対して所定の変位方向へ変位可能なドアハンドルと、前記ドアハンドルの変位を前記アクチュエータに伝達して前記アクチュエータを前記進退方向の前記進出側へ移動させる伝達機構と、前記アクチュエータを前記格納側へ付勢する付勢手段と、前記ドアのドア枠側に設置され、前記ドアが閉じた状態で前記進出側にある前記アクチュエータが挿入可能なスイッチ装置と、を有する。
本発明において、付勢手段としては、コイルばね等の弾性部材を用いたもの、電磁気力などの非接触で付勢を行うものなど、所定方向に常時力を加えられるものであれば適宜利用できる。
本発明では、ドアハンドルの操作がない状態では、アクチュエータは付勢手段により進退方向の格納側に維持される。
開いた状態のドアを閉じる際には、作業者がドアハンドルを操作してドアを閉じる方向へ移動させる。作業者がドアハンドルを操作することにより、ドアハンドルがドアに対して変位し、アクチュエータが格納側から進出側へと移動し、アクチュエータがスイッチ装置に挿入される。
なお、付勢手段の付勢力が比較的小さい場合、作業者がドアハンドルを操作した際に、先ずドアハンドルがドアに対して変位し、アクチュエータが進出した状態とされ、この状態でドアの移動が行われる。
付勢手段の付勢力が比較的大きい場合、作業者がドアハンドルを操作しても直ちにドアハンドルがドアに対して変位せず、アクチュエータが格納された状態のままドアが閉じ、ドアが閉じた状態となった後、ドアハンドルが移動してアクチュエータが進出する。
いずれの場合も、アクチュエータが進出するのは、作業者がドアハンドルを操作したときに限られる。
一方、作業者による操作なしに、開いているドアが閉じた際には、作業者によるドアハンドルの操作がなされないため、アクチュエータが格納側にあり、アクチュエータがスイッチ装置に挿入されることはない。
従って、本発明によれば、アクチュエータを進出させるために、ドアハンドルの操作が必要であり、作業員が立ち入った状態での機械装置の稼働再開を防止できる。さらに、ドアを開閉させるためのドアハンドルの操作が、アクチュエータを進出させるための動作となるため、余分な操作を省略することができる。
本発明において、前記ドアハンドルの変位方向と前記ドアの開閉方向とが同方向であることが好ましい。
本発明において、同方向とは、同一の方向および類似の方向(方向成分の一部が共通している)であればよい。
本発明では、ドアを閉じる操作と、ドアハンドルを変位させてアクチュエータを突出させる操作とを、そのまま連続するようにでき、従って、操作をさらに簡略化できる。
本発明のドアスイッチにおいて、前記スイッチ装置は、前記アクチュエータが前記進出側に移動した状態で前記アクチュエータをロックするロック機構を有することが好ましい。
本発明では、進出したアクチュエータがスイッチ装置に挿入された状態で、作業者がドアハンドルの操作を止めても、進出側にあるアクチュエータがロック機構によりロックされるため、付勢手段によって格納側に戻されることがなく、ドアが閉じた状態でアクチュエータがスイッチ装置に挿入された状態を維持することができる。
本発明において、ロック機構としては、電気的な外部信号などで制御されるソレノイド等の開閉機構を用いることができる。ロック機構の開閉制御は、本発明のドアスイッチが設置されたドアを有する安全柵で囲われた機械装置を制御する制御装置のインターロックにより行うことができる。
本発明のドアスイッチにおいて、前記ドアハンドルには、作業者が把持したことを検出する接触センサが設置され、前記ロック機構は、前記接触センサで作業者が把持したことが検出された際に解除可能となることが好ましい。
本発明では、作業者がドアハンドルを把持したことを接触センサで検知し、ロック機構を解除可能な状態とすることができる。例えば、ロック機構の開閉制御が、本発明のドアスイッチが設置されたドアを有する安全柵で囲われた機械装置を制御する制御装置のインターロックにより行われる場合、接触センサで作業者がドアハンドルを把持したことを検知した際に、制御装置がインターロックの他の解除条件を判定し、他の解除条件も揃っていればロック解除を行う、という手順を採用することができる。
このため、ドアを閉じる際に、作業者がロック機構の解除を行うスイッチ操作などを省略することができる。
本発明のドアスイッチにおいて、前記ドアハンドルは、前記ドアに対して回動自在に支持され、前記伝達機構は、前記ドアに対して回動自在に支持されたリンクを介して前記ドアハンドルの変位を前記アクチュエータに伝達することが好ましい。
本発明では、ドアに設置されるドアハンドルおよび伝達機構が回動支持されることで、簡単な構造でアクチュエータを進退させるための変位を確保することができる。
本発明のドアスイッチにおいて、前記ドアが閉位置にないときに前記アクチュエータを前記ドアに格納された状態に規制する飛び出し防止機構を有することが好ましい。
このような飛び出し防止機構は、ドアが閉位置にあることを検出する手段と、アクチュエータを格納状態に規制する機構とで構成することができ、例えば機械的なリンクや、電気的なセンサを利用して適宜構成することができる。
本発明では、ドアが閉位置にない状態では、アクチュエータがドアに格納されており、例えばドアが回転式で、アクチュエータが回転中心から径方向に進退する構成であっても、アクチュエータがドア枠などと干渉することを防止することができる。
本発明によれば、余分な操作を省略することができるとともに、作業員が立ち入った状態での機械装置の稼働再開を防止できるドアスイッチを提供することができる。
本発明の第1実施形態を示す立面図。 前記第1実施形態のアクチュエータ格納状態を示す斜視図。 前記第1実施形態のアクチュエータ進出状態を示す斜視図。 本発明の第2実施形態を示す立面図。 前記第2実施形態のアクチュエータ格納状態を示す斜視図。 前記第2実施形態のアクチュエータ進出状態を示す斜視図。 本発明の第3実施形態を示す立面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
図1から図3には、本発明の第1実施形態が示されている。
図1において、安全柵1は図示しない機械装置を囲うものであり、その一部にはドア枠2が設置されている。ドア枠2の内側は、図中右半分が壁面3で閉じられているが、図中左半分は開口4とされ、この開口4を通して作業者が立ち入ることができる。
ドア枠2にはドア5が設置されている。ドア5は引き戸式とされ、ドア枠2の内側を開閉方向DDに沿って移動可能である。
ドア5は、図中左端まで移動した際に、開口4を完全に覆う状態(閉鎖状態)となる。また、図中右端まで移動した際に、開口4の開口面積が最大となる状態(開放状態)となる。
ドア5には、ドアスイッチ10を構成するドアハンドル11およびアクチュエータ12が設置され、ドア枠2にはスイッチ装置19が設置されている。
図2および図3には、ドアスイッチ10を構成するドアハンドル11およびアクチュエータ12が詳細に示されている。
ドアハンドル11は、ドア5の表面に沿って棒状に形成され、上下一対の支持アーム111で支持されている。
支持アーム111は、ドア5の表面に形成されたスリット112を通してドア5の内部へ引き込まれ、ドア5の内部で垂直な回動軸AHまわりに回動自在に支持されている。このような支持アーム111は、ドアハンドル11の上端近傍および下端近傍にそれぞれ設置されている。
ドアハンドル11は、支持アーム111で支持されることで、ドア5に対して、図2の状態(図1の実線の状態)から、図3の状態(図1の鎖線の状態)まで変位可能である。
ドアハンドル11の変位方向DHは、厳密には回動軸AHを中心とした円弧状であるが、概略的にはドア5の開閉方向DDと同方向である。
アクチュエータ12は、ドア5の表面に沿った方向へ延びる細長い板状の部材であり、ドア5の内部に設置されたガイド機構(図示省略)で支持されている。このガイド機構により、アクチュエータ12は、その長手方向に一致する進退方向DAに沿って移動可能である。
アクチュエータ12の進退方向DAは、ドア5の内部空間を有効に利用するためにドア5の平面方向に沿っており、かつドア5の開閉方向DDと同方向である。
アクチュエータ12は、進退方向DAの格納側(図中右側)にあるとき、ドア5の内部に完全に格納される(図2参照)。一方、進退方向DAの進出側(図中左側)にあるとき、ドア5から所定の長さだけ進出した状態とされる(図3参照)
アクチュエータ12は、進出側へ進出した際に、その先端側がドア5の端面に形成されたスリット121を通して、ドア5の外部に露出可能である。
アクチュエータ12の先端近傍には、スリット121の外部に露出される領域に、ロック用の角孔122が形成されている。
アクチュエータ12は、ドア5内に設置されたリンクアーム131を介してドアハンドル11に連結されている。
リンクアーム131は、一端を回動軸ALまわりに回動自在に支持され、細く形成された部分が支持アーム111の開口を挿通する状態で係合されている。従って、支持アーム111が変位方向DHへ変位した際には、リンクアーム131も回動方向DLに沿って回動可能である。
リンクアーム131の他端は、アクチュエータ12の格納側の端部にピン接続されており、リンクアーム131が回動方向DLに変位した際には、アクチュエータ12が進退方向DAに沿って進退可能である。
このようなリンクアーム131によって、ドアハンドル11の変位をアクチュエータ12に伝達し、アクチュエータ12を進退方向DAに移動させる伝達機構13が構成されている。
支持アーム111には、付勢手段であるコイルばね14が接続されている。
コイルばね14は、支持アーム111をその回動軸AHに対して図中右側へと付勢しており、これによりドアハンドル11は変位方向DHの図中右端に常時維持され、アクチュエータ12は進退方向DAの格納側に常時維持される。
コイルばね14の強さは、ドア5が開いた状態で停止している状態で、このドア5を開閉方向DDに移動させるためにドアハンドル11に加える必要がある力を基準として、このような力が支持アーム111に加えられても、コイルばね14が伸長しない強さとされている。つまり、ドアハンドル11にドア5を閉じる方向の操作を加えた場合、先ずドア5が動き、コイルばね14が延びてアクチュエータ12が突出することはない、という強さとされている。
一方、ドア5がドア枠2に当たり、それ以上移動できない状態(ドア5が閉じた状態)であれば、ドアハンドル11に加えられる同方向の力により、コイルばね14が延びて、アクチュエータ12が突出する。
以上のようなドア5側の構成に対し、ドアスイッチ10は、ドア枠2側にアクチュエータ12で切り換えられるスイッチ装置19を備えている。
スイッチ装置19は、安全柵1の壁体内に埋設されており、ドア枠2の内周からアクチュエータ12が挿入可能である。
スイッチ装置19には、アクチュエータ12の挿入を検知するスイッチ機構191と、挿入されたアクチュエータ12をロックするロック機構192とを備えている。
スイッチ機構191は、アクチュエータ12に当接されて動作する機械的スイッチ、アクチュエータ12を光学的あるいは電磁気的に検出する非接触式スイッチなどが利用できる。
スイッチ機構191は、安全柵1内に設置された機械装置の制御装置に接続され、この制御装置は、アクチュエータ12がない状態ではドア5が閉鎖されていないと判定して機械装置を稼働させない。
ロック機構192は、スイッチ機構191が接続された機械装置の制御装置に接続され、この制御装置からの電気的な外部信号などで制御されるソレノイド等の開閉機構、例えばアクチュエータ12の角孔122に係合するピン等を進出させ、これによりアクチュエータ12が抜け出せないようにロックする機構とされる。
ロック機構192は、制御装置のスイッチ等を操作することで解除され、これによりアクチュエータ12のロックが解除され、作業者がドアハンドル11を掴んで開方向へ移動させることで、ドア5を開くことができる。
以上に説明したドア5側のドアハンドル11、アクチュエータ12、付勢手段であるコイルばね14、伝達機構13およびドア枠2側のスイッチ装置19により、ドアスイッチ10が構成されている。
次に、本実施形態における動作について説明する。
ドア5が閉じた状態(図1で開閉方向DDの左側、開口4を塞いだ状態)にあり、アクチュエータ12がスイッチ装置19に挿入されているとき、アクチュエータ12はロック機構192でロックされて挿入状態が維持される。
この状態では、スイッチ機構191によりアクチュエータ12の挿入が検出され、安全柵1内の機械装置が稼働可能な状態とされる。
アクチュエータ12が、スイッチ装置19に挿入された状態(進退方向DAの進出側、図中左側)にあるとき、付勢手段であるコイルばね14は引き延ばされた状態であり、ドアハンドル11も変位方向DHの進出側にある(図3の状態)。
作業者が安全柵1内に立ち入る際には、作業者が制御装置のスイッチ等を操作することで、制御装置がロック解除条件を判定し、条件が揃っていればロック機構192によるアクチュエータ12のロックを解除し、アクチュエータ12を移動可能な状態としたうえで、ドアハンドル11を操作し、ドア5を開く方向(開閉方向DDの図中右側)へ移動させる。
操作によりドアハンドル11は、変位方向DHの格納側に変位し、アクチュエータ12も進退方向DAの格納側に移動する(図2の状態)。
このとき、作業者の操作力により、アクチュエータ12が移動されるとともに、ドア5が開かれ、アクチュエータ12はスイッチ装置19から抜き出される。
その結果、スイッチ機構191が、アクチュエータ12が挿入状態でなくなったことを検知し、スイッチ装置19は安全柵1内の機械装置の稼働を停止状態に維持する。
ドア5が開かれた状態では、アクチュエータ12が付勢手段であるコイルばね14により進退方向DAの格納側に維持され、ドア5の内部に格納されている。また、ドアハンドル11も、作業員の操作がない限り、コイルばね14の付勢力によりドア5を開く方向に維持されている。
開いた状態にあるドア5を閉じる際には、作業者がドアハンドル11を操作し、ドア5を閉じる方向(開閉方向DDの図中左側)へ移動させる。
このとき、ドアハンドル11はコイルばね14の付勢により、作業者の操作によって変位することはなく、元の位置に維持されている。従って、アクチュエータ12もドア5から突出することはなく、ドア5内に格納されたままである。
ドア5が閉じた状態に至ったら、作業者はそのままドアハンドル11の操作を続ける。ドア5はドア枠2に当接されてさらに移動することはなく、ドアハンドル11に加えられる作業者の力が大きくなると、伝達機構13を介してコイルばね14が伸長され、ドアハンドル11がドア5に対してドア5を閉じる方向(変位方向DH左向き)に変位するとともに、アクチュエータ12が進退方向DAの格納側(図中右側)から進出側(図中左側)へと移動する。その結果、ドア5の端面からアクチュエータ12の先端側が所定長さ突出し、対向するスイッチ装置19に挿入される。
スイッチ装置19においては、挿入されたアクチュエータ12がスイッチ機構191で検知されるとともに、ロック機構192によりアクチュエータ12がロックされる。
従って、作業者がドアハンドル11から手を離しても、コイルばね14の付勢に抗してアクチュエータ12は格納側に戻らず、アクチュエータ12はスイッチ装置19に挿入された状態に維持され、スイッチ機構191の検知状態が維持される。
このように、作業者がドアハンドル11を操作してドア5を閉じるとともに、アクチュエータ12を突出させることにより、アクチュエータ12がスイッチ装置19に挿入される。そして、スイッチ機構191によって制御装置がドア5の閉状態を検知して、インターロックをとったうえで安全柵1内の機械装置が稼働可能な状態とされる。この状態で、作業者がドアハンドル11を離しても、アクチュエータ12がロック機構192でロックされるため、機械装置の稼働可能な状態が引き続き維持される。
一方、ドア5が開いた状態にあるとき、例えば風や通行人の接触などの外力により、作業者がドアハンドル11を操作することなしに開いたドア5が閉じた際には、ドア5が閉鎖位置に達しても、アクチュエータ12が格納側にあり、ドア5内に格納されているため、アクチュエータ12がスイッチ装置19に挿入されることはない。
従って、作業者が意図的にドアハンドル11を操作してドア5を閉じない限り、アクチュエータ12がスイッチ装置19に挿入されないため、ドア5が閉状態と検知されることはない。従って、意図せずに機械装置が稼働可能な状態となることはない。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
本実施形態によれば、作業者がドアハンドル11を操作することなしに開いたドア5が閉じたとしても、付勢手段であるコイルばね14により、アクチュエータ12が格納側にあり、アクチュエータ12がスイッチ装置19に挿入されることはない。
つまり、アクチュエータ12を進出させるために、ドアハンドル11の操作が必要であり、作業員が立ち入った状態での機械装置の稼働再開を防止できる。
さらに、ドア5の開閉方向DDとドアハンドル11の変位方向DHとが揃っているため、ドア5を開閉させるためのドアハンドル11の操作が、アクチュエータ12を突出させるための動作となり、余分な操作を省略することができる。
また、アクチュエータ12の進退方向DAをドア5の平面方向に合わせたため、伝達機構13をも含めた機構をドア5の内部空間に収めることが容易である。
本実施形態では、進出したアクチュエータ12がスイッチ装置19に挿入された状態で、作業者がドアハンドル11の操作を解除しても、作業者が制御装置のスイッチ等を操作しない限り、進出側にあるアクチュエータ12がロック機構192によりロックされている。このため、付勢手段であるコイルばね14によって格納側に戻されることがなく、ドア5が閉じた状態でアクチュエータ12がスイッチ装置19に挿入された状態を維持することができる。
〔第2実施形態〕
図4から図6には、本発明の第2実施形態が示されている。
図4において、安全柵1Aは図示しない機械装置を囲うものであり、その一部にはドア枠2Aが設置されている。ドア枠2Aの内側は開口4Aとされ、この開口4Aを通して作業者が立ち入ることができる。
ドア枠2Aにはドア5Aが設置されている。ドア5Aは回動式の開き戸とされ、ドア枠2Aに固定されたヒンジ6Aを通る鉛直方向の回転軸を中心に開閉方向DRへ回動可能である。
ドア5Aは、ドア枠2Aの内側へ移動した際に、開口4Aを完全に覆う状態(閉鎖状態)となる。また、ヒンジ6Aと反対側(図中左側)が手前側へ移動した際に、開口4Aが開かれた状態(開放状態)となる。
ドア5Aには、ドアスイッチ10Aを構成するドアハンドル11およびアクチュエータ12が設置され、ドア枠2Aにはスイッチ装置19が設置されている。
図5および図6には、本実施形態のドアスイッチ10Aが詳細に示されている。
本実施形態のドアスイッチ10Aは、基本的に前述した第1実施形態のドアスイッチ10(図2および図3参照)と同じ構成を有する。このため、重複する説明は省略し、以下に異なる点のみ説明する。
図5および図6において、ドアスイッチ10Aを構成するドアハンドル11、アクチュエータ12、リンクアーム131で構成される伝達機構13、付勢手段であるコイルばね14については、第1実施形態のドアスイッチ10と同一であり、アクチュエータ12の進退方向DA、リンクアーム131の回動方向DLも同一である。
ただし、ドアハンドル11に関して、第1実施形態の支持アーム111が直線的な短冊状であったのに対し、本実施形態では支持アーム111AがL字状に形成されている。このような支持アーム111Aにより、ドアハンドル11は第1実施形態よりもドア5Aの端縁寄りに配置され、ドアハンドル11の変位方向はDSとされている。
本実施形態のドアハンドル11の変位方向DSは、ドア5Aの開閉方向DRと一致しないが、第1実施形態の変位方向DH(図2および図3参照)に比べてドア5Aの表面に交差する方向に近づいており、結果として開閉方向DRに近い方向とされている。
従って、ドア5Aが閉じた状態で、作業者がドアハンドル11をドア5Aの開閉方向DRへ移動させる操作を行えば、その操作の方向成分の大部分はドアハンドル11を変位方向DSに変位させる方向となる。つまり、本実施形態においても、作業者によるドアハンドル11の操作が、ドアハンドル11を変位させる動作、つまりアクチュエータ12を進退方向DAに進退させる動作となり、第1実施形態と同様に、余分な操作を省略することができる。
さらに、その他の構成については、第1実施形態と同様であり、これにより第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
本実施形態では、ドア5Aが閉位置にないときにアクチュエータ12をドア5Aに格納された状態に規制する飛び出し防止機構18が設置されている。
飛び出し防止機構18は、ドア5Aが閉位置にあることを検出する近接センサ181と、アクチュエータ12をドア5Aに格納された状態に規制するラッチ機構182とで構成されている。近接センサ181は、ドア5Aが閉状態にある際に、対向するドア枠2Aを検知する。ラッチ機構182は、通常はアクチュエータ12の角孔122などを係止しているが、近接センサ181がドア枠2Aを検知している際には、この係止を解除する。
従って、本実施形態では、ドア5Aが閉位置にない状態では、アクチュエータ12がドア5Aに格納された状態に維持され、回転式のドア5Aが閉じる際に、アクチュエータ12がドア枠2Aに干渉することを防止できる。
〔第3実施形態〕
図7には、本発明の第3実施形態が示されている。
前述した第1実施形態においては、ロック機構192は、制御装置のスイッチ等を操作することで解除され、これによりアクチュエータ12が移動可能となり、作業者がドアハンドル11を掴んで開方向へ移動させることで、ドア5を開くことができた。
これに対し、本実施形態では、作業者がドアハンドル11を掴むことで、自動的にロック機構192が解除される。
なお、本実施形態は、基本構成が第1実施形態と同様であり、重複する構成には同じ符号を用いて説明を省略する。そして、以下には第1実施形態との相違点についてのみ説明する。
図7において、ドアハンドル11には、作業者が把持したことを検出する接触センサ11Bが設置されている。接触センサ11Bは、スイッチ機構191が接続された機械装置の制御装置に接続されている。制御装置は、接触センサ11Bの検出信号を監視し、作業者がドアハンドル11を把持した際に、ロック解除条件を判定し、条件が揃っていればロック機構192を解除する。
このような本実施形態によれば、前述した第1実施形態と同様な効果が得られるほか、ドア5を閉じる際にロック機構192の解除を行うスイッチ操作などを省略することができる。
なお、このような接触センサ11Bによるロック機構192の解除は、前述した第2実施形態に適用してもよい。
〔変形例〕
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形などは本発明に含まれる。
前記実施形態においては、スイッチ装置19のロック機構192としては、例えばピンを進出させてアクチュエータ12の角孔122を係止する構成とした。しかし、本発明のロック機構としては、このような構成に限らず、ラッチ機構などの他の機械的構成、吸着装置、マグネットなどの電磁気的な手段を用いてもよい。
ロック機構としては、スイッチ機構191が接続された機械装置の制御装置が、ドアハンドル11を作業者が掴んだことをセンサで検知し、ソレノイドを動作させてロックを解除する構成を採用してもよい。
ドアハンドル11としては、各実施形態のような丸棒状のものに限らず、他の形状であってもよく、作業者が掴みやすい形状であればよい。
付勢手段としては、コイルばね14に限らず、板ばねやガススプリング、その他の弾性部材を用いたものであってもよく、電磁気力などの非接触で付勢を行うものなど、所定方向に常時力を加えられるものであれば適宜利用できる。
前記実施形態においては、ドア5,5Aが閉鎖状態としたうえで、ドアハンドル11を操作してさらに力を加えることでアクチュエータ12が突出するようにしていた。これにより、ドア5,5Aの開閉動作途中ではアクチュエータ12がドア5の外へ突出しないようにできる。
これに対し、第1実施形態では、ドア5を閉じる操作によってドアハンドル11が変位し、アクチュエータ12が突出した状態でドア5が移動し、閉鎖位置に至る直前にスイッチ装置19にアクチュエータ12が挿入されるような動作を行うようにしてもよい。
一方、第2実施形態では、ドア5Aが回動するため、ドア5Aの開閉方向DRとアクチュエータ12の進退方向DAが交差し、既に突出しているアクチュエータ12をドア5Aの回動によってスイッチ装置19に挿入することはできない。
ただし、アクチュエータ12をドア5Aの表面と交差する方向に配置し、つまりアクチュエータ12およびその進退方向DAとドア5Aの開閉方向DRとを一致させることで、ドア5Aの開閉動作によりアクチュエータ12をスイッチ装置19に挿入する動作を行うことができる。
例えば、ドア5Aに設置されるアクチュエータ12をドア5の回転方向(回転中心まわりの周方向)に延びる状態とし、ドア枠2Aに設置されるスイッチ装置19をアクチュエータ12が挿入可能な向きとすることができる。このような構成によれば、ドア5Aが閉じる際に、アクチュエータ12が突出した状態であっても、ドア枠2Aと干渉することはなく、第2実施形態のような飛び出し防止機構18は省略することができる。
本発明はドアスイッチに利用でき、機械装置の周囲に設置される安全柵のドアに利用できる。
1,1A…安全柵、10,10A…ドアスイッチ、11…ドアハンドル、11B…接触センサ、111…支持アーム、111A…支持アーム、112…スリット、12…アクチュエータ、121…スリット、122…角孔、13…伝達機構、131…リンクアーム、14…付勢手段であるコイルばね、18…飛び出し防止機構、181…近接センサ、182…ラッチ機構、19…スイッチ装置、191…スイッチ機構、192…ロック機構、2,2A…ドア枠、3…壁面、4,4A…開口、5,5A…ドア、6A…ヒンジ、AH…回動軸、AL…回動軸、DA…進退方向、DD,DR…開閉方向、DH,DS…変位方向、DL…回動方向。

Claims (6)

  1. 所定の開閉方向に移動可能なドアに設置され、所定の進退方向に移動可能であり、前記進退方向の格納側にあるとき前記ドアの内部に格納され、前記格納側と反対側の進出側にあるとき一部が前記ドアから突出するアクチュエータと、
    前記ドアに設置されて前記ドアに対して所定の変位方向へ変位可能なドアハンドルと、
    前記ドアハンドルの変位を前記アクチュエータに伝達して前記アクチュエータを前記進退方向の前記進出側へ移動させる伝達機構と、
    前記アクチュエータを前記格納側へ付勢する付勢手段と、
    前記ドアのドア枠側に設置され、前記ドアが閉じた状態で前記進出側にある前記アクチュエータが挿入可能なスイッチ装置と、を有し、
    前記ドアハンドルは、前記ドアに対して回動自在に支持され、
    前記伝達機構は、前記ドアに対して回動自在に支持されたリンクを介して前記ドアハンドルの変位を前記アクチュエータに伝達することを特徴とするドアスイッチ。
  2. 所定の開閉方向に移動可能なドアに設置され、所定の進退方向に移動可能であり、前記進退方向の格納側にあるとき前記ドアの内部に格納され、前記格納側と反対側の進出側にあるとき一部が前記ドアから突出するアクチュエータと、
    前記ドアに設置されて前記ドアに対して所定の変位方向へ変位可能なドアハンドルと、
    前記ドアハンドルの変位を前記アクチュエータに伝達して前記アクチュエータを前記進退方向の前記進出側へ移動させる伝達機構と、
    前記アクチュエータを前記格納側へ付勢する付勢手段と、
    前記ドアのドア枠側に設置され、前記ドアが閉じた状態で前記進出側にある前記アクチュエータが挿入可能なスイッチ装置と、
    前記ドアが閉位置にないときに前記アクチュエータを前記ドアに格納された状態に規制する飛び出し防止機構と、を有することを特徴とするドアスイッチ。
  3. 前記ドアハンドルは、前記ドアに対して回動自在に支持され、
    前記伝達機構は、前記ドアに対して回動自在に支持されたリンクを介して前記ドアハンドルの変位を前記アクチュエータに伝達する、請求項に記載のドアスイッチ。
  4. 前記ドアハンドルの変位方向と前記ドアの開閉方向とが同方向である、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のドアスイッチ。
  5. 前記スイッチ装置は、前記アクチュエータが前記進出側に移動した状態で前記アクチュエータをロックするロック機構を有する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のドアスイッチ。
  6. 前記ドアハンドルには、作業者が把持したことを検出する接触センサが設置され、
    前記ロック機構は、前記接触センサで作業者が把持したことが検出された際に解除可能となることを特徴とする請求項に記載のドアスイッチ。
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