JP6909864B2 - 粘性の物質用の排出装置及びそのための方法 - Google Patents

粘性の物質用の排出装置及びそのための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6909864B2
JP6909864B2 JP2019555158A JP2019555158A JP6909864B2 JP 6909864 B2 JP6909864 B2 JP 6909864B2 JP 2019555158 A JP2019555158 A JP 2019555158A JP 2019555158 A JP2019555158 A JP 2019555158A JP 6909864 B2 JP6909864 B2 JP 6909864B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press plate
press
transfer
container
piston
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019555158A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020516806A (ja
Inventor
シャイゲンフルーク、エーリッヒ
Original Assignee
シャイゲンフルーク アーゲー
シャイゲンフルーク アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャイゲンフルーク アーゲー, シャイゲンフルーク アーゲー filed Critical シャイゲンフルーク アーゲー
Publication of JP2020516806A publication Critical patent/JP2020516806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6909864B2 publication Critical patent/JP6909864B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B67OPENING, CLOSING OR CLEANING BOTTLES, JARS OR SIMILAR CONTAINERS; LIQUID HANDLING
    • B67DDISPENSING, DELIVERING OR TRANSFERRING LIQUIDS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B67D7/00Apparatus or devices for transferring liquids from bulk storage containers or reservoirs into vehicles or into portable containers, e.g. for retail sale purposes
    • B67D7/06Details or accessories
    • B67D7/58Arrangements of pumps
    • B67D7/62Arrangements of pumps power operated
    • B67D7/64Arrangements of pumps power operated of piston type
    • B67D7/645Barrel pumps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C11/00Component parts, details or accessories not specifically provided for in groups B05C1/00 - B05C9/00
    • B05C11/10Storage, supply or control of liquid or other fluent material; Recovery of excess liquid or other fluent material

Description

本発明は、提供された容器、特にバレルから高粘性の、特にペースト状の物質を取り出すことに関する。
例えば、接着技術又は化粧品工業において、高粘性の物質を処理する場合に度々問題が生じる。当該問題としては、これらの物質又はその原料が約200lバレル、又は20lバケツのような移送容器で提供され、かつそこから粘性の材料を使用側、例えば配量ピストル又はミキサーへ供給しなければならないことである。
以下の説明は、バレルについてのみ行うが、本発明の目的のためには片側が開放したすべての容器が含まれる。と言うのは、例えばカートリッジの場合には、原理的に開放した前側は、通常、軸方向に移動可能な、密閉を行う閉鎖栓によって閉鎖され、かつ付加的にカートリッジは逆の前側に、大体において取り出し開口部を有しているからである。
その場合に容器からの取り出しと離れた使用側への移送は、必要に応じて、かつ自動的に行われ、かつ面倒な手動の後処理なしで、バレルをできる限り残りなく空にすることが可能でなければならない。
その場合に度々粘性の材料特性に基づいて、その流動性を高めるために、取り出しと移送の前に導管を介してその材料を加熱することは、許されない。
これに関連して、いわゆるバレルプレスが既に知られており、それにおいて空にすべきバレル内の粘性の材料上にプレス板が取り付けられ、そのプレス板は、例えばその中心に透孔を有し、その透孔に粘性の材料のための移送導管が接続されている。
このプレス板の外周は、バレルの内周に対して密に添接するように形成されている。プレス板を充分な力と必要に応じた距離で下方へプレスすることによって、粘性の材料が移送導管内へ圧入され、そのようにしてバレルから離れた使用側へ、使用側における所望の量と充分な圧力で供給され、その場合にそれぞれ移送導管の長さに応じてその推移内に付加的に1つ又は複数のポンプを配置することができる。
このようにして、バレルを空にするやり方は、複数の問題を有している。
1つには、移送すべき材料の粘性、従って粘靱性が増大するにつれて、プレス板を押し下げるための力消費が著しく増大するので、まさにそれ以降の移送区間にわたる比較的粘靱性、高粘性の材料の移送は、排出装置内、又は移送区間の推移内の付加的なポンプなしでは、不可能である。
他の問題は、粘性の材料上にプレス板を取り付ける際に、プレス板の下に空気が封じ込められて、それが材料を移送する際に移送導管内へ達することにあり、それは原則的に望ましくない。というのは、材料は使用側によって度々正確な配量で取り出されなければならず、かつこの配量は、移送導管内に気泡がある場合にはもはや不可能であって、それによって例えば形成された接着剤塗布に隙間があって、したがって欠陥を有するものになるからである。
さらに、まさに高粘性の材料において必要なプレス力を減少させるために、プレス板を円錐状に形成することによって、移送導管内への材料の流れを支援することが、有意義であるかもしれない。しかしこれは、高い残量をもたらし、それは取り出しの最後になるにつれてバレル内に残留する。
さらに、プレス板がバレルの底に達し、かつ駆動装置が正しい時期にオフにされない場合に、プレス板にかかる比較的高い力によって、プレス板又はプレス板の駆動装置が損傷することは、回避されなければならない。
他の問題は、材料の粘性が増大するにつれて、移送長さにわたる圧力損失が純粋に上昇し、且つバレルプレスにおいて、又はその近傍において存在する、移送すべき材料内の圧力から、使用側において材料内に生じる圧力を推定できないことにある。
それに対してこの種の容器を従来のように、ポンプ、例えばピストンポンプを用いて、空にする場合には、多くの異なる材料内に摩耗性の強い充填剤が含まれており、それによって、短い期間内に各ポンプが摩耗してしまうということに問題がある。
これに関連して生じる問題は、移送導管内の動圧が高くなり過ぎることがあり、それによってプレス板の外側の端縁とバレルの内周壁との間のシールが材料によって貫通され、材料がプレス板の上側へ達してしまうことにもある。
したがって本発明の課題は、高粘性の材料の場合でも確実に機能し、かつ充分な寿命を有する、バレルプレスを有する排出装置を形成することと、この種の高粘性の材料を排出するための方法を提供することである。
排出装置に関してこの課題は、移送導管がプレス板の透孔に直接固定されていないことによって、解決される。
その代わりにプレス板の後側、通常上側からプレスシリンダが引き戻し方向に延びており、そのプレスシリンダの前側の、通常下方の、端部がプレス板と密に結合されている。このため、プレス板がプレスシリンダの底の一部を形成する。
というのは、容器を空にする際に、このプレスシリンダがプレス板と共に容器内へ進入するからであって、プレスシリンダは空にすべき容器の自由な内側の直径よりも小さい自由な内側の直径を有し、プレスシリンダの外周は、プレス板の外側端縁に対して径方向の間隔により位置決めされており、したがって径方向内側へ引っ込んでいる。
プレスシリンダ内に移送ピストンがプレスシリンダの内周面に密着して軸方向に、プレス板自体と同様に移送方向にも、引き戻し方向にも摺動可能であり、かつ専用の移送駆動装置によって駆動され、その移送駆動装置は、プレス板を軸方向に移動させるプレス駆動装置とは関係なく、駆動することができる。
移送ピストンの、大体において中央に、透孔が配置されており、当該透孔の後側に移送導管が密着固定されており、その移送導管を通して移送すべき材料が流れることができる。
バレルから材料が移送ピストン内のこの透孔へ達することができるようにするために、プレス板内に1つ又は複数の逆止弁が設けられているので、材料はプレス板を前側から後側へ向かって、通常、下から上へ向かって、したがって移送ピストンの方向にのみ通過することができるが、逆はできない。
その場合に逆止弁は、好ましくはプレス板の後側を越えて張り出してはならず、かつ/又はその前側を越えて張り出してもならない。
この配置によって以下のやり方が可能である。まずプレス板と移送ピストンがその初期位置へ移動される。これは、プレス板については、それが容器の開放した前側から容器内へ挿入されて、容器から取り出すべき材料の表面上へ載置されることを、意味している。
移送ピストンについて、これは、移送ピストンが軸方向の初期位置へ移動され、この初期位置は、移送ピストンが好ましくはプレス板のこの後側上に載置されることによって、プレス板の後側のできるだけ近傍に来ることを、意味している。
その後、以下のシーケンスが(材料需要に応じて多かれ少なかれ迅速に、しかし通常は何回か連続して)最終的に材料がもはや必要とされなくなるか、又は容器が空になるまで実施される。
a)プレス板が、それに固定されているプレスシリンダと共にさらにプレス方向に容器内へ、したがって容器の底の方向へ、挿入される。したがってそれによって容器内で圧力をかけられた材料は、1つ又は複数の逆止弁を通してプレス板を通り抜けてその後側へ流れて、プレスシリンダを充填すること及びその際にプレスシリンダ内の移送ピストンをその初期位置から引き戻し方向へ戻るように移動させることを、開始する。
容器の自由な内径は、プレスシリンダの自由な内径よりも大きいので、プレス板が移送方向に1つの長さ単位だけ前進移動することは、移送ピストンが(それによって押し出された材料体積を収容するために)この長さ単位よりも多く、その初期位置からプレスシリンダに対して引き戻し方向に引き戻されることを、意味している。
このようにして、プレスシリンダ内に所定の充填状態が達成された場合、したがって移送ピストンが所定の軸方向の目標位置へ達した場合に、
b)プレス板の軸方向移動が停止する。
c)プレス板がさらに停止している、したがって静止している場合に、移送ピストンはプレス方向に移動され、したがってプレス板に近づくように移動されて、所定の目標位置に達し、プレス板に大体において密接し、又は直接密接する。移送ピストンとプレス板の後側との間に封じ込められた材料は、逆止弁を通って逃げることはできないので、それによって材料は移送ピストン内の透孔内へ、そしてそれに接続された移送導管(移送導管は移送ピストンに続いて、通常、まず移送ピストンの中空のピストンロッドからなる)内へ圧入されて、したがって使用側の方向へ移送される。
これは、材料をプレスシリンダから移送導管内へ押し出す場合に、プレス板シールのために許容される最大値よりも高い圧力をもたらすことができる、という利点を有している。
しかし、互いに対して正確に調整されている移送ピストンの外周面とプレスシリンダ(このプレスシリンダはさらに、バレルよりも安定して形成することができる)の内周面との間のシールは、通常、製造不正確さの大きいバレルの内周面に対するプレス板のシールよりも、ずっと高い負荷をかけることができる。
このようにして、きわめて強粘性の材料の場合でも、材料の確実な移送が可能であって、材料がシールを通して押し出されることはない。
移送ピストンの初期位置、目標位置及び目的位置は、もちろん、各移送プロセスにおいてプレス板が移動する区間と同様に、好ましくは調節可能とすることができる。
付加的に、方法を制御するために材料内の圧力が、例えばプレス板の前側において、及び/又は移送ピストンの前側において、及び/又は移送導管内で、それが移送ピストンの近傍であろうと、及び/又は使用側の近傍であろうと、測定される。
これらの圧力値及び排出すべき材料の既知のパラメータに基づいて、プレス板及び/又は移送ピストンの移動が、これらのコンポーネントの時間的順序、時間長さ及び速度に関して、制御される。
移送すべき材料内の空気封入を回避するために、容器内の材料の上側へプレス板を載せる前、及び特にその間、それらの間の空間に負圧が供給されるか、又は空にすべき容器全体の少なくともその開放した側がケーシング内に密に収容され、そのケーシングの内部空間に、特に材料上にプレス板を載せる前及びその際に、空気封入を確実に回避するために、負圧が供給される。
この方法を実施するために、好ましくは排出装置において、他の詳細が設けられる。
プレスシリンダの内径は、空にすべき容器、特にバレルの内径に対して、できる限り同じ大きさに選択されてはならず、好ましくは少なくとも5%、好ましくは少なくとも10%、好ましくは少なくとも15%、好ましくは少なくとも20%、好ましくは少なくとも30%だけ小さく選択され、それによって特に移送ピストンとプレスシリンダの間のシールの周長さができるだけ小さく抑えられる。
プレス板駆動装置と移送プレート駆動装置は、互いに独立して制御可能であって、好ましくは1つ又は2つの平行に延びる、駆動部材としてのねじスピンドル又は作業シリンダ、例えば油圧シリンダもしくは空気圧シリンダを有している。
逆止弁として、単純なボール弁又は他の形式の逆止弁を設けることができる。しかし好ましくは、逆止弁は、プレス板の後側を越えて張り出してはならず(そうでないと移送ピストンがプレス板の後側に完全に接するように移動できないからである。)、かつ/又はプレス板の前側を越えて張り出してはならない(そうでないとプレス板の前側がバレルの底に完全に接するように移動できないからである。)。
したがって、好ましくはプレス板は、軸方向において、1つ又は複数の逆止弁が軸方向において完全にその中に位置を占めるような厚みをもたなければならない。
プレス板を通して材料が移送ピストンの方向に迅速に通過することを保証するために、全体として設けられている逆止弁(その全てがプレスシリンダの自由な直径の内部の径方向領域内に位置しなければならない。)の自由な通過部の合計が、その開放された状態において、プレスシリンダの底面積の少なくとも15%、好ましくは少なくとも20%、好ましくは少なくとも30%、好ましくは少なくとも40%、好ましくは少なくとも50%でなければならない。
プレス板とそれに接続されているプレスシリンダとの間の密閉性の問題が発生しないようにするために、最も確実な解決は、プレス板をプレスシリンダと共に一体的に形成することであるが、それは大きな製造の手間を必要とし、かつ、通常はきわめて流動性の材料の場合にしか選択されない。
それに対して好ましくはプレス板は、プレスシリンダに簡単なやり方で取り外し可能に、したがって取り外し可能かつ取り付け可能に、固定されている。
これは、複数の利点を有している。
1つには、清掃の目的のために、プレス板はプレスシリンダから取り外すことができる。
しかし、特にこのようにして、それぞれからにすべきバレルの直径に適合させて、適切なプレス板をプレスシリンダに固定することができるので、この排出装置は様々な直径のバレルのために利用することができる。
この方法を制御するために、一方で、特に上述した箇所において、圧力センサが使用され、他方では、位置センサが使用され、それらはプレス板及び/又は移送ピストンに設けられており、それらのセンサによって一方では排出装置の内部のプレス板の軸方向の位置が、利用状態においてバレルに対して測定され、他方ではプレスシリンダに対するプレスピストンの軸方向の位置が測定される。
材料の移送を強化するために、好ましくは少なくとも部分的にフレキシブルなチューブからなる移送導管内に、外部からチューブに作用するチューブポンプが設けられている。
移送される材料内の空気封入を回避するために、プレス板の前側に(プレスシリンダの領域を径方向に離れて)かつ/又は移送導管内に負圧接続端を設けることができる。
移送される材料内の空気封入を回避する他の可能性は、排出装置のフレームがケーシングも有しており、その中へ容器全体か、又は少なくとも容器の開放側を含む部分を挿入して、少なくとも開放側を密に閉鎖することができることにある。ケーシングが負圧接続端を有しており、それを介してケーシングの内部空間が負圧源と接続可能である。
移送導管の内側における材料の摩擦による圧力上昇を最小限に抑えるために、移送導管の内側面は摩擦を減少させる表面形態を有することができる。
上述した方法においては、移送ピストンによる材料の連続的な移送は行われないので、好ましくは移送導管内に材料用のバッファが設けられる。これにより、プレスシリンダ内で移送ピストンが静止している場合でも、さらにバッファから材料を接続されている使用側へ供給することができる。
移送導管内のこの種のバッファは、例えば充分に大きい容積を有するピストンポンプ又はメンブレンポンプとすることができる。
その場合には、通常、移送ピストンのピストンロッド、場合によっては特にプレスシリンダも、ケーシングを通って延びなければならない。
以下、本発明の実施形態を例で詳しく説明する。
開放された真空容器を有する従来技術に基づくバレルプレスの正面図である。 開放された真空容器を有する従来技術に基づくバレルプレスの側面図である。 開放された真空容器を有する従来技術に基づくバレルプレスの上からの上面図である。 開放された真空容器を有する従来技術に基づくバレルプレスを、前からの視線方向において示す垂直断面図である。 本発明に係るバレルプレスを、図2と同様の垂直断面で示している。 図3に示すバレルプレスを様々な機能位置で示す図である。 図3に示すバレルプレスを様々な機能位置で示す図である。 図3に示すバレルプレスを様々な機能位置で示す図である。 図3に示すバレルプレスを様々な機能位置で示す図である。 図3に示すバレルプレスを様々な機能位置で示す図である。
図1a、図1b、図1c及び図2は、バレルプレスの形式の排出装置を外側の図と断面表示で示している。
その場合に材料52が、図1aと図2に示す、上が開放されたバレル50から、バレル50の内周面内へ上から密に挿入することができるプレス板2及びその圧力側2aが材料52へ圧力を加えることによって、移送される。このため、この材料52は、図2において最もよく認識されるように、その後、対向する後側2bから張り出す中空のピストンロッド17によって上方へ押し上げられた上で、ピストンロッド17に接続されている移送導管4を通して、単に図2に示す使用側53へ移送される。
このプロセスは負圧下で、また理想的な場合においては真空下で、行うべきであるので、バレル50はまずケーシング6内へ挿入され、そのケーシング6は中実のハウジング6aとここでは揺動して開いた状態で示されるドア6bからなり、そのドアは閉鎖された状態においてはケーシング6を密閉し、その内部空間9内に所望の負圧が発生される。この目的のために、ケーシング6は負圧接続端7を有し、それを介してケーシング6が負圧源8と接続されている。
唯一の部材としてピストンロッド17が延びており、そのピストンロッド17にプレス板2の前方の端部が固定されており、かつピストンロッドがプレス板2を、ケーシング6の上側を通してその内部空間9内へ、移動させ、その場合に外部から空気を負圧下にある内部空間9内へ進入させないために、通過部はしかるべく密閉されている。
そのために、高粘性の材料の場合には、プレス板2又はそれを駆動するピストンロッド17へ、100トンに至るまでの非常に強い力を加えなければならないので、ケーシング6は中実のフレーム1内にあって、そのフレームの上方の領域内には、2つのねじスピンドル15又はボールスクリュースピンドルが垂直に並べて配置され、かつ平行に延びており、それらが一緒に横方向に位置するヨーク12へ作用し、そのヨークが中空のピストンロッド17の後ろ上方の端部と結合されており、そのピストンロッドはプレス板2まで延びている。
プレス板2によってバレル50内の材料52へ加わる圧力によって、バレル50が径方向に変形しないように、又は特に破裂することがないようにするために、従来技術においてはバレル50の回りに、大体において安定した枠13(図1aを参照)が取り付けられており、その枠はバレル50の外側に密着し、かつその中に生じる圧力に耐える。
それにもかかわらず、この場合においても、プレス板シールはバレルの変形に基づいて完全に密ではなく、さらにこの種の安定した枠13は、機械を製造する場合の手間だけでなく、それぞれバレル50の寸法に応じて、また大体において様々なメーカーのバレルについても、それに合わせた別々の枠13が必要になる。
このことは、バレル用のこのように安定した枠を有するケーシング内に新しいバレル50を挿入する場合にも、各バレルの挿入プロセスを複雑かつミスを生じ易くしてしまう。
他の欠点としては、バレルが、特に壁厚、内径及び外径に関して、その実際の寸法に対して比較的大きい変動幅を有するといった事実がある。
したがって、本発明によれば、図3に示す排出装置の形成が提案され、それは図2と同じ表示を利用する。
その場合に認識されるように、プレス板2の後側2bから上方へ向かって、したがって軸方向10の引き戻し方向10bに、プレスシリンダ22が延びており、かつプレス板2の横断面内でプレスシリンダ22の内周面の内部に、移送すべき材料52のための少なくとも1つ、通常は複数の、透孔3が設けられているが、それらの透孔はそれぞれ逆止弁19として、この場合においては弁体としてのボール19aをもって、形成されている。この少なくとも1つの逆止弁19の通過方向は、下から上へ向かう方向、したがってプレスシリンダ22の内部へ向かう方向だけであって、その逆ではない。
プレス板2は、大体において複数の、軸方向10に相前後して配置されたプレス板シール14を介してバレル50の壁50bの内周面に摺動可能に添接している。
プレスシリンダ22は、軸方向10において中空であって、その内部にプレスピストン24が軸方向に走行可能に、通常軸方向に相前後して配置された複数の移送ピストンシール23によって密閉されて、密に案内されている。
移送ピストン24は、中央の透孔3’を有しており、その透孔はプレスピストン24から上方へ向かって、したがって引き戻し方向10bに延びる、軸方向に中空のピストンロッド17内へ連通しており、そのピストンロッドに、使用側53へ通じる移送導管4の上方の下流側の終端領域が接続されている。
プレス板2及び移送ピストン24は、軸方向10において互いに独立して、プレス方向10aにも、引き戻し方向10bにも移動することができる。
移送ピストン24及びプレス板2の位置は、それぞれの、又は共通の位置センサ55によって監視することができ、図3においてはそのうちの1つがケーシング6に、ピストンロッド17用の透孔と並んで配置されており、かつ他のものがピストンロッド17に配置されている。材料52内の圧力を測定するために、例えば移送ピストン24の下側に、圧力センサ54を設けることもできる。
移動は、共通の駆動装置5によって行われるが、選択的にプレスシリンダ22、したがってプレス板2のピストンロッドか、あるいは移送ピストン24のピストンロッド17がこの共通の駆動装置5と結合されている限りにおいて、互いに独立して行われ、あるいは両方を同時に連結することもできる。
プレスシリンダ22は、ケーシング6の上側の切り欠き内に密閉されて軸方向に滑り移動するように摺動可能であって、これは従来技術に基づく解決におけるプレス板2のピストンロッド17の場合と同様である。
もちろん、プレス板2及び移送ピストン24を別々の駆動装置によって軸方向に駆動すること、したがってそれぞれ駆動装置を一方でプレスシリンダ22と、そして他方でピストンロッド17と結合することも、可能である。
排出装置のこの実施形態によって、プレス板2をバレル50の上方を向いた開放した側へ導入し、取り出すべき材料52上に載せて、さらにプレス板2を下方へ移動させることによって、材料52がプレス板2の透孔3を通して(逆止弁19の通過方向19’に)プレス板2の上方の領域内へ、そしてそれに伴ってプレスシリンダ22内へ流入させることが可能である。そのための前提は、移送ピストン24は材料52が達した際に大きい抵抗を受けず、単に移送ピストンシール23とプレスシリンダ22との間の滑り摩擦及び移送ピストン24とそのピストンロッド17の自重を克服するだけでよいことである。
したがってプレス板2と移送ピストン24の駆動装置が共通である場合に、共通の駆動装置5によってプレス板2を押し下げる場合に、移送ピストン24はこの駆動装置と結合されていてはならず、この駆動装置に対して自由に移動することができる。
それに対して材料をピストンロッド17及び接続されている移送導管4を通して使用側まで押し送るためには、著しく高い圧力が必要である。この圧力は、プレスシリンダ22の内部へ材料52を充分に充填した後にプレス板2の前進運動、したがって下降運動が終了されて、プレス板2が静止した場合に移送ピストン24が下方へプレスされることによって、もたらされる。これは、駆動装置5が共通である場合には、そのためにプレス板2が駆動装置5から切り離されて、その代わりに移送ピストン24が駆動装置と直接結合されなければならないことを、意味している。
しかし、必要な高い圧力は、逆止弁19(これは上から下を向いた方向に材料52を通さない)を含めたプレス板2の上を向いた後側と、移送ピストン24との間、及びそれに伴ってピストンロッド17内にのみ発生するが、バレル50の底50aとプレス板2の間の領域内には発生しない。したがってこの高い圧力は、プレス板2とバレル50の間のプレス板シール14にも作用せず、したがってそのシール作用は移送ピストンシール23のそれよりもずっと小さい。
さらに、プレス板2と移送ピストン24の間に生じる圧力は(図1と図2に示す公知の解決の場合と同じ力が供給された場合に)、公知の解決において重要であるように、プレス板2の横断面に比較して移送ピストン24の横断面が小さいことによって、著しく高い。これは、本発明に係る解決において同じ圧力を発生させるためには、より弱い駆動装置5で充分であることを、意味している。
このようにして、図4a〜図4eを用いて認識可能であるように、バレルは1つ又は大体において複数のステップで空にすることができる。
図4aに示す第1のステップにおいて、プレス板2がバレル50内へ挿入されて、その中にある材料52の表面上へ載せられて、移送ピストン24の下方でプレスシリンダ22内の材料の充填量が充分になるまで、下方へ移動され、それによって移送ピストンは高く押し上げられるか、あるいは既にプレス板2に対して高く移動した位置にある。
次に、図4bに示すように、プレス板2が停止されて、移送ピストン24の下降、したがって前進方向の移動、によって、停止したプレス板2と移送ピストン24の間にある材料がピストンロッド17内へ、そしてそれに伴って最終的に移送導管4内へ、そして使用側53へ押し出される。移送ピストン24の前進運動は、遅くともプレス板2の後側2bに、したがって上側に接触した場合に終了する。
このプロセスは、図4cと図4dに示すように1回又は複数回繰り返すことができる。
その場合に最後の排出ステップにおいて、プレス板2は、バレル50の底50a上に乗るまで、下方へ移動されて、その後停止され、かつ移送ピストン24は、それがプレス板2の後側2b、つまり上側、に着座するまで下降する。
したがってバレルは空になっており、プレス板2は上方へ向かってバレル50から引き出すことができ、空のバレル50は満たされたバレルと交換される。
従来技術においても、本発明に係る解決においても、フレーム1内の固定位置にそれぞれスピンドルナット25を取り付けることができ、それを通してねじスピンドル15が延びている。2つのねじスピンドル25の各々は、ここでは別々の電気モータ16によって駆動され、その場合にねじスピンドル15の軸方向運動をもたらす、2つのスピンドルナット25の回転は、2つのスピンドルナット25の間に作用し、かつ両者と作用結合された、特にカップリングの形式の同期結合によって、機械的に同期されている。
送り方向におけるプレス板2のそれぞれの位置を認識するために、フレームに、例えば、フレーム1の内側に固定されたセンサストリップ21aと位置発生器、例えば磁歪センサの場合には位置磁石21bとからなる位置センサ21が配置されており、ねじスピンドル15、ヨーク12、ピストンロッド17及びプレス板2からなるユニットが垂直方向に、したがって軸方向に走行する場合に、センサストリップ21aに沿って下方へ移動し、それに伴ってプレス板2の位置が検出されるので、プレス板がバレル50の底に達し、したがってバレルが空になった場合に、プレス板2を停止させることができる。
材料を移送する移送導管4は、ヨーク12のしかるべき接続スリーブに固定されているので、移送導管4は、通常、フレキシブルであるが、高耐性のチューブからなり、そのチューブは、図1bと図2に示すように、フレーム1の後側から離れるように案内される。
1:フレーム
2:プレス板
2a:圧力側
2b:後側
3、3’:透孔
4:移送導管
5:駆動装置
6:ケーシング
6a:ハウジング
6b:ドア
7:負圧接続端
8:負圧源
9:内部空間
10:軸方向、垂直
10a:プレス方向
10b:引き戻し方向
11:横方向、水平
12:ヨーク
13:枠
14:プレス板シール
15:ねじスピンドル
16:電気モータ
17:ピストンロッド
18:ばねパケット、蓄勢器
19:逆止弁
19’:通過方向
19a:ボール
20:制御
21a、b:位置センサ
22:プレスシリンダ
23:移送ピストンシール
24:移送ピストン
25:スピンドルナット
26:カップリング
50:バレル
50a:底
50b:周壁
52:材料
53:使用側
54:圧力センサ
55:位置センサ

Claims (14)

  1. 開放側(50a)と軸方向(10)に延びる周壁(50b)とを有する容器(50)、特にバレル(50)から、粘性の材料(52)を使用側(53)へ供給するための排出装置であって、前記排出装置は、
    前記容器(50)を収容するためのフレーム(1)と、
    移動可能なプレス板(2)であって、前記プレス板がプレス方向(10a)及び引き戻し方向(10b)においてプレス板駆動装置(5)によって駆動可能であると共に、前記プレス板が前記開放側から前記容器(50)内へ圧入されることで、前記プレス板の外側の端縁が前記容器(50)の前記周壁(50b)の内側面に密接する、プレス板(2)と、
    前記プレス板(2)の透孔(3)に接続された、移送すべき前記材料(52)のための移送導管(4)と、を備え、
    前記プレス板(2)の後側からプレスシリンダ(22)が前記引き戻し方向(10b)に延びており、
    前記プレス板(2)内に、前記プレスシリンダ内部の径方向の領域内に、前記プレス板(2)の前側(2a)から後側(2b)への通過方向(19’)を有する少なくとも1つの逆止弁(19)が配置され、
    前記プレスシリンダ内に、移送駆動装置(5’)によって前記プレス方向(10a)及び前記引き戻し方向(10b)に移動可能な移送ピストン(24)が設けられることで、前記移送ピストン(24)の外側の端縁が、前記プレスシリンダ(22)の前記周壁(50b)の内側面に密接し、
    前記移送ピストン(24)が透孔(3’)を有し、前記透孔の後側に前記移送導管(4)が接続されている、ことを特徴とする排出装置。
  2. 前記プレスシリンダ(22)の内径が、前記容器(50)の前記周壁(50b)の内径よりも小さい、請求項1に記載の排出装置。
  3. 記プレス板駆動装置(5)及び/又は前記移送駆動装置(5’)は、1つ又は2つの平行に延びるねじスピンドル又は1つの作業シリンダ、特に油圧シリンダもしくは空気圧シリンダを有している、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の排出装置。
  4. 少なくとも1つの前記逆止弁(19)が、ボール弁である、ことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の排出装置。
  5. 前記プレス板(2)は、前記プレスシリンダ(22)と一体的に形成され、
    かつ/又は
    前記プレス板(2)は、前記プレスシリンダ(22)に取り外し可能及び取り付け可能に固定されている、ことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の排出装置。
  6. 少なくとも1つの圧力センサ(54)は、前記移送ピストン(24)及び/又は前記使用側の近傍に設けられていると共に、前記材料(52)内の圧力を測定し、及び/又は
    少なくとも1つの位置センサ(55)は、前記プレス板(2)及び/又は前記移送ピストン(24)に設けられていると共に、前記排出装置内の前記プレス板(2)の軸方向の位置又は前記プレスシリンダ(22)内の前記移送ピストン(24)の軸方向の位置を測定する、ことを特徴とする請求項1から5のうちいずれか一項に記載の排出装置。
  7. 前記移送導管(4)は、少なくとも部分的にフレキシブルなチューブからなり、
    前記フレキシブルなチューブに外側から前記チューブに作用するチューブポンプが配置されており、及び/又
    前記移送導管(4)の内側面が摩擦を減少させる表面を有している、
    ことを特徴とする請求項1から6のうちいずれか一項に記載の排出装置。
  8. 前記移送導管(4)内に、特にピストンポンプ又はメンブレンポンプの形式で、充分に大きい容積を有する材料(52)用のバッファが設けられることで、前記容器(50)の排出の停止状態において、前記バッファから前記使用側へさらに材料(52)を供給することができる、ことを特徴とする請求項1から7のうちいずれか一項に記載の排出装置。
  9. 前記フレーム(1)は、ケーシング(6)を有し、
    前記ケーシングは、密に閉鎖され、及び/又は前記開放側を有する前記容器の少なくとも一部を挿入するため、若しくは前記容器(50)の全体を挿入するために開放することができ、
    前記ケーシング(6)は、負圧接続端(7)を有し、当該負圧接続端を介して前記ケーシング(6)の内部空間(9)が負圧源(8)と接続可能であって、
    前記移送ピストン(24)の前記ピストンロッド(17)と前記移送シリンダ(22)が、前記ケーシング(6)の壁を通って延びている、ことを特徴とする請求項1から8のうちいずれか一項に記載の排出装置。
  10. 請求項1から9のうちいずれか一項に記載の排出装置を用いて、片側が開放した容器(50)、特にバレル(50)から粘性の材料(52)を排出する方法であって、
    前記容器(50)内の前記材料(52)の表面上に前記プレス板(2)が配置され、ここで、前記移送ピストンは、前記プレス板(2)に対する軸方向の初期位置を有すると共に、前記プレス板(2)の後側(2b)に密接し、その後
    a)少なくとも1つの前記逆止弁を通過する前記材料(52)が所定の充填量まで前記プレスシリンダを充填することで、特に前記プレスシリンダ内の前記移送ピストンが引き戻し方向(10b)に引き戻されるまで、前記プレス板(2)がさらに前記容器(50)内へ移送方向(10a)に進入し、
    b)前記プレス板(2)が停止され、
    c)プレス板(2)が停止した場合に、前記移送ピストンがさらに前記プレスシリンダ内へ、前記プレス板(2)に対して所定の目標位置に達するまで、前記移送方向(10a)に進入する、方法。
  11. 前記ステップa)からc)は、特に前記プレス板(2)が前記容器(50)の底へ達するまで複数回連続して繰り返される、ことを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記移送ピストン(24)の初期位置及び/又は目標位置が調節可能である、ことを特徴とする請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記材料(52)内の圧力が、前記プレス板(2)の前側(2a)、及び/又は前記移送ピストンの前側、及び/又は使用側の近傍において前記移送導管(4)内で、測定されて、制御部へ伝えられ、
    前記材料(52)内の圧力に従って、前記プレス板駆動装置(5)及び/又は前記移送ピストン駆動装置(5’)が、前記制御部によって制御される、ことを特徴とする請求項10から12のうちいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記容器(50)内の前記材料(52)の上側に前記プレス板(2)を配置する前及び配置している間に、その間の空間に負圧が供給され、
    特に、−片側が開放した前記容器(50)の全部又は少なくともその開放した側がケーシング(6)内へ挿入され、
    前記ケーシング(6)が密閉された後に前記ケーシング(6)の内部空間(9)に負圧が供給される、ことを特徴とする請求項10から13のうちいずれか一項に記載の方法。
JP2019555158A 2017-04-18 2018-04-18 粘性の物質用の排出装置及びそのための方法 Active JP6909864B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102017108187.9A DE102017108187B4 (de) 2017-04-18 2017-04-18 Entleervorrichtung für viskose Stoffe sowie Verfahren hierfür
DE102017108187.9 2017-04-18
PCT/EP2018/059844 WO2018192943A1 (de) 2017-04-18 2018-04-18 Entleervorrichtung für viskose stoffe sowie verfahren hierfür

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020516806A JP2020516806A (ja) 2020-06-11
JP6909864B2 true JP6909864B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=62025849

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019555158A Active JP6909864B2 (ja) 2017-04-18 2018-04-18 粘性の物質用の排出装置及びそのための方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10974954B2 (ja)
EP (1) EP3440010B1 (ja)
JP (1) JP6909864B2 (ja)
KR (1) KR102323915B1 (ja)
CN (1) CN110431104B (ja)
DE (1) DE102017108187B4 (ja)
WO (1) WO2018192943A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016125207A1 (de) * 2016-12-21 2018-06-21 Atlas Copco Ias Gmbh Vorrichtung zum Fördern von viskosem Material
DE102017108187B4 (de) * 2017-04-18 2019-02-28 Scheugenpflug Ag Entleervorrichtung für viskose Stoffe sowie Verfahren hierfür
DE102017119439A1 (de) * 2017-08-24 2019-02-28 Khs Gmbh Verfahren zum Steuern der Menge eines auf einen Träger aufzubringenden Klebemittels
FR3107736B1 (fr) * 2020-03-02 2022-04-01 Fives Filling & Sealing Dispositif et procede de transfert de matiere visqueuse
DE102020131081B3 (de) * 2020-11-24 2021-11-11 ventUP GmbH Verfahren zum Entleeren von viskosem Material aus einer beidseitig offenen Kartusche sowie hierfür geeignete Entleer-Vorrichtung
DE102021109816A1 (de) * 2021-04-19 2022-10-20 ventUP GmbH Verfahren zum Entleeren von viskosem Material aus einer beidseitig offenen Kartusche sowie hierfür geeignete Entleer-Vorrichtung
DE102021116843A1 (de) * 2021-06-30 2023-01-05 ventUP GmbH Entleervorrichtung mit Fassfolge-Schlauchpumpe sowie Verfahren für ihren Betrieb
DE202022002786U1 (de) 2022-12-30 2023-06-23 Dosmatix Gmbh Schutzkappe, Fassfolgeplatte und Fassentleervorrichtung

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2221763A (en) * 1937-07-10 1940-11-19 Aro Equipment Corp Pumping apparatus for grease and the like
US2443981A (en) * 1945-03-19 1948-06-22 Frank F Funk Grease gun charger
US2630248A (en) * 1948-10-08 1953-03-03 Dirkes Ind Inc Pump for dispensing fluid substances from containers
US3478930A (en) 1967-12-05 1969-11-18 Haas Inc John I Apparatus for dispensing viscous materials such as hop extract
US3758003A (en) * 1971-12-20 1973-09-11 Aro Corp Hot melt liquefying and pumping mechanism
US3976229A (en) 1975-03-31 1976-08-24 Pyles Industries, Inc. Hot melt dispensing apparatus
US4570833A (en) * 1983-08-26 1986-02-18 Vanderjagt John A Pumping system
NL8701165A (nl) * 1987-05-14 1988-12-01 Langen Research Inrichting voor het ledigen van een vat.
US5285932A (en) * 1991-11-15 1994-02-15 Boudreau Ronald A Apparatus for delivering fluids in proportional quantities
US5366351A (en) * 1993-07-29 1994-11-22 Ingersoll-Dresser Pump Company Pump with failure responsive discharge valve
EP0839716B1 (en) * 1996-11-04 2001-10-04 SINGAPORE ASAHI CHEMICAL & SOLDER INDUSTRIES PTE. LIMITED A method and apparatus for filling containers
DE102005049805B4 (de) * 2005-08-19 2007-06-14 Erich Scheugenpflug Entleervorrichtung
US7600658B2 (en) * 2006-11-28 2009-10-13 Momentive Performance Materials Viscous material feed system with platen and method
DE102008014340B4 (de) 2008-03-14 2014-06-26 Scheugenpflug Ag Fassfolgepumpe
CN101722135B (zh) * 2009-11-13 2011-08-03 肖根福罗格注胶技术(苏州工业园区)有限公司 胶水供料装置
US20140124090A1 (en) * 2012-11-07 2014-05-08 Mark C. Schneider Container assembly including a detachable follow plate for loading bulk material therefrom
DE102013005965A1 (de) * 2013-04-09 2014-10-09 Udo Tartler Vorrichtung zum Abdichten und Evakuieren eines Behälters mit insbesondere pastöser Flüssigkeit
DE102014011395A1 (de) * 2014-07-17 2016-01-21 Sca Schucker Gmbh & Co. Kg Vorrichtung zum Fördern von viskosem Material
KR101689224B1 (ko) * 2015-03-27 2016-12-23 주식회사 아원 전기식 그리스 배럴 펌프
DE102017108187B4 (de) * 2017-04-18 2019-02-28 Scheugenpflug Ag Entleervorrichtung für viskose Stoffe sowie Verfahren hierfür
JP7176853B2 (ja) * 2018-04-11 2022-11-22 トヨタ自動車株式会社 流体圧送装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR20190135996A (ko) 2019-12-09
DE102017108187B4 (de) 2019-02-28
DE102017108187A1 (de) 2018-10-18
US10974954B2 (en) 2021-04-13
CN110431104A (zh) 2019-11-08
CN110431104B (zh) 2020-10-16
EP3440010B1 (de) 2020-11-18
US20200189905A1 (en) 2020-06-18
WO2018192943A1 (de) 2018-10-25
KR102323915B1 (ko) 2021-11-09
EP3440010A1 (de) 2019-02-13
JP2020516806A (ja) 2020-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6909864B2 (ja) 粘性の物質用の排出装置及びそのための方法
CN204296012U (zh) 在成形和填充站中使用的活塞装置
US9676024B2 (en) Conveying device for molten metal in an injection die casting unit
CN109590165B (zh) 一种点胶机用点胶阀
US4597245A (en) Apparatus for filling and sealing a container
US10279532B2 (en) Blow molding device
CN217496598U (zh) 一种高粘度物料定量灌装装置
JP5026813B2 (ja) 定量充填装置
US2106492A (en) Vacuum and pressure filling apparatus for fluid, plastic, or various other materials
JP2016504218A (ja) 容器の製造及び充填のための装置及び方法
EP3162716A1 (en) A method for filling a cartridge with a flowable component
CN116062664B (zh) 一种海产品生产加工用灌装机
KR101782870B1 (ko) 공급 방법 및 장치
CN104148239A (zh) 一种用于模压烟花点胶的点胶阀
KR20220153638A (ko) 충전 장치
US20220297371A1 (en) Blow molding device
CN107826284B (zh) 粘稠液定量灌装装置
CN219174188U (zh) 一种定量灌装装置
CN104591060A (zh) 活塞式灌装机
CN111268616B (zh) 一种半流体真空灌装机
CN214930830U (zh) 灌装装置
CN210595221U (zh) 精确定量灌装阀
CN106391400A (zh) 一种新型活塞点胶机喷射阀
JP2001346812A (ja) 歯科用充填材料を充填するための方法及び装置
CN108751090B (zh) 一种农产品灌装设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201225

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210118

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6909864

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150