JP6909646B2 - 熱源装置 - Google Patents

熱源装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6909646B2
JP6909646B2 JP2017121687A JP2017121687A JP6909646B2 JP 6909646 B2 JP6909646 B2 JP 6909646B2 JP 2017121687 A JP2017121687 A JP 2017121687A JP 2017121687 A JP2017121687 A JP 2017121687A JP 6909646 B2 JP6909646 B2 JP 6909646B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
hot water
temperature
burner unit
rotation speed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017121687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019007650A (ja
Inventor
依久 浦川
依久 浦川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rinnai Corp
Original Assignee
Rinnai Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rinnai Corp filed Critical Rinnai Corp
Priority to JP2017121687A priority Critical patent/JP6909646B2/ja
Publication of JP2019007650A publication Critical patent/JP2019007650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6909646B2 publication Critical patent/JP6909646B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Description

本発明は、複数の燃焼系統を有する熱源装置に関する。特に、本発明は、燃焼運転が行われている燃焼系統と、燃焼運転が行われていない燃焼系統とがある場合に、燃焼運転が行われていない燃焼系統における流体流路の凍結防止に関する。
暖房機能付き給湯装置、追焚き機能付き給湯装置や、暖房及び追焚き機能付き給湯装置などの熱源装置は、バーナユニットと、流体流路を流れる水や熱媒などの流体を熱交換加熱する熱交換器とを各別に有する燃焼系統を複数、備えている。この種の熱源装置は、単一の缶体内を仕切りで複数に区画し、各区画部にバーナユニット及び熱交換器を配設させたり、各バーナユニット及び熱交換器を収容させた缶体を複数、組み合わせたりすることによって構成されている。また、これらの熱源装置では、バーナユニットに燃焼用空気を供給するための送風ファンとして、各燃焼系統に対応させた個別の送風ファンが設けられる場合や、複数の燃焼系統に共通の送風ファンが設けられる場合がある。
上記のような複数の燃焼系統を有する熱源装置では、冬期において、各燃焼系統の流体流路の凍結を防止するために、凍結防止運転が行われる。例えば、暖房機能付き給湯装置では、外気温を検知する外気温センサを設け、外気温が所定の凍結危険温度よりも低下すると、暖房側の燃焼系統で燃焼運転を行い、流体流路に流体を循環させるとともに、凍結防止運転の間欠休止中に、給湯側の燃焼系統で燃焼運転が行われると、暖房側の燃焼系統の流体流路に流体を循環させることにより、暖房側の燃焼系統の流体流路の凍結を防止している(例えば、特許文献1)。
特開平10−9593号公報
ところで、複数の燃焼系統を有する熱源装置は大型の装置であり、装置内で局部的な温度が異なる。それゆえ、外気温センサの設けられる位置によって、外気温に基づく凍結の可能性が各燃焼系統における流体流路の凍結の可能性と必ずしも一致しない場合がある。また、1つの燃焼系統で燃焼運転が終了してから短時間経過後に、他の燃焼系統で燃焼運転が開始される場合、外気温が凍結危険温度より低くても、燃焼運転が行われてない燃焼系統の流体流路の凍結の可能性は低い。そのため、外気温センサで検知される外気温だけでは、実際に凍結が生じやすい燃焼運転が行われていない燃焼系統における流体流路の凍結の可能性を適切に判断できないという問題がある。
また、単一の缶体内に複数の燃焼系統が収容されている熱源装置や、各燃焼系統が収容されている複数の缶体が1つの筐体内に設けられた熱源装置では、1つの燃焼系統で燃焼運転を行うために送風ファンを回転させると、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統にも低温の空気が流入して、流体流路が冷却されるという問題がある。特に、強制排気式や強制給排気式の熱源装置のように複数の燃焼系統が共通の排気経路や共通の給気経路を使用するものでは、他の燃焼系統から流入する空気によって燃焼運転が行われていない燃焼系統の流体流路で凍結が生じやすい。
本発明は上記課題を解決するものであり、本発明の目的は、複数の燃焼系統を有する熱源装置において、燃焼運転が行われている燃焼系統と、燃焼運転が行われていない燃焼系統とがある場合に、燃焼運転が行われていない燃焼系統における流体流路の凍結を効率よく防止することにある。
本発明によれば、
バーナを有するバーナユニット、バーナユニットで生成される燃焼排気によって流体流路を流れる流体を熱交換加熱する熱交換器、及び流体流路内を流れる流体の温度を検知する少なくとも1つの流体温度検知部を各別に有する複数の燃焼系統と、
1つまたは複数の燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給する送風ファンと、
燃焼運転を行う燃焼系統のバーナユニットに要求される要求燃焼量に応じて送風ファンの目標回転数を所定の最大回転数以下で制御する通常燃焼制御を行う制御装置と、を備え、
燃焼運転が行われている燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給するために送風ファンを回転させることによって、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統にも空気が流入する熱源装置であって、
複数の燃焼系統のうち少なくとも1つの燃焼系統のバーナユニットは、燃焼量範囲の異なる複数の能力段数を有し、
制御装置は、複数の能力段数を有するバーナユニットを備えた燃焼系統で燃焼運転が行われる場合、低燃焼量側の下段側燃焼量範囲と、それに隣接する高燃焼量側の上段側燃焼量範囲との間に、下段側燃焼量範囲の最大燃焼量が上段側燃焼量範囲の最小燃焼量よりも多くなるように設けられた重ね代を用いて、能力段数を切り替え制御する通常燃焼制御を行い、
複数の能力段数を有するバーナユニットを備えた燃焼系統で燃焼運転が行われ、他の燃焼系統で燃焼運転が行われていないときに、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統における流体温度検知部で検知される流体温度が所定の第1基準温度より低くなると、燃焼運転が行われている燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給する送風ファンの目標回転数を、最大回転数から上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲内となる所定の低減量、低下させた凍結時最大回転数以下に制限する熱源装置が提供される。
上記熱源装置によれば、少なくとも1つの燃焼系統で燃焼運転が行われ、他の燃焼系統で燃焼運転が行われていないときに、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統の流体温度検知部で検知される流体温度が所定の基準温度より低いかどうかを判断するから、より的確に燃焼運転が行われていない燃焼系統の流体流路の凍結の可能性を判断できる。
そして、燃焼量の調整可能範囲を広げるために複数の能力段数を有するバーナユニットでは、要求燃焼量が所定の能力段数における燃焼量範囲の最大燃焼量より大きくなると、能力段数を1つ増加させる態様で燃焼運転が行われ、要求燃焼量が所定の能力段数の燃焼量範囲の最小燃焼量より小さくなると、能力段数を1つ減少させる態様で燃焼運転が行われる。そのため、低燃焼量側の下段側燃焼量範囲と、それに隣接する高燃焼量側の上段側燃焼量範囲との間に、低燃焼量側の下段側燃焼量範囲の最大燃焼量が高燃焼量側の上段側燃焼量範囲の最小燃焼量よりも多くなるように一定の重ね代を設け、重ね代を用いて能力段数を切り替え制御する通常燃焼制御を行うことにより、能力段数の頻繁な切り替りによるハンチングが防止される。
従って、燃焼量範囲の異なる複数の能力段数を有するバーナユニットを備えた燃焼系統で燃焼運転が行われ、他の燃焼系統で燃焼運転が行われていないときに、流体温度が所定の第1基準温度より低くなって凍結の可能性がある場合、送風ファンの目標回転数を、通常燃焼制御における最大回転数から所定の低減量、低減させた上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲内の凍結時最大回転数以下に制限すれば、重ね代の範囲内における燃焼量が要求されても、能力段数が維持されるから、燃焼運転が行われている燃焼系統におけるバーナユニットのハンチングを抑制しながら、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統の凍結を防止することができる。
また、本発明によれば、
バーナを有するバーナユニット、バーナユニットで生成される燃焼排気によって流体流路を流れる流体を熱交換加熱する熱交換器、及び流体流路内を流れる流体の温度を検知する少なくとも1つの流体温度検知部を各別に有する複数の燃焼系統と、
1つまたは複数の燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給する送風ファンと、
燃焼運転を行う燃焼系統のバーナユニットに要求される要求燃焼量に応じて送風ファンの目標回転数を所定の最大回転数以下で制御する通常燃焼制御を行う制御装置と、を備え、
燃焼運転が行われている燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給するために送風ファンを回転させることによって、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統にも空気が流入する熱源装置であって、
複数の燃焼系統のうち少なくとも1つの燃焼系統のバーナユニットは、燃焼量範囲の異なる複数の能力段数を有し、
制御装置は、複数の能力段数を有するバーナユニットを備えた燃焼系統で燃焼運転が行われる場合、低燃焼量側の下段側燃焼量範囲と、それに隣接する高燃焼量側の上段側燃焼量範囲との間に、下段側燃焼量範囲の最大燃焼量が上段側燃焼量範囲の最小燃焼量よりも多くなるように設けられた重ね代を用いて、能力段数を切り替え制御する通常燃焼制御を行い、
複数の能力段数を有するバーナユニットを備えた燃焼系統で燃焼運転が行われ、他の燃焼系統で燃焼運転が行われていないときに、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統における流体温度検知部で検知される流体温度が所定の第2基準温度より低くなると、燃焼運転が行われている燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給する送風ファンの目標回転数を、最大回転数よりも低い、上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲以下の固定された凍結時最大回転数以下に制限する熱源装置が提供される。
既述したように、複数の能力段数を有するバーナユニットを備える燃焼系統では、低燃焼量側の下段側燃焼量範囲と、それに隣接する高燃焼量側の上段側燃焼量範囲との間に、下段側燃焼量範囲の最大燃焼量が上段側燃焼量範囲の最小燃焼量よりも多くなるように重ね代を設け、重ね代を用いて能力段数を切り替え制御することにより、ハンチングが防止されている。
また、流体温度検知部で検知される流体温度が所定の第2基準温度より低くなって、凍結の可能性が高くなる場合、送風ファンの最大回転数をさらに低下させることにより、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統に流入する空気を低減できる一方、上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲よりも低い燃焼量に対応するファン回転数まで任意に低下させると、利用可能な下段側燃焼量範囲と上段側燃焼量範囲との間に大きな燃焼量の差が生じ、頻繁な能力段数の切り替りが生じる。
しかしながら、上記熱源装置によれば、流体温度が低下して凍結の可能性が高くなった場合、燃焼運転が行われている燃焼系統のバーナユニットを燃焼させるにあたって、バーナユニットに燃焼用空気を供給する送風ファンの目標回転数は、最大回転数よりも低い、上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲以下の固定された凍結時最大回転数以下に制限される。それゆえ、下段側燃焼量範囲でバーナユニットを燃焼させている場合、上段側燃焼量範囲の最小燃焼量が要求されるまで能力段数が維持される。一方、バーナユニットを上段側燃焼量範囲で燃焼させているとき、下段側燃焼量範囲の固定された凍結時最大回転数に対応する燃焼量が要求されるまで、バーナユニットを上段側燃焼量範囲の最小燃焼量で燃焼させて能力段数が維持される。これにより、ハンチングをできるだけ抑えながら、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統の凍結をより確実に防止することができる。
好ましくは、上記熱源装置は、さらに、
外気温を検知する外気温検知部を備え、
制御装置は、外気温検知部で検知される外気温が所定の凍結危険温度より低くなり、且つ燃焼運転が行われていない他の燃焼系統の流体温度検知部で検知される流体温度が所定の第1基準温度または第2基準温度より低くなると、燃焼運転が行われている燃焼系統に燃焼用空気を供給する送風ファンの目標回転数を、凍結時最大回転数以下に制限する。
上記熱源装置によれば、流体温度が第1基準温度または第2基準温度より低くなるだけでなく、外気温が所定の凍結危険温度より低いかどうかも判断するから、より的確に凍結の可能性を判断できる。
以上のように、本発明によれば、複数の燃焼系統を有する熱源装置において、燃焼運転が行われている燃焼系統と、燃焼運転が行われていない燃焼系統とがある場合に、実際に凍結が生じやすい燃焼運転が行われていない燃焼系統における流体流路の流体温度に基づいて凍結の可能性を判断するから、より的確に凍結の虞を予測することができる。そして、本発明によれば、凍結の可能性がある場合、燃焼運転が行われている燃焼系統に燃焼用空気を供給する送風ファンの目標回転数を、最大回転数よりも低下させた凍結時最大回転数に制限するから、送風ファンを回転させることによる燃焼運転が行われていない他の燃焼系統への空気の流入を抑えることができる。これにより、燃焼運転が行われていない燃焼系統の流体流路の凍結を効果的に防止することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る熱源装置の一例を概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る熱源装置のバーナユニットの燃焼量とファン回転数との関係の一例を示す相関図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る熱源装置で凍結の可能性がある場合に送風ファンの最大回転数を低下させるための設定値の一例を示すデータテーブルである。 図4は、本発明の実施の形態に係る熱源装置の制御動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態に係る熱源装置を、浴室等に設けられたカラン等の給湯端末に湯水を供給する給湯運転と、浴槽内の湯水を加熱する追焚き運転と、温水暖房端末(床暖房機、温風暖房機等)に湯水を循環供給する暖房運転とを実行する暖房及び追焚き機能付き給湯装置に適用した場合を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る熱源装置の一例を示す概略構成図である。熱源装置1は、例えば、屋内の地下室に設置され、給気口5に接続された給気筒6及び排気口7に接続された排気筒8を介して屋外に連通した筐体10内に、2つの燃焼系統を備える缶体20が配設された強制給排気式の熱源装置である。缶体20の内部は、仕切り部21で区画され、給湯側燃焼系統30と、暖房・追焚き側燃焼系統40とにより構成されている。
給湯側燃焼系統30には、下から順に、給湯側バーナユニット33、給湯側第1熱交換器31、及び給湯側第2熱交換器32が配置されている。給湯側第1熱交換器31は、給湯側バーナユニット33から放出される燃焼排気から顕熱を回収し、給湯側第2熱交換器32は、給湯側バーナユニット33から放出される燃焼排気から潜熱を回収する。
給湯側燃焼系統30は、流体流路として、上水道に連通し、給湯側第2熱交換器32の上流端に接続された給水路90と、給湯側第2熱交換器32の下流端及び給湯側第1熱交換器31の上流端とを接続する連結路95と、カラン等の給湯端末P1に連通し、給湯側第1熱交換器31の下流端に接続された給湯路100と、給水路90と給湯路100とをバイパスする給湯バイパス路105とを備える。この構成により、上水道から給水路90に供給される水が、給湯側バーナユニット33から放出される燃焼排気によって給湯側第2熱交換器32及び給湯側第1熱交換器31で熱交換加熱され、加熱された湯水が給湯路100を介して給湯端末P1に供給される。また、給湯側第1熱交換器31と給湯側第2熱交換器32とを接続する連結路95には、凍結防止用のヒータ400,401が設けられている。
給湯路100には、上流側から順に、給湯側第1熱交換器31から出湯される湯水の温度を検知する熱交温度センサ101と、給湯バイパス路105との合流箇所より下流側に供給される湯水の温度を検知する出湯温度センサ103とが設けられている。これらの温度センサ101,103で検知された湯水の温度は、後述する制御回路C1に出力される。従って、これら熱交温度センサ101及び出湯温度センサ103が、給湯側燃焼系統30における流体流路を流れる流体の温度を検知する流体温度検知部として機能する。さらに、給湯路100には、凍結防止用のヒータ403,405が設けられている。
給湯側バーナユニット33の下方には、送風ファン70が設けられており、送風ファン70の作動によって、給気口5から筐体10内に吸入された屋外の空気が、給湯側バーナユニット33及び後述する暖房側バーナユニット43に燃焼用空気として供給されるとともに、給湯側バーナユニット33及び暖房側バーナユニット43から放出される燃焼排気が排気口7から排出される。なお、暖房側バーナユニット43の下方にも送風ファンを設け、給湯側バーナユニット33及び暖房側バーナユニット43に個別に燃焼用空気を供給してもよい。
給湯側バーナユニット33は、それぞれ複数本のバーナを有する3個の給湯側バーナブロック33a,33b,33cから構成されており、各給湯側バーナブロック33a,33b,33cは、図示しないガス供給路から分岐した給湯側ガス分岐路52に接続されている。ガス供給路には、ガス供給路を開閉する元電磁弁51が設けられている。給湯側ガス分岐路52には、給湯側ガス分岐路52の開度を変更する給湯側ガス比例弁53と、給湯側バーナブロック33a,33b,33cへの燃料ガスの供給と遮断を個別に切り替える給湯側切換弁54a,54b,54cとが設けられている。従って、給湯側切換弁54a,54b,54cを選択的に開閉することにより、給湯側バーナユニット33は燃焼量範囲の異なる能力段数のいずれかに切り替えられる。
給水路90には、上流側から順に、給水路90を流れる水の流量を検知する水量センサ91と、給水路90の開度を変更する水量サーボ92と、給水路90と給湯路100を連通する給湯バイパス路105の開度を変更するバイパスサーボ93とが設けられている。さらに、給水路90には、凍結防止用のヒータ402,404,406が設けられている。
また、給湯路100からは湯張り路250が分岐しており、湯張り路250は浴槽P2に接続された風呂戻り路251に連通している。風呂戻り路251は、風呂往き路252とともに浴槽P2と風呂熱交換器221との間で循環回路を構成している。
湯張り路250には、上流側から順に、湯張り路250を開閉する湯張り電磁弁261と、湯張り路250から給湯路100への湯水の逆流を阻止するための逆止弁263と、給湯路100から湯張り路250に供給される湯水の流量を検知する湯張り水量センサ262とが設けられている。さらに、湯張り路250には、凍結防止用のヒータ407が設けられている。
風呂戻り路251には、浴槽P2から風呂戻り路251に流入する湯水の温度を検知する風呂戻り温度センサ225と、浴槽P2内の湯水を風呂往き路252及び風呂戻り路251を介して循環させるための風呂ポンプ224と、浴槽P2内の湯水の水位を検知する水位センサ223と、風呂戻り路251に所定流量以上の湯水が流れていることを検知する風呂水流スイッチ222とが設けられている。また、風呂往き路252には、風呂熱交換器221から浴槽P2に流出する湯水の温度を検知する風呂往き温度センサ226が設けられている。さらに、風呂ポンプ224には、凍結防止用のヒータ408が設けられている。
暖房・追焚き側燃焼系統40には、下から順に、暖房側バーナユニット43、暖房側第1熱交換器41、及び暖房側第2熱交換器42が配置されている。暖房側第1熱交換器41は、暖房側バーナユニット43から放出される燃焼排気から顕熱を回収し、暖房側第2熱交換器42は、暖房側バーナユニット43から放出される燃焼排気から潜熱を回収する。
暖房・追焚き側燃焼系統40は、流体流路として、暖房側第2熱交換器42の上流端に接続された暖房戻り路200と、暖房側第1熱交換器41の下流端に接続された暖房往き路210と、暖房側第2熱交換器32の下流端と暖房側第1熱交換器41の上流端とをシスターン201を挟んで接続する連絡往き路205及び連絡戻り路206とを備える。
シスターン201には、給水路90から分岐し、シスターン201に水を補充するための補水路204が接続されている。シスターン201と補水路204との接続部には、補水電磁弁203が設けられており、補水電磁弁203を開くことで、上水道から給水路90に導入された水が供給される。また、補水路204には、凍結防止用のヒータ409が設けられている。
暖房往き路210は、高温暖房端末(温風暖房端末等)P3に接続されている。連絡戻り路206には、高温暖房端末P3と暖房・追焚き側燃焼系統40との間で湯水を循環させるための暖房ポンプ211が設けられている。また、連絡戻り路206には、暖房ポンプ211より下流側の中間部から低温分岐路216が分岐し、低温暖房端末(床暖房等)P4を接続するための熱動弁ヘッダ212に繋がっている。さらに、暖房戻り路200には、低温暖房端末P4からの湯水を戻す暖房戻り路217が接続されている。この構成により、暖房ポンプ211を作動させることで、暖房戻り路200を流れる湯水が、暖房側バーナユニット43から放出される燃焼排気によって暖房側第2熱交換器42及び暖房側第1熱交換器41で熱交換加熱され、加熱された湯水が暖房往き路210から各暖房端末P3,P4に循環供給される。
暖房往き路210には、暖房側第1熱交換器41から出湯される湯水の温度を検知する暖房高温温度センサ213が設けられており、連絡往き路206には、シスターン201から低温分岐路216に供給される湯水の温度を検知する暖房低温温度センサ215とが設けられている。これらの温度センサ213,215で検知された湯水の温度は、後述する制御回路C1に出力される。従って、暖房高温温度センサ213及び暖房低温温度センサ215が、暖房・追焚き側燃焼系統40における流体流路を流れる流体の温度を検知する流体温度検知部として機能する。
暖房側バーナユニット43は、それぞれ複数本のバーナを有する2個のバーナブロック43a,43bから構成されており、各バーナブロック43a,43bは、ガス供給路から分岐した暖房側ガス分岐路60に接続されている。暖房側ガス分岐路60には、暖房側ガス分岐路60の開度を変更する暖房側ガス比例弁61と、バーナブロック43a,43bへの燃料ガスの供給と遮断を個別に切り替える暖房側切換弁62a,62bとが設けられている。従って、暖房側切換弁62a,62bを選択的に開閉することにより、暖房側バーナユニット43は燃焼量範囲の異なる能力段数のいずれかに切り替えられる。
暖房往き路210から分岐した風呂分岐路240の途中には、既述した風呂熱交換器221が設けられている。風呂熱交換器221において、風呂往き路252内を流通する湯水と風呂分岐路240内を流通する湯水との間で熱交換(液−液熱交換)が行われ、風呂往き路252内を流通する湯水が加熱される。風呂分岐路240には、風呂分岐路240の開度を変更する追焚き流量制御弁220が設けられている。
給気口5近傍には、給気筒6を介して屋外から流入する空気(外気)の温度を検知する外気温センサ11が設けられている。外気温センサ11で検知された外気温は、制御回路C1に出力される。従って、外気温センサ11が、外気温を検知する外気温検知部として機能とする。なお、外気温センサ11は、屋外に設けられてもよいし、筐体10の他の箇所に設けられてもよい。
筐体10内に組み込まれた制御回路C1には、リモコン301が接続されており、使用者は、リモコン301を操作して、給湯運転における給湯温度、湯張り運転における湯張り温度、暖房運転における暖房温度、追焚き運転における追焚き温度等を設定することができる。また、図示しないが、制御回路C1には、送風ファン70のファンモータ、元電磁弁51、給湯側ガス比例弁53、給湯側切換弁54a,54b,54c、暖房側ガス比例弁61、暖房側切換弁62a,62b、給湯側バーナユニット33及び暖房側バーナユニット43の各炎孔近傍にて火花放電する点火電極、給湯側バーナユニット33及び暖房側バーナユニット43の点火を検知する炎検知センサ、水量センサ91、水量サーボ92、バイパスサーボ93、補水電磁弁203、湯張り電磁弁261、湯張り水量センサ262、追焚き流量制御弁220、暖房ポンプ211、風呂水流スイッチ222、水位センサ223、風呂ポンプ224、シスターン201の水位電極、熱交温度センサ101、出湯温度センサ103、暖房高温温度センサ213、暖房低温温度センサ215、外気温センサ11、風呂戻り温度センサ225、風呂往き温度センサ226、凍結防止用のヒータ401〜409が電気配線を通じて接続されている。
制御回路C1は、図示しないCPU、メモリ、インターフェース回路等により構成された電子回路ユニットであり、メモリに格納された熱源装置1の制御用プログラムをCPUで実行することによって、熱源装置1の全体的な作動を制御する機能を果たす。また、制御回路C1のメモリには、各燃焼系統30,40で各種運転を行うにあたって、各バーナユニット33,43で要求される要求燃焼量を得るための燃料ガス供給量、及び燃料ガス供給量に応じた送風ファン70の目標回転数の設定値を含むデータテーブルや後述する送風ファン70の最大回転数を低下させるためのデータテーブルが格納されている。
例えば、暖房・追焚き側燃焼系統40における暖房運転について説明すると、制御回路C1は、暖房高温温度センサ213及び暖房低温温度センサ215で検知される湯水の温度に応じて、暖房側バーナユニット43で要求される要求燃焼量を演算し、その求めた要求燃焼量が得られるように、暖房側ガス比例弁61の開度、及び暖房側切換弁62a,62bの開閉を制御することで、燃料ガス供給量(燃焼量)を制御し、且つ燃料ガス供給量に対応する燃焼用空気の供給量となるように送風ファン70の目標回転数を制御して、通常燃焼制御を実行するように構成されている。
ここで、既述したように、本実施の形態の暖房側バーナユニット43は燃焼量範囲の異なる複数の能力段数を有しており、暖房側バーナユニット43の通常燃焼制御は、図2に示す燃焼量と送風ファン70のファン回転数との相関関係に基づいて実行されるように構成されている。
具体的には、通常燃焼制御は、要求燃焼量に応じて、バーナブロック43aのみを燃焼させる低燃焼量側の第1段側燃焼量範囲G1と、両バーナブロック43a,43bを燃焼させる第1段側燃焼量範囲G1よりも高燃焼量側の第2段側燃焼量範囲G2とを選択的に切り替えて実行可能に構成されている。これにより、燃焼量を第1段から第2段までの広い燃焼量範囲で調整することができる。従って、図2から理解されるように、暖房側バーナユニット43では、第1段側燃焼量範囲G1が低燃焼量側の下段側燃焼量範囲に対応し、第2段側燃焼量範囲G2が高燃焼量側の上段側燃焼量範囲に対応する。なお、3段以上の能力段数を有する場合、中段の能力段数は、それより低燃焼量側の能力段数に対しては上段側に該当し、それより高燃焼量側の能力段数に対しては下段側に該当する。
また、送風ファン70の目標回転数は、各能力段数の第1段側及び第2段側最小燃焼量G1p,G2p並びに第1段側及び第2段側最大燃焼量G1q,G2qに対応して、所定の燃焼用空気の供給量となるように、第1段側及び第2段側最小回転数R1p,R2p並びに第1段側及び第2段側最大回転数R1q,R2qが設定されており、第1段側最大燃焼量G1qに対応する第1段側最大回転数R1qは第2段側最大燃焼量G2qに対応する第2段側最大回転数R2qよりも高く設定されている。このため、この暖房側バーナユニット43の通常燃焼制御では、第1段側最大回転数R1qが送風ファン70の最大回転数に対応する。さらに、図2に示すように、第1段側燃焼量範囲G1の第1段側最大燃焼量G1qは、第2段側燃焼量範囲G2の第2段側最小燃焼量G2pよりも多くなるように設定されている。これにより、隣接する能力段数の間に燃焼量範囲の重ね代が設けられている。
従って、要求燃焼量の増加に伴い、燃焼量を増加させる方向へ能力段数が切り替えられる場合について説明すると、暖房側切換弁62aのみを開弁して、バーナブロック43aのみを燃焼させた燃焼状態では、第1特性ラインL1に基づいて第1段側燃焼量範囲G1の範囲で燃焼量を増加させるべく暖房側ガス比例弁61の開度を大きくしていくとともに、それに対応して送風ファン70の目標回転数を増加させていく。そして、要求燃焼量が第1段側最大燃焼量G1qになり、送風ファン70を第1段側最大回転数R1qで回転させると、さらに暖房側切換弁62bを開弁して、両バーナブロック43a,43bを燃焼させる。このとき、暖房側バーナユニット43全体への燃料ガス供給量は増加されているが、各バーナブロック43a,43bへ供給される燃料ガス供給量は減少するため、それに応じて送風ファン70の目標回転数を減少させる。そして、さらに要求燃焼量の増加に従って、第2特性ラインL2に基づいて第2段側燃焼量範囲G2の範囲で燃焼量を増加させるべく、暖房側ガス比例弁61の開度を大きくするとともに、送風ファン70の目標回転数を増加させていく。なお、第1段側及び第2段側最小燃焼量G1p,G2p、並びに第1段側及び第2段側最大燃焼量G1q,G2qは、暖房側バーナユニット43の燃焼能力、能力段数、使用するバーナの特性などに基づいて適宜選択することができる。
一方、要求燃焼量の減少に伴い、燃焼量を減少させる方向へ能力段数が切り替えられる場合について説明すると、暖房側切換弁62a,62bを開弁して、両バーナブロック43a,43bを燃焼させた燃焼状態から、第2特性ラインL2に基づいて燃焼量を減少させるべく、暖房側ガス比例弁61の開度を小さくしていくととともに、それに応じて送風ファン70の目標回転数を減少させていく。そして、要求燃焼量が第2段側最小燃焼量G2pになり、送風ファン70を第2段側最小回転数R2pで回転させると、暖房側切換弁62bを閉弁して、バーナブロック43aのみを燃焼させる。このとき暖房側バーナユニット43全体への燃料ガス供給量は減少されているが、バーナブロック43aへ供給される燃料ガス供給量は増加するため、それに応じて送風ファン70の目標回転数を増加させる。そして、さらに要求燃焼量の減少に従って、第1特性ラインL1に基づいて燃焼量を減少させるべく、暖房側ガス比例弁61の開度を小さくするとともに、送風ファン70の目標回転数を減少させていく。なお、給湯側バーナユニット33は、暖房側バーナユニット43と、燃焼量範囲の異なる能力段数を異なる段数で有しているが、能力段数の切り替えは上記と同様である。
このように、低燃焼量側の下段側燃焼量範囲の最大燃焼量を、それに隣接する高燃焼量側の上段側燃焼量範囲の最小燃焼量よりも多く設定し、下段側燃焼量範囲と上段側燃焼量範囲との間に重ね代を設けることにより、各バーナユニット33,43の能力段数の頻繁な切り替わりを防止して、燃焼状態の安定化が図られ、ハンチングが防止される。
ところで、上記のような熱源装置1では、冬期において各流体流路内の湯水が凍結する可能性があるが、外気温に基づく凍結の可能性と湯水の温度に基づく凍結の可能性は必ずしも一致しない場合がある。そして、例えば、一方の暖房側・追焚き燃焼系統40で燃焼運転が行われ、他方の給湯側燃焼系統30で燃焼運転が行われていない場合、燃焼運転を行うために送風ファン70を回転させると、燃焼運転が行われていない給湯側燃焼系統30に空気が流入して流体流路内の湯水が凍結しやすくなる。特に、複数の燃焼系統30,40は、共通の給気筒6及び排気筒8を有する同一の缶体20内に配設され、共通の送風ファン70により燃焼用空気が供給されるため、凍結の可能性が高くなる。
このため、本実施の形態の熱源装置1では、暖房側・追焚き燃焼系統40で燃焼運転が行われているが、給湯側燃焼系統30で燃焼運転が行われていない場合、外気温センサ11で検知される外気温だけでなく、熱交温度センサ101及び出湯温度センサ103で検知される湯水の温度にも基づいて凍結の可能性が判断され、凍結の可能性がある場合、これらの外気温及び湯水の温度に応じて送風ファン70の最大回転数を低下させる。また、給湯側燃焼系統30で燃焼運転が行われているが、暖房側・追焚き燃焼系統40で燃焼運転が行われていない場合、同様に、外気温センサ11で検知される外気温だけでなく、暖房高温温度センサ213及び暖房低温温度センサ215で検知される湯水の温度に基づいて凍結の可能性が判断され、凍結の可能性がある場合、これらの外気温及び湯水の温度に応じて送風ファン70の最大回転数を低下させる。
例えば、暖房・追焚き側燃焼系統40で暖房運転が行われ、給湯側燃焼系統30で給湯運転が行われていないとき、外気温センサ11で検知される外気温Th、熱交温度センサ101で検知される湯水の温度Ta、及び出湯温度センサ103で検知される湯水の温度Tbに基づいて、給湯運転が行われていない給湯側燃焼系統30の流体流路の凍結の可能性及びその程度を判断し、凍結の可能性がある場合、図3に示すデータテーブルに基づき、凍結の可能性の程度に応じて、暖房運転が行われている暖房・追焚き側燃焼系統40における暖房側バーナユニット43に燃焼用空気を供給する送風ファン70の最大回転数を所定の低減量、低下させる。なお、図示しないが、給湯側燃焼系統30で給湯運転が行われているが、暖房側・追焚き燃焼系統40で暖房運転、追焚き運転がいずれも行われていない場合についても、同様のテータテーブルが設けられる。
図3を参照して、本実施の形態の熱源装置1における凍結の可能性及びその程度の判断並びに凍結の可能性がある場合の燃焼制御について概略的に説明すると、上記判断のために、外気温Thに対して複数(ここでは、第1〜第3領域の3段階)の凍結危険温度領域が設定され、湯水の温度Ta,Tbに対して複数(ここでは、第1〜第3領域の3段階)の基準温度領域が設定されている。そして、送風ファン70の最大回転数を、外気温Th及び湯水の温度Ta,Tbが属する温度領域に応じて設定されている所定の低減量で低下させる。例えば、外気温Thが−10℃よりも低下したが、−15℃以上であり、湯水の温度Ta,Tbが10℃よりも低下したが、8℃以上である場合、通常燃焼制御において設定されている送風ファン70の最大回転数を10%低下させる。従って、図2に示すように、送風ファン70の目標回転数を、通常燃焼制御における最大回転数(ここでは、第1段側最大回転数R1q)(約330Hz)を10%低下させた凍結時最大回転数Rsq(10%↓)(約300Hz)以下に制限し、それに対応した各能力段数の燃焼量範囲で燃焼制御が行われる。なお、本実施の形態の暖房側バーナユニット43のように複数の能力段数が設けられ、能力段数に応じて最大回転数が異なる場合、最大回転数を所定の低減量で低下させた凍結時最大回転数が、異なる能力段数の最大回転数よりも高くなることがある(例えば、凍結時最大回転数Rsq(10%↓)と第2段側最大回転数R2q)。従って、この場合、通常燃焼制御における各能力段数の最大回転数が維持される。
同様に、外気温Thが−15℃より低下したが、−20℃以上であり、湯水の温度Ta,Tbが8℃よりも低下したが、6℃以上である場合、通常燃焼制御において設定されている送風ファン70の最大回転数を20%低下させる。従って、図2に示すように、送風ファン70の目標回転数を、通常燃焼制御における最大回転数(約330Hz)を20%低下させた凍結時最大回転数Rsq(20%↓)(約270Hz)以下に制限して燃焼制御が行われる。このように、凍結の可能性がある場合に、送風ファン70の目標回転数を、通常燃焼制御における最大回転数を所定の低減量、低下させた、第1段側燃焼量範囲G1と第2段側燃焼量範囲G2との重ね代の範囲となる凍結時最大回転数Rsq以下に制限すれば、第1段側燃焼量範囲G1で暖房側バーナユニット43を燃焼させているとき、重ね代の範囲内における第2段側燃焼量範囲G2の燃焼量が要求されても、能力段数が維持される。従って、ハンチングを抑制しながら、燃焼運転が行われていない給湯側燃焼系統30の凍結を防止することができる。
さらに、外気温Thが−20℃より低下したが、−25℃以上であり、湯水の温度Ta,Tbが6℃よりも低下したが、4℃以上である場合、通常燃焼制御において設定されている送風ファン70の最大回転数を30%低下させる。このとき、図2に示すように、暖房側バーナユニット43の燃焼運転が低燃焼量側の第1段側燃焼量範囲G1で行われている場合、通常燃焼制御における最大回転数(約330Hz)を30%低下させると、隣接する高燃焼量側の上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲の最小回転数(約260Hz)よりも低くなる。そのため、重ね代の範囲以下の固定された凍結時最大回転数Rsq(30%↓)(約230Hz)を設定し、送風ファン70の目標回転数を、固定された凍結時最大回転数Rsq以下に制限して燃焼制御が行われる。これにより、第1段側燃焼量範囲G1で暖房側バーナユニット43を燃焼させているとき、第2段側燃焼量範囲G2の最小燃焼量G2pが要求されるまで、固定された凍結時最大回転数Rsqで燃焼ファン70が回転され、第1段側燃焼量範囲G1の能力段数が維持される。一方、第2段側燃焼量範囲G2で暖房側バーナユニット43を燃焼させているとき、第1段側燃焼量範囲G1の固定された凍結時最大回転数Rsqに対応する燃焼量が要求されるまで、第2段側燃焼量範囲G2の最小燃焼量G2pで燃焼が行われ、第2段側燃焼量範囲G2の能力段数が維持される。従って、高燃焼量側及び低燃焼量側への能力段数の切り替わりを低減でき、ハンチングをできるだけ抑制しながら、燃焼運転が行われていない給湯側燃焼系統30の凍結を確実に防止することができる。
なお、上記から理解されるように、本実施の形態で、凍結時最大回転数を上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲内とする第1基準温度は、10℃に設定されており、凍結時最大回転数を上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲以下で固定する第2基準温度は6℃に設定されているが、これらを含めて凍結危険温度及び基準温度並びにそれらの温度領域は燃焼系統30,40の構造や送風ファン70の能力に応じて適宜設定される。また、本実施の形態では、外気温及び湯水の温度はいずれも、第3領域までしか設定されていないが、熱源装置1の設置環境に応じて、さらに低い温度領域を設定してもよい。この場合、送風ファン70の目標回転数は、固定された凍結時最大回転数以下に制限される。
このように、本実施の形態の熱源装置1によれば、例えば、暖房・追焚き側燃焼系統40で暖房運転が行われ、給湯側燃焼系統30で給湯運転が行われていないときに、外気温Thが所定の凍結危険温度より低くなる場合だけでなく、実際に凍結が生じやすい燃焼運転が行われていない給湯側燃焼系統30の流体流路における湯水の温度Ta,Tbが所定の基準温度より低くなるかどうかも判断するから、より的確に燃焼運転が行われていない給湯側燃焼系統30の流体流路の凍結の可能性を判断できる。しかも、外気温Th及び流体流路内の湯水の温度Ta,Tbがいずれも複数に分割された凍結危険温度領域及び基準温度領域の範囲内にあるかどうかを判断するから、凍結の可能性の程度も判断できる。
そして、上記熱源装置1の通常燃焼制御では、各燃焼系統30,40におけるバーナユニット33,43に要求される要求燃焼量に応じて送風ファン70を所定の最大回転数以下で回転させているが、例えば、暖房・追焚き側燃焼系統40で暖房運転が行われ、給湯側燃焼系統30で給湯運転が行われていないときに、上記外気温Th、湯水の温度Ta,Tbに基づき凍結の可能性があると判断された場合、燃焼運転が行われている暖房・追焚き側燃焼系統40に燃焼用空気を供給する送風ファン70の目標回転数が、最大回転数よりも低下させた凍結時最大回転数以下に制限される。従って、送風ファン70を回転させることによる燃焼運転が行われていない給湯側燃焼系統30への空気の流入が抑えられ、給湯側燃焼系統30の流体流路の凍結の可能性を低減できる。
また、本実施の形態では、凍結の可能性の程度が低い場合、送風ファン70の目標回転数を、通常燃焼制御で設定されている最大回転数よりも低い、上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲内の凍結時最大回転数以下に制限して燃焼制御が行われる。従って、例えば、暖房・追焚き側燃焼系統40で暖房運転が行われ、給湯側燃焼系統30で給湯運転が行われていないときに、暖房側バーナユニット43のハンチングを防止しつつ、効果的に給湯側燃焼系統30の流体流路の凍結を回避できる。
また、本実施の形態では、凍結の可能性の程度が高い場合、送風ファン70の目標回転数を、通常燃焼制御で設定されている最大回転数よりも低い、上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲以下の固定された凍結時最大回転数以下に制限して燃焼制御が行われる。従って、例えば、暖房・追焚き側燃焼系統40で暖房運転が行われ、給湯側燃焼系統30で給湯運転が行われていないときに、暖房側バーナユニット43を下段側燃焼量範囲で燃焼させる場合、上段側燃焼量範囲の最小燃焼量が要求されるまで能力段数が維持され、暖房側バーナユニット43を上段側燃焼量範囲で燃焼させる場合、下段側燃焼量範囲の固定された凍結時最大回転数に対応する燃焼量が要求されるまで、上段側燃焼量範囲の最小燃焼量で燃焼させて、能力段数が維持される。従って、暖房側バーナユニット43のハンチングをできるだけ抑制しつつ、効果的に給湯側燃焼系統30の流体流路の凍結を回避できる。
次に、本実施の形態の熱源装置1における暖房運転時の制御動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。なお、以下では、暖房・追焚き側燃焼系統40で暖房運転が行われ、給湯側燃焼系統30で給湯運転が行われていないときの制御動作を例に挙げて説明するが、給湯側燃焼系統30で給湯運転が行われ、暖房・追焚き側燃焼系統40で暖房運転、追焚き運転がいずれも行われていないときの制御動作は、凍結の可能性の判断において、熱交温度センサ101で検知される湯水の温度Ta及び出湯温度センサ103で検知される湯水の温度Tbの代わりに、暖房高温温度センサ213及び暖房低温温度センサ215で検知される湯水の温度が用いられる以外は同様である。また、追焚き運転が行われる場合、風呂ポンプ224を作動させて、風呂往き路251及び風呂戻り路252で湯水を循環させる以外は、暖房運転と同様である。
例えば、使用者がリモコン301の暖房運転スイッチをオン操作すると、送風ファン70及び暖房ポンプの作動が開始されて、暖房側バーナユニット43の燃焼運転が開始される。そして、暖房運転が開始されると、まず給湯運転が行われているかどうかが判断される(ステップS1)。給湯運転が行われている場合、給湯側燃焼系統30における流体流路の凍結の可能性は低いため、設定される暖房運転モードに従い、要求燃焼量に応じて送風ファン70を所定の最小回転数と最大回転数の範囲で回転させる通常燃焼制御が実行される(ステップS7)。
給湯運転が行われていない場合、さらに外気温センサ11で検知される外気温Thが、所定の凍結防止運転開始温度(例えば、3℃)以下であるかどうかが判断される(ステップS2)。外気温Thが凍結防止運転開始温度以下でなければ、同様に、給湯側燃焼系統30における流体流路の凍結の可能性は低いため、通常燃焼制御が実行される(ステップS7)。
外気温Thが凍結防止運転開始温度以下になると、給湯側燃焼系統30の流体流路に設けられた凍結防止用のヒータ401〜406に所定の時間間隔(例えば、オン/5分間−オフ/25分間)で通電し、流体流路を加熱する凍結防止運転を開始させる(ステップS3)。なお、図示しないが、凍結防止運転は、外気温Th及び湯水の温度Ta,Tbに応じて、通電時間の時間間隔が変更され、外気温Thが凍結防止運転開始温度より高くなると終了する。
次いで、外気温Thが所定の凍結危険温度(例えば、−10℃)未満となり、熱交温度センサ101で検知される湯水の温度Ta及び出湯温度センサ103で検知される湯水の温度Tbの少なくともいずれか一方が所定の基準温度(例えば、10℃)未満となると、図3のデータテーブルに基づき、外気温Th及び湯水の温度Ta,Tbに応じて設定されている低減量を決定し、これらの低減量のうち、より回転数が低くなる最も大きな低減量に基づき、送風ファン70の目標回転数を、凍結時最大回転数以下に制限する(ステップS4〜S6)。
このように、外気温Thに基づく送風ファン70の最大回転数の低減量と、湯水の温度Ta,Tbに基づく送風ファン70の最大回転数の低減量とが異なる場合、より大きな低減量を用いた凍結時最大回転数に制限することにより、一層確実に燃焼運転が行われていない給湯側燃焼系統30における流体流路の凍結を回避することができる。
なお、既述したように、送風ファン70の目標回転数を、上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲以下の固定された凍結時最大回転数以下に制限する場合、暖房側バーナユニット43が下段側燃焼量範囲で燃焼していれば、上段側燃焼量範囲の最小燃焼量が要求されるまで下段側燃焼量範囲で燃焼を継続させ、暖房側バーナユニット43を上段側燃焼量範囲で燃焼させていれば、下段側燃焼量範囲の固定された凍結時最大回転数に対応する燃焼量が要求されるまで、上段側燃焼量範囲の最小燃焼量で燃焼を継続させる燃焼制御が行われる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、複数の燃焼系統を有する熱源装置において、燃焼運転が行われている燃焼系統と、燃焼運転が行われていない燃焼系統とがある場合に、燃焼運転が行われていない燃焼系統における流体流路の凍結を効率よく防止することができる。
(その他の実施の形態)
(1)上記実施の形態では、流体流路の流体温度だけでなく、外気温にも基づいて凍結の可能性を判断しているが、流体温度だけに基づいて凍結の可能性を判断してもよい。
(2)上記実施の形態では、凍結の可能性を判断するにあたって、凍結危険温度及び基準温度が複数の凍結危険温度領域及び基準温度領域に分割されているが、温度領域とすることなく、所定の凍結危険温度及び基準温度を用いてもよい。
(3)上記実施の形態では、1つの缶体内に複数の燃焼系統が収容された熱源装置について説明したが、既述したように、各バーナユニット及び熱交換器を収容させた缶体を複数、組み合わせた熱源装置にも本発明を適用することができる。また、上記実施の形態では、複数の燃焼系統が共通の給排気経路を有する強制給排気式の熱源装置について説明したが、排気経路のみを共通にする強制排気式の熱源装置にも本発明を適用することができる。さらに、上記実施の形態では、暖房・追焚き機能付き給湯装置を例に挙げて説明したが、暖房機能付き給湯装置や追焚き機能付き給湯装置のように、複数の燃焼系統を有する熱源装置に本発明を適用することができる。
(4)上記実施の形態では、暖房・追焚き側燃焼系統の流体流路を流れる流体として湯水が用いられているが、不凍液を用いてもよい。
1 熱源装置
11 外気温センサ(外気温検知部)
30 給湯側燃焼系統
40 暖房・追焚き側燃焼系統
33 給湯側バーナユニット
31 給湯側第1熱交換器
32 給湯側第2熱交換器
41 暖房側第1熱交換器
42 暖房側第2熱交換器
43 暖房側バーナユニット
70 送風ファン
101 熱交温度センサ
103 出湯温度センサ
213 暖房高温温度センサ
215 暖房低温温度センサ
C1 制御回路

Claims (3)

  1. バーナを有するバーナユニット、バーナユニットで生成される燃焼排気によって流体流路を流れる流体を熱交換加熱する熱交換器、及び流体流路内を流れる流体の温度を検知する少なくとも1つの流体温度検知部を各別に有する複数の燃焼系統と、
    1つまたは複数の燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給する送風ファンと、
    燃焼運転を行う燃焼系統のバーナユニットに要求される要求燃焼量に応じて送風ファンの目標回転数を所定の最大回転数以下で制御する通常燃焼制御を行う制御装置と、を備え、
    燃焼運転が行われている燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給するために送風ファンを回転させることによって、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統にも空気が流入する熱源装置であって、
    複数の燃焼系統のうち少なくとも1つの燃焼系統のバーナユニットは、燃焼量範囲の異なる複数の能力段数を有し、
    制御装置は、複数の能力段数を有するバーナユニットを備えた燃焼系統で燃焼運転が行われる場合、低燃焼量側の下段側燃焼量範囲と、それに隣接する高燃焼量側の上段側燃焼量範囲との間に、下段側燃焼量範囲の最大燃焼量が上段側燃焼量範囲の最小燃焼量よりも多くなるように設けられた重ね代を用いて、能力段数を切り替え制御する通常燃焼制御を行い、
    複数の能力段数を有するバーナユニットを備えた燃焼系統で燃焼運転が行われ、他の燃焼系統で燃焼運転が行われていないときに、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統における流体温度検知部で検知される流体温度が所定の第1基準温度より低くなると、燃焼運転が行われている燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給する送風ファンの目標回転数を、最大回転数から上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲内となる所定の低減量、低下させた凍結時最大回転数以下に制限する熱源装置。
  2. バーナを有するバーナユニット、バーナユニットで生成される燃焼排気によって流体流路を流れる流体を熱交換加熱する熱交換器、及び流体流路内を流れる流体の温度を検知する少なくとも1つの流体温度検知部を各別に有する複数の燃焼系統と、
    1つまたは複数の燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給する送風ファンと、
    燃焼運転を行う燃焼系統のバーナユニットに要求される要求燃焼量に応じて送風ファンの目標回転数を所定の最大回転数以下で制御する通常燃焼制御を行う制御装置と、を備え、
    燃焼運転が行われている燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給するために送風ファンを回転させることによって、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統にも空気が流入する熱源装置であって、
    複数の燃焼系統のうち少なくとも1つの燃焼系統のバーナユニットは、燃焼量範囲の異なる複数の能力段数を有し、
    制御装置は、複数の能力段数を有するバーナユニットを備えた燃焼系統で燃焼運転が行われる場合、低燃焼量側の下段側燃焼量範囲と、それに隣接する高燃焼量側の上段側燃焼量範囲との間に、下段側燃焼量範囲の最大燃焼量が上段側燃焼量範囲の最小燃焼量よりも多くなるように設けられた重ね代を用いて、能力段数を切り替え制御する通常燃焼制御を行い、
    複数の能力段数を有するバーナユニットを備えた燃焼系統で燃焼運転が行われ、他の燃焼系統で燃焼運転が行われていないときに、燃焼運転が行われていない他の燃焼系統における流体温度検知部で検知される流体温度が所定の第2基準温度より低くなると、燃焼運転が行われている燃焼系統のバーナユニットに燃焼用空気を供給する送風ファンの目標回転数を、最大回転数よりも低い、上段側燃焼量範囲との重ね代の範囲以下の固定された凍結時最大回転数以下に制限する熱源装置。
  3. 請求項1または2に記載の熱源装置は、さらに、
    外気温を検知する外気温検知部を備え、
    制御装置は、外気温検知部で検知される外気温が所定の凍結危険温度より低くなり、且つ燃焼運転が行われていない他の燃焼系統の流体温度検知部で検知される流体温度が所定の第1基準温度または第2基準温度より低くなると、燃焼運転が行われている燃焼系統に燃焼用空気を供給する送風ファンの目標回転数を、凍結時最大回転数以下に制限する熱源装置。
JP2017121687A 2017-06-21 2017-06-21 熱源装置 Active JP6909646B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017121687A JP6909646B2 (ja) 2017-06-21 2017-06-21 熱源装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017121687A JP6909646B2 (ja) 2017-06-21 2017-06-21 熱源装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019007650A JP2019007650A (ja) 2019-01-17
JP6909646B2 true JP6909646B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=65029522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017121687A Active JP6909646B2 (ja) 2017-06-21 2017-06-21 熱源装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6909646B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110671811B (zh) * 2019-10-21 2023-10-27 珠海格力电器股份有限公司 一种燃气热水炉及其控制方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3373936B2 (ja) * 1994-05-31 2003-02-04 株式会社ハーマンプロ 燃焼装置
JP3266510B2 (ja) * 1996-06-26 2002-03-18 リンナイ株式会社 ガス給湯暖房機における凍結防止方法及び凍結防止装置
JP4050722B2 (ja) * 2004-05-10 2008-02-20 リンナイ株式会社 1ファン式複合熱源機
JP6044129B2 (ja) * 2012-06-22 2016-12-14 ブリヂストンスポーツ株式会社 ゴルフクラブヘッドの製造方法
JP6070979B2 (ja) * 2012-08-22 2017-02-01 株式会社ノーリツ 熱源機
JP6115754B2 (ja) * 2013-01-21 2017-04-19 株式会社ノーリツ 熱源機及び凍結防止制御方法
US9228759B2 (en) * 2013-10-07 2016-01-05 Rinnai Corporation Circulating-type hot-water supply device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019007650A (ja) 2019-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4023139B2 (ja) ハイブリッド給湯装置
KR20140139425A (ko) 난방 시스템
JP2011043321A (ja) 熱媒供給装置
JP6909646B2 (ja) 熱源装置
JP2009257618A (ja) ヒートポンプ式給湯システム
JP2013224767A (ja) 熱機器
JP6115754B2 (ja) 熱源機及び凍結防止制御方法
JP3774615B2 (ja) 温水暖房装置の試運転制御方法
JP6390903B2 (ja) 貯湯給湯システム
JP4217989B2 (ja) 燃焼装置
JP2017067375A (ja) 暖房装置
JP3683400B2 (ja) 複合給湯装置
JP6635830B2 (ja) 熱源装置
JP6234387B2 (ja) 熱源装置
JP4696835B2 (ja) 給湯装置
JP6087241B2 (ja) 給湯暖房機
JP2001317748A (ja) 温水暖房装置の試運転制御方法
JP3778199B2 (ja) ガス給湯暖房機
KR101679680B1 (ko) 보일러의 동결방지 운전제어방법
JP6801991B2 (ja) 暖房装置
JP6234251B2 (ja) 燃焼装置
JP3935759B2 (ja) 熱供給システム
JP2006046809A (ja) 温水暖房システムの熱源機
JP6639329B2 (ja) ドレン排出装置
JP3926190B2 (ja) 熱供給システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200512

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210302

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210426

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210615

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6909646

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150