JP6908277B2 - 画像処理装置及び方法、画像処理装置の制御プログラム並びに記録媒体 - Google Patents
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Description
同一の撮像デバイスで撮像された複数の画像データにおける固定ノイズを除去する制御手段を備えた画像処理装置において、
前記固定ノイズは加法性ノイズと乗法性ノイズを含み、
前記制御手段は、前記固定ノイズが重畳されている画素は同一の輝度変化量であるという制約条件のもとで、前記撮像された複数の画像データに対して、乗法性ノイズの逆数と、加法性ノイズとを線形結合の形式で表した目的関数を用いて、加法性ノイズと乗法性ノイズとを同時に除去する画像処理を実行することを特徴とする。
(1)乗法性ノイズの逆数と、加法性ノイズとを線形結合の形式で表し、かつ、乗法性ノイズ及び加法性ノイズが共に重畳された画像データの対角行列を用いて表した一次微分のTGV(Total Generalized Variation)と、
(2)加法性ノイズ及び乗法性ノイズの逆数に対する制約条件のl2ノルム球の指示関数と
を含むように表し、
前記制御手段は、前記目的関数を用いてPDS(Primal−Dual Splitting)法を適用して、前記撮像された複数の画像データから、加法性ノイズと乗法性ノイズとを同時に除去することを特徴とする。
同一の撮像デバイスで撮像された複数の画像データにおける固定ノイズを除去する制御手段を備えた画像処理装置により実行される画像処理方法において、
前記固定ノイズは加法性ノイズと乗法性ノイズを含み、
前記制御手段が、前記固定ノイズが重畳されている画素は同一の輝度変化量であるという制約条件のもとで、前記撮像された複数の画像データに対して、乗法性ノイズの逆数と、加法性ノイズとを線形結合の形式で表した目的関数を用いて、加法性ノイズと乗法性ノイズとを同時に除去する画像処理を実行するステップを含むことを特徴とする。
前記目的関数は、
(1)乗法性ノイズの逆数と、加法性ノイズとを線形結合の形式で表し、かつ、乗法性ノイズ及び加法性ノイズが共に重畳された画像データの対角行列を用いて表した一次微分のTGV(Total Generalized Variation)と、
(2)加法性ノイズ及び乗法性ノイズの逆数に対する制約条件のl2ノルム球の指示関数と
を含むように表し、
前記制御手段は、前記目的関数を用いてPDS(Primal−Dual Splitting)法を適用して、前記撮像された複数の画像データから、加法性ノイズと乗法性ノイズとを同時に除去することを特徴とする。
前記画像処理方法の各ステップを含むことを特徴とする。
前記画像処理装置の制御プログラムを格納したことを特徴とする。
(評価方法)
次いで、固定ノイズが重畳された焦点ぼけ画像群から再構成した全焦点画像を用いて、提案手法の有効性を確認する。
B:乗法性ノイズのみを抑制する従来手法;
C:本実施形態に係る提案手法;
D:従来手法Aを実行した後に、従来手法Bを実行する比較例手法;及び
E:従来手法Bを実行した後に、従来手法Aを実行する比較例手法。
図6は従来技術及び実施形態に係る固定ノイズの除去処理のシミュレーション結果であって、重畳させる乗法性ノイズの強度を変化させたときの全焦点画像におけるピーク信号対雑音比(PSNR)を示すグラフである。また、図7は従来技術及び実施形態に係る固定ノイズの除去処理のシミュレーション結果であって、重畳させる加法性ノイズの強度を変化させたときの全焦点画像におけるピーク信号対雑音比(PSNR)を示すグラフである。すなわち、図6に乗法性ノイズの強度を変化させた場合の全焦点画像の品質を示し、図7に加法性ノイズの強度を変化させた場合の全焦点画像の品質を示す。なお、図6における従来手法は乗法性ノイズを抑制する手法、図7における従来手法は加法性ノイズを抑制する手法を用いている。
図9は従来技術及び実施形態に係る固定ノイズの除去処理の実験結果であって、全焦点画像(実画像)を示す表である。なお、図9におけるハッチング部分のライン上の画像の輝度値の変化を図10A〜図10Cで参照する。
以上の実施形態では、撮影時の焦点ぼけ画像群全体に対して固定ノイズ除去処理を実行することで、固定ノイズを低減する方法について説明した。しかし、焦点ぼけ画像群を構成する画像の枚数Mが増加するほど、焦点ぼけ画像群全体の最適化に必要な計算負荷(演算量やメモリ)が増加する。この課題を解決するためには、焦点ぼけ画像群を構成する画像から一部の画像を選択し、最適化することで固定ノイズを推定し、その後焦点ぼけ画像群全体から固定ノイズを低減してもよい。これにより、焦点ぼけ画像群を構成する画像の枚数Mが多数である場合でも計算負荷を抑え、高速に処理ができる。
以上の実施形態では、焦点ぼけ画像群から固定ノイズを低減する方法について説明した。しかし、本発明の適用対象は必ずしも焦点ぼけ画像群に限定されず、動画像データに適用してもよい。複数枚からなる画像群の同一の画素位置で被写体の像の画像成分(例えばテクスチャ)が大きく変化するならば、被写体の像の画像成分を打ち消す輝度変更は必ずしも画像群全体の滑らかさを向上させることにはならないため、固定ノイズの低減が可能である。
11…操作部、
12…撮像デバイス、
13…ディスプレイ、
21…入力画像データ処理部、
22…固定ノイズ除去処理部、
23…出力画像データ処理部、
25…データ記憶部、
26…光ディスクドライブ装置、
27…記録媒体、
30…コントローラ、
30m…内部メモリ。
Claims (8)
- 同一の撮像デバイスで撮像された複数の画像データにおける固定ノイズを除去する制御手段を備えた画像処理装置において、
前記固定ノイズは加法性ノイズと乗法性ノイズを含み、
前記制御手段は、前記固定ノイズが重畳されている画素は同一の輝度変化量であるという制約条件のもとで、前記撮像された複数の画像データに対して、乗法性ノイズの逆数と、加法性ノイズとを線形結合の形式で表した目的関数を用いて、加法性ノイズと乗法性ノイズとを同時に除去する画像処理を実行することを特徴とする画像処理装置。 - 前記目的関数は、
(1)乗法性ノイズの逆数と、加法性ノイズとを線形結合の形式で表し、かつ、乗法性ノイズ及び加法性ノイズが共に重畳された画像データの対角行列を用いて表した一次微分のTGV(Total Generalized Variation)と、
(2)加法性ノイズ及び乗法性ノイズの逆数に対する制約条件のl2ノルム球の指示関数と
を含むように表し、
前記制御手段は、前記目的関数を用いてPDS(Primal−Dual Splitting)法を適用して、前記撮像された複数の画像データから、加法性ノイズと乗法性ノイズとを同時に除去することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記同一の撮像デバイスで撮像された複数の画像データは、同一の対象物を異なる複数の焦点位置で撮像された焦点ぼけ画像群の複数の画像データであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
- 同一の撮像デバイスで撮像された複数の画像データにおける固定ノイズを除去する制御手段を備えた画像処理装置により実行される画像処理方法において、
前記固定ノイズは加法性ノイズと乗法性ノイズを含み、
前記制御手段が、前記固定ノイズが重畳されている画素は同一の輝度変化量であるという制約条件のもとで、前記撮像された複数の画像データに対して、乗法性ノイズの逆数と、加法性ノイズとを線形結合の形式で表した目的関数を用いて、加法性ノイズと乗法性ノイズとを同時に除去する画像処理を実行するステップを含むことを特徴とする画像処理方法。 - 前記目的関数は、
(1)乗法性ノイズの逆数と、加法性ノイズとを線形結合の形式で表し、かつ、乗法性ノイズ及び加法性ノイズが共に重畳された画像データの対角行列を用いて表した一次微分のTGV(Total Generalized Variation)と、
(2)加法性ノイズ及び乗法性ノイズの逆数に対する制約条件のl2ノルム球の指示関数と
を含むように表し、
前記制御手段は、前記目的関数を用いてPDS(Primal−Dual Splitting)法を適用して、前記撮像された複数の画像データから、加法性ノイズと乗法性ノイズとを同時に除去することを特徴とする請求項4記載の画像処理方法。 - 前記同一の撮像デバイスで撮像された複数の画像データは、同一の対象物を異なる複数の焦点位置で撮像された焦点ぼけ画像群の複数の画像データであることを特徴とする請求項4又は5記載の画像処理方法。
- 請求項4〜6のうちのいずれか1つに記載の画像処理方法の各ステップを含むことを特徴とする、画像処理装置の制御プログラム。
- 請求項7記載の画像処理装置の制御プログラムを格納したことを特徴とする、画像処理装置により読取可能な記録媒体。
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