JP6908221B2 - 目地部材 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、建造物の壁や天井等の下地面に貼着された各種のシートの端部とシートの端部との継目を被覆するために使用する目地部材に関する。
従来、建造物の壁面や天井等の下地面には、表面となる化粧シートのような各種のシートが貼着されている。また、壁面の下地面の全面又は一部面に、磁性体からなる下地シートを貼着し、この下地シートの表面を下地面として、この下地面の上に着磁性を有する化粧シートのようなシートを磁着吸着した壁面の構造も提供されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、各種のシートの端部とシートの端部との継目を被覆するための帯状の目地部材も提供されている。
実用新案登録第3175339号公報
前記化粧シートのようなシートは、壁面等の下地面の全面又は一部面に貼着したり、直角に隣接する壁面等の下地面同士に貼着したりする。したがって、シートの端部同士の継目には、平目地用、入隅用および見切り用といったように、それぞれの複数種類の用途に応じた専用の目地部材が使用されている。
このように、建物の壁面には、複数種類の目地部材が必用となるため、作業者は、現場にそれぞれの目的に応じて製造された専用の目地部材を施工現場まで持っていく必要がある。そして、作業者は、現場の仕様に合致した目地部材を選んで使用するため、従来の目地部材は、取付作業が煩雑となり作業性が悪いものになるという問題がある。
そこで、本発明は、平目地用、入隅用および見切り用としての汎用性があり、取付作業を容易且つ迅速に行うことができるようにした目地部材を提供することを課題とする。
本発明に係る目地部材は、建造物の壁や天井等の下地面に貼着される各種のシートの端部とシートの端部の継目を被覆する目地部材であって、前記下地面と前記シートとの間に介在される帯板状の側片部およびシートから突出するように突設された被係合部を有する下部材と、前記下部材に突設された被係合部に嵌合される係止部を有する上部材とを備え、前記側片部には、側片部の突出する幅寸法を短くするように、側片部を切断するための切断手段が下部材の長手方向に設けられていることを特徴としている。
この目地部材によれば、下部材の側片部を切断することなく使用することにより、平目地用として使用することができ、また、側片部を切断することにより、側片部の突出する幅寸法を短くすることができるため、入隅用および見切り用として使用することができる。このため、この目地部材は、複数種類の使用目的に対応することができ、汎用性に富むこととなり、取付作業を容易かつ迅速に行うことができる。
また、前記本発明の一態様として、前記切断手段は、切込みからなることを特徴としている。この目地部材によれば、前記切断手段を切込みから構成することにより、押出成形により簡単に成形することができる。
また、前記発明の他態様として、前記切断手段は、上部材の先端縁よりも被係合部側に位置するように設定されていることを特徴としている。この目地部材によれば、前記切断手段で切断された下部材の先端が上部材により覆われた状態となるため、入隅および見切り用として使用する場合であっても、下部材が目視し難くすることができる。
本発明は、平目地用、入隅用および見切り用としての汎用性があり、取付作業を容易かつ迅速に行うことができるようにした目地部材を提供することができる。
本発明に係る目地部材の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る目地部材の一実施形態を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。 本発明に係る目地部材の一実施形態を示す断面図である。 本発明に係る目地部材の一実施形態を示し、平目地用として使用した場合の分解斜視図である。 本発明に係る目地部材の一実施形態を示し、平目地用として使用した場合の斜視図である。 本発明に係る目地部材の一実施形態における使用状態を示し、(a)は薄いシートの場合を示す断面図、(b)は厚いシートの場合を示す断面図である。 本発明に係る目地部材の他実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る目地部材の他実施形態を示す断面図である。 本発明に係る目地部材の他実施形態であって、見切り用として使用した場合を示す斜視図である。 本発明に係る目地部材の他実施形態であって、入隅用として使用した場合を示す斜視図である。
本発明に係る目地部材の実施形態を図面に基づいて説明する。この目地部材1は、建造物における壁や天井等の下地面6aに貼着される各種の化粧シートのようなシート4の端部とシート4の端部との継目を被覆するために使用する。
図1〜図6に示す第1実施形態の目地部材1は、長尺状を呈しており、下部材2と上部材3とで構成されている。下部材2は、上部材3を連結する被係合部25を設けた取付部20と、この取付部20の基部から両側に突設された帯板状の側片部21、21とを備えている。
両方の側片部21,21の上面(下地面6aに重なっていない表面)には、切断手段としての切込み23,23が、下部材2の長手方向全長にわたって形成されている。切込み23に沿って側片部21を切断することができる。切込み23に沿って側片部21を切断することにより、側片部21の突出する幅寸法Lを寸法L1に短くすることができる。
切断された下部材2の先端は、上部材3の本体部30の端部よりも被係合部25側に位置するように設定されている。すなわち、切断された下部材2の先端は、本体部30よりも突出しないように構成されている。
被係合部25には、上面側を開口した嵌合溝が形成されている。嵌合溝は、取付部20の上部の間隔が狭くなるアリ溝形状に形成されている。
上部材3は、被係合部25よりも広い幅で帯板状の本体部30と、本体部30中央下面から突設された嵌合部31とから構成されている。嵌合部31の先端には、下部材2の嵌合溝25に嵌合する係止部31aが形成されている。
下部材2および上部材3は、合成樹脂(例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂))製で押出成形により製造されている。また、上部材3は、一色だけでなく、化粧シートの色合いに適するように二色以上で製造されている。下部材2は、見えないため一色で製造されているが、二色以上で製造してもよい。
なお、図2および図3に示すように、下部材2および上部材3が嵌合した状態の使用状態において、高さHは5mm程度、奥行き(側片部21の長さ寸法)Wは15〜30mm程度、長手方向長さ寸法Mは2〜3m程度の長尺を基本形状とし、所定の長さに合わせた状態(裁断或いは継ぎ足しを含む)として使用する。また、上部材3の本体部30と下部材2の側片部21との間には、所定の間隔Kを有している。
次に、以上のように構成された目地部材1の使用方法について説明する。まず、図4〜図6に示すように、目地部材1を平目地用として使用する場合について説明する。
ここで、建物の壁面や天井側の壁部5は、図4に示すように、下地シート6を、下地7に貼着し、さらにその下地シート6の上にシートの一例としての化粧シート4を貼着する場合を例示する。また、図4および図5は、説明のために一部を示す。
下地7は、モルタル、石膏ボード、合板あるいはフレキシブルボード等一般的な材料からなり、表面が平坦に仕上げられている。下地7には、下地シート6が接着剤などによって貼着されている。
下地シート6は、着磁性を有するものであり、例えば極めて薄い鋼製板(1mm以下)等の磁性体が使用される。また、下地シート6は、シート層中に着磁性を有する金属粉を含有させたシートであっても良く、鉄粉、ケイ素鋼やフェライト粉末等の金属粉を樹脂シート又はゴムシートに含ませることで得られる。なお、下地シート6の表面が化粧シート4の下地面6aとなる。
化粧シート4は、マグネットシートが使用され、その表面が印刷等により適宜装飾されている。化粧シート4は、下地シート6の下地面6aに貼替え可能に磁気吸着される。
下地シート6の下地面6aには、下部材2の側縁部21,21が接着剤その他方法で接着される。そして、図4に示すように、下部材2における側片部21,21上に隣接する化粧シート4,4の端部をそれぞれ重ねるとともに、中央部に立設した取付部20の両側面に沿わせる。この状態で側片部21,21は、下地面6aと化粧シート4との間に介在する。
側片部21,21が下地面6aと化粧シート4との間に介在された状態で、下部材2の取付部20に形成した嵌合溝25に、上部材3の嵌合部31を強制的に差し込むことにより、係止部31aは弾性力に抗して嵌合溝25内に嵌入(アリ溝構造により嵌合)されるため、使用状態が維持される。これにより、図5に示すように、上部材3が化粧シート4の端部を覆った状態となるようにして使用する。
化粧シート4は、様々な厚さのものが使用され、図6(a)は薄い化粧シート4を使用した場合を例示し、図6(b)は厚い化粧シート4を使用した場合を例示する。上部材3の本体部30と下部材2の側片部21との間には、所定の間隔Kを有しているため、薄い化粧シート4および厚い化粧シート4の何れの場合であっても、支障なく使用することが可能となる。
次に、図7〜図9に示すように、目地部材1を見切り用として使用する場合について説明する。なお、下地シート6の下地面6aは、前記同様に平面状となっている。
先ず、図7および図8に示すように、目地部材1の一方の側片部21を切込み23に沿って切断する。この側片部21の切断に際しては、カッター等の工具を使用して容易に切断することができる。そして、目地部材1の短い方の側片部21aが外側(化粧シート4を貼着しない側)となるように下地シート6に重ねる。そして、この目地部材1の長い方の側片部21bに化粧シート4の端部を被覆する。
さらに、下部材2の取付部20に形成した嵌合溝25に、上部材3の係止部31aを強制的に差し込むことにより、化粧シート4の端部を覆った状態となるようにして使用する。
次に、図10に示すように、目地部材1を入隅用として使用する場合について説明する。
先ず、見切り用と同じく、目地部材1の一方の側片部21を切込み23に沿って切断する。下部材2を壁部5の下地面6aの角部に位置させ、切断されていない長い方の側片部21b上に一方の化粧シート4の端部を重ねる。
さらに、短い方の側片部21aの先端部および上部材の本体部30の先端部を、他方側の化粧シート4bの端部に当接または接近させる。これにより、両方の化粧シート4,4bの端部は、本体部30により被覆されるため、両方の化粧シート4,4bの端部を隠すことができる。
以上のように、本実施形態の目地部材1は、下部材2の側片部21を切断することなくそのまま使用することにより、平目地用として使用することができる。また、下部材2の側片部21を適宜切断することにより、見切り用や入隅用として使用することができる。この結果、作業者は、現場の状況に応じて目地部材1を使用できることとなり、取付作業が容易且つ簡単になり、作業効率が向上する。
目地部材1の色合いを室内色等に合わせて複数色を準備する場合も考えられる。このような場合であっても、下部材2は上部材3に覆われて目視し難くなるので、下部材2は単色のものを製造すればよい。このことにより、部品点数の減少と製造コストの低減を図れるとともに、現場での下部材2と上部材3との同色にする色合わせの手間も省けるので、作業の煩雑さも解消できる。
本実施形態の目地部材1の下部材2は、取付部20の両側に同じ長さの側片部21,21を突設して左右対称に形成しているので、左右のバランスがよく、側片部21を薄肉に成形できる。このため、目地部材1は、上部材3の本体部30と下部材2の側片部21との間に、所定の間隔Kを有しているにもかかわらず、高さHも小さくできることとなる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、切込み23は、単数に限らず複数本を平行に設けてもよい。また、壁部の下地材に化粧シートを接着剤で貼着する施工方法であってもよい。本発明と同一および均等の範囲内において、上記の実施の形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
また、上記実施の形態では、下地シート6として着磁性を有するものを使用し、化粧シート4はマグネットシートを使用した。しかし、下地シート6は、着磁性を有しないものを使用し、化粧シート4は、一般的な布製、ビニル製、紙製などを使用してもよい。
1 目地部材
2 下部材
3 上部材
4 シート(化粧シート)
6a 下地面
7 下地
20 取付部
21 側片部
21a 短い方の側片部
21b 長い方の側片部
23 切込み(切断手段)
25 嵌合溝(被係合部)
30 本体部
31 嵌合部
31a 係止部
L 幅寸法

Claims (1)

  1. 建造物の下地面に貼着される、各種のシートの端部とシートの端部の継目を被覆する目地部材であって、
    前記下地面と前記シートとの間に介在される帯板状の側片部およびシートから突出するように突設された被係合部を有する下部材と、
    前記下部材に突設された被係合部に嵌合される係止部を有する上部材とを備え、
    前記側片部には、側片部の突出する幅寸法を短くするように、側片部を切断するための切断手段が下部材の長手方向に設けられており、
    その切断手段は、切込みにて形成するととともに、
    切断された下部材の側片部の先端は、前記上部材の本体部の端部よりも被係合部側で、かつ、被係合部から離隔して位置するように設定されていることを特徴とする目地部材。
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