JP6907662B2 - ゲート駆動回路およびこれを備えた負荷駆動装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、上記従来例の課題に着目してなされたものであり、スイッチング素子が誤ってオン状態となることによるスイッチングアームの短絡を防止できるゲート駆動回路およびこれを備えた負荷駆動装置を提供することを目的としている。
また、上記目的を達成するために、本発明の一態様による負荷駆動装置は、正極側ラインおよび負極側ライン間に、直列に接続された2つのスイッチング素子を有するスイッチングアームを少なくとも2組並列に接続された負荷を駆動するインバータ回路と、このインバータ回路の各スイッチング素子を個別に駆動する上記一態様によるゲート駆動回路とを備えている。
また、以下に示す実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
以下、本発明の一の実施の形態に係るゲート駆動回路およびこれを備えた負荷駆動装置について図面を参照して説明する。
本発明の第1実施形態によるゲート駆動回路およびこれを備えた負荷駆動装置について図1から図7を用いて説明する。ここで、負荷駆動装置は、例えば誘導加熱装置などに用いられる共振形インバータ回路で構成される。
図1に示すように、本実施形態による負荷駆動装置10は、三相の交流電源11に接続されている。負荷駆動装置10は、交流電源11から入力する交流電力を全波整流する整流回路12と、整流回路12で整流された電力を平滑化する平滑用コンデンサ13とを備えている。
また、平滑用コンデンサ13は、正極側ラインLpおよび負極側ラインLn間にダイオード12eおよび12fの直列回路と並列に接続されている。
また、負荷駆動装置10は、整流回路12および平滑用コンデンサ13で生成された直流電力が入力される電力変換回路としての共振形インバータ回路15を備えている。この共振形インバータ回路15は、正極側ラインLpおよび負極側ラインLn間に並列に接続された第1スイッチングアームSAおよび第2スイッチングアームSBでHブリッジ回路が構成されている。
各スイッチング素子Q1,Q2,Q3およびQ4は、例えばNチャネルMOSFETが適用されている。これらスイッチング素子Q1〜Q4のそれぞれは、NチャネルMOSFETを適用する場合に限らず、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)等のSi系の電圧制御型半導体素子の他、炭化ケイ素、窒化ガリウムおよびダイアモンドの少なくとも1つを主材料とするワイドバンドギャップ半導体素子で構成される電圧制御型半導体素子を適用することができる。
ここで、スイッチング素子Q1およびQ3はハイサイドアームを構成し、スイッチング素子Q2およびQ4がローサイドアームを構成している。
スイッチング素子Q1,Q2,Q3およびQ4のそれぞれは、制御端子としてのゲート端子に接続されたゲート駆動回路GDU1,GDU2,GDU3およびGDU4によって個別にオン・オフ制御される。ハイサイドアームを構成するスイッチング素子Q1およびQ3を制御するゲート駆動回路GDU1およびGDU3には、ハイサイド電源回路20Haおよび20Hbからハイサイド用直流電圧が供給されている。また、ローサイドアームを構成するスイッチング素子Q2およびQ4を制御するゲート駆動回路GDU2およびGDU4には、ローサイド電源回路20Laおよび20Lbからローサイド用直流電圧が供給されている。
そして、各ゲート駆動回路GDU1,GDU2,GDU3およびGDU4が制御信号生成部21から供給される制御信号CS1,CS2,CS3およびCS4によって駆動される。
すなわち、共振形インバータ回路15は、加熱コイル17に電力供給して誘導加熱を行う際に、スイッチング素子Q1およびQ4をオフ状態とし、スイッチング素子Q2およびQ3をオン状態とする第1制御態様と、スイッチング素子Q2およびQ3をオフ状態とし、スイッチング素子Q1およびQ4をオン状態とする第2制御態様とが交互に繰り返される。
また、高電位側駆動素子Q11および低電位側駆動素子Q12の接続点が配線LNを介してスイッチング素子Q1のゲート端子に接続されている。ここで、配線LNの長さは、配線インダクタンスL1および配線抵抗R1がスイッチング素子Q1のスイッチングの高速化を妨げない程度の値になるように設定されている。
また、ゲート駆動回路GDU1は、高電位側駆動素子Q11および低電位側駆動素子Q12と並列にコンデンサC11およびC12の直列回路が接続されている。これらコンデンサC11およびC12の接続点がスイッチング素子Q1のソース端子に接続されている。したがって、スイッチング素子Q1のソース端子Sには、正電圧HSVpaおよび負電圧HSVnaの電位差に相当する直流電圧をコンデンサC11およびコンデンサC12の間の電圧が印加される。
この駆動制御部30は、絶縁回路31と、第1ワンショット回路32と、第1増幅回路33と、第2ワンショット回路34と、第2増幅回路35とを備えている。
絶縁回路31は、フォトカプラや絶縁トランス等で構成され、信号入力側と信号出力側とが絶縁されている。この絶縁回路31は、信号入力側に制御信号生成部21から出力される矩形波パルス状の制御信号CS1が入力され、信号出力側から出力される制御信号CS1′が第1ワンショット回路32および第2ワンショット回路34に供給される。
第1増幅回路33は、第1ワンショットパルスPos11を増幅して高電位側駆動素子Q11の制御端子(ゲート端子)に供給する。
第2ワンショット回路34は、絶縁回路31から出力される制御信号CS1′の立ち下がり時に所定時間オン状態を継続する第2ワンショットパルスPos12を生成し、生成した第2ワンショットパルスPos12が第2増幅回路35に供給される。
停止時制御部40は、タイマ回路41と、第3増幅回路42と、低電位側駆動素子Q12とを含んで構成されている。
タイマ回路41は、制御信号CS1がローレベルとなった後にハイレベルとなるまでの時間を、第2ワンショット回路34からの第2ワンショットパルスPos12と第1ワンショット回路32から第1ワンショットパルスPos11とに基づいて監視する。このタイマ回路41は、図4に示すように、カウンタ41aと、RSフリップフロップ回路41bとを備えている。
第3増幅回路42はタイマ回路41のRSフリップフロップ回路41bから出力される停止時制御信号CS1stを増幅して低電位側駆動素子Q12の制御端子(ゲート端子)に供給する。
また、ゲート駆動回路GDU2は、図2に示すように、ゲート駆動回路GDU1に対して停止時制御部40が省略されているとともに、ローサイド電源回路20Laからローサイド用直流電圧が入力される正極側ライン及び負極側ラインがLSVpa及びLSVnaとされ、高電位側駆動素子がQ21とされ、低電位側駆動素子がQ22とされている。
また、ゲート駆動回路GDU4は、図3に示すように、ゲート駆動回路GDU1と同様に、停止時制御部40を備えているとともに、ローサイド電源回路20Lbからローサイド用直流電圧が入力される正極側ライン及び負極側ラインがLSVpb及びLSVnbとされ、高電位側駆動素子がQ41とされ、低電位側駆動素子がQ42とされている。
このように、本実施形態では、初期状態でオン状態に制御される低電位側のスイッチング素子Q2およびQ3と直列に接続されて対向アームとなるスイッチング素子Q1およびQ4のゲート駆動回路GDU1およびGDU4に対して停止時制御部40が付加されている。
先ず、負荷駆動装置10の基本動作について図5を伴って説明する。
図2および図3に示すように、スイッチング素子Q1〜Q4にはそれぞれ、寄生静電容量が形成されている。
スイッチング素子Q1のドレイン端子Dおよびゲート端子Gの間には、ミラー静電容量となるドレイン・ゲート間静電容量Cdg1が寄生されている。また、スイッチング素子Q1のゲート端子Gおよびソース端子Sの間には、ゲート・ソース間静電容量Cgs1が寄生されている。さらに、スイッチング素子Q1のドレイン端子Dおよびソース端子Sの間には、ドレイン・ソース間静電容量Cds1が寄生されている。
各スイッチング素子Qj(j=1〜4)において、ドレイン・ゲート間静電容量Cdgjとゲート・ソース間静電容量Cgsjとを加算したものが入力容量Ciss(=Cdgj+Cgsj)となり、ドレイン・ゲート間静電容量Cdgjが帰還容量Crssとなり、ドレイン・ゲート間静電容量Cdgjとドレイン・ソース間静電容量Cdsjとを加算したものが出力容量Coss(=Cdgj+Cdsj)となる。
第1ワンショット回路32では、図5(b)に示すように、制御信号CS1′がローレベルからハイレベルに立ち上がる時点t1で所定幅の第1ワンショットパルスPos11を生成する。この第1ワンショットパルスPos11は第1増幅回路33で増幅されて高電位側駆動素子Q11のゲート端子に供給する。このため、高電位側駆動素子Q11がオン状態となる。
したがって、ハイサイド電源回路20Haから供給されるハイサイド用直流電圧HSVpaが高電位側駆動素子Q11を通ってスイッチング素子Q1のゲート端子に印加される。このため、スイッチング素子Q1の入力容量Cissが充電されてスイッチング素子Q1のゲート・ソース間電圧Vgs1が、図5(d)に示すように、負電位から正電位に向けて増加し、ターンオン状態となる。
そして、ゲート・ソース間電圧Vgs1が閾値電圧Vgthに達する時点t2でスイッチング素子Q1が導通状態となり、スイッチング素子Q1自身のドレイン電流が流れ始める。その後、時点t3でミラー容量が大きくなるミラー効果期間となり、ゲート・ソース間電圧Vgs1が一定電圧となる。
一方、タイマ回路41では、時点t5で第2ワンショットパルスPos12がローレベルからハイレベルとなることにより、カウンタ41aがカウントを開始し、そのカウント値Nが図5(f)に示すようにカウントアップされる。
この時点t16以後に、制御信号CS1が図5(a)に示すようにローレベルを継続する停止状態となると、時点t13でカウンタ41aが、図5(f)に示すように、カウント開始する。
このため、RSフリップフロップ回路41bがセットされて、図5(g)に示すように、肯定出力端子Qからハイレベルの停止時制御信号CS1stが出力される。この停止時制御信号CS1stが第3増幅回路42に供給され、この第3増幅回路425で増幅されて低電位側駆動素子Q12のゲート端子に供給される。このため、低電位側駆動素子Q12がオン状態に制御される。したがって、スイッチング素子Q1のゲート端子が低電位側駆動素子Q12を通じてハイサイド電源回路20Haの低電位側ラインHSLnaに接続される。
共振形インバータ回路15は停止中には、各スイッチング素子Q1〜Q4がオフ状態となっており、加熱コイル17への電力の供給は停止されている。また、ゲート駆動回路GDU1およびGDU4の低電位側駆動素子Q12およびQ42はタイマ回路41から出力される停止時制御信号CS1stがハイレベルとなることにより、オン状態に制御されている。それ以外の高電位側駆動素子Q11、Q21、Q31、Q41および低電位側駆動素子Q22、Q32はオフ状態に制御されている。
このため、スイッチングアームSAでは、ゲート駆動回路GDU2の第1ワンショット回路32からハイレベルの第1ワンショットパルスPos21が出力される。これにより、図6の時点t21で、ゲート駆動回路GDU2の高電位側駆動素子Q21がオン状態となる。このため、スイッチング素子Q2のゲート端子にローサイド電源回路20Laの正電圧LSVpaが印加され、入力容量Cissを充電するゲート電流IG2が、図6(k)に示すように、“0”から増加する。
その後、時点t23でスイッチング素子Q2のドレイン・ソース間電圧Vds2が図6(m)に示すように“0”となり、スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間電圧Vds1が図6(g)に示すように正極側ラインLpの電圧Vpに達する。
しかしながら、時点t22ではゲート駆動回路GDU1の低電位側駆動素子Q12が図6(d)に示すようにオン状態であって、ゲート端子Gがハイサイド電源回路20Haの負電圧HSVnaに接続されているので、ゲート・ソース間電圧Vgs1は、図6(f)に示すように、負電圧HSVnaを維持する。このため、後述するようにスイッチング素子Q1が誤ってオン状態となって、スイッチングアームSAが短絡状態となることを確実に防止することができる。
このように、起動時に先ずスイッチング素子Q2およびQ3がオン状態となり、且つスイッチング素子Q1およびQ4がオフ状態を維持する。これにより、共振形インバータ回路15には、正極側ラインLp→スイッチング素子Q3→加熱コイル17→共振用コンデンサ16→スイッチング素子Q2→負極側ラインLnの順に電流I2が流れ、共振用コンデンサ16に電荷が充電される。加熱コイル17に出力する出力電流I2は、スイッチング素子Q3が加熱コイル17に出力する出力電圧に対して位相が遅れる。このように、共振形インバータ回路15は、スイッチング素子Q1,Q2,Q3,Q4の損失やサージを抑制するため、出力電圧に対して出力電流を遅れ位相で運転するようになっている。
その後、時点t26でスイッチング素子Q2のゲート・ソース間電圧Vgs2がミラー効果期間となると、ドレイン・ソース間電圧Vds2が増加するとともに、ドレイン電流ID2が減少する。このスイッチング素子Q2のドレイン・ソース間電圧Vds2が増加することにより、スイッチング素子Q1のドレイン・ソース間電圧Vds1が図6(g)に示すように減少する。このドレイン・ソース間電圧Vds1が減少する際のdv/dtによって、スイッチング素子Q1のドレイン・ゲート間容量Cdgを通じてゲート端子からドレイン端子に電流が流れ、ゲート・ソース間電圧Vgs1が減少しようとする。
その後、時点t28でゲート駆動回路GDU2の第2ワンショット回路34の第2ワンショットパルスPos22がハイレベルからローレベルに復帰することにより、低電位側駆動素子Q22がオフ状態となる。このため、スイッチング素子Q2のゲート電流IG2が“0”に戻るとともに、ゲート・ソース間電圧Vgs2が図6(l)に示すようにローサイド電源回路20Laの負電圧LSVnaに復帰する。
これと同時に、第1ワンショットパルスPos11がハイレベルとなることにより、タイマ回路41のカウンタ41aがクリアされるとともに、RSフリップフロップ回路41bがリセットされ、停止時制御信号CS1stがハイレベルからローレベルとなる。
そして、時点t30で、ゲート・ソース間電圧Vgs1が閾値電圧Vgthに達すると、スイッチング素子Q1がオン状態となって、ドレイン電流ID1が図7(h)に示すように流れ始める。
このように、スイッチング素子Q1およびQ4がオン状態となり、スイッチング素子Q2およびQ3がオフ状態となる。これにより、共振形インバータ回路15には、正極側ラインLp→スイッチング素子Q1→共振用コンデンサ16→加熱コイル17−スイッチング素子Q4→負極側ラインLnの順に電流I1が流れ、共振用コンデンサ8に蓄積されていた電荷が放電される。
時点t21から時点t24におけるゲート電流IG2、ゲート・ソース間電圧Vgs2、ドレイン・ソース間電圧Vds2およびドレイン電流ID2は、本実施形態(図6参照)と従来(図9参照)とで変わらない。しかしながら、時点t21から時点t24において、従来としてのゲート駆動回路GDU1に設けられた低電位側駆動素子Q12は、本実施形態における低電位側駆動素子Q12と異なり、オフ状態となっている。
このように、従来のゲート駆動回路およびインバータは、停止状態からの起動時にゲート駆動回路によって2つのスイッチング素子をオフ状態からオン状態に切り替える場合に、オン状態となるスイッチング素子と対向するオフ状態に維持されるスイッチング素子が誤ってオン状態になってしまうという問題を有している。
しかも、停止状態となった時にオン制御するスイッチ素子として低電位側駆動素子Q12及びQ14を使用しているので、別途スイッチ素子を設ける必要がなく、停止時制御部40を設けるだけで済み、ゲート駆動回路GDU1およびGDU4の構成を簡易化することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図10を伴って説明する。
この第2の実施形態では、停止時制御部を独立して設けたものである。
すなわち、第2の実施形態では、図10に示すように、前述した第1の実施形態におけるゲート駆動回路GDU1の停止時制御部40を構成する増幅回路42の増幅出力が制御端子に供給される停止時駆動素子43が設けられている。停止時駆動素子43は、例えばNチャネルMOSFETが適用され、低電位側駆動素子Q12と並列に接続されている。この停止時駆動素子43には、逆並列に還流ダイオード44が接続されている。ゲート駆動回路GD4についても、図示しないがゲート駆動回路GD1と同様に停止時駆動素子が設けられている。
このため、増幅回路42から停止時制御信号CS1stが増幅されて停止時駆動素子43の制御端子(ゲート端子)へ出力され、この停止時駆動素子43がオン状態となり、スイッチング素子Q1のゲート端子がハイサイド電源回路20Haの負極側ラインHSLnaに接続される。
また、上記第1および第2の実施形態では、第1ワンショット回路32が制御信号CS1の立ち上がりで第1ワンショットパルスPos11を出力し、第2ワンショット回路34が制御信号CS1の立ち下がりで第2ワンショットパルスPos12を出力する場合について説明した。しかしながら、本発明は、上記に限定されるものではなく、制御信号生成部21から制御信号CS1とこれとレベル反転した逆相の制御信号とを出力し、この逆相の制御信号の立ち上がりで第2ワンショット回路34から第2ワンショットパルスPos12を出力するようにしてもよい。要は、スイッチング素子Qjのターンオン時に所定時間だけ高電位側駆動素子Qj1を駆動し、スイッチング素子Qjのターンオフ時に低電位側駆動素子Qj2を所定時間だけ駆動できればよい。
また、上記第1および第2の実施形態では、負荷として誘導加熱装置の加熱コイル17を駆動する場合にについて説明したが、これに限定されるものではなく、他の誘導性負荷を駆動する負荷駆動装置に本発明を適用することができる。
Claims (7)
- 直列に接続されて接続点が電力変換回路のスイッチング素子に接続された高電位側駆動素子および低電位側駆動素子と、
前記スイッチング素子を状態変化させるときにのみ前記高電位側駆動素子および前記低電位側駆動素子の一方をオン状態に制御する駆動制御部と、
前記スイッチング素子の停止中に、当該スイッチング素子を低電位に接続する停止時制御部と
を備え、
前記停止時制御部は、矩形波制御信号のオフ状態が設定時間以上継続したときに前記低電位側駆動素子をオン状態に制御すること
を特徴とするゲート駆動回路。 - 前記駆動制御部は、前記矩形波制御信号の立ち上がりで第1ワンショットパルスを前記高電位側駆動素子に出力する第1ワンショット回路と、前記第1ワンショットパルスを前記高電位側駆動素子の制御端子に供給する第1増幅回路と、前記矩形波制御信号の立ち下がりで第2ワンショットパルスを前記低電位側駆動素子に出力する第2ワンショット回路と、前記第2ワンショットパルスを前記低電位側駆動素子の制御端子に供給する第2増幅回路とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のゲート駆動回路。
- 前記停止時制御部は、前記低電位側駆動素子と並列に接続されて前記矩形波制御信号のオフ状態が設定時間以上継続したときにオン状態に制御される停止時駆動素子を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のゲート駆動回路。
- 前記停止時駆動素子は、低電位側が前記低電位側駆動素子の低電位とは異なる低電位に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のゲート駆動回路。
- 正極側ラインおよび負極側ライン間に、直列に接続された2つのスイッチング素子を有するスイッチングアームを少なくとも2組並列に接続された負荷を駆動するインバータ回路と、該インバータ回路の各スイッチング素子を個別に駆動する請求項1から4の何れか1項に記載のゲート駆動回路とを備えていることを特徴とする負荷駆動装置。
- 前記インバータ回路は、出力電圧に対して出力電流を遅れ位相で制御する共振形インバータで構成されていることを特徴とする請求項5に記載の負荷駆動装置。
- 前記負荷は、誘導加熱装置であることを特徴とする請求項5又は6に記載の負荷駆動装置。
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