JP6906401B2 - 貨幣処理装置 - Google Patents
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Description
図1は実施形態に係る貨幣処理装置の外観を示す斜視図である。図1に示すように、貨幣処理装置1は、紙幣処理機10および硬貨処理機110が左右に並ぶよう配置されることにより構成されている。紙幣処理機10は、バラ紙幣の入出金処理を実行可能であり、また、帯封紙幣(紙幣束ともいう)の作成や、帯封紙幣の出金処理を実行可能である。帯封紙幣は、所定枚数(例えば100枚)のバラ紙幣から作成される。硬貨処理機110は、バラ硬貨の入出金処理を実行可能であり、また、包装硬貨の作成や、包装硬貨の出金処理を実行可能である。包装硬貨は、所定枚数(例えば50枚)のバラ硬貨に紙やフィルム等の包装媒体を巻くことによって作成される。
図6〜図8のフローチャートを用いて、本実施形態における貨幣処理装置1のトレーニングモードにおける動作例について説明する。図6に示すように、まず、操作者が操作表示部302に対して操作を行い、貨幣処理装置1は入力された操作者IDを取得する(S11)。その後、操作者によってトレーニングモードが選択される(S12)。貨幣処理装置1は、トレーニングが開始される時の金種別在高情報311を、別途、保存する(S13)。
(その1)
トレーニングモードにおいて仮入金処理を実行する場合に、識別部20によって記番号が取得できなかった紙幣は、貨幣処理装置1内に取り込まないで、例えばバラ紙幣投出部24から排出するようにしてもよい。あるいは、トレーニングモードにおいて仮出金処理を実行する場合に、識別部20によって記番号が取得できなかった紙幣は、払い出しの対象から除外して、貨幣処理装置1から払い出さないようにしてもよい。これにより、トレーニングモードにおいて、紙幣の記番号による管理の精度を上げることができる。
上の実施形態では、トレーニング実施後において、金種別在高情報がトレーニング開始前と一致していないとき、貨幣処理装置1の外部に警告を報知して、現金払い出し処理S20や現金戻し処理S30を実行するものとしている。これに代えて、トレーニング実施後に、警告を報知しないで、まず、現金払い出し処理S20や現金戻し処理S30を実行するようにしてもよい。そして、現金払い出し処理S20や現金戻し処理S30を実行した後に、まだ金種別在高情報がトレーニング開始前と一致していないとき、警告を報知するようにしてもよい。その際には、不足紙幣または余剰紙幣について、その金種や記番号を表示するようにしてもよい。
上の実施形態では、トレーニング実施後において、金種別在高情報がトレーニング開始前と一致していないときや、現金戻し処理S30において、戻し入れるべき貨幣以外の貨幣が投入されたとき等において、制御部300は、貨幣処理装置1の外部に警告を報知するものとした。これに代えて、あるいは、これとともに、制御部300は、通信インターフェース部306を介して、管理コンピュータ2や、管理者が携帯するタブレット3aやスマートフォン3b等に、警告を送信してもよい。
上の実施形態では、記憶部310に第1および第2貨幣DB312,313を設けて、貨幣処理装置1内で、トレーニングモードにおける貨幣の入出力管理を行うものとした。これに代えて、外部装置例えば管理コンピュータ2において、トレーニングモードにおける貨幣の入出力管理を行うようにしてもよい。
現金戻し処理S30を行う場合において、戻し入れるべき貨幣が破損している場合は、同一金種の代替貨幣を管理者権限で入力できるようにしてもよい。管理者権限の有無は、操作者IDによって判断すればよい。この場合、管理者は、操作表示部302に表示された不足貨幣を指定した上で、代替貨幣を投入する。制御部300は、投入された代替貨幣を、不足貨幣と同一金種であることを条件として受け入れ、金種別在高情報311を更新するとともに、第2貨幣DB313の不足貨幣のデータを消去する。
(その1)
上の実施形態では、紙幣処理機10および硬貨処理機110を備えた貨幣処理装置1を例にとって説明したが、この他にも、硬貨処理機能を有しない紙幣処理装置であっても、本開示はもちろん適用可能である。また、上の実施形態では、紙幣処理機10はバラ紙幣処理機能と束紙幣処理機能の両方を有しているものとしたが、バラ紙幣処理装置と束紙幣処理装置とが別体になったシステムであっても、本開示は適用可能である。
本開示は、他の貨幣処理装置にも適用可能である。図9は他の実施形態に係る構成例を示す図であり、硬貨釣銭機210および紙幣釣銭機220と制御端末機300を備えたシステム構成を示す。硬貨釣銭機210は、前部上面にタッチパネル等の操作表示部211を備え、前部に硬貨受入部212および硬貨払出部213が設けられている。紙幣釣銭機220は、前面に紙幣受け入れ部221および紙幣払出部222が設けられている。この構成において、上の実施形態と同様に、入出金処理を伴うトレーニングモードが実行可能とし、トレーニングモードにおける貨幣の入出力管理を行うものとしてもよい。また、貨幣の記番号を管理する機能を制御端末機300(外部装置)に持たせてもよい。さらには、不足貨幣や余剰貨幣についての警告は、例えば制御端末機300の操作表示部231に表示してもよい。
上の実施形態では、貨幣の個別情報の一例として、紙幣の記番号を用いて説明を行ったが、その他の貨幣の個別情報を利用してもかまわない。
20 識別部(個別情報取得部)
300 制御部
310 記憶部(管理部)
312 第1貨幣データベース
313 第2貨幣データベース
Claims (6)
- トレーニングモードを有する貨幣処理装置であって、
前記貨幣処理装置の動作を制御する制御部と、
前記貨幣処理装置内の紙幣の記番号および金種を取得する個別情報取得部と、
前記個別情報取得部によって取得された紙幣の記番号および金種を管理する管理部とを備え、
前記制御部は、トレーニングモードにおいて、貨幣の投入を伴う入金処理、または、貨幣の払い出しを伴う出金処理のうち少なくともいずれか一方を実行可能であり、
前記管理部は、入金処理において投入された紙幣、または、出金処理において払い出された紙幣について、記番号および金種を管理し
前記制御部は、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の不足があるとき、
投入された紙幣について、記番号および金種を前記個別情報取得部によって取得し、
取得した記番号および金種が、前記管理部に管理された不足紙幣の記番号および金種と一致する紙幣を、取り込み、
取得した記番号および金種が、前記管理部に管理された不足紙幣の記番号および金種と一致しない貨幣を、排出する
ことを特徴とする貨幣処理装置。 - 請求項1記載の貨幣処理装置において、
前記制御部は、前記管理部に管理された記番号および金種を用いて、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の過不足がないことが確認されたことを条件に、トレーニングモードを終了する
ことを特徴とする貨幣処理装置。 - 請求項1記載の貨幣処理装置において、
操作表示部を備え、
前記制御部は、前記管理部に管理された記番号および金種を参照して、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の過不足があるとき、余剰紙幣または不足紙幣がある旨の情報を、前記操作表示部に出力する
ことを特徴とする貨幣処理装置。 - 請求項1または2記載の貨幣処理装置において、
操作表示部を備え、
前記制御部は、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の過不足があるとき、前記管理部に管理された記番号および金種を参照して、余剰紙幣または不足紙幣に関する記番号および金種を含む情報を、前記操作表示部に出力する
ことを特徴とする貨幣処理装置。 - 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の貨幣処理装置において、
前記制御部は、トレーニングモードにおいて出金処理を実行する場合に、前記個別情報取得部によって記番号が取得できなかった紙幣を、払い出しの対象から除外する
ことを特徴とする貨幣処理装置。 - 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の貨幣処理装置において、
前記制御部は、トレーニングモードにおいて入金処理を実行する場合に、前記個別情報取得部によって記番号が取得できなかった紙幣は、排出する
ことを特徴とする貨幣処理装置。
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- 2017-09-06 JP JP2017171183A patent/JP6906401B2/ja active Active
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