JP6906401B2 - 貨幣処理装置 - Google Patents

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Description

ここに開示する技術は、トレーニングモードを有する貨幣処理装置に関する。
特許文献1には、トレーニングモードを有する貨幣処理装置が開示されている。トレーニングモードでは、操作者は、正常系シナリオ(入金、出金等)や異常系シナリオ(詰まり、オーバーフロー等)を体験できる。この貨幣処理装置は、トレーニングモードの開始時に現在の在高情報を記憶し、トレーニング実施後に、在高情報がトレーニング開始前と一致することを条件として、トレーニングモードを終了し、通常モードへ切り替える。在高が一致していない場合には、貨幣の入出金状態の確認を促すメッセージを操作画面に表示する。
特開2017−072905号公報
ところが、特許文献1の構成では、例えば、トレーニングモードで出金処理を行った結果、在高が不足している場合に、操作者は、どの貨幣を貨幣処理装置に戻したらいいのか、あるいは、どの貨幣を戻さなくていいのか、がよく分からない場合がある。また、トレーニングモードで入金処理を行った結果、在高が増えている場合には、貨幣処理装置から貨幣を払い出して在高を一致させることはできるものの、どの貨幣を払い出すべきか分からないので、装置内の貨幣の状態をトレーニング前の状態に完全に戻すことが、必ずしもできない。
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、トレーニングモードを有する貨幣処理装置において、トレーニング実施後に、装置内の貨幣の状態を、容易かつ確実に、元の状態に戻せるようにすることを目的とする。
ここに開示する技術は、トレーニングモードを有する貨幣処理装置であって、前記貨幣処理装置の動作を制御する制御部と、前記貨幣処理装置内の紙幣の記番号および金種を取得する個別情報取得部と、前記個別情報取得部によって取得された紙幣の記番号および金種を管理する管理部とを備え、前記制御部は、トレーニングモードにおいて、貨幣の投入を伴う入金処理、または、貨幣の払い出しを伴う出金処理のうち少なくともいずれか一方を実行可能であり、前記管理部は、入金処理において投入された紙幣、または、出金処理において払い出された紙幣について、記番号および金種を管理し、前記制御部は、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の不足があるとき、投入された紙幣について、記番号および金種を前記個別情報取得部によって取得し、取得した記番号および金種が、前記管理部に管理された不足紙幣の記番号および金種と一致する紙幣を、取り込み、取得した記番号および金種が、前記管理部に管理された不足紙幣の記番号および金種と一致しない貨幣を、排出する
この構成によると、貨幣処理装置は、トレーニングモードにおいて、貨幣の投入を伴う入金処理、または、貨幣の払い出しを伴う出金処理のうち少なくともいずれか一方が、実行可能である。そして、入金処理において投入された紙幣、または、出金処理において払い出された紙幣は、管理部によって、記番号および金種が管理される。すなわち、トレーニング実施後に貨幣処理装置から払い出すべき紙幣、または、トレーニング実施後に貨幣処理装置に戻すべき紙幣について、その記番号および金種が管理されている。この記番号および金種を用いることによって、トレーニング実施後に、貨幣処理装置内の紙幣の状態を、容易かつ確実に、元の状態に戻すことができる。さらに、トレーニング実施後に装置内の紙幣に不足があるとき、貨幣処理装置は、投入された紙幣から、不足紙幣を特定して取り込むことができ、また、投入された紙幣の中から、不足紙幣とは異なる紙幣を誤って取り込むことを防止できる。
そして、前記制御部は、前記管理部に管理された記番号および金種を用いて、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の過不足がないことが確認されたことを条件に、トレーニングモードを終了する、としてもよい。
これにより、貨幣処理装置は、トレーニング実施後に装置内の紙幣に過不足があるときは、トレーニングモードを終了することはない。したがって、紙幣に過不足がある状態で、通常処理が実行されることを防ぐことができる。
また、前記貨幣処理装置は、操作表示部を備え、前記制御部は、前記管理部に管理された記番号および金種を参照して、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の過不足があるとき、余剰紙幣または不足紙幣がある旨の情報を、前記操作表示部に出力する、としてもよい。
これにより、トレーニング実施後に装置内の紙幣に過不足があるときは、余剰紙幣または不足紙幣がある旨の情報が、操作表示部に出力される。したがって、操作者は、貨幣処理装置に戻すべき紙幣や貨幣処理装置から払い出されるべき紙幣があることを、認識することができる。
また、前記貨幣処理装置は、操作表示部を備え、前記制御部は、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の過不足があるとき、前記管理部に管理された記番号および金種を参照して、余剰紙幣または不足紙幣に関する、記番号および金種を含む情報を、前記操作表示部に出力する、としてもよい。
これにより、トレーニング実施後に装置内の紙幣に過不足があるときは、余剰紙幣または不足紙幣に関する記番号および金種を含む情報が、操作表示部に出力される。したがって、操作者は、貨幣処理装置に戻すべき紙幣や貨幣処理装置から払い出されるべき紙幣を、具体的に認識することができる。
また、前記制御部は、トレーニングモードにおいて出金処理を実行する場合に、前記個別情報取得部によって記番号が取得できなかった紙幣を、払い出しの対象から除外する、としてもよい。
これにより、トレーニングモードにおいて払い出した紙幣に関する、記番号による管理を、精度良く実行することができる。
また、前記制御部は、トレーニングモードにおいて入金処理を実行する場合に、前記個別情報取得部によって記番号が取得できなかった紙幣は、排出する、としてもよい。
これにより、トレーニングモードにおいて投入された紙幣に関する、記番号による管理を、精度良く実行することができる。
本開示によると、トレーニングモードを有する貨幣処理装置において、トレーニング実施後に、装置内の貨幣の状態を、容易かつ確実に、元の状態に戻すことができる。
実施形態に係る貨幣処理装置の全体構成例 実施形態に係る紙幣処理機の内部構成図 実施形態に係る貨幣処理装置の機能構成を示すブロック図 金種別在高情報の例 (a)は第1貨幣DBに管理されたデータの例、(b)は第2貨幣DBに管理されたデータの例 トレーニングモードにおける貨幣処理装置の動作例を示すフローチャート 図6における現金払い出し処理のフローチャート 図6における現金戻し処理のフローチャート 他の装置構成例
以下、実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
(貨幣処理装置の構成)
図1は実施形態に係る貨幣処理装置の外観を示す斜視図である。図1に示すように、貨幣処理装置1は、紙幣処理機10および硬貨処理機110が左右に並ぶよう配置されることにより構成されている。紙幣処理機10は、バラ紙幣の入出金処理を実行可能であり、また、帯封紙幣(紙幣束ともいう)の作成や、帯封紙幣の出金処理を実行可能である。帯封紙幣は、所定枚数(例えば100枚)のバラ紙幣から作成される。硬貨処理機110は、バラ硬貨の入出金処理を実行可能であり、また、包装硬貨の作成や、包装硬貨の出金処理を実行可能である。包装硬貨は、所定枚数(例えば50枚)のバラ硬貨に紙やフィルム等の包装媒体を巻くことによって作成される。
操作表示部302は、例えば硬貨処理機110の筐体112の上部に設けられたタッチパネル等からなり、貨幣処理装置1における紙幣や硬貨の処理状況や、貨幣処理装置1に収納されている紙幣や硬貨の在高等の情報を表示する。また、操作者はこの操作表示部302を介して、様々な操作を行うことができる。印字部304は、貨幣処理装置1における紙幣や硬貨の処理状況や、貨幣処理装置1に収納されている紙幣や硬貨の在高等の情報をレシート等に印刷するプリンタ等から構成されている。このような貨幣処理装置1は、例えば銀行等の金融機関に設置され、金融機関の行員等により利用される。
また、貨幣処理装置1は、管理コンピュータ2等の外部装置と通信可能である。また、管理コンピュータ2は、管理者が携帯するタブレット3aやスマートフォン3b等の携帯端末と通信可能になっている。
図2は紙幣処理機10の内部構成を概略的に示す構成図である。図2において、左側が紙幣処理機10の前面側であり、左右方向が紙幣処理機10の奥行き方向である。図1および図2を用いて、紙幣処理機10の構成について説明する。なお、硬貨処理機110に関しては、その構成の詳細については説明を省略する。
図1および図2に示すように、紙幣処理機10は略直方体形状の筐体12を有しており、この筐体12の前面には、バラ紙幣を入金するための投入部14、バラ紙幣を出金するためのバラ紙幣投出部24、および、帯封紙幣を出金するための帯封紙幣投出部48がそれぞれ設けられている。投入部14の前面は筐体12の外部に開口しており、操作者は投入部14の内部にバラ紙幣の束を投入することができる。一方、バラ紙幣投出部24および帯封紙幣投出部48にはそれぞれシャッター24a,48aが設けられている。シャッター24a,48aは後述するシャッター駆動部24b,48bによりそれぞれ駆動される。シャッター24a,48aによりバラ紙幣投出部24や帯封紙幣投出部48が開口されると、操作者はバラ紙幣投出部24に集積されているバラ紙幣や帯封紙幣投出部48に集積されている帯封紙幣を取り出すことができる。なお、バラ紙幣投出部24は、バラ紙幣の出金処理における出金部として機能するとともに、入金処理時において識別できなかったバラ紙幣や正常ではないと識別されたバラ紙幣を排出するための入金リジェクト部としても機能する。
また、バラ紙幣投出部24の下方には、バラ紙幣の出金処理において、バラ紙幣投出部24から出金すべきではないと判断されたバラ紙幣が集積される出金リジェクト部26が設けられている。出金リジェクト部26の前面は筐体12の外部に開口しておらず、所定の権限を有する操作者のみが前カバーを開放してアクセスすることができる。
図2に示すように、投入部14には、投入されたバラ紙幣を1枚ずつ繰り出すための繰出部16が設けられている。繰出部16により投入部14から繰り出されたバラ紙幣は、搬送部18により筐体12内で搬送される。搬送部18には識別部20が設けられており、搬送部18により搬送されるバラ紙幣は識別部20によりその金種、真偽、表裏、正損、新旧、搬送状態等が識別される。ここでは、識別部20は、搬送されるバラ紙幣の記番号を取得可能なように構成されている。紙幣の記番号は、本開示における貨幣の個別情報の一例であり、識別部20は、本開示における個別情報取得部の一例である。また、搬送部18には表裏反転部22が設けられており、識別部20により識別されたバラ紙幣は表裏反転部22によりその表裏が揃うように反転させられる。
搬送部18には、入金一時保留部30、混合バラ紙幣収納部32および複数(図2では3つ)の金種別バラ紙幣収納部34がそれぞれ接続されている。入金一時保留部30、混合バラ紙幣収納部32および各金種別バラ紙幣収納部34にはそれぞれ、上下方向に移動可能となっているステージ30a,32a,34aが設けられており、ステージ30a,32a,34a上でバラ紙幣が積層状態で集積される。ここで、混合バラ紙幣収納部32には、各金種別バラ紙幣収納部34に割り当てられていない金種のバラ紙幣や損券、オーバーフロー紙幣等が混合状態で収納される。また、各金種別バラ紙幣収納部34には、それぞれ予め設定された特定の金種のバラ紙幣が収納される。
入金一時保留部30の上端部の近傍には紙幣繰出繰入部30bが設けられており、バラ紙幣は紙幣繰出繰入部30bにより、入金一時保留部30から1枚ずつ搬送部18に繰り出され、また、搬送部18から入金一時保留部30に1枚ずつ繰り入れられる。混合バラ紙幣収納部32の上端部の近傍には紙幣繰入部32bが設けられており、混合バラ紙幣収納部32から1枚ずつ搬送部18に繰り出され、また、バラ紙幣は紙幣繰入部32bにより、搬送部18から混合バラ紙幣収納部32に1枚ずつ繰り入れられる。各金種別バラ紙幣収納部34の上端部の近傍にはそれぞれ紙幣繰出繰入部34bが設けられており、バラ紙幣は紙幣繰出繰入部34bにより、各金種別バラ紙幣収納部34から1枚ずつ搬送部18に繰り出され、また、搬送部18から各金種別バラ紙幣収納部34に1枚ずつ繰り入れられる。バラ紙幣の出金処理が行われる際には、各金種別バラ紙幣収納部34から繰り出されたバラ紙幣が搬送部18により識別部20に送られ、識別部20により識別された後にバラ紙幣投出部24に送られる。
筐体12の下部には下部扉12aが設けられており、操作者は、下部扉12aを開くことにより入金一時保留部30の内部にアクセスできる。また、入金一時保留部30、混合バラ紙幣収納部32および各金種別バラ紙幣収納部34は、手前側に(図2における左方向に)引き出し可能となっている引出ユニット13に収容されている。操作者は、下部扉12aを開いて引出ユニット13を手前側に引き出し、混合バラ紙幣収納部32や各金種別バラ紙幣収納部34を引出ユニット13から取り外したり、引出ユニット13に装着したりできる。
また、搬送部18には複数(図2では2つ)の整理一時保留部40が接続されており、搬送部18から送られたバラ紙幣は、整理一時保留部40に積層状態で集積される。整理一時保留部40には、集積されているバラ紙幣を搬送部18に1枚ずつ繰り出す繰出部が設けられていてもよい。また、所定枚数(例えば100枚)のバラ紙幣からなる紙幣束に帯封紙を巻くことにより帯封紙幣を作成する帯封部42が、整理一時保留部40の隣に設けられている。帯封部42の近傍にはアーム機構44が設けられている。アーム機構44は、整理一時保留部40、帯封部42および帯封紙幣揚送部46の間で移動可能となっている。帯封紙幣揚送部46には、図2における上下方向に移動可能となっているステージ46aが設けられている。帯封部42およびアーム機構44によって、紙幣結束機構が構成されている。
帯封処理が行われる際に、アーム機構44は、整理一時保留部40に集積された所定枚数のバラ紙幣を上下一対のアーム部により保持して、帯封部42に移動する。帯封部42において、アーム機構44に保持された所定枚数のバラ紙幣の外周面に帯封紙が巻かれて帯封紙幣が生成される。帯封処理が行われた後、アーム機構44は帯封部42から帯封紙幣揚送部46に移動して、ステージ46a上に帯封紙幣を受け渡す。このような動作を繰り返すことにより、複数の帯封紙幣を帯封紙幣揚送部46のステージ46a上に集積させる。
そして、アーム機構44からステージ46a上に1または複数の帯封紙幣が受け渡された後、ステージ46aが上方向に移動して帯封紙幣投出部48の下端と同じレベルに達する。この状態でシャッター48aが開くと、操作者は帯封紙幣投出部48の内部にアクセスしてステージ46a上に集積されている帯封紙幣を取り出すことができる。また、ステージ46aがさらに上昇すると、ステージ46a上に集積されている帯封紙幣を帯封紙幣搬送部60に受け渡したり、帯封紙幣搬送部60から帯封紙幣をステージ46a上に集積させたりできる。
筐体12の内部における上部領域には、複数(図2では4つ)の帯封紙幣収納部70が設けられている。各帯封紙幣収納部70の内部にはそれぞれ、上下方向に移動可能であるステージ70aが設けられている。帯封部42により作成された帯封紙幣は、帯封紙幣収納部70の上端部に設けられた開口からステージ70a上に積層状態で集積される。各帯封紙幣収納部70から帯封紙幣を出す場合には、ステージ70aが上昇して、各帯封紙幣収納部70の開口から帯封紙幣が上方に出される。各帯封紙幣収納部70には、それぞれ予め設定された特定の金種の帯封紙幣が収納される。ただし、複数の帯封紙幣収納部70のうち少なくとも1つは、金種が異なる帯封紙幣を混合状態で収納するようにしてもよい。
各帯封紙幣収納部70の上方には、帯封紙幣の搬送を行う帯封紙幣搬送部60が設けられている。帯封紙幣搬送部60は、複数の突起60aが等間隔で設けられた循環ベルト60bを有しており、この循環ベルト60bは図2における時計回りの方向および反時計回りの方向の両方向に循環移動可能である。帯封紙幣搬送部60によって搬送される帯封紙幣は、循環ベルト60bの下面に沿って突起60aにより引っ掛けられた状態で左右いずれかの方向に移動する。また、帯封紙幣揚送部46の上端と帯封紙幣収納部70との間に識別部62が設けられている。識別部62は、搬送される帯封紙幣の金種を、例えばその最下面の紙幣の撮像画像から識別する。識別部62はまた、帯封紙幣の紙幣や結束帯の状態、例えば破れや汚れの有無等を識別する。なお、図2の構成では識別部62は搬送路の下側に設けているが、例えば搬送路の上側に設けてもよいし、搬送路の上下に設けてもよい。搬送路の上側に設けた場合には、識別部62は、搬送される帯封紙幣の金種をその最上面の紙幣の撮像画像から識別する。
ここで、帯封部42により作成された帯封紙幣を各帯封紙幣収納部70に収納させる際には、帯封紙幣は、アーム機構44から帯封紙幣揚送部46のステージ46a上に受け渡された後に、ステージ46aの上昇によって帯封紙幣搬送部60の近傍の位置まで達する。循環ベルト60bは反時計回りの方向に循環移動する。これにより、ステージ46a上の帯封紙幣は突起60aに引っ掛けられて、循環ベルト60bの下面に沿って右方向に搬送され、識別部62によりその金種が判別された後、識別部62による識別結果に基づいて、対応する帯封紙幣収納部70に収納される。
一方、帯封紙幣収納部70に収納されている帯封紙幣を出金する際には、循環ベルト60bは時計回りの方向に循環移動する。帯封紙幣収納部70から上方に押し出された最上位の帯封紙幣が突起60aにより引っ掛けられて循環ベルト60bの下面に沿って左方向に搬送される。また、ステージ46aが上昇して帯封紙幣搬送部60の近傍の位置まで達する。そして、搬送される帯封紙幣は、その金種が識別部62により識別された後、上方位置で待機していたステージ46a上に集積される。複数の帯封紙幣を出金する際には、帯封紙幣の送り込みに合わせてステージ46aが所定量(具体的には、帯封紙幣の厚み寸法相当)ずつ下降する。ステージ46a上に所定数の帯封紙幣が集積されると、当該ステージ46aが帯封紙幣投出部48の下端と同じレベルまで下降し、シャッター48aが開く。これにより、操作者は帯封紙幣投出部48から帯封紙幣を取り出すことができる。
図3は貨幣処理装置1の機能構成の概略を示すブロック図である。図3に示すように、貨幣処理装置1には、各構成要素の制御を行う制御部300が設けられている。制御部300には、紙幣処理機10の構成要素、具体的には、投入部14、繰出部16、搬送部18、識別部20、表裏反転部22、入金一時保留部30(ステージ30aの駆動機構や紙幣繰出繰入部30b)、混合バラ紙幣収納部32(ステージ32aの駆動機構や紙幣繰入部32b)、金種別バラ紙幣収納部34(ステージ34aの駆動機構や紙幣繰出繰入部34b)、帯封部42、アーム機構44、帯封紙幣揚送部46、帯封紙幣搬送部60、識別部62、帯封紙幣収納部70(ステージ70aの駆動機構)、シャッター24a,48aを開閉させるシャッター駆動部24b,48b等がそれぞれ接続されている。そして、制御部300は、識別部20によるバラ紙幣の識別結果に係る情報や識別部62による帯封紙幣の金種の判別結果に係る情報等を受け、また、紙幣処理機10の各構成要素に指令信号を送ることによりその動作を制御する。
また、制御部300には、硬貨処理機110の各構成要素が接続されており、硬貨処理機110の動作を制御する。さらに、制御部300には、操作表示部302、印字部304、記憶部310および通信インターフェース部306がそれぞれ接続されている。記憶部310は、貨幣処理装置1における処理履歴や、貨幣処理装置1に収納されている紙幣や硬貨の在高等の情報を記憶する。また、制御部300は通信インターフェース部306を介して、管理コンピュータ2等の外部装置に対して様々な信号の送受信を行うことができる。
図4は記憶部310に格納された金種別在高情報311の例である。図4の例では、金種別バラ紙幣収納部34(金種別収納部1〜3と記載)および混合バラ紙幣収納部32について、収納された紙幣の金種、枚数および合計金額が格納されている。さらに、収納された各紙幣について、識別部20によって取得された記番号が集積順序に従ってリスト形式で格納されている。
本開示では、貨幣処理装置1は、トレーニングモードを有している。制御部300は、トレーニングモードにおいても、紙幣処理機10および硬貨処理機110の動作を制御する。トレーニングモードでは、制御部300は、貨幣の投入を伴う入金処理(通常の入金処理と区別するために、仮入金処理と称する)や、貨幣の払い出しを伴う出金処理(通常の出金処理と区別するために、仮出金処理と称する)を実行可能である。そして、記憶部310は、仮入金処理において投入された貨幣のデータを管理する第1貨幣データベース(DB)312と、仮出金処理において払い出された貨幣のデータを管理する第2貨幣DB313とを格納している。記憶部310は、本開示における管理部の一例である。
図5(a)は第1貨幣DB312に管理されたデータの例、図5(b)は第2貨幣DB313に管理されたデータの例である。図5(a)に示す第1貨幣DB312では、トレーニングモードの仮入金処理において貨幣処理装置1の外部から投入された貨幣について、その金種、記番号、および収納された収納部のデータが管理されている。第1貨幣DB312にデータが管理された貨幣は、トレーニングモードの終了時には貨幣処理装置1の外部に排出すべき貨幣である。一方、図5(b)に示す第2貨幣DB313では、トレーニングモードの仮出金処理において、貨幣処理装置1の外部に払い出された貨幣について、その金種、記番号、および収納されていた収納部のデータが管理されている。第2貨幣DB313にデータが管理された貨幣は、トレーニングモードの終了時には貨幣処理装置1に戻すべき貨幣である。
トレーニングモードの開始時には、第1および第2貨幣DB312,313にはデータは含まれていない。そして、トレーニング中の仮入金処理において入金が発生すると、投入された貨幣のデータが第1貨幣DB312に追加される。投入された貨幣が払い出されると、第1貨幣DB312からその貨幣のデータが消去される。また、トレーニング中の仮出金処理において出金が発生すると、払い出された貨幣のデータが第2貨幣DB313に追加される。払い出された貨幣が戻されると、第2貨幣DB313からその貨幣のデータが消去される。
このように、トレーニングモードにおいて入出金される貨幣について、記番号を含むデータを管理することによって、トレーニング実施後に、貨幣処理装置1内の貨幣の状態を、容易かつ確実に、元の状態に戻すことができる。
(トレーニングモードの動作)
図6〜図8のフローチャートを用いて、本実施形態における貨幣処理装置1のトレーニングモードにおける動作例について説明する。図6に示すように、まず、操作者が操作表示部302に対して操作を行い、貨幣処理装置1は入力された操作者IDを取得する(S11)。その後、操作者によってトレーニングモードが選択される(S12)。貨幣処理装置1は、トレーニングが開始される時の金種別在高情報311を、別途、保存する(S13)。
その後、操作者によってメニューが選択され(S14)、トレーニングが実施される。制御部300は、トレーニングモードにおいて、操作表示部302に操作ガイダンスを表示したり、各構成要素を通常処理と同様に動作させたりする。そして、入金系のトレーニングが選択されている場合は、貨幣処理装置1の外部から投入された貨幣について、識別部20によって金種や記番号等を取得し、金種別在高情報311を更新するとともに、第1貨幣DB312にデータを追加する(S16)。ただし、投入された貨幣の記番号が第2貨幣DB313内のデータと一致する場合には、第2貨幣DB313内の当該データを消去し、第1貨幣DB312にはデータを追加しない。また、出金系のトレーニングが選択されている場合は、貨幣処理装置1の外部に排出される貨幣について、識別部20によって金種や記番号等を取得し、金種別在高情報311を更新するとともに、第2貨幣DB313にデータを追加する(S17)。ただし、排出された貨幣の記番号が第1貨幣DB312内のデータと一致する場合には、第1貨幣DB312内の当該データを消去し、第2貨幣DB313にはデータを追加しない。なお、貨幣の投入や排出が行われないトレーニングの場合には、金種別在高情報311は更新されることはなく、第1および第2貨幣DB312,313へのデータ追加もない。
その後、操作者から、トレーニング処理終了指示が入力される(S18)。このとき、制御部300は、現在の金種別在高情報311をトレーニング開始時に保存した金種別在高情報311と比較し、在高や記番号が一致しているか否かを確認する(S19)。一致しているときは(S19でYES)、動作を終了する。一方、一致していないときは(S19でNO)、制御部300は、貨幣処理装置1の外部に警告を報知する(S1A)。例えば、操作表示部302に、入金系のトレーニングで投入されたが排出されていない余剰貨幣、または、出金系のトレーニングで排出したが戻されていない不足貨幣がある旨のメッセージを表示する。そして、余剰貨幣があるときは、現金払い出し処理S20を実行し、不足貨幣があるときは、現金戻し処理S30を実行する。
図7は現金払い出し処理S20を示すフローチャートである。図7に示すように、現金払い出し処理S20では、制御部300は、各収納部内の貨幣を循環させて金種や記番号を確認する確認処理を開始し(S21)、第1貨幣DB312のデータを参照して、排出すべき貨幣を特定する(S22)。すなわち、第1貨幣DB312に管理された余剰貨幣の記番号と同一の記番号を持つ貨幣を、排出すべき貨幣として特定する。そして、排出すべき貨幣を排出する(S23)とともに、金種別在高情報311を更新し、第1貨幣DB312の当該貨幣のデータを消し込む(S24)。このような動作を、第1貨幣DB312のデータがなくなるまで、あるいは、機内の全ての貨幣の確認が終了するまで、行う(S25)。
図8は現金戻し処理S30を示すフローチャートである。図8に示すように、現金戻し処理S30では、まず、操作者は、トレーニングモードで払い出された貨幣(手元に持っている貨幣)を、例えば投入部14から投入する(S31)。制御部300は、投入された貨幣を繰り出し、識別部20によって識別を行う(S32)。そして、第2貨幣DB313のデータを参照して、戻し入れるべき貨幣を特定する(S33)。すなわち、第2貨幣DB313に管理された不足貨幣の記番号と同一の記番号を持つ貨幣を、戻し入れるべき貨幣として特定する。そして、戻し入れる貨幣を元の収納部に収納し(S34)、金種別在高情報311を更新し、第2貨幣DB313の当該貨幣のデータを消し込む(S35)。一方、投入された貨幣のうち、戻し入れるべき貨幣以外については、貨幣処理装置1から排出する(S36)。なお、このとき、貨幣処理装置1の外部に警告を報知するようにしてもよい。例えば、操作表示部302に、「排出された貨幣があります。回収して下さい。」と表示する。このような動作を、投入された貨幣がなくなるまで行う(S37)。
現金払い出し処理S20や現金戻し処理S30が実行された後、制御部300は、現在の金種別在高情報311をトレーニング開始時に保存した金種別在高情報311と比較し、在高や記番号が一致しているか否かを確認する(S19)。一致しているときは(S19でYES)、動作を終了する。すなわち、制御部300は、トレーニングモード開始時と比べて貨幣の過不足がないことを確認できたことを条件に、トレーニングモードを終了する。これにより、貨幣に過不足がある状態で、通常処理が実行されることを防ぐことができる。
一方、現金払い出し処理S20や現金戻し処理S30を実行したにもかかわらず、在高や記番号が一致していないときは(S19でNO)、制御部300は、貨幣処理装置1の外部に警告を報知する(S1A)。例えば、余剰貨幣があるときは、その余剰貨幣の金種や記番号を操作表示部302に表示する。また、不足貨幣があるときは、その不足貨幣の金種や記番号を操作表示部302に表示するとともに、まだ戻されていない貨幣について、速やかに戻すよう、操作者に注意を促す。
以上のように本実施形態によると、貨幣処理装置1は、トレーニングモードにおいて、貨幣の投入を伴う仮入金処理や貨幣の払い出しを伴う仮出金処理が、実行可能である。そして、仮入金処理において投入された貨幣、および、仮出金処理において払い出された貨幣は、記憶部310によって、記番号が管理される。すなわち、トレーニング実施後に貨幣処理装置1から払い出すべき貨幣、および、トレーニング実施後に貨幣処理装置に戻すべき貨幣について、その記番号が管理されている。この記番号を用いることによって、トレーニング実施後に、貨幣処理装置1内の貨幣の状態を、容易かつ確実に、元の状態に戻すことができる。
なお、貨幣処理装置1は、トレーニングモードにおいて、貨幣の投入を伴う仮入金処理および貨幣の払い出しを伴う仮出金処理のうち、いずれか一方が、実行可能であってもよい。また、仮入金処理において投入された貨幣、および、仮出金処理において払い出された貨幣のうち、いずれか一方について、記番号を管理するようにしてもよい。
(他の処理)
(その1)
トレーニングモードにおいて仮入金処理を実行する場合に、識別部20によって記番号が取得できなかった紙幣は、貨幣処理装置1内に取り込まないで、例えばバラ紙幣投出部24から排出するようにしてもよい。あるいは、トレーニングモードにおいて仮出金処理を実行する場合に、識別部20によって記番号が取得できなかった紙幣は、払い出しの対象から除外して、貨幣処理装置1から払い出さないようにしてもよい。これにより、トレーニングモードにおいて、紙幣の記番号による管理の精度を上げることができる。
(その2)
上の実施形態では、トレーニング実施後において、金種別在高情報がトレーニング開始前と一致していないとき、貨幣処理装置1の外部に警告を報知して、現金払い出し処理S20や現金戻し処理S30を実行するものとしている。これに代えて、トレーニング実施後に、警告を報知しないで、まず、現金払い出し処理S20や現金戻し処理S30を実行するようにしてもよい。そして、現金払い出し処理S20や現金戻し処理S30を実行した後に、まだ金種別在高情報がトレーニング開始前と一致していないとき、警告を報知するようにしてもよい。その際には、不足紙幣または余剰紙幣について、その金種や記番号を表示するようにしてもよい。
(その3)
上の実施形態では、トレーニング実施後において、金種別在高情報がトレーニング開始前と一致していないときや、現金戻し処理S30において、戻し入れるべき貨幣以外の貨幣が投入されたとき等において、制御部300は、貨幣処理装置1の外部に警告を報知するものとした。これに代えて、あるいは、これとともに、制御部300は、通信インターフェース部306を介して、管理コンピュータ2や、管理者が携帯するタブレット3aやスマートフォン3b等に、警告を送信してもよい。
(その4)
上の実施形態では、記憶部310に第1および第2貨幣DB312,313を設けて、貨幣処理装置1内で、トレーニングモードにおける貨幣の入出力管理を行うものとした。これに代えて、外部装置例えば管理コンピュータ2において、トレーニングモードにおける貨幣の入出力管理を行うようにしてもよい。
(その5)
現金戻し処理S30を行う場合において、戻し入れるべき貨幣が破損している場合は、同一金種の代替貨幣を管理者権限で入力できるようにしてもよい。管理者権限の有無は、操作者IDによって判断すればよい。この場合、管理者は、操作表示部302に表示された不足貨幣を指定した上で、代替貨幣を投入する。制御部300は、投入された代替貨幣を、不足貨幣と同一金種であることを条件として受け入れ、金種別在高情報311を更新するとともに、第2貨幣DB313の不足貨幣のデータを消去する。
(他の実施形態)
(その1)
上の実施形態では、紙幣処理機10および硬貨処理機110を備えた貨幣処理装置1を例にとって説明したが、この他にも、硬貨処理機能を有しない紙幣処理装置であっても、本開示はもちろん適用可能である。また、上の実施形態では、紙幣処理機10はバラ紙幣処理機能と束紙幣処理機能の両方を有しているものとしたが、バラ紙幣処理装置と束紙幣処理装置とが別体になったシステムであっても、本開示は適用可能である。
(その2)
本開示は、他の貨幣処理装置にも適用可能である。図9は他の実施形態に係る構成例を示す図であり、硬貨釣銭機210および紙幣釣銭機220と制御端末機300を備えたシステム構成を示す。硬貨釣銭機210は、前部上面にタッチパネル等の操作表示部211を備え、前部に硬貨受入部212および硬貨払出部213が設けられている。紙幣釣銭機220は、前面に紙幣受け入れ部221および紙幣払出部222が設けられている。この構成において、上の実施形態と同様に、入出金処理を伴うトレーニングモードが実行可能とし、トレーニングモードにおける貨幣の入出力管理を行うものとしてもよい。また、貨幣の記番号を管理する機能を制御端末機300(外部装置)に持たせてもよい。さらには、不足貨幣や余剰貨幣についての警告は、例えば制御端末機300の操作表示部231に表示してもよい。
(その3)
上の実施形態では、貨幣の個別情報の一例として、紙幣の記番号を用いて説明を行ったが、その他の貨幣の個別情報を利用してもかまわない。
1 貨幣処理装置
20 識別部(個別情報取得部)
300 制御部
310 記憶部(管理部)
312 第1貨幣データベース
313 第2貨幣データベース

Claims (6)

  1. トレーニングモードを有する貨幣処理装置であって、
    前記貨幣処理装置の動作を制御する制御部と、
    前記貨幣処理装置内の紙幣の記番号および金種を取得する個別情報取得部と、
    前記個別情報取得部によって取得された紙幣の記番号および金種を管理する管理部とを備え、
    前記制御部は、トレーニングモードにおいて、貨幣の投入を伴う入金処理、または、貨幣の払い出しを伴う出金処理のうち少なくともいずれか一方を実行可能であり、
    前記管理部は、入金処理において投入された紙幣、または、出金処理において払い出された紙幣について、記番号および金種を管理
    前記制御部は、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の不足があるとき、
    投入された紙幣について、記番号および金種を前記個別情報取得部によって取得し、
    取得した記番号および金種が、前記管理部に管理された不足紙幣の記番号および金種と一致する紙幣を、取り込み、
    取得した記番号および金種が、前記管理部に管理された不足紙幣の記番号および金種と一致しない貨幣を、排出する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  2. 請求項1記載の貨幣処理装置において、
    前記制御部は、前記管理部に管理された記番号および金種を用いて、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の過不足がないことが確認されたことを条件に、トレーニングモードを終了する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  3. 請求項1記載の貨幣処理装置において、
    操作表示部を備え、
    前記制御部は、前記管理部に管理された記番号および金種を参照して、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の過不足があるとき、余剰紙幣または不足紙幣がある旨の情報を、前記操作表示部に出力する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  4. 請求項1または2記載の貨幣処理装置において、
    操作表示部を備え、
    前記制御部は、トレーニングモード開始時と比べて紙幣の過不足があるとき、前記管理部に管理された記番号および金種を参照して、余剰紙幣または不足紙幣に関する記番号および金種を含む情報を、前記操作表示部に出力する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  5. 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の貨幣処理装置において、
    前記制御部は、トレーニングモードにおいて出金処理を実行する場合に、前記個別情報取得部によって記番号が取得できなかった紙幣を、払い出しの対象から除外する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
  6. 請求項1〜4のうちいずれか1項記載の貨幣処理装置において、
    前記制御部は、トレーニングモードにおいて入金処理を実行する場合に、前記個別情報取得部によって記番号が取得できなかった紙幣は、排出する
    ことを特徴とする貨幣処理装置。
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