JP6905391B2 - 半導体装置の製造方法および半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法および半導体装置 Download PDF

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本発明は、半導体装置の製造方法および半導体装置に関する。
近年、STI(Shallow Trench Isolation)プロセス、あるいはDTI(Deep Trench Isolation)プロセス等のトレンチ(素子分離溝)を用いたプロセスを適用した素子分離によって、高電圧(HV:High Voltage)仕様のCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)素子と、低電圧(LV:Low Voltage)仕様のCMOS素子とを混載(HV/LV−CMOS混載)したシリコン(Si)半導体装置(HV/LV−CMOS混載素子)が増えてきている。このような半導体装置においては、特にHV仕様のCMOS素子(HV−CMOS素子)およびLV仕様のCMOS素子(LV−CMOS素子)の各々のゲート酸化膜を精度よく形成することが肝要である。
ゲート酸化膜の形成に関する問題点のひとつとして、シニング(thinning)とよばれる現象が従来から知られている。シニングとは、厚いフィールド酸化膜と薄いゲート酸化膜との境界部であるフィールドエッジ部においてゲート酸化膜の膜厚が局部的に薄くなる現象をいう。シニングが発生すると、ゲート酸化膜の耐圧が不安定になりやすく、またゲート酸化膜の信頼性が低下するという問題を発生する。
シニングの問題に関する従来技術の一例として、特許文献1に開示された半導体装置の製造方法が知られている。特許文献1に係る半導体装置の製造方法は、(100)面を主平面とするシリコン基板上にフィールド酸化膜を形成する工程と、該フィールド酸化膜表面を一部エッチングすることによりフィールドエッジ部に上記主平面に対して傾斜したシリコン基板面を露出させる工程と、熱酸化することにより上記シリコン基板上にゲート酸化膜を形成する工程とを備えている。
一方、HV/LV−CMOS混載素子ではHV−CMOS素子、LV−CMOS素子の各々のゲート酸化膜を構成する構造として2重ゲート酸化膜構造が用いられる場合がある。以下、図3を参照して2重ゲート酸化膜の製造方法について説明する。図3は、素子分離をSTIプロセスを用いて行った場合の比較例に係るHV/LV−CMOS混載の半導体装置の製造方法を示しており、HV−CMOS素子のゲート酸化膜を熱酸化処理で形成している。
まず、Siの基板50によるウエハ全面に酸化膜54、シリコン窒化膜(SiN膜)56の積層膜を形成した後、アクティブ領域(能動素子領域)の積層膜を除去する。次に、基板50をエッチングしてトレンチ部(素子分離溝)60、62を形成する(図3(a))。図3(a)には、HV−CMOS素子領域となる部分を「HV」で、LV−CMOS領域となる部分を「LV」で示している。
次に、トレンチ部60、62をNSG(Non doped Silicate Glass)で埋め込んだ後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により平坦化してNSG部64、66を形成する(図3(b))。
次に、SiN膜56を除去した後(図3(c))、再度SiN膜70を成膜する(図3(d))。その後、HV−CMOS素子領域のSiN膜70を除去する(図3(e))。
次に、HV−CMOS素子のゲート酸化膜72を熱酸化で形成した後(図3(f))、LV−CMOS素子領域を覆っていた酸化膜54、SiN膜70を除去する(図3(g))。
次に、LV−CMOS素子用のゲート酸化膜74を形成する(図3(h))。その後、HV−CMOS素子のゲート電極76、およびLV−CMOS素子のゲート電極78を形成し、HV−CMOS素子とLV−CMOS素子とが混載された半導体装置が完成する(図3(i))。該半導体装置では、HV−CMOS素子とLV−CMOS素子とがSTI部90、92によって分離されている。
特開平9−64347号公報
しかしながら、上記の工程の2重ゲート酸化膜構造の製造を含む比較例に係る半導体装置の製造方法においては、酸化に関連する問題が存在していた。以下、図4を参照してこの問題について説明する。
すなわち、熱酸化による酸化では酸化膜(NSG部64)上で酸化が進まないため、図4(a)の一点差線の円A1で示すように、アクティブ領域の端部(STI部の端部)のゲート酸化膜が薄くなり(シニングし)、上述したような耐圧不良が発生するという問題である。
上記のような問題の解決方法として、能動素子(トランジスタ等)を形成した後にバーズビーク酸化を追加する方法が知られている。バーズビーク酸化とは、図4(b)に示すように、フィールド酸化膜を素子領域となるべき部分にも拡げ、バーズビーク80、82を形成する酸化をいう。
しかしながら、HV−CMOS素子の高電圧化に伴いバーズビーク酸化膜が厚くなると、図4(c)の一点差線の円A2で示すように、LV−CMOS素子領域でもSTI部の端部の酸化膜が厚くなり、LV−CMOS素子の実効的なゲート幅が狭くなるため狭チャネル効果等の現象が発生し、特性の安定性という面で支障をきたしていた。狭チャネル効果とは、チャネル幅が極端に狭い場合に観測される現象であり、しきい値電圧の増加等の問題が発生する。
この点、特許文献1に係る半導体装置の製造方法もシニングを問題としているが、特許文献1では、ゲート酸化膜を薄膜化した場合の、フィールド酸化膜とゲート酸化膜との境界部であるフィールドエッジ部におけるシニングを防止することを目的としており、上記のような問題を検討したものではない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、電圧仕様のCMOS素子の実効ゲート幅を狭くさせることなく、アクティブ領域の端部でのシニングの発生が抑制された高電圧仕様のCMOS素子のゲート酸化膜を形成することが可能な半導体装置の製造方法および半導体装置を提供することを目的とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、第1の厚さの第1のゲート酸化膜を有する第1のCMOSトランジスタと、前記第1の厚さより薄い第2の厚さの第2のゲート酸化膜を有する第2のCMOSトランジスタとを1つの半導体基板に形成する半導体装置の製造方法であって、前記半導体基板上に第1の窒化膜を形成する工程と、前記第1の窒化膜をマスクとして前記半導体基板の予め定められた領域に酸化膜を形成する工程と、前記第1の窒化膜を除去する工程と、前記半導体基板上に第2の窒化膜を形成する工程と、前記第2の窒化膜をマスクとして内部が絶縁膜で充填された開口部を有する素子分離部を形成する工程であって、前記酸化膜を分断する位置に第1の素子分離部を形成し前記第1の素子分離部の近傍に第2の素子分離部を形成する工程と、前記第1の素子分離部の前記絶縁膜の高さが前記酸化膜の高さより高くなるようにエッチングするエッチング工程と、前記第2の素子分離部に隣接させて前記第2のゲート酸化膜を形成する工程と、を含むものである。
本発明に係る半導体装置は、第1の厚さの第1のゲート酸化膜を有する第1のCMOSトランジスタと、前記第1の厚さより薄い第2の厚さの第2のゲート酸化膜を有する第2のCMOSトランジスタとが1つの半導体基板に形成された半導体装置であって、前記半導体基板上の予め定められた領域に形成された酸化膜と、前記酸化膜を分断する位置に配置されかつ内部が絶縁膜で充填された開口部を有する第1の素子分離部と、前記酸化膜の一部である第1のゲート酸化膜、または前記酸化膜に隣接する第1のゲート酸化膜と、前記第1の素子分離部の近傍であって前記第2のゲート酸化膜を分断する位置に配置されるとともに内部が絶縁膜で充填された開口部を有する第2の素子分離部と、を含み、前記第1の素子分離部と前記第2の素子分離部との間で、前記第1のゲート酸化膜と前記第2のゲート酸化膜とが連続しているものである。
本発明によれば、電圧仕様のCMOS素子の実効ゲート幅を狭くさせることなく、アクティブ領域の端部でのシニングの発生が抑制された高電圧仕様のCMOS素子のゲート酸化膜を形成することが可能な半導体装置の製造方法および半導体装置を提供することができるという効果を奏する。
第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す断面図である。 第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法の一例を示す断面図である。 比較例に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。 比較例に係る半導体装置の製造方法における問題点を説明する断面図である。
以下、図面を参照し、本発明を実施するための形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1を参照して、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法および半導体装置について説明する。本実施の形態に係る半導体装置の製造方法は、STI部によりHV−CMOS素子領域とLV−CMOS素子領域とを分離する構成を備えたHV/LV−CMOS混載素子の製造方法である。本実施の形態に係る製造方法では、STI部の形成前にHV−CMOS素子のゲート酸化膜を形成する。また、HV−CMOS素子のゲート酸化膜の膜厚は、LV−CMOS素子のゲート酸化膜の膜厚より厚く形成される。
まずSiの基板10によるウエハを準備する。次に、基板10の表面に酸化膜14、SiN膜16を成膜し、公知の露光条件、エッチング条件を用いて、選択的にHV−CMOS素子領域HVのHVゲート酸化膜12を形成する(図1(a)、HVゲート酸化膜形成工程)。ここで、SiN膜16が本発明に係るマスクとして機能する「第1の窒化膜」である。なお、図1(a)には、主としてHV−CMOS素子の領域となるHV−CMOS素子領域を「HV」で、主としてLV−CMOS素子の領域となるLV−CMOS素子領域を「LV」で各々示している。
次に、LV−CMOS素子領域LV上のSiN膜16を除去した後(図1(b)、SiN膜除去工程)、再度SiN膜18を成膜し、公知のエッチング条件を用いてトレンチ部20、22を形成する(図1(c)、トレンチエッチング工程)。ここで、SiN膜18が本発明に係るマスクとして機能する「第2の窒化膜」である。
次に、トレンチ部20、22をNSGで埋め込んだ後、CMPによりSiN膜18の表面の位置までNSGを削り、NSG部24、26を形成する(図1(d)、トレンチCMP工程)。
次に、公知のSTIプロセスを用いて、フィールド領域を形成する(図1(e)、トレンチエッチオフ工程)。ここで、フィールド領域とは、一般にトランジスタ等を形成するアクティブ領域以外の素子分離層をいい、本実施の形態ではNSG部24の上部をさしている。本実施の形態に係るトレンチエッチオフ工程では、公知のエッチング条件によりSiN膜18、酸化膜14を除去するが、フィールド領域のNSG(酸化膜)がアクティブ領域のHVゲート酸化膜12よりも高くなるように、すなわち、図1(e)に示すように、フィールド領域のNSG(酸化膜)の高さがHVゲート酸化膜12の高さよりも距離hだけ高くなるようにエッチング処理時間、例えばHF(フッ酸)による処理時間を設定する。
次に、酸化処理を行い、LV−CMOS素子のLVゲート酸化膜28を形成する(図1(f)、LVゲート酸化工程)。
次に、ウエハ上にポリシリコン膜を成膜し、公知の露光条件、エッチング条件を用いてHV−CMOS素子のHVゲート電極30、LV−CMOS素子のLVゲート電極32を形成する(図1(g)、ゲート電極形成工程)。
次に、HV−CMOS素子、LV−CMOS素子の各々のソース、ドレイン、および基板の電極を形成する(図示省略)。以上の工程を経て、HV/LV−CMOS混載素子としての本実施の形態に係る半導体装置が製造される。本実施の形態では、STI部44、46によってHV−CMOS素子とLV−CMOS素子とが分離された構造となる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法では、STI部によってHV−CMOS素子とLV−CMOS素子とを分離する前にHVゲート酸化膜を形成するため、STI部の端部のゲート酸化膜は、HV−CMOS素子領域HV側のゲート酸化膜12だけ厚く形成される。このことにより、比較例に係る半導体装置の製造方法のようにLV−CMOS素子の実効的なゲート幅を変動させることがなくなるので、HV−CMOS素子のゲート酸化膜における耐圧不良の発生が抑制される。
[第2の実施の形態]
図2を参照して、本実施の形態に係る半導体装置の製造方法および半導体装置について説明する。本実施の形態では、STI部の形成前に、HV−CMOS素子領域のアクティブ領域端部の酸化膜を形成する。
まずSiの基板10によるウエハを準備する。次に、基板10の表面に酸化膜14、SiN膜16を成膜し、公知の露光条件、エッチング条件を用いて、選択的にHV−CMOS素子のアクティブ領域の端部となる位置に酸化膜34を形成する(図2(a)、トレンチエッジ酸化工程)。ここで、SiN膜16が本発明に係るマスクとして機能する「第1の窒化膜」である。なお、図2(a)には、主としてHV−CMOS素子の領域となるHV−CMOS素子領域を「HV」で、主としてLV−CMOS素子の領域となるLV−CMOS素子領域を「LV」で各々示している。
次に、基板10の表面のSiN膜16を除去した後(図2(b)、SiN膜除去工程)、再びSiN膜18を成膜し、公知のエッチング条件によりトレンチ部20、22を形成する(図2(c)、トレンチエッチング工程)。ここで、SiN膜18が本発明に係るマスクとして機能する「第2の窒化膜」である。
次に、トレンチ部20、22をNSGで埋め込んだ後、CMPによりSiN膜18の表面の位置までNSGを削り、NSG部24、26を形成する(図2(d)、トレンチCMP工程)。
次に、公知のSTIプロセスを用いて、フィールド領域を形成する(図2(e)、トレンチエッチオフ工程)。ここで、上述したように、本実施の形態に係る「フィールド領域」とは、NSG部24の上部をいう。本実施の形態に係るトレンチエッチオフ工程では、公知のエッチング条件によりSiN膜18、酸化膜14を除去するが、フィールド領域のNSG(酸化膜)がアクティブ領域の酸化膜34よりも高くなるように、すなわち、図2(e)に示すように、フィールド領域のNSG(酸化膜)の高さが酸化膜34の高さよりも距離hだけ高くなるようにエッチング処理時間、例えばHF(フッ酸)による処理時間を設定する。
次に酸化処理を行い、HV−CMOS素子のHVゲート酸化膜36を形成する(図2(f)、HVゲート酸化工程)。
次に、公知の露光条件、エッチング条件を用いてLV−CMOS素子領域のHVゲート酸化膜36を除去する(図2(g)、ゲート酸化膜エッチング工程)。
次に、酸化処理を行い、LV−CMOS素子のLVゲート酸化膜38を形成する(図2(h)、LVゲート酸化工程)。
次に、ウエハ上にポリシリコン膜を成膜し、公知の露光条件、エッチング条件を用いてHV−CMOS素子のHVゲート電極40、LV−CMOS素子のLVゲート電極42を形成する(図2(i)、ゲート電極形成工程)。
次に、HV−CMOS素子、LV−CMOS素子の各々のソース、ドレイン、基板の電極を形成する(図示省略)。以上の工程を経て、HV/LV−CMOS混載素子としての本実施の形態に係る半導体装置が製造される。本実施の形態では、STI部44、46によってHV−CMOS素子とLV−CMOS素子とが分離された構造となる。
本実施の形態に係る半導体装置の製造方法では、STI部によってHV−CMOS素子とLV−CMOS素子とを分離する前にHV−CMOS素子のアクティブ領域の端部に酸化膜34を形成するため、STI部の端部におけるゲート酸化膜は、HV−CMOS素子領域HV側のみ酸化膜34の膜厚分厚く形成される。このことにより、比較例に係る半導体装置の製造方法のようにLV−CMOS素子の実効的なゲート幅を変動させることを抑制しつつ、HV−CMOS素子のゲート酸化膜における耐圧不良の発生が抑制される。
10 基板
12 HVゲート酸化膜
14 酸化膜
16、18 SiN膜
20、22 トレンチ部
24、26 NSG部
28 LVゲート酸化膜
30 HVゲート電極
32 LVゲート電極
34 酸化膜
36 HVゲート酸化膜
38 LVゲート酸化膜
40 HVゲート電極
42 LVゲート電極
44、46 STI部
50 基板
54 酸化膜
56 SiN膜
60、62 トレンチ部
64、66 NSG部
70 SiN膜
72、74 ゲート酸化膜
76、78 ゲート電極
80、82 バーズビーク
90、92 STI部
HV HV−CMOS素子領域
LV LV−CMOS素子領域

Claims (5)

  1. 第1の厚さの第1のゲート酸化膜を有する第1のCMOSトランジスタと、前記第1の厚さより薄い第2の厚さの第2のゲート酸化膜を有する第2のCMOSトランジスタとを1つの半導体基板に形成する半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体基板上に第1の窒化膜を形成する工程と、
    前記第1の窒化膜をマスクとして前記半導体基板の予め定められた領域に酸化膜を形成する工程と、
    前記第1の窒化膜を除去する工程と、
    前記半導体基板上に第2の窒化膜を形成する工程と、
    前記第2の窒化膜をマスクとして内部が絶縁膜で充填された開口部を有する素子分離部を形成する工程であって、前記酸化膜を分断する位置に第1の素子分離部を形成し前記第1の素子分離部の近傍に第2の素子分離部を形成する工程と、
    前記第1の素子分離部の前記絶縁膜の高さが前記酸化膜の高さより高くなるようにエッチングするエッチング工程と、
    前記第2の素子分離部に隣接させて前記第2のゲート酸化膜を形成する工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
  2. 前記酸化膜を形成する工程が前記第1のゲート酸化膜を形成する工程である
    請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記エッチング工程の後に、
    前記第1のゲート酸化膜を形成する工程と、
    前記第2の素子分離部に隣接する前記第1のゲート酸化膜を除去する工程と、をさらに含む
    請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1の素子分離部および前記第2の素子分離部がSTI法によって形成される
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 第1の厚さの第1のゲート酸化膜を有する第1のCMOSトランジスタと、前記第1の厚さより薄い第2の厚さの第2のゲート酸化膜を有する第2のCMOSトランジスタとが1つの半導体基板に形成された半導体装置であって、
    前記半導体基板上の予め定められた領域に形成された酸化膜と、
    前記酸化膜を分断する位置に配置されかつ内部が絶縁膜で充填された開口部を有する第1の素子分離部と、
    前記酸化膜の一部である第1のゲート酸化膜、または前記酸化膜に隣接する第1のゲート酸化膜と、
    前記第1の素子分離部の近傍であって前記第2のゲート酸化膜を分断する位置に配置されるとともに内部が絶縁膜で充填された開口部を有する第2の素子分離部と、を含み、
    前記第1の素子分離部と前記第2の素子分離部との間で、前記第1のゲート酸化膜と前記第2のゲート酸化膜とが連続している
    半導体装置。
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