JP6903596B2 - 支持部材を有する楽器スタンド、特にマルチギタースタンド - Google Patents

支持部材を有する楽器スタンド、特にマルチギタースタンド Download PDF

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Description

本発明は、請求項1、15、17に記載の上位概念による楽器スタンド、特にマルチギタースタンド、及び、請求項14に記載のこのような楽器スタンドのための支持部材に関する。
従来技術により、例えばギター又はベースギターといった、ボディとネックを有する複数の楽器のためのスタンドが知られている。特に、ギタリストやベーシストは、しばしば、異なるギターやベースギターを所有し使用しており、それらのギターやベースギターを、保管するために、又は、リハーサル室もしくはステージで使用する準備をするために、楽器スタンドに格納したいと考える。とりわけ、高品質な楽器は繊細であり、慎重に格納する、すなわち、支持する、又は、立て掛ける必要がある。したがって、楽器スタンドは、一方では、格納された楽器が損傷を受けないこと、特に倒れたり傷ついたりすることがないことを保証し、他方では、素早くかつ問題なく楽器を交換するために、楽器を利用しやすいことを可能にするべきである。
特許文献1より、ボディとネックとを有する1つ又は複数の楽器、例えばギター、を置くための楽器スタンドが公知である。2つの互いに離間し平行な長手キャリア上に、中間部及び横方向支柱が、交互に隣り合って配置されている。中間部及び横方向支柱は、長手キャリア上でスライドされる。横方向支柱は、長手キャリアを互いに接続している。横方向支柱は、一方では、中間部上に格納された楽器同士が接触すること、他方では、楽器がねじれてしまうことや楽器が長手キャリア間に落下することを防ぐべきである。端部側の横方向支柱が端部部材に隣接していることによって、交互に配置された中間部が長手キャリア上で互いに固定され、移動出来ないように保持される。
ドイツ連邦共和国特許第10 1020 052 584 号公報
このような楽器スタンドには複数の欠点がある。まず、中間部と横方向支柱の位置が長手キャリア上で固定されてしまう。加えて、それぞれ所定の長さを有した、丁度定められた数の中間部及び横方向支柱しか利用することができない。この数は、長手キャリアの全長に、丁度合うように調整されていなければならない。更に、この公知の楽器スタンドは、任意の楽器のボディの全ての形状には適していない。
概して、先行技術より公知の楽器スタンドは、個々の適合可能性と柔軟な使用可能性に関するミュージシャンからの高い要求に対して、十分に応じていない。
したがって、本発明は、より柔軟に使用することの出来る楽器スタンドを提供するという課題を有している。特に、楽器スタンドは、少なくともボディ及びネックを有する多数の異なるタイプの楽器に対して、好ましくは可能な限り簡単に、適合可能であるべきである。更に、特に楽器を損傷することなく、楽器を確実に格納することが可能であるべきである。
本課題は、請求項1、15、17に記載の楽器スタンド、及び、請求項14に記載の支持部材によって解決される。
特に、本課題は、ボディ及びネックを有する少なくとも1つの楽器、特に少なくとも1つのギター及び/又はベースギター、を格納するための楽器スタンド、特にマルチギタースタンド、であって、前記楽器スタンドは、台と、前記台に組み立て可能であり、前記楽器の前記ボディのためのそれぞれ1つの支持面を有する少なくとも1対の支持部材とを有しており、前記台は、それぞれ非回転対称の、特に多角形の、横断面形状を有する2つの互いに平行に延びる支持バーを有する支持フレームと、前記支持フレームと、好ましくは旋回移動可能に、接続された当接ハンガーとを有しており、前記当接ハンガーは、前記支持バーに対して平行に延びる当接バーと、前記当接バーをそれぞれ前記支持フレームと接続する少なくとも1つの支持アームとを有しており、前記当接バーは、直接又は前記当接バーに固定可能な当接要素を介して、前記楽器の前記ネックのための少なくとも1つの当接面を定義している楽器スタンドであって、前記支持部材は、前記支持バーを基準として回転的に定められた少なくとも1つの支持整列で各支持部材を支持バーに固定するために、前記支持バーの前記横断面形状に適合した固定用凹部をそれぞれ有していることを特徴とする楽器スタンドによって解決される。
特に、支持バーは長軸を有しており、支持バーは、長軸に直交する平面において、非回転対称の横断面形状又は非回転対称の横断面輪郭を有している。支持バーの非回転対称の横断面形状とは、支持バーの長軸の周りを任意の角度だけ回転した(ねじれた)際に自身と合同とならないような横断面形状であると解釈することが出来る。例えば、横断面形状は、多角形であり、特に、長方形、卵形、楕円形、十字形、T字形である、又は、半円形の短辺を有する縦長の横断面(長穴の形状)であることが出来る。特に、横断面形状は、円形ではない。特に、支持バーと固定用凹部との間に形状結合をもたらすことが出来る。特に、支持バーの横断面形状は、固定用凹部の横断面又は輪郭と、少なくとも実質的に、一致している。
支持部材は、好ましくは、楽器のボディを、(支持バーに直交する)垂直方向及び(支持バーに沿った)側方方向において、支持するために、形成される。好ましくは、支持部材同士は、互いに接続されておらず、支持バー上で、少なくとも、最小の長手方向の力を加えることで、軸方向に移動可能に配置されることが出来る。特に、両方の支持バーの横断面形状及び(全ての)支持部材の固定用凹部は同一である。特に、1対の2つの支持部材は、2つの支持バーのそれぞれに対して固定可能である。支持部材は、支持バーに関して回転的に定められた複数の支持整列で、特に2つの異なる支持整列で、支持バーに固定可能とすることが出来る。3つ又は4つの異なる支持整列を設けることも出来る。
一支持部材は、1つの部品から、又は、複数の部品から形成されることが出来る。特に、支持バーの長軸を基準として、支持部材の内側及び外側の要素、及び/又は、支持バーの長手方向を基準として、連続して配置された支持部材の要素を設けることが可能である。楽器スタンドは、異なる支持部材、特に対になった支持部材を有することが出来る。これらの支持部材は、特に、長さ、支持面の形状において、及び/又は、1つ又は複数の材料に関して、異なることが可能であり、特に、1つ又は複数の所定の楽器のボディ形状に合わせることが出来る。特に、支持部材、又は、支持部材の要素は複数の材料を含むことが出来る。
好ましくは、楽器スタンドの両側に支持アームが設けられている。この支持アームは、当接バーとともに、当接ハンガーを形成する。しかし、中央又は片側に1つだけの支持アームもまた可能である。この支持アームと、当接バーは、T字形又はL字形に接続可能である。
本発明の楽器スタンドは、例えば、隣接して格納された楽器間に所定の距離があることが望まれる、又は、必要とされる時に、1つの支持部材又は1対の(互いに向かい合う)支持部材を、任意の軸方向位置で支持バーに固定する、又は、任意の軸方向位置へと移動することが出来るという利点を有している。更に、支持バーに固定されるべき支持部材の数を自由に選択することが出来る。これは、それぞれの支持部材が、固定用凹部を介して、それ自体で、すなわち、更に存在し得る支持部材とは独立して、自身の回転的な位置を定めることが出来るからである。加えて、個々の支持部材は、必要な場合に、他の部材を適合させることなく、交換することが出来る。異なる長さと形状の支持部材は、相互に交換したり、互いに組み合わせたりすることが出来る。楽器スタンドは、異なる支持部材をそれぞれ少なくとも1つの支持整列で組み立てることによって、可変に構成することが出来る。更に、支持部材を支持バーにねじれに強く固定するための別途の固定手段を省略することが可能である。これによって組み立てが簡単になる。概して、本発明の楽器スタンドによって、柔軟性と適合可能性が向上する。
本発明の有利な実施形態において、それぞれの支持部材は、特に第1の楽器を支持するための、支持バーを基準として回転的に定められた第1の支持整列で、及び、特に第1の楽器とは異なる第2の楽器を支持するための、支持バーを基準として回転的に定められた第2の支持整列で、支持バーに組み立て可能に形成される。第1及び第2の支持整列は、好ましくは60°〜120°の間の角度、特に90°、互いに対して、ねじれている。この角度は、特に、70°〜110°の間、80°〜100°の間、又は、85°〜95°の間であることが出来る。特に、1対の支持部材の支持面は、第1の支持整列において、互いに向かい合っており(支持面のV字形の整列)、第2の支持整列において、互いに離れている(支持面のA字形の整列)。この支持面は、好ましくは60°〜120°の間の角度、特に90度の角度、を互いに成している。支持部材の様々な支持整列は、特に、支持バーの長手方向を基準として反対方向で固定する(向きを変える)こと、支持方向の長軸を基準として他の回転的な角度位置において固定する(ねじって、スライドする又は挟み留める)こと、又は、支持部材をそれぞれ他の支持バーに固定する(取り替える、又は、相互に交換する)ことによって、実現可能である。支持部材の様々な支持整列によって、楽器スタンドは、異なるタイプの楽器、特に、様々なボディ形状、例えば丸い(支持面のV字形の整列)又はV字形のボディ(支持面のA字形の整列)、を有するギター、に適合することが出来る。
本発明の有利な更なる形態において、支持面は、固定用凹部の対称軸に対して、傾斜して、好ましくは30°〜60°だけ、特に45°だけねじれて、延びる支持平面を定義する。好ましくは、支持平面は、水平線に対して傾斜して延びている。これにより、支持バーを、所望の支持平面とは別に、整列させることが出来る。
本発明の有利な更なる形態において、固定用凹部は、支持部材において偏心して、特に支持部材の中央軸に対してずらして、配置される。中央軸は、支持部材が組み立てられた状態において、支持バーの長軸に対して直交して延びていると解することが出来る。特に、支持面は、片側が固定用凹部から離れて広がっている、又は、支持バーの長軸の向かい側に張り出している。このような方法で、支持部材のより大きな支持面、特に1対の互いに向き合う支持部材の2つの支持面の間により大きなスパンが得られる。これにより、楽器をより確実に支持することが出来る。
本発明の有利な更なる形態において、当接バーは、非回転対称の、特に多角形の、横断面形状を有する。当接要素の当接バーへの固定のために、当接要素は、当接バーの横断面形状に適合した固定用凹部を有している。特に、当接要素は、当接面の隣に、割り当てられた楽器のネックを側方から固定するための側方支持面を有している。当接要素の当接面は、割り当てられた楽器の所定のネック形状に適合させることが出来る。当接要素は、当接面を形成するための凹部を有している。当接要素は、特に当接要素が長い実施形態の場合、例えば、ギター、特にアコースティックギターのネックを、2つの可能な格納方位において支持するために、中央突出部を有する二重凹部を有することも出来る。当接要素は、好ましくは1つの部品からなり、例えば熱可塑性エラストマー(TPE)から、製造される。このような当接要素は、既に支持部材に関して説明したのと同様な利点を有している。特に、当接要素は、当接バーの軸方向において、特に更に設けられる当接要素に左右されることなく、自由に、位置決め又は移動することが出来る。当接要素を当接バーにねじれに強く固定するための別途の固定手段は、省略することが可能である。これにより、組み立てが簡単になる。
本発明の有利な更なる形態において、支持部材及び/又は当接要素の固定用凹部は、貫通開口部又はスプリングクランプとして形成される。支持部材及び/又は当接要素は、特にそれぞれ支持バーと当接バー上に、長手方向でスライドすることが可能である、又は、横方向で挟み留めることが可能である。支持部材及び/又は当接要素は、差し込み可能又はクリップ留め可能に形成することも出来る。このような方法で、固定用凹部と支持バーとの間に形状結合的なねじれに強い接続が達成される。スプリングクランプ(クリップ)は、特に、(固定用凹部の領域において)弾性材料からなり、支持要素の片側が開いた固定用凹部を有して形成可能である。スライドすること又は挟み留めることによって、支持部材又は当接要素の組み立てが簡単になる。例えば、ねじなどといった、別途の固定要素は省略することが出来る。
本発明の有利な更なる形態において、支持部材は、楽器のボディを支えるための1つの中央支持面と、楽器のボディの側方移動を制限するための2つの互いに向き合う側方支持面とを、形成する。中央支持面によって、楽器のボディを、とりわけ垂直方向に、支持することが出来る。側方支持面によって、支持部材による楽器のボディの側方のねじれを阻止する、又は、少なくとも制限することが出来る。
本発明の有利な更なる形態において、支持部材は、固定用凹部の領域において、中央支持面の領域及び/又は側方支持面の領域においてよりも、より堅く、好ましくはより高い剛性を有する材料から、形成される。特に、支持部材は、固定用凹部の領域においては、好ましくは屈曲に強く及び/又はねじれに強く形成され、中央支持面の領域及び/又は側方支持面の領域においては、好ましくは軟弾力性を有して、形成される。支持部材の剛性は、その(内部)構造及び使用する材料によって、領域ごとに定めることが出来る。1つの部品からなる支持部材は、領域ごとに、他の材料部品、又は、他の材料構造から、例えば高い剛性のための穴の小さい発泡材及び低い剛性のための穴の大きい発泡材から、製造することが出来る。支持部材は、領域ごとに撓みやすくしたり弾力を持たせたりするために、領域ごとに中空状に、任意で内側に孔構造、支柱構造、又はハニカム構造を有して、形成することが出来る。複数の部品からなる支持部材の個々の要素は、異なる剛性の材料から製造することが出来る。支持部材は、固定用凹部の領域において、特に十分に堅く成される。これは、格納された楽器の重量によって支持部材が支持バーに対してねじれてしまうのを阻止するためである。有利には、支持部材は、支持面の領域において軟弾力性を有して形成される。これは、格納された楽器のボディの輪郭に少なくとも領域ごとに適合し、特に楽器を損傷しないようにするためである。
本発明の有利な更なる形態において、支持部材は、1つの中央要素と、中央要素の両側に配置され、好ましくは中央要素と接続可能である、2つの側方要素を有している。中央要素は、好ましくは、中央支持面及び側方支持面を形成する。中央要素は、特に軟弾力性を有して、好ましくはエラストマー、特に熱可塑性エラストマー(TPE)を有して、形成されている。これにより、支持部材の様々な機能、特に楽器との直接の接触及び支持部材の支持バーとの接続を、それぞれ、支持部材の個々の要素によって担うことが出来る。
本発明の本態様の有利な更なる形態において、側方要素は、固定用凹部を形成する。側方要素は、特に屈曲に強く及び/又はねじれに強く、好ましくは熱可塑物質、特にポリアミド、から形成されている。例えば、側方要素は、PA6から製造される。屈曲に強い、及び/又は、ねじれに強い側方要素は、支持バーに対して屈曲したりねじれたりするのを阻止するために、十分な安定性を有している。
1つの中央要素及び2つの側方要素を有する支持部材は、個々の要素を、別々に、特に異なる材料から、製造することが出来るという利点を有している。これにより、支持部材の様々な機能を個々の要素によって実現することが出来る。特に、側方要素は、支持部材が支持バーに対してねじれてしまうのを阻止する一方で、中央要素は楽器を確実にかつ損傷しないように支持することを確実にする。
本発明の有利な更なる形態において、中央要素は、外側の側面で、特にエッジ成形物を用いて、ねじれに強い形状結合的な接続を介して側方要素と接続可能である。エッジ成形物は、互いに対してぴったり合うように形成され、好ましくは段状である。エッジ成形物は、好ましくは、支持バーの長軸の周りを、中間要素又は側方要素の周囲に沿って少なくとも部分的に取り囲んで、形成されている。一方又は両方の側方要素は、中央要素に差し込み可能に形成することが出来る。側方部材は、好ましくは、特に二等辺の、(角を取って丸くした)三角形の基本形状を有する。この基本形状は、特に、1つの角の領域において(角ばって)固定用凹部に適合している。中央要素及び側方要素の間のねじれに強い形状結合的な接続は、中央要素自体が支持バーの横断面形状に合う固定用凹部を有する必要がないという利点を有している。特に、中央要素は、このような方法で、中空体として形成することが出来る。これにより、中央要素の形状弾力性又は柔軟性を高めることが出来る。
本発明の有利な更なる形態において、中央要素は、長手方向において両側が開いた中空体を有している。中空体の中央領域において、外側に支持面が形成され、中空体の少なくとも1つの側方領域において、支持面に対して、好ましくはアーチ形に、突出する支持エッジが、側方支持面を、形成する。特に、中空体は、支持バーを長手方向に案内するための貫通開口部を形成する。特に、支持エッジは、中空体の中央領域に向かって整列された内側の側面に、側方支持面を形成する。好ましくは、支持面は、連続的に側方支持面に移行する。特に、中空体は、外側に、(中央要素が変形していない、すなわち、支持された楽器がない状態で)平らな支持面を形成する。この支持面は、側方から支持面に接続し、内側に向かって湾曲した(凹型の)側方支持面を有している。特に、中空体は、中央領域に、側方領域と比べてより狭い(細長い)横断面を有している。横断面は、側方領域において、エッジ又はエッジ成形物に向かって(連続して)幅広くなっている。中空体のエッジ横断面は、好ましくは、側方部材の(三角形の)エッジ横断面に、適合している。中空体として形成される中央要素は、簡単かつ低コストで製造可能であり、高い弾性又は柔軟性を有することが出来る。これによって、支持部材は、楽器のボディの輪郭によく当接することが出来る。
本発明の代替的な更なる形態において、支持部材は、固定用凹部を形成する内部キャリア要素、及び、内部キャリア要素に固定可能な、特に差し込み可能な、外側の、好ましくは1つの部品からなる、カバー要素を有する。カバー要素は、特に中央支持面及び側方支持面を形成する。好ましくは、内側キャリア要素は、屈曲に強く及び/又はねじれに強く、カバー要素は、軟弾力性を有して形成される。カバー要素は、その裏面に、内側キャリア要素に差し込むための固定手段を有している。この固定手段は、特に、内側キャリア要素の形状に適合している。特に、内側キャリア要素は、支持バーを基準として回転的に定められた第1の支持整列及び第2の支持整列で、組み立てることが可能であり、特に支持バー上に長手方向でスライドすることが出来る、又は、横方向で挟み留めることが出来る。カバー要素は、好ましくは、熱可塑性エラストマー(TPE)を有して形成される。
更に、前記課題は、特に、本発明の楽器スタンドの、非回転対称の横断面形状を有する支持バーに固定するために形成される支持部材によって解決される。
更に、本課題は、特に、ボディ及びネックを有する少なくとも1つの楽器、特に少なくとも1つのギター及び/又はベースギター、を格納するための楽器スタンド、特にマルチギタースタンド、によって、特に上述した本発明の楽器スタンドによって、解決される。前記楽器スタンドは、台と、前記台に組み立て可能であり、前記楽器の前記ボディのためのそれぞれ1つの支持面を有する少なくとも1対の支持部材とを有しており、前記台は、それぞれ非回転対称の、特に多角形の、横断面形状を有する2つの互いに平行に延びる支持バーを有する支持フレームと、前記支持フレームと、好ましくは旋回移動可能に、接続された当接ハンガーとを有しており、前記当接ハンガーは、前記支持バーに対して平行に延びる当接バーと、前記当接バーをそれぞれ前記支持フレームと接続する少なくとも1つの支持アームとを有しており、前記当接バーは、直接又は前記当接バーに固定可能な当接要素を介して、前記楽器の前記ネックのための少なくとも1つの当接面を定義している楽器スタンドであって、前記少なくとも1つの支持アームは、それぞれ、外側支持アーム成形物と、外側支持アーム成形物内に移動可能に受容された内側支持アーム成形物とを有して、伸縮可能に形成されることを特徴としている。
外側支持アーム成形物は、内側支持アーム成形物とは異なる材料から製造することが出来る。好ましくは、外側支持アーム成形物は、アルミニウム製のパイプから形成され、内側支持アーム成形物は、合成物質の射出成形物、好ましくは、繊維強化プラスチック、例えばポリアミド、からなる。伸縮自在な楽器スタンドは、一方では、当接バーを所望の高さ、例えば、格納される楽器のネックの長さに応じて、位置決めすることが出来るという利点を有している。これにより、使用の際の柔軟性及び様々な楽器への適合可能性が更に高められる。他方では、伸縮自在な支持アームは、例えば、使用していない時、又は、持ち運びの時に、楽器スタンドのより小さな設置寸法又はパッキング寸法を可能とする。
本発明の有利な更なる形態において、支持アームは、特に外側及び内側支持アーム成形物の間に、ロック手段を有している。これは、当接バーを所定の伸縮された位置に固定するためである。ロック手段として、固定機構は、好ましくは操作可能なロックボタンを有し、外側支持アーム成形物の内側支持アーム成形物との重なり部分に設けられることが出来る。
更に、本課題は、特に、ボディ及びネックを有する少なくとも1つの楽器、特に少なくとも1つのギター及び/又はベースギター、を格納するための楽器スタンド、特にマルチギタースタンド、によって、特に上述した本発明の楽器スタンドによって、解決される。前記楽器スタンドは、台と、前記台に組み立て可能であり、前記楽器の前記ボディのためのそれぞれ1つの支持面を有する少なくとも1対の支持部材とを有しており、前記台は、それぞれ非回転対称の、特に多角形の、横断面形状を有する2つの互いに平行に延びる支持バーを有する支持フレームと、前記支持フレームと、接続された当接ハンガーとを有しており、前記当接ハンガーは、前記支持バーに対して平行に延びる当接バーと、前記当接バーをそれぞれ前記支持フレームと接続する少なくとも1つの支持アームとを有しており、前記当接バーは、直接又は前記当接バーに固定可能な当接要素を介して、前記楽器の前記ネックのための少なくとも1つの当接面を定義しており、前記支持フレームは、少なくとも1つの旋回継手を介して、前記当接ハンガーと、旋回移動可能に接続されており、前記当接ハンガーは、第1の噛合手段を有し、固定機構によって、少なくとも1つの端部位置において、好ましくは2つの端部位置において、固定可能である。
旋回移動可能な当接ハンガーは、例えば所定の楽器用に当接ハンガーの支持フレームに対する傾斜角を調節するために、当接ハンガーの位置を変更可能であるという利点を有している。これにより、楽器スタンドは、より柔軟に使用することが出来る。端部位置における当接ハンガーの噛み合いによって、当接ハンガーを意図しない旋回移動(折り畳み)から守ることが出来る。これにより、格納された楽器の損傷、及び/又は、当接ハンガーの意図しない旋回を、例えば持ち運びの際に、阻止することが出来る。
本発明の有利な更なる形態において、固定機構は、屈曲要素は旋回継手の旋回軸に対して鉛直な屈曲自由度及び第1の噛合手段に対応する第2の噛合手段を有し、支持フレームと固く接続された屈曲要素、好ましくは、支持フレームに鋳合わせられた合成材料スプリング要素と、屈曲要素に旋回軸の方向において噛合弾力で当たる、好ましくは金属からなり、支持フレームに支持されたスプリングとを有している。このような固定機構は、構造的に簡単に移動させることが出来る。スプリングは、好ましくは、支持フレームの下側から、支持フレームの横方向キャリアの受容開口部に組み込むことが出来る。金属製のスプリングを使用することには、固定機構に、十分に大きな噛合弾力で当たることが出来るという利点がある。
本発明の有利な更なる形態において、スプリングは、2つのスプリング脚部ペアとスプリング脚部ペアを接続する横方向支柱を有している。スプリング脚部ペアは支持フレームに隣接し、横方向支柱は屈曲要素の切欠きに噛合っている。スプリングは、特に屈曲したワイヤハンガーとして、例えば約3mmの直径を有して、鋼から形成される。このような方法で、スプリングは、十分大きい噛合弾力で屈曲要素に当たることが出来る。
本発明の有利な更なる形態において、特に旋回継手の軸又は軸ボルトを軸方向に固定するために、スプリングのスプリング脚部の端部は、旋回継手の軸の円周切欠きに噛合っている。スプリング脚部の端部は、特にスプリングの真っ直ぐな脚部部分によって、形成される。このような方法で、スプリングは、屈曲要素にバイアスを加えるのに加えて、軸を固定する機能を果たす。
本発明によれば、従来技術とは異なり、回転的に固定するために支持部材の支持バーの横断面形状に適合した支持部材の固定用凹部に基づき、支持バー上に組み立てられた支持部材の全体の長さを長手キャリアの長さに合わせる必要がない。それにもかかわらず、これは、実際そうすることが出来る。一方では、様々な組み立て可能な支持部材の長さ、又は組み立てに適した様々な長さの支持部材のセットは、お互いに、かつ、支持バーの長さに、合わせることが出来るので、多数の異なる構成が実現可能である。他方では、組み立てられた状態で支持部材の相互の軸方向の移動を阻止するために、2つの隣接する支持部材の間にスライドされた、又は、差し込まれた充填要素を設けることが出来る。例えば、様々な構成において、420mm、660mm、又は900mmの自由な組み立て長さ(2つの横方向キャリア間の支持バーの長さ)で、支持バー上に組み立てるために、支持部材は120mm又は180mmの長さで、充填要素は30mmの長さで設けることが出来る。
次に、本発明の実施例を、図面を参照してより詳細に説明する。図面はそれぞれ、概要図である。
図1は、3対の本発明の支持部材を有する本発明の楽器スタンドの実施形態を、遠近図で示す。 図2は、4対の本発明の同じ長さの支持部材を有する本発明の楽器スタンドの実施形態を、遠近図で示す。 図3は、4対の本発明の異なる長さの支持部材を有する本発明の楽器スタンドの実施形態を、遠近図で示す。 図4は、1対の本発明の支持部材を有する遠近分解図での本発明の楽器スタンドの実施形態を示す。 図5は、図1〜図4の1対の本発明の支持部材の2つの実施形態を、異なる長さで、遠近図において示す。 図6は、図5の1対の本発明の支持部材の概要を、遠近分解図で示す。 図7aは、第1の支持整列の支持部材を有する側断面図での図1〜図4の楽器スタンドを、第1の楽器とともに示す。 図7bは、第2の支持整列の支持部材を有する図7aの楽器スタンドを、第2の楽器とともに示す。 図8aは、本発明の楽器スタンドの実施形態の旋回継手を、当接ハンガーの第1の端部位置とともに、側断面図で示す。 図8bは、図8aの旋回継手を、当接ハンガーの第2の端部位置とともに、側断面図で示す。 図9は、図8a及び図8bの旋回継手を遠近分解図で示す。 図10は、旋回移動した当接ハンガーを有する図1の楽器スタンドを示す。 図11は、3対の本発明の支持部材及び伸縮可能な支持アームを有する本発明の楽器スタンドの実施形態を、遠近図で示す。 図12は、図11の楽器スタンドを側面図で示す。 図13は、旋回移動した当接ハンガーを有する図11の楽器スタンドを示す。 図14aは、本発明の支持部材の内側キャリア要素を有する本発明の楽器スタンドの実施形態の台を、遠近図で示す。 図14bは、外側のカバー要素を有する本発明の支持部材を有する図14aの楽器スタンドを示す。 図15は、本発明の楽器スタンドの実施形態を、3つの異なる楽器とともに、遠近図で示す。 図16aは、1対の本発明の支持部材を有する本発明の楽器スタンドの実施形態を、遠近分解図で示す。 図16bは、5対の本発明の支持部材を有する図16aの楽器スタンドを示す。
以下の本発明の説明において、同様の、及び、同様に作用する要素に対しては、同一の参照符号を使用する。
図1〜図4は、それぞれ同じ機能を持った本発明の支持部材20a、20bを、3対(図1)、4対(図2及び図3)、又は1対だけ(図4)有する楽器スタンド1の実施形態をそれぞれ示す。
図1に示された楽器スタンド1は、台10、及び、台10に接続された当接ハンガー14からなる。台10は、支持フレーム11を有している。支持フレーム11は、2つの平行に延びる支持バー12a、12b、及び、支持バー12a、12bを接続する横方向キャリア19によって形成される。支持バー12a、12b上で、それぞれ、支持部材20a、20bがスライドされている(図4を参照)。図1では、3対の、合わせて6つの同じ支持部材20a、20bが、全て、第1の支持整列S1で、支持バー12a、12b上に組み立てられている。支持部材20a、20bは、1つの部品又は複数の部品からなり、特に複数の材料からなるように形成することが出来る。これにより、例えば、3つまでの同様なギターを楽器スタンド1に格納することが出来る。支持部材20a、20bは、シェル形状に形成されており、楽器2、例えばエレクトリックもしくはアコースティックギター又はベースギター、のボディを支持するのに役立つ。組み立てられた支持部材20a、20bは、同一の長さを有している。支持部材20a、20bは、互いに独立して、組み立て可能かつ交換可能である。異なった長さの支持部材20a、20bを組み立てることが出来る。2つの旋回継手18を介して、当接ハンガー14が支持フレーム11と接続されている。当接ハンガー14は、2つの側方支持アーム16、17を有している。側方支持アーム16、17は、接続部分を介して、支持バー12a、12bに対して平行に延びている当接バー15と接続されている。当接バー15上に3つの当接要素30がスライドされている。当接要素30は、支持部材20a、20bに支持された楽器2のネックを立て掛けるための側方当接面32、33を有する当接面31を形成する。支持フレーム11は、楽器スタンド1を折り畳んだ状態で置くことが出来るようにするために、裏側に脚要素110を有している。
図2に示された楽器スタンド1の実施形態において、合わせて4対の支持部材20a、20bのうち、手前の2対は第2の支持整列S2で組み立てられている一方で、後方の2対は第1の支持整列S1で組み立てられている。支持部材20a、20bを組み立て直すことによって、2つの支持整列S1、S2の間を行ったり来たり変更することが出来る。これは、1対の2つの支持部材20a、20bを交換すること、すなわち、支持部材20a、20bをそれぞれ他の支持バー12b、12a上に組み立てることによって、又は、各支持部材20a、20bをそれぞれの支持バー12a、12bに反対向きにして組み立てる、すなわち180°回転された支持部材20a又は20bをスライドすることによって、実行可能である。図2では、8つの支持部材20a、20bは、すべて同一の長さを有している。
各支持部材20a、20bは、中央支持面210a、210b、及び、側方支持面220a、220b、230a、230bを有している。支持面210a、210bは、それぞれ支持バー12a、12bに対して傾斜して延びており、互いに対して傾いた支持平面Eを定義している(図5、図6、図7a、図7bを参照)。第1の支持整列S1では、2つの支持面210a、210bは、それぞれ、互いに向き合って、すなわちV字形に、整列されている。第2の支持整列S2では、支持面210a、210bは、それぞれ、互いに離れて、すなわちA字形に、整列されている。第1の支持整列S1は、特に丸いボディ形状を有するギターを支持するのに適している一方で、第2の支持整列S2は、特にV字形のボディを有するギターを支持するのに適している。側方支持面220a、220b、230a、230bは、支持部材20a、20bによって形成された支持エッジ27によって形成される。支持エッジ27は、支持平面E又は支持面210a、210bに向かって突き出ている。側方支持面220a、220b、230a、230bは、格納された楽器2が、支持部材20a、20bにおいて、側方にねじれ得ることを阻止する。更に、これにより、楽器2は、互いにぶつかって損傷しなくなる。
図3には、合わせて4対の支持部材20a、20bを有する、図1及び図2に対応する実施形態が示されている。ここで、手前の2対は、後方の2対よりも短く、例えば120mmである。後方の2対は、例えば180mmである。より短い、又は、より狭い、支持部材20a、20bは、特にエレクトリックギター又はベースギターを支持するのに適している一方で、より長い、又は、より幅広い支持部材20a、20bは、特にアコースティックギターに適している。アコースティックギターは、典型的には、より奥行きがある、又は、より幅広いボディを有している。これに合うように、後方の2つの当接要素30は、間に中央突出部を有する二重凹部を有して形成され、アコースティックギターのネックに適した当接面31及び側方当接面32、33を、2つの可能な格納方位のそれぞれにおいて、有している。
図4から、楽器スタンド1の組み立て過程又は適合を見て取ることが出来る。支持バー12a、12bは、非回転対称の横断面形状Q1を有するアルミニウム製の成形物として、ここでは四角形の中空成形物として、形成される。この成形物は、横方向キャリア19の貫通開口部190に差し込まれ、正面から、ねじで固定される。横方向キャリア19は、好ましくはポリアミドなどの合成物質、例えばPA6、から製造されるが、金属、例えばアルミニウム、から製造されることも出来る。スタンド要素191は下から設置され、脚要素110は後ろからねじで固定される。支持バー12a、12bと同様に、四角形の横断面形状Q2を有するアルミニウム製の成形物から製造される当接バー15は、接続部分を介して支持アーム16及び17と、ねじで固定されている。支持部材20a、20b及び当接要素30は、それぞれ支持バー12a、12bと当接バー15の長手方向において、スライドされる。或いは、これらの部材は、上方又は側方から、支持バー12a、12bに、挟み留めることが出来る。このために、支持部材20a、20b及び当接要素30は、固定用凹部24、34を有している。これらの固定用凹部は、それぞれ横断面形状Q1とQ2に合わせられている、又は、横断面形状Q1とQ2に、形状結合的に一致している。固定用凹部24、34を介して、支持部材20a、20b及び当接要素30は、ねじれに強く、それぞれ支持バー12a、12bと当接バー15に、回転的に定められた整列で、固定することが出来る。これにより、更なる固定要素を省略することが出来る。図4から、支持部材20a、20bは、第1の支持整列S1又は第2の支持整列S2にするために、それぞれ、逆の方向においても、支持バー12a、12b上にスライドすることが出来る、又は、相互に交換可能であることが明らかである。これにより、楽器スタンドを使用する際の高い柔軟性、特に様々なタイプの楽器2、特に丸い又はV字形のボディを有するギターへの適合可能性がもたらされる。
図5及び図6には、本発明の支持部材20aの実施形態が示されている。実施形態は、支持部材20bの場合は、対応するように左右が反対に示されるだろう。図5には、支持部材20aの2つの実施形態が、それぞれ異なる長さで、示されている。支持部材20aは、1つの中央要素21a及び2つの側方要素22a、23aを有して3つの部材から形成されている。側方部材22a、22bは、屈曲及びねじれに強く、熱可塑性の合成物質、例えばポリアミド、例えばPA6から形成される一方で、中央要素21aは、軟弾力性を有して、熱可塑性エラストマー(TPE)から製造される。したがって、側方要素22a、23aは、中央要素21aとは別の材料から、特により固く、形成される。側方要素22a、23aは、それぞれ、三角形の基本形状を有している。固定用凹部24は、中央軸Mに対して、下の角の領域に設けられている。固定用凹部24は、支持バー12a、12bの横断面形状Q1に適合した貫通開口部として形成され、側方要素22a、22bを、支持バー12a、12b上に、形状結合的に、ねじれに強く固定することを可能にする。中央要素21aは、中空体25として形成され、外側26には、支持面210a又はこれにより定義される傾斜した支持面Eが形成されている。支持面210aは、側方から、側方支持面220a又は230bへと移行する。側方支持面220a又は230aは、アーチ状の支持エッジ27の内側の側面271によって形成される。側方要素22a、23aは、側方から、中央要素21aに差し込み可能、又は、中央要素21aに組み込み可能である。取り囲んだ段状のエッジ成形物210又は220を介して、両方の側方部材22a、23aと中央部材21aとの間に、ねじれに強い形状結合的な接続が形成される。支持平面Eは、固定用凹部24又は横断面形状Q1の対称軸Aに対して、45°、ねじれている。これにより、支持平面Eは、第1及び第2の支持整列S1、S2において、互いに対して90°ねじれて、延びている(図7a、図7bを参照)。
図7a、図7bには、楽器スタンド1が、楽器スタンド1に支持された楽器2とともに、示されている。図7aでは、丸いボディを有するギターが、第1の支持整列S1で組み立てられた支持部材20a、20bによって支持され、当接要素30に立て掛けられている。一方、図7bでは、V字型のボディを有するギターが、支持整列S2で組み立てられた同様の支持部材20a、20bによって支持されている。
図8aと8bには、それぞれ、楽器スタンド1の台10の旋回継手18が示されている。旋回継手18には、固定機構50が備えられている。例えば繊維強化プラスチックから形成され、支持アーム16、17と接続される当接ハンガー14の継手頭部は、円周輪郭に沿って形成された2つの固定用切欠きの形状をした第1の噛合手段141を有している。当接ハンガー14の第1の端部位置P1(図8a)において、支持アーム16は、垂直方向に旋回している、すなわち開かれている。当接ハンガー14の第2の端部位置P2において、支持アーム16は、実質的に水平な方向に旋回している、すなわち、折り返され、又は、折り畳まれており、実質的に横方向キャリア19と平行に延びている。支持フレーム11には、屈曲要素51が接続されている。屈曲要素51は、合成物質の屈曲要素として、支持フレーム11の内側に鋳合わせられており、旋回軸Bの方向に屈曲自由度を有している(図8a及び図8bでは、下方から上方)。屈曲要素51は、第1の噛合手段141に合うように形成された固定用突出部の形状をした第2の噛合手段52を有している。この固定用突出部は、当接ハンガー14をそれぞれの位置で係合させるために、第1及び第2の端部位置P1、P2において、それぞれ、2つの第1の噛合手段141の他方に噛合っている。支持フレーム11の内側に支持されているスプリング53は、屈曲要素51の下側で切欠き56に噛合い、第1の噛合手段141の方向における噛合弾力で、第2の噛合手段52に当たる。スプリング53は、ワイヤハンガーとして、例えば直径3mmを有して、形成される。スプリング53は、2つのスプリング脚部ペア54及び2つのスプリング脚部ペア54を接続する横方向支柱55を有している。横方向支柱55は、屈曲要素51の切欠き56内にカチッと嵌まる。旋回継手18の軸180は、支持フレーム11の軸用開口部に、側方から差し込まれている。スプリング脚の端部57は、軸180が軸方向に滑り出ないようにするために、中空の軸180の円周切欠き181に噛合っている。固定機構50を有する旋回継手18の組み立て過程は、図9に、矢印で示されている。まず、スプリング53は下方から横方向キャリア19の受容用開口部に、当接ハンガー14は上方から、組み込まれる。その後、軸180が、側方から挿入される。スプリング53及び屈曲要素51は、スプリング脚部ペア54が軽く上方へ曲げられるように、取り付けられた状態でバイアスを加えられている。図10には、第2の端部位置P2で噛合った当接ハンガー14を有する楽器スタンド1が示されている。この位置P2において、楽器スタンド1は、例えば、実際に持ち運んだり、場所をとらずに片付けたり、特に、脚要素110を下にして置くことが出来る。加えて、楽器スタンド1を引っ張る又は動かすために、2つ又は4つの底ローラーを台10に設けることが出来る。
図11、図12、図13には、伸縮自在な支持アーム16、17を有する楽器スタンド1の実施形態が示されている。支持アーム16、17は、それぞれ、外側支持アーム成形物41及び内側支持アーム成形物42を有している。外側支持アーム成形物41及び内側支持アーム成形物42は、互いに移動可能に配置され、ロック手段43を介して互いに対して伸縮された又は畳まれた位置に固定することが出来る。図11には、伸縮された位置が示されている。伸縮可能な支持アーム16、17は、図10と図13の比較から明らかなように、楽器スタンド1のより小さい設置寸法又はパッキング寸法を可能とする。例えば、楽器スタンド1が折り畳まれた状態での支持アーム16、17の全長を約20〜25cm短縮することが可能である。
図14a、図14bには、支持部材20a、20bの代替的な実施形態が示されている。支持部材20a、20bは、支持バー12a、12bの横断面形状Q1に適合した固定用凹部24を有する、屈曲及びねじれに強く形成された内側キャリア要素28を有する。既に図1ないし図4を参照して説明したように、内側キャリア要素28は、異なる支持整列S1及びS2で、支持バー12a又は12b上に組み立てることが出来る。楽器2を支持するために、内側キャリア要素28上に、好ましくは軟弾力性を有して1つの部品から形成されたカバー要素29を、好ましくは両側から、形状結合的に差し込むことが出来る、又は、載せることが出来る。カバー要素29の裏面に、内側キャリア要素28に適合した固定手段が設けられている。カバー要素29は、組み立てられた状態での支持バー12a、12bの案内を可能とするために、側方バー用凹部290を有している。
図15には、4対の異なる長さの支持要素20a、20bを有する楽器スタンド1が示されている。全部で3つの異なるタイプの楽器2を受容するために、支持要素20a、20bは、2つの異なる支持整列S1及びS2で、組み立てられている。
図16a及び図16bには、5対の支持部材20a、20bを有する楽器スタンド1とその組み立て(図16aの矢印を参照)が示されている。この5対の支持部材20a、20bは、機能的には、図1〜図4を参照して説明した支持部材20a、20bに対応しているが、代替的な形状を有している。支持部材20a、20bは、2倍の数の湾曲したサポート面210a、210bを有している。この湾曲は、支持バー12a、12bに対して鉛直に外側に向かい(凸状)、支持バー12a、12bの方向に対して平行に内側に向かっている(凹状)。これにより、支持部材20a、20b上に、楽器2のより小さい支持面が形成される。支持部材20a、20bは、1つの部品から形成され、その下側に、成形された固定用受容部24を有している。固定用受容部24は、支持バー12a、12bの横断面形状Q1に適合されている。
本発明の楽器スタンド1は、特に、異なるタイプの楽器2、好ましくは丸いボディ及びV字型のボディを有するギター、を確実に格納出来るようにするために、柔軟に使用することが出来る、且つ、簡単にミュージシャンの個々の需要に適合することが出来る、という利点を有している。
ここで、上述した全ての本発明の態様は、単独でも、任意のあらゆる組み合わせでも、特に図面に示された細部は、本発明にとって本質的なものとして権利請求されることに留意すべきである。これらの変形は、当業者にとって通常よく知られていることである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] ボディ及びネックを有する少なくとも1つの楽器、特に少なくとも1つのギター及び/又はベースギター、を格納するための楽器スタンド(1)、特にマルチギタースタンド、であって、
前記楽器スタンド(1)は、台(10)と、前記台(10)に組み立て可能であり、前記楽器の前記ボディのためのそれぞれ1つの支持面(210a、210b)を有する少なくとも1対の支持部材(20a、20b)とを有しており、
前記台(10)は、それぞれ非回転対称の、特に多角形の、横断面形状(Q1)を有する2つの互いに平行に延びる支持バー(12a、12b)を有する支持フレーム(11)と、前記支持フレーム(11)と、好ましくは旋回移動可能に、接続された当接ハンガー(14)とを有しており、
前記当接ハンガー(14)は、前記支持バー(12a、12b)に対して平行に延びる当接バー(15)と、前記当接バー(15)をそれぞれ前記支持フレーム(11)と接続する少なくとも1つの支持アーム(16、17)とを有しており、
前記当接バー(15)は、直接又は前記当接バー(15)に固定可能な当接要素(30)を介して、前記楽器の前記ネックのための少なくとも1つの当接面(31)を定義している楽器スタンド(1)であって、
前記支持部材(20a、20b)は、前記支持バー(12a、12b)を基準として回転的に定められた少なくとも1つの支持整列(S1、S2)で各支持部材(20a、20b)を支持バー(12a、12b)に固定するために、前記支持バー(12a、12b)の前記横断面形状(Q1)に適合した固定用凹部(24)をそれぞれ有していることを特徴とする楽器スタンド(1)。
[2] 各支持部材(20a、20b)は、特に第1の楽器を支持するための、前記支持バー(12a、12b)を基準として回転的に定められた第1の支持整列(S1)、及び、特に前記第1の楽器とは異なる第2の楽器を支持するための、前記支持バー(12a、12b)を基準として回転的に定められた第2の支持整列(S2)において、前記支持バー(12a、12b)に、組み立て可能に形成されており、前記第1及び第2の支持整列(S1又はS2)は、好ましくは60°〜120°の角度、特に90°、互いに対してねじれていることを特徴とする、[1]に記載の楽器スタンド(1)。
[3] 前記支持面(210a、210b)は、前記固定用凹部(24)の対称軸(A)に対して、傾斜して、好ましくは30°〜60°だけ、特に45°だけ、ねじれて、延びている支持平面(E)を定義することを特徴とする、[1]又は[2]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[4]
前記固定用凹部(24)は、支持部材(20a、20b)において偏心して、特に前記支持部材(20a、20b)の中央軸(M)に対してずらして、配置されることを特徴とする、[1]乃至[3]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[5] 前記当接バー(15)は、非回転対称の、特に多角形の、横断面形状(Q2)を有しており、
前記当接要素(30)の前記当接バー(15)への固定のために、前記当接要素(30)は、前記当接バー(15)の前記横断面形状(Q2)に適合した固定用凹部(34)を有していることを特徴とする、[1]乃至[4]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[6] 前記支持部材(20a、20b)及び/又は前記当接要素(30)の前記固定用凹部(24、34)は、貫通開口部又はスプリングクランプとして形成され、前記支持部材(20a、20b)及び/又は前記当接要素(30)は、特にそれぞれ前記支持バー(12a、12b)と前記当接バー(15)上に、長手方向でスライドすることが可能である、又は、横方向で挟み留めることが可能であることを特徴とする、[1]乃至[5]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[7] 前記支持部材(20a、20b)は、楽器のボディを支えるための1つの中央支持面(210a、210b)と、前記楽器の前記ボディの側方移動を制限するための2つの互いに向き合う側方支持面(220a、220b又は230a、230b)とを、形成することを特徴とする、[1]乃至[6]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[8] 前記支持部材(20a、20b)は、前記固定用凹部(24)の領域において、前記中央支持面(210a、210b)の領域及び/又は前記側方支持面(220a、220b又は230a、230b)の領域においてよりも、より堅く、好ましくはより高い剛性を有する材料から、形成されることを特徴とする、[1]乃至[7]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[9] 前記支持部材(20a、20b)は、1つの中央要素(21a、21b)と、前記中央要素(21a、21b)の両側に配置され、好ましくは前記中央要素(21a、21b)と接続可能である、2つの側方要素(22a、22b又は23a、23b)とを有しており、前記中央要素(21a、21b)は、好ましくは、前記中央支持面(210a、210b)及び前記側方支持面(220a、230a、220b、230b)を形成し、前記中央要素(21a、21b)は、特に軟弾力性を有し、好ましくはエラストマー、特に熱可塑性エラストマー(TPE)を有して、形成されていることを特徴とする、[1]乃至[8]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[10] 前記側方要素(22a、22b又は23a、23b)は、前記固定用凹部(24)を形成し、前記側方要素(22a、22b又は23a、23b)は、特に屈曲に強く及び/又はねじれに強く、好ましくは熱可塑物質、特にポリアミド、から形成されていることを特徴とする、[9]に記載の楽器スタンド(1)。
[11] 前記中央要素(21a、21b)は、外側の側面(272)で、特にエッジ成形物(210、220)を用いて、ねじれに強い形状結合的な接続を介して側方要素(22a、22b又は23a、23b)と接続可能であり、前記エッジ成形物(210、220)は互いに対して適合するように形成され、好ましくは段状であることを特徴とする、[9]又は[10]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[12] 前記中央要素(21a、21b)は、長手方向において、両側が開いた中空体(25)を有しており、前記中空体(25)の中央領域において、外側(26)に、前記支持面(210a、210b)が形成され、及び、前記中空体(25)の少なくとも1つの側方領域において、前記支持面(210a、210b)に対して、好ましくはアーチ形に、突出する支持エッジ(27)が、前記側方支持面(220a、230a、220b、230b)を形成することを特徴とする、[9]乃至[11]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[13] 前記支持部材(20a、20b)は、前記固定用凹部(24)を形成する内側キャリア要素(28)と、前記内側キャリア要素(28)に固定可能な、特に差し込み可能な、外側の、好ましくは1つの部品からなる、カバー要素(29)を有し、前記カバー要素(29)は、特に前記中央支持面(210a、210b)と、前記側方支持面(220a、220b又は230a、230b)とを形成し、好ましくは前記内側キャリア要素(28)は、屈曲に強く、及び/又は、ねじれに強く、前記カバー要素(29)は、軟弾力性を有して形成されることを特徴とする、[1]乃至[8]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[14] [1]乃至[13]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)の非回転対称の横断面形状(Q)を有する支持バー(12a、12b)に固定するために形成された支持部材(20a、20b)。
[15] ボディ及びネックを有する少なくとも1つの楽器、特に少なくとも1つのギター及び/又はベースギター、を格納するための楽器スタンド(1)、特にマルチギタースタンド、であって、
前記楽器スタンド(1)は、台(10)と、好ましくは、前記台(10)に組み立て可能であり、前記楽器の前記ボディのためのそれぞれ1つの支持面(210a、210b)を有する少なくとも1対の支持部材(20a、20b)とを有しており、
前記台(10)は、それぞれ非回転対称の、特に多角形の、横断面形状(Q1)を有する2つの互いに平行に延びる支持バー(12a、12b)を有する支持フレーム(11)と、前記支持フレーム(11)と、好ましくは旋回移動可能に、接続された当接ハンガー(14)とを有しており、
前記当接ハンガー(14)は、前記支持バー(12a、12b)に対して平行に延びる当接バー(15)と、前記当接バー(15)をそれぞれ前記支持フレーム(11)と接続する少なくとも1つの支持アーム(16、17)とを有しており、
前記当接バー(15)は、直接又は前記当接バー(15)に固定可能な当接要素(30)を介して、前記楽器の前記ネックのための少なくとも1つの当接面(31)を、特に[1]乃至[13]のいずれか1に従って、定義している楽器スタンド(1)であって、
前記少なくとも1つの支持アーム(16、17)は、それぞれ、外側支持アーム成形物(41)と、前記外側支持アーム成形物(41)内に移動可能に受容された内側支持アーム成形物(42)とを有して、伸縮可能に形成されることを特徴とする、楽器スタンド(1)。
[16] 前記支持アーム(16、17)は、前記当接バー(15)を所定の伸縮された位置に固定するために、特に前記外側及び内側支持アーム成形物(41又は42)の間に、ロック手段(43)を有していることを特徴とする、[1]乃至[15]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)。
[17] ボディ及びネックを有する少なくとも1つの楽器、特に少なくとも1つのギター及び/又はベースギター、を格納するための楽器スタンド(1)、特にマルチギタースタンド、であって、
前記楽器スタンド(1)は、台(10)と、好ましくは、前記台(10)に組み立て可能であり、前記楽器の前記ボディのためのそれぞれ1つの支持面(210a、210b)を有する少なくとも1対の支持部材(20a、20b)とを有しており、
前記台(10)は、それぞれ非回転対称の、特に多角形の、横断面形状(Q1)を有する2つの互いに平行に延びる支持バー(12a、12b)を有する支持フレーム(11)と、前記支持フレーム(11)と接続された当接ハンガー(14)とを有しており、
前記当接ハンガー(14)は、前記支持バー(12a、12b)に対して平行に延びる当接バー(15)と、前記当接バー(15)をそれぞれ前記支持フレーム(11)と接続する少なくとも1つの支持アーム(16、17)とを有しており、
前記当接バー(15)は、直接又は前記当接バー(15)に固定可能な当接要素(30)を介して、前記楽器の前記ネックのための少なくとも1つの当接面(31)を、特に[1]乃至[16]のいずれか1に従って、定義している楽器スタンド(1)であって、
前記支持フレーム(11)は、少なくとも1つの旋回継手(18)を介して、前記当接ハンガー(14)と、旋回移動可能に接続されており、
前記当接ハンガー(14)は、第1の噛合手段(141)を有し、固定機構(50)によって、少なくとも1つの端部位置(P1、P2)において、好ましくは2つの端部位置(P1、P2)において、固定可能である楽器スタンド(1)。
[18] [1]乃至[17]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)であって、
前記固定機構(50)は、
前記旋回継手(18)の旋回軸(B)に対して鉛直な屈曲自由度及び第1の噛合手段(141)に対応する第2の噛合手段(52)を有し、前記支持フレーム(11)と固く接続された屈曲要素(51)、好ましくは前記支持フレーム(11)に鋳合わせられた合成材料スプリング要素と、
前記屈曲要素(51)に旋回軸の方向において噛合弾力で当たる、好ましくは金属からなり、前記支持フレーム(11)に支持されたスプリング(53)とを有することを特徴とする楽器スタンド(1)。
[19] [18]に記載の楽器スタンド(1)であって、
前記スプリング(53)は、2対のスプリング脚部ペア(54)と、前記スプリング脚部ペア(54)を接続する横方向支柱(55)とを有しており、前記スプリング脚部ペア(54)は、前記支持フレーム(11)に隣接し、前記横方向支柱(55)は前記屈曲要素(51)の切欠き(56)に噛合っていることを特徴とする楽器スタンド(1)。
[20] [18]又は[19]のいずれか1に記載の楽器スタンド(1)であって、前記スプリング(53)のスプリング脚部端部(57)は、特に前記回転継手(18)の軸(180)を軸方向に固定するために、前記旋回継手(18)の軸(180)の円周切欠き(181)に、噛合っていることを特徴とする楽器スタンド(1)。
1…楽器スタンド、
2…楽器、特にギター、
10…架台、
11…支持フレーム、
12a、12b…支持バー、
14…当接ハンガー、
15…当接バー、
16…支持アーム、
17…支持アーム、
18…回転継手、
19…横架台、
20a、20b…支持部材、
21a、21b…中央要素、
22a、22b…側方要素、
23a、23b…側方要素、
24…(支持部材の)固定用凹部、
25…中空体、
26…外側、
27…支持エッジ、
28…内側支持要素、
29…外側カバー要素、
30…当接要素、
31…当接面、
32、33…側方当接面、
34…(当接要素の)固定用凹部、
41…外側支持アーム成形物、
42…内側支持アーム成形物、
43…ロック手段、
50…固定機構、
51…屈曲要素、
52…第2の噛合手段、特に固定用突出部、
53…スプリング、
54…スプリング脚部ペア、
55…横方向支柱、
56…切欠き、
57…スプリング脚部の端部、
110…脚要素、
141…第1の噛合手段、特に固定用切欠き、
190…貫通開口部、
191…スタンド要素、
180…軸、
181…円周切欠き、
210…エッジ成形物、
220…エッジ成形物、
210a、210b…支持面、
220a、220b…側方支持面、
230a、230b…側方支持面、
271…内側の側面、
272…外側の側面、
290…バー用凹部、
Q1…(支持バーの)横断面形状、
Q2…(当接バーの)横断面形状、
A…(支持バーの固定用凹部の)対称軸、
B…旋回軸、
M…(支持部材の)中央軸、
E…支持平面、
S1…(支持部材の)第1の支持整列、
S2…(支持部材の)第2の支持整列、
P1…(当接ハンガーの)第1の端部位置、
P2…(当接ハンガーの)第2の端部位置。

Claims (20)

  1. ボディ及びネックを有する少なくとも1つの楽器を格納するための楽器スタンド(1)、特にマルチギタースタンド、であって、
    前記楽器スタンド(1)は、台(10)と、前記台(10)に組み立て可能であり、前記楽器の前記ボディのためのそれぞれ1つの支持面(210a、210b)を有する少なくとも1対の支持部材(20a、20b)とを有しており、
    前記台(10)は、それぞれ非回転対称の横断面形状(Q1)を有する2つの互いに平行に延びる支持バー(12a、12b)を有する支持フレーム(11)と、前記支持フレーム(11)と接続された当接ハンガー(14)とを有しており、
    前記当接ハンガー(14)は、前記支持バー(12a、12b)に対して平行に延びる当接バー(15)と、前記当接バー(15)をそれぞれ前記支持フレーム(11)と接続する少なくとも1つの支持アーム(16、17)とを有しており、
    前記当接バー(15)は、直接又は前記当接バー(15)に固定可能な当接要素(30)を介して、前記楽器の前記ネックのための少なくとも1つの当接面(31)を画定する楽器スタンド(1)であって、
    前記支持部材(20a、20b)は、前記支持バー(12a、12b)を基準として回転的に定められた少なくとも1つの支持整列(S1、S2)で各支持部材(20a、20b)を支持バー(12a、12b)に固定するために、前記支持バー(12a、12b)の前記横断面形状(Q1)に適合した固定用凹部(24)をそれぞれ有し
    前記各支持部材(20a、20b)は、第1の楽器を支持するための、前記支持バー(12a、12b)を基準として回転的に定められた第1の支持整列(S1)、及び、前記第1の楽器とは異なる第2の楽器を支持するための、前記支持バー(12a、12b)を基準として回転的に定められた第2の支持整列(S2)において、前記支持バー(12a、12b)に組み立て可能に形成されており、前記第1の支持整列(S1)及び第2の支持整列(S2)は互いに対してねじれていることを特徴とする楽器スタンド(1)。
  2. 前記第1及び第2の支持整列(S1およびS2)は、60°〜120°の角度で互いに対してねじれていることを特徴とする、請求項1に記載の楽器スタンド(1)。
  3. 前記支持面(210a、210b)は、前記固定用凹部(24)の対称軸(A)に対して、傾斜してねじれて、延びている支持平面(E)を画定することを特徴とする、請求項1に記載の楽器スタンド(1)。
  4. 前記固定用凹部(24)は、支持部材(20a、20b)において偏心して配置されることを特徴とする、請求項1に記載の楽器スタンド(1)。
  5. 前記当接バー(15)は、非回転対称の横断面形状(Q2)を有しており、
    前記当接要素(30)の前記当接バー(15)への固定のために、前記当接要素(30)は、前記当接バー(15)の前記横断面形状(Q2)に適合した固定用凹部(34)を有していることを特徴とする、請求項1に記載の楽器スタンド(1)。
  6. 前記支持部材(20a、20b)及び/又は前記当接要素(30)の前記固定用凹部(24、34)は、貫通開口部又はスプリングクランプとして形成され、前記支持部材(20a、20b)及び/又は前記当接要素(30)はそれぞれ前記支持バー(12a、12b)と前記当接バー(15)上に、長手方向でスライドすることが可能である、又は、横方向で挟み留めることが可能であることを特徴とする、請求項1に記載の楽器スタンド(1)。
  7. 前記支持部材(20a、20b)は、楽器のボディを支えるための1つの中央支持面(210a、210b)と、前記楽器の前記ボディの側方移動を制限するための2つの互いに向き合う側方支持面(220a、220b又は230a、230b)とを、形成することを特徴とする、請求項1に記載の楽器スタンド(1)。
  8. 前記支持部材(20a、20b)は、前記固定用凹部(24)の領域において、前記中央支持面(210a、210b)の領域及び/又は前記側方支持面(220a、220b又は230a、230b)の領域においてよりも、より堅く形成されることを特徴とする、請求項7に記載の楽器スタンド(1)。
  9. 前記支持部材(20a、20b)は、1つの中央要素(21a、21b)と、前記中央要素(21a、21b)の両側に配置された2つの側方要素(22a、22b又は23a、23b)とを有しており、前記中央要素(21a、21b)は、好ましくは、前記中央支持面(210a、210b)及び前記側方支持面(220a、230a、220b、230b)を形成し、前記中央要素(21a、21b)は、軟弾力性を有して形成されていることを特徴とする、請求項7または8のいずれか1項に記載の楽器スタンド(1)。
  10. 前記側方要素(22a、22b又は23a、23b)は、前記固定用凹部(24)を形成し、前記側方要素(22a、22b又は23a、23b)は屈曲に強く及び/又はねじれに強く形成されていることを特徴とする、請求項9に記載の楽器スタンド(1)。
  11. 前記中央要素(21a、21b)は、外側の側面(272)ねじれに強い形状結合的な接続を介して側方要素(22a、22b又は23a、23b)と接続可能であることを特徴とする、請求項9又は10のいずれか1項に記載の楽器スタンド(1)。
  12. 前記中央要素(21a、21b)は、長手方向において、両側が開いた中空体(25)を有しており、前記中空体(25)の中央領域において、外側(26)に、前記中央支持面(210a、210b)が形成され、及び、前記中空体(25)の少なくとも1つの側方領域において、前記中央支持面(210a、210b)に対し突出する支持エッジ(27)が、前記側方支持面(220a、230a、220b、230b)を形成することを特徴とする、請求項9乃至11のいずれか1項に記載の楽器スタンド(1)。
  13. 前記支持部材(20a、20b)は、前記固定用凹部(24)を形成する内側キャリア要素(28)と、前記内側キャリア要素(28)に固定可能な外側のカバー要素(29)とを有し前記内側キャリア要素(28)は、屈曲に強く、及び/又は、ねじれに強く、前記カバー要素(29)は、軟弾力性を有して形成されることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の楽器スタンド(1)。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の楽器スタンド(1)の非回転対称の横断面形状(Q)を有する支持バー(12a、12b)に固定するために形成された支持部材(20a、20b)。
  15. ボディ及びネックを有する少なくとも1つの楽器を格納するための楽器スタンド(1)、特にマルチギタースタンド、であって、
    前記楽器スタンド(1)は、台(10)と前記台(10)に組み立て可能であり、前記楽器の前記ボディのためのそれぞれ1つの支持面(210a、210b)を有する少なくとも1対の支持部材(20a、20b)とを有しており、
    前記台(10)は、それぞれ非回転対称の横断面形状(Q1)を有する2つの互いに平行に延びる支持バー(12a、12b)を有する支持フレーム(11)と、前記支持フレーム(11)と接続された当接ハンガー(14)とを有しており、
    前記当接ハンガー(14)は、前記支持バー(12a、12b)に対して平行に延びる当接バー(15)と、前記当接バー(15)をそれぞれ前記支持フレーム(11)と接続する少なくとも1つの支持アーム(16、17)とを有しており、
    前記当接バー(15)は、直接又は前記当接バー(15)に固定可能な当接要素(30)を介して、前記楽器の前記ネックのための少なくとも1つの当接面(31)を画定する楽器スタンド(1)であって、
    前記少なくとも1つの支持アーム(16、17)は、それぞれ、外側支持アーム成形物(41)と、前記外側支持アーム成形物(41)内に移動可能に受容された内側支持アーム成形物(42)とを有して、伸縮可能に形成されることを特徴とする、楽器スタンド(1)。
  16. 前記支持アーム(16、17)は、前記当接バー(15)を所定の伸縮された位置に固定するためにロック手段(43)を有していることを特徴とする、請求項15に記載の楽器スタンド(1)。
  17. ボディ及びネックを有する少なくとも1つの楽器を格納するための楽器スタンド(1)、特にマルチギタースタンド、であって、
    前記楽器スタンド(1)は、台(10)と前記台(10)に組み立て可能であり、ギターまたはベースギターのボディのためのそれぞれ1つの支持面(210a、210b)を有する少なくとも1対の支持部材(20a、20b)とを有しており、
    前記台(10)は、それぞれ非回転対称の横断面形状(Q1)を有する2つの互いに平行に延びる支持バー(12a、12b)を有する支持フレーム(11)と、前記支持フレーム(11)と接続された当接ハンガー(14)とを有しており、
    前記当接ハンガー(14)は、前記支持バー(12a、12b)に対して平行に延びる当接バー(15)と、前記当接バー(15)をそれぞれ前記支持フレーム(11)と接続する少なくとも1つの支持アーム(16、17)とを有しており、
    前記当接バー(15)は、直接又は前記当接バー(15)に固定可能な当接要素(30)を介して、前記楽器の前記ネックのための少なくとも1つの当接面(31)を画定する楽器スタンド(1)であって、
    前記支持フレーム(11)は、少なくとも1つの旋回継手(18)を介して、前記当接ハンガー(14)と、旋回移動可能に接続されており、
    前記当接ハンガー(14)は、第1の噛合手段(141)を有し、固定機構(50)によって、少なくとも1つの端部位置(P1、P2)におい固定可能である楽器スタンド(1)。
  18. 請求項17に記載の楽器スタンド(1)であって、
    前記固定機構(50)は、
    前記旋回継手(18)の旋回軸(B)に対して鉛直な屈曲自由度及び第1の噛合手段(141)に対応する第2の噛合手段(52)を有し、前記支持フレーム(11)と固く接続された屈曲要素(51)と、
    係合するばね張力で前記屈曲要素(51)に当接し、前記支持フレーム(11)に支持されたスプリング(53)とを有することを特徴とする楽器スタンド(1)。
  19. 請求項18に記載の楽器スタンド(1)であって、
    前記スプリング(53)は、2対のスプリング脚部ペア(54)と、前記スプリング脚部ペア(54)を接続する横方向支柱(55)とを有しており、前記スプリング脚部ペア(54)は、前記支持フレーム(11)に隣接し、前記横方向支柱(55)は前記屈曲要素(51)の切欠き(56)に噛合っていることを特徴とする楽器スタンド(1)。
  20. 請求項18又は19のいずれか1項に記載の楽器スタンド(1)であって、
    前記スプリング(53)のスプリング脚部端部(57)は前記旋回継手(18)の軸(180)の円周切欠き(181)に、噛合っていることを特徴とする楽器スタンド(1)。
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