JP6900037B2 - クーラボックス用の断熱カバー - Google Patents

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Description

本発明は、クーラボックス用の断熱カバーに関する。
従来のクーラボックスは、周知の断熱容器として知られており、釣りやアウトドアなどに使用されている。
特開2005-329962号公報
従来のクーラボックスは、その断熱性を向上させることが求められている。
本発明は、クーラボックスの断熱性を向上させることができるクーラボックス用の断熱カバーを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様の断熱カバーは、クーラボックスの本体部の外周面を覆うことが可能な可撓性を有する筒状の本体カバーを備えている。本体カバーは、本体部の外周面の少なくとも一部を覆うことが可能な少なくとも一つの断熱部と、本体部の外周面に設けられた突起部に係合可能な係合部とを有している。
このような態様の断熱カバーによる場合、クーラボックスの本体部の外周面の少なくとも一部が断熱部に覆われるため、クーラボックスの断熱性を向上させることができる。また、係合部によって本体カバーが本体部の突起部に係合されるため、本体カバーのずり落ちが防止される。
クーラボックスの本体部は、矩形状の箱体であって、本体部の外周面は、第1面、第2面、第3面および第4面を有している場合、本体カバーは、第1方向において互いに対向配置された第1パネルおよび第2パネルと、第1方向に直交する第2方向において互いに対向配置された第3パネルおよび第4パネルとを有する構成とすることが可能である。第1パネル、第2パネル、第3パネルおよび第4パネルの少なくとも一つは、断熱部を有していると良い。第1パネルは、本体部の第1面に密着可能になっており且つ第2方向の第1端およびその反対側の第2端を有する構成とすることが可能である。第2パネルは、本体部の第2面に密着可能になっており且つ第2方向の第1端およびその反対側の第2端を有する構成とすることが可能である。第3パネルは、本体部の第3面に密着可能になっており且つ第1方向の第1端およびその反対側の第2端を有する構成とすることが可能である。第4パネルは、本体部の第4面に密着可能になっており且つ第1方向の第1端およびその反対側の第2端を有する構成とすることが可能である。
本体カバーは、第1、第2パネルの第1端と第3パネルの第1、第2端とを各々接続する一対の第1接続部と、第1、第2パネルの第2端と第4パネルの第1、第2端とを各々接続する一対の第2接続部とをさらに備えた構成とすることが可能である。
第1パネル、第2パネル、第3パネルおよび第4パネルが断熱部を有している場合、第1パネル、第2パネル、第3パネルおよび第4パネルは、断熱部に重ね合わされた化粧パネルをさらに有する構成とすることが可能である。このような態様の断熱カバーによる場合、断熱部とは別に化粧パネルを備えているので、断熱部の素材によって制約を受けることなく、化粧パネルに自由にデザインを施すことができる。
係合部は、突起部が当該突起部の突出方向において挿脱可能な凹部と、凹部の両上縁を繋いでおり且つ突起部上に引っ掛けられる連結部とを有する構成とすることが可能である。このような態様の断熱カバーによる場合、本体部の突起部を係合部の凹部に挿入し、連結部を突起部に引っ掛けるだけで、係合部を突起部に引っ掛けることができる。
上記した何れかの態様の断熱カバーは、クーラボックスの蓋体を覆うことが可能な可撓性を有する蓋カバーを備えた構成とすることが可能である。蓋カバーは、蓋体の外面を覆うことが可能なパネルと、パネルに設けられており且つ蓋体に係合可能な係合部とを有する構成とすることが可能である。このパネルが断熱部を有する構成とすることが可能である。このような態様の断熱カバーによる場合、クーラボックスの蓋体の外面が蓋カバーの断熱部によって覆われるため、クーラボックスの断熱性を向上させることができる。
蓋カバーのパネルは、断熱部に重ね合わされた化粧パネルをさらに有する構成とすることが可能である。このような態様の断熱カバーによる場合、断熱部とは別に化粧パネルを備えているので、断熱部の素材によって制約を受けることなく、化粧パネルに自由にデザインを施すことができる。
係合部は、蓋体の両端部に各々引っ掛け可能な一対の袋体または係止ベルトを有する構成とすることが可能である。このような態様の断熱カバーによる場合、係合部によって蓋カバーを蓋体の両端部に容易に引っ掛け、取り付けることができる。
一対の袋体は、蓋体の両端部の突起部が突出可能な孔を有する構成とすることが可能である。このような態様の断熱カバーによる場合、蓋体の両端部の突起部が一対の袋体の孔から突出することによって、袋体が蓋体の両端部から不用意に外れるのを防止することができる。
本発明の実施例1に係るクーラボックス用の断熱カバーの正面図である。 前記断熱カバーの背面図である。 前記断熱カバーの平面図である。 前記断熱カバーの底面図である。 前記断熱カバーの右側面図である。 前記断熱カバーの左側面図である。 前記断熱カバーをクーラボックスに装着した状態を示す斜視図であって、蓋が閉じた状態の図である。 前記断熱カバーをクーラボックスに装着した状態を示す斜視図であって、蓋が開いた状態の図である。 前記断熱カバーの係合部がクーラボックスの突起部に係合された状態を示す斜視図である。 前記実施例1に係るクーラボックス用の断熱カバーの第1設計変形例を示す概略的正面図である。 前記実施例1に係るクーラボックス用の断熱カバーの第2設計変形例を示す概略的正面図である。 本発明の実施例2に係るクーラボックス用の断熱カバーの正面図である。 前記断熱カバーの背面図である。 前記断熱カバーの平面図である。 前記断熱カバーの底面図である。 前記断熱カバーの右側面図である。 前記断熱カバーの左側面図である。 前記実施例2に係るクーラボックス用の断熱カバーの第1設計変形例を示す概略的正面図である。 前記実施例2に係るクーラボックス用の断熱カバーの第2設計変形例を示す概略的正面図である。 本発明の実施例3に係るクーラボックス用の断熱カバーの正面図である。 前記実施例3に係るクーラボックス用の断熱カバーの第1設計変形例を示す概略的正面図である。 前記実施例3に係るクーラボックス用の断熱カバーの第2設計変形例を示す概略的正面図である。
以下、本発明の種々の実施例に係るクーラボックス用の断熱カバーCについて、図1A〜図6Cを参照しつつ説明する。
クーラボックス10は、本体部11と、蓋体12とを有している。本体部11は、矩形状の断熱容器であって、Z方向に開口している。本体部11は、外面(第1面)を有する正面部11aと、外面(第2面)を有する背面部11bと、外面(第3面)を有する側面部11cと、外面(第4面)を有する側面部11dとを有している。本体部11の外周面は、正面部11a、背面部11b、側面部11cおよび側面部11dの外面(第1〜第4面)を有している。蓋体12は、本体部11の背面部11bにヒンジ結合され、本体部11の開口を開閉可能となっている。蓋体12は、外面(天面)を有している。
断熱カバーCは本体カバーC11を備えている。本体カバーC11は、クーラボックス10の本体部の11の外周面を覆うことが可能な可撓性を有する筒体である。本体カバーC11は、第1パネル100aと、第2パネル100bと、第3パネル100cと、第4パネル100dとを備えている。
第1パネル100aおよび第2パネル100bはY−Y’方向において互いに対向するように配置されている。第1パネル100aおよび第2パネル100bの各々は、X方向側の第1端、X’方向側(第1端の反対側)の第2端を有している。
第3パネル100cおよび第4パネル100dはX−X’方向において互いに対向するように配置されている。第3パネル100cおよび第4パネル100dの各々は、Y方向側の第1端、Y’方向側(第1端の反対側)の第2端を有している。
第1パネル100aは可撓性および撥水性を有する断熱部110aを有している。第2パネル100bは可撓性および撥水性を有する断熱部110bを有している。第3パネル100cは可撓性および撥水性を有する断熱部110cを有している。第4パネル100dは可撓性および撥水性を有する断熱部110dを有している。断熱部110a〜110dは、EVA(エチレン・ビニル・アセテート)、ロックウール、グラスウール、ゴム発砲断熱材またはポリエチレンフォームなどで構成されている。
第1パネル100aは化粧パネル120aをさらに有していても良い。化粧パネル120aは、第1パネル100aの外面をなすように断熱部110aに重ね合わされている。第2パネル100bは化粧パネル120bをさらに有していても良い。化粧パネル120bは、第2パネル100bの外面をなすように断熱部110bに重ね合わされている。第3パネル100cは化粧パネル120cをさらに有していても良い。化粧パネル120cは第3パネル100cの外面をなすように断熱部110cに重ね合わされている。第4パネル100dは化粧パネル120dをさらに有していても良い。化粧パネル120dは第4パネル100dの外面をなすように断熱部110dに重ね合わされている。化粧パネル120a〜120dは、PVC(Poly Vinyl Cloride)などで構成されている。なお、化粧パネルは省略可能である。
第1パネル100aおよび第2パネル100bは1)〜5)の構成を少なくとも一つを有していても良い。
1)クーラボックス10の本体部11に、一対の車輪13が設けられている場合、第1パネル100aおよび第2パネル100bの下端部のX方向側の部分は、クーラボックス10の本体部11の車輪13との緩衝を避けるために切り欠かされている(図1Aおよび図1B参照)。
2)クーラボックス10の蓋体12が本体部11の開口を塞いだ状態を維持するための留め具が蓋体12および本体部11の中央部に設けられている場合、第1パネル100aおよび第2パネル100bの上端部(Z方向側の端部)の中央部には、留め具との緩衝を避けるために凹状に切り欠かれている。
3)クーラボックス10の蓋体12が本体部11の開口を塞いだ状態を維持するための一対の留め具が蓋体12および本体部11のX−X’方向の両端部に設けられている場合、第1パネル100aおよび第2パネル100bの上端部(Z方向側の端部)のX−X’方向の両端部には、一対の留め具との緩衝を避けるために凹状に切り欠かれている。
4)クーラボックス10の本体部11に車輪13がない場合、第1パネル100aおよび第2パネル100bは、切り欠かれておらず、略矩形状である(図4A〜図4F参照)。
5)第1パネル100aおよび第2パネル100bの下端部(Z’方向側の端部)の中央部が凹状に切り欠かれている(図6A参照)。
1)〜5)の構成は組み合わせ可能である。1)および2)の組み合わせが、図3Aに示されており、1)および3)の組み合わせが、図3Bに示されており、4)および2)の組み合わせが、図5Aに示されており、4)および3)の組み合わせが、図5Bに示されており、5)および2)の組み合わせが、図6Bに示されており、5)および3)の組み合わせが、図6Cに示されている。何れの場合も第1パネル100aおよび第2パネル100bは対称形状とすることが可能であるが、これに限定されるものではない。
上記した何れかの態様の第1、第2、第3、第4パネル100a、100b、100c、100dは、体部11の正面部11a、背面部11b、側面部11cおよび側面部11dの外面の形状に対応するように熱厚成型されている。このため、第1パネル100aがクーラボックス10の正面部11aの外面に密着可能になっており、第2パネル100bがクーラボックス10の背面部11bの外面に密着可能になっており、第3パネル100cがクーラボックス10の側面部11cの外面に密着可能になっており、第4パネル100dがクーラボックス10の側面部11dの外面に密着可能になっている。
クーラボックス10の本体部11は、側面部11cからX方向に突出した突起部11c1を有している場合、第3パネル100cは、突起部11c1に係合可能な係合部130cを有していても良い。係合部130cは、例えば、突起部11c1が挿入可能な凹部131cと、この凹部131cの両上縁を繋いでおり且つ突起部11c1に上側(Z方向側)から引っ掛けられるゴムベルト132c(連結部)とを有する構成とすることが可能である。または、係合部130cは、第3パネル100cの上端部に両端が接続されたゴムベルト(引っかけ部)であって、突起部11c1に上側(Z方向側)から引っ掛けられるようになっていても良い。引っかけ部はゴムベルトに限定されず、突起部11c1に引っかけることができるものであれば良い。
クーラボックス10の本体部11は、側面部11dからX’方向に突出した突起部11d1を有している場合、第4パネル100dは、突起部11d1に係合可能な係合部130dを有していても良い。係合部130dは係合部130cと同様の構成とすることが可能である。図1F中の131dは、係合部130dの凹部であり、132dはゴムベルト(連結部)である。なお、係合部130cおよび係合部130dは省略可能である。係合部130cおよび係合部130dの代りに、第1、第2、第3、第4パネル100a、100b、100c、100dに面ファスナが設けられており、この面ファスナと本体部11の面ファスナとが貼り合わされる構成とすることも可能である。
第3パネル100cは、クーラボックス10の本体部11の側面部11cの下部に設けられた排水栓を露出させるための開口140cが設けられていても良い。なお、開口140cは省略可能である。
本体カバーC11は、一対の接続部200aと、一対の接続部200bとをさらに備えている。一対の接続部200aのうちの一方は、上記した何れかの態様の第1パネル100aの第1端と上記した何れかの態様の第3パネル100cの第1端とを接続しており、他方は、上記した何れかの態様の第2パネル100bの第1端と上記した何れかの態様の第3パネル100cの第2端とを接続している。一対の接続部200bのうちの一方は、上記した何れかの態様の第1パネル100aの第2端と上記した何れかの態様の第4パネル100dの第1端とを接続しており、他方は、上記した何れかの態様の第2パネル100bの第2端と上記した何れかの態様の第4パネル100dの第2端とを接続している。その接続方法は、縫い付け、溶着または接着などの周知の接続方法を用いることができる。
本体カバーC11は縁取り部200cをさらに備えている。縁取り部200cは、上記した何れかの態様の第1パネル100a、第2パネル100b、第3パネル100cおよび第4パネル100dの上端に上記した接続方法で接続されている。縁取り部200cがゴムベルトからなる場合、係合部130cのゴムベルト132cおよび係合部130dのゴムベルト132dを兼ねていても良い。なお、縁取り部200cは省略可能である。
本体カバーC11は、底ベルト300をさらに備えていても良い。底ベルト300は、第3パネル100cの下端部からおよび第4パネル100dの下端部まで伸びている。この底ベルト300がクーラボックス10の本体部11の底に当接可能である。なお、底ベルト300は、省略可能である。
本体カバーC11が底ベルト300を備えている場合、本体カバーC11は一対の縁取り部200dをさらに備えていても良い。この場合、縁取り部200dのうちの一方は、上記した何れかの態様の第1パネル100a、第3パネル100cおよび第4パネル100dの上端と底ベルト300の一端とに上記した接続方法で接続されている。縁取り部200dのうちの他方は、上記した何れかの態様の第2パネル100b、第3パネル100cおよび第4パネル100dの上端と底ベルト300の一端とに上記した接続方法で接続されている。
底ベルト300が省略される場合、本体カバーC11は縁取り部200dをさらに備えていても良い。縁取り部200dは、上記した何れかの態様の第1パネル100a、第2パネル100b、第3パネル100cおよび第4パネル100dの下端に上記した接続方法で接続されている。なお、縁取り部200dは省略可能である。
断熱カバーC1は、蓋カバーC12をさらに備えていても良い。蓋カバーC12は、パネル400を備えている。パネル400は可撓性および撥水性を有する断熱部410を有している。断熱部410は、上記した断熱部110a〜110dと同様の素材で構成可能である。
パネル400は化粧パネル420をさらに有していても良い。化粧パネル420は、パネル400の外面をなすように断熱部410に重ね合わされている。化粧パネル420は、上記した化粧パネル120a〜120dと同様の素材で構成可能である。化粧パネル420は、省略可能である。
上記した何れかの態様のパネル400は、クーラボックス10の蓋体12の外面の形状に対応するように熱厚成型されている。このため、パネル400はクーラボックス10の蓋体12の外面に密着可能になっている。
蓋カバーC12は、係合部500をさらに備えている。係合部500は、パネル400に設けられており且つ蓋体12に係合可能な構成となっている。例えば、係合部500は、伸縮可能な布体であって、上記した何れかの態様のパネル400の周縁部に上記した接続方法で接続された構成とすることが可能である。この場合、係合部500は、蓋体12の両端部に引っ掛け可能な一対の袋体510を有していると良い。具体的には、蓋体12の両端部のうちのX方向の端部に一対の袋体510の一方が、X方向側から引っ掛けられており、前記両端部のうちのX’方向の端部に一対の袋体510の他方が、X’方向側から引っ掛けられている。蓋体12が、蓋体12のX方向の端部からX方向に突出した突起部12aと、蓋体12のX’方向の端部からX’方向に突出した突起部12aとを有している場合、一対の袋体510には、突起部12aが突出可能な貫通孔511が各々設けられていると良い。
または、係合部500は、パネル400のY方向の端部からY’方向の端部に掛け渡された一対のゴムベルトであっても良い。この場合、係合部500の一対のゴムベルトのうちの一方が蓋体12のX方向の端部X方向側から引っ掛けられ、他方が蓋体12のX’方向の端部にX’方向側から引っ掛けられている。
または、係合部500は、パネル400に設けられた面ファスナであっても良い。この場合、係合部500は、蓋体12に設けられた面ファスナに貼り合わされる。
以下、上記した断熱カバーC1の本体カバーC11および蓋カバーC12をクーラボックス10に取り付ける方法について詳しく説明する。本体カバーC11を用意する。本体カバーC11内にクーラボックス10の本体部11を収容する。すると、本体カバーC11の第1パネル100a、第2パネル100b、第3パネル100cおよび第4パネル100dが本体部11の正面部11a、背面部11b、側面部11cおよび側面部11dの外面に各々密着する。このようにして本体カバーC11が本体部11に取り付けられる。
本体カバーC11が底ベルト300を有している場合、本体カバーC11が本体部11に取り付けられるときに、底ベルト300が本体部11の底面に接触する。
本体カバーC11が係合部130cおよび係合部130dを有している場合、係合部130cを本体部11の突起部11c1に引っ掛け、係合部130dを本体部11の突起部11d1に引っ掛ける。
以下、上記した断熱カバーC1の蓋カバーC12をクーラボックス10に取り付ける方法について詳しく説明する。蓋カバーC12を用意する。蓋カバーC12の係合部500の袋体510またはゴムベルトを蓋体12の両端部に引っ掛ける、または係合部500の面ファスナを蓋体12の面ファスナに貼り合わせる。すると、蓋体12のパネル400が蓋体12の外面に密着する。係合部500の袋体510に貫通孔511が設けられている場合、袋体510を蓋体12の両端部に引っ掛けるときに、貫通孔511から蓋体12の突起部12aが各々突出する。このようにして蓋カバーC12が蓋体12に取り付けられる。
以上のような断熱カバーC1は、以下の技術的特徴および効果を奏する。
第1技術的特徴および効果)
クーラボックス10の断熱性を向上させることができる。なぜなら、本体カバーC11の第1、第2、第3、第4パネル100a、100b、100c、100dの断熱部110a、110b、110c、110dによって本体部11の正面部11a、背面部11b、側面部11cおよび側面部11dの外面が各々覆われるからである。また、断熱カバーC1が蓋カバーC12を備えている場合、蓋カバーC12の断熱部410によって、クーラボックス10の蓋体12の外面が覆われる。
第2技術的特徴および効果)
本体カバーC11の第1、第2、第3、第4パネル100a、100b、100c、100dが、断熱部110a、110b、110c、110dとは別に化粧パネル120a、120b、120c、120dを有している場合、断熱部110a、110b、110c、110dの素材の制約を受けることなく、化粧パネル120a、120b、120c、120dに自由にデザインを施すことができる。断熱カバーC1が蓋カバーC12を備えており、蓋カバーC12のパネル400が化粧パネル420を有している場合も、パネル400の断熱部410の素材の制約を受けることなく、化粧パネル420に自由にデザインを施すことができる。
第3技術的特徴および効果)
第3、第4パネル100c、100dが係合部130c、130dを有している場合、係合部130cが本体部11の突起部11c1に引っ掛けられ、係合部130dが本体部11の突起部11d1に引っ掛けられるので、本体カバーC11のずり落ちが防止される。特に、係合部130c、130dが本体部11の突起部11c1、11d1に引っ掛けられるゴムベルトを有している場合、係合部130c、130dを本体部11の突起部11c1、11d1に容易に引っ掛けることができる。
第4技術的特徴および効果)
断熱カバーC1が蓋カバーC12を備えており、蓋カバーC12が係合部500を有している場合、係合部500の袋体510またはゴムベルトをクーラボックス10の蓋体12の両端部に引っ掛けるだけで、簡単に蓋カバーC12を蓋体12に取り付けることができる。特に、袋体510に貫通孔511が設けられている場合、袋体510を蓋体12の両端部に引っ掛け、袋体510の貫通孔511に蓋体12の突起部12aを挿入させるだけで、蓋カバーC12が不用意に蓋体12から外れることを防止することができる。
なお、上記したクーラボックス用の断熱カバーは、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
本発明の断熱カバーは、本体カバーおよび蓋カバーの少なくとも一方を備えていれば良い。本体カバーは、クーラボックスの本体部の外周面を覆うことが可能な可撓性を有する筒であって、本体部の外周面の少なくとも一部を覆うことが可能な少なくとも一つの断熱部を有する限り任意に設計変更することが可能である。本発明の断熱カバーの第1パネル、第2パネル、第3パネルおよび第4パネルの少なくとも一つが、断熱部を有していると良い。本発明の蓋カバーは、クーラボックスの蓋体を覆うことが可能な可撓性を有するカバーであって、蓋体の外面を覆うことが可能なパネルを有し、このパネルが断熱部を有する限り任意に設計変更することが可能である。
なお、上記実施例の各態様および設計変形例におけるクーラボックス用の断熱カバーの各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数および配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。上記した実施例の各態様および設計変更例は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能である。なお、本発明の第1方向は、本発明のクーラボックス用の断熱カバーの第1、第2断熱部が互いに対向する方向である限り任意に設定可能である。本発明の第2方向は、発明のクーラボックス用の断熱カバーの第3、第4断熱部が互いに対向する方向である限り任意に設定可能である。
10:クーラボックス
11:本体部
11a:正面部
11b:背面部
11c:側面部
11c1:突起部
11d:側面部
11d1:突起部
12:蓋体
13:車輪
C:断熱カバー
C11:本体カバー
100a:第1パネル
110a:断熱部
120a:化粧パネル
100b:第2パネル
110b:断熱部
120b:化粧パネル
100c:第3パネル
110c:断熱部
120c:化粧パネル
130c:係合部
131c:凹部
132c:ゴムベルト
140c:開口
100d:第4パネル
110d:断熱部
120d:化粧パネル
130d:係合部
200a:接続部
200b:接続部
200c:縁取り部
200d:縁取り部
300:底ベルト
C12:蓋カバー
400:パネル
410:断熱部
420:化粧パネル
500:係合部
510:袋体
511:貫通孔

Claims (8)

  1. クーラボックスの本体部の外周面を覆うことが可能な可撓性を有する筒状の本体カバーを備えており、
    前記本体カバーは、前記本体部の前記外周面の少なくとも一部を覆うことが可能な少なくとも一つの断熱部と、
    前記本体部の前記外周面に設けられた突起部に係合可能な係合部とを備えているクーラボックス用の断熱カバー。
  2. 請求項1記載のクーラボックス用の断熱カバーにおいて、
    前記本体部は、矩形状の箱体であって、前記本体部の前記外周面は、第1面、第2面、第3面および第4面を有しており、
    前記本体カバーは、第1方向において互いに対向配置された第1パネルおよび第2パネルと、
    前記第1方向に直交する第2方向において互いに対向配置された第3パネルおよび第4パネルとを有しており、
    前記第1パネル、前記第2パネル、前記第3パネルおよび前記第4パネルの少なくとも一つは、前記断熱部を有しており、
    前記第1パネルは、前記本体部の前記第1面に密着可能になっており且つ前記第2方向の第1端およびその反対側の第2端を有しており、
    前記第2パネルは、前記本体部の前記第2面に密着可能になっており且つ前記第2方向の第1端およびその反対側の第2端を有しており、
    前記第3パネルは、前記本体部の前記第3面に密着可能になっており且つ前記第1方向の第1端およびその反対側の第2端を有しており、
    前記第4パネルは、前記本体部の前記第4面に密着可能になっており且つ前記第1方向の第1端およびその反対側の第2端を有しており、
    前記本体カバーは、前記第1、第2パネルの前記第1端と前記第3パネルの前記第1、第2端とを各々接続する一対の第1接続部と、
    前記第1、第2パネルの前記第2端と前記第4パネルの前記第1、第2端とを各々接続する一対の第2接続部とをさらに備えているクーラボックス用の断熱カバー。
  3. 請求項2記載のクーラボックス用の断熱カバーにおいて、
    前記第1パネル、前記第2パネル、前記第3パネルおよび前記第4パネルは、前記断熱部を有しており、
    前記第1パネル、前記第2パネル、前記第3パネルおよび前記第4パネルは、前記断熱部に重ね合わされた化粧パネルをさらに有しているクーラボックス用の断熱カバー。
  4. 請求項1〜3の何れか記載のクーラボックス用の断熱カバーにおいて、
    前記係合部は、前記突起部が当該突起部の突出方向において挿脱可能な凹部と、
    前記凹部の両上縁を繋いでおり且つ前記突起部上に引っ掛けられる連結部とを有しているクーラボックス用の断熱カバー。
  5. クーラボックスの蓋体を覆うことが可能な可撓性を有する蓋カバーを備えており、
    前記蓋カバーは、前記蓋体の外面を覆うことが可能なパネルを有しており、このパネルが断熱部と、
    前記パネルに設けられており且つ前記蓋体に係合可能な係合部とを備えているクーラボックス用の断熱カバー。
  6. 請求項5記載のクーラボックス用の断熱カバーにおいて、
    前記パネルは、前記断熱部に重ね合わされた化粧パネルをさらに有するクーラボックス用の断熱カバー。
  7. 請求項5又は6記載のクーラボックス用の断熱カバーにおいて、
    前記蓋カバーの前記係合部は、前記蓋体の両端部に各々引っ掛け可能な一対の袋体または係止ベルトを有しているクーラボックス用の断熱カバー。
  8. 請求項7記載のクーラボックス用の断熱カバーにおいて、
    前記一対の袋体は、前記蓋体の両端部の突起部が突出可能な孔を有しているクーラボックス用の断熱カバー。
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