JP6899937B1 - 長尺体支持部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】折れ曲がりを抑制してバンドの破断を防止できる長尺体支持部材を提供する。【解決手段】長尺体3を載置する載置面9Aを有する載置部9と、載置部9からベース部材2の開口部8を通してベース部材2の内部へ延出して一対の折り返し部を載置部9とで挟持する挟持部と、挟持部から底壁側に延出され、載置部9に載置された長尺体3を巻き付け固定すべく、開口部8からベース部材2の内部へ挿通されるバンド4を掛けるためのバンド掛け部11と、を備え、ベース部材2の長手方向における載置部9の両端部が、ベース部材2の長手方向におけるバンド掛け部11の両端部よりも長手方向外側に位置し、且つ、バンド掛け部11に掛けられたバンド4がバンド掛け部11よりもベース部材2の長手方向外側でそれぞれ係合するバンド係合部12,12を備えている。【選択図】図7

Description

本発明は、天井や壁面等に対して固定されるベース部材に、ケーブル、冷媒管、排水管、電線管、給水管、給湯管等の配管類である長尺体を固定するために用いる長尺体支持部材に関する。
前記ベース部材は、底壁と、該底壁から立設する一対の側壁と、該各側壁の先端側が互いに対向する側壁側に向かうように折り返された折り返し部と、該折り返し部間に形成された開口部と、を有する断面形状が略C字形状の長尺の型材として構成されている。このベース部材が、天井や壁面に固定され、固定されたベース部材に対して、長尺体がベース部材の長手方向と略直交する方向に固定するための長尺体支持部材が取り付けられる(非特許文献1)。
図8に示すように、前記長尺体支持部材100は、長尺体3を載置するための載置部21を有し、かつ、バンド4を挿通させるバンド挿通部22を有する本体部23と、本体部23から下方に延びるとともにベース部材20の折り返し部20A,20A(図8では、一方のみ図示している)を前記本体部23とで挟持する挟持部24と、を備えている。したがって、挟持部24をベース部材20の内部に挿入してから、長尺体支持部材100を90度回転させて向き変更することによって、本体部23と挟持部24とで折り返し部20A,20Aを挟持する。これにより長尺体支持部材100がベース部材20に固定され、バンド4をバンド挿通部22に挿通してから、載置部21に載置した長尺体3に巻き付けることにより長尺体3を長尺体支持部材100に固定することができる。
因幡電機産業株式会社発行の「エアコン配管部材カタログ 2019A」のp35
上記非特許文献1の長尺体支持部材100を用いて長尺体3を固定すると、図8に示すように、バンド挿通部22の両端の開口22A,22Aから出たバンド4が開口縁22H,22Hで折れ曲がった状態になってしまう。そのため、場合によっては、バンド4の折れ曲がり部に応力が集中して損傷してしまい、バンド4が破断してしまう可能性があり、改善の余地がある。
本発明は前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、折れ曲がりを抑制してバンドの破断を防止できる長尺体支持部材を提供するものである。
本発明の長尺体支持部材は、前述の課題解決のために、底壁と、該底壁から立設する一対の側壁と、該各側壁の先端側が互いに対向する側壁側に向かうように折り返された一対の折り返し部と、該一対の折り返し部間に形成された開口部と、を有する断面形状が略C字形状の長尺のベース部材に対して、長尺体を該ベース部材の長手方向と交差する方向に固定するために用いる長尺体支持部材であって、前記開口部を覆うように前記一対の折り返し部に当接するように配置され、長尺体を載置する載置面を有する載置部と、該載置部から前記ベース部材の開口部を通して該ベース部材の内部へ延出して前記一対の折り返し部を前記載置部とで挟持する挟持部と、該挟持部から底壁側に延出され、前記載置部に載置された長尺体を巻き付け固定すべく、前記開口部から前記ベース部材の内部へ挿通されるバンドを掛けるためのバンド掛け部と、を備え、前記ベース部材の長手方向における前記載置部の両端部が、前記ベース部材の長手方向における前記バンド掛け部の両端部よりも該ベース部材の長手方向外側に位置し、且つ、前記バンド掛け部に掛けられた前記バンドが前記バンド掛け部よりも前記ベース部材の長手方向外側でそれぞれ係合するバンド係合部を備えていることを特徴としている。
本発明によれば、バンド掛け部に掛けられたバンドが載置部上の長尺体に巻き掛けられる際に、バンド掛け部の両端部よりも該長手方向外側に位置しているバンド係合部にそれぞれ係合することで、ベース部材の内部に位置するバンド掛け部、及び、ベース部材の外部で、かつ、バンド掛け部よりも長手方向外側に位置するバンド係合部により、バンドが弧状に丸められた状態で長尺体に巻き付けられる。
又、本発明の長尺体支持部材は、前記バンド掛け部が、前記載置部と前記バンド掛け部との間に、前記開口部を通して挿入される前記バンドの先端を前記バンド掛け部へ誘導するためのバンド誘導部を備えていてもよい。
本発明によれば、バンドの先端をベース部材の外側から内部に位置するバンド掛け部へ掛ける際に、ベース部材の開口部を通して挿入されるバンドの先端がバンド誘導部でバンド掛け部へ誘導されるので、バンドの先端をバンド掛け部へ迅速に掛けることができる。
又、本発明の長尺体支持部材は、前記バンド誘導部が、前記バンド掛け部と前記載置部とを連結すべく、前記ベース部材の長手方向と略直交する方向で対向するように設けられた一対の縦壁部から構成され、前記ベース部材の長手方向における各縦壁部の両端部に、前記載置部に向かう側ほど前記長手方向外側へ突出する誘導面を備えていてもよい。
上記のように、バンドの先端をバンド掛け部の開口へ挿入する際には、バンドの先端が載置部に向かう側ほど長手方向外側へ突出する誘導面によってスムーズにバンド掛け部の開口側へ誘導される。
本発明によれば、載置部の長手方向の両端部に、バンド掛け部に掛けられたバンドがバンド掛け部よりも長手方向外側でそれぞれ係合するバンド係合部を備えることによって、バンドを弧状に丸めて長尺体に巻き付けることができ、バンドの折れ曲がりを抑制して破断を防止できる長尺体支持部材を提供することができる。
(a)は本発明の長尺体支持部材をベース部材に装着する直前の状態を示す平面図、(b)は本発明の長尺体支持部材をベース部材に装着した状態を示す平面図である。 本発明の長尺体支持部材をベース部材に装着した状態を示す斜視図である。 図1(b)におけるIII−III線断面図である。 図1(a)におけるIV−IV線断面図である。 本発明の長尺体支持部材の斜視図である。 ベース部材に装着した本発明の長尺体支持部材に長尺体をバンドで固定した状態を示す正面図である。 ベース部材に装着した本発明の長尺体支持部材に長尺体をバンドで固定した状態を示す縦断側面図である。 ベース部材に装着した従来の長尺体支持部材に長尺体をバンドで固定した状態を示す側面図である。
以下、本発明の長尺体支持部材の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(b)、図2、図3は、長尺体支持部材1をベース部材2に装着した状態を示している。図1(a)及び図4は、長尺体支持部材1をベース部材2に装着する直前の状態を示している。図5は、長尺体支持部材1の斜視図を示している。図6及び図7は、ベース部材2に固定(装着)した長尺体支持部材1に長尺体3をバンド4により巻き付け固定した状態を示している。長尺体3としては、ケーブル、冷媒管、排水管、電線管、給水管、給湯管等の配管類である。また、ベース部材2は、天井や壁面等に対して固定されるが、場合によっては、床面に対して固定されることもある。
ベース部材2は、金属製で構成され、図1(a),(b)〜図4に示すように、扁平で板状の底壁5と、底壁5の幅方向両端から上方に立設する一対の扁平で板状の側壁6,6と、各側壁6,6の先端側(底壁5から離れる側)が互いに対向する側壁側に向かうように折り返された一対の折り返し部7,7と、一対の折り返し部7,7間に形成された開口部8と、を有する断面形状が略C字形状の長尺の型材(チャンネル形鋼)から構成されている。一対の折り返し部7,7は、先端側ほど底壁5側に近づくように下向きに傾斜している(図3及び図4参照)。
長尺体支持部材1は、可撓性を有する合成樹脂(可撓性を有するものであれば、金属でもよい)で構成され、図3〜図4に示すように、ベース部材2の開口部8を覆うように一対の折り返し部7,7それぞれの天部(上部)7Aに当接するように配置され、長尺体3を載置するフラットな載置面9Aを有する載置部9と、載置部9からベース部材2の開口部8を通してベース部材2の内部へ延出して一対の折り返し部7,7を載置部9とで挟持する挟持部10と、挟持部10から底壁5側に延出され、載置部9に載置された長尺体3を巻き付け固定すべく、開口部8からベース部材2の内部へ挿通されるバンド4を掛けるためのバンド掛け部11と、を備えている。
載置部9は、図1(b)及び図2の実線に示すように、ベース部材2に装着された状態でベース部材2の長手方向に長い略長方形状で、かつ、薄い板状に構成されている。載置部9を薄い板状に構成することで、ベース部材2からの載置部9の出っ張り量を小さく抑えることができる。また、載置部9の長手方向の長さは、図4に示すように、ベース部材2の短辺方向(幅方向)の長さよりも長い寸法に設定している。例えば、前記載置部9の長手方向の長さを、ベース部材2の短辺方向(幅方向)の長さと同一寸法に設定すると、図1(a)、図2(2点鎖線参照)及び図4の状態から載置部9を90度回転させてベース部材2に長尺体支持部材1を装着する際に、載置部9の長手方向両端部を掴み難いため、載置部9を回転させ難い。そのため、前記のような寸法に設定している。また、載置部9の短辺方向の長さは、図3に示すように、ベース部材2に装着した状態でベース部材2から食み出すことがないように、ベース部材2の短辺方向(幅方向)の長さと同等の寸法に設定しているが、ベース部材2の短辺方向(幅方向)の長さよりも僅かに短い寸法に設定してもよい。
図7に示すように、ベース部材2に装着された状態においてベース部材2の長手方向における載置部9の両端部が、ベース部材2の長手方向におけるバンド掛け部11の両端部よりも該長手方向外側に位置している。また、載置部9の両端部には、バンド掛け部11に掛けられたバンド4がバンド掛け部11よりもベース部材2の長手方向外側でそれぞれ係合するバンド係合部12を備えている。バンド係合部12は、後述する第1切欠き部13Aから構成されている。
また、図1(a),(b)、図2、図5及び図6に示すように、載置部9の両端部には、ベース部材2の長手方向内側に凹む切欠き部13を備えている。切欠き部13は、折り返し部7,7の先端7B,7Bに対応する位置から前記長手方向内側に凹む矩形状の第1切欠き部13Aと、第1切欠き部13Aの短辺方向中央部に前記長手方向内側に更に凹む矩形状の第2切欠き部13Bと、を備えている。したがって、ベース部材2に長尺体支持部材1を装着してから、バンド4をバンド掛け部11の後述する開口11Kに挿入する際に、切欠き部13を通してバンド4の先端が見えやすくなり、バンド4を後述する開口11Kに通しやすくなる。また、第1切欠き部13Aは、バンド4の幅方向の移動を阻止する阻止部として構成され、第1切欠き部13Aの幅寸法を、バンド4の幅寸法よりも僅かに大きく設定している。また、第1切欠き部13Aが、前述したように、前記バンド係合部12を構成している。
バンド掛け部11は、図5〜図7に示すように、ベース部材2に装着した状態においてベース部材2の長手方向の両端に開口11K,11Kを有する断面形状が角型の筒状体からなり、板状の底壁部11Aと、板状の天壁部11Bと、ベース部材2の短手方向における前記底壁部11Aの両端から上方に延びてベース部材2の短手方向における天壁部11Bの両端部に連結される板状の一対の縦壁部11C,11Cと、を備えている。図4に示すように、バンド掛け部11をベース部材2の開口部8に挿通させるときの幅寸法W1が、開口部8の幅寸法W2(折り返し部7,7の先端同士間の距離)よりも短い寸法に設定されている。
天壁部11Bの下面11bは、図7に示す縦断側面図において、ベース部材2の長手方向両端側ほど上方に位置する弧状の湾曲面に構成されている。これにより巻き掛けられたバンド4を弧状に沿わせることができる。また、天壁部11Bの下面11bには、図3に示すように、ベース部材2の短手方向に間隔を置いて多数の凹部11Hが形成されている。各凹部11Hは、天壁部11Bの下面11bにベース部材2の長手方向全域に亘るように形成されている。
バンド掛け部11と載置部9との間には、開口部8を通して挿入されるバンド4の先端をバンド掛け部11の開口11Kへ誘導するためのバンド誘導部14を備えている。
バンド誘導部14は、図5及び図7に示すように、バンド掛け部11と載置部9とを連結すべく、ベース部材2の長手方向と略直交する方向で対向するように設けられた一対の板状の縦壁部14A,14Aから構成されている。ベース部材2の長手方向における各縦壁部14Aの両端部に、載置部9に向かう側ほどベース部材2の長手方向外側へ突出する誘導面14aを備えている。各誘導面14aは、ベース部材2の長手方向における縦壁部14Aの載置部9側の上端から載置部9側から離間する下端にかけて内側に凹む湾曲面に構成されているが、ベース部材2の長手方向における縦壁部14Aの載置部9側の上端から載置部9側から離間する下端にかけて外側に突出する湾曲面に構成してもよいし、湾曲面ではなく、ベース部材2の長手方向における縦壁部14Aの載置部9側の上端から載置部9側から離間する下端を直線状に結ぶ平坦面(傾斜平面)であってもよい。
挟持部10は、バンド掛け部11を構成する天壁部11Bと、ベース部材2の短手方向における天壁部11Bの両端から短手方向外側に延出された一対の延出部11D,11Dと、から構成されている。各延出部11Dは、ベース部材2の短手方向外側ほど底壁部11A側(下方側)に位置する緩やかな傾斜部に構成されている(図3参照)。また、各延出部11Dは、ベース部材2の長手方向中央部から長手方向外側に向かうほど底壁部11A側(下方側)に位置する緩やかな傾斜部に構成されている(図5参照)。
図6に示すように、バンド4は、同一幅を有し、長尺体3を巻き掛けて締め付けることができる十分な長さを有し、かつ、可撓性を有する合成樹脂から構成されている。また、バンド4の一端部には、バンド4の他端部が挿入可能な円環部4A(図7参照)を備えている。また、バンド4の表面(外面)には、長手方向に多数の係止突起4T(図6参照)が形成されており、バンド4の他端部が円環部4Aに挿入された時に、バンド4の特定の係止突起4Tが係止してバンド4の他端部の引き抜き側への移動を阻止する係止片4H(図6参照)を円環部4Aに備えている。尚、バンド4としては、図に示すもの以外の構成であってもよい。
上記のように構成された長尺体支持部材1をベース部材2に装着する場合には、まず、長尺体支持部材1の載置部9の長手方向がベース部材2の長手方向と直交する方向に沿う姿勢にした状態で、長尺体支持部材1をベース部材2の上方から下降させることによって、図4に示すように、載置部9が折り返し部7,7の天部7A,7Aに当接するとともに、バンド掛け部11が開口部8を通してベース部材2の内部に位置する。この状態(図1(a)及び図2の2点鎖線並びに図4参照)から、ベース部材2からはみ出している載置部9の長手方向両端部を掴んで載置部9を縦軸回りに90度回転させることによって、挟持部10の上端が折り返し部7,7の先端7B,7Bに下方から当接する。この当接により挟持部10と上方に位置する載置部9とで折り返し部7,7を挟持保持することができる(図3参照)。
図3の状態、長尺体支持部材1をベース部材2に装着した状態から、長尺体支持部材1の載置部9に長尺体3をそれの長手方向がベース部材2の長手方向と直交する方向(略直交する方向でもよい)で載置する。次に、バンド4の先端をバンド掛け部11の開口11Kへ挿入する際に、ベース部材2の開口部8を通して挿入されるバンド4の先端が、バンド誘導部14の誘導面14aでバンド掛け部11の開口11Kへ誘導されるので、バンド4の先端をバンド掛け部11の開口11Kへ迅速に挿入することができる。そして、バンド掛け部11に掛けられたバンド4が載置部9上の長尺体3に巻き掛けられる際に、バンド掛け部11の両端部よりも長手方向外側でかつバンド掛け部11よりも上方(載置部9側)に位置しているバンド係合部12,12にそれぞれ係合することで、図7に示すように、ベース部材2の内部に位置するバンド掛け部11、及び、ベース部材2の外部で、かつ、バンド掛け部11よりも長手方向外側でかつバンド掛け部11よりも上方に位置する各バンド係合部12又は12により(全部で3か所で支持されることにより)、バンドが弧状に丸められた状態で長尺体3に巻き付けられる。
尚、本発明の長尺体支持部材1は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形状の変更が可能である。
前記実施形態では、バンド掛け部11を、断面形状が角型の筒状体から構成したが、底壁部11Aを省略し、天壁部11Bと一対の縦壁部11C,11Cとからなる門型から構成してもよいし、天壁部のみで構成してもよい。
また、前記実施形態では、切欠き部13を、第1切欠き部13Aと第2切欠き部13Bの2つの切欠き部から構成したが、1つの切欠き部又は3つ以上の切欠き部から構成してもよい。また、切欠き部13を矩形状に構成したが、円弧状又は多角形状等、どのような形状に構成してもよい。また、切欠き部13を省略して実施することもできる。
また、前記実施形態では、ベース部材2の一対の折り返し部7,7が、先端側ほど底壁部11A側に位置する傾斜姿勢に折り返されているが、底壁部11Aと略平行となる水平姿勢に折り返したものであってもよい。この場合、水平姿勢の一対の折り返し部を長尺体支持部材1の載置部9と挟持部10とで挟持可能となるように、長尺体支持部材1の一対の縦壁部14A,14Aの縦寸法を短く変更して実施することになる。また、ベース部材2の一対の折り返し部7,7が、底壁部11Aと略平行となる水平姿勢に折り返した水平板部と、水平板部の先端部を略90度折り返して側壁6,6と略平行となる上下姿勢に更に折り返した上下板部と、を備えたものであってもよい。
また、前記実施形態では、ベース部材2の内部に長尺体支持部材1のバンド掛け部11を挿入した状態で長尺体支持部材1を90度回転させることでベース部材2に装着するようにしたが、ベース部材2の長手方向一端から長尺体支持部材1をスライドさせて載置部9と挟持部10とが折り返し部7,7に係合することで長尺体支持部材1をベース部材2に装着してもよい。
また、前記実施形態では、長尺体3をベース部材2の長手方向と略直交する方向に固定したが、長尺体3をベース部材2の長手方向と交差する方向(斜めの方向)に固定してもよい。
1…長尺体支持部材、2…ベース部材、3…長尺体、4…バンド、4A…円環部、4H…係止片、4T…係止突起、5…底壁(先端側)、6…側壁、7…折り返し部、7A…天部(上部)、7B…先端、8…開口部、9…載置部、9A…載置面、10…挟持部、11…バンド掛け部、11A…底壁部、11B…天壁部、11C…縦壁部、11D…延出部、11H…凹部、11K…開口、11b…下面、12…バンド係合部、13…切欠き部、13A…第1切欠き部、13B…第2切欠き部、14…バンド誘導部、14A…縦壁部、14a…誘導面(湾曲面)、20…ベース部材、20A…折り返し部、21…載置部、22…バンド挿通部、22A…開口、22H…開口縁、23…本体部、24…挟持部、100…長尺体支持部材、W1,W2…幅寸法

Claims (3)

  1. 底壁と、該底壁から立設する一対の側壁と、該各側壁の先端側が互いに対向する側壁側に向かうように折り返された一対の折り返し部と、該一対の折り返し部間に形成された開口部と、を有する断面形状が略C字形状の長尺のベース部材に対して、長尺体を該ベース部材の長手方向と交差する方向に固定するために用いる長尺体支持部材であって、
    前記開口部を覆うように前記一対の折り返し部に当接するように配置され、長尺体を載置する載置面を有する載置部と、該載置部から前記ベース部材の開口部を通して該ベース部材の内部へ延出して前記一対の折り返し部を前記載置部とで挟持する挟持部と、該挟持部から底壁側に延出され、前記載置部に載置された長尺体を巻き付け固定すべく、前記開口部から前記ベース部材の内部へ挿通されるバンドを掛けるためのバンド掛け部と、を備え、
    前記ベース部材の長手方向における前記載置部の両端部が、前記ベース部材の長手方向における前記バンド掛け部の両端部よりも該ベース部材の長手方向外側に位置し、且つ、前記バンド掛け部に掛けられた前記バンドが前記バンド掛け部よりも前記ベース部材の長手方向外側でそれぞれ係合するバンド係合部を備えていることを特徴とする長尺体支持部材。
  2. 前記バンド掛け部が、前記載置部と前記バンド掛け部との間に、前記開口部を通して挿入される前記バンドの先端を前記バンド掛け部へ誘導するためのバンド誘導部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の長尺体支持部材。
  3. 前記バンド誘導部は、前記バンド掛け部と前記載置部とを連結すべく、前記ベース部材の長手方向と略直交する方向で対向するように設けられた一対の縦壁部から構成され、前記ベース部材の長手方向における各縦壁部の両端部に、前記載置部に向かう側ほど前記長手方向外側へ突出する誘導面を備えていることを特徴とする請求項2に記載の長尺体支持部材。
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