JP4182525B2 - 縦型メッシュラック、及び縦型メッシュラックに取付けられる支持具 - Google Patents

縦型メッシュラック、及び縦型メッシュラックに取付けられる支持具 Download PDF

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Description

本発明は、配線又は配管材を布設するためのメッシュラックに関し、縦向き配設方式の縦型メッシュラック、及びその縦型メッシュラックに取付けられる支持具に関する。
工場、オフィス等では、多量の配線・配管材(配線材若しくは配管材の少なくとも何れか一方又は両方のこと。本件明細書、本件特許請求の範囲において同じ)が布設されるが、近年においては、配線・配管材は、ラックを用いて行われる。
ここで、ラックには、種々の種類があるが、布設スペース等の具合によって、縦向き配設方式(縦向きに配設される方式であって、吊下タイプであっても良いし、壁掛タイプタイプであっても、地面置きタイプ等の如何によらない。)の縦型メッシュラックが用いられる(特許文献1参照)。
かかる特許文献1に記載の従来技術のケーブルラックによれば、ラック(ラック本体)には複数の穴が穿設されており、バンド体(結束バンド)等で穴を介してケーブル(配線材)を結束することにより、ラックにケーブルを取付固定するのである(考案の詳細な説明参照)。
実開昭53−51998号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術のケーブルラックによれば、ケーブルをラックに布設する場合、いちいちケーブルを把持しながら所定間隔毎に結束バンドでラックに固定しなければならず、ケーブル長が短い場合にはさほど問題とならないが、長い場合にはケーブルの布設作業が非常に煩雑であるという不具合があった。更には、結束バンドを強く引っ張ると、メッシュの角によって結束バンドが切れてしまう可能性があった。
本発明は、上述の不具合を鑑みて案出されたものであって、配線・配管材の布設作業を簡略化(省力化)することができるとともに、布設時又は布設後においても、配線・配管材が撓んだり、配線・配管材を支持する支持具が落下してしまうことを防止することができる縦型メッシュラック、及び縦型メッシュラックに取付けられる支持具を提供することを目的としている。
(縦型メッシュラック)
上述の目的を達成するために本発明の縦型メッシュラックは、金属線材から成る複数の縦筋及び横筋が格子状に組まれて構成される縦向き配設方式のメッシュラック本体と、該メッシュラック本体に取付けられた状態で配線・配管材を支持する支持具とを備えた縦型メッシュラックであって、前記支持具は、前記メッシュラック本体を構成する2本の横筋間に架設されることを特徴としている。
そして、かかる構成を有するが故に、本発明の縦型メッシュラックによれば、配線・配管材をメッシュラック本体に布設する場合にも、単に支持具上に支持させるだけで足りるため、布設作業が簡略化される。また、配線・配管材の布設時又は布設後において、支持具が不用意にメッシュラック本体から外れてしまうことが防止される。勿論、配線・配管材の布設作業時において、支持具に支持させた後、所謂インシュロック等の結束バンドによって結束固定しても良く、その場合、配線・配管材は既に支持具に支持されているから、その結束作業が簡略化される。付言すれば、メッシュラック本体を構成する複数の横筋は互いに平行であることが支持具を適宜位置で架設できるので好ましく、縦筋の延伸長さに比べて横筋の延伸長さの方が長い方が縦型メッシュラックの連結数が少なくできるので好ましい。
(支持具)
同様に、上述の目的を達成するために本発明の支持具は、金属線材から成る複数の縦筋及び横筋が格子状に組まれて構成された縦向き配設方式の縦型メッシュラックに取着されて配線・配管材を支持する支持具であって、前記縦型メッシュラックを構成する2本の横筋間に架設するように取着することを特徴としている。
そして、かかる構成を有するが故に、本発明の支持具によれば、配線・配管材をメッシュラック本体に布設する場合にも、単に支持具上に支持させるだけで足りるため、布設作業が簡略化される。また、配線・配管材の布設時又は布設後において、メッシュラック本体より不用意に外れてしまうことが防止される。なお、上述の場合と同様に、所謂インシュロック等の結束バンドにより結束固定しても良い。
(縦型メッシュラック)
本発明の縦型メッシュラックによれば、金属線材から成る複数の縦筋及び横筋が格子状に組まれて構成される縦向き配設方式のメッシュラック本体を構成する2本の横筋間に対して、配線・配管材を支持する支持具が架設される構成とされているので、配線・配管材をメッシュラック本体に布設する場合にも、単に支持具上に支持させるだけで足りるため、布設作業を簡略化することができるという効果がある。また、配線・配管材の布設時又は布設後において、支持具が不用意にメッシュラック本体から外れてしまうことを防止することができ、ひいては、布設時又は布設後における安全性を向上することができるという効果がある。勿論、配線・配管材の布設作業時において、支持具に支持させた後、所謂インシュロック等の結束バンドによって結束固定しても良く、その場合、配線・配管材は既に支持具に支持された状態となっているから、結束作業を簡略化することができるという効果がある。更には、支持具をメッシュラック本体の適宜位置に取り付けることができるので、使い勝手が格段に向上するという効果がある。
(支持具)
本発明の支持具によれば、金属線材から成る複数の縦筋及び横筋が格子状に組まれて構成される縦向き配設方式のメッシュラック本体を構成する2本の横筋間に対して架設される構成とされているので、配線・配管材をメッシュラック本体に布設する場合にも、単に支持具上に支持させるだけで足りるため、布設作業を簡略化することができるという効果がある。また、配線・配管材の布設時又は布設後においても、メッシュラック本体から不用意に外れてしまうことを防止することができ、ひいては、布設時又は布設後における安全性を向上することができるという効果がある。勿論、上述の場合と同様に、配線・配管材を支持具に支持させた後、所謂インシュロック等の結束バンドによって結束固定しても良く、この場合、結束作業を簡略化することができる。更には、支持具をメッシュラック本体の適宜位置に取り付けることができるので、使い勝手が格段に向上するという効果がある。
以下、添付図面を参照して本発明の最良な実施の形態の例(実施例)について説明する。勿論、下記実施例は、本発明の最良な実施例を示すに過ぎず、本発明の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。なお、本願発明は縦型メッシュラック及び支持具に関するものであるが、縦型メッシュラック本体は支持具を備えているため、下記実施例においては縦型メッシュラックの実施例についてのみ説明する。従って、支持具のみが実施される場合にも、本願発明の実施に該当する。
図1は、本発明の一実施例である縦型メッシュラック100の斜視図である。図1に示すように、縦型メッシュラック100は、メッシュラック本体110と、吊具120と、複数の第1支持具130,…,130と、複数の第2支持具140,…,140とによって構成されており、いわゆる縦型に設置された状態で配線材500や配管材(図示せず)を支持するものである。
メッシュラック本体110は、金属線材から成る複数の縦筋111,…,111と、複数の横筋112,…,112とを備えており、これら複数の縦筋111,…,111及び横筋112,…,112とが溶接等により格子状に組まれることにより構成されている。よって、例えば、図7に示すように、開放側が壁側となるように設置すれば、手前側(例えば、作業現場等)をガードすることができるとともに、適宜箇所から必要分の配線材500を引き出すことが可能となる。
更に、縦筋111,…,111及び横筋112,…,112により構成される格子面113は、垂直に配設される垂直部113a及び水平に配設される水平部113bを形成している。このように、水平部113bを設けることによって、メッシュラック本体110にうねりが発生してしまうことを防止することが可能となる。この場合、水平部113bが垂直部113aの上下両端に設けられることが好ましい。また、隣合う横筋112,112の間隔は、いずれも等しくされている。このため、後述する一種類(一規格)の第1支持具130をいずれの高さ位置にも取付固定することが可能となる。
ここで、各隣合う縦筋111,111、及び各隣合う横筋112,112は平行となるように組まれている。また、各縦筋111は、略コ字状となるように折曲成形され、一方、上下両端の横筋112aは、角形線材により構成されている。すなわち、上下両端の横筋112aを除く中間の横筋112b,…,112b及び縦筋111,…,111は、全て丸形線材により構成されている。このため、後述する第1支持具130を取り付ける際、第1掛止部131を掛止した状態で回転させれば、第1係合部132を簡単に取り付けることが可能である。また、布設された配線材500が傷ついてしまうことを防止することもできる。なお、横筋112の延伸方向は、配線材500の延伸方向と一致し、縦筋111の延伸方向は、横筋112の延伸方向と直交している。
吊具120は、メッシュラック本体110を縦置きに設置するものであって、より具体的には、天井から縦向き吊り下げた状態に設置するものである。この吊具120は、略逆L字状に形成されるとともに、各縦筋111を嵌合するための嵌合溝121を複数備えている。
第1支持具130は、メッシュラック本体110に取り付けられた状態で配線材500を支持するものであって、図2に示すように、垂直部113aを構成する上位の横筋112に掛止する部位である第1掛止部131と、該第1掛止部131の掛止状態を維持すべく下位の横筋112に係合する部位である第1係合部132と、配線材500や配管材(図示せず)を支持する部位である第1支持部133と、第1掛止部131と第1係合部132を連結する第1連結部134とによって構成されている。なお、第1支持具130は、本願に係る縦型メッシュラックを構成する支持具の実施例に該当することは勿論のこと、本願に係る支持具の実施例に該当することはいうまでもない。
第1掛止部131は、フック部材151によって構成されており、このフック部材151は、一方の端部がU字状に折曲成形されるとともに、他方の端部がL字状に、更には、中間部においてL字状に折曲成形されている。このU字状部分によって、第1掛止部131が構成されている。
第1係合部132は、第1掛止部131の両側(両脇)に設けられるとともに凸部152aを有する係合ステー部材152によって構成されている(勿論、凹部(図示せず)であっても良いし、凹部と凸部152aとの組み合わせであっても良い)。このように、第1支持具130は、第1掛止部131及び第1係合部132の両部位によって2本の横筋112,112間に架設するように取付可能であるので、メッシュラック本体110に強固に取着可能となる。従って、配線材500の布設時は勿論のこと、布設後においても、配線材500がメッシュラック本体110より不用意に落下してしまうことを防止することができる。これは、メッシュラック本体110に水平部113bが形成されていない場合には特に顕著な効果となるし、水平部113bが構成されている場合にも、メッシュラック本体110は複数の縦筋111及び横筋112が格子状に組まれたものであるから、配線材500が落下しなくても第1支持具130が落下してしまうを防止することができ、安全性が飛躍的に向上する。すなわち、縦型メッシュラック100は天井から吊下げる方式のみならず、壁掛け方式としたりする等して、設置場所のスペースに適合することができて使い勝手が良いのであるが、これの不具合を解消することができ、非常に顕著な効果を奏するのである。
また、第1係合部131を構成する係合ステー部材152は、第1掛止部131であるフック部材151の両側(両脇)に配置している。これにより、図3(b)に示すように、第1支持具130をメッシュラック本体110の格子面113に対して回転しないように取り付けることができる。第1支持具130が回転すると、メッシュラック本体110から外れやすくなってしまうからである。
更には、フック部材151を掛止させた後、図3(a)に示すように、第1支持具130全体を回転させることによって係合ステー部材152を係合させることにより簡単に第1支持具130を2本の横筋112,112間に架設するように取り付けることができるのである。
第1支持部133は、フック部材151のL字状端部によって構成されている。すなわち、一の線材を折曲成形したフック部材151によって、第1掛止部131及び第1支持部133、更には、第1掛止部131及び第1支持部133を連結する第1連結部134をも構成するので、第1支持具130の機構を簡素、安価とすることができる。
第2支持具140は、第1支持具130と同様に、メッシュラック本体110に取り付けられた状態で配線材500を支持するものであって、図4に示すように、垂直部113aを構成する最下段の横筋112に掛止する第2掛止部141と、該第2掛止部141の掛止状態を維持すべく水平部113bを構成するとともにメッシュラック本体110の端部を構成する横筋112に係合する第2係合部142と、配線材500や配管材(図示せず)を支持する部位である第2支持部143と、第2掛止部141と第2係合部142とを連結する部位である第2連結部144とによって構成されている。なお、第1支持具130と同様に、第2支持具140は、本願に係る縦型メッシュラックを構成する支持具の実施例に該当することは勿論のこと、本願に係る支持具の実施例に該当することはいうまでもない。
第2掛止部141は、側方からみて略コ字状に形成された差込部材161によって構成されており、第2係合部142は、基台部材162、及びこの基台部材162に螺合されたネジ部材163によって構成されている。このネジ部材163と基台部材162とによって、水平部114を構成する横筋112と係合するのである。従って、第2支持具140をメッシュラック本体110に強固に固定することができる。
第2支持部143は、基台部材162及び基台部材162によって回動(正逆回転)可能に支持されたローラ部材164によって構成されている。そして、このローラ部材164の上に配線材500が支持されるのである。従って、配線材500の布設時における該配線材500の引込作業を簡略化することができるのである。また、第2支持部143は、基台部材162に連設する脱落防止ステー部材165を備えている。従って、配線材500がローラ部材164上から落ちてしまうことを防止することができる。
第2連結部144は、基台部材162により構成されており、この基台部材162は、第2掛止部141及び第2係合部142によってメッシュラック本体110に取付固定されるとともに、配線材500を支持するローラ部材を支持している。従って、配線材500の引込作業に伴ってローラ部材164に圧力が加わっても、その圧力に十分耐えうる強度が得られる。
次に、以上のように構成された縦型メッシュラック100を用いた配線材500の布設方法について説明する。まず、第2支持具140のローラ部材164を利用して、配線材500を引き込む引込作業を行う。配線材500の引込作業が終わったら、その引き込んだ配線材500を第1支持具130に掛け直す、即ち移設する移設作業を行う。そして、この引込作業と移設作業を適宜回数繰り返すことによって配線材500の布設が終了する。以上のように、配線材500を布設する際に、各支持具毎に対して配線材500を引っかけたり、所定間隔毎に結束ベルト等を用いて結束する煩雑な作業を省略することができるし、引込用の支持具と支持用の支持具とが別々とされているので、各支持具毎にローラを設けなくても良くなって、縦型メッシュラック100を安価に製造することが可能となる。
この縦型メッシュラック100を用いた配線材500の布設方法を特許請求の範囲の記載に適合するように記載すると、金属線材から成る複数の縦筋111,…,111及び横筋112,…,112が格子状に組まれて構成されるとともに前記縦筋及び横筋により構成される格子面113が垂直に配設される垂直部113aおよび水平に配設される水平部113bを備えた縦向き配設方式のメッシュラック本体110と、該メッシュラック本体110に取り付けられた状態で配線・配管材を支持するとともに2本の横筋間に架設される支持具130,140とを備えた縦型メッシュラック100を用いた配線・配管材500の布設方法において、前記支持具130,140のうち前記水平部113b又は垂直部113aの何れかを構成する一方の横筋112と前記水平部113bを構成する他方の横筋112との間に架設される方式の第2支持具140を用いて配線・配管材を引き込む引込作業と、該引込作業により引き込まれた配線・配管材500を前記支持具130,140のうち垂直部113aを構成する2本の横筋112間に架設される方式の第1支持具130に移設する移設作業とを備えており、前記引込作業及び移設作業を適宜回数繰り返すことによって配線・配管材500を布設することを特徴とする縦型メッシュラック100を用いた配線・配管材500の布設方法(a)。
縦型メッシュラック100を用いた配線・配管材500の布設方法(a)において、第2支持具がローラ部材164を備えていることを特徴とする縦型メッシュラック100を用いた配線・配管材500の布設方法(b)
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、上記実施例は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることはいうまでもなく、本発明の技術的範囲には、それらの改良変形も含まれる。以下、数例を説明する。
例えば、上記実施例においては、第1支持具130がメッシュラック本体110の一の面側(開放面側)のみに取着されている。しかしながら、図8に示すように、第1支持具130をメッシュラック本体110の一の格子面113側のみならず他の格子面113側にも(即ち、両面側に)設けるようにしても良い。このようにすれば、一の格子面113側のみに設けられている第2支持具140を介して引き込まれた配線材500をメッシュラック本体110の他の格子面113側にも布設することが可能となる。
また、上記実施例においては、メッシュラック本体110が略コ字状に形成されている。しかしながら、その形状は略コ字状に限られず、例えば、図9(a)〜(c)に示すような、略l(小文字のエル)字状(言い換えれば、直線状)であっても良いし、略L字状であっても良いし、略エ字状であっても良い。ただし、メッシュラック本体110のうねりを防止する観点から、I字状でなく、すなわち、垂直部113aのみを有する形状でなく、水平部113bも備える構成とすることが好ましい。
更に、上記実施例においては、第1支持具130及び第2支持具140が隣合う横筋112,112間に架設するものとされている。しかしながら、当然にこれに限られるものではなく、フック部材の長さを適宜長さとすることにより、一つおき又は二つおき(複数おき)の横筋112,112間に架設するものであっても良い。図10(b)に示すものは、第1支持具130が一つおきの横筋112,112間に架設される方式のものであり、この場合、メッシュラック本体110の縦筋111に対して横筋112が互い違いに配設すれば、第1支持具130をメッシュラック本体110の両面側に配設する場合に好ましい。その組立ても図10(a)に示すように、簡単である。
更に、上記実施例においては、第2支持具140が、第2掛止部141が垂直部113を構成する最下段の横筋112に掛止し、水平部114を構成するとともにメッシュラック本体110の端部を構成する横筋112に係合するように構成されている。しかしながら、勿論、垂直部113を構成する最下段以外の横筋112、又は水平部114を構成する横筋112に掛止するようにされても良いし、水平部114を構成するメッシュラック本体110の端部以外を構成する横筋112に係合するように構成されても良い。
更に、上記実施例においては、2本の横筋間に架設するように取着可能とするために、第1支持具130が第1掛止部131と第1係合部132とを備える一方、第2支持具140が第2掛止部141と第2係合部142とを備えている。即ち、各支持具130,140は、掛止する部位と、その掛止状態を維持する係合する部位とによって構成されている。しかしながら、2本の横筋間に架設するように取着可能であれば、両部位が掛止する部位であっても良いし(少なくとも一方をネジ込み式にするなどの工夫が必要)、両部位が係合する部位であっても良い。更には、第1支持具130を構成する第1掛止部131は、差込部材161によって構成されても良いし、第1係合部132が、基台部材162と該基台部材162に回動可能に支持されたローラ部材164によって構成されても良い。第2支持具140についても同様であるので詳細な説明は割愛する。
更に、上記実施例においては、第1支持具130及び第2支持具140の両方が設けられているが、かならずしも、両方設けなくてもよく、何れか一方を設けるようにしても良い。特にメッシュラック本体110の形状が略l字状である場合には、第1支持具130のみを設ければ良い。
更に、上記実施例においては、第1支持具130及び第2支持具140がメッシュラック本体110の片面側にのみ設けられているが、両面に設けるようにしても良い。特にメッシュラック本体110の形状が略エ字状である場合には、各支持具130,140を両面に設けても良い。ただし、費用の関係上、第2支持具130はメッシュラック本体110の片面側にのみ設けられることが好ましい。何故なら、第2支持具140を用いて引き込んだ配線材500をメッシュラック本体110の下側を介して反対面側へ回して配線することが可能であるからである。
本発明の一実施例である縦型メッシュラックの斜視図である。 上記縦型メッシュラックを構成する第1支持具の図であり、(a)は側面図 、(b)は上面図、(c)は背面図である。なお、側面、上面、背面は、便宜上、区 別しているに過ぎない。 (a)は第1支持具を取り付ける様子を示す図であり、(b)は取り付けた 後の様子を示す図である。 上記縦型メッシュラックを構成する第2支持具の図であり、(a)は側面図 、(b)は背面図、(c)は更に正面図である。なお、側面、背面、正面は、便宜上 、区別しているに過ぎない。 上記縦型メッシュラックを用いた配線材の布設方法のうち、引込作業を示す 図である。 上記縦型メッシュラックを用いた配線材の布設方法のうち、移設作業を示す 図である。 上記縦型メッシュラックを設置例を示す図である。 上記縦型メッシュラックの変形例を示す図である。 上記縦型メッシュラックの変形例を示す図である。 上記縦型メッシュラックの変形例を示す図である。
符号の説明
100 縦型メッシュラック
110 メッシュラック本体
111 縦筋
112 横筋
113 格子面
113a 垂直部
113b 水平部
120 吊具
121 嵌合溝
130 第1支持具
131 第1掛止部
132 第1係合部
133 第1支持部
134 第1連結部
140 第2支持具
141 第2掛止部
142 第2係合部
143 第2支持部
144 第2連結部
151 フック部材
152 係合ステー部材
152a (係合ステー部材の)凸部
161 差込部材
162 基台部材
163 ネジ部材
164 ローラ部材
165 脱落防止ステー部材
500 配線材

Claims (10)

  1. 金属線材から成る複数の縦筋及び横筋が格子状に組まれて、該縦筋及び横筋により構成される格子面が垂直に配設される垂直部を備えている縦向き配設方式のメッシュラック本体に取付けられた状態で配線・配管材を支持する支持具であって、
    前記垂直部を構成する一の横筋に掛止する第1掛止部と、該第1掛止部の掛止状態を維持すべく前記垂直部を構成する他の横筋に係合する第1係合部と、配線・配管材を支持する第1支持部とによって構成され、
    前記第1掛止部は、フック部材の端部のU字状な屈曲により構成される一方、
    前記第1係合部は、凸部又は凹部の少なくとも何れかを有する係合ステー部材により構成されることを特徴とする支持具。
  2. 第1係合部は、第1掛止部の両側に設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の支持具。
  3. 金属線材から成る複数の縦筋及び横筋が格子状に組まれて、該縦筋及び横筋により構成される格子面が垂直に配設される垂直部及び水平に配設される水平部を備えている縦向き配設方式のメッシュラック本体に取付けられた状態で配線・配管材を支持する支持具であって、
    前記垂直部又は前記水平部の何れかを構成する一の横筋に掛止する第2掛止部と、該第2掛止部の掛止状態を維持すべく前記水平部を構成する他の横筋に係合する第2係合部と、配線・配管材を支持する第2支持部とによって構成され、
    第2支持部は、ローラー部材と、該ローラー部材を回動可能に支持する基台部材とによって構成され、
    前記第2掛止部は、差込部材により構成される一方、
    第2係合部は、ネジ止め部材を備えており、前記基台部材と前記ネジ止め部材とによって横筋を挟み込んで係合することを特徴とする支持具。
  4. 第2支持部は、基台部材に連設する脱落防止ステー部材を備えていることを特徴とする請求項3記載の支持具。
  5. 第2支持部を構成する基台部材が、第2掛止部と第2係合部とを連結する連結部材をも兼ねることを特徴とする請求項3又は4に記載の支持具。
  6. 金属線材から成る複数の縦筋及び横筋が格子状に組まれて構成される縦向き配設方式のメッシュラック本体と、このメッシュラック本体に取付けられた状態で配線・配管材を支持する支持具とを備えた縦型メッシュラックであって、
    メッシュラック本体は、縦筋及び横筋により構成される格子面が垂直に配設される垂直部を備えており、
    支持具が、請求項1又は2に記載の支持具であることを特徴とする縦型メッシュラック。
  7. 支持具は、メッシュラック本体の両面の何れにも掛止可能であることを特徴とする請求項6記載の縦型メッシュラック。
  8. 金属線材から成る複数の縦筋及び横筋が格子状に組まれて構成される縦向き配設方式のメッシュラック本体と、このメッシュラック本体に取り付けられた状態で配線・配管材を支持する支持具とを備えた縦型メッシュラックであって、
    メッシュラック本体は、縦筋及び横筋により構成される格子面が垂直に配設される垂直部及び水平に配設される水平部を備えており、
    支持具が、請求項3〜5のいずれかに記載の支持具であることを特徴とする縦型メッシュラック。
  9. メッシュラック本体は、水平部が垂直部の下端両側に延設されて構成されており、
    支持具は、メッシュラック本体の両面の何れにも掛止可能であることを特徴とする請求項8記載の縦型メッシュラック。
  10. メッシュラック本体は、断面円形状の横筋により構成されていることを特徴とする請求項6〜9のいずれかに記載の縦型メッシュラック。
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