JP6899354B2 - 油圧駆動装置及びエレベーター - Google Patents
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Description
支持台は、第1防振機構と、第2防振機構とを備えている。
第1防振機構は、油圧ユニットを支持する。第2防振機構は、第1防振機構よりも上下方向の下方において第1防振機構とは異なる位置に配置されて、油圧ユニットを支持する。
第1防振機構と第2防振機構は、油圧ユニットを上下方向の上方から見た投影面積内に配置され、上下方向と直交する第1の方向において互い違いに配置され、かつ上下方向と直交すると共に第1の方向とも直交する第2の方向においては同じ位置に配置される。
1−1.エレベーターの構成例
まず、第1の実施の形態例(以下、「本例」という。)にかかるエレベーターの構成について、図1を参照して説明する。
図1は、本例のエレベーターの構成例を示す概略構成図である。
次に、油圧駆動装置100について図2〜図5を参照して説明する。図2は、油圧駆動装置100を示す正面図、図3は油圧駆動装置100を示す側面図である。
次に、支持台20について説明する。
支持台20は、機械室210の床面211に予め設けられた機械室側ベース28に固定される。支持台20は、一対の第1支持ベース21、21と、一対の第2支持ベース22、22と、一対の第3支持ベース23、23と、複数(本例では2つ)の第1防振機構24と、複数(本例では3つ)の第2防振機構25とを有している。また、支持台20は、一対の第1支持ベース21、21を連結する第1連結部材36と、一対の第2支持ベース22、22を連結する第2連結部材37とを有している。
図2及び図4に示すように、支持ベース21、22、23は、それぞれ長尺部材により構成されている。そして、支持ベース21、22、23は、その長手方向が第1の方向Xと平行に配置される。図2に示すように、第1支持ベース21の長手方向の長さ、すなわち第1の方向Xの長さは、油圧ユニット10を構成するフレーム2の第1の方向Xの長さよりも短く設定されている。また、第2支持ベース22及び第3支持ベース23における長手方向の長さ、すなわち第1の方向Xの長さは、フレーム2の第1の方向Xの長さと略等しく設定されている。
図5に示すように、第1支持ベース21は、上下方向Zで切断した断面形状が略L字状をなすL型鋼により構成される。第1支持ベース21は、油圧ポンプ4及び駆動モータ5のベース部4a、5aが載置される支持面部21aと、壁面部21bとを有している。
図2、図3及び図5に示すように、複数の第1防振機構24、24は、第1支持ベース21と第2支持ベース22の間に介在され、複数の第2防振機構25は、第2支持ベース22と第3支持ベース23の間に介在される。
図5に示すように、第1防振機構24は、防振部材24aと、上部プレート24bと、下部プレート24cとを有している。防振部材24aとしては、弾性を有する部材により構成され、例えば、ゴムにより構成されている。防振部材24aの上下方向Zの上面には上部プレート24bが配置されており、防振部材24aの上下方向Zの下面には、下部プレート24cが配置されている。そのため、防振部材24aは、上部プレート24bと下部プレート24cにより挟持される。
次に、上述した構成を有する油圧駆動装置100の設置作業について図6〜図8を参照して説明する。
図6は、油圧駆動装置100の設置作業を示す正面図、図7は、油圧駆動装置100の設置作業を示す側面図、図8は、油圧駆動装置100の設置作業における片側の支持ベース21、22、23を示す拡大図である。
次に、第2の実施の形態例にかかる油圧駆動装置の支持台について図9を参照して説明する。
図9は、第2の実施の形態例にかかる油圧駆動装置の支持台における片側の支持ベースを示す拡大図である。
Claims (11)
- 油圧式のエレベーターの油圧シリンダーを動作させる油圧駆動装置において、
作動油が貯蔵された油タンク、前記油タンクを支持するフレーム、前記フレームに収容されて前記油タンクの前記作動油を圧送する油圧ポンプ及び前記油圧ポンプを駆動する駆動モータを有する油圧ユニットと、
前記油圧ユニットの上下方向の下方に配置されて前記油圧ユニットを支持する支持台と、を備え、
前記支持台は、
前記油圧ユニットを支持する第1防振機構と、
前記第1防振機構よりも前記上下方向の下方において前記第1防振機構とは異なる位置に配置されて、前記油圧ユニットを支持する第2防振機構と、を備え、
前記第1防振機構と前記第2防振機構は、前記油圧ユニットを前記上下方向の上方から見た投影面積内に配置され、前記上下方向と直交する第1の方向において互い違いに配置され、かつ前記上下方向と直交すると共に前記第1の方向とも直交する第2の方向においては同じ位置に配置される
油圧駆動装置。 - 前記支持台は、
前記油圧ユニットの前記第1の方向に沿って配置される第1支持ベースと、
前記油圧ユニットの前記第1の方向に沿って配置され、前記第1支持ベースの前記上下方向の下方において前記第1支持ベースと対向して配置される第2支持ベースと、
前記油圧ユニットの前記第1の方向に沿って配置され、前記第2支持ベースの前記上下方向の下方において前記第2支持ベースと対向して配置される第3支持ベースと、を備え、
前記第1防振機構は、前記第1支持ベースと前記第2支持ベースの間に介在され、
前記第2防振機構は、前記第2支持ベースと前記第3支持ベースの間に介在される
請求項1に記載の油圧駆動装置。 - 前記第1支持ベースは、前記上下方向で切断した断面形状がL字状に形成され、前記支持台における前記第2の方向の外側が開放される
請求項2に記載の油圧駆動装置。 - 前記第2支持ベース及び前記第3支持ベースは、前記上下方向で切断した断面形状がU字状又はL字状に形成される
請求項2に記載の油圧駆動装置。 - 前記第2支持ベース及び前記第3支持ベースは、前記第2の方向の長さが異なる長さに設定され、かつ前記上下方向で切断した断面形状がU字状に形成され、
前記第2支持ベース及び前記第3支持ベースは、前記上下方向で開放された開口を互いに覆うように配置され、
前記第2防振機構は、前記第2支持ベースと前記第3支持ベースで形成された空間内に配置される
請求項4に記載の油圧駆動装置。 - 前記第2支持ベースにおける前記上下方向の下面には、前記第2防振機構に当接する支持ブロックが固定される
請求項2に記載の油圧駆動装置。 - 前記支持ブロックには、前記第2防振機構を構成する上部プレートが嵌合する凹部が形成されている
請求項6に記載の油圧駆動装置。 - 前記第2支持ベースと前記第3支持ベースにおける前記第2の方向での間隔の長さは、前記支持ブロックの前記凹部と前記第2防振機構の前記上部プレートとの嵌め合いの差よりも大きく設定されている
請求項7に記載の油圧駆動装置。 - 前記第1防振機構は、前記油圧ユニットの重量物の重心位置と前記第2の方向において同じ位置に配置される
請求項1に記載の油圧駆動装置。 - 前記第2防振機構は、前記第1防振機構を支持点とした場合の振動の振幅が最大となる位置に配置される
請求項9に記載の油圧駆動装置。 - 建築構造物に設けられた昇降路内を昇降移動する昇降体を備えたエレベーターにおいて、
前記昇降体を昇降動作させる油圧シリンダーと、
前記油圧シリンダーを動作させる油圧駆動装置と、を備え、
前記油圧駆動装置は、
作動油が貯蔵された油タンク、前記油タンクを支持するフレーム、前記フレームに収容されて前記油タンクの前記作動油を圧送する油圧ポンプ及び前記油圧ポンプを駆動する駆動モータを有する油圧ユニットと、
前記油圧ユニットの上下方向の下方に配置されて前記油圧ユニットを支持する支持台と、を備え、
前記支持台は、
前記油圧ユニットを支持する第1防振機構と、
前記第1防振機構よりも前記上下方向の下方に配置されて、前記油圧ユニットを支持する第2防振機構と、を備え、
前記第1防振機構と前記第2防振機構は、前記油圧ユニットを前記上下方向の上方から見た投影面積内に配置され、前記上下方向と直交する第1の方向において互い違いに配置され、かつ前記上下方向と直交すると共に前記第1の方向とも直交する第2の方向においては同じ位置に配置される
エレベーター。
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JP2018112470A JP6899354B2 (ja) | 2018-06-13 | 2018-06-13 | 油圧駆動装置及びエレベーター |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018112470A JP6899354B2 (ja) | 2018-06-13 | 2018-06-13 | 油圧駆動装置及びエレベーター |
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JP2019214453A JP2019214453A (ja) | 2019-12-19 |
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JP2018112470A Active JP6899354B2 (ja) | 2018-06-13 | 2018-06-13 | 油圧駆動装置及びエレベーター |
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