JP6897063B2 - 電流センサ - Google Patents

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Description

本発明は、電流センサ、特に磁気抵抗効果素子を用いて電流を検出する電流センサに関する。
従来、被測定電流が流れるバスバと、バスバに流れる電流により生じる磁界を検出する2つのGMR(Giant Magneto Resistive)素子等の磁気検知素子を有する電流センサが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の電流センサにおいては、印加される磁界の強度が異なる位置に2つの磁気検知素子が設置されており、2つの磁気検知素子の出力差から被測定電流の大きさを検出するため、2つの磁気検知素子の感磁軸方向の外部磁場の影響を打ち消すことができる。
また、従来、磁気抵抗効果素子及び被測定電流が流れる導体が磁気シールドに覆われた電流センサが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の電流センサにおいては、磁気シールドにより、磁気シールドの内部と外部とを磁気的に遮断することができる。
国際公開第2016/056135号 特許第5482736号公報
電流センサの磁気検知素子にGMR素子等の磁気抵抗効果素子(MR素子)を用いる場合、コアを不要とするメリットがある半面、外乱磁界に対して脆弱になるという問題がある。
特許文献1の電流センサによれば、2つの磁気検知素子の出力差をとることで感磁軸方向の外部磁場の影響を打ち消すことができるものの、感磁軸方向に直交する感度影響軸方向の外乱磁界の影響を抑えることはできない。感度影響軸方向の外乱磁界は磁気検知素子の感度を変化させ、出力に影響を与える。
このため、特許文献1の電流センサにおいても、外乱磁界を防ぐため、特許文献2の電流センサに用いられているような磁気シールドが必須である。しかしながら、このような磁気シールドを用いる場合、センサの大型化は避けられない。
本発明は、磁気検知素子の感磁軸方向の外乱磁界のみならず、感度影響軸方向の外乱磁界の影響も抑制することのできる、磁気抵抗効果素子を用いた電流センサを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、上記目的を達成するため、被測定電流を流すためのバスバと、磁気抵抗効果素子から構成される第1の感磁部を有する第1の磁気検知素子と、磁気抵抗効果素子から構成される第2の感磁部を有する第2の磁気検知素子と、を有し、前記被測定電流により生じる磁界の前記第1の感磁部により検知される強度と前記第2の感磁部により検知される強度が異なり、前記第1の感磁部に第1のバイアス磁界が印加され、前記第2の感磁部に第1のバイアス磁界と逆方向の第2のバイアス磁界が印加される、電流センサを提供する。
本発明によれば、磁気検知素子の感磁軸方向の外乱磁界のみならず、感度影響軸方向の外乱磁界の影響も抑制することのできる、磁気抵抗効果素子を用いた電流センサを提供することができる。
図1は、実施の形態に係る電流センサの構成を概略的に示す斜視図である。 図2は、図1の線分A−Aに沿って垂直方向に切断された電流センサの切断面を矢印の方向に見た垂直断面図である。 図3は、図2のB、B’を通る、バスバの厚さ方向の直線上の位置と、バスバを流れる電流により発生する磁界の強度との関係を模式的に表すグラフである。 図4は、第1の感磁部及び第2の感磁部の構成を概略的に示す図である。 図5(a)は、磁気抵抗効果素子の固定層の磁化方向とバイアス磁界の方向が図4に示される関係にある場合の、規格化電流に対する第1の感磁部の出力電圧、第2の感磁部の出力電圧、及びこれらの差動値である差動出力電圧の変化を示すグラフである。図5(b)は、第1の感磁部及び第2の感磁部の感磁軸方向の外乱磁界が印加された場合の、規格化電流に対する第1の感磁部の出力電圧、第2の感磁部の出力電圧、及びこれらの差動値である差動出力電圧の変化を示すグラフである。 図6(a)は、第1の感磁部及び第2の感磁部の感度影響軸方向の外乱磁界が印加された場合の、規格化電流に対する第1の感磁部の出力電圧、第2の感磁部の出力電圧、及びこれらの差動値である差動出力電圧の変化を示すグラフである。図6(b)は、第1の感磁部と第2の感磁部の位置がバスバの厚さ方向にずれた場合の、規格化電流に対する第1の感磁部の出力電圧、第2の感磁部の出力電圧、及びこれらの差動値である差動出力電圧の変化を示すグラフである。 図7(a)〜(c)は、簡易的な磁気シールドを有する場合の電流センサの垂直断面図である。
[実施の形態]
(電流センサの構成)
図1は、実施の形態に係る電流センサ1の構成を概略的に示す斜視図である。図2は、図1の線分A−Aに沿って垂直方向に切断された電流センサ1の切断面を矢印の方向に見た垂直断面図である。
電流センサ1は、被測定電流が流れるバスバ10と、バスバ10に流れる電流により生じる磁界を検知する第1の磁気検知素子20及び第2の磁気検知素子23と、第1の磁気検知素子20にバイアス磁界を印加する第1のバイアス磁界発生源26と、第2の磁気検知素子23にバイアス磁界を印加する第2のバイアス磁界発生源27と、を有する。
第1の磁気検知素子20、第2の磁気検知素子23は、GMR素子等の磁気抵抗効果素子から構成される第1の感磁部21、第2の感磁部24をそれぞれ有する。バスバ10に流れる電流によって生じる磁界の第1の感磁部21に検知される強度と第2の感磁部24に検知される強度は異なり、第1の感磁部21の出力電圧Vout1と第2の感磁部24の出力電圧Vout2は異なる。
電流センサ1は、第1の感磁部21の出力電圧Vout1と第2の感磁部24の出力電圧Vout2の差動値である差動出力電圧から、バスバ10に流れる電流値を計測する。第1の感磁部21と第2の感磁部24は、出力電圧Vout1と出力電圧Vout2の差動をとり、差動出力電圧を出力するための図示しない差動出力部に接続される。
バスバ10は、穴11を有する平板状の穴開きバスバである。図1は、バスバ10の穴11の周辺部分を示している。第1の磁気検知素子20及び第2の磁気検知素子23は、バスバ10の穴11の内側に設置される。バスバ10の厚さは、例えば、1〜3mmである。
本実施の形態では、バスバ10、第1の磁気検知素子20、及び第2の磁気検知素子23は、ともに基板12上に設置される。
第1のバイアス磁界発生源26及び第2のバイアス磁界発生源27としては、例えば、バイアス磁界用の磁石やバイアスコイルが用いられる。バイアスコイルとは、電流を通電することによってバイアス磁界を発生させることができるコイルである。
図2の矢印付きの点線30は、バスバ10を流れる電流により発生する、バスバ10の周りの磁界(以下、被測定磁界と呼ぶ)を模式的に表す。図2に示される例では、奥から手前に向けて紙面に垂直に電流が流れ、バスバ10の周りに反時計回りの方向に被測定磁界が生じている。
図3は、図2の点B、B’を通る、バスバ10の厚さ方向の直線上の位置と、バスバ10を流れる電流により発生する磁界の強度との関係を模式的に表すグラフである。図3の縦軸の原点は、バスバ10の厚さ方向の中心である。図3に示されるように、バスバ10の厚さ方向の中心に近いほど被測定磁界が弱く、そこからバスバ10の厚さ方向に離れるにつれて、所定の距離まで直線的に磁界強度が大きくなる。
このような直線的に磁界強度が増減する厚さ方向の範囲内に第1の感磁部21及び第2の感磁部24を設置することにより、バスバ10の厚さ方向に位置がずれてもこれらの出力電圧の差動値がほとんど変化しなくなる。
一般的に、穴開きバスバを流れる被測定電流によって生じる磁界の強度は、バスバの厚さ方向に沿って大きく変化するため、通常の電流センサでは感磁部の少しの位置ずれでも出力が大きく変化してしまうという問題がある。
本実施の形態に係る電流センサ1によれば、直線的に磁界強度が増減する厚さ方向の範囲内に第1の感磁部21及び第2の感磁部24を設置し、それらの出力電圧の差動をとることにより、第1の感磁部21及び第2の感磁部24の位置ずれによる電流センサ1の出力への影響を緩和することができる。
電流センサ1においては、第1の感磁部21の出力電圧Vout1と、第2の感磁部24の出力電圧Vout2の差動をとることにより、外乱磁界の第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感磁軸方向の成分を打ち消すことができる。この外乱磁界の感磁軸方向の成分をより効果的に打ち消すために、第1の感磁部21と第2の感磁部24の感度が同じであることが好ましい。ここで、第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感磁軸方向とは、その方向の磁界が印加されたときに出力電圧の絶対値が増加する方向をいう。
第1の感磁部21及び第2の感磁部24を構成する磁気抵抗効果素子は、磁化方向が外部磁界の方向に応じて変化する自由層と磁化方向が固定された固定層を含む層構造を有する。自由層の磁化方向が固定層の磁化方向と一致するとき、すなわち固定層の磁化方向に磁界が印加されたときに最も抵抗値が小さくなり、自由層の磁化方向が固定層の磁化方向と反対になるとき、すなわち固定層の磁化方向の反対方向に磁界が印加されたときに最も抵抗値が大きくなる。このため、第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感磁軸方向は、第1の感磁部21及び第2の感磁部24を構成する磁気抵抗効果素子固定層の磁化方向に平行である。
また、第1の感磁部21の出力電圧と、第2の感磁部24の出力電圧の差動をとることにより得られる差動出力電圧を大きくするために、第1の磁気検知素子20の出力電圧と第2の磁気検知素子23の出力電圧がなるべく大きく、かつ被測定磁界の変化に対する増減が逆であることが好ましい。
電流センサ1においては、被測定磁界の方向が図2の紙面に平行であるため、第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感磁軸方向も図2の紙面に平行であることが好ましい。また、被測定磁界はバスバ10の主面(最も面積の大きい面)に対してほぼ平行に第1の感磁部21及び第2の感磁部24を通り抜けるため、感磁軸方向がバスバ10の主面に平行になるように第1の感磁部21及び第2の感磁部24を設置することが好ましい。
また、第1の感磁部21と第2の感磁部24の感磁軸方向が同じであり、かつ、被測定磁界がゼロになる点の下側に第1の感磁部21が位置し、上側に第2の感磁部24が位置することが好ましい。これにより、第1の磁気検知素子20の出力電圧と第2の磁気検知素子23の出力電圧の被測定磁界の変化に対する増減を逆にすることができる。
図2に一点鎖線で表される面31は、バスバ10の主面に平行かつバスバ10の厚さ方向の中心を通る面であり、この面上では被測定磁界がゼロになる。このため、図2に示されるように、面31よりも下側に第1の感磁部21が位置し、上側に第2の感磁部24が位置することが好ましい。
本実施の形態では、バスバ10、第1の磁気検知素子20、及び第2の磁気検知素子23は、ともに基板12上に設置され、かつ第1の感磁部21と第2の感磁部24が第1の磁気検知素子20と第2の磁気検知素子23の上部にそれぞれ設置されている。このため、第1の磁気検知素子20と第2の磁気検知素子23の高さを調節することにより、第1の感磁部21と第2の感磁部24のバスバ10の厚さ方向の位置を調節することができる。
なお、被測定磁界がゼロになる点の下側に第1の感磁部21を設置し、上側に第2の感磁部24を設置するためには、設置位置のずれを考慮して、第1の感磁部21と第2の感磁部24の高さの差(第1の磁気検知素子20と第2の磁気検知素子23の段差)が0.5mm以上であることが好ましい。また、第1の感磁部21と第2の感磁部24の被測定磁界がバスバ10の厚さ方向に対して直線的に変化するようにするために、第1の感磁部21と第2の感磁部24の高さの差(第1の磁気検知素子20と第2の磁気検知素子23の段差)がバスバ10の厚さ(例えば2〜3mm)より小さいことが好ましい。
図4は、第1の感磁部21及び第2の感磁部24の構成を概略的に示す図である。第1の感磁部21は、磁気抵抗効果素子22aと磁気抵抗効果素子22bが直列に接続されたハーフブリッジ構造を有する。同様に、第2の感磁部24は、磁気抵抗効果素子25aと磁気抵抗効果素子25bが直列に接続されたハーフブリッジ構造を有する。磁気抵抗効果素子22a、22b、25a、25bは、典型的には、GMR素子である。
第1の感磁部21の磁気抵抗効果素子22a側に印加される電源電圧をV、磁気抵抗効果素子22b側に印加される電源電圧をVとする。また、第2の感磁部24の磁気抵抗効果素子25a側に印加される電源電圧をV、磁気抵抗効果素子25b側に印加される電源電圧をVとする。
図4中の矢印M、M、M、Mは、それぞれ磁気抵抗効果素子22a、22b、25a、25bの固定層の磁化方向を示している。また、矢印B、Bは、それぞれ第1の感磁部21に第1のバイアス磁界発生源26により印加されるバイアス磁界の方向、第2の感磁部24に第2のバイアス磁界発生源27により印加されるバイアス磁界の方向を示している。
矢印M、M、M、M、B、Bは、固定層の磁化方向M、M、M、Mとバイアス磁界B、Bの相対的な方向関係を示している。固定層の磁化方向MとM、MとMは、互いに逆方向を向いている。なお、第1の感磁部21の感磁軸方向は固定層の磁化方向M、Mに平行であり、第2の感磁部24の感磁軸方向は固定層の磁化方向M、Mに平行である。
バイアス磁界B、Bは、磁気抵抗効果素子22a、22b、25a、25bの感度影響軸方向に印加されている。この感度影響軸方向は、磁気抵抗効果素子の自由層、固定層に平行かつ感磁軸方向に直交する方向であり、この方向にバイアス磁界を印加することにより、磁気抵抗効果素子の感度を調整することができる。第1の感磁部21の感度影響軸方向は固定層の磁化方向M、Mに直交する方向であり、第2の感磁部24の感度影響軸方向は固定層の磁化方向M、Mに直交する方向である。例えば、上述のように、第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感磁軸方向は図2の紙面に平行かつバスバ10の主面に平行であることが好ましいが、この場合、第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感度影響軸方向は図2の紙面に垂直になる。
具体的には、バイアス磁界Bが強いほど、磁気抵抗効果素子22a、22bの感度が低下し、同様に、バイアス磁界Bが強いほど、磁気抵抗効果素子25a、25bの感度が低下する。
ここで、バイアス磁界Bとバイアス磁界Bは、互いに逆方向を向いている。これによって、外乱磁界の感度影響軸方向の成分による第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感度の変化を抑えることができる。
例えば、バイアス磁界Bの方向の外乱磁界が第1の感磁部21及び第2の感磁部24に印加された場合、バイアス磁界Bが強められ、第1の感磁部21の感度が低下する。一方、バイアス磁界Bはバイアス磁界Bの逆方向を向いているためにこの外乱磁界により弱められ、第2の感磁部24の感度は上昇する。このため、第1の感磁部21の出力電圧と第2の感磁部24の出力電圧の差動値である差動出力電圧は、外乱磁界が印加されない場合とほとんど変わらなくなる。
なお、バイアス磁界B、Bは感度影響軸方向に平行でなくても磁気抵抗効果素子の感度を調整することはできるが、感磁軸方向の磁界を変化させないために、感度影響軸方向に印加されることが好ましい。
また、バイアス磁界Bとバイアス磁界Bが互いに逆方向を向くことにより、外乱磁界の感度影響軸方向の成分による第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感度の変化を抑える効果は、バスバ10の形態や、バスバ10と第1の感磁部21及び第2の感磁部24との位置関係に依らず、得ることができる。
図5(a)は、磁気抵抗効果素子22a、22b、25a、25bの固定層の磁化方向とバイアス磁界の方向が図4に示される関係にある場合の、規格化電流に対する第1の感磁部21の出力電圧、第2の感磁部24の出力電圧、及びこれらの差動値である差動出力電圧の変化を示すグラフである。ここで、規格化電流とは、バスバ10に流れる被測定電流をある基準電流、例えば計測電流最大値で規格化したものである。
図5(b)は、第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感磁軸方向の外乱磁界が印加された場合の、規格化電流に対する第1の感磁部21の出力電圧、第2の感磁部24の出力電圧、及びこれらの差動値である差動出力電圧の変化を示すグラフである。
図5(b)を図5(a)と比較すると、感磁軸方向の外乱磁界の影響により、第1の感磁部21の出力電圧と第2の感磁部24の出力電圧が上側にシフトしている。しかしながら、これらのシフト量はほぼ同じであるため、差動出力電圧は感磁軸方向の外乱磁界が印加されない場合とほとんど変わらない。なお、第1の感磁部21の出力電圧と第2の感磁部24の出力電圧が下側にシフトする場合も同様に、差動出力電圧は感磁軸方向の外乱磁界が印加されない場合とほとんど変わらない。
図5(b)の「外乱有無出力差」は、感磁軸方向の外乱磁界がある場合とない場合の差動出力電圧の差であり、図5(b)に示される感磁軸方向の外乱磁界が印加された場合の差動出力電圧と図5(a)に示される感磁軸方向の外乱磁界が印加されない場合の差動出力電圧との差である。
図5(b)の「外乱有無出力差」は、規格化電流の大きさに依らずほぼゼロであり、感磁軸方向の外乱磁界が差動出力電圧にほとんど影響を与えていないことを示している。
図6(a)は、第1の感磁部21及び第2の感磁部24の感度影響軸方向の外乱磁界が印加された場合の、規格化電流に対する第1の感磁部21の出力電圧、第2の感磁部24の出力電圧、及びこれらの差動値である差動出力電圧の変化を示すグラフである。
図6(a)を図5(a)と比較すると、感度影響軸方向の外乱磁界の影響により、第1の感磁部21の出力電圧の曲線の傾きが小さくなり、第2の感磁部24の出力電圧の曲線の傾きが大きくなっている。しかしながら、これらの傾きの変化量はほぼ同じであるため、差動出力電圧は感磁軸方向の外乱磁界が印加されない場合とほとんど変わらない。なお、第1の感磁部21の出力電圧の曲線の傾きが大きくなり、第2の感磁部24の出力電圧の曲線の傾きが小さくなる場合も同様に、差動出力電圧は感磁軸方向の外乱磁界が印加されない場合とほとんど変わらない。
第1の感磁部21の出力電圧の曲線の傾きの方向と、第2の感磁部24の出力電圧の曲線の傾きの方向が異なるのは、バイアス磁界Bとバイアス磁界Bが互いに逆方向を向いているため、感度影響軸方向の外乱磁界による第1の感磁部21と第2の感磁部24の感度の増減が逆になることによる。
図6(a)の「外乱有無出力差」は、感度影響軸方向の外乱磁界がある場合とない場合の差動出力電圧の差であり、図6(a)に示される感磁軸方向の外乱磁界が印加された場合の差動出力電圧と図5(a)に示される感度影響軸方向の外乱磁界が印加されない場合の差動出力電圧との差である。
図6(a)の「外乱有無出力差」は、規格化電流の大きさに依らずほぼゼロであり、感度影響軸方向の外乱磁界が差動出力電圧にほとんど影響を与えていないことを示している。
図6(b)は、第1の感磁部21と第2の感磁部24の位置がバスバ10の厚さ方向にずれた場合の、規格化電流に対する第1の感磁部21の出力電圧、第2の感磁部24の出力電圧、及びこれらの差動値である差動出力電圧の変化を示すグラフである。なお、図6(b)に示される例における第1の感磁部21と第2の感磁部24の位置のずれの大きさは、第1の感磁部21と第2の感磁部24の高さの差の10%である。
図6(b)を図5(a)と比較すると、バスバ10の厚さ方向の位置ずれの影響により、第1の感磁部21の出力電圧の曲線の傾きが小さくなり、第2の感磁部24の出力電圧の曲線の傾きが大きくなっている。しかしながら、これらの傾きの変化量はほぼ同じであるため、差動出力電圧は感磁軸方向の外乱磁界が印加されない場合とほとんど変わらない。なお、第1の感磁部21の出力電圧の曲線の傾きが大きくなり、第2の感磁部24の出力電圧の曲線の傾きが小さくなる場合も同様に、差動出力電圧は感磁軸方向の外乱磁界が印加されない場合とほとんど変わらない。
第1の感磁部21の出力電圧の曲線の傾きと第2の感磁部24の出力電圧の曲線の傾きの変化量がほぼ同じなのは、図3に示されるような、直線的に磁界強度が大きくなるバスバ10の厚さ方向の範囲内に第1の感磁部21及び第2の感磁部24が設置されているためである。
図6(b)の「位置ずれ有無出力差」は、第1の感磁部21と第2の感磁部24の位置ずれがある場合とない場合の差動出力電圧の差であり、図6(b)に示される位置ずれがある場合の差動出力電圧と図5(a)に示される位置ずれがない場合の差動出力電圧との差である。
図6(b)の「位置ずれ有無出力差」は、規格化電流の大きさに依らずほぼゼロであり、バスバ10の厚さ方向の位置ずれが差動出力電圧にほとんど影響を与えていないことを示している。
上述のように、電流センサ1においては、その出力に対する外乱磁界の感磁軸方向の成分と感度影響軸方向の成分の影響を抑えることができる。また、磁気抵抗効果素子は、元来、自由層、固定層に垂直な方向(感磁軸と感度影響軸に垂直な方向)の外乱磁界の影響を受けない。したがって、電流センサ1はあらゆる方向の外乱磁界の影響を受けにくい。
電流センサ1は、あらゆる方向の外乱磁界の影響を受けにくいため、従来外乱磁界を防ぐために用いられている磁気シールドを省略、又は簡素化することができる。
図7(a)〜(c)は、簡易的な磁気シールドを有する場合の電流センサ1の垂直断面図である。
図7(a)に示される例では、電流センサ1は、バスバ10全体の両面を覆う2枚の平板状の磁気シールド40a、40bを有する。バスバ10の厚さ方向の磁界分布を対称にするために、面31と磁気シールド40aとの距離と、面31と磁気シールド40bとの距離は等しいことが好ましい。バスバ10の厚さ方向の磁界分布を対称にすることにより、磁界の位置に対する傾きが一定になるため、バスバ10の厚さ方向のずれの影響を最小にすることができる。
図7(b)に示される例では、電流センサ1は、バスバ10の穴11のバスバ10の厚さ方向の投影領域32の内側に、第1の磁気検知素子20及び第2の磁気検知素子23の上下を覆う2枚の平板状の小型の磁気シールド41a、41bを有する。投影領域32内では磁界が弱められるため、磁気シールドの磁気飽和が生じにくく、シールド効果の低減を抑えることができる。なお、第1のバイアス磁界発生源26及び第2のバイアス磁界発生源27は、それぞれ第1の感磁部21及び第2の感磁部24にバイアス磁界を効率的に印加するために、磁気シールド41a、41bで挟まれた内部に設置される。
図7(c)に示される例では、電流センサ1は、図7(b)に示される磁気シールド41a、41bのうちの、第1の磁気検知素子20及び第2の磁気検知素子23の下側をカバーする磁気シールド41bのみを有する。このように上下非対称に磁気シールドを配置することにより、磁界がゼロとなる点の位置が面31からずれる。
図7(c)に示される例では、下側にのみ磁気シールドを設置しているため、点線33で表される磁界がゼロとなる点の位置が、面31から下側にシフトする。これによって、例えば、第2の感磁部24の上面の位置を面31に合わせることにより、磁界がゼロとなる点よりも第1の感磁部21の位置を下側に、第2の感磁部24の位置を上側にすることができる。
すなわち、第1の磁気検知素子20の出力電圧と第2の磁気検知素子23の出力電圧の被測定磁界の変化に対する増減を逆にするための第1の磁気検知素子20と第2の磁気検知素子23の実装が容易になる。
(実施の形態の効果)
上記実施の形態に係る電流センサよれば、2つの磁気検知素子の感磁部に逆方向のバイアス磁界を印加し、それらの出力電圧の差動をとることにより、感磁軸方向の外乱磁界のみならず、感度影響軸方向の外乱磁界の影響も抑制することができる。また、そのため、外乱磁界を防ぐための磁気シールドを省略、又は簡素化することができる。
(実施の形態のまとめ)
次に、前述の実施の形態から把握される技術思想について、実施の形態における符号等を援用して記載する。ただし、以下の記載における各符号等は、特許請求の範囲における構成要素を実施の形態に具体的に示した部材等に限定するものではない。
[1]被測定電流を流すためのバスバ(10)と、磁気抵抗効果素子(22a、22b)から構成される第1の感磁部(21)を有する第1の磁気検知素子(20)と、磁気抵抗効果素子(25a、25b)から構成される第2の感磁部(24)を有する第2の磁気検知素子(23)と、を有し、前記被測定電流により生じる磁界の第1の感磁部(21)により検知される強度と第2の感磁部(24)により検知される強度が異なり、第1の感磁部(21)に第1のバイアス磁界(B)が印加され、第2の感磁部(24)に第1のバイアス磁界(B)と逆方向の第2のバイアス磁界(B)が印加される、電流センサ(1)。
[2]第1のバイアス磁界(B)と第2のバイアス磁界(B)が、第1の感磁部(21)の感度影響軸方向と第2の感磁部(24)の感度影響軸方向に平行である、前記[1]に記載の電流センサ(1)。
[3]バスバ(10)が、穴(11)を有する平板状のバスバであり、第1の磁気検知素子(20)と第2の磁気検知素子(23)がバスバ(10)の穴(11)の内側に設置され、第1の感磁部(21)と第2の感磁部(24)のバスバ(10)の厚さ方向の位置が異なる、前記[1]又は[2]に記載の電流センサ(1)。
[4]第1の感磁部(21)と第2の感磁部(24)の感磁軸方向が同じであり、前記被測定電流により発生する磁界の、第1の感磁部(21)に検知される方向と第2の感磁部(24)に検知される方向が逆である、前記[3]に記載の電流センサ(1)。
[5]前記被測定電流により発生する磁界の強度が直線的に増減する、バスバ(10)の厚さ方向の範囲内に第1の感磁部(21)及び第2の感磁部(24)が位置する、前記[3]又は[4]に記載の電流センサ(1)。
[6]バスバ(10)の全体の両面を覆う2枚の平板状の磁気シールド(40a、40b)を有する、前記[3]乃至[5]のいずれか1項に記載の電流センサ(1)。
[7]バスバ(10)の穴(11)のバスバ(10)の厚さ方向の投影領域の内側に、第1の磁気検知素子(20)及び第2の磁気検知素子(23)の上下を覆う2枚の平板状の磁気シールド(41a、41b)を有する、前記[3]乃至[5]のいずれか1項に記載の電流センサ(1)。
[8]バスバ(10)の穴(11)のバスバ(10)の厚さ方向の投影領域の内側に、第1の磁気検知素子(20)及び第2の磁気検知素子(23)の下側を覆う平板状の磁気シールド(41b)を有する、前記[3]乃至[5]のいずれか1項に記載の電流センサ(1)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。例えば、上記実施の形態に係る電流センサを複数並べて用いてもよい。
また、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1…電流センサ
10…バスバ
11…穴
20…第1の磁気検知素子
21…第1の感磁部
22a、22b、25a、25b…磁気抵抗効果素子
23…第2の磁気検知素子
24…第2の感磁部
40a、40b、41a、41b…磁気シールド

Claims (4)

  1. 被測定電流を流すためのバスバと、
    磁気抵抗効果素子から構成される第1の感磁部を有する第1の磁気検知素子と、
    磁気抵抗効果素子から構成される第2の感磁部を有する第2の磁気検知素子と、
    を有し、
    前記被測定電流により生じる磁界の前記第1の感磁部により検知される強度と前記第2の感磁部により検知される強度が異なり、
    前記第1の感磁部に第1のバイアス磁界が印加され、
    前記第2の感磁部に第1のバイアス磁界と逆方向の第2のバイアス磁界が印加される、
    電流センサであって、
    前記バスバが、穴を有する平板状のバスバであり、
    前記第1の磁気検知素子と前記第2の磁気検知素子が前記バスバの前記穴の内側に設置され、
    前記バスバの前記穴の前記バスバの厚さ方向の投影領域の内側に、前記第1の磁気検知素子及び前記第2の磁気検知素子の下側を覆う平板状の磁気シールドを有し、
    前記第2感磁部が前記第1の感磁部よりも前記磁気シールドから遠い側に位置するように、前記第1の感磁部と前記第2の感磁部の前記バスバの厚さ方向の位置が異なって設置され、
    前記磁気シールドによって、磁界がゼロになる点の位置を前記バスバの主面に平行かつ前記バスバの厚さ方向の中心を通る面から前記磁気シールド側にシフトさせると共に、前記第2感磁部の上面の位置を前記面に合わせた
    電流センサ。
  2. 前記第1のバイアス磁界と前記第2のバイアス磁界が、前記第1の感磁部の感度影響軸方向と前記第2の感磁部の感度影響軸方向に平行である、
    請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記第1の感磁部と前記第2の感磁部の感磁軸方向が同じであり、
    前記被測定電流により発生する磁界の、前記第1の感磁部に検知される方向と前記第2の感磁部に検知される方向が逆である、
    請求項に記載の電流センサ。
  4. 前記被測定電流により発生する磁界の強度が直線的に増減する、前記バスバの厚さ方向の範囲内に前記第1の感磁部及び前記第2の感磁部が位置する、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電流センサ。
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