JP6896797B2 - エレベータシステム - Google Patents
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Description
図1は第1の実施形態に係るエレベータシステムの概略構成例を示す図である。図1の例では、エレベータ全体の制御を行うエレベータ制御装置10と巻上機17が上部機械室1に設けられている。なお、機械室を持たないマシンルームタイプのエレベータでは、エレベータ制御装置10と巻上機17が昇降路2内の上部に配置される。
エレベータ制御装置10は、通信端末CS2から送信された加速度センサS2の計測データを通信端末CMを介して受信する。エレベータ制御装置10は、計測データによって示される揺れの強さ(ガル値)が第1の閾値TH1以上であった場合、運転モードを平常運転モードから管制運転モードに切り替える機能を有している。エレベータ制御装置10は、計測データによって示される揺れの強さ(ガル値)が耐震基準に対応した第2の閾値TH2以上であった場合、エレベータ(乗りかご12)の運転を即時休止させる機能を有している。また、この機能を通信端末CMに搭載し、計測データによって示される揺れの強さ(ガル値)が上記第2の閾値TH2以上であった場合、その旨を示す信号をエレベータ制御装置へ送り、エレベータ(乗りかご12)の運転を即時停止させても良い。
「検出周期」が「長」とは、言い換えればサンプリング周波数が低い状態を示す。「検出周期」が「短」とは、言い換えればサンプリング周波数が高い状態を示す。
図4は通信端末CS2による揺れ検出時の処理動作を示すフローチャートである。なお、乗りかご12に設けられた通信端末CS1の処理動作についても同様である。
図5は通信端末CS2による死活監視時の処理動作を示すフローチャートである。なお、乗りかご12に設けられた通信端末CS1の処理動作についても同様である。
上記第1の実施形態では、通信頻度Kを低頻度K1または高頻度K2に変更した際に、エレベータ制御装置10に送る計測データの量は同じであった。これに対し、第2の実施形態では、低頻度K1と高頻度K2とで計測データの量を変えて送信する。
上記第1および第2の実施形態では、通信頻度Kの切り替え基準を第2の閾値TH2としたが、例えば図7に示すように、第2の閾値TH2より手前に別の第3の閾値TH3を設定しておくことでも良い。言い換えると、管制運転に切り替えるための判断基準である第1の閾値TH1と、耐震基準に対応した第2の閾値TH2との間に第3の閾値TH3を設定しておく。
Claims (9)
- 少なくとも乗りかごまたはカウンタウェイトに設置され、その設置場所での揺れを検出するバッテリ駆動型のセンサと、このセンサで検出された揺れの強さを示す計測データをエレベータ制御装置に送信する通信端末とを備えたエレベータシステムにおいて、
予め設定された検出周期で上記センサの計測データを入力する入力手段と、
この入力手段によって入力された計測データが示す揺れの強さと、管制運転の切り替え基準である第1の閾値との比較結果に基づいて上記検出周期を制御する検出周期制御手段と、
上記計測データが示す揺れの強さと、上記第1の閾値よりも高く設定された耐震基準に対応した第2の閾値との比較結果に基づいて、単位時間当たりのデータ通信回数を定めた通信頻度を変更して、上記計測データを上記通信端末から上記エレベータ制御装置に送信する通信頻度制御手段と
を具備したことを特徴とするエレベータシステム。 - 上記検出周期制御手段は、
上記計測データが示す揺れの強さが上記第1の閾値以上のときに上記検出周期を短周期に切り替えることを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 上記検出周期制御手段は、
上記計測データが示す揺れの強さが上記第1の閾値未満のときに上記検出周期を長周期に切り替えることを特徴とする請求項1記載のエレベータシステム。 - 少なくとも乗りかごまたはカウンタウェイトに設置され、その設置場所での揺れを検出するバッテリ駆動型のセンサと、このセンサで検出された揺れの強さを示す計測データをエレベータ制御装置に送信する通信端末とを備えたエレベータシステムにおいて、
予め設定された検出周期で上記センサの計測データを入力する入力手段と、
この入力手段によって入力された計測データが示す揺れの強さに基づいて上記検出周期を制御する検出周期制御手段と、
上記計測データが示す揺れの強さに基づいて、単位時間当たりのデータ通信回数を定めた通信頻度を変更して、上記計測データを上記通信端末から上記エレベータ制御装置に送信する通信頻度制御手段とを具備し、
上記通信頻度制御手段は、
上記計測データが示す揺れの強さが耐震基準に対応した第2の閾値以上のときに、上記通信頻度を高頻度に切り替えて、上記計測データを上記通信端末から上記エレベータ制御装置に送信することを特徴とするエレベータシステム。 - 上記通信頻度制御手段は、
上記通信頻度を上記高頻度に切り替えたときに、その時点で得られている全ての計測データを上記通信端末から上記エレベータ制御装置に送信することを特徴とする請求項4記載のエレベータシステム。 - 少なくとも乗りかごまたはカウンタウェイトに設置され、その設置場所での揺れを検出するバッテリ駆動型のセンサと、このセンサで検出された揺れの強さを示す計測データをエレベータ制御装置に送信する通信端末とを備えたエレベータシステムにおいて、
予め設定された検出周期で上記センサの計測データを入力する入力手段と、
この入力手段によって入力された計測データが示す揺れの強さに基づいて上記検出周期を制御する検出周期制御手段と、
上記計測データが示す揺れの強さに基づいて、単位時間当たりのデータ通信回数を定めた通信頻度を変更して、上記計測データを上記通信端末から上記エレベータ制御装置に送信する通信頻度制御手段とを具備し、
上記通信頻度制御手段は、
上記計測データが示す揺れの強さが耐震基準に対応した第2の閾値未満のときに、上記通信頻度を低頻度に切り替えて、上記計測データを上記通信端末から上記エレベータ制御装置に送信することを特徴とするレベータシステム。 - 上記通信頻度制御手段は、
上記通信頻度を上記低頻度に切り替えたときに、その時点で得られている各計測データのうちの最高値を有する計測データを上記通信端末から上記エレベータ制御装置に送信することを特徴とする請求項6記載のエレベータシステム。 - 少なくとも乗りかごまたはカウンタウェイトに設置され、その設置場所での揺れを検出するバッテリ駆動型のセンサと、このセンサで検出された揺れの強さを示す計測データをエレベータ制御装置に送信する通信端末とを備えたエレベータシステムにおいて、
予め設定された検出周期で上記センサの計測データを入力する入力手段と、
この入力手段によって入力された計測データが示す揺れの強さに基づいて上記検出周期を制御する検出周期制御手段と、
上記計測データが示す揺れの強さに基づいて、単位時間当たりのデータ通信回数を定めた通信頻度を変更して、上記計測データを上記通信端末から上記エレベータ制御装置に送信する通信頻度制御手段とを具備し、
上記通信頻度制御手段は、
管制運転の切り替え基準である第1の閾値と上記第1の閾値よりも高く設定された耐震基準に対応した第2の閾値との間に設定された第3の閾値を有し、
上記計測データが示す揺れの強さが上記第3の閾値以上のときに、上記通信頻度を高頻度に切り替えて、上記計測データを上記通信端末から上記エレベータ制御装置に送信することを特徴とするエレベータシステム。 - 上記計測データが示す揺れの強さが上記第2の閾値未満のときに、上記通信端末および上記センサの動作状態を確認するための死活監視を上記低頻度で実行する監視手段をさらに具備したことを特徴とする請求項6記載のエレベータシステム。
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