JP6895820B2 - 医用画像診断装置 - Google Patents

医用画像診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6895820B2
JP6895820B2 JP2017124992A JP2017124992A JP6895820B2 JP 6895820 B2 JP6895820 B2 JP 6895820B2 JP 2017124992 A JP2017124992 A JP 2017124992A JP 2017124992 A JP2017124992 A JP 2017124992A JP 6895820 B2 JP6895820 B2 JP 6895820B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspecting
biological signal
measurement environment
subject
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017124992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018008047A (ja
Inventor
昌快 津雪
昌快 津雪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Canon Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Medical Systems Corp filed Critical Canon Medical Systems Corp
Priority to US15/637,301 priority Critical patent/US20180000450A1/en
Publication of JP2018008047A publication Critical patent/JP2018008047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6895820B2 publication Critical patent/JP6895820B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

本発明の実施形態は、医用画像診断装置に関する。
X線CT(Computed Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置などの医用画像診断装置は、被検体のCT画像やMR画像を生成する。これら医用画像診断装置による撮影方法には、同期撮影と呼ばれる撮影方法がある。
例えば、X線CT装置では、被検体の生体信号を受け、この生体信号の所定の位相においてX線を照射する方法である。この同期撮影の例として、心電同期撮影及び呼吸同期撮影が知られている。
心電同期撮影は、被検体の生体信号として心電信号を心電計から受け、この心電信号の所定の心位相においてX線を照射する方法である。呼吸同期撮影は、被検体の生体信号として呼吸信号を呼吸検知装置から受け、この呼吸信号の所定の呼吸位相においてX線を照射する方法である。MRI装置の場合においても、心電信号や呼吸信号に同期して被検体のMR画像を撮影することが行われている。
特開平6−269426号公報
これら同期撮影では、十分な生体信号を計測できないまま撮影を行なってしまい、同期撮影が成功しない場合があった。例えば、心電同期撮影において、被検体と心電計の電極との接着状態が良好でなく、計測される心電信号が弱いために同期撮影が成功しない場合があった。また、患者が帯電し、生体信号にノイズが発生したために同期撮影が成功しない場合があった。呼吸同期撮影は、光学的な呼吸検知装置が用いられる場合があるが、呼吸検知装置の周囲が明るすぎる環境や暗すぎる環境では同期撮影のために十分な呼吸信号を測定できずに同期撮影が成功しない場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、生体信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる医用画像診断装置を提供することである。
実施形態の医用画像診断装置は、被検体の生体信号の計測環境に係る情報を取得する取得部と、計測環境に係る情報に基づいて、被検体を検査するための動作を制御する制御部とを有し、前記取得部は、前記生体信号を計測する生体信号計測装置と通信可能に接続され、前記生体信号計測装置から前記計測環境に係る情報を取得し、前記生体信号計測装置は心電計であり、前記制御部は、前記心電計の帯電電圧を示す帯電情報を前記計測環境に係る情報として前記取得部が取得したとき、当該帯電情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する。
第1の実施形態に係る医用画像診断システムの構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る医用画像診断システムの動作を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る医用画像診断システムの動作を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る医用画像診断システムの構成を示すブロック図。 第2の実施形態に係る医用画像診断システムの動作を示すフローチャート。
以下、実施形態の医用画像診断装置及び生体信号計測装置について図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る医用画像診断システムの構成を示すブロック図である。この実施形態の医用画像診断システムは、医用画像診断装置1と心電計2とを有する。ここでは説明のため、医用画像診断装置1がX線CT装置である例について説明する。医用画像診断装置1は、被検体Eの生体信号を受け、同期撮影を行う。医用画像診断装置1は、X線管11と、X線検出器12と、回転体13と、高電圧発生器14と、データ収集回路15と、寝台16と、再構成回路17と、制御回路18と、ディスプレイ19と、入力回路20とを有する。
図1における実施形態では、構成要素、制御回路18・取得機能181・照合機能183にて行なわれる各処理機能は、コンピュータによって実行可能なプログラムの形態で記憶回路182へ記録されている。制御回路18はプログラムを記憶回路182から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の制御回路18は、図1の制御回路18内に示された各機能を有することとなる。なお、図1においては単一の制御回路18にて制御回路18・取得機能181・照合機能183にて行われる処理機能が実現されるものとして説明したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより機能を実現するものとしても構わない。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central processing unit)、GPU(Graphics processing unit)、或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサは記憶回路182に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、記憶回路182にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、本実施形態の各プロセッサは、プロセッサごとに単一の回路として構成される場合に限らず、複数の独立した回路を組み合わせて1つのプロセッサとして構成し、その機能を実現するようにしてもよい。さらに、図1における複数の構成要素を1つのプロセッサへ統合してその機能を実現するようにしてもよい。
[基本構成]
医用画像診断システムの基本構成について説明する。X線管11は、X線を発生する。発生したX線は被検体Eへ照射される。X線検出器12は、被検体Eを透過したX線を検出する。X線検出器12は、一般的な複数のX線検出素子によって構成される。
回転体13は、X線管11とX線検出器12とを被検体Eの周囲に回転させる。回転体13は、被検体Eを挟んで対向する位置にX線管11とX線検出器12とを支持する部材である。回転体13は、スライス方向に貫通した開口部を有する。開口部には、被検体Eが載置された寝台16が挿入される。高電圧発生器14は、X線管11に高電圧を印加する。X線管11は、印加された高電圧に基づいてX線を発生する。
データ収集回路15は、X線検出器12からX線検出データを収集する。データ収集回路15は、収集した検出データを増幅及びA/D変換する。そして、データ収集回路15はX線検出データを再構成回路17へ出力する。
寝台16は、被検体Eを載置し被検体Eの体軸方向(z軸方向)に移動する。また、寝台16は、上下方向(y軸方向)に移動してもよい。再構成回路17は、データ収集回路15から受けたX線検出データに再構成処理を施してCT画像を生成する。
制御回路18は、医用画像診断装置1の各部を制御する。制御回路18は、医用画像診断装置1の各部を制御するためのコンピュータプログラムを予め記憶する。制御回路18は、記憶したコンピュータプログラムを実行することで、医用画像診断装置1の各部を制御する。詳細については後述する。制御回路18は、特許請求の範囲における制御部の一例である。
ディスプレイ19は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示デバイスによって構成される。ディスプレイ19は、特許請求の範囲における報知部の一例である。入力回路20は、キーボード、マウス、トラックボール、ジョイスティック等の操作デバイスにより構成される。
心電計2は、被検体Eの心電信号を測定し、この心電信号を制御回路18へ出力する。心電計2は、特許請求の範囲における生体信号計測装置の一例である。心電計2は、電極を有する。医師や技師等の操作者は、電極を被検体Eに貼り付けることによって、心電計2が心電信号を計測可能な状態へと準備する。また、心電信号は、特許請求の範囲における生体信号の一例である。医用画像診断装置1と心電計2とは通信可能に接続される。なお、心電計2は、医用画像診断装置1の内部に搭載されてもよい。
[制御構成]
医用画像診断システムの制御構成について説明する。制御回路18は、心電計2により計測された心電信号の計測環境に係る情報を取得する(取得機能181)。取得機能181は、特許請求の範囲における取得部の一例である。例えば、心電計2は、心電信号の計測に係るインピーダンスを計測し、このインピーダンスを示すインピーダンス情報を制御回路18へ出力する。そして、制御回路18は、インピーダンス情報を取得する。制御回路18がインピーダンス情報を取得するタイミングは、操作者による手動で指定されてもよく、予め所定のタイミングで自動的に取得可能に設定されてもよい。インピーダンス情報は、計測環境に係る情報の一例である。インピーダンスの計測方法には一般的な方法が適用されてよい。
制御回路18は、記憶回路182を有する。記憶回路182は、特許請求の範囲における記憶部の一例である。記憶回路182は、インピーダンスに係る閾値であるインピーダンス閾値を予め記憶する。インピーダンス閾値は、医師や技師等の操作者によって予め入力される。
制御回路18は、インピーダンス情報を取得したとき、当該インピーダンス情報に基づいて、被検体Eを検査するための動作を制御可能に構成される。例えば、制御回路18は、心電計2から取得したインピーダンス情報と記憶回路182に記憶されたインピーダンス閾値とを照合する(照合機能183)。照合機能183は、特許請求の範囲における照合部の一例である。制御回路18は、この照合の結果に基づいて被検体Eを検査するための動作の進行を停止可能に構成される。例えば、制御回路18は、インピーダンス情報に示されるインピーダンスがインピーダンス閾値より高いとき、この動作の進行を停止する。
制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、ディスプレイ19を制御して当該インピーダンスを低減する措置を推奨する情報を報知する。例えば、制御回路18は、電極の貼りかえや医療用ジェルの使用を推奨する文字情報をディスプレイ19に表示する。なお、ディスプレイ19に表示される情報は、文字情報に限らず、所定の画像情報等でもよい。それにより、操作者は、インピーダンスを低減する措置を講じることができる。なお、このときに表示される情報は予め設定される。
インピーダンスが高い状態で同期撮影を行うと、計測される心電信号が弱いために同期撮影が成功しない場合がある。インピーダンスが高い場合に動作の進行を停止し、インピーダンスを低減する措置を推奨することによって、心電信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
また、心電計2は、電極の帯電電圧を計測し、この帯電電圧を示す帯電情報を制御回路18へ出力する。制御回路18が帯電情報を取得するタイミングは、操作者による手動で指定されてもよく、予め所定のタイミングで自動的に取得可能に設定されてもよい。帯電情報は、計測環境に係る情報の一例である。帯電情報の計測方法には一般的な方法が適用されてよい。記憶回路182は、帯電電圧に係る閾値である帯電閾値を予め記憶する。帯電閾値は、医師や技師等の操作者によって予め入力される。
制御回路18は、帯電情報を取得したとき、当該帯電情報に基づいて、被検体Eを検査するための動作を制御可能に構成される。例えば、制御回路18は、心電計2から取得した帯電情報と記憶回路182に記憶された帯電閾値とを照合する。制御回路18は、この照合の結果に基づいて被検体Eを検査するための動作の進行を停止可能に構成される。例えば、制御回路18は、帯電情報に示される帯電電圧が帯電閾値より高いとき、この動作の進行を停止する。
制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、ディスプレイ19を制御して当該帯電電圧を低減する措置を推奨する情報を報知する。例えば、制御回路18は、被検体E周囲の湿度の向上を推奨する文字情報をディスプレイ19に表示する。なお、ディスプレイ19に表示される情報は、文字情報に限らず、所定の画像情報等でもよい。それにより、操作者は、帯電電圧を低減する措置を講じることができる。なお、このときに表示される情報は予め設定される。
患者には静電気が帯電することがある。また、X線には静電気を低減する性質があることが知られている。この帯電電圧が高い状態で同期撮影が行われると、心電信号の測定とX線の照射とが同時並行的に行われる。既に帯電している静電気が低減されることは、電荷の移動に相当する。電荷の移動は電流に相当する。帯電電圧が高い状態で同期撮影が行われると、この電流が心電信号へのノイズとなり、同期撮影が成功しない場合がある。同期撮影が行われるより先に帯電電圧を低減する措置を推奨することによって、心電信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
また、心電計2は、心電信号の周期若しくは振幅又はこれら双方を計測し、この周期を示す周期情報、若しくは、この振幅を示す振幅情報、又は、これら双方を制御回路18へ出力する。制御回路18が周期情報及び振幅情報を取得するタイミングは、操作者による手動で指定されてもよく、予め所定のタイミングで自動的に取得可能に設定されてもよい。周期情報及び振幅情報は、計測環境に係る情報の一例である。周期及び振幅の計測方法には一般的な方法が適用されてよい。記憶回路182は、周期に係る閾値である周期閾値、若しくは、振幅に係る閾値である振幅閾値、又は、これら双方を予め記憶する。周期閾値及び振幅閾値は、それぞれ上限値と下限値が医師や技師等の操作者によって予め入力される。
制御回路18は、周期情報若しくは振幅情報又はこれら双方を計測環境に係る情報として取得したとき、当該質情報に基づいて、被検体Eを検査するための動作を制御可能に構成される。例えば、制御回路18は、心電計2から取得した周期情報若しくは振幅情報又はこれら双方と、記憶回路182に記憶された周期閾値若しくは振幅閾値又はこれら双方とを照合する。
制御回路18は、この照合の結果に基づいて、被検体Eを検査するための動作の進行を停止可能に構成される。例えば、制御回路18は、周期情報に示される周期が周期閾値の上限値と下限値との間でないとき、この動作の進行を停止する。
制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、ディスプレイ19を制御して当該周期を改善する措置を推奨する情報を報知する。周期の改善とは、心電信号の周期が周期閾値の上限値と下限値との間となることである。例えば、制御回路18は、被検体Eへ心拍数調整用の薬剤の投与を推奨する文字情報をディスプレイ19に表示する。なお、ディスプレイ19に表示される情報は、文字情報に限らず、所定の画像情報等でもよい。このときに表示される情報は予め設定される。それにより、操作者は、周期を改善する措置を講じることができる。
同期撮影には、適した心拍周期があることが知られている。適した心拍周期でない場合に同期撮影が行われると、所定の心位相ごとにタイミング良く画像を撮影することができず、同期撮影が成功しない場合がある。同期撮影が行われるより先に周期を改善する措置を推奨することによって、心電信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
また、例えば、制御回路18は、振幅情報に示される振幅が振幅閾値の上限値と下限値との間でないとき、被検体Eを検査するための動作の進行を停止する。制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、ディスプレイ19を制御して当該振幅を改善する措置を推奨する情報を報知する。振幅の改善とは、心電信号の振幅が振幅閾値の上限値と下限値との間となることである。例えば、制御回路18は、心電計2のゲイン調整を推奨する文字情報をディスプレイ19に表示する。なお、ディスプレイ19に表示される情報は、文字情報に限らず、所定の画像情報等でもよい。それにより、操作者は、振幅を改善する措置を講じることができる。このときに表示される情報は予め設定される。なお、制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、心電計2を自動的に制御してゲインを調整してもよい。この自動調整のプログラムは、医師や技師等により予め設定されてよい。
同期撮影には、適した振幅があることが知られている。適した振幅でない場合に同期撮影が行われると、所定の心位相ごとにタイミング良く画像を撮影することができず、同期撮影が成功しない場合がある。同期撮影が行われるより先に振幅を改善する措置を推奨することによって、心電信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
また、心電計2は、心電信号のS/N比を計測し、このS/N比を示すS/N比情報を制御回路18へ出力してもよい。S/N比情報は、計測環境に係る情報の一例である。S/N比の計測方法には一般的な方法が適用されてよい。記憶回路182は、S/N比に係る閾値であるS/N比閾値を予め記憶する。S/N比閾値は、医師や技師等の操作者によって予め入力される。
制御回路18は、S/N比情報を取得したとき、当該S/N比情報に基づいて、被検体Eを検査するための動作を制御可能に構成される。例えば、制御回路18は、心電計2から取得したS/N比情報と記憶回路182に記憶されたS/N比閾値とを照合する。
制御回路18は、この照合の結果に基づいて、被検体Eを検査するための動作の進行を停止可能に構成される。例えば、制御回路18は、S/N比情報に示されるS/N比がS/N比閾値より小さいとき、この動作の進行を停止する。
制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、ディスプレイ19を制御して当該S/N比を改善する措置を推奨する情報を報知する。S/N比の改善とは、心電信号のS/N比がS/N比閾値以上となることである。例えば、制御回路18は、心電計2のゲイン等のパラメータ調整や電極の貼りかえを推奨する文字情報をディスプレイ19に表示する。ディスプレイ19に表示される情報は、文字情報に限らず、所定の画像情報等でもよい。それにより、操作者は、S/N比を改善する措置を講じることができる。なお、制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、心電計2を自動的に制御してS/N比を調整してもよい。この自動調整のプログラムは、医師や技師等により予め設定されてよい。
S/N比が低い状態で同期撮影が行われると、所定の心位相ごとにタイミング良く画像を撮影することができず、同期撮影が成功しない場合がある。同期撮影が行われるより先にS/N比を改善する措置を推奨することによって、心電信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
図2及び図3は、第1の実施形態に係る医用画像診断システムの動作を示すフローチャートである。
ステップS101:被検体Eが寝台16に載置され、操作者により心電計2の電極が被検体Eに貼り付けられる。
ステップS102:心電計2は、心電信号の計測に係るインピーダンスを計測し、このインピーダンスを示すインピーダンス情報を制御回路18へ出力する。そして、制御回路18は、インピーダンス情報を取得する。
ステップS103:制御回路18は、心電計2から取得したインピーダンス情報と記憶回路182に記憶されたインピーダンス閾値とを照合する。インピーダンス情報に示されるインピーダンスがインピーダンス閾値より高いとき(ステップS103;Yes)、ステップS104へ進む。インピーダンス情報に示されるインピーダンスがインピーダンス閾値より高くないとき(ステップS103;No)、ステップS106へ進む。
ステップS104:制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止する。そして、制御回路18は、ディスプレイ19を制御して当該インピーダンスを低減する措置を推奨する情報を報知する。
ステップS105:操作者が入力回路20を用いて、被検体Eを検査するための動作を再開させる操作入力を行う。制御回路18は、この操作入力を受け、被検体Eを検査するための動作を再開し、ステップS102へ戻る。なお、被検体Eを検査するための動作は、自動的に再開されるように予め設定されてもよい。
ステップS106:心電計2は、電極の帯電電圧を計測し、この帯電電圧を示す帯電情報を制御回路18へ出力する。そして、制御回路18は、帯電情報を取得する。
ステップS107:制御回路18は、心電計2から取得した帯電情報と記憶回路182に記憶された帯電閾値とを照合する。帯電情報に示される帯電電圧が帯電閾値より高いとき(ステップS107;Yes)、ステップS108へ進む。帯電情報に示される帯電電圧が帯電閾値より高くないとき(ステップS107;No)、ステップS110へ進む。
ステップS108:制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止する。そして、制御回路18は、ディスプレイ19を制御して当該帯電電圧を低減する措置を推奨する情報を報知する。
ステップS109:操作者が入力回路20を用いて、被検体Eを検査するための動作を再開させる操作入力を行う。制御回路18は、この操作入力を受け、被検体Eを検査するための動作を再開し、ステップS106へ戻る。なお、被検体Eを検査するための動作は、自動的に再開されるように予め設定されてもよい。
ステップS110:心電計2は、被検体Eの心電信号を計測する。心電計2は、この心電信号の周期を示す周期情報と振幅を示す振幅情報とを制御回路18へ出力する。そして、制御回路18は、周期情報及び振幅情報を取得する。
ステップS111:制御回路18は、心電計2から取得した振幅情報と記憶回路182に記憶された振幅閾値とを照合する。振幅情報に示される振幅が振幅閾値の上限値と下限値との間でないとき(ステップS111;No)、ステップS112へ進む。振幅情報に示される振幅が振幅閾値の上限値と下限値との間であるとき(ステップS111;Yes)、ステップS114へ進む。
ステップS112:制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止する。制御回路18は、ディスプレイ19を制御して当該振幅を改善する措置を推奨する情報を報知する。
ステップS113:操作者が入力回路20を用いて、被検体Eを検査するための動作を再開させる操作入力を行う。制御回路18は、この操作入力を受け、被検体Eを検査するための動作を再開し、ステップS110へ戻る。なお、被検体Eを検査するための動作は、自動的に再開されるように予め設定されてもよい。
ステップS114:制御回路18は、心電計2から取得した周期情報と記憶回路182に記憶された周期閾値とを照合する。周期情報に示される周期が周期閾値の上限値と下限値との間でないとき(ステップS114;No)、ステップS115へ進む。周期情報に示される周期が周期閾値の上限値と下限値との間であるとき(ステップS114;Yes)、ステップS117へ進む。
ステップS115:制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止する。ディスプレイ19を制御して当該周期を改善する措置を推奨する情報を報知する。
ステップS116:操作者が入力回路20を用いて、被検体Eを検査するための動作を再開させる操作入力を行う。制御回路18は、この操作入力を受け、被検体Eを検査するための動作を再開し、ステップS110へ戻る。なお、被検体Eを検査するための動作は、自動的に再開されるように予め設定されてもよい。
ステップS117:医用画像診断装置1は、心電計2から被検体Eの心電信号を受けながら所定の心位相が到来するタイミングごとに心電同期撮影を行う。
なお、ステップS102〜ステップS105の処理群とステップS106〜ステップS109の処理群との順序は任意に変更してよい。
この実施形態によれば、心電信号の計測環境に係る情報を取得し、予め記憶された閾値と照合してから心電同期撮影を行う。それにより、心電信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
<第2の実施形態>
図4は、第2の実施形態に係る医用画像診断システムの構成を示すブロック図である。この実施形態の医用画像診断システムは、医用画像診断装置1と呼吸検知装置3とを有する。以下、第1の実施形態と異なる内容について主に説明する。
呼吸検知装置3は、被検体Eの呼吸信号を測定し、この呼吸信号を制御回路18へ出力する。呼吸検知装置3は、特許請求の範囲における生体信号計測装置の一例である。例えば呼吸検知装置3は、一般的な光学センサを有し、被検体Eの呼吸運動による体表(腹部や胸部等)の動きを呼吸信号として検知する。また、呼吸検知装置3は、一般的な光量計を有し、周囲の光量を計測する。なお、呼吸検知装置3としては、被検体Eの口に装着された空気流量検知器を有し、空気流量の変化を呼吸信号として検知するものが適用されてもよい。医師や技師等の操作者は、被検体Eの呼吸信号を計測可能な状態へと呼吸検知装置3を準備する。また、呼吸信号は、特許請求の範囲における生体信号の一例である。医用画像診断装置1と呼吸検知装置3とは通信可能に接続される。なお、呼吸検知装置3は、医用画像診断装置1の内部に搭載されてもよい。
制御回路18は、呼吸検知装置3により計測された呼吸信号の計測環境に係る情報を取得する(取得機能181)。例えば、呼吸検知装置3は、呼吸信号の計測に用いる光量又は環境光の光量を計測し、計測した光量を示す光量情報を制御回路18へ出力する。そして、制御回路18は、光量情報を取得する。制御回路18が光量情報を取得するタイミングは、操作者による手動で指定されてもよく、予め所定のタイミングで自動的に取得可能に設定されてもよい。光量情報は、計測環境に係る情報の一例である。
記憶回路182は、光量に係る閾値である光量閾値を予め記憶する。光量閾値は、医師や技師等の操作者によって予め入力される。
制御回路18は、光量情報を取得したとき、当該光量情報に基づいて、被検体Eを検査するための動作を制御可能に構成される。例えば、制御回路18は、呼吸検知装置3から取得した光量情報と記憶回路182に記憶された光量閾値とを照合する(照合機能183)。制御回路18は、この照合の結果に基づいて被検体Eを検査するための動作の進行を停止可能に構成される。例えば、制御回路18は、計測に用いる光量が光量閾値より低いとき、この動作の進行を停止する。または、制御回路18は、環境光の光量の変動が光量閾値より大きいとき、この動作の進行を停止する。
制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、ディスプレイ19を制御して計測に用いる光量を増加する措置を推奨する情報や、環境光の光量の変動を低減する措置を推奨する情報を報知する。例えば、制御回路18は、医用画像診断装置1が設置されている検査室の照明器具の調節を推奨する文字情報をディスプレイ19に表示する。なお、ディスプレイ19に表示される情報は、文字情報に限らず、所定の画像情報等でもよい。それにより、操作者は、計測に用いる光量を増加する措置や、環境光の変動を低減する措置を講じることができる。なお、このときに表示される情報は予め設定される。
計測に用いる光量が少ない状態や環境光の変動が大きい状態で同期撮影を行うと、被検体Eの呼吸運動を十分に検知できず、同期撮影が成功しない場合がある。計測に用いる光量が少ない場合や環境光の変動が大きい場合に動作の進行を停止し、計測に用いる光量を増加する措置や環境光の変動を低減する措置を推奨することによって、呼吸信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
また、呼吸検知装置3は、呼吸信号の周期若しくは振幅又はこれら双方を計測し、この周期を示す周期情報、若しくは、この振幅を示す振幅情報、又は、これら双方を制御回路18へ出力する。制御回路18が周期情報及び振幅情報を取得するタイミングは、操作者による手動で指定されてもよく、予め所定のタイミングで自動的に取得可能に設定されてもよい。周期情報及び振幅情報は、計測環境に係る情報の一例である。周期及び振幅の計測方法には一般的な方法が適用されてよい。記憶回路182は、周期に係る閾値である周期閾値、若しくは、振幅に係る閾値である振幅閾値、又は、これら双方を予め記憶する。周期閾値及び振幅閾値は、それぞれ上限値と下限値が医師や技師等の操作者によって予め入力される。
制御回路18は、周期情報若しくは振幅情報又はこれら双方を質情報として取得したとき、当該質情報に基づいて、被検体Eを検査するための動作を制御可能に構成される。例えば、制御回路18は、呼吸検知装置3から取得した周期情報若しくは振幅情報又はこれら双方と、記憶回路182に記憶された周期閾値若しくは振幅閾値又はこれら双方とを照合する。
制御回路18は、この照合の結果に基づいて、被検体Eを検査するための動作の進行を停止可能に構成される。例えば、制御回路18は、周期情報に示される周期が周期閾値の上限値と下限値との間でないとき、この動作の進行を停止する。
制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、ディスプレイ19を制御して当該周期を改善する措置を推奨する情報を報知する。周期の改善とは、呼吸信号の周期が周期閾値の上限値と下限値との間となることである。例えば、制御回路18は、被検体Eへ呼吸周期の調整を指示する旨を示す文字情報をディスプレイ19に表示する。なお、ディスプレイ19に表示される情報は、文字情報に限らず、所定の画像情報等でもよい。このときに表示される情報は予め設定される。それにより、操作者は、周期を改善する措置を講じることができる。
同期撮影には、適した呼吸周期があることが知られている。適した呼吸周期でない場合に同期撮影が行われると、所定の呼吸位相ごとにタイミング良く画像を撮影することができず、同期撮影が成功しない場合がある。同期撮影が行われるより先に周期を改善する措置を推奨することによって、呼吸信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
また、例えば、制御回路18は、振幅情報に示される振幅が振幅閾値の上限値と下限値との間でないとき、被検体Eを検査するための動作の進行を停止する。制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、ディスプレイ19を制御して当該振幅を改善する措置を推奨する情報を報知する。振幅の改善とは、呼吸信号の振幅が振幅閾値の上限値と下限値との間となることである。例えば、制御回路18は、呼吸検知装置3のゲイン調整を推奨する文字情報をディスプレイ19に表示する。なお、ディスプレイ19に表示される情報は、文字情報に限らず、所定の画像情報等でもよい。それにより、操作者は、振幅を改善する措置を講じることができる。このときに表示される情報は予め設定される。なお、制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、呼吸検知装置3を自動的に制御してゲインを調整してもよい。この自動調整のプログラムは、医師や技師等により予め設定されてよい。
同期撮影には、適した振幅があることが知られている。適した振幅でない場合に同期撮影が行われると、所定の呼吸位相ごとにタイミング良く画像を撮影することができず、同期撮影が成功しない場合がある。同期撮影が行われるより先に振幅を改善する措置を推奨することによって、呼吸信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
また、呼吸検知装置3は、呼吸信号のS/N比を計測し、このS/N比を示すS/N比情報を制御回路18へ出力してもよい。S/N比情報は、計測環境に係る情報の一例である。S/N比の計測方法には一般的な方法が適用されてよい。記憶回路182は、S/N比に係る閾値であるS/N比閾値を予め記憶する。S/N比閾値は、医師や技師等の操作者によって予め入力される。
制御回路18は、S/N比情報を取得したとき、当該S/N比情報に基づいて、被検体Eを検査するための動作を制御可能に構成される。例えば、制御回路18は、呼吸検知装置3から取得したS/N比情報と記憶回路182に記憶されたS/N比閾値とを照合する。
制御回路18は、この照合の結果に基づいて、被検体Eを検査するための動作の進行を停止可能に構成される。例えば、制御回路18は、S/N比情報に示されるS/N比がS/N比閾値より小さいとき、この動作の進行を停止する。
制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、ディスプレイ19を制御して当該S/N比を改善する措置を推奨する情報を報知する。S/N比の改善とは、呼吸信号のS/N比がS/N比閾値以上となることである。例えば、制御回路18は、呼吸検知装置3のゲイン等のパラメータ調整や光学センサの取り換えを推奨する文字情報をディスプレイ19に表示する。ディスプレイ19に表示される情報は、文字情報に限らず、所定の画像情報等でもよい。それにより、操作者は、S/N比を改善する措置を講じることができる。なお、制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止したとき、呼吸検知装置3を自動的に制御してS/N比を調整してもよい。この自動調整のプログラムは、医師や技師等により予め設定されてよい。
S/N比が低い状態で同期撮影が行われると、所定の呼吸位相ごとにタイミング良く画像を撮影することができず、同期撮影が成功しない場合がある。同期撮影が行われるより先にS/N比を改善する措置を推奨することによって、呼吸信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
図5は、第2の実施形態に係る医用画像診断システムの動作を示すフローチャートである。
ステップS201:被検体Eが寝台16に載置され、操作者により呼吸検知装置3が設置される。
ステップS202:呼吸検知装置3は、計測に用いる光量又は環境光の光量を計測し、この光量を示す光量情報を制御回路18へ出力する。そして、制御回路18は、光量情報を取得する。
ステップS203:制御回路18は、呼吸検知装置3から取得した光量情報と記憶回路182に記憶された光量閾値とを照合する。光量情報に示される光量が適正でないとき(ステップS203;No)、この動作はステップS204へ進む。光量情報に示される光量が適正であるとき(ステップS203;Yes)、この動作はステップS206へ進む。
ステップS204:制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止する。そして、制御回路18は、ディスプレイ19を制御して当該光量を調節する措置を推奨する情報を報知する。
ステップS205:操作者が入力回路20を用いて、被検体Eを検査するための動作を再開させる操作入力を行う。制御回路18は、この操作入力を受け、被検体Eを検査するための動作を再開し、ステップS202へ戻る。なお、被検体Eを検査するための動作は、自動的に再開されるように予め設定されてもよい。
ステップS206:呼吸検知装置3は、被検体Eの呼吸信号を計測する。呼吸検知装置3は、この呼吸信号の周期を示す周期情報と振幅を示す振幅情報とを制御回路18へ出力する。そして、制御回路18は、周期情報及び振幅情報を取得する。
ステップS207:制御回路18は、呼吸検知装置3から取得した振幅情報と記憶回路182に記憶された振幅閾値とを照合する。振幅情報に示される振幅が振幅閾値の上限値と下限値との間でないとき(ステップS207;No)、この動作はステップS208へ進む。振幅情報に示される振幅が振幅閾値の上限値と下限値との間であるとき(ステップS207;Yes)、この動作はステップS210へ進む。
ステップS208:制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止する。制御回路18は、ディスプレイ19を制御して当該振幅を改善する措置を推奨する情報を報知する。
ステップS209:操作者が入力回路20を用いて、被検体Eを検査するための動作を再開させる操作入力を行う。制御回路18は、この操作入力を受け、被検体Eを検査するための動作を再開し、ステップS206へ戻る。なお、被検体Eを検査するための動作は、自動的に再開されるように予め設定されてもよい。
ステップS210:制御回路18は、呼吸検知装置3から取得した周期情報と記憶回路182に記憶された周期閾値とを照合する。周期情報に示される周期が周期閾値の上限値と下限値との間でないとき(ステップS210;No)、この動作はステップS211へ進む。周期情報に示される周期が周期閾値の上限値と下限値との間であるとき(ステップS210;Yes)、この動作はステップS213へ進む。
ステップS211:制御回路18は、被検体Eを検査するための動作の進行を停止する。ディスプレイ19を制御して当該周期を改善する措置を推奨する情報を報知する。
ステップS212:操作者が入力回路20を用いて、被検体Eを検査するための動作を再開させる操作入力を行う。制御回路18は、この操作入力を受け、被検体Eを検査するための動作を再開し、ステップS206へ戻る。なお、被検体Eを検査するための動作は、自動的に再開されるように予め設定されてもよい。
ステップS213:医用画像診断装置1は、呼吸検知装置3から被検体Eの呼吸信号を受けながら所定の呼吸位相が到来するタイミングごとに呼吸同期撮影を行う。
この実施形態によれば、呼吸信号の計測環境に係る情報を取得し、予め記憶された閾値と照合してから呼吸同期撮影を行う。それにより、呼吸信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
以上述べた少なくともひとつの実施形態の医用画像診断装置及び生体信号計測装置によれば、生体信号の計測環境に係る情報を取得し、予め記憶された閾値と照合してから同期撮影を行う。それにより、生体信号を良好に計測しながら同期撮影を行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。例えば、本明細書では医用画像診断装置がX線CT装置である例について説明したが、MRI装置等の他の医用画像診断装置に上記実施形態の構成が適用されてもよい。
1 医用画像診断装置
2 心電計
3 呼吸検知装置
11 X線管
12 X線検出器
13 回転体
14 高電圧発生器
15 データ収集回路
16 寝台
17 再構成回路
18 制御回路
19 ディスプレイ
20 入力回路
181 取得機能
182 記憶回路
183 照合機能

Claims (16)

  1. 被検体の生体信号の計測環境に係る情報を取得する取得部と、
    前記計測環境に係る情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記取得部は、前記生体信号を計測する生体信号計測装置と通信可能に接続され、前記生体信号計測装置から前記計測環境に係る情報を取得し、
    前記生体信号計測装置は心電計であり、
    前記制御部は、前記心電計の帯電電圧を示す帯電情報を前記計測環境に係る情報として前記取得部が取得したとき、当該帯電情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する、
    医用画像診断装置。
  2. 前記制御部は、
    前記帯電電圧に係る閾値である帯電閾値を予め記憶する記憶部と、
    前記取得部により取得された前記帯電情報と前記帯電閾値とを照合する照合部と、を有し、
    前記照合部による照合の結果に基づいて、前記被検体を検査するための動作の進行を停止可能である、
    請求項に記載の医用画像診断装置。
  3. 前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、当該帯電電圧を低減する措置を推奨する情報を報知する報知部
    をさらに有する請求項又はに記載の医用画像診断装置。
  4. 被検体の生体信号の計測環境に係る情報を取得する取得部と、
    前記計測環境に係る情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記生体信号を計測する生体信号計測装置を含み、
    前記取得部は、前記生体信号計測装置から前記計測環境に係る情報を取得
    前記生体信号計測装置は心電計であり、
    前記制御部は、前記心電計の帯電電圧を示す帯電情報を前記計測環境に係る情報として前記取得部が取得したとき、当該帯電情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する、
    医用画像診断装置。
  5. 前記制御部は、
    前記帯電電圧に係る閾値である帯電閾値を予め記憶する記憶部と、
    前記取得部により取得された前記帯電情報と前記帯電閾値とを照合する照合部と、を有し、
    前記照合部による照合の結果に基づいて、前記被検体を検査するための動作の進行を停止可能である、
    請求項4に記載の医用画像診断装置。
  6. 前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、当該帯電電圧を低減する措置を推奨する情報を報知する報知部
    をさらに有する請求項4又は5に記載の医用画像診断装置。
  7. 被検体の生体信号の計測環境に係る情報を取得する取得部と、
    前記計測環境に係る情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記取得部は、前記生体信号を計測する生体信号計測装置と通信可能に接続され、前記生体信号計測装置から前記計測環境に係る情報を取得し、
    前記生体信号計測装置は、光学的な呼吸検知装置であり、
    前記制御部は、前記呼吸検知装置の周囲の光量を示す光量情報を前記計測環境に係る情報として前記取得部が取得したとき、当該光量情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御
    前記制御部は、
    前記光量に係る閾値である光量閾値を予め記憶する記憶部と、
    前記取得部により取得された前記光量情報と前記光量閾値とを照合する照合部と、を有し、
    前記照合部による照合の結果に基づいて、前記被検体を検査するための動作の進行を停止可能である、
    医用画像診断装置。
  8. 前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、前記呼吸検知装置による計測に用いられる光量を増加する措置を推奨する情報を報知する報知部をさらに有する請求項に記載の医用画像診断装置。
  9. 前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、前記呼吸検知装置の環境光の変動を低減する措置を推奨する情報を報知する報知部をさらに有する請求項に記載の医用画像診断装置。
  10. 被検体の生体信号の計測環境に係る情報を取得する取得部と、
    前記計測環境に係る情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記生体信号を計測する生体信号計測装置を含み、
    前記取得部は、前記生体信号計測装置から前記計測環境に係る情報を取得し、
    前記生体信号計測装置は、光学的な呼吸検知装置であり、
    前記制御部は、前記呼吸検知装置の周囲の光量を示す光量情報を前記計測環境に係る情報として前記取得部が取得したとき、当該光量情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御
    前記制御部は、
    前記光量に係る閾値である光量閾値を予め記憶する記憶部と、
    前記取得部により取得された前記光量情報と前記光量閾値とを照合する照合部と、を有し、
    前記照合部による照合の結果に基づいて、前記被検体を検査するための動作の進行を停止可能である、
    医用画像診断装置。
  11. 前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、前記呼吸検知装置による計測に用いられる光量を増加する措置を推奨する情報を報知する報知部をさらに有する請求項10に記載の医用画像診断装置。
  12. 前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、前記呼吸検知装置の環境光の変動を低減する措置を推奨する情報を報知する報知部をさらに有する請求項10に記載の医用画像診断装置。
  13. 被検体の生体信号の計測環境に係る情報を取得する取得部と、
    前記計測環境に係る情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記取得部は、前記生体信号を計測する生体信号計測装置と通信可能に接続され、前記生体信号計測装置から前記計測環境に係る情報を取得し、
    前記生体信号計測装置は、光学的な呼吸検知装置であり、
    前記制御部は、前記呼吸検知装置の周囲の光量を示す光量情報を前記計測環境に係る情報として前記取得部が取得したとき、当該光量情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御
    前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、前記呼吸検知装置による計測に用いられる光量を増加する措置を推奨する情報を報知する報知部をさらに有する医用画像診断装置。
  14. 被検体の生体信号の計測環境に係る情報を取得する取得部と、
    前記計測環境に係る情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記取得部は、前記生体信号を計測する生体信号計測装置と通信可能に接続され、前記生体信号計測装置から前記計測環境に係る情報を取得し、
    前記生体信号計測装置は、光学的な呼吸検知装置であり、
    前記制御部は、前記呼吸検知装置の周囲の光量を示す光量情報を前記計測環境に係る情報として前記取得部が取得したとき、当該光量情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御し、
    前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、前記呼吸検知装置の環境光の変動を低減する措置を推奨する情報を報知する報知部をさらに有する医用画像診断装置。
  15. 被検体の生体信号の計測環境に係る情報を取得する取得部と、
    前記計測環境に係る情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記生体信号を計測する生体信号計測装置を含み、
    前記取得部は、前記生体信号計測装置から前記計測環境に係る情報を取得し、
    前記生体信号計測装置は、光学的な呼吸検知装置であり、
    前記制御部は、前記呼吸検知装置の周囲の光量を示す光量情報を前記計測環境に係る情報として前記取得部が取得したとき、当該光量情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御し、
    前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、前記呼吸検知装置による計測に用いられる光量を増加する措置を推奨する情報を報知する報知部をさらに有する医用画像診断装置。
  16. 被検体の生体信号の計測環境に係る情報を取得する取得部と、
    前記計測環境に係る情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御する制御部と、
    を有し、
    前記生体信号を計測する生体信号計測装置を含み、
    前記取得部は、前記生体信号計測装置から前記計測環境に係る情報を取得し、
    前記生体信号計測装置は、光学的な呼吸検知装置であり、
    前記制御部は、前記呼吸検知装置の周囲の光量を示す光量情報を前記計測環境に係る情報として前記取得部が取得したとき、当該光量情報に基づいて、前記被検体を検査するための動作を制御し、
    前記被検体を検査するための動作の進行が停止されたとき、前記呼吸検知装置の環境光の変動を低減する措置を推奨する情報を報知する報知部をさらに有する医用画像診断装置。
JP2017124992A 2016-06-29 2017-06-27 医用画像診断装置 Active JP6895820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/637,301 US20180000450A1 (en) 2016-06-29 2017-06-29 Medical image diagnosis apparatus and biological signal measuring apparatus

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016128779 2016-06-29
JP2016128779 2016-06-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018008047A JP2018008047A (ja) 2018-01-18
JP6895820B2 true JP6895820B2 (ja) 2021-06-30

Family

ID=60994625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017124992A Active JP6895820B2 (ja) 2016-06-29 2017-06-27 医用画像診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6895820B2 (ja)

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6244233A (ja) * 1985-08-22 1987-02-26 株式会社東芝 磁気共鳴イメ−ジング装置
JPS6249839A (ja) * 1985-08-30 1987-03-04 株式会社東芝 磁気共鳴画像診断装置
JP2773694B2 (ja) * 1995-07-17 1998-07-09 日本電気株式会社 医用テレメータシステム
JP2003102695A (ja) * 2001-09-28 2003-04-08 Fukuda Denshi Co Ltd 生体信号収集装置及びその制御方法
US8315693B2 (en) * 2006-02-28 2012-11-20 Physio-Control, Inc. Electrocardiogram monitoring
JP5773575B2 (ja) * 2010-03-31 2015-09-02 株式会社東芝 X線コンピュータ断層撮影装置
EP2465426A1 (en) * 2010-12-20 2012-06-20 General Electric Company Biomedical sensor
JP2013169358A (ja) * 2012-02-21 2013-09-02 Toshiba Corp X線ct装置
US9757075B2 (en) * 2012-02-02 2017-09-12 Toshiba Medical Systems Corporation X-ray CT system
JP5963163B2 (ja) * 2012-02-14 2016-08-03 東芝メディカルシステムズ株式会社 医用画像診断装置
DE102012214649B4 (de) * 2012-08-17 2023-01-19 Siemens Healthcare Gmbh Bildgebungsverfahren und Steuereinrichtung zur Steuerung eines Computertomographiegeräts
WO2014138356A1 (en) * 2013-03-07 2014-09-12 Cognionics, Inc. Methods and apparatus for measuring individual electrode impedances

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018008047A (ja) 2018-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5919717B2 (ja) 動態医用画像生成システム
US20150327825A1 (en) X-ray computed tomography apparatus and medical image display apparatus
US9050054B2 (en) Medical image diagnostic apparatus
US10433758B2 (en) Biological information measuring apparatus
JP2015142719A (ja) 医用画像処理装置、x線診断装置、ファントム及び医用画像処理プログラム
JP2009207876A (ja) X線ct装置およびx線ct装置の制御プログラム
JP7073661B2 (ja) 動態解析装置及び動態解析システム
US9492107B2 (en) Medical imaging apparatus with a movement detection unit and a method for detecting patient movement
CN108742680B (zh) 医学影像设备
KR20150058948A (ko) 의료 영상 처리 장치 및 그에 따른 의료 영상 처리 방법
JP6662428B2 (ja) 動態解析システム
CN105934200A (zh) 针对乳房x射线摄影检查的改进
JP6381966B2 (ja) 医用画像診断装置
JP2007333471A (ja) 核医学診断装置
JP2015525101A (ja) スペクトル画像解析ベースの意思決定支援、治療計画及び/または治療介入誘導
JP6873902B2 (ja) 血流撮像
CN110970101A (zh) 传输数据到检查协议调整单元的方法和患者数据传输单元
US20220015710A1 (en) Systems and methods for patient positioning for imaging acquisition
US9538972B2 (en) X-ray CT apparatus
JP2003299643A (ja) 断層撮影装置
JP6895820B2 (ja) 医用画像診断装置
US20180000450A1 (en) Medical image diagnosis apparatus and biological signal measuring apparatus
JP2009273605A (ja) 動態画像診断支援システム
JP2017086152A (ja) X線コンピュータ断層撮影装置及び医用診断システム
JP6632881B2 (ja) 医用画像診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200501

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20200511

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20200609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210316

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6895820

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150