JP6895541B2 - 二次電池監視装置、二次電池状態演算装置および二次電池状態推定方法 - Google Patents

二次電池監視装置、二次電池状態演算装置および二次電池状態推定方法 Download PDF

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Description

本発明は、二次電池監視装置、二次電池状態演算装置および二次電池状態推定方法に関する。
リチウムニ次電池やニッケル水素電池、鉛電池、電気二重層キャパシタなどの二次電池を用いた電源装置、分散型電力貯蔵装置、電気自動車では、二次電池を安全に、且つ有効に使用するために、二次電池の状態を推定している。二次電池の状態としては、二次電池の内部抵抗、どの程度まで充電されているか、あるいはどの程度放電可能な電荷量が残っているのかを示す充電状態(SOC:State of Charge)又は残存容量、どの程度まで劣化もしくは弱っているのかを示す健康状態(SOH:State of Health)又は劣化度などがある。これらの二次電池の状態に基づいて、二次電池からどの程度の出力を出せるのかの指標となる許容電力や許容電流などが導出される。
そして、二次電池の状態の推定には、二次電池の内部抵抗が用いられているため、これを正確に検知、推定することが重要である。一般に内部抵抗と温度との関係においては、低温ほど内部抵抗が高くなる傾向があり、より低温になるほど内部抵抗の上昇率も上がり、温度から内部抵抗を検索する場合、内部抵抗の誤差が拡大する傾向にある。特許文献1には、二次電池の内部抵抗‐温度特性データと温度センサで測定された温度とに基づいて温度補正することが記載されている。
特開2001−228226号公報
特許文献1に記載の技術は、低温域における二次電池の内部抵抗の誤差の拡大について対策を取っておらず、低温域における内部抵抗の誤差が拡大し、ひいては二次電池の状態推定の精度も悪化する。
本発明による二次電池監視装置は、二次電池の温度を測定する温度測定部、および二次電池状態演算装置を備え、二次電池状態演算装置は、前記二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を記憶する記憶部と、前記温度測定部で測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出する温度補正部と、前記温度補正部で導出された前記補正温度Tαに対応する内部抵抗を前記記憶部を参照して求める内部抵抗演算部と、前記内部抵抗演算部で求められた内部抵抗に基づいて前記二次電池の状態推定を行う状態推定制御部と、を備える。
本発明による二次電池状態演算装置は、二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を記憶する記憶部と、測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出する温度補正部と、前記温度補正部で導出された前記補正温度Tαに対応する内部抵抗を前記記憶部を参照して求める内部抵抗演算部と、前記内部抵抗演算部で求められた内部抵抗に基づいて前記二次電池の状態推定を行う状態推定制御部と、を備える。
本発明による二次電池状態推定方法は、二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を記憶し、測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出し、導出された前記補正温度Tαに対応する内部抵抗を前記記憶された二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を参照して求め、求められた内部抵抗に基づいて前記二次電池の状態推定を行う。
本発明によれば、低温域における二次電池の内部抵抗の誤差を低減させ、二次電池の状態推定の精度を向上することができる。
二次電池監視装置のブロック構成図である。 二次電池状態演算装置のブロック構成図である。 電池温度と内部抵抗の関係を示す図である。 電池温度と内部抵抗誤差の関係を示す図である。 電池温度と補正温度と内部抵抗誤差の関係を示す図である。 電池温度25℃における温度補正値と内部抵抗誤差の関係を示す図である。 電池温度35℃における温度補正値と内部抵抗誤差の関係を示す図である。 電池温度45℃における温度補正値と内部抵抗誤差の関係を示す図である。
図1は、本実施形態における二次電池監視装置1000のブロック構成図である。二次電池監視装置1000は、電池100、計測部200、電池状態演算装置300、出力部400を備える。電池100が蓄積している電荷は外部装置に電力として供給され、電力を供給する対象としては、例えば電気自動車やハイブリッド自動車、電車などが考えられる。電池状態演算装置300は、電池100の充電状態SOCおよび劣化度SOHなどを出力部400へ出力する。
電池100は、例えばリチウムイオン二次電池などの充電可能な電池である。その他、ニッケル水素電池、鉛電池、電気2重層キャパシタなどの電力貯蔵機能を有するデバイスに対しても、本実施形態を適用することができる。電池100は、単電池セルであっても良いし、単電池セルを複数組み合わせたモジュール構造でも良い。
計測部200は、電池100の物理特性、例えば電池100の両端電圧V、電池100に流れる電流(電池電流)I、電池100の電池温度Tなどを計測する機能部であり、各値を計測するセンサ、必要な電気回路などによって構成されている。なお、電池温度Tの測定にはサーミスタ、熱電対、赤外線などの計測手段が用いられるが、いずれの計測手段の場合も、その測定結果の電池温度にはデバイス固有の測定誤差値βが含まれる。
電池状態演算装置300は、電池100の状態推定を行う装置であり、電池状態推定装置310と記憶部320とを備える。なお、後述するように電池100の状態推定には電池100の内部抵抗値Rが必要であるが、本実施形態では、電池状態推定装置310において、内部抵抗値Rをその他の計測パラメータを用いて算出する。
電池状態推定装置310は、計測部200により計測された電池100の両端電圧V、電池100に流れる電池電流I、及び電池100の電池温度Tに基づいて、記憶部320に格納されている電池100の特性情報を参照して、電池100のSOCやSOHを算出する。電池100の内部抵抗Rの演算、SOCやSOHの演算については後述する。
電池状態推定装置310は、その機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアを用いて構成することができる。また、その機能を実装したソフトウェアを、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置が実行することによって構成することもできる。後者の場合は、当該ソフトウェアは例えば記憶部320に格納される。
記憶部320は、電池100の内部抵抗R、分極電圧、充電効率、許容電流、電池容量などの、あらかじめ知ることができる電池100の特性情報を記憶している。本実施形態では、電池温度と内部抵抗との対応関係を対応テーブル、関数式などの形式で記憶している。さらに、後述するように電池温度と温度補正値との対応関係を記憶している。これらの特性情報は、充電・放電の動作別に値を個別に記憶するようにしてもよいし、充電状態や電池温度など、電池100の状態毎に値を個別に記憶するようにしてもよい。
記憶部320は、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、磁気ディスクなどの記憶装置を用いて構成される。記憶部320は、電池状態推定装置310の外部に設けてもよいし、電池状態推定装置310の内部に備えるメモリ装置として実現してもよい。記憶部320は、取り外し可能にしてもよい。取り外し可能にした場合、記憶部320を取り替えることによって、特性情報とソフトウェアを簡単に変更することができる。また、記憶部320を複数有し、特性情報とソフトウェアを取り替え可能な記憶部320に分散させて格納することにより、特性情報とソフトウェアを小単位毎に更新することができる。
出力部400は、電池状態演算装置300の出力を外部装置(例えば電気自動車が備える車両制御装置などの上位装置)に対して出力する機能部である。
図2は、電池状態推定装置310と記憶部320とよりなる電池状態演算装置300のブロック構成図である。
電池状態推定装置310は、温度補正部311、内部抵抗演算部312、SOC演算部313、SOH演算部314を備える。
温度補正部311は、電池100の温度が所定値以下の場合に、計測部200により計測された電池温度Tに対して温度補正値αを加算して補正温度Tαを内部抵抗演算部312へ出力する。なお、この温度補正値αは、計測部200のセンサによる温度測定の測定誤差値βの範囲内の値である。測定誤差値βは、計測部200に用いられるセンサに応じた固有の値であり、予め判明している値である。最適な温度補正値αの導出については後述する。また、温度補正部311は、電池100の温度が所定値以下でない場合は、計測部200により計測された電池温度Tをそのまま内部抵抗演算部312へ出力する。
内部抵抗演算部312は、電池100の温度が所定値以下の場合には、温度補正部311求められた補正温度Tαに対応する内部抵抗を、記憶部320内の温度と内部抵抗との対応関係を参照して求める。また、内部抵抗演算部312は、電池100の温度が所定値以下でない場合には、計測部200により計測された電池温度Tに対応する内部抵抗を、記憶部320内の温度と内部抵抗との対応関係を参照して求める。求められた内部抵抗はSOC演算部313およびSOH演算部314へ出力される。
電池100の温度が所定値以下の場合には、温度補正部311および内部抵抗演算部312により、後述するように、より誤差の少ない内部抵抗の値に変換されているので、この値を用いたSOC演算部313およびSOH演算部314の演算も誤差が少なくなる。
以下に、SOC演算部313およびSOH演算部314の演算の一例について説明する。
SOC演算部313は、SOCを求めるが、その手法には種々の手法があり、以下に、第一の手法について説明する。
SOC演算部313には、電池100の両端電圧V、電池100に流れる電流(電池電流)I、電池100の電池温度Tなどが入力される。SOC演算部313は、入力された電流と、SOC演算部313によるSOC演算結果の前回値(一周期前の演算結果)とに基づいて、電流の積算値に基づくSOCを演算して出力する。SOCは、例えば、次式(1)で算出される。式(1)において、SOColdは、SOCの前回値である。また、ΔSOCは、前回の演算時から今回の演算時までに流れた電流IによるSOCの変化量であり、Qmaxは電池100の満充電容量、tsは制御周期(電流や電圧等のサンプリング周期)である。
SOC=SOCold+ΔSOC …(1)
ただし、ΔSOC=100×I×ts/Qmaxである。
このように、SOC演算部313は、式(1)に基づいて、満充電からの放電電流を積算し、最大限充電可能な電荷量(全容量)に対し、電池100に残っている電荷量(残存容量)の比を算出してSOCを求める。
次に、SOC演算部313によるSOCを求める第二の手法について説明する。
一般に、電池100は、インピーダンスZとキャパシタンス成分Cの並列接続対、内部抵抗R、開回路電圧OCVの直列接続によって表すことができる。電池100に電池電流Iを印加すると、電池100の端子間電圧である閉回路電圧CCVは次式(2)で表される。式(2)において、Vpは分極電圧であり、インピーダンスZとキャパシタンス成分Cの並列接続対の両端電圧に相当する。
CCV=OCV+I・R+Vp ・・・(2)
SOCの算出には開回路電圧OCVが用いられるが、電池100が充放電している間は直接測定することができない。そこで、SOC演算部313は、次式(3)のように閉回路電圧CCVからIRドロップと分極電圧Vpを差し引くことにより、開回路電圧OCVを求める。
OCV=CCV−I・R−Vp ・・・(3)
内部抵抗Rと分極電圧Vpは、記憶部120に予め電池100の特性情報として格納されている。内部抵抗Rと分極電圧Vpは、電池100の充電状態や電池温度などに応じて異なるので、これらの組合せ毎に個別の値が記憶部120に格納されている。本実施形態では、内部抵抗演算部312で求められ内部抵抗Rを用いて、記憶部120を参照する。そして、内部抵抗演算部312で求められた内部抵抗Rを用いて、IRドロップを求める。
また、電池100の開回路電圧OCVとSOCとの対応関係は電池100の特性によって定まるものであり、記憶部120には、その対応関係を定義するデータがSOCテーブルとして予め格納されている。SOC演算部313は、上述の式(3)を用いて開回路電圧OCVを算出し、これをキーにしてSOCテーブルを参照することにより、電池100のSOCを算出する。
以上のように、第一の手法、第二の手法により、現在のSOCを求めることができる。さらには、これらの手法で求められたSOCに重み付け加算してSOCを求めてもよい。
SOH演算部314は、SOCおよび温度、に対応した初期の内部抵抗値R0と、現時点の内部抵抗値Rとに基づき、例えば、次式(4)によりSOHを算出する。本実施形態では、内部抵抗演算部312で求められ内部抵抗Rの値を用いる。
SOH=100×R/R0 …(4)
初期の内部抵抗値R0は電池100に対応して記憶部320へ予め記憶されている。SOH演算部314は、通常は、式(4)に基づく演算を制御周期(電流や電圧等のサンプリング周期)などの所定周期毎に更新して出力する。
なお、SOC演算部313、SOH演算部314は、本実施形態における二次電池制御装置において利用される代表的な例を示しているが、これらに限られたものではなく、他の演算が加わってもよいし、その他の構成であってもよい。
次に電池100の内部抵抗について図3、図4を参照して説明する。
図3は、電池100の電池温度と内部抵抗の関係を示す図である。図3では、横軸に温度を、縦軸に内部抵抗を示す。図3に示すように、電池の温度が高いTHIGHほど内部抵抗は小さくRTHIGH、温度が低いTLOWほど内部抵抗は大きくR TLOWなる。
図4は、電池温度と内部抵抗誤差の関係を示す図であり、電池温度Tの測定誤差が内部抵抗Rの演算結果に与える影響の度合いを示す。電池温度Tは計測部200により測定された値が用いられるが、その測定結果には測定誤差βが含まれる。電池100の温度が高いTHIGHである場合、計測部200による測定誤差βを加味するとTH1からTH2の範囲となる。この時に内部抵抗Rの取りうる範囲はRTH1からRTH2となる。一方、電池100の温度が低いTLOWである場合、計測部200による測定誤差βを加味するとTL1からTL2の範囲となる。この時に内部抵抗Rの取りうる範囲はRTL1からRTL2となる。
電池温度Tが高いTHIGHの場合の内部抵抗Rの演算誤差ERTHIGHは、ERTHIGH=RTH1−RTH2となり、電池温度Tが低いTLOWの場合の内部抵抗Rの演算誤差ERTLOWは、ERTLLOW=RTL1−RTL2となる。このとき2つの演算誤差の関係はERTLOW>ERTHIGHとなり電池温度Tがより低温になるほど内部抵抗Rの演算誤差が大きいことが分かる。
次に、温度補正部311による温度補正について、図5を参照して説明する。
図5は、電池温度と補正温度と内部抵抗誤差の関係を示す図である。図5は一例として、電池温度Tに対応する内部抵抗Rと、電池温度Tに温度補正値αを加算する補正を行った温度Tαに対応する内部抵抗RTαとを示す。
さらに、電池100の実際の電池温度がTである場合、計測部200により測定される電池温度Tには測定誤差βが含まれる。したがって、測定誤差βを加味すると温度範囲はTからTの範囲となる。すなわち、TからTの範囲は測定誤差βの範囲内である。このとき、本来の内部抵抗はRであるが、温度測定誤差の影響で演算される内部抵抗はRT1からRT2の範囲となる。
本実施形態では、あえて温度補正部311において、電池温度Tに温度補正値αを加算し、加算された電池温度がTαであるとする。なお、この温度補正値αは、計測部200のセンサによる温度測定の測定誤差値βの範囲内の値とする。このとき、内部抵抗はRTαとなるが、温度測定誤差の影響で演算される内部抵抗はRTα1からRTα2の範囲となる。
図4を用いて説明したように、電池温度Tが高いほど内部抵抗Rの誤差は小さくなる。よって、図5に示すように、電池温度Tにおける内部抵抗Rの誤差のとりうる範囲ERTと、温度Tαにおける内部抵抗誤差のとりうる範囲ERTαを比較した場合ERT>ERTαとなり、電池温度Tに温度補正値αを加算することで内部抵抗Rの誤差が小さくなる。しかし、温度補正部311において、実際に測定された電池温度Tに対して温度補正値αを加算する補正をしているため、本来のRに対してDR0(=R−RTα)だけ内部抵抗誤差が拡大する。
よって温度補正を行ったことによって小さくなる内部抵抗誤差DR1(=ERT−ERTα)と大きくなる内部抵抗誤差DR0を比較してDR1のほうが大きくなる範囲で温度補正を行うことで内部抵抗誤差を小さくすることができる。温度補正値αには、この条件を満たす値を設定する。
記憶部320には、温度と内部抵抗との対応関係が記憶されており、この温度と内部抵抗との対応関係に基づいて上述のように内部抵抗誤差を小さくする温度補正値αが予め記憶されている。温度補正部311は、この温度補正値αを読み出し、計測部200により計測された電池温度Tに対して温度補正値αを加算して補正温度Tαを内部抵抗演算部312へ出力する。
次に、温度補正部311で補正する温度補正値αについて、図6乃至図8を参照して説明する。
図6乃至図8に示す4つの折れ線グラフは、電池100の温度が25℃、35℃、45℃であり、計測部200により測定される電池温度Tが25℃、35℃、45℃の各温度に対しそれぞれ0℃、1℃、2℃、3℃の誤差を含んだ場合において、温度補正値αを0〜2.0まで行った場合の内部抵抗誤差を示している。
図6は、電池100の温度が25℃である場合における、温度補正値αと内部抵抗誤差の関係を示す図である。電池100の実際の温度Tが25℃で、計測部200により測定される温度TがT+3℃である場合、すなわち3℃の測定誤差が含まれる場合、図6の黒丸印の折れ線グラフで表されるように、温度補正を行わない場合(α=0)に比べ、温度補正値αを0.5℃、1℃と大きくするにしたがって内部抵抗誤差を小さくできる。しかし温度補正値αを1.0℃からさらに大きくすると、こんどは逆に内部抵抗誤差が大きくなる。このように、温度補正値αには内部抵抗誤差を最も小さくする範囲が存在する。
図6の黒三角印の折れ線は、計測部200により測定される温度TがT+2℃である場合、すなわち2℃の測定誤差が含まれる場合である。図6の黒四角印の折れ線は、計測部200により測定される温度TがT+1℃である場合、すなわち1℃の測定誤差が含まれる場合である。図6の黒菱形印の折れ線は、計測部200により測定される温度TがT℃である場合、すなわち0℃の測定誤差が含まれる場合である。すなわち、測定誤差が大きくなるほど温度補正値αを大きくした方が内部抵抗誤差を小さくできることが分かる。
図7は、電池100の温度が35℃である場合における、温度補正値αと内部抵抗誤差の関係を示す図である。この場合も、電池100の実際の温度Tが35℃で、計測部200により測定される温度TがT+3℃である場合、黒丸印の折れ線グラフで表されるように温度補正値αを1.5℃としたときに内部抵抗誤差が最も小さくなる。
図8は、電池100の温度が45℃である場合における、温度補正値αと内部抵抗誤差の関係を示す図である。この場合、電池100の実際の温度Tと、計測部200により測定される温度Tとの誤差の大小にかかわらず、温度補正を行うことによって、内部抵抗誤差が大きくなっている。これは図4を参照して説明してように、電池温度が高いほど、温度測定誤差に対する内部抵抗の誤差への影響が小さくなるため、温度補正を行うことによる内部抵抗誤差の拡大の影響の方が大きい為である。
これらのことから、例えば、測定される電池温度Tが30℃以下の場合は、温度補正値αを1℃とし、電池温度Tが30℃から40℃の場合は、温度補正値αを1.5℃とする。電池温度Tが40℃以上の場合は、温度補正値αを0℃とする、もしくは温度補正を行わない。これにより、温度補正による内部抵抗誤差の低減を効果的に利用することができる。記憶部320は、これらの電池温度Tと温度補正値αとの対応関係を記憶している。
温度補正部311は、記憶部320に記憶されている電池温度Tと温度補正値αとの対応関係を参照し、計測部200で測定した電池100の電池温度Tに対応した温度補正値αを読み出し、電池温度Tに温度補正値αを加算して内部抵抗演算部312へ出力する。なお、本実施形態で例示した温度等の閾値は、その値に限定されることはなく、電池100の特性、計測部200の測定誤差など、演算に関わるデバイスの特性に合わせて最適な値を選択するものとする。
本実施形態によれば、計測部200により測定される電池温度Tに対して、その電池温度Tに応じた温度補正値αを加算することにより、内部抵抗演算部312により導出される内部抵抗の誤差を小さくすることができる。さらに、内部抵抗を用いたSOC演算部313およびSOH演算部314の演算も誤差が少なくなる。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)二次電池監視装置1000は、電池100の温度を測定する計測部200、および電池100の状態を演算する二次電池状態演算装置300を備える。二次電池状態演算装置300は、電池100の温度と内部抵抗との対応関係を記憶する記憶部320と、計測部200で測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出する温度補正部311と、温度補正部311で導出された補正温度Tαに対応する内部抵抗を記憶部320を参照して求める内部抵抗演算部312と、内部抵抗演算部312で求められた内部抵抗に基づいて電池100の状態推定を行うSOC演算部313およびSOH演算部314と、を備える。SOC演算部313およびSOH演算部314は電池状態推定装置310を構成する要素である。これにより、低温域における二次電池の内部抵抗の誤差を低減させ、二次電池の状態推定の精度を向上することができる。
(2)二次電池監視装置1000において、記憶部320は、電池温度Tと温度補正値αとの対応関係を記憶し、温度補正部311は、計測部200で測定された電池温度Tに対応する温度補正値αを記憶部320に記憶されている電池温度Tと温度補正値αとの対応関係を参照して求める。これにより、電池温度Tと温度補正値αとを対応づけ、低温域における二次電池の内部抵抗の誤差を低減させ、二次電池の状態推定の精度を向上することができる。
(3)温度補正部311は、温度補正値αとして、計測部200で測定された電池温度Tと内部抵抗演算部312にて求めた電池温度Tに対応する抵抗値Rと、電池温度Tよりも温度補正値α分高い補正温度Tαと内部抵抗演算部312から求めた電池温度Tよりも温度補正値α分高い温度に対応する抵抗値RTαとの差分DR0(=R−RTα)よりも、電池温度Tから上下に所定値(計測部200の温度測定誤差)だけずらした2つの温度T1、2と、内部抵抗演算部312で求めた2つの温度T1、2に対応する2つの抵抗値の差分ERTと、電池温度Tよりも温度補正値α分高い補正温度Tαから上下に所定値(計測部200の温度測定誤差)だけずらした2つの温度Tα1、α2と内部抵抗演算部312で求めた2つの温度Tα1、α2に対応する2つの抵抗値の差分ERTαとの差分DR1(=ERT−ERTα)の方が大きくなる温度補正値αを用いる。これにより、最適な温度補正値αを設定して、低温域における二次電池の内部抵抗の誤差を低減させ、二次電池の状態推定の精度を向上することができる。
(4)二次電池監視装置1000において、温度補正値αは、計測部200の温度測定誤差の範囲内である。これにより、計測部200の温度測定誤差の範囲内で、低温域における二次電池の内部抵抗の誤差を低減させ、二次電池の状態推定の精度を向上することができる。
(5)二次電池状態演算装置300は、二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を記憶する記憶部320と、電池状態推定装置310とを有する。電池状態推定装置310は、測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出する温度補正部311と、温度補正部311で導出された補正温度Tαに対応する内部抵抗を前記記憶部を参照して求める内部抵抗演算部312と、内部抵抗演算部312で求められた内部抵抗に基づいて二次電池の状態推定を行うSOC演算部313およびSOH演算部314とを備える。
(6)内部抵抗演算部312は、電池温度Tが所定値以下でない場合は、測定された電池温度Tに対応する内部抵抗を記憶部320に記憶された二次電池の温度Tと内部抵抗との対応関係を参照して求める。
(7)二次電池状態推定方法は、電池100の温度と内部抵抗との対応関係を記憶し、測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出し、導出された補正温度Tαに対応する内部抵抗を、記憶された電池100の温度と内部抵抗との対応関係を参照して求め、求められた内部抵抗に基づいて電池100の状態推定を行う。これにより、低温域における二次電池の内部抵抗の誤差を低減させ、二次電池の状態推定の精度を向上することができる。
(8)二次電池状態推定方法において、電池温度Tが所定値以下でない場合は、測定された電池温度Tに対応する内部抵抗を、記憶された二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を参照して求める。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施形態を次のように変形して実施することができる。
(1)実施形態では、温度補正を行う温度範囲や温度補正値αを予め定めて記憶部320に記憶した例で説明した。しかし、これらを予め定めるのではなく、電池状態推定装置310が温度補正値αを種々変更しながらもっとも内部抵抗誤差が小さくなる温度補正値αをリアルタイムに演算して求め、これを温度補正値αとしてもよい。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の特徴を損なわない限り、本発明の技術思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
100…電池
200…計測部
300…電池状態演算装置
310…電池状態推定装置
311…温度補正部
312…内部抵抗演算部
313…SOC演算部
314…SOH演算部
320…記憶部
400…出力部
1000…二次電池監視装置

Claims (6)

  1. 二次電池の温度を測定する温度測定部、および前記二次電池の状態を演算する二次電池状態演算装置を有する二次電池監視装置であって、
    前記二次電池状態演算装置は、
    前記二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を記憶する記憶部と、
    前記温度測定部で測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出する温度補正部と、
    前記温度補正部で導出された前記補正温度Tαに対応する内部抵抗を前記記憶部を参照して求める内部抵抗演算部と、
    前記内部抵抗演算部で求められた内部抵抗に基づいて前記二次電池の状態推定を行う状態推定制御部と、
    を備え
    前記温度補正部は、前記温度補正値αとして、
    前記温度測定部で測定された電池温度Tと前記内部抵抗演算部にて求めた前記電池温度Tに対応する抵抗値RTと、前記電池温度Tよりも温度補正値α分高い補正温度Tαと前記内部抵抗演算部から求めた前記電池温度Tよりも温度補正値α分高い温度に対応する抵抗値RTαとの差分DR0(=RT−RTα)よりも、
    前記電池温度Tから上下に所定値だけずらした2つの温度T1、T2と、前記内部抵抗演算部で求めた前記2つの温度T1、T2に対応する2つの抵抗値の差分ERTと、前記電池温度Tよりも温度補正値α分高い補正温度Tαから上下に所定値だけずらした2つの温度Tα1、Tα2と前記内部抵抗演算部で求めた前記2つの温度Tα1、Tα2に対応する2つの抵抗値の差分ERTαとの差分DR1(=ERT−ERTα)の方が大きくなる温度補正値αを用いる二次電池監視装置。
  2. 二次電池の温度を測定する温度測定部、および前記二次電池の状態を演算する二次電池状態演算装置を有する二次電池監視装置であって、
    前記二次電池状態演算装置は、
    前記二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を記憶する記憶部と、
    前記温度測定部で測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出する温度補正部と、
    前記温度補正部で導出された前記補正温度Tαに対応する内部抵抗を前記記憶部を参照して求める内部抵抗演算部と、
    前記内部抵抗演算部で求められた内部抵抗に基づいて前記二次電池の状態推定を行う状態推定制御部と、
    を備え、
    前記温度補正値αは、前記温度測定部の温度測定誤差の範囲内である二次電池監視装置。
  3. 二次電池の温度を測定する温度測定部、および前記二次電池の状態を演算する二次電池状態演算装置を有する二次電池監視装置であって、
    前記二次電池状態演算装置は、
    前記二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を記憶する記憶部と、
    前記温度測定部で測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出する温度補正部と、
    前記温度補正部で導出された前記補正温度Tαに対応する内部抵抗を前記記憶部を参照して求める内部抵抗演算部と、
    前記内部抵抗演算部で求められた内部抵抗に基づいて前記二次電池の状態推定を行う状態推定制御部と、
    を備え、
    前記内部抵抗演算部は、前記電池温度Tが所定値以下でない場合は、前記測定された電池温度Tに対応する内部抵抗を前記記憶部に記憶された二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を参照して求める二次電池監視装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の二次電池監視装置において、
    前記記憶部は、前記電池温度Tと温度補正値αとの対応関係を記憶し、
    前記温度補正部は、前記温度測定部で測定された前記電池温度Tに対応する温度補正値αを前記記憶部に記憶されている前記電池温度Tと温度補正値αとの対応関係を参照して求める二次電池監視装置。
  5. 二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を記憶する記憶部と、
    測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出する温度補正部と、
    前記温度補正部で導出された前記補正温度Tαに対応する内部抵抗を前記記憶部を参照して求める内部抵抗演算部と、
    前記内部抵抗演算部で求められた内部抵抗に基づいて前記二次電池の状態推定を行う状態推定制御部と、
    を備え、
    前記内部抵抗演算部は、前記電池温度Tが所定値以下でない場合は、前記測定された電池温度Tに対応する内部抵抗を前記記憶部に記憶された二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を参照して求める二次電池状態演算装置。
  6. 二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を記憶し、
    測定された電池温度Tに温度補正値αを加算して補正温度Tαを導出し、
    導出された前記補正温度Tαに対応する内部抵抗を前記記憶された二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を参照して求め、
    求められた内部抵抗に基づいて前記二次電池の状態推定を行い、
    前記電池温度Tが所定値以下でない場合は、前記測定された電池温度Tに対応する内部抵抗を前記記憶された二次電池の温度と内部抵抗との対応関係を参照して求める二次電池状態推定方法。
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