JP6895383B2 - 太陽電池モジュールの取付構造、並びに太陽電池モジュールの取付方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された構造では、建屋壁面の上下方向で離間した位置にそれぞれ保持部材を固定し、この2つの保持部材によって太陽電池モジュール(ソーラーパネル)を固定している。より具体的には、2つの保持部材が太陽電池モジュールの上端側部分と下端側部分をそれぞれ保持することで、太陽電池モジュールの受光面が建屋の外周面(壁面)と平行となるように固定している。
特許文献2に開示された構造では、太陽電池モジュールの四辺を枠で覆った状態としており、その上枠部分に上方に突出する突起状の掛止部と、下方に向かって開口した溝状の係合受部を形成している。さらに、下枠部分にもまた、下方に向かって開口した溝状の係合受部を形成している。その一方で、ビルの外壁部分に縦材を固定しており、この縦材に対してブラケットを固定している。そして、このブラケットが上向きに突出するユニット支持部を備えた構造となっている。
このとき、それぞれの太陽電池モジュールは、いずれも建屋壁面に対して傾斜するように固定されており、下端側が上端側よりも建屋壁面から離れた位置に配された状態となっている。すなわち、下方に向かうにつれて建屋壁面から遠くに離れるように受光面を傾斜させた太陽電池モジュールを上下方向で並列させ、並列させた複数の太陽電池モジュールをルーバーとして機能させている。
すなわち、それぞれの太陽電池モジュールは、外側に向かって下り勾配となるように傾斜した姿勢で取り付けられており、あたかも庇の様に建屋壁面から外側下方に向かって突出した状態となっている。このため、上方から日光が照射されると、太陽電池モジュールの下方側に影が形成されることとなる。
このことは、上から2番目以降の太陽電池モジュールにおいても同様であり、上下方向で隣接配置される上方の太陽電池モジュールの影が、下方の太陽電池モジュールの受光面上に形成されてしまう可能性がある。
具体的に説明すると、建屋壁面において太陽電池モジュールの取り付けのために確保できる領域は限られており、太陽光発電システム全体での発電量を多くするという観点から、この限られた領域内に極力多くの太陽電池モジュールを設置することが望ましい。しかしながら、上下方向で並列する各太陽電池モジュール間の距離を長くすると、太陽電池モジュール間に形成される領域の面積もまた広くなってしまう。そして、この領域に太陽電池モジュールを取り付けない場合、太陽電池モジュールの取り付けのために確保された全領域内において、太陽電池モジュールを取り付けない領域が占める割合が大きくなる。このことから、各太陽電池モジュール間の距離を短くした場合と比べて、建屋壁面に取り付け可能な太陽電池モジュールの数が少なくなってしまう。
かかる知見に基づいて完成された本発明の一つの様相は、建屋の側壁部分に太陽電池モジュールを固定するための太陽電池モジュールの取付構造であって、対向する二辺の内の一辺が前記建屋の側壁部分に近接し、他辺が前記一辺よりも下方となる位置及び/又は前記建屋の側壁部分から外側に離れた位置に配される第1太陽電池モジュールを備えており、複数の前記第1太陽電池モジュールが縦並びに配置され、前記第1太陽電池モジュールの受光面と水平面のなす角をθ1とし、前記二辺の距離を1とし、上方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺から、下方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺までの距離をl1としたとき、下記数1の関係を満たしており、前記建屋の側壁部分のうち、上方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺から、下方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺までの間に配置される第2太陽電池モジュールを備えており、前記第2太陽電池モジュールは、その受光面が前記建屋の側壁部分の外周面と平行となるように固定されるものであり、上方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺から、下方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺までの間の領域のうち、単位面積当たりの年間積算日射量が所定量以上となる領域を第1の領域とし、他の部分を第2の領域としたとき、前記第2太陽電池モジュールの上端部分が前記第1の領域と、前記第2の領域の境界となる部分に近接しており、前記年間積算日射量をS4としたとき、前記第1の領域は、単位面積当たりの年間積算日射量が0.9×S4以上となる領域であり、前記第2の領域は、単位面積当たりの年間積算日射量が0.9×S4を下回る領域であり、前記年間積算日射量が多くなる前記第1の領域の範囲内に収まるように前記第2太陽電池モジュールを取り付けていることを特徴とする太陽電池モジュールの取付構造である。
また、第1太陽電池モジュールの間に配置される第2太陽電池モジュールの受光面に形成される影の面積を小さくすることが可能となり、第2太陽電池モジュールの受光面の面積当たりにおける発電量を向上させることが可能となる。
より具体的には、受光面がビルの側壁面に対して傾斜する姿勢で固定される傾斜設置型の太陽電池モジュール2(第1太陽電池モジュールであり、以下傾斜設置型モジュール2aとも称す)を固定する。さらに、受光面がビルの側壁面に対して平行な面となるように固定される縦置設置型の太陽電池モジュール2(第2太陽電池モジュールであり、以下縦置型モジュール2bとも称す)を必要に応じて固定することで形成されている。
なお、この太陽電池パネルは、公知のものと同様の構造であって、裏面封止材と、受光面を形成するガラス基板の間に光電変換素子を備えた太陽電池セルを封止して形成される集積型太陽電池となっている。
また、特に限定されるものではないが、表面に太陽光の反射を抑制する防眩処理を施した太陽電池モジュール2であってもよい。また、所謂色素増感太陽電池のように、表面側に様々な色(例えば、通常の黒や濃紺の他、赤、黄、緑等の色)を現出させ、目視したときに現出させた色を視認可能な太陽電池モジュール2であってもよい。
また、「傾斜設置型モジュール2aの上辺から下辺までの距離」とは、傾斜設置型モジュール2aの対向する二辺間の距離であり、2つの長辺間の距離でもあり、突出方向の長さでもある。すなわち、図2のLで示される部分の距離となっている。
さらにまた、「傾斜設置型モジュール2aの上下方向における間隔」とは、上方に位置する傾斜設置型モジュール2aの上端(上辺)から下方に位置する傾斜設置型モジュール2aの上端(上辺)までの上下方向(水平面に対して垂直となる方向)における長さとなっている。
なお、本実施形態では、傾斜設置型モジュール2aの上辺と下辺を長辺とし、これらと直交して突出方向に延びる辺を短辺としたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、傾斜設置型モジュール2aの上辺と下辺を短辺とし、これらと直交して突出方向に延びる辺を長辺とすることが考えられる。また、傾斜設置型モジュール2aは、平面視で正方形となるように、上辺と下辺の長さと、これらと直交して突出方向に延びる辺の長さを同一の長さとすることが考えられる。
ここで、この縦置型モジュール2bは、予め実施したシミュレーションにより(詳しくは後述する)、ビルの側壁面のうち、上下方向で隣接配置される2つの傾斜設置型モジュール2aの間に位置する部分に照射される日射量を計算し、これに基づいて取り付けられている。
加えて、ビルの側壁面のうち、2つの傾斜設置型モジュール2aの間に位置する部分に照射される日射量を計算により算出するシミュレーションを実施した。
以下、本発明者が実施したシミュレーションにつき、詳細に説明する。
加えて、第1のシミュレーションでは、この算出した積算日射量に基づいて、傾斜設置型モジュール2aの設置面積当たりの積算日射量を算出した。
まず、直達光の積算日射量の算出に先立って、傾斜設置型モジュール2aに照射される直達光の入射角θAを算出した。次に、この算出した入射角θAに基づき、傾斜設置型モジュール2aの受光面が形成される面の面積に対する直達光が照射される部分の面積の割合、すなわち、受光する面全体から上方に位置する別の傾斜設置型モジュール2aの影(以下、単に影とも称す)が形成される部分を除いた面積の割合を算出した。
すなわち、傾斜設置型モジュール2aの傾斜角度θ1とし、傾斜設置型モジュール2aの突出方向の長さ(上辺から下辺までの長さ)を1とし、2つの傾斜設置型モジュール2aの上下方向における間隔l1としたときのl2を、図5で示されるモデルから下記数3により算出した。
なお、下記数3において、辺ADとは、傾斜設置型モジュール2aの突出方向の長さを1としたときの辺ADの長さを示すものであり、他の辺においても同様に、傾斜設置型モジュール2aの突出方向の長さを基準とした長さを示すものである。
具体的に説明すると、水平面直達日射量S1と傾斜面直達日射量S2は、図6で示されるモデルから下記数5の関係を満たすこととなる。
これらは、傾斜面の角度(傾斜設置型モジュール2aの傾斜角度)をθ1とし(図6参照)、方位角をφとし、観測点の緯度をφAとし、太陽赤緯をδとし、時角をωとしたとき、下記数6の関係を満たす。すなわち、cosθβは、太陽高度をθBとしたとき、sinθBとなり、太陽高度の公式から下記数6の関係を満たす。
まず、予め測定した傾斜面日射量から上記のように算出した傾斜面直達日射量S2を減算することにより、傾斜面散乱日射量S3を取得した。
さらに、以下のように形態係数Kを求めることにより、傾斜設置型モジュール2aの散乱光が照射される部分の面積を算出した。
そして、所定の観測点において、2つの傾斜設置型モジュール2aの上下方向における間隔l1と、傾斜設置型モジュール2aの傾斜角度θ1をそれぞれ個別に可変させたときの、それぞれの組み合わせにおける「傾斜設置型モジュール2aの1枚あたりの年間積算日射量」/「傾斜設置型モジュール2aの1枚あたりの設置面積」の値を算出した。
その結果、表1、図8、図9で示される結果が得られた。そして、得られた第1のシミュレーションの結果から、上記数1の関係を見出した。
第2のシミュレーションにおける日射量の算出は、上記の第1シミュレーションに準ずるものとした。
そして、2つの傾斜設置型モジュール2aの上下方向における間隔l1とし、傾斜設置型モジュール2aの傾斜角度θ1としたとき、ビルの側壁部分のうちで上下方向に離間して配置される2つの傾斜設置型モジュール2aの間に位置する部分(以下、単にモジュール間側壁部とも称す)において、直達光が照射される部分の面積と、散乱光が照射される部分の面積とを後述の方法により算出した。
さらに、直達光の日射量と、直達光が照射される部分の面積から、直達光の年間日射量を算出し、散乱光の日射量と、散乱光が照射される部分の面積から、散乱光の年間日射量を算出した。そして、直達光の年間日射量と、散乱光の年間日射量の合計をモジュール間側壁部の年間積算日射量とし、これを算出した。
すなわち、傾斜設置型モジュール2aの傾斜角度をθ1とし、直達光の入射角θAとしたときの影の長さεを、図10で示されるモデルから下記数13により算出した。
すなわち、図11の破線2で示される部分の形態係数をK2とすると、天空の形態係数は、半球の形態係数からK2を引いた値(1/2−K2)となる。
このとき、縦置型モジュール2bの上端部分は、2つの領域(領域Aα、領域Aβ)の境界からlxだけ上方に位置する部分から、同境界からlxだけ下方に位置する部分までの間に配された状態となっている。なお、lxは、l1×aの長さであり、aは定数であって、0.05以上0.1以下となっている。そして、縦置型モジュール2bの上下方向の長さは、下方に位置する傾斜設置型モジュール2aから上方に位置する2つの領域の境界までの長さ、言い換えると、領域Aαの上下方向における長さと同一又は略同一となっている。
2 太陽電池モジュール
2a 傾斜設置型モジュール(第1太陽電池モジュール)
2b 縦置型モジュール(第2太陽電池モジュール)
Claims (5)
- 建屋の側壁部分に太陽電池モジュールを固定するための太陽電池モジュールの取付構造であって、
対向する二辺の内の一辺が前記建屋の側壁部分に近接し、他辺が前記一辺よりも下方となる位置及び/又は前記建屋の側壁部分から外側に離れた位置に配される第1太陽電池モジュールを備えており、
複数の前記第1太陽電池モジュールが縦並びに配置され、
前記第1太陽電池モジュールの受光面と水平面のなす角をθ1とし、前記二辺の距離を1とし、上方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺から、下方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺までの距離をl1としたとき、下記数1の関係を満たしており、
前記建屋の側壁部分のうち、上方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺から、下方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺までの間に配置される第2太陽電池モジュールを備えており、
前記第2太陽電池モジュールは、その受光面が前記建屋の側壁部分の外周面と平行となるように固定されるものであり、
上方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺から、下方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺までの間の領域のうち、単位面積当たりの年間積算日射量が所定量以上となる領域を第1の領域とし、他の部分を第2の領域としたとき、
前記第2太陽電池モジュールの上端部分が前記第1の領域と、前記第2の領域の境界となる部分に近接しており、
前記年間積算日射量をS4としたとき、前記第1の領域は、単位面積当たりの年間積算日射量が0.9×S4以上となる領域であり、前記第2の領域は、単位面積当たりの年間積算日射量が0.9×S4を下回る領域であり、
前記年間積算日射量が多くなる前記第1の領域の範囲内に収まるように前記第2太陽電池モジュールを取り付けていることを特徴とする太陽電池モジュールの取付構造。
- 前記年間積算日射量は、直達光の年間積算日射量と散乱光の年間積算日射量の合計であることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池モジュールの取付構造。
- 前記第1太陽電池モジュールは、いずれも長方形平板状の部材であり、前記二辺が長辺となることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の太陽電池モジュールの取付構造。
- 建屋の側壁部分に太陽電池モジュールを固定するための太陽電池モジュールの取付方法であって、
対向する二辺の内の一辺が前記建屋の側壁部分に近接し、他辺が前記一辺よりも下方となる位置及び/又は前記建屋の側壁部分から外側に離れた位置に配される第1太陽電池モジュールを上下方向で間隔を空けて並列配置するように固定するとき、
前記第1太陽電池モジュールの受光面と水平面のなす角をθ1とし、前記二辺の距離を1とし、上方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺から、下方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺までの距離をl1としたとき、下記数1の関係を満たすように固定する工程を含み、
上方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺から、下方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺までの間に第2太陽電池モジュールを固定する工程をさらに有し、
前記第2太陽電池モジュールを固定する工程では、前記第2太陽電池モジュールを受光面が前記建屋の側壁部分の外周面と平行となるように固定するものであり、
上方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺から、下方に位置する前記第1太陽電池モジュールの前記一辺までの間の領域のうち、単位面積当たりの年間積算日射量が所定量以上となる領域を第1の領域とし、他の部分を第2の領域としたとき、
前記第2太陽電池モジュールの上端部分が前記第1の領域と、前記第2の領域の境界となる部分に近接するように固定し、且つ、
前記年間積算日射量をS4としたとき、前記第1の領域は、単位面積当たりの年間積算日射量が0.9×S4以上となる領域であり、前記第2の領域は、単位面積当たりの年間積算日射量が0.9×S4を下回る領域であり、
前記年間積算日射量が多くなる前記第1の領域の範囲内に収まるように前記第2太陽電池モジュールを固定することを特徴とする太陽電池モジュールの取付方法。
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