JP2014145159A - ルーバー用太陽電池モジュールユニットとルーバー - Google Patents

ルーバー用太陽電池モジュールユニットとルーバー Download PDF

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Abstract

【課題】部品点数が少なく熱伸び対策不要の太陽電池モジュールユニットとそれにより構成されるルーバーを提供する。
【解決手段】、ルーバー用の太陽電池モジュールユニット2の上枠24の裏側に、ブラケット10に設けたユニット支持部12に係止する係止部13を設ける。ユニット2の下枠25に、下側に隣接するユニット2の係合受部29にユニット2の面内方向に変位可能に係合させる係合部27を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、ルーバー型に組合わされる太陽電池モジュールユニットとそのユニットにより構成されるルーバーに関する。
太陽電池をパネルに組み込んだルーバーとして、例えば特許文献1に記載のものがある。これは、建物の躯体にファスナー等の固定具を介して縦材を取付け、その縦材にブラケットを介してアルミ形材を固定し、このアルミ形材に太陽電池を取付けたものである。この特許文献1に記載のルーバーにおいて、太陽電池及びアルミ形材は、そのアルミ形材の躯体側における上側及び下側の二つの取付け脚部により支持される構造となっている。
特開2001−132187公報
特許文献1に記載の太陽電池を組み込んだルーバーにおいては、太陽電池の荷重を2か所の取付け脚部により支持するため、部品点数が多くコストがかかる。また、取付け部が上下に亘って2か所に存在するため、部材の熱伸びの問題がありその取付け部に熱伸びを許容するための対策が必要である。また、取付け部が上下に亘って2か所に存在することからビルが地震等により振動した場合にその振動が取付け部からアルミ形材へ伝わることで構成部材の変形や疲労の原因となるという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、太陽電池をルーバーに用いる場合に、1枚のルーバーパネルに対する取付け用の部品点数を減少させると共に、パネルの熱伸びに対する対策を不要とし、地震等により建物等の支持体に揺れがあっても部材にかかる応力を抑制することが可能なルーバー用太陽電池モジュールユニットとそのユニットにより構成されるルーバーを提供することを目的とする。
請求項1のルーバー用太陽電池モジュールユニットは、建物の壁面に取付けられるルーバー用太陽電池モジュールユニットであって、
太陽電池モジュールを枠で囲んでパネル状の太陽電池モジュールユニットを構成し、
前記枠を構成する上枠に、ルーバーの支持体側に設けたユニット支持部に掛けてユニットの荷重を受けさせる係止部を設けると共に、前記上枠に、上方に隣接するユニットに係合させる係合受部を設け、
前記枠を構成する下枠に、下方に隣接するユニットの前記係合受部にユニットでなるパネルの面内方向に変位可能に係合させる係合部を設けたことを特徴とする。
請求項2のルーバー用太陽電池モジュールユニットは、請求項1に記載のルーバー用太陽電池モジュールユニットにおいて、
前記係合受部と前記係合部のいずれか一方に、上下のユニットを組み合わせた状態において、前記係合受部と前記係合部との間に介在させる弾性体を設けたことを特徴とする。
請求項3のルーバーは、請求項1または2に記載のルーバー用太陽電池モジュールユニットを上下に連続させて組み合わせて構成したことを特徴とする。
請求項4のルーバーは、請求項3に記載のルーバーにおいて、
前記ルーバーの支持体側に設けたユニット支持部と前記係止部との間に弾性体が介在するように、前記ユニット支持部または前記係止部のいずれか一方に弾性体を設けたことを特徴とする。
請求項5のルーバーは、請求項3または4に記載のルーバーにおいて、
上下に連続する複数のユニットと、各ユニットにそれぞれ対応して設けられ、各ユニットの左右をそれぞれ支持する前記ユニット支持部を有するブラケットと、各ブラケットを取付けると共に、前記ルーバーの支持体に上部が固定される左右の縦材とにより一組のアレイを構成し、
前記縦材は、長手方向に亘って筒状部分を有すると共に、上下の縦材を接続するために、前記縦材どうしの対向する各端部において、ジョイントスリーブを嵌合し、
前記ジョイントスリーブは、前記対向する縦材の端部のうち、下側の縦材のみに固定し、上側の縦材に対し、上下方向に相対変位可能に嵌合したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ユニットの枠を構成する上枠に、建物側に設けたユニット支持部に掛けてユニットの荷重を受けさせる係止部を設けると共に、下枠に、下方に隣接するユニットの上枠に設けた係合受部にパネル面内方向に変位可能に係合させる係合部を設けたので、建物等の支持体に取付けた状態において、上枠に設けた係止部を建物側のユニット支持部に係止させて荷重を受けさせることにより、下枠側は下側に隣接するユニットの係合受部で表裏方向の移動を防止した構造で取付けることができ、これにより、ユニットの建物への取付けは上枠側だけですみ、ユニット取付けのための部品点数を少なくすることができる。その結果、ユニットの取付け作業も容易となる。
また、ユニットの下枠に設けた係合部と、ユニットの上枠に設けた係合受部とをパネル面内方向、すなわち上下、左右方向に変位可能に係合させることにより、熱伸びに対する対策が不要となり、地震等により建物等の支持体に揺れがあっても部材にかかる応力を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、係合部と係合受部との間に介在させる弾性体を設けたので、上下に隣接するユニットが相対的に移動しても、緩衝及び騒音の発生を抑制することができる。
請求項3の発明によれば、請求項1または2に記載のユニットによりルーバーを構成したので、請求項1または2に記載の効果を得ることができる。
請求項4の発明によれば、建物側に設けたユニット支持部と前記係止部との間に弾性体を介在させたので、建物に対してユニットが相対的に変位しても、ユニットに作用する力が弾性体により低減され、ユニットはユニット支持部の変形や破損の防止が可能となるとともに、地震などの振動が生じた場合でもユニットが上下、左右に搖動ができるため、ユニットやユニット支持部の変形や疲労を抑制することができる。また、ユニット支持部と係止部との間に弾性体が介在することにより、緩衝及び騒音の抑制が可能となる。
請求項5の発明によれば、建物に取付ける縦材の上部のみが固定部により建物と固定され、下部は建物と固定されずジョイントスリーブにより上下方向に若干相対的に変位可能に下側の縦材に保持される。このため、縦材の熱膨張、収縮を上下に隣接する縦材の相対変位により吸収することができ、縦材に過大な応力が作用することを防止することができる。
本発明の太陽電池モジュールユニットを用いたルーバーの適用例を示すビルの斜視図である。 本実施の形態の太陽電池モジュールユニットの上下の結合構造を示す縦断面図である。 図2の一部拡大図である。 図2において上側の太陽電池モジュールユニットを省略したE−E断面図である。 (A)は太陽電池モジュールユニットの正面図、(B)は太陽電池モジュールユニットの平面図である。 図5(A)の一部省略F−F拡大断面図である。 本実施の形態の縦材どうしの接続を示す一部断面側面図である。 本実施の形態のルーバーの右端の例を示す一部断面平面図である。 (A)は一組のアレイを説明する図、(B)(C)はアレイごとのロッキングを説明する図である。
図1は本発明における太陽電池モジュールユニット2により構成したルーバー1の適用例を示すビル(建物)の斜視図である。図1に示すようにルーバー1の支持体であるビルの外壁7にルーバー1が取付けられている。
各太陽電池モジュールユニット2は、上下に隣接するユニット2を組み合わせてルーバー1を構成する。ルーバー1は各階ごとに後述のアレイとして組合わされ、各ルーバー1を構成するユニット2は、隣接する左右のユニット2をコネクタ30(図4参照)により電気的に直列に接続するとともに、ルーバーの端部においては、直列に接続した複数のユニット2を、更に上下に直列に接続するように配線することで、数十個に直列接続されたルーバー1のグループを各階ごとに構成している。そしてこれらのルーバー1のグループにより発生する電力はケーブル4を介してパワーコンディショナー6に集約して供給される。コンディショナー6はユニット2からの直流出力を交流に変換する等の処理を行う。5はコンクリートの床スラブである。
図2は本実施の形態のユニット2がビルの外壁7に取付けられた状態を示す縦断面図、図3は図2の一部拡大断面図であり、図4は図2の上側のユニット2を省略したE−E拡大断面図である。本実施の形態におけるユニット2を用いたルーバー1は、建物の外壁7に取付けられる縦材3と、縦材3に取付けられるブラケット10と、ブラケットに支持されるユニット2とを備える。ユニット2は、グループを構成するユニット2が上下に連続して取付けられてルーバー1を構成する。
図2、図4において、縦材3はユニット2を取付けるためのブラケット10の支持材の役目を果たすものである。この縦材3の取付けは、図4に示すように、建物の外壁7にファスナー35をアンカーボルト36とナット37により固定して、そのファスナー35に縦材3をボルト42とナット43により固定することにより行なう。図2、図4に示すように、縦材3は筒状部3a、板状部3b及びライナー部3cを有する。そして縦材3のライナー部3cにブラケット10がボルト40及びナット41により取付けられる。
図3に示すように、ブラケット10は、上向きに突出する立ち上がり部10aを有し、立ち上がり部10aの上部には、弾性体11(例えば、PEやEPM等の樹脂材又はゴムを用いる。)が取付けられて、ユニット支持部12を構成する。
図5(A)はユニット2の正面図、図5(B)はユニット2の平面図、図6は、図5(A)の一部省略F−F拡大縦断面図である。ユニット2は、太陽電池素子65を内蔵した樹脂層20を表裏のガラスパネル21で挟んだ太陽電池モジュールを上枠24、下枠25及び縦枠26で構成される枠により四辺を囲んでユニット化したものである。
22は太陽電池モジュールの端子ボックスであり、ケーブル31を介して外部と接続するコネクタ30と接続される。このコネクタ30は例えば図4に示すように左右に隣接するユニット2のコネクタ30と接続される。70はケーブル31を通すために上枠24に設けられた開口部である。66はバイパスダイオードであり、これは互いに直列に接続される複数の発電素子65のうち、発電しない素子についてはバイパス回路を構成して発電している素子のみの発電電圧を外部に導くために設けられたものである。
上枠24は、組立の際に開口部70(図4、図5(B)参照)よりも大きなコネクタを通すことが可能なように第1の枠24aと第2の枠24bの2部材からなる2分割構造となっている。図6のように、この上枠24は表裏方向において太陽電池モジュールの表裏のガラスパネル21を挟持する。
図6のように下枠25は表裏方向においてユニット2のガラスパネル21を挟持する。23はガラスパネル21を支持するために下枠に設けられたセッティングブロックである。上枠24の第1の枠24a、第1の枠24b、下枠25及び縦枠26は押出形材により構成される。
縦枠26と上枠24との結合は、上枠24に設けられたタッピングホール80及び81に縦枠26の孔に貫通したタッピングビス61及び62を螺合、締結して行なう。同様に、縦枠26と下枠25との結合は、下枠25に設けられたタッピングホール82及び83に縦枠26の孔に貫通したタッピングビス63及び64を螺合、締結することによって行なう。図5(A)、図5(B)及び図4において、26aは、縦枠26の強度を確保するために設けられる筒部である。
図6に示すように、ユニット2の上枠24の裏面側には、前記ブラケット10に設けたユニット支持部12に係止させる係止部13が設けられる。この係止部13は、縦断面形状が逆U字形状をなす。図3に示すように、この係止部13は、その内側にユニット支持部12に嵌めてユニット2の荷重をユニット支持部12に受けさせた状態で支持させる。
図6に示すように、ユニット2の上枠24の表面側には上向きに突出して形成された突出部28を有し、この突出部28に前記弾性体11と同様または類似の弾性を有する弾性体14を取付けて上側に隣接するユニット2の係合受部29を構成する。
一方、ユニット2の下枠25の裏面側には、下側に隣接するユニット2の係合受部29にユニット2で構成されるパネルの面内方向、すなわち、上下方向、左右方向(パネルに平行となる方向)に移動可能に係合させる係合部27を設ける。この係合部27は、縦断面形状が逆U字状になす。図3に示すように、この係合部27は、下方に隣接するユニット2の係合受部29に上下方向に隙間Aを有して嵌合される。このように隙間Aを介して係合部27が係合受部29に嵌合されることにより、ユニット2の下枠25が表裏方向の位置が規制されるとともに、ユニット2の上下方向の伸縮が許容される。
図4に示すように、1つのブラケット10は、隣り合う2つのユニット2の係止部13を係止させる。すなわち、ひとつのブラケット10が隣り合う2つのユニット2の各端部を支持する。
図2のようにユニット2を連続させて1つのルーバー1を構成する枚数は、この実施の形態においては、図1及び図9(A)に示すように9枚である例を示しており、この全体の高さは建物の1階分の高さに対応する。図9(A)のようにこの9枚分のユニット2でなるルーバー1の左右に、対応する縦材3が設けられる。このような9枚の連続するユニット2と左右一対の縦材3を一組のアレイと称する。
図7は上下の縦材3の接続を示した側面図である。図7示すように、上下2本の縦材3の筒状部3aにジョイントスリーブ50を内嵌することにより、これら縦材3を接続している。縦材3は、その上端がファスナー35により外壁7に固定され、その下端はジョイントスリーブ50が筒状部3aに内嵌することで左右、表裏方向の位置が保持される。ジョイントスリーブ50は、下側の縦材3にのみボルト42で固定され、上側の縦材3の筒状部3aには遊嵌されている。このため、上側の縦材3とジョイントスリーブ50は熱伸びや振動による外力が加われば相対的に上下方向に変位することが可能である。
図7に示すように、1組のアレイの最も下側のユニット2の下枠25に設けた係合部27は、保持用ブラケット28aに係合させる。この保持用ブラケット28aは、ライナー部3cにボルト54及びナット55により取付けられる。この保持用ブラケット28aは、上向きの立ち上げ部分28bの先端に弾性体14を取付けて係合受部29aを構成する。そして、前述の係止受部29と同様に、係止受部29aにユニット2の下枠の係合部27に上下方向に隙間を介して嵌めることで最下端のユニット2の下側の表裏方向の位置が固定される。
図7において、71は1組のアレイの上側に設けられて最上端のユニット2の上動を規制する規制部材であり、この規制部材71は縦材3のライナー部3cにボルト56及びナット57により取付けられる。この規制部材71は断面形状が逆U字形をなす係合部71aにユニット2の上枠24に設けた係止受部29を嵌めることにより、ユニット2が過剰に上への移動することを規制し、これにより、ユニット2がユニット支持部12から離脱することを防止する。
図8はルーバー1の右端の平面図であり、このルーバー1の右端においては、ブラケット10は一つの太陽電池モジュールユニット2を支持する。72はルーバー右端を覆うために縦材3に取付けたカバーである。
上述のとおり、この実施の形態においては、図3に示すように、ユニット2の下枠25に設けた係合受部29の上面と、この係合受部29に係合させる係合部27との間には隙間Aが存在するので、係合受部29と係合部27とが摺動して相対位置が変位することが可能である。このため、例えば、熱伸びや熱収縮等によりユニット2の係合受部12と係合部27の距離に変動があっても、その隙間Aの幅が変化することで、その伸びや収縮を吸収することができ、ユニット2の部材に熱伸びや熱収縮による力がかからない。従って、熱伸び対策のための機構を特別に用意して部品点数を増やすことなく、熱伸びに対応が可能である。
次にユニット2のロッキング(左右方向の揺動)について説明する。前述のように、ユニット支持部12と係止部13は弾性体11を介して係合されており、外力に対して当接面が多少摺動することが許容される。また、係合受部29と係合部27との間に上下方向に隙間Aが存在し、係合受部29と係合部27の当接部分が摺動して相対位置が変位することが可能である。このため、外力により、ユニット2の表裏方向は保持されたまま図9(A)の矢印bに示すようにロッキング(搖動)することが可能となる。従って、地震や等により建物が揺れる場合にもユニット2がロッキングすることによって、太陽電池モジュールユニット2の部材に応力がかかることを抑制することができるため、部材の損傷や疲労を防ぐことができる。
すなわち、図9(B)や図9(C)に示すように、建物に振動やゆがみが生じた場合には、縦材3もこれに伴って左右に傾斜する。このように、縦材3が傾斜すると、ブラケット10の位置が変位してユニット2の位置も変位しようとする。このとき、ユニット2は、図9(B)においては矢印g、図9(C)においては矢印hの方向に上のユニット2との相対位置を変位しようとする力が生じて、係合受部29と係合部27の当接部分が摺動するため、上下のユニット2の相対位置を左右方向に変化させることができる。このように、係合受部29と係合部27の当接部分が摺動するために1組のアレイごとにロッキングが可能になるとともに、そのロッキングにおいてユニット2に力がかかることを抑制して、構成部材の破損や疲労を防止することができる。
尚、図9(A)において、縦材3が矢印cの方向にロッキングをするときに同時にユニット2が矢印bの方向にロッキングの挙動をすることもある。
上述のとおり、本実施の形態のユニットを用いたルーバーにおいては、ブラケット10がユニット2の荷重を支持し、係合受部29がユニット2の表裏方向の位置を保持することにより、縦方向について1つのユニット2について1つのブラケット10で済む。このため従来の1つのユニットに対して2つの取付け脚を設けるルーバーよりも部品点数を少なくすることができる。その結果、ユニット2の取付け作業も容易となる。
また、図4のように隣り合うユニット2に一つのブラケット10を兼用する構造を採用すれば、更に部品点数を少なくすることが可能である。
また、本実施の形態においては、ユニット支持部12や係合受部29,29aに弾性体12,14を設けたため、夫々係止部13及び係合部27と相対位置が変位するときの騒音発生を抑制することができる。なお、弾性体12,14は係止部13や係合部27に設けてもよい。
以上本発明を実施の形態により説明したが、本発明は、縦材3の代わりにブラケット支持材を複数のファスナーで構成してもよい。また、ビルの外壁でなくとも縦材などの縦に支持するための支持体が取付けられる場所であればどこでも適用可能である。また、本発明を実施する場合、太陽電池モジュールは表面も裏面もガラスであって光を透過させるタイプのものを用いたが、他の板状の太陽電池モジュールを用いてもよい。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、構成部材やその組み合わせについて、種々の変更、付加が可能である。
1:ルーバー、2:太陽電池モジュールユニット、3:縦材(ブラケット支持材)、3a:筒状部、3b:板部、3c:ライナー部、4:ケーブル、5:床スラブ、6:パワーコンディショナー、7:ビルの外壁(ルーバーの支持体)、10:ブラケット、10a:立ち上がり部、11:弾性体、12:ユニット支持部、13:係止部、14:弾性体、20:樹脂層、21:ガラスパネル、22:端子ボックス、23:セッティングブロック、24:上枠、24a:第1の部材、24b:第2の部材、27:係合部、28:突出部、29:係合受部、30:コネクタ、31:ケーブル、35:ファスナー、50,51:ジョイントスリーブ、65:太陽電池素子

Claims (5)

  1. 建物の壁面に取付けられるルーバー用太陽電池モジュールユニットであって、
    太陽電池モジュールを枠で囲んでパネル状の太陽電池モジュールユニットを構成し、
    前記枠を構成する上枠に、ルーバーの支持体側に設けたユニット支持部に掛けてユニットの荷重を受けさせる係止部を設けると共に、前記上枠に、上方に隣接するユニットに係合させる係合受部を設け、
    前記枠を構成する下枠に、下方に隣接するユニットの前記係合受部にユニットでなるパネルの面内方向に変位可能に係合させる係合部を設けたことを特徴とするルーバー用太陽電池モジュールユニット。
  2. 請求項1のルーバー用太陽電池モジュールユニットにおいて、
    前記係合受部と前記係合部のいずれか一方に、上下のユニットを組み合わせた状態において、前記係合受部と前記係合部との間に介在させる弾性体を設けたことを特徴とするルーバー用太陽電池モジュールユニット。
  3. 請求項1または2に記載のルーバー用太陽電池モジュールユニットを上下に連続させて組み合わせて構成したことを特徴とするルーバー。
  4. 請求項3に記載のルーバーにおいて、
    前記ルーバーの支持体側に設けたユニット支持部と前記係止部との間に弾性体が介在するように、前記ユニット支持部または前記係止部のいずれか一方に弾性体を設けたことを特徴とするルーバー。
  5. 請求項3または4に記載のルーバーにおいて、
    上下に連続する複数のユニットと、各ユニットにそれぞれ対応して設けられ、各ユニットの左右をそれぞれ支持する前記ユニット支持部を有するブラケットと、各ブラケットを取付けると共に、前記ルーバーの支持体に上部が固定される左右の縦材とにより一組のアレイを構成し、
    前記縦材は、長手方向に亘って筒状部分を有すると共に、上下の縦材を接続するために、前記縦材どうしの対向する各端部において、ジョイントスリーブを嵌合し、
    前記ジョイントスリーブは、前記対向する縦材の端部のうち、下側の縦材のみに固定し、上側の縦材に対し、上下方向に相対変位可能に嵌合したことを特徴とするルーバー。
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