JP6895208B2 - プラント制御装置 - Google Patents

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本発明の実施形態は、プラント制御装置に関する。
鉄鋼プラントなどのプラントの動作を制御するプラント制御装置では、新たな設備に入れ替えるリフレッシュ工事が行われる場合がある。こうしたリフレッシュ工事は、例えば、更新エンジニアリング業務と呼ばれる。
更新エンジニアリング業務では、当該プラントの最新の展開接続図や既設ソフトウェアなどを入手し、改造対象が明確であることを前提としてエンジニアリング業務を開始する。業務の中で最新の展開接続図と実際のハードウェアとに相違点が見つかった場合には、不明点を都度調査し、正しい情報を最新の展開接続図などに反映させる必要がある。
操業を続けているプラントでは、調査を行うことができる期間が限られている。また、調査によって新たな不明点が判明する場合もある。このため、既設プラントの正確な情報を確認するために多くの時間を要する場合がある。
また、従来の更新では、ハードウェアとソフトウェアとを同時に置き換える必要があり、その機能の確認のために、長い停止時間を必要としていた。
更に、ソフトウェアに関しては、最新のソフトウェアを入手して新たなプラント制御装置に適合したプログラムへの変換を行う。この際、何年も操業を続け、設備の改造を繰り返してきたプラントにおいて、存在するソフトウェアのすべてが現在使用されているものか、一部に不要なソフトウェアが含まれているのか、判断をつけることが難しい。不要なソフトを整理する作業は、プラント制御装置を更新する際に行うのが最適なタイミングであるが、判断がつかずにそのまま不要なソフトを残す場合も多い。
このように、プラント制御装置では、更新エンジニアリング業務の際に、一度に長い停止時間が必要となる点、及び不要なソフトウェアを極力排除した完成度の高いソフトウェアに更新することが難しい点において、検討の余地が残されていた。
特開平7−56495号公報
本発明の実施形態は、一度に長い停止時間をプラントに必要とすることなく、より高い完成度のソフトウェアに更新可能なプラント制御装置を提供する。
本発明の実施形態によれば、第1仕様を有する既設のプラント制御装置から置き換えて使用され、前記第1仕様と異なる第2仕様を有し、前記第2仕様のソフトウェアに基づいてプラントの動作を制御するプラント制御装置において、前記既設のプラント制御装置に組み込まれていた前記第1仕様の第1ソフトウェアを実行可能な第1制御部と、前記第2仕様の第2ソフトウェアを実行可能、かつ前記第2ソフトウェアを更新可能な第2制御部と、前記第1仕様と前記第2仕様との変換を行うことにより、前記既設のプラント制御装置に接続されていた前記第1仕様に対応する既設の入出力装置を前記第1制御部及び前記第2制御部に接続可能とするデバイス変換器と、を備え、前記デバイス変換器は、複数の前記既設の入出力装置と接続され、前記複数の既設の入出力装置のそれぞれを前記第2仕様に対応する入出力装置と個別に更新可能であり、前記第2制御部は、前記第2仕様に対応する入出力装置への更新に対応させて、前記第2ソフトウェアを更新可能であるプラント制御装置が提供される。
一度に長い停止時間をプラントに必要とすることなく、より高い完成度のソフトウェアに更新可能なプラント制御装置が提供される。
図1(a)〜図1(f)は、実施形態に係るプラント制御装置及びその更新方法を模式的に表すブロック図である。 図2(a)〜図2(d)は、参考のプラント制御装置及びその更新方法を模式的に表すブロック図である。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)〜図1(f)は、実施形態に係るプラント制御装置及びその更新方法を模式的に表すブロック図である。
図1(a)は、更新前の既設のプラント制御装置100を表す。
図1(b)〜図1(f)は、実施形態に係るプラント制御装置10を表す。すなわち、図1(b)〜図1(f)は、既設のプラント制御装置100を、実施形態に係るプラント制御装置10に更新する工程を表している。
既設のプラント制御装置100は、第1仕様を有する。新設されるプラント制御装置10は、第1仕様と異なる第2仕様を有する。第1仕様及び第2仕様は、ソフトウェア的な仕様及びハードウェア的な仕様の少なくとも一方を含む。ソフトウェア的な仕様とは、例えば、使用されるプログラミング言語や、プログラミング言語のバージョンなどである。ハードウェア的な仕様とは、例えば、入出力点数、プログラム容量(ステップ数)、命令処理速度、又はメモリ容量などである。
例えば、新設されるプラント制御装置10では、既設のプラント制御装置100と比べて、異なるプログラミング言語や、新しいバージョンのプログラミング言語が用いられている可能性が高い。また、新設されるプラント制御装置10では、既設のプラント制御装置100と比べて、入出力点数やプログラム容量などのハードウェア構成が増強されている可能性が高い。
このように、プラント制御装置10は、第1仕様を有する既設のプラント制御装置100から置き換えて使用され、第1仕様と異なる第2仕様を有し、第2仕様のソフトウェアに基づいてプラントの動作を制御する。
図1(a)に表したように、既設のプラント制御装置100は、制御部110を備える。制御部110には、例えば、リモートIO131、132やネットワークステーション135などの入出力装置が接続されている。制御部110には、例えば、複数の入出力装置が接続される。プラント制御装置100に接続されるリモートIO131、132及びネットワークステーション135などの入出力装置は、プラント制御装置100の第1仕様に対応する。
制御部110は、リモートIO131、132を介してプラントの各機器と接続される。制御部110は、例えば、リモートIO131、132を介して各種のセンサと接続されることにより、各種のセンサから制御に必要な情報を取得する。また、制御部110は、例えば、リモートIO131、132を介してモータドライバなどの駆動装置と接続され、センサの情報などに基づいて駆動装置に各種の制御信号を入力することにより、モータなどの駆動部の動作を制御する。
制御部110は、ネットワークステーション135を介してプラント内のネットワークに接続される。制御部110は、例えば、ネットワークステーション135及びネットワークを介してプラント内の別の制御装置などと接続される。
制御部110は、第1仕様に対応する第1ソフトウェア120を有する。制御部110は、第1ソフトウェア120に基づいて動作することにより、リモートIO131、132などを介して接続されたプラントの各機器の動作を制御する。
このように、制御部110は、リモートIO131、132及びネットワークステーション135を介してプラントの各機器やネットワークと接続され、第1ソフトウェア120に基づいて、プラントの動作を制御する。なお、制御部110に接続される入出力装置の数は、3つに限ることなく、1つ又は2つでもよいし、4つ以上でもよい。また、入出力装置は、リモートIO131、132やネットワークステーション135に限ることなく、制御部110と他の機器との間でのデータの送受を可能にする任意の装置でよい。
図1(b)〜図1(f)に表したように、実施形態に係るプラント制御装置10は、第1制御部11と、第2制御部12と、デバイス変換器14と、を備える。第1制御部11は、既設のプラント制御装置100に組み込まれていた第1仕様の第1ソフトウェア120を実行可能である。第2制御部12は、第2仕様の第2ソフトウェア20を実行可能、かつ第2ソフトウェア20を更新可能である。
第1制御部11は、例えば、既設のプラント制御装置100の制御部110の動作を模倣するエミュレータである。第2制御部12は、例えば、仮想CPU(Central Processing Unit)である。第1制御部11及び第2制御部12は、例えば、同じプロセッサにソフトウェア的に構成される。
このように、プラント制御装置10では、第1制御部11と第2制御部12とを設けることにより、既設の第1ソフトウェア120と新設の第2ソフトウェア20とのいずれか一方で選択的にプラントの各機器の動作を制御できるようにする。例えば、第1制御部11による制御と、第2制御部12による制御と、を切り替えながらプラントの各機器を動作させる。これにより、新設の第2ソフトウェア20が、既設の第1ソフトウェア120と同様にプラントの各機器を制御可能であるか否かを容易に確認することができる。
デバイス変換器14は、第1仕様と第2仕様との変換を行うことにより、既設のプラント制御装置100に接続されていた第1仕様に対応する既設のリモートIO131、132及びネットワークステーション135を第1制御部11及び第2制御部12に接続可能とする。
プラント制御装置10は、例えば、ネットワークインターフェイス16を、さらに備える。ネットワークインターフェイス16は、プラント制御装置10をプラント内のネットワークに接続する。ネットワークインターフェイス16は、例えば、第1制御部11、第2制御部12、及びデバイス変換器14と同じ筐体内に組み込まれている。プラント制御装置10は、これに限ることなく、プラント制御装置100と同様に、外付け式のネットワークステーション135などを介してネットワークと接続してもよい。ネットワークインターフェイス16は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
次に、本実施形態に係るプラント制御装置10の更新方法について説明する。
既設のプラント制御装置100をプラント制御装置10に更新する場合には、図1(a)及び図1(b)に表したように、まず、プラント制御装置100を取り外し、既設のリモートIO131、132及びネットワークステーション135をプラント制御装置10のデバイス変換器14に接続することにより、既設のプラント制御装置100をプラント制御装置10に置き換える。
そして、プラント制御装置10の第1制御部11に既設の第1ソフトウェア120を組み込む。これにより、プラント制御装置10においても、第1制御部11による制御によって、既設のプラント制御装置100と同様にプラントの各機器の動作を制御することが可能となる。既設の第1ソフトウェア120を第1制御部11に組み込むタイミングは、プラント制御装置10をプラント制御装置100と置き換えた後でもよいし、プラント制御装置10の置き換え行う前に予め行ってもよい。
図1(c)に表したように、必要に応じて既設のリモートIO131を新たなリモートIO31に更新する。新設のリモートIO31は、例えば、プラント制御装置10の第2仕様に対応したリモートIOである。このような場合、第1制御部11は、既設の第1ソフトウェア120の更新を可能にする。
プラント制御装置10は、例えば、第1ソフトウェア120を表示するための表示部や、第1ソフトウェア120の更新の操作を行うための操作部などをさらに有する(いずれも図示は省略)。更新エンジニアリング業務を行う技術者などは、表示部に表示された第1ソフトウェア120を参照しながら操作部を操作することにより、リモートIO31の更新に対応した第1ソフトウェア120の更新を第1制御部11に指示する。第1制御部11は、操作部からの指示に応じて第1ソフトウェア120を第1ソフトウェア121に更新する。
このように、プラント制御装置10は、リモートIO31などのハードウェア構成の更新があった場合に、第1制御部11(エミュレータ上)において既設の第1ソフトウェア120の更新を可能にする。これにより、例えば、任意のタイミングでハードウェア構成の更新を行うことが可能になる。例えば、ソフトウェアの更新を行った後に全てのリモートIO131、132を更新する場合などと比べて、一度に必要となるプラントの停止時間を短くすることができる。
図1(d)に表したように、プラント制御装置10の第2仕様に対応した第2ソフトウェア20を第2制御部12に組み込む。この後、第1制御部11と第2制御部12とでプラントの各機器を交互に制御することにより、新設の第2ソフトウェア20に基づく第2制御部12が、既設の第1ソフトウェア121に基づく第1制御部11と同様に動作するか否かを確認する。いわゆるパララン運転を行う。
更新エンジニアリング業務を行う技術者などは、第1制御部11及び第2制御部12のそれぞれの動作を確認し、第2ソフトウェア20を適宜更新する。第2制御部12は、第2ソフトウェア20の更新を可能にする。このように、パララン運転を行い、第1制御部11の実行結果と第2制御部12の実行結果とを比較する。これにより、新設の第2ソフトウェア20の完成度や品質を高めることができる。例えば、第2ソフトウェア20内に不要な内容が残ってしまうことを抑制することができる。
図1(e)に表したように、第2制御部12が適切に動作することをパララン運転によって確認した後、第1制御部11及び既設の第1ソフトウェア121を除去する。これにより、例えば、更新後に誤って第1制御部11によってプラントの各部を動作させてしまうことなどを抑制することができる。また、次回の更新時などに、第1制御部11及び第1ソフトウェア121が誤って引き継がれてしまうことなどを抑制することもできる。但し、第1制御部11及び第1ソフトウェア121は、そのまま残しておいてもよい。あるいは、第1制御部11は残しておき、既設の第1ソフトウェア121のみを除去(消去)してもよい。
図1(f)に表したように、既設のリモートIO132を新たなリモートIO32に更新する。新設のリモートIO32は、例えば、プラント制御装置10の第2仕様に対応したリモートIOである。この場合、第2制御部12は、リモートIO32の更新に対応させて、第2ソフトウェア20を第2ソフトウェア21に更新する。
このように、デバイス変換器14は、リモートIO131、132及びネットワークステーション135などの複数の既設の入出力装置と接続され、複数の既設の入出力装置のそれぞれを第2仕様に対応する入出力装置と個別に更新可能である。そして、第2制御部12は、第2仕様に対応する入出力装置への更新に対応させて、第2ソフトウェア20を更新可能である。
なお、この例では、新設のリモートIO31、32をデバイス変換器14に接続している。プラント制御装置10の第2仕様に対応するリモートIO31、32は、例えば、第2制御部12に直接接続してもよい。この場合、デバイス変換器14は、除去してもよい。
また、図1(f)に表したように、例えば、プラント制御装置10の更新に対応させて新しいネットワークが引かれた場合などには、ネットワークステーション135が除去され、ネットワークインターフェイス16を介して第2制御部12が新設のネットワークと接続される。以上により、プラント制御装置100からプラント制御装置10への更新が完了する。
図2(a)〜図2(d)は、参考のプラント制御装置及びその更新方法を模式的に表すブロック図である。
図2(a)〜図2(d)は、既設のプラント制御装置100を、参考のプラント制御装置200に更新する工程を表している。
参考のプラント制御装置200は、制御部210と、ネットワークインターフェイス216と、を備える。制御部210は、ソフトウェア220を有する。プラント制御装置200の仕様は、プラント制御装置100の仕様と異なる。ソフトウェア220は、プラント制御装置200の仕様に対応したソフトウェアである。ネットワークインターフェイス216は、ネットワークインターフェイス16と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。
図2(a)及び図2(b)に表したように、プラント制御装置100をプラント制御装置200に更新する場合には、まず、プラント制御装置100の制御部110とリモートIO131、132との間に切替装置240が設けられるとともに、プラント制御装置200の制御部210が切替装置240を介してリモートIO131、132と接続される。
切替装置240は、制御部110からリモートIO131、132に信号を入力可能とする状態と、制御部210からリモートIO131、132に信号を入力可能とする状態と、を選択的に切り替える。また、切替装置240は、リモートIO131、132から出力される信号を、制御部110及び制御部210の双方に入力する。この際、切替装置240は、プラント制御装置100の仕様とプラント制御装置200の仕様との変換を行うことにより、仕様の異なるリモートIO131、132をプラント制御装置200の制御部210に接続可能とする。
これにより、切替装置240の状態を切り替えることで、プラント制御装置100によってプラントの各機器の動作を制御する状態と、プラント制御装置200によってプラントの各機器の動作を制御する状態と、を切り替えることができる。すなわち、プラント制御装置100とプラント制御装置200とでパララン運転を行うことができる。
更新エンジニアリング業務を行う技術者などは、パララン運転によって制御部210の動作を確認し、必要に応じてソフトウェア220の書き換えを行う。
図2(c)に表したように、パララン運転によって制御部210の動作を確認した後、プラント制御装置100を除去する。この後、図2(d)に表したように、切替装置240を除去し、既設のリモートIO131、132を、プラント制御装置200の仕様に対応した新たなリモートIO231、232に更新する。また、制御部210は、リモートIO231、232の更新に対応させて、ソフトウェア220をソフトウェア221に更新する。以上により、プラント制御装置100からプラント制御装置200への更新が完了する。
既設のプラント制御装置100では、仕様の異なる新たなリモートIO231、232を接続し、プラントの各機器の制御を行うことができない。このため、参考のプラント制御装置200では、既設のリモートIO131、132を、一度に新たなリモートIO231、232に更新する必要があるとともに、これにともなうソフトウェア220からソフトウェア221への更新も一度に行う必要がある。従って、機能の確認のために、プラントを長時間停止させる必要がある。
これに対して、本実施形態に係るプラント制御装置10では、第1制御部11と第2制御部12とデバイス変換器14とを備えている。これにより、既設のリモートIO131、132と、新たなリモートIO31、32と、のそれぞれを、デバイス変換器14によって第1制御部11及び第2制御部12のそれぞれに接続することができる。これにより、既設のリモートIO131、132を、個別に新たなリモートIO31、32に更新することが可能となる。従って、一度に必要となるプラントの停止時間を短くすることができる。例えば、プラントの改造が可能な時に、小さな単位でリモートIO131、132などの入出力装置の更新を行うことができる。
また、既設の第1ソフトウェア120の実行結果と、新たに更新される第2ソフトウェア20の実行結果と、を比較しながら第2ソフトウェア20の更新を行うことができる。これにより、第2ソフトウェア20の完成度や品質を高めることができる。例えば、第2ソフトウェア20内に不要な内容が残ってしまうことを抑制することができる。
従って、本実施形態に係るプラント制御装置10によれば、一度に長い停止時間をプラントに必要とすることなく、より高い完成度のソフトウェアに更新することができる。
また、本実施形態に係るプラント制御装置10では、第1制御部11が、第1ソフトウェア120を更新可能である。これにより、例えば、図1(c)に表したように、第2制御部12に第2ソフトウェア20を組み込む前からリモートIO131、132の更新を行うことも可能となり、更新の自由度をより高めることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10、100、200…プラント制御装置、 11…第1制御部、 12…第2制御部、 14…デバイス変換器、 16…ネットワークインターフェイス、 20、21…第2ソフトウェア、 31、32…リモートIO、 110…制御部、 120、121…第1ソフトウェア、 131、132…リモートIO、 135…ネットワークステーション、 210…制御部、 220、221…ソフトウェア、 231、232…リモートIO、 240…切替装置

Claims (3)

  1. 第1仕様を有する既設のプラント制御装置から置き換えて使用され、前記第1仕様と異なる第2仕様を有し、前記第2仕様のソフトウェアに基づいてプラントの動作を制御するプラント制御装置において、
    前記既設のプラント制御装置に組み込まれていた前記第1仕様の第1ソフトウェアを実行可能な第1制御部と、
    前記第2仕様の第2ソフトウェアを実行可能、かつ前記第2ソフトウェアを更新可能な第2制御部と、
    前記第1仕様と前記第2仕様との変換を行うことにより、前記既設のプラント制御装置に接続されていた前記第1仕様に対応する既設の入出力装置を前記第1制御部及び前記第2制御部に接続可能とするデバイス変換器と、
    を備え
    前記デバイス変換器は、複数の前記既設の入出力装置と接続され、前記複数の既設の入出力装置のそれぞれを前記第2仕様に対応する入出力装置と個別に更新可能であり、
    前記第2制御部は、前記第2仕様に対応する入出力装置への更新に対応させて、前記第2ソフトウェアを更新可能であるプラント制御装置。
  2. 前記第1制御部は、前記既設のプラント制御装置の動作を模倣するエミュレータである請求項1記載のプラント制御装置。
  3. 前記第1制御部は、前記第2仕様に対応する入出力装置への更新に対応させて、前記第1ソフトウェアを更新可能である請求項1又は2に記載のプラント制御装置。
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