JP6893848B2 - 屋根葺き方法 - Google Patents
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Description
移動式作業架台の頂部床には折板成形機が設置され、移動式作業架台の下方側の台床には、折板の加工素材である薄鉄板をコイル状に巻いたホットコイル(熱延広幅帯鋼)を回転自在に支持するアンコイラーが設置されている。
移動式作業架台の台床のホットコイルから引き出された薄鉄板は、移動式作業架台の頂部床の折板成形機にまで揚送搬送される。揚送搬送された薄鉄板は折板成形機において所定形状の折板に連続的に成形されて送出される。
前記折板成形機を前記建物に沿って前記折板の働き幅で移動させる成形機移動工程と、
を順次繰り返して実行し、屋根葺きを行う屋根葺き方法であって、
前記建物に沿って地上で移動可能な移動式作業架台と、当該移動式作業架台上で前記建物に沿って移動可能な移動式設置台と、を備え、
前記移動式設置台上に前記折板成形機を設置し、
前記成形機移動工程は、前記移動式作業架台を移動させる架台移動工程と、前記移動式作業架台に対して前記移動式設置台を移動させる設置台移動工程と、を備えている点にある。
特に、本発明では、建物に沿って地上で移動可能な移動式作業架台と、移動式作業架台上で建物に沿って移動可能で、且つ、折板成形機を設置してある移動式設置台とを備えさせてある。これにより、成形機移動工程は、移動式作業架台に対して折板成形機を備えた移動式設置台を折板の働き幅分ずつ移動させる設置台移動工程と、折板成形機及び移動式設置台を含む移動式作業架台全体を、折板送出工程の実行回数の合計働き幅分を移動させる架台移動工程との組み合わせで実行することが可能になる。
したがって、移動式作業架台全体を折板の働き幅分ずつ移動させる従来方法に比較して、移動式設置台を小さな駆動力で折板の働き幅分ずつ的確、容易に移動させることができ、且つ、移動式作業架台全体を設置台移動工程の実行回数の合計働き幅分で一挙に能率良く移動させることができる。これにより、屋根葺き工事の能率化、容易化を図ることができる。
移動式設置台のコンパクト化を図ることができる。しかも、折板成形機の上部は移動式設置台の構成部材が少ないため、コイル支持部に対するコイルの搬入動線を容易に確保することができる。
図1は、倉庫、工場建屋、体育館など、折板屋根構造を備えた建物1の屋根葺き工事を示す。建物1は、例えば、柱11をS造(鉄骨造)+SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)とし、梁12をS造(鉄骨造)とする。建物1のコンクリート躯体工事に先立ち、屋根葺き工事を実施する。この屋根葺き工事に用いられる屋根葺き設備には、図2〜図5に示すように、建物1に沿って地上で移動可能な移動式作業架台2と、当該移動式作業架台2上で建物1に沿って移動可能な移動式設置台5と、が備えられ、移動式設置台5上には、帯状の薄鉄板(例えば、ガルバリウム鋼板(登録商標)等)9を所定形状の折板6(図6参照)に成形する折板成形機4が設置されている。
移動式作業架台2の大部分を占めるベント支保工30は、図2、図3、図5に示すように、多数の支柱31、支柱31間に架設される多数の交差ブレース32及び水平繋ぎ部材33、水平繋ぎ部材33の設置箇所に設けられる対角水平ブレース(図示省略)、四角形に枠組みされた支柱31の上下複数個所に水平姿勢で架設されるステージ34等が備えられている。
また、走行部20の走行基台21は、図2、図3に示すように、ベント支保工30の支柱31のうち、移動式作業架台2の移動方向に沿う列単位の支柱31群を支持する複数本(本実施形態では4本)のH形鋼製の上側敷桁24と、移動式作業架台2の移動方向に対して直交する姿勢で上側敷桁24を支持する複数本(本実施形態では10本)のH形鋼製の下側敷桁25とを格子状に組付けて構成されている。
第1走行ローラー23は、移動式作業架台2の移動方向に対する直交方向の両外側端に位置する下側敷桁25のうち、上側敷桁24と交差する交差部位に配置されている。
また、図4に示すように、ベント支保工30の支柱31の上部には、枕桁41が上方側に露出する状態で鋼製の第1足場板43が敷設され、ベント支保工30の上面全域に移動式設置台5の移動作業等を行うための移動作業ステージ44が構築されている。
上側据付枠52には、図4、図5に示すように、所定長さの帯状の薄鉄板9をロール状に巻き取ってあるコイル7を繰り出し回転自在に支持するコイル台(コイル支持部の一例)8と、当該コイル台8に支持されたコイル7から繰り出される帯状の薄鉄板9を側面視において略横向きUの字状に屈曲させながら折板成形機4に供給案内する供給ガイド部10と、が設けられている。
第2走行ローラー59は、図4に示すように、第2移動ガイド桁42と交差する第1受梁57の交差箇所に設けられている。この第2走行ローラー59の支持ケース59Aにおける屋根葺き時の移動方向下手側の側面は、折板6の働き幅に相当する移動ピッチで各第2移動ガイド桁42に取付けられるストッパー部材49と当接するストッパー面59aに構成されている。
そして、折板6の掛止凸部64には、隣接する折板6の掛止凹部65が掛止され、この隣接する両折板6の掛止凸部64と掛止凹部65とをもって立巻きはぜ66が構成されている。掛止された両折板6の掛止凸部64と掛止凹部65は、立巻きはぜ66に沿って自動走行する図示省略の電動シーマ(締め機)により、図7の(c)に示すように、巻き締めして強固に締結される。
タイトフレーム14の両傾斜フレーム部14A間には、折板成形機4の送り力で送出されてきた折板6を安定姿勢で保持可能な折板装着凹部14Cが形成されている。
上葺き用断熱金具15は、屋根下葺き側の折板6における下方側の両係合凹部67の外面に対して係合可能な第3係合爪15Bを下端に有する一対の脚部15Cと、折板6の両ウェブ62と同じ傾斜角度で両脚部15Cの上端に連続する傾斜部15Dと、両傾斜部15Dの上端を繋ぐ繋ぎ部15Eと、を有する。
第2係合爪15Aは、図8に示すように、両傾斜部15Dの傾斜方向の二箇所にそれぞれ設けられている。
また、隣接配置される両上葺き用断熱金具15は、図8に示すように、継金具16で固定連結されている。継金具16と両上葺き用断熱金具15の脚部15Cとは、脚部15Cに固着されたボルト17に対するナット18の螺合操作により固定連結されている。
屋根葺き方法は、折板成形機4で成形された折板6を建物1の屋根施工面に送出す折板送出工程と、折板成形機4を建物1に沿って折板6の働き幅Wで移動させる成形機移動工程と、を順次繰り返して実行し、屋根葺きを行う。
成形機移動工程は、移動式作業架台2を移動させる架台移動工程と、移動式作業架台2に対して移動式設置台5を移動させる設置台移動工程と、を備えている。
そして、本発明の屋根葺き方法の成形機移動工程は、設置台移動工程を設定された複数回繰り返し実行して、折板成形機4を建物1に沿って折板6の働き幅W分ずつ移動させるとともに、当該設置台移動工程を設定回数実行する毎に、移動式設置台5を初期位置側に戻しつつ架台移動工程を実行して、移動式作業架台2を建物1に沿って折板送出工程の実行回数による合計働き幅分を移動させる。
[1]屋根下葺き準備工程
移動式作業架台2上の移動式設置台5は、第2移動ガイド桁42に沿った移動経路の一端側の初期位置に配置し、且つ、移動式設置台5上の折板成形機4の折板送出中心位置は、建物1の屋根施工面における第1番目の折板敷設対象列の中心に合致する位置に配置する。また、折板成形機4は、折板6の送出方向が建物1の屋根施工面の勾配と略同一又はそれに近い傾斜方向となるように傾きを調整する。
移動式作業架台2側においては、図2に示すように、走行基台21の下側敷桁25の複数個所と地面(敷鉄板)との間に配置したスチフナージャッキ70で固定(架台固定手段に一例)するとともに、下側敷桁25を移動経路に設けた移動防止鋼材等の固定部に固定(架台固定手段に一例)する。
折板成形機4を駆動し、コイル7から繰り出される帯状の薄鉄板9を連続搬送しながら所定形状の折板6に成形する。本実施形態では、図6に示すように、はぜ締めタイプの折板6を成形する。成形された折板6は折板成形機4の送り力で送出される。そのため、折板成形機4から送出される折板6の先端部を作業者の把持している吊り上げ紐等で持ち上げることにより、建物1の屋根施工面の勾配方向に所定間隔を置いて配置されている多数の受梁13のタイトフレーム14のうち、折板敷設対象列の折板装着凹部14Cを簡単に通過させることができる。
図4、図5に示すように、移動式設置台5の第1受梁57と移動式作業架台2の折板成形作業部40における枕桁41との間に、図示は省略するが、横引き用ワイヤ及びチェーンブロック等の電動式ウインチを配設して、電動式ウインチの操作により、移動式設置台5を折板6の働き幅Wに相当する移動ピッチで移動させる。
移動式設置台5が折板6の働き幅Wに相当する移動ピッチ分だけ移動すると、第2走行ローラー59の支持ケース59Aのストッパー面59aが、両第2移動ガイド桁42に取付けられている第1番目のストッパー部材49に当接して、移動式設置台5は、第2列目となる折板敷設対象列に対応した設定成形位置に保持される。
折板成形機4を駆動し、コイル7から繰り出される帯状の薄鉄板9を連続搬送しながら所定形状の折板6に成形する。折板成形機4から送出される折板6は、第1列目の折板6と同じ要領で第2列目となる折板敷設対象列に沿って敷設する。敷設された第2列目の折板6の掛止凹部65を、第1列目の折板6の掛止凸部64に係合し、この状態で第2列目の折板6を押し込む。これにより、第2列目の折板6の各ウェブ62の傾斜方向の二箇所に形成されている係合凹部67が、タイトフレーム14の両傾斜フレーム部14Aに形成されている第1係合爪14Bと係合する。これにより、2列目の折板6が受梁13のタイトフレーム14に強固に取付けられる。
両第2移動ガイド桁42に取付けられている第1番目のストッパー部材49を撤去し、上述の[3]での設置台移動工程と同様に、電動式ウインチの操作により、移動式設置台5を折板6の働き幅Wに相当する移動ピッチで移動させる。移動式設置台5が折板6の働き幅Wに相当する移動ピッチ分だけ移動すると、第2走行ローラー59の支持ケース59Aのストッパー面59aが、両第2移動ガイド桁42に取付けられている第2番目のストッパー部材49に当接して、移動式設置台5は、第3列目となる折板敷設対象列に対応した設定成形位置に保持される。
そして、以降は、上述の[4]、[5]の工程を、移動式設置台5の設定移動回数分だけ実行する。本実施形態では、20枚の折板6を敷設するため、第2番目の折板6から移動式設置台5の移動を19回繰り返すことになる。折板6の働き幅Wは50cmに設定されているため、設置台移動工程の設定回数実行時の合計働き幅分は、10mとなる。
屋根下葺きが完了すると、移動式設置台5を初期位置に戻す。
移動式設置台5の第2走行ローラー59の支持ケース59Aのストッパー面59aを基準にして、図4に示すように、各第2移動ガイド桁42における移動式設置台5の移動領域の全域に、折板6の働き幅W分を移動式作業架台2の一回分の移動量としてマーキングする。全てのマーキング位置に、第2走行ローラー59の支持ケース59Aのストッパー面50aと当接可能なストッパー部材49を脱着自在に取付ける。
図8、図9に示すように、屋根下葺き側の折板6のうち、各受梁13のタイトフレーム14に対応する位置に、上葺き用断熱金具15を取付ける。各上葺き用断熱金具15の両脚部15Cの下端に形成された第3係合爪15Bは、図9に示すように、屋根下葺き側の折板6における下方側の両係合凹部67の外面に係合する。
また、隣接配置される両上葺き用断熱金具15は、図8に示すように、継金具16を介して固定連結する。継金具16と両上葺き用断熱金具15の脚部15Cとは、脚部15Cに固着されたボルト17に対するナット18の螺合操作により固定連結されている。
屋根下葺き側の折板6の上面には所定厚みの断熱材85を敷設する。
折板成形機4を駆動し、コイル7から繰り出される帯状の薄鉄板9を連続搬送しながら所定形状の折板6に成形する。折板成形機4から送出される折板6は、屋根下葺き側の第1番目の折板6の上方に沿って敷設する。
成形された折板6は折板成形機4の送り力で送出されるため、屋根下葺き時と同様に、折板成形機4から送出される折板6の先端部を作業者の把持している吊り上げ紐等で持ち上げることにより、隣接配置される両上葺き用断熱金具15間を容易に通過させることができる。
移動式設置台5の第1受梁57と移動式作業架台2の折板成形作業部40における枕桁41との間に、図示は省略するが、横引き用ワイヤ及びチェーンブロック等の電動式ウインチを配設して、電動式ウインチの操作により、移動式設置台5を折板6の働き幅Wに相当する移動ピッチで移動させる。
移動式設置台5が折板6の働き幅Wに相当する移動ピッチ分だけ移動すると、第2走行ローラー59の支持ケース59Aのストッパー面59aが、両第2移動ガイド桁42に取付けられている第1番目のストッパー部材49に当接して、移動式設置台5は、屋根上葺き側の第2列目となる折板敷設対象列に対応した設定成形位置に保持される。
折板成形機4を駆動し、コイル7から繰り出される帯状の薄鉄板9を連続搬送しながら所定形状の折板6に成形する。折板成形機4から送出される折板6は、屋根上葺き側の第1列目の折板6と同じ要領で第2列目となる折板敷設対象列に沿って敷設する。敷設された屋根上葺き側の第2列目の折板6の掛止凹部65を、第1列目の折板6の掛止凸部64に係合し、この状態で第2列目の折板6を押し込む。これにより、第2列目の折板6の各ウェブ62の傾斜方向の二箇所に形成されている係合凹部67が、上葺き用断熱金具15の第2係合爪15Aと係合する。
両第2移動ガイド桁42に取付けられている第1番目のストッパー部材49を撤去し、上述の[10]での設置台移動工程と同様に、電動式ウインチの操作により、移動式設置台5を折板6の働き幅Wに相当する移動ピッチで移動させる。移動式設置台5が折板6の働き幅Wに相当する移動ピッチ分だけ移動すると、第2走行ローラー59の支持ケース59Aのストッパー面59aが、両第2移動ガイド桁42に取付けられている第2番目のストッパー部材49に当接して、移動式設置台5は、屋根上葺き側の第3列目となる折板敷設対象列に対応した設定成形位置に保持される。
そして、上述の[11]、[12]の工程を、移動式設置台5の設定移動回数分だけ実行する。本実施形態では、20枚の屋根上葺き側の折板6を敷設するため、屋根上葺き側の第2番目の折板6から移動式設置台5の移動を19回繰り返すことになる。折板6の働き幅Wは50cmに設定されているため、屋根上葺き側の設置台移動工程の設定回数実行時の合計働き幅分は、10mとなる。
移動式設置台5を初期位置側に戻しつつ、架台移動工程を実行して、移動式作業架台2を建物1に沿って設置台移動工程の設定回数実行時の合計働き幅分を移動させる。
移動式作業架台2を移動させるに当てっては、次の架台移動準備工程を実行する。
走行基台21の下側敷桁25の複数個所と地面(敷鉄板)との間に配置した架台固定手段としてのスチフナージャッキ70による固定を解除する。
移動式作業架台2の下側敷桁25と移動経路に設けられている架台固定手段としての移動防止鋼材等の固定部との固定連結を解除する。
移動式作業架台2の第1走行ローラー23を第1移動ガイド桁22に沿って移動させる移動力付与手段の準備をする。本実施形態では、走行基台21の上側敷桁24に連結した横引き用ワイヤを介して建設機械で牽引する準備に入る。
移動式作業架台2には、第2移動ガイド桁42に対応する部位にストッパー面(図示省略)を形成する。設置台移動工程の設定回数実行時の合計働き幅分が、移動式作業架台2の今回の移動距離になるので、第1移動ガイド桁22の上面に、移動式作業架台2のストッパー面を基準にして、設置台移動工程の設定回数実行時の合計働き幅に相当する移動距離をマーキングし、このマーキング位置に、移動式作業架台2のストッパー面と当接可能なストッパー部材(図示省略)を取付ける。
この移動作業工程の終了後は、次の移動後処理工程を実行する、
移動力付与手段である建設機械及び横引き用ワイヤ等を撤去する。
移動式作業架台2の走行基台21の下側敷桁25の複数個所と地面(敷鉄板)との間に配置したスチフナージャッキ70で移動式作業架台2を固定する。
移動式作業架台2の下側敷桁25を移動経路に設けられている固定部に固定連結する。
そのため、移動式設置台5を初期位置側に戻す戻し工程の開始時点が、架台移動工程の開始時点よりも早くなってもよい。また、移動式設置台5の戻し工程の終了時点が架台移動工程の終了時点よりも遅くなってもよい。
さらに、移動式作業架台2の架台移動準備工程中に、移動式設置台5を移動経路の中央位置にまで移動させ、移動式作業架台2の移動作業工程中は、移動式設置台5が移動経路中央位置で停車保持し、移動式作業架台2の移動作業工程が終了して移動後処理工程に移行するときに、移動式設置台5を移動経路中央位置から初期位置に戻り移動するように構成してもよい。
(1)上述の実施形態では、はぜ締めタイプの折板6を例に挙げて説明したが、両折板6の継ぎ目に対して上方からキャップを嵌め込む嵌合タイプの折板6、或いは、両折板6の隣接端部を重ね合わせてボルト・ナットでタイトフレーム14に固定する重ねタイプの折板6等であってもよい。
2 移動式作業架台
4 折板成形機
5 移動式設置台
6 折板
7 コイル
8 コイル支持部(コイル台)
Claims (3)
- 折板成形機で成形された折板を建物の屋根施工面に送出す折板送出工程と、
前記折板成形機を前記建物に沿って前記折板の働き幅で移動させる成形機移動工程と、
を順次繰り返して実行し、屋根葺きを行う屋根葺き方法であって、
前記建物に沿って地上で移動可能な移動式作業架台と、当該移動式作業架台上で前記建物に沿って移動可能な移動式設置台と、を備え、
前記移動式設置台上に前記折板成形機を設置し、
前記成形機移動工程は、前記移動式作業架台を移動させる架台移動工程と、前記移動式作業架台に対して前記移動式設置台を移動させる設置台移動工程と、を備えている屋根葺き方法。 - 前記成形機移動工程は、前記設置台移動工程を設定回数繰り返し実行して、前記折板成形機を前記建物に沿って前記折板の働き幅分ずつ移動させるとともに、当該設置台移動工程を設定回数実行する毎に、前記移動式設置台を初期位置側に戻しつつ前記架台移動工程を実行して、前記移動式作業架台を前記建物に沿って前記折板送出工程の実行回数による合計働き幅分を移動させる請求項1記載の屋根葺き方法。
- 前記折板の加工素材である薄鉄板を巻いたコイルを支持するコイル支持部が、前記折板成形機の上部に配設されている請求項1又は2記載の屋根葺き方法。
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