JP6891067B2 - 情報出力管理装置および情報出力管理方法 - Google Patents

情報出力管理装置および情報出力管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報出力管理装置および情報出力管理方法に関するものであり、具体的には、各企業のデータを論理的に分離させ管理するマルチテナントシステムにおいて、リソースの誤設計や改ざん等に抗して、データの誤出力を的確に回避可能とする技術に関する。
バイヤー企業とサプライヤ企業とがN対Nで電子商取引可能な環境において、運用コスト低減や企業間での情報の参照性確保を図るため、データ装置やプログラム装置を企業間で共有するマルチテナント型のSaaS(Software as a Service)が広がりを見せている。また、上述のマルチテナント型のSaaSの登場以前に、バイヤー企業とサプライヤ企業とが電子商取引を行う形態として、企業間EDI(Electronic Data Interchange)取引が広く普及している。
これら2つの形態は、異なる企業間のデータを扱う仕組みであり、情報漏洩の観点からデータの正しさを検査する手段が重要、との観点は共通する。
こうした企業間の電子商取引システムに関する従来技術としては、例えば、小売店とメーカとのうち少なくとも小売店との間に構成されるシステムであって、当該システムを実行するシステム実行部と、小売店及びメーカーとはそれぞれ情報伝達手段により情報の授受が可能なよう接続され、小売店には当該小売店における商品の販売状況をデータとして収集する購買者/販売情報収集手段(以下「情報収集手段」とする)が設けられ、システム実行手段には、当該情報収集手段から出力された情報を分析し、小売店における商品の販売を促進するデータを作成する手段と、メーカーに対して新たな商品を開発するための製品開発データを作成する手段とのうち少なくとも商品の販売を促進するデータを作成する手段が設けられていることを特徴とする商品の販売管理システム(特許文献1参照)などが提案されている。
また、商品売買に関するEDIシステムの伝送データを管理するコンピュータシステムであって、買い手側端末が利用する売り手側システムのネットワーク上のアドレスを記憶した記憶手段と、買い手側端末より商品の注文情報をネットワークを介して受信し、注文情報が含む情報に基づいて前記記憶手段で売り手側システムのアドレスを検索する手段と、前記買い手側端末より受信している注文情報を含むチェック用データを、前記検索した売り手側システムのアドレスに宛ててチェック依頼とともに送信し、売り手側システムの保持するデータチェックプログラムによる前記チェック用データに関するデータチェック結果を、売り手側システムから受信する手段と、前記データベースチェック結果が問題ないものであれば該当注文情報を含む注文伝送データを該当売り手側システムに送信する手段と、を備えることを特徴とするEDIデータ管理システム(特許文献2参照)なども提案されている。
特開2007−25860号公報 特開2011−128891号公報
上述のマルチテナント型のSaaSでは、論理的に各企業のデータが分離された状態で記録されたデータ装置やプログラム装置を、企業間共有する構成となっている。そのため
、例えばパラメータ改ざん等があった場合、本来ならば出力すべきでない自他企業の情報を検索要求等に応じて出力してしまう恐れがある。
また、上述した共用の構成を採用していることで、特定企業向けのプログラム装置のカスタマイズや標準機能の拡張、データ装置のテーブル拡張などの改修機会に際し、設計誤りや不具合の発生リスクが高い。そのため、上述同様に出力すべきでない情報を出力してしまう恐れがある。
一方、従来技術を採用するとしても、マルチテナントシステムにおける設計誤りや不具合、改ざん等に起因する不正表示を的確に回避する機構は備えておらず、例えばバイヤとサプライヤの間の情報紐付を誤った場合などにおいて、情報の誤表示や装置間での送受信データ混入などの恐れが依然として残されている。
そこで本発明では、各企業のデータを論理的に分離させ管理するマルチテナントシステムにおいて、リソースの誤設計や改ざん等に抗して、データの誤出力を的確に回避可能とする技術を提供することにある。
上記課題を解決する本発明の情報出力管理装置は、各ユーザ企業のデータを論理的に分離させて管理するマルチテナント型の電子商取引環境における、各機能が呼び出すデータの出力条件を規定した参照情報定義DBを保持する記憶装置と、前記ユーザ企業の端末による所定機能の実行に応じ、当該ユーザ企業を実行ユーザとして前記機能を実行した場合の呼び出しデータに関して前記参照情報定義DBを参照して、対応する出力条件を特定し、前記呼び出しデータを前記端末に出力するに先立ち、前記実行に関する所定データと前記呼び出しデータに含まれる所定事象のデータとの関係性が、前記出力条件を満たす場合に、前記呼び出しデータを前記端末に出力し、前記出力条件を満たさない場合に、前記実行ユーザと前記所定機能に対応して前記参照情報定義DBに登録されている処理を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の情報出力管理方法は、各ユーザ企業のデータを論理的に分離させて管理するマルチテナント型の電子商取引環境における、各機能が呼び出すデータの出力条件を規定した参照情報定義DBを保持する記憶装置を備えた情報処理装置が、前記ユーザ企業の端末による所定機能の実行に応じ、当該ユーザ企業を実行ユーザとして前記機能を実行した場合の呼び出しデータに関して前記参照情報定義DBを参照して、対応する出力条件を特定し、前記呼び出しデータを前記端末に出力するに先立ち、前記実行に関する所定データと前記呼び出しデータに含まれる所定事象のデータとの関係性が、前記出力条件を満たす場合に、前記呼び出しデータを前記端末に出力し、前記出力条件を満たさない場合に、前記実行ユーザと前記所定機能に対応して前記参照情報定義DBに登録されている処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明によれば、各企業のデータを論理的に分離させ管理するマルチテナントシステムにおいて、リソースの誤設計や改ざん等に抗して、データの誤出力を的確に回避できることとなる。
本実施形態における情報出力管理装置を含むネットワーク構成例を示す図である。 本実施形態の購買業務システムの構成例を示す図である。 本実施形態における注文情報DBの構成例を示す図である。 本実施形態における見積依頼情報DBの構成例を示す図である。 本実施形態における見積回答情報DBの構成例を示す図である。 本実施形態における参照情報定義DBの構成例を示す図である。 本実施形態における情報出力管理方法のフロー例1を示す図である。 本実施形態における情報出力管理方法のフロー例2を示す図である。 本実施形態における情報出力管理方法のフロー例3を示す図である。 本実施形態における情報出力管理方法のフロー例4を示す図である。 本実施形態における画面例1を示す図である。 本実施形態における画面例2を示す図である。 本実施形態における画面例3を示す図である。 本実施形態における画面例4を示す図である。 本実施形態における画面例5を示す図である。 本実施形態におけるダウンロードデータ例1を示す図である。 本実施形態におけるダウンロードデータ例2を示す図である。 本実施形態におけるダウンロードデータ例3を示す図である。 本実施形態におけるダウンロードデータ例4を示す図である。 本実施形態における画面例6を示す図である。 本実施形態における画面例7を示す図である。
−−−ネットワーク構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の情報出力管理システムたるWEBサーバ100(以下、WEBサーバ100)を含むネットワーク構成図である。図1に示すWEBサーバ100は、各企業のデータを論理的に分離させ管理するマルチテナントシステムにおいて、リソースの誤設計や改ざん等に抗して、データの誤出力を的確に回避するサーバ装置である。
図1で示すように、WEBサーバ100は、DBサーバ150と共に購買業務システム10を構成している。この購買業務システム10は、複数のバイヤー企業20、サプライヤ企業30が、それぞれのユーザ端末90を利用することで、インターネット等のネットワーク5を経由して同時に利用することができる、すなわちN対Nのマルチテナント型の電子商取引環境を提供するシステムである。
この購買業務システム10は、電子商取引に必要な機能およびデータを保持し、これらをネットワーク5経由でユーザ端末90に適宜に提供する、クラウドシステムでもある。購買業務システム10がユーザ端末90に提供する機能としては、WEBサーバ100におけるログインプログラム111、バイヤープログラム112、および、サプライヤープログラム113、の各プログラムを実行することで実装される機能を想定している。また、セキュリティプログラム114は、本実施形態の情報出力管理方法を実行するプログラムである。これらプログラムの機能の詳細については後述する。
また、購買業務システム10において、WEBサーバ100およびDBサーバ150では、各ユーザ企業すなわちバイヤー企業20およびサプライヤ企業30に関する種々のデータを、論理的に分離させ管理している。つまり、バイヤー30およびサプライヤ企業30のそれぞれに関して専用の記憶装置や記憶領域を設けて、それぞれのデータを格納・管理しているわけではない。具体的には、WEBサーバ100やDBサーバ150にて、各データにバイヤー企業20やサプライヤ企業30の企業コード等の識別情報が付与された上で、例えば、機能別や目的別に記憶されている。
なお、本実施形態の購買業務システム10では、処理対象となるバイヤー企業20やサプライヤ企業30の各データは、主としてDBサーバ150のデータベース160に格納されている構成を想定する。勿論、DBサーバ150の機能およびデータベース160を、WEBサーバ100が備えるとしてもよい。
−−−購買業務システムの構成−−−
続いて、上述の購買業務システム10の構成について説明する。既に述べたように、購買業務システム10は、WEBサーバ100およびDBサーバ150で構成されている。これらWEBサーバ100およびDBサーバ150は、ネットワーク5との間に配置されたFW6(Fire Wall)を介して、バイヤー企業20やサプライヤ企業30のユーザ端末
90と通信可能となっている。また、WEBサーバ100とDBサーバ150とはLANなど購買業務システム内のネットワーク7で通信可能に接続されている。
このうちWEBサーバ100は、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置101、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ103、記憶装置101に保持される各種のプログラムをメモリ103に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPU104(演算装置)、および、ネットワーク6、7と接続して他の装置との通信処理を担う通信装置105、を備える。
なお、記憶装置101内には、本実施形態の情報出力管理装置として必要な機能を実装する為のプログラム、すなわち業務用アプリケーション110およびセキュリティプログラム114が少なくとも記憶されている。また、業務用アプリケーション110は、既に述べたように、ログインプログラム111、バイヤープログラム112、および、サプライヤープログラム113を含んでいる。
このうちバイヤープログラム112においては、商品検索機能1121、発注・検索機能1122、ユーザ改廃機能1123、および、見積依頼機能1124を実装する。
上述の商品検索機能1121は、バイヤー企業20がユーザ端末90を操作してWEBサーバ100にアクセスした際、例えば、購買対象として所望の商品を指定する入力欄等を含む検索用のインターフェイスを提供し、当該インターフェイスで得た検索条件での検索リクエストをDBサーバ150に投げることで検索結果を得て、これをユーザ端末90に返す機能となる。この時、DBサーバ150では、検索リクエストに応じたクエリで商品情報DB127を検索することとなる。
また、発注・検収機能1122は、上述の商品検索機能1121で特定した商品を対象として、所定のサプライヤ企業30に対して発注をかける処理を担う機能である。
また、ユーザ改廃機能1123は、例えばバイヤー企業20が指定したサプライヤ企業30に関して、ユーザ情報DB126での情報の改廃処理を担う機能である。
また、見積依頼機能1124は、商品検索機能1121で特定した商品に関して、或るサプライヤ企業30のユーザ端末90に見積依頼を通知するものである。
また、サプライヤープログラム113においては、注文受付機能1131、出荷登録機能1132、および、見積回答機能1133を実装する。
上述の注文受付機能1131は、バイヤー企業20による発注・検収機能1122の利用によって発注手続がなされた注文に関して受注処理を行う機能であり、ここで処理した注文の情報を注文情報DB123に格納する機能である。
また、出荷登録機能1132は、注文受付機能1131で受注した注文に基づき、該当商品を該当サプライヤ企業30が出荷した場合に、当該出荷情報をユーザ端末90から得てDBサーバ150において適宜に格納する機能である。
また、見積回答機能1133は、見積依頼機能1124から見積依頼を受けたサプライヤ企業30のユーザ端末90から、見積回答を取得し、これを見積依頼情報DB124に格納する機能である。
なお、注文実績管理機能1101は、バイヤープログラム112およびサプライヤープログラム113で共用している。
この注文実績管理機能1101は、バイヤー企業20やサプライヤ企業30のユーザ端末90からの検索要求を受けて、DBサーバ150の注文情報DB123を検索し、これをセキュリティプログラム114に送信して、出力可否の判定に供する機能である。こうした検索やセキュリティプログラム114での処理の詳細については後述する。
一方、DBサーバ150は、WEBサーバ100と同様に、SSD(Solid State Drive)やハードディスクドライブなど適宜な不揮発性記憶素子で構成される記憶装置151、RAMなど揮発性記憶素子で構成されるメモリ153、記憶装置151に保持される各種のプログラムをメモリ153に読み出すなどして実行し装置自体の統括制御を行なうとともに各種判定、演算及び制御処理を行なうCPU154(演算装置)、および、ネットワーク6、7と接続して他の装置との通信処理を担う通信装置155、を備える。
なお、記憶装置151内には、本実施形態の情報出力管理装置として必要な機能を実装する為のプログラム152の他、データベース160が少なくとも記憶されている。
また、データベース160には、注文情報DB123、見積依頼情報DB124、見積回答情報DB125、ユーザ情報DB126、商品情報DB127、および、参照情報定義DB128、を格納している。なお、上述の各DBは、バイヤー企業20やサプライヤ企業30といったユーザ共通で論理的に分割してデータを保存する。これら各DBの詳細については後述する。
−−−データ構造例−−−
続いて、本実施形態の情報出力管理装置たるWEBサーバ100が用いるDB類について説明する。図3に、本実施形態における注文情報DB123の一例を示す。
注文情報DB123は、バイヤー企業20がユーザ端末90を操作して商品検索機能1121で商品検索をし、当該商品に関して見積依頼機能1124にて所定サプライヤ企業30宛の見積依頼を実行し、当該見積依頼に対する見積回答を認識した上で、発注・検収機能1122を利用し、所定のサプライヤ企業30に宛てて発注をかけた注文の情報を蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、各注文を一意に特定する注文番号701をキーとして、注文依頼日702、この注文を行ったバイヤー企業20の発注企業コード703、発注者名704、発注商品の商品コード705、商品名706、発注先のサプライヤ企業30を示す取引先企業コード707、取引先名708、管理企業コード709、発注商品の数量710、仕入単価711、および、販売単価712といった値を対応付けたレコードの集合体となっている。
また、図4に、本実施形態における見積依頼情報DB124の一例を示す。本実施形態の見積依頼情報DB124は、バイヤー企業20がユーザ端末90を操作して、見積依頼機能1124を利用し、所定のサプライヤ企業30に宛てて行った見積依頼の情報を蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、同じ商品と数量、希望単価に関する見積依頼を一意に特定する見積番号901をキーとして、見積依頼番号902、配送情報903、バイヤー企業20を示す依頼企業コード904、商品名905、見積依頼先のサプライヤ企業30を示す取引先企業コード906、見積依頼商品の数量907、および、希望単価908、といった情報を対応付けたレコードの集合体となっている。
なお、1つの見積番号901で異なるサプライヤ企業30への相見積と、それぞれ複数回の見積回答を受け付けることができるものとする。よって、図4で示す見積依頼情報DB124でも、同内容の見積依頼に関して、「SUP_A」と「SUP_B」の二社のサプライヤ企業30宛てに、同内容の見積依頼が生成・送信された例を示している。
また、図5に、本実施形態における見積回答情報DB125の一例を示す。本実施形態の見積回答情報DB125は、上述の見積依頼情報DB124に登録された各見積依頼に対して、対応すべきサプライヤ企業30から回答があった見積回答の情報を蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、見積回答を一意に特定する見積回答番号1001をキーとして、当該見積回答の契機となった見積依頼の見積依頼番号1002、見積回答日1003、商品名1004、数量1005、および、回答単価1006、といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。このうち、見積依頼番号1002は、当然ながら、上述の見積依頼情報DB124における見積依頼番号902と共通するキーとなっている。
また、図6に、本実施形態における参照情報定義DB126の一例を示す。本実施形態の参照情報定義DB126は、購買業務システム10が提供する電子商取引環境における、業務用アプリケーション110の各機能が、バイヤー企業20ないしサプライヤ企業30が操作するユーザ端末90の指示を受けて、DBサーバ150の注文情報DB123、見積依頼情報DB124、および、見積回答情報DB125のいずれかから呼び出したデータの出力条件を蓄積したデータベースである。
そのデータ構造は、業務用アプリケーション110のいずれかの機能を実行したユーザ、すなわちバイヤー企業20ないしサプライヤ企業30を示す実行ユーザ801をキーとして、呼び出し元機能802、比較元803、比較先804、比較内容805、および、不一致時命令806といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
このうち比較元803は、上述の機能の実行に関する所定情報であり、具体的には、実行ユーザ801が示すバイヤー企業20ないしサプライヤ企業30の企業コードや、呼び出し対象のデータに関する所定項目(例:見積依頼情報、見積回答情報らにおける見積依頼番号)、すなわち「機能の実行に関する所定データ」である。
また比較先804は、呼び出されたデータに含まれる所定事象(例:注文情報における発注企業コードや、管理企業コード、取引先企業コード、販売価格、或いは、見積依頼情報や見積回答情報らにおける見積依頼番号など)のデータである。
また、比較内容805は、上述の比較元803と比較先804との好適な関係性に関して規定したものであり、上述の機能により呼び出されたデータの出力を許容する条件を示すものと言える。
情報出力管理装置たるWEBサーバ100は、この比較内容805で規定する条件が満たされた場合、実行ユーザ801が示す企業のユーザ端末90に対し、該当データを出力することとなる。
また、不一致時命令806は、上述の比較元803と比較先804との関係性が比較内容805で規定する条件を満たさない場合、上述の機能により呼び出されたデータの出力を拒絶する、或いは所定の一部データのみ出力する/しない、などの所定処理を規定するものとなる。
なお、図示は省略するが、ユーザ情報DB126は、バイヤー企業20ないしサプライヤ企業30の各担当者に関するログイン用の情報が格納されたデータベースである。このログイン用の情報は、ログインIDとパスワード、該当担当者の所属先企業の企業コード、権限(例:発注者、管理者、見積処理者)が規定されている。従って、ログインプログラム111によるログイン処理に際し、ログイン認証に成功した場合、該当担当者の所属先や権限が確定することとなる。
また、商品情報DB127は、購買業務システム10が提供する電子商取引環境において取引対象となる商品の情報を格納したデータベースである。この商品の情報は、サプライヤ企業30のユーザ端末90から登録要求を受けて格納した情報を想定出来るが、これに限定しない。
−−−実施例1−−−
以下、本実施形態における情報出力管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する情報出力管理方法に対応する各種動作は、情報出力管理装置たるWEBサーバ100が実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。また、WEBサーバ100は、DBサーバ150から必要なデータを取得し処理を実行する。
図7は、本実施形態における情報出力管理方法のフロー例1を示す図であり、具体的には、購買業務システム10でトランザクションとして管理される注文実績をユーザ端末90で画面参照する際のフローチャートである。
ここで、ログインプログラム111の機能を利用したログイン済み(従って担当者の所属先企業の企業コードや権限が確定済みである)のバイヤー企業20ないしサプライヤ企業30のユーザ端末90は、注文実績管理機能1101を利用して、実績検索要求をWEBサーバ100に送信した状況を想定する。また、WEBサーバ100は、この実績検索要求を受けて、実績検索画面1100(図11)を、当該ユーザ端末90に返したとする。
この場合、ユーザ端末90は、実績検索画面1100をディスプレイ等の表示装置に出力し、ここでユーザからの検索条件の入力と一覧検索ボタン1101の押下を受け付け、当該検索条件をWEBサーバ100に送信する(s100)。
ここでWEBサーバ100に送信される検索条件は、図11の実績検索画面1100のインターフェイスで例示するように、注文番号、商品コード、商品名、といった注文情報が含みうる値となる。
一方、WEBサーバ100の注文実績管理機能1131は、上述の検索条件を受信し、実績検索要求の実行ユーザの情報(ログインプログラム111でのログイン処理済みあるから実行ユーザの企業コードや権限等の情報は判明済み)と、上述のユーザ端末90から受信した検索条件とに基づいて、検索用のクエリを生成し、これをDBサーバ150に問い合わせる(s101)。
他方、DBサーバ150は、上述のクエリを受けて、データベース160の注文情報DB123における検索を実行し、クエリの示す検索条件に一致したレコードを特定し、これを、WEBサーバ100の注文実績管理機能1131へ返信する(s102)。
WEBサーバ100の注文実績管理機能1131は、DBサーバ150からレコード、すなわち注文情報のデータを受信し、これと実行ユーザ情報とをセキュリティプログラム114に送信する(s103)。
なお、上述の例では、DBサーバ150で検索された情報をセキュリティプログラム114に送信する例としたが、この例に限らず、WEBサーバ100の記憶装置101にて特定されたデータをセキュリティプログラム114に送信するとしてもよい。
WEBサーバ100のセキュリティプログラム114は、注文実績管理機能1101から受信したデータの、ユーザ端末90への出力可否について評価する(s104)。
このセキュリティプログラム114における評価(s104)の詳細について図8のフローに基づき詳述する。図8は本実施形態の情報出力管理方法のフロー例2を示す図であり、具体的には、セキュリティプログラム114での処理フローを示す図である。
この場合、セキュリティプログラム114は、フロー例1のs101でユーザ端末90から呼び出された機能、すなわち呼び出し元機能(上述の例では、「注文実績管理機能」における一覧検索)の情報と、注文実績管理機能1101から受信した実行ユーザ情報とを取得する(s1401)。
次に、セキュリティプログラム114は、s1401で得た実行ユーザ情報、および、呼び出し元機能の情報をキーに、DBサーバ150の参照定義情報DB128で検索を実行し、該当キーと実行ユーザ801および呼び出し元機能802の各値が一致するデータを取得する(s1402)。
例えば、実行ユーザ情報が「バイヤー(企業)の発注者」で、呼び出し元機能の情報が「注文実績管理機能による一覧検索」を示すものである場合、セキュリティプログラム114は、図6の参照情報定義DBにおいてレコード810を特定し、このデータを取得することとなる。
続いて、セキュリティプログラム114は、上述のs1402の結果、参照定義情報DB128から1件以上のデータを取得できたか判定する(s1403)。
上述の判定の結果、1件も取得できなかった場合(s1403:n)、セキュリティプログラム114は、セキュリティチェック不要と判断し、呼び出し元機能すなわち注文実績管理機能1101からs104で受け付けたデータを、そのまま出力可能として呼び出し元機能に返し(s1404)、処理をフロー例1のs105へ遷移させる。
他方、上述の判定の結果、1件以上取得できた場合(s1403:y)、セキュリティプログラム114は、処理をs1405に遷移させる。
この場合、セキュリティプログラム114は、上述のs1402で得たデータの比較元803および比較先804のそれぞれで規定された情報を、s104で得ているデータにて特定し、これらが比較内容805の規定に合致しているか判定する(s1405)。
上述の具体例であれば、比較元803が「実行ユーザの企業コード」で、比較先804が「検索結果の発注企業コード」であって、比較内容805が「比較元と比較先が一致すること」を規定している。一方、s104で注文実績管理機能1101から得ている情報
で、「実行ユーザの企業コード」が例えば「KIGYO_A」、「検索結果の発注企業コード」が例えば「KIGYO_A」であったならば、両者は一致するから比較内容805の規定を満たすと判定される。
このように、セキュリティプログラム114は、注文実績検索管理機能1101からの呼び出しでは、実行ユーザが「バイヤー企業の発注者」の場合、比較先804で規定する「発注企業コード」と比較元803で規定する「実行ユーザの企業コード」が一致しているか判定する。また同様に、実行ユーザが「バイヤー企業の管理者」の場合、比較先804で規定する「管理企業コード」と、比較元803で規定する「実行ユーザの企業コード」とが一致しているか判定する。また、実行ユーザが「サプライヤ」の場合、比較先804が規定する「取引先企業コード」と、比較元803が規定する「実行ユーザの企業コード」が一致しているか判定する。
上述の判定の結果、比較内容805の規定に合致しない結果が得られた場合(s1406:NG)、セキュリティプログラム114は、ユーザ端末90での出力を「否」と判定し、処理をs1407に遷移させる。
他方、上述の判定の結果、比較内容805の規定に合致する結果が得られた場合(s1406:OK)、セキュリティプログラム114は、ユーザ端末90での出力を「合」と判定し、処理をs1408に遷移させる。
セキュリティプログラム114は、s1406での判定結果が「合」の場合に応じて、呼び出し元機能の注文実績管理機能1101から送付されたデータを、そのまま呼び出し元機能へ返し(s1408)、処理をフロー例1のs105に遷移させる。
一方、s1406での判定結果が「否」の場合、セキュリティプログラム114は、これに応じて、s1402で得たデータの不一致時命令806の規定に応じた命令を呼び出して、これを呼び出し元機能に返し(s1407)、処理をフロー例1のs105に遷移させる。
ここで、フロー例1の説明に戻る。WEBサーバ100の注文実績管理機能1101は、上述のs104を実行したセキュリティプログラム114から、「合」すなわち出力可とされたデータまたは「否」に応じて呼び出された命令を取得する(s105)。
続いて、注文実績管理機能1101は、s105で取得したデータから、実績検索一覧画面を生成し、ユーザ端末90に送信し(s106)、処理を終了する。この実績検索一覧画面は、図12に示す画面1200、図13に示す画面1300、図14に示す画面1400、を想定出来る。
このうち図12の画面1200は、実行ユーザが「バイヤー企業の発注者」であった場合のユーザ端末90での表示画面である。また、図13の画面1300は、実行ユーザが「バイヤー企業の管理者」であった場合のユーザ端末90での表示画面である。また、図14の画面1400は、実行ユーザが「サプライヤ企業」であった場合のユーザ端末90での表示画面である。
一方、注文実績管理機能1101は、上述のs105でセキュリティプログラム114から、不一致時命令806を得て、それが例えば「対象の検索結果を出力しない」との指示であった場合、エラー画面1500(図15)を生成し、このデータファイルをユーザ端末90に送信することとなる。すなわちこの場合、注文実績管理機能1101は、注文情報DB123から取得したデータを、ユーザ端末90に対して一切出力しない。
以上のように、参照定義情報DB128を用いて出力制御を行うことで、例えば、注文実績管理機能1101のs102における、DBサーバ150の注文情報DB123に問い合わせるクエリの設計誤りや、実行ユーザの企業コードの改ざんが行われても、セキュリティプログラム114によって、ユーザ端末90での情報表示を回避することができる。
−−−実施例2−−−
ここでは、上述の実施例1とは異なり、ユーザ端末90において、実績検索画面1100のデータダウンロードボタン1102の押下を受け付けた状況を想定する。このようにデータダウンロードをユーザが所望する場合、実施例1とは、データファイル出力とエラー時の振る舞いが異なる。
この場合、ユーザ端末90は、バイヤー企業20ないしサプライヤ企業30の担当者による、実績検索画面1100での検索条件の入力と、データダウンロードボタン1102の押下を受けて、この検索条件とデータダウンロードの指示について、WEBサーバ100の注文実績管理機能1131に送信する(s200)。
一方、WEBサーバ100の注文実績管理機能1101は、これを受けて、フロー例1のs101〜s105と同様に、s201〜205を実行する。なお、本フローで呼び出されるセキュリティプログラム114がs1402で参照定義情報DB128から取得するデータは、呼び出し元機能802で「ダウンロード」が規定されているレコード814〜817となる。
続いて、注文実績管理機能1101は、s205でセキュリティプログラム114から取得したデータよりデータファイルを生成し、これをユーザ端末90に送信し(s206)、処理を終了する。
このデータファイルの例としては、図16に示すデータファイル1600(実行ユーザが「バイヤー企業の発注者」である場合のダウンロードデータ)、図17に示すデータファイル1700(実行ユーザが「バイヤー企業の管理者」である場合のダウンロードデータ)、図18に示すデータファイル1800(実行ユーザが「サプライヤ企業」である場合のデータファイル)、を想定出来る。
一方、注文実績管理機能1101は、上述のs205でセキュリティプログラム114から、不一致時命令806を得て、それが例えば「対象の検索結果を出力しない」との指示であった場合、セキュリティプログラム114におけるs1405の判定で比較内容805の規定に合致するとされたデータのみを含むデータファイル(図19のデータファイル1900)を、ユーザ端末90に送信することとなる。
以上のように、参照情報定義DBにおける不一致時命令806の定義により、セキュリティプログラム114による判定結果に応じて、ユーザ端末90での出力内容を制御することができる。
−−−実施例3−−−
ここでは、見積情報の閲覧(見積依頼機能1124)にセキュリティプログラム114を適用した例について示す。なお、見積依頼情報DB124および見積回答情報DB125は、見積依頼番号902と見積依頼番号1002とで互いに関連付けられている関係にある。よって、WEBサーバ100の見積依頼機能1124が、見積依頼情報DB124と見積回答情報DB125を参照すれば、上述の関係にある見積依頼情報DB124およ
び見積回答情報DB125から、1つの見積番号901で異なるサプライヤ企業30の相見積と、それぞれ複数回の見積回答の各情報を特定することができる。
図10は、本実施形態における情報出力管理方法のフロー例4を示す図である。この場合、ユーザ端末90は、所定の画面等において、バイヤー企業20の見積処理者による見積処理画面の表示要求の指示を受け付けて、この表示要求をWEBサーバ100の見積依頼機能1124に送信する(s300)。この表示要求には、当該バイヤー企業20および見積処理者の情報すなわち実行ユーザの情報(企業コード、権限)と、見積番号の情報とが含まれているものとする。
一方、WEBサーバ100の見積依頼機能1124は、ユーザ端末90から得た実行ユーザの情報と見積番号に基づき、DBサーバ150に問い合わせるクエリを生成し、これをDBサーバ150に問い合わせる(s301)。
他方、上述のクエリを受け取ったDBサーバ150は、当該見積番号が一致する見積依頼のレコードを見積依頼情報DB204で特定し、ここで特定したレコードが示す見積依頼番号を含むレコードを見積回答情報DB205で特定して、それぞれ特定した見積依頼および見積回答の各レコードを結合し、これをWEBサーバ100へ送信する(s302)。
続いて、見積依頼機能1124は、DBサーバ150から送信されたレコードを取得し、当該レコードが含むデータと実行ユーザ情報を、セキュリティプログラム114に送信する(s303)。
他方、セキュリティプログラム114は、上述の見積依頼機能1124から送信されてきたデータを参照情報定義DBに基づいて評価し、その結果を見積依頼機能1124に返信する(s304)。このとき、本ステップで呼びされるセキュリティプログラム114が、s1402を実行すれば、実行ユーザ801が「バイヤー企業の見積処理者」で、呼び出し元機能802が「見積依頼機能」である、レコード818を参照定義情報DB128にて特定することになる。
また、セキュリティプログラム114は、上述のように特定した参照情報定義DBのレコード818の比較内容805に基づき、見積情報DB124での検索結果であるレコードにおける見積依頼番号と、見積回答情報DB125での検索結果であるレコードにおける見積依頼番号とが一致するか、判定することとなる。一致した場合、該当データは出力可であり、一致しない場合、出力不可となる。
一方、見積依頼機能1124は、上述のs304を実行したセキュリティプログラム114から、その評価結果に応じて出力可とされたデータまたは評価結果に応じて呼び出された命令を取得する(s305)。
次に、見積依頼機能1124は、s305で取得したデータから、見積詳細画面2000(図20)を生成し、これをユーザ端末90に送信し(s306)、処理を終了する。なお、s305で取得したのが、不一致時命令806の「対象の検索結果を出力しない」であった場合、見積依頼機能1124は、エラー画面2100(図21)をユーザ端末90に送信する一方で、見積依頼情報DB124、見積回答情報DB125から取得したデータを、ユーザ端末90に対して一切出力しない。
以上の様に参照定義情報DB128を定義しておくことで、異なるDBから得たレコードをユーザ端末90にて結合表示させる場合に、例えば、結合条件の誤りがあった場合に
もセキュリティプログラム114により、ユーザ端末90に本来なら表示不可のものを表示させるといった事態を防ぐことができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
こうした本実施形態によれば、各企業のデータを論理的に分離させ管理するマルチテナントシステムにおいて、リソースの誤設計や改ざん等に抗して、データの誤出力を的確に回避することが可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、本実施形態の情報出力管理装置において、前記演算装置は、前記機能を実行した場合の、複数のリソースからそれぞれ呼び出され、所定データを共通のキーとして互いに結びつくデータのセットに関して、前記参照情報定義DBを参照して、対応する出力条件を特定し、前記セットを前記端末に出力するに先立ち、前記セットの一方のデータが含む所定データと他方のデータが含む所定データとの関係性が、前記出力条件を満たす場合に、前記データのセットを前記端末に出力するものである、としてもよい。
これによれば、各ユーザ企業に関する各種データが複数のサーバ等に分散している状況等に対応し、或る機能の実行に伴って呼び出すデータの繋がりを踏まえつつ、その出力可否を的確に判定し制御することができる。ひいては、各企業のデータを論理的に分離させ管理するマルチテナントシステムにおいて、リソースの誤設計や改ざん等に抗して、データの誤出力を更に的確に回避することが可能となる。
また、本実施形態の情報出力管理装置において、前記演算装置は、所定装置より、前記参照情報定義DBにおける所定の出力条件の修正を受け付けて、前記参照情報定義DBを更新し、当該更新の以後、前記出力条件の特定を前記更新を経た参照情報定義DBを参照して実行するものである、としてもよい。
これによれば、出力条件の変更に伴う大規模なプログラム改修等のコストや手間を抑制し、参照情報定義DBの更新手順を行うのみで、出力条件の管理とこれに伴う出力可否の判定精度の維持を図ることが可能となる。ひいては、各企業のデータを論理的に分離させ管理するマルチテナントシステムにおいて、リソースの誤設計や改ざん等に抗して、データの誤出力を更に的確に回避することが可能となる。
また、本実施形態の情報出力管理方法において、前記情報処理装置が、前記機能を実行した場合の、複数のリソースからそれぞれ呼び出され、所定データを共通のキーとして互いに結びつくデータのセットに関して、前記参照情報定義DBを参照して、対応する出力条件を特定し、前記セットを前記端末に出力するに先立ち、前記セットの一方のデータが含む所定データと他方のデータが含む所定データとの関係性が、前記出力条件を満たす場合に、前記データのセットを前記端末に出力する、としてもよい。
また、本実施形態の情報出力管理方法において、前記情報処理装置が、所定装置より、前記参照情報定義DBにおける所定の出力条件の修正を受け付けて、前記参照情報定義DBを更新し、当該更新の以後、前記出力条件の特定を前記更新を経た参照情報定義DBを参照して実行する、としてもよい。
5、7 ネットワーク
6 FW
10 購買業務システム
20 バイヤー企業
30 サプライヤ企業
90 ユーザ端末
100 WEBサーバ(情報出力管理装置)
101 記憶装置
103 メモリ
104 CPU(演算装置)
105 通信装置
110 業務用アプリケーション
111 ログインプログラム
112 バイヤープログラム
1101 注文実績管理機能
1121 商品検索機能
1122 発注・検収機能
1123 ユーザ改廃機能
1124 見積依頼機能
113 サプライヤープログラム
1131 注文受付機能
1132 出荷登録機能
1133 見積回答機能
114 セキュリティプログラム
123 注文情報DB
124 見積依頼情報DB
125 見積回答情報DB
128 参照定義情報DB
150 DBサーバ
151 記憶装置
152 プログラム
153 メモリ
154 CPU
160 データベース

Claims (6)

  1. 各ユーザ企業のデータを論理的に分離させて管理するマルチテナント型の電子商取引環境における、各機能が呼び出すデータの出力条件を規定した参照情報定義DBを保持する記憶装置と、
    前記ユーザ企業の端末による所定機能の実行に応じ、当該ユーザ企業を実行ユーザとして前記機能を実行した場合の呼び出しデータに関して前記参照情報定義DBを参照して、対応する出力条件を特定し、前記呼び出しデータを前記端末に出力するに先立ち、前記実行に関する所定データと前記呼び出しデータに含まれる所定事象のデータとの関係性が、前記出力条件を満たす場合に、前記呼び出しデータを前記端末に出力し、前記出力条件を満たさない場合に、前記実行ユーザと前記所定機能に対応して前記参照情報定義DBに登録されている処理を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする情報出力管理装置。
  2. 前記演算装置は、
    前記機能を実行した場合の、複数のリソースからそれぞれ呼び出され、所定データを共通のキーとして互いに結びつくデータのセットに関して、前記参照情報定義DBを参照して、対応する出力条件を特定し、前記セットを前記端末に出力するに先立ち、前記セットの一方のデータが含む所定データと他方のデータが含む所定データとの関係性が、前記出力条件を満たす場合に、前記データのセットを前記端末に出力し、前記出力条件を満たさない場合に、前記実行ユーザと前記所定機能に対応して前記参照情報定義DBに登録されている処理を実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報出力管理装置。
  3. 前記演算装置は、
    所定装置より、前記参照情報定義DBにおける所定の出力条件の修正を受け付けて、前記参照情報定義DBを更新し、当該更新の以後、前記出力条件の特定を前記更新を経た参照情報定義DBを参照して実行するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報出力管理装置。
  4. 各ユーザ企業のデータを論理的に分離させて管理するマルチテナント型の電子商取引環境における、各機能が呼び出すデータの出力条件を規定した参照情報定義DBを保持する記憶装置を備えた情報処理装置が、
    前記ユーザ企業の端末による所定機能の実行に応じ、当該ユーザ企業を実行ユーザとして前記機能を実行した場合の呼び出しデータに関して前記参照情報定義DBを参照して、対応する出力条件を特定し、
    前記呼び出しデータを前記端末に出力するに先立ち、前記実行に関する所定データと前記呼び出しデータに含まれる所定事象のデータとの関係性が、前記出力条件を満たす場合に、前記呼び出しデータを前記端末に出力し、前記出力条件を満たさない場合に、前記実行ユーザと前記所定機能に対応して前記参照情報定義DBに登録されている処理を実行する、
    ことを特徴とする情報出力管理方法。
  5. 前記情報処理装置が、
    前記機能を実行した場合の、複数のリソースからそれぞれ呼び出され、所定データを共通のキーとして互いに結びつくデータのセットに関して、前記参照情報定義DBを参照して、対応する出力条件を特定し、
    前記セットを前記端末に出力するに先立ち、前記セットの一方のデータが含む所定データと他方のデータが含む所定データとの関係性が、前記出力条件を満たす場合に、前記データのセットを前記端末に出力し、前記出力条件を満たさない場合に、前記実行ユーザと前記所定機能に対応して前記参照情報定義DBに登録されている処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報出力管理方法。
  6. 前記情報処理装置が、
    所定装置より、前記参照情報定義DBにおける所定の出力条件の修正を受け付けて、前記参照情報定義DBを更新し、当該更新の以後、前記出力条件の特定を前記更新を経た参照情報定義DBを参照して実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報出力管理方法。
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