JP6890006B2 - 光学スクリーン、多視点映像表示装置および立体像表示装置 - Google Patents
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Description
コーナーキューブミラー方式は、3枚の平面鏡を直角に組み合わせた3面体キューブコーナー素子をアレイ状に配置し、入射光線を3つの鏡面で反射することで、光を入射方向にそのまま反射する方式である。
また、ビーズ方式は、入射した光が球状のガラスビーズの中に入るときに屈折し、球面上の一点で焦点を結び、ガラスビーズの裏にある反射膜により反射してガラスビーズを出るときに再度屈折することで、光を入射方向にそのまま反射する方式である。
また、ホログラム方式は、スクリーンに記録した干渉縞により光を回折させ、光の方向性を制御する方式である。
また、ホログラム方式のスクリーンは、回折しない0次回折光や高次の回折光によって、観察者が不要な光を認識してしまうという問題がある。
このとき、ほぼ平行光とみなせる入射光は、レンズアレイ(第1レンズアレイ)によって、ファイバーオプティックプレートの光が入射する面に集光し、ファイバーオプティックプレート内を伝搬する。そして、ファイバーオプティックプレートから出射される光、あるいは、さらに反射板を介して反射し逆経路でファイバーオプティックプレートを伝搬してファイバーオプティックプレートから出射される光は、レンズアレイ(第2レンズアレイ)によって、ほぼ平行光となって出射される。
このファイバーオプティックプレートは微細な光ファイバーで構成されているため、光学スクリーンは、高解像度の映像を、劣化を抑えて表示することができる。
本発明によれば、レンズアレイと、微細な光ファイバーで構成されるファイバーオプティックプレートとを用いた簡易な構成で、指向性を保持して高解像度の映像を表示することができる。
また、本発明によれば、複数の表示装置と、レンズアレイおよびファイバーオプティックプレートを用いた光学スクリーンとを用いた簡易な構成で、高精細な多視点映像や立体像を表示することが可能になる。
≪光学スクリーン≫
〔第1実施形態〕
最初に、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る光学スクリーン1の構成について説明する。
この光学スクリーン1は、2枚のレンズアレイ10(10A,10B)とファイバーオプティックプレート(以下、FOP)11と、を備える。
マイクロレンズLの形状は、図1では円形で表しているが、非レンズ部分が生じないように、配列パターンに応じた正方形状、ハニカム形状等が好ましい。
また、マイクロレンズLの大きさは、光学スクリーン1に表示する画像の1画素の大きさよりも小さいサイズとする。例えば、光学スクリーン1に表示する画像の1画素の大きさを1mm角とした場合、マイクロレンズLの大きさは、それよりも十分小さいサイズ、例えば、0.5mm程度以下とする。
この光ファイバー(素線)FBは、固有の開口数(Numerical Aperture:NA)で定められる最大受光角度θmax以内の光でコアCOとクラッドCLとの境界面で全反射した光のみが伝搬され、全反射しない光は吸収体LAで吸収される。
光ファイバーFBの素線の直径は、マイクロレンズLの大きさよりも十分小さいサイズとする。例えば、マイクロレンズLの大きさを0.5mm程度とした場合、光ファイバー(ファイバー素線)FBの直径は、3μm〜10μmとする。
ここで、図4を参照して、光学スクリーン1で入出射する光線の方向(指向性)について具体的に説明する。ここでは、レンズアレイ10Aの焦点距離をf1、レンズアレイ10AとFOP11との距離をm1、レンズアレイ10Bの焦点距離をf2、FOP11とレンズアレイ10Bとの距離をm2とする。
入射角度θ1で光学スクリーン1に入射した光は、レンズアレイ10Aの個々のマイクロレンズLの中心位置に対向するFOP11の端面Aの位置からxの距離に集光する。この距離xは、以下の式(1)となる。
もし、f1≠f2であれば、入射光と出射光の角度比は、以下の式(3)となる。
次に、図5を参照して、光学スクリーン1で入出射する光線の広がり角について説明する。ここで、レンズアレイ10Aの焦点距離をf1、レンズアレイ10AとFOP11との距離をm1、レンズアレイ10Bの焦点距離をf2、FOP11とレンズアレイ10Bとの距離をm2とする。なお、f1≠m1(図5の例では、f1<m1)、f2=m2とする。
ここで、FOP11への光の幅をwとすると、指向性を持った光線の広がり角φは、おおよそ以下の式(4)となる。
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態に係る光学スクリーン1Bの構成について説明する。
この光学スクリーン1Bは、2枚のレンズアレイ10(10A,10B)とFOP11と、拡散板12と、を備える。具体的には、光学スクリーン1Bは、図7(a)の側面図、図7(b)の分解斜視図に示すように、光の入射側(背面側)から、レンズアレイ10A、FOP11、拡散板12、レンズアレイ10Bの順に配置されて構成される。
拡散板12以外の構成は、図1で説明した光学スクリーン1と同じものであるため、説明を省略する。
なお、この拡散板12は、予め固定の拡散角特性を有する拡散板を用いてもよいし、拡散角特性を制御可能な拡散板を用いてもよい。拡散角特性を制御可能な拡散板としては、例えば、電圧の制御によって、拡散の度合いを変更できるポリマー分散型液晶を用いた拡散フィルムを用いることができる。また、拡散板12は、垂直方向と水平方向とで異なる拡散角特性を有する拡散板を用いてもよい。
これによって、光学スクリーン1Bは、指向性のある光線に広がり角を持たせて出射することができる。
次に、図9を参照して、本発明の第3実施形態に係る光学スクリーン1Cの構成について説明する。
光学スクリーン1Cは、光を透過する透過型スクリーンである。
この光学スクリーン1Cは、2枚のレンズアレイ10(10A,10B)と2枚のFOP11(11A,11B)と、を備える。なお、レンズアレイ10(10A,10B)およびFOP11(11A,11B)の個々の構成は、図1で説明した光学スクリーン1と同じものであるため説明を省略する。
また、FOP11AとFOP11Bとは、予め定めた距離だけ離間している。FOP11AとFOP11Bとを離間させることで、その離間距離とFOP11の特性に応じて、光の広がり角を制御することができる。
図2に示す光ファイバーFBにおいて、開口数NAは、以下の式(10)で表される。
すなわち、図10に示すように、光学スクリーン1CのFOP11Aの端面Bから出射される光は、FOP11Aの開口数NAに応じて広がる。その広がり幅wは、FOP11Aの最大受光角度θmaxと、FOP11AおよびFOP11Bの距離dとにより、以下の式(11)で表される。
以上説明したように、光学スクリーン1Cは、FOP11AとFOP11Bとの距離dと、FOP11Aの特性(開口数NA)とにより、光の広がり角を制御することができる。
次に、図11を参照して、本発明の第4実施形態に係る光学スクリーン1Dの構成について説明する。
この光学スクリーン1Dは、レンズアレイ10と、FOP11と、反射板13と、を備える。具体的には、光学スクリーン1Dは、図11(a)の側面図、図11(b)の分解斜視図に示すように、光が入射する側から、レンズアレイ10、FOP11、反射板13の順に配置されて構成される。
また、FOP11と反射板13とは、FOP11の光の出射面で接している。図11(b)は分解図であるため、FOP11と反射板13とを離間して図示している。なお、レンズアレイ10、FOP11および反射板13は、図示を省略した枠部材によって連結される。
反射板13以外の構成は、図1で説明した光学スクリーン1と同じものであるため、説明を省略する。
これによって、光学スクリーン1Dは、反射型スクリーンとして、光の指向性を実現することができる。
次に、図13を参照して、光学スクリーン1Dで入出射する光線の広がり角について説明する。ここで、レンズアレイ10の焦点距離をf1、レンズアレイ10とFOP11との距離をm1とし、f1≠m1(図13の例では、f1<m1)とする。
そのため、反射板13で反射され、FOP11を逆伝搬した光も幅を持ち、端面Aから出射された光は、レンズアレイ10によって、広がり角を持った光として出射される。
ここで、図16,図17を参照して、光学スクリーンにおける光線の細線化について説明する。
すなわち、光線の細線化は、FOP11の特性によって実現することができる。ここで、図2および前記式(10)で説明したように、FOP11の最大受光角度は、FOP11の光ファイバーの開口数NAに依存する。そこで、光学スクリーンの光線を細線化する場合には、最大受光角度から求められる開口数NAの特性を有するFOP11を用いればよい。
図17(a)は、レンズアレイ10Aから、光の入射側にレンズアレイ10Aの焦点距離だけ離間して、遮蔽板14を配置して構成した例である。また、図17(b)は、レンズアレイ10Bから、光の出射側にレンズアレイ10Aの焦点距離だけ離間して、遮蔽板14を配置して構成した例である。
なお、ここでは、遮蔽板14の位置をレンズアレイ10から焦点距離だけ離間して配置したが、隣接する穴部Hからの光の流入や、隣接する穴部Hへの光の流出が発生しなければ必ずしも厳密に焦点距離の位置に配置する必要はない。
まず、図18を参照して、光学スクリーンを用いた多視点映像表示装置について説明する。
多視点映像表示装置2は、観察者の視点位置に応じて異なる映像(多視点映像)を表示するものである。図18に示すように、多視点映像表示装置2は、光学スクリーン1と、複数のプロジェクタ20(211,202,…,20n)で構成される。
光学スクリーン1は、図1で説明したものと同じである。
また、複数のプロジェクタ20は、水平方向に直線的に配置したものであってもよいし、円弧上に配置したものであってもよい。また、複数のプロジェクタ20は、水平方向および垂直方向に2次元に配列してもよい。
例えば、プロジェクタ201が表示した映像を、観察者O1の位置で観察することができる。これによって、観察者Oが、視点位置を変えることで、多視点の異なる映像を観察することができる。
また、ここでは、多視点映像表示装置2を、透過型の光学スクリーン1で構成したが、反射型の光学スクリーンを用いて構成してもよい。
光学スクリーン1Dは、図11で説明したものと同じである。また、プロジェクタ20は、図18で説明したものと同じである。
このハーフミラー21は、複数のプロジェクタ20,20,…と、光学スクリーン1Dとの間に配置され、プロジェクタ20からの光を透過して光学スクリーン1Dに出力し、光学スクリーン1Dからの光を観察者Oの方向に反射させる。
これによって、多視点映像表示装置2Bは、多視点映像表示装置2と同様に、観察者Oが、視点位置を変えることで、多視点の異なる映像を観察することができる。
その場合、多視点映像表示装置2(図18)においては、図5や図6で説明したように、光学スクリーン1のレンズアレイ10とFOP11との距離を、レンズアレイ10の焦点距離と異なるように配置すればよい。これによって、光線に広がりが発生し、光線間の隙間を埋めることができ、多視点映像表示装置2は、観察者Oの視点位置の切り替えに伴う映像の違和感を抑えることができる。
また、多視点映像表示装置2の光学スクリーン1を、光学スクリーン1B(図7)、1C(図9)に替えて構成しても、光線に広がりが発生し、光線間の隙間を埋めることができる。
また、多視点映像表示装置2Bの光学スクリーン1Dを、光学スクリーン1D2(図14)、1D3(図15)に替えて構成すれば、光線に広がりを発生させることができる。
次に、図20を参照して、光学スクリーンを用いた立体像表示装置について説明する。
立体像表示装置3は、光線再生型の立体像を表示するものである。図20に示すように、立体像表示装置3は、光学スクリーン1と、複数のプロジェクタ30,30,…と、コリメーターレンズ31とで構成される。
光学スクリーン1は、図1で説明したものと同じである。
この複数のプロジェクタ30は、被写体空間における仮想カメラと同じ位置にする。
また、複数のプロジェクタ30は、水平方向に直線的に配置したものであってもよいし、円弧上に配置したものであってもよい。また、複数のプロジェクタ30は、水平方向および垂直方向に2次元に配列してもよい。
この複数のプロジェクタ30が表示する映像を、コリメーターレンズ31を介して光学スクリーン1に照射することで、光学スクリーン1にはプロジェクタ30ごとの平行光が集光する。また、光学スクリーン1からの出力光も平行光となる。
これによって、立体像表示装置3は、インテグラル立体方式の原理で、観察者Oに光線再生型の立体像を視認させることができる。
図21に、反射型の光学スクリーン1Dを用いて、立体像表示装置3Bを構成した例を示す。図21に示すように、立体像表示装置3Bは、光学スクリーン1Dと、ハーフミラー21と、複数のプロジェクタ30,30,…と、コリメーターレンズ31とで構成される。
これによって、立体像表示装置3Bは、立体像表示装置3と同様に、観察者Oに光線再生型の立体像を視認させることができる。
その場合、立体像表示装置3(図20)においては、は、図5や図6で説明したように、光学スクリーン1のレンズアレイ10とFOP11との距離を、レンズアレイ10の焦点距離と異なるように配置すればよい。これによって、光線に広がりが発生し、光線間の隙間を埋めることができ、立体像表示装置3は、観察者Oの視点位置の切り替えに伴う映像の違和感を抑えることができる。
また、立体像表示装置3の光学スクリーン1を、光学スクリーン1B(図7)、1C(図9)に替えて構成しても、光線に広がりが発生し、光線間の隙間を埋めることができる。
また、立体像表示装置3Bの光学スクリーン1Dを、光学スクリーン1D2(図14)、1D3(図15)に替えて構成すれば、光線に広がりを発生させることができる。
ここでは、プロジェクタ30を用いたが、ディスプレイ(表示装置)を用いてもよい。具体的には、図20に示したプロジェクタ30群に替えて、図22に示すように、ディスプレイ(表示装置)32群を設ける。この場合、各ディスプレイ32には、集光レンズ33をその焦点位置だけ離して配置し、ディスプレイ32の映像をコリメーターレンズ31に出力すればよい。
ここで、ディスプレイ32に表示する映像は、プロジェクタ30が表示する映像と同様、個々のディスプレイ32の位置に配置した仮想カメラで3次元モデルの被写体空間を仮想的に撮像(斜投影)した映像とする。
これによって、立体像表示装置3C,3Dは、インテグラル立体方式の原理で、観察者Oに光線再生型の立体像を視認させることができる。
また、立体像表示装置3Dの光学スクリーン1Dを、図13で説明したような配置としてもよい。また、立体像表示装置3Dの光学スクリーン1Dを、光学スクリーン1D2(図14)、1D3(図15)に替えて構成してもよい。
これによって、立体像表示装置3C,3Dは、観察者Oの視点位置の切り替えに伴う映像の違和感を抑えることができる。
10 レンズアレイ
10A 第1レンズアレイ
10B 第2レンズアレイ
11 ファイバーオプティックプレート(FOP)
11A 第1ファイバーオプティックプレート
11B 第2ファイバーオプティックプレート
12 拡散板
13 反射板
14 遮蔽板
2,2B 多視点映像表示装置
20 プロジェクタ(表示装置)
21 ハーフミラー
3,3B,3C,3D 立体像表示装置
30 プロジェクタ(表示装置)
31 コリメーターレンズ
32 ディスプレイ(表示装置)
33 集光レンズ
Claims (10)
- 光を透過する透過型の光学スクリーンであって、
マイクロレンズを2次元配列した第1レンズアレイと、
複数の光ファイバーを束ねたファイバーオプティックプレートと、
前記第1レンズアレイと同一の2次元配列でマイクロレンズを配列した第2レンズアレイと、を備え、
前記ファイバーオプティックプレートの光が入射する面から、前記第1レンズアレイの焦点距離近傍に前記第1レンズアレイを配置し、前記ファイバーオプティックプレートの光が出射する面から、前記第2レンズアレイの焦点距離近傍に前記第2レンズアレイを配置し、前記第1レンズアレイの焦点距離近傍および前記第2レンズアレイの焦点距離近傍の少なくとも一方は、焦点距離と同じ距離を除くことを特徴とする光学スクリーン。 - 光を透過する透過型の光学スクリーンであって、
マイクロレンズを2次元配列した第1レンズアレイと、
複数の光ファイバーを束ねたファイバーオプティックプレートと、
前記第1レンズアレイと同一の2次元配列でマイクロレンズを配列した第2レンズアレイと、
前記ファイバーオプティックプレートと前記第2レンズアレイとの間に、光を拡散する拡散板と、を備え、
前記ファイバーオプティックプレートの光が入射する面から、前記第1レンズアレイの焦点距離近傍に前記第1レンズアレイを配置し、前記ファイバーオプティックプレートの光が出射する面から、前記第2レンズアレイの焦点距離近傍に前記第2レンズアレイを配置したことを特徴とする光学スクリーン。 - 光を透過する透過型の光学スクリーンであって、
マイクロレンズを2次元配列した第1レンズアレイと、
複数の光ファイバーを束ねた第1および第2ファイバーオプティックプレートと、
前記第1レンズアレイと同一の2次元配列でマイクロレンズを配列した第2レンズアレイと、を備え、
前記第1ファイバーオプティックプレートの光が入射する面から、前記第1レンズアレイの焦点距離近傍に前記第1レンズアレイを配置し、前記第1ファイバーオプティックプレートの光が出射する面と前記第2ファイバーオプティックプレートの光が入射する面とを対向して離間させて配置し、前記第2ファイバーオプティックプレートの光が出射する面から、前記第2レンズアレイの焦点距離近傍に前記第2レンズアレイを配置したことを特徴とする光学スクリーン。 - 前記マイクロレンズに対応する位置に穴部を設けた遮光板を、前記第1レンズアレイの光が入射する側、または、前記第2レンズアレイの光が出射する側に設けることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の光学スクリーン。
- 光を反射する反射型の光学スクリーンであって、
マイクロレンズを2次元配列したレンズアレイと、
複数の光ファイバーを束ねたファイバーオプティックプレートと、
光を反射する反射板と、を備え、
前記ファイバーオプティックプレートの光が入射する面から、前記レンズアレイの焦点距離近傍に前記レンズアレイを配置し、前記ファイバーオプティックプレートの光が出射する面に、前記反射板を配置したことを特徴とする光学スクリーン。 - 前記ファイバーオプティックプレートと前記反射板との間に、光を拡散する拡散板をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の光学スクリーン。
- 多視点映像を表示する多視点映像表示装置であって、
視点位置の異なる映像を表示する複数の表示装置と、
前記複数の表示装置で表示される映像の光を透過する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光学スクリーンと、
を備えることを特徴とする多視点映像表示装置。 - 多視点映像を表示する多視点映像表示装置であって、
視点位置の異なる映像を表示する複数の表示装置と、
前記複数の表示装置で表示される映像の光を反射する請求項5または請求項6に記載の光学スクリーンと、
前記複数の表示装置と前記光学スクリーンとの間に配置され、前記表示装置で表示される映像の光を透過し、前記光学スクリーンで反射される光を観察者方向に反射するハーフミラーと、
を備えることを特徴とする多視点映像表示装置。 - 立体像を表示する立体像表示装置であって、
視点位置の異なる3次元モデルの被写体空間を仮想的に撮像した映像を表示する複数の表示装置と、
前記表示装置で表示される映像の光を平行光に変換するコリメーターレンズと、
前記コリメーターレンズで変換された平行光を透過する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光学スクリーンと、
を備えることを特徴とする立体像表示装置。 - 立体像を表示する立体像表示装置であって、
視点位置の異なる3次元モデルの被写体空間を仮想的に撮像した映像を表示する複数の表示装置と、
前記表示装置で表示される映像の光を平行光に変換するコリメーターレンズと、
前記コリメーターレンズで変換された平行光を反射する請求項5または請求項6に記載の光学スクリーンと、
前記コリメーターレンズと前記光学スクリーンとの間に配置され、前記コリメーターレンズで変換された平行光を透過し、前記光学スクリーンで反射される光を観察者方向に反射するハーフミラーと、
を備えることを特徴とする立体像表示装置。
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