JP6889675B2 - 旋回作業車、及び、旋回作業車における施工端部の位置検知方法 - Google Patents

旋回作業車、及び、旋回作業車における施工端部の位置検知方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6889675B2
JP6889675B2 JP2018045415A JP2018045415A JP6889675B2 JP 6889675 B2 JP6889675 B2 JP 6889675B2 JP 2018045415 A JP2018045415 A JP 2018045415A JP 2018045415 A JP2018045415 A JP 2018045415A JP 6889675 B2 JP6889675 B2 JP 6889675B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turning
boom
work vehicle
work
respect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018045415A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019157493A (ja
Inventor
耕平 岡崎
耕平 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yanmar Co Ltd filed Critical Yanmar Co Ltd
Priority to JP2018045415A priority Critical patent/JP6889675B2/ja
Priority to US16/975,969 priority patent/US11674289B2/en
Priority to PCT/JP2019/002156 priority patent/WO2019176314A1/ja
Priority to EP19767524.2A priority patent/EP3767043A4/en
Publication of JP2019157493A publication Critical patent/JP2019157493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6889675B2 publication Critical patent/JP6889675B2/ja
Priority to US18/309,130 priority patent/US20230257967A1/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/26Indicating devices
    • E02F9/264Sensors and their calibration for indicating the position of the work tool
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D33/00Superstructures for load-carrying vehicles
    • B62D33/08Superstructures for load-carrying vehicles comprising adjustable means
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/30Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom
    • E02F3/32Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets with a dipper-arm pivoted on a cantilever beam, i.e. boom working downwardly and towards the machine, e.g. with backhoes
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F3/00Dredgers; Soil-shifting machines
    • E02F3/04Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven
    • E02F3/28Dredgers; Soil-shifting machines mechanically-driven with digging tools mounted on a dipper- or bucket-arm, i.e. there is either one arm or a pair of arms, e.g. dippers, buckets
    • E02F3/36Component parts
    • E02F3/42Drives for dippers, buckets, dipper-arms or bucket-arms
    • E02F3/43Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations
    • E02F3/431Control of dipper or bucket position; Control of sequence of drive operations for bucket-arms, front-end loaders, dumpers or the like
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/08Superstructures; Supports for superstructures
    • E02F9/10Supports for movable superstructures mounted on travelling or walking gears or on other superstructures
    • E02F9/12Slewing or traversing gears
    • E02F9/121Turntables, i.e. structure rotatable about 360°
    • E02F9/123Drives or control devices specially adapted therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Operation Control Of Excavators (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

本発明は、いわゆるブームスイング機能を有する旋回作業車と、その旋回作業車が備える作業機の施工端部の位置を検知する方法とに関する。
バックホーなどの旋回作業車では、作業機の施工端部(例えば、バケットの刃先)の位置を検知することで、高精度な制御が可能となり、作業の自動化や周辺の安全確保に役立てることができる。特許文献1,2には、作業機の施工端部の位置を検知する手段を備えた旋回作業車としての油圧ショベルが記載されている。
ミニショベルでは、狭い場所での作業性を高めるため、作業機が上下方向に回動するだけでなく、作業機の基端部が水平回動する(つまりは、ブームが左右にスイングする)、いわゆるブームスイング機能が装備されている場合がある。そのようなブームスイング機能付き旋回作業車において、施工端部の位置を高精度に検知するための具体的な手法は知られていなかった。
特許文献1には、作業機に設置された複数のポジションセンサからの出力と、建設機械本体に設置された2つのGPS用アンテナからの位置情報とに基づいて施工端部の位置を検知する技術が記載されている。しかし、この技術をブームスイング機能付き旋回作業車に使用した場合、ポジションセンサからの出力とアンテナからの位置情報との相対関係がブームのスイング動作に応じて変化するため、施工端部の位置を検知することができない。
特許文献2には、アームの施工端部に設置されたGPS用アンテナからの位置情報と、建設機械本体に設置されたGPS用アンテナからの位置情報とに基づいてアームの旋回中心位置を検知し、更に複数のポジションセンサからの出力に基づいて施工端部の位置を検知する技術が記載されている。しかし、作業中に大きな振動と衝撃が加えられる施工端部にアンテナを設置する必要があるため、施工端部の位置検知を高精度に行うには都合が悪い。
特開2002−181538号公報 特開2002−181539号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブームスイング機能を有する旋回作業車において、作業機の施工端部の位置を高精度に検知することにある。
本発明に係る旋回作業車は、下部走行体と、前記下部走行体の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体と、前記上部旋回体に水平回動可能に支持された揺動体と、前記揺動体に上下回動可能に支持された作業機と、前記上部旋回体に対する前記揺動体の水平方向位置を検知する第1の位置検知装置と、前記上部旋回体に対する前記作業機の上下方向位置を検知する第2の位置検知装置と、前記第1及び第2の位置検知装置による検知結果に基づいて、前記作業機の施工端部の位置を演算する演算装置とを備える。かかる構成により、ブームスイング機能を有する旋回作業車において、作業機の施工端部の位置を高精度に検知することができる。
前記第1の位置検知装置は、前記揺動体に設置された位置センサにより構成されていてもよい。
前記作業機が、前記揺動体に上下回動可能に取り付けられたブームと、前記ブームに上下回動可能に取り付けられたアームと、前記アームに上下回動可能に取り付けられた作業用アタッチメントとを有し、前記施工端部が前記作業用アタッチメントに含まれており、前記第2の位置計測装置が、前記ブームに設置された位置センサと、前記アームに設置された位置センサと、前記作業用アタッチメントに駆動力を伝達するリンクに設置された位置センサとを有するものでもよい。
本発明に係る旋回作業車における施工端部の位置検知方法は、下部走行体の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体と、前記上部旋回体に水平回動可能に支持された揺動体と、前記揺動体に上下回動可能に支持された作業機とを備えた旋回作業車に用いられ、前記上部旋回体に対する前記揺動体の水平方向位置を第1の位置検知装置により検知し、前記上部旋回体に対する前記作業機の上下方向位置を第2の位置検知装置により検知し、前記第1及び第2の位置検知装置による検知結果に基づいて、前記作業機の施工端部の位置を演算するものである。かかる方法により、ブームスイング機能を有する旋回作業車において、作業機の施工端部の位置を高精度に検知することができる。
本発明に係る旋回作業車の一例を示す斜視図 図1の旋回作業車の右側面図 旋回作業車が備える制御系を示すブロック図 座標系と旋回作業車を概念的に示す左側面図 座標系と旋回作業車を概念的に示す平面図 座標系と旋回作業車を概念的に示す平面図
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[旋回作業車の概要]
図1,2に示すように、旋回作業車1は、下部走行体2と、下部走行体2の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体3と、上部旋回体3に水平回動可能に支持された揺動体であるブームブラケット4と、ブームブラケット4に上下回動可能に支持された作業機5とを備える。旋回作業車1は、ブームスイング機能付きショベル(バックホー)として構成されている。一般に、ブームスイング機能は、狭い場所での作業性が求められるミニショベルに装備される。
下部走行体2は、エンジン30からの動力を受けて駆動し、旋回作業車1を走行させたり旋回させたりする。下部走行体2は、左右一対のクローラ21,21と、それらを駆動させる左右一対の走行モータ22,22とを備える。一対のクローラ21,21の間には、上部旋回体3を旋回自在に支持する基台23が設けられている。また、下部走行体2には、一対のブレードアーム24,24と、それらの先端部の間で左右方向に延びた排土板としてのブレード25と、ブレード25を上下回動させるためのブレードシリンダ26とが設けられている。
上部旋回体3は、その中央部で上下方向に延びる軸線回りに旋回動作可能に構成されている。図1,2には、その軸線に一致するZ軸を描いている。上部旋回体3は、下部走行体2の横幅(左側のクローラ21の外側端縁と右側のクローラ21の外側端縁との間隔)内で旋回可能な平面視略円板状に形成されている。上部旋回体3には、エンジン30、カウンターウェイト31、キャビン32などが配設されている。キャビン32で囲まれた運転部には、オペレータが着座するための運転席(図示せず)や、オペレータが操作するための操作装置33(図3参照)、各種情報を表示する表示装置37(図3参照)などが装備されている。
ブームブラケット4は、上部旋回体3の前端部にステー33を介して取り付けられている。ステー33には、軸線a(図4参照)を上下方向に向けた枢軸ピン40が設けられている。ブームブラケット4は、その枢軸ピン40を中心にして水平回動自在に(即ち、左右へ揺動自在に)支持されている。ブームブラケット4は、軸線aと直交する水平面(例えば、図5に示すXY平面)上で回動する。上部旋回体3とブームブラケット4との間には、前後方向に伸縮作動するスイングシリンダ41が設けられている。ブームブラケット4の水平回動は、スイングシリンダ41の伸縮に応じて作動する。
作業機5は、エンジン30からの動力を受けて駆動し、運転部での操作に応じて土砂の掘削作業などを行う。作業機5は、ブームブラケット4に上下回動可能に支持されている。ブームブラケット4には、軸線を水平方向に向けた枢軸ピン60が設けられている。作業機5の基端部(後述するブーム6の基端部)は、その枢軸ピン60を中心にして上下回動自在に支持されている。作業機5は、その枢軸ピン60の軸線と直交する鉛直面(例えば、図4に示すXZ平面)上で回動する。また、作業機5は、ブームブラケット4の水平回動に連動してスイング動作を行うことができる。
作業機5は、ブーム6と、アーム7と、作業用アタッチメントとを有し、施工端部は作業用アタッチメントに含まれている。本実施形態では、作業用アタッチメントとして掘削用のバケット8が装着されており、その刃先8Eが施工端部となる。ブーム6は、ブームブラケット4に上下回動可能に取り付けられている。ブーム6は、ブームブラケット4に支持された基端部から上下方向に延在し、側面視ブーメラン形状をなして屈曲している。ブームブラケット4とブーム6の中途部との間には、伸縮自在に可動するブームシリンダ6aが設けられている。ブームブラケット4に対するブーム6の上下回動は、ブームシリンダ6aの伸縮に応じて作動する。
アーム7は、ブーム6に上下回動可能に取り付けられている。ブーム6の先端部には、軸線を水平方向に向けた枢軸ピン70が設けられている。アーム7の基端部は、その枢軸ピン70を中心にして上下回動(前後回動)自在に支持されている。ブーム6の中途部とアーム7の基端部との間には、伸縮自在に可動するアームシリンダ7aが設けられている。ブーム6に対するアーム7の上下回動は、アームシリンダ7aの伸縮に応じて作動する。
バケット8は、アーム7に上下回動可能に取り付けられている。アーム7の先端部には、軸線を水平方向に向けた枢軸ピン80が設けられている。バケット8の基端部は、その枢軸ピン80を中心にして上下回動(前後回動)自在に支持されている。アーム7の先端部とバケット8との間には、バケットリンク81が介在している。バケットリンク81は、バケット8に駆動力を伝達するリンクとして構成されている。バケットリンク81とアーム7の基端部との間には、伸縮自在に可動するバケットシリンダ8aが設けられている。アーム7に対するバケット8の上下回動は、バケットシリンダ8aの伸縮に応じて作動する。
[旋回作業車の制御系]
旋回作業車1が備える制御系の一例について簡単に説明する。この旋回作業車1は、図3に示すように、操作装置33と、車両制御装置である本機コントローラ34と、作業機制御装置35と、表示制御装置である表示コントローラ36と、表示装置37とを備える。操作装置33には、レバーやスイッチ、ペダル、操作パネルなどが含まれる。本機コントローラ34は、操作装置33からの制御信号に基づいて、下部走行体2の走行動作や上部旋回体3の旋回動作を制御する。また、本機コントローラ34は、操作装置33からの制御信号に基づいて、作業機制御装置35及び表示コントローラ36を制御する。
作業機制御装置35は、作業機5の動作を制御する。この動作には、ブーム6、アーム7及びバケット8の各々の上下回動だけでなく、作業機5をスイング動作させるためのブームブラケット4の水平回動も含まれる。表示コントローラ36は、RAMやROMなどで構成される記憶装置36aと、CPUなどで構成される演算装置36bとを備える。記憶装置36aは、後述するような種々のデータを記憶している。演算装置36bは、記憶装置36aに記憶されたデータ、及び、位置検知装置11,12からの検知信号などに基づいて、所定の演算処理を実行する。表示コントローラ36は、その演算処理の結果を表示装置37に表示させることができる。
[施工端部の位置検知]
次に、施工端部であるバケット8の刃先8Eの位置を検知する手法について説明する。図3に示すように、旋回作業車1は、位置検知装置11(第1の位置検知装置)と、位置検知装置12(第2の位置検知装置)とを備える。位置検知装置11は、上部旋回体3に対するブームブラケット4の水平方向位置を検知する。位置検知装置12は、上部旋回体3に対する作業機5の上下方向位置を検知する。また、旋回作業車1は、この位置検知装置11,12による検知結果に基づいて、刃先8Eの位置を演算する演算装置36bを備える。
本実施形態において、位置検知装置11は、図2のようにブームブラケット4に設置された位置センサにより構成されている。位置センサは、ブームブラケット4の可動な面上での動き、より具体的には、枢軸ピン40の軸線aに垂直な水平面上での動きを検知する。かかる位置センサをブームブラケット4に設置することにより、上部旋回体3に対するブームブラケット4の水平方向位置を比較的簡易に検知できる。本実施形態では、位置検知装置11を構成する位置センサとして加速度センサを使用し、上部旋回体3に対するブームブラケット4のスイング角θ2を検知する例を示す。
位置検知装置11を構成する位置センサは、スイングシリンダ41に設置することも可能である。また、位置センサとしては、上記のように加速度センサなどの慣性センサを用いることができるが、これに限定されず、例えばジャイロセンサや角度センサ(傾斜センサ)、シリンダセンサ(ストロークセンサ)を用いることも可能である。シリンダセンサを利用した場合は、スイングシリンダ41の伸縮量(ストローク量)に基づいてスイング角θ2を検知し、上部旋回体3に対するブームブラケット4の水平方向位置を検知することができる。
本実施形態において、位置検知装置12は、図1のようにブーム6に設置された位置センサ12aと、アーム7に設置された位置センサ12bと、バケットリンク81に設置された位置センサ12cとを有する。位置センサ12a〜12cは、それぞれ作業機5の可動な面上での動き、より具体的には、枢軸ピン40の軸線aを含む鉛直面上での動きを検知する。本実施形態では、位置センサ12a〜12cとして加速度センサを使用し、後述の角度α、β及びγを検知する例を示す。位置検知装置11と同様に、位置検知装置12を構成する位置センサは、加速度センサなどの慣性センサに限られない。
図4は、座標系と旋回作業車1を概念的に示す左側面図である。この座標系は、図4で左右に延びる水平方向のX軸と、図4の紙面に垂直となる水平方向のY軸(図5参照)と、図4で上下に延びる鉛直方向のZ軸とにより定まる直交座標系である。X軸は、下部走行体2の前後方向に延びており、Y軸は、下部走行体2の左右方向(幅方向)に延びている。Z軸は、上部旋回体3の旋回中心となる軸線に一致する。原点Oを含むXY平面は、枢軸ピン60の軸線の高さに位置し、そのXY平面に枢軸ピン40の軸線aが直交している。
図5は、座標系と旋回作業車1を概念的に示す平面図である。図4に示した作業機5の位置は、図5において鎖線で表している。図4,5では、枢軸ピン40の軸線aがX軸上に配置されている。下部走行体2に対する上部旋回体3の旋回角θ1(図6参照)は、この状態を基準とし、図4,5において旋回角θ1はゼロである。また、図4では、枢軸ピン40の軸線aとZ軸とを含む鉛直面(XZ平面)上に作業機5が配置されている。上部旋回体3に対するブームブラケット4のスイング角θ2は、この状態を基準とし、図4においてスイング角θ2はゼロである。
図4では、作業機5がXZ平面上で可動な状態にあり、つまりはブーム6、アーム7及びバケット8の各々がXZ平面上で上下回動(前後回動)しうる状態にある。角度αは、枢軸ピン40の軸線aを基準としたブーム6の傾斜角度(回動角度)である。角度βは、ブーム6の延在方向(長さL1の方向)を基準としたアーム7の傾斜角度(回動角度)である。角度γは、アーム7の延在方向(長さL2の方向)を基準としたバケット8の傾斜角度(回動角度)である。既述のように、これらの角度α、β及びγは、位置検知装置12を構成する位置センサ12a〜12cによって検知できる。
長さL1は、ブーム6の基端部から先端部までの長さであり、より具体的には、枢軸ピン60の軸線から枢軸ピン70の軸線までの直線距離に相当する。長さL2は、アーム7の基端部から先端部までの長さであり、より具体的には、枢軸ピン70の軸線から枢軸ピン80の軸線までの直線距離に相当する。長さL3は、バケット8の基端部から先端部までの長さであり、より具体的には、枢軸ピン80の軸線から刃先8Eまでの直線距離に相当する。長さL1〜L3のデータは、予め記憶装置36aに記憶されている。
本実施形態の旋回作業車1は、2つのGPS用のアンテナ9,9を備えている。アンテナ9,9の三次元位置情報は、受信装置19(図3参照)によって受信される。アンテナ9,9は、旋回作業車1の所定位置に固定されている。本実施形態では、XY平面に平行な水平面上にアンテナ9,9が配置されている。アンテナ9,9に対する、上部旋回体3の旋回中心となる軸線(即ち、Z軸)の相対位置、延いては原点Oの相対位置(グローバル座標)は、旋回作業車1のスペックに基づいて、または事前の計測に基づいて予め知得され、そのデータが記憶装置36aに記憶されている。
図6は、図5と同じく座標系と旋回作業車1を概念的に示す平面図であるが、上部旋回体3が旋回している点で図5と異なる。図6では、スイング角θ2がゼロのときの作業機5の位置を鎖線で表している。軸線aの旋回半径rは予め知得できるため、そのデータが記憶装置36aに記憶されている。下部走行体2に対する上部旋回体3の旋回角θ1は、アンテナ9,9の三次元位置情報、及び、記憶装置36aに記憶されたデータに基づいて計算可能であり、その処理は演算装置36bによって行われる。旋回角θ1の計算に必要な情報が得られる限り、旋回作業車1におけるアンテナ9,9の設置箇所は特に限定されない。
まず、図4及び図5に鎖線で示したように上部旋回体3を旋回させず且つ作業機5をスイングさせていない状態(即ち、θ1=0、θ2=0)において、XY平面上の軸線aの位置を基点とした刃先8Eの三次元座標を(Xa,Ya,Za)とするとき、その座標(Xa,Ya,Za)は下記の式によって求めることができる。
Xa=L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ)
Ya=0
Za=L1cosα+L2cos(α+β)+L3cos(α+β+γ)
次に、図5に実線で示したように上部旋回体3を旋回させずに作業機5をスイングさせた状態(θ1=0、θ2≠0)において、XY平面上の軸線aの位置を基点とした刃先8Eの三次元座標を(Xa1,Ya1,Za1)とするとき、その座標(Xa1,Ya1,Za1)は下記の式によって求めることができる。
Xa1=Xa・cosθ2
={L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ)}cosθ2
Ya1=Xa・sinθ2
={L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ)}sinθ2
Za1=Za
=L1cosα+L2cos(α+β)+L3cos(α+β+γ)
また、図6に示すように上部旋回体3を旋回させた状態(θ1≠0)において、XY平面上の原点Oを起点とした軸線aの三次元座標を(Xo0,Yo0,Zo0)とし、その軸線aの旋回半径をrとするとき、その座標(Xo0,Yo0,Zo0)は下記の式によって求めることができる。
Xo0=r・cosθ1
Yo0=r・sinθ1
Zo0=0
そして、図6に鎖線で示したように上部旋回体3を旋回させて作業機5をスイングさせていない状態(θ1≠0、θ2=0)において、XY平面上の原点Oを起点とした刃先8Eの三次元座標を(Xo1,Yo1,Zo1)とするとき、その座標(Xo1,Yo1,Zo1)は下記の式によって求めることができる。
Xo1=Xa・cosθ1+Xo0
={L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ)}cosθ1+r・cosθ1
Yo1=Xa・sinθ1+Yo0
={L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ)}sinθ1+r・sinθ1
Zo1=Za+Zo0
=L1cosα+L2cos(α+β)+L3cos(α+β+γ)
更に、図6に実線で示したように上部旋回体3を旋回させて作業機5をスイングさせた状態(θ1≠0、θ2≠0)において、XY平面上の原点Oを起点とした刃先8Eの三次元座標を(Xo2,Yo2,Zo2)とするとき、その座標(Xo2,Yo2,Zo2)は下記の式によって求めることができる。
Xo2=Xa・cos(θ1+θ2)+Xo0
={L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ)}cos(θ1+θ2)+r・cosθ1
Yo2=Xa・sin(θ1+θ2)+Yo0
={L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ)}sin(θ1+θ2)+r・sinθ1
Zo2=Za+Zo0
=L1cosα+L2cos(α+β)+L3cos(α+β+γ)
したがって、原点Oのグローバル座標を(A,B,C)とするとき、下記の式によって刃先8Eの三次元座標(Xo2,Yo2,Zo2)を変換することにより、刃先8Eのグローバル座標(Xg2,Yg2,Zg2)を求めることができる。
Xg2=Xo2+A
={L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ)}cos(θ1+θ2)+r・cosθ1+A
Yg2=Yo2+B
={L1sinα+L2sin(α+β)+L3sin(α+β+γ)}sin(θ1+θ2)+r・sinθ1+B
Zo2=Zo2+C
=L1cosα+L2cos(α+β)+L3cos(α+β+γ)+C
このように、本実施形態では、上部旋回体3に対するブームブラケット4の水平方向位置(延いては、スイング角θ2)を位置検知装置11により検知し、上部旋回体3に対する作業機5の上下方向位置(延いては、角度α、β及びγ)を位置検知装置12により検知し、それらの検知結果に基づいて刃先8Eの位置を演算する。かかる演算処理は、記憶装置36aに記憶されたデータや、受信装置19から送信された情報を適宜に参照しながら演算装置36bによって実行される。演算の結果は、例えば表示装置37に表示させることによりオペレータに通知できる。
以上の通り、本実施形態によれば、ブームスイング機能を有する旋回作業車1において、作業機5の施工端部である刃先8Eの位置を高精度に検知することができる。
本実施形態では、施工端部の三次元位置を演算する例を示したが、これに限られず、二次元位置を演算で求めてもよい。例えば、施工ライン(目標掘削ライン)と施工端部との相互の位置関係を二次元画像として表示し、オペレータが所要の場所を適正に掘削できるようにした油圧ショベルの表示システムが従来公知である。そのような表示システムで施工端部を表示するために本発明を適用することも可能である。かかる表示システムでは、作業機の施工端部を作業開始点として設定することにより施工ラインを作成できるため、グローバル座標を使用しなくてもよく、GPS用のアンテナを省略できる。かかる場合、下部走行体に対する上部旋回体の旋回角は、上部旋回体に設置した位置センサ(例えば、角度センサ)により検知するように構成してもよい。
本発明は、上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
1 旋回作業車
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 ブームブラケット(揺動体)
5 作業機
6 ブーム
7 アーム
8 バケット(作業用アタッチメント)
8a バケットシリンダ
8E 刃先(施工端部)
11 第1の位置検知装置
12 第2の位置検知装置
36b 演算装置


Claims (4)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体と、
    前記上部旋回体に水平回動可能に支持された揺動体と、
    前記揺動体に上下回動可能に支持された作業機と、
    前記上部旋回体に対する前記揺動体の水平方向位置を検知する第1の位置検知装置と、
    前記上部旋回体に対する前記作業機の上下方向位置を検知する第2の位置検知装置と、
    前記下部走行体に対する前記上部旋回体の水平方向位置を検知する第3の位置検知装置と、を備え、
    前記第1乃至第3の位置検知装置による検知結果に基づいて、前記上部旋回体の旋回中心となる軸線上の原点を起点とした前記作業機の施工端部の位置を検知する旋回作業車。
  2. 前記第1の位置検知装置が、前記揺動体に設置された位置センサにより構成されている請求項1に記載の旋回作業車。
  3. 前記作業機が、前記揺動体に上下回動可能に取り付けられたブームと、前記ブームに上下回動可能に取り付けられたアームと、前記アームに上下回動可能に取り付けられた作業用アタッチメントとを有し、前記施工端部が前記作業用アタッチメントに含まれており、
    前記第2の位置検知装置が、前記ブームに設置された位置センサと、前記アームに設置された位置センサと、前記作業用アタッチメントに駆動力を伝達するリンクに設置された位置センサとを有する請求項1または2に記載の旋回作業車。
  4. 下部走行体の上方で旋回可能に設けられた上部旋回体と、前記上部旋回体に水平回動可能に支持された揺動体と、前記揺動体に上下回動可能に支持された作業機とを備えた旋回作業車に用いられ、
    前記上部旋回体に対する前記揺動体の水平方向位置を第1の位置検知装置により検知し、前記上部旋回体に対する前記作業機の上下方向位置を第2の位置検知装置により検知し、前記下部走行体に対する前記上部旋回体の水平方向位置を第3の位置検知装置により検知し、前記第1乃至第3の位置検知装置による検知結果に基づいて、前記上部旋回体の旋回中心となる軸線上の原点を起点とした前記作業機の施工端部の位置を検知する、旋回作業車における施工端部の位置検知方法。
JP2018045415A 2018-03-13 2018-03-13 旋回作業車、及び、旋回作業車における施工端部の位置検知方法 Active JP6889675B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045415A JP6889675B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 旋回作業車、及び、旋回作業車における施工端部の位置検知方法
US16/975,969 US11674289B2 (en) 2018-03-13 2019-01-24 Revolving work vehicle, and method for detecting position of working end of revolving work vehicle
PCT/JP2019/002156 WO2019176314A1 (ja) 2018-03-13 2019-01-24 旋回作業車、及び、旋回作業車における施工端部の位置検知方法
EP19767524.2A EP3767043A4 (en) 2018-03-13 2019-01-24 ROTATION CONSTRUCTION VEHICLE AND METHOD OF DETECTION OF THE WORKING END POSITION OF A ROTATION CONSTRUCTION VEHICLE
US18/309,130 US20230257967A1 (en) 2018-03-13 2023-04-28 Revolving work vehicle, and method for detecting position of working end of revolving work vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018045415A JP6889675B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 旋回作業車、及び、旋回作業車における施工端部の位置検知方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019157493A JP2019157493A (ja) 2019-09-19
JP6889675B2 true JP6889675B2 (ja) 2021-06-18

Family

ID=67907704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018045415A Active JP6889675B2 (ja) 2018-03-13 2018-03-13 旋回作業車、及び、旋回作業車における施工端部の位置検知方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US11674289B2 (ja)
EP (1) EP3767043A4 (ja)
JP (1) JP6889675B2 (ja)
WO (1) WO2019176314A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7039451B2 (ja) * 2018-12-25 2022-03-22 株式会社クボタ 作業機
JP7134922B2 (ja) * 2019-06-19 2022-09-12 株式会社クボタ 作業機
JP7040810B2 (ja) * 2020-01-08 2022-03-23 株式会社ワイビーエム 地盤改良機用施工位置誘導システム

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2629086B2 (ja) * 1991-05-10 1997-07-09 株式会社クボタ バックホウ
JP2002181538A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Topcon Corp Gpsを用いた施工端部位置検出装置
JP5046218B2 (ja) 2000-12-14 2012-10-10 株式会社トプコン 土木用建設機械におけるgps使用の位置検出方法及び装置
JPWO2003000997A1 (ja) * 2001-06-20 2004-10-14 日立建機株式会社 建設機械の遠隔制御システム及び遠隔設定システム
US8739354B2 (en) * 2002-03-11 2014-06-03 Lynn A. Buckner Mobile method for servicing or cleaning a utility sewer or drainage pipe
CN101413279B (zh) * 2008-11-29 2011-06-08 湖南山河智能机械股份有限公司 机电一体化挖掘装载机及控制方法
US8768581B2 (en) * 2010-05-24 2014-07-01 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Work machine safety device
DE102013221302A1 (de) * 2013-10-21 2015-04-23 Mts Maschinentechnik Schrode Ag Baumaschine
EP3015625A1 (en) * 2014-10-31 2016-05-04 CIFA SpA Method and apparatus to move an articulated arm
JP2016098637A (ja) * 2014-11-26 2016-05-30 日立建機株式会社 作業装置用角度検出装置
JP6333712B2 (ja) * 2014-12-12 2018-05-30 株式会社日立建機ティエラ 油圧ショベル

Also Published As

Publication number Publication date
EP3767043A4 (en) 2021-12-22
US20230257967A1 (en) 2023-08-17
WO2019176314A1 (ja) 2019-09-19
US11674289B2 (en) 2023-06-13
US20200399868A1 (en) 2020-12-24
JP2019157493A (ja) 2019-09-19
EP3767043A1 (en) 2021-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5969712B1 (ja) 作業車両および作業車両の制御方法
JP6162807B2 (ja) 作業機械の制御システム及び作業機械
JP7223823B2 (ja) 旋回作業車
US20230257967A1 (en) Revolving work vehicle, and method for detecting position of working end of revolving work vehicle
JP6289534B2 (ja) 作業機械の制御システム及び作業機械
JP6058218B2 (ja) 作業車両及びチルト角度の取得方法
JP6618856B2 (ja) 施工システム及び施工方法
JP5247938B1 (ja) 建設機械
JP7016297B2 (ja) 作業機械
EP3913146A1 (en) Work machine
JP7349956B2 (ja) 施工方法及び施工システム
JP7229109B2 (ja) 作業機械および作業機械の制御方法
CN114787455B (zh) 作业机械的控制系统、作业机械以及作业机械的控制方法
JP2021131017A (ja) 作業機械、作業機械の制御方法および施工管理システム
CN117795165A (zh) 用于控制作业机械的系统以及方法
CN117836488A (zh) 用于控制作业机械的系统以及方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200630

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200827

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20200828

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210322

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20210322

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20210329

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20210330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210521

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6889675

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150