JP6887436B2 - ゲートウェイ選択方法および通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、ゲートウェイ選択方法および通信システムに関する。
従来、Attach要求したUE(User Equipment)の端末タイプに基づいてMME(Mobility Management Entity)を選択し、選択されたMMEが負荷情報に基づいてSGW(Serving Gateway)を選択することが、非特許文献1に記載されている。
3GPP TS 23.401
しかしながら、上記従来技術によると、各SGWにおける割当可能なリソースに基づいてSGWを選択する手段しかない。よって、1つのUEが通信サービス毎にその要件に適合した複数のゲートウェイ(例えば、SGW)にアクセスできない可能性があるという問題がある。よって、UEが要求する通信サービスの要件に適合するゲートウェイを選択できることが望ましい。
ところで、セルラ通信及び非セルラ通信共に可能なUEもある。そこで、セルラ通信及び非セルラ通信の双方から通信サービスの要件に適合するゲートウェイを選択できることが望ましい。
そこで、本発明は、上記問題点を解決するために、UEが要求する通信サービスの要件に適合するゲートウェイをセルラ通信及び非セルラ通信の双方から選択することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の一実施形態に係るゲートウェイ選択方法は、通信サービスを利用可能な端末と、複数のゲートウェイ装置とを含む通信システムにより実行される、端末が利用する通信サービスのための通信を行うゲートウェイ装置を選択するゲートウェイ検索方法であって、セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、端末が利用する通信サービスに対応するゲートウェイ装置が無い場合に、セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、通信サービスと、当該通信サービスを利用するための通信を行うゲートウェイ装置とを対応付けた対応情報を参照することで、端末が利用する通信サービスのための通信を行うゲートウェイ装置を選択する選択ステップ、を含む。
また、本発明の一実施形態に係る通信システムは、通信サービスを利用可能な端末と、当該通信サービスを利用するための通信を行う複数のゲートウェイ装置とを含む通信システムであって、セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、端末が利用する通信サービスに対応するゲートウェイ装置が無い場合に、セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、通信サービスと、当該通信サービスを利用するための通信を行うゲートウェイ装置とを対応付けた対応情報を参照することで、端末が利用する通信サービスのための通信を行うゲートウェイ装置を選択する選択部、を備える。
この発明によれば、セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、端末が利用する通信サービスに対応するゲートウェイ装置が無い場合に、他方における対応情報を参照することで、ゲートウェイ装置を選択するので、セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、端末が利用する通信サービスに対応するゲートウェイ装置が無い場合でも、他方において、端末が利用する通信サービスに対応するゲートウェイ装置を選択することができる。これにより、端末が要求する通信サービスの要件に適合するゲートウェイ装置をセルラ通信及び非セルラ通信の双方から選択することができる。
本発明によれば、端末が要求する通信サービスの要件に適合するゲートウェイをセルラ通信及び非セルラ通信の双方から選択することができる。
本発明の実施形態に係る通信システムのシステム構成を示す図である。 HSSが記憶している情報を示す図である。 スライス選択装置及びDBサーバの機能ブロック図を示す図である。 スライス選択装置及びDBサーバが記憶している情報を示す図である。 スライス選択装置及びDBサーバのハードウェア構成を説明する図である。 スライス選択装置及びDBサーバにおいて、アクセス先のスライスを決定するフローチャートである。 非セルラ通信からセルラ通信にアクセス変更して、通信サービスに対応するアクセス先を決定するシーケンス図である。 セルラ通信から非セルラ通信にアクセス変更して、通信サービスに対応するアクセス先を決定するシーケンス図である。 他の実施形態の対応情報の例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態の通信システム1のシステム構成図である。この通信システム1は、DBサーバ10、スライス選択装置20(スライス選択装置20A及びスライス選択装置20B)、AAAサーバ30、MME40、通信サービスを利用可能なUE50、HSS60、ePDG70、SGW80、及びPGW90を含んで構成されている。また、この通信システム1は、非セルラ通信(非3GPPアクセス)により通信サービスを提供するシステムである。
ここで、非セルラ通信とは、セルラ通信以外の通信(無線LAN(Local Area Network)等)を意味する。また、通信サービスは、通信を用いたサービスであり、動画配信、車車間通信等のサービスである。それぞれの通信サービスにおいて、要求されるネットワーク要件が異なる。UE50は、通信サービスを示す情報として、上記ネットワーク要件を示す情報であるサービスタイプを記憶している。
スライス選択装置20は、UE50からのアクセス要求に応じて、UE50が利用する通信サービスに対応するスライスを選択する装置(Slice Selection Function)である。スライスとは、ネットワーク装置のリンクとノードの資源を仮想的に切り分けて、切り分けた資源を結合し、ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想ネットワーク又はサービス網であり、スライス同士は資源を分離しており、互いに干渉しない。スライスSL1は、ePDG70A及びPGW90Aのリソースを確保しており、スライスSL2は、ePDG70B及びPGW90Bのリソースを確保している。また、スライスSL3は、PGW90Cのリソースを確保しており、スライスSL4は、SGW80及びPGW90Dのリソースを確保している。
スライス選択装置20は、サービスタイプと、当該サービスタイプの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置(ePDG70、SGW80、及びPGW90)のアドレスとを対応付けた情報を記憶している。また、スライス選択装置20は、サービスタイプに対応するスライスが存在しない場合の時にアクセスするためのスライス(デフォルトスライス)を予め定めており、当該デフォルトスライスを構成するゲートウェイ装置のアドレスも記憶している。スライス選択装置20は、AAAサーバ30又はMME40からアクセス先の問い合わせ要求を受け付けると、上記情報を参照し、要求に応じたアドレスをAAAサーバ30又はMME40へ送信する。スライス選択装置20Aは、セルラ通信によりアクセス可能な装置である。また、スライス選択装置20Bは、非セルラ通信によりアクセス可能な装置である。
例えば、スライス選択装置20Aは、セルラ通信における、サービスタイプと、スライスのアクセス先となるSGW80のアドレス情報とを対応付けた情報(対応情報)を記憶している。スライス選択装置20Aは、MME40からサービスタイプを受信すると、当該サービスタイプに対応するアドレス情報の有無を判断する。スライス選択装置20Aは、当該サービスタイプに対応するアドレス情報が無い場合、DBサーバ10に対して、非セルラ通信における、当該サービスタイプに対応するアドレス情報の有無の検索要求をする。
また、スライス選択装置20Bは、非セルラ通信における、サービスタイプと、スライスのアクセス先となるePDG70及びPGW90のアドレス情報とを対応付けた対応情報を記憶している。スライス選択装置20Bは、AAAサーバ30からサービスタイプ及びアクセス種別(信頼されている非3GPPアクセス及び信頼されていない非3GPPアクセスの何れかを利用しているかを示す情報)を受信すると、当該サービスタイプに対応するアドレス情報の有無を判断する。スライス選択装置20Bは、当該サービスタイプに対応するアドレス情報が無い場合、DBサーバ10に対して、セルラ通信における、当該サービスタイプに対応するアドレス情報の有無の検索要求をする。
DBサーバ10は、サービスタイプと、スライスを構成するゲートウェイ装置(ePDG70、SGW80、及びPGW90)のアドレスとを対応付けた情報を記憶するデータベースサーバである。DBサーバ10は、スライス選択装置20A及びスライス選択装置20Bが記憶している対応情報を記憶している。DBサーバ10は、スライス選択装置20Aから検索要求を受け付けると、サービスタイプと、ePDG70及びPGW90のアドレス情報とを対応付けた対応情報を参照して、当該サービスタイプに対応するアドレス情報を検索して、当該サービスタイプに対応するアドレス情報の有無をスライス選択装置20Aに対して通知する。また、DBサーバ10は、スライス選択装置20Bから検索要求を受け付けると、サービスタイプと、SGW80のアドレス情報とを対応付けた対応情報を参照して、当該サービスタイプに対応するアドレス情報を検索して、当該サービスタイプに対応するアドレス情報の有無をスライス選択装置20Bへ通知する。
AAAサーバ30は、無線LANを経由してアクセスするUE50のアクセス制御をするサーバ装置である。
MME40は、LTEネットワークに在圏するUE50の位置管理、認証制御、及びSGW80と基地局との間のユーザデータの通信経路の設定処理を行う部分である。
スマートフォン、タブレット端末を含むUE50(端末)は、この通信システム1と無線等により通信を行うことができる。また、UE50は、自装置の識別情報(ユーザ情報)を記憶しており、当該情報をAAAサーバ30、ePDG70、及びMME40の何れかの装置へ送信する。UE50は、セルラ通信をする場合、MME40へ送信する。また、UE50は、信頼されていない非3GPPアクセスを利用する場合、ePDG70を経由してAAAサーバ30へ通信する。また、UE50は、信頼されている非3GPPアクセスを利用する場合、ePDG70を経由することなくAAAサーバ30へ通信する。AAAサーバ30は、アクセス種別をスライス選択装置20Bへ送信する。
HSS60は、UE50等の通信端末の契約情報、認証情報、通信サービス情報、端末タイプ情報及び在圏情報を含む加入者情報をデータベースで管理するサーバである。HSS60は、ユーザ情報(例えば、NAI(Network Access Identity)、IMSI(International Mobile Subscriber Identity)、GUTI(Global Unique Temporary Identity))と、サービスタイプとが含まれる。この情報は、例えば、図2に示すように、ユーザ情報と、サービスタイプ(service type)とを有する。
ePDG70は、コアネットワークと無線LANとのゲートウェイ装置としてユーザデータの送信を行う部分であり、UE50と通信するゲートウェイ装置である。
SGW80は、LTEを収容する在圏パケット交換機で、PGW(Packet data network Gate Way)90との間でユーザデータの送受信を行う。すなわち、SGW80は、パケット転送するゲートウェイ装置である。
PGW90は、PDN(Packet data network)とコアネットワークとのゲートウェイであり、ユーザデータ(パケットデータ)を送信する。すなわち、PGW90は、パケット転送するゲートウェイ装置である。
次に、図3を参照しながら、通信システム1において特徴を有するDBサーバ10及びスライス選択装置20の構成要素について説明する。
図3に示すように、DBサーバ10は、要求受付部11、記憶部12、及び検索部13(選択部)を含んで構成される。また、スライス選択装置20は、要求受付部21、記憶部22、及びアクセス先判断部23(選択部)を含んで構成される。
最初にスライス選択装置20の機能詳細を説明する。要求受付部21は、AAAサーバ30又はMME40からサービスタイプを取得すると共に、UE50が利用する通信サービス(サービスタイプ)に対応するアクセス先の通知要求を受け付ける。要求受付部21は、当該アクセス先の通知要求を受け付けると、当該サービスタイプをアクセス先判断部23へ送出する。
記憶部22は、サービスタイプと、当該サービスタイプに対応するアクセス先のアドレスとを対応付けた情報(対応情報)を記憶する部分である。記憶部22が記憶する情報の例を図4に示す。図4(A)に示すように、スライス選択装置20Aは、サービスタイプを示す「サービスタイプ」とアクセス先のアドレス(SGW80のアドレス)を示すアドレス情報である「アクセス先情報」とを対応付けて記憶している。また、スライス選択装置20Bは、図4(B)に示すように、サービスタイプを示す「サービスタイプ」とアクセス先のアドレス(ePDG70又はPGW90のアドレス)を示すアドレス情報である「アクセス先情報」とを対応付けて記憶している。このように、記憶部22は、サービスタイプに対応するアドレス情報を記憶する。
アクセス先判断部23は、セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、UE50が利用する通信サービスに対応するゲートウェイ装置の(ePDG70、PGW90、及びSGW80)有無を判断する部分である。アクセス先判断部23は、記憶部22を参照し、要求受付部21から取得したサービスタイプに対応するアドレス情報を検索する。アクセス先判断部23は、当該検索した結果により、記憶部22にサービスタイプに対応するアドレス情報の有無を判断する。アクセス先判断部23は、記憶部22にサービスタイプに対応するアドレス情報がある場合、AAAサーバ30又はMME40にアドレス情報を送信する。このように、アクセス先判断部23は、記憶部22にサービスタイプに対応するアドレス情報がある場合、当該アドレス情報が示すゲートウェイ装置を選択する(アクセス先のゲートウェイ装置を決定する)ことになる。また、アクセス先判断部23は、記憶部22にサービスタイプに対応するアドレス情報が無い場合、アクセス先判断部23は、DBサーバ10に対して、自スライス選択装置20に対応する通信種別(セルラ通信又は非セルラ通信を示す情報)を示す情報とサービスタイプとを送信すると共に、他の通信種別において、サービスタイプに対応するアクセス先があるか否かを問い合わせる。
アクセス先判断部23は、上記の問い合わせに応じてDBサーバ10からアクセス先がある旨の情報(再アクセス要求)を受信すると、AAAサーバ30又はMME40に再アクセス要求を通知する。また、アクセス先判断部23は、上記の問い合わせに応じてDBサーバ10からアクセス先が無い旨の情報を受信すると、記憶部22を参照して、デフォルトスライスのアクセス先を示すアドレス情報を検索して、当該アドレス情報をAAAサーバ30又はMME40に送信する。このように、アクセス先判断部23は、デフォルトスライスのアクセス先を示すアドレス情報を検索して、当該アドレス情報をAAAサーバ30又はMME40に送信することにより、デフォルトスライスのゲートウェイ装置を選択することになる。
続いて、DBサーバ10の機能詳細を説明する。要求受付部11は、スライス選択装置20からサービスタイプ及び当該スライス選択装置20に対応する通信種別(セルラ通信又は非セルラ通信)を受信すると共にアドレス送信要求を受け付ける部分である。要求受付部11は、受信したサービスタイプ及び通信種別を検索部13へ送出する。
記憶部12は、サービスタイプと、当該サービスタイプに対応するアドレス情報とを対応付けた情報を記憶する部分である。記憶部12は、図4(A)に示したサービスタイプと、SGW80のアドレスとを対応付けた情報を記憶すると共に、図4(B)に示したサービスタイプと、ePDG70又はPGW90のアドレスとを対応付けた情報を記憶する。すなわち、記憶部12は、セルラ通信における、サービスタイプとアドレス情報とを対応付けた情報(図4(A))を記憶すると共に、非セルラ通信における、サービスタイプとアドレス情報と対応付けた情報(図4(B))を記憶する。なお、記憶部12は、上記の対応付け情報を通信種別に対応付けて記憶している。
検索部13は、セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、UE50が利用する通信サービスに対応するゲートウェイ装置が無い場合に、セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、通信サービスと、当該通信サービスを利用するための通信を行うゲートウェイ装置とを対応付けた対応情報を参照して、UE50が利用する通信サービスに対応するゲートウェイ装置の検索を行う部分である。
検索部13は、要求受付部11から通信種別及びサービスタイプを取得すると、当該通信種別とは異なる通信種別における、対応情報を参照して、サービスタイプに対応するアドレス情報を取得する。具体的に、検索部13は、当該通信種別がセルラ通信であれば、非セルラ通信における、サービスタイプとアドレス情報とを対応付けた情報を参照して、上記サービスタイプに対応するアドレス情報を取得する。また、検索部13は、当該通信種別が、非セルラ通信であれば、セルラ通信における、サービスタイプとアドレス情報とを対応付けた情報を参照して、上記サービスタイプに対応するアドレス情報を取得する。検索部13は、記憶部12に記憶された対応情報を参照して、アドレス情報を取得すると、アクセス先がある旨をAAAサーバ30又はMME40に送信する。また、検索部13は、記憶部12に記憶された対応情報を参照して、アドレス情報を取得できなかった場合、アクセス先が無い旨をAAAサーバ30又はMME40に送信する。
続いて、図5に本実施形態に係るDBサーバ10及びスライス選択装置20のハードウェア構成を示す。DBサーバ10及びスライス選択装置20の機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)でアクセスし、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態におけるDBサーバ10及びスライス選択装置20などは、スライスを選択するコンピュータとして機能してもよい。上述のDBサーバ10及びスライス選択装置20は、物理的には、プロセッサ101、メモリ102、ストレージ103、及び通信モジュール104などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。スライス選択装置20のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
DBサーバ10及びスライス選択装置20における各機能は、プロセッサ101、メモリ102などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ101が演算を行い、通信モジュール104による通信、及び、メモリ102及びストレージ103におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ101は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ101は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述の要求受付部11、検索部13、要求受付部21、及びアクセス先判断部23などは、プロセッサ101で実現されてもよい。
また、プロセッサ101は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール及びデータを、ストレージ103及び/又は通信モジュール104からメモリ102に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、DBサーバ10及びスライス選択装置20は、メモリ102に格納され、プロセッサ101で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ101で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ101により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ101は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ102は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ102は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ102は、本発明の一実施の形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ103は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ103は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ102及び/又はストレージ103を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信モジュール104は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカードなどともいう。
また、プロセッサ101及びメモリ102などの各装置は、情報を通信するためのバス105で接続される。バス105は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、DBサーバ10及びスライス選択装置20は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ101は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。以上が、本実施形態に係るDBサーバ10及びスライス選択装置20の構成である。
次に、図6を用いて、スライス選択装置20がアクセス先を受け付けて、当該アクセス先を決定する手順を説明する。スライス選択装置20の要求受付部21は、AAAサーバ30又はMME40から、サービスタイプを取得すると共に、アクセス先の問い合わせを受け付ける(ステップS1)。続いて、アクセス先判断部23は、記憶部22に記憶されている情報を参照して、サービスタイプに対応するアドレス情報があるか否かを判断する(ステップS2)。アクセス先判断部23は、サービスタイプに対応するアドレス情報がある場合(ステップS2:YES)、当該アドレス情報を要求元のAAAサーバ30又はMME40へ通知し、当該アドレス情報に対応する装置にアクセスする(ステップS3)。
サービスタイプに対応するアドレス情報が無い場合(ステップS2:NO)、アクセス先判断部23は、DBサーバ10へ通信種別及びサービスタイプを送信し、DBサーバ10の検索部13が、当該通信種別と異なる通信種別において、サービスタイプに対応するアドレス情報を検索する(ステップS4)。当該アドレス情報がある場合(ステップS4:YES)、要求元のAAAサーバ30又はMME40へ再アクセス要求を通知する。UE50は、当該再アクセス要求に応じて、アクセス方式を変更して(ステップS5)、他の通信種別のAAAサーバ30又はMME40へアクセスして、ステップS1へ進む。ステップS4において、アドレス情報が無い場合(ステップS4:NO)、スライス選択装置20は、デフォルトスライスのアクセス先をAAAサーバ30又はMME40へ通知し、当該アクセス先の装置へアクセスする(ステップS6)。
次に、図7及び図8を用いて、上記の通信システム1におけるアクセス先へのアクセス方法を説明する。図7は、セルラ通信における、サービスタイプに対応するアクセス先を検索した結果、アクセス先が無い場合に、非セルラ通信における、当該サービスタイプに対応するアクセス先へアクセスする処理を示すシーケンス図である。図8は、非セルラ通信における、サービスタイプに対応するアクセス先を検索した結果、アクセス先が無い場合に、セルラ通信における、当該サービスタイプに対応するアクセス先へアクセスする処理を示すシーケンス図である。
最初に、図7を参照しながら、セルラ通信における、サービスタイプに対応するアクセス先を検索した結果、アクセス先が無い場合に、非セルラ通信における、当該サービスタイプに対応するアクセス先へアクセスする処理を説明する。
まず、UE50は、MME40に対してIMSIを送信すると共にアクセス要求をする(ステップS11)。MME40は、アクセス要求を受け付けると、MME40は、HSS60へIMSIを送信すると共に、認証要求をする(ステップS12)。HSS60は、当該IMSIに対応するサービスタイプを検索し、当該サービスタイプをMME40へ送信する(ステップS13)。MME40は、HSS60から受信したサービスタイプを、スライス選択装置20Aに送信すると共に、アクセス先問い合わせをする。スライス選択装置20Aの要求受付部21は、当該アクセス先問い合わせを受け付ける(ステップS14)。スライス選択装置20Aのアクセス先判断部23は、記憶部22に記憶されている情報を参照して、サービスタイプに対応するアクセス先を検索して、アクセス先が無いと判断した場合、DBサーバ10へサービスタイプ及び通信種別を送信すると共に、アクセス先問い合わせをする。これに応じて、要求受付部11は、当該アクセス先問い合わせの要求を受け付ける(ステップS15)。DBサーバ10の検索部13は、当該通信種別とは異なる通信種別における、当該サービスタイプに対応するアクセス先の検索をする。検索部13は、当該アクセス先がある場合、スライス選択装置20Aへ再アクセス要求をする。スライス選択装置20Aのアクセス先判断部23は、当該再アクセス要求を受け付ける(ステップS16)。アクセス先判断部23は、サービスタイプを送信すると共に、MME40に対して再アクセス要求をする。MME40は、サービスタイプを受信すると共に、再アクセス要求を受け付ける(ステップS17)。MME40は、UE50へサービスパラメータを通知すると共に、再アクセス要求する(ステップS18)。UE50は、アクセス方法を変更し、サービスタイプを送信すると共にAAAサーバ30へアクセス要求をする(ステップS19)。AAAサーバ30は、スライス選択装置20Bへサービスタイプを送信すると共に、アクセス先問い合わせをする(ステップS20)。スライス選択装置20Bは、サービスタイプに対応するアドレス情報を検索して、当該アドレス情報をAAAサーバ30へ送信する(ステップS21)。続いて、当該アドレス情報に対応するアクセス先へアクセスする(ステップS22)。例えば、一度切断した後に、アクセスしたり、SaMOGを利用したりする等、公知の手法によりアクセスする。このように、スライス選択装置20Aのアクセス先判断部23が、サービスタイプに対応するアドレス情報を検索する。アクセス先判断部23が検索した結果、当該アドレス情報が無い場合、DBサーバ10の検索部13が非セルラ通信における、当該サービスタイプに対応するアドレス情報を検索し、その検索結果(再アクセス要求)をスライス選択装置20Aに送信する。これに応じて、スライス選択装置20Bのアクセス先判断部23がサービスタイプに対応するアドレス情報を検索して、検索したアドレス情報を選択する。すなわち、DBサーバ10による検索結果に基づいて、スライス選択装置20Bのアクセス先判断部23がアドレス情報を選択する。
続いて、図8を用いて、非セルラ通信における、サービスタイプに対応するアクセス先を検索した結果、アクセス先が無い場合に、セルラ通信における、当該サービスタイプに対応するアクセス先へアクセスする処理について説明する。
まず、UE50は、AAAサーバ30に対してNAIを送信すると共にアクセス要求をする(ステップS31)。アクセス要求を受け付けると、AAAサーバ30は、HSS60へNAIを送信すると共に、認証要求をする(ステップS32)。HSS60は、当該NAIに対応するサービスタイプを検索し、当該サービスタイプをAAAサーバ30へ送信する(ステップS33)。AAAサーバ30は、HSS60から受信したサービスタイプを、スライス選択装置20Bに送信すると共に、アクセス先問い合わせをする。スライス選択装置20Bの要求受付部21は、当該アクセス先問い合わせを受け付ける(ステップS34)。スライス選択装置20Bのアクセス先判断部23は、記憶部22に記憶されている情報を参照して、サービスタイプに対応するアクセス先を検索して、アクセス先が無いと判断した場合、DBサーバ10へサービスタイプ及び通信種別を送信すると共に、アクセス先問い合わせをする。これに応じて、要求受付部11は、要求を受け付ける(ステップS35)。DBサーバ10の検索部13は、当該通信種別とは異なる通信種別における、当該サービスタイプに対応するアクセス先の検索をする。検索部13は、当該アクセス先がある場合、スライス選択装置20Bへ再アクセス要求をする。スライス選択装置20Bのアクセス先判断部23は、当該再アクセス要求を受け付ける(ステップS36)。アクセス先判断部23は、サービスタイプを送信すると共に、AAAサーバ30に対して再アクセス要求をする。AAAサーバ30は、サービスタイプを受信すると共に、再アクセス要求を受け付ける(ステップS37)。AAAサーバ30は、UE50へサービスパラメータを通知すると共に、再アクセス要求する(ステップS38)。UE50は、アクセス方法を変更し、サービスタイプを送信すると共にMME40へアクセス要求をする(ステップS39)。MME40は、スライス選択装置20Aへサービスタイプを送信すると共に、アクセス先問い合わせをする(ステップS40)。スライス選択装置20Aは、サービスタイプに対応するアドレス情報を検索して、当該アドレス情報をMME40へ送信する(ステップS41)。続いて、当該アドレス情報に対応するアクセス先へアクセスする(ステップS42)。一度切断した後に、アクセスしたり、SaMOGを利用したりする等、公知の手法によりアクセスする。
上述の実施形態では、サービスタイプをePDG70又はPGW90のアドレスに対応付ける場合について述べた。このサービスタイプに代えて、UE Usage Type、サービスパラメータ、APN(Access Point Name)、DCN(Dedicated Core Network)等のサービスを特定することができる情報を用いてもよい。
上述の実施形態では、スライス選択装置20が独立した装置である場合について述べたが、他の装置の中にスライス選択装置20が組み込まれるようにしてもよい。例えば、AAAサーバ30又はMME40がスライス選択装置20として機能するようにしてもよい。
上述の実施形態では、HSS60が、ユーザの情報とサービスタイプとを対応付けた情報を記憶し、スライス選択装置20が、サービスタイプと、アクセス先情報とを対応付けた情報を記憶する場合について述べた。これに代えて、スライス選択装置20は、上記2つの情報を組み合わせた情報を記憶してもよい。すなわち、スライス選択装置20は、図9に示すようなユーザの情報とサービスタイプとアクセス先情報とを対応付けた情報を記憶してもよい。この場合、AAAサーバ30は、HSS60へサービスタイプの問合せをすることなく、スライス選択装置20へユーザの情報を送信する共にアクセス先情報の問合せをする。
また、上述の実施形態では、DBサーバ10は、サービスタイプに対応するアドレス情報の有無をスライス選択装置20へ通知する場合について述べた。これに代えて、DBサーバ10は、アドレス情報をスライス選択装置20へ通知するようにしてもよい。すなわち、DBサーバ10が、検索結果として、当該アドレス情報を出力することにより、ゲートウェイ装置を選択するようにしてもよい。
上述のように、通信システム1では、セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、UE50が利用するサービスタイプに対応するアクセス先が無い場合、DBサーバ10の検索部13が、セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、対応情報を参照し、アクセス先判断部23が、サービスタイプに対応するアクセス先を選択する。
このように、セルラ通信及び非セルラ通信の一方に、UE50が利用するサービスタイプに対応するアクセス先が無い場合に、DBサーバ10が、セルラ通信及び非セルラ通信の他方において、UE50が利用するサービスタイプに対応するアクセス先を選択するので、UE50が利用するサービスタイプに適合するアクセス先をセルラ通信及び非セルラ通信の双方から選択することができる。
また、検索部13は、セルラ通信及び非セルラ通信の上記他方における、対応情報を参照して、当該サービスタイプに対応するアクセス先の検索を行い、アクセス先判断部23が、当該検索結果に基づいて、サービスタイプに対応するアクセス先を選択する。このように、検索部13による検索結果に基づいて、アクセス先を選択するので、他方における、サービスタイプに対応するアクセス先の有無を判断した結果に基づいて、アクセス先を選択できる。すなわち、UE50が利用するサービスタイプに適合するアクセス先をセルラ通信及び非セルラ通信の双方から選択することができる。
また、スライス選択装置20のアクセス先判断部23は、セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、サービスタイプに対応するアクセス先の有無を判断し、サービスタイプに対応するアクセス先が無い場合に、DBサーバ10に、他方において、サービスタイプに対応するアクセス先の検索要求をする。
この場合、アクセス先判断部23において、セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、サービスタイプに対応するアクセス先の有無を判断してから、セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、サービスタイプに対応するアクセス先の有無を判断するので、効率良く検索することができる。
また、通信システム1では、DBサーバ10の検索部13において、セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、サービスタイプに対応するアクセス先がある場合、当該アクセス先の情報を有するスライス選択装置20が、DBサーバ10による検索結果として、上記アクセス先の情報を出力する。この場合、セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、サービスタイプに対応するアクセス先を適切に通知することができる。
また、通信システム1では、DBサーバ10の検索部13において、セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、サービスタイプに対応するアクセス先が無い場合、スライス選択装置20が、DBサーバ10による検索結果として、予め定められているアクセス先(デフォルトスライスのアクセス先)を出力する。この場合、サービスタイプに対応するアクセス先がセルラ通信及び非セルラ通信の双方に無い場合に、サービスタイプの要件を満たさないものの、次善策として通信サービスを提供することができる。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
また、上記の各装置の構成における「手段」を、「部」、「回路」、「デバイス」等に置き換えてもよい。
「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
また、本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
また、本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
本開示の全体において、明らかに単数であることを示しているものではない限り、単数および複数の両方のものを含むものとする。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
1…通信システム、10…DBサーバ、11…要求受付部、12…記憶部、13…検索部、20…スライス選択装置、21…要求受付部、22…記憶部、23…アクセス先判断部、30…AAAサーバ、40…MME、50…UE(端末)、60…HSS、70…ePDG、80…SGW、90…PGW、101…プロセッサ、102…メモリ、103…ストレージ、104…通信モジュール、105…バス。

Claims (6)

  1. 通信サービスを利用可能な端末と、複数のゲートウェイ装置とを含み、ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想ネットワーク又はサービス網であるスライスが複数生成される通信システムにより実行される、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置を選択するゲートウェイ選択方法であって、
    セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置の有無を判断する判断ステップと、
    前記ゲートウェイ装置が無い場合に、前記セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、通信サービスと、当該通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置とを対応付けた対応情報を参照することで、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置を選択する選択ステップと、
    を含むゲートウェイ選択方法。
  2. 前記選択ステップでは、前記対応情報を参照して、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置の検索を行い、検索結果に基づいて、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置を選択する、請求項1に記載のゲートウェイ選択方法。
  3. 前記選択ステップでは、前記判断ステップによって、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置が無いと判断された場合に、前記検索を行う、請求項2に記載のゲートウェイ選択方法。
  4. 前記選択ステップでは、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置の検索を行った結果、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置がある場合、前記検索結果として、当該ゲートウェイ装置のアドレスを出力し、出力したアドレスのゲートウェイ装置を選択する、請求項2又は3に記載のゲートウェイ選択方法。
  5. 前記選択ステップでは、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置の検索を行った結果、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置が無い場合、前記検索結果として、予め定められているゲートウェイ装置のアドレスを出力し、出力したアドレスのゲートウェイ装置を選択する、請求項2〜4の何れか一項に記載のゲートウェイ選択方法。
  6. 通信サービスを利用可能な端末と、当該通信サービスを利用するための通信を行う複数のゲートウェイ装置とを含み、ネットワークインフラ上に論理的に生成される仮想ネットワーク又はサービス網であるスライスが複数生成される通信システムであって、
    セルラ通信及び非セルラ通信の一方において、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置の有無を判断し、
    前記ゲートウェイ装置が無い場合に、前記セルラ通信及び非セルラ通信の他方における、通信サービスと、当該通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置とを対応付けた対応情報を参照することで、前記端末が利用する通信サービスの要件を満たすスライスを構成するゲートウェイ装置を選択する
    選択部、
    を備える通信システム。
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