JP6885755B2 - アーク溶接方法 - Google Patents
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Description
片面溶接においては、レ型開先、Y型開先、あるいはU型開先等を母材に設け、裏当てを用いて溶接を行うのが一般的である。片面溶接では、母材を裏返す必要がないため、大掛かりな装置が不要という利点があるが、一方で開先断面積を大きくとる必要があるため、溶接施工時間の増大や溶接変形量の増大、ワイヤ使用量の増大、裏当ての使用によるコスト増加などが問題となる。
一方、両面溶接においては、両面レ型開先若しくはK型開先、両面Y型開先、又は両面U型開先若しくはH型開先等を母材に設け、裏当てを用いずに溶接を行うのが一般的である。この場合、片面溶接の場合よりも開先を小さくとることができるため、溶接施工時間や溶接ワイヤ使用量の低減が可能となる。また、両面溶接では、角変形などの溶接変形が対照的に生じるため、結果として残存する変形量が小さくなるという利点もある。更に、裏当てを使用する必要がないため、裏当てのコストも削減することができる。
こういった観点から、厚板の溶接では、片面溶接だけでなく両面溶接による施工も積極的に利用されている。
例えば、特許文献1には、板状の第1母材及び第2母材を間隙を設けて配置し、25kJ/cm以下の入熱により埋もれアークの状態で表面及び裏面をそれぞれ両面溶接する溶接方法が開示されている。特許文献1に係る溶接方法によれば、板厚が4mm以上、24mm以下の母材を溶接することができる。
表面側の溶接を終えた場合、次に裏面が上を向く姿勢で第1母材及び第2母材を配置し、同様にして溶接を行う。従って、24mm超の厚板を両面溶接することができる。
なお、上記溶接条件で溶接を行うと、アークの熱によって母材に凹状の溶融部分が形成され、溶接ワイヤの先端部が溶融部分によって囲まれる空間に進入する。溶接ワイヤの先端部が母材表面より深部に進入する。このため、片面1パスで25mmの溶け込みを得ることができる。以下、凹状の溶融部分によって囲まれる空間を埋もれ空間と呼び、埋もれ空間に進入した溶接ワイヤの先端部と、母材又は溶融部分との間に発生するアークを、適宜、埋もれアークと呼ぶ。
また、開先が形成された表面から溶接を行う例を説明したが、裏面を溶接し、次いで表面を溶接するようにしても良い。つまり、表面が上を向く姿勢で前記第1母材及び第2母材を突き合わせて配置する工程及び前記溶接電流の周波数が10Hz以上1000Hz以下、平均電流が300A以上、電流振幅が50A以上になるように、該溶接電流を変動させることにより、前記第1母材及び第2母材の表面の被溶接部を溶接する工程と、裏面が上を向く姿勢で前記第1母材及び第2母材を配置する工程及び前記第1母材及び第2母材の裏面の被溶接部を溶接する工程とを逆順で実行しても良い。
以上の工程によれば、裏当てを用いること無く、簡単な溶接工程で溶融金属の垂れ落ちを防ぎつつ、第1母材及び第2母材を直角的に溶接することが可能になる。本発明で実施可能な継手は、T継手、角継手、十字継手等であるが、必ずしもこれらに限定されるものでは無い。
また、裏当てを必要とせず、T継手又は角継手のように直角的に配置した20mm超、50mm以下の厚板の溶接が可能となる。
更に、溶融金属の垂れ落ちを防止するための裏当てを必要とせず、T継手、角継手のように直角的に配置される母材の簡便な溶接が可能となる。
(実施形態1)
図1は、本実施形態1に係るアーク溶接装置の一構成例を示す模式図である。本実施形態1に係るアーク溶接装置は、板厚が24mm超、50mm以下の母材4を各面、1パスで両面溶接することが可能な消耗電極式のガスシールドアーク溶接機であり、溶接電源1、トーチ2及びワイヤ送給部3を備える。
上記溶接電圧の低下が4V未満の場合、外乱要因によるアーク長の変動に対して溶接電圧の変動が小さく、溶接電流が大きく変動する。その結果、溶融部分6が大きく搖動して、埋もれアークの状態を維持することが難しくなる。上記溶接電圧の低下を4V以上とすることにより、溶融部分6の搖動が抑制され、埋もれアーク状態を維持することが容易となる。
また、外乱要因によってアーク長が短くなった場合、溶接電流の値が増加して溶接ワイヤ5の溶融速度が増大し、アーク長が長くなる。一方、外乱要因によってアーク長が長くなった場合、溶接電流の値が減少して溶接ワイヤ5の溶融速度が低下し、アーク長が短くなる(アーク長の自己制御作用)。上記溶接電圧の低下が20Vを超える場合、外乱要因によるアーク長の変動に対して溶接電流の変動が小さいため、上記アーク長の自己制御作用が小さくなる。その結果、埋もれアークの状態を維持することが難しくなる。上記溶接電圧の低下を20V以下とすることにより、上記アーク長の自己制御作用が維持され、埋もれアーク状態を維持することが容易となる。
なお、上記電圧低下は5V以上とすることが好ましい。また、上記電圧低下は15V以下とすることが好ましい。
次いで、溶接電源1の電源部11は、電圧検出部11f及び電流検出部11gにて溶接電圧Vw及び溶接電流Iwを検出し、検出された溶接電流Iwの周波数、電流振幅及び平均電流が設定された溶接条件に一致し、溶接電流Iwが周期的に変動するように、目標電圧を生成し、溶接電圧をPWM制御する。つまり、溶接電源1は、定電圧特性において、溶接電流Iwが周波数10Hz以上1000Hz未満、平均電流300A以上、電流振幅50A以上で周期的に変動するように、目標電圧を周期的に変動させて出力を制御する。
好ましくは、電源部11は、溶接電流Iwの周波数が50Hz以上300Hz以下、平均電流が300A以上1000A以下、電流振幅が100A以上500A以下になるように、溶接電流Iwを制御する。より好ましくは、電源部11は、図4Cに示すように、溶接電源1の周波数が80Hz以上200Hz以下、電流振幅が200A以上400A以下、平均電流が500A以上800A以下になるように、溶接電流Iwを制御する。なお、図4Cにおいては、溶接電流の周波数が約100Hz、電流振幅が約240A、平均電流が約530Aである。
このような第1状態及び第2状態を10Hz以上、好ましくは50Hz以上300Hz以下、より好ましくは80Hz以上200Hz以下で変動させることによって、大きな波打ち周期よりも高周波数で溶融金属を微振動させることができ、溶融金属の波打ちが抑えられる。
以下、埋もれアークを実現する溶接条件について説明する。
アーク溶接では一般的に、溶接ワイヤ5の先端部5aの位置は母材4より上側に位置し、その状態で溶接ワイヤ5の先端部5aと母材4の間にアークが発生する。かかる状態で発生したアークを、非埋もれアークと呼ぶ。非埋もれアークにおいては、溶接ワイヤ5の先端部5aと、母材4の表面4aに形成された溶融金属表面との間の距離をアーク長と呼ぶが、このアーク長は溶接電圧が低くなるに従って短くなることが知られている。通常のアーク溶接では、溶接電圧を下げてアーク長が短くなると、溶融金属と溶接ワイヤ5の先端部5aの位置の距離が近くなり、最終的にはアーク長が0となって溶接ワイヤ5と母材4とが短絡を起こし、アークの維持が困難となる。
具体的な溶接電流及び電圧は、図11に示す溶接電流及び電圧の範囲を基準としつつ、図9及び図10に示す傾向を考慮して溶接電流及び電圧を適宜決定すれば良い。
埋もれ空間6aを安定化させると共に、溶融金属の波打を抑えることができるその他の好適な溶接条件を説明する。
かかる好適な溶接条件は、例えば、溶接電流の周波数が20Hz以上600Hz以下、振幅が50A以上500A以下、平均電流が300A以上1000A以下である。
また、溶接電流の周波数が40Hz以上380Hz以下、振幅が100A以上500A以下、平均電流が300A以上1000A以下であっても良い。
更に、溶接電流の周波数が60Hz以上280Hz以下、振幅が100A以上500A以下、平均電流が300A以上900A以下であっても良い。
更にまた、溶接電流の周波数が60Hz以上180Hz以下、振幅が150A以上500A以下、平均電流が300A以上800A以下であっても良い。
特に、18mmのルート面を有するY型開先を表面に設け、両面を埋もれアーク溶接することにより、25mmの厚板の溶接が可能となる。
ところで、溶融金属の波打ちをより効果的に抑えるためには、アーク長を一定に保つ必要がある。一般的な定電流パルス溶接の場合はアーク長の自己制御作用が得られないため、一定のアーク長を保証するための何らかの制御を行う必要がある。本実施形態1に係るアーク溶接装置は定電圧特性であり、アーク長の自己制御作用が得られるため、アーク長が一定に保たれ、溶融金属の波打ちをより効果的に抑えることができる。
実施形態2に係るアーク溶接方法は、溶融金属の垂れ落ちを防止するための裏当てを必要とせず、T継手又は角継手のように直角的に配置した20mm超、50mm以下の厚板の埋もれアーク溶接を実現するものである。
まず、溶接により接合されるべき母材204、具体的には、両面レ型開先を有する板状の第1母材241及び第2母材242を用意する(ステップS211)。第1母材241及び第2母材242の板厚は、例えば20mm超、50mm以下である。なお、本実施形態3の溶接方法によれば板厚が9mm以上、50mm以下の第2母材242も溶接することができる。好ましくは、第2母材242の板厚は12mm以上、32mm以下である。ルート面の寸法は10mm以上36mm以下である。なお、両面レ型開先は一例であり、板厚によっては片面レ型開先でも良い。
実施形態3に係るアーク溶接方法は、溶融金属の垂れ落ちを防止するための裏当てを必要とせず、I開先、ルート面の大きい開先等を有し、接合する母材間のギャップが小さいT継手、角継手の完全溶け込み溶接を実現するものである。具体的には、本溶接前に裏側から隅肉溶接を行い、隅肉溶接ビードを裏当て材として利用し、次いで表側から完全溶け込み溶接を行うというものである。
まず、溶接により接合されるべき母材304、具体的には、I開先を有する板状の第1母材341及び第2母材342を用意する(ステップS311)。第1母材341及び第2母材342の板厚は、例えば約12mmである。
なお、図16に示す例では、第2母材342の裏側が鉛直下方を向いているが、当該裏側の隅部304aが鉛直上方を向くように、第1母材341及び第2母材342を裏向けにして、隅肉溶接を行っても良い。
通常のT継手の溶接では、開先が深くてルート面が小さく、ギャップも大きい場合、隅肉溶接を行おうとすると溶融金属の溶け落ちが生じてしまう。しかし、本実施形態3のように、本溶接に300A以上の高電流埋もれアーク溶接を利用するため、ルート面を大きくとり、ギャップを小さくすることが可能であり、裏側から隅肉溶接を行うことができ、隅肉溶接ビードを裏当ての代わりに利用することが可能になる。
2 トーチ
3 ワイヤ送給部
4,204,304 母材
4a 表面
4b 裏面
4c 開先
5 溶接ワイヤ
5a 先端部
6 溶融部分
6a 埋もれ空間
61 底部
62 側部
7 アーク
11 電源部
11a 電源回路
11b 出力電圧設定回路
11c 周波数設定回路
11d 電流振幅設定回路
11e 平均電流設定回路
11f 電圧検出部
11g 電流検出部
11h 比較回路
12 送給速度制御部
41,241,341 第1母材
42,242,342 第2母材
204a 第1の隅部
204b 第2の隅部
304a 裏側の隅部(第1の隅部)
304b 表側の隅部(第2の隅部)
Vw 溶接電圧
Iw 溶接電流
Ecr 出力電圧設定信号
Ed 電圧値信号
Id 電流値信号
Ev 差分信号
Claims (5)
- 母材の被溶接部に溶接ワイヤを送給すると共に、溶接電源から該溶接ワイヤに溶接電流を供給することによって、前記溶接ワイヤの先端部及び被溶接部間にアークを発生させ、前記先端部及び被溶接部間に発生したアークによって前記母材に形成された凹状の溶融部分によって囲まれる空間に前記先端部を進入させて前記母材を溶接する消耗電極式のアーク溶接方法であって、
少なくとも表面の被溶接部にルート面を有する開先が形成され、厚みが24mm超50mm以下の板状の第1母材及び第2母材を用意する工程と、
表面が上を向く姿勢で前記第1母材及び第2母材を突き合わせて配置する工程と、
前記溶接ワイヤを30m/分以上の送給速度で送給し、前記溶接電流の周波数が10Hz以上1000Hz以下、平均電流が300A以上、電流振幅が50A以上になるように、該溶接電流を変動させることにより、前記第1母材及び第2母材の表面の被溶接部を溶接する工程と、
裏面が上を向く姿勢で前記第1母材及び第2母材を配置する工程と、
前記第1母材及び第2母材の裏面の被溶接部を溶接する工程と
を備えるアーク溶接方法。 - 前記開先は表面の被溶接部に形成されたY型開先であり、
前記第1母材及び第2母材の厚みは25mm、前記Y型開先のルート面の寸法は18mm、開先深さは7mm、開先角度は90度である
請求項1に記載のアーク溶接方法。 - 母材の被溶接部に溶接ワイヤを送給すると共に、溶接電源から該溶接ワイヤに溶接電流を供給することによって、前記溶接ワイヤの先端部及び被溶接部間にアークを発生させ、前記先端部及び被溶接部間に発生したアークによって前記母材に形成された凹状の溶融部分によって囲まれる空間に前記先端部を進入させて前記母材を溶接する消耗電極式のアーク溶接方法であって、
板状の第1母材、及びI開先又はルート面を有する開先が形成され、厚みが20mm超50mm以下の板状の第2母材を用意する工程と、
前記第1母材に対して前記第2母材を直角的に配置する工程と、
前記溶接ワイヤを30m/分以上の送給速度で送給し、前記溶接電流の周波数が10Hz以上1000Hz以下、平均電流が300A以上、電流振幅が50A以上になるように、該溶接電流を変動させることにより、前記第1母材及び第2母材の第1の隅部を溶接する工程と、
前記溶接ワイヤを30m/分以上の送給速度で送給し、前記溶接電流の周波数が10Hz以上1000Hz以下、平均電流が300A以上、電流振幅が50A以上になるように、該溶接電流を変動させることにより、前記第1母材及び第2母材の第2の隅部を溶接する工程と
を備えるアーク溶接方法。 - 母材の被溶接部に溶接ワイヤを送給すると共に、溶接電源から該溶接ワイヤに溶接電流を供給することによって、前記溶接ワイヤの先端部及び被溶接部間にアークを発生させ、前記先端部及び被溶接部間に発生したアークによって前記母材に形成された凹状の溶融部分によって囲まれる空間に前記先端部を進入させて前記母材を溶接する消耗電極式のアーク溶接方法であって、
板状の第1母材及び第2母材を用意する工程と、
前記第1母材に対して前記第2母材を直角的に配置する工程と、
平均電流が300A未満の前記溶接電流にて、前記第1母材及び第2母材の第1の隅部を隅肉溶接する工程と、
前記溶接ワイヤを30m/分以上の送給速度で送給し、前記溶接電流の周波数が10Hz以上1000Hz以下、平均電流が300A以上、電流振幅が50A以上になるように、該溶接電流を変動させることにより、前記第1母材及び第2母材の第2の隅部に形成される凹状の溶融部分によって囲まれる空間に前記先端部を進入させて溶接する工程と
を備えるアーク溶接方法。 - 前記第2の隅部を溶接する工程は、完全溶け込み溶接である
請求項4に記載のアーク溶接方法。
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