JP6884244B1 - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力用半導体素子と電子部品とをねじ止めすることなく、電気的に接続することができる電力変換装置を得ること。【解決手段】電力用半導体素子と、電力用半導体素子の電力用端子に電気的に接続された第1の配線部材と、電子部品と、電子部品の電力用端子に電気的に接続された第2の配線部材と、第2の配線部材に電気的に接続された導電性を有する保持部材と、保持部材に保持された弾性を有する弾性部材と、を備え、第1の配線部材は、弾性部材を押圧し、弾性部材を弾性変形させた状態で保持部材に電気的に接続されている。【選択図】図6

Description

本願は、電力変換装置に関するものである。
電気自動車又はハイブリッド自動車のように、駆動源にモータが用いられている電動車両には、複数の電力変換装置が搭載されている。電力変換装置としては、商用の交流電源から直流電源に変換して高圧バッテリに充電する充電器、高圧バッテリの直流電源から補助機器用のバッテリの電圧(例えば12V)に変換するDC/DCコンバータ、バッテリからの直流電力をモータへの交流電力に変換するインバータ等が挙げられる。
電力変換装置の内部には、電力変換回路を構成する半導体モジュールが設けられる。半導体モジュールには、絶縁ゲートバイポーラトランジスタなどの半導体素子が樹脂で封止されている。半導体素子の電極に接続された導通用の端子は、半導体モジュールから外部に引き出されて、平滑コンデンサなどの他の電子部品と接続される。
半導体モジュールと他の電子部品とは、一般的にケースの中に収容される。半導体モジュールから外部に引き出された主電極端子に接続される第一バスバーと、電子部品が備えた外部接続部材である第二バスバーとを接続する構造として、第一バスバーと第二バスバーとの互いの一部同士が重なり合った重なり部、および重なり部をケース外に露出させる開口部を有し、開口部を介して第一バスバーと第二バスバーとが共締めされる構造が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2019−205270号公報
上記特許文献1においては、ケースに設けられた開口部を介して第一バスバーと第二バスバーとが共締めされるため、電力変換装置中のバスバー締結点を増加させることなく、第一バスバーと第二バスバーとを接続することができる。しかしながら、第一バスバーと第二バスバーとを接続するためのバスバー締結点としてのねじ止め部を設けていることから、ねじ止め部を確保するために小型化が困難であるという課題があった。
また、電力変換装置の内部の高密度な箇所をねじ止めするため、ケースの側壁に工具をアクセスするための開口部が必要であり、ケースの内部を防水するためには開口部を覆うフタと防水構造が必要となるため、電力変換装置が大型化するという課題があった。
そこで、本願は、電力用半導体素子と電子部品とをねじ止めすることなく、電気的に接続することができる電力変換装置を得ることを目的としている。
本願に開示される電力変換装置は、電力用半導体素子と、電力用半導体素子の電力用端子に電気的に接続された第1の配線部材と、電子部品と、電子部品の電力用端子に電気的に接続された第2の配線部材と、第2の配線部材に電気的に接続された導電性を有する保持部材と、保持部材に保持された弾性を有する弾性部材と、筐体と、筐体を覆い収容空間を形成するカバーとを備え、第1の配線部材は、弾性部材を押圧し、弾性部材を弾性変形させた状態で保持部材に電気的に接続され、電力用半導体素子が収容空間の内部で筐体に固定され、電子部品が収容空間の内部でカバーに固定されているものである。
本願に開示される電力変換装置によれば、電力用半導体素子と電子部品とをねじ止めすることなく、電気的に接続することができる。また、ねじ止め部を設ける必要がなく、電力変換装置を小型化することができる。
実施の形態1に係る電力変換装置を含む駆動装置とエンジンの外観の概略を示す斜視図である。 実施の形態1に係る電力変換装置の構成の概略を示すブロック図である。 実施の形態1に係る電力変換装置のコンバータの回路構成を示す図である。 実施の形態1に係る電力変換装置のインバータの回路構成を示す図である。 実施の形態1に係る電力変換装置の要部を示す斜視図である。 図5のA−A断面位置で切断した電力変換装置の要部断面図である。 実施の形態2に係る電力変換装置の要部断面図である。 実施の形態3に係る電力変換装置の要部断面図である。 実施の形態3に係る電力変換装置の電子部品の平面図である。 実施の形態3に係る電力変換装置のパワーモジュールの平面図である。 実施の形態4に係る電力変換装置の要部断面図である。 実施の形態5に係る電力変換装置の要部断面図である。 実施の形態6に係る電力変換装置の要部断面図である。 実施の形態7に係る電力変換装置の要部断面図である。 実施の形態8に係る電力変換装置の要部断面図である。
以下、本願の実施の形態による電力変換装置を図に基づいて説明する。なお、各図において同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は実施の形態1に係る電力変換装置100を含む駆動装置200とエンジン300の外観の概略を示す斜視図、図2は電力変換装置100の構成の概略を示すブロック図、図3は電力変換装置100のコンバータ3の回路構成を示す図、図4は電力変換装置100の第1のインバータ1の回路構成を示す図、図5は電力変換装置100の要部を、カバー11と筐体12の側壁を取り去って示す斜視図、図6は図5のA−A断面位置で切断し、カバー11と筐体12の側壁を含めて示す電力変換装置100の要部断面図である。
電力変換装置100は、車両等の輸送機器に搭載されて電力変換を行う装置である。電力変換装置100は、図1に示すように、エンジン300を駆動する駆動装置200の一部として設けられる。駆動装置200は、ケース103の内部にモータ101とジェネレータ102を備え、ケース103の上部に電力変換装置100を備える。本実施の形態で示す上下方向とは、モータ101及びジェネレータ102と電力変換装置100との相対的な位置関係を表し、本実施の形態ではモータ101及びジェネレータ102の位置を下とし、電力変換装置100の位置を上とする。モータ101及びジェネレータ102と電力変換装置100との位置関係はこれに限るものではない。モータ101の回転軸とジェネレータ102の回転軸は、エンジン300の回転軸(回転軸はいずれも図示せず)に連結される。
<装置構成の概要>
電力変換装置100は、図2に示すように、第1のインバータ1、第2のインバータ2、及びコンバータ3を備える。第1のインバータ1は車両駆動用のモータ101を制御し、第2のインバータ2はエンジン300に接続されたジェネレータ102を制御する。コンバータ3は、電力変換装置100の外部に設けられた高電圧バッテリ104と接続され、高電圧バッテリ104の電圧を昇圧あるいは降圧する。電力変換装置100は、例えば、50〜200kW程度のモータ101、50〜150kW程度のジェネレータ102、及び100〜400V程度の高電圧バッテリ104と組み合わされて、2モータ式のハイブリッド電気自動車、またはプラグイン式のハイブリッド電気自動車等の電動車両に用いられる。ここではハイブリッド車両用の駆動装置200について図1に例示したが、駆動装置200の構成は図1に示した構成に限るものではない。駆動装置200はエンジン300と別体に構成されてもよく、もしくはエンジン300を備えていない車両用駆動装置であっても構わない。また、電力変換装置100の被制御装置としてモータ101及びジェネレータ102の双方を備えた駆動装置200を例示したが、必ずしもモータ101及びジェネレータ102の双方を備えている必要はない。回転電機であれば、いずれか一方のみの機能を有していればよく、両方の機能を持ち合わせたものであっても構わない。さらに、電力変換装置100は、車両用に限らず、他の輸送機器に用いられるものであっても構わない。
コンバータ3の概要について説明する。コンバータ3は、高電圧バッテリ104と、第1のインバータ1及び第2のインバータ2との間に配置され、高電圧バッテリ104から入力された電圧を昇圧あるいは降圧する機能を有する。第1のインバータ1のみを図3に示すが、コンバータ3には第2のインバータ2も接続されている。コンバータ3は、昇圧に用いるリアクトル3aと、内部に電力用半導体素子14を搭載したパワーモジュール33及びパワーモジュール33に接続された駆動・保護基板33aを有するIPM(Intelligent Power Module)3bと、IPM3bのスイッチングのタイミングを制御する制御基板35と、IPM3bとリアクトル3aとを冷却するヒートシンク4と、を備える。コンバータ3は、IPM3bの入力側に、高電圧バッテリ104に接続されるコネクタ3cと、入力された直流電力を平滑化するコンデンサである1次側平滑コンデンサ3dと、1次側平滑コンデンサ3dの電圧を検出する1次側電圧センサ3eと、リアクトル3aの電流を検出するリアクトル電流センサ3fと、を備える。コンバータ3は、IPM3bの出力側に、第1のインバータ1と接続されたコンデンサである2次側平滑コンデンサ3gと、2次側平滑コンデンサ3gの電圧を検出する2次側電圧センサ3hと、を備える。
第1のインバータ1と第2のインバータ2の概要について説明する。第1のインバータ1は、コンバータ3から供給された直流電流を交流電流に変換して、変換した三相の交流電流をモータ101に供給する。モータ101は、供給された三相の交流電流により駆動される。第2のインバータ2は、ジェネレータ102から供給された三相の交流電流を直流電流に変換して、コンバータ3に供給する。第1のインバータ1と第2のインバータ2の構成は共通しているため、以下、第1のインバータ1の構成についてのみ説明する。第1のインバータ1は、図4に示すように、内部に電力用半導体素子14を搭載したパワーモジュール33及びパワーモジュール33に接続された駆動・保護基板33aを有するIPM3bと、IPM3bのスイッチングのタイミングを制御する制御基板35と、IPM3bを冷却するヒートシンク4と、を備える。第1のインバータ1は、IPM3bの出力側に、モータ101と接続されるコネクタ1aと、三相出力の電流を検出する電流センサ1bと、を備える。
パワーモジュール33に搭載された電力用半導体素子14について説明する。電力用半導体素子14は、電力用電界効果トランジスタ(パワーMOSFET:Power Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)、または絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)などで構成される。これらは主に、モータなどの機器を駆動するインバータ回路に用いられ、数アンペアから数百アンペアの定格電流を制御するものである。半導体素子の材料としては、シリコン(Si)、シリコンカーバイド(SiC)、ガリウムナイトライド(GaN)などが用いられる。
制御基板35について説明する。制御基板35は、制御回路を構成する電子部品と、電子部品が実装されたプリント基板、セラミック基板、金属基板などから構成される。特に車載機器においては高い振動耐久性が必要なため、制御基板35はねじ、熱かしめ、リベット、接着などで筐体に固定される。固定点は、例えば50〜60mmの間隔で配置している。ただし固定点の間隔は一例であり、振動条件もしくは製品形状に合わせて変えても構わない。
ヒートシンク4について説明する。ヒートシンク4は、アルミニウム等の熱伝導率の高い金属で形成される。ヒートシンク4は、高さ方向に厚みを備え、外側に冷却面を有し、内側に冷媒が流れる流路及び冷却フィンが形成される。冷媒は流体であり、ヒートシンクの側面に設けられた2つのパイプ(流入パイプ及び流出パイプ)から冷媒は流出入される。ヒートシンクは、タンク、ポンプ、ラジエータ等とともに冷媒を循環させる冷却回路の一部を形成する。ヒートシンク4の上面あるいは下面には冷却対象の第1のインバータ1、第2のインバータ2、及びコンバータ3の一部の部品が固定される。
<装置要部の構成>
電力変換装置100の要部の構成について、第1のインバータ1を例に図5を用いて説明する。筐体12の部品が設置される箇所はヒートシンク4であり、筐体12は電力用半導体素子14(図5において図示せず)が搭載されたパワーモジュール33が固定される固定面12bを有する。図5に示す筐体12の本体部分は直方体状で、固定面12bは平面である。電子部品34は、電力用半導体素子14よりも固定面12bの法線方向の側に、電力用半導体素子14及び固定面12bから離間させて配置される。電力変換装置100に用いられる電子部品34は、平滑コンデンサもしくはリアクトルなどの主回路を構成する受動部品である。図5では、電子部品34として、2次側平滑コンデンサ3gを例に説明する。パワーモジュール33と電子部品34との間には、制御基板35が配置される。パワーモジュール33は、複数の第1の配線部材13、及び複数の出力側配線部材13bを有する。第1の配線部材13と出力側配線部材13bは、パワーモジュール33の内部で電力用半導体素子14に接続される。第1の配線部材13は、導電性を有する保持部材21、及び保持部材21に保持された弾性を有する弾性部材22を介して電子部品34と接続される。出力側配線部材13bは、端子台16が備えたバスバー10を介してモータ(図5において図示せず)に接続される。
<接続の構成>
装置要部における各部の電気的及び熱的な接続の構成について、図6を用いて説明する。板状の電力用半導体素子14は、一方の面に設けられた電力用端子(図示せず)において、導電性接合材17を介して第1の配線部材13と接続される。また、電力用半導体素子14は、他方の面に設けられた電力用端子(図示せず)において、導電性接合材17を介して半導体素子用配線部材15と接続される。電力用半導体素子14、第1の配線部材13、及び半導体素子用配線部材15が接続されることで、電力変換装置100の主回路が構成される。半導体素子用配線部材15は、導電性接合材17を介して出力側配線部材13bと接続される。導電性接合材17は、半田、銀ペースト、あるいは導電性接着剤などの、導電性が良好で熱伝導率の高い材料で構成される。導電性接合材17は、電力用半導体素子14、第1の配線部材13、半導体素子用配線部材15、及び出力側配線部材13bを電気的及び熱的に接続し、これらの間を固着させるために用いる。
複数の電力用半導体素子14を搭載したパワーモジュール33の内部で、電力用半導体素子14はモールド樹脂20で覆われる。パワーモジュール33の上部に、制御基板35が配置される。制御基板35は、パワーモジュール33の制御端子(図示せず)と接続され、電力用半導体素子14を制御する。
筐体12の本体部分は内側に冷却部12aを備え、冷却部12aに液体または気体を通過させることで、筐体12はヒートシンク4として機能する。筐体12は、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、鉄合金、銅、銅合金などの20W/m・K以上の熱伝導率を有する材料を用いて作製される。第1の配線部材13及び出力側配線部材13bと、筐体12とは、放熱部材18を介して熱的に接続されている。電力用半導体素子14で生じた熱は、筐体12の側へ放熱される。放熱部材18は、高い熱伝導性を有し、且つ、電気的絶縁性が高い材料で構成される。従って放熱部材18は、熱伝導率が数W/mK〜数十W/mKで、且つ、絶縁性のある、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂などの樹脂材料から成る接着剤、グリス、または絶縁シートで構成される。また、放熱部材18は、セラミック基板または金属基板などの熱抵抗が低く、且つ、絶縁性を有する材料と、上述した樹脂材料とを組み合わせて構成することも可能である。
ここでの電子部品34は2次側平滑コンデンサ3gであり、電力変換装置100はコンデンサケース30の内部にコンデンサ31を備える。コンデンサケース30の内部は、封止材32で満たされている。電子部品34であるコンデンサ31は、電力用端子(図示せず)において、第2の配線部材13aと接続される。第2の配線部材13aには導電性を有する保持部材21が電気的に接続され、弾性を有する弾性部材22が保持部材21に保持される。弾性部材22は導電性を有し、第1の配線部材13は弾性部材22を押圧し、弾性部材22を弾性変形させた状態で保持部材21に電気的に接続される。ここでは複数の弾性部材22として第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bが設けられ、第1の配線部材13は、第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bを押圧し、第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bを弾性変形させた状態で保持部材21に電気的に接続されている。
電力変換装置100は、筐体12を覆い収容空間36を形成し、固定面12bに対向する対向面11aを有するカバー11を備える。対向面11aは平面である。コンデンサケース30は、カバー11の対向面11aにねじ止めなどにより固定される。コンデンサケース30が固定されることで、電子部品34は収容空間36の内部でカバー11の対向面11aに固定される。また、電力用半導体素子14は、収容空間36の内部で筐体12の固定面12bに固定されている。カバー11は、アルミニウム、アルミニウム合金、鉄、鉄合金などの金属材料で構成される。また、カバー11は、ポリエチレンテレフタラート(PET: polyethylene terephthalate)もしくはポリイミド(PI:polyimide)のフィルム、アラミド(全芳香族ポリアミド)繊維から形成される紙によって構成してもよい。また、カバー11は、ガラス繊維強化エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS:Poly Phenylene Sulfide)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などで形成してもよく、剛性が高い材料であれば他の材料であっても構わない。電力用半導体素子14と電子部品34が剛性の高い構造物に固定されるため、電力用半導体素子14と電子部品34の耐振動性が向上する。また、電力用半導体素子14と電子部品34は熱伝導率が高い構造物に固定されるため、電力用半導体素子14と電子部品34の放熱性が向上する。
電力用半導体素子14と電子部品34との接続に係る部材について説明する。第1の配線部材13、第2の配線部材13a、及び半導体素子用配線部材15には、導電性が良好で熱伝導率の高い銅または銅合金、Al、Al合金などの金属を用いる。これらの表面はAu、Ni、Sn、Agなどの金属材料でめっきされていてもよい。また、バスバー10についても同様である。保持部材21には、導電性が良好で剛性が高い銅または銅合金、Al、Al合金などの金属を用いる。保持部材21表面はAu、Ni、Sn、Agなどの金属材料でめっきされていてもよい。弾性部材22には、導電性が良好で弾性を有する銅または銅合金、鉄、鉄合金などの金属を用いる。弾性部材22の表面はAu、Ni、Sn、Agなどの金属材料でめっきされていてもよい。弾性部材22が弾性を有するために、弾性部材22は板ばねもしくはコイルばねになっていてもよく、弾性部材22の形状は自由に定めて構わない。
電力変換装置100は、複数の第2の配線部材13a、複数の第2の配線部材13aのそれぞれに電気的に接続された複数の保持部材21、及び複数の保持部材21のそれぞれに接続された弾性部材22を有している。電力変換装置100には、電力用半導体素子14及び第1の配線部材13が複数設けられる。図5に示すように、複数の第1の配線部材13のそれぞれが、複数の弾性部材22のそれぞれを押圧し、複数の弾性部材22のそれぞれを弾性変形させた状態で、複数の保持部材21のそれぞれに電気的に接続されている。このように構成することで、複数の第1の配線部材13と複数の保持部材21とを容易に一括して接続することができる。
<接続の要部の構成>
本願の要部である第1の配線部材13と第2の配線部材13aとの間の接続の詳細について説明する。保持部材21は、第1の配線部材13の側に開口するスリット21aを有する。弾性部材22は、スリット21aの内側で対向する2つの内側面のそれぞれに保持されると共に、電気的に保持部材21に接続された、導電性の第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bからなる。第1の配線部材13は、スリット21aの開口を通って第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとの間に挟まれ、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとを押圧し、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとを弾性変形させた状態で、第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bに電気的に接続される。第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bは、スリット21aの2つの内側面のそれぞれに形成された凹部21bに、それぞれ嵌合されて保持されている。
弾性部材22と保持部材21は、接触または接合により接続されている。接触により保持部材21と弾性部材22とを接続させた場合の例としては、上述したような嵌合であるが、ねじ止めによる接続でも構わない。接合により接続した場合の例としては、溶接、はんだ付け、もしくはろう付けである。第2の配線部材13aと保持部材21も、同様に、接触または接合により接続されている。
このような構成で第1の配線部材13と第2の配線部材13aとを接続することで、電力用半導体素子14と電子部品34とをねじ止めすることなく、電気的に接続することができる。また、ねじ止め部を設ける必要がなく、第1の配線部材13と第2の配線部材13aとをねじ止めする箇所を確保するために第1の配線部材13と第2の配線部材13aを長く引き回す必要もなくなり、電力変換装置100を小型化することができる。また、第1の配線部材13と第2の配線部材13aとを溶接するために、溶接治具が溶接部にアクセスするために第1の配線部材13と第2の配線部材13aとの周囲に空間を確保する必要がなくなり、電力変換装置100を小型化することができる。また、第1の配線部材13と第2の配線部材13aとを接続する際に工具は不要であり、筐体12の側壁に工具がアクセスするための開口部を設ける必要がなく、開口部を覆うフタと防水構造が不要なため、電力変換装置100を小型化することができる。
第1の配線部材13と第2の配線部材13aの接続箇所の配置の詳細について説明する。まず、筐体12の固定面12bの法線方向の配置について説明する。弾性部材22を押圧する第1の配線部材13の部分は、固定面12bの法線方向に延出する。第2の配線部材13aは、電子部品34における固定面12bの法線方向の側の部分から固定面12bに平行な方向に延出する。保持部材21は、第2の配線部材13aから固定面12bの法線方向とは逆の方向である法線反対方向に延出すると共に、スリット21aは固定面12bの法線反対方向に開口している。
このような配置に構成することで、筐体12にカバー11を組み付けた際に、筐体12の内部に収容空間36が形成されると共に、第1の配線部材13と第2の配線部材とが保持部材21と弾性部材22を介して接続され、電力用半導体素子14とコンデンサ31は容易に電気的に接続される。また、パワーモジュール33とコンデンサ31を近接して配置することができ、電力変換装置100を小型化することができる。
次に、筐体12の固定面12bに平行な方向の配置について説明する。第1の配線部材13は、固定面12bに平行な第1方向の一方側に延出した後、固定面12bの法線方向に延出する。第2の配線部材13aは、電子部品34における固定面12bの法線方向の側の部分から第1方向の一方側に延出する。保持部材21は、第2の配線部材13aの第1方向の一方側の部分に接続され、保持部材21及び弾性部材22は、電子部品34の第1方向の一方側に配置されている。また、電力用半導体素子14、電子部品34、第1の配線部材13、第2の配線部材13a、保持部材21、及び弾性部材22は、複数設けられる。複数の電力用半導体素子14、電子部品34、第1の配線部材13、第2の配線部材13a、保持部材21、及び弾性部材22は、第1方向に直交し固定面12bに平行な第2方向に並べられている。
このような配置に構成することで、電力変換装置100を構成する複数の電力用半導体素子14、電子部品34、第1の配線部材13、第2の配線部材13a、保持部材21、及び弾性部材22を第2方向に効率的に並べて設けることができ、電力変換装置100を小型化することができる。
第2の配線部材13a及び保持部材21は、専用の固定部材である端子台16aにより対向面11aに固定される。第2の配線部材13aと保持部材21が剛性の高い構造物に固定されるため、第2の配線部材13aと保持部材21の耐振動性を向上させることができる。
保持部材21と第1の配線部材13は、公差によって位置ずれが生じる。固定面12bの法線方向のずれは、保持部材21のスリット21aの内部で、第1の配線部材13と弾性部材22の接触した箇所が法線方向にずれることで吸収される。第2方向のずれは法線方向のずれと同様に、第1の配線部材13と弾性部材22の接触した箇所が第2方向にずれることで吸収される。第1方向のずれは弾性部材22が弾性を有しており、弾性部材22が変形することで吸収される。従って、保持部材21と第1の配線部材13が位置ずれしていても、第1の配線部材13と第2の配線部材13aとを確実に接続することができる。
また、本実施の形態1においては、電力用半導体素子14と電子部品34であるコンデンサ31とが電気的に接続され、主回路が構成されている。電力用半導体素子14は、例えばPWM(Pulse Width Modulation)周波数で高速スイッチングされており、ターンオン、ターンオフ時の電流変化率(di/dt)が大きい。主回路のインダクタンスの値をLとすると、ターンオフ時に発生するサージ電圧(ΔV)は、ΔV=L×di/dtで表され、インダクタンスの値が大きいと、サージ電圧も比例して大きくなる。従って、サージ電圧を電力用半導体素子14の許容電圧以下にするためにはインダクタンス値を小さくする必要がある。インダクタンス値を小さくするためには、主回路配線を短くすることが一般的であり、つまり電力用半導体素子14とコンデンサ31を電気的に接続する経路を短くする必要がある。本実施の形態1では、保持部材21と弾性部材22を用いて短い距離で電力用半導体素子14とコンデンサ31を接続できることから、電力用半導体素子14とコンデンサ31を低いインダクタンスで接続することができる。
なお、本実施の形態1においては、第1の配線部材13が導電性の第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとを押圧し、第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bに電気的に接続されている構成としたが、第1の配線部材13と第2の配線部材13aの接続の構成はこれに限るものではない。第1の弾性部材22aのみを設け、第1の配線部材13が第1の弾性部材22aを設けていないスリット21aの内側面と接して接続される構成でも構わない。この場合、第1の弾性部材22aは導電性を有さなくても構わない。
以上のように、実施の形態1による電力変換装置100において、第1の配線部材13は、弾性部材22を押圧し、弾性部材22を弾性変形させた状態で保持部材21に電気的に接続されているため、電力用半導体素子と電子部品とをねじ止めすることなく、電気的に接続することができる。また、ねじ止め部を設ける必要がなく、電力変換装置100を小型化することができる。また、電力変換装置100の筐体12に開口部を設ける必要がなく、開口部を覆うフタと防水構造が不要なため、電力変換装置100を小型化することができる。弾性部材22が導電性を有した場合、より確実に第1の配線部材13と第2の配線部材13aとを電気的に接続することができる。弾性部材22が複数設けられ、第1の配線部材13が複数の弾性部材22を押圧する場合、より確実に第1の配線部材13と第2の配線部材13aとを電気的に接続することができる。電力用半導体素子14が収容空間36の内部で筐体12に固定され、電子部品34が収容空間36の内部でカバー11に固定されているため、電力用半導体素子14と電子部品34の耐振動性を向上させることができる。複数の第1の配線部材13のそれぞれが、複数の弾性部材22のそれぞれを押圧し、複数の弾性部材22のそれぞれを弾性変形させた状態で、複数の保持部材21のそれぞれに電気的に接続されている場合、複数の第1の配線部材13と複数の保持部材21とを容易に一括して接続することができる。
第1の配線部材13が、スリット21aの開口を通って第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとの間に挟まれ、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとを押圧する場合、より確実に第1の配線部材13と第2の配線部材13aとを電気的に接続することができる。また、保持部材21と第1の配線部材13が位置ずれしていても、第1の配線部材13と第2の配線部材13aとを確実に接続することができる。第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bがそれぞれスリット21aに形成された凹部21bに嵌合されて保持されている場合、弾性部材22を容易に保持部材21に設けることができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係る電力変換装置100について説明する。図7は、実施の形態2に係る電力変換装置100の要部断面図である。実施の形態2に係る電力変換装置100は、保持部材21をコンデンサケース30の内部に搭載した構成になっている。
電子部品34であるコンデンサ31、第2の配線部材13a、及び保持部材21は、コンデンサケース30の内部に収容されると共に、封止材32で樹脂封止され一体化されている。この構成では、実施の形態1で示した端子台16aは不要である。
以上のように、実施の形態2による電力変換装置100において、端子台16aが不要なため、カバー11へ取り付ける部材はコンデンサケース30のみとなり、電力変換装置100の製造に係る工数を削減することができる。また、コンデンサ31、第2の配線部材13a、及び保持部材21が一体化されているため、これらの部材の耐振動性を向上させることができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係る電力変換装置100について説明する。図8は実施の形態3に係る電力変換装置100の要部断面図、図9は電力変換装置100の電子部品34を法線方向から見た平面図、図10は電力変換装置100のパワーモジュール33を法線方向の逆方向から見た平面図である。実施の形態3に係る電力変換装置100は、保持部材21、及び弾性部材22が固定面12bに平行な第1方向に並べられた構成になっている。
第1の配線部材13と第2の配線部材13aの接続箇所の配置の詳細について説明する。本実施の形態3では、筐体12の固定面12bに平行な方向の保持部材21及び弾性部材22の配置が実施の形態1とは異なる構成になっている。電力変換装置100は、電力用半導体素子14、電子部品34、第1の配線部材13、第2の配線部材13a、保持部材21、及び弾性部材22を、複数備える。複数の電力用半導体素子14、電子部品34、第1の配線部材13、及び第2の配線部材13aは、第1方向に直交し固定面12bに平行な第2方向に並べられる。保持部材21、及び弾性部材22は、図8に示すように、固定面12bに平行な第1方向に並べられている。
第1の配線部材131、132、及び第2の配線部材13a1、13a2の配置について説明する。ここでは、第1の配線部材13、及び第2の配線部材13aをそれぞれ2つ設けた例について、図9、図10により説明する。図9に示すように、2つの第2の配線部材13aである第2の配線部材13a1と第2の配線部材13a2は、第1方向に直交し固定面12b(図9において図示せず)に平行な第2方向に並べて電子部品34から引き出される。第2の配線部材13a1と第2の配線部材13a2は異なる電位を有し、電力変換装置100の主回路の一部を構成する。2つの第2の配線部材13aの一方の第2の配線部材13a2は、他方の第2の配線部材13a1を回り込んで延出され、保持部材21、及び弾性部材22が、第1方向に並べて接続される。
図10に示すように、2つの第1の配線部材13である第1の配線部材131と第1の配線部材132は、第1方向に直交し固定面12b(図10において図示せず)に平行な第2方向に並べてパワーモジュール33から引き出される。第1の配線部材131と第1の配線部材132は異なる電位を有し、電力変換装置100の主回路の一部を構成する。2つの第1の配線部材13の一方の第1の配線部材132は、他方の第1の配線部材131を回り込んで延出され、弾性部材22を押圧する第1の配線部材13の部分が、固定面12bに平行な第1方向に並べて設けられる。
従来、第1の配線部材13と第2の配線部材13aとをねじ止めもしくは溶接で接続する際には、工具を筐体12の外から固定面12bに平行な第1方向にアクセスする必要があったため、接続箇所を第1方向に隣接させて並べて設けることができなかった。保持部材21、及び弾性部材22を介した接続構成にすることで、接続箇所である保持部材21、及び弾性部材22を、固定面12bに平行な第1方向に隣接させて並べることができる。接続箇所を隣接させて並べられるため、電力変換装置100を小型化することができる。
また、さらに異なる電位を有する第1の配線部材13、及び第2の配線部材13aを固定面12bに平行な第1方向に隣接させて並べて配置しても構わない。さらにこれらを加えて配置しても、電力用半導体素子14とコンデンサ31の間のインダクタンスを小さくして配置することができる。
なお、本実施の形態3では、保持部材21、及び弾性部材22の全てが、固定面12bに平行な第1方向に重なるように並べて配置されているが、保持部材21、及び弾性部材22の配置はこれに限るものではない。複数の保持部材21の一部が重なるように第1方向に並んでいてもよく、そのすべてが重なっていなくても構わない。
以上のように、実施の形態3による電力変換装置100において、保持部材21、及び弾性部材22が固定面12bに平行な第1方向に隣接して並べられた構成になっているため、電力変換装置100を小型化することができる。また、保持部材21、及び弾性部材22を固定面12bに平行な第1方向に並べられるため、保持部材21、及び弾性部材22の配置の自由度を向上させることができる。
実施の形態4.
実施の形態4に係る電力変換装置100について説明する。図11は、実施の形態4に係る電力変換装置100の要部断面図である。実施の形態4に係る電力変換装置100は、電力用半導体素子14、第1の配線部材13、電子部品34、及び第2の配線部材13aが固定面12bの法線方向に並べられた構成になっている。
第1の配線部材13と第2の配線部材13aの接続箇所の配置の詳細について説明する。本実施の形態4では、電力用半導体素子14、第1の配線部材13、電子部品34、及び第2の配線部材13aの配置が実施の形態2とは異なる構成になっている。電力変換装置100は、電力用半導体素子14、電子部品34、第1の配線部材13、第2の配線部材13a、保持部材21、及び弾性部材を、複数備える。複数の電力用半導体素子14、第1の配線部材13、電子部品34、及び第2の配線部材13aは固定面12bの法線方向に並べられる。保持部材21、及び弾性部材22は、固定面12bに平行な第1方向に並べられている。
2つの第2の配線部材13aである第2の配線部材13a1と第2の配線部材13a2は、法線方向に並べて、固定面12bに平行な第1方向に電子部品34から引き出される。第2の配線部材13a1と第2の配線部材13a2は異なる電位を有し、電力変換装置100の主回路の一部を構成する。2つの第1の配線部材13である第1の配線部材131と第1の配線部材132は、法線方向に並べて、固定面12bに平行な第1方向にパワーモジュール33から引き出される。第1の配線部材131と第1の配線部材132は異なる電位を有し、電力変換装置100の主回路の一部を構成する。
以上のように、実施の形態4による電力変換装置100において、保持部材21、及び弾性部材22が固定面12bに平行な第1方向に隣接して並べられた構成になっているため、電力変換装置100を小型化することができる。また、保持部材21、及び弾性部材22を固定面12bに平行な第1方向に並べられるため、保持部材21、及び弾性部材22の配置の自由度を向上させることができる。また、電力用半導体素子14、第1の配線部材13、電子部品34、及び第2の配線部材13aが固定面12bの法線方向に並べられた構成でも保持部材21、及び弾性部材22が固定面12bに平行な第1方向に隣接して並べられた構成にすることができる。
実施の形態5.
実施の形態5に係る電力変換装置100について説明する。図12は、実施の形態5に係る電力変換装置100の要部断面図である。実施の形態5に係る電力変換装置100は、保持部材21にスリットを設けない構成になっている。
保持部材21は第1の配線部材13の側に凹部21bが形成され、弾性部材22は凹部21bに嵌合されて保持されている。第1の配線部材13は、固定面12bに平行な第1方向の一方側に延出した後、固定面12bの法線方向に延出し、さらに弾性部材22と対向するように第1方向に延出されている。第1の配線部材13は、弾性部材22を押圧し、弾性部材22を弾性変形させた状態で保持部材21に電気的に接続されている。
以上のように、実施の形態5による電力変換装置100において、保持部材21の第1の配線部材13の側に凹部21bが形成され、弾性部材22は凹部21bに嵌合されて保持されているため、第1の配線部材13を保持部材21のスリットに入れる必要がないことから、公差による位置ずれをより吸収して、第1の配線部材13と第2の配線部材13aとを接続することができる。
実施の形態6.
実施の形態6に係る電力変換装置100について説明する。図13は、実施の形態6に係る電力変換装置100の要部断面図である。実施の形態6に係る電力変換装置100は、複数の第1の配線部材13が、弾性部材22を押圧し、弾性部材22を弾性変形させた状態で保持部材21に電気的に接続された構成になっている。
電力変換装置100には、電力用半導体素子14及び第1の配線部材13が複数設けられる。ここでは2つの電力用半導体素子14のそれぞれが第1の配線部材13を備えた例について説明する。2つの第1の配線部材13が、保持部材21のスリット21aの開口を通って、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとの間に挟まれ、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとを押圧し、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとを弾性変形させた状態で、第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bに電気的に接続されている。2つの第1の配線部材13同士は、弾性部材22の反力によって相互に押し付けられ、直接接触することで電気的に接続されている。2つの第1の配線部材13と第2の配線部材13aとは、弾性部材22及び保持部材21を介して電気的に接続されている。2つの第1の配線部材13を保持部材21のスリット21aの開口を通す例について説明したが、さらに多くの第1の配線部材13を保持部材21のスリット21aの開口に通す構成でも構わない。
以上のように、実施の形態6による電力変換装置100において、複数の第1の配線部材13が、保持部材21のスリット21aの開口を通って、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとの間に挟まれ、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとを押圧するため、保持部材21の個数を減らすことができるので、電力変換装置100を小型化することができる。
実施の形態7.
実施の形態7に係る電力変換装置100について説明する。図14は、実施の形態7に係る電力変換装置100の要部断面図である。実施の形態7に係る電力変換装置100は、実施の形態1に示した構成に加えて、出力側配線部材13bとバスバー10とが弾性部材38及び保持部材37を介して電気的に接続された構成になっている。
電力変換装置100は、出力側配線部材13bとバスバー10とを電気的に接続する弾性部材38及び保持部材37を備える。保持部材37は、出力側配線部材13bとバスバー10の側に開口するスリット37aを有する。弾性部材38は、スリット37aの内側の対向する2つの内側面のそれぞれに保持されると共に、電気的に保持部材37に接続された、導電性の第1の弾性部材38a及び第2の弾性部材38bからなる。出力側配線部材13bとバスバー10とは、スリット37aの開口を通って第1の弾性部材38aと第2の弾性部材38bとの間に挟まれ、第1の弾性部材38aと第2の弾性部材38bとを押圧し、第1の弾性部材38aと第2の弾性部材38bとを弾性変形させた状態で、第1の弾性部材38a及び第2の弾性部材38bに電気的に接続されている。第1の弾性部材38a及び第2の弾性部材38bは、スリット37aの2つの内側面のそれぞれに形成された凹部37bに、それぞれ嵌合されて保持されている。保持部材37は、端子台16bでカバー11の対向面11aに固定されている。
以上のように、実施の形態7による電力変換装置100において、出力側配線部材13bとバスバー10とが弾性部材38及び保持部材37を介して電気的に接続されるため、筐体12にカバー11を取り付ける際に、第1の配線部材13と第2の配線部材13aとの接続に加えて、出力側配線部材13bとバスバー10とを容易に電気的に接続することができる。
実施の形態8.
実施の形態8に係る電力変換装置100について説明する。図15は、実施の形態8に係る電力変換装置100の要部断面図である。実施の形態8に係る電力変換装置100は、筐体12の固定面12bと反対側の反対側面12cに電子部品34が固定された構成になっている。
筐体12は、電力用半導体素子14が固定される固定面12bと、固定面12bとは反対側の反対側面12cと、固定面12bの側と反対側面12cの側とを貫通する貫通孔12dとを有する。固定面12bと反対側面12cは、共に平面である。第1の配線部材13は、固定面12bに平行な第1方向の一方側に延出した後、貫通孔12dの内側を固定面12bの法線反対方向の側に延出する。電子部品34は、反対側面12cに固定される。第2の配線部材13aは、電子部品34における固定面12bの法線方向の側の部分から第1方向の一方側に延出する。保持部材21は、第2の配線部材13aの第1方向の一方側の部分から、貫通孔12dの内側を、固定面12bの法線方向に延出する。弾性部材22は、貫通孔12dの内側で、保持部材21に配置されている。
固定面12bと反対側面12cとの間には、冷却部12aが設けられる。保持部材21は、貫通孔12dの内側で、冷却部12aに隣接して設けられる。第1の配線部材13が、保持部材21のスリット21aの開口を通って、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとの間に挟まれ、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとを押圧し、第1の弾性部材22aと第2の弾性部材22bとを弾性変形させた状態で、第1の弾性部材22a及び第2の弾性部材22bに電気的に接続されている。
電力変換装置100は、筐体12の固定面12bの側を覆い収容空間36を形成し、固定面12bに対向する対向面11aを有するカバー11を備える。また、電力変換装置100は、筐体12の反対側面12cの側を覆い第2の収容空間39を形成し、反対側面12cに対向する対向面40aを有する第2のカバー40を備える。対向面40aは平面である。
以上のように、実施の形態8による電力変換装置100において、筐体12の固定面12bの側と反対側面12cの側とを貫通する貫通孔12dを備え、貫通孔12dに設けられた保持部材21と弾性部材22とを介して電力用半導体素子14と電子部品とが接続されるため、電力用半導体素子14と電子部品34とを短い経路で接続することができ、電力変換装置100を小型化することができる。また、電力変換装置100の筐体12に開口部を設ける必要がなく、開口部を覆うフタと防水構造が不要なため、電力変換装置100を小型化することができる。また、開口部が不要なため、筐体12の剛性が上がり、電力変換装置100の耐振動性を向上させることができる。また、電子部品34が反対側面12cに固定され、電子部品34を冷却部12aで冷却できるため、電子部品34の温度上昇を抑制することができる。
また本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 第1のインバータ、1a コネクタ、1b 電流センサ、2 第2のインバータ、3 コンバータ、3a リアクトル、3b IPM、3c コネクタ、3d 1次側平滑コンデンサ、3e 1次側電圧センサ、3f リアクトル電流センサ、3g 2次側平滑コンデンサ、3h 2次側電圧センサ、4 ヒートシンク、10 バスバー、11 カバー、11a 対向面、12 筐体、12a 冷却部、12b 固定面、12c 反対側面、12d 貫通孔、13 第1の配線部材、13a 第2の配線部材、13b 出力側配線部材、14 電力用半導体素子、15 半導体素子用配線部材、16 端子台、16a 端子台、16b 端子台、17 導電性接合材、18 放熱部材、20 モールド樹脂、21 保持部材、21a スリット、21b 凹部、22 弾性部材、22a 第1の弾性部材、22b 第2の弾性部材、30 コンデンサケース、31 コンデンサ、32 封止材、33 パワーモジュール、33a 駆動・保護基板、34 電子部品、35 制御基板、36 収容空間、37 保持部材、37a スリット、37b 凹部、38 弾性部材、38a 第1の弾性部材、38b 第2の弾性部材、39 第2の収容空間、40 第2のカバー、40a 対向面、100 電力変換装置、101 モータ、102 ジェネレータ、103 ケース、104 高電圧バッテリ、200 駆動装置、300 エンジン

Claims (17)

  1. 電力用半導体素子と、
    前記電力用半導体素子の電力用端子に電気的に接続された第1の配線部材と、
    電子部品と、
    前記電子部品の電力用端子に電気的に接続された第2の配線部材と、
    前記第2の配線部材に電気的に接続された導電性を有する保持部材と、
    前記保持部材に保持された弾性を有する弾性部材と、
    筐体と、前記筐体を覆い収容空間を形成するカバーと、を備え、
    前記第1の配線部材は、前記弾性部材を押圧し、前記弾性部材を弾性変形させた状態で前記保持部材に電気的に接続され
    前記電力用半導体素子が前記収容空間の内部で前記筐体に固定され、
    前記電子部品が前記収容空間の内部で前記カバーに固定されている電力変換装置。
  2. 前記弾性部材は導電性を有し、前記第1の配線部材は前記弾性部材を介して前記保持部材に電気的に接続されている請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記弾性部材は複数設けられ、前記第1の配線部材は、複数の前記弾性部材を押圧し、複数の前記弾性部材を弾性変形させた状態で前記保持部材に電気的に接続されている請求項1又は2に記載の電力変換装置。
  4. 前記電力用半導体素子及び前記第1の配線部材が複数設けられ、
    複数の前記第1の配線部材が、前記弾性部材を押圧し、前記弾性部材を弾性変形させた状態で前記保持部材に電気的に接続されている請求項1からのいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 複数の前記第2の配線部材、複数の前記第2の配線部材のそれぞれに電気的に接続された複数の前記保持部材、及び複数の前記保持部材のそれぞれに接続された前記弾性部材を有し、
    前記電力用半導体素子及び前記第1の配線部材が複数設けられ、
    複数の前記第1の配線部材のそれぞれが、複数の前記弾性部材のそれぞれを押圧し、複数の前記弾性部材のそれぞれを弾性変形させた状態で、複数の前記保持部材のそれぞれに電気的に接続されている請求項1からのいずれか一項に記載の電力変換装置。
  6. 前記保持部材は、前記第1の配線部材の側に開口するスリットを有し、
    前記弾性部材は、前記スリットの内側の対向する2つの内側面のそれぞれに保持されると共に、電気的に前記保持部材に接続された、導電性の第1の弾性部材及び第2の弾性部材からなり、
    前記第1の配線部材は、前記スリットの開口を通って前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材との間に挟まれ、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材とを押圧し、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材とを弾性変形させた状態で、前記第1の弾性部材及び前記第2の弾性部材に電気的に接続されている請求項1からのいずれか一項に記載の電力変換装置。
  7. 前記スリットの2つの内側面のそれぞれには凹部が形成され、前記第1の弾性部材及び前記第2の弾性部材はそれぞれ前記凹部に嵌合されて保持されている請求項に記載の電力変換装置。
  8. 前記電力用半導体素子及び前記第1の配線部材は複数設けられ、
    複数の前記第1の配線部材が、前記スリットの開口を通って、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材との間に挟まれ、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材とを押圧し、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材とを弾性変形させた状態で、前記第1の弾性部材及び前記第2の弾性部材に電気的に接続されている請求項又はに記載の電力変換装置。
  9. 前記電力用半導体素子が固定される固定面を有する筐体を備え、
    前記弾性部材を押圧する前記第1の配線部材の部分は、前記固定面の法線方向に延出し、
    前記電子部品は、前記電力用半導体素子よりも前記固定面の法線方向の側に配置され、
    前記第2の配線部材は、前記電子部品における前記固定面の法線方向の側の部分から前記固定面に平行な方向に延出し、
    前記保持部材は、前記第2の配線部材から前記固定面の法線反対方向に延出すると共に、前記スリットは、前記固定面の法線反対方向に開口している請求項に記載の電力変換装置。
  10. 前記固定面に対向する対向面を有するカバーを備え、
    前記電子部品は前記対向面に固定されている請求項に記載の電力変換装置。
  11. 第2の配線部材及び前記保持部材は、専用の固定部材により前記対向面に固定されている請求項10に記載の電力変換装置。
  12. 前記電力用半導体素子が固定される固定面を有する筐体を備え、
    前記第1の配線部材は、前記固定面に平行な第1方向の一方側に延出した後、前記固定面の法線方向に延出し、
    前記電子部品は、前記電力用半導体素子よりも前記固定面の法線方向の側に配置され、
    前記第2の配線部材は、前記電子部品における前記固定面の法線方向の側の部分から前記第1方向の一方側に延出し、
    前記保持部材は、前記第2の配線部材の前記第1方向の一方側の部分に接続され、前記保持部材及び前記弾性部材は、前記電子部品の前記第1方向の一方側に配置されている請求項1から11のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  13. 前記電力用半導体素子、前記電子部品、前記第1の配線部材、前記第2の配線部材、前記保持部材、及び前記弾性部材は、複数設けられ、
    複数の前記電力用半導体素子、前記電子部品、前記第1の配線部材、前記第2の配線部材、前記保持部材、及び前記弾性部材は、前記第1方向に直交し前記固定面に平行な第2方向に並べられている請求項12に記載の電力変換装置。
  14. 前記電力用半導体素子、前記電子部品、前記第1の配線部材、前記第2の配線部材、前記保持部材、及び前記弾性部材は、複数設けられ、
    複数の前記電力用半導体素子、前記電子部品、前記第1の配線部材、及び前記第2の配線部材は、前記第1方向に直交し前記固定面に平行な第2方向に並べられ、
    前記保持部材、及び前記弾性部材は、前記固定面に平行な前記第1方向に並べられている請求項12に記載の電力変換装置。
  15. 前記電力用半導体素子、前記電子部品、前記第1の配線部材、前記第2の配線部材、前記保持部材、及び前記弾性部材は、複数設けられ、
    複数の前記電力用半導体素子、前記第1の配線部材、前記電子部品、及び前記第2の配線部材は前記固定面の法線方向に並べられ、
    前記保持部材、及び前記弾性部材は、前記固定面に平行な前記第1方向に並べられている請求項12に記載の電力変換装置。
  16. 前記電子部品、前記第2の配線部材、及び前記保持部材は、樹脂封止され一体化されている請求項1から15のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  17. 前記電力用半導体素子が固定される固定面と、前記固定面とは反対側の反対側面と、前記固定面の側と前記反対側面の側とを貫通する貫通孔と、を有する筐体を備え、
    前記第1の配線部材は、前記固定面に平行な第1方向の一方側に延出した後、前記貫通孔の内側を前記固定面の法線反対方向の側に延出し、
    前記電子部品は前記反対側面に固定され、
    前記第2の配線部材は、前記電子部品における前記固定面の法線方向の側の部分から前記第1方向の一方側に延出し、
    前記保持部材は、前記第2の配線部材の前記第1方向の一方側の部分から、前記貫通孔の内側を、前記固定面の法線方向に延出し、前記弾性部材は、前記貫通孔の内側に配置されている請求項に記載の電力変換装置。
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