JP6884032B2 - ヒータ、加熱装置 - Google Patents

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この明細書に記載の実施形態は、ヒータの回路構成に関する。
定着装置において、ヒータがベルトを介して加圧ローラに加圧されるものがある(例えば特許文献1)。ベルトと加圧ローラは、共に回転してシートを下流に送る。ヒータは、ベルトを介してシートを加熱する。該装置では、ヒータは、シート搬送方向との直交方向に複数並ぶ抵抗部材を備える。各抵抗部材には、個別に電極が接続する。該装置は、加熱対象のシートのサイズに応じて、通電する抵抗部材を選択する。
特開2015−219418号公報
該装置では、各抵抗部材に個別に電極が接続しておりヒータの構成が複雑であるという課題がある。
実施形態は、ヒータの構成を簡素化できる技術を提供することを目的とする。
一般に、実施形態のヒータは、抵抗部材と、第1極側電極と、を備える。複数の抵抗部材は、第1方向に並ぶ。第1極側電極は、各抵抗部材の第1方向に直交する第2方向における一方側の端部に接続し、複数の抵抗部材を複数のブロックに別け、複数の抵抗部材をブロック単位で発熱させる。第1極側電極は、第1方向に連続して並ぶ複数の抵抗部材を含む第1ブロックに設けられ、第1ブロック内の抵抗部材の一方側の端部間に亘って延び、各一方側の端部と接続する第1極側第1電極を備える。
一般に、実施形態の加熱装置は、加圧部材と、ベルトと、ヒータとを有する。ベルトは、加圧部材と共にシートを挟んで搬送するとともに、シートを加熱し、シート上の画像をシートに定着させる。ヒータは、ベルトを挟んで加圧部材と対向し、ベルトを加熱する。ヒータは、第1方向に並ぶ複数の抵抗部材と、各抵抗部材の第1方向に直交する第2方向における一方側の端部に接続し、複数の抵抗部材を複数のブロックに別け、複数の抵抗部材をブロック単位で発熱させる第1極側電極であって、第1方向に連続して並ぶ複数の抵抗部材を含む第1ブロックに設けられ、第1ブロック内の抵抗部材の一方側の端部間に亘って延び、各一方側の端部と接続する第1極側第1電極を備える第1極側電極と、を備える。
実施形態の画像形成装置の概要を示す図である。 実施形態の定着装置の構成を示す図である。 実施形態の定着装置の発熱機構の構成例を示す図である。 図3に示す発熱機構の拡大図および温度分布の一例を示す図である。 数値条件をもとに実施形態の態様を適用させた場合の温度分布、および対比用の温度分布を示す図である。 他の定着装置の構成例を示す図である。 ヒータの平面図である。
(第1実施形態)
以下、実施形態の画像形成装置および定着装置について、図面を用いて説明する。
図1は、実施形態の画像形成装置の模式図である。画像形成装置1は、読取り部R、画像形成部P、給紙カセット部Cを有する。読取り部Rは、原稿台に設置される原稿シートをCCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサなどで読み取り、光信号をデジタルデータに変換する。画像形成部Pは、読取り部Rで読み取られた原稿画像、もしくは外部のパーソナルコンピュータからの印刷データを取得し、トナー像をシート上に形成、定着させるユニットである。
画像形成部Rは、レーザ走査部200、および感光ドラム201Y、201M、201C、201Kを有する。レーザ走査部200は、ポリゴンミラー208、および光学系241を有し、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像信号に基づき、シート上に形成する像を感光ドラム201Y〜201Kに照射する。
感光ドラム201Y〜201Kは、不図示の現像装置から供給される各色トナーを、上記の照射位置に従い保持する。感光ドラム201Y〜201Kは、保持したトナー像を順次転写ベルト207に転写する。転写ベルト207は、無端ベルトであり、ローラ213が回転駆動することで、転写位置Tまでトナー像を搬送する。
搬送路101は、給紙カセット部Cにストックされたシートを、転写位置T、定着装置30、排出トレイ211の順に搬送する。給紙カセット部Cにストックされたシートは、搬送路101の案内により転写位置Tまで搬送され、転写ベルト15が転写位置Tにてトナー像をシートに転写する。
トナー像が表面に形成されたシートは、搬送路101の案内に従い定着装置30まで搬送される。定着装置30は、トナー像を加熱、溶融することで、シートへ浸透させて定着させる。これにより、シート上のトナー像が外力によって乱されることを防ぐ。搬送路101は、トナー像が定着したシートを排出トレイ211まで搬送し、シートを画像形成装置1の外部に排出する。
制御部801は、画像形成装置1内の装置や機構を統括的に制御するユニットであり、例えばCPU(Central Processing Unit)などの中央演算装置や、揮発性/不揮発性の記憶装置を含む。一つの実施形態として、中央演算装置が記憶装置に記憶されたプログラムを演算実行することで、画像形成装置1内の装置、機構を制御する。また、機能の一部を回路として実装でも構わない。
尚、形成対象の画像(トナー画像)を転写位置Tまで搬送し、シート上に転写するまでの各ユニットを含めた構成を転写部40とする。
図2は定着装置30(加熱装置)の構成例を示す図である。定着装置30は、板状のヒータ32、複数のローラに懸架された無端ベルト34を有する。また定着装置30は、無端ベルト34を懸架し、一定方向に回転駆動させる駆動ローラ33を有する。定着装置30は、無端ベルト34を懸架するとともに張力を与えるテンションローラ35を有する。また定着装置30は、弾性層が表面に形成された加圧ローラ31(加圧部材)を有する。ヒータ32は、発熱部側が無端ベルト34の内側面に接触しており、加圧ローラ31の方向に押圧する。これにより、加圧ローラ31とで形成される接触部分(ニップ部)に、トナー像を乗せたシート105を挟み込み、加熱、加圧する。すなわち、無端ベルト34は、加圧ローラ31と共にシートを挟んで搬送するとともに、シートを加熱し、シート上の画像をシートに定着させる。ヒータ32は、無端ベルト34を挟んで加圧ローラ31と対向し、無端ベルト34を加熱する。
ヒータ32では、セラミック基板上に発熱抵抗層(後述の発熱抵抗部材60)が積層されており、さらに、耐熱部材の保護層が積層されている。保護層は、セラミック基板および発熱抵抗層が無端ベルト34と接触することを防ぐために設けられている。これにより、無端ベルト34の摩耗を抑制する。
尚、本例において、ヒータ32のセラミック基板は1〜2mmの厚さを有し、保護層の材質はSioであり、その厚さは60〜80μmである。また、無端ベルト34は、ヒータ32と接する側から順に、基層(Ni/SUS/PI:厚さ60〜100μm)、弾性層(Siゴム:厚さ100〜300μm)、離型層(PFA:厚さ15〜50μm)の各層から成っている。各厚さの数値や材質などは一例である。
無端ベルト34は、加圧ローラ31の回転をベルト動力源としてもよい。
図3は、発熱機構50を図示したものである。
以下、シート搬送方向であり、ヒータ32(のセラミック基板)の短手方向でもある方向をZ軸方向(第2方向)とする。シートの幅方向であり、ヒータ32の長手方向でもある方向をY軸方向(第1方向)とする。Y軸方向は、Z軸方向と直交する。加圧ローラ31に向かう方向であり、ヒータ32の鉛直方向でもある方向をX軸方向とする。X軸方向は、Z軸方向およびY軸方向と直交する。
ヒータ32は、ヒータ32を発熱させる発熱機構50を備える。発熱機構50は、抵抗部材61、62と、複数の電極601〜607と、電極610とを有する。また発熱機構50は、複数のスイッチング素子701〜707と、電源65と、配線66とを有する。尚、複数のスイッチング素子701〜707をスイッチ部700とする。
抵抗部材61、62は、搬送されるシート105の面と対面する。抵抗部材61、62は、Y軸方向に複数並ぶ。Y軸方向は、シート搬送方向に対し直交する。抵抗部材61、62のそれぞれは、その一端が電極610(第2極側電極)と接続しており、他端が電極601〜607(第1極側電極)のいずれかと接続している。
電極610、電極601〜607は、アルミ層で形成されている。一方の電極である電極610は一体と成しているが、他方の電極は、図示するように電極601〜607で分かれている。この電極601〜607の区分を、ここではブロック(ブロック71〜77)と称する。また本実施形態では、ブロック71〜77の各ブロック内の両端に抵抗部材61が設置され、ブロック内の内側に抵抗部材62が設置されている。また抵抗部材61のY軸方向の長さ(幅長)は、抵抗部材62のY軸方向の長さ(幅長)よりも長くなっており、その面積も大きくなっている。この理由については後述する。
電極601〜607は、それぞれがスイッチング素子701〜707と接続している。スイッチング素子701〜707のON/OFFにより、ブロック71〜77ごとに、ブロック内の抵抗部材61、62が電源65と通電して発熱する。
ブロック71〜77の位置やY軸方向の長さは、シートの規格サイズに基づき規定されている。搬送されるシート105が小さいサイズである場合、シートを通過しない箇所での発熱は本来不要である。よって本実施形態では、搬送されるシートサイズに応じて、ブロック71〜77ごとにON/OFFの制御が行われる。例えばA5サイズの小さいシートを加熱する場合、ブロック74がONとなり、その他はOFFとなる。A4サイズの場合は、例えばブロック73、74、75がONとなり、その他のブロック71、72、76、77はOFFとなる。A3サイズの場合は、例えば全てのブロックがONとなる。この通電制御は、制御部801の制御に従い、スイッチング素子701〜707がON/OFFの動作をすることで行われる。このように、シートサイズに応じていずれのブロック内の抵抗部材を通電状態にするかを制御することで、不要な発熱を抑制することができる。
本実施形態では、各ブロックについては、互いに異なる通電制御となる一方、ブロック内の抵抗部材61、62では一括した通電制御となる。
以上のように、電極601〜607(第1極側電極)は、電源65の一方の極に接続する。電極601〜607は、各抵抗部材61、62のZ軸方向における一方側の端部611,621に接続し、複数の抵抗部材61、62を複数のブロック71〜77に別ける。電極601〜607は、複数の抵抗部材61、62をブロック単位で発熱させる。
本実施形態では、電極601〜607は、それぞれが、Y軸方向に連続して並ぶ複数の抵抗部材61、62を含むブロック71〜77(第1ブロック)に設けられる第1極側第1電極である。第1極側第1電極である電極601〜607は、ブロック71〜77(第1ブロック)内の抵抗部材61,62の一方の端部611,621間に亘って延び、各一方の端部611,621と接続する。
一方、電極610は、Y軸方向に連続して並ぶ複数のブロック71〜77(全ブロック)内の抵抗部材61、62の他方側の端部612,622間に亘って延びる第2極側電極である。第2極側電極である電極610は、各他方の端部612,622と接続し、電源65の他方の極と接続する。
図4の上段は、ブロック71、72近傍を拡大した図であり、下段は温度分布の概略を示した図である。温度分布図の縦軸は、無端ベルト34に伝達される温度を示しており、横軸は、発熱抵抗部材60の端部からの距離を示している。
図4の上段や上記の図3に示すように、抵抗部材61は、抵抗部材62よりもY軸方向(幅方向)に長くなっており、且つ、各ブロックのY軸方向の両端に配置されている。また、ブロック内の抵抗部材62と抵抗部材62との間(もしくはブロック内の抵抗部材61と抵抗部材62との間)のギャップL1は、本実施形態では1mm以内とする。ギャップ位置での温度は、図4の下段に示すように抵抗部材の位置での温度よりも低温となる。ギャップL1が大きく(長く)なるほど、この傾向が顕著に表れ、温度分布図上の温度差がより大きくなる。本実施形態のように、ギャップL1の長さを1mm以内とすることで、発熱ムラが許容範囲内となる。尚、ギャップL1の長さは、抵抗部材の大きさや材質に応じて変更しても構わない。
また、本実施形態では、ブロック71〜77間(抵抗部材61と抵抗部材61との間)のギャップL2は、ブロック71〜77内のギャップL1よりも長くしている。換言すると、ブロック71〜77間のギャップL2は、ブロック71〜77内の抵抗部材61,62間のギャップL1よりも大きい。これは、ブロック71〜77間でのリーク防止のために一定以上の距離を置く必要があることに起因する。本実施形態では、ギャップL2の長さを1.5mm程度(100Vの場合)とする。このギャップL2の長さについても、抵抗部材の大きさや材質、電圧値に応じて変更しても構わない。
このように、ギャップL2が長くなることから、図4下段に示すように、ギャップ長がL2のブロック間ギャップL2の位置での温度は、ブロック内ギャップL1(ギャップ長=L1)の位置での温度より、さらに低温となる(温度分布図上では実線で示される)。この温度低下を抑制するため、実施形態では、各ブロック71〜77の両端に位置する抵抗部材61の幅長を、抵抗部材62の幅長よりも長くし、面積を抵抗部材62より広く確保する。面積を確保することで、抵抗部材61での温度は抵抗部材62よりも高くなる(温度分布図上では実線で示される)。すなわち、ブロック71〜77内の抵抗部材61,62において、Y軸方向の両端に位置する抵抗部材61の発熱量は、他の抵抗部材62の発熱量よりも大きい。
このように抵抗部材61の発熱量は大きくなるが、抵抗部材61で生じた熱は、熱伝導により、高温側から低温側へ移動する。すなわち、抵抗部材61に隣接するブロック間ギャップL2(ギャップ長=L2)の位置に熱が移動する。これにより、抵抗部材61の温度は低下し、ブロック間ギャップL2での温度は上昇する。本実施形態において、図4下段に示す温度分布図では、実際の温度は実線では無く破線で示す温度分布となる。これにより、温度差が顕著になることを抑制し、加熱温度の均等性を維持することができる。
図5は、ブロック内ギャップL1を0.1mmとし、ブロック間ギャップL2を1.5mmとした場合の温度分布を示した図である。また、破線はブロック71〜77の端部の抵抗部材61の幅を2倍とし、面積を広くした場合の温度分布であり、実線は全て同じ幅(同じ面積)の抵抗部材61,62を用いた場合の温度分布である。尚、横軸はヒータ32のY軸方向の中央を基準ゼロとした、Y軸方向の距離を示している。
図5に示すように、実線の温度分布においては、横軸の−150〜−50にかけて徐々に温度が上昇し、中心部で規定温度(本例では150℃程度)となる。また、横軸の50〜150にかけて徐々に低温となっていく。一方、破線の温度分布では、−150〜−130付近で温度が急上昇して規定温度に達し、130〜150付近で急降下して低温となる。すなわち、破線の温度分布の方が、規定温度となっている部位が多いことを意味している。これは、ブロック間ギャップL2の幅を広くすることで、ブロック71〜77間において熱伝導が効率良く行われていることに起因する。
上記の各ブロック71〜77は、それぞれが複数の抵抗部材61,62を有する構成としているが、1つの抵抗部材61,62のみとした構成でもよい。すなわち、発熱抵抗部材60はブロック単位でのみ区切られ、ブロック71〜77内では一つの物体となっている構成であってもよい。
尚、電極の材料として、アルミ材料を使用してもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、定着装置の構成を第1実施形態から変更した態様例について説明する。図6は、定着装置30Aの構成例を示す図である。
フィルムガイド36は、半円筒形であり、外周面にある凹部361内にヒータ32を収容する。
定着フィルム34A(ベルト)は、無端の回転ベルトである。定着フィルム34Aは、フィルムガイド36の外周面に嵌められる。定着フィルム34Aは、フィルムガイド36および加圧ローラ31に挟持され、加圧ローラ31の回動に従動する。
上記のヒータ32は、定着フィルム34Aに接し、定着フィルム34Aを加熱する。
トナー像が形成されたシート105が、定着フィルム34Aと加圧ローラ31との間に搬送される。定着フィルム34Aは、シートを加熱し、シート上のトナー像をシートに定着させる。
図3や図4などに示したヒータ32、発熱機構50の態様は、第2実施形態の定着装置30Aにも適用させることができる。
(第3実施形態)
図7は、ブロック74Bを示すヒータ32の平面図である。
第1〜第3実施形態では、ブロック71〜77のうち、いずれか一つのブロック71〜77が、Y軸方向に連続して並ぶ複数の抵抗部材61、62を含むブロック71〜77(第1ブロック)であればよい。
本第3実施形態では、一つのブロック74Bが、一つの抵抗部材63のみを備える。電極601〜603、604B、605〜607は、電源65の一方の極に接続し、複数の抵抗部材61〜63をブロック単位で発熱させる第1極側電極である。電極604Bは、単一の抵抗部材63を含むブロック74B(第2ブロック)に設けられ、抵抗部材63のZ軸方向における一方の端部631と接続する第1極側第2電極である。第3実施形態の他の構成は、第1実施形態と同様である。
なお、第1〜第3実施形態では、最も小さいサイズのシートを加熱する際にONするブロック74,74Bを、ブロック71〜77のY軸方向における中央部に配置した。しかし、最も小さいサイズのシートを加熱する際にONするブロック74,74Bを、ブロック71〜77のY軸方向における端に配置してもよい。
以上に詳説したように、実施形態では、不要な発熱を抑制するとともに、発熱ムラを抑制することができる。また、実施形態では、電極601〜607(第1電極側第1電極)によってブロック別けされた抵抗部材61、62を、ブロック単位で同時に一斉に通電するため、同一ブロック71〜77内の抵抗部材61、62は、それぞれ同様に温度上昇する。そのため、例えば抵抗部材61、62を、ブロック単位ではなく、それぞれ通電するような構成に比べて、本実施形態では、抵抗部材61、62間の温度差が生じにくくなる。そのため、同一ブロック71〜77内での温度ムラの発生を、抑制することができる。
上記各実施形態では、加熱装置の一例として定着装置30,30Aを説明した。しかし、加熱装置は、シートを加熱してシート上の画像を消色する消色処理を行ってもよい。この場合、画像は、加熱すると消色する消色色材により形成されているものとする。また、加熱装置は、シートの加熱処理以外に用いられてもよい。加熱装置は、パネル等を均一に加熱乾燥する処理等に用いられてもよい。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
1 画像形成装置、30 定着装置(加熱装置)、32 ヒータ、31 加圧ローラ、34 無端ベルト、33 駆動ローラ、35 テンションローラ、40 転写部、50 発熱機構、60 発熱抵抗部材(発熱抵抗部)、61、62 抵抗部材、65 電源、66 配線、71〜77 ブロック(第1ブロック)、74B ブロック(第2ブロック)、601〜607 電極(第1極側電極:第1極側第1電極)、604B 電極(第1極側第2電極)、610 電極(第2極側電極)、611,621,631 端部(第2方向における一方側の端部)、612,622,632 端部(第2方向における他方側の端部)、700 スイッチ部、701〜707 スイッチング素子、801 制御部、C 給紙カセット部、R 読取り部、P 画像形成部、Y 第1方向、Z 第2方向。

Claims (5)

  1. 第1方向に並ぶ複数の抵抗部材と、
    前記各抵抗部材の前記第1方向に直交する第2方向における一方側の端部に接続し、前記複数の抵抗部材を複数のブロックに別け、前記複数の抵抗部材をブロック単位で発熱させる第1極側電極であって、前記第1方向に連続して並ぶ複数の前記抵抗部材を含む第1ブロックに設けられ、前記第1ブロック内の前記抵抗部材の前記一方側の端部間に亘って延び、前記各一方側の端部と接続する第1極側第1電極を備える第1極側電極と、を備え
    前記第1ブロック内の前記抵抗部材において、前記第1方向の両端に位置する前記抵抗部材の発熱量は、他の抵抗部材の発熱量よりも大きいヒータ。
  2. 第1方向に並ぶ複数の抵抗部材と、
    前記各抵抗部材の前記第1方向に直交する第2方向における一方側の端部に接続し、前記複数の抵抗部材を複数のブロックに別け、前記複数の抵抗部材をブロック単位で発熱させる第1極側電極であって、前記第1方向に連続して並ぶ複数の前記抵抗部材を含む第1ブロックに設けられ、前記第1ブロック内の前記抵抗部材の前記一方側の端部間に亘って延び、前記各一方側の端部と接続する第1極側第1電極を備える第1極側電極と、を備え、
    前記ブロック間のギャップは、前記第1ブロック内の前記抵抗部材間のギャップよりも大きいヒータ。
  3. 請求項1または2に記載のヒータにおいて、
    前記複数のブロック間に亘って設けられるとともに、前記複数のブロック内の前記各抵抗部材における前記第2方向の他方側の端部間に亘って延び、前記各他方側の端部と接続する第2極側電極を備える。
  4. 加圧部材と、
    前記加圧部材と共にシートを挟んで搬送するとともに、シートを加熱し、シート上の画像をシートに定着させるベルトと、
    前記ベルトを挟んで前記加圧部材と対向し、前記ベルトを加熱するヒータであって、
    第1方向に並ぶ複数の抵抗部材と、
    前記各抵抗部材の前記第1方向に直交する第2方向における一方側の端部に接続し、前記複数の抵抗部材を複数のブロックに別け、前記複数の抵抗部材をブロック単位で発熱させる第1極側電極であって、前記第1方向に連続して並ぶ複数の前記抵抗部材を含む第1ブロックに設けられ、前記第1ブロック内の前記抵抗部材の前記一方側の端部間に亘って延び、前記各一方側の端部と接続する第1極側第1電極を備える第1極側電極と、を備え
    前記第1ブロック内の前記抵抗部材において、前記第1方向の両端に位置する前記抵抗部材の発熱量は、他の抵抗部材の発熱量よりも大きいヒータと、
    を備える加熱装置。
  5. 加圧部材と、
    前記加圧部材と共にシートを挟んで搬送するとともに、シートを加熱し、シート上の画像をシートに定着させるベルトと、
    前記ベルトを挟んで前記加圧部材と対向し、前記ベルトを加熱するヒータであって、
    第1方向に並ぶ複数の抵抗部材と、
    前記各抵抗部材の前記第1方向に直交する第2方向における一方側の端部に接続し、前記複数の抵抗部材を複数のブロックに別け、前記複数の抵抗部材をブロック単位で発熱させる第1極側電極であって、前記第1方向に連続して並ぶ複数の前記抵抗部材を含む第1ブロックに設けられ、前記第1ブロック内の前記抵抗部材の前記一方側の端部間に亘って延び、前記各一方側の端部と接続する第1極側第1電極を備える第1極側電極と、を備え、
    前記ブロック間のギャップは、前記第1ブロック内の前記抵抗部材間のギャップよりも大きいヒータと、
    を備える加熱装置。
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