JP6883626B2 - 機器制御装置、機器制御方法及び機器制御システム - Google Patents

機器制御装置、機器制御方法及び機器制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP6883626B2
JP6883626B2 JP2019160455A JP2019160455A JP6883626B2 JP 6883626 B2 JP6883626 B2 JP 6883626B2 JP 2019160455 A JP2019160455 A JP 2019160455A JP 2019160455 A JP2019160455 A JP 2019160455A JP 6883626 B2 JP6883626 B2 JP 6883626B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user terminal
identification information
operable
unit
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019160455A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021040241A (ja
Inventor
和久 伊藤
和久 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
KDDI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KDDI Corp filed Critical KDDI Corp
Priority to JP2019160455A priority Critical patent/JP6883626B2/ja
Publication of JP2021040241A publication Critical patent/JP2021040241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6883626B2 publication Critical patent/JP6883626B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、ユーザが機器を操作するための機器制御装置及び機器制御方法に関する。
特許文献1には、ホテル等の施設において、ユーザが部屋に予め設置された端末を操作することによって、部屋に配置されている空調機器や照明機器を手動制御又は自動制御するシステムが開示されている。
特開2017−173918号公報
特許文献1に記載されたシステムは、機器が配置されている場所に予め設置された端末によって機器を制御するため、ユーザが有するユーザ端末によって機器を操作することはできない。一方、ユーザ端末によって自由に機器を操作できるようにすると、機器が配置されている場所を利用していないユーザが有するユーザ端末によって機器が操作される可能性があるため、セキュリティが低下するおそれがある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、セキュリティの低下を抑制しながら、ユーザが利用する場所に配置されている機器を、ユーザが有するユーザ端末によって操作可能にすることを目的とする。
本発明の第1の態様の機器制御装置は、1つ以上の機器が配置されている場所を識別可能な場所識別情報を、ユーザ端末から受信する識別情報受信部と、前記場所識別情報に関連付けられた、前記1つ以上の機器のうち前記ユーザ端末が操作することが可能な操作可能機器と、前記操作可能機器の利用期間とを特定する特定部と、前記操作可能機器に対する操作指示を前記ユーザ端末から受信する操作指示受信部と、前記操作指示が前記利用期間内に行われた場合に、前記操作指示に対応する制御情報を、前記操作可能機器へ送信する制御情報送信部と、を有する。
前記機器制御装置は、前記場所識別情報を示すコードを生成する生成部と、前記生成部が生成した前記コードを表示するための表示情報を、前記場所に設けられた表示装置へ送信する表示情報送信部と、をさらに有してもよい。
前記生成部は、前記コードの生成要求を前記表示装置から受信した場合に、前記コードを生成してもよい。
前記生成部は、前記場所の利用者が変更された場合に、前記コードを生成してもよい。
前記生成部は、異なる複数の前記場所識別情報を示す異なる複数の前記コードを生成し、前記識別情報受信部は、複数の前記コードのうちいずれかのコードが示す1つの場所識別情報を前記ユーザ端末から受信し、前記制御情報送信部は、前記識別情報受信部が受信した前記1つの場所識別情報を送信した前記ユーザ端末によって前記操作指示が前記利用期間内に行われた場合に、前記制御情報を前記操作可能機器へ送信してもよい。
前記制御情報送信部は、前記1つの場所識別情報に基づいて、前記操作指示による前記操作可能機器に対する操作可能な範囲を変更してもよい。
前記識別情報受信部は、前記場所識別情報とともに、前記ユーザ端末を有するユーザを識別可能なユーザ識別情報を、前記ユーザ端末から受信し、前記制御情報送信部は、前記識別情報受信部が受信した前記ユーザ識別情報を送信した前記ユーザ端末によって前記操作指示が前記利用期間内に行われた場合に、前記制御情報を前記操作可能機器へ送信してもよい。
前記制御情報送信部は、前記ユーザ識別情報に基づいて、前記操作指示による前記操作可能機器に対する操作可能な範囲を変更してもよい。
前記特定部は、前記ユーザ端末を有するユーザが、前記操作可能機器が配置されている場所を利用する期間の少なくとも一部である前記利用期間を特定してもよい。
前記識別情報受信部は、前記ユーザ端末が操作を希望する候補機器を示す追加要求を前記ユーザ端末から受信し、前記特定部は、前記追加要求が示す前記候補機器を前記操作可能機器に追加してもよい。
前記特定部は、前記操作可能機器及び前記候補機器を示す機器情報を前記ユーザ端末へ送信し、前記識別情報受信部は、前記機器情報が示す前記候補機器の中から選択された少なくとも1つの候補機器を示す前記追加要求を、前記ユーザ端末から受信してもよい。
本発明の第2の態様の機器制御方法は、プロセッサが実行する、1つ以上の機器が配置されている場所を識別可能な場所識別情報を、ユーザ端末から受信するステップと、前記場所識別情報に関連付けられた、前記1つ以上の機器のうち前記ユーザ端末が操作することが可能な操作可能機器と、前記操作可能機器の利用期間とを特定するステップと、前記操作可能機器に対する操作指示を前記ユーザ端末から受信するステップと、前記操作指示が前記利用期間内に行われた場合に、前記操作指示に対応する制御情報を、前記操作可能機器へ送信するステップと、を有する。
本発明によれば、セキュリティの低下を抑制しながら、ユーザが利用する場所に配置されている機器を、ユーザが有するユーザ端末によって操作可能にできるという効果を奏する。
実施形態に係る機器制御システムの模式図である。 実施形態に係る機器制御システムのブロック図である。 ユーザ端末が表示装置に表示されたコードが示す場所識別情報を取得する方法を説明するための模式図である。 特定部が操作可能機器及び利用期間を特定するために用いる情報の模式図である。 機器操作画面を表示しているユーザ端末の正面図である。 機器制御装置が操作可能機器を制御する方法を説明するための模式図である。 機器制御装置が互いに異なるユーザ端末を識別する方法を説明するための模式図である。 機器制御装置が互いに異なるユーザ端末からの操作指示に基づいて操作可能機器を制御する方法を説明するための模式図である。 実施形態に係る機器制御システムが実行する機器制御方法のシーケンス図である。
[機器制御システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る機器制御システムSの模式図である。機器制御システムSは、機器制御装置1と、ユーザ端末2と、表示装置3とを含む。機器制御システムSは、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。
機器制御装置1は、ユーザ端末2から受信した操作指示に基づいて、操作可能機器Eへ制御情報を送信するコンピュータである。機器制御装置1は、インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークNを介して、ユーザ端末2及び表示装置3と接続される。
ユーザ端末2は、ユーザによる操作を受け付け、またユーザに対して情報を表示する、ユーザが有する通信端末である。例えばユーザ端末2は、スマートフォン、タブレット端末等の携帯端末や、パーソナルコンピュータである。ユーザ端末2は、LTE(Long Term Evolution)、無線LAN等の無線通信を行う。
表示装置3は、ユーザに対して情報を表示する装置であり、情報を表示可能な液晶ディスプレイ等の表示部を有する。例えば表示装置3は、宿泊施設の客室に設置されたルームコントローラである。表示装置3は、操作可能機器Eが配置されている場所に設置されており、1つ以上の操作可能機器Eに接続されている。表示装置3は、ユーザによる操作を受け付けることによって、ユーザ端末2を介さずに操作可能機器Eの制御を行う機能を有してもよい。場所は、例えば宿泊施設の客室、貸し会議室の部屋等、利用者であるユーザが一時的に利用する場所である。表示装置3は、LTE、無線LAN等の無線通信を行う。また、表示装置3は、機器制御装置1と有線で接続され、有線通信を行ってもよい。
操作可能機器Eは、機器制御装置1から受信した制御情報に従って作動する機器である。例えば操作可能機器Eは、エアコン等の空調機器、スタンドライト等の照明機器、又は電気ポット等の調理機器である。操作可能機器Eは、表示装置3と有線又は無線で接続される。また、操作可能機器Eは、表示装置3を介することなく、ネットワークNを介して機器制御装置1と接続されるIoT(Internet of Things)機器であってもよい。
本実施形態に係る機器制御システムSが操作可能機器Eを制御する処理の概要を以下に説明する。まずユーザは、ユーザ端末2を用いて、表示装置3に表示されているコードを撮像する。ユーザ端末2は、撮像したコードから、場所を識別可能な場所識別情報を取得する。そしてユーザ端末2は、取得した場所識別情報を、機器制御装置1へ送信する。
機器制御装置1は、ユーザ端末2が送信した場所識別情報を受信する。機器制御装置1は、受信した場所識別情報に関連付けられた、ユーザ端末2が操作することが可能な操作可能機器Eと、操作可能機器Eの利用期間とを特定する。
ユーザは、ユーザ端末2に、操作可能機器Eに対する操作指示を入力する。ユーザ端末2は、ユーザが入力した操作指示を、機器制御装置1へ送信する。機器制御装置1は、ユーザ端末2が送信した操作指示を受信する。機器制御装置1は、操作指示が利用期間内に行われた場合に、操作指示に対応する制御情報を、操作可能機器Eへ送信する。機器制御装置1は、制御情報を、表示装置3を介して操作可能機器Eへ送信し、又は操作可能機器Eへ直接送信する。操作可能機器Eは、機器制御装置1が送信した制御情報に従って作動する。
このように、機器制御装置1は、ユーザ端末2が送信した場所識別情報に基づいて、ユーザ端末2が操作可能な操作可能機器E及び利用期間を特定し、特定した利用期間内のみ、特定した操作可能機器Eの制御を行う。これにより、機器制御システムSは、セキュリティの低下を抑制しながら、場所に配置されている操作可能機器Eを、ユーザ端末2によって操作可能にすることができる。
[機器制御システムSの構成]
図2は、本実施形態に係る機器制御システムSのブロック図である。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示したもの以外のデータの流れがあってよい。図2において、各ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示すブロックは単一の装置内に実装されてよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてよい。
機器制御装置1は、制御部11と、記憶部12とを有する。制御部11は、生成部111と、表示情報送信部112と、識別情報受信部113と、特定部114と、操作指示受信部115と、制御情報送信部116とを有する。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部12は、制御部11が実行するプログラムを予め記憶している。記憶部12は、機器制御装置1の外部に設けられてもよく、その場合にネットワークを介して制御部11との間でデータの授受を行ってもよい。
制御部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、生成部111、表示情報送信部112、識別情報受信部113、特定部114、操作指示受信部115及び制御情報送信部116として機能する。制御部11の機能の少なくとも一部は電気回路によって実行されてもよい。また、制御部11の機能の少なくとも一部は、制御部11がネットワーク経由で実行されるプログラムを実行することによって実現されてもよい。
ユーザ端末2は、制御部21と、記憶部22と、表示部23と、操作部24と、撮像部25とを有する。制御部21は、送信部211と、受信部212と、表示制御部213とを有する。
表示部23は、液晶ディスプレイ等、情報を表示可能な表示装置を含む。操作部24は、キーボード、マウス等、ユーザの操作によって情報を入力可能な操作装置を含む。表示部23としてユーザによる接触の位置を検出可能なタッチスクリーンを用いることによって、表示部23と操作部24とを一体に構成してもよい。撮像部25は、所定の撮像範囲を撮像する撮像装置(カメラ)を含む。
記憶部22は、ROM、RAM、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部22は、制御部21が実行するプログラムを予め記憶している。記憶部22は、ユーザ端末2の外部に設けられてもよく、その場合にネットワークを介して制御部21との間でデータの授受を行ってもよい。
制御部21は、例えばCPU等のプロセッサであり、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより、送信部211、受信部212及び表示制御部213として機能する。制御部21の機能の少なくとも一部は電気回路によって実行されてもよい。また、制御部21の機能の少なくとも一部は、制御部21がネットワーク経由で実行されるプログラムを実行することによって実現されてもよい。
本実施形態に係る機器制御システムSは、図2に示す具体的な構成に限定されない。機器制御装置1及びユーザ端末2は、それぞれ2つ以上の物理的に分離した装置が有線又は無線で接続されることにより構成されてもよい。例えば機器制御装置1は、単一のコンピュータによって構成されてもよく、互いに連携する複数のコンピュータによって構成されてもよく、コンピュータ資源の集合であるクラウドによって構成されてもよい。
[機器制御方法の説明]
以下、本実施形態に係る機器制御システムSが実行する機器制御方法を詳細に説明する。まず機器制御装置1において、生成部111は、1つ以上の操作可能機器Eが配置されている場所を識別可能な場所識別情報を示すコードを生成する。場所識別情報は、場所に関連付けられた識別子であり、定期的又は不定期に変更(更新)される値、又は固定された値である。生成部111は、前回の場所識別情報の変更時から所定期間が経過した場合に場所識別情報を変更してもよく、コードを生成する度に場所識別情報を変更してもよい。
場所識別情報は、例えば無作為に、又は所定の規則に従って生成される文字列である。生成部111は、場所識別情報を所定の規則に従って変換することによって、コード(例えばバーコード又は2次元コード)を生成する。
生成部111は、1つ以上の操作可能機器Eが配置されている1つ以上の場所それぞれについて、所定の条件が満たされた場合に、コードを生成する。例えば生成部111は、表示装置3からコードの生成要求を受信した場合に、コードを生成する。この場合に、表示装置3は、例えばユーザが表示装置3に対して所定の操作(ボタンの押下等)を行った場合に、コードの生成要求を機器制御装置1へ送信する。そして生成部111は、表示装置3からコードの生成要求を受信したことを契機として、コードを生成する。
また、生成部111は、場所の利用者であるユーザが変更された場合に、コードを生成してもよい。この場合に、生成部111は、例えば図4(b)を用いて後述する予約情報に基づいて、現在の場所の利用者であるユーザ(すなわち現在時刻が予約期間に含まれているユーザ)を繰り返し特定する。そして生成部111は、特定したユーザが変わったことを契機として、コードを生成する。
表示情報送信部112は、生成部111が生成したコードを表示するための表示情報を、コードが示す場所識別情報に対応する場所に設けられた表示装置3へ送信する。表示装置3は、機器制御装置1が送信した表示情報に基づいて、表示部上にコードを表示する。
図3は、ユーザ端末2が表示装置3に表示されたコードCが示す場所識別情報を取得する方法を説明するための模式図である。ユーザは、ユーザ端末2を用いて、利用中の場所(すなわち宿泊施設の客室や、貸し会議室の部屋等)に設置された表示装置3が表示しているコードCを撮像する操作を行う。ユーザ端末2において、撮像部25は、コードCを含む撮像範囲を撮像し、撮像画像を取得する。送信部211は、撮像部25が取得した撮像画像に含まれているコードCを所定の規則に従って復号することによって、コードCが示す場所識別情報を取得する。
送信部211は、取得した場所識別情報を、ユーザ端末2を有するユーザを識別可能なユーザ識別情報(例えばユーザID)とともに機器制御装置1へ送信する。ユーザ識別情報は、ユーザ端末2に予め設定されている。送信部211は、ユーザ識別情報を送信しなくてもよい。
ユーザは、ユーザ端末2を用いて、表示装置3が表示するコードCに限られず、紙等に印刷されたコードCを撮像することによって、場所識別情報を取得してもよい。この場合に、紙等に印刷されたコードCは、操作可能機器Eが配置されている場所に予め配置される。
機器制御装置1において、識別情報受信部113は、ユーザ端末2が送信した場所識別情報及びユーザ識別情報を受信する。特定部114は、識別情報受信部113が受信した場所識別情報に関連付けられた、ユーザ端末2が操作することが可能な操作可能機器Eと、該操作可能機器Eの利用期間とを特定する。
図4(a)、図4(b)は、特定部114が操作可能機器E及び利用期間を特定するために用いる情報の模式図である。図4(a)は、場所に配置されている機器に関する場所情報を示す図である。場所情報は、記憶部12に予め記憶されている。場所情報は、場所(例えば部屋番号)と、場所識別情報と、操作可能機器Eと、候補機器とを関連付けた情報である。操作可能機器Eは、場所の利用者であるユーザが操作可能な機器である。候補機器は、場所の利用者であるユーザが追加要求をした場合に操作可能になる機器である。場所情報は、操作可能機器Eと候補機器との一方のみを含んでもよい。
場所識別情報は、上述のように、コードを生成するために用いられる識別子である。生成部111は、場所識別情報を変更した場合に、変更後の場所識別情報を含む場所情報を記憶部12に記憶させる。これにより、場所情報において、場所と変更後の場所識別情報とが関連付けられる。
図4(b)は、場所の利用に関する予約情報を示す図である。予約情報は、場所(例えば部屋番号)と、ユーザ識別情報(例えばユーザID)と、予約期間とを関連付けた情報である。ユーザ識別情報は、ユーザを識別可能な識別子である。予約期間は、ユーザが場所を利用する期間である。例えばユーザが場所を管理する事業者に対して料金を支払った場合に、記憶部12は、ユーザが指定した場所と、ユーザのユーザ識別情報と、所定の長さの予約期間とを関連付けた予約情報を記憶する。
特定部114が操作可能機器E及び利用期間を特定するために用いる情報は、図4(a)、図4(b)に示した具体的なデータ構造に限られず、その他のデータ構造を有してもよい。例えば場所情報及び予約情報は、それぞれ複数の情報に分割されてもよい。場所情報及び予約情報は、図4(a)、図4(b)において視認性のために文字列の表で表されているが、テキストデータ、バイナリデータ等の任意の形式で記憶部12に記憶される。
特定部114は、記憶部12において、識別情報受信部113が受信した場所識別情報に関連付けられた場所情報を取得する。さらに特定部114は、記憶部12において、取得した場所情報が含む場所(ここでは部屋番号)と、識別情報受信部113が受信したユーザ識別情報(ここではユーザID)とに関連付けられた予約情報を取得する。識別情報受信部113がユーザ識別情報を受信しなかった場合には、特定部114は、場所のみに基づいて予約情報を取得してもよい。
特定部114は、取得した場所情報が含む操作可能機器E及び候補機器を特定する。また、特定部114は、取得した予約情報が含む予約期間に含まれている所定の期間を、利用期間として特定する。利用期間は、予約期間の少なくとも一部である。特定部114は、特定した操作可能機器E、候補機器及び利用期間を示す機器情報を、ユーザ端末2へ送信する。
ユーザ端末2において、受信部212は、機器制御装置1が送信した操作可能機器E、候補機器及び利用期間を示す機器情報を受信する。表示制御部213は、受信部212が受信した操作可能機器E、候補機器及び利用期間を示す機器情報を含む機器操作画面を表示部23に表示させる。
図5は、機器操作画面を表示しているユーザ端末2の正面図である。機器操作画面は、操作可能機器Eと、利用期間と、候補機器とを表している。操作可能機器Eそれぞれには、操作ボタン231が関連付けられている。図5の例では、操作ボタン231は、操作可能機器Eの電源を入れること又は切ることの操作を示しているが、操作可能機器Eの設定を変えること、操作可能機器Eの作動を予約すること等のその他の操作を示してもよい。候補機器それぞれには、追加ボタン232が関連付けられている。
ユーザは、機器操作画面において、操作を希望する少なくとも1つの候補機器を選択する操作(すなわち、候補機器に関連付けられた追加ボタン232を押下する操作)を、操作部24を用いて行う。送信部211は、選択された候補機器を示す追加要求を、機器制御装置1へ送信する。
機器制御装置1において、識別情報受信部113は、ユーザ端末2が送信した追加要求を受信する。特定部114は、識別情報受信部113が受信した追加要求が示す候補機器を操作可能機器Eに追加する。すなわち、特定部114は、記憶部12から取得した場所情報が含む操作可能機器E及び候補機器の中で、追加要求が示す候補機器を操作可能機器Eに変更する。
特定部114は、ユーザ端末2のユーザが、追加要求が示す候補機器の種類及び数に対応する料金の決済を行ったことを条件として、候補機器を操作可能機器Eに追加してもよい。この場合に、特定部114は、追加要求が示す候補機器の種類及び数に対応する料金を示す課金情報を、ユーザ端末2に対して送信する。ユーザは、ユーザ端末2において、課金情報が示す料金を決済する操作を行う。特定部114は、ユーザ端末2において料金を決済する操作が行われた場合に、候補機器を操作可能機器Eに追加する。これにより、機器制御システムSは、ユーザが操作を希望する候補機器に応じて、ユーザに対して課金をすることができる。
特定部114は、追加要求が示す候補機器を操作可能機器Eに変更した上で、操作可能機器E、候補機器及び利用期間を示す機器情報を、ユーザ端末2へ送信する。ユーザ端末2は、機器制御装置1が送信した機器情報に基づいて、機器操作画面を再度表示する。
このように、機器制御システムSは、初期状態では操作可能ではない候補機器を、ユーザによる追加要求に従って操作可能機器Eに追加する。これにより、機器制御システムSは、ユーザの希望に応じてユーザ端末2が操作することが可能な操作可能機器Eを動的に変更することができる。
ユーザは、機器操作画面において、少なくとも1つの操作可能機器Eに対する操作指示(すなわち、操作可能機器Eに関連付けられた操作ボタン231を押下する操作)を、操作部24を用いて行う。送信部211は、操作可能機器Eに対する操作指示を、機器制御装置1へ送信する。操作指示は、例えば操作可能機器Eと操作の内容とを関連付けた情報である。
図6は、機器制御装置1が操作可能機器Eを制御する方法を説明するための模式図である。機器制御装置1において、操作指示受信部115は、ユーザ端末2が送信した操作指示を受信する。制御情報送信部116は、特定部114が特定した利用期間内に操作指示が行われたか否かを判定する。例えば制御情報送信部116は、ユーザがユーザ端末2において操作指示の入力を行った時刻、ユーザ端末2が操作指示を送信した時刻、及び操作指示受信部115が操作指示を受信した時刻のうちいずれかが利用期間内である場合に、利用期間内に操作指示が行われたと判定し、そうでない場合に利用期間内に操作指示が行われなかったと判定する。
制御情報送信部116は、利用期間内に操作指示が行われなかったと判定した場合に、制御情報の送信を行わず、操作可能機器Eの操作を行わない旨を示す情報をユーザ端末2へ送信する。これにより、例えばユーザ端末2のユーザに係る利用期間(予約期間)の終了後にはユーザ端末2は操作可能機器Eを操作できなくなり、場所を利用中のユーザのユーザ端末2のみが操作可能機器Eを操作できるため、セキュリティが向上する。
制御情報送信部116は、利用期間内に操作指示が行われたと判定した場合に、操作指示に対応する制御情報を生成する。制御情報は、例えば操作指示の内容(図5の例では電源を入れること又は切ること)を操作可能機器Eに行わせるための制御信号を含む。記憶部12は、操作指示と制御情報との関係を示す関係情報を予め記憶している。制御情報送信部116は、記憶部12に記憶された関係情報に基づいて、操作指示に対応する制御情報を生成する。
そして制御情報送信部116は、生成した制御情報を、表示装置3を介して操作可能機器Eへ送信する。操作可能機器Eが機器制御装置1と通信可能である場合に、制御情報送信部116は、生成した制御情報を、操作可能機器Eへ直接送信してもよい。
表示装置3は、機器制御装置1が送信した制御情報を、操作可能機器Eへ転送する。このとき、表示装置3は、制御情報に対して所定の変換(例えば制御情報を操作可能機器Eが解釈可能な形式に変更する変換)を行ってから操作可能機器Eへ転送してもよい。操作可能機器Eは、機器制御装置1から直接、又は表示装置3を介して受信した制御情報に従って作動する。
機器制御装置1は、ユーザ端末2が送信した場所識別情報に基づいて、ユーザ端末2が操作可能な操作可能機器E及び利用期間を特定し、特定した利用期間内のみ、特定した操作可能機器Eの操作を行う。これにより、機器制御システムSは、セキュリティの低下を抑制しながら、場所に配置されている操作可能機器Eを、ユーザ端末2によって操作可能にすることができる。
機器制御装置1は、ユーザ端末2ごとに、操作可能機器Eに対する操作可能な範囲(すなわち操作可能機器Eの種類及び操作の種類)を変更してもよい。図7(a)、図7(b)は、機器制御装置1が互いに異なるユーザ端末2A、2Bを識別する方法を説明するための模式図である。以下では2つのユーザ端末2A、2Bについて説明するが、3つ以上のユーザ端末2についても同様である。
図7(a)は、1つのコードCをユーザ端末2A、2Bが撮像する場合に機器制御装置1がユーザ端末2A、2Bを識別する方法を表している。この場合に、ユーザ端末2A、2Bは、コードCを撮像することによって取得した場所識別情報とともに、ユーザ識別情報を、機器制御装置1へ送信する。機器制御装置1において、識別情報受信部113は、ユーザ端末2A、2Bが送信した場所識別情報及びユーザ識別情報を受信し、それらを関連付けて記憶部12に記憶させる。これにより、機器制御装置1は、1つの場所において複数のユーザ端末2A、2Bが操作可能機器Eの操作を希望していると認識できる。
図7(b)は、異なる複数のコードC1、C2をユーザ端末2A、2Bが撮像する場合に機器制御装置1がユーザ端末2A、2Bを識別する方法を表している。この場合に、まず機器制御装置1は、第1場所識別情報を示すコードC1を表示装置3に表示させる。ユーザ端末2Aは、コードC1を撮像することによって取得した第1場所識別情報を、機器制御装置1へ送信する。機器制御装置1において、識別情報受信部113は、ユーザ端末2Aが送信した第1場所識別情報を受信する。
識別情報受信部113が第1場所識別情報を受信した場合に、機器制御装置1は、第1場所識別情報とは異なる第2場所識別情報を示すコードC2を表示装置3に表示させる。ユーザ端末2Bは、コードC2を撮像することによって取得した第2場所識別情報を、機器制御装置1へ送信する。機器制御装置1において、識別情報受信部113は、ユーザ端末2Bが送信した第2場所識別情報を受信する。そして識別情報受信部113は、図4(a)に例示した場所情報において、1つの場所に第1場所識別情報及び第2場所識別情報を関連付けて記憶させる。これにより、機器制御装置1は、1つの場所において複数のユーザ端末2A、2Bが操作可能機器Eの操作を希望していると認識できる。
図8は、機器制御装置1が互いに異なるユーザ端末2A、2Bからの操作指示に基づいて操作可能機器Eを制御する方法を説明するための模式図である。制御情報送信部116は、操作指示がユーザ端末2A、2Bのどちらから送信されたかに基づいて、操作可能機器Eに対する操作可能な範囲、すなわち操作可能機器Eの種類及び操作の種類を決定する。
図7(a)の場合には、ユーザ端末2A、2Bが、操作指示とともにユーザ識別情報を送信することによって、機器制御装置1は、操作指示の送信元であるユーザ端末2A、2Bを識別する。図7(b)の場合には、ユーザ端末2A、2Bが、操作指示とともに場所識別情報(第1場所識別情報又は第2場所識別情報)を送信することによって、機器制御装置1は、操作指示の送信元であるユーザ端末2A、2Bを識別する。
例えば図7(a)の場合に、制御情報送信部116は、ユーザ端末2Aが送信したユーザ識別情報と、ユーザ端末2Bが送信したユーザ識別情報との間の関係を、記憶部12又は機器制御装置1とは異なる装置(例えばユーザ端末2A、2Bの回線契約を管理する契約管理装置)から取得する。制御情報送信部116は、取得した関係に基づいて、ユーザ端末2A、2Bそれぞれの操作可能な範囲を決定する。例えばユーザ端末2Aのユーザがユーザ端末2Bのユーザの親である場合に、ユーザ端末2Aの操作可能な範囲を、ユーザ端末2Bの操作可能な範囲より広く設定する。これにより、機器制御装置1は、あるユーザ(例えば親)のユーザ端末2Aの権限を、別のユーザ(例えば子)のユーザ端末2Bの権限よりも大きくすることができる。
例えば図7(b)の場合に、制御情報送信部116は、第1場所識別情報を読み取ったユーザ端末2Aの操作可能な範囲を、第2場所識別情報を読み取ったユーザ端末2Bの操作可能な範囲よりも広く設定する。これにより、機器制御装置1は、先に場所識別情報を読み取ったユーザ端末2Aの権限を、後に場所識別情報を読み取ったユーザ端末2Bの権限よりも大きくすることができる。
このような構成により、機器制御装置1は、照明器具のような安全な操作可能機器Eについてはいずれのユーザ端末2からも操作可能にし、調理器具のような危険が生じるおそれのある操作可能機器Eについては特定のユーザ端末2からのみ操作可能にすることができるため、安全性を高めることができる。
また、制御情報送信部116は、操作指示が1つのユーザ端末2Bから送信された場合に、別のユーザ端末2Aに許可を求めてもよい。この場合に、制御情報送信部116は、操作指示受信部115がユーザ端末2Bから操作指示を受信した場合に、許可を求める通知をユーザ端末2Aへ送信する。そして制御情報送信部116は、通知を受信したユーザ端末2Aにおいて許可を示す操作が行われたことを条件として、ユーザ端末2Bが送信した操作指示に対応する制御情報を、操作可能機器Eへ送信する。これにより、機器制御装置1は、あるユーザ(例えば子)のユーザ端末2Bが操作を希望している場合に、別のユーザ(例えば親)のユーザ端末2Aの許可を必要とすることができ、安全性を高めることができる。
また、機器制御装置1は、ユーザ端末2の位置に基づいて、操作可能機器Eに対する操作可能な範囲(すなわち操作可能機器Eの種類及び操作の種類)を変更してもよい。この場合に、ユーザ端末2が、操作指示とともにユーザ端末2の位置を示す情報を送信することによって、機器制御装置1は、操作指示の送信元であるユーザ端末2の位置を特定する。ユーザ端末2の位置を示す情報は、例えばユーザ端末2が接続可能な無線LANに関する情報(アクセスポイント名等)、又はGPS(Global Positioning System)を用いて取得された位置情報である。
制御情報送信部116は、特定した位置に基づいて、ユーザ端末2の操作可能な範囲を決定する。例えばユーザ端末2が場所の内部又は近くに位置する場合の操作可能な範囲を、ユーザ端末2が場所の外部又は遠くに位置する場合の操作可能な範囲より広く設定する。このような構成により、機器制御装置1は、照明器具のような安全な操作可能機器Eについてはユーザ端末2が場所の遠くにある場合であっても操作可能にし、調理器具のような危険が生じるおそれのある操作可能機器Eについてはユーザ端末2が場所の近くにある場合のみ操作可能にすることができるため、安全性を高めることができる。
[機器制御方法のシーケンス]
図9は、本実施形態に係る機器制御システムSが実行する機器制御方法のシーケンス図である。まず機器制御装置1において、生成部111は、1つ以上の操作可能機器Eが配置されている場所を識別可能な場所識別情報を示すコードを生成する(S11)。表示情報送信部112は、生成部111が生成したコードを表示するための表示情報を、コードが示す場所識別情報に対応する場所に設けられた表示装置3へ送信する。表示装置3は、機器制御装置1が送信した表示情報に基づいて、表示部上にコードを表示する(S12)。
ユーザは、ユーザ端末2を用いて、利用中の場所に設置された表示装置3が表示しているコードCを撮像する操作を行う。ユーザ端末2において、撮像部25は、コードCを含む撮像範囲を撮像し、撮像画像を取得する(S13)。送信部211は、コードCを所定の規則に従って復号することによって取得した場所識別情報を、機器制御装置1へ送信する。
機器制御装置1において、識別情報受信部113は、ユーザ端末2が送信した場所識別情報を受信する。特定部114は、識別情報受信部113が受信した場所識別情報に関連付けられた、ユーザ端末2が操作することが可能な操作可能機器Eと、該操作可能機器Eの利用期間とを特定する(S14)。また、特定部は、操作可能機器Eに追加可能な候補機器を特定してもよい。特定部114は、特定した操作可能機器E、候補機器及び利用期間を示す機器情報を、ユーザ端末2へ送信する。
ユーザ端末2において、受信部212は、機器制御装置1が送信した機器情報を受信する。表示制御部213は、受信部212が受信した操作可能機器E、候補機器及び利用期間を示す機器情報を含む機器操作画面を表示部23に表示させる(S15)。
ユーザは、機器操作画面において、少なくとも1つの操作可能機器Eに対する操作指示を、操作部24を用いて行う。送信部211は、操作可能機器Eに対する操作指示を、機器制御装置1へ送信する(S16)。
機器制御装置1において、操作指示受信部115は、ユーザ端末2が送信した操作指示を受信する。制御情報送信部116は、特定部114が特定した利用期間内に操作指示が行われたか否かを判定する(S17)。制御情報送信部116は、利用期間内に操作指示が行われなかったと判定した場合に、制御情報の送信を行わず、操作可能機器Eの操作を行わない旨を示す情報をユーザ端末2へ送信する。
制御情報送信部116は、利用期間内に操作指示が行われたと判定した場合に、操作指示に対応する制御情報を生成する(S18)。制御情報送信部116は、生成した制御情報を、表示装置3を介して操作可能機器Eへ送信する。操作可能機器Eが機器制御装置1と通信可能である場合に、制御情報送信部116は、生成した制御情報を、操作可能機器Eへ直接送信してもよい。
表示装置3は、機器制御装置1が送信した制御情報を、操作可能機器Eへ転送する(S19)。操作可能機器Eは、機器制御装置1から直接、又は表示装置3を介して受信した制御情報に従って作動する。
[実施形態の効果]
本実施形態に係る機器制御システムSにおいて、機器制御装置1は、ユーザ端末2が送信した、操作可能機器Eが配置されている場所の場所識別情報に基づいて、ユーザ端末2が操作可能な操作可能機器E及び利用期間を特定する。そして機器制御装置1は、特定した操作可能機器Eに対して特定した利用期間内のみ、ユーザ端末2による操作指示に基づいて操作可能機器Eを制御する。これにより、場所に対するユーザの予約期間が経過した場合等、ユーザが場所を利用できなくなった場合には、ユーザが有するユーザ端末2は、操作可能機器Eを操作できなくなる。そのため、機器制御システムSは、セキュリティの低下を抑制しながら、場所に配置されている操作可能機器Eを、ユーザ端末2によって操作可能にすることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
機器制御装置1、ユーザ端末2及び表示装置3のプロセッサは、図9に示す機器制御方法に含まれる各ステップ(工程)の主体となる。すなわち、機器制御装置1、ユーザ端末2及び表示装置3のプロセッサは、図9に示す機器制御方法を実行するためのプログラムを記憶部から読み出し、該プログラムを実行して機器制御システムSの各部を制御することによって、図9に示す機器制御方法を実行する。図9に示す機器制御方法に含まれるステップは一部省略されてもよく、ステップ間の順番が変更されてもよく、複数のステップが並行して行われてもよい。
S 機器制御システム
1 機器制御装置
11 制御部
111 生成部
112 表示情報送信部
113 識別情報受信部
114 特定部
115 操作指示受信部
116 制御情報送信部
2 ユーザ端末

Claims (14)

  1. 1つ以上の機器が配置されている場所に配置されたコードであって、前記場所に予め関連付けられた場所識別情報を示すコードをユーザ端末が撮像することによって取得された前記場所識別情報を前記ユーザ端末から受信する識別情報受信部と、
    前記場所識別情報に関連付けられた、前記1つ以上の機器のうち前記ユーザ端末が操作することが可能な操作可能機器と、前記操作可能機器の利用期間とを特定する特定部と、
    前記操作可能機器に対する操作指示を前記ユーザ端末から受信する操作指示受信部と、
    前記操作指示が前記利用期間内に行われた場合に、前記操作指示に対応する制御情報を、前記操作可能機器へ送信する制御情報送信部と、
    を有する、機器制御装置。
  2. 前記場所識別情報を示す前記コードを生成する生成部と、
    前記生成部が生成した前記コードを表示するための表示情報を、前記場所に設けられた表示装置へ送信する表示情報送信部と、をさらに有する、請求項1に記載の機器制御装置。
  3. 前記生成部は、前記コードの生成要求を前記表示装置から受信した場合に、前記コードを生成する、請求項2に記載の機器制御装置。
  4. 前記生成部は、前記場所の利用者が変更された場合に、前記コードを生成する、請求項2又は3に記載の機器制御装置。
  5. 前記生成部は、異なる複数の前記場所識別情報を示す異なる複数の前記コードを生成し、
    前記識別情報受信部は、複数の前記コードのうちいずれかのコードが示す1つの場所識別情報を前記ユーザ端末から受信し、
    前記制御情報送信部は、前記識別情報受信部が受信した前記1つの場所識別情報を送信した前記ユーザ端末によって前記操作指示が前記利用期間内に行われた場合に、前記制御情報を前記操作可能機器へ送信する、請求項2から4のいずれか一項に記載の機器制御装置。
  6. 前記制御情報送信部は、前記1つの場所識別情報に基づいて、前記操作指示による前記操作可能機器に対する操作可能な範囲を変更する、請求項5に記載の機器制御装置。
  7. 前記識別情報受信部は、予め印刷された前記コードを前記ユーザ端末が撮像することによって取得された前記場所識別情報を、前記ユーザ端末から受信する、
    請求項1に記載の機器制御装置。
  8. 前記識別情報受信部は、前記場所識別情報とともに、前記ユーザ端末を有するユーザを識別可能なユーザ識別情報を、前記ユーザ端末から受信し、
    前記制御情報送信部は、前記識別情報受信部が受信した前記ユーザ識別情報を送信した前記ユーザ端末によって前記操作指示が前記利用期間内に行われた場合に、前記制御情報を前記操作可能機器へ送信する、請求項1からのいずれか一項に記載の機器制御装置。
  9. 前記制御情報送信部は、前記ユーザ識別情報に基づいて、前記操作指示による前記操作可能機器に対する操作可能な範囲を変更する、請求項に記載の機器制御装置。
  10. 前記特定部は、前記ユーザ端末を有するユーザが、前記操作可能機器が配置されている場所を利用する期間の少なくとも一部である前記利用期間を特定する、請求項1からのいずれか一項に記載の機器制御装置。
  11. 前記識別情報受信部は、前記ユーザ端末が操作を希望する候補機器を示す追加要求を前記ユーザ端末から受信し、
    前記特定部は、前記追加要求が示す前記候補機器を前記操作可能機器に追加する、請求項1から10のいずれか一項に記載の機器制御装置。
  12. 前記特定部は、前記操作可能機器及び前記候補機器を示す機器情報を前記ユーザ端末へ送信し、
    前記識別情報受信部は、前記機器情報が示す前記候補機器の中から選択された少なくとも1つの候補機器を示す前記追加要求を、前記ユーザ端末から受信する、請求項11に記載の機器制御装置。
  13. プロセッサが実行する、
    1つ以上の機器が配置されている場所に配置されたコードであって、前記場所に予め関連付けられた場所識別情報を示すコードをユーザ端末が撮像することによって取得された前記場所識別情報を前記ユーザ端末から受信するステップと、
    前記場所識別情報に関連付けられた、前記1つ以上の機器のうち前記ユーザ端末が操作することが可能な操作可能機器と、前記操作可能機器の利用期間とを特定するステップと、
    前記操作可能機器に対する操作指示を前記ユーザ端末から受信するステップと、
    前記操作指示が前記利用期間内に行われた場合に、前記操作指示に対応する制御情報を、前記操作可能機器へ送信するステップと、
    を有する、機器制御方法。
  14. ユーザ端末と、
    前記ユーザ端末と通信可能な機器制御装置と、
    を含み、
    前記ユーザ端末は、
    1つ以上の機器が配置されている場所に配置されたコードであって、前記場所に予め関連付けられた場所識別情報を示すコードを撮像することにより撮像画像を取得する撮像部と、
    前記撮像画像に含まれている前記コードが示す前記場所識別情報を前記機器制御装置に送信する送信部と、
    を有し、
    前記機器制御装置は、
    前記場所識別情報を前記ユーザ端末から受信する識別情報受信部と、
    前記場所識別情報に関連付けられた、前記1つ以上の機器のうち前記ユーザ端末が操作することが可能な操作可能機器と、前記操作可能機器の利用期間とを特定する特定部と、
    前記操作可能機器に対する操作指示を前記ユーザ端末から受信する操作指示受信部と、
    前記操作指示が前記利用期間内に行われた場合に、前記操作指示に対応する制御情報を、前記操作可能機器へ送信する制御情報送信部と、
    を有する、
    機器制御システム。
JP2019160455A 2019-09-03 2019-09-03 機器制御装置、機器制御方法及び機器制御システム Active JP6883626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019160455A JP6883626B2 (ja) 2019-09-03 2019-09-03 機器制御装置、機器制御方法及び機器制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019160455A JP6883626B2 (ja) 2019-09-03 2019-09-03 機器制御装置、機器制御方法及び機器制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021040241A JP2021040241A (ja) 2021-03-11
JP6883626B2 true JP6883626B2 (ja) 2021-06-09

Family

ID=74847428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019160455A Active JP6883626B2 (ja) 2019-09-03 2019-09-03 機器制御装置、機器制御方法及び機器制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6883626B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117280376A (zh) * 2021-05-25 2023-12-22 松下知识产权经营株式会社 便携终端、控制系统、控制方法以及程序

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5178586B2 (ja) * 2009-03-04 2013-04-10 三菱電機株式会社 制御装置、制御システム、制御方法及び制御プログラム
JP2015050565A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 シャープ株式会社 制御方法、遠隔操作装置、制御プログラム、およびサーバ
JP6603609B2 (ja) * 2016-04-20 2019-11-06 パナソニック インテレクチュアル プロパティ コーポレーション オブ アメリカ 操作者推定方法、操作者推定装置及び操作者推定プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021040241A (ja) 2021-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5852053B2 (ja) デバイス登録システム
JP2015087853A (ja) 表示制御システム、表示制御方法、文書抽出装置、携帯情報端末、プログラム、及び情報記憶媒体
US10855857B2 (en) Information processing system to register a service to a target device
EP3148160A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program
EP3624033A1 (en) Information processing apparatus, information processing system, information processing method and carrier means
US20210167984A1 (en) Method for controlling an air conditioner, communication control method, and communication system
CN106462922B (zh) 控制系统、终端以及信息设定方法
JP6089833B2 (ja) 画像形成装置、携帯端末装置、情報処理装置、画像形成システム及びプログラム
JP2015133060A (ja) 情報処理システム及び電源制御方法
JP2018067139A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6883626B2 (ja) 機器制御装置、機器制御方法及び機器制御システム
JP2021077021A (ja) リソース予約システム、リソース利用方法
JP6636422B2 (ja) 画像管理システム、管理装置、プログラム及び画像出力装置
WO2017168855A1 (ja) 制御内容管理システム、電力制御システム、制御内容管理方法、及びプログラム
JP2021060974A (ja) プログラム、情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置
US20160044187A1 (en) Device control system and device control method
JP2020087178A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP2020080482A (ja) ネットワークシステム、情報処理方法、通信端末、およびプログラム
JP6711032B2 (ja) 情報処理装置、情報処理プログラム、情報処理システム、および情報処理方法
US11695705B2 (en) Resource management apparatus, resource management system, and resource management method
JP7099285B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置及びプログラム
JP7010417B1 (ja) 情報提供システム、サーバ装置、情報提供方法、および情報提供プログラム
JP7099229B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、情報処理装置及びプログラム
JP2019096176A (ja) 機器探索装置、及び機器探索方法
JP7190417B2 (ja) 接続管理装置、接続管理システム、および接続管理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201207

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20201207

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210427

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6883626

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150