本開示の例示的実施形態により、バッファステータスレポーティングの動作が可能になる。ここに開示する技術の複数の実施形態を、マルチキャリア通信システムの技術分野において用いることが可能である。
本開示の例示的実施形態は、様々な物理層変調および送信メカニズムを使用して実施され得る。例示的送信メカニズムとしては、以下に限定されないが、符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、時分割多元接続(TDMA)、ウェーブレット技術、および/または同様のものが挙げられ得る。また、TDMA/CDMA、およびOFDM/CDMAなどのハイブリッド送信メカニズムも用いられ得る。様々な変調方式が、物理層内の信号伝送に適用され得る。変調方式の例としては、以下に限定されないが、位相、振幅、符号、これらの組み合わせ、および/または同様のものが挙げられる。例示的無線伝送方法は、2相位相変調(BPSK)を用いた直交振幅変調(QAM)、4相位相変調(QPSK)、16−QAM、64−QAM、256−QAM、および/または同様のものを実施することができる。物理的な無線伝送は、伝送要件および無線条件に応じて、変調および符号化方式を動的または準動的に変化させることによって、向上させることができる。
図1は、本開示の実施形態の態様に基づく、例示的無線アクセスネットワーク(RAN)アーキテクチャである。この例に例示されているように、RANノードは、次世代ノードB(gNB)(例えば120A、120B)であり得、第1の無線デバイス(例えば110A)に向かう新無線(NR)ユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供することができる。一例においては、RANノードは、次世代進化型ノードB(ng−eNB)(例えば、124A、124B)であってもよく、第2の無線デバイス(例えば、110B)に向かう進化型UMTS地上無線アクセス(E−UTRA)ユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供することができる。第1の無線デバイスは、Uuインターフェースを介してgNBと通信することができる。第2の無線デバイスは、Uuインターフェースを介してng−eNBと通信することができる。この開示では、無線デバイス110Aおよび110Bは、構造的上、無線デバイス110と同様である。基地局120Aおよび/または120Bは、構造上、基地局120と同様とすることができる。基地局120は、gNB(例えば122Aおよび/または122B)、ng−eNB(例えば124Aおよび/または124B)、および/または同様のもののうちの少なくとも1つを含むことができる。
gNBまたはng−eNBは、無線リソース管理およびスケジューリング、IPヘッダ圧縮、データの暗号化および保全性保護、ユーザ機器(UE)アタッチメントにおけるアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)の選択、ユーザプレーンおよび制御プレーンデータのルーティング、接続設定および解放、(AMFから生み出された)ページングメッセージのスケジューリングおよび送信、(AMFまたは運用およびメンテナンス(O&M)から生み出された)システムブロードキャスト情報のスケジューリングおよび送信、測定および測定レポート構成、アップリンク内のトランスポートレベルパケットマーキング、セッション管理、ネットワークスライシングのサポート、サービス品質(QoS)フロー管理、およびデータ無線ベアラへのマッピング、RRC_INACTIVE状態にあるUEのサポート、非アクセス層(NAS)メッセージのための分散機能、RAN共有、およびデュアル接続、またはNRとE−UTRAとの間の緊密なインターワーキングなどの機能をホストとして提供することができる。
一例においては、1つ以上のgNBおよび/または1つ以上のng−eNBは、Xnインターフェースによって互いに相互接続され得る。gNBまたはng−eNBは、NGインターフェースによって、5Gコアネットワーク(5GC)に接続され得る。一例においては、5GCは、1つ以上のAMF/ユーザ計画機能(UPF)機能(例えば、130Aまたは130B)を含み得る。gNBまたはng−eNBは、NG−ユーザプレーン(NG−U)インターフェースによってUPFに接続され得る。NG−Uインターフェースは、RANノードとUPFとの間にユーザプレーンプロトコルデータユニット(PDU)の配信(例えば、非保証配信)を提供することができる。gNBまたはng−eNBは、NG−制御プレーン(NG−C)インターフェースによってAMFに接続され得る。NG−Cインターフェースは、NGインターフェース管理、UEコンテキスト管理、UEモビリティ管理、NASメッセージのトランスポート、ページング、PDUセッション管理、構成転送、または警告メッセージ送信などの機能を提供することができる。
一例においては、UPFは、イントラ/インター無線アクセス技術(RAT)モビリティ(適用可能な場合)のためのアンカーポイント、データネットワークとの相互接続の外部PDUセッションポイント、パケットルーティングおよびフォワーディング、ポリシールール強制のパケット検査およびユーザプレーン部分、トラフィック使用レポート、データネットワークへのトラフィックフローのルーティングをサポートするためのアップリンク分類子、マルチホームPDUセッションをサポートするための分岐ポイント、ユーザプレーンのためのQoS処理、例えばパケットフィルタリング、ゲーティング、アップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)レート強制、アップリンクトラフィック検証(例えば、QoSフローマッピングへのサービスデータフロー(SDF))、ダウンリンクパケットバッファリング、および/またはダウンリンクデータ通知トリガリングなどの機能をホストとして提供することができる。
一例においては、AMFは、NASシグナリング終端、NASシグナリングセキュリティ、アクセス層(AS)セキュリティ制御、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセスネットワーク間のモビリティのためのインターコアネットワーク(CN)ノードシグナリング、アイドルモードUE到達可能性(例えば、ページング再送信の制御および実行)、登録エリア管理、システム内およびシステム間のモビリティのサポート、アクセス認証、ローミング権のチェックを含むアクセス認定、モビリティ管理制御(加入およびポリシー)、ネットワークスライシングのサポート、および/またはセッション管理機能(SMF)選択などの機能をホストとして提供することができる。
図2Aは、例示的ユーザプレーンプロトコルスタックであり、ここでは、サービスデータ適応プロトコル(SDAP)(例えば、211および221)、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)(例えば、212および222)、無線リンク制御(RLC)(例えば、213および223)ならびに媒体アクセス制御(MAC)(例えば、214および224)サブレイヤ、ならびに物理(PHY)(例えば、215および225)層は、ネットワーク側の無線デバイス(例えば、110)およびgNB(例えば120)で終端されてもよい。一例においては、PHY層は、トランスポートサービスをより上位層(例えば、MAC、RRC等)に提供する。一例においては、MACサブレイヤのサービスおよび機能は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、PHY層へ/から送達されるトランスポートブロック(TB)へ/からの、1つまたは異なる論理チャネルに属するMACサービスデータユニット(SDU)の多重化/分割化、スケジューリング情報レポート、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)(例えば、キャリアアグリゲーション(CA)の場合は、キャリア当たり1つのHARQエンティティ)を介する誤り訂正、動的スケジューリングによるUE間の優先度処理、論理チャネル優先度付けによる1つのUEの論理チャネル間の優先度処理、および/またはパディングを含んでもよい。MACエンティティは、1つもしくは複数の数秘術、および/または送信タイミングをサポートすることができる。一例においては、論理チャネル優先度付けにおけるマッピング制限により、論理チャネルがどの数霊術および/または送信タイミングを使用することができるかを制御することができる。一例においては、RLCサブレイヤは、トランスペアレントモード(TM)、非肯定モード(UM)、および肯定モード(AM)送信モードをサポートすることができる。このRLC構成は、数秘術および/または送信時間間隔(TTI)持続時間に依存せずに論理チャネル毎にあり得る。一例においては、自動反復要求(ARQ)は、論理チャネルが構成されているいずれの数秘術および/またはTTI持続時間に関して動作することができる。一例においては、ユーザプレーンのためのPDCP層のサービスおよび機能は、シーケンスナンバリング、ヘッダ圧縮および解凍、ユーザデータの転送、リオーダリングおよび重複検出、PDCP PDUルーティング(例えば、分割ベアラの場合)、PDCP SDUの再送信、暗号化、暗号解読および完全性保護、PDCP SDU破棄、RLC AMのためのPDCP再確立およびデータ回復、ならびに/またはPDCP PDUの複製を含んでもよい。一例においては、SDAPのサービスおよび機能は、QoSフローとデータ無線ベアラとの間のマッピングを含んでもよい。一例においては、SDAPのサービスおよび機能は、DLパケットおよびULパケットにおけるサービス品質インジケータ(QFI)をマッピングすることを含んでもよい。一例においては、SDAPのプロトコルエンティティは、個々のPDUセッションのために構成されてもよい。
図2Bは、例示的制御プレーンプロトコルスタックであり、ここで、PDCP(例えば、233および242)、RLC(例えば、234および243)、およびMAC(例えば、235および244)サブレイヤ、ならびにPHY(例えば、236および245)層は、ネットワーク側の無線デバイス(例えば、110)およびgNB(例えば、120)で終端され得、上述のサービスおよび機能を実行することができる。一例においては、RRC(例えば、232および241)は、無線デバイス、およびネットワーク側のgNBで終端されてもよい。一例においては、RRCのサービスおよび機能は、ASおよびNASに関するシステム情報のブロードキャスト、5GCまたはRANにより起動されるページング、UEとRANとの間のRRC接続の確立、維持、および解放、シグナリング無線ベアラ(SRB)およびデータ無線ベアラ(DRB)のキー管理、確立、構成、メンテナンスおよび解放を含むセキュリティ機能、モビリティ機能、QoS管理機能、UE測定レポートおよびそのレポートの制御、無線リンク障害の検出およびそこからの回復、ならびに/または、UEからの/へのNASへ/からのNASメッセージ転送を含んでもよい。一例においては、NAS制御プロトコル(例えば、231および251)は、無線デバイス、およびネットワーク側のAMF(例えば、130)で終端されてもよく、UEと、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスのためのAMFとの間のモビリティ管理、ならびにUEと、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスのSMFとの間のセッション管理などの機能を実行してもよい。
一例においては、基地局は、無線デバイスのための複数の論理チャネルを構成し得る。複数の論理チャネル内の論理チャネルは、無線ベアラに対応し得、無線ベアラは、QoS要件と関連付けられ得る。一例においては、基地局は、複数のTTI/数秘術中の1つ以上のTTI/数秘術にマッピングされている論理チャネルを構成してもよい。無線デバイスは、アップリンクグラントを示す物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介してダウンリンク制御情報(DCI)を受信することができる。一例においては、アップリンクグラントは、第1のTTI/数秘術のためにあり得、トランスポートブロックの送信のためのアップリンクリソースを示してもよい。基地局は、無線デバイスのMAC層で論理チャネル優先度付けプロシージャによって使用される1つ以上のパラメータを有する複数の論理チャネルにそれぞれの論理チャネルを構成することができる。その1つ以上のパラメータは、優先度、優先されたビットレート等を含むことができる。複数の論理チャネル内の各論理チャネルは、その論理チャネルに関連付けられたデータを含む1つ以上のバッファに対応し得る。論理チャネル優先度付けプロシージャは、複数の論理チャネル、および/または1つ以上のMAC制御エレメント(CE)内の1つ以上の第1の論理チャネルにアップリンクリソースを割り当てることができる。この1つ以上の第1の論理チャネルは、第1のTTI/数秘術にマッピングされることができる。無線デバイスでのMAC層は、MAC PDU(例えば、トランスポートブロック)内で、1つ以上のMAC CE、および/または1つ以上のMAC SDU(例えば、論理チャネル)を多重化することができる。一例においては、MAC PDUは、複数のMACサブヘッダを含むMACヘッダを含んでもよい。複数のMACサブヘッダ内のMACサブヘッダは、1つ以上のMAC CE、および/または1つ以上のMAC SDU内のMAC CEまたはMAC SUD(論理チャネル)に対応し得る。一例においては、MAC CEまたは論理チャネルは、論理チャネル識別子(LCID)を使用して構成することができる。一例においては、論理チャネルまたはMAC CEのためのLCIDは、固定/事前構成されてもよい。一例においては、論理チャネルまたはMAC CEのためのLCIDは、基地局により無線デバイスのために構成されてもよい。MAC CEまたはMAC SDUに対応するMACサブヘッダは、MAC CEまたはMAC SDUと関連付けられたLCIDを含み得る。
一例においては、基地局は、1つ以上のMACコマンドを使用することによって、無線デバイスにおける1つ以上のプロセスを作動および/もしくは停止させ、ならびに/または影響を与えることができる(例えば、1つ以上のプロセスのうちの1つ以上のパラメータの設定値が、1つ以上のプロセスのうちの1つ以上のタイマを開始および/または中止させる)。この1つ以上のMACコマンドは、1つ以上のMAC制御エレメントを含むことができる。一例においては、1つ以上のプロセスは、1つ以上の無線ベアラのためのPDCPパケット複製の作動および/または停止を含んでもよい。基地局は、1つ以上のフィールドを含むMAC CE、1つ以上の無線ベアラのためのPDCP複製の作動および/または停止を示すフィールドの値を送信することができる。一例においては、1つ以上のプロセスは、1つ以上のセル上のチャネル状態情報(CSI)送信を含んでもよい。基地局は、1つ以上のセル上のCSI送信の作動および/または停止を示す1つ以上のMAC CEを送信することができる。一例においては、1つ以上のプロセスは、1つ以上のセカンダリセルの作動または停止を含んでもよい。一例においては、基地局は、1つ以上のセカンダリセルの作動または停止を示すMA CEを送信してもよい。一例においては、基地局は、無線デバイスにおける1つ以上の間欠受信(DRX)タイマの開始および/または中止を示す1つ以上のMAC CEを送信してもよい。一例においては、基地局は、1つ以上のタイミングアドバンスグループ(TAG)のための1つ以上のタイミングアドバンス値を示す1つ以上のMAC CEを送信してもよい。
図3は、基地局(基地局1、120A、および基地局2、120B)および無線デバイス110のブロック図である。無線デバイスは、UEと呼ばれることがある。基地局は、NB、eNB、gNB、および/またはng−eNBと呼ばれることがある。一例においては、無線デバイスおよび/または基地局は、中継ノードとしての役割を果たすことができる。基地局1、120Aは、少なくとも1つの通信インターフェース320A(例えば、無線モデム、アンテナ、有線モデム、および/または同様のもの)、少なくとも1つのプロセッサ321A、ならびに、非一過性メモリ322A内に格納され、かつ少なくとも1つのプロセッサ321Aにより実行可能なプログラムコード命令323Aの少なくとも1つのセットを含むことができる。基地局2、120Bは、少なくとも1つの通信インターフェース320B、少なくとも1つのプロセッサ321B、ならびに、非一過性メモリ322B内に格納され、かつ少なくとも1つのプロセッサ321Bにより実行可能なプログラムコード命令323Bの少なくとも1つのセットを含むことができる。
基地局は、多数のセクタ、例えば、1、2、3、4、または6つのセクタを含むことができる。基地局は、例えば、1〜50以上の範囲の多数のセルを含むことができる。セルが、例えば、プライマリセルまたはセカンダリセルとしてカテゴリ化されてもよい。無線リソース制御(RRC)接続確立/再確立/ハンドオーバにおいて、1つのサービングセルは、NAS(非アクセス層)モビリティ情報(例えば、追跡エリア識別子(TAI))を提供することができる。RRC接続再確立/ハンドオーバにおいて、1つのサービングセルは、セキュリティ入力を提供することができる。このセルは、プライマリセル(PCell)と呼ばれることがある。ダウンリンクでは、PCellに対応するキャリアは、DLプライマリコンポーネントキャリア(PCC)であり得、これに対して、アップリンクでは、キャリアは、UL PCCであり得る。無線デバイス能力に応じて、セカンダリセル(SCell)は、PCellと一緒にサービングセルのセットを形成するように構成され得る。ダウンリンクでは、SCellに対応するキャリアは、ダウンリンクセカンダリコンポーネントキャリア(DL SCC)であり得、これに対して、アップリンクでは、キャリアは、アップリンクセカンダリコンポーネントキャリア(UL SCC)であり得る。SCellは、アップリンクキャリアを有しても有していなくてもよい。
ダウンリンクキャリア、および任意にアップリンクキャリアを含むセルは、物理セルIDおよびセルインデックスが割り当てられ得る。キャリア(ダウンリンクまたはアップリンク)は、1つのセルに属し得る。セルIDまたはセルインデックスはまた、セルのダウンリンクキャリアまたはアップリンクキャリアを識別することもできる(その状況に応じて、それは、使用される)。本開示では、セルIDは、同様に、キャリアIDに照会され得、セルインデックスは、キャリアインデックスに照会され得る。一実施形態では、物理セルIDまたはセルインデックスは、セルに割り当てられ得る。セルIDは、ダウンリンクキャリア上に送信される同期信号を使用して判定され得る。セルインデックスは、RRCメッセージを使用して判定され得る。例えば、本開示が第1のダウンリンクキャリアに対する第1の物理セルIDに言及する場合、本開示は、第1の物理セルIDが、第1のダウンリンクキャリアを含むセルに対するものであることを意味し得る。同じ概念は、例えば、キャリア作動に当てはまり得る。本開示が第1のキャリアが作動されることを示す場合、本明細書は、第1のキャリアを含むセルが作動されることを同様に意味し得る。
基地局は、1つ以上のセルに対する複数の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージ(例えば、RRCメッセージ)を無線デバイスに送信することができる。1つ以上のセルは、少なくとも1つのプライマリセル、および少なくとも1つのセカンダリセルを含むことができる。一例においては、RRCメッセージは、無線デバイスにブロードキャストまたはユニキャストされ得る。一例においては、構成パラメータは、共通パラメータおよび専用パラメータを含むことができる。
RRCサブレイヤのサービスおよび/もしくは機能は、ASおよびNASに関するシステム情報のブロードキャスト、5GCおよび/もしくはNG−RANにより開始されたページング、無線デバイスとNG−RANとの間のRRC接続の確立、維持、および/もしくは解放であってそれらがキャリアアグリゲーションの追加、修正、および解放のうちの少なくとも1つを含み得るもの、または、NR内、もしくはE−UTRAとNRとの間のデュアル接続の解放、のうちの少なくとも1つを含むことができる。RRCサブレイヤのサービスおよび/または機能は、キー管理を含むセキュリティ機能のうちの少なくとも1つ、シグナリング無線ベアラ(SRB)および/もしくはデータ無線ベアラ(DRB)の確立、構成、維持、および/もしくは解放、ハンドオーバ(例えば、NRモビリティ内またはRAT間モビリティ)およびコンテキスト転送のうちの少なくとも1つを含み得るモビリティ機能、または、無線デバイスセル選択および再選択、ならびにセル選択および再選択の制御をさらに含むことができる。RRCサブレイヤのサービスおよび/または機能は、QoS管理機能、無線デバイス測定構成/レポート、無線リンク障害の検出および/もしくはそこからの回復、または、無線デバイスから/へのコアネットワークエンティティ(例えば、AMF、モビリティ管理エンティティ(MME))へ/からのNASメッセージ転送、のうちの少なくとも1つをさらに含むことができる。
RRCサブレイヤは、無線デバイスに対してRRC_Idle状態、RRC_Inactive状態、および/またはRRC_Connected状態をサポートすることができる。RRC_Idle状態では、無線デバイスは、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)選択、ブロードキャストされたシステム情報の受信、セル選択/再選択、5GCにより開始されたモバイル終端データに対するページングのモニタ/受信、5GCにより管理されたモバイル終端データエリアに対するページング、またはNASを介して構成されたCNページングに対するDRX、のうちの少なくとも1つを実行することができる。RRC_Inactive状態では、無線デバイスは、ブロードキャストされたシステム情報の受信、セル選択/再選択、NG−RAN/5GCにより開始されたRAN/CNページングのモニタ/受信、NG−RANにより管理されたRANベース通知エリア(RNA)、または、NG−RAN/NASにより構成されたRAN/CNページングに対するDRX、のうちの少なくとも1つを実行することができる。無線デバイスのRRC_Idle状態では、基地局(例えば、NG−RAN)は、無線デバイスに対する5GC−NG−RAN接続(C/U−プレーンの両方)を保持することができ、かつ/または無線デバイスに対するUE ASコンテキストを保存することができる。無線デバイスのRRC_Connected状態では、基地局(例えば、NG−RAN)は、無線デバイスに対する5GC−NG−RAN接続(C/U−プレーンの両方)の確立、無線デバイスに対するUE ASコンテキストの保存、無線デバイスへの/からのユニキャストデータの送信/受信、または、無線デバイスから受信された測定結果に基づくネットワーク制御されたモビリティ、のうちの少なくとも1つを実行することができる。無線デバイスのRRC_Connected状態では、NG−RANは、無線デバイスが属するセルを知ることができる。
システム情報(SI)は、最小SIおよび他のSIに分割され得る。最小SIは、周期的にブロードキャストされ得る。最小SIは、初期アクセスのために必要である基本情報、および任意の他のSIブロードキャストを周期的に取得するための情報、または要求に応じて準備された情報、すなわちスケジューリング情報を含むことができる。他のSIは、専用の方法でブロードキャストされるか、または準備され得、ネットワークによるか、または無線デバイスからの要求に基づき、トリガされ得る。最小SIは、異なるメッセージ(例えば、マスタ情報ブロックおよびシステム情報ブロックタイプ1)を使用して2つの異なるダウンリンクチャネルを介して送信され得る。別のSIは、システム情報ブロックタイプ2を介して送信され得る。RRC_Connected状態にある無線デバイスの場合、専用RRCシグナリングは、他のSIの要求および送達の場合に使用され得る。RRC_Idle状態および/またはRRC_Inactive状態にある無線デバイスの場合、要求は、ランダムアクセスプロシージャをトリガすることができる。
無線デバイスは、静的であり得る、その無線アクセス能力情報をレポートすることができる。基地局は、無線デバイスが帯域情報に基づいてレポートする能力がどれほどかについて要求することができる。ネットワークによって許可される場合、一時的な能力制限要求が無線デバイスによって送信され得、いくつかの能力の限定された利用(例えば、ハードウェアの共有、干渉、またはオーバーヒートによる)を基地局に送信することができる。基地局は、その要求を確認または拒否することができる。一時的な能力制限は、5GCに対してトランスペアレントであり得る(例えば、静的能力は、5GCにおいて保存され得る)。
CAが構成されている場合、無線デバイスは、ネットワークとのRRC接続を有することができる。RRC接続確立/再確立/ハンドオーバプロシージャでは、1つのサービングセルが、NASモビリティ情報を提供し得、RRC接続再確立/ハンドオーバでは、1つのサービングセルが、セキュリティ入力を提供し得る。このセルは、PCellと呼ばれることがある。無線デバイスの能力に応じて、SCellは、PCellと一緒にサービングセルのセットを形成するように構成され得る。無線デバイスのために構成されたサービングセルのセットは、1つのPCell、および1つ以上のSCellを含むことができる。
SCellの再構成、追加、および削除は、RRCによって実行され得る。NR内ハンドオーバにおいて、RRCはまた、ターゲットPCellとの使用のために、SCellを追加、削除、または再構成することもできる。新しいSCellを追加する場合、専用RRCシグナリングを使用して、SCellのすべての必要なシステム情報を送信することができ、すなわち、接続モードにある間は、無線デバイスは、ブロードキャストされたシステム情報を、SCellから直接取得する必要がない場合がある。
RRC接続再構成プロシージャの目的は、RRC接続を変更すること、(例えば、RBを確立、変更、および/または解放すること、ハンドオーバを実行すること、測定を設定、変更、および/または解放すること、SCellおよびセルグループを追加、変更、および/または解放すること)であり得る。RRC接続再構成プロシージャの一部として、NAS専用情報は、ネットワークから無線デバイスに転送され得る。RRCConnectionReconfigurationメッセージは、RRC接続を変更するためのコマンドであり得る。それは、任意の関連付けられた専用NAS情報およびセキュリティ構成を含む測定構成、モビリティ制御、無線リソース構成(例えば、RB、MACの主要な構成および物理チャネル構成)のための情報を伝達することができる。受信されたRRC Connection Reconfigurationメッセージが、sCellToReleaseListを含む場合、無線デバイスは、SCell解放を実行することができる。受信されたRRC Connection Reconfigurationメッセージが、sCellToAddModListを含む場合、無線デバイスは、SCell追加または変更を実行することができる。
RRC接続確立(または再確立、再開)プロシージャとは、RRC接続を確立(または再確立、再開)することであり得、RRC接続確立プロシージャは、SRB1確立を含むことができる。RRC接続確立プロシージャを使用して、無線デバイスからE−UTRANに初期NAS専用情報/メッセージを転送することができる。RRCConnectionReestablishmentメッセージを使用して、SRB1を再確立することができる。
測定レポートプロシージャとは、無線デバイスからNG−RANに測定結果を転送することであり得る。無線デバイスは、正常なセキュリティ作動の後に測定レポートプロシージャを開始することができる。測定レポートメッセージを使用して、測定結果を送信することができる。
無線デバイス110は、少なくとも1つの通信インターフェース310(例えば、無線モデム、アンテナ、および/または同様のもの)、少なくとも1つのプロセッサ314、および、非一過性メモリ315内に格納され、かつ少なくとも1つのプロセッサ314により実行可能なプログラムコード命令316の少なくとも1つのセットを含むことができる。この無線デバイス110は、少なくとも1つのスピーカ/マイクロフホン311、少なくとも1つのキーパッド312、少なくとも1つのディスプレイ/タッチパッド313、少なくとも1つの電源317、少なくとも1つの全地球測位システム(GPS)チップセット318、および他の周辺装置319、のうちの少なくとも1つをさらに含むことができる。
無線デバイス110のプロセッサ314、基地局1 120Aのプロセッサ321A、および/または基地局2 120Bのプロセッサ321Bは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)および/または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートおよび/またはトランジスタ論理回路、ディスクリートハードウェアコンポーネント、ならびに同様のもの、のうちの少なくとも1つを含むことができる。無線デバイス110のプロセッサ314、基地局1 120A内のプロセッサ321A、および/もしくは基地局2 120B内のプロセッサ321Bは、信号符号化/処理、データ処理、パワー制御、入力/出力処理、ならびに/または、無線デバイス110、基地局1 120A、および/もしくは基地局2 120Bを無線環境で動作させることができる任意の他の機能性、のうちの少なくとも1つを実行することができる。
無線デバイス110のプロセッサ314は、スピーカ/マイクロフホン311、キーパッド312、および/またはディスプレイ/タッチパッド313に接続され得る。プロセッサ314は、ユーザからユーザ入力データを受信し、かつ/または、ユーザ出力データをスピーカ/マイクロフホン311、キーパッド312、および/またはディスプレイ/タッチパッド313に提供することができる。無線デバイス110内のプロセッサ314は、電源317からパワーを受け取ることができ、かつ/または無線デバイス110内の他のコンポーネントにそのパワーを分配するように構成され得る。電源317は、1つ以上の乾電池、太陽電池、燃料電池、および同様のもののうちの少なくとも1つを含むことができる。プロセッサ314は、GPSチップセット318に接続されてもよい。GPSチップセット318は、無線デバイス110の地理学的位置情報を提供するように構成されてもよい。
無線デバイス110のプロセッサ314は、他の周辺装置319にさらに接続されてもよく、その周辺装置は、追加の特徴および/または機能性を提供する1つ以上のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含むことができる。例えば、周辺装置319は、加速度計、衛星送受信機、デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、ハンズフリーヘッドセット、周波数変調(FM)無線ユニット、メディアプレイヤ、インターネットブラウザ、および同様のもの、のうちの少なくとも1つを含むことができる。
基地局1、120Aの通信インターフェース320A、および/または基地局2、120Bの通信インターフェース320Bは、それぞれ無線リンク330Aおよび/または無線リンク330Bを介して無線デバイス110の通信インターフェース310と通信するように構成され得る。一例においては、基地局1、120Aの通信インターフェース320Aは、基地局2の通信インターフェース320B、ならびに他のRANおよびコアネットワークノードと通信してもよい。
無線リンク330Aおよび/または無線リンク330Bは、双方向リンクおよび/または方向性リンクのうちの少なくとも1つを含むことができる。無線デバイス110の通信インターフェース310は、基地局1 120Aの通信インターフェース320Aと、および/または基地局2 120Bの通信インターフェース320Bと通信するように構成され得る。基地局1 120Aおよび無線デバイス110、ならびに/または、基地局2 120Bおよび無線デバイス110は、それぞれ、無線リンク330Aを介して、および/または無線リンク330Bを介して、トランスポートブロックを送信および受信するように構成され得る。無線リンク330Aおよび/または無線リンク330Bは、少なくとも1つの周波数キャリアを使用することができる。実施形態のいくつかの様々な態様によれば、送受信機(複数可)が使用され得る。送受信機は、送信機および受信機の両方を含むデバイスであり得る。送受信機は、無線デバイス、基地局、中継ノード、および/または同等物等のデバイス内で使用されてもよい。通信インターフェース310、320A、320B、および無線リンク330A、330Bに実施されている無線技術の例示的実施形態が、図4A、図4B、図4C、図4D、図6、図7A、図7B、図8、および関連文に例示されている。
一例においては、無線ネットワーク内の他のノード(例えば、AMF、UPF、SMF等)は、1つ以上の通信インターフェース、1つ以上のプロセッサ、および、命令を格納するメモリを含むことができる。
ノード(例えば、無線デバイス、基地局、AMF、SMF、UPF、サーバ、スイッチ、アンテナ、および/またはその同様のもの)は、1つ以上のプロセッサ、ならびに、1つ以上のプロセッサにより実行されたときに、そのノードが特定のプロセスおよび/または機能を実行するのを可能にする命令を格納するメモリを含むことができる。例示的実施形態により、単一キャリアおよび/またはマルチキャリア通信の動作を可能にし得る。他の例示的実施形態は、単一キャリアおよび/またはマルチキャリア通信の動作を可能にする、1つ以上のプロセッサにより実行可能な命令を含む非一過性有形コンピュータ可読媒体を含むことができる。さらに他の例示的実施形態は、非一過性有形コンピュータ可読機械アクセス可能媒体を含む製品を含むことができ、その媒体は、上部に符号化された命令を有し、プログラム可能なハードウェアを可能にし、単一キャリアおよび/またはマルチキャリア通信を動作するノードを可能にすることができる。ノードは、プロセッサ、メモリ、インターフェース、および/または同様のものを含むことができる。
インターフェースは、ハードウェアインターフェース、ファームウェアインターフェース、ソフトウェアインターフェース、のうちの少なくとも1つ、および/またはこれらの組み合わせを含むことができる。ハードウェアインターフェースは、コネクタ、ワイヤ、ドライバなどの電子デバイス、増幅器、および/または同様のものを含むことができる。ソフトウェアインターフェースは、プロトコル(複数可)、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、それらの組み合わせ、および/または同様のものを実現するようにメモリデバイス内に格納されたコードを含むことができる。ファームウェアインターフェースは、組み込み型ハードウェアと、メモリデバイス内に格納され、かつ/またはそれと通信するコードとの組み合わせを含み、接続、電子デバイス動作、プロトコル(複数可)、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、ハードウェア動作、これらの組み合わせ、および/または同様のものを実現することができる。
図4A、図4B、図4C、および図4Dは、本開示の実施形態の態様に基づく、アップリンクおよびダウンリンク信号送信の場合の例示的略図である。図4Aは、少なくとも1つの物理チャネルの例示的アップリンク送信機を示す。物理アップリンク共有チャネルを代表するベースバンド信号は、1つ以上の機能を実行することができる。1つ以上の機能が、スクランブリング、複素数値シンボルを生成するためのスクランブルビットの変調、1つまたはいくつかの伝送層上への複素数値変調シンボルのマッピング、複素数値シンボルを生成するための変換プリコーディング、複素数値シンボルのプリコーディング、プリコーディングされた複素数値シンボルのリソースエレメントへのマッピング、複素数値時間領域単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)またはCP−OFDM信号のアンテナポートへの生成、および/または同様のもの、のうちの少なくとも1つを含むことができる。一例において、変換プリコーディングが可能である場合、アップリンク送信のためのSC−FDMA信号が、生成され得る。一例において、変換プリコーディングが可能でない場合、アップリンク送信のためのCP−OFDM信号が、図4Aによって生成され得る。これらの機能は、例として示されており、他のメカニズムが、様々な実施形態で実現され得ることが予想される。
アンテナポートに対する複素数値SC−FDMAまたはCP−OFDMベースバンド信号、および/または複素数値物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)ベースバンド信号のキャリア周波数に対する変調およびアップコンバージョンの場合の例示的構造が、図4Bに示されている。フィルタリングは、送信前に用いられてもよい。
ダウンリンク送信のための例示的構造が、図4Cに示されている。ダウンリンク物理チャネルを代表するベースバンド信号は、1つ以上の機能を実行することができる。この1つ以上の機能は、物理チャネル上で送信されるべきコードワード内の符号化されたビットのスクランブリング、複素数値変調シンボルを生成するためのスクランブルされたビットの変調、複素数値変調シンボルの1つまたはいくつかの伝送層上へのマッピング、アンテナポート上での送信するための各層上にある複素数値変調シンボルのプリコーディング、アンテナポートの複素数値変調シンボルのリソースエレメントへのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間領域OFDM信号の生成、および/または同様のものを含むことができる。これらの機能は、例として示されており、他のメカニズムが、様々な実施形態で実現され得ることが予想される。
一例において、gNBは、アンテナポート上の第1のシンボルおよび第2のシンボルを無線デバイスに送信することができる。この無線デバイスは、アンテナポート上の第1のシンボルを伝達するためのチャネルから、アンテナポート上の第2のシンボルを伝達するためのチャネル(例えば、フェージング利得、マルチパス遅延等)を推測することができる。一例において、第1のアンテナポートおよび第2のアンテナポートは、第1のアンテナポート上の第1のシンボルが伝達されるチャネルの1つ以上の大規模な特性が、第2のアンテナポート上の第2のシンボルが伝達されるチャネルから推測され得る場合に、おおよそ同じ場所に配置され得る。1つ以上の大規模な特性は、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、および/または空間受信(Rx)パラメータのうちの少なくとも1つを含み得る。
アンテナポートの複素数値OFDMベースバンド信号のキャリア周波数に対する例示的変調およびアップコンバージョンが、図4Dに示されている。フィルタリングは、送信前に用いられてもよい。
図5Aは、例示的なアップリンクチャネルマッピングおよび例示的なアップリンク物理信号の略図である。図5Bは、例示的なダウンリンクチャネルマッピングおよびダウンリンク物理信号の略図である。一例において、物理層は、1つ以上の情報転送サービスを、MACおよび/または1つ以上のより上位層に提供することができる。例えば、物理層は、1つ以上のトランスポートチャネルを介して1つ以上の情報転送サービスをMACに提供することができる。情報転送サービスは、特性データが無線インターフェースをわたってどのように、また何と一緒に転送されるかを示すことができる。
一例示的な実施形態において、無線ネットワークは、1つ以上のダウンリンクおよび/またはアップリンクトランスポートチャネルを含むことができる。例えば、図5Aの略図は、アップリンク共有チャネル(UL−SCH)501およびランダムアクセスチャネル(RACH)502を含む例示的なアップリンクトランスポートチャネルを示す。図5Bの略図は、ダウンリンク共有チャネル(DL−SCH)511、ページングチャネル(PCH)512、およびブロードキャストチャネル(BCH)513を含む例示的なダウンリンクトランスポートチャネルを示す。トランスポートチャネルは、1つ以上の対応する物理チャネルにマッピングされ得る。例えば、UL−SCH501は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)503にマッピングされ得る。RACH502は、PRACH505にマッピングされ得る。DL−SCH511およびPCH512は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)514にマッピングされ得る。BCH513は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)516にマッピングされ得る。
対応するトランスポートチャネルを有さない1つ以上の物理チャネルが存在し得る。この1つ以上の物理チャネルは、アップリンク制御情報(UCI)509および/またはダウンリンク制御情報(DCI)517に対して用いられ得る。例えば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)504は、UEから基地局にUCI509を搬送し得る。例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)515は、基地局からUEにDCI517を搬送し得る。NRは、UCI509およびPUSCH503送信がスロット内で少なくとも部分的に一致し得る場合、PUSCH503においてUCI509多重化をサポートすることができる。UCI509は、CSI、肯定応答(ACK)/否定肯定応答(NACK)、および/またはスケジューリング要求のうちの少なくとも1つを含むことができる。PDCCH515上のDCI517は、以下の、1つ以上のダウンリンク割り当て、および/または1つ以上のアップリンクスケジューリンググラントのうちの少なくとも1つを示すことができる。
アップリンクでは、UEは、1つ以上の基準信号(RS)を基地局に送信することができる。例えば、1つ以上のRSは、復調−RS(DM−RS)506、位相追跡−RS(PT−RS)507、および/またはサウンディングRS(SRS)508のうちの少なくとも1つであってもよい。ダウンリンクでは、基地局は、1つ以上のRSをUEに送信(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、および/またはブロードキャスト)することができる。例えば、1つ以上のRSは、プライマリ同期信号(PSS)/セカンダリ同期信号(SSS)521、CSI−RS522、DM−RS523、および/またはPT−RS524のうちの少なくとも1つとしてもよい。
一例において、UEは、チャネル推定のため、例えば、1つ以上のアップリンク物理チャネル(例えば、PUSCH503および/またはPUCCH504)のコヒーレント復調のために、1つ以上のアップリンクDM−RS506を基地局に送信することができる。例えば、UEは、基地局に、PUSCH503および/またはPUCCH504を有する少なくとも1つのアップリンクDM−RS506を送信することができ、この少なくとも1つのアップリンクDM−RS506は、対応する物理チャネルと同じ周波数範囲に及んでいてもよい。一例において、基地局は、1つ以上のアップリンクDM−RS構成を有するUEを構成することができる。少なくとも1つのDM−RS構成は、先行DM−RSパターンをサポートすることができる。先行DM−RSは、1つ以上のOFDMシンボル(例えば、1つまたは2つの隣接OFDMシンボル)上にマッピングされ得る。1つ以上の追加のアップリンクDM−RSは、PUSCHおよび/またはPUCCHの1つ以上のシンボルで送信するように構成され得る。基地局は、PUSCHおよび/またはPUCCHのための先行DM−RSシンボルの最大数を用いてUEを準統計学的に構成することができる。例えば、UEは、先行DM−RSシンボルの最大数に基づいて、単一シンボルDM−RSおよび/または二重シンボルDM−RSをスケジュールすることができ、基地局は、PUSCHおよび/またはPUCCHのための1つ以上の追加のアップリンクDM−RSを用いてUEを構成することができる。新無線ネットワークは、例えば、少なくともCP−OFDMの場合、DLおよびULのための共通DM−RS構造をサポートすることができ、DM−RS位置、DM−RSパターン、および/またはスクランブリングシーケンスは、同じであっても、または異なっていてもよい。
一例において、アップリンクPT−RS507が存在するか否かは、RRC構成に依存し得る。例えば、アップリンクPT−RSの存在は、UE固有に構成され得る。例えば、スケジュールされたリソース内のアップリンクPT−RS507の存在および/またはパターンは、RRCシグナリング、および/または、DCIによって示され得る他の目的(例えば、変調および符号化方式(MCS))のために用いられる1つ以上のパラメータとの関連付けの組み合わせによってUE固有に構成され得る。アップリンクPT−RS507の動的存在は、それが構成される場合、少なくともMCSを含む1つ以上のDCIパラメータと関連付けられ得る。無線ネットワークは、時間/周波数領域で定義される複数のアップリンクPT−RS密度をサポートすることができる。周波数領域密度は、それが存在する場合、スケジュールされた帯域幅の少なくとも1つの構成と関連付けられ得る。UEは、DMRSポートおよびPT−RSポートのための同じプリコーディングを想定し得る。PT−RSポートの数は、スケジュールされたリソース内のDM−RSポートの数よりも少ない場合がある。例えば、アップリンクPT−RS507は、UEのためのスケジュールされた時間/周波数持続時間内に制限され得る。
一例において、UEは、アップリンクチャネル依存スケジューリングおよび/またはリンク適応をサポートするチャネル状態推定のために、基地局に、SRS508を送信することができる。例えば、UEによって送信されたSRS508は、基地局に、1つ以上の異なる周波数におけるアップリンクチャネル状態を推定させることができる。基地局スケジューラは、アップリンクチャネル状態を用いて、UEからアップリンクPUSCH送信のために良好な品質の1つ以上のリソースブロックを割り当てることができる。基地局は、1つ以上のSRSリソースセットを用いてUEを準統計学的に構成することができる。SRSリソースセットの場合、基地局は、1つ以上のSRSリソースを用いてUEを構成することができる。SRSリソースセットの適用可能性は、より上位の層(例えば、RRC)のパラメータによって構成され得る。例えば、上位層パラメータがビーム管理を示す場合、1つ以上のSRSリソースセットの各々の中のSRSリソースは、一度に送信されることがある。UEは、異なるSRSリソースセット内に1つ以上のSRSリソースを同時に送信することができる。新無線ネットワークは、非周期的、周期的、かつ/または半永続的なSRS送信をサポートすることができる。UEは、1つ以上のトリガタイプに基づいてSRSリソースを送信することができ、その1つ以上のトリガタイプは、上層シグナリング(例えば、RRC)、および/または1つ以上のDCIフォーマット(例えば、少なくとも1つのDCIフォーマットを使用して、UEが、1つ以上の構成されたSRSリソースセットのうちの少なくとも1つを選択することができる)を含むことができる。SRSトリガタイプ0は、上位層のシグナリングに基づいてトリガされたSRSを意味し得る。SRSトリガタイプ1は、1つ以上のDCIフォーマットに基づいてトリガされたSRSを意味し得る。一例において、PUSCH503およびSRS508が同じスロットで送信される場合、UEは、PUSCH503および対応するアップリンクDM−RS506の送信の後にSRS508を送信するように構成され得る。
一例において、基地局は、以下のうちの少なくとも1つを示す1つ以上のSRS構成パラメータを用いてUEを準統計学的に構成することができ、それらの構成パラメータは、SRSリソース構成識別子、SRSポート数、SRSリソース構成の時間領域動作(例えば、周期的、半永続的、または非周期的なSRSの表示)、周期的および/または非周期的SRSリソースのためのスロット(ミニスロット、および/またはサブフレーム)レベル周期性および/またはオフセット、SRSリソース内のOFDMシンボル数、SRSリソースのOFDMシンボル開始、SRS帯域幅、周波数ホッピング帯域幅、サイクリックシフト、および/またはSRSシーケンスIDである。
一例において、ある時間領域では、SS/PBCHブロックは、SS/PBCHブロック内部に1つ以上のOFDMシンボル(例えば、0から3まで増加順で番号付けられた4つのOFDMシンボル)を含むことができる。SS/PBCHブロックは、PSS/SSS521およびPBCH516を含むことができる。一例において、周波数領域では、SS/PBCHブロックは、SS/PBCHブロック内部に1つ以上の連続サブキャリア(例えば、0から239まで増加順で願号付けられたサブキャリアを伴う240個の連続サブキャリア)を含むことができる。例えば、PSS/SSS521は、1個のOFDMシンボル、および127個のサブキャリアを占有し得る。例えば、PBCH516は、3個のOFDMシンボル、および240個のサブキャリアにまたがり得る。UEは、同じブロックインデックスを用いて送信された1つ以上のSS/PBCHブロックが、例えば、ドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、および空間Rxパラメータに関して、擬似的に同じ位置に配置され得ることを想定することができる。UEは、他のSS/PBCHブロック送信の場合、擬似的な同じ位置の配置を想定することはできない。SS/PBCHブロックの周期性は、無線ネットワーク(例えば、RRCシグナリングによる)によって構成され得、SS/PBCHブロックが送信され得る1つ以上の時間位置が、サブキャリア間隔によって決定され得る。一例において、無線ネットワークが、別のサブキャリア間隔を想定するようにUEを構成しない限り、UEは、SS/PBCHブロックの帯域固有のサブキャリア間隔を想定することができる。
一例において、ダウンリンクCSI−RS522を用いて、UEがチャネル状態情報を取得することができる。無線ネットワークは、ダウンリンクCSI−RS522の周期的、非周期的、および/または半永続的な送信をサポートすることができる。例えば、基地局は、ダウンリンクCSI−RS522の周期的な送信を用いてUEを準統計学的に構成および/または再構成することができる。構成されたCSI−RSリソースは、作動および/または停止し得る。半永続的な送信の場合、CSI−RSリソースの作動および/または停止は、動的にトリガされ得る。一例において、CSI−RS構成は、少なくともアンテナポート数を示す1つ以上のパラメータを含むことができる。例えば、基地局は、32個のポートを用いてUEを構成することができる。基地局は、1つ以上のCSI−RSリソースセットを用いてUEを準統計学的に構成することができる。1つ以上のCSI−RSリソースは、1つ以上のCSI−RSリソースセットから1つ以上のUEに割り当てられ得る。例えば、基地局は、CSI RSリソースマッピングを示す1つ以上のパラメータ、例えば、1つ以上のCSI−RSリソースの時間領域位置、CSI−RSリソースの帯域幅、および/または周期性を準統計学的に構成することができる。一例において、ダウンリンクCSI−RS522およびコアセットが空間的に擬似的に同じ位置に配置されている場合、UEは、ダウンリンクCSI−RS522および制御リソースセット(コアセット)に対して同じOFDMシンボルを使用するように構成され得、ダウンリンクCSI−RS522と関連付けられたリソースエレメントは、コアセットのために構成されたPRBの外側にある。一例において、ダウンリンクCSI−RS522およびSSB/PBCHが空間的に擬似的に同じ位置に配置されている場合、UEは、ダウンリンクCSI−RS522およびSSB/PBCHに対して同じOFDMシンボルを使用するように構成され得、ダウンリンクCSI−RS522と関連付けられたリソースエレメントは、SSB/PBCHのために構成されたPRBの外側にある。
一例において、UEは、チャネル推定のために、例えば、1つ以上のダウンリンク物理チャネル(例えば、PDSCH514)のコヒーレント復調を行うために、1つ以上のダウンリンクDM−RS523を基地局に送信することができる。例えば、無線ネットワークは、データ復調のための、1つ以上の可変および/または構成可能なDM−RSパターンをサポートすることができる。少なくとも1つのダウンリンクDM−RS構成は、先行DM−RSパターンをサポートすることができる。先行DM−RSは、1つ以上のOFDMシンボル(例えば、1つまたは2つの隣接OFDMシンボル)上にマッピングされ得る。基地局は、PDSCH514のための先行DM−RSシンボルの最大数を用いてUEを準統計学的に構成することができる。例えば、DM−RS構成は、1つ以上のDM−RSポートをサポートすることができる。例えば、シングルユーザ−MIMOの場合、DM−RS構成は、少なくとも8個の直交ダウンリンクDM−RSポートをサポートすることができる。例えば、マルチユーザ−MIMOの場合、DM−RS構成は、12個の直交ダウンリンクDM−RSポートをサポートすることができる。無線ネットワークは、例えば、少なくともCP−OFDMの場合、DLおよびULのための共通DM−RS構造をサポートすることができ、DM−RS位置、DM−RSパターン、および/またはスクランブリングシーケンスは、同じであっても、または異なっていてもよい。
一例において、ダウンリンクPT−RS524が存在するか否かは、RRC構成に依存し得る。例えば、ダウンリンクPT−RS524の存在は、UE固有に構成され得る。例えば、スケジュールされたリソース内のダウンリンクPT−RS524の存在および/またはパターンは、RRCシグナリング、および/または、DCIによって示され得る他の目的(例えば、MCS)のために用いられる1つ以上のパラメータとの関連付けとの組み合わせによってUE固有に構成され得る。ダウンリンクPT−RS524の動的存在は、それが構成される場合、少なくともMCSを含む1つ以上のDCIパラメータと関連付けられ得る。無線ネットワークは、時間/周波数領域において定義される複数のPT−RS密度をサポートすることができる。周波数領域密度は、それが存在する場合、スケジュールされた帯域幅の少なくとも1つの構成と関連付けられ得る。UEは、DMRSポートおよびPT−RSポートのための同じプリコーディングを想定し得る。PT−RSポート数は、スケジュールされたリソース内のDM−RSポート数よりも少ない場合がある。例えば、ダウンリンクPT−RS524は、UEのためのスケジュールされた時間/周波数持続時間内に制限され得る。
図6は、本開示の実施形態の態様に基づく、キャリアの例示的フレーム構造を描いている略図である。マルチキャリアOFDM通信システムでは、1つ以上のキャリアを含むことができ、例えば、キャリアアグリゲーションの場合には、1〜32個のキャリアに、またはデュアル接続の場合には、1〜64個のキャリアに及ぶ。異なる無線フレーム構造は、サポートされ得る(例えば、FDD方式の場合、およびTDD複信方式の場合)。図6は、例示的なフレーム構造を示す。ダウンリンクおよびアップリンク送信は、無線フレーム601内に構成され得る。この例では、無線フレーム持続時間は、10ミリ秒である。この例では、10ミリ秒の無線フレーム601は、1ミリ秒の持続時間を有する、10個の等しいサイズのサブフレーム602に分割され得る。サブフレーム(複数可)は、サブキャリア間隔および/またはCP長さに応じて、1つ以上のスロット(例えば、スロット603および605)を含むことができる。例えば、15kHz、30kHz、60kHz、120kHz、240kHz、および480kHzのサブキャリア間隔を有するサブフレームは、それぞれ、1個、2個、4個、8個、16個、および32個のスロットを含むことができる。図6では、サブフレームは、0.5ミリ秒の持続時間を有する、2個の等しいサイズのスロット603に分割され得る。例えば、10個のサブフレームは、ダウンリンク送信に利用可能であり得、10個のサブフレームは、10ミリ秒の時間間隔でのアップリンク送信に利用可能であり得る。アップリンクおよびダウンリンク送信は、周波数領域において分離され得る。スロット(複数可)は、複数のOFDMシンボル604を含むことができる。スロット605内のOFDMシンボル604の数は、サイクリックプレフィックス長さに依存し得る。例えば、1つのスロットは、通常のCPを有する、最大480kHzの同じサブキャリア間隔で14個のOFDMシンボルとすることができる。1つのスロットは、拡張されたCPを有する、60kHzの同じサブキャリア間隔で12個のOFDMシンボルとすることができる。1つのスロットは、ダウンリンク、アップリンク、または、ダウンリンク部分およびアップリンク部分、ならびに/または同様のものを含むことができる。
図7Aは、本開示の実施形態の態様に基づく、例示的なOFDMサブキャリアセットを描いている略図である。この例において、gNBは、例示的なチャネル帯域幅700を有するキャリアを有する無線デバイスと通信することができる。略図内の矢印(複数可)は、マルチキャリアOFDMシステム内のサブキャリアを示し得る。OFDMシステムは、OFDM技術、SC−FDMA技術、および/または同様のものなどの技術を用いることができる。一例において、矢印701は、情報シンボルを送信するサブキャリアを示す。一例において、キャリア内の2つの隣接するサブキャリア間のサブキャリア間隔702は、15KHz、30KHz、60KHz、120KHz、240KHz等のうちの任意の1つとすることができる。一例において、異なるサブキャリア間隔は、異なる送信数秘術に対応し得る。一例において、送信数秘術は、少なくとも数秘術インデックス、サブキャリア間隔の値、サイクリックプレフィックス(CP)のタイプを含むことができる。一例において、gNBは、キャリア内の多数のサブキャリア703上で、UEへ送信/UEから受信することができる。一例において、多数のサブキャリア703により占有される帯域幅(伝送帯域幅)は、ガードバンド704および705に起因して、キャリアのチャネル帯域幅700よりも小さくてもよい。一例において、ガードバンド704および705を用いて、1つ以上の近隣のキャリアへ/からの干渉を低減することができる。キャリア内のサブキャリア(伝送帯域幅)の数は、キャリアのチャネル帯域幅、およびサブキャリア間隔に依存し得る。例えば、20MHzチャネル帯域幅および15KHzサブキャリア間隔を有するキャリアの場合、伝送帯域幅は、1024個のサブキャリア数となり得る。
一例において、gNBおよび無線デバイスは、CAを用いて構成されると、複数のCCと通信することができる。一例において、異なるコンポーネントキャリアは、CAがサポートされている場合、異なる帯域幅および/またはサブキャリア間隔を有し得る。一例において、gNBは、第1のコンポーネントキャリア上のUEに第1のタイプのサービスを送信することができる。gNBは、第2のコンポーネントキャリア上のUEに第2のタイプのサービスを送信することができる。異なるタイプのサービスは、異なるサービス要件(例えば、データレート、待ち時間、信頼性)を有し得、これらは、異なるサブキャリア間隔および/または帯域幅を有する異なるコンポーネントキャリアを介した送信に好適となり得る。図7Bは、例示的な実施形態を示す。第1のコンポーネントキャリアは、第1のサブキャリア間隔709を有する第1の数のサブキャリア706を含むことができる。第2のコンポーネントキャリアは、第2のサブキャリア間隔710を有する第2の数のサブキャリア707を含むことができる。第3のコンポーネントキャリアは、第3のサブキャリア間隔711を有する第3の数のサブキャリア708を含むことができる。マルチキャリアOFDM通信システム内のキャリアは、連続キャリア、非連続キャリア、または連続キャリアおよび非連続キャリア両方の組み合わせとすることができる。
図8は、本開示の実施形態の態様に基づく、OFDM無線リソースを描いている略図である。一例において、キャリアは、伝送帯域幅801を有し得る。一例において、リソースグリッドは、周波数領域802および時間領域803の構造内にあり得る。一例において、リソースグリッドは、サブフレーム内の第1の数のOFDMシンボル、および第2の数のリソースブロックを含むことができ、伝送数秘術およびキャリアのために、上位層シグナリング(例えば、RRCシグナリング)によって示された共通リソースブロックから開始する。一例において、リソースグリッドでは、サブキャリアインデックスおよびシンボルインデックスにより識別されたリソースユニットは、リソースエレメント805であり得る。一例において、サブフレームは、キャリアと関連付けられた数秘術に応じて第1の数のOFDMシンボル807を含むことができる。例えば、キャリアの数秘術のサブキャリア間隔が15KHzである場合、サブフレームは、キャリアに対して14個のOFDMシンボルを有することができる。数秘術のサブキャリア間隔が30KHzである場合、サブフレームは、28個のOFDMシンボルを有することができる。数秘術のサブキャリア間隔が60KHzである場合、サブフレームは、56個のOFDMシンボルを有することができる。一例において、キャリアのリソースグリッド内に含まれる第2の数のリソースブロックは、キャリアの帯域幅および数秘術に依存し得る。
図8に示すように、リソースブロック806は、12個のサブキャリアを含むことができる。一例において、複数のリソースブロックは、リソースブロックグループ(RBG)804にグループ化され得る。一例において、RBGのサイズは、RBGサイズ構成を示すRRCメッセージ、キャリア帯域幅のサイズ、またはキャリアの帯域幅部分のうちの少なくとも1つに依存し得る。一例において、キャリアは、複数の帯域幅部分を含むことができる。キャリアの第1の帯域幅部分は、キャリアの第2の帯域幅部分とは異なる周波数位置および/または帯域幅を有することができる。
一例において、gNBは、ダウンリンクまたはアップリンクリソースブロック割り当てを含むダウンリンク制御情報を無線デバイスに送信することができる。基地局は、ダウンリンク制御情報および/またはRRCメッセージ(複数可)内のパラメータに従って、1つ以上のリソースブロックおよび1つ以上のスロットを介して、スケジュールおよび送信されたデータパケット(例えば、トランスポートブロック)を、無線デバイスに送信し、または無線デバイスから受信することができる。一例において、1つ以上のスロットの第1のスロットに対する開始シンボルが、無線デバイスに示され得る。一例において、gNBは、1つ以上のRBGおよび1つ以上のスロットにスケジュールされたデータパケットを、無線デバイスに送信し、または無線デバイスから受信することができる。
一例において、gNBは、1つ以上のPDCCHを介して無線デバイスにダウンリンク割り当てを含むダウンリンク制御情報を送信することができる。ダウンリンク割り当ては、少なくとも変調および符号化フォーマットを示すパラメータ、リソース割り当て、および/または、DL−SCHに関するHARQ情報を含むことができる。一例において、リソース割り当ては、リソースブロック割り当てのパラメータ、および/またはスロット割り当てを含むことができる。一例において、gNBは、1つ以上のPDCCH上のセル無線ネットワーク一時識別子(C−RNTI)を介して無線デバイスにリソースを動的に割り当てることができる。無線デバイスは、1つ以上のPDCCHをモニタして、無線デバイスのダウンリンク受信が可能であるときに可能な割り当てを見出すことができる。無線デバイスは、1つ以上のPDCCHを正常に検出する場合、1つ以上のPDCCHによりスケジュールされた1つ以上のPDSCH上に1つ以上のダウンリンクデータパッケージを受信することができる。
一例において、gNBは、無線デバイスへのダウンリンク送信のための構成スケジューリング(CS)リソースを割り当てることができる。gNBは、CSグラントの周期性を示す1つ以上のRRCメッセージを送信することができる。gNBは、CSリソースを作動させる構成スケジューリング−RNTI(CS−RNTI)にアドレス指定されたPDCCHを介してDCIを送信することができる。DCIは、ダウンリンクグラントがCSグラントであることを示すパラメータを含むことができる。CSグラントは、1つ以上のRRCメッセージにより定義された周期性に従って、停止されるまで、暗黙的に再使用され得る。
一例において、gNBは、1つ以上のPDCCHを介して無線デバイスにアップリンクグラントを含むダウンリンク制御情報を送信することができる。アップリンクグラントは、少なくとも変調および符号化フォーマットを示すパラメータ、リソース割り当て、および/または、UL−SCHに関するHARQ情報を含むことができる。一例において、リソース割り当ては、リソースブロック割り当てのパラメータ、および/またはスロット割り当てを含むことができる。一例において、gNBは、1つ以上のPDCCH上のC−RNTIを介して無線デバイスにリソースを動的に割り当てることができる。無線デバイスは、1つ以上のPDCCHをモニタして、可能なリソース割り当てを見出すことができる。無線デバイスは、1つ以上のPDCCHを正常に検出する場合、1つ以上のPDCCHによりスケジュールされた1つ以上のPUSCHを介して1つ以上のアップリンクデータパッケージを送信することができる。
一例において、gNBは、無線デバイスへのアップリンクデータ送信のためのCSリソースを割り当てることができる。gNBは、CSグラントの周期性を示す1つ以上のRRCメッセージを送信することができる。gNBは、CSリソースを作動させるCS−RNTIにアドレス指定されたPDCCHを介してDCIを送信することができる。DCIは、アップリンクグラントがCSグラントであることを示すパラメータを含むことができる。CSグラントは、1つ以上のRRCメッセージにより定義された周期性に従って、停止されるまで、暗黙的に再使用され得る。
一例において、基地局は、PDCCHを介してDCI/制御シグナリングを送信することができる。DCIは、複数のフォーマット中の1つのフォーマットを取得することができる。DCIは、ダウンリンクおよび/またはアップリンクスケジューリング情報(例えば、リソース割り当て情報、HARQ関連パラメータ、MCS)、CSIの要求(例えば、非周期的CQIレポート)、SRSの要求、1つ以上のセルに対するアップリンクパワー制御コマンド、1つ以上のタイミング情報(例えば、TB送信/受信タイミング、HARQフィードバックタイミング等)等を含むことができる。一例において、DCIは、1つ以上のトランスポートブロックのための送信パラメータを含むアップリンクグラントを示すことができる。一例において、DCIは、1つ以上のトランスポートブロックを受信するためのパラメータを示すダウンリンク割り当てを示すことができる。一例において、DCIは、基地局によって使用されて、無線デバイスにおいて競合なしランダムアクセスを開始することができる。一例において、基地局は、スロットフォーマットを通知するスロットフォーマットインジケータ(SFI)を含むDCIを送信することができる。一例において、基地局は、PRB(複数可)および/またはOFDMシンボル(複数可)を通知する先買い表示を含むDCIを送信することができ、そこでは、UEは、UEのための送信が意図されていないことを想定することができる。一例において、基地局は、PUCCHまたはPUSCHまたはSRSのグループパワー制御のためのDCIを送信することができる。一例において、DCIは、RNTIに対応することができる。一例において、無線デバイスは、初期アクセス(例えば、C−RNTI)を完了することに応答してRNTIを取得することができる。一例において、基地局は、無線のためのRNTI(例えば、CS−RNTI、TPC−CS−RNTI、TPC−PUCCH−RNTI、TPC−PUSCH−RNTI、TPC−SRS−RNTI)を構成することができる。一例において、無線デバイスは、RNTIを計算することができる(例えば、無線デバイスは、プリアンブルの送信のために使用されるリソースに基づいて、RA−RNTIを計算することができる)。一例において、RNTIは、事前に設定された値(例えば、P−RNTIまたはSI−RNTI)を有することができる。一例において、無線デバイスは、グループ共通検索空間をモニタすることができ、その空間は、基地局によって使用されてUEのグループのために意図されているDCIを送信する。一例において、グループ共通DCIは、UEのグループのために共通して構成されているRNTIに対応することができる。一例において、無線デバイスは、UE固有の検索空間をモニタすることができる。一例において、UE固有のDCIは、無線デバイスのために構成されたRNTIに対応することができる。
例示的な実施形態において、新無線ネットワークは、帯域幅適応(BA)をサポートすることができる。一例において、BAを用いるUEによって構成された受信および/または送信帯域幅は、大きくなくてもよい。例えば、受信および/または送信帯域幅は、セルの帯域幅ほど大きくなくてもよい。受信および/または送信帯域幅は、調節可能であってもよい。例えば、UEは、受信および/または送信帯域幅を変化させて、例えば、活動が少ない期間中には減らして節電することができる。例えば、UEは、周波数領域内の受信および/または送信帯域幅の位置を変化させ得、例えば、スケジューリングのフレキシブル性を高めることができる。例えば、UEは、サブキャリア間隔を変化させて、例えば、異なるサービスを可能にすることができる。
例示的な実施形態において、セルの全セル帯域幅のサブセットは、帯域幅部分(BWP)と呼ばれることがある。基地局は、1つ以上のBWPを用いてUEを構成してBAを達成することができる。例えば、基地局は、UEに対して、1つ以上の(構成された)BWPのどれが能動BWPであるかを示すことができる。
図9は、幅40MHzおよびサブキャリア間隔15kHzを有するBWP1(1010および1050)、幅10MHzおよびサブキャリア間隔15kHzを有するBWP2(1020および1040)、幅20MHzおよびサブキャリア間隔60kHzを有するBWP3 1030、で構成された3個のBWPの例示的な略図である。
一例において、UEは、1個のセルの中の1つ以上のBWP内で動作するように構成され、1個のセルにつき1つ以上の上位層(例えば、RRC層)、1個のセルにつき少なくとも1つのパラメータDL−BWPによるDL帯域幅内の、UE(DL BWPセット)による受信のための1つ以上のBWP(例えば、最大4つのBWP)のセット、および、1個のセルにつき少なくとも1つのパラメータUL−BWPによるUL帯域幅内の、UE(UL BWPセット)による受信のための1つ以上のBWP(例えば、最大4つのBWP)のセット、によって構成され得る。
PCellでのBAを可能にするため、基地局は、1つ以上のULおよびDL BWPペアを用いてUEを構成することができる。SCell(例えば、CAの場合)でのBAを可能にするため、基地局は、少なくとも1つ以上のDL BWPを用いてUEを構成することができる(例えば、ULには、何もない場合がある)。
一例において、初期能動DL BWPは、少なくとも1つの共通検索空間のための制御リソースセットに対して、連続PRBの位置および数、サブキャリア間隔、またはサイクリックプレフィックスのうちの少なくとも1つによって定義され得る。PCellでの動作のために、1つ以上の上位層パラメータは、ランダムアクセスプロシージャのための少なくとも1つの初期UL BWPを示すことができる。UEがプライマリセルでのセカンダリキャリアを用いて構成される場合、UEは、セカンダリキャリアでのランダムアクセスプロシージャのための初期BWPを用いて構成され得る。
一例において、ペアになっていないスペクトル動作の場合、UEは、DL BWPの場合の中心周波数がUL BWPの場合の中心周波数と同じであり得ることを予想し得る。
例えば、1つ以上のDL BWPまたは1つ以上のUL BWPのセット内の、それぞれのDL BWPまたはUL BWPの場合、基地局は、以下のうちの少なくとも1つを示す1つ以上のパラメータを用いてセルのためのUEを準統計学的に構成することができ、それらのパラメータは、サブキャリア間隔、サイクリックプレフィックス、連続PRBの数、1つ以上のDL BWPおよび/または1つ以上のUL BWPのセット内のインデックス、構成されたDL BWPおよびUL BWPのセットからの、DL BWPとUL BWPとの間のリンク、PDSCH受信タイミングに対するDCI検出、HARQ−ACK送信タイミング値に対するPDSCH受信、PUSCH送信タイミング値に対するDCI検出、帯域幅の第1のPRBに対する、DL帯域幅またはUL帯域幅のそれぞれの第1のPRBのオフセットである。
一例において、PCellでの1つ以上のDL BWPのセット内のDL BWPの場合、基地局は、共通検索空間および/または1つのUE固有の検索空間のうちの少なくとも1つのタイプに対する1つ以上の制御リソースセットを用いてUEを構成することができる。例えば、基地局は、能動DL BWPにおいて、PCell上の共通検索空間なしで、またはPSCell上で、UEを構成することはできない。
1つ以上のUL BWPのセット内にUL BWPがある場合、基地局は、1つ以上のPUCCH送信に対する1つ以上のリソースセットを用いてUEを構成することができる。
一例において、DCIがBWPインジケータフィールドを含む場合、BWPインジケータフィールド値は、1つ以上のDL受信に対して構成されたDL BWPセットからの能動DL BWPを示すことができる。DCIがBWPインジケータフィールドを含む場合、BWPインジケータフィールド値は、1つ以上のUL送信の場合に、構成されたUL BWPセットからの能動UL BWPを示すことができる。
一例において、PCellの場合、基地局は、構成されたDL BWP間のデフォルトDL BWPを用いてUEを準統計学的に構成することができる。UEがデフォルトDL BWPを提供されない場合、デフォルトBWPは、初期能動DL BWPとなり得る。
一例において、基地局は、PCellのタイマ値を用いてUEを構成することができる。例えば、UEが、ペアになっているスペクトル動作の場合に、デフォルトDL BWP以外の能動DL BWPを示すDCIを検出した場合、または、UEが、ペアになっていないスペクトル動作の場合に、デフォルトDL BWPまたはUL BWP以外の能動DL BWPまたはUL BWPを示すDCIを検出した場合、UEは、BWP停止タイマと呼ばれるタイマを開始することができる。UEが、ペアになっているスペクトル動作またはペアになっていないスペクトル動作の場合の期間の間にDCIを検出しない場合、UEは、第1の値の期間(例えば、第1の値が1ミリ秒または0.5ミリ秒であり得る)までタイマを進めることができる。一例において、タイマは、タイマがそのタイマ値に等しくなったときに、満了し得る。UEは、タイマが満了したときに、能動DL BWPからデフォルトDL BWPに切り替えることができる。
一例において、基地局は、1つ以上のBWPを用いてUEを準統計学的に構成することができる。UEは、第2のBWPを能動BWPとして示すDCIを受信することに応答して、および/または、BWP停止タイマの満了(例えば、第2のBWPがデフォルトBWPとなり得ること)に応答して、第1のBWPから第2のBWPに能動BWPを切り替えることができる。例えば、図9は、BWP1(1010および1050)、BWP2(1020および1040)、およびBWP3(1030)の3つのBWPが構成された例示的な略図である。BWP2(1020および1040)は、デフォルトBWPであってもよい。BWP1(1010)は、初期能動BWPであってもよい。一例において、UEは、BWP停止タイマの満了に応答して、BWP1 1010からBWP2 1020に能動BWPを切り替えることができる。例えば、UEは、BWP3 1030を能動BWPとして示すDCIを受信することに応答して、BWP2 1020からBWP3 1030に能動BWPを切り替えることができる。BWP3 1030からBWP2 1040に、および/またはBWP2 1040からBWP1 1050に能動BWPを切り替えることは、能動BWPを示すDCIを受信することに応答するものであり、かつ/またはBWP停止タイマの満了に応答するものであってもよい。
一例において、UEが、構成されたDL BWPおよびタイマ値の間にデフォルトDL BWPを用いてセカンダリセルのために構成される場合、セカンダリセルでのUEプロシージャは、セカンダリセルのタイマ値、およびセカンダリセルのデフォルトDL BWPを使用したプライマリセルと同じであってもよい。
一例において、基地局が、セカンダリセルまたはキャリア上で第1の能動DL BWPおよび第1の能動UL BWPを用いてUEを構成する場合、UEは、セカンダリセル上での表示されたDL BWP、および表示されたUL BWPを、セカンダリセルまたはキャリア上での、それぞれの第1の能動DL BWP、および第1の能動UL BWPとして採用することができる。
図10Aおよび図10Bは、マルチ接続(例えば、デュアル接続、マルチ接続、緊密な相互作用、および/または同様のもの)を使用するパケットフローを示す。図10Aは、実施形態の態様に基づく、CAおよび/またはマルチ接続を用いた無線デバイス110(例えば、UE)のプロトコル構造の例示的な略図である。図10Bは、実施形態の態様に基づく、CAおよび/またはマルチ接続を用いた複数の基地局のプロトコル構造の例示的な略図である。複数の基地局は、マスタノード、MN1130(例えば、マスタノード、マスタ基地局、マスタgNB、マスタeNB、および/または同様のもの)、およびセカンダリノード、SN1150(例えば、セカンダリノード、セカンダリ基地局、セカンダリgNB、セカンダリeNB、および/または同様のもの)を含むことができる。マスタノード1130およびセカンダリノード1150は、無線デバイス110と通信するように協働することができる。
マルチ接続が無線デバイス110に対して構成されている場合、無線デバイス110は、RRCが接続された状態で複数の受信/送信機能をサポートし得、複数の基地局の複数のスケジューラにより提供された無線リソースを利用するように構成され得る。複数の基地局は、非理想的または理想的なバックホール(例えば、Xnインターフェース、X2インターフェース、および/または同様のもの)を介して相互接続され得る。特定の無線デバイスに対するマルチ接続に必要とされる基地局は、2つの異なる役割のうちの少なくとも一方を実行し得、すなわち、基地局は、マスタ基地局として、またはセカンダリ基地局としてのどちらかの機能を果たすことができる。マルチ接続において、無線デバイスは、1つのマスタ基地局、および1つ以上のセカンダリ基地局に接続され得る。一例において、マスタ基地局(例えば、MN1130)は、無線デバイス(例えば、無線デバイス110)に対して、1つのプライマリセル、および/または1つ以上のセカンダリセルを含むマスタセルグループ(MCG)を提供し得る。セカンダリ基地局(例えば、SN1150)は、無線デバイス(例えば、無線デバイス110)に対して、1つのプライマリセカンダリセル(PSCell)、および/または1つ以上のセカンダリセルを含むセカンダリセルグループ(SCG)を提供し得る。
マルチ接続において、ベアラが使用する無線プロトコルアーキテクチャは、ベアラがどのように設定されるかに依存し得る。一例において、ベアラ設定オプションのうちの3つの異なるタイプ、すなわち、MCGベアラ、SCGベアラ、および/または分割ベアラがサポートされ得る。無線デバイスは、MCGの1つ以上のセルを介して、MCGベアラのパケットを受信/送信し得、かつ/または、SCGの1つ以上のセルを介して、SCGベアラのパケットを受信/送信することができる。マルチ接続はまた、セカンダリ基地局により提供される無線リソースを使用するように構成された少なくとも1つのベアラを有するものとして、説明することもできる。マルチ接続は、いくつかの例示的な実施形態においては、構成/実現されてもよく、またはされなくてもよい。
一例において、無線デバイス(例えば、無線デバイス110)は、SDAP層(例えば、SDAP1110)、PDCP層(例えば、NR PDCP1111)、RLC層(例えば、MN RLC1114)、およびMAC層(例えば、MN MAC1118)を介してMCGベアラのパケット、SDAP層(例えば、SDAP1110)、PDCP層(例えば、NR PDCP1112)、マスタまたはセカンダリRLC層(例えば、MN RLC1115、SN RLC1116)のうちの一方、および、マスタまたはセカンダリMAC層(例えば、MN MAC1118、SN MAC1119)のうちの一方を介して分割ベアラのパケット、および/またはSDAP層(例えば、SDAP1110)、PDCP層(例えば、NR PDCP1113)、RLC層(例えば、SN RLC1117)、およびMAC層(例えば、MN MAC1119)を介してSCGベアラのパケット、を送信および/または受信することができる。
一例において、マスタ基地局(例えば、MN1130)および/またはセカンダリ基地局(例えば、SN1150)は、マスタもしくはセカンダリノードSDAP層(例えば、SDAP1120、SDAP1140)、マスタもしくはセカンダリノードPDCP層(例えば、NR PDCP1121、NR PDCP1142)、マスタノードRLC層(例えば、MN RLC1124、MN RLC1125)、およびマスタノードMAC層(例えば、MN MAC1128)を介してMCGベアラのパケット、マスタもしくはセカンダリノードSDAP層(例えば、SDAP1120、SDAP1140)、マスタもしくはセカンダリノードPDCP層(例えば、NR PDCP1122、NR PDCP1143)、セカンダリノードRLC層(例えば、SN RLC1146、SN RLC1147)、およびセカンダリノードMAC層(例えば、SN MAC1148)を介してSCGベアラのパケット、マスタもしくはセカンダリノードSDAP層(例えば、SDAP1120、SDAP1140)、マスタもしくはセカンダリノードPDCP層(例えば、NR PDCP1123、NR PDCP1141)、マスタもしくはセカンダリノードRLC層(例えば、MN RLC1126、SN RLC1144、SN RLC1145、MN RLC1127)、および、マスタもしくはセカンダリノードMAC層(例えば、MN MAC1128、SN MAC1148)を介して、分割ベアラのパケットを送信/受信することができる。
マルチ接続において、無線デバイスは、複数のMACエンティティ、マスタ基地局に対する1つのMACエンティティ(例えば、MN MAC1118)、および、セカンダリ基地局に対する他のMACエンティティ(例えば、SN MAC1119)を構成することができる。マルチ接続において、無線デバイスに対するサービングセルの構成されたセットは、2つのサブセット、すなわち、マスタ基地局のサービングセルを含むMCG、およびセカンダリ基地局のサービングセルを含むSCGを含むことができる。SCGの場合、以下の構成のうちの1つ以上が、適用され得、すなわち、SCGのうちの少なくとも1つのセルが、構成されたUL CCを有し、プライマリセカンダリセル(SCGのうちのPSCell、PCell、または場合によっては、PCellと呼ばれる)と呼ばれるSCGの少なくとも1つのセルが、PUCCHリソースを用いて構成され、SCGが構成される場合には、少なくとも1つのSCGベアラまたは1つの分割ベアラが存在し得、PSCell上の物理層問題もしくはランダムアクセス問題、または、SCGと関連付けられて到着されたNR RLC再送信の数の検出時に、または、SCG追加もしくはSCG変更中のPSCellに関するアクセス問題の検出時に、RRC接続再確立プロシージャは、トリガされなくてもよく、SCGのセルに向かうUL送信は、停止されてもよく、マスタ基地局は、無線デバイスによってSCG故障タイプに関して通知されてもよく、分割ベアラの場合には、マスタ基地局にわたるDLデータ転送が、維持され得、NR RLC肯定モード(AM)ベアラは、分割ベアラのために構成され得、PCellおよび/またはPSCellは、停止されなくてもよく、PSCellは、SCG変更プロシージャを用いて(例えば、セキュリティキー変更およびRACHプロシージャを用いて)変更され得、かつ/または分割ベアラとSCGベアラとの間のベアラタイプ変更、またはSCGおよび分割ベアラの同時構成は、サポートされてもされなくてもよい。
マルチ接続の場合の、マスタ基地局とセカンダリ基地局との間の相互作用については、以下のうちの1つ以上が適用され得、マスタ基地局および/またはセカンダリ基地局は、無線デバイスのRRM測定構成を維持することができ、マスタ基地局は、(例えば、受信された測定レポート、トラフィック条件、および/またはベアラタイプに基づいて)セカンダリ基地局に、無線デバイスのための追加リソース(例えばサービングセル)を提供するように要求することを決定することができ、マスタ基地局からの要求を受信すると、セカンダリ基地局は、無線デバイスのための追加サービングセルの構成となり得るコンテナを創出/変更する(または、セカンダリ基地局がそのようにするための利用可能なリソースを有さないと判定する)ことができ、UE能力協調のため、マスタ基地局は、AS構成およびUE能力(の一部)をセカンダリ基地局に提供することができ、マスタ基地局およびセカンダリ基地局は、Xnメッセージを介して搬送されたRRCコンテナ(ノード間メッセージ)を使用することによって、UE構成についての情報を交換することができ、セカンダリ基地局は、セカンダリ基地局既存サービングセル(例えば、セカンダリ基地局に向かうPUCCH)の再構成を開始することができ、セカンダリ基地局は、どちらのセルがSCG内のPSCellであるかを判定することができ、マスタ基地局は、セカンダリ基地局により提供されたRRC構成の内容を変更してもしなくてもよく、SCG追加および/またはSCG SCell追加の場合には、マスタ基地局は、SCGセル(複数可)のための最近(または直近)の測定結果を提供することができ、マスタ基地局およびセカンダリ基地局は、OAMからの、および/もしくはXnインターフェースを介した、互いのSFNおよび/またはサブフレームオフセットの情報を受信することができる(例えば、DRX調整および/または測定ギャップの識別を目的として)。一例において、新しいSCG SCellを追加する場合には、SCGのPSCellのMIBから取得されたSFNを除き、専用RRCシグナリングが、CAについてのセルの要求されたシステム情報を送信するために使用され得る。
図11は、ランダムアクセスプロシージャの例示的な略図である。1つ以上のイベントが、ランダムアクセスプロシージャをトリガすることができる。例えば、1つ以上のイベントとは、以下のうちの少なくとも1つであり得、すなわち、RRC_IDLEからの初期アクセス、RRC接続再確立プロシージャ、ハンドオーバ、UL同期ステータスが同期されていないときのRRC_CONNECTEDの間中でのDLまたはULデータ到着、RRC_Inactiveからの遷移、および/または他のシステム情報の要求である。例えば、PDCCH命令、MACエンティティ、および/またはビーム障害表示により、ランダムアクセスプロシージャを開始させることができる。
例示的な実施形態において、ランダムアクセスプロシージャは、競合ベースランダムアクセスプロシージャおよび競合なしランダムアクセスプロシージャのうちの少なくとも1つであり得る。例えば、競合ベースランダムアクセスプロシージャは、1つ以上のMsg1 1220送信、1つ以上のMsg2 1230送信、1つ以上のMsg3 1240送信、および競合解決1250を含むことができる。例えば、競合なしランダムアクセスプロシージャは、1つ以上のMsg1 1220送信および1つ以上のMsg2 1230送信を含むことができる。
一例において、基地局は、1つ以上のビームを介して、UEに、RACH構成1210を送信(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、またはブロードキャスト)することができる。RACH構成1210は、以下のうちの少なくとも1つを示す1つ以上のパラメータを含むことができ、それらは、ランダムアクセスプリアンブルの送信のためのPRACHリソースの利用可能なセット、初期プリアンブルパワー(例えば、ランダムアクセスプリアンブル初期受信ターゲットパワー)、SSブロックの選択、および対応するPRACHリソースのためのRSRP閾値、パワーランピングファクタ(例えば、ランダムアクセスプリアンブルパワーランピングステップ)、ランダムアクセスプリアンブルインデックス、プリアンブル送信の最大数、プリアンブルグループAおよびグループB、ランダムアクセスプリアンブルのグループを決定するための閾値(例えば、メッセージサイズ)、システム情報要求の1つ以上のランダムアクセスプリアンブル、および対応するPRACHリソース(複数可)のセット、もしあれば、ビーム障害回復要求の1つ以上のランダムアクセスプリアンブル、および対応するPRACHリソース(複数可)のセット、もしあれば、RA応答(複数可)をモニタするための時間窓、ビーム障害回復要求での応答(複数可)をモニタするための時間窓、および/または競合解決タイマである。
一例において、Msg1 1220は、ランダムアクセスプリアンブルの1つ以上の送信であり得る。競合ベースランダムアクセスプロシージャの場合、UEは、RSRP閾値超のRSRPを有するSSブロックを選択することができる。ランダムアクセスプリアンブルグループBが存在する場合、UEは、可能性のあるMsg3 1240サイズに応じて、グループAまたはグループBから1つ以上のランダムアクセスプリアンブルを選択することができる。ランダムアクセスプリアンブルグループBが存在しない場合、UEは、グループAから1つ以上のランダムアクセスプリアンブルを選択することができる。UEは、選択されたグループと関連付けられた1つ以上のランダムアクセスプリアンブルからランダムアクセスプリアンブルインデックスをランダムに(例えば、等しい確率、または正規分布を使って)選択することができる。基地局が、ランダムアクセスプリアンブルとSSブロックとの間の関連付けを用いてUEを準統計学的に構成する場合、UEは、選択されたSSブロックおよび選択されたグループと関連付けられた1つ以上のランダムアクセスプリアンブルからランダムアクセスプリアンブルインデックスをランダムに、同様の確率を使って選択することができる。
例えば、UEは、下位層からのビーム障害表示に基づいて、競合なしランダムアクセスプロシージャを開始させることができる。例えば、基地局は、SSブロックおよび/またはCSI−RSのうちの少なくとも1つと関連付けられたビーム障害回復要求のための1つ以上の競合なしPRACHリソースを用いてUEを準統計学的に構成することができる。関連付けられたSSブロックの間で第1のRSRP閾値超のRSRPを有するSSブロックのうちの少なくとも1つ、または、関連付けられたCSI−RSの間で第2のRSRP閾値超のRSRPを有するCSI−RSのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、UEは、ビーム障害回復要求に対する1つ以上のランダムアクセスプリアンブルのセットから、選択されたSSブロックまたはCSI−RSに対応するランダムアクセスプリアンブルインデックスを選択することができる。
例えば、UEは、基地局から、競合なしランダムアクセスプロシージャのために、PDCCHまたはRRCを介して、ランダムアクセスプリアンブルインデックスを受信することができる。基地局が、SSブロックまたはCSI−RSと関連付けられた少なくとも1つの競合なしPRACHリソースを用いてUEを構成しない場合、UEは、ランダムアクセスプリアンブルインデックスを選択することができる。基地局が、SSブロックと関連付けられた1つ以上の競合なしPRACHリソースを用いてUEを構成し、かつ、関連付けられたSSブロックの中で第1のRSRP閾値超のRSRPを有する少なくとも1つのSSブロックが利用可能である場合、UEは、少なくとも1つのSSブロックを選択し、その少なくとも1つのSSブロックに対応するランダムアクセスプリアンブルを選択することができる。基地局が、CSI−RSと関連付けられた1つ以上の競合なしPRACHリソースを用いてUEを構成し、かつ、関連付けられたCSI−RSの中で第2のRSPR閾値超のRSRPを有する少なくとも1つのCSI−RSが利用可能である場合、UEは、少なくとも1つのCSI−RSを選択し、その少なくとも1つのCSI−RSに対応するランダムアクセスプリアンブルを選択することができる。
UEは、選択されたランダムアクセスプリアンブルを送信することによって、1つ以上のMsg1 1220送信を実行することができる。例えば、UEが、SSブロックを選択し、1つ以上のPRACH機会と1つ以上のSSブロックとの間の関連付けを用いて構成される場合、UEは、選択されたSSブロックに対応する1つ以上のPRACH機会からPRACH機会を決定することができる。例えば、UEが、CSI−RSを選択し、1つ以上のPRACH機会と1つ以上のCSI−RSとの間の関連付けを用いて構成される場合、UEは、選択されたCSI−RSに対応する1つ以上のPRACH機会からPRACH機会を決定することができる。UEは、基地局に、選択されたPRACH機会を介して、選択されたランダムアクセスプリアンブルを送信することができる。UEは、少なくとも初期プリアンブルパワーおよびパワーランピングファクタに基づいて、選択されたランダムアクセスプリアンブルの送信のための送信パワーを決定することができる。UEは、選択されたランダムアクセスプリアンブルが送信される選択されたPRACH機会と関連付けられたRA−RNTIを決定することができる。例えば、UEは、ビーム障害回復要求のためのRA−RNTIを決定しなくてもよい。UEは、少なくとも、第1のOFDMシンボルのインデックス、選択されたPRACH機会の第1のスロットのインデックス、および/またはMsg1 1220の送信のためのアップリンクキャリアインデックスに基づいて、RA−RNTIを決定することができる。
一例において、UEは、基地局から、ランダムアクセス応答、Msg2 1230を受信することができる。UEは、時間ウィンドウ(例えば、ra−ResponseWindow)を開始してランダムアクセス応答をモニタすることができる。ビーム障害回復要求の場合、基地局は、異なる時間ウィンドウ(例えば、bfr−ResponseWindow)を用いてUEを構成し、ビーム障害回復要求の応答をモニタすることができる。例えば、UEは、プリアンブル送信の終わりから、1つ以上のシンボルの固定持続時間後の最初のPDCCH機会の開始時に時間ウィンドウ(例えば、ra−ResponseWindowまたはbfr−ResponseWindow)を開始することができる。UEが、複数のプリアンブルを送信する場合、UEは、第1のプリアンブル送信の終わりから、1つ以上のシンボルの固定持続時間後の第1のPDCCH機会の開始時に時間ウィンドウを開始することができる。UEは、時間ウィンドウのタイマが実行している間、RA−RNTIにより識別された少なくとも1つのランダムアクセス応答、またはC−RNTIにより識別されたビーム障害回復要求への少なくとも1つの応答、に対するセルのPDCCHをモニタすることができる。
一例において、UEは、少なくとも1つのランダムアクセス応答が、UEにより送信されたランダムアクセスプリアンブルに対応するランダムアクセスプリアンブル識別子を含む場合、ランダムアクセス応答の受信を正常とみなし得る。UEは、ランダムアクセス応答の受信が正常である場合、競合なしランダムアクセスプロシージャは正常に完了したとみなし得る。競合なしランダムアクセスプロシージャが、ビーム障害回復要求のためにトリガされた場合、UEは、PDCCH送信がC−RNTIにアドレス指定されている場合に、競合なしランダムアクセスプロシージャが正常に完了したとみなし得る。一例において、少なくとも1つのランダムアクセス応答がランダムアクセスプリアンブル識別子を含む場合、UEは、ランダムアクセスプロシージャが正常に完了したとみなし得、上位層へのシステム情報要求に対する肯定応答の受信を示すことができる。UEが複数のプリアンブル送信を送った場合、UEは、対応するランダムアクセス応答の正常な受信に応答して、残ったプリアンブル(もし、あれば)を送信することを停止することができる。
一例において、UEは、ランダムアクセス応答(例えば、競合ベースランダムアクセスプロシージャの場合)の正常な受信に応答して、1つ以上のMsg3 1240送信を実行することができる。UEは、ランダムアクセス応答により示されたタイミングアドバンスドコマンドに基づいて、アップリンク送信タイミングを調節し得、ランダムアクセス応答により示されたアップリンクグラントに基づいて、1つ以上のトランスポートブロックを送信し得る。Msg3 1240のPUSCH送信のためのサブキャリア間隔は、少なくとも1つの上位層(例えば、RRC)パラメータによって提供され得る。UEは、PRACHを介してランダムアクセスプリアンブルを、また、同じセル上のPUSCHを介してMsg3 1240を、送信することができる。基地局は、システム情報ブロックを介して、Msg3 1240のPUSCH送信のためのUL BWPを示すことができる。UEは、Msg3 1240の再送信のためにHARQを使用することができる。
一例において、複数のUEは、同じプリアンブルを基地局に送信することによってMsg1 1220を実行し得、アイデンティティを含む同じランダムアクセス応答(例えば、TC−RNTI)を、基地局から受信することができる。競合解決1250は、UEが別のUEのアイデンティティを誤って使用しないことを確実にすることができる。例えば、競合解決1250は、PDCCH上のC−RNTI、または、DL−SCH上のUE競合解決アイデンティティに基づき得る。例えば、基地局がC−RNTIをUEに割り当てる場合、UEは、C−RNTIにアドレス指定されているPDCCH送信の受信に基づいて、競合解決1250を実行することができる。PDCCHでのC−RNTIの検出に応答して、UEは、競合解決1250が正常であるとみなし得、ランダムアクセスプロシージャが正常に完了したとみなし得る。UEが適正なC−RNTIを有さない場合、競合解決は、TC−RNTIを使用することによってアドレス指定され得る。例えば、MAC PDUが正常に復号化され、MAC PDUが、Msg3 1250に送信されたCCCH SDUに一致するUE競合解決アイデンティティMAC CEを含む場合、UEは、競合解決1250が正常であるとみなし得、ランダムアクセスプロシージャが正常に完了したとみなし得る。
図12は、実施形態の態様に基づく、MACエンティティのための例示的な構造である。一例において、無線デバイスは、マルチ接続モードで動作するように構成され得る。複数のRX/TXを有するRRC_CONNECTEDの無線デバイスは、複数の基地局内に設置された複数のスケジューラによって提供される無線リソースを利用するように構成され得る。この複数の基地局は、Xnインターフェースを介して非理想的または理想的なバックホールを介して接続され得る。一例において、複数の基地局内の各基地局は、マスタ基地局としての、またはセカンダリ基地局としての機能を果たすことができる。無線デバイスは、1つのマスタ基地局、および1つ以上のセカンダリ基地局に接続され得る。無線デバイスは、複数のMACエンティティ、例えば、マスタ基地局に対して1つのMACエンティティ、およびセカンダリ基地局(複数可)に対して1つ以上の他のMACエンティティを用いて構成され得る。一例において、無線デバイスのために構成されたサービングセルのセットは、2つのサブセット、すなわち、マスタ基地局のサービングセルを含むMCG、および、セカンダリ基地局(複数可)のサービングセルを含む1つ以上のSCGを含むことができる。図13は、MCGおよびSCGが無線デバイスのために構成されている場合の、MACエンティティの例示的な構造を示す。
一例において、SCG内の少なくとも1つのセルは、構成されたUL CCを有し得、少なくとも1つのセルのうちの1つのセルは、SCGのPSCellもしくはPCellと称され得、または、場合によっては、単にPCellと称され得る。PSCellは、PUCCHリソースを用いて構成され得る。一例において、SCGが構成される場合、少なくとも1つのSCGベアラ、または1つの分割ベアラが存在し得る。一例において、PSCellでの物理層問題もしくはランダムアクセス問題を検出することについて、または、SCGと関連付けられたRLC再送信の数に達したことについて、または、SCG追加もしくはSCG変更中にPSCellでのアクセス問題を検出することについて、RRC接続再確立プロシージャは、トリガされなくてもよく、SCGのセルに向かうUL送信は、中止されてもよく、マスタ基地局は、UEによってSCG障害のタイプに関して通知されてもよく、マスタ基地局を介するDLデータ転送は、維持されてもよい。
一例において、MACサブレイヤは、データ転送および無線リソース割り当てなどのサービスを上位層(例えば、1310または1320)に提供することができる。このMACサブレイヤは、複数のMACエンティティ(例えば1350および1360)を含むことができる。このMACサブレイヤは、データ転送サービスを論理チャネル上に提供することができる。様々な種類のデータ転送サービスに対応するため、複数のタイプの論理チャネルが定義され得る。論理チャネルは、特定のタイプの情報の転送をサポートすることができる。論理チャネルタイプは、どのタイプの情報(例えば、制御またはデータ)が転送されるかによって定義され得る。例えば、BCCH、PCCH、CCCH、およびDCCHは、制御チャネルであり得、DTCHは、トラフィックチャネルであり得る。一例において、第1のMACエンティティ(例えば1310)は、PCCH、BCCH、CCCH、DCCH、DTCH、およびMAC制御エレメント上でサービスを提供し得る。一例において、第2のMACエンティティ(例えば1320)は、BCCH、DCCH、DTCH、およびMAC制御エレメント上でサービスを提供し得る。
MACサブレイヤは、物理層(例えば1330または1340)から、データ転送サービス、HARQフィードバックのシグナリング、スケジューリング要求または測定値のシグナリング(例えば、CQI)などのサービスを推測することができる。一例において、デュアル接続では、2つのMACエンティティが、無線デバイスのために構成され得、すなわち、それらは、MCGに対する1つ、およびSCGに対する1つである。無線デバイスのMACエンティティは、複数のトランスポートチャネルを処理することができる。一例において、第1のMACエンティティは、MCGのPCCH、MCGの第1のBCH、MCGの1つ以上の第1のDL−SCH、MCGの1つ以上の第1のUL−SCH、およびMCGの1つ以上の第1のRACHを含む第1のトランスポートチャネルを処理することができる。一例において、第2のMACエンティティは、SCGの第2のBCH、SCGの1つ以上の第2のDL−SCH、SCGの1つ以上の第2のUL−SCH、およびSCGの1つ以上の第2のRACHを含む第2のトランスポートチャネルを処理することができる。
一例において、MACエンティティが1つ以上のSCellを用いて構成されている場合、複数のDL−SCHが存在し得、複数のUL−SCH、ならびにMACエンティティ毎に複数のRACHが存在し得る。一例において、各SpCellに、1つのDL−SCHおよびUL−SCHが存在し得る。一例において、各SCellに対して、1つのDL−SCH、ゼロまたは1つのUL−SCH、および、ゼロまたは1つのRACHが存在し得る。DL−SCHは、MACエンティティ内の別個の数秘術および/またはTTI持続時間を使用して受信をサポートすることができる。また、UL−SCHは、MACエンティティ内の別個の数秘術および/またはTTI持続時間を使用して送信をサポートすることができる。
一例において、MACサブレイヤは、別個の機能をサポートすることができ、制御(例えば1355または1365)エレメントを用いてこれらの機能を制御することができる。MACエンティティにより実行される機能は、論理チャネルとトランスポートチャネル(例えば、アップリンクまたはダウンリンクで)との間のマッピング、トランスポートチャネル(例えば、アップリンクで)上の物理層に送達されるべき、1つまたは別個の論理チャネルからトランスポートブロック(TB)へのMAC SDUの多重化(例えば、1352または1362)、トランスポートチャネル(例えば、ダウンリンクで)上の物理層から送達されるトランスポートブロック(TB)から1つまたは別個の論理チャネルへのMAC SDUの分割化(例えば1352または1362)、スケジューリング情報レポーティング(例えば、アップリンクで)、アップリンクまたはダウンリンク内のHARQを通じての誤り訂正(例えば、1363)、およびアップリンクでの論理チャネル優先度付け(例えば1351または1361)、を含むことができる。MACエンティティは、ランダムアクセスプロセス(例えば、1354または1364)を処理することができる。
図13は、1つ以上の基地局を含むRANアーキテクチャの例示的な略図である。一例において、プロトコルスタック(例えば、RRC、SDAP、PDCP、RLC、MAC、およびPHY)は、ノードにおいてサポートされ得る。基地局(例えば、120Aまたは120B)は、基地局中央ユニット(CU)(例えば、gNB−CU1420Aまたは1420B)、および、機能的な分割が構成されている場合の、少なくとも1つの基地局分散ユニット(DU)(例えば、gNB−DU1430A、1430B、1430C、または1430D)を含むことができる。基地局の上位プロトコル層は、基地局CU内に設置され得、基地局の下位層は、基地局DU内に設置され得る。基地局CUおよび基地局DUを接続するFlインターフェース(例えば、CU−DUインターフェース)は、理想的または非理想的バックホールであり得る。Fl−Cは、Flインターフェースを介して制御プレーン接続を提供し得、Fl−Uは、Flインターフェースを介してユーザプレーン接続を提供し得る。一例において、Xnインターフェースは、基地局CUの間に構成され得る。
一例において、基地局CUは、RRC機能、SDAP層、およびPDCP層を含むことができ、基地局DUは、RLC層、MAC層、およびPHY層を含むことができる。一例において、基地局CUと基地局DUとの間の様々な機能的分割オプションは、基地局CU内の上位プロトコル層(RAN機能)の様々な組み合わせ、および、基地局DU内の下位プロトコル層(RAN機能)の様々な組み合わせを設定することによって可能となり得る。機能的分割は、フレキシブル性をサポートし、サービス要件および/またはネットワーク環境に応じて、基地局CUと基地局DUとの間でプロトコル層を移動させることができる。
一例において、機能的分割オプションは、基地局毎、基地局CU毎、基地局DU毎、UE毎、ベアラ毎、スライス毎に構成され、または他の粒度を用いて構成され得る。基地局CU分割毎において、基地局CUは、固定分割オプションを有し得、基地局DUは、基地局CUの分割オプションに一致するように構成され得る。基地局DU分割毎において、基地局DUは、異なる分割オプションを用いて構成され得、基地局CUは、別個の基地局DUに対して別個の分割オプションを提供することができる。UE分割において、基地局(基地局CU、および少なくとも1つの基地局DU)は、別個の無線デバイスに対して別個の分割オプションを提供することができる。ベアラ分割毎において、別個の分割オプションが、別個のベアラに対して利用され得る。スライススプライス毎において、別個の分割オプションが、別個のスライスに対して適用され得る。
図14は、無線デバイスのRRC状態遷移を示す例示的な略図である。一例において、無線デバイスは、RRC接続状態(例えば、RRC接続1530、RRC_Connected)、RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル1510、RRC_Idle)、および/またはRRC停止状態(例えば、RRC停止1520、RRC_Inactive)の中の少なくとも1つのRRC状態にあり得る。一例において、RRC接続状態では、無線デバイスは、少なくとも1つの基地局(例えば、gNBおよび/またはeNB)との、少なくとも1つのRRC接続を有し得、それらの基地局は、無線デバイスのUEコンテキストを有し得る。UEコンテキスト(例えば、無線デバイスコンテキスト)は、アクセス層コンテキスト、1つ以上の無線リンク構成パラメータ、ベアラ(例えば、データ無線ベアラ(DRB)、シグナリング無線ベアラ(SRB)、論理チャネル、QoSフロー、PDUセッション、および/または同様のもの)構成情報、セキュリティ情報、PHY/MAC/RLC/PDCP/SDAP層構成情報、および/または、無線デバイスのための同様の構成情報、のうちの少なくとも1つを含むことができる。一例において、RRCアイドル状態では、無線デバイスは、基地局とのRRC接続を有さなくてもよく、無線デバイスのUEコンテキストは、基地局内に格納されなくてもよい。一例において、RRC停止状態では、無線デバイスは、基地局とのRRC接続を有さなくてもよい。無線デバイスのUEコンテキストは、基地局内に格納され得、その基地局は、アンカー基地局(例えば、最終サービング基地局)と称され得る。
一例において、無線デバイスは、両方法におけるRRCアイドル状態とRRC接続状態との間(例えば、接続解放1540もしくは接続確立1550、または接続再確立)、および/または、両方法におけるRRC停止状態とRRC接続状態との間(例えば、接続停止1570または接続再開1580)で、UE RRC状態に遷移することができる。一例において、無線デバイスは、RRC停止状態からRRCアイドル状態に、そのRRC状態を遷移することができる(例えば、接続解放1560)。
一例において、アンカー基地局は、無線デバイスがアンカー基地局のRAN通知エリア(RNA)にとどまる、かつ/または、無線デバイスがRRC停止状態にとどまるような時間帯の少なくともその間中、無線デバイスのUEコンテキスト(無線デバイスコンテキスト)を保持することができる基地局であり得る。一例において、アンカー基地局は、RRC停止状態にある無線デバイスが直近のRRC接続状態で最後に接続されている、または、無線デバイスがRNA更新プロシージャを内部で最後に実行した基地局であり得る。一例において、RNAは、1つ以上の基地局によって動作された1つ以上のセルを含むことができる。一例において、基地局は、1つ以上のRNAに属し得る。一例において、セルは、1つ以上のRNAに属し得る。
一例において、無線デバイスは、基地局において、RRC接続状態からRRC停止状態へのUE RRC状態に遷移することができる。無線デバイスは、基地局からRNA情報を受信することができる。RNA情報は、RNA識別子のうちの少なくとも1つ、RNAの1つ以上のセル、基地局識別子、基地局のIPアドレス、無線デバイスのASコンテキスト識別子、再開識別子、および/または同様のものを含むことができる。
一例において、アンカー基地局は、RNAの基地局にメッセージ(例えば、RANページングメッセージ)をブロードキャストしてRRC停止状態にある無線デバイスに到着させることができ、かつ/または、アンカー基地局からメッセージを受信する基地局は、それらの基地局のカバレッジエリア、セルカバレッジエリア、および/または、エアインターフェースを介してRNAと関連付けられたビームカバレッジエリア内の無線デバイスに、他のメッセージ(例えば、ページングメッセージ)をブロードキャストおよび/またはマルチキャストすることができる。
一例において、RRC停止状態にある無線デバイスが新しいRNA中に移動すると、無線デバイスは、RNA更新(RNAU)プロシージャを実行することができ、そのプロシージャは、無線デバイスおよび/またはUEコンテキスト検索プロシージャによりランダムアクセスプロシージャを実行することができる。UEコンテキスト検索は、基地局によって、無線デバイスから、ランダムアクセスプリアンブルを検索すること、および、基地局によって、以前のアンカー基地局から無線デバイスのUEコンテキストをフェッチすることを含むことができる。フェッチすることは、再開識別子を含む検索UEコンテキスト要求メッセージを、以前のアンカー基地局に送信すること、および、無線デバイスのUEコンテキストを含む検索UEコンテキスト応答メッセージを、以前のアンカー基地局から受信することを含むことができる。
例示的な実施形態において、RRC停止状態にある無線デバイスは、1つ以上のセル、1つのセルに対する少なくとも測定結果に基づいて、キャンプオンを選択することができ、そこでは、無線デバイスは、基地局からのRNAページングメッセージおよび/またはコアネットワークページングメッセージをモニタすることができる。一例において、RRC停止状態にある無線デバイスは、ランダムアクセスプロシージャを実行するためのセルを選択してRRC接続を再開し、かつ/または基地局に(例えば、ネットワークに)1つ以上のパケットを送信することができる。一例において、選択されたセルが、RRC停止状態にある無線デバイスのためのRNAとは異なるRNAに属する場合、無線デバイスは、ランダムアクセスプロシージャを開始してRNA更新プロシージャを実行することができる。一例において、RRC停止状態にある無線デバイスが、バッファ内に、ネットワークに送信するための1つ以上のパケットを有する場合、無線デバイスは、ランダムアクセスプロシージャを開始して、無線デバイスが選択するセルの基地局に1つ以上のパケットを送信することができる。ランダムアクセスプロシージャは、無線デバイスと基地局との間で、2つのメッセージ(例えば、2つのステージランダムアクセス)、および/または4つのメッセージ(例えば、4つのステージランダムアクセス)を用いて実行され得る。
例示的な実施形態において、RRC停止状態にある無線デバイスから1つ以上のアップリンクパケットを受信する基地局は、ASコンテキスト識別子、RNA識別子、基地局識別子、再開識別子、および/または、無線デバイスから受信されたセル識別子のうちの少なくとも1つに基づいて、無線デバイスのための検索UEコンテキスト要求メッセージを無線デバイスのアンカー基地局に送信することによって、無線デバイスのUEコンテキストを取り出すことができる。UEコンテキストをフェッチすることに応答して、基地局は、無線デバイスのための経路切り替え要求をコアネットワークエンティティ(例えば、AMF、MME、および/または同様のもの)に送信することができる。コアネットワークエンティティは、ユーザプレーンコアネットワークエンティティ(例えば、UPF、S−GW、および/または同様のもの)とRANノード(例えば、基地局)との間で、無線デバイスのために確立された1つ以上のベアラに対するダウンリンクトンネルエンドポイント識別子を更新することができ、例えば、ダウンリンクトンネルエンドポイント識別子をアンカー基地局のアドレスから基地局のアドレスに変更することができる。
gNBは、1つ以上の新しい無線技術を使用する無線ネットワークを介して無線デバイスと通信することができる。この1つ以上の無線技術は、物理層に関する複数の技術、媒体アクセス制御層に関する複数の技術、および/または無線リソース制御層に関する複数の技術、のうちの少なくとも1つを含むことができる。この1つ以上の無線技術を強化する例示的な実施形態は、無線ネットワークの性能を向上させることができる。例示的な実施形態は、システムスループット、または伝送データレートを高めることができる。例示的な実施形態は、無線デバイスのバッテリ消費を低減することができる。例示的な実施形態は、gNBと無線デバイスとの間のデータ送信の待ち時間を改善することができる。例示的な実施形態は、無線ネットワークのネットワークカバレッジを向上させることができる。例示的な実施形態は、無線ネットワークの伝送効率を向上させることができる。
一例において、基地局は、1つ以上の論理チャネル(例えば、無線デバイスによる)の、1つ以上の送信持続時間および/もしくは数秘術、ならびに/または送信時間間隔(TTI)、例えば、TTI持続時間および/またはセルへのマッピングを制御することができる。一例において、基地局は、複数の論理チャネル内の各論理チャネルの最大送信持続時間を構成することができる(例えば、RRCを使用して)。一例において、最大送信持続時間は、最大PUSCH持続時間に一致し得る。一例において、最大送信持続時間は、トランスポートブロックの最大持続時間に一致し得る。一例において、送信持続時間は、送信持続時間に対応するTTI持続時間以下とすることができる。一例において、論理チャネルのための構成パラメータは、最大送信持続時間および/または最大PUSCH持続時間および/または最大トランスポートブロック持続時間を示す情報エレメントを含むことができる。一例において、マッピングは、準静的(例えば、RRC構成を用いて)、動的(例えば、物理層および/またはMAC層シグナリングを使用して)、無線デバイスでの事前構成、ハード/ソフト分割等としてもよい。一例において、無線デバイスは、単一セルからの複数のTTIおよび/または数秘術をサポートすることができる。一例において、複数のTTIおよび/もしくは数秘術、ならびに/またはセルは、複数のMACエンティティによって処理され得る。一例において、複数のTTIおよび/もしくは数秘術、ならびに/またはセルは、グループ化され得(例えば、帯域、サービスの種類/QoS等)、TTI/数秘術/セルのグループは、MACエンティティによって処理され得る。一例において、複数のTTIおよび/もしくは数秘術、ならびに/またはセルは、単一MACエンティティによって処理され得る。
一例において、ネットワーク/gNBは、1つ以上の数秘術ならびに/またはTTI持続時間および/もしくは送信持続時間、ならびに/またはセルにマッピングされるべき無線ベアラを構成することができる。一例において、MACエンティティは、1つ以上の数秘術、ならびに/またはTTI持続時間および/もしくは送信持続時間、ならびに/またはセルをサポートすることができる。一例において、論理チャネルは、1つ以上の数秘術、ならびに/またはTTI持続時間および/もしくは送信持続時間、ならびに/またはセルにマッピングされ得る。一例において、1つ以上の論理チャネルは、数秘術、ならびに/またはTTI持続時間および/もしくは送信持続時間、ならびに/またはセルにマッピングされ得る。一例において、HARQエンティティは、1つ以上の数秘術、ならびに/またはTTI持続時間および/もしくは送信持続時間、ならびに/またはセルをサポートすることができる。
一例において、サービスは、1つ以上の要件(例えば、パワー消費、待ち時間、データレート、カバレッジ等)と関連付けられ得る。一例において、基地局は、無線デバイスを選択または構成して、1つ以上の要件が満たされるように、キャリアならびに/または数秘術および/もしくはTTI持続時間および/もしくは送信持続時間を選択または構成することができる。例えば、大量マシン間通信(mMTC)ベースアプリケーションは、モビリティの低いUEのために、強化されたネットワークカバレッジを必要とし得、拡張されたシンボル持続時間を有する6GHzサブバンドで展開され得る。一例において、高速モバイルブロードバンド(eMBB)ベースアプリケーションは、高速データレートを必要とし得、上記の6GHz帯で利用可能な広いスペクトルの利点を享受することができる。一例において、UEは、異なるサービスバーティカルを同時にサポートする複数のキャリアおよび/またはPHY数秘術を集約し得る。
LTEでは、半永続的なスケジューリング(SPS)が、SpCell(例えば、PCellおよびPSCell)に適用可能となり得る。一例において、SpCellは、停止されなくてもよい。一例において、SpCellは、無線リンク障害(RLF)プロシージャを管理し得、SPSのために安定したリンクを提供することができる。一例において、SpCellを使用してSPSをスケジュールすることは、クロスキャリアスケジューリング、DRX、および/またはキャリア作動/停止によりUEの複雑さを低減することができる。
一例において、様々なサービスは、様々なアプリケーションおよび要件をサポートするように考慮され得る。一例において、SPSは、複数のサービスバーティカルによってサポートされ得る。一例において、超高信頼低遅延通信(URLLC)ベースのアプリケーションは、頻繁に(例えば、シンボル毎、スロット毎、サブフレーム毎、または複数のサブフレーム)SPSリソースを使用してユーザプレーン待ち時間を低減することができる。一例において、eMBBは、HDビデオストリーミング、VoIP等のためのSPSサポートを必要とし得る。一例において、mMTCは、イベントの周期的なレポートのためにSPSを使用し得る。一例において、SPSは、様々なキャリア上で動作するサービスバーティカルのためにサポートされ得る。一例において、SPSは、1つ以上のキャリア上でサポートされ得る。一例において、SPSは、プライマリキャリア上でサポートされ得る。
LTEにおいて、BSR MAC CEは、1つ以上の論理チャネルグループ(LCG)の論理チャネルと関連付けられたバッファのサイズを含み得る。一例において、LTEでは、最大4つの論理チャネルグループが存在し得る。論理チャネルグループは、様々なデータ無線ベアラ(DRB)をQoSグループに分類するように使用され得る。
一例において、サービスバーティカルは、複数の論理チャネルと関連付けられ得る。一例において、LTE BSRメカニズムは、複数のMACエンティティが複数のバーティカルを考慮する場合、NRのために機能し得る。一例において、BSRメカニズムは、単一MACエンティティを使用して複数のサービスバーティカルを処理する場合のための機能強化を必要とし得る。一例において、サービスバーティカルは、1つ以上のQoSグループと関連付けられ得る。LCGのLTE範囲は、NR内の様々なサービスバーティカルに対するバッファステータスを示すには十分ではないことがある。
一例において、サービスバーティカルのためのBSRは、固有のリソース割り当てにマッピングされ得る。一例において、サービスバーティカルのためのBSRは、HARQエンティティにマッピングされ得る。一例において、ダウンリンクおよびアップリンクPDCPプロトコルデータユニット(PDU)のために、2つ以上の論理チャネルへのPDCP複製は、キャリアアグリゲーションのために使用され得、その結果、複製されたPDCP PDUは、様々なキャリアにわたって送出され得る。
一例において、数秘術は、周波数領域内のサブキャリア間隔に対応し得る。一例において、基本サブキャリア間隔に整数Nを乗じて変倍することによって、様々な数秘術がサポートされ得る。一例において、TTI持続時間は、1つの送信方向における時間領域内の多数の連続したシンボルに対応し得る。
様々なTTI持続時間は、様々なシンボル数(例えば、1つの送信方向におけるミニスロット、1つのスロット、またはいくつかのスロットに対応する)を使用する場合に定義され得る。一例において、1つの数秘術、および1つのTTI持続時間の組み合わせは、送信が物理層上でどのようになされ得るかを決定することができる。一例において、無線ベアラに対応する論理チャネルが、どの数秘術および/またはTTI持続時間にマッピングされ得るかは、RRCシグナリングを介して構成および再構成され得る。一例において、マッピングは、RLCには見ることができず、例えば、RLC構成は、数秘術および/またはTTI持続時間に依存しない論理チャネル毎とすることができる。一例において、ARQは、論理チャネルが構成されている数秘術および/またはTTI持続時間で動作し得る。一例において、単一MACエンティティは、1つまたは複数の数秘術および/またはTTI持続時間をサポートすることができる。一例において、論理チャネル優先度付けプロシージャは、1つ以上の数秘術および/またはTTI持続時間に対して1つの論理チャネル(LCH)のマッピングを考慮することができる。一例において、HARQは、複数の数秘術およびTTI持続時間を用いて動作し得る。一例において、TTIを上回る数秘術の特性は、MACには見える場合がある。
一例において、gNBにおけるMACは、ダウンリンクおよびアップリンクのための物理層リソースを割り当てる動的リソーススケジューラを含み得る。一例において、UEバッファステータス、ならびに、各UEおよび関連付けられた無線ベアラのQoS要件を考慮すると、スケジューラは、UE間でリソースを割り当てることができる。一例において、スケジューラは、gNBで行われ、かつ/またはUEによりレポートされる測定を通じて識別された、UEにおける無線条件を考慮するリソースを割り当てることができる。一例において、スケジューラは、TTI(例えば、1つのミニスロット、1つのスロット、または複数のスロット)の単位で無線リソースを割り当てることができる。リソース割り当ては、無線リソース(例えば、リソースブロック)で構成され得る。一例において、半永続的なスケジューリング(SPS)が、レポートされ得る。一例において、UEは、パディングBSR送出ではなく、バッファ内にデータが存在しない場合には、ULグラントをスキップし得る。一例において、UEは、スケジューリング(リソース割り当て)チャネルを受信することによってリソースを識別し得る。一例において、測定レポートは、スケジューラがアップリンクおよびダウンリンクの両方で動作することを可能にするように要求され得る。これらは、UE無線環境のトランスポート量および測定値を含み得る。一例において、アップリンクバッファステータスレポートは、QoSアウェアパケットスケジューリングにサポートを提供するために必要とされ得る。アップリンクバッファステータスレポートは、UE内の論理チャネルキューにバッファリングされているデータを参照することができる。eNBにおけるアップリンクパケットスケジューラは、MACレベルに位置され得る。アップリンクで使用されるバッファレポーティング方式は、様々なタイプのデータサービスをサポートするためにフレキシブル性を有し得る。アップリンクバッファレポートがUEからどれくらいの頻度で信号送信されるかに関する制約条件は、ネットワークによって指定され、オーバーヘッドがアップリンクのレポート送出を制限することができる。
一例において、アップリンクグラントをTTIおよび/または送信持続時間および/または数秘術および/またはセルに提供するため、UEは、アップリンクグラントが必要とされ、かつ、TTIおよび/または数秘術および/またはセルにマッピングされる論理チャネルの表示を提供し得る。一例において、基地局は、無線デバイスからのスケジューリング要求を受信した後に、デフォルトTTIおよび/または数秘術および/またはセルに対応するアップリンクグラントを提供し得る。一例において、NRスケジューリング要求メカニズムは、アップリンクグラントが必要とされる論理チャネルもしくはTTIおよび/または送信持続時間および/または数秘術を示すことができる。一例において、論理チャネルIDおよび/もしくは論理チャネルグループID、ならびに/または、TTIおよび/もしくまたは送信持続時間および/もしくは数秘術は、スケジューリング要求と一緒に、無線デバイスによって提供され得る。一例において、スケジューリング要求リソースは、所与のTTIおよび/もしくは送信持続時間および/もしくは数秘術、または1つ以上の(例えば、グループの)論理チャネルのためのものとすることができる。一例において、NRスケジューリング要求は、アップリンクグラントが必要とされるTTIおよび/または送信持続時間および/または数秘術を示すことができる。
一例において、無線リンク障害は、1つ以上のキャリアで起こり得る。一例において、無線リンク障害は、プライマリキャリアで起こり得、RLFによっては影響されない1つ以上の非プライマリキャリアは、1つ以上のプライマリキャリア動作/プロシージャを実行することができる。一例において、接続再確立プロシージャは、もしも利用可能であれば、セカンダリキャリアのうちの1つへの接続を再開することができる。
一例において、様々なTTIおよび/または送信持続時間が、NR(例えば、1つ以上のシンボル、1つ以上のミニスロット、1つ以上のスロット)に対して構成され得る。一例において、eMBBトラフィックは、URLLC送信によって先取りされ得る。一例において、gNB MACは、ダウンリンクおよびアップリンクのための物理層リソースを動的にスケジュールすることができる。UE、および関連付けられた無線ベアのトラフィック量およびQoS要件を考慮して、gNBスケジューラは、リソースを割り当てることができる。一例において、gNBスケジューラは、gNBで行われ、かつ/またはUEによりレポートされた測定値を通じて識別されたUEの無線条件を考慮したリソースを割り当てることができる。
一例において、無線リソース割り当ては、TTI(例えば、1つ以上のシンボル、1つ以上のミニスロット、1つ以上のスロット)に対して適正であり得る(または、それに対するリソースを示し得る)。一例において、無線リソース割り当ては、複数のTTIのためのリソースを示すことができる。このリソース割り当ては、無線リソース(例えば、リソースブロック)の表示を含むことができる。一例において、ダウンリンクでは、gNBは、待ち時間重要データに適合させる既存のリソース割り当てを先取りすることができる。一例において、UEは、スケジューリング(リソース割り当て)チャネルを受信することによって、リソースを識別することができる。一例において、測定レポートにより、スケジューラがアップリンクおよびダウンリンクで動作することができる。その測定は、UE無線環境のトランスポート量および測定値を含むことができる。
一例において、アップリンクバッファステータスレポートは、QoSアウェアパケットスケジューリングのためのサポートを提供することができる。一例において、アップリンクバッファステータスレポートは、UEの論理チャネルキューにバッファリングされているデータを参照することができる。一例において、gNBにおけるアップリンクパケットスケジューラは、MACレベルにおいて位置され得る。一例において、アップリンクで使用されるバッファステータスレポーティング方式は、様々なタイプのデータサービスをサポートするためにフレキシブル性を有し得る。一例において、アップリンクバッファレポートがUEからどれくらいの頻度で信号送信されるかに関する制約条件は、ネットワーク/gNBによってUEにおいて構成され、オーバーヘッドを制限することができる。
LTEでは、スケジューリング要求(SR)は、UEが適正なグラントを有さない場合、新しい送信のためのUL−SCHリソースを要求するために使用され得る。一例において、SRリソースがUEのために構成されない場合、UEは、ランダムアクセスプロシージャを起動してアップリンクのスケジューリンググラントを受信することができる。LTEでは、SRは、1ビット情報を含むことができ、UEがアップリンクグラントを必要としていることを示すことができる。一例において、1ビットSRの受信の場合、gNBは、どの論理チャネル(特定のQCIと関連付けられている)が、送信に利用可能なデータ、またはUEでの送信に利用可能なデータの量を有するかを知らなくてもよい。一例において、gNBは、グラントにおける数秘術および/または送信持続時間および/またはTTI持続時間を示すことができる。一例において、UEは、所望の数秘術および/または送信持続時間および/またはTTI持続時間をgNBに示すことができる。
一例において、SRおよび/またはBSRは、1つ以上の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループ(優先度および/またはバッファサイズ)および/または数秘術/TTI持続時間/送信持続時間のUEバッファステータスをレポートすることができる。一例において、SRは、利用可能なデータを有するLCGのタイプ、および/またはLCGと関連付けられた利用可能なデータの量を示すことができる。一例において、UEでグラントを必要とするLCGと関連付けられた利用可能なデータの量を示すことによって、gNBは、好ましい数秘術/TTI持続時間/送信持続時間に好適なグラントサイズを、UEに提供することができる。一例において、BSRグラント割り当てによって引き起こされた遅延を回避するため、SRを送出しないBSRグラントなし送信がサポートされ得る。
一例において、グラントなし送信メカニズムは、URLLCなどの遅延重要使用ケースの場合に使用され得る。一例において、UE固有リソース割り当ては、BSR送信の場合に使用され得る。一例において、グラントなし送信がサポートされている場合、無線デバイスは、論理チャネル毎、および/もしくは論理チャネルグループ毎、ならびに/または短いBSR毎にBSRを送信することができる。一例において、高い優先度トラフィックの場合のバッファステータスレポートは、グラントなしチャネルを使用して送信され得る。一例において、UE毎に割り当てられたグラントなしリソースは、BSRの送信のみのために使用され得る。一例において、UE毎に割り当てられたグラントなしリソースは、BSRおよびデータの送信のみのために使用され得る。一例において、グラントなしリソースは、送信待ち状態のBSRが存在しない場合、データの送信に利用され得る。
LTEでは、UEは、既存のデータよりも高い優先度を有するバッファに利用可能な新しいデータが存在する場合、BSRを送信することができるが、これに対して、新しいデータが既存のデータと同じ、またはより低い優先度を有する場合、UEがBSRを送信することが許可されないことがある。これにより、UEとgNBとの間の情報ミスマッチを引き起こし得、UEがその送信バッファを空にすることができるまで長い不要なスケジューリング遅延をもたらす。
一例において、UEは、新しいデータがその優先度に関係なくなったとき、BSRを送信することができる。一例において、gNBは、新しいデータがその優先度にかかわらず利用可能になったとき、BSRを送信するようにUEを構成することができる。
LTEにおける例示的なアップリンクスケジューリングプロシージャが、図15に示されている。一例において、スケジューリング要求(SR)は、新しい送信のためのUL−SCHリソースを要求するために使用され得る。一例において、通常のバッファステータスレポート(BSR)がトリガされ、かつ、UEが少なくともその通常のBSRに対して送信するためのリソースを有さない場合に、SRは、トリガされ得る。一例において、通常のBSRは、データがアップリンクで送信利用可能になったとき、トリガされ得る。
一例において、LTEでは、SRは、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上で送信され得、1ビットを用いて構成されて制御チャネルオーバーヘッドを節約することができる。SRを使用して、UEの論理チャネルと関連付けられた1つ以上のバッファ内に新しいデータが存在することをeNBに通知することができる。eNBは、いくつかのリソースをスケジュールすることができ、SRが受信された後に、アップリンクグラントとしてダウンリンク制御情報(DCI)でUEに示すことができる。UEは、論理チャネルバッファが空でない場合に、アップリンクグラント上のBSRを送信することができ、eNBは、新しいリソースを用いてUEをスケジュールすることができる。
一例において、NRは、eMBB、URLLC等などの様々なサービス要件をサポートすることができる。アップリンクデータは、重要な遅延要件(例えば、URLLC)を有することができる。一例において、gNBは、そのような効率的なスケジューリングの要件を知る必要があり得、その理由は、eMBBおよびURLLCが様々な物理層スケジューリングプロシージャおよびチャネル構造を有することができるからである。
一例において、マルチビットスケジューリング要求(SR)は、無線デバイスのために構成され得る。一例において、UE固有のSRサイズ、および/またはリソースが、構成され得る。一例において、様々なUEが、様々なQoS要件を有するサービスを有し得る。一例において、1つ以上のサービス(例えば、eMBBなどの高速データレートを有する)に対して、SRおよびBSRの組み合わせが使用され得る。一例において、遅延重要サービスおよび小さいパケットを有するUEは、マルチビットSRを用いて構成され、バッファサイズを示すことができる。ネットワーク/gNBは、適切なサイズを有するグラントをスケジュールすることができ、その結果、すべてのデータが、1ラウンドのシグナリングで送信され得る。一例において、マッピングは、UEにより要求された、SRのサイズとサービスのタイプとの間で構成され得る。一例において、SRおよび/もしくはBSR、ならびに/またはSRおよびBSRの組み合わせを使用して、ネットワーク/gNBは、UEが要求するサービスに好適なTTI送信持続時間/数秘術を割り当てることができる。一例において、サービスのタイプによっては、SRの異なるある値が、そのサービスの異なるバッファサイズを示してもよい。
一例において、ネットワーク/gNBは、RRC構成および/または動的シグナリング(例えば、PHYおよび/またはMACシグナリング)を使用して、BSRおよび/またはSR(例えば、1ビットSRまたはマルチビットSR)を可能/不可能にすることができる。一例において、BSRに対するトリガ条件は、ネットワーク/gNBがUEにおいてSR(例えば、マルチビットSR)を可能にしたか否かに応じて、変更することができる。一例において、マルチビットSRが構成されている場合、BSRは、使用不可とされ得、またはトリガ条件が、変更し得る。
一例において、BSRのグラントなし送信が、構成され得る。一例において、ネットワーク/gNBは、グラントなしBSRを送信するためのリソースを事前構成され得る。
一例において、SRは、複数のビットを含むことができる。一例において、SRは、UEがグラントを必要とし得るための1つ以上の論理チャネル、および/もしくは論理チャネルグループ、ならびに/またはTTI/送信持続時間/数秘術についての情報を提供することができる。一例において、マルチビットSRは、利用可能なデータを有するタイプのLCG、および/またはLCGと関連付けられた利用可能なデータの量を示すことができる。一例において、SRリソースの周期性は、高速スケジューリングをサポートするURLLCデータの場合に、より短くすることができる。一例において、SRリソースは、アプリケーションタイプ固有とすることができ、かつ/または、SRの送信(例えば、SRリソース)は、UEが予測しているグラントのタイプ(例えば、TTI/数秘術)を示すことができる。
一例において、LTEでは、通常のBSRは、新しいデータが利用可能になったときに、トリガされ得、そのデータは、任意のLCGに属しかつデータがすでに送信に利用可能である論理チャネルの優先度よりも高い優先度を有する論理チャネルに属するか、または、LCGに属する任意の論理チャネルの送信に利用可能なデータが存在しないかのどちらかである。一例において、LTEでは、UEは、新しいデータが既存のデータと同じ優先度か、またはそれより低い優先度を有する場合に、BSRをトリガしなくてもよい。
一例において、LTEでは、BSR MAC制御エレメントは、1つのLCG IDフィールドおよび1つの対応するバッファサイズフィールドを有する短い/切り捨てられたBSRフォーマット、ならびに、4つのLCG IDおよび対応するバッファサイズフィールドを有する長いBSRフォーマットを含むことができる。一例において、論理チャネルは、1つ以上の判定基準(例えば、UE能力、サービス要件、QoS、…)に基づいて、数秘術/TTI持続時間にマッピングされ得る。
一例において、グラントなしアップリンクリソースは、UEのために専用であり得る。一例において、専用グラントなしリソースがUEに割り当てられ、グラントなしリソースが、待ち時間要件を満足するために十分頻度/密度が高い場合に、UEは、SRがデータおよびBSRのためのリソースを要求することを必要としなくてもよい。一例において、UEに割り当てられたグラントなしリソースは、競合ベースであり得る。一例において、UEに割り当てられたグラントなしリソースは、URLLCの超低待ち時間要件を満たすのに十分に密度が高くない場合がある。一例において、UEは、URLLCをサポートするためのSRプロシージャを必要とし得る。一例において、SRは、UEでデータ待ち状態についての情報を示すことができる。
一例において、gNBは、UEにおいて、論理チャネルを1つ以上の論理チャネルグループ(LCG)にグループ化することができ、かつ、UEは、1つ以上のLCGのバッファステータスをレポートすることができる。一例において、UEは、論理チャネル毎にバッファステータスをレポートすることができる。一例において、gNBは、UEにおいて、論理チャネルを1つ以上の論理チャネルグループ(LCG)にグループ化することができる。UEは、1つ以上のLCG、および/または1つ以上の論理チャネル(例えば、URLLC論理チャネル)のバッファステータスをレポートすることができる。
一例において、gNBは、1つ以上の論理チャネルと、1つ以上の数秘術および/またはTTI持続時間および/または送信持続時間との間のマッピングを示すことができる。一例において、1つ以上の論理チャネルは、数秘術および/またはTTI持続時間および/または送信持続時間にマッピングされ得る。一例において、UEは、数秘術/TTI持続時間/送信持続時間毎にバッファステータスをレポートすることができる。
一例において、NRでは、UEは、論理チャネルのサブセットからMAC PDUにデータを多重化することができる(例えば、QoSのより良好なサポートのために)。一例において、1つのMAC PDUは、1つ以上の論理チャネルからのデータ(例えば、同じQoSを有する)で構成することができる。一例において、gNBは、LCG内に1つの論理チャネルのみを含むことができる。一例において、同じQoSを有する論理チャネルのみが、1つのLCGにグループ化され得る。一例において、NRでは、BSRは、細かい粒度を有するスケジューリング、例えば、論理チャネル毎、またはQoS毎のスケジューリングをサポートすることができる。
一例において、UEは、バッファステータスをレポートする場合、PDCPデータ量およびRLCデータ量を別々にレポートすることができる。PDCPデータ量を別々に有することによって、スケジューラ、例えば、eNB/gNBは、スケジューリングPDCPデータに一般原則を有することによる緊密な協調をせずに、アップリンクリソースを割り当てることができる。一例において、PDCPデータ量を別々にレポートすることは、マルチ分割ベアラの場合に有利であり得る。例えば、マルチ分割ベアラの場合、いくつかのeNB/gNBは、リソースの浪費を回避するため、マルチ分割ベアラを主に供給することができる。この場合、PDCPデータ量をいくつかのeNB/gNBにのみレポートすることは、調整努力を低減し得る。
一例において、論理チャネルは、1つ以上の数秘術および/またはTTI持続時間/送信持続時間にマッピングされ得る。一例において、ARQは、論理チャネル(LCH)がマッピングされ得る数秘術および/またはTTI持続時間に関して実行され得る。一例において、RLC構成は、数秘術/TTI長さに依存することなく、論理チャネル毎とすることができる。一例において、論理チャネルの数秘術/TTI長さへのマッピングは、RRC再構成を介して再構成され得る。一例において、HARQ再送信は、様々な数秘術および/またはTTI持続時間にわたって実行され得る。一例において、HARQ構成は、数秘術/TTI持続時間固有であり得る。
一例において、MACエンティティは、1つ以上の数秘術/TTI持続時間/送信持続時間をサポートすることができる。一例において、論理チャネル優先度付け(LCP)では、1つ以上の数秘術/TTI持続時間への論理チャネルのマッピングが考えられる。一例において、NRでは、第1のBSRフォーマットは、URLLCサービスと関連付けられてもよく、第2のBSRフォーマットは、eMBBまたはmMTCサービスと関連付けられてもよい。一例において、第1のSRフォーマットは、より大きいグラントサイズ要求と関連付けられてもよく、第2のSRフォーマットは、より小さいグラントサイズ要求のために使用されてもよい。一例において、BSRは、LCGおよび/またはLCの選択数をgNBにレポートすることをサポートすることができる。一例において、NRは、動的スケジューリング、半永続的なスケジューリング、およびグラントのないアップリンク送信をサポートすることができる。一例において、スケジューリング機能は、UEの様々な数秘術に対応するリソース間の動的および準静的切り替えをサポートすることができる。
一例において、無線デバイスは、1つ以上の基地局(例えば、1つ以上のNR gNB、および/または1つ以上のLTE eNB、および/または1つ以上のeLTE eNB等)から、1つ以上の無線リソース構成(RRC)メッセージを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。一例において、1つ以上のメッセージは、複数の論理チャネルのための構成パラメータを含むことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、複数の論理チャネルの各々ための論理チャネル識別子を含むことができる。一例において、論理チャネル識別子は、複数の論理チャネル識別子のうちの1つであり得る。一例において、複数の論理チャネル識別子は、事前構成され得る。一例において、論理チャネル識別子は、複数の連続した整数のうちの1つであり得る。
一例において、無線デバイスに対して構成された複数の論理チャネルは、1つ以上のベアラに対応し得る。一例において、ベアラと論理チャネルとの間には、1対1のマッピング/対応関係が存在し得る。一例において、1つ以上のベアラと1つ以上の論理チャネルとの間には、1対多のマッピング/対応関係が存在し得る。一例において、ベアラは、複数の論理チャネルにマッピングされ得る。一例において、ベアラに対応するパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)エンティティからのデータは、複製され、複数の無線リンク制御(RLC)エンティティおよび/または論理チャネルにマッピングされ得る。一例において、複数の論理チャネルのスケジューリングは、単一媒体アクセス制御(MAC)エンティティによって実行され得る。一例において、複数の論理チャネルのスケジューリングは、2つ以上のMACエンティティによって実行され得る。一例において、論理チャネルは、複数のMACエンティティのうちの1つによってスケジュールされ得る。一例において、1つ以上のベアラは、1つ以上のデータ無線ベアラを含むことができる。一例において、1つ以上のベアラは、1つ以上のシグナリング無線ベアラを含むことができる。一例において、1つ以上のベアラは、1つ以上のアプリケーション、および/またはサービス品質(QoS)要件に対応することができる。一例において、1つ以上のベアラは、超高信頼低遅延通信(URLLC)アプリケーションおよび/または高速大容量(eMBB)アプリケーションおよび/または大量マシン間通信(mMTC)アプリケーションに対応することができる。
一例において、複数の論理チャネルのうちの第1の論理チャネルは、複数の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術のうちの1つ以上にマッピングされ得る。一例において、論理チャネルは、複数のTTI/送信持続時間/数秘術のうちの1つ以上にマッピングされない場合がある。一例において、URLLCベアラに対応する論理チャネルは、1つ以上の第1のTTI/送信持続時間にマッピングされ得、eMBBアプリケーションに対応する論理は、1つ以上の第2のTTI/送信持続時間にマッピングされ得、1つ以上の第1のTTI/送信持続時間は、1つ以上の第2のTTI/送信持続時間よりも短い持続時間を有し得る。一例において、複数のTTI/送信持続時間/数秘術は、無線デバイスにおいて事前構成され得る。一例において、1つ以上のメッセージは、複数のTTI/送信持続時間/数秘術の構成パラメータを含むことができる。一例において、基地局は、グラントを無線デバイスに送信することができ、そのグラントは、無線デバイスがデータを送信し得るセルおよび/またはTTI/送信持続時間/数秘術の表示を含む。一例において、グラントの第1のフィールドは、セルを示し、グラントの第2のフィールドは、TTI/送信持続時間/数秘術を示すことができる。一例において、グラント内のフィールドは、セル、およびTTI/送信持続時間/数秘術の両方を示すことができる。
一例において、1つ以上のメッセージは、複数の論理チャネルのうちの1つ以上のための論理チャネルグループ識別子を含むことができる。一例において、複数の論理チャネルの1つ以上は、論理チャネルグループ識別子nが割り当てられ得、例えば、0≦n≦N(例えば、N=3、または5、または7、または11、または15等)である。一例において、論理チャネルグループ識別子を有する複数の論理チャネルのうちの1つ以上は、同じ1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされ得る。一例において、論理チャネルグループ識別子を有する複数の論理チャネルのうちの1つ以上は、同じ1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術にのみマッピングされ得る。一例において、複数の論理チャネルのうちの1つ以上は、同じアプリケーションおよび/またはQoS要件に対応し得る。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルは、論理チャネル識別子(複数可)および論理チャネルグループ識別子(複数可)を割り当てられ得、1つ以上の第2の論理チャネルは、論理チャネル識別子(複数可)を割り当てられ得る。一例において、論理チャネルグループは、1つの論理チャネルで構成され得る。
一例において、1つ以上のメッセージは、複数の論理チャネルと複数のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピング、および/またはセルを示す1つ以上の第1のフィールドを含むことができる。一例において、1つ以上の第1のフィールドは、論理チャネルが、第1の値よりも短いかまたは等しい1つ以上の第1のTTI/送信持続時間にマッピングされていることを示す第1の値を含むことができる。一例において、1つ以上の第1のフィールドは、論理チャネルが、第2の値よりも長いかまたは等しい1つ以上の第2のTTI/送信持続時間にマッピングされていることを示す第2の値を含むことができる。一例において、1つ以上の第1のフィールドは、論理チャネルがマッピングされている1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術、および/またはセルを含み、かつ/または示すことができる。一例において、そのマッピングは、1つ以上のビットマッピングを使用して示され得る。一例において、論理チャネルと関連付けられたビットマップの値が1である場合、論理チャネルは、対応するTTI/送信持続時間/数秘術、および/またはセルにマッピングされていることを示すことができる。一例において、論理チャネルと関連付けられたビットマップの値がゼロである場合、論理チャネルは、対応するTTI/送信持続時間/数秘術、および/またはセルにマッピングされていないことを示すことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、複数の論理チャネルのための構成パラメータを含むことができる。一例において、論理チャネルのための構成パラメータは、論理チャネルに関係付けられたビットマップを含むことができ、そのビットマップは、論理チャネルと複数のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピング、および/またはセルを示す。
一例において、第1の論理チャネルは、少なくとも第1の論理チャネル優先度を割り当てられ得る。一例において、第1の論理チャネルは、1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術に関して1つ以上の論理チャネル優先度を割り当てられ得る。一例において、第1の論理チャネルは、複数のTTI/送信持続時間/数秘術の各々に関する論理チャネル優先度を割り当てられ得る。一例において、論理チャネルは、複数のTTI/送信持続時間/数秘術のうちの1つ以上の各々に関する論理チャネル優先度を割り当てられ得る。一例において、論理チャネルは、1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術の各々に関する論理チャネル優先度を割り当てられ得、その論理チャネルは、1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術の各々に関してマッピングされている。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術に関する論理チャネルの優先度を示す1つ以上の第2のフィールドを含むことができる。一例において、1つ以上の第2のフィールドは、1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術に関する論理チャネルの優先度を示す1つ以上のシーケンスを含むことができる。一例において、1つ以上の第2のフィールドは、複数の論理チャネルに対する複数のシーケンスを含むことができる。論理チャネルに対応するシーケンスは、複数のTTI/送信持続時間/数秘術/セル、または、複数のTTI/送信持続時間/数秘術/セルのうちの1つ以上に関する論理チャネルの優先度を示すことができる。一例において、優先度は、論理チャネルと1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピングを示すことができる。一例において、TTI/数秘術に関する所与の値(例えば、ゼロ、またはマイナス無限大または負の値)を有する論理チャネルの優先度は、論理チャネルがTTI/数秘術にマッピングされていないことを示すことができる。一例において、シーケンスのサイズは、可変であり得る。一例において、論理チャネルと関連付けられたシーケンスのサイズは、論理チャネルがマッピングされているTTI/送信持続時間/数秘術の数であり得る。一例において、シーケンスのサイズは、例えば、TTI/送信持続時間/数秘術/セルの数に固定され得る。
無線デバイスのバッファステータスレポートは、無線デバイスの効率的なスケジューリング、ならびに強化されたエアインターフェースのスループット、遅延、および性能のために情報を基地局に提供する。無線デバイスは、アップリンクグラント、および待ち状態のバッファステータスレポートを有する無線デバイスに応答して、バッファステータスレポート基地局に送信する。無線デバイスは、1つ以上のイベントに応答して、バッファステータスレポートをトリガする。例えば、LTEでは、データが論理チャネルに到着し、論理チャネルが利用可能なデータを有する他の論理チャネルよりも高い優先度を有する場合、バッファステータスレポートがトリガされる。一例において、新しい無線(NR)の無線アクセス技術では、論理チャネルは、複数のTTI/送信持続時間/数秘術師/セルにマッピングされ得、少なくとも1つの論理チャネル優先度を有し得る。一例において、論理チャネルは、複数の論理チャネル優先度(例えば、複数のTTI/送信持続時間/数秘術/セルに関する)を有し得る。既存のBSRトリガリングメカニズムは、BSRが必要とされる場合、いくつかの例示的なシナリオではBSRをトリガしなくてもよく、かつ/または、結果として、いくつかの他のシナリオでは、BSR送信の過度なトリガリングをもたらし得る。効率的なバッファステータスレポーティングプロシージャは、無線デバイスがタイムリーな方法でかつ適切なグラント(例えば、適切なサイズ、TTI/送信持続時間/数秘術)でデータを送信するようにスケジュールされていることを確実にするために、必要とされる。非効率的なBSRプロシージャは、無線デバイスおよびネットワーク性能、特に遅延に敏感なアプリケーションの場合に劣化を引き起こす。無線ネットワークにおけるバッファステータスレポートをトリガするための方法およびシステムを強化する必要がある。例示的な実施形態は、無線デバイスのバッファステータスレポートのトリガの際に、1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術に関する論理チャネルのマッピングおよび/または優先度(優先度)を採用し、スケジューリング効率ならびに無線デバイスおよび無線ネットワーク性能、例えば、スループットおよび遅延に関して向上させる。
例示的な実施形態において、MACエンティティは、アップリンクデータが第1の論理チャネルと関連付けられたアップリンクバッファを利用可能になったときに、バッファステータスレポート(BSR)をトリガすることができ、第1の論理チャネルは、選択された1つ以上の論理チャネルのTTI/送信持続時間/数秘術に関する1つ以上の優先度よりも、1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術のTTI/送信持続時間/数秘術に関するより高い優先度を有し、その選択された1つ以上の論理チャネルは、その1つ以上の論理チャネルが少なくともTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされる場合に、選択されている。一例において、第1の論理チャネルと関連付けられたアップリンクバッファは、無線リンク制御(RLC)エンティティと関連付けられたアップリンクバッファ、および/または、第1の論理チャネルと関連付けられたパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)エンティティであり得る。一例において、無線デバイスは、送信パラメータ(例えば、送信時間/リソース、MCS、HARQパラメータ、パワー制御コマンド等)を含む基地局からのアップリンクグラントを受信することができる。一例において、無線デバイスは、グラントにより提供されたリソースを使用して、基地局にBSRを送信することができる。一例において、アップリンクバッファは、アップリンクデータが利用可能になるときに、空になり得る。一例において、アップリンクバッファは、アップリンクデータが利用可能になるときに、1つ以上のアップリンクパケットを含むことができる。
一例において、BSRは、複数の論理チャネルのバッファステータスを含むことができる。一例において、BSRは、複数の論理チャネルの1つ以上のグループのバッファステータスを含むことができる。一例において、BSRは、1つ以上の第1の論理チャネルのバッファステータス、および、複数の論理チャネルの1つ以上の第1のグループのバッファステータスを含むことができる。一例において、BSRは、1つ以上の第1のアプリケーションタイプ(例えば、URLLCおよび/またはmMTC)に対応する1つ以上の第1の論理チャネルのバッファステータス、および、1つ以上の第2のアプリケーションタイプ(例えば、eMBB)に対応する複数の論理チャネルの1つ以上の第1のグループのバッファステータスを含むことができる。一例において、基地局は、複数のBSRフォーマットのうちの1つ以上を用いて無線デバイスを構成することができる。一例において、複数のBSRフォーマットは、無線デバイスにおいて事前構成され得る。一例において、第1のBSRフォーマットは、複数の論理チャネルのバッファステータスを含むことができる。一例において、第2のBSRフォーマットは、複数の論理チャネルの1つ以上のグループのバッファステータスを含むことができる。一例において、第3のBSRフォーマットは、1つ以上の第1の論理チャネルのバッファステータス、および、複数の論理チャネルの1つ以上の第1のグループのバッファステータスを含むことができる。
一例において、BSRは、短いフォーマット、および長いフォーマット、および/または他のフォーマットのうちの1つとすることができる。一例において、BSRは、可変サイズを有することができる。一例において、BSRのサイズは、利用可能なデータを有する第1の数の論理チャネル、および/または利用可能なデータを有する第2の数の論理チャネルのうちの少なくとも1つに依存し得る。一例において、可変サイズBSRフォーマットは、バッファステータスがBSR内に含まれる論理チャネル(複数可)および/または論理チャネルグループ(複数可)の表示を含むことができる。一例において、その表示は、1つ以上のビットマップであり得る。一例において、1つ以上のビットマップ内の1という値は、対応する論理チャネルおよび/または論理チャネルグループがBSRに含まれていることを示すことができる。一例において、1つ以上のビットマップ内のゼロという値は、対応する論理チャネルおよび/または論理チャネルグループがBSRに含まれていないことを示すことができる。一例において、可変サイズBSRフォーマットは、長さフィールドを有さないMACサブヘッダ(例えば、長さ(L)フィールドを有さない固定サイズMACサブヘッダ)に対応することができ、BSRにBSRサイズの表示(例えば、1つ以上のビットマップ、および/または他の表示)を含むことができる。一例において、可変サイズBSRフォーマットは、長さフィールドを有するMACサブヘッダ(例えば、長さ(L)フィールドを有する可変サイズMACサブヘッダ)に対応することができる。一例において、Lフィールドは、バッファステータスがBSR内に含まれている論理チャネルおよび/または論理チャネルグループの数を示すことができる。一例において、Lフィールドは、BSR内でオクテットの数を示すことができる。一例において、BSRは、1つ以上の論理チャネル識別子および/または1つ以上の論理チャネルグループ識別子、ならびに、1つ以上の論理チャネルおよび/または1つ以上の論理チャネルグループに対応するバッファステータスを含むことができる。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、複数の論理チャネルの各々に対する論理チャネル識別子を含む1つ以上のメッセージを受信することができ、複数の論理チャネルのうちの第1の論理チャネルは、複数の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術のうちの1つ以上の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術にマッピングされ、少なくとも1つの第1の論理チャネル優先度を割り当てられる。一例が、図16に示されている。一例において、MACエンティティは、アップリンクデータが第1の論理チャネルと関連付けられたアップリンクバッファに対して利用可能になったときにバッファステータスレポート(BSR)をトリガすることができ、第1の論理チャネルは、選択された1つ以上の論理チャネルのTTI/送信持続時間/数秘術上の1つ以上の優先度よりも、1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術のうちのあるTTI/送信持続時間/数秘術に対するより高い優先度を有し、選択された1つ以上の論理チャネルは、1つ以上の論理チャネルが少なくともそのTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされた場合に、選択される。一例において、第1の論理チャネルと関連付けられたアップリンクバッファは、無線リンク制御(RLC)エンティティと関連付けられたアップリンクバッファ、および/または、第1の論理チャネルと関連付けられたパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)エンティティであり得る。一例において、無線デバイスは、送信パラメータ(例えば、送信時間/リソース、MCS、HARQパラメータ、パワー制御コマンド等)を含む基地局からのアップリンクグラントを受信することができる。一例において、無線デバイスは、グラントにより提供されたリソースを使用して、基地局にBSRを送信することができる。一例において、アップリンクバッファは、アップリンクデータが利用可能になるときに、空になり得る。一例において、アップリンクバッファは、アップリンクデータが利用可能になるときに、1つ以上のアップリンクパケットを含むことができる。
図16の例1の場合、論理チャネルは、ある優先度を割り当てられ、そして1つ以上の送信持続時間にマッピングされる。一例において、データは、LC3と関連付けられたバッファで利用可能になる。LC3は、1つ以上の第1の送信持続時間、および1つ以上の第2の送信持続時間にマッピングされ得る。一例において、LC3は、1つ以上の第1の送信持続時間にマッピングされた他の論理チャネルよりも高い優先度を有することができる。一例において、LC3は、1つ以上の第1の送信持続時間にマッピングされた利用可能なデータを有する他の論理チャネルよりも高い優先度を有することができる。一例において、LC3は、1つ以上の第1の送信持続時間にマッピングされた利用可能なデータを有する他の論理チャネルよりも高い優先度を有することができるが、1つ以上の第2の送信持続時間にマッピングされた他の論理チャネルよりも高い優先度を有することができない。無線デバイスは、LC3に対して利用可能になるデータ、および、1つ以上の第1の送信持続時間にマッピングされた利用可能なを有する論理チャネルの優先度よりも高い優先度を有するLC3に応答して、または、1つ以上の第2の送信持続時間にマッピングされた利用可能なデータを有する論理チャネルよりも高い優先度を有するLC3に応答して、BSRをトリガすることができる。図16の例2の場合、論理チャネルは、1つ以上のTTI/第1の送信持続時間/数秘術で優先度を有することができる。一例において、TTI送信持続時間/数秘術に関する論理チャネル優先度ゼロは、論理チャネルがTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされていないこと示すことができる。論理チャネルは、論理チャネルがマッピングされている各TTI/送信持続時間/数秘術(例えば、図16では、第1のTTI(複数可)/送信持続時間(複数可)/数秘術(複数可)、および第2の第1のTTI(複数可)/送信持続時間(複数可)/数秘術(複数可))に優先度を有することができる。LC2およびLC4がそれらの関連したバッファ内で利用可能なデータを有し、データがLC3と関連付けられたバッファに対して利用可能になった場合、それが第1のTTI(複数可)/送信持続時間(複数可)/数秘術(複数可)でより高い(ただし、第2のTTI(複数可)/送信持続時間(複数可)/数秘術(複数可)では、高くない)優先度を有するため、無線デバイスは、BSRをトリガすることができる。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術上の1つ以上の論理チャネルの優先度を示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。一例において、TTI/送信持続時間/数秘術上の論理チャネル優先度は、論理チャネルがTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされ得るか否かを示すことができる。一例において、論理チャネル優先度に対するゼロもしくはマイナス無限大の値、または負の値は、論理チャネルがTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされていないことを示すことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の論理チャネルと1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピングを示す1つ以上のフィールドを含むことができる。一例において、MACエンティティは、アップリンクデータが、論理チャネルと関連付けられたアップリンクバッファに対して、および少なくとも1つのTTI/送信持続時間/数秘術に対して利用可能になるときに、バッファステータスレポート(BSR)をトリガすることができ、論理チャネルは、利用可能なデータを有する1つ以上の第1の論理チャネルの優先度よりも高い優先度を有する。一例において、論理チャネルと関連付けられたアップリンクバッファは、無線リンク制御(RLC)エンティティと関連付けられたアップリンクバッファ、および/または、論理チャネルと関連付けられたパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)エンティティであり得る。一例において、無線デバイスは、送信パラメータ(例えば、送信時間/リソース、MCS、HARQパラメータ、パワー制御コマンド等)を含む基地局からのアップリンクグラントを受信することができる。一例において、無線デバイスは、グラントにより提供されたリソースを使用して、基地局にBSRを送信することができる。一例において、アップリンクバッファは、アップリンクデータが利用可能になるときに、空になり得る。一例において、アップリンクバッファは、アップリンクデータが利用可能になるときに、1つ以上のアップリンクパケットを含むことができる。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術上の1つ以上の論理チャネルの優先度を示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。一例において、TTI/送信持続時間/数秘術上の論理チャネル優先度は、論理チャネルがTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされ得るか否かを示すことができる。一例において、論理チャネル優先度に対するゼロもしくはマイナス無限大の値、または負の値は、論理チャネルがTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされていないことを示すことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の論理チャネルと1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピングを示す1つ以上のフィールドを含むことができる。一例において、MACエンティティは、第1のTTI/送信持続時間/数秘術上の1つ以上の論理チャネルの優先度を考慮して、バッファステータスレポート(BSR)をトリガすることができる。一例において、第1のTTI/送信持続時間/数秘術は、無線デバイスにおいて事前構成され得、かつ/またはデフォルトTTI/送信持続時間/数秘術であり得る。一例において、デフォルトTTI/送信持続時間/数秘術は、LTE TTI/送信持続時間/数秘術であり得る。一例において、1つ以上のメッセージは、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に対する構成パラメータを含むことができる。一例において、無線デバイスは、送信パラメータ(例えば、送信時間/リソース、MCS、HARQパラメータ、パワー制御コマンド等)を含む基地局からのアップリンクグラントを受信することができる。一例において、無線デバイスは、グラントにより提供されたリソースを使用して、基地局にBSRを送信することができる。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルの優先度を示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができ、その優先度は、無線デバイスに対して構成された複数の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術とは独立であり、例えば、論理チャネルは、複数のTTI/数秘術に対して1つの優先度を有することができる。一例において、MACエンティティは、優先度を考慮するバッファステータスレポート(BSR)をトリガすることができる。無線デバイスは、TTI送信持続時間/数秘術上に送信するためのグラントを受信することができる。無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関するBSRを送信することができる。
例示的な実施形態において、図17Aに示すように、無線デバイスは、複数の論理チャネルのための構成パラメータを受信することができる。複数の論理チャネルは、第1の論理チャネルを含む第1の複数の論理チャネルを含むことができる。一例において、第1の論理チャネルは、第1の論理チャネル優先度を有することができる。一例において、構成パラメータは、複数の論理チャネルに対する論理チャネル優先度を示すことができる。一例において、第1の論理チャネルは、1つ以上の第1の送信持続時間にマッピングされ得る。一例において、アップリンクデータは、第1の論理チャネルに対して利用可能になり得る。一例において、複数の論理チャネル内の第1の複数の論理チャネルは、それらの関連したバッファにアップリンクデータを有し得る。一例において、無線デバイスは、アップリンクデータを有する第1の複数の論理チャネルの第1の論理チャネルに利用可能となるアップリンクデータに応答して、バッファステータスレポートをトリガすることができ、第1の論理チャネル優先度は、1つ以上の選択された論理チャネルの1つ以上の優先度よりも高い。一例において、選択された論理チャネルは、1つ以上の送信持続時間にマッピングされることに応答して選択され得、第1の論理チャネルがマッピングされる。例えば、図17Aでは、論理チャネルLC1、LC2、LC3、LC4、およびLC5が、無線デバイスに対して構成され、それぞれ、優先度5、4、3、1、および2で構成されている。一例において、構成された優先度の値が大きいほど、優先度が低い。例えば、この例では、構成された優先度1を有するLC4は、最も高い論理チャネル優先度を有し、構成された優先度5を有するLC1は、最も低い論理チャネル優先度を有する。この例では、データは、LC3に対して利用可能になる。LC3は、1つ以上の第1の送信持続時間、および1つ以上の第2の送信持続時間にマッピングされ、アップリンクデータを有する論理チャネルは、LC1、LC3、およびLC5である。LC3は、1つ以上の第1の送信持続時間にマッピングされているアップリンクデータを有する論理チャネルの中でより高い論理チャネル優先度を有する。無線デバイスは、バッファステータスレポートをトリガするが、LC3は、利用可能なデータを有する論理チャネルの中で最も高い優先度を有していない(例えば、LC3は、LC2よりも低い優先度を有する)。これに対して、すべての論理チャネルが、同じ送信持続時間にマッピングされている場合に(例えば、図17Bに示すように)、LC3が送信持続時間にマッピングされているアップリンクデータを有する論理チャネルの中で最も高い優先度を有していないので、無線デバイスは、バッファステータスレポートをトリガしない。
一例において、基地局は、複数の論理チャネルを1つの論理チャネルグループにグループ化することができる。例示的な構成において、少なくとも1つのTTI/送信持続時間/数秘術への論理チャネルマッピングは、論理チャネルグループ内の様々な論理チャネルと異なり得る。BSRは、様々なTTI/数秘術にマッピング可能なデータを要求またはバッファリングされるリソースに関する情報を提供し得ない。
論理チャネルグループのバッファステータスに関する情報は、無線デバイスに対する適切なTTI/送信持続時間/数秘術にグラントを提供するために基地局に適格な情報を提供し得ない。図18の例1の場合、論理チャネル1(LC1)およびLC2が論理チャネルグループ(LCG1)内にある場合、基地局は、LCG1に対するBSRによりレポートされたデータが、LC1と関連付けられたバッファ(複数可)のためかどうか、またはLC2と関連付けられたバッファ(複数可)のためかどうかを知り得ない。BSは、適切なTTI/送信持続時間/数秘術(例えば、第1のTTI(複数可)/送信持続時間(複数可)/数秘術(複数可)、または第2のTTI(複数可)/送信持続時間(複数可)/数秘術(複数可))のためのグラントを送信し得ない。例えば、LC2は、LC2と関連付けられたバッファにデータを有することができ、LC1は、LC1と関連付けられたバッファにデータを有し得ない。基地局は、第2のTTI(複数可)/送信持続時間(複数可)/数秘術(複数可)と関連付けられたグラントを送信することができるが、グラントは、LC2の送信には有効であり得ない。基地局および/または無線デバイス動作(例えば、バッファステータスレポーティングにおける)による論理チャネルグループ化の強化は、効率的なスケジューリング、および/またはユーザ性能の向上のために必要であり得る。例示的な実施形態は、基地局論理チャネルグループ化、および/または基地局論理チャネルグループ化に応答してバッファステータスレポーティングにおける無線デバイス動作を強化する。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルと1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピングを示す1つ以上の第1のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上のRRCメッセージを含むことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の論理チャネルに対する構成パラメータを含むことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の論理チャネルが属する1つ以上の論理チャネルグループを示す1つ以上の第2のフィールドを含むことができ、各論理チャネルグループは、1つ以上の第1の論理チャネルを含み、その1つ以上の第1の論理チャネルの各々は、1つ以上の第1のTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされるのみである。基地局は、グループ内の論理チャネルを同じ少なくとも1つのTTI/送信持続時間/数秘術にマッピングすることができる。例示的な実施形態において、BSは、図18の例1を構成するように構成可能/実現可能でなくてもよい。基地局は、図18の例2を構成するように構成可能/実現可能であってもよい。
一例において、MACエンティティは、1つ以上の第1の条件が生じるときに、バッファステータスレポート(BSR)をトリガすることができる。一例において、無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関する送信のためのグラントを受信することができる。一例において、無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関するBSRを送信することができる。一例において、1つ以上の第1の条件は、論理チャネルグループに属する論理チャネルに対して利用可能になるデータを含むことができ、論理チャネルグループに属する1つ以上の他の論理チャネルは、空のバッファを有する。一例において、1つ以上の第1の条件は、利用可能なデータを有する他の論理チャネルの優先度よりも高い優先度(例えば、少なくとも1つのTTI/送信持続時間/数秘術で)を有する論理チャネルに対して利用可能になるデータを含むことができる。その1つ以上の第1の条件の他の例が、提供され得る。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルと1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピングを示す1つ以上の第1のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上のRRCメッセージを含むことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の論理チャネルに対する構成パラメータを含むことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の論理チャネルの各々に対する論理チャネル識別子を含むことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の論理チャネルが属する1つ以上の論理チャネルグループを示す1つ以上の第2のフィールドを含むことができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の論理チャネルの1つ以上の第1の論理チャネルに対する論理チャネルグループ識別子を含むことができる。一例において、MACエンティティは、1つ以上の第1の条件が生じるときに、バッファステータスレポート(BSR)をトリガすることができる。例示的な実施形態において、図18の例1の構成と同様の論理チャネル構成が、可能にされ得、かつ/または実施され得る。一例において、同じ論理チャネルグループ識別子を有する少なくとも2つの第1の論理チャネルは、異なる少なくとも1つの第1のTTI/送信持続時間数秘術にマッピングされ得る。一例において、無線デバイスは、BSRにおいて、少なくとも2つの第1の論理チャネルの各々のバッファステータスを別々にレポートすることができる。一例において、無線デバイスは、BSRにおいて、そのグループ内の各論理チャネルのバッファステータスを別々にレポートすることができる。一例において、無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関する送信のためのグラントを受信することができる。一例において、無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関するBSRを送信することができる。一例において、1つ以上の第1の条件は、論理チャネルグループに属する論理チャネルに対して利用可能になるデータを含むことができ、論理チャネルグループに属する1つ以上の他の論理チャネルは、空のバッファを有する。一例において、1つ以上の第1の条件は、利用可能なデータを有する他の論理チャネルの優先度よりも高い優先度(例えば、少なくとも1つのTTI/送信持続時間/数秘術で)を有する論理チャネルに対して利用可能になるデータを含むことができる。その1つ以上の第1の条件の他の例が、提供され得る。
一例において、1つ以上の論理チャネルに対するデータは、利用可能になり得、無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルがマッピングされ得ないTTI/送信持続時間/数秘術に関してグラントを受信し続けることができる。無線デバイスは、1つ以上のアプリケーションに対して遅延および非効率的な動作につながる固有のグラント(例えば、1つ以上の論理チャネルがマッピングされ得るグランド)を受信し得ない。BSRのトリガリングの強化は、無線デバイスの性能を向上させるのに必要となる。例示的な実施形態が、無線デバイスにおけるBSRトリガリング条件を強化する。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルと1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピングを示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。一例において、無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関する送信のためのグラントを受信することができる。無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされている論理チャネル(複数可)と関係付けられたバッファ(複数可)にデータがない(例えば、バッファが空である、データの量がある値より小さい)ことに応答して、グラントを採用するTTI/送信持続時間/数秘術上にBSRを送信/トリガすることができる。1つ以上の論理チャネルのうちの少なくとも1つは、TTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされていないデータを含むことができる。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルと1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピングを示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。一例において、無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関する送信のためのグラントを受信することができる。一例において、無線デバイスが、TTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされ得ない少なくとも1つの論理チャネル上にデータを有する場合、グラントの受信が、BSRをトリガする。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルと1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピングを示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。一例において、1つ以上のメッセージは、タイマに対する構成パラメータを含むことができる。一例において、無線デバイスは、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つに対して利用可能となるデータに応答して、タイマを開始させることができる。無線デバイスは、タイマが実行している間にBSRがトリガされた場合、タイマを中止することができる。無線デバイスは、タイマが満了したときに、BSRをトリガすることができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の第1の論理チャネルのための1つ以上の構成パラメータ、および/または1つ以上の第1の論理チャネルの表示を含むことができる。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルは、1つ以上の遅延重要ベアラ(例えば、URLLC)と関連付けられ得る。無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関してグラントを受信することができる。無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関するBSRを送信することができる。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルがマッピングされているTTI/送信持続時間/数秘術上のアップリンクグラントを、無線デバイスが受信する場合、無線デバイスは、タイマを中止することができる。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルがBSRにマッピングされず、かつBSRをトリガすることができるTTI/送信持続時間/数秘術上のアップリンクグラントを、無線デバイスが受信する場合、無線デバイスは、タイマを中止することができる。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルがBSRにマッピングされ、かつBSRをトリガすることができるTTI/送信持続時間/数秘術に関するアップリンクグラントを、無線デバイスが受信する場合、無線デバイスは、タイマを中止することができる。一例において、無線デバイスが、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つがマッピングされているTTI/送信持続時間/数秘術に関するアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、タイマを中止することができる。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つがBSRにマッピングされず、かつBSRをトリガすることができるTTI/送信持続時間/数秘術に関するアップリンクグラントを、無線デバイスが受信する場合、無線デバイスは、タイマを中止することができる。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つがBSRにマッピングされ、かつBSRをトリガすることができるTTI/送信持続時間/数秘術に関するアップリンクグラントを、無線デバイスが受信する場合、無線デバイスは、タイマを中止することができる。1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つ、および、タイマが実行している間にデータが利用可能になった1つ以上の第1の論理チャネルのうちの1つ以上の第2の論理チャネルがマッピングされているTTI/送信持続時間/数秘術に関して、無線デバイスがアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、タイマを中止することができる。1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つ、および、タイマが実行している間にデータが利用可能になった1つ以上の第1の論理チャネルのうちの1つ以上の第2の論理チャネルがマッピングされず、かつBSRをトリガすることができるTTI/送信持続時間/数秘術に関して、無線デバイスがアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、タイマを中止することができる。1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つ、および、タイマが実行している間にデータが利用可能になった1つ以上の第1の論理チャネルのうちの1つ以上の第2の論理チャネルがマッピングされ、かつBSRをトリガすることができるTTI/送信持続時間/数秘術に関して、無線デバイスがアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、タイマを中止することができる。一例において、無線デバイスは、無線デバイスがアップリンクグラントを受信する場合、タイマを中止することができる。一例において、無線デバイスは、無線デバイスがアップリンクグラントを受信し、かつBSRをトリガすることができる場合、タイマを中止することができる。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルと1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術との間のマッピングを示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。一例において、1つ以上のメッセージは、カウンタのための構成パラメータを含むことができる。一例において、無線デバイスが1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つで利用可能なデータを有し、無線デバイスがTTI/送信持続時間/数秘術上でアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、カウンタをインクリメントすることができ、1つ以上の第1の論理チャネルは、TTI/送信持続時間/数秘術にマッピングされない。一例において、無線デバイスは、カウンタが第1の値に到達したとき、BSRをトリガすることができ、カウンタをリセットすることができる。一例において、無線デバイスは、BSRがトリガされるとき、カウンタをリセットすることができる。一例において、1つ以上のメッセージは、1つ以上の第1の論理チャネルのための1つ以上の構成パラメータ、および/または1つ以上の第1の論理チャネルの表示を含むことができる。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルは、1つ以上の遅延重要ベアラ(例えば、URLLC)と関連付けられ得る。無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関してグラントを受信することができる。無線デバイスは、TTI/送信持続時間/数秘術に関するBSRを送信することができる。時間/数秘術に関して、無線デバイスがアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、カウンタをリセットすることができる。一例において、無線デバイスが、1つ以上の第1の論理チャネルがマッピングされ、かつBSRをトリガすることができるTTI/送信持続時間/数秘術に関するアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、カウンタをリセットすることができる。一例において、無線デバイスが、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つがマッピングされているTTI/送信持続時間/数秘術に関するアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、カウンタをリセットすることができる。一例において、無線デバイスが、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つがマッピングされ、かつBSRをトリガすることができるTTI/送信持続時間/数秘術に関するアップリンクグラントを受信することができる場合、無線デバイスは、カウンタをリセットすることができる。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つ、および、カウンタが第1の値に到達する前にデータが利用可能になる、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの1つ以上の第2の論理チャネルがマッピングされるTTI/送信持続時間/数秘術に関して、無線デバイスがアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、カウンタをリセットすることができる。一例において、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの少なくとも1つ、および、カウンタが第1の値に到達する前にデータが利用可能になる、1つ以上の第1の論理チャネルのうちの1つ以上の第2の論理チャネルがマッピングされ、かつBSRをトリガすることができるTTI/送信持続時間/数秘術に関して、無線デバイスがアップリンクグラントを受信する場合、無線デバイスは、カウンタをリセットすることができる。
一例において、無線デバイスは、1つ以上の判定基準が満たされる場合、第1のタイプBSR(例えば、パディング/切り捨てられた、BSR)をトリガ/送信することができる。一例において、無線デバイスは、1つ以上の判定基準が満たされる場合、パディングを送信せずに、第1のタイプBSRを送信することができる。一例において、無線デバイスは、第1のタイプBSRを送信するときに、論理チャネル/論理チャネルグループの優先度を考慮することができる。論理チャネルは、1つ以上のTTI/送信持続時間/数秘術に関する1つ以上の優先度を有することができる。BSRの効率的な送信が、基地局スケジューリング、および無線デバイスの性能の向上に必要とされている。第1のタイプBSRフォーマットの強化は、TTI/送信持続時間/数秘術に関する論理チャネルの優先度を考慮に入れる必要がある。例示的な実施形態は、第1のタイプBSRフォーマットを強化する。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術上の1つ以上の論理チャネルの優先度を示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。無線デバイスは、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に関するグラントを受信することができる。無線デバイスは、1つ以上の判定基準が満たされるとき、第1のタイプのバッファステータスレポート(BSR)をトリガすることができる。無線デバイスは、BSRを生成し得、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に関するBSRを送信することができる。一例において、BSRは、第1のTTI/送信持続時間/数秘術で送信するために利用可能なデータを有する最も高い論理チャネル優先度を含む論理チャネルおよび/または論理チャネルグループのバッファステータスを含むことができる。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術上の1つ以上の論理チャネルの優先度を示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。無線デバイスは、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に関するグラントを受信することができる。無線デバイスは、1つ以上の判定基準が満たされるとき、第1のタイプのバッファステータスレポート(BSR)をトリガすることができる。無線デバイスは、BSRを生成し得、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に関するBSRを送信することができる。一例において、BSRは、第2のTTI/送信持続時間/数秘術で送信するために利用可能なデータを有する最も高い論理チャネル優先度を含む論理チャネルおよび/または論理チャネルグループのバッファステータスを含むことができる。一例において、第2のTTI/送信/数秘術は、デフォルト/事前構成TTI/送信持続時間/数秘術とすることができる。一例において、第2のTTI/送信/数秘術は、無線デバイスにおいて構成され得る。一例において、1つ以上のメッセージは、第2のTTI/送信持続時間/数秘術のための構成パラメータを表示し、かつ/または1つ以上の第1のフィールドを含むことができる。一例において、BSRは、1つ以上の第3のTTI/送信持続時間/数秘術の各々で送信するために利用可能なデータを有する最も高い論理チャネル優先度を含む論理チャネルおよび/または論理チャネルグループのバッファステータスを含むことができる。一例において、第3のTTI/送信持続時間/数秘術は、無線デバイスにおいて事前構成され得、かつ/または無線デバイスに示される。
一例において、1つ以上の第1の判定基準は、送信に利用可能なデータを有する2つ以上の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループ、ならびに、短いBSR MAC制御エレメント(MAC CE)に、対応するサブヘッダを加えたサイズと同じかまたはそれよりも大きい数のパディングビット、および、長いBSR MAC CEに、対応するサブヘッダを加えたサイズよりも小さい数のパディングビットを含むことができる。1つ以上の第1の判定基準の他の例が提供され得る。
NR無線アクセスネットワークでは、基地局は、無線デバイスに対して複数の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループを構成し得る。無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループと関連付けられたバッファのレポートステータスにBSRを送信することができる。LTEにおけるBSRフォーマットは、短い/切り捨てられたフォーマット、および長いフォーマットを含む。LTEの短い/切り捨てられたBSRフォーマットは、単一論理チャネルグループのバッファステータスを含む。LTEの長いBSRフォーマットは、すべての論理チャネルグループ(LTEでは、4つの論理チャネルグループ)のバッファステータスを含む。LTEのバッファステータスレポーティングでのフレキシブル性は十分ではない。例えば、LTEにおけるBSRは、1つまたは4つの論理チャネルグループを含む。さらに、切り捨てられたBSRレポーティングの場合、パディングビット数が、2つ以上の論理チャネルグループのバッファステータスを含むのに十分大きい場合であっても、無線デバイスは、1つの論理チャネルグループのバッファステータスをレポートする。NRでは、論理チャネルおよび/または論理チャネルグループの数は、増加し得、BSRレポーティングでのさらなるフレキシブル性が、基地局スケジューリングおよび無線デバイス性能の向上に必要である。例示的な実施形態は、無線デバイスによるよりフレキシブルなバッファステータスレポーティングのためのBSRフォーマットを改善する。
一例において、BSRは、短いフォーマット、および長いフォーマット、および/または他のフォーマットのうちの1つとすることができる。一例において、BSRは、可変サイズを有することができる。一例において、BSRのサイズは、利用可能なデータを有する、第1の数の論理チャネルのうちの少なくとも1つに依存し得る。一例において、可変サイズBSRフォーマットは、バッファステータスがBSR内に含まれる論理チャネル(複数可)の表示を含み得る。一例において、その表示は、1つ以上のビットマップとすることができる。一例において、1つ以上のビットマップ内で1という値は、対応する論理チャネルがBSR内に含まれていることを示し得る。一例において、1つ以上のビットマップ内でゼロという値は、対応する論理チャネルがBSR内に含まれていないことを示し得る。ビットマップ表示を有する例示的な可変サイズBSRは、図19に例示されている。
一例において、BSRは、短いフォーマット、および長いフォーマット、および/または他のフォーマットのうちの1つとすることができる。一例において、BSRは、可変サイズを有することができる。一例において、BSRのサイズは、利用可能なデータを有する、第2の数の論理チャネルグループに依存し得る。一例において、可変サイズBSRフォーマットは、バッファステータスがBSR内に含まれている論理チャネルグループ(複数可)の表示を含み得る。一例において、その表示は、1つ以上のビットマップとすることができる。一例において、1つ以上のビットマップ内の1という値は、対応する論理チャネルグループがBSR内に含まれていることを示し得る。一例において、1つ以上のビットマップ内のゼロという値は、対応する論理チャネルグループがBSR内に含まれていないことを示し得る。ビットマップ表示を有する例示的な可変サイズBSRは、図19に例示されている。
一例において、可変サイズBSRフォーマットは、長さフィールドを有さないMACサブヘッダ(例えば、長さ(L)フィールドを有さない固定サイズMACサブヘッダ)に対応することができ、BSRにBSRサイズの表示(例えば、1つ以上のビットマップ、および/または他の表示)を含むことができる。一例において、可変サイズBSRフォーマットは、長さフィールドを有するMACサブヘッダ(例えば、長さ(L)フィールドを有する可変サイズMACサブヘッダ)に対応することができる。一例において、Lフィールドは、バッファステータスがBSR内に含まれている論理チャネルおよび/または論理チャネルグループの数を示すことができる。一例において、Lフィールドは、BSR内でオクテットの数を示すことができる。一例において、BSRは、1つ以上の論理チャネル識別子および/または1つ以上の論理チャネルグループ識別子、ならびに、1つ以上の論理チャネルおよび/または1つ以上の論理チャネルグループに対応するバッファステータスを含むことができる。例示的な実施形態において、BSR長は、BSR内に示され得る。一例において、第1のフィールド(例えば、BSRの最初の部分)は、BSRの長さを示し得る。一例において、BSRの長さは、BSR内のオクテット数を単位とし得る。一例において、BSRの長さは、バッファステータスがBSR内に含まれている論理チャネル(複数可)および/または論理チャネルグループ(複数可)の数を単位とし得る。例示的な可変サイズBSRフォーマットが図20に示されている。
例示的な実施形態において、第1のタイプBSR(例えば、切り捨てられたBSR)がトリガされた場合、UEは、可変サイズBSRを送信し得る。一例において、無線デバイスは、1つ以上の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術に関する1つ以上の論理チャネルの優先度を示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信し得る。無線デバイスは、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に関するグラントを受信することができる。無線デバイスは、1つ以上の判定基準が満たされるときに、第1のタイプのバッファステータスレポート(BSR)をトリガし得る。無線デバイスは、可変サイズBSRを生成し得、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に関する可変サイズBSRを送信し得る。一例において、可変サイズBSRは、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に関する送信のために利用可能なデータを有するk個の最も高い論理チャネル優先度を含むk個の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループのバッファステータスを含み得、ここで、kは、グラント中のパディングビットおよび/またはレフトオーバービットの数に依存し得る(例えば、k=1、2、…)。
例示的な実施形態において、無線デバイスは、1つ以上の送信時間間隔(TTI)/送信持続時間/数秘術上の1つ以上の論理チャネルの優先度を示す1つ以上のフィールドを含む1つ以上のメッセージを受信することができる。無線デバイスは、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に関するグラントを受信することができる。無線デバイスは、1つ以上の判定基準が満たされたときに、第1のタイプ(例えば、切り捨てられたBSR)のバッファステータスレポート(BSR)をトリガし得る。一例において、1つ以上の判定基準は、送信に利用可能なデータを有する2つ以上の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループ、ならびに、短いBSR MAC制御エレメント(MAC CE)に、対応するサブヘッダを加えたサイズと同じかまたはそれよりも大きい数のパディングビット、および、長いBSR MAC CEに、対応するサブヘッダを加えたサイズよりも小さい数のパディングビットを含むことができる。無線デバイスは、可変サイズBSRを生成し得、第1のTTI/送信持続時間/数秘術に関する可変サイズBSRを送信し得る。一例において、BSRは、第2のTTI/送信持続時間/数秘術に関する送信のために利用可能なデータを有するk個の最も高い論理チャネル優先度を含むk個の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループのバッファステータスを含み得、ここで、kは、グラント中のパディングビットおよび/またはレフトオーバービットの数に依存し得る(例えば、k=1、2、…)。一例において、第2のTTI/送信持続時間/数秘術は、デフォルト/事前構成TTI/送信持続時間/数秘術とすることができる。一例において、第2のTTI/送信持続時間/数秘術は、無線デバイスにおいて構成され得る。一例において、1つ以上のメッセージは、第2のTTI/送信持続時間/数秘術のための構成パラメータを表示し、かつ/または1つ以上の第1のフィールドを含むことができる。一例において、可変サイズBSRは、1つ以上の第3のTTI/送信持続時間/数秘術の各々に関する送信のために利用可能なデータを有するk個の最も高い論理チャネル優先度を含むk個の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループのバッファステータスを含み得、ここで、kは、グラント中のパディングビットおよび/またはレフトオーバービットの数に依存し得る(例えば、k=1、2、…)。一例において、第3のTTI/送信持続時間/数秘術は、無線デバイスにおいて事前構成され得、かつ/または無線デバイスに表示される。
例示的な実施形態において、図21に示すように、無線デバイスは、複数の論理チャネルに対する構成パラメータを受信し得る。複数の論理チャネルは、複数の論理チャネルグループにグループ化され得る。一例において、構成パラメータは、複数の論理チャネルグループ内の論理チャネルグループに属する複数の論理チャネル内の論理チャネルを示し得る。一例において、無線デバイスは、パディングBSRをトリガし得る。一例において、無線デバイスは、無線デバイスがアップリンクグラントのリソースを割り当てるときに、パディングBSRをトリガし得、パディングビット数は、バッファステータスレポートMAC CE(例えば、短いBSR)にそのサブヘッダを加えたサイズよりも大きい。一例において、無線デバイスは、パディングBSRをトリガすることに応答して、切り捨てられたBSRを送信し得、パディングビット数は、短いBSRにそのサブヘッダを加えたサイズよりも大きいが、長いBSRにそのサブヘッダを加えたサイズよりも小さい。
一例において、切り捨てられたBSRは、複数の存在ビットを含む第1のフィールドを含む。第1のビットは、1個のオクテット(例えば、8個の存在ビット)を含み得る。一例において、複数の存在ビット中の1つの存在ビットは、1つの論理チャネルグループに対応し得る。一例において、複数の存在ビット中の存在ビットの位置は、対応する論理チャネルグループのインデックスを示し得る。一例において、存在ビットは、切り捨てられたBSRが、存在ビット、に対応する論理チャネルグループに対するバッファサイズを含むかどうかを示す。一例において、存在ビットは、存在ビットに対応する論理チャネルグループのためのバッファサイズフィールドが、切り捨てられたBSRに存在するか否かを示す。バッファサイズフィールドは、存在ビットに対応する論理チャネルグループの論理チャネルを通じて利用可能なデータ量を示し得る。
一例において、切り捨てられたBSR内にバッファサイズフィールドの第1の数が存在し得る。一例において、バッファサイズフィールドの第1の数は、優先度の減少順に従って送信するための利用可能なデータを有する論理チャネルを有する複数の論理チャネルグループのうちの論理チャネルグループに対し得る。一例において、その第1の数は、パディングビット数に基づき得る。
図21の例の場合、パディングビット数は、3つの論理チャネルグループに対応する3つのバッファサイズフィールドの送信を可能にし得る。この例では、論理チャネルグループLCGk、論理チャネルグループLCGm、および論理チャネルグループLCGlは、それぞれ、最も高い優先度を有する論理チャネル、第2に最も高い優先度を有する論理チャネル、第3に最も高い論理チャネルを含む。切り捨てられたBSRは、LCGk、LCGm、およびLCGlのためのバッファサイズフィールドを含み得、第1のフィールド内の対応する存在ビットは、1の値を示し得る。無線デバイスは、切り捨てられたBSRを送信し得、バッファステータスレポートを送信することに応答して、アップリンクグラントを受信し得る。アップリンクグラントは、ダウンリンク制御情報を介して受信され得、1つ以上のトランスポートブロックの送信のための送信パラメータを含み得る。送信パラメータは、リソース割り当てパラメータ、HARQ関連パラメータ、パワー制御パラメータ等を含み得る。無線デバイスは、アップリンクグラントに基づいて1つ以上のトランスポートブロックを送信し得る。
例示的な実施形態において、図22に示すように、一連の存在ビットを含む第1のフィールドの第1の存在ビット(例えば、Bi)は、第1の位置(例えば、位置i)を示し得る。第1の位置(位置i)は、複数の論理チャネルグループ(例えば、LCGi)内の第1の論理チャネルグループを識別し得る。一例において、Biの値は、LCGiに対する対応するバッファサイズフィールドが、切り捨てられたBSR内に存在するか否かを示し得る。一例において、Biに対して1という値は、対応するバッファサイズフィールドが、LCGiに対して存在することを示し得る。一例において、Biに対してゼロという値は、対応するバッファサイズフィールドが、LCGiに対して存在しないことを示し得る。
バッファステータスレポーティングプロシージャの堅牢性を向上させるため、無線デバイスは、1つ以上の条件に応答して開始するタイマを用いて構成され得る。1つ以上の条件は、新しいデータの送信のためにBSRを送信すること、またはアップリンクグラントを受信することを含み得る。無線デバイスは、タイマが満了することに応答して、バッファステータスレポートをトリガし得る。このプロセスは、BSRが十分頻繁に送信され、その結果、基地局が無線デバイスの利用可能なデータに関する十分な情報を有し、無線デバイスを効率的にスケジュールすることができることを確実にする。従来のタイマ管理プロシージャは、新しいデータの送信のためのアップリンクグラントの受信に応答して、タイマを再開始させることを含む。しかしながら、従来のLTE無線アクセスネットワークとは異なり、NR無線アクセスネットワークにおけるアップリンクグラントは、任意のデータの送信には有効であり得ない。NRでのアップリンクグラントは、無線デバイスのデータ/論理チャネルのサブセットの送信に有効であり得る。従来のプロシージャは、頻繁なタイマの再開始、およびそれほど頻繁でないBSRの送信をもたらし得る。従来のプロシージャは、BSR送信の頻度の低下をもたらし、したがって、基地局は、無線デバイスの効率的なスケジューリングの十分な情報が不足し得る。従来のタイマ管理プロシージャは、スループット、遅延、および他の性能測定に関する無線デバイスおよびネットワーク性能の低下を引き起こしている。例、実施形態は、タイマを管理するためのプロセスを強化することによって、従来のバッファステータスレポーティングプロシージャを向上させる。
例示的な実施形態において、基地局は、第1のタイマ(例えば、retxBSRタイマ)を有する無線デバイスを(例えば、準静的/RRC構成、および/または動的シグナリングを用いて)構成し得る。一例において、無線デバイスは、MACエンティティがバッファステータスレポート(例えば、BSR MAC CE)の生成を命令する場合/ときに、第1のタイマを開始または再開始させ得る。一例において、無線デバイスは、MACエンティティが、パディングBSRを除いて、バッファステータスレポート(例えば、BSR MAC CE)の生成を命令する場合/ときに、第1のタイマを開始または再開始させ得る。一例において、無線デバイスは、MACエンティティが、パディングBSRまたは切り捨てられたBSRを除いて、バッファステータスレポート(例えば、BSR MAC CE)の生成を命令する場合/ときに、第1のタイマを開始または再開始させ得る。一例において、無線デバイスは、1つ以上のグラントを表示する際に第1のタイマを開始または再開始させ得、その1つ以上のグラントは、新しいデータの送信のリソースを提供し(例えば、任意のUL−SCHで)、利用可能なデータを有する論理チャネルは、1つ以上のグラントに示されたTTI/送信持続時間/数秘術/セルにマッピングされ得る。一例において、1つ以上のグラントは、時間ウィンドウの間、受信され得る。一例において、時間ウィンドウは、構成可能であり得る(例えば、RRC構成を用いて)。一例において、1つ以上のグラントは、n個のサブフレーム(例えば、n=1、2、…)間で受信され得る。一例において、nの値は、無線デバイスに示され得る(例えば、RRCおよび/または動的シグナリングを用いて)。一例において、MACエンティティは、第1のタイマが満了したときに、BSRをトリガし得る。
例示的な実施形態において、基地局は、1つ以上の第1のタイマを有する無線デバイスを構成し得る(例えば、準静的/RRC構成、および/または動的シグナリングを用いて)。一例において、基地局は、複数の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループに対して1つ以上の第1のタイマを構成し得る。一例において、基地局は、論理チャネルおよび/または論理チャネルグループ毎にタイマを構成し得る。一例において、基地局は、1つ以上の第1の論理チャネル、および1つ以上の第2の論理チャネルグループに対して1つ以上の第1のタイマを構成し得る。無線デバイスは、MACエンティティがバッファステータスレポートの生成(例えば、BSR MAC CE)を命令する場合/ときに、1つ以上の第1のタイマを開始または再開始させ得る。一例において、無線デバイスは、MACエンティティが、1つ以上のタイマに対応する1つ以上の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループを含むバッファステータスレポートの生成(例えば、BSR MAC CE)を命令する場合/ときに、1つ以上の第1のタイマを開始または再開始させ得る。一例において、無線デバイスは、MACエンティティが、パディングBSRまたは切り捨てられたBSRを除いて、バッファステータスレポートの生成(例えば、BSR MAC CE)を命令する場合/ときに、1つ以上の第1のタイマを開始または再開始させ得る。一例において、無線デバイスは、MACエンティティが、パディングBSRまたは切り捨てられたBSRを除いて、1つ以上のタイマに対応する1つ以上の論理チャネルおよび/または論理チャネルグループを含むバッファステータスレポートの生成(例えば、BSR MAC CE)を命令する場合/ときに、1つ以上の第1のタイマのうちの1つ以上のタイマを開始または再開始させ得る。一例において、無線デバイスが論理チャネルおよび/または論理チャネルグループと関連付けられたグラントを受信したときに、論理チャネルおよび/または論理チャネルグループと関連付けられたタイマが、開始または再開始され得る。一例において、少なくとも1つの論理チャネルおよび/または論理チャネルグループと関連付けられたタイマが満了したときに、少なくとも1つの論理チャネルおよび/または論理チャネルグループに対するBSRが、トリガされ得る。一例において、少なくとも1つの論理チャネルおよび/または論理チャネルグループと関連付けられたタイマが満了したときに、すべての論理チャネルおよび/または論理チャネルグループに対するBSRが、トリガされ得る。
例示的な実施形態において、図23に示すように、無線デバイスは、構成パラメータを含む1つ以上のメッセージを受信し得る。一例において、この構成パラメータは、複数の論理チャネルに対する論理チャネル構成パラメータであり得る。一例において、構成パラメータは、1つ以上の論理チャネルの論理チャネルが少なくとも1つの第1の送信持続時間にマッピングされていることを示す1つ以上の論理チャネルの第1のパラメータを含み得る。一例において、構成パラメータは、バッファステータスレポートタイマの第1の値を示す第2のパラメータを含み得る。一例において、バッファステータスレポートタイマは、retxBSRタイマとすることができる。
一例において、無線デバイスは、第2の送信持続時間と関連付けられた少なくとも1つのアップリンクグラントを受信することに応答して、第1の値を有するバッファステータスレポートタイマを開始させ得、1つ以上の論理チャネルのデータを有する少なくとも1つの論理チャネルは、少なくとも1つのアップリンクグラントが関連付けられている第2の送信持続時間にマッピングされている。一例において、無線デバイスは、第2の送信持続時間と関連付けられた少なくとも1つのアップリンクグラントを受信することに応答して、第1の値を有するバッファステータスレポートタイマを開始させ得、1つ以上の論理チャネルのデータを有する論理チャネルは、少なくとも1つのアップリンクグラントが関連付けられている第2の送信持続時間にマッピングされている。
無線デバイスは、バッファステータスレポートタイマが満了することに応答して、バッファステータスレポートを送信することができる。一例において、無線デバイスは、第2の送信持続時間と関連付けられた少なくとも1つのアップリンクグラントを受信すること、および1つ以上の論理チャネルのデータを有する論理チャネルのいずれもが少なくとも1つのアップリンクグラントの関連付けられた第2の送信持続時間にマッピングされていないことに応答して、バッファステータスレポートタイマの実行を続けることができる(例えば、バッファステータスレポートタイマを開始させない)。
様々な実施形態によれば、例えば、無線デバイス、オフネットワーク無線デバイス、基地局、および/または同様のものなどのデバイスは、1つ以上のプロセッサおよびメモリを含み得る。メモリは、1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに一連の動作を実行させる命令を記憶することができる。例示的な動作の実施形態は、添付の図面および明細書に示されている。様々な実施形態からの特徴を組み合わせてさらに別の実施形態を作り出すことができる。
図24は、本開示の一実施形態の一局面による例示的な流れ図である。2410において、無線デバイスは、複数の論理チャネルの構成パラメータを受信し得る。複数の論理チャネルは、複数の論理チャネルグループにグループ化され得る。複数の論理チャネルグループは、第1の論理チャネルグループを含み得る。2420において、パディングバッファステータスレポート(BSR)は、トリガされ得る。2430において、切り捨てられたBSRは、パディングBSRをトリガすること、および、パディングビット数が1つ以上の判定基準を満たすことに応答して、送信され得る。1つ以上の判定基準は、例えば、短いBSRに短いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも大きい、長いBSRに長いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも小さい、これらの組み合わせ、および/または同様のものであるパディングビット数を含み得る。切り捨てられたBSRは、複数の存在ビットを構成する第1のフィールドを含み得る。複数の存在ビット内の1つの存在ビットは、その存在ビットに対応する第1の論理チャネルグループに対するバッファサイズフィールドの存在を示し得る。バッファサイズフィールドは、第1の論理チャネルグループの論理チャネルにわたって利用可能なデータ量を示し得る。切り捨てられたBSRは、優先度の減少順に従って送信するための利用可能なデータを有する論理チャネルを有する複数の論理チャネルグループのうちの論理チャネルグループに対する第1の数のバッファサイズフィールドを含み得る。第1の数は、パディングビット数に基づいて決定され得る。
実施形態によれば、構成パラメータは、複数の論理チャネル内の1つの論理チャネルに対する優先度を示し得る。実施形態によれば、アップリンクリソース割り当てを示すアップリンクグラントを構成するダウンリンク制御情報が受信され得る。実施形態によれば、パディングビット数は、少なくともアップリンクグラントのサイズに基づき得る。実施形態によれば、切り捨てられたBSRは、論理チャネル識別子および長さフィールドを含む媒体アクセス制御サブヘッダと関連付けられ得る。長さフィールドは、切り捨てられたBSRの長さを示し得る。実施形態によれば、バッファサイズフィールドの第1の数は、パディングビットに適合する切り捨てられたBSRのサイズに基づいて決定され得る。実施形態によれば、切り捨てられたBSRのサイズは、第1の数のバッファサイズフィールドに依存し得る。実施形態によれば、第1のフィールドの第1の存在ビットの第1の位置は、論理チャネル識別子を識別し得る。実施形態によれば、第1の存在ビットに対する1という第1の値は、第1の存在ビットに対応する第1の論理チャネルグループに対するバッファサイズフィールドが存在することを示し得、第1の存在ビットに対するゼロという第2の値は、第1の存在ビットに対応する第1の論理チャネルグループに対するバッファサイズフィールドが存在しないことを示し得る。実施形態によれば、切り捨てられたBSRを送信することは、パディングBSRをトリガすること、および、パディングビット数が、短いBSRに短いBSRサブヘッダを加えたサイズに等しいことに、さらに応答していることができる。
図25は、本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な流れ図である。2510において、無線デバイスは、複数の論理チャネルが複数の論理チャネルグループにグループ化され得る複数の論理チャネルの構成パラメータを受信し得る。複数の論理チャネルグループは、第1の論理チャネルグループを含み得る。2520において、切り捨てられたバッファステータスレポート(BSR)は、パディングビット数が、短いBSRに短いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも大きいこと、かつ長いBSRに長いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも小さいこと、に応答して、送信され得る。切り捨てられたBSRは、複数の存在ビットを構成する第1のフィールドを含み得る。複数の存在ビット内の1つの存在ビットは、その存在ビットに対応する第1の論理チャネルグループに対するバッファサイズフィールドの存在を示し得る。バッファサイズフィールドは、第1の論理チャネルグループの論理チャネルにわたって利用可能なデータ量を示し得る。送信のための利用可能なデータを有する論理チャネルを有する複数の論理チャネルグループのうちの論理チャネルグループに対する第1の数のバッファサイズフィールドは、優先度の減少順に従い得る。第1の数は、パディングビット数に基づいて決定され得る。
実施形態によれば、構成パラメータは、複数の論理チャネル内の1つの論理チャネルに対する優先度を示し得る。実施形態によれば、無線デバイスは、アップリンクリソース割り当てを示すアップリンクグラントを含むダウンリンク制御情報をさらに受信し得る。実施形態によれば、パディングビット数は、少なくともアップリンクグラントのサイズに基づき得る。実施形態によれば、切り捨てられたBSRは、論理チャネル識別子および長さフィールドを含む媒体アクセス制御サブヘッダと関連付けられ得る。長さフィールドは、切り捨てられたBSRの長さを示し得る。実施形態によれば、バッファサイズフィールドの第1の数は、パディングビットに適合する切り捨てられたBSRのサイズに基づいて決定され得る。実施形態によれば、切り捨てられたBSRのサイズは、第1の数のバッファサイズフィールドに依存し得る。実施形態によれば、第1のフィールドの第1の存在ビットの第1の位置は、論理チャネル識別子を識別し得る。実施形態によれば、第1の存在ビットに対する1という第1の値は、第1の存在ビットに対応する第1の論理チャネルグループに対するバッファサイズフィールドが存在することを示し得、第1の存在ビットに対するゼロという第2の値は、第1の存在ビットに対応する論理チャネルグループに対するバッファサイズフィールドが存在しないことを示し得る。実施形態によれば、無線デバイスは、切り捨てられたBSRを送信することに応答して、アップリンクグラントをさらに受信し得る。実施形態によれば、無線デバイスは、パディングBSRをトリガすること、および、パディングビット数が短いBSRに短いBSRサブヘッダを加えたサイズと等しいこと、にさらに応答して、切り捨てられたBSRを送信し得る。
図26は、本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な流れ図である。2610において、無線デバイスは、複数の論理チャネルグループにグループ化された複数の論理チャネルの構成パラメータを受信し得る。2620において、切り捨てられたバッファステータスレポート(BSR)は、短いBSRに短いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも大きく、かつ長いBSRに長いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも小さいパディングビット数に応答して、送信され得る。切り捨てられたBSRは、複数の論理チャネルグループ内の第1の論理チャネルグループに対する第1の存在ビットを含む一連の存在ビットを構成する第1のフィールドを含み得る。第1のフィールド内の第1の存在ビットの第1の位置は、第1の論理チャネルグループの識別子を識別し得る。第1の存在ビットの値は、第1の論理チャネルグループに対するバッファサイズフィールドの存在を示し得る。論理チャネルを有する第1の数の論理チャネルグループに対する第1の数のバッファサイズフィールドは、優先度の減少順に従って送信するための利用可能なデータを有し得る。第1の数は、パディングビット数に基づいて決定され得る。
図27は、本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な流れ図である。2710において、基地局は、第1の論理チャネルグループを含む複数の論理チャネルグループにグループ化された複数の論理チャネルの構成パラメータを送信し得る。2720において、切り捨てられたBSRは、短いBSRに短いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも大きく、長いBSRに長いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも小さい、パディングビット数に応答して受信され得る。切り捨てられたBSRは、複数の存在ビットを含む第1のフィールドを含み得る。複数の存在ビット内の1つの存在ビットは、その存在ビットに対応する第1の論理チャネルグループに対するバッファサイズフィールドの存在を示し得る。バッファサイズフィールドは、第1の論理チャネルグループの論理チャネルにわたって利用可能なデータ量を示し得る。論理チャネルを有する複数の論理チャネルグループの第1の数の論理チャネルグループに対する第1の数のバッファサイズフィールドは、優先度の減少順に従って送信するための利用可能なデータを有し得る。第1の数は、パディングビット数に基づいて決定され得る。
実施形態によれば、無線デバイスは、複数の論理チャネルが複数の論理チャネルグループにグループ化されている複数の論理チャネルの構成パラメータを受信し得る。複数の論理チャネルグループは、第1の論理チャネルグループを含み得る。無線デバイスは、パディングビット数が、短いBSRに短いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも大きく、かつ長いBSRに長いBSRサブヘッダを加えたサイズよりも小さい、ことに応答して、切り捨てられたバッファステータスレポート(BSR)を送信し得る。切り捨てられたBSRは、複数の存在ビットを構成する第1のフィールドを含み得る。複数の存在ビット内の1つの存在ビットは、その存在ビットに対応する第1の論理チャネルグループに対するバッファサイズフィールドの存在を示し得る。切り捨てられたBSRは、優先度の減少順に従って送信するための利用可能なデータを有する論理チャネルを有する複数の論理チャネルグループのうちの論理チャネルグループに対する第1の数のバッファサイズフィールドを含み得る。第1の数は、パディングビット数に基づいて決定され得る。
図28は、本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な流れ図である。2810において、無線デバイスは、基地局から、複数の論理チャネルの構成パラメータを受信し得る。複数の論理チャネルは、第1の論理チャネル優先度を有する第1の論理チャネルを含み得る。第1の論理チャネルは、1つ以上の送信持続時間にマッピングされ得る。2820において、バッファステータスレポートは、アップリンクデータが、アップリンクデータを有する第1の複数の論理チャネル内の第1の論理チャネルに対して利用可能になること、および、第1の論理チャネル優先度が、第1の複数の論理チャネル内の1つ以上の選択された論理チャネルの1つ以上の優先度よりも大きいこと、に応答して、トリガされ得る。1つ以上の選択された論理チャネルは、1つ以上の送信持続時間にマッピングされていることに応答して、選択され得る。2830では、バッファステータスレポートは、基地局に送信され得る。
実施形態によれば、1つ以上の選択された論理チャネルは、第1の複数の論理チャネルよりも少なくてもよい。実施形態によれば、アップリンクデータは、アップリンクデータが、第1の論理チャネルのアップリンクバッファ内で利用可能になることに応答して、第1の論理チャネルに対して利用可能になり得る。アップリンクバッファは、無線リンク制御バッファまたはパケットデータコンバージェンスプロトコルバッファであってもよい。実施形態によれば、複数の論理チャネルは、第1の複数の論理チャネルグループにグループ化され得、バッファステータスレポートは、第1の複数の論理チャネルグループ内の1つ以上の論理チャネルグループのバッファステータスを示し得る。実施形態によれば、バッファステータスレポートは、短いフォーマット、長いフォーマット、または切り捨てられたフォーマットのうちの1つであってもよい。実施形態によれば、構成パラメータは、1つ以上の選択された論理チャネル内の第2の論理チャネルが、1つ以上の送信持続時間にマッピングされているかどうかを示し得る。実施形態によれば、第1の論理チャネルは、1つ以上の送信持続時間に対する1つの論理チャネル優先度を有し得る。実施形態によれば、複数の論理チャネルは、送信持続時間に対する論理チャネルマッピングに基づいてグループ化され得る。実施形態によれば、構成パラメータは、第1の論理チャネルに対する第1の論理チャネル識別子を含み得る。実施形態によれば、無線デバイスは、バッファステータスレポートを送信することに応答して、アップリンクグラントをさらに受信し得る。
図29は、本開示の実施形態の態様に基づく、例示的な流れ図である。2910では、無線デバイスは、1つ以上の論理チャネルの各論理チャネルが、複数の送信持続時間の対応する1つ以上の第1の送信持続時間にマッピングされていることを示す1つ以上の論理チャネルの第1のパラメータ、および、バッファステータスレポートタイマに対する第1の値を示す第2のパラメータを含む構成パラメータを受信し得る。2920において、バッファステータスレポートタイマは、第2の送信持続時間に関連付けられた少なくとも1つのアップリンクグラントを受信すること、および、第2の送信持続時間にマッピングされている1つ以上の論理チャネルのうちの、データを有する少なくとも1つの論理チャネルに応答して、第1の値で開始され得る。2930において、バッファステータスレポートは、バッファステータスレポートタイマが満了することに応答して、送信され得る。
実施形態によれば、無線デバイスは、第2の送信持続時間と関連付けられた少なくとも1つのアップリンクグラントを受信すること、および、第2の送信持続時間にマッピングされている1つ以上の論理チャネル内の、データを有する少なくとも1つの論理チャネルのいずれも受信しないことに応答して、バッファステータスレポートタイマの実行を続けることができる。実施形態によれば、構成パラメータは、時間ウィンドウを示し得、少なくとも1つのアップリンクグラントは、時間ウィンドウ内に受信される。実施形態によれば、バッファステータスレポートは、1つ以上の論理チャネルの少なくとも1つのバッファステータスを示し得る。実施形態によれば、無線デバイスは、少なくとも1つのアップリンクグラントの少なくとも1つに基づいてバッファステータスレポートを送信し得る。実施形態によれば、無線デバイスは、バッファステータスレポート媒体アクセス制御(MAC)制御エレメントを生成するように多重化およびアセンブリプロシージャを命令することに応答して、第1の値で第1のバッファステータスレポートタイマを開始させ得る。実施形態によれば、バッファステータスレポートは、短いフォーマット、切り捨てられた、フォーマット、または長いフォーマットのうちの1つを有してもよい。実施形態によれば、バッファステータスレポートは、1つ以上の論理チャネルのうちの1つ以上の第2の論理チャネルのバッファステータスを示し得る。実施形態によれば、第1のパラメータは、1つ以上の論理チャネルの各々に対する対応する論理チャネル識別子を含み得る。実施形態によれば、無線デバイスは、バッファステータスレポートを送信することに応答して、アップリンクグラントを受信し得る。
実施形態は、必要に応じて、動作するように構成され得る。開示されたメカニズムは、例えば、無線デバイス、基地局、無線環境、ネットワーク、その上記の組み合わせ、および/または同様のものにおいて、特定の判定基準が満たされたときに実行され得る。例示的な判定基準は、例えば、無線デバイスまたはネットワークノード構成、トラフィック負荷、初期システム設定、パケットサイズ、トラフィック特性、それらの組み合わせ、および/または同様のものに少なくとも部分的に基づき得る。これらの1つ以上の基準が満たされている場合に、種々の例示的実施形態が実施されてもよい。したがって、本開示のプロトコルを選択的に実行する例示的実施形態を実施することが可能であってもよい。
基地局が、複数の無線デバイスからなる組み合わせと通信してもよい。無線デバイスおよび/または基地局は、複数の技術、および/またはその同じ技術の複数の解放をサポートし得る。無線デバイスは、無線デバイスのカテゴリおよび/または能力(複数可)に応じて、いくつかの特定の能力(複数可)を有し得る。基地局が、複数のセクタを含んでもよい。本開示が、複数の無線デバイスと通信する基地局を対象とする場合に、本開示がカバレッジ領域内のすべての無線デバイスのうちの一サブセットを対象としてもよい。この開示は、例えば、所与の能力を有し、かつ基地局の所与のセクタ内にある、所与のLTEまたは5Gリリースの複数の無線デバイスに言及し得る。本開示における複数の無線デバイスが、選択された複数の無線デバイス、および/または開示される方法に従って機能する、カバレッジ領域内のすべての無線デバイスのうちの一サブセット、および/または同等物を指してもよい。本開示の方法とは適合し得ないカバレッジエリア内に複数の基地局または複数の無線デバイスが存在し得、例えば、それらの無線デバイスまたは基地局は、より古いリリースのLTEまたは5G技術に基づいて実現しているからである。
本開示において、「a」および「an」ならびに同様の成句は、「少なくとも1つ」および「1つ以上」と解釈されるべきである。同様に、接尾語「(s)」で終わる任意の用語も、「少なくとも1つ」および「1つ以上」と解釈されるべきである。本開示において、用語「may」は、「場合があり、例えば」と解釈されるべきである。換言すれば、用語「may」は、用語「may」の後に続く成句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に使用されるかもしれない、または、されないかもしれないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。
AおよびBが集合であり、Aの各要素もまた、Bの要素である場合、Aは、Bの部分集合と呼ばれる。本明細書では、空でない集合および部分集合のみが考慮されている。例えば、B={セル1、セル2}の可能な部分集合は、{セル1}、{セル2}、および{セル1、セル2}である。成句「に基づいて」(または、同様に「少なくともに基づいて」)は、用語「に基づいて」の後に続く成句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に使用されるかもしれない、または、されないかもしれないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。成句「に応答して」(または、同様に「少なくとも、に応答して」)は、用語「に応答して」の後に続く成句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に使用されるかもしれない、または、されないかもしれないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。成句「に応じて」(または、同様に「少なくとも、に応じて」)は、用語「に応じて」の後に続く成句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に使用されるかもしれない、または、されないかもしれないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。成句「採用する/使用する」(または、同様に「少なくとも、採用する/使用する」)は、用語「採用する/使用する」の後に続く成句が、様々な実施形態のうちの1つ以上に使用されるかもしれない、または、されないかもしれないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。
用語「構成される」は、そのデバイスが動作状態にあろうが、または非動作状態にあろうが、デバイスの潜在能力に関係し得る。用語「構成される」は、また、そのデバイスが動作状態にあろうが、または非動作状態にあろうが、そのデバイスの動作特性に影響を及ぼすデバイス内の特定の設定を指し得る。換言すれば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、レジスタ、メモリ値、および/または同様のものは、そのデバイスが動作状態にあろうが、または非動作状態にあろうが、デバイス内部に「構成され」、特定の特性を有するデバイスを提供する。「デバイス内で生じる制御メッセージ」などの用語は、そのデバイスが動作状態にあろうが、または非動作状態にあろうが、制御メッセージが、特定の特性を構成するように使用され得、またはデバイス内で特定の動作を実現するように使用され得るパラメータを有することを意味することがある。
本開示において、様々な実施形態が開示されている。開示された例示的な実施形態からの制限、特徴、および/または要素を組み合わせて、本開示の範囲内で、さらなる実施形態を作り出すことができる。
本開示では、パラメータ(または同様に、フィールド、もしくは情報エレメント:IEと呼ばれる)は、1つ以上の情報オブジェクトを含み得、1つの情報オブジェクトは、1つ以上の他のオブジェクトを含み得る。例えば、パラメータ(IE)Nがパラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mがパラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kがパラメータ(情報エレメント)Jを含む場合、例えば、NはKを含み、NはJを含む。例示的実施形態にでは、1つ以上のメッセージが複数のパラメータを含むとき、それは、複数のパラメータのうちの1つのパラメータが、1つ以上のメッセージのうちの少なくとも1つに含まれるが、1つ以上のメッセージの各々に含まれる必要はないことを意味する。
さらに、上記で提示された多くの特徴は、「may」の使用または括弧の使用を通じて任意選択であると説明されている。簡潔さおよび読みやすさのために、本開示は、1組の任意選択の特徴から選択することによって得ることができるありとあらゆる順列組み合わせを明示的に列挙していない。しかしながら、本開示は、そのような順列組み合わせをすべて明示的に開示していると解釈されるべきである。例えば、3つの任意の特徴を有するものとして記載されたシステムは、7つの異なる方法で、すなわち3つの可能な特徴のうちの1つだけ、3つの可能な特徴のうちの任意の2つ、または3つの可能な特徴のうちの3つすべてで具現化することができる。
開示された実施形態に記載されたエレメントの多くは、モジュールとして具現化されてもよい。1つのモジュールは、本明細書では、定義された機能を実行し、かつ他のエレメントに対する定義されたインターフェースを有する1つのエレメントとして定義される。本開示に記載されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウェットウェア(すなわち、生物学的要素を有するハードウェア)、またはそれらの組み合わせで具現化され得、それらはすべて動作的に等価である。例えば、モジュールは、ハードウェアマシンよって実行されるように構成されたコンピュータ言語(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、Basic、Matlabなど)で書かれたソフトウェアルーチン、またはSimulink、Stateflow、GNU Octave、またはLabVIEWMathScriptのようなモデリング/シミュレーションプログラムとして具現化され得る。さらに、個別の、またはプログラム可能なアナログ、デジタルおよび/もしくは量子ハードウェアを組み込んだ物理的ハードウェアを使用してモジュールを具現化することが可能であり得る。プログラム可能なハードウェアの例には、コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および複合プログラマブル論理デバイス(CPLD)が含まれる。コンピュータ、マイクロコントローラ、およびマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++などの言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、およびCPLDは、VHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされることが多く、プログラマブルデバイスの機能がより少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成する。上記の技術は、しばしば機能モジュールの結果を達成するために組み合わせて使用される。
この特許文書の開示は、著作権保護の対象となる資料を組み込んでいる。著作権所有者は、特許商標庁の特許ファイルまたは記録に記載されているように、法律によって要求される限られた目的のために、誰かによる特許文書または特許開示の複製に反対しないが、それ以外の場合は、すべての著作権を留保する。
種々の実施形態を上述したが、それらは限定ではなく例として提示されたことを理解されたい。当業者には、趣旨および範囲を逸脱することなく形態および詳細の種々の変更をなし得ることが明らかであろう。実際、上記の説明を読んだ後、代替実施形態をどのように具現化するかは、当業者には明らかであろう。したがって、本実施形態は、上述の例示的実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。
さらに、機能性および利点を強調する図は、いずれも例示目的のみのために提示されていることを理解されたい開示されたアーキテクチャは、示されたもの以外の方法で利用され得るように、十分にフレキシブル性があり、かつ構成可能である。例えば、いくつかの実施形態においては、任意のフローチャートに列挙された動作は、並べ替えられてもよく、または単に任意選択で使用されてもよい。
さらに、開示の要約の目的は、米国特許商標庁および一般大衆、特に特許または法的用語または表現に精通していない当該分野の科学者、技術者および実務家が、一瞥して出願の技術的な開示の性質と本質を迅速に判断できるようにすることである。開示の要約は、いかなる意味においても範囲を限定することを意図するものではない。
最後に、「する手段」または「するステップ」という明示的な用語を含むクレームのみが、35U.S.C.112の下で解釈されることが出願人の意図である。「する手段」または「するステップ」という語句を明示的に含まない請求項は、35U.S.C.112に基づいて解釈されるべきではない。