図1は、本開示の実施形態の一態様に基づく、例示的な無線アクセスネットワーク(RAN)アーキテクチャである。この例に例示されているように、RANノードは、次世代ノードB(gNB)(例えば120A、120B)であり得、第1の無線デバイス(例えば110A)に向かう新無線(NR)ユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供することができる。一例において、RANノードは、次世代進化型ノードB(ng-eNB)(例えば、124A、124B)であってもよく、第2の無線デバイス(例えば、110B)に向かう進化型UMTS地上無線アクセス(E-UTRA)ユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供することができる。第1の無線デバイスは、Uuインターフェースを介してgNBと通信することができる。第2の無線デバイスは、Uuインターフェースを介してng-eNBと通信することができる。この開示では、無線デバイス110Aおよび110Bは、構造的上、無線デバイス110と同様である。基地局120Aおよび/または120Bは、構造上、基地局120と同様であり得る。基地局120は、gNB(例えば122Aおよび/または122B)、ng-eNB(例えば124Aおよび/または124B)、および/または同様のもの、のうちの少なくとも1つを備えることができる。
gNBまたはng-eNBは、無線リソース管理およびスケジューリング、IPヘッダ圧縮、データの暗号化および保全性保護、ユーザ機器(UE)アタッチメントにおけるアクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)の選択、ユーザプレーンおよび制御プレーンデータのルーティング、接続設定および解放、(AMFから生み出された)ページングメッセージのスケジューリングおよび伝送、(AMFまたは運用およびメンテナンス(O&M)から生み出された)システムブロードキャスト情報のスケジューリングおよび伝送、測定および測定レポート構成、アップリンク内のトランスポートレベルパケットマーキング、セッション管理、ネットワークスライシングのサポート、サービス品質(QoS)フロー管理、およびデータ無線ベアラへのマッピング、RRC_INACTIVE状態にあるUEのサポート、非アクセス層(NAS)メッセージのための分散機能、RAN共有、およびデュアル接続、またはNRとE-UTRAとの間の緊密なインターワーキングなどの機能をホストとして提供することができる。
一例において、1つ以上のgNBおよび/または1つ以上のng-eNBは、Xnインターフェースによって互いに相互接続することができる。gNBまたはng-eNBは、NGインターフェースによって、5Gコアネットワーク(5GC)に接続することができる。一例において、5GCは、1つ以上のAMF/ユーザ計画機能(UPF)機能(例えば、130Aまたは130B)を備えることができる。gNBまたはng-eNBは、NG-ユーザプレーン(NG-U)インターフェースによってUPFに接続することができる。NG-Uインターフェースは、RANノードとUPFとの間にユーザプレーンプロトコルデータユニット(PDU)の配信(例えば、非保証配信)を提供することができる。gNBまたはng-eNBは、NG-制御プレーン(NG-C)インターフェースによってAMFに接続することができる。NG-Cインターフェースは、NGインターフェース管理、UEコンテキスト管理、UEモビリティ管理、NASメッセージのトランスポート、ページング、PDUセッション管理、構成転送、または警告メッセージ伝送などの機能を提供することができる。
一例において、UPFは、イントラ/インター無線アクセス技術(RAT)モビリティ(適用可能な場合)のためのアンカーポイント、データネットワークとの相互接続の外部PDUセッションポイント、パケットルーティングおよびフォワーディング、ポリシールール強制のパケット検査およびユーザプレーン部、トラフィック使用レポート、データネットワークへのトラフィックフローのルーティングをサポートするためのアップリンク分類子、マルチホームPDUセッションをサポートするための分岐ポイント、ユーザプレーンのためのQoS処理、例えばパケットフィルタリング、ゲーティング、アップリンク(UL)/ダウンリンク(DL)レート強制、アップリンクトラフィック検証(例えば、QoSフローマッピングへのサービスデータフロー(SDF))、ダウンリンクパケットバッファリング、および/またはダウンリンクデータ通知トリガリングなどの機能をホストとして提供することができる。
一例において、AMFは、NASシグナリング終端、NASシグナリングセキュリティ、アクセス層(AS)セキュリティ制御、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)アクセスネットワーク間のモビリティのためのインターコアネットワーク(CN)ノードシグナリング、アイドルモードUE到達可能性(例えば、ページング再伝送の制御および実行)、登録エリア管理、システム内およびシステム間のモビリティのサポート、アクセス認証、ローミング権のチェックを含むアクセス認定、モビリティ管理制御(加入およびポリシー)、ネットワークスライシングのサポート、および/またはセッション管理機能(SMF)選択などの機能をホストとして提供することができる。
図2Aは、例示的ユーザプレーンプロトコルスタックであり、ここでは、サービスデータ適応プロトコル(SDAP)(例えば、211および221)、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)(例えば、212および222)、無線リンク制御(RLC)(例えば、213および223)ならびに媒体アクセス制御(MAC)(例えば、214および224)サブレイヤ、ならびに物理(PHY)(例えば、215および225)層は、ネットワーク側上の無線デバイス(例えば、110)およびgNB(例えば120)で終端することができる。一例において、PHY層は、トランスポートサービスを上位層(例えば、MAC、RRCなど)に提供する。一例において、MACサブレイヤのサービスおよび機能は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間のマッピング、PHY層へ/から送達されるトランスポートブロック(TB)へ/からの、1つまたは異なる論理チャネルに属するMACサービスデータユニット(SDU)の多重化/分割化、スケジューリング情報レポート、ハイブリッド自動反復要求(HARQ)(例えば、キャリアアグリゲーション(CA)の場合は、キャリア当たり1つのHARQエンティティ)を介する誤り訂正、動的スケジューリングによるUE間の優先度処理、論理チャネル優先度付けによる1つのUEの論理チャネル間の優先度処理、および/またはパディングを含むことができる。MACエンティティは、1つもしくは複数のヌメロロジ、および/または伝送タイミングをサポートすることができる。一例において、論理チャネル優先度付けにおけるマッピング制限により、論理チャネルがどのヌメロロジおよび/または伝送タイミングを使用することができるかを制御することができる。一例において、RLCサブレイヤは、トランスペアレントモード(TM)、非肯定モード(UM)、および肯定モード(AM)伝送モードをサポートすることができる。このRLC構成は、ヌメロロジおよび/または伝送時間間隔(TTI)持続時間に依存せずに論理チャネル毎にあり得る。一例において、自動反復要求(ARQ)は、論理チャネルが構成されているいずれのヌメロロジおよび/またはTTI持続時間に関して動作することができる。一例において、ユーザプレーンのためのPDCP層のサービスおよび機能は、シーケンスナンバリング、ヘッダ圧縮および解凍、ユーザデータの転送、リオーダリングおよび重複検出、PDCP PDUルーティング(例えば、分割ベアラの場合)、PDCP SDUの再伝送、暗号化、暗号解読および完全性保護、PDCP SDU破棄、RLC AMのためのPDCP再確立およびデータ回復、ならびに/またはPDCP PDUの複製を含むことができる。一例において、SDAPのサービスおよび機能は、QoSフローとデータ無線ベアラとの間のマッピングを含むことができる。一例において、SDAPのサービスおよび機能は、DLパケットおよびULパケットにおけるサービス品質インジケータ(QFI)をマッピングすることを含むことができる。一例において、SDAPのプロトコルエンティティは、個々のPDUセッションのために構成することができる。
図2Bは、例示的制御プレーンプロトコルスタックであり、ここで、PDCP(例えば、233および242)、RLC(例えば、234および243)、およびMAC(例えば、235および244)サブレイヤ、ならびにPHY(例えば、236および245)層は、ネットワーク側上の無線デバイス(例えば、110)およびgNB(例えば、120)で終端することができ、上述のサービスおよび機能を実行することができる。一例において、RRC(例えば、232および241)は、無線デバイス、およびネットワーク側のgNBで終端することができる。一例において、RRCのサービスおよび機能は、ASおよびNASに関するシステム情報のブロードキャスト、5GCまたはRANにより起動されるページング、UEとRANとの間のRRC接続の確立、維持、および解放、シグナリング無線ベアラ(SRB)およびデータ無線ベアラ(DRB)のキー管理、確立、構成、メンテナンスおよび解放を含むセキュリティ機能、モビリティ機能、QoS管理機能、UE測定レポートおよびそのレポートの制御、無線リンク障害の検出およびそこからの回復、ならびに/または、UEからの/へのNASへ/からのNASメッセージ転送を含むことができる。一例において、NAS制御プロトコル(例えば、231および251)は、無線デバイス、およびネットワーク側上のAMF(例えば、130)で終端されてもよく、UEと、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスのためのAMFとの間のモビリティ管理、ならびにUEと、3GPPアクセスおよび非3GPPアクセスのSMFとの間のセッション管理などの機能を実行することができる。
一例において、基地局は、無線デバイスのための複数の論理チャネルを構成することができる。複数の論理チャネル内の論理チャネルは、無線ベアラに対応することができ、無線ベアラは、QoS要件と関連付けることができる。一例において、基地局は、複数のTTI/ヌメロロジ中の1つ以上のTTI/ヌメロロジにマッピングされている論理チャネルを構成することができる。無線デバイスは、アップリンク許可を示す物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信することができる。一例において、アップリンク許可は、第1のTTI/ヌメロロジのためにあり得、トランスポートブロックの伝送のためのアップリンクリソースを示すことができる。基地局は、無線デバイスのMAC層で論理チャネル優先度付けプロシージャによって使用される1つ以上のパラメータを有する複数の論理チャネル内に各論理チャネルを構成することができる。その1つ以上のパラメータは、優先度、優先されたビットレートなどを含むことができる。複数の論理チャネル内の各論理チャネルは、その論理チャネルに関連付けられたデータを含む1つ以上のバッファに対応することができる。論理チャネル優先度付けプロシージャは、複数の論理チャネル、および/または1つ以上のMAC制御要素(CE)内の1つ以上の第1の論理チャネルにアップリンクリソースを割り当てることができる。この1つ以上の第1の論理チャネルは、第1のTTI/ヌメロロジにマッピングされることができる。無線デバイスでのMAC層は、MAC PDU(例えば、トランスポートブロック)内で、1つ以上のMAC CE、および/または1つ以上のMAC SDU(例えば、論理チャネル)を多重化することができる。一例において、MAC PDUは、複数のMACサブヘッダを含むMACヘッダを含むことができる。複数のMACサブヘッダ内のMACサブヘッダは、1つ以上のMAC CE、および/または1つ以上のMAC SDU内のMAC CEまたはMAC SUD(論理チャネル)に対応することができる。一例において、MAC CEまたは論理チャネルは、論理チャネル識別子(LCID)を用いて構成されることができる。一例において、論理チャネルまたはMAC CEのためのLCIDは、固定/事前構成されることができる。一例において、論理チャネルまたはMAC CEのためのLCIDは、基地局により無線デバイスのために構成されることができる。MAC CEまたはMAC SDUに対応するMACサブヘッダは、MAC CEまたはMAC SDUと関連付けられたLCIDを含むことができる。
一例において、基地局は、1つ以上のMACコマンドを用いることによって、無線デバイスにおける1つ以上のプロセスを作動および/もしくは停止させ、ならびに/または影響を与えることができる(例えば、1つ以上のプロセスのうちの1つ以上のパラメータの設定値が、1つ以上のプロセスのうちの1つ以上のタイマを開始および/または中止させる)。この1つ以上のMACコマンドは、1つ以上のMAC制御要素を含むことができる。一例において、1つ以上のプロセスは、1つ以上の無線ベアラのためのPDCPパケット複製の作動および/または停止を含むことができる。基地局は、1つ以上のフィールドを含むMAC CE、1つ以上の無線ベアラのためのPDCP複製の作動および/または停止を示すフィールドの値を伝送することができる。一例において、1つ以上のプロセスは、1つ以上のセル上のチャネル状態情報(CSI)伝送を含むことができる。基地局は、1つ以上のセル上のCSI伝送の作動および/または停止を示す1つ以上のMAC CEを伝送することができる。一例において、1つ以上のプロセスは、1つ以上のセカンダリセルの作動または停止を含んでもよい。一例において、基地局は、1つ以上のセカンダリセルの作動または停止を示すMA CEを伝送することができる。一例において、基地局は、無線デバイスにおける1つ以上の間欠受信(DRX)タイマの開始および/または中止を示す1つ以上のMAC CEを伝送することができる。一例において、基地局は、1つ以上のタイミングアドバンスグループ(TAG)のための1つ以上のタイミングアドバンス値を示す1つ以上のMAC CEを伝送することができる。
図3は、基地局(基地局1、120A、および基地局2、120B)および無線デバイス110のブロック図である。無線デバイスは、UEと呼ばれることがある。基地局は、NB、eNB、gNB、および/またはng-eNBと呼ばれることがある。一例において、無線デバイスおよび/または基地局は、中継ノードとしての機能を果たすことができる。基地局1、120Aは、少なくとも1つの通信インターフェース320A(例えば、無線モデム、アンテナ、有線モデム、および/または同様のもの)と、少なくとも1つのプロセッサ321Aと、非一過性メモリ322A内に格納され、かつ少なくとも1つのプロセッサ321Aによって実行可能なプログラムコード命令323Aの少なくとも1つのセットと、を備えることができる。基地局2、120Bは、少なくとも1つの通信インターフェース320Bと、少なくとも1つのプロセッサ321Bと、非一過性メモリ322B内に格納され、かつ少なくとも1つのプロセッサ321Bによって実行可能なプログラムコード命令323Bの少なくとも1つのセットと、を備えることができる。
基地局は、多数のセクタ、例えば、1、2、3、4、または6つのセクタを含むことができる。基地局は、例えば、1~50以上の範囲の多数のセルを含むことができる。セルは、例えば、プライマリセルまたはセカンダリセルとしてカテゴリ化することができる。無線リソース制御(RRC)接続確立/再確立/ハンドオーバにおいて、1つのサービングセルは、NAS(非アクセス層)モビリティ情報(例えば、トラッキングエリア識別子(TAI))を提供することができる。RRC接続再確立/ハンドオーバにおいて、1つのサービングセルは、セキュリティ入力を提供することができる。このセルは、プライマリセル(PCell)と呼ばれることがある。ダウンリンクでは、PCellに対応するキャリアは、DLプライマリコンポーネントキャリア(PCC)であり得、これに対して、アップリンクでは、キャリアは、UL PCCであり得る。無線デバイス能力に応じて、セカンダリセル(SCell)は、PCellと一緒にサービングセルのセットを形成するように構成することができる。ダウンリンクでは、SCellに対応するキャリアは、ダウンリンクセカンダリコンポーネントキャリア(DL SCC)であり得、これに対して、アップリンクでは、キャリアは、アップリンクセカンダリコンポーネントキャリア(UL SCC)であり得る。SCellには、アップリンクキャリアを有する場合と有しない場合がある。
ダウンリンクキャリアとオプションのアップリンクキャリアを含むセルには、物理セルIDとセルインデックスを割り当てることができる。キャリア(ダウンリンクまたはアップリンク)は、1つのセルに属することができる。セルIDまたはセルインデックスはまた、セルのダウンリンクキャリアまたはアップリンクキャリアを識別することもできる(その状況に応じて、それは、使用される)。本開示では、セルIDは、同様に、キャリアIDと呼ばれることがあり、セルインデックスは、キャリアインデックスと呼ばれることがある。一実施形態では、物理セルIDまたはセルインデックスをセルに割り当てることができる。セルIDは、ダウンリンクキャリア上に伝送される同期信号を使用して判定することができる。セルインデックスは、RRCメッセージを使用して判定することができる。例えば、本開示が第1のダウンリンクキャリアに対する第1の物理セルIDに言及する場合、本開示は、第1の物理セルIDが、第1のダウンリンクキャリアを含むセルに対するものであることを意味し得る。同じ概念は、例えば、キャリア作動に当てはまり得る。本開示が第1のキャリアが作動されることを示す場合、本明細書は、第1のキャリアを含むセルが作動されることを同様に意味し得る。
基地局は、1つ以上のセルに対する複数の構成パラメータを含む1つ以上のメッセージ(例えば、RRCメッセージ)を無線デバイスに伝送することができる。1つ以上のセルは、少なくとも1つのプライマリセル、および少なくとも1つのセカンダリセルを含むことができる。一例において、RRCメッセージは、無線デバイスにブロードキャストまたはユニキャストすることができる。一例において、構成パラメータは、共通パラメータおよび専用パラメータを含むことができる。
RRCサブレイヤのサービスおよび/もしくは機能は、ASおよびNASに関するシステム情報のブロードキャスト、5GCおよび/もしくはNG-RANにより開始されたページング、無線デバイスとNG-RANとの間のRRC接続の確立、維持、および/もしくは解放であってそれらがキャリアアグリゲーションの追加、修正、および解放のうちの少なくとも1つを含み得るもの、または、NR内、もしくはE-UTRAとNRとの間のデュアル接続の解放、のうちの少なくとも1つを含むことができる。RRCサブレイヤのサービスおよび/または機能は、キー管理を含むセキュリティ機能のうちの少なくとも1つ、シグナリング無線ベアラ(SRB)および/もしくはデータ無線ベアラ(DRB)の確立、構成、維持、および/もしくは解放、ハンドオーバ(例えば、NRモビリティ内またはRAT間モビリティ)およびコンテキスト転送のうちの少なくとも1つを含み得るモビリティ機能、または、無線デバイスセル選択および再選択、ならびにセル選択および再選択の制御をさらに含むことができる。RRCサブレイヤのサービスおよび/または機能は、QoS管理機能、無線デバイス測定構成/レポート、無線リンク障害の検出および/もしくはそこからの回復、または、無線デバイスから/へのコアネットワークエンティティ(例えば、AMF、モビリティ管理エンティティ(MME))へ/からのNASメッセージ転送、のうちの少なくとも1つをさらに含むことができる。
RRCサブレイヤは、無線デバイスに対してRRC_Idle状態、RRC_Inactive状態、および/またはRRC_Connected状態をサポートすることができる。RRC_Idle状態では、無線デバイスは、パブリックランドモバイルネットワーク(PLMN)選択、ブロードキャストされたシステム情報の受信、セル選択/再選択、5GCにより開始されたモバイル終端データに対するページングのモニタ/受信、5GCにより管理されたモバイル終端データエリアに対するページング、またはNASを介して構成されたCNページングに対するDRX、のうちの少なくとも1つを実行することができる。RRC_Inactive状態では、無線デバイスは、ブロードキャストされたシステム情報の受信、セル選択/再選択、NG-RAN/5GCにより開始されたRAN/CNページングのモニタ/受信、NG-RANにより管理されたRANベース通知エリア(RNA)、または、NG-RAN/NASにより構成されたRAN/CNページングに対するDRX、のうちの少なくとも1つを実行することができる。無線デバイスのRRC_Idle状態では、基地局(例えば、NG-RAN)は、無線デバイスに対する5GC-NG-RAN接続(C/U-プレーンの両方)を保持することができ、および/または無線デバイスに対するUE ASコンテキストを保存することができる。無線デバイスのRRC_Connected状態では、基地局(例えば、NG-RAN)は、無線デバイスに対する5GC-NG-RAN接続(C/U-プレーンの両方)の確立、無線デバイスに対するUE ASコンテキストの保存、無線デバイスへの/からのユニキャストデータの伝送/受信、または、無線デバイスから受信された測定結果に基づくネットワーク制御されたモビリティ、のうちの少なくとも1つを実行することができる。無線デバイスのRRC_Connected状態では、NG-RANは、無線デバイスが属するセルを知ることができる。
システム情報(SI)は、最小SIおよび他のSIに分割することができる。最小SIは、周期的にブロードキャストすることができる。最小SIは、初期アクセスのために必要である基本情報、および任意の他のSIブロードキャストを周期的に取得するための情報、または要求に応じて準備された情報、すなわちスケジューリング情報を含むことができる。他のSIは、専用の様式でブロードキャストまたは設定のいずれかを行うことができ、ネットワークまたは無線デバイスからの要求のいずれかによって、トリガすることができる。最小SIは、異なるメッセージ(例えば、MasterInformationBlockおよびSystemInformationBlockType1)を使用して2つの異なるダウンリンクチャネルを介して伝送することができる。別のSIは、SystemInformationBlockType2を介して伝送することができる。RRC_Connected状態にある無線デバイスの場合、専用RRCシグナリングは、他のSIの要求および送達の場合に用いることができる。RRC_Idle状態および/またはRRC_Inactive状態にある無線デバイスの場合、要求は、ランダムアクセスプロシージャをトリガすることができる。
無線デバイスは、静的であり得る、その無線アクセス能力情報をレポートすることができる。基地局は、無線デバイスが帯域情報に基づいてレポートする能力がどれほどかについて要求することができる。ネットワークによって許可される場合、一時的な能力制限要求を無線デバイスによって送信して、(例えば、ハードウェアの共有、干渉、またはオーバーヒートのため)いくつかの能力の可用性が制限されていることを基地局に知らせることができる。基地局は、その要求を確認または拒否することができる。一時的な能力制限は、5GCに対してトランスペアレントであり得る(例えば、静的能力は、5GCにおいて保存され得る)。
CAが構成されている場合、無線デバイスは、ネットワークとのRRC接続を有することができる。RRC接続確立/再確立/ハンドオーバプロシージャでは、1つのサービングセルが、NASモビリティ情報を提供することができ、RRC接続再確立/ハンドオーバでは、1つのサービングセルが、セキュリティ入力を提供することができる。このセルは、PCellと呼ばれることがある。無線デバイスの能力に応じて、SCellは、PCellと一緒にサービングセルのセットを形成するように構成することができる。無線デバイスのために構成されたサービングセルのセットは、1つのPCell、および1つ以上のSCellを含むことができる。
SCellの再構成、追加、および削除は、RRCによって実行することができる。NR内ハンドオーバにおいて、RRCはまた、ターゲットPCellとの使用のために、SCellを追加、削除、または再構成することもできる。新しいSCellを追加する場合、専用RRCシグナリングを用いて、SCellのすべての必要なシステム情報を送信することができ、すなわち、接続モードにある間は、無線デバイスは、ブロードキャストされたシステム情報を、SCellから直接取得する必要がない場合がある。
RRC接続再構成プロシージャの目的は、RRC接続を変更すること、(例えば、RBを確立、変更、および/または解放すること、ハンドオーバを実行すること、測定を設定、変更、および/または解放すること、SCellおよびセルグループを追加、変更、および/または解放すること)であり得る。RRC接続再構成プロシージャの一部として、NAS専用情報を、ネットワークから無線デバイスに転送することができる。RRCConnectionReconfigurationメッセージは、RRC接続を変更するためのコマンドであり得る。それは、任意の関連付けられた専用NAS情報およびセキュリティ構成を含む測定構成、モビリティ制御、無線リソース構成(例えば、RB、MACの主要な構成および物理チャネル構成)のための情報を伝達することができる。受信されたRRC Connection Reconfigurationメッセージが、sCellToReleaseListを含む場合、無線デバイスは、SCell解放を実行することができる。受信されたRRC Connection Reconfigurationメッセージが、sCellToAddModListを含む場合、無線デバイスは、SCell追加または変更を実行することができる。
RRC接続確立(または再確立、再開)プロシージャとは、RRC接続を確立(または再確立、再開)することであり得、RRC接続確立プロシージャは、SRB1確立を含むことができる。RRC接続確立プロシージャを使用して、無線デバイスからE-UTRANに初期NAS専用情報/メッセージを転送することができる。RRCConnectionReestablishmentメッセージを使用して、SRB1を再確立することができる。
測定レポートプロシージャとは、無線デバイスからNG-RANに測定結果を転送することであり得る。無線デバイスは、正常なセキュリティ作動の後に測定レポートプロシージャを開始することができる。測定レポートメッセージを用いて、測定結果を伝送することができる。
無線デバイス110は、少なくとも1つの通信インターフェース310(例えば、無線モデム、アンテナ、および/または同様のもの)と、少なくとも1つのプロセッサ314と、非一過性メモリ315内に格納され、かつ少なくとも1つのプロセッサ314により実行可能なプログラムコード命令316の少なくとも1つのセットと、を備えることができる。この無線デバイス110は、少なくとも1つのスピーカ/マイクロフォン311、少なくとも1つのキーパッド312、少なくとも1つのディスプレイ/タッチパッド313、少なくとも1つの電源317、少なくとも1つの全地球測位システム(GPS)チップセット318、および他の周辺装置319、のうちの少なくとも1つをさらに備えることができる。
無線デバイス110のプロセッサ314、基地局1、120Aのプロセッサ321A、および/または基地局2、120Bのプロセッサ321Bは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)および/または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートおよび/またはトランジスタ論理回路、ディスクリートハードウェアコンポーネント、ならびに同様のもの、のうちの少なくとも1つを備えることができる。無線デバイス110のプロセッサ314、基地局1、120A内のプロセッサ321A、および/もしくは基地局2、120B内のプロセッサ321Bは、信号符号化/処理、データ処理、パワー制御、入力/出力処理、ならびに/または、無線デバイス110、基地局1、120A、および/もしくは基地局2、120Bを無線環境で動作させることができる任意の他の機能性、のうちの少なくとも1つを実行することができる。
無線デバイス110のプロセッサ314は、スピーカ/マイクロフォン311、キーパッド312、および/またはディスプレイ/タッチパッド313に接続することができる。プロセッサ314は、スピーカ/マイクロフォン311、キーパッド312および/もしくはディスプレイ/タッチパッド313からユーザ入力データを受信し、ならびに/またはユーザ出力データをこれらに提供することができる。無線デバイス110内のプロセッサ314は、電源317からパワーを受信することができ、および/またはそのパワーを無線デバイス110内の他のコンポーネントに分配するように構成することができる。電源317は、1つ以上の乾電池、太陽電池、燃料電池、および同様のもの、のうちの少なくとも1つを備えることができる。プロセッサ314は、GPSチップセット318に接続することができる。GPSチップセット318は、無線デバイス110の地理学的位置情報を提供するように構成することができる。
無線デバイス110のプロセッサ314は、他の周辺装置319にさらに接続することができ、その周辺装置は、追加の特徴および/または機能性を提供する1つ以上のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを備えることができる。例えば、周辺装置319は、加速度計、衛星送受信機、デジタルカメラ、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、ハンズフリーヘッドセット、周波数変調(FM)無線ユニット、メディアプレーヤー、インターネットブラウザ、および同様のもの、のうちの少なくとも1つを備えることができる。
基地局1、120Aの通信インターフェース320A、および/または基地局2、120Bの通信インターフェース320Bは、それぞれ無線リンク330Aおよび/または無線リンク330Bを介して無線デバイス110の通信インターフェース310と通信するように構成することができる。一例において、基地局1、120Aの通信インターフェース320Aは、基地局2の通信インターフェース320B、ならびに他のRANおよびコアネットワークノードと通信することができる。
無線リンク330Aおよび/または無線リンク330Bは、双方向リンクおよび/または方向性リンクのうちの少なくとも1つを含むことができる。無線デバイス110の通信インターフェース310は、基地局1、120Aの通信インターフェース320Aと、および/または基地局2、120Bの通信インターフェース320Bと通信するように構成することができる。基地局1、120Aおよび無線デバイス110、ならびに/または、基地局2、120Bおよび無線デバイス110は、それぞれ、無線リンク330Aを介して、および/または無線リンク330Bを介して、トランスポートブロックを送信および受信するように構成することができる。無線リンク330Aおよび/または無線リンク330Bは、少なくとも1つの周波数キャリアを用いることができる。実施形態のいくつかの様々な態様によれば、送受信機(複数可)を用いることができる。送受信機は、送信機および受信機の両方を含むデバイスであり得る。送受信機は、無線デバイス、基地局、中継ノード、および/または同等物などのデバイス内で用いることができる。通信インターフェース310、320A、320B、および無線リンク330A、330Bにおいて実施される無線技術の例示的な実施形態が、図4A、図4B、図4C、図4D、図6、図7A、図7B、図8、および関連する文脈に例示されている。
一例において、無線ネットワーク内の他のノード(例えば、AMF、UPF、SMFなど)は、1つ以上の通信インターフェース、1つ以上のプロセッサ、および、命令を格納するメモリを備えることができる。
ノード(例えば、無線デバイス、基地局、AMF、SMF、UPF、サーバ、スイッチ、アンテナ、および/またはその同様のもの)は、1つ以上のプロセッサと、1つ以上のプロセッサによって実行されたときに、そのノードに特定のプロセスおよび/または機能を実行させる命令を格納するメモリと、を含むことができる。例示的な実施形態は、単一キャリアおよび/またはマルチキャリア通信の動作を可能にすることができる。他の例示的な実施形態は、単一キャリアおよび/またはマルチキャリア通信の動作を生じさせるために、1つ以上のプロセッサにより実行可能な命令を含む、非一過性有形コンピュータ可読媒体を備えることができる。さらに他の例示的な実施形態は、非一過性有形コンピュータ可読機械アクセス可能媒体を含む製品を含むことができ、この媒体は、プログラム可能なハードウェアが、ノードに単一キャリアおよび/またはマルチキャリア通信の動作を可能にさせることを可能にするための、そこに符号化された命令を有する。ノードは、プロセッサ、メモリ、インターフェース、および/または同様のものを備えることができる。
インターフェースは、ハードウェアインターフェース、ファームウェアインターフェース、ソフトウェアインターフェース、のうちの少なくとも1つ、および/またはこれらの組み合わせを備えることができる。ハードウェアインターフェースは、コネクタ、ワイヤ、ドライバなどの電子デバイス、増幅器、および/または同様のものを備えることができる。ソフトウェアインターフェースは、プロトコル(複数可)、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、それらの組み合わせ、および/または同様のものを実装するようにメモリデバイス内に格納されたコードを含むことができる。ファームウェアインターフェースは、組み込み型ハードウェアと、メモリデバイス内に格納され、かつ/またはそれと通信するコードとの組み合わせを含み、接続、電子デバイス動作、プロトコル(複数可)、プロトコル層、通信ドライバ、デバイスドライバ、ハードウェア動作、これらの組み合わせ、および/または同様のものを実装することができる。
図4A、図4B、図4C、および図4Dは、本開示の実施形態の一態様に基づく、アップリンクおよびダウンリンク信号伝送の場合の例示的な略図である。図4Aは、少なくとも1つの物理チャネルの例示的なアップリンク送信機を示す。物理アップリンク共有チャネルを代表するベースバンド信号は、1つ以上の機能を実行することができる。この1つ以上の機能は、スクランブリング、複素数値シンボルを生成するためのスクランブルビットの変調、1つまたはいくつかの伝送層上への複素数値変調シンボルのマッピング、複素数値シンボルを生成するための変換プリコーディング、複素数値シンボルのプリコーディング、プリコーディングされた複素数値シンボルのリソース要素へのマッピング、複素数値時間領域単一キャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)またはCP-OFDM信号のアンテナポートへの生成、および/または同様のもの、のうちの少なくとも1つを含むことができる。一例において、変換プリコーディングが有効である場合は、アップリンク伝送のためのSC-FDMA信号が生成され得る。一例において、変換プリコーディングが有効でない場合は、図4Aによって、アップリンク伝送のためのCP-OFDM信号が生成され得る。これらの機能は、例として例解されており、他のメカニズムが様々な実施形態において実装され得ることが想定される。
アンテナポートに対する複素数値SC-FDMAまたはCP-OFDMベースバンド信号、および/または複素数値物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)ベースバンド信号のキャリア周波数に対する変調およびアップコンバージョンの場合の例示的構造が、図4Bに示されている。伝送前にフィルタリングを用いることができる。
ダウンリンク伝送のための例示的構造が、図4Cに示されている。ダウンリンク物理チャネルを表すベースバンド信号は、1つ以上の機能を実行することができる。この1つ以上の機能は、物理チャネル上で伝送されるべきコードワード内の符号化されたビットのスクランブリング、複素数値変調シンボルを生成するためのスクランブルされたビットの変調、複素数値変調シンボルの1つまたはいくつかの伝送層上へのマッピング、アンテナポート上での伝送するための各層上にある複素数値変調シンボルのプリコーディング、アンテナポートの複素数値変調シンボルのリソース要素へのマッピング、アンテナポート毎の複素数値時間領域OFDM信号の生成、および/または同様のものを含むことができる。これらの機能は、例として例解されており、他のメカニズムが様々な実施形態において実装され得ることが想定される。
一例において、gNBは、アンテナポート上の第1のシンボルおよび第2のシンボルを無線デバイスに伝送することができる。この無線デバイスは、アンテナポート上の第1のシンボルを伝達するためのチャネルから、アンテナポート上の第2のシンボルを伝達するためのチャネル(例えば、フェージング利得、マルチパス遅延など)を推測することができる。一例において、第1のアンテナポートおよび第2のアンテナポートは、第1のアンテナポート上の第1のシンボルが伝達されるチャネルの1つ以上の大規模な特性が、第2のアンテナポート上の第2のシンボルが伝達されるチャネルから推測され得る場合に、おおよそ同じ場所に配置されることができる。1つ以上の大規模な特性は、遅延拡散、ドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、および/または空間受信(Rx)パラメータのうちの少なくとも1つを含むことができる。
アンテナポートの複素数値OFDMベースバンド信号のキャリア周波数に対する例示的な変調およびアップコンバージョンが、図4Dに示されている。伝送前にフィルタリングを用いることができる。
図5Aは、例示的なアップリンクチャネルマッピングおよび例示的なアップリンク物理信号の略図である。図5Bは、例示的なダウンリンクチャネルマッピングおよびダウンリンク物理信号の略図である。一例において、物理層は、1つ以上の情報転送サービスを、MACおよび/または1つ以上の上位層に提供することができる。例えば、物理層は、1つ以上のトランスポートチャネルを介して1つ以上の情報転送サービスをMACに提供することができる。情報転送サービスは、特性データが無線インターフェースにわたってどのように、また何と一緒に転送されるかを示すことができる。
例示的な実施形態において、無線ネットワークは、1つ以上のダウンリンクおよび/またはアップリンクトランスポートチャネルを含むことができる。例えば、図5Aの略図は、アップリンク共有チャネル(UL-SCH)501およびランダムアクセスチャネル(RACH)502を含む例示的なアップリンクトランスポートチャネルを示す。図5Bの略図は、ダウンリンク共有チャネル(DL-SCH)511、ページングチャネル(PCH)512、およびブロードキャストチャネル(BCH)513を含む例示的なダウンリンクトランスポートチャネルを示す。トランスポートチャネルは、1つ以上の対応する物理チャネルにマッピングすることができる。例えば、UL-SCH501は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)503にマッピングすることができる。RACH502は、PRACH505にマッピングすることができる。DL-SCH511およびPCH512は、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)514にマッピングすることができる。BCH513は、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)516にマッピングすることができる。
対応するトランスポートチャネルを有さない1つ以上の物理チャネルが存在する場合がある。この1つ以上の物理チャネルは、アップリンク制御情報(UCI)509および/またはダウンリンク制御情報(DCI)517に対して用いることができる。例えば、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)504は、UEから基地局にUCI509を搬送することができる。例えば、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)515は、基地局からUEにDCI517を搬送することができる。NRは、UCI509およびPUSCH503伝送がスロット内で少なくとも部分的に一致し得る場合、PUSCH503においてUCI509多重化をサポートすることができる。UCI509は、CSI、肯定応答(ACK)/否定肯定応答(NACK)、および/またはスケジューリング要求のうちの少なくとも1つを含むことができる。PDCCH515上のDCI517は、以下の、1つ以上のダウンリンク割り当て、および/または1つ以上のアップリンクスケジューリング許可のうちの少なくとも1つを示すことができる。
アップリンクでは、UEは、1つ以上の基準信号(RS)を基地局に伝送することができる。例えば、1つ以上のRSは、復調-RS(DM-RS)506、位相トラッキング-RS(PT-RS)507、および/またはサウンディングRS(SRS)508のうちの少なくとも1つであり得る。ダウンリンクでは、基地局は、1つ以上のRSをUEに伝送(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、および/またはブロードキャスト)することができる。例えば、1つ以上のRSは、プライマリ同期信号(PSS)/セカンダリ同期信号(SSS)521、CSI-RS522、DM-RS523、および/またはPT-RS524のうちの少なくとも1つとすることができる。
一例において、UEは、チャネル推定のため、例えば、1つ以上のアップリンク物理チャネル(例えば、PUSCH503および/またはPUCCH504)のコヒーレント復調のために、1つ以上のアップリンクDM-RS506を基地局に伝送することができる。例えば、UEは、PUSCH503および/またはPUCCH504を用いて少なくとも1つのアップリンクDM-RS506を基地局に伝送することができ、少なくとも1つのアップリンクDM-RS506は、対応する物理チャネルと同じ周波数範囲に及ぶことがある。一例において、基地局は、1つ以上のアップリンクDM-RS構成を有するUEを構成することができる。少なくとも1つのDM-RS構成は、先行DM-RSパターンをサポートすることができる。先行DM-RSは、1つ以上のOFDMシンボル(例えば、1つまたは2つの隣接OFDMシンボル)上にマッピングすることができる。1つ以上の追加のアップリンクDM-RSは、PUSCHおよび/またはPUCCHの1つ以上のシンボルで伝送するように構成することができる。基地局は、PUSCHおよび/またはPUCCHのための先行DM-RSシンボルの最大数を用いてUEを準統計学的に構成することができる。例えば、UEは、先行DM-RSシンボルの最大数に基づいて、単一シンボルDM-RSおよび/または二重シンボルDM-RSをスケジュールすることができ、基地局は、PUSCHおよび/またはPUCCHのための1つ以上の追加のアップリンクDM-RSを用いてUEを構成することができる。新しい無線ネットワークは、例えば、少なくともCP-OFDMの場合、DLおよびULのための共通DM-RS構造をサポートすることができ、DM-RS位置、DM-RSパターン、および/またはスクランブリングシーケンスは、同じであっても、または異なっていてもよい。
一例において、アップリンクPT-RS507が存在するか否かは、RRC構成に依存し得る。例えば、アップリンクPT-RSの存在は、UE固有に構成することができる。例えば、スケジュールされたリソース内のアップリンクPT-RS507の存在および/またはパターンは、RRCシグナリング、および/または、DCIによって示され得る他の目的(例えば、変調およびコーディング方式(MCS))のために用いられる1つ以上のパラメータとの関連付けの組み合わせによってUE固有に構成することができる。アップリンクPT-RS507の動的存在は、それが構成される場合、少なくともMCSを含む1つ以上のDCIパラメータと関連付けることができる。無線ネットワークは、時間/周波数領域で画定される複数のアップリンクPT-RS密度をサポートすることができる。周波数領域密度は、それが存在する場合、スケジュールされた帯域幅の少なくとも1つの構成と関連付けることができる。UEは、DMRSポートおよびPT-RSポートのための同じプリコーディングを想定し得る。PT-RSポート数は、スケジュールされたリソース内のDM-RSポート数よりも少ない場合がある。例えば、アップリンクPT-RS507は、UEのためのスケジュールされた時間/周波数持続時間内に制限される場合がある。
一例において、UEは、アップリンクチャネル依存スケジューリングおよび/またはリンク適応をサポートするチャネル状態推定のために、基地局に、SRS508を伝送することができる。例えば、UEによって伝送されたSRS508は、基地局が1つ以上の異なる周波数におけるアップリンクチャネル状態を推定することを可能にすることができる。基地局スケジューラは、アップリンクチャネル状態を用いて、UEからアップリンクPUSCH伝送のために良好な品質の1つ以上のリソースブロックを割り当てることができる。基地局は、1つ以上のSRSリソースセットを用いてUEを準統計学的に構成することができる。SRSリソースセットの場合、基地局は、1つ以上のSRSリソースを用いてUEを構成することができる。SRSリソースセットの適用可能性は、上位層(例えば、RRC)のパラメータによって構成されることができる。例えば、上位層パラメータがビーム管理を示す場合、1つ以上のSRSリソースセットの各々の中のSRSリソースを一度に伝送することができる。UEは、異なるSRSリソースセット内に1つ以上のSRSリソースを同時に伝送することができる。新しい無線ネットワークは、非周期的、周期的、かつ/または半永続的なSRS伝送をサポートすることができる。UEは、1つ以上のトリガタイプに基づいてSRSリソースを伝送することができ、その1つ以上のトリガタイプは、上位層シグナリング(例えば、RRC)、および/または1つ以上のDCIフォーマット(例えば、少なくとも1つのDCIフォーマットを用いて、UEが、1つ以上の構成されたSRSリソースセットのうちの少なくとも1つを選択することができる)を含むことができる。SRSトリガタイプ0は、上位層のシグナリングに基づいてトリガされたSRSを指し得る。SRSトリガタイプ1は、1つ以上のDCIフォーマットに基づいてトリガされたSRSを指し得る。一例において、PUSCH503およびSRS508が同じスロットで伝送される場合、UEは、PUSCH503および対応するアップリンクDM-RS506の伝送後にSRS508を伝送するように構成されることができる。
一例において、基地局は、以下のうちの少なくとも1つを示す1つ以上のSRS構成パラメータを用いてUEを準統計学的に構成することができ、それらの構成パラメータは、SRSリソース構成識別子、SRSポート数、SRSリソース構成の時間領域挙動(例えば、周期的、半永続的、または非周期的なSRSの表示)、周期的および/または非周期的SRSリソースのためのスロット(ミニスロット、および/またはサブフレーム)レベル周期性および/またはオフセット、SRSリソース内のOFDMシンボル数、SRSリソースのOFDMシンボル開始、SRS帯域幅、周波数ホッピング帯域幅、サイクリックシフト、および/またはSRSシーケンスIDである。
一例において、ある時間領域では、SS/PBCHブロックは、SS/PBCHブロック内に1つ以上のOFDMシンボル(例えば、0~3まで増加順で番号付けられた4つのOFDMシンボル)を含むことができる。SS/PBCHブロックは、PSS/SSS521およびPBCH516を含むことができる。一例において、周波数領域では、SS/PBCHブロックは、SS/PBCHブロック内部に1つ以上の連続サブキャリア(例えば、0~239まで増加順で番号付けられたサブキャリアを伴う240個の連続サブキャリア)を含むことができる。例えば、PSS/SSS521は、1個のOFDMシンボル、および127個のサブキャリアを占有し得る。例えば、PBCH516は、3個のOFDMシンボル、および240個のサブキャリアにまたがり得る。UEは、同じブロックインデックスを用いて伝送された1つ以上のSS/PBCHブロックが、例えば、ドップラー拡散、ドップラーシフト、平均利得、平均遅延、および空間Rxパラメータに関して、おおよそ同じ位置に配置され得ることを想定することができる。UEは、他のSS/PBCHブロック伝送の場合、おおよそ同じ位置の配置を想定することはできない。SS/PBCHブロックの周期性は、無線ネットワーク(例えば、RRCシグナリングによる)によって構成されることができ、SS/PBCHブロックを送信することができる1つ以上の時間場所は、サブキャリア間隔によって決定されることができる。一例において、無線ネットワークが、異なるサブキャリア間隔を想定するようにUEを構成しない限り、UEは、SS/PBCHブロックの帯域固有のサブキャリア間隔を想定することができる。
一例において、ダウンリンクCSI-RS522を用いて、UEがチャネル状態情報を取得することができる。無線ネットワークは、ダウンリンクCSI-RS522の周期的、非周期的、および/または半永続的な伝送をサポートすることができる。例えば、基地局は、ダウンリンクCSI-RS522の周期的伝送を用いてUEを準統計学的に構成および/または再構成することができる。構成されたCSI-RSリソースは、作動および/または停止させることができる。半永続的な伝送の場合、CSI-RSリソースの作動および/または停止は、動的にトリガすることができる。一例において、CSI-RS構成は、少なくともアンテナポート数を示す1つ以上のパラメータを含むことができる。例えば、基地局は、32個のポートを有するUEを構成することができる。基地局は、1つ以上のCSI-RSリソースセットを有するUEを準統計学的に構成することができる。1つ以上のCSI-RSリソースを、1つ以上のCSI-RSリソースセットから1つ以上のUEに割り当てることができる。例えば、基地局は、CSI RSリソースマッピングを示す1つ以上のパラメータ、例えば、1つ以上のCSI-RSリソースの時間領域位置、CSI-RSリソースの帯域幅、および/または周期性を準統計学的に構成することができる。一例において、ダウンリンクCSI-RS522およびコアセットが空間的におおよそ同じ場所に配置されている場合、UEは、ダウンリンクCSI-RS522および制御リソースセット(コアセット)に対して同じOFDMシンボルを用いるように構成されることができ、ダウンリンクCSI-RS522と関連付けられたリソース要素は、コアセットのために構成されたPRBの外側にある。一例において、ダウンリンクCSI-RS522およびSSB/PBCHが空間的におおよそ同じ場所に配置されている場合、UEは、ダウンリンクCSI-RS522およびSSB/PBCHに対して同じOFDMシンボルを用いるように構成されることができ、ダウンリンクCSI-RS522と関連付けられたリソース要素は、SSB/PBCHのために構成されたPRBの外側にある。
一例において、UEは、チャネル推定のために、例えば、1つ以上のダウンリンク物理チャネル(例えば、PDSCH514)のコヒーレント復調を行うために、1つ以上のダウンリンクDM-RS523を基地局に伝送することができる。例えば、無線ネットワークは、データ復調のための、1つ以上の可変および/または構成可能なDM-RSパターンをサポートすることができる。少なくとも1つのダウンリンクDM-RS構成は、先行DM-RSパターンをサポートすることができる。先行DM-RSは、1つ以上のOFDMシンボル(例えば、1つまたは2つの隣接OFDMシンボル)の上にマッピングすることができる。基地局は、PDSCH514のための先行DM-RSシンボルの最大数を用いてUEを準統計学的に構成することができる。例えば、DM-RS構成は、1つ以上のDM-RSポートをサポートすることができる。例えば、シングルユーザ-MIMOの場合、DM-RS構成は、少なくとも8個の直交ダウンリンクDM-RSポートをサポートすることができる。例えば、マルチユーザ-MIMOの場合、DM-RS構成は、12個の直交ダウンリンクDM-RSポートをサポートすることができる。無線ネットワークは、例えば、少なくともCP-OFDMの場合、DLおよびULのための共通DM-RS構造をサポートすることができ、DM-RS位置、DM-RSパターン、および/またはスクランブリングシーケンスは、同じであっても、または異なっていてもよい。
一例において、ダウンリンクPT-RS524が存在するか否かは、RRC構成に依存し得る。例えば、ダウンリンクPT-RS524の存在は、UE固有に構成することができる。例えば、スケジュールされたリソース内のダウンリンクPT-RS524の存在および/またはパターンは、RRCシグナリング、および/または、DCIによって示され得る他の目的(例えば、MCS)のために用いられる1つ以上のパラメータとの関連付けとの組み合わせによってUE固有に構成することができる。ダウンリンクPT-RS524の動的存在は、それが構成される場合、少なくともMCSを含む1つ以上のDCIパラメータと関連付けることができる。無線ネットワークは、時間/周波数領域において画定される複数のPT-RS密度をサポートすることができる。周波数領域密度は、それが存在する場合、スケジュールされた帯域幅の少なくとも1つの構成と関連付けることができる。UEは、DMRSポートおよびPT-RSポートのための同じプリコーディングを想定し得る。PT-RSポート数は、スケジュールされたリソース内のDM-RSポート数よりも少ない場合がある。例えば、ダウンリンクPT-RS524は、UEのためのスケジュールされた時間/周波数持続時間内に制限する場合がある。
図6は、本開示の実施形態の態様に基づく、キャリアの例示的なフレーム構造を描いている略図である。マルチキャリアOFDM通信システムでは、1つ以上のキャリアを含むことができ、例えば、キャリアアグリゲーションの場合には、1~32個のキャリアに、またはデュアル接続の場合には、1~64個のキャリアに及ぶ。異なる無線フレーム構造をサポートすることができる(例えば、FDD方式の場合、およびTDD複信方式の場合)。図6は、例示的なフレーム構造を示す。ダウンリンクおよびアップリンク伝送は、無線フレーム601内に構成することができる。この例では、無線フレーム持続時間は、10ミリ秒である。この例では、10ミリ秒の無線フレーム601は、1ミリ秒の持続時間を有する、10個の等しいサイズのサブフレーム602に分割することができる。サブフレーム(複数可)は、サブキャリア間隔および/またはCP長さに応じて、1つ以上のスロット(例えば、スロット603および605)を含むことができる。例えば、15kHz、30kHz、60kHz、120kHz、240kHz、および480kHzのサブキャリア間隔を有するサブフレームは、それぞれ、1個、2個、4個、8個、16個、および32個のスロットを含むことができる。図6では、サブフレームは、0.5ミリ秒の持続時間を有する、2個の等しいサイズのスロット603に分割することができる。例えば、10個のサブフレームは、ダウンリンク伝送に利用可能であり得、10個のサブフレームは、10ミリ秒の時間間隔でのアップリンク伝送に利用可能であり得る。アップリンクおよびダウンリンク伝送は、周波数領域内で分離することができる。スロット(複数可)は、複数のOFDMシンボル604を含むことができる。スロット605内のOFDMシンボル604の数は、サイクリックプレフィックス長さに依存し得る。例えば、1つのスロットは、通常のCPを有する、最大480kHzの同じサブキャリア間隔で14個のOFDMシンボルであり得る。1つのスロットは、拡張されたCPを有する、60kHzの同じサブキャリア間隔で12個のOFDMシンボルであり得る。1つのスロットは、ダウンリンク、アップリンク、または、ダウンリンク部およびアップリンク部、ならびに/または同様のものを含むことができる。
図7Aは、本開示の実施形態の一態様に基づく、例示的なOFDMサブキャリアセットを描いている略図である。この例において、gNBは、例示的なチャネル帯域幅700を有するキャリアを有する無線デバイスと通信することができる。略図内の矢印(複数可)は、マルチキャリアOFDMシステム内のサブキャリアを描き得る。OFDMシステムは、OFDM技術、SC-FDMA技術、および/または同様のものなどの技術を使用することができる。一例において、矢印701は、情報シンボルを伝送するサブキャリアを示す。一例において、キャリア内の2つの隣接するサブキャリア間のサブキャリア間隔702は、15KHz、30KHz、60KHz、120KHz、240KHzなどのうちの任意の1つであり得る。一例において、異なるサブキャリア間隔は、異なる伝送ヌメロロジに対応することができる。一例において、伝送ヌメロロジは、少なくともヌメロロジインデックス、サブキャリア間隔の値、サイクリックプレフィックス(CP)のタイプを含むことができる。一例において、gNBは、キャリア内の多数のサブキャリア703上で、UEへ伝送する/UEから受信することができる。一例において、多数のサブキャリア703により占有される帯域幅(伝送帯域幅)は、保護帯域704および705に起因して、キャリアのチャネル帯域幅700よりも小さくてもよい。一例において、保護帯域704および705を使用して、1つ以上の近隣のキャリアへ/からの干渉を低減することができる。キャリア内のサブキャリア(伝送帯域幅)の数は、キャリアのチャネル帯域幅、およびサブキャリア間隔に依存し得る。例えば、20MHzチャネル帯域幅および15KHzサブキャリア間隔を有するキャリアの場合、伝送帯域幅は、1024個のサブキャリア数となり得る。
一例において、gNBおよび無線デバイスは、CAを用いて構成されると、複数のCCと通信することができる。一例において、異なるコンポーネントキャリアは、CAがサポートされている場合、異なる帯域幅および/またはサブキャリア間隔を有することができる。一例において、gNBは、第1のコンポーネントキャリア上のUEに第1のタイプのサービスを伝送することができる。gNBは、第2のコンポーネントキャリア上のUEに第2のタイプのサービスを伝送することができる。異なるタイプのサービスは、異なるサービス要件(例えば、データレート、待ち時間、信頼性)を有し得、これらは、異なるサブキャリア間隔および/または帯域幅を有する異なるコンポーネントキャリアを介した伝送に好適となり得る。図7Bは、例示的な実施形態を示す。第1のコンポーネントキャリアは、第1のサブキャリア間隔709を有する第1の数のサブキャリア706を含むことができる。第2のコンポーネントキャリアは、第2のサブキャリア間隔710を有する第2の数のサブキャリア707を含むことができる。第3のコンポーネントキャリアは、第3のサブキャリア間隔711を有する第3の数のサブキャリア708を含むことができる。マルチキャリアOFDM通信システムのキャリアは、連続キャリア、非連続キャリア、または連続キャリアと非連続キャリアの両方の組み合わせであってもよい。
図8は、本開示の実施形態の一態様に基づく、OFDM無線リソースを描いている略図である。一例において、キャリアは、伝送帯域幅801を有することができる。一例において、リソースグリッドは、周波数領域802および時間領域803の構造内にあり得る。一例において、リソースグリッドは、サブフレーム内の第1の数のOFDMシンボル、および第2の数のリソースブロックを含むことができ、伝送ヌメロロジおよびキャリアのために、上位層シグナリング(例えば、RRCシグナリング)によって示された共通リソースブロックから開始する。一例において、リソースグリッドでは、サブキャリアインデックスおよびシンボルインデックスにより識別されたリソースユニットは、リソース要素805であり得る。一例において、サブフレームは、キャリアと関連付けられたヌメロロジに応じて第1の数のOFDMシンボル807を含むことができる。例えば、キャリアのヌメロロジのサブキャリア間隔が15KHzである場合、サブフレームは、キャリアに対して14個のOFDMシンボルを有することができる。ヌメロロジのサブキャリア間隔が30KHzである場合、サブフレームは、28個のOFDMシンボルを有することができる。ヌメロロジのサブキャリア間隔が60KHzである場合、サブフレームは、56個のOFDMシンボルなどを有することができる。一例において、キャリアのリソースグリッド内に含まれる第2の数のリソースブロックは、キャリアの帯域幅およびヌメロロジに依存し得る。
図8に示すように、リソースブロック806は、12個のサブキャリアを含むことができる。一例において、複数のリソースブロックは、リソースブロックグループ(RBG)804にグループ化することができる。一例において、RBGのサイズは、RBGサイズ構成を示すRRCメッセージ、キャリア帯域幅のサイズ、またはキャリアの帯域幅部のうちの少なくとも1つに依存し得る。一例において、キャリアは、複数の帯域幅部を含むことができる。キャリアの第1の帯域幅部は、キャリアの第2の帯域幅部とは異なる周波数位置および/または帯域幅を有することができる。
一例において、gNBは、ダウンリンクまたはアップリンクリソースブロック割り当てを含むダウンリンク制御情報を無線デバイスに伝送することができる。基地局は、ダウンリンク制御情報および/またはRRCメッセージ(複数可)内のパラメータに従って、1つ以上のリソースブロックおよび1つ以上のスロットを介して、スケジュールおよび伝送されたデータパケット(例えば、トランスポートブロック)を、無線デバイスに伝送し、または無線デバイスから受信することができる。一例では、1つ以上のスロットの第1のスロットに対する開始シンボルを無線デバイスに示すことができる。一例において、gNBは、1つ以上のRBGおよび1つ以上のスロットにスケジュールされたデータパケットを、無線デバイスに伝送し、または無線デバイスから受信することができる。
一例において、gNBは、1つ以上のPDCCHを介して無線デバイスにダウンリンク割り当てを含むダウンリンク制御情報を伝送することができる。ダウンリンク割り当ては、少なくとも変調およびコーディングフォーマットを示すパラメータ、リソース割り当て、および/または、DL-SCHに関するHARQ情報を含むことができる。一例において、リソース割り当ては、リソースブロック割り当てのパラメータ、および/またはスロット割り当てを含むことができる。一例において、gNBは、1つ以上のPDCCH上のセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を介して無線デバイスにリソースを動的に割り当てることができる。無線デバイスは、1つ以上のPDCCHをモニタして、無線デバイスのダウンリンク受信が可能であるときに可能な割り当てを見出すことができる。無線デバイスは、1つ以上のPDCCHを正常に検出する場合、1つ以上のPDCCHによりスケジュールされた1つ以上のPDSCH上に1つ以上のダウンリンクデータパッケージを受信することができる。
一例において、gNBは、無線デバイスへのダウンリンク伝送のための構成スケジューリング(CS)リソースを割り当てることができる。gNBは、CS許可の周期性を示す1つ以上のRRCメッセージを伝送することができる。gNBは、CSリソースを作動させる構成スケジューリング-RNTI(CS-RNTI)にアドレス指定されたPDCCHを介してDCIを伝送することができる。DCIは、ダウンリンク許可がCS許可であることを示すパラメータを含むことができる。CS許可は、1つ以上のRRCメッセージにより定義された周期性に従って、停止されるまで、暗黙的に再使用することができる。
一例において、gNBは、1つ以上のPDCCHを介して無線デバイスにアップリンク許可を含むダウンリンク制御情報を伝送することができる。アップリンク許可は、少なくとも変調およびコーディングフォーマットを示すパラメータ、リソース割り当て、および/または、UL-SCHに関するHARQ情報を含むことができる。一例において、リソース割り当ては、リソースブロック割り当てのパラメータ、および/またはスロット割り当てを含むことができる。一例において、gNBは、1つ以上のPDCCH上のC-RNTIを介して無線デバイスにリソースを動的に割り当てることができる。無線デバイスは、可能なリソース割り当てを見出すために、1つ以上のPDCCHをモニタすることができる。無線デバイスは、1つ以上のPDCCHを正常に検出する場合、1つ以上のPDCCHによりスケジュールされた1つ以上のPUSCHを介して1つ以上のアップリンクデータパッケージを伝送することができる。
一例において、gNBは、無線デバイスへのアップリンクデータ伝送のためのCSリソースを割り当てることができる。gNBは、CS許可の周期性を示す1つ以上のRRCメッセージを伝送することができる。gNBは、CSリソースを作動させるCS-RNTIにアドレス指定されたPDCCHを介してDCIを伝送することができる。DCIは、アップリンク許可がCS許可であることを示すパラメータを含むことができる。CS許可は、1つ以上のRRCメッセージにより定義された周期性に従って、停止されるまで、暗黙的に再使用することができる。
一例において、基地局は、PDCCHを介してDCI/制御シグナリングを伝送することができる。DCIは、複数のフォーマット中の1つのフォーマットを取ることができる。DCIは、ダウンリンクおよび/またはアップリンクスケジューリング情報(例えば、リソース割り当て情報、HARQ関連パラメータ、MCS)、CSIの要求(例えば、非周期的CQIレポート)、SRSの要求、1つ以上のセルに対するアップリンクパワー制御コマンド、1つ以上のタイミング情報(例えば、TB伝送/受信タイミング、HARQフィードバックタイミングなど)などを含むことができる。一例において、DCIは、1つ以上のトランスポートブロックのための伝送パラメータを含むアップリンク許可を示すことができる。一例において、DCIは、1つ以上のトランスポートブロックを受信するためのパラメータを示すダウンリンク割り当てを示すことができる。一例において、DCIは、基地局によって使用されて、無線デバイスにおいて競合なしランダムアクセスを開始することができる。一例において、基地局は、スロットフォーマットを通知するスロットフォーマットインジケータ(SFI)を含むDCIを伝送することができる。一例において、基地局は、PRB(複数可)および/またはOFDMシンボル(複数可)を通知するプリエンプション表示を含むDCIを伝送することができ、そこでは、UEは、UEのための伝送が意図されていないことを想定することができる。一例において、基地局は、PUCCHまたはPUSCHまたはSRSのグループパワー制御のためのDCIを伝送することができる。一例において、DCIは、RNTIに対応することができる。一例において、無線デバイスは、初期アクセス(例えば、C-RNTI)を完了することに応答してRNTIを取得することができる。一例において、基地局は、無線のためのRNTI(例えば、CS-RNTI、TPC-CS-RNTI、TPC-PUCCH-RNTI、TPC-PUSCH-RNTI、TPC-SRS-RNTI)を構成することができる。一例において、無線デバイスは、RNTIを計算することができる(例えば、無線デバイスは、プリアンブルの伝送のために使用されるリソースに基づいて、RA-RNTIを計算することができる)。一例において、RNTIは、事前構成された値(例えば、P-RNTIまたはSI-RNTI)を有することができる。一例において、無線デバイスは、グループ共通探索空間をモニタすることができ、その空間は、基地局によって使用されてUEのグループのために意図されているDCIを伝送する。一例において、グループ共通DCIは、UEのグループのために共通して構成されているRNTIに対応することができる。一例において、無線デバイスは、UE固有の探索空間をモニタすることができる。一例において、UE固有のDCIは、無線デバイスのために構成されたRNTIに対応することができる。
NRシステムは、単一ビーム動作および/またはマルチビーム動作をサポートすることができる。マルチビーム動作において、基地局は、ダウンリンクビーム掃引を実行して、共通制御チャネルおよび/またはダウンリンクSSブロックのカバレッジを提供することができ、このカバレッジは、少なくともPSS、SSS、および/またはPBCHを含むことができる。無線デバイスは、1つ以上のRSを使用して、ビームペアリンクの品質を測定することができる。1つ以上のSSブロック、またはCSI-RSリソースインデックス(CRI)と関連付けられた1つ以上のCSI-RSリソース、またはPBCHの1つ以上のDM-RSを、ビームペアリンクの品質を測定するためのRSとして使用することができる。ビームペアリンクの品質は、基準信号受信パワー(RSRP)値、または基準信号受信品質(RSRQ)値、および/またはRSリソース上で測定されたCSI値として定義することができる。基地局は、ビームペアリンクの品質を測定するために使用されるRSリソースが、制御チャネルのDM-RSとおおよそ同じ場所に配置されている(QCLed)かどうかを示すことができる。制御チャネルのRSリソースおよびDM-RSは、RS上の伝送から無線デバイスへの、および制御チャネル上の伝送から無線デバイスへのチャネル特性が、構成された基準の下で類似しているとき、または同じであるときに、QCLされたと呼ばれることがある。マルチビーム動作において、無線デバイスは、アップリンクビーム掃引を実行して、セルにアクセスすることができる。
一例において、無線デバイスは、無線デバイスの能力に応じて、1つ以上のビームペアリンク上のPDCCHを同時にモニタするように構成されることができる。これは、ビームペアリンクのブロッキングに対するロバスト性を向上させることができる。基地局は、1つ以上のメッセージを伝送して、異なるPDCCH OFDMシンボルの1つ以上のビームペアリンク上のPDCCHをモニタするように無線デバイスを構成することができる。例えば、基地局は、1つ以上のビームペアリンク上のPDCCHをモニタするための無線デバイスのRxビーム設定に関するパラメータを含む、上位層シグナリング(例えば、RRCシグナリング)またはMAC CEを伝送することができる。基地局は、DL RSアンテナポート(複数可)(例えば、セル固有のCSI-RS、無線デバイス固有のCSI-RS、SSブロック、またはPBCHのDM-RSを用いる、もしくは用いないPBCH)と、DL制御チャネルの復調のためのDL RSアンテナポート(複数可)との間で、空間的なQCL仮定の表示を伝送することができる。PDCCHのビーム表示のためのシグナリングは、MAC CEシグナリング、またはRRCシグナリング、またはDCIシグナリング、または仕様透過的および/もしくは暗黙的方法、ならびにこれらのシグナリング方法の組み合わせであり得る。
ユニキャストDLデータチャネルの受信の場合、基地局は、DLデータチャネルのDL RSアンテナポート(複数可)とDM-RSアンテナポート(複数可)との間の空間QCLパラメータを示すことができる。基地局は、RSアンテナポート(複数可)を示す情報を含むDCI(例えば、ダウンリンク許可)を伝送することができる。この情報は、DM-RSアンテナポート(複数可)を用いてQCLされ得るRSアンテナポートを示すことができる。DLデータチャネルのDM-RSアンテナポート(複数可)の異なるセットは、RSアンテナポート(複数可)の異なるセットを用いてQCLとして示すことができる。
図9Aは、DLチャネルにおけるビーム掃引の例である。RRC_INACTIVE状態またはRRC_IDLE状態では、無線デバイスは、SSブロックがSSバースト940およびSSバーストセット950を形成すると想定され得る。SSバーストセット950は、所定の周期性を有し得る。例えば、マルチビーム動作では、基地局120は、一緒にSSバースト940を形成するSSブロックを複数のビームで伝送することができる。1つ以上のSSブロックが、1つのビーム上で伝送され得る。複数のSSバースト940が複数のビームで伝送される場合、SSバーストは一緒にSSバーストセット950を形成することができる。
無線デバイスは、無線デバイスと基地局との間のリンクのビーム品質を推定するためのマルチビーム動作においてCSI-RSをさらに使用することができる。ビームは、CSI-RSと関連付けることができる。例えば、無線デバイスは、CSI-RS上でのRSRP測定に基づいて、ダウンリンクビーム選択のCRIで示され、ビームのRSRP値と関連付けられるように、ビームインデックスをレポートすることができる。CSI-RSは、1つ以上のアンテナポートのうちの少なくとも1つ、1つ以上の時間無線リソースまたは周波数無線リソースを含むCSI-RSリソース上で伝送され得る。CSI-RSリソースは、共通のRRCシグナリングによるセル固有の方式で、または専用のRRCシグナリングおよび/またはL1/L2シグナリングによる無線デバイス固有の方式で構成され得る。セルがカバーする複数の無線デバイスは、セル固有のCSI-RSリソースを測定することができる。セルがカバーする無線デバイスの専用サブセットは、無線デバイス固有のCSI-RSリソースを測定することができる。
CSI-RSリソースは、周期的に、または非周期的伝送を使用して、またはマルチショットまたは半永続的な伝送を使用して、伝送され得る。例えば、図9Aの周期的な伝送では、基地局120は、時間領域で構成された周期性を使用して、構成されたCSI-RSリソース940を周期的に伝送することができる。非周期的伝送では、構成されたCSI-RSリソースは、専用タイムスロットで伝送され得る。マルチショットまたは半永続的な伝送では、構成されたCSI-RSリソースは、構成された期間内に伝送され得る。CSI-RS伝送に使用されるビームは、SSブロック伝送に使用されるビームとは異なるビーム幅を有することができる。
図9Bは、例示的な新無線ネットワークにおけるビーム管理プロシージャの例である。基地局120および/または無線デバイス110は、ダウンリンクL1/L2ビーム管理プロシージャを実行することができる。以下のダウンリンクL1/L2ビーム管理プロシージャのうちの1つ以上は、1つ以上の無線デバイス110および1つ以上の基地局120内で実行され得る。一例において、P-1プロシージャ910を使用して、無線デバイス110が基地局120と関連付けられた1つ以上の伝送(Tx)ビームを測定して、基地局120と関連付けられた第1のセットのTxビームと、無線デバイス110と関連付けられた第1のセットのRxビーム(複数可)と、の選択をサポートできるようにすることができる。基地局120でのビームフォーミングのために、基地局120は、異なるTXビームのセットを掃引することができる。無線デバイス110でのビームフォーミングの場合、無線デバイス110は、異なるRxビームのセットを掃引することができる。一例において、P-2プロシージャ920を使用して、無線デバイス110が基地局120と関連付けられた1つ以上のTxビームを測定して、場合によっては、基地局120と関連付けられた第1のセットのTxビームを変更できるようにすることができる。P-2プロシージャ920は、P-1プロシージャ910におけるものとは異なり、場合によっては、ビーム改良のためにより小さいビームのセットに対して実行されてもよい。P-2プロシージャ920は、P-1プロシージャ910の特別な場合であり得る。一例において、P-3プロシージャ930を使用して、無線デバイス110が基地局120と関連付けられた少なくとも1つのTxビームを測定して、無線デバイス110と関連付けられた第1のセットのRxビームを変更できるようにすることができる。
無線デバイス110は、1つ以上のビーム管理レポートを基地局120に伝送することができる。1つ以上のビーム管理レポートでは、無線デバイス110は、少なくとも1つ以上のビーム識別、RSRP、構成されたビームのサブセットのプリコーディング行列インジケータ(PMI)/チャネル品質インジケータ(CQI)/ランクインジケータ(RI)を含むいくつかのビームペア品質パラメータを示すことができる。1つ以上のビーム管理レポートに基づいて、基地局120は、1つ以上のビームペアリンクが1つ以上のサービングビームであることを示す信号を無線デバイス110に伝送することができる。基地局120は、1つ以上のサービングビームを使用して無線デバイス110のPDCCHおよびPDSCHを伝送することができる。
例示的な実施形態において、新無線ネットワークは、帯域幅適応(BA)をサポートすることができる。一例において、BAを用いるUEによって構成された受信および/または送信帯域幅は、大きくなくてもよい。例えば、受信および/または送信帯域幅は、セルの帯域幅ほど大きくなくてもよい。受信および/または送信帯域幅は、調節可能であってもよい。例えば、UEは、受信および/または送信帯域幅を変化させて、例えば、活動が少ない期間中には減らして節電することができる。例えば、UEは、周波数領域内の受信および/または送信帯域幅の位置を変化させ得、例えば、スケジューリングのフレキシブル性を高めることができる。例えば、UEは、サブキャリア間隔を変化させて、例えば、異なるサービスを可能にすることができる。
例示的な実施形態において、セルの全セル帯域幅のサブセットは、帯域幅部(BWP)と呼ばれることがある。基地局は、1つ以上のBWPを用いてUEを構成してBAを達成することができる。例えば、基地局は、UEに対して、1つ以上の(構成された)BWPのうちのどれがアクティブBWPであるかを示すことができる。
図10は、40MHzの幅および15kHzのサブキャリア間隔を有するBWP1(1010および1050)、10MHzの幅および15kHzのサブキャリア間隔を有するBWP2(1020および1040)、20MHzの幅および60kHzのサブキャリア間隔を有するBWP3 1030、で構成された3つのBWPの例示的な略図である。
一例において、UEは、1個のセルの1つ以上のBWP内で動作するように構成され、1個のセルにつき1つ以上の上位層(例えば、RRC層)、1個のセルにつき少なくとも1つのパラメータDL-BWPによるDL帯域幅内の、UE(DL BWPセット)による受信のための1つ以上のBWP(例えば、最大4つのBWP)のセット、および、1個のセルにつき少なくとも1つのパラメータUL-BWPによるUL帯域幅内の、UE(UL BWPセット)による受信のための1つ以上のBWP(例えば、最大4つのBWP)のセット、によって構成され得る。
PCellでのBAを可能にするため、基地局は、1つ以上のULおよびDL BWPペアを用いてUEを構成することができる。SCell(例えば、CAの場合)でのBAを可能にするため、基地局は、少なくとも1つ以上のDL BWPを用いてUEを構成することができる(例えば、ULには、何もない場合がある)。
一例において、初期アクティブDL BWPは、少なくとも1つの共通探索空間のための制御リソースセットに対して、連続PRBの位置および数、サブキャリア間隔、またはサイクリックプレフィックスのうちの少なくとも1つによって定義され得る。PCellでの動作のために、1つ以上の上位層パラメータは、ランダムアクセスプロシージャのための少なくとも1つの初期UL BWPを示すことができる。UEがプライマリセルでのセカンダリキャリアを用いて構成される場合、UEは、セカンダリキャリアでのランダムアクセスプロシージャのための初期BWPを用いて構成され得る。
一例において、ペアになっていないスペクトル動作の場合、UEは、DL BWPの場合の中心周波数がUL BWPの場合の中心周波数と同じであり得ることを予期し得る。
例えば、1つ以上のDL BWPまたは1つ以上のUL BWPのセット内の、それぞれのDL BWPまたはUL BWPの場合、基地局は、以下のうちの少なくとも1つを示す1つ以上のパラメータを用いてセルのためのUEを準統計学的に構成することができ、それらのパラメータは、サブキャリア間隔、サイクリックプレフィックス、連続PRBの数、1つ以上のDL BWPおよび/または1つ以上のUL BWPのセット内のインデックス、構成されたDL BWPおよびUL BWPのセットからの、DL BWPとUL BWPとの間のリンク、PDSCH受信タイミングに対するDCI検出、HARQ-ACK送信タイミング値に対するPDSCH受信、PUSCH送信タイミング値に対するDCI検出、帯域幅の第1のPRBに対する、それぞれ、DL帯域幅またはUL帯域幅の第1のPRBのオフセットである。
一例において、PCellでの1つ以上のDL BWPのセット内のDL BWPの場合、基地局は、共通探索空間および/または1つのUE固有の探索空間のうちの少なくとも1つのタイプに対する1つ以上の制御リソースセットを用いてUEを構成することができる。例えば、基地局は、アクティブDL BWPにおいて、PCell上の共通探索空間なしで、またはPSCell上で、UEを構成することはできない。
1つ以上のUL BWPのセット内にUL BWPがある場合、基地局は、1つ以上のPUCCH送信に対する1つ以上のリソースセットを用いてUEを構成することができる。
一例において、DCIがBWPインジケータフィールドを含む場合、BWPインジケータフィールド値は、1つ以上のDL受信に対して構成されたDL BWPセットからのアクティブDL BWPを示すことができる。DCIがBWPインジケータフィールドを含む場合、BWPインジケータフィールド値は、1つ以上のUL送信に対して構成されたUL BWPセットからのアクティブUL BWPを示すことができる。
一例において、PCellの場合、基地局は、構成されたDL BWP間のデフォルトDL BWPを用いてUEを準統計学的に構成することができる。UEがデフォルトDL BWPを提供されない場合、デフォルトBWPは、初期アクティブDL BWPとなり得る。
一例において、基地局は、PCellのタイマ値を用いてUEを構成することができる。例えば、UEが、ペアになっているスペクトル動作に対して、デフォルトDL BWP以外のアクティブDL BWPを示すDCIを検出した場合、または、UEが、ペアになっていないスペクトル動作に対して、デフォルトDL BWPまたはUL BWP以外のアクティブDL BWPまたはUL BWPを示すDCIを検出した場合、UEは、BWP停止タイマと呼ばれるタイマを開始することができる。UEが、ペアになっているスペクトル動作またはペアになっていないスペクトル動作に対しての期間中にDCIを検出しない場合、UEは、第1の値の期間(例えば、第1の値が1ミリ秒または0.5ミリ秒であり得る)までタイマをインクリメントすることができる。一例において、タイマは、タイマがそのタイマ値に等しくなったときに、満了し得る。UEは、タイマが満了したときに、アクティブDL BWPからデフォルトDL BWPに切り替えることができる。
一例において、基地局は、1つ以上のBWPを用いてUEを準統計学的に構成することができる。UEは、第2のBWPをアクティブBWPとして示すDCIを受信することに応答して、および/または、BWP停止タイマの満了(例えば、第2のBWPがデフォルトBWPとなり得ること)に応答して、第1のBWPから第2のBWPにアクティブBWPを切り替えることができる。例えば、図10は、BWP1(1010および1050)、BWP2(1020および1040)、およびBWP3(1030)の、構成された3つのBWPの例示的な略図である。BWP2(1020および1040)は、デフォルトBWPであってもよい。BWP1(1010)は、初期アクティブBWPであってもよい。一例において、UEは、BWP停止タイマの満了に応答して、BWP1 1010からBWP2 1020にアクティブBWPを切り替えることができる。例えば、UEは、BWP3 1030をアクティブBWPとして示すDCIを受信することに応答して、BWP2 1020からBWP3 1030にアクティブBWPを切り替えることができる。BWP3 1030からBWP2 1040に、および/またはBWP2 1040からBWP1 1050にアクティブBWPを切り替えることは、アクティブBWPを示すDCIを受信することに応答するものであり、かつ/またはBWP停止タイマの満了に応答するものであってもよい。
一例において、UEが、構成されたDL BWPおよびタイマ値の間にデフォルトDL BWPを用いてセカンダリセルのために構成される場合、セカンダリセルでのUEプロシージャは、セカンダリセルのタイマ値、およびセカンダリセルのデフォルトDL BWPを使用するプライマリセルと同じであってもよい。
一例において、基地局が、セカンダリセルまたはキャリア上で第1のアクティブDL BWPおよび第1のアクティブUL BWPを用いてUEを構成する場合、UEは、セカンダリセル上での表示されたDL BWP、および表示されたUL BWPを、セカンダリセルまたはキャリア上での、それぞれの第1のアクティブDL BWP、および第1のアクティブUL BWPとして用いることができる。
図11Aおよび図11Bは、マルチ接続(例えば、デュアル接続、マルチ接続、緊密なインターワーキング、および/または同様のもの)を用いるパケットフローを示す。図11Aは、実施形態の一態様に基づく、CAおよび/またはマルチ接続を有する無線デバイス110(例えば、UE)のプロトコル構造の例示的な略図である。図11Bは、実施形態の一態様に基づく、CAおよび/またはマルチ接続を有する複数の基地局のプロトコル構造の例示的な略図である。複数の基地局は、マスタノード、MN1130(例えば、マスタノード、マスタ基地局、マスタgNB、マスタeNB、および/または同様のもの)、およびセカンダリノード、SN1150(例えば、セカンダリノード、セカンダリ基地局、セカンダリgNB、セカンダリeNB、および/または同様のもの)を含むことができる。マスタノード1130およびセカンダリノード1150は、無線デバイス110と通信するように協働することができる。
マルチ接続が無線デバイス110に対して構成されている場合、無線デバイス110は、RRCが接続された状態で複数の受信/伝送機能をサポートし得、複数の基地局の複数のスケジューラにより提供された無線リソースを利用するように構成することができる。複数の基地局は、非理想的または理想的なバックホール(例えば、Xnインターフェース、X2インターフェース、および/または同様のもの)を介して相互接続することができる。特定の無線デバイスに対するマルチ接続に必要とされる基地局は、2つの異なる役割のうちの少なくとも一方を実行し得、すなわち、基地局は、マスタ基地局として、またはセカンダリ基地局としていずれかの機能を果たすことができる。マルチ接続において、無線デバイスは、1つのマスタ基地局、および1つ以上のセカンダリ基地局に接続することができる。一例において、マスタ基地局(例えば、MN1130)は、無線デバイス(例えば、無線デバイス110)に対して、1つのプライマリセル、および/または1つ以上のセカンダリセルを含むマスタセルグループ(MCG)を提供することができる。セカンダリ基地局(例えば、SN1150)は、無線デバイス(例えば、無線デバイス110)に対して、1つのプライマリセカンダリセル(PSCell)、および/または1つ以上のセカンダリセルを含むセカンダリセルグループ(SCG)を提供することができる。
マルチ接続において、ベアラが用いる無線プロトコルアーキテクチャは、ベアラがどのように設定されるかに依存し得る。一例において、ベアラ設定オプションのうちの3つの異なるタイプ、すなわち、MCGベアラ、SCGベアラ、および/または分割ベアラをサポートすることができる。無線デバイスは、MCGの1つ以上のセルを介して、MCGベアラのパケットを受信/伝送し得、かつ/または、SCGの1つ以上のセルを介して、SCGベアラのパケットを受信/伝送することができる。マルチ接続はまた、セカンダリ基地局により提供される無線リソースを使用するように構成された少なくとも1つのベアラを有するものとして、説明することもできる。マルチ接続は、いくつかの例示的な実施形態において、構成/実装されてもされなくてもよい。
一例において、無線デバイス(例えば、無線デバイス110)は、SDAP層(例えば、SDAP1110)、PDCP層(例えば、NR PDCP1111)、RLC層(例えば、MN RLC1114)、およびMAC層(例えば、MN MAC1118)を介してMCGベアラのパケット、SDAP層(例えば、SDAP1110)、PDCP層(例えば、NR PDCP1112)、マスタまたはセカンダリRLC層(例えば、MN RLC1115、SN RLC1116)のうちの一方、および、マスタまたはセカンダリMAC層(例えば、MN MAC1118、SN MAC1119)のうちの一方を介して分割ベアラのパケット、および/またはSDAP層(例えば、SDAP1110)、PDCP層(例えば、NR PDCP1113)、RLC層(例えば、SN RLC1117)、およびMAC層(例えば、MN MAC1119)を介してSCGベアラのパケット、を伝送および/または受信することができる。
一例において、マスタ基地局(例えば、MN1130)および/またはセカンダリ基地局(例えば、SN1150)は、マスタもしくはセカンダリノードSDAP層(例えば、SDAP1120、SDAP1140)、マスタもしくはセカンダリノードPDCP層(例えば、NR PDCP1121、NR PDCP1142)、マスタノードRLC層(例えば、MN RLC1124、MN RLC1125)、およびマスタノードMAC層(例えば、MN MAC1128)を介してMCGベアラのパケット、マスタもしくはセカンダリノードSDAP層(例えば、SDAP1120、SDAP1140)、マスタもしくはセカンダリノードPDCP層(例えば、NR PDCP1122、NR PDCP1143)、セカンダリノードRLC層(例えば、SN RLC1146、SN RLC1147)、およびセカンダリノードMAC層(例えば、SN MAC1148)を介してSCGベアラのパケット、マスタもしくはセカンダリノードSDAP層(例えば、SDAP1120、SDAP1140)、マスタもしくはセカンダリノードPDCP層(例えば、NR PDCP1123、NR PDCP1141)、マスタもしくはセカンダリノードRLC層(例えば、MN RLC1126、SN RLC1144、SN RLC1145、MN RLC1127)、および、マスタもしくはセカンダリノードMAC層(例えば、MN MAC1128、SN MAC1148)を介して、分割ベアラのパケットを伝送/受信することができる。
マルチ接続において、無線デバイスは、複数のMACエンティティ、マスタ基地局に対する1つのMACエンティティ(例えば、MN MAC1118)、および、セカンダリ基地局に対する他のMACエンティティ(例えば、SN MAC1119)を構成することができる。マルチ接続において、無線デバイスに対するサービングセルの構成されたセットは、2つのサブセット、すなわち、マスタ基地局のサービングセルを含むMCG、およびセカンダリ基地局のサービングセルを含むSCGを含むことができる。SCGの場合、以下の構成のうちの1つ以上が、適用され得、すなわち、SCGのうちの少なくとも1つのセルが、構成されたUL CCを有し、プライマリセカンダリセル(SCGのうちのPSCell、PCell、または場合によっては、PCellと呼ばれる)と呼ばれるSCGの少なくとも1つのセルが、PUCCHリソースを用いて構成され、SCGが構成される場合には、少なくとも1つのSCGベアラまたは1つの分割ベアラが存在し得、PSCell上の物理層問題もしくはランダムアクセス問題、または、SCGと関連付けられて到着されたNR RLC再伝送の数の検出時に、または、SCG追加もしくはSCG変更中のPSCellに関するアクセス問題の検出時に、RRC接続再確立プロシージャは、トリガされなくてもよく、SCGのセルに向かうUL伝送は、停止されてもよく、マスタ基地局は、無線デバイスによってSCG故障タイプに関して通知されてもよく、分割ベアラの場合には、マスタ基地局にわたるDLデータ転送が、維持され得、NR RLC肯定モード(AM)ベアラは、分割ベアラのために構成され得、PCellおよび/またはPSCellは、停止されなくてもよく、PSCellは、SCG変更プロシージャを用いて(例えば、セキュリティキー変更およびRACHプロシージャを用いて)変更され得、かつ/または分割ベアラとSCGベアラとの間のベアラタイプ変更、またはSCGおよび分割ベアラの同時構成は、サポートされてもされなくてもよい。
マルチ接続の場合の、マスタ基地局とセカンダリ基地局との間の相互作用については、以下のうちの1つ以上が適用され得、マスタ基地局および/またはセカンダリ基地局は、無線デバイスのRRM測定構成を維持することができ、マスタ基地局は、(例えば、受信された測定レポート、トラフィック条件、および/またはベアラタイプに基づいて)セカンダリ基地局に、無線デバイスのための追加リソース(例えばサービングセル)を提供するように要求することを決定することができ、マスタ基地局からの要求を受信すると、セカンダリ基地局は、無線デバイスのための追加サービングセルの構成となり得るコンテナを創出/変更する(または、セカンダリ基地局がそのようにするための利用可能なリソースを有さないと判定する)ことができ、UE能力協調のため、マスタ基地局は、AS構成およびUE能力(の一部)をセカンダリ基地局に提供することができ、マスタ基地局およびセカンダリ基地局は、Xnメッセージを介して搬送されたRRCコンテナ(ノード間メッセージ)を用いることによって、UE構成についての情報を交換することができ、セカンダリ基地局は、セカンダリ基地局既存サービングセル(例えば、セカンダリ基地局に向かうPUCCH)の再構成を開始することができ、セカンダリ基地局は、どちらのセルがSCG内のPSCellであるかを判定することができ、マスタ基地局は、セカンダリ基地局により提供されたRRC構成の内容を変更してもしなくてもよく、SCG追加および/またはSCG SCell追加の場合には、マスタ基地局は、SCGセル(複数可)のための最近(または最新)の測定結果を提供することができ、マスタ基地局およびセカンダリ基地局は、OAMからの、および/もしくはXnインターフェースを介した、互いのSFNおよび/またはサブフレームオフセットの情報を受信することができる(例えば、DRX調整および/または測定ギャップの識別を目的として)。一例において、新しいSCG SCellを追加する場合には、SCGのPSCellのMIBから取得されたSFNを除き、専用RRCシグナリングを、CAについてのセルの要求されたシステム情報を送信するために使用することができる。
図12は、ランダムアクセスプロシージャの例示的な略図である。1つ以上のイベントが、ランダムアクセスプロシージャをトリガすることができる。例えば、1つ以上のイベントとは、以下のうちの少なくとも1つであり得、すなわち、RRC_IDLEからの初期アクセス、RRC接続再確立プロシージャ、ハンドオーバ、UL同期ステータスが同期されていないときのRRC_CONNECTED中のDLまたはULデータ到着、RRC_Inactiveからの遷移、および/または他のシステム情報の要求である。例えば、PDCCH命令、MACエンティティ、および/またはビーム障害表示により、ランダムアクセスプロシージャを開始させることができる。
例示的な実施形態において、ランダムアクセスプロシージャは、競合ベースランダムアクセスプロシージャおよび競合なしランダムアクセスプロシージャのうちの少なくとも1つであり得る。例えば、競合ベースランダムアクセスプロシージャは、1つ以上のMsg1、1220伝送、1つ以上のMsg2、1230伝送、1つ以上のMsg3、1240伝送、および競合解決1250を含むことができる。例えば、競合なしランダムアクセスプロシージャは、1つ以上のMsg1、1220伝送および1つ以上のMsg2、1230伝送を含むことができる。
一例において、基地局は、1つ以上のビームを介して、UEに、RACH構成1210を伝送(例えば、ユニキャスト、マルチキャスト、またはブロードキャスト)することができる。RACH構成1210は、以下のうちの少なくとも1つを示す1つ以上のパラメータを含むことができ、それらは、ランダムアクセスプリアンブルの伝送のためのPRACHリソースの利用可能なセット、初期プリアンブルパワー(例えば、ランダムアクセスプリアンブル初期受信ターゲットパワー)、SSブロックの選択、および対応するPRACHリソースのためのRSRP閾値、パワーランピングファクタ(例えば、ランダムアクセスプリアンブルパワーランピングステップ)、ランダムアクセスプリアンブルインデックス、プリアンブル伝送の最大数、プリアンブルグループAおよびグループB、ランダムアクセスプリアンブルのグループを決定するための閾値(例えば、メッセージサイズ)、システム情報要求の1つ以上のランダムアクセスプリアンブル、および対応するPRACHリソース(複数可)のセット、もしあれば、ビーム障害回復要求の1つ以上のランダムアクセスプリアンブル、および対応するPRACHリソース(複数可)のセット、もしあれば、RA応答(複数可)をモニタするための時間窓、ビーム障害回復要求での応答(複数可)をモニタするための時間窓、および/または競合解決タイマである。
一例において、Msg1、1220は、ランダムアクセスプリアンブルの1つ以上の伝送であり得る。競合ベースランダムアクセスプロシージャの場合、UEは、RSRP閾値超のRSRPを有するSSブロックを選択することができる。ランダムアクセスプリアンブルグループBが存在する場合、UEは、可能性のあるMsg3、1240サイズに応じて、グループAまたはグループBから1つ以上のランダムアクセスプリアンブルを選択することができる。ランダムアクセスプリアンブルグループBが存在しない場合、UEは、グループAから1つ以上のランダムアクセスプリアンブルを選択することができる。UEは、選択されたグループと関連付けられた1つ以上のランダムアクセスプリアンブルからランダムアクセスプリアンブルインデックスをランダムに(例えば、等しい確率、または正規分布を使って)選択することができる。基地局が、ランダムアクセスプリアンブルとSSブロックとの間の関連付けを用いてUEを準統計学的に構成する場合、UEは、選択されたSSブロックおよび選択されたグループと関連付けられた1つ以上のランダムアクセスプリアンブルからランダムアクセスプリアンブルインデックスをランダムに、同様の確率を使って選択することができる。
例えば、UEは、下位層からのビーム障害表示に基づいて、競合なしランダムアクセスプロシージャを開始させることができる。例えば、基地局は、SSブロックおよび/またはCSI-RSのうちの少なくとも1つと関連付けられたビーム障害回復要求のための1つ以上の競合なしPRACHリソースを用いてUEを準統計学的に構成することができる。関連付けられたSSブロックの間で第1のRSRP閾値超のRSRPを有するSSブロックのうちの少なくとも1つ、または、関連付けられたCSI-RSの間で第2のRSRP閾値超のRSRPを有するCSI-RSのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、UEは、ビーム障害回復要求に対する1つ以上のランダムアクセスプリアンブルのセットから、選択されたSSブロックまたはCSI-RSに対応するランダムアクセスプリアンブルインデックスを選択することができる。
例えば、UEは、基地局から、競合なしランダムアクセスプロシージャのために、PDCCHまたはRRCを介して、ランダムアクセスプリアンブルインデックスを受信することができる。基地局が、SSブロックまたはCSI-RSと関連付けられた少なくとも1つの競合なしPRACHリソースを用いてUEを構成しない場合、UEは、ランダムアクセスプリアンブルインデックスを選択することができる。基地局が、SSブロックと関連付けられた1つ以上の競合なしPRACHリソースを用いてUEを構成し、かつ、関連付けられたSSブロック中で第1のRSRP閾値超のRSRPを有する少なくとも1つのSSブロックが利用可能である場合、UEは、少なくとも1つのSSブロックを選択し、その少なくとも1つのSSブロックに対応するランダムアクセスプリアンブルを選択することができる。基地局が、CSI-RSと関連付けられた1つ以上の競合なしPRACHリソースを用いてUEを構成し、かつ、関連付けられたCSI-RS中で第2のRSPR閾値超のRSRPを有する少なくとも1つのCSI-RSが利用可能である場合、UEは、少なくとも1つのCSI-RSを選択し、その少なくとも1つのCSI-RSに対応するランダムアクセスプリアンブルを選択することができる。
UEは、選択されたランダムアクセスプリアンブルを伝送することによって、1つ以上のMsg1、1220伝送を実行することができる。例えば、UEが、SSブロックを選択し、1つ以上のPRACH機会と1つ以上のSSブロックとの間の関連付けを用いて構成される場合、UEは、選択されたSSブロックに対応する1つ以上のPRACH機会からPRACH機会を決定することができる。例えば、UEが、CSI-RSを選択し、1つ以上のPRACH機会と1つ以上のCSI-RSとの間の関連付けを用いて構成される場合、UEは、選択されたCSI-RSに対応する1つ以上のPRACH機会からPRACH機会を決定することができる。UEは、基地局に、選択されたPRACH機会を介して、選択されたランダムアクセスプリアンブルを伝送することができる。UEは、少なくとも初期プリアンブルパワーおよびパワーランピングファクタに基づいて、選択されたランダムアクセスプリアンブルの伝送のための伝送パワーを決定することができる。UEは、選択されたランダムアクセスプリアンブルが伝送される選択されたPRACH機会と関連付けられたRA-RNTIを決定することができる。例えば、UEは、ビーム障害回復要求のためのRA-RNTIを決定しなくてもよい。UEは、少なくとも、第1のOFDMシンボルのインデックス、選択されたPRACH機会の第1のスロットのインデックス、および/またはMsg1、1220の伝送のためのアップリンクキャリアインデックスに基づいて、RA-RNTIを決定することができる。
一例において、UEは、基地局から、ランダムアクセス応答、Msg2、1230を受信することができる。UEは、時間ウインドウ(例えば、ra-ResponseWindow)を開始してランダムアクセス応答をモニタすることができる。ビーム障害回復要求の場合、基地局は、異なる時間ウインドウ(例えば、bfr-ResponseWindow)を用いてUEを構成し、ビーム障害回復要求の応答をモニタすることができる。例えば、UEは、プリアンブル伝送の終わりから、1つ以上のシンボルの固定持続時間後の最初のPDCCH機会の開始時に時間ウインドウ(例えば、ra-ResponseWindowまたはbfr-ResponseWindow)を開始することができる。UEが、複数のプリアンブルを伝送する場合、UEは、第1のプリアンブル伝送の終わりから、1つ以上のシンボルの固定持続時間後の第1のPDCCH機会の開始時に時間ウインドウを開始することができる。UEは、時間ウインドウのタイマが実行している間、RA-RNTIにより識別された少なくとも1つのランダムアクセス応答、またはC-RNTIにより識別されたビーム障害回復要求への少なくとも1つの応答、に対するセルのPDCCHをモニタすることができる。
一例において、少なくとも1つのランダムアクセス応答が、UEにより伝送されたランダムアクセスプリアンブルに対応するランダムアクセスプリアンブル識別子を含む場合、UEは、ランダムアクセス応答の受信を正常とみなすことができる。UEは、ランダムアクセス応答の受信が正常である場合、競合なしランダムアクセスプロシージャが正常に完了したとみなすことができる。競合なしランダムアクセスプロシージャが、ビーム障害回復要求のためにトリガされた場合、UEは、PDCCH伝送がC-RNTIにアドレス指定されている場合に、競合なしランダムアクセスプロシージャが正常に完了したとみなすことができる。一例において、少なくとも1つのランダムアクセス応答がランダムアクセスプリアンブル識別子を含む場合、UEは、ランダムアクセスプロシージャが正常に完了したとみなすことができ、上位層へのシステム情報要求に対する肯定応答の受信を示すことができる。UEが複数のプリアンブル伝送を送った場合、UEは、対応するランダムアクセス応答の正常な受信に応答して、残ったプリアンブル(もし、あれば)を伝送することを停止することができる。
一例において、UEは、ランダムアクセス応答(例えば、競合ベースランダムアクセスプロシージャの場合)の正常な受信に応答して、1つ以上のMsg3、1240伝送を実行することができる。UEは、ランダムアクセス応答により示されたタイミングアドバンスドコマンドに基づいて、アップリンク伝送タイミングを調節し得、ランダムアクセス応答により示されたアップリンク許可に基づいて、1つ以上のトランスポートブロックを伝送することができる。Msg3、1240のPUSCH伝送のためのサブキャリア間隔は、少なくとも1つの上位層(例えば、RRC)パラメータによって提供されることができる。UEは、PRACHを介してランダムアクセスプリアンブルを、また、同じセル上のPUSCHを介してMsg3、1240を、伝送することができる。基地局は、システム情報ブロックを介して、Msg3、1240のPUSCH伝送のためのUL BWPを示すことができる。UEは、Msg3、1240の再伝送のためにHARQを用いることができる。
一例において、複数のUEは、同じプリアンブルを基地局に伝送することによってMsg1、1220を実行し得、アイデンティティを含む同じランダムアクセス応答(例えば、TC-RNTI)を、基地局から受信することができる。競合解決1250は、UEが別のUEのアイデンティティを誤って使用しないことを確実にすることができる。例えば、競合解決1250は、PDCCH上のC-RNTI、または、DL-SCH上のUE競合解決アイデンティティに基づくことができる。例えば、基地局がC-RNTIをUEに割り当てる場合、UEは、C-RNTIにアドレス指定されているPDCCH伝送の受信に基づいて、競合解決1250を実行することができる。PDCCHでのC-RNTIの検出に応答して、UEは、競合解決1250が正常であるとみすことができ、ランダムアクセスプロシージャが正常に完了したとみなすことができる。UEが適正なC-RNTIを有さない場合、競合解決は、TC-RNTIを用いることによってアドレス指定することができる。例えば、MAC PDUが正常に復号化され、MAC PDUが、Msg3、1250に伝送されたCCCH SDUに一致するUE競合解決アイデンティティMAC CEを含む場合、UEは、競合解決1250が正常であるとみなすことができ、ランダムアクセスプロシージャが正常に完了したとみなすことができる。
図13は、本開示の実施形態の一態様に基づく、MACエンティティのための例示的な構造である。一例において、無線デバイスは、マルチ接続モードで動作するように構成することができる。複数のRX/TXを有するRRC_CONNECTEDの無線デバイスは、複数の基地局内に設置された複数のスケジューラによって提供される無線リソースを利用するように構成することができる。この複数の基地局は、Xnインターフェースを介して非理想的または理想的なバックホールを介して接続することができる。一例において、複数の基地局内の基地局は、マスタ基地局としての、またはセカンダリ基地局としての機能を果たすことができる。無線デバイスは、1つのマスタ基地局、および1つ以上のセカンダリ基地局に接続することができる。無線デバイスは、複数のMACエンティティ、例えば、マスタ基地局に対して1つのMACエンティティ、およびセカンダリ基地局(複数可)に対して1つ以上の他のMACエンティティを用いて構成することができる。一例において、無線デバイスのために構成されたサービングセルのセットは、2つのサブセット、すなわち、マスタ基地局のサービングセルを含むMCG、および、セカンダリ基地局(複数可)のサービングセルを含む1つ以上のSCGを含むことができる。図13は、MCGおよびSCGが無線デバイスのために構成されている場合の、MACエンティティの例示的な構造を示す。
一例において、SCG内の少なくとも1つのセルは、構成されたUL CCを有し得、少なくとも1つのセルのうちの1つのセルは、SCGのPSCellもしくはPCellと呼ばれることがあり、または、場合によっては、単にPCellと呼ばれることがある。PSCellは、PUCCHリソースを用いて構成することができる。一例において、SCGが構成される場合、少なくとも1つのSCGベアラ、または1つの分割ベアラが存在し得る。一例において、PSCellでの物理層問題もしくはランダムアクセス問題を検出することについて、または、SCGと関連付けられたRLC再伝送の数に達したことについて、または、SCG追加もしくはSCG変更中にPSCellでのアクセス問題を検出することについて、RRC接続再確立プロシージャは、トリガされ得ず、SCGのセルに向かうUL伝送は、中止されることができ、マスタ基地局は、UEによってSCG障害のタイプに関して通知することができ、マスタ基地局を通じてDLデータ転送を維持することができる。
一例において、MACサブレイヤは、データ転送および無線リソース割り当てなどのサービスを上位層(例えば、1310または1320)に提供することができる。MACサブレイヤは、複数のMACエンティティ(例えば1350および1360)を含むことができる。MACサブレイヤは、データ転送サービスを論理チャネル上に提供することができる。異なる種類のデータ転送サービスに対応するために、複数のタイプの論理チャネルを定義することができる。論理チャネルは、特定のタイプの情報の転送をサポートすることができる。論理チャネルタイプは、どのタイプの情報(例えば、制御またはデータ)が転送されるかによって定義することができる。例えば、BCCH、PCCH、CCCH、およびDCCHは、制御チャネルであり得、DTCHは、トラフィックチャネルであり得る。一例において、第1のMACエンティティ(例えば1310)は、PCCH、BCCH、CCCH、DCCH、DTCH、およびMAC制御要素上でサービスを提供することができる。一例において、第2のMACエンティティ(例えば1320)は、BCCH、DCCH、DTCH、およびMAC制御要素上でサービスを提供することができる。
MACサブレイヤは、物理層(例えば1330または1340)から、データ転送サービス、HARQフィードバックのシグナリング、スケジューリング要求または測定値のシグナリング(例えば、CQI)などのサービスを予期することができる。一例において、デュアル接続では、2つのMACエンティティが、無線デバイスのために構成され得、すなわち、それらは、MCGに対する1つ、およびSCGに対する1つである。無線デバイスのMACエンティティは、複数のトランスポートチャネルを処理することができる。一例において、第1のMACエンティティは、MCGのPCCH、MCGの第1のBCH、MCGの1つ以上の第1のDL-SCH、MCGの1つ以上の第1のUL-SCH、およびMCGの1つ以上の第1のRACHを含む第1のトランスポートチャネルを処理することができる。一例において、第2のMACエンティティは、SCGの第2のBCH、SCGの1つ以上の第2のDL-SCH、SCGの1つ以上の第2のUL-SCH、およびSCGの1つ以上の第2のRACHを含む第2のトランスポートチャネルを処理することができる。
一例において、MACエンティティが1つ以上のSCellを用いて構成されている場合、複数のDL-SCHが存在し得、複数のUL-SCH、ならびにMACエンティティ毎に複数のRACHが存在し得る。一例において、SpCellに、1つのDL-SCHおよびUL-SCHが存在し得る。一例において、SCellに対して、1つのDL-SCH、ゼロまたは1つのUL-SCH、および、ゼロまたは1つのRACHが存在し得る。DL-SCHは、MACエンティティ内の異なるヌメロロジおよび/またはTTI持続時間を使用して受信をサポートすることができる。また、UL-SCHは、MACエンティティ内の異なるヌメロロジおよび/またはTTI持続時間を使用して伝送をサポートすることができる。
一例において、MACサブレイヤは、異なる機能をサポートすることができ、制御(例えば1355または1365)要素を用いてこれらの機能を制御することができる。MACエンティティにより実行される機能は、論理チャネルとトランスポートチャネル(例えば、アップリンクまたはダウンリンクで)との間のマッピング、トランスポートチャネル(例えば、アップリンクで)上の物理層に送達されるべき、1つまたは異なる論理チャネルからトランスポートブロック(TB)へのMAC SDUの多重化(例えば、1352または1362)、トランスポートチャネル(例えば、ダウンリンクで)上の物理層から送達されるトランスポートブロック(TB)から1つまたは異なるの論理チャネルへのMAC SDUの分割化(例えば1352または1362)、スケジューリング情報レポーティング(例えば、アップリンクで)、アップリンクまたはダウンリンク内のHARQを通じての誤り訂正(例えば、1363)、およびアップリンクでの論理チャネル優先度付け(例えば1351または1361)、を含むことができる。MACエンティティは、ランダムアクセスプロセス(例えば、1354または1364)を処理することができる。
図14は、1つ以上の基地局を含むRANアーキテクチャの例示的な略図である。一例において、プロトコルスタック(例えば、RRC、SDAP、PDCP、RLC、MAC、およびPHY)は、ノードにおいてサポートすることができる。基地局(例えば、120Aまたは120B)は、基地局中央ユニット(CU)(例えば、gNB-CU1420Aまたは1420B)、および、機能的な分割が構成されている場合の、少なくとも1つの基地局分散ユニット(DU)(例えば、gNB-DU1430A、1430B、1430C、または1430D)を含むことができる。基地局の上位プロトコル層は、基地局CU内に設置することができ、基地局の下位層は、基地局DU内に設置することができる。基地局CUおよび基地局DUを接続するF1インターフェース(例えば、CU-DUインターフェース)は、理想的または非理想的バックホールであり得る。F1-Cは、F1インターフェースを介して制御プレーン接続を提供することができ、F1-Uは、F1インターフェースを介してユーザプレーン接続を提供することができる。一例において、Xnインターフェースは、基地局CU間に構成することができる。
一例において、基地局CUは、RRC機能、SDAP層、およびPDCP層を含むことができ、基地局DUは、RLC層、MAC層、およびPHY層を含むことができる。一例において、基地局CUと基地局DUとの間の様々な機能的分割オプションは、基地局CU内の上位プロトコル層(RAN機能)の異なる組み合わせ、および、基地局DU内の下位プロトコル層(RAN機能)の異なる組み合わせを設定することによって可能となり得る。機能的分割は、フレキシブル性をサポートし、サービス要件および/またはネットワーク環境に応じて、基地局CUと基地局DUとの間でプロトコル層を移動させることができる。
一例において、機能的分割オプションは、基地局毎、基地局CU毎、基地局DU毎、UE毎、ベアラ毎、スライス毎に構成され、または他の粒度を用いて構成することができる。基地局CU分割毎において、基地局CUは、固定分割オプションを有し得、基地局DUは、基地局CUの分割オプションに一致するように構成することができる。基地局DU分割毎において、基地局DUは、異なる分割オプションを用いて構成され得、基地局CUは、異なる基地局DUに対して異なる分割オプションを提供することができる。UE分割において、基地局(基地局CU、および少なくとも1つの基地局DU)は、異なる無線デバイスに対して異なる分割オプションを提供することができる。ベアラ分割毎において、異なる分割オプションを、異なるベアラに対して利用することができる。スライス毎のスプライスでは、異なるスライスに異なる分割オプションを適用することができる。
図15は、無線デバイスのRRC状態遷移を示す例示的な略図である。一例において、無線デバイスは、RRC接続状態(例えば、RRC接続1530、RRC_Connected)、RRCアイドル状態(例えば、RRCアイドル1510、RRC_Idle)、および/またはRRC停止状態(例えば、RRC停止1520、RRC_Inactive)の中の少なくとも1つのRRC状態にあり得る。一例において、RRC接続状態では、無線デバイスは、少なくとも1つの基地局(例えば、gNBおよび/またはeNB)との、少なくとも1つのRRC接続を有することができ、それらの基地局は、無線デバイスのUEコンテキストを有することができる。UEコンテキスト(例えば、無線デバイスコンテキスト)は、アクセス層コンテキスト、1つ以上の無線リンク構成パラメータ、ベアラ(例えば、データ無線ベアラ(DRB)、シグナリング無線ベアラ(SRB)、論理チャネル、QoSフロー、PDUセッション、および/または同様のもの)構成情報、セキュリティ情報、PHY/MAC/RLC/PDCP/SDAP層構成情報、および/または、無線デバイスのための同様の構成情報、のうちの少なくとも1つを含むことができる。一例において、RRCアイドル状態では、無線デバイスは、基地局とのRRC接続を有さなくてもよく、無線デバイスのUEコンテキストは、基地局内に格納されない場合がある。一例において、RRC停止状態では、無線デバイスは、基地局とのRRC接続を有さない場合がある。無線デバイスのUEコンテキストは、基地局内に格納され得、その基地局は、アンカー基地局(例えば、最終サービング基地局)と呼ばれることがある。
一例において、無線デバイスは、RRCアイドル状態とRRC接続状態との間で両方向に(例えば、接続解放1540もしくは接続確立1550、または接続再確立)、および/またはRRC停止状態とRRC接続状態との間で両方向に(例えば、接続停止1570または接続再開1580)、UE RRC状態を遷移させることができる。一例において、無線デバイスは、RRC停止状態からRRCアイドル状態に、そのRRC状態を遷移させることができる(例えば、接続解放1560)。
一例において、アンカー基地局は、無線デバイスがアンカー基地局のRAN通知エリア(RNA)にとどまる、かつ/または、無線デバイスがRRC停止状態にとどまるような時間帯の少なくともその間中、無線デバイスのUEコンテキスト(無線デバイスコンテキスト)を保持することができる基地局であり得る。一例において、アンカー基地局は、RRC停止状態にある無線デバイスが最新のRRC接続状態で最後に接続されている、または、無線デバイスがRNA更新プロシージャを内部で最後に実行した基地局であり得る。一例において、RNAは、1つ以上の基地局によって動作された1つ以上のセルを含むことができる。一例において、基地局は、1つ以上のRNAに属し得る。一例において、セルは、1つ以上のRNAに属し得る。
一例において、無線デバイスは、基地局において、UE RRC状態をRRC接続状態からRRC停止状態に遷移させることができる。無線デバイスは、基地局からRNA情報を受信することができる。RNA情報は、RNA識別子のうちの少なくとも1つ、RNAの1つ以上のセルの1つ以上のセル識別子、基地局識別子、基地局のIPアドレス、無線デバイスのASコンテキスト識別子、再開識別子、および/または同様のものを含むことができる。
一例において、アンカー基地局は、メッセージ(例えば、RANページングメッセージ)をRNAの基地局にブロードキャストして、無線デバイスをRRC停止状態に到達させることができ、および/またはアンカー基地局からメッセージを受信する基地局は、別のメッセージ(例えば、ページングメッセージ)を、エアインターフェースを通して、RNAと関連付けられた、基地局のカバレッジエリア、セルカバレッジエリア、および/またはビームカバレッジエリア内の無線デバイスにブロードキャストおよび/またはマルチキャストすることができる。
一例において、RRC停止状態にある無線デバイスが新しいRNA中に移動すると、無線デバイスは、RNA更新(RNAU)プロシージャを実行することができ、そのプロシージャは、無線デバイスおよび/またはUEコンテキスト検索プロシージャによりランダムアクセスプロシージャを実行することができる。UEコンテキスト検索は、基地局によって、無線デバイスから、ランダムアクセスプリアンブルを検索すること、および、基地局によって、以前のアンカー基地局から無線デバイスのUEコンテキストをフェッチすることを含むことができる。フェッチすることは、再開識別子を含む検索UEコンテキスト要求メッセージを、以前のアンカー基地局に送信すること、および、無線デバイスのUEコンテキストを含む検索UEコンテキスト応答メッセージを、以前のアンカー基地局から受信することを含むことができる。
例示的な実施形態において、RRC停止状態にある無線デバイスは、少なくとも1つ以上のセルに対する測定結果に基づいて、キャンプオンする1つのセルを選択することができ、そこでは、無線デバイスは、基地局からのRNAページングメッセージおよび/またはコアネットワークページングメッセージをモニタすることができる。一例において、RRC停止状態にある無線デバイスは、ランダムアクセスプロシージャを実行するためのセルを選択してRRC接続を再開し、かつ/または基地局に(例えば、ネットワークに)1つ以上のパケットを伝送することができる。一例において、選択されたセルが、RRC停止状態にある無線デバイスのためのRNAとは異なるRNAに属する場合、無線デバイスは、ランダムアクセスプロシージャを開始してRNA更新プロシージャを実行することができる。一例において、RRC停止状態にある無線デバイスが、バッファ内に、ネットワークに伝送するための1つ以上のパケットを有する場合、無線デバイスは、ランダムアクセスプロシージャを開始して、無線デバイスが選択するセルの基地局に1つ以上のパケットを伝送することができる。ランダムアクセスプロシージャは、無線デバイスと基地局との間で、2つのメッセージ(例えば、2ステージランダムアクセス)、および/または4つのメッセージ(例えば、4ステージランダムアクセス)を用いて実行することができる。
例示的な実施形態において、RRC停止状態にある無線デバイスから1つ以上のアップリンクパケットを受信する基地局は、無線デバイスから受信されたASコンテキスト識別子、RNA識別子、基地局識別子、再開識別子、および/またはセル識別子のうちの少なくとも1つに基づいて、無線デバイスのための検索UEコンテキスト要求メッセージを無線デバイスのアンカー基地局に伝送することによって、無線デバイスのUEコンテキストをフェッチすることができる。UEコンテキストをフェッチすることに応答して、基地局は、無線デバイスのためのパス切り替え要求をコアネットワークエンティティ(例えば、AMF、MME、および/または同様のもの)に伝送することができる。コアネットワークエンティティは、ユーザプレーンコアネットワークエンティティ(例えば、UPF、S-GW、および/または同様のもの)とRANノード(例えば、基地局)との間で、無線デバイスのために確立された1つ以上のベアラに対するダウンリンクトンネルエンドポイント識別子を更新することができ、例えば、ダウンリンクトンネルエンドポイント識別子をアンカー基地局のアドレスから基地局のアドレスに変更することができる。
gNBは、1つ以上の新しい無線技術を用いる無線ネットワークを介して無線デバイスと通信することができる。この1つ以上の無線技術は、物理層に関する複数の技術、媒体アクセス制御層に関する複数の技術、および/または無線リソース制御層に関する複数の技術、のうちの少なくとも1つを含むことができる。この1つ以上の無線技術を強化する例示的な実施形態は、無線ネットワークの性能を向上させることができる。例示的な実施形態は、システムスループット、またはデータ伝送率を高めることができる。例示的な実施形態は、無線デバイスのバッテリ消費を低減することができる。例示的な実施形態は、gNBと無線デバイスとの間のデータ伝送の待ち時間を改善することができる。例示的な実施形態は、無線ネットワークのネットワークカバレッジを向上させることができる。例示的な実施形態は、無線ネットワークの伝送効率を向上させることができる。
セルラネットワークを介して搬送されるデータトラフィックの量は、今後何年も増加すると予想されている。ユーザ/デバイスの数は、増大しており、各ユーザ/デバイスは、益々多くなる様々なサービス、例えば、ビデオ配信、大きなファイル、画像にアクセスする。これにより、ネットワークの大容量だけでなく、双方向性および応答性に関する消費者の期待に応える超高速データレートの提供が要求される。したがって、携帯電話事業者が増加する需要を満たすためには、より多くのスペクトルが必要である。シームレスなモビリティとともに高いデータレートに対するユーザの期待を考慮すると、セルラシステムのスモールセルと同様にマクロセルを展開するためにより多くのスペクトルを利用できるようにすることが有益である。
市場の需要に応えるために、無認可スペクトルを利用してトラフィックの増加に対応する補完的なアクセスを展開することに、事業者からの関心が高まっている。これは、事業者が展開する多数のWi-Fiネットワークと、LTE/WLANインターワーキングソリューションの3GPP標準化によって実証されている。この関心は、無認可スペクトルが存在する場合、ホットスポットエリアなどのいくつかのシナリオでトラフィックの爆発的増加に対処するのに役立つ携帯電話事業者のライセンススペクトルを効果的に補完できることを示す。LAAは、事業者が1つの無線ネットワークを管理しながら、無認可スペクトルを利用するための代替手段を提供し、ネットワークの効率を最適化する新しい可能性を提供する。
例示的な実施形態では、LAAセルでの伝送のためにリスンビフォアトーク(クリアチャネルアセスメント)を実装することができる。リスンビフォアトーク(LBT)プロシージャでは、チャネルを使用する前に、機器がクリアチャネルアセスメント(CCA)チェックを適用する場合がある。例えば、CCAは、少なくともエネルギ検出を利用して、チャネル上の他の信号の有無を判断し、チャネルが占有されているか、クリアであるかをそれぞれ判断する。例えば、ヨーロッパと日本の規制では、無認可帯域でのLBTの使用が義務付けられている。規制要件とは別に、LBTを介したキャリアセンシングは、無認可スペクトルを公平に共有するための1つの方法である。
例示的な実施形態では、最大伝送継続期間が制限された無認可キャリアでの不連続伝送が有効にされてもよい。これらの機能の一部は、不連続LAAダウンリンク伝送の開始から伝送される1つ以上の信号によってサポートされる場合がある。チャネル予約は、成功したLBT動作を介してチャネルアクセスを取得した後、LAAノードによる信号の送信によって有効になり、特定の閾値を超えるエネルギで送信信号を受信する他のノードが占有されるチャネルを感知できるようにする。不連続ダウンリンク送信でのLAA動作のために1つ以上の信号でサポートする必要がある機能には、UEによるLAAダウンリンク送信(セル識別を含む)の検出、UEの時間と周波数の同期のうちの1つ以上が含まれる。
例示的な実施形態では、DL LAA設計は、CAによって集約されたサービングセルにわたるLTE-Aキャリアアグリゲーションタイミング関係に従ってサブフレーム境界アライメントを用いてもよい。これは、eNB送信がサブフレーム境界でのみ開始できることを意味しない場合がある。LAAは、LBTにしたがってサブフレーム内の全てのOFDMシンボルを送信できるわけではない場合、PDSCHの送信をサポートする場合がある。PDSCHに必要な制御情報の配信もサポートされる場合がある。
LBTプロシージャは、LAAと他の事業者および無認可スペクトルで動作する技術との公正且つ友好的な共存のために用いられる場合がある。無認可スペクトルにおけるキャリアで伝送しようとするノードでのLBTプロシージャでは、ノードがクリアチャネルアセスメントを実行して、チャネルが使用することができるかどうかを判断する必要がある。LBTプロシージャには、チャネルが使用されているかどうかを判断するための少なくともエネルギ検出が含まれる場合がある。例えば、ヨーロッパなど一部の地域の規制要件では、ノードがこの閾値を超えるエネルギを受け取る場合、ノードはチャネルが空いていないと仮定するように、エネルギ検出閾値を指定する。ノードはこのような規制要件に従ってもよく、オプションで、規制要件で指定された閾値よりも低い閾値をエネルギ検出に使用してもよい。一実施例では、LAAは、エネルギ検出閾値を適応的に変更するメカニズムを用いてもよく、例えば、LAAは、上限からエネルギ検出閾値を適応的に低下させるメカニズムを用いてもよい。適応メカニズムは、閾値の静的または半静的な設定を妨げない場合がある。一実施例では、カテゴリ4LBTメカニズムまたは他のタイプのLBTメカニズムを実装することができる。
様々な例のLBTメカニズムを実装することができる。一実施例では、いくつかの信号の場合、いくつかの実装態様シナリオにおいて、いくつかの状況では、および/またはいくつかの周波数では、LBTプロシージャは、伝送エンティティによっては実行されない場合がある。一例では、カテゴリ2(例えば、ランダムバックオフのないLBT)を実装することができる。伝送エンティティが伝送する前にチャネルがアイドル状態であると検知される継続期間は、決定論的であり得る。一例では、カテゴリ3(例えば、固定サイズのコンテンションウィンドウを使用したランダムバックオフのLBT)を実装することができる。LBTプロシージャは、その構成要素の1つとして以下のプロシージャを有することができる。伝送エンティティは、コンテンションウィンドウ内で乱数Nを描画することができる。コンテンションウィンドウのサイズは、Nの最小値と最大値で指定することができる。コンテンションウィンドウのサイズは、固定とすることができる。乱数NをLBTプロシージャにおいて使用して、伝送エンティティがチャネル上で伝送する前にチャネルがアイドル状態であると検知される継続期間を決定することができる。一例では、カテゴリ4(例えば、可変サイズのコンテンションウィンドウを使用したランダムバックオフのLBT)を実装することができる。伝送エンティティは、コンテンションウィンドウ内で乱数Nを描画することができる。コンテンションウィンドウのサイズは、Nの最小値および最大値によって指定することができる。伝送エンティティは、乱数Nを描画するときにコンテンションウィンドウのサイズを変更することができる。乱数Nは、伝送エンティティがチャネルで伝送する前に、チャネルがアイドルであると感知される継続期間を決定するためにLBTプロシージャで使用される。
LAAはUEでアップリンクLBTを用いることができる。UL LBT方式は、DL LBT方式と異なってもよく(例えば、異なるLBTメカニズムまたはパラメータを使用することによって)、例えば、その理由は、LAA ULが、UEのチャネル競合機会に影響を及ぼす、スケジューリングされたアクセスに基づくからである。異なるUL LBTスキームを動機付けるその他の考慮事項には、単一のサブフレームでの複数のUEの多重化が含まれるが、これらに限定されない。
一実施例では、DL伝送バーストは、同じCC上の同じノードからの直前または直後に伝送がないDL伝送ノードからの連続伝送とすることができる。UEの観点からのUL送信バーストは、同じCC上の同じUEからの直前または直後に送信がないUEからの連続送信とすることができる。一例では、UEの観点からUL送信バーストが定義される。一例では、UL送信バーストは、eNBの観点から定義されてもよい。一例では、同じ無認可キャリア上でDL+UL LAAを動作するeNBの場合、LAA上のDL送信バーストおよびUL送信バーストは、同じ無認可キャリア上で、TDM方式でスケジュールされ得る。例えば、ある瞬間は、DL伝送バーストまたはUL伝送バーストの一部とすることができる。
一例では、共有gNB COT内の単一および複数のDLからULおよびULからDLへの切り替えをサポートすることができる。単一または複数の切り替えポイントをサポートするための例示的なLBT要件は、次のものが含まれる場合がある。16us未満のギャップに対してLBTを使用しないことができ、16usを上回るが25usを超えないギャップに対してワンショットLBTを使用することができ、単一の切り替えポイントの場合、DL伝送からUL伝送への25usを超えるギャップに対してワンショットLBTを使用することができ、複数の切り替えポイントの場合、DL伝送からUL伝送への25usを超えるギャップに対してワンショットLBTを使用することができる、ことを含むことができる。
一例では、低複雑度での検出を容易にする信号は、UEの電力節減、共存の改善、少なくとも同じ事業者ネットワーク内での空間的再利用、サービングセル伝送バースト取得などに有用であり得る。
一例では、免許不要帯域(NR-U)での新無線の動作は、少なくともSS/PBCHブロックバーストセット伝送を包含する信号を用いることができる。一例では、他のチャネルおよび信号を、信号の一部として一緒に伝送することができる。この信号の設計は、信号が少なくともビーム内で伝送される時間スパン内にギャップがないことを考慮することができる。一例では、ビーム切り替えのためにギャップが必要とされ得る。一例では、占有チャネル帯域幅が満たされ得る。
一例では、ブロックインターレースベースのPUSCHを用いることができる。一例では、PUCCHおよびPUSCHに対して同じインターレース構造を使用することができる。一例では、インターレースベースのPRACHを使用することができる。
一例では、初期アクティブDL/UL BWPは、5GHz帯域に対しておよそ20MHzであり得る。一例では、5GHzバンドと同様のチャネライゼーションが6GHzバンドに使用される場合、初期アクティブDL/UL BWPは、6GHz帯域に対しておよそ20MHzであり得る。
一例では、対応するデータに対するHARQ A/Nを、同じ共有COTで伝送することができる。いくつかの例では、HARQ A/Nを、対応するデータが伝送されたものとは別のCOTで伝送することができる。
一例では、UL HARQフィードバックが免許不要帯域で伝送されるとき、NR-Uは、1つ以上のDL HARQプロセスのためのHARQフィードバックの柔軟なトリガおよび多重化をサポートするためのメカニズムを考慮することができる。
一例では、HARQプロセス情報のタイミングへの依存性を除去することができる。一例では、PUSCH上のUCIは、HARQプロセスID、NDI、RVIDを搬送することができる。一例では、ダウンリンクフィードバック情報(DFI)を、構成された許可のためのHARQフィードバックの伝送のために使用することができる。
一例では、CBRAとCFRAとの両方をNR-U SpCell上でサポートすることができ、CFRAをNR-U SCell上でサポートすることができる。一例では、RARを、SpCellを介して伝送することができる。一例では、RARに対する事前定義されたHARQプロセスID。
一例では、免許帯域NR(PCell)とNR-U(SCell)との間のキャリアアグリゲーションをサポートすることができる。一例では、NR-U SCellは、DLとULとの両方、またはDLのみを有することができる。一例では、免許帯域LTE(PCell)とNR-U(PSCell)との間のデュアル接続をサポートすることができる。一例では、すべてのキャリアが免許不要スペクトルにあるスタンドアロンNR-Uをサポートすることができる。一例では、免許不要帯域のDLと免許帯域のULとを有するNRセルをサポートすることができる。一例では、免許帯域NR(PCell)とNR-U(PSCell)との間のデュアル接続をサポートすることができる。
一例では、NR-Uが動作している帯域(例えば、サブ7GHz)においてWi-Fiの不存在が(例えば、規制により)保証できない場合、NR-U動作帯域幅は、20MHzの整数倍であり得る。一例では、少なくとも(例えば、規制により)Wi-Fiの不存在が保証できない帯域について、LBTを、20MHzの単位で実行することができる。一例では、受信機支援LBT(例えば、RTS/CTSタイプのメカニズム)および/またはオンデマンド受信機支援LBT(例えば、例えば、必要なときにのみ有効化される受信機支援LBT)を用いることができる。一例では、空間的再利用を強化するための手法を使用することができる。一例では、プリアンブル検出を使用することができる。
一例では、免許不要キャリアでのスケジュールされたPUSCH伝送を用いると、ネットワークは、PDCCHを伝送するために最初にチャネルへのアクセス権を獲得する必要があり、次に、UEは、リソース上で伝送する前に再度LBTを実行する必要がある。このようなプロシージャは、特にチャネルに負荷がかかっているときに、レイテンシを増加させる傾向がある。一例では、自律アップリンク伝送のメカニズムを使用することができる。一例では、UEに、UL SPSと同様の伝送用のリソースが事前に割り当てることができ、UEは、リソースを使用する前にLBTを実行する。一例では、自律アップリンクは、構成された許可の機能(例えば、タイプ1および/またはタイプ2)に基づき得る。
一例では、HARQプロセスアイデンティティを、UEによって(例えば、UCIとして)伝送することができる。これにより、HARQプロセスに関わらず、UEは、最初に利用可能な伝送機会を使用できるようになり得る。一例では、PUSCH上のUCIを使用して、HARQプロセスID、NDI、およびRVIDを搬送することができる。
免許不要帯域の場合、UL動的許可スケジュール伝送は、UEおよびgNBの少なくとも2つのLBTに起因して、遅延および伝送失敗の可能性を増加させ得る。NRでの構成された許可などの事前構成された許可をNR-Uに使用することができ、これにより、実行されるLBTの数を減少させ、シグナリングオーバーヘッドを制御することができる。
一例では、タイプ1の構成された許可では、アップリンク許可が、RRCによって提供され、構成されたアップリンク許可として記憶される。一例では、タイプ2の構成された許可では、アップリンク許可が、PDCCHによって提供され、構成された許可の作動または停止を示すL1シグナリングに基づいて、構成されたアップリンク許可として記憶またはクリアされる。
一例では、タイミングに対するHARQプロセス情報間の依存関係がないことが可能である。一例では、PUSCH上のUCIは、HARQプロセスID、NDI、RVIDなどを搬送することができる。一例では、UEは、UCIによってgNBに通知される1つのHARQプロセスIDを自律的に選択することができる。
一例では、UEは、構成されたアップリンク許可を用いて非適応的再伝送を実行することができる。LBTに起因して、構成された許可の再伝送の動的許可がブロックされると、UEは、構成された許可のある次の利用可能なリソースで伝送することを試みることができる。
一例では、ダウンリンクフィードバック情報(DFI)は、(例えば、DCIを使用して)伝送され得、構成された許可の伝送のためのHARQフィードバックを含むことができる。UEは、HARQフィードバックを含むDFIに従って、構成された許可を使用して伝送/再伝送を実行することができる。一例では、2つ以上のチャネルを有する広帯域キャリアが、NRベースの免許不要セルでサポートされている。
一例では、キャリア内に1つのアクティブBWPがあり得る。一例では、複数のチャネルを有するBWPを作動させことができる。一例では、Wi-Fiの不存在が保証できない場合(例えば、規制により)、LBTを20MHz単位で実行することができる。この場合、このBWPに対する複数の並列LBTプロシージャが存在し得る。実際の伝送帯域幅は、LBTが成功したサブバンドの影響を受ける可能性があり、このアクティブ広帯域BWP内で動的な帯域幅伝送をもたらし得る。
一例では、複数のアクティブBWPをサポートすることができる。BWP利用効率を最大にするために、BWP帯域幅は、LBTのためのサブバンドの帯域幅と同じであり得、例えば、LBTは、各BWP上で実施される。ネットワークは、伝送されるデータ量に基づいてBWPを作動/停止させることができる。
一例では、LTE LAAにおけるキャリアアグリゲーションと同様であり得る、ワイドコンポーネントキャリア内でUEに対して、複数の非重複BWPを作動させることができる。BWP利用効率を最大化するために、BWP帯域幅は、LBTのためのサブバンドの帯域幅と同じであり得、すなわち、LBTを各BWP上で実施する。2つ以上のサブバンドLBTが成功した場合、UEが、複数の作動するBWPを含む複数のナローRFまたはワイドRFをサポートする機能を有する必要がある。
一例では、単一の広帯域BWPを、コンポーネントキャリア内でUEのために作動させることができる。広帯域BWPの帯域幅は、LBTのサブバンド単位をなし得る。例えば、LBTに対するサブバンドが5GHz帯域の20MHzである場合、広帯域BWP帯域幅は、複数の20MHzからなり得る。実際の伝送帯域幅は、LBTが成功したサブバンドの影響を受ける可能性があり、このアクティブ広帯域BWP内で動的な帯域幅伝送をもたらし得る。
一例では、アクティブBWPの切り替えを、スケジューリングDCIの使用によって達成することができる。一例では、ネットワークは、今後および任意のその後のデータ伝送/受信に使用するための新しいアクティブBWPをUEに示すことができる。一例では、UEは、複数の構成されたBWPを監視して、gNBによるDL伝送のためにいずれが取得されたかを判定することができる。例えば、UEを、各構成されたBWPについての監視機会の周期性およびオフセットを用いて構成することができる。UEは、BWPがこれらの監視機会中にgNBによって取得されたかどうかを判定することを試行することができる。一例では、チャネルが取得されたと正常に判定すると、UEは、少なくとも別の方法で示されるか、または最大チャネル占有時間(MCOT)に到達するまで、そのBWPをそのアクティブBWPとして継続することができる。一例では、BWPがアクティブであるとUEが判定したとき、UEは、構成されたCORESETでPDCCHのブラインド検出を試行することができ、非周期的またはSPSリソース上で測定を実行することもできる。
一例では、UL伝送について、UEを、場合によっては異なるBWPでの、複数のULリソースを用いて構成することができる。UEは、各々が、BWPおよび場合によってはビームペアリンクと紐付けられた、複数のLBT構成を有することができる。UEに、1つ以上のLBT構成と紐付けられたULリソースを許可することができる。同様に、UEに、各々が異なるLBT構成の使用を必要とする複数のAULリソース/許可のないリソースを提供することができる。UEに複数のBWPを介して複数のAULリソースを提供することは、LBTが1つのBWPにおける1つのAULリソースに対する第1のLBT構成を使用して失敗した場合、UEが別のBWPにおける別のAULリソースでの伝送を試行できることを、保証することができる。これは、チャネルアクセスのレイテンシを短縮し、免許不要キャリア全体の使用を向上させることができる。
免許不要スペクトルで動作する少なくとも1つのSCellを用いるキャリアアグリゲーションは、免許支援アクセス(LAA)と呼ばれることがある。LAAでは、UEのための構成されたサービングセルのセットは、第1のフレーム構造(例えば、フレーム構造タイプ3)に従って免許不要スペクトルで動作する少なくとも1つのSCellを含むことができる。SCellは、LAA SCellと呼ばれることがある。
一例では、キャリアを共有するIEEE802.11n/11acデバイスの不存在が長期的に(例えば、規制のレベルによって)保証できない場合、およびネットワークが同時に伝送できる免許不要チャネルの最大数が4以下である場合、LAA SCell伝送が実行される2つのキャリア中心周波数間の最大周波数分離は、62MHz以下であり得る。一例では、UEは、周波数分離をサポートする必要があり得る。
一例では、基地局およびUEは、LAA SCell上での伝送を実行する前にリスンビフォアトーク(LBT)を適用することができる。LBTが適用されると、送信機は、チャネルをリスン/センスして、チャネルが空いているか、またはビジーであるかを判定することができる。チャネルが空いている/クリアであると判定された場合、送信機は、伝送を実行することができ、そうでない場合、伝送を実行しないことが可能である。一例では、基地局がチャネルアクセスの目的で他の技術のチャネルアクセス信号を使用する場合、基地局は、LAA最大エネルギー検出閾値要件を達成し続け得る。
一例では、基地局によるチャネルアクセスプロシージャに準拠する伝送の合計時間は、LAA SCell上の任意の連続する1秒の期間で50ミリ秒を超えないことが可能である。
一例では、UEが適用するLBTタイプ(例えば、タイプ1またはタイプ2のアップリンクチャネルアクセス)を、LAA SCell上のアップリンクPUSCH伝送のためのアップリンク許可を介してシグナリングすることができる。一例では、自律アップリンク(AUL)伝送について、LBTを、アップリンク許可でシグナリングしないことが可能である。
一例では、AUL上のタイプ1アップリンクチャネルアクセスについて、基地局は、論理チャネルのチャネルアクセス優先度クラスをシグナリングすることができ、UEは、MAC SDUがMAC PDUに多重化された論理チャネル(複数可)の(例えば、図16ではより低い番号を有する)最高のチャネルアクセス優先度クラスを選択することができる。一例では、パディングBSRを除くMAC CEは、最低のチャネルアクセス優先度クラスを使用することができる。
一例では、AUL上のタイプ2アップリンクチャネルアクセスについて、UEは、共通ダウンリンク制御シグナリングで基地局によってシグナリングされるサブフレームにおけるUL伝送のための任意のチャネルアクセス優先度クラスに対応する論理チャネルを選択することができる。
一例では、アップリンクLAA動作について、基地局は、選択されたチャネルアクセス優先度クラス、または、タイプ1のアップリンクチャネルアクセスプロシージャがUEにシグナリングされる場合の、最新のBSRおよびUEからの受信アップリンクトラフィックに基づいてUL許可でシグナリングされたチャネルアクセス優先度クラスよりも、および/またはタイプ2アップリンクチャネルアクセスプロシージャがUEにシグナリングされる場合の、ダウンリンクトラフィック、最新のBSR、およびUEからの受信ULトラフィックに基づいて基地局が使用するチャネルアクセス優先度クラスよりも低いチャネルアクセス優先度クラス(例えば、図16ではより低い番号)に対応するトラフィックを伝送するために必要な最小値よりも多くのサブフレームをUEにスケジュールしないことが可能である。
一例では、LAAキャリアでのアップリンク伝送およびダウンリンク伝送を実行するときに、第1の番号(例えば、4)のチャネルアクセス優先度クラスを使用することができる。図16の一例では、いずれのチャネルアクセス優先度クラスが、異なる標準化QCIに属するトラフィックによって使用され得るかを示している。非標準化QCI(例えば、オペレータ固有のQCI)は、図16に基づいて好適なチャネルアクセス優先度クラスを使用することができ、例えば、非標準化QCIに使用されるチャネルアクセス優先度クラスは、非標準化QCIのトラフィッククラスに最もよく一致する標準化QCIのチャネルアクセス優先度クラスであるべきである。
一例では、アップリンクについて、基地局は、論理チャネルグループ内の最も低い優先度のQCIを考慮することにより、チャネルアクセス優先度クラスを選択することができる。
一例では、4つのチャネルアクセス優先度クラスを使用することができる。PDSCHを用いてDL伝送バーストが伝送され、それに対してチャネルアクセス優先度クラスP(1...4)を使用してチャネルアクセスが取得された場合、基地局は、DL伝送バーストが、成功したLBTの後の基地局による連続伝送を指すとして、次のこと、すなわち、DL伝送バーストの伝送期間は、チャネルアクセス優先度クラス(複数可)≦Pに対応するすべての利用可能なバッファされたトラフィックを伝送するために必要な最小持続時間を超えないことが可能であり、DL伝送バーストの伝送期間は、チャネルアクセス優先度クラスPの最大チャネル占有時間を超えないことが可能であり、チャネルアクセス優先度クラス≦Pに対応するデータが伝送に利用できなくなると、チャネルアクセス優先度クラス(複数可)>Pに対応する追加のトラフィックをDL伝送バーストに含めることができる、を確保することができる。このような場合、基地局は、この追加のトラフィックを用いて、DL伝送バーストにおける残りの伝送リソースの占有を最大化することができる。
一例では、LAA SCellのPDCCHが構成されると、クロスキャリアスケジューリングがアップリンク伝送に適用される場合、LAA SCellを、LAA SCellのPDCCHを介したダウンリンク伝送のために、および1つの他のサービングセルのPDCCHを介したアップリンク伝送のために、スケジュールすることができる。一例において、LAA SCellのPDCCHが構成されると、セルフスケジューリングがアップリンク伝送とダウンリンク伝送との両方に適用される場合、LAA SCellを、LAA SCellのPDCCHを介したアップリンク伝送およびダウンリンク伝送のためにスケジュールすることができる。
一例では、自律アップリンクを、SCell上でサポートすることができる。一例では、1つ以上の自律アップリンク構成を、SCellごとにサポートすることができる。一例では、2つ以上のSCellがある場合、複数の自律アップリンク構成が、同時にアクティブであり得る。
一例では、自律アップリンクがRRCによって構成されるとき、次の情報、すなわち、AUL C-RNTI、自律UL HARQ動作のために構成され得るHARQプロセスIDであるaul-harq-processes、自律アップリンクを使用する新しい伝送または同じHARQプロセスの再伝送をトリガするまでの期間aul-retransmissionTimer、自律UL HARQ動作のために構成されたサブフレームを示すビットマップaul-subframesを、AUL構成情報要素(例えば、AUL-Config)で提供することができる。
一例では、自律アップリンク構成がRRCによってリリースされると、対応する構成された許可をクリアすることができる。
一例では、AUL-Configが構成される場合、MACエンティティは、構成されたアップリンク許可が、aul-subframesが1に設定されたそれらのサブフレームで発生すると見なすことができる。
一例では、AUL確認がトリガされてキャンセルされなかった場合であって、かつMACエンティティがこのTTIについての新しい伝送用に割り当てられたULリソースを有する場合、MACエンティティは、多重化およびアセンブリプロシージャにAUL確認MAC制御要素を生成するように指示することができ、MACエンティティは、トリガされたAUL確認をキャンセルすることができる。
一例では、MACエンティティは、このSCellに対するAULリリースによってトリガされたAUL確認MAC制御要素の第1の伝送に応答して、SCellに対する構成されたアップリンク許可をクリアすることができる。一例では、自律アップリンクを使用するアップリンク伝送のための再伝送は、対応する構成されたアップリンク許可をクリアした後に継続することができる。
一例では、MACエンティティを、AUL動作のためのAUL-RNTIを用いて構成することができる。一例では、MACエンティティのAUL C-RNTIに対するPDCCH上のサービングセルの伝送時間間隔について、アップリンク許可を受信することができる。一例では、受信されたHARQ情報内のNDIが1である場合、MACエンティティは、対応するHARQプロセスに対するNDIが切り替えられていないと見なし得る。MACエンティティは、この伝送時間間隔についてアップリンク許可および関連付けられたHARQ情報をHARQエンティティに送達し得る。一例では、受信されたHARQ情報内のNDIが0である場合であって、かつPDCCHコンテンツがAULリリースを示す場合、MACエンティティは、AUL確認をトリガし得る。このTTIについてのアップリンク許可が構成された場合、MACエンティティは、対応するHARQプロセスに対するNDIビットが切り替えられたと見なし得る。MACエンティティは、このTTIについてアップリンクグラントおよび関連付けられたHARQ情報をHARQエンティティに送達し得る。一例では、受信されたHARQ情報内のNDIが0である場合であって、かつPDCCHコンテンツがAUL作動を示す場合、MACエンティティは、AUL確認をトリガし得る。
一例では、aul-retransmissionTimerが実行されていない場合であって、かつ同じHARQプロセスに対してHARQエンティティに以前に送達されたアップリンク許可がない場合か、または、同じHARQプロセスに対してHARQエンティティに送達された以前のアップリンク許可が、MACエンティティのC-RNTIに対して受信されたアップリンク許可ではなかった場合か、または、対応するHARQプロセスに対してHARQ_FEEDBACKがACKに設定されている場合、MACエンティティは、このTTIについて、構成されたアップリンク許可および関連付けられたHARQ情報をHARQエンティティに送達し得る。
一例では、MACエンティティのAUL C-RNTIに対してPDCCHで伝送されるNDIを、0に設定することができる。
一例において、構成されたアップリンク許可について、UL HARQ動作が自律的である場合、サービングセル上での伝送のためのTTIと関連付けられたHARQプロセスIDを、例えば、AUL-HARQプロセスの上位層による自律的UL HARQ動作のために構成されたHARQプロセスIDから、UE実装によって選択することができる。
一例では、自律HARQについて、HARQプロセスは、現在バッファにあるMAC PDUのHARQフィードバックを示し得る状態変数、例えばHARQ_FEEDBACK、および/またはタイマが実行中であるときの同じHARQプロセスに対する新しい伝送または再伝送を禁止し得るタイマaul-retransmissionTimerを維持することができる。
一例では、TBについてHARQフィードバックが受信されると、HARQプロセスは、HARQ_FEEDBACKを受信された値に設定することができ、実行中の場合のaul-retransmissionTimerを停止することができる。
一例では、TBについてPUSCH伝送が実行されると、かつアップリンク許可がMACエンティティのAUL C-RNTIに対して構成された許可である場合、HARQプロセスは、aul-retransmissionTimerを開始する。
一例では、HARQエンティティが新しい伝送を要求した場合、UL HARQ動作が自律非同期である場合は、HARQプロセスは、HARQ_FEEDBACKをNACKに設定することができ、アップリンク許可がAUL C-RNTIに宛てられた場合は、CURRENT_IRVを0に設定することができる。
一例では、TTIについて非周期的なCSIが要求された場合、HARQエンティティに示された許可がMACエンティティのAUL C-RNTIが作動させた構成されたアップリンク許可である場合は、MACエンティティはHARQエンティティに対してMAC PDUを生成しないことが可能である。
一例において、UEが、LAA SCell上でのUL伝送のためのスケジューリングセル上で、AUL-DFIを搬送するAUL C-RNTIによってCRCがスクランブルされたDCI(例えば、フォーマット0A/4A)の伝送を検出した場合、UEは、次のプロシージャ、すなわち、自律アップリンク伝送用に構成されたHARQプロセスの場合、対応するHARQ-ACKフィードバックを上位層に送達することができる、というプロシージャに従って自律アップリンクフィードバック情報を使用することができる。自律アップリンク伝送用に構成されていないHARQプロセスの場合、対応するHARQ-ACKフィードバックを、上位層に送達しないことが可能であり、サブフレーム/スロット/TTI nでのアップリンク伝送について、UEは、最も早くてサブフレームn+4でAUL-DFI内のHARQ-ACKフィードバックを予想することができ、UEが、HARQプロセスに対するACKを示すAUL-DFIをサブフレームで受信した場合、UEがそのHARQプロセスと関連付けられた別のアップリンク伝送を伝送してから4ミリ秒後の前に、同じHARQプロセスに対するACKを示すAUL-DFIをUEが受信することを予想しないことが可能である。
一例では、以下のすべての条件、すなわち、PDCCH/EPDCCHペイロードに対して取得されたCRCパリティビットが、AUL C-RNTIでスクランブルされており、「AUL区別用のフラグ」が、AUL伝送を作動させる/解放することを示す、という条件が達成されている場合、UEは、自律アップリンク割り当てPDCCH/EPDCCHを検証することができる。一例では、作動DCI内の1つ以上のフィールドは、検証用の事前構成された値であり得る。
一例では、サービングセルを、1つまたは複数のBWPを用いて構成することができる。一例では、サービングセルあたりのBWPの最大数は、第1の数であり得る。
一例では、サービングセルのBWP切り替えを使用して、同時に、非アクティブBWPを作動させ、アクティブBWPを停止させることができる。一例では、BWP切り替えを、ランダムアクセスプロシージャの開始時に、ダウンリンク割り当てまたはアップリンク許可を示すPDCCHによって、bwp-InactivityTimerによって、RRCシグナリングによって、またはMACエンティティ自体によって、制御することができる。一例では、SpCellの追加またはSCellの作動時に/SpCellの追加またはSCellの作動に応答して、firstActiveDownlinkBWP-IdおよびfirstActiveUplinkBWP-Idによってそれぞれ示されるDL BWPおよびUL BWPは、ダウンリンク割り当てまたはアップリンク許可を示すPDCCHを受信せずにアクティブになり得る。サービングセルのアクティブBWPを、RRCまたはPDCCHのいずれかで示すことができる。ペアになっていないスペクトルに対して、DL BWPをUL BWPとペアにすることができ、BWP切り替えは、ULとDLとの両方に共通であり得る。
一例では、BWPを用いて構成された作動させたサービングセルについて、BWPを作動させた場合、MACエンティティは、BWP上のUL-SCH上で伝送することができ、BWP上のRACH上で伝送することができ、BWP上でPDCCHを監視することができ、BWP上でPUCCHを伝送することができ、BWP上でSRSを伝送することができ、BWP上でDL-SCHを受信することができ、および存在する場合に記憶された構成に従って、かつシンボルを開始するために、アクティブBWP上の構成された許可タイプ1の中断された構成されたアップリンク許可を(再)初期化することができる。
一例では、BWPを用いて構成された作動させたサービングセルについて、BWPを停止させた場合、MACエンティティは、BWP上のUL-SCH上で伝送しないことが可能であり、BWP上のRACH上で伝送しないことが可能であり、BWP上でPDCCHを監視しないことが可能であり、BWP上でPUCCHを伝送しないことが可能であり、BWPについてのCSIを報告しないことが可能であり、BWP上でSRSを伝送しないことが可能であり、BWP上でDL-SCHを受信しないことが可能であり、BWP上の構成された許可タイプ2の構成されたダウンリンク割り当ておよび構成されたアップリンク許可をクリアすることが可能であり、および非アクティブBWP上の構成された許可タイプ1の任意の構成されたアップリンク許可を中断することができる。
一例では、サービングセル上でのランダムアクセスプロシージャの開始時に/開始に応答して、アクティブUL BWPのためにPRACH機会が構成されていない場合、MACエンティティは、アクティブUL BWPをinitialUplinkBWPによって示されるBWPに切り替えることができ、サービングセルがSpCellである場合、MACエンティティは、アクティブDL BWPをinitialDownlinkBWPによって示されるBWPに切り替えることができる。MACエンティティは、SpCellのアクティブDL BWPおよびこのサービングセルのアクティブUL BWP上で、ランダムアクセスプロシージャを実行することができる。
一例では、サービングセル上でのランダムアクセスプロシージャの開始時/開始に応答して、アクティブUL BWPのためにPRACH機会が構成される場合であって、かつサービングセルがSpCellである場合であって、かつアクティブDL BWPがアクティブUL BWPと同じbwp-Idを有していない場合、MACエンティティは、アクティブDL BWPを、アクティブUL BWPと同じbwp-Idを有するDL BWPに切り替えることができる。MACエンティティは、SpCellのアクティブDL BWPおよびこのサービングセルのアクティブUL BWP上で、ランダムアクセスプロシージャを実行することができる。
一例では、MACエンティティがサービングセルのBWP切り替えのためのPDCCHを受信した場合、このサービングセルと関連付けられた進行中のランダムアクセスプロシージャがない場合か、またはこのサービングセルと関連付けられたランダムアクセスプロシージャが、C-RNTIに宛てられたこのPDCCHの受信時に正常に完了した場合、MACエンティティは、PDCCHによって示されるBWPへのBWP切り替えを実行することができる。
一例では、サービングセルと関連付けられたランダムアクセスプロシージャがMACエンティティで進行中である間に、MACエンティティがサービングセルのBWP切り替えのためのPDCCHを受信した場合、UEがPDCCHによって示されるBWPへのBWP切り替えを実行し得る場合である正常なランダムアクセスプロシージャ完了のためにC-RNTIに宛てられたBWP切り替えのためのPDCCH受信を除き、BWPを切り替えるか、またはBWP切り替えのためのPDCCHを無視するかは、UEの実装次第であり得る。一例では、競合解決の成功以外のBWP切り替えのためのPDCCHの受信時に/受信に応答して、MACエンティティがBWP切り替えを実行することを決定した場合、MACエンティティは、進行中のランダムアクセスプロシージャを停止することができ、および新しい作動させたBWP上でランダムアクセスプロシージャを開始することができ、MACがBWP切り替えのためのPDCCHを無視することを決定した場合、MACエンティティは、アクティブBWP上の進行中のランダムアクセスプロシージャを継続することができる。
一例では、サービングセルの帯域幅部分(BWP)での動作のために構成されたUEを、サービングセルの上位層によって、パラメータ(例えば、BWP-Downlink)によるDL帯域幅でのUE(DL BWPセット)による受信のための、最大でX個(例えば、4つ)の帯域幅部分(BWP)のセットと、サービングセルのためのパラメータ(例えば、BWP-Uplink)によるUL帯域幅でのUE(UL BWPセット)による伝送のための、最大でY個(例えば、4つ)のBWPのセットと、構成することができる。
初期アクティブDL BWPを、Type0-PDCCH共通探索空間のための制御リソースセットについての、連続するPRBの位置および数、サブキャリア間隔、およびサイクリックプレフィックスによって、定義することができる。プライマリセル上またはセカンダリセル上での動作のために、UEに、上位層パラメータinitialuplinkBWPによって、初期アクティブUL BWPを提供することができる。UEが補助キャリアを用いて構成される場合、UEに、supplementaryUplinkの上位層パラメータ(例えば、initialUplinkBWP)によって補助キャリア上で初期UL BWPを提供することができる。
一例では、UEが専用のBWP構成を有する場合、UEに、上位層パラメータ(例えば、firstActiveDownlinkBWP-Id)によって受信用の第1のアクティブDL BWPを、および上位層パラメータ(例えば、firstActiveUplinkBWP-Id)によって、および上位層のパラメータ(例えば、ファーストアクティブアップリンクBWP-Id)によってプライマリセル上での伝送用の第1のアクティブUL BWPを、提供することができる。
一例では、それぞれDL BWPまたはUL BWPのセット内の各DL BWPまたはUL BWPについて、UEを、サービングセル用の次のパラメータ、すなわち、上位層パラメータによって提供されるサブキャリア間隔(例えば、subcarrierSpacing)と、上位層パラメータによって提供されるサイクリックプレフィックス(例えば、cyclicPrefix)と、
を設定するRIVとして解釈される上位層パラメータ(例えば、locationAndBandwidth)によって示される、第1のPRBおよび連続するPRBの数であって、第1のPRBは、上位層パラメータ(例えば、offsetToCarrierおよびsubcarrierSpacing)によって示されるPRBに対するPRBオフセットである、第1のPRBおよび連続するPRBの数と、それぞれの上位層パラメータ(例えば、bwp-Id)によるDL BWPまたはUL BWPのセット内のインデックスと、上位層パラメータ(例えば、bwp-Commonおよびbwp-Dedicated)による、BWP共通のセットおよびBWP専用パラメータのセットと、を用いて構成することができる。
一例では、ペアになっていないスペクトル動作に対して、DL BWPインデックスとUL BWPインデックスとが等しい場合、DL BWPの上位層パラメータ(例えば、bwp-Id)によって提供されるインデックスを有する構成されたDL BWPのセットからのDL BWPが、UL BWPの上位層パラメータ(例えば、bwp-Id)によって提供されるインデックスを有する構成されたUL BWPのセットからのUL BWPに、リンクされる。一例では、ペアになっていないスペクトル動作に対して、DL BWPのbwp-IdがUL BWPのbwp-Idに等しい場合、UEは、DL BWPの中心周波数がUL BWPの中心周波数とは異なる構成を受信することを予想しないことが可能である。
一例では、プライマリセル上のDL BWPのセット内の各DL BWPについて、UEを、あらゆるタイプの共通探索空間およびUE固有の探索空間のための制御リソースセット構成することができる。一例では、アクティブDL BWPにおいてPCell上またはPSCell上の共通探索空間を用いずにUEが構成されることを予想しないことが可能である。
一例では、UL BWPのセット内の各UL BWPについて、UEを、PUCCH伝送のためのリソースセット構成することができる。
一例では、UEは、DL BWPに対する構成されたサブキャリア間隔およびCP長に従って、DL BWPにおいてPDCCHおよびPDSCHを受信することができる。UEは、UL BWPに対する構成されたサブキャリア間隔およびCP長に従って、UL BWPにおいてPUCCHおよびPUSCHを伝送することができる。
一例では、帯域幅部分インジケータフィールドがDCIフォーマット1_1で構成される場合、帯域幅部分インジケータフィールド値は、DL受信用の構成されたDL BWPセットからのアクティブDL BWPを示すことができる。一例では、帯域幅部分インジケータフィールドがDCIフォーマット0_1で構成される場合、帯域幅部分インジケータフィールド値は、UL伝送用の構成されたUL BWPセットからのアクティブUL BWPを示すことができる。
帯域幅部分インジケータフィールドがDCIフォーマット0_1またはDCIフォーマット1_1で構成され、かつ受信されたDCIフォーマット0_1またはDCIフォーマット1_1における各情報フィールドに対して、アクティブUL BWPまたはDL BWPとは異なるUL BWPまたはDL BWPをそれぞれ示す場合、一例では、情報フィールドのサイズが、帯域幅部分インジケータによってそれぞれ示されるUL BWPまたはDL BWPに対するDCIフォーマット0_1またはDCIフォーマット1_1の解釈に必要なサイズよりも小さい場合、UEは、DCIフォーマット0_1またはDCIフォーマット1_1の情報フィールドをそれぞれ解釈する前に、UL BWPまたはDL BWPの情報フィールドの解釈に必要なサイズになるまで、情報フィールドにゼロをプリペンドすることができる。一例では、情報フィールドのサイズが、帯域幅部分インジケータによってそれぞれ示されるUL BWPまたはDL BWPのDCIフォーマット0_1またはDCIフォーマット1_1の解釈に必要なサイズよりも大きい場合、UEは、DCIフォーマット0_1またはDCIフォーマット1_1情報フィールドをそれぞれ解釈する前に、帯域幅部分インジケータによって示されるUL BWPまたはDL BWPに必要なビットの数字に等しいDCIフォーマット0_1またはDCIフォーマット1_1の最下位ビットの数字を使用することができる。一例では、UEは、アクティブUL BWPまたはDL BWPを、それぞれ、帯域幅部分インジケータによってDCIフォーマット0_1またはDCIフォーマット1_1で示されるUL BWPまたはDL BWPに設定することができる。
一例において、対応するPDCCHがスロットの最初のX個(例えば、3個)のシンボル内で受信された場合、UEは、アクティブUL BWP変更を示すDCIフォーマット0_1、またはアクティブDL BWP変更を示すDCIフォーマット1_1を検出することを予想することができる。
一例では、プライマリセルについて、UEに、上位層パラメータ(例えば、defaultDownlinkBWP-Id)によって、構成されたDL BWPの中のデフォルトのDL BWPを提供することができる。一例では、上位層パラメータdefaultDownlinkBWP-IdによってUEにデフォルトのDL BWPが提供されない場合、デフォルトのDL BWPは、初期アクティブDL BWPであり得る。
一例では、UEが、構成されたDL BWPの中のデフォルトのDL BWPを示す上位層パラメータdefaultDownlinkBWP-Idを用いてセカンダリセル用に構成され、かつUEが、タイマ値を示す上位層パラメータbwp-InactivityTimerを用いて構成される場合、セカンダリセル上でのUEプロシージャは、セカンダリセル用のタイマ値、およびセカンダリセル用のデフォルトのDL BWPを使用するプライマリセル上のものと同じであり得る。
一例では、UEが、プライマリセル用のタイマ値である上位層パラメータbwp-InactivityTimerによって構成され、かつタイマが実行されている場合、UEが、ペアになっているスペクトル動作に対するプライマリセル上でのPDSCH受信用のDCIフォーマットを検出しない場合か、またはUEが、間隔中に、ペアになっていないスペクトル動作に対するプライマリセル上でのPDSCH受信用のDCIフォーマットもPUSCH伝送用のDCIフォーマットも検出しない場合、周波数範囲1に対しては1ミリ秒の間隔ごと、または周波数範囲2に対しては0.5ミリ秒ごとに、タイマを増分することができる。
一例では、UEが、セカンダリセル用のタイマ値である上位層パラメータBWP-InactivityTimerによって構成され、かつタイマが実行されている場合、UEが、ペアになっているスペクトル動作に対するセカンダリセル上でのPDSCH受信用のDCIフォーマットを検出しない場合か、またはUEが、間隔中に、ペアになっていないスペクトル動作に対するセカンダリセル上でのPDSCH受信用のDCIフォーマットもPUSCH伝送用のDCIフォーマットも検出しない場合、UEは、周波数範囲1に対しては1ミリ秒の間隔ごと、または周波数範囲2に対しては0.5ミリ秒ごとに、タイマを増分することができる。一例では、タイマが満了すると、UEは、セカンダリセルを停止させることができる。
一例では、UEが、セカンダリセルまたは補助キャリア上に、上位層パラメータfirstActiveDownlinkBWP-Idの第1のアクティブDL BWPによって、および上位層パラメータfirstActiveUplinkBWP-Idの第1のアクティブUL BWPによって構成される場合、UEは、セカンダリセル上の示されたDL BWPおよび示されたUL BWPを、セカンダリセルまたは補助キャリア上のそれぞれの第1のアクティブDL BWPおよび第1のアクティブUL BWPとして使用する。
一例では、ペアになっているスペクトル動作に対して、DCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1の検出の時間と、PUCCH上の対応するHARQ-ACK情報伝送の時間と、の間にUEのPCell上のアクティブUL BWPをUEが変更した場合、UEは、DCIフォーマット1_0またはDCIフォーマット1_1によって示されるPUCCHリソース上でHARQ-ACK情報を伝送することを予想しない。
一例では、UE用のアクティブDL BWP内にない帯域幅にわたってUEがRRMを実行するとき、UEは、PDCCHを監視することを予想しないことが可能である。
一例では、BWP IEを使用して、帯域幅部分を構成することができる。一例では、各サービングセルについて、ネットワークは、少なくともダウンリンク帯域幅部分と、1つ(サービングセルがアップリンクを用いて構成される場合)または2つ(補助アップリンク(SUL)を使用する場合)のアップリンク帯域幅部分と、からなる少なくとも初期帯域幅部分を構成することができる。さらに、ネットワークは、サービングセル用の追加のアップリンクおよびダウンリンク帯域幅部分を構成することができる。
一例では、帯域幅部分構成を、アップリンクパラメータとダウンリンクのパラメータとに、および共通パラメータと専用パラメータとに、分割することができる。共通パラメータ(BWP-UplinkCommonおよびBWP-DownlinkCommonでの)は「セル固有」であり得、ネットワークは、他のUEの対応するパラメータとの必要な調整を保証する。PCellの初期帯域幅部分の共通パラメータを、システム情報を介して提供することができる。一例では、ネットワークは、専用シグナリングを介して共通パラメータを提供することができる。
一例では、サイクリックプレフィックスは、この帯域幅の部分に拡張サイクリックプレフィックスを使用するかどうかを示すことができる。設定されない場合、UEは、通常のサイクリックプレフィックスを使用することができる。通常のCPを、すべてのヌメロロジおよびスロットフォーマットに対してサポートすることができる。拡張CPを、60kHzのサブキャリア間隔に対してのみサポートすることができる。一例では、locationAndBanddwidthが、この帯域幅部分の周波数領域の位置および帯域幅を示すことができる。フィールドの値を、リソースインジケータ値(RIV)として解釈することができる。第1のPRBは、このBWPのsubcarrierSpacingと、このサブキャリア間隔に対応するoffsetToCarrier(FrequencyInfoDL内に包含されたSCS-SpecificCarrierで構成される)によって決定されるPRBであり得る。TDDの場合、BWPペア(同じbwp-Idを有するUL BWPおよびDL BWP)は、同じ中心周波数を有することができる。一例では、subcarrierSpacingは、他の場所で明示的に構成されていない限り、すべてのチャネルおよび基準信号に対してこのBWPで使用されるサブキャリア間隔を示すことができる。一例では、値kHz15は、μ=0に対応し、kHz30は、μ=1に対応する、などである。一例では、値15、30、または60kHzを使用することができる。一例では、bwp-Idは、この帯域幅部分に対する識別子を示すことができる。RRC構成の他の部分は、BWP-Idを使用して、それら自体を特定の帯域幅部分と関連付けることができる。BWP ID=0を、初期BWPと関連付けることが可能であり、それゆえ、ここでは(他の帯域幅部分では)使用しないことが可能である。NWは、DCIフィールドを使用してUL BWPまたはDL BWPを切り替えるように、UEをトリガすることができる。そのDCIフィールドにおける4つのコードポイントは、次の、最大3つの構成されたBWP(初期BWPに加えて)に対して、DCIコードポイントがBWP ID(初期=0、第1の専用=1、...)と同等であり得る、RRC構成のBWP-IDにマッピングすることができる。NWが4つの専用帯域幅部分を構成する場合、4つの専用帯域幅部分を、DCIコードポイント0~3によって識別することができる。この場合、DCIフィールドを使用して初期BWPに切り替えることは可能でない。一例では、bwp-Idは、この帯域幅部分に対する識別子を示すことができる。RRC構成の他の部分は、BWP-Idを使用して、それら自体を特定の帯域幅部分と関連付けることができる。BWP ID=0を、初期BWPと関連付けることが可能であり、それゆえ、ここでは(他の帯域幅部分では)使用しないことが可能である。NWは、DCIフィールドを使用してUL BWPまたはDL BWPを切り替えるように、UEをトリガすることができる。そのDCIフィールドにおける4つのコードポイントは、次の、最大3つの構成されたBWP(初期BWPに加えて)に対して、DCIコードポイントがBWP ID(初期=0、第1の専用=1、...)と同等であり得る、RRC構成のBWP-IDにマッピングする。NWが4つの専用帯域幅部分を構成する場合、4つの専用帯域幅部分を、DCIコードポイント0~3によって識別することができる。この場合、DCIフィールドを使用して初期BWPに切り替えることは可能でない場合がある。一例では、rach-ConfigCommonは、競合ベースおよび競合なしのランダムアクセス、ならびに競合ベースのビーム障害回復のためにUEが使用し得るセル固有のランダムアクセスパラメータの構成を示すことができる。一例では、NWは、リンクされたDL BWPが、UEがサービングセルと関連付けられたSSBを取得することを可能にする場合、UL BWPに対してのみSSBベースのRA(それゆえRACH-ConfigCommon)を構成することができる。一例では、PUCCH構成は、サービングセルの通常のULまたはSULの1つのBWPに対するPUCCH構成を示すことができる。UEがSULを用いて構成される場合、ネットワークは、アップリンク(ULまたはSUL)のうちの1つのBWP上でのみPUCCHを構成することができる。
一例では、情報要素(例えば、LBT-Config)は、無線デバイスでのリスンビフォアトーク動作用の1つ以上のパラメータを示すことができる。一例では、maxEnergyDetectionThresholdは、絶対最大エネルギー検出閾値を示すことができる。一例では、maxEnergyDetectionThresholdの単位は、dBmであり得る。例えば、値-85は、-85dBmに対応することが可能であり、値-84は、-84dBmに対応することが可能である、などである(例えば、1dBmのステップで)。フィールドが構成されていない場合、UEは、デフォルトの最大エネルギー検出閾値を使用することとなる。一例では、energyDetectionThresholdOffsetは、デフォルトの最大エネルギー検出閾値に対するオフセットを示すことができる。energyDetectionThresholdOffsetの単位は、dBであり得る。例えば、値-13は、-13dBに対応することが可能であり、値-12は、-12dBに対応することが可能である、などである(例えば、1dBmのステップで)。一例では、情報要素(例えば、laa-SCellSubframeConfig)は、免許SCellサブフレーム構成を示すビットマップを示すことができる。例えば、1は、対応するサブフレームがMBSFNサブフレームとして割り当てられることを表記している。ビットマップを、次の、ビットマップの最初/左端のビットから開始して、割り当ては、サブフレーム#1、#2、#3、#4、#6、#7、#8、および#9に適用されるように解釈することができる。一例では、セル/帯域幅部分を、スケジューリングセルIDおよびCIF値を示し得る情報要素(例えば、CrossCarrierSchedulingConfigLAA)を用いて構成することができる。一例では、情報要素schedulingCellIdフィールドが、該当する場合、関連するSCellに対していずれのセルがダウンリンク割り当ておよびアップリンク許可をシグナリングするかを示すことができる。UEがDCを用いて構成される場合、スケジューリングセルは、スケジュールされたセルと同じセルグループ(例えば、MCGまたはSCG)の一部であり得る。UEがcrossCarrierSchedulingConfigLAA-ULを用いて構成される場合、crossCarrierSchedulingConfigLAA-ULにおいて示されたschedulingCellIdは、いずれのセルがアップリンク許可をシグナリングするかを示すことができる。一例では、情報要素(例えば、cifInSchedulingCell)が、セルを示すためにスケジューリングセルにおいて使用されるCIF値を示すことができる。
一例では、UEとUE用のUL伝送(複数可)をスケジュールする基地局とは、免許不要Scell(複数可)伝送(複数可)が実行されるチャネル(複数可)にUEがアクセスするためのチャネルアクセスプロシージャを実行することができる。
一例では、UEは、複数のチャネルアクセスプロシージャのうちの1つに従って、免許不要Scell(複数可)UL伝送(複数可)が実行されるキャリアにアクセスすることができる。一例では、複数のチャネルアクセスプロシージャは、第1のタイプまたは第2のタイプのULチャネルアクセスプロシージャを含むことができる。
一例では、PUSCH伝送をスケジューリングするUL許可が、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを示す場合、UEは、PUSCH伝送を含む伝送を伝送するために第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用することができる。
一例では、UEは、自律ULリソース上でPUSCH伝送を含む伝送を伝送するために第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用することができる。
一例では、PUSCH伝送をスケジューリングするUL許可が、第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを示す場合、UEは、PUSCH伝送を含む伝送を伝送するために第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用することができる。
一例では、図17に示すように、第1のPUSCHの伝送のためのチャネルアクセスプロシージャは、第1のタイプのチャネルアクセスに基づくことができる。第1のタイプのチャネルアクセスは、第1の数の持続時間(例えば、CCAスロット)の間にチャネルを検知することに基づくことができる。第1の持続時間は、第1の固定値を有することができる。第1の数は、優先度クラスに基づく間隔から引き出された乱数に基づくことができる。一例では、第2のPUSCHの伝送のためのチャネルアクセスプロシージャは、第2のタイプのチャネルアクセスに基づくことができる。第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャは、第2の固定された持続時間に基づいてチャネルを検知することに基づくことができる。
一例では、UEは、PUSCH伝送を含まないSRS伝送を伝送するために第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用することができる。一例では、ULチャネルアクセス優先度クラスp=1を、PUSCHを含まないSRS伝送に使用することができる。
一例では、UEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nでPUSCHおよびSRSを伝送するようにスケジュールされる場合、およびUEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nでPUSCH伝送のためのチャネルにアクセスすることができない場合、UEは、SRS伝送用に指定されたアップリンクチャネルアクセスプロシージャに従って、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nでSRS伝送を行うことを試行することができる。
一例では、チャネルアクセス優先度クラスとチャネルアクセス優先度クラスの関連付けられたパラメータとが、図16に示されている。一例では、p=3、4に対して、上位層パラメータ(例えば、absenceOfAnyOtherTechnology)がTRUEを示す場合、Tulm cot,pは10ミリ秒であることが可能であり、そうでない場合、Tulm cot,pは6ミリ秒であることが可能である。
一例では、Tulm cot,pが6ミリ秒である場合、1つ以上のギャップを挿入することによって、Tulm cot,pを8ミリ秒に増やすことができる。ギャップの最小持続時間は、100マイクロ秒であることが可能である。任意のこのようなギャップを含める前の最大持続時間は、6ミリ秒であることが可能である。
一例では、第1のフィールド(例えば、UL持続時間およびオフセットフィールド)がサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n間のULオフセットlおよびUL持続時間dを構成する場合、スケジュールされたUEは、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n+l+iでの伝送には、UE伝送の終了がサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n+l+d-1で発生する場合にこれらのサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI間のUL許可でシグナリングされたチャネルアクセスタイプにかかわらず、第2のタイプチャネルアクセスを使用することができ、ここで、i=0,1,...d-1である。
一例では、1つ以上の第1のフィールド(例えば、UL持続時間およびオフセットフィールド)が、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n間のULオフセットlおよびUL持続時間dを構成し、かつ1つ以上の第2のフィールド(例えば、AULフィールドについてのCOT共有表示)が真に設定されている場合、自律ULを用いて構成されたUEは、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n+l+iでの任意の優先度クラスに対応する自律UL伝送には、UE自律UL伝送の終了がサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n+l+d-1内またはその前に発生し、かつn+lとn+l+d-1との間の自律UL伝送が連続し得る場合、第2のタイプチャネルアクセスを使用することができ、ここで、i=0,1,...d-1である。
一例では、1つ以上の第1のフィールド(例えば、UL持続時間およびオフセットフィールド)がサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n間のULオフセットlおよびUL持続時間dを構成し、かつ1つ以上の第2のフィールド(例えば、AULフィールドについてのCOT共有表示)が偽に設定されている場合、自律ULを用いて構成されたUEは、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n+l+iで自律ULを伝送しないことが可能であり、ここで、i=0,1,...d-1である。
一例では、UEが、1つ以上のPDCCH DCIフォーマットを使用してサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIn0,n1,...,nw-1のセットでPUSCHを含む伝送を伝送するようにスケジュールされた場合であって、かつUEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nkでの伝送のためにチャネルにアクセスすることができない場合、UEは、DCIに示されたチャネルアクセスタイプに従ってサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nk+1での伝送を試行することができ、ここで、k∈{0,1,...w-2}であり、wは、DCIに示されたスケジュールされたサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIの数である。
一例では、UEが、1つ以上のPDCCH DCIフォーマットを使用してサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0、n1、...、nw-1のセットで、PUSCHを含むギャップを用いずに伝送を伝送するようにスケジュールされており、UEが、第1のタイプまたは第2のタイプのULチャネルアクセスプロシージャのうちの1つに従ってキャリアにアクセスした後、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nkでの伝送を実行する場合、UEは、nk後のサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIでの伝送を継続することができ、ここで、k∈{0,1,...w-1}である。
一例では、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n+1でのUE伝送の開始が、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nでのUE伝送の終了の直後に続く場合、UEは、それらのサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIでの伝送用の異なるチャネルアクセスタイプを用いて示されることを予想しないことが可能である。
一例では、UEが、1つ以上のPDCCH DCIフォーマットおよび第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用してサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0,n1,...,nw-1のセットで、第1のモードPUSCHを含む伝送を伝送するようにスケジュールされた場合であって、かつUEが、DCIに示されたPUSCH開始位置に従ってサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nkでの伝送のためにチャネルにアクセスすることができない場合、UEは、OFDMシンボルのオフセットoiを用いて、およびDCIに示されたチャネルアクセスタイプに従って、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nkでの伝送を行うことを試行することができ、ここで、k∈{0,1,...w-1}およびi∈{0,7}であり、i=0について、DCIに示されたPUSCH開始位置で試行が行われ、wは、DCIに示されたスケジュールされたサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIの数である。一例では、UEが伝送のために行うべき試行の数に制限がないことが可能である。
一例では、UEが、1つ以上のPDCCH DCIおよび第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用してサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0,n1,...,nw-1のセットで、第1のモードPUSCHを含む伝送を伝送するようにスケジュールされた場合であって、かつUEが、DCIに示されたPUSCH開始位置に従ってサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nkでの伝送のためにチャネルにアクセスすることができない場合、UEは、OFDMシンボルのオフセットoiを用いて、およびDCIに示されたチャネルアクセスタイプに従って、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nkでの伝送を行うことを試行することができ、ここで、k∈{0,1,...w-1}およびi∈{0,7}であり、i=0について、DCIに示されたPUSCH開始位置で試行が行われ、wは、DCIに示されたスケジュールされたサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIの番号である。一例では、UEが伝送のために行い得る試行の数を、w+1に制限することができ、ここで、wは、DCIに示されたスケジュールされたサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIの数である。
一例では、UEが、1つ以上のPDCCH DCIフォーマットを使用してサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0,n1,...,nw-1でギャップを用いずに伝送するようにスケジュールされた場合であって、かつUEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nk1,k1∈{0,1,...w-2}の間またはその前に伝送を停止した場合であって、かつUEが伝送を停止した後、チャネルがUEによって継続的にアイドルであると検知された場合、UEは、第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して、後のサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nk2、k2∈{1,…w-1}で伝送することができる。UEが伝送を停止した後、UEによって検知されたチャネルが継続的にアイドルでない場合、UEは、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nk2に対応するDCIに示されたULチャネルアクセス優先度クラスを用いる第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して、後のサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nk2,k2∈{1,...w-1}で伝送することができる。
一例では、UEが、UL許可を受信し、かつDCIが、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用してサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nで開始するPUSCH伝送を示す場合であって、かつUEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nの前に進行中の第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを有する場合、進行中の第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャに使用されているULチャネルアクセス優先度クラス値p1が、DCIに示されたULチャネルアクセス優先度クラス値p2と同じであるかそれよりも大きい場合、UEは、進行中の第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用することによってキャリアにアクセスすることによって、UL許可に応答してPUSCH伝送を伝送することができる。
一例では、UEが、UL許可を受信し、かつDCIが、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用してサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nで開始するPUSCH伝送を示す場合であって、かつUEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nの前に進行中の第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを有する場合、進行中の第1のタイプチャネルアクセスプロシージャに使用されているULチャネルアクセス優先度クラス値p1が、DCIに示されたULチャネルアクセス優先度クラス値p2よりも小さい場合、UEは、進行中のチャネルアクセスプロシージャを終了することができる。
一例では、UEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nでキャリアCのセット上で伝送するようにスケジュールされた場合であって、かつキャリアCのセット上でのPUSCH伝送をスケジューリングするUL許可が第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを示す場合であって、かつキャリアCのセット内のすべてのキャリアに対して同じPUSCH開始位置が示された場合か、またはUEが、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを用いてサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nでキャリアCのセット上での自律アップリンク伝送を実行する場合であって、かつキャリアCのセット内のすべてのキャリアに対して同じ
が使用される場合、UEは、キャリアC
j∈C、i≠j、上でのUE伝送の直前にキャリアc
i上で第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャが実行される場合であって、かつUEが、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用してキャリアC
jにアクセスした場合、第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して、キャリアC
i∈C上で伝送することができ、ここで、キャリアC
jは、キャリアCのセット内の任意のキャリアで第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを実行する前にキャリアCのセットからUEによって均一にランダムに選択される。
一例では、UEが、キャリアcj、i≠j、上で受信されたUL許可によってキャリアci上で伝送するようにスケジュールされた場合であって、かつUEが、キャリアci上で自律ULを使用して伝送中である場合、UEは、受信されたUL許可に従うUL伝送の少なくとも1つのサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI前に、自律ULを使用した進行中のPUSCHを終了することができる。
一例では、UEが、キャリアで受信されたUL許可によって、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して同じキャリアでサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nから開始するPUSCH伝送(複数可)を伝送するようにスケジュールされた場合であって、かつ少なくとも最初にスケジュールされたサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIが
個のリソースブロックを占有し、かつ示された「PUSCH開始位置がOFDMシンボルゼロである場合であって、かつUEが、同じキャリアで第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用してサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nの前に自律UL伝送を開始する場合、UEは、実行されたチャネルアクセスプロシージャの優先度クラス値が、UL許可で示された優先度クラス値以上であり、かつサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nに先行するサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIの自律UL伝送が、上位層パラメータAulEndingPositionにかかわらずサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIの最後のOFDMシンボルで終了し得る場合、ギャップを用いないサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nからの受信したUL許可に従って、UL伝送(複数可)を伝送することができる。自律UL伝送(複数可)とスケジュールされたUL伝送(複数可)との長さの合計は、自律アップリンクチャネルアクセスプロシージャを実行するために使用される優先度クラス値に対応する最大チャネル占有時間を超えないことが可能である。それ以外の場合、UEは、同じキャリアでの受信されたUL許可に従うUL伝送の開始の前に、少なくとも1つのサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIで、進行中の自律UL伝送を終了することができる。
一例では、基地局は、基地局がチャネルアクセスプロシージャに従ってキャリアで伝送したときか、または基地局がチャネルアクセスプロシージャに従ってキャリアで送信したときに基地局が「UL持続時間およびオフセット」フィールドを使用して、UEがサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nにおけるキャリアでのPUSCHを含む伝送(複数可)のための第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを示し得るときか、または基地局がチャネルアクセスプロシージャに従ってキャリアで伝送して、最大の優先度クラス値を使用してチャネルを取得して、かつ基地局伝送がPDSCHを含むときに基地局が「UL持続時間およびオフセット」フィールドおよび「AULに対するCOT共有表示」フィールドを使用して、自律ULを用いて構成されたUEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nにおけるキャリアでのPUSCHを含む伝送(複数可)のための第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを実行し得ることを示し得るときか、または基地局が、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nが、t0で開始し、t0+TCOで終了する時間間隔内で発生する場合、Tshort_ul=25usの持続時間を用いるそのキャリアでの基地局による伝送の後に続くサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nにおけるキャリアでのPUSCHを含む伝送をスケジュールすることができるとき、もしくはとき、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nにおけるキャリアでのPUSCHを含む伝送(複数可)をスケジュールするUL許可のDCIで第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを示すことができ、ここで、TCO=Tm cot、p+Tgであり、ここで、t0は、基地局が伝送を開始した時刻であり得、Tm cot、p値は、基地局によって決定され得、Tgは、基地局のDL伝送と基地局によるUL伝送との間と、t0から開始する基地局によってスケジュールされた2つのUL伝送の間と、に発生する、25usよりも大きい持続時間のすべてのギャップの合計の持続時間であり得る。
一例では、基地局は、連続するサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIでt0とt0+TCOとの間のUL伝送を、それらUL伝送が連続してスケジュールできる場合、スケジュールすることができる。
一例では、キャリアでのUL伝送であって、Tshort_ul=25usの持続時間内にそのキャリアでの基地局による伝送の後に続くUL伝送について、UEは、UL伝送に第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用することができる。
一例では、基地局が、DCIでUEのための第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを示す場合、基地局は、DCIでチャネルへのアクセス権を取得するために使用されるチャネルアクセス優先度クラスを示すことができる。
一例では、UEは、遅延持続時間Tdのスロット持続時間中にチャネルがアイドルであると最初に検知した後、かつカウンタNがステップ4でゼロになった後、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して伝送を伝送することができる。一例では、カウンタNを、プロシージャに従って追加のスロット持続時間(複数可)の間チャネルを検知することによって調整することができる。
一例では、UEが、免許不要Scell(複数可)伝送(複数可)が実行されるキャリアでのPUSCHまたはSRSを含む伝送を伝送しなかった場合、UEは、UEがPUSCHまたはSRSを含む伝送を伝送する準備ができたときに少なくともスロット持続時間Tslでアイドル状態であると検知された場合であって、かつチャネルが、PUSCHまたはSRSを含む伝送の直前の遅延持続時間Tdのすべての持続時間中にアイドルであると検知された場合、キャリアでのPUSCHまたはSRSを含む伝送を伝送することができる。UEが伝送する準備ができた後にUEが最初にチャネルを検知するまで、チャネルがスロット持続時間Tslでアイドルであると検知されなかった場合か、またはPUSCHまたはSRSを含む意図された伝送の直前の遅延持続時間Tdのスロット持続時間のうちのいずれの間もチャネルがアイドルであると検知されなかった場合、UEは、遅延持続時間Tdのスロット持続時間中にチャネルがアイドルであると検知した後、ステップ1に進むことができる。
一例では、遅延持続時間Tdは、mp連続スロット持続時間が直後に続く持続時間Tf=16usからなり、ここで、各スロット持続時間はTsl=9usであり、Tfは、Tfの開始時にアイドルスロット持続時間Tslを含むことができる。
一例では、UEがスロット持続時間中にチャネルを検知し、かつスロット持続時間内に少なくとも4us間UEによって検出された電力がエネルギー検出閾値XThresh未満である場合、スロット持続時間Tslを、アイドルであると見なすことができる。それ以外の場合、スロット持続時間Tslは、ビジーであると見なすことができる。
一例では、CWmin,p≦CWp≦CWmax,pは、コンテンションウィンドウであり得る。一例では、CWmin,pおよびCWmax,pを、チャネルアクセスプロシージャの前に選択することができる。一例では、図16に示すように、mp、CWmin,p、およびCWmax,pは、UEにシグナリングされたチャネルアクセス優先度クラスに基づくことができる。
一例では、UL UEが、PUSCHを含む伝送のために第2のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用する場合、UEは、少なくとも検知間隔Tshort_ul=25usの間、チャネルがアイドルであると検知した直後に、PUSCHを含む伝送を伝送することができる。一例では、Tshort_ulは、1つのスロット持続時間Tsl=9usが直後に続く持続時間Tf=16usからなり、Tfは、Tfの開始時にアイドルスロット持続時間Tslを含むことができる。チャネルがTshort_ulのスロット持続時間の間アイドルであると検知された場合、チャネルを、Tshort_ulの間アイドルであると見なすことができる。
一例では、UEが、キャリアで、チャネルアクセス優先度クラスpと関連付けられた第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して伝送を伝送する場合、UEは、コンテンションウィンドウ値CWpを維持することができ、チャネルアクセスプロシージャの前にそれらの伝送のためにCWpを調整することができる。
一例では、UEが、UL許可またはAUL-DFIを受信した場合、優先度クラスのコンテンションウィンドウサイズを、次の、
HARQ_ID_refと関連付けられた少なくとも1つのHARQプロセスのNDI値が切り替えられた場合か、またはnref+3の後の最も早いAUL-DFIで受信されたHARQ_ID_refと関連付けられたHARQプロセスのうちの少なくとも1つに対するHARQ-ACK値(複数可)がACKを示す場合、あらゆる優先度クラスp∈{1,2,3,4}に対して、CWp=CWmin,pに設定される、ように調整することができる。それ以外の場合、CWpは、あらゆる優先度クラスp∈{1,2,3,4}に対して次に高い許容値に増加することができる。
一例では、第1のタイプチャネルアクセスプロシージャを使用する1つ以上の以前の伝送{T0,...,Tn}が存在して、その以前の伝送(複数可)の開始サブフレーム(複数可)/スロット(複数可)/ミニスロット(複数可)/TTI(複数可)からN以上のサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIが経過し、かつUL許可もAUL-DFIも受信されなかった場合、X>0の場合にN=max(コンテンションウィンドウサイズ調整時間X、Tiバースト長+1)でそれ以外の場合にN=0として、各伝送Tiについて、CWpは、次の、
あらゆる優先度クラスp∈{1,2,3,4}に対するCWpを、次に高い許容値に増加させる、ように調整され、CWpは、1回調整される。それ以外の場合、UEが、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して以前のUL伝送バーストの開始からNサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIが経過する前に第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して伝送を伝送し、かつUL許可もAUL-DFIも受信されない場合、CWpは変更されない。
一例では、UEが、UL許可を受信するか、またはAUL-DFIが、第1のタイプチャネルアクセスプロシージャを使用して1つ以上の以前の伝送{T0,...,Tn}に対するフィードバックを示し、その以前の伝送(複数可)の開始サブフレーム(複数可)/スロット(複数可)/ミニスロット(複数可)/TTI(複数可)から、N以上のサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIが経過し、かつUL認可もAUL-DFIも受信されなかった場合、X>0の場合にN=max(コンテンションウィンドウサイズ調整時間X、Tiバースト長+1)でそれ以外の場合にN=0として、UEは、CWpを、次の、UEが第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用してCWpを、nT0で伝送するために使用される値に戻し、UEがCWpを伝送の順序{T0,...,Tn}で順次更新するように、再計算することができる。HARQ_ID_ref’と関連付けられた少なくとも1つのHARQプロセスのNDI値が切り替えられた場合か、またはnTi+3の後の最も早いAUL-DFIで受信されたHARQ_ID_ref’と関連付けられたHARQプロセスのうちの少なくとも1つに対するHARQ-ACK値(複数可)がACKを示す場合。あらゆる優先度クラスp∈{1,2,3,4}に対して、CWp=CWmin,pに設定される。それ以外の場合、あらゆる優先度クラスp∈{1,2,3,4}に対して、CWpを次に高い許容値に増加させる。
UEが、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して以前のUL伝送バーストの開始からNサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIが経過する前に第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して伝送を伝送し、かつUL許可もAUL-DFIも受信されない場合、CWpを変更しないことが可能である。
一例では、HARQ_ID_refは、基準サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nrefにおけるUL-SCHのHARQプロセスIDであり得る。基準サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nrefを、次の、UEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI ngでUL許可またはAUL-DFIを受信した場合、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nwは、UEが第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用してUL-SCHを伝送したサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI ng-3前の最新のサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIであり得るように決定することができる。一例では、UEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0で開始するギャップを用いずに、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0,n1,...,nwで、UL-SCHを含む伝送を伝送し、かつサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0におけるUL-SCHは、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIの第2のスロットで開始するPUSCHモード1ではない場合、基準サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nrefは、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0であり得る。一例では、UEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0の第2のスロットで開始するギャップを用いずに、かつサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0,n1,...,nwおよびで、第1のPUSCHモードを含む伝送を伝送する場合、基準サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nrefは、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0およびn1であり、それ以外の場合、基準サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nrefは、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nwであり得る。
一例では、HARQ_ID_ref’は、基準サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nTiにおけるUL-SCHのHARQプロセスIDであり得る。基準サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI nTiを、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用する伝送Tiであって、そのうちのNサブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIが経過し、かつUL認可もAUL-DFIも受信されなかった伝送の、開始サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIとして決定することができる。
一例では、第1のDCIフォーマットを有するAUL-DFIがAUL伝送を用いて作動させたUEに示され、かつ第2の伝送モードが許可ベースのアップリンク伝送のためにUE用に構成された場合、空間HARQ-ACKバンドリングを、自律UL伝送用に構成されていないHARQプロセスについての複数のコードワードにわたる論理OR演算によって実行することができる。
一例では、CWpが、進行中のチャネルアクセスプロシージャ中に変化する場合、UEは、カウンタNinitを引き出し、それを進行中のチャネルアクセスプロシージャに適用することができる。
一例では、UEが、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用して、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTI n0、n1,...,nw-1のセットで、PUSCHを含むギャップを用いずに伝送を伝送するようにスケジュールされている場合であって、かつUEが、サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIのセットで、PUSCHを含むいかなる伝送をも伝送することができない場合、UEは、あらゆる優先度クラスp∈{1,2,3,4}に対してCWpの値を不変に保持することができる。
一例では、最後にスケジュールされた伝送に対する基準サブフレーム/スロット/ミニスロット/TTIもnrefである場合、UEは、あらゆる優先度クラスp∈{1,2,3,4}に対して、CWpの値を、第1のタイプのチャネルアクセスプロシージャを使用する、PUSCHを含む最後にスケジュールされた伝送に対するものと同じに保持することができる。
一例では、CWp=CWmax,pの場合、CWpを調整するための次に高い許容値は、CWmax,pである。
一例では、CWp=CWmax,pが、Ninitの生成にK回連続して使用される場合、CWp=CWmax,pである優先度クラスpが、Ninitの生成にK回連続して使用されるという理由で、CWpをCWmin,pにリセットすることができる。一例では、Kを、優先度クラスp∈{1,2,3,4}に対する値のセット{1,2,…,8}からUEによって選択することができる。
一例では、LAA Scell(複数可)伝送(複数可)が実行されるキャリアにアクセスするUEは、エネルギー検出閾値(XThresh)を最大エネルギー検出閾値XThresh_max以下に設定することができる。
一例では、UEが、上位層パラメータmaxEnergyDetectionThresholdを用いて構成される場合、XThresh_maxを、上位層パラメータによってシグナリングされた値に等しく設定することができる。それ以外の場合、UEは、エネルギー検出閾値を決定するための第1のプロシージャに従って、X’Thresh_maxを決定することができる。一例では、UEが、上位層のパラメータenergyDetectionThresholdOffsetを用いて構成される場合、上位層のパラメータによってシグナリングされたオフセット値に従ってX’Thresh_maxを調整することにより、XThresh_maxを設定することができる。それ以外の場合、UEは、XThresh_max=X’Thresh_maxを設定することができる。
一例では、エネルギー検出閾値を決定するための第1のプロシージャは、次の、上位層パラメータabsenceOfAnyOtherTechnologyがTRUEを示す場合、
の通りであることが可能であり、ここで、X
rは、規制要件によって定義される最大エネルギー検出閾値であり、このような要件が定義されている場合はdBmであり、それ以外の場合はX
r=T
maxである。それ以外の場合、
ここで、T
A=10dB、P
H=23dBmであり、P
TXは、PCMAX_H,cの値に設定されるものであり得、TdBm log1(3.16228・10
-8(mW/MHz)・BWMHz(MHz))
max、BWMHzは、MHzでのシングルキャリア帯域幅であり得る。
第5世代(5G)の新無線(NR)は、セルの1つ以上の帯域幅部分の設定をサポートすることができる。一例では、NRキャリア/セルあたりのチャネル帯域幅は、サブ6GHzの場合は最大100MHzであり、6GHzを上回る場合は最大400MHzであり得る。免許不要ペクトル上でのNR(NR-U)は、広帯域幅(例えば、数百MHzの帯域幅)を用いる伝送をサポートすることができる。デバイスが広帯域幅にわたるチャネルを検出すると、特に高負荷条件時に、クリアチャネルを検知する可能性が低くなる(例えば、より狭い帯域幅のチャネルを検出する場合と比較して)。NR-Uは、動的帯域幅(例えば、10MHz~400MHz以上の範囲)を用いる伝送をサポートすることができる。一例では、帯域幅が第1の値(例えば、20MHz、40MHzなど)よりも大きい場合、キャリアを広帯域キャリアと見なすことができる。一例では、帯域幅が第1の値(例えば、20MHz、40MHzなど)よりも大きい場合、帯域幅部分を広帯域の帯域幅部分と見なすことができる。基地局は、RRCメッセージを伝送して、1つ以上のセルを構成することができる。一例では、セルは、複数のサブバンドを含むことができる。一例では、セルは、1つ以上のBWPを含むことができる。BWPは、複数のサブバンドを含むことができる。セルは、ダウンリンクおよびアップリンクの制御チャネルおよびデータチャネルを含む。サブバンドは、セル/キャリアの複数の連続するリソースブロックを含む。
例えば、キャリアアグリゲーション(CA)、広帯域キャリア伝送、それらの組み合わせなどのような、無線デバイスが広帯域伝送を実行するための様々なメカニズムを使用することができる。既存のCA伝送(LTEベースのLAAと同様)で、デバイスは、CCまたはセルのチャネルがクリアであるときに無線デバイスがコンポーネントキャリア(CC)でまたはセル上で伝送するように、コンポーネントキャリアまたはセルごとにLBTプロシージャを実行することができる。一例では、無線デバイスが、広帯域キャリアを用いて構成される場合、無線デバイスは、サブバンドごとにLBTプロシージャを実行し、少なくとも1つの物理チャネルを介してクリアなサブバンドからリソースをアグリゲートすることができる。一例では、広帯域キャリア伝送では、デバイスは、広帯域にわたってLBTプロシージャを実行し、広帯域キャリアがクリアであるときに、少なくとも1つの物理チャネルを介して広帯域キャリアにわたって伝送することができる。一例では、異なるUEは、UEのLBT結果に応じて、異なる帯域幅サイズで通信し、異なる数のRBまたはサブバンドを用いて伝送することができる。異なるカテゴリ(例えば、LBT CAT2プロシージャおよびLBT CAT4プロシージャ)に対する複数のLBTタイプがある。例えば、LBT CAT2プロシージャを、短期間(例えば、25マイクロ秒)の間に実行することができ、LBT CAT4プロシージャを、カウンタ動作期間および/またはタイマウィンドウを含むより長い期間にわたって実行することができる。
一例では、基地局は、(例えば、免許不要キャリアのためのキャリアアグリゲーション(CA)メカニズム(複数可)を使用して)広帯域キャリアを含む複数の免許不要コンポーネントキャリアを構成することができる。例示的な既存の実装形態では、UEは、1つ以上のキャリア/セルの広帯域幅(例えば、広帯域キャリア/セル)にわたってLBTプロシージャを実行することができる。このプロセスは、実装するのが簡単であり得、LBTプロシージャが成功した場合、少なくとも広帯域キャリアを利用することができる。広帯域幅を有するキャリアに対してLBTを実行することは、LBTの失敗確率の増大をもたらし得るため、このアプローチは非効率的であり得る。例えば、広帯域キャリア/セルまたはBWPの広帯域LBTプロシージャは、広帯域キャリア/セルまたはBWPの特定のサブバンド(複数可)にわたる伝送に干渉することに起因して失敗し得る。例えば、20MHz帯域幅を用いるLTE-LAAまたはWi-Fi伝送は、40MHz帯域幅を用いる広帯域キャリアに干渉し得る。例示的な既存の実装形態では、無線デバイスは、広帯域キャリア/セルまたは広帯域BWPの異なるサブバンドにわたるバックオフ(例えば、LBT CAT4、長いLBT)を用いるLBTプロシージャを実行することができる。これは、クリアなチャネルを示す可能性を低下させ得、UEの処理要件とLBTプロシージャのバッテリ電力消費とを増加させ得る。例示的な既存の実装形態では、無線デバイスは、広帯域キャリア/セルまたは帯域幅部分の異なるサブバンドにわたって短いLBTプロシージャ(例えば、LBT CAT2)を実行することができる。これは、チャネルがクリアでないときにクリアチャネルを示す可能性を増加させ得、誤ったLBT結果の助長をもたらし得る。
キャリア/セルまたはBWPが複数のサブバンドを含む場合、サブバンドベースのLBTプロシージャの既存の実装形態は、バッテリの消費電力の増加、過度のLBT障害、または誤ったLBT結果をもたらし得る。LBTプロセス中に、キャリア/セル/BWPのサブバンドサイズ、またはキャリア/セル/BWPのサブバンドのグループ化を動的に調整することによって、LBTプロセスを強化するためのいくつかの実装があった。既存の実装は、LBTプロセスおよび電力消費を向上させる効率性がなく、長い処理時間がかかり得る。
広帯域キャリア/セルまたはBWPが複数のサブバンドを含む場合、効率的なチャネルアクセスメカニズム(LBTプロシージャ)の必要性がある。キャリアアグリゲーションを使用して複数の広帯域キャリア/セル(複数のサブバンドを含む)がアグリゲートされる場合、効率的なチャネルアクセスメカニズム(LBTプロシージャ)の必要性がある。少なくとも1つの広帯域キャリア/セル/BWPが免許不要帯域で構成される場合、効率的なチャネルアクセスメカニズムの必要性がある。広帯域キャリア/セル/BWPは、複数のサブバンドを含むことができる。例示的な実施形態は、キャリア/セル/BWPの異なるサブバンド上で異なるタイプのLBTを実装することによって、強化されたチャネルアクセスメカニズムを提供する。複数のサブバンドを含むキャリア/セル/BWPのチャネルがクリアであるかどうかを判定するための様々なタイプのLBTの実装形態は、LBTプロセスの高速化、バッテリ電力消費の低下、およびLBT結果の確実さをもたらし得る。例示的な実施形態は、キャリア/セル/BWPの異なるサブバンドに対する第1のタイプのLBTと第2のタイプのLBTとの両方に基づいて、キャリア/セル/BWPのチャネルのLBTプロセスの結果を決定する。第1のタイプのLBTは、バックオフを用いるLBT(例えば、LBT CAT4)であり、第2のタイプのLBTは、ワンショットLBT(例えば、LBT CAT2)である。例示的な実施形態は、広帯域免許不要キャリアでの伝送と、複数の広帯域免許不要キャリアを用いるキャリアアグリゲーションと、のための強化されたチャネルアクセスメカニズムを提供する。
例示的な実施形態では、図19は、リソースブロック(RB)、サブバンド(複数可)、BWP(複数可)、およびセル(複数可)の間の関係を示すことができる。サブバンドは、M個のリソースブロック(複数可)(RB)を含むことができる。BWPは、N個のサブバンドを含むことができる。セルは、K個のBWPを含むことができる。セルは、L個のサブバンドを含むことができる。M、N、K、Lは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。一例では、N=1のとき、サブバンドは、BWPであり得る。例示的な一実施形態が、図20Aおよび図20Bに示されている。図20Aに示すように、セルは、複数のサブバンドを含むことができ、異なるセルは、異なるまたは同じ数のサブバンドを含むことができる。サブバンドは、バンドの1つ以上のRBを含むことができる。サブバンド帯域幅は、例えば、20MHzであり得る。例示的な一実施形態では、セル0は、L0個のサブバンドを含むことができ、ここで、L0は、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。セル1は、L1個のサブバンドを含むことができ、ここで、L1は、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。セルnは、Ln個のサブバンドを含むことができ、ここで、Lnは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。
一例では、図20Bに示すように、無線デバイスは、gNBからRRCメッセージ(複数可)を受信することができる。RRCメッセージ(複数可)は、複数のセルの構成パラメータ(キャリアアグリゲーション構成)を含むことができる。RRCメッセージ(複数可)は、リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータを含むことができる。RRCメッセージ(複数可)は、帯域幅部分(BWP)構成パラメータを含むことができる。キャリアアグリゲーション(CA)の構成は、帯域幅クラス、アクティブセル識別、ダウンリンクおよびアップリンクの物理チャネルおよび信号のパラメータ、および/または電力制御パラメータを含むことができる。リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータは、最大エネルギー検出閾値、エネルギー検出閾値オフセット、および/または最大LBT時間閾値を示すことができる。帯域幅部分(BWP)構成パラメータは、BWP識別、ダウンリンクおよびアップリンクのチャネル構成、および/または無線リンク監視構成を含むことができる。無線デバイスは、図18に示すように、gNBから、アップリンク(UL)許可および/またはダウンリンク(DL)許可(または割り当て)を示すための少なくとも1つのDCIを受信することができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上での伝送について同じ開始時間を示すことができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上の1つ以上のリソース割り当て、変調および符号化パラメータ、LBTパラメータ(例えば、LBT優先度および/またはLBTタイプ)、タイミングオフセット、および/または電力制御パラメータを含むことができる。
一例では、図20Bに示すように、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)から1つのセルを選択することができる。選択は、ランダムな選択(例えば、均一な分布を有する)であり得る。選択は、限られた持続時間中、例えば1秒以上の間に、1回以下の頻度であり得る。無線デバイスは、選択されたセルから1つのサブバンドを選択することができる。選択は、ランダムな選択(例えば、均一な分布を有する)であり得る。選択は、限られた持続時間中、例えば1秒以上の間に、1回以下の頻度であり得る。無線デバイスは、(例えば、時間n+k~時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いるリスンビフォアトーク、例えばリスンビフォアトークカテゴリ4(例えば、可変サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)、またはカテゴリ3(例えば、固定サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)であり得る。
一例では、図20Bに示すように、(例えば、時間n+k+mに)第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンドのチャネルを保持することができる。無線デバイスは、(例えば、時間n+k+m~時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いないリスンビフォアトーク、例えば、リスンビフォアトークカテゴリ2(例えば、ランダムバックオフを用いないLBT)またはワンショットリスンビフォアトーク(LBT)(例えば、限られた持続時間、例えば25マイクロ秒、16マイクロ秒、またはより長いもしくはより短い持続時間中の、エネルギー検出)であり得る。一例では、第1のタイプのLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で成功すると、無線デバイスは、選択されたサブバンドおよび成功したLBTと関連付けられた他のサブバンド上で、(例えば、時間n+k+m+hから)データを伝送することができる。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、時間n+k+m+hに、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、時間n+k+m+hから、クリアチャネル(例えば、第1のタイプのLBTおよび/または第2のタイプのLBTによって示される)を用いて、サブバンド上でデータ伝送を実行することができる。
一例では、図20Bに示すように、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で失敗し、かつ選択されたサブバンド上で時間n+k+mにチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で失敗し、かつ選択されたサブバンド上で時間n+k+mにチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、別の選択された(例えば、選択されたセルのサブバンドから無線デバイスによってランダムに選択された)サブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンドで成功し、かつ選択されたサブバンド上のチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつ選択されたサブバンド上のチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、選択されたサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成された最大LBT時間閾値を超えて継続的に失敗し、かつ選択されたサブバンド上でチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、LBTプロシージャおよびチャネルアクセスを停止することができる。gNBは、1つ以上のRRCメッセージを無線デバイスに伝送することができる。1つ以上のRRCメッセージは、最大LBT時間および/またはカウンタ閾値を示すパラメータを含むことができる。一例では、n、k、m、およびhは、(ゼロよりも大きい)正の整数のT(例えば、新無線の基本時間単位)倍であり得る。
無線デバイスは、LBTプロシージャが(例えば、構成されたセル(複数可)の、選択されたサブバンド上、および他のサブバンドのうちの1つ以上上の)クリアチャネルを示すと、複数のセル(複数可)のうちの1つ以上のセルを介して1つ以上のトランスポートブロックをgNBに伝送することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、クリアチャネル(例えば、第1のタイプのLBTが成功した選択されたサブバンド、および/または第2のタイプのLBTが成功した構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上のサブバンド)を有するサブバンド上でデータ伝送を実行することができる。一例では、LBTは、第1のセルの1つ以上のサブバンド上のクリアチャネルを示すことができ、第1のセルの1つ以上の他のサブバンド上のビジーチャネルを示すことができる。無線デバイスは、クリアチャネルを有する1つ以上のサブバンド上で1つ以上のトランスポートブロックを伝送することができる。無線デバイスは、ビジーチャネルを有する1つ以上の他のサブバンド上で1つ以上のトランスポートブロックを伝送しないことが可能である。無線デバイスは、1つ以上のトランスポートブロックの複数のバージョン、例えば、第1の数のサブバンドを介した伝送のための第1の1つ以上のトランスポートブロックと、第2の数のサブバンドを介した伝送のための第2の1つ以上のトランスポートブロックと、を構築することができる。無線デバイスは、データパンクチャリングまたはレートマッチングを実行して、第2の数のサブバンドを介して1つ以上のトランスポートブロックを構築することができる(例えば、第2の数は第1の数よりも小さい)。
一例では、無線デバイスは、第1の数のサブバンド上で1つ以上の第1の数のトランスポートブロックを伝送することができる。無線デバイスは、第2の数のサブバンド上で1つ以上の第2の数のトランスポートブロックを伝送することができる。一例では、無線デバイスは、LBTが実行されるサブバンド上でLBTが成功したことに応答して、セルを介して伝送することができる。一例において、サブバンドのうちの1つのLBTが失敗した場合、無線デバイスは伝送しないことが可能である。
一例では、無線デバイスは、複数の免許不要セルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することができる。構成パラメータは、複数のセルの1つ以上のパラメータを含むことができる。複数の免許不要セルの各セルは、1つ以上のサブバンド、および1つ以上のリスンビフォアトークパラメータを含むことができる。一例では、無線デバイスは、複数のセルのうちの複数の第1のセル上でのアップリンク伝送を示す少なくとも1つのダウンリンク制御情報を受信することができる。複数の第1のセル上でのアップリンク伝送は、同じ開始時間を有することができる。一例では、無線デバイスは、複数の第1のセルのうちの第1のセルを選択することができる。一例では、無線デバイスは、第1のセルの第1のサブバンドを選択することができる。一例では、無線デバイスは、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークが第1のサブバンド上のクリアチャネルを示し得ると判定することができる。一例では、無線デバイスは、第1のセルの1つ以上の他のサブバンド上、および第1のセルを除く複数の第1のセルのうちの他のセルの1つ以上のサブバンド上で、第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示し、かつ第2のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示すことに応答して、複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することができる。一例では、サブバンドは、複数の連続するリソースブロック(RB)または非連続のリソースブロック(RB)を含むことができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトークは、バックオフパラメータおよび第1のリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第2のタイプのリスンビフォアトークは、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第1のリスンビフォアトーク持続時間は、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間よりも長いことが可能である。一例では、リスンビフォアトークパラメータは、最大エネルギー検出閾値またはエネルギー検出閾値オフセットを示すことができる。一例では、複数の第1のセルのうちの第1のセルを選択することは、第1のセルを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。一例では、複数の第1のセルのうちの第1のセルを選択することは、限られた持続時間中に1回以下の頻度で第1のセルを選択することを含むことができる。一例では、第1のセルの第1のサブバンドを選択することは、第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。一例では、第1のセルの第1のサブバンドを選択することは、限られた持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することを含むことができる。一例では、第1のセルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、第1のセルの1つ以上の他のサブバンド上で同じ限られた持続時間を用いて第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、第1のセルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、異なる限られた持続時間を用いて複数のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、第1のセルを除く複数の第1のセルのうちの他のセルの1つ以上のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、同じ限られた持続時間を用いて第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、第1のセルを除く複数の第1のセルのうちの他のセルの1つ以上のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、異なる限られた持続時間を用いて複数のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、リスンビフォアトークがクリアチャネルを示すと複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することは、PUSCH、PUCCH、PRACHを介してデータを伝送すること、またはSRS信号を伝送することを含むことができる。一例では、サブバンドは、第1の帯域幅を有することができる。一例では、第1のセル上でのアップリンク伝送は、第1のセルの第1の帯域幅部分を介することができる。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、複数の第1のセルの複数の第1の帯域幅部分を示すことができる。一例では、複数の第1のセルのうちの第1のセルの帯域幅部分は、複数の第1のサブバンドを含むことができる。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、1つ以上の第2のリスンビフォアトークパラメータを示すことができる。一例では、構成パラメータは、複数のセルの複数の帯域幅部分の1つ以上の第2のパラメータを示す。
例示的な一実施形態が、図21Aおよび図21Bに示されている。一例では、図21Aに示すように、セルは、複数のサブバンドを含むことができ、異なるセルは、異なるまたは同じ数のサブバンドを含むことができる。サブバンドは、バンドの1つ以上のリソースブロックからなり、例えば、サブバンド帯域幅は、20MHzであり得る。例えば、セル0は、L0個のサブバンドを含むことができ、ここで、L0がゼロよりも大きい正の整数であり得、L1個のサブバンドを含むことができ、ここで、セル1は、L1がゼロよりも大きい正の整数であり得る。セルnは、Ln個のサブバンドを含むことができ、ここで、Lnは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。一例では、図19は、リソースブロック(複数可)(RB)、サブバンド(複数可)、BWP(複数可)、およびセル(複数可)の間の関係を示すことができる。サブバンドは、M個のRBを含むことができる。BWPは、N個のサブバンドを含むことができる。セルは、K個のBWPを含むことができる。セルは、L個のサブバンドを含むことができる。M、N、K、Lは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。一例では、N=1のとき、サブバンドは、BWPであり得る。
一例では、図21Bに示すように、無線デバイスは、gNBからRRCメッセージ(複数可)を受信することができる。メッセージ(複数可)は、複数のセルの構成パラメータ(キャリアアグリゲーション構成)、リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータ、および帯域幅部分(BWP)構成パラメータを含むことができる。キャリアアグリゲーション(CA)の構成は、帯域幅クラス、アクティブセル識別、ダウンリンクおよびアップリンクの物理チャネルおよび信号のパラメータ、および/または電力制御パラメータを含むことができる。リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータは、最大エネルギー検出閾値、エネルギー検出閾値オフセット、および/または最大LBT時間閾値を含むことができる。帯域幅部分(BWP)構成パラメータは、BWP識別、ダウンリンクおよびアップリンクチャネル構成、および無線リンク監視構成を含むことができる。無線デバイスは、図18に示すように、gNBから、UL許可および/またはDL許可(または割り当て)を示すための少なくとも1つのDCIを受信することができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上での伝送について同じ開始時間を示すことができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上の1つ以上のリソース割り当て、変調および符号化パラメータ、LBTパラメータ(例えば、LBT優先度および/またはLBTタイプ)、タイミングオフセット、および/または電力制御パラメータを含むことができる。
一例では、図21Bに示すように、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)のサブバンドから1つのサブバンドを選択することができる。選択は、ランダムな選択(例えば、均一な分布を有する)であり得る。選択は、限られた持続時間中、例えば1秒以上の間に、1回以下の頻度であり得る。無線デバイスは、(例えば、時間n+k~時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いるリスンビフォアトーク、例えばリスンビフォアトークカテゴリ4(例えば、可変サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)、またはカテゴリ3(例えば、固定サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)であり得る。
一例では、図21Bに示すように、(例えば、時間n+k+mに)第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンドのチャネルを保持することができる。無線デバイスは、(例えば、時間n+k+m~時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いないリスンビフォアトーク、例えば、リスンビフォアトークカテゴリ2(例えば、ランダムバックオフを用いないLBT)またはワンショットリスンビフォアトーク(LBT)(例えば、限られた持続時間、例えば25マイクロ秒、16マイクロ秒、またはより長いもしくはより短い持続時間中の、エネルギー検出)であり得る。一例では、第1のタイプのLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で成功すると、無線デバイスは、選択されたサブバンドおよび成功したLBTに関連付けられた他のサブバンド上で、(例えば、時間n+k+m+hから)データを伝送することができる。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、例えば時間n+k+m+hから、クリアチャネル(例えば、第1のタイプのLBTおよび/または第2のタイプのLBTによって示される)を用いて、サブバンド上でデータ伝送を実行することができる。
一例では、図21Bに示すように、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、別の選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンドで成功し、かつチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、選択されたサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成された最大LBT時間閾値を超えて継続的に失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、LBTプロシージャおよびチャネルアクセスを停止することができる。gNBは、1つ以上のRRCメッセージを無線デバイスに伝送することができる。1つ以上のRRCメッセージは、最大LBT時間および/またはカウンタ閾値を示すパラメータを含むことができる。一例では、n、k、m、およびhは、(ゼロよりも大きい)正の整数のT(例えば、新無線の基本時間単位)倍であり得る。
無線デバイスは、LBTプロシージャ(複数可)が(例えば、1つ以上のセルの、選択されたサブバンド上、および他のサブバンドのうちの1つ以上上の)クリアチャネルを示すと、複数のセルのうちの1つ以上のセルを介して1つ以上のトランスポートブロックをgNBに伝送することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、クリアチャネル(例えば、第1のタイプのLBTが成功した選択されたサブバンド、および/または第2のタイプのLBTが成功した構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上のサブバンド)を有するサブバンド上でデータ伝送を実行することができる。一例では、LBTは、構成されたセル(複数可)の1つ以上のサブバンド上のクリアチャネルを示すことができ、構成されたセル(複数可)の1つ以上の他のサブバンド上のビジーチャネルを示すことができる。一例では、無線デバイスは、クリアチャネルを有する1つ以上のサブバンド上で伝送することができる。無線デバイスは、ビジーチャネルを有する1つ以上の他のサブバンド上で伝送しないことが可能である。無線デバイスは、1つ以上のトランスポートブロックの複数のバージョン、例えば、第1の数のサブバンドを介した伝送のための第1の1つ以上のトランスポートブロックと、第2の数のサブバンドを介した伝送のための第2の1つ以上のトランスポートブロックと、を構築することができる。無線デバイスは、データパンクチャリングまたはレートマッチングを実行して、第2の数のサブバンドを介して1つ以上のトランスポートブロックを構築することができる(例えば、第2の数は第1の数よりも小さい)。
一例では、無線デバイスは、第1の数のサブバンド上で1つ以上の第1の数のトランスポートブロックを伝送することができる。無線デバイスは、第2の数のサブバンド上で1つ以上の第2の数のトランスポートブロックを伝送することができる。一例では、無線デバイスは、LBTが実行されるサブバンド上でLBTが成功したことに応答して、セルを介して伝送することができる。サブバンドのうちの1つの1つまたはLBTが失敗した場合、無線デバイスは、伝送しないことが可能である。
一例では、無線デバイスは、複数の免許不要セルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することができる。構成パラメータは、複数の免許不要セルの1つ以上のパラメータを含むことができる。複数のセルの各セルは、1つ以上のサブバンド、および1つ以上のリスンビフォアトークパラメータを含むことができる。一例では、無線デバイスは、複数のセルのうちの複数の第1のセル上でのアップリンク伝送を示す少なくとも1つのダウンリンク制御情報を受信することができる。複数の第1のセル上でのアップリンク伝送は、同じ開始時間を有することができる。一例では、無線デバイスは、複数の第1のセルのうちの第1のセルの第1のサブバンドを選択することができる。一例では、無線デバイスは、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークが第1のサブバンド上のクリアチャネルを示し得ると判定することができる。一例では、無線デバイスは、第1のセルの1つ以上の他のサブバンド上、および第1のセルを除く複数の第1のセルのうちの他のセルの1つ以上のサブバンド上で、第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示し、かつ第2のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示すことに応答して、複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することができる。一例では、サブバンドは、複数の連続する物理リソースブロック(PRB)または非連続の物理リソースブロック(PRB)を含むことができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトークは、バックオフパラメータおよび第1のリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第2のタイプのリスンビフォアトークは、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第1のリスンビフォアトーク持続時間は、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間よりも長いことが可能である。一例では、リスンビフォアトークパラメータは、最大エネルギー検出閾値またはエネルギー検出閾値オフセットを示すことができる。一例では、第1のセルの第1のサブバンドを選択することは、第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。一例では、第1のセルの第1のサブバンドを選択することは、限られた持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することを含むことができる。一例では、第1のセルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、第1のセルの1つ以上の他のサブバンド上で同じ限られた持続時間を用いて第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、第1のセルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、異なる限られた持続時間を用いて複数のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、第1のセルを除く複数の第1のセルのうちの他のセルの1つ以上のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、同じ限られた持続時間を用いて第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、第1のセルを除く複数の第1のセルのうちの他のセルの1つ以上のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、異なる限られた持続時間を用いて複数のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、リスンビフォアトークがクリアチャネルを示すと複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することは、PUSCH、PUCCH、PRACHを介してデータを伝送すること、またはSRS信号を伝送することを含むことができる。一例では、サブバンドは、第1の帯域幅を有することができる。一例では、第1のセル上でのアップリンク伝送は、第1のセルの第1の帯域幅部分を介することができる。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、複数の第1のセルの複数の第1の帯域幅部分を示すことができる。一例では、複数の第1のセルのうちの第1のセルの帯域幅部分は、複数の第1のサブバンドを含むことができる。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、1つ以上の第2のリスンビフォアトークパラメータを示すことができる。一例では、構成パラメータは、複数のセルの複数の帯域幅部分の1つ以上の第2のパラメータを示す。
例示的な一実施形態が、図22Aおよび図22Bに示されている。一例では、セルは、複数のサブバンドを含むことができる。セルは、複数のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。図22Aに示すように、サブバンドブロック(SBB)は、複数のサブバンドを含むことができる。サブバンドは、バンドの1つ以上のリソースブロック(RB)からなり得、例えば、サブバンド帯域幅は、20MHzであり得る。例えば、セルは、L個のサブバンドを含むことができる。Lは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。セルは、K個のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロックは、N個のサブバンドを含むことができる。Nは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロック(SBB)は、帯域幅部分(BWP)であり得る。N=1のとき、サブバンドは、サブバンドブロックであり得る。サブバンドブロック(SBB)が帯域幅部分(BWP)である場合、セルは、K個の帯域幅部分(BWP)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。
一例では、図22Bに示すように、無線デバイスは、gNBからRRCメッセージ(複数可)を受信することができる。メッセージ(複数可)は、複数のセルの構成パラメータ(キャリアアグリゲーション構成)、リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータ、帯域幅部分(BWP)構成パラメータ、および/またはサブバンドブロック(SBB)構成を含むことができる。キャリアアグリゲーション(CA)の構成は、帯域幅クラス、アクティブセル識別、ダウンリンクおよびアップリンクの物理チャネルおよび信号のパラメータ、および/または電力制御パラメータを含むことができる。リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータは、最大エネルギー検出閾値、エネルギー検出閾値オフセット、および/または最大LBT時間閾値を含むことができる。帯域幅部分(BWP)構成パラメータは、BWP識別、ダウンリンクおよびアップリンクチャネル構成、および無線リンク監視構成を含むことができる。サブバンドブロック(SBB)構成パラメータは、SBB識別、SBB内のサブバンドの数、および関連付けられたサブバンドインデックスを含むことができる。無線デバイスは、図18に示すように、gNBから、UL許可および/またはDL許可(または割り当て)を示すための少なくとも1つのDCIを受信することができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上での伝送について同じ開始時間を示すことができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上の1つ以上のリソース割り当て、変調および符号化パラメータ、LBTパラメータ(例えば、LBT優先度および/またはLBTタイプ)、タイミングオフセット、および/または電力制御パラメータを含むことができる。
一例では、図22Bに示すように、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)から1つのサブバンドブロック(SBB)を選択することができる。選択は、ランダムな選択(例えば、均一な分布を有する)に基づくことができる。選択は、限られた持続時間中、例えば1秒以上の間に、1回以下の頻度であり得る。無線デバイスは、選択されたサブバンドブロック(SBB)から1つのサブバンドを選択することができる。例えば、セルに対して1つのSBBがアクティブ化される(または構成される)ると、無線デバイスは、セルの1つのSBBから1つのサブバンドを選択することができる。選択は、ランダムな選択(例えば、均一な分布を有する)であり得る。選択は、限られた持続時間中、例えば1秒以上の間に、1回以下の頻度であり得る。無線デバイスは、(例えば、時間n+k~時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いるリスンビフォアトーク、例えばリスンビフォアトークカテゴリ4(例えば、可変サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)、またはカテゴリ3(例えば、固定サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)であり得る。
一例では、図22Bに示すように、(例えば、時間n+k+mに)第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンドのチャネルを保持することができる。無線デバイスは、(例えば、時間n+k+m~時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)のSBB(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いないリスンビフォアトーク、例えば、リスンビフォアトークカテゴリ2(例えば、ランダムバックオフを用いないLBT)またはワンショットリスンビフォアトーク(LBT)(例えば、限られた持続時間、例えば25マイクロ秒、16マイクロ秒、またはより長いもしくはより短い持続時間中の、エネルギー検出)であり得る。一例では、第1のタイプのLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で成功すると、無線デバイスは、選択されたサブバンドおよび成功したLBTと関連付けられた他のサブバンド上で、(例えば、時間n+k+m+hから)データを伝送することができる。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、例えば時間n+k+m+hから、クリアチャネル(例えば、第1のタイプのLBTおよび/または第2のタイプのLBTによって示される)を用いて、サブバンド上でデータ伝送を実行することができる。
一例では、図22Bに示すように、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、別の選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンドで成功し、かつチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)のSBB(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、選択されたサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成された最大LBT時間閾値を超えて継続的に失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、LBTプロシージャおよびチャネルアクセスを停止することができる。gNBは、1つ以上のRRCメッセージを無線デバイスに伝送することができる。1つ以上のRRCメッセージは、最大LBT時間および/またはカウンタ閾値を示すパラメータを含むことができる。一例では、n、k、m、およびhは、(ゼロよりも大きい)正の整数のT(例えば、新無線の基本時間単位)倍であり得る。
無線デバイスは、LBTプロシージャが(例えば、構成されたセル(複数可)のSBB(複数可)の、選択されたサブバンド上、および他のサブバンドのうちの1つ以上上の)クリアチャネルを示すと、1つ以上のセルを介して1つ以上のトランスポートブロックをgNBに伝送することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、(例えば、構成されたセル(複数可)のSBB(複数可)の、選択されたサブバンド上、および他のサブバンドのうちの1つ以上上の)クリアチャネルを有するサブバンド上でデータ伝送を実行することができる。一例では、LBTは、セルの1つ以上のサブバンド上のクリアチャネルを示すことができ、セルの1つ以上の他のサブバンド上のビジーチャネルを示すことができる。一例では、無線デバイスは、クリアチャネルを有する1つ以上のサブバンド上で伝送することができる。無線デバイスは、ビジーチャネルを有する1つ以上の他のサブバンド上で伝送しないことが可能である。無線デバイスは、1つ以上のトランスポートブロックの複数のバージョン、例えば、第1の数のサブバンドを介した伝送のための第1の1つ以上のトランスポートブロックと、第2の数のサブバンドを介した伝送のための第2の1つ以上のトランスポートブロックと、を構築することができる。無線デバイスは、データパンクチャリングまたはレートマッチングを実行して、第2の数のサブバンドを介して1つ以上のトランスポートブロックを構築することができる(例えば、第2の数は第1の数よりも小さい)。
一例では、無線デバイスは、第1の数のサブバンド上で1つ以上の第1の数のトランスポートブロックを伝送することができる。無線デバイスは、第2の数のサブバンド上で1つ以上の第2の数のトランスポートブロックを伝送することができる。一例では、無線デバイスは、LBTが実行されるサブバンド上でLBTが成功したことに応答して、セルを介してトランスポートブロックを伝送することができる。無線デバイスは、サブバンドのうちの1つのLBTが失敗した場合、セルを介してトランスポートブロックを伝送しないことが可能である。
一例では、無線デバイスは、複数の免許不要セルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することができる。構成パラメータは、複数のセルの1つ以上のパラメータを含むことができる。複数の免許不要セルの各セルは、1つ以上のサブバンド、1つ以上のサブバンドブロック(SBB)、および1つ以上のリスンビフォアトークパラメータを含むことができる。一例では、無線デバイスは、複数のセルのうちの複数の第1のセル上でのアップリンク伝送を示す少なくとも1つのダウンリンク制御情報を受信することができる。複数の第1のセル上でのアップリンク伝送は、同じ開始時間を有することができる。一例では、無線デバイスは、複数の第1のセルの第1のサブバンドブロック(SBB)を選択することができる。一例では、無線デバイスは、第1のサブバンドブロック(SBB)の第1のサブバンドを選択することができる。一例では、無線デバイスは、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークが第1のサブバンド上のクリアチャネルを示し得ると判定することができる。一例では、無線デバイスは、複数の第1のセル内の、第1のサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド、および他のサブバンドブロック(SBB)の1つ以上のサブバンド上で、第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示し、かつ第2のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示すことに応答して、複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することができる。一例では、サブバンドは、複数の連続するリソースブロックまたは非連続のリソースブロックを含むことができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトークは、バックオフパラメータおよび第1のリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第2のタイプのリスンビフォアトークは、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第1のリスンビフォアトーク持続時間は、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間よりも長いことが可能である。一例では、リスンビフォアトークパラメータは、最大エネルギー検出閾値および/またはエネルギー検出閾値オフセットを示すことができる。一例では、複数の第1のセルの第1のサブバンドブロック(SBB)を選択することは、第1のサブバンドブロック(SBB)を、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。一例では、複数の第1のセルの第1のサブバンドブロック(SBB)を選択することは、限られた持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドブロック(SBB)を選択することを含むことができる。一例では、第1のサブバンドブロック(SBB)の第1のサブバンドを選択することは、第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。一例では、第1のサブバンドブロック(SBB)の第1のサブバンドを選択することは、限られた持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することを含むことができる。一例では、第1のサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、第1のサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド上で同じ限られた持続時間を用いて第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、第1のサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、異なる限られた持続時間を用いて第1のサブバンドブロック(SBB)の複数のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、第1のサブバンドブロック(SBB)を除く複数の第1のセルの他のサブバンドブロック(SBB)の1つ以上のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、同じ限られた持続時間を用いて第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、第1のサブバンドブロック(SBB)を除く複数の第1のセルの他のサブバンドブロック(SBB)の2つ以上のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、異なる限られた持続時間を用いて第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、リスンビフォアトークがクリアチャネルを示すと複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することは、PUSCH、PUCCH、PRACHを介してデータを伝送すること、またはSRS信号を伝送することを含むことができる。一例では、サブバンドは、第1の帯域幅を有することができる。一例では、第1のサブバンドブロック(SBB)上のアップリンク伝送は、第1のサブバンドブロック(SBB)の第1の帯域幅部分を介することができる。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、複数の第1のセルの複数の第1の帯域幅部分を示すことができる。一例では、複数の第1のセル内の第1のサブバンドブロック(SBB)の帯域幅部分は、複数の第1のサブバンドを含むことができる。一例では、第1のサブバンドブロック(SBB)は、帯域幅部分であり得る。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、1つ以上の第2のリスンビフォアトークパラメータを示すことができる。一例では、構成パラメータは、複数のセルの複数の帯域幅部分の1つ以上の第2のパラメータを示す。
例示的な一実施形態が、図23Aおよび図23Bに示されている。一例では、セルは、複数のサブバンドを含むことができる。セルは、複数のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。サブバンドブロック(SBB)は、図23Aに示すように、複数のサブバンドを含むことができる。サブバンドは、バンドの1つ以上のリソースブロック(RB)からなり得、例えば、サブバンド帯域幅は、20MHzであり得る。例えば、セルは、L個のサブバンドを含むことができる。Lは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。セルは、K個のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロック(SBB)は、N個のサブバンドを含むことができる。Nは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロック(SBB)は、帯域幅部分(BWP)であり得る。N=1のとき、サブバンドは、サブバンドブロックであり得る。サブバンドブロック(SBB)が帯域幅部分(BWP)であり得る場合、セルは、K個の帯域幅部分(BWP)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。
一例では、図23Bに示すように、無線デバイスは、gNBからRRCメッセージ(複数可)を受信することができる。メッセージ(複数可)は、複数のセルの構成パラメータ(キャリアアグリゲーション構成)、リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータ、帯域幅部分(BWP)構成パラメータ、および/またはサブバンドブロック(SBB)構成を含むことができる。キャリアアグリゲーション(CA)の構成は、帯域幅クラス、アクティブセル識別、ダウンリンクおよびアップリンクの物理チャネルおよび信号のパラメータ、および/または電力制御パラメータを含むことができる。リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータは、最大エネルギー検出閾値、エネルギー検出閾値オフセット、および/または最大LBT時間閾値を含むことができる。帯域幅部分(BWP)構成パラメータは、BWP識別、ダウンリンクおよびアップリンクチャネル構成、および無線リンク監視構成を含むことができる。サブバンドブロック(SBB)構成パラメータは、SBB識別、SBB内のサブバンドの数、および関連付けられたサブバンドインデックスを含むことができる。無線デバイスは、図18に示すように、gNBから、UL許可およびDL許可(または割り当て)を示すための少なくとも1つのDCIを受信することができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上での伝送について同じ開始時間を示すことができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上の1つ以上のリソース割り当て、変調および符号化パラメータ、LBTパラメータ(例えば、LBT優先度および/またはLBTタイプ)、タイミングオフセット、および/または電力制御パラメータを含むことができる。
一例では、図23Bに示すように、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の構成された(またはMAC CEまたはDCIによって作動させた)サブバンドブロック(SBB)から1つのサブバンドを選択することができる。選択は、ランダムな選択(例えば、均一な分布を有する)であり得る。選択は、限られた持続時間中、例えば1秒以上の間に、1回以下の頻度であり得る。無線デバイスは、(例えば、時間n+k~時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いるリスンビフォアトーク、例えばリスンビフォアトークカテゴリ4(例えば、可変サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)、またはカテゴリ3(例えば、固定サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)であり得る。
一例では、図23Bに示すように、(例えば、時間n+k+mに)第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンドのチャネルを保持することができる。無線デバイスは、(例えば、時間n+k+m~時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)のSBB(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いないリスンビフォアトーク、例えば、リスンビフォアトークカテゴリ2(例えば、ランダムバックオフを用いないLBT)またはワンショットリスンビフォアトーク(LBT)(例えば、限られた持続時間、例えば25マイクロ秒、16マイクロ秒、またはより長いまたはより短い持続時間中の、エネルギー検出)であり得る。一例では、第1のタイプのLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で成功すると、無線デバイスは、選択されたサブバンドおよび成功したLBTと関連付けられた他のサブバンド上で、(例えば、時間n+k+m+hから)データを伝送することができる。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、時間n+k+m+hに、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、時間n+k+m+hから、クリアチャネル(例えば、第1のタイプのLBTおよび/または第2のタイプのLBTによって示される)を用いて、サブバンド上でデータ伝送を実行することができる。
一例では、図23Bに示すように、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、別の選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンドで成功し、かつチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)のSBB(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、選択されたサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成された最大LBT時間閾値を超えて継続的に失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、LBTプロシージャおよびチャネルアクセスを停止することができる。gNBは、1つ以上のRRCメッセージを無線デバイスに伝送することができる。1つ以上のRRCメッセージは、最大LBT時間/カウンタ閾値を示すパラメータを含むことができる。一例では、n、k、m、およびhは、(ゼロよりも大きい)正の整数のT(例えば、新無線の基本時間単位)倍であり得る。
無線デバイスは、LBTプロシージャが(例えば、1つ以上のセルの、選択されたサブバンド上、および他のサブバンドのうちの1つ以上上の)クリアチャネルを示すと、1つ以上のセルを介して1つ以上のトランスポートブロックをgNBに伝送することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、(例えば、構成されたセル(複数可)の、選択されたサブバンド上、および他のサブバンドのうちの1つ以上上の)クリアチャネルを有するサブバンド上でデータ伝送を実行することができる。一例では、LBTは、セルの1つ以上のサブバンド上のクリアチャネルを示すことができ、セルの1つ以上の他のサブバンド上のビジーチャネルを示すことができる。一例では、無線デバイスは、クリアチャネルを有する1つ以上のサブバンド上で伝送することができる。無線デバイスは、ビジーチャネルを有する1つ以上の他のサブバンド上で伝送しないことが可能である。無線デバイスは、1つ以上のトランスポートブロックの複数のバージョン、例えば、第1の数のサブバンドを介した伝送のための第1の1つ以上のトランスポートブロックと、第2の数のサブバンドを介した伝送のための第2の1つ以上のトランスポートブロックと、を構築することができる。無線デバイスは、データパンクチャリングまたはレートマッチングを実行して、第2の数のサブバンドを介して1つ以上のトランスポートブロックを構築することができる(例えば、第2の数は第1の数よりも小さい)。
一例では、無線デバイスは、第1の数のサブバンド上で1つ以上の第1の数のトランスポートブロックを伝送することができる。無線デバイスは、第2の数のサブバンド上で1つ以上の第2の数のトランスポートブロックを伝送することができる。一例では、無線デバイスは、LBTが実行されるサブバンド上でLBTが成功したことに応答して、セルを介して伝送することができる。サブバンドのうちの1つのLBTが失敗した場合、無線デバイスは、伝送しないことが可能である。
一例では、無線デバイスは、複数の免許不要セルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することができる。構成パラメータは、複数のセルの1つ以上のパラメータを含むことができる。複数の免許不要セルの各セルは、1つ以上のサブバンド、1つ以上のサブバンドブロック(SBB)、および1つ以上のリスンビフォアトークパラメータを含むことができる。一例では、無線デバイスは、複数のセルのうちの複数の第1のセル上でのアップリンク伝送を示す少なくとも1つのダウンリンク制御情報を受信することができる。複数の第1のセル上でのアップリンク伝送は、同じ開始時間を有することができる。一例では、無線デバイスは、構成されたサブバンドブロック(SBB)の第1のサブバンドを選択することができる。一例では、無線デバイスは、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークが第1のサブバンド上のクリアチャネルを示し得ると判定することができる。一例では、無線デバイスは、複数の第1のセル内の構成されたサブバンドブロック(SBB)の1つ以上のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示し、かつ第2のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示すことに応答して、複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することができる。一例では、サブバンドは、複数の連続するリソースブロック(RB)または非連続のリソースブロック(RB)を含むことができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトークは、バックオフパラメータおよび第1のリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第2のタイプのリスンビフォアトークは、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第1のリスンビフォアトーク持続時間は、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間よりも長いことが可能である。一例では、リスンビフォアトークパラメータは、最大エネルギー検出閾値またはエネルギー検出閾値オフセットを示すことができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)の第1のサブバンドを選択することは、第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)の第1のサブバンドを選択することは、限られた持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することを含むことができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、構成されたサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド上で同じ限られた持続時間を用いて第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、異なる限られた持続時間を用いて、構成されたサブバンドブロック(SBB)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、リスンビフォアトークがクリアチャネルを示すと複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することは、PUSCH、PUCCH、PRACHを介してデータを伝送すること、またはSRS信号を伝送することを含むことができる。一例では、サブバンドは、第1の帯域幅を有することができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)上のアップリンク伝送は、構成されたサブバンドブロック(SBB)の第1の帯域幅部分を介することができる。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、複数の第1のセルの複数の第1の帯域幅部分を示すことができる。一例では、複数の第1のセル内の第1のサブバンドブロック(SBB)の帯域幅部分は、複数の第1のサブバンドを含むことができる。一例では、第1のサブバンドブロック(SBB)は、帯域幅部分であり得る。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、1つ以上の第2のリスンビフォアトークパラメータを示すことができる。一例では、構成パラメータは、複数のセルの複数の帯域幅部分の1つ以上の第2のパラメータを示す。
例示的な一実施形態が、図24Aおよび図24Bに示されている。一例では、セルは、複数のサブバンドを含むことができる。セルは、複数のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。サブバンドブロック(SBB)は、図24Aに示すように、複数のサブバンドを含むことができる。サブバンドは、バンドの1つ以上のリソースブロック(RB)からなり得、例えば、サブバンド帯域幅は、20MHzであり得る。例えば、セルは、L個のサブバンドを含むことができる。Lは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。セルは、K個のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロック(SBB)は、N個のサブバンドを含むことができる。Nは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロック(SBB)は、帯域幅部分(BWP)であり得る。N=1のとき、サブバンドは、サブバンドブロックであり得る。サブバンドブロック(SBB)が帯域幅部分(BWP)であり得る場合、セルは、K個の帯域幅部分(BWP)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。
一例では、図24Bに示すように、無線デバイスは、gNBからRRCメッセージ(複数可)を受信することができる。RRCメッセージ(複数可)は、複数のセルの構成パラメータ(キャリアアグリゲーション構成)、リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータ、帯域幅部分(BWP)構成パラメータ、および/またはサブバンドブロック(SBB)構成を含むことができる。キャリアアグリゲーション(CA)の構成は、帯域幅クラス、アクティブセル識別、ダウンリンクおよびアップリンクの物理チャネルおよび信号のパラメータ、および/または電力制御パラメータを含むことができる。リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータは、最大エネルギー検出閾値、エネルギー検出閾値オフセット、および/または最大LBT時間閾値を含むことができる。帯域幅部分(BWP)構成パラメータは、BWP識別、ダウンリンクおよびアップリンクチャネル構成、および無線リンク監視構成を含むことができる。サブバンドブロック(SBB)構成パラメータは、SBB識別、SBB内のサブバンドの数、および関連付けられたサブバンドインデックスを含むことができる。無線デバイスは、図18に示すように、gNBから、UL許可およびDL許可(または割り当て)を示すための少なくとも1つのDCIを受信することができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上での伝送について同じ開始時間を示すことができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上の1つ以上のリソース割り当て、変調および符号化パラメータ、LBTパラメータ(例えば、LBT優先度および/またはLBTタイプ)、タイミングオフセット、および/または電力制御パラメータを含むことができる。
一例では、図24Bに示すように、無線デバイスは、セル(複数可)の各構成された(またはMAC CEまたはDCIによって作動させた)サブバンドブロック(SBB)から1つのサブバンドを選択することができる。選択は、ランダムな選択(例えば、均一な分布を有する)であり得る。選択は、限られた持続時間中、例えば1秒以上の間に、1回以下の頻度であり得る。無線デバイスは、(例えば、時間n+k~時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、無線デバイスは、(例えば、時間n+k~時間n+k+mに)選択されたサブバンドの各々上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いるリスンビフォアトーク、例えばリスンビフォアトークカテゴリ4(例えば、可変サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)、またはカテゴリ3(例えば、固定サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)であり得る。
一例では、図24Bに示すように、(例えば、時間n+k+mに)第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示すと、無線デバイスは、成功したLBTと関連付けられた選択されたサブバンドのチャネルを保持することができる。無線デバイスは、(例えば、時間n+k+m~時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いないリスンビフォアトーク、例えば、リスンビフォアトークカテゴリ2(例えば、ランダムバックオフを用いないLBT)またはワンショットリスンビフォアトーク(LBT)(例えば、限られた持続時間、例えば25マイクロ秒、16マイクロ秒、またはより長いもしくはより短い持続時間中の、エネルギー検出)であり得る。一例では、第1のタイプのLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で成功すると、無線デバイスは、選択されたサブバンドおよび成功したLBTと関連付けられた他のサブバンド上で、(例えば、時間n+k+m+hから)データを伝送することができる。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、例えば時間n+k+m+hから、(例えば、構成されたセル(複数可)の、選択されたサブバンド上、および他のサブバンドのうちの1つ以上上の)クリアチャネルを用いて、サブバンド上でデータ伝送を実行することができる。
一例では、図24Bに示すように、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+mに)選択されたサブバンドのうちの1つ以上上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、1つ以上の選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば時間n+k+mに)選択されたサブバンドのうちの1つ以上上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、関係付けられたサブバンドブロック(SBB)の別の選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンドで成功し、かつチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドの各々上で第2のタイプのLBTを実行することができる。一例では、選択されたサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成された最大LBT時間閾値を超えて継続的に失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、LBTプロシージャおよびチャネルアクセスを停止することができる。gNBは、1つ以上のRRCメッセージを無線デバイスに伝送することができる。1つ以上のRRCメッセージは、最大LBT時間および/またはカウンタ閾値を示すパラメータを含むことができる。一例では、n、k、m、およびhは、(ゼロよりも大きい)正の整数のT(例えば、新無線の基本時間単位)倍であり得る。
無線デバイスは、LBTプロシージャが(例えば、構成されたセル(複数可)の、選択されたサブバンドのうちの1つ以上上、および他のサブバンドのうちの1つ以上上の)クリアチャネルを示すと、1つ以上のセルを介して1つ以上のトランスポートブロックをgNBに伝送することができる。一例では、第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成されたセル(複数可)の他のサブバンドのうちの1つ以上上で失敗すると、無線デバイスは、(例えば、成功したLBTと関連付けられた構成されたセル(複数可)の、選択されたサブバンド上、および他のサブバンドのうちの1つ以上上の)クリアチャネルを有するサブバンド上でデータ伝送を実行することができる。一例では、LBTは、構成されたセル(複数可)の1つ以上のサブバンド上のクリアチャネルを示すことができ、構成されたセル(複数可)の1つ以上の他のサブバンド上のビジーチャネルを示すことができる。一例では、無線デバイスは、クリアチャネルを有する1つ以上のサブバンド上で伝送することができる。無線デバイスは、ビジーチャネルを有する1つ以上の他のサブバンド上で伝送しないことが可能である。無線デバイスは、1つ以上のトランスポートブロックの複数のバージョン、例えば、第1の数のサブバンドを介した伝送のための第1の1つ以上のトランスポートブロックと、第2の数のサブバンドを介した伝送のための第2の1つ以上のトランスポートブロックと、を構築することができる。無線デバイスは、データパンクチャリングまたはレートマッチングを実行して、第2の数のサブバンドを介して1つ以上のトランスポートブロックを構築することができる(例えば、第2の数は第1の数よりも小さい)。
一例では、無線デバイスは、第1の数のサブバンド上で1つ以上の第1の数のトランスポートブロックを伝送することができる。無線デバイスは、第2の数のサブバンド上で1つ以上の第2の数のトランスポートブロックを伝送することができる。一例では、無線デバイスは、LBTが実行されるサブバンド上でLBTが成功したことに応答して、セルを介して伝送することができる。サブバンドのうちの1つのLBTが失敗した場合、無線デバイスは、伝送しないことが可能である。
一例では、無線デバイスは、複数の免許不要セルの構成パラメータを含む少なくとも1つのメッセージを受信することができる。構成パラメータは、複数のセルの1つ以上のパラメータを含むことができる。複数の免許不要セルの各セルは、1つ以上のサブバンド、1つ以上のサブバンドブロック(SBB)、および/または1つ以上のリスンビフォアトークパラメータを含むことができる。一例では、無線デバイスは、複数のセルのうちの複数の第1のセル上でのアップリンク伝送を示す少なくとも1つのダウンリンク制御情報を受信することができる。複数の第1のセル上でのアップリンク伝送は、同じ開始時間を有することができる。一例では、無線デバイスは、セルの構成されたサブバンドブロック(SBB)の第1のサブバンドを選択することができる。一例では、無線デバイスは、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークが第1のサブバンド上のクリアチャネルを示し得ると判定することができる。一例では、無線デバイスは、複数の第1のセル内の構成されたサブバンドブロック(SBB)の1つ以上のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することができる。一例では、無線デバイスは、第1のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示し、かつ第2のタイプのリスンビフォアトークがクリアチャネルを示すことに応答して、複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することができる。一例では、サブバンドは、複数の連続するリソースブロック(RB)または非連続のリソースブロック(RB)を含むことができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトークは、バックオフパラメータおよび第1のリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第2のタイプのリスンビフォアトークは、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間に基づくことができ、第1のリスンビフォアトーク持続時間は、ワンショットリスンビフォアトーク持続時間よりも長いことが可能である。一例では、リスンビフォアトークパラメータは、最大エネルギー検出閾値またはエネルギー検出閾値オフセットを示すことができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)の第1のサブバンドを選択することは、第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)の第1のサブバンドを選択することは、限られた持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することを含むことができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、構成されたサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド上で同じ限られた持続時間を用いて第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)の1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することは、異なる限られた持続時間を用いて構成されたサブバンドブロック(SBB)の他のサブバンド上で第2のタイプのリスンビフォアトークを実行することを含むことができる。一例では、リスンビフォアトークがクリアチャネルを示すと複数の第1のセル上でアップリンク伝送を伝送することは、PUSCH、PUCCH、PRACHを介してデータを伝送すること、またはSRS信号を伝送することを含むことができる。一例では、サブバンドは、第1の帯域幅を有することができる。一例では、構成されたサブバンドブロック(SBB)上のアップリンク伝送は、構成されたサブバンドブロック(SBB)の第1の帯域幅部分を介することができる。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、複数の第1のセルの複数の第1の帯域幅部分を示すことができる。一例では、複数の第1のセル内の構成されたサブバンドブロック(SBB)の帯域幅部分は、複数の第1のサブバンドを含むことができる。一例では、サブバンドブロック(SBB)は、帯域幅部分であり得る。一例では、少なくとも1つのダウンリンク制御情報は、1つ以上の第2のリスンビフォアトークパラメータを示すことができる。一例では、構成パラメータは、複数のセルの複数の帯域幅部分の1つ以上の第2のパラメータを示す。
例示的な一実施形態が、図25Aおよび図25Bに示されている。一例では、セルは、複数のサブバンドを含むことができる。セルは、複数のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。サブバンドブロック(SBB)は、図25Aに示すように、複数のサブバンドを含むことができる。サブバンドは、バンドの1つ以上のリソースブロック(RB)を含むことができ、例えば、サブバンド帯域幅は、20MHzであり得る。例えば、セルは、L個のサブバンドを含むことができる。Lは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。セルは、K個のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロック(SBB)は、N個のサブバンドを含むことができる。Nは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロック(SBB)は、帯域幅部分(BWP)であり得る。N=1のとき、サブバンドは、サブバンドブロック(SBB)であり得る。サブバンドブロック(SBB)が帯域幅部分(BWP)であり得る場合、セルは、K個の帯域幅部分(BWP)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。
一例では、図25Bに示すように、無線デバイスは、gNBからRRCメッセージ(複数可)を受信することができる。メッセージ(複数可)は、複数のセルの構成パラメータ(キャリアアグリゲーション構成)、リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータ、帯域幅部分(BWP)構成パラメータ、および/またはサブバンドブロック(SBB)構成を含むことができる。キャリアアグリゲーション(CA)の構成は、帯域幅クラス、アクティブセル識別、ダウンリンクおよびアップリンクの物理チャネルおよび信号のパラメータ、および/または電力制御パラメータを含むことができる。リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータは、最大エネルギー検出閾値、エネルギー検出閾値オフセット、および/または最大LBT時間閾値を含むことができる。帯域幅部分(BWP)構成パラメータは、BWP識別、ダウンリンクおよびアップリンクチャネル構成、および無線リンク監視構成を含むことができる。サブバンドブロック(SBB)構成パラメータは、SBB識別、SBB内のサブバンドの数、および関連付けられたサブバンドインデックスを含むことができる。無線デバイスは、図18に示すように、gNBから、UL許可およびDL許可(または割り当て)を示すための少なくとも1つのDCIを受信することができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上での伝送について同じ開始時間を示すことができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上の1つ以上のリソース割り当て、変調および符号化パラメータ、LBTパラメータ(例えば、LBT優先度および/またはLBTタイプ)、タイミングオフセット、および/または電力制御パラメータを含むことができる。
一例では、図25Bに示すように、無線デバイスは、構成されたセル(複数可)から1つのサブバンドブロック(SBB)を選択することができる。選択は、ランダムな選択(例えば、均一な分布を有する)であり得る。選択は、限られた持続時間中、例えば1秒以上の間に、1回以下の頻度であり得る。無線デバイスは、選択されたサブバンドブロック(SBB)から1つのサブバンドを選択することができる。選択は、ランダムな選択(例えば、均一な分布を有する)であり得る。選択は、限られた持続時間中、例えば1秒以上の間に、1回以下の頻度であり得る。無線デバイスは、(例えば、時間n+k~時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いるリスンビフォアトーク、例えばリスンビフォアトークカテゴリ4(例えば、可変サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)、またはカテゴリ3(例えば、固定サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)であり得る。
一例では、図25Bに示すように、(例えば、時間n+k+mに)第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンドのチャネルを保持することができ、構成されたセルの他のサブバンドブロック(SBB)上で(例えば、時間n+k+m~n+k+m+hに)SBB帯域幅を用いて第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いないリスンビフォアトーク、例えば、リスンビフォアトークカテゴリ2(例えば、ランダムバックオフを用いないLBT)またはワンショットリスンビフォアトーク(LBT)(例えば、限られた持続時間、例えば25マイクロ秒、16マイクロ秒、またはより長いもしくはより短い持続時間中の、エネルギー検出)であり得る。一例では、第1のタイプのLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセルの他のサブバンドブロック(SBB)上で成功すると、無線デバイスは、成功したLBTと関連付けられたサブバンドブロック(SBB)のチャネルを保持することができる。SBB帯域幅を用いる第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+m+hに)構成されたセルの他のサブバンドブロック(SBB)上で失敗すると、無線デバイスは、失敗したLBTと関連付けられたサブバンドブロック(SBB)上で(例えば、時間n+k+m+h~n+k+m+2hに)サブバンド帯域幅を用いて第2のリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、選択されたサブバンドブロック(SBB)の他のサブバンド上のサブバンド帯域幅を用いて(例えば、時間n+k+m+h~n+k+m+2hに)第2のタイプのLBTを実行することができる。SBB帯域幅またはサブバンド帯域幅を用いるリスンビフォアトーク(LBT)が成功すると、無線デバイスは、成功したLBTと関連付けられた選択された、サブバンド上および他のサブバンド上またはSBB上で、(例えば、時間n+k+m+2hから)1つ以上のセルを介してデータ伝送を実行することができる。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成されたセルの他のサブバンド上で失敗すると、無線デバイスは、(例えば、時間n+k+m+2hから)選択されたサブバンドブロック(SBB)の選択されたサブバンド上でデータ伝送を実行することができる。
一例では、図25Bに示すように、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば、時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、(例えば時間n+k+mに)選択されたサブバンド上で失敗し、かつチャネルがビジーであることを示すと、無線デバイスは、別の選択されたサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、選択されたサブバンド上で成功し、かつチャネルがアイドルであることを示した後、無線デバイスは、構成されたセルの他のサブバンドブロック(SBB)上のSBB帯域幅を用いて第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。選択されたサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)が、構成された最大LBT時間閾値を超えて継続的に失敗し、かつチャネルがビジーであることを示し得ると、無線デバイスは、LBTプロシージャおよびチャネルアクセスを停止することができる。gNBは、1つ以上のRRCメッセージを無線デバイスに伝送することができる。1つ以上のRRCメッセージは、最大LBT時間/カウンタ閾値を示すパラメータを含むことができる。一例では、n、k、m、およびhは、(ゼロよりも大きい)正の整数のT(例えば、新無線の基本時間単位)倍であり得る。
例示的な一実施形態が、図26Aおよび図26Bに示されている。一例では、セルは、複数のサブバンドを含むことができる。セルは、複数のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。サブバンドブロック(SBB)は、図26Aに示すように、複数のサブバンドを含むことができる。サブバンドは、バンドの1つ以上のリソースブロック(RB)からなり得、例えば、サブバンド帯域幅は、20MHzであり得る。例えば、セルは、L個のサブバンドを含むことができる。Lは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。セルは、K個のサブバンドブロック(SBB)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロック(SBB)は、N個のサブバンドを含むことができる。Nは、ゼロよりも大きい正の整数であり得る。サブバンドブロック(SBB)は、帯域幅部分(BWP)であり得る。N=1のとき、サブバンドは、サブバンドブロックであり得る。サブバンドブロック(SBB)が帯域幅部分(BWP)であり得る場合、セルは、K個の帯域幅部分(BWP)を含むことができる。Kは、0よりも大きい正の整数であり得る。
一例では、図26Bに示すように、無線デバイスは、gNBからRRCメッセージ(複数可)を受信することができる。メッセージ(複数可)は、複数のセルの構成パラメータ(キャリアアグリゲーション構成)、リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータ、帯域幅部分(BWP)構成パラメータ、および/またはサブバンドブロック(SBB)構成を含むことができる。キャリアアグリゲーション(CA)の構成は、帯域幅クラス、アクティブセル識別、ダウンリンクおよびアップリンクの物理チャネルおよび信号のパラメータ、および/または電力制御パラメータを含むことができる。リスンビフォアトーク(LBT)構成パラメータは、最大エネルギー検出閾値、エネルギー検出閾値オフセット、および/または最大LBT時間閾値を含むことができる。帯域幅部分(BWP)構成パラメータは、BWP識別、ダウンリンクおよびアップリンクチャネル構成、および無線リンク監視構成を含むことができる。サブバンドブロック(SBB)構成パラメータは、SBB識別、SBB内のサブバンドの数、および関連付けられたサブバンドインデックスを含むことができる。無線デバイスは、図18に示すように、gNBから、UL許可およびDL許可(または割り当て)を示すための少なくとも1つのDCIを受信することができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上での伝送について同じ開始時間を示すことができる。少なくとも1つのDCIは、1つ以上のセルのサブバンド上の1つ以上のリソース割り当て、変調および符号化パラメータ、LBTパラメータ(例えば、LBT優先度および/またはLBTタイプ)、タイミングオフセット、および/または電力制御パラメータを含むことができる。
一例では、図26Bに示すように、無線デバイスは、(例えば、時間n+kから)セルの、構成されたサブバンドブロック(SBB)または動的に示されるサブバンドブロック(SBB)上で、サブバンドブロック(SBB)帯域幅を用いて、リスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、無線デバイスは、(例えば、時間n+kから)セルの、構成されたサブバンドブロック(SBB)または動的に示されるサブバンドブロック(SBB)上で、サブバンドブロック(SBB)帯域幅を用いて、クリアチャネル評価(CCA)を実行することができる。リスンビフォアトーク(LBT)は、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)または第2のリスンビフォアトーク(LBT)であり得る。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いるリスンビフォアトーク(LBT)、例えばリスンビフォアトークカテゴリ4(例えば、可変サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)、またはカテゴリ3(例えば、固定サイズのコンテンションウィンドウを有するランダムバックオフを用いるLBT)であり得る。第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)は、バックオフを用いないリスンビフォアトーク(LBT)、例えば、リスンビフォアトーク(LBT)カテゴリ2(例えば、ランダムバックオフを用いないLBT)またはワンショットリスンビフォアトーク(LBT)(例えば、限られた持続時間、例えば25マイクロ秒、16マイクロ秒、またはより長いもしくはより短い持続時間中の、エネルギー検出)であり得る。一例では、第1のタイプのLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。
一例では、図26Bに示すように、サブバンドブロック帯域幅を用いたリスンビフォアトーク(LBT)が成功すると、無線デバイスは、(例えば、時間n+k+mから)サブバンドブロック帯域幅を用いてリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、サブバンドブロック(SBB)帯域幅を用いたリスンビフォアトーク(LBT)が成功すると、無線デバイスは、(例えば、時間n+k+mから)サブバンドブロック(SBB)上で、サブバンドブロック(SBB)帯域幅を用いてクリアチャネル評価(CCA)を実行することができる。サブバンドブロック帯域幅を用いたリスンビフォアトーク(LBT)が失敗すると、無線デバイスは、(例えば、時間n+k+mから)失敗したLBTを用いたサブバンドブロック(SBB)上のサブバンド帯域幅を用いて複数のリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。一例では、サブバンドブロック帯域幅を用いたリスンビフォアトーク(LBT)が失敗すると、無線デバイスは、(例えば、時間n+k+mから)サブバンドブロック上のサブバンド帯域幅を用いて複数のクリアチャネル評価(CCA)を実行することができる。リスンビフォアトーク(LBT)は、第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)または第2のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)であり得る。(例えば、時間n+k+hに)サブバンドブロック帯域幅またはサブバンド帯域幅を用いたリスンビフォアトーク(LBT)が成功すると、無線デバイスは、成功したリスンビフォアトーク(LBT)と関連付けられたサブバンドブロックまたはサブバンド上でデータ伝送を実行することができる。一例では、時間n+kおよびn+k+mは、同じスロット内または異なるスロット内にあり得る。一例では、時間n+kおよびn+k+mは、同じ最大チャネル占有時間(MCOT)内にあり得る。一例では、時間n+kおよびn+k+mは、異なる最大チャネル占有時間(MCOT)内にあり得る。一例では、n、k、m、およびhは、(ゼロよりも大きい)正の整数のT(例えば、新無線の基本時間単位)倍であり得る。一例では、hは、m以上である。
様々な実施形態によれば、例えば、無線デバイス、基地局などのデバイスは、1つ以上のプロセッサおよびメモリを含むことができる。メモリは、1つ以上のプロセッサによって実行されると、デバイスに一連のアクションを実行させる命令を格納し得る。例示的なアクションの実施形態は、添付の図および明細書に示されている。様々な実施形態からの特徴を組み合わせてさらなる実施形態を作り出すことができる。
図27は、本開示の例示的な一実施形態の態様に基づくフロー略図である。(2710で)セルのサブバンドのうちの第1のサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)がクリアチャネルを示すこと、および(2720で)セルの1つ以上の他のサブバンド上での第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、2730で、セルを介して信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルのサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、クリアチャネルを示す第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTに基づいて、セルを介して信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、基地局デバイスは、セルのサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。基地局は、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。基地局は、第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、セルを介してダウンリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルに対するアップリンク許可を受信することができる。セルは、サブバンドを含むことができる。無線デバイスは、サブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、セルを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルに対するアップリンク許可を受信することができる。セルは、サブバンドを含むことができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を、サブバンドのうちの第1のサブバンド上で実行することができる。第2のタイプのLBTを、セルの1つ以上の他のサブバンド上で実行することができる。アップリンク信号を、第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、セルを介して伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、ダウンリンク制御情報を受信することができる。ダウンリンク制御情報は、アップリンク許可を示すことができる。アップリンク許可は、セルを介したアップリンク信号の伝送のためのものであり得る。セルは、サブバンドを含むことができる。第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を、セルのサブバンドのうちの第1のサブバンド上で実行することができる。第2のタイプのLBTを、1つ以上の他のサブバンド上で実行することができる。1つ以上の他のサブバンドは、セルの第1のサブバンドとは異なり得る。アップリンク信号を、第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTがクリアなチャネルを示すことに基づいて、セルを介して伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、ダウンリンク制御情報を受信することができる。ダウンリンク制御情報は、セルを介したアップリンク信号の伝送のためのアップリンク許可を示すことができる。セルは、サブバンドを含むことができる。無線デバイスは、セルのサブバンドから第1のサブバンドを選択することができる。無線デバイスは、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。1つ以上の他のサブバンドは、第1のサブバンドとは異なり得る。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および第2のタイプのLBTが、セルの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、セルを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、複数のセルからセルを選択することができる。複数のセルを、無線デバイスのために構成することができる。複数のセルの各々は、1つ以上のそれぞれのサブバンドを含むことができる。複数のセルからセルを選択することは、複数のセルからセルをランダムに選択することを含むことができる。複数のセルからセルをランダムに選択することは、複数のセルからセルを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。複数のセルからセルをランダムに選択することは、複数のセルから、ある持続時間中に1回以下の頻度でセルを選択することを含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。無線デバイスは、複数のセルのうちの、このセルとは異なる他のセルのサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および第2のタイプのLBTが、サブバンドのうちの少なくとも1つのサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、複数のセルのうちの他のセルのうちの少なくとも1つを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することができる。セルのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルのサブバンドから第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。セルのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルのサブバンドから、ある持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することを含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。
一実施形態によれば、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバンドの各サブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。第1のタイプのLBTは、ランダムバックオフパラメータおよび/または第1のLBT持続時間を用いるLBTであり得る。第2のタイプのLBTは、ランダムバックオフを用いないワンショットLBT持続時間に基づくワンショットLBTであり得る。第1のLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。セルのサブバンドの各々は、複数の連続する物理リソースブロックを含むことができる。無線デバイスは、LBTパラメータ構成メッセージを受信することができる。LBTパラメータ構成メッセージは、最大エネルギー検出閾値またはエネルギー検出閾値オフセットを含むことができる。第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTは、同じ最大エネルギー検出閾値または同じエネルギー検出閾値オフセットを使用することができる。
一実施形態によれば、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバン上で同じ持続時間を用いて第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。セルを介してアップリンク信号を伝送することは、セルの物理アップリンク共有チャネルを介してトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。セルを介してアップリンク信号を伝送することは、セルの帯域幅部分を介してアップリンク信号を伝送することを含むことができる。ダウンリンク制御情報は、セルの帯域幅部分を示すことができる。セルの帯域幅部分は、セルの1つ以上のサブバンドを含むことができる。セルのサブバンドの各々は、同じ帯域幅を含むことができる。セルのサブバンドの各々は、同数の物理リソースブロックを含むことができる。
一実施形態によれば、ダウンリンク制御情報は、帯域幅部分を示す帯域幅部分インジケータフィールドを含むことができる。ダウンリンク制御情報は、セルの第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドのリソースブロックを示す周波数リソース割り当てフィールドを含むことができる。ダウンリンク制御情報は、セルの第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドの時間領域リソースを示すタイミング情報フィールドを含むことができる。アップリンク信号を伝送することは、第1のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。アップリンク信号を伝送することは、セルの1つ以上の他のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。無線デバイスは、複数のセルに対する複数のアップリンク許可を受信することができる。複数のアップリンク許可は、アップリンク許可を含むことができる。複数のセルは、セルを含むことができる。
一実施形態によれば、第1のタイプのLBTを、アップリンク許可の受信に応答して実行することができる。第2のタイプのLBTを、アップリンク許可を受信することに応答して実行することができ、第2のタイプのLBTを、アップリンク許可を受信することに応答して実行することができる。セルは、1つ以上の帯域幅部分を含むことができる。1つ以上の帯域幅部分の帯域幅部分は、サブバンドを含むことができる。アップリンク信号を伝送することは、第1のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。アップリンク信号を伝送することは、セルの帯域幅部分の1つ以上の他のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、BWPのサブバンドのうちの第1のサブバンド上の第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)がクリアチャネルを示すことに基づいて、帯域幅部分(BWP)を介して信号を伝送することができる。無線デバイスは、BWPの1つ以上の他のサブバンド上の第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、帯域幅部分(BWP)を介して信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルの帯域幅部分(BWP)のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、BWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTおよび/または第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、BWPを介して信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、基地局は、帯域幅部分(BWP)のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。基地局は、BWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。基地局は、第1のタイプのLBTおよび/または第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、BWPを介してダウンリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルの帯域幅部分(BWP)に対するアップリンク許可を受信することができる。BWPは、サブバンドを含むことができる。無線デバイスは、BWPの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、BWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTおよび/または第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、BWPを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、ダウンリンク制御情報を受信することができる。ダウンリンク制御情報は、セルの帯域幅部分(BWP)を介したアップリンク信号の伝送のためのアップリンク許可を示すことができる。BWPは、サブバンドを含むことができる。無線デバイスは、BWPのサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、BWPの、第1のサブバンドとは異なる1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTおよび/または第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、BWPを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、ダウンリンク制御情報を受信することができる。ダウンリンク制御情報は、セルの帯域幅部分(BWP)を介したアップリンク信号の伝送のためのアップリンク許可を示すことができる。BWPは、複数のサブバンドを含むことができる。無線デバイスは、BWPの複数のサブバンドから第1のサブバンドを選択することができる。無線デバイスは、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、BWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。1つ以上の他のサブバンドは、第1のサブバンドとは異なり得る。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、BWPの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、BWPの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、BWPを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスまたは基地局は、サブバンドのうちの第1のサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)がクリアチャネルを示すこと、および/または第2のサブバンド上での第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、セルのサブバンドのうちの第2のサブバンドを介して信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルのサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、少なくとも1つのサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つのサブバンドを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルに対するアップリンク許可を受信することができる。セルは、サブバンドを含むことができる。無線デバイスは、セルのサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの、第1のサブバンドとは異なる1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、少なくとも1つのサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つのサブバンドを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、ダウンリンク制御情報を受信することができる。ダウンリンク制御情報は、セルを介したアップリンク信号の伝送のためのアップリンク許可を示すことができる。セルは、サブバンドを含むことができる。無線デバイスは、セルのサブバンドから第1のサブバンドを選択することができる。無線デバイスは、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。1つ以上の他のサブバンドは、第1のサブバンドとは異なり得る。無線デバイスは、アップリンク許可、および/または第1のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、セルの第1のサブバンドを介して第1のアップリンク信号を伝送することができる。無線デバイスは、アップリンク許可に基づいて、第1のタイプのLBTが、第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または、第2のタイプのLBTが、セルの少なくとも1つの第2のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第2のサブバンドを介して、第2のアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、アップリンク許可に基づいて、第1のタイプのLBTが、第1のサブバンドがビジーであることを示すこと、または、第2のタイプのLBTが、セルの少なくとも1つの第3のサブバンドがビジーであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第3のサブバンドを介して第3のアップリンク信号を伝送しないことが可能である。無線デバイスは、アップリンク許可に基づいて、第2のタイプのLBTが、セルの少なくとも1つの第3のサブバンドがビジーであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第3のサブバンドを介して第3のアップリンク信号を伝送しないことが可能である。
一実施形態によれば、無線デバイスは、複数のセルからセルを選択することができる。複数のセルを、無線デバイスのために構成することができる。複数のセルの各々は、1つ以上のそれぞれのサブバンドを含むことができる。複数のセルからセルを選択することは、複数のセルからセルをランダムに選択することを含むことができる。複数のセルからランダムにセルを選択することは、複数のセルからセルを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。複数のセルからセルをランダムに選択することは、複数のセルから、ある持続時間中に1回以下の頻度でセルを選択することを含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。無線デバイスは、複数のセルのうちの、このセルとは異なる他のセルのサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、サブバンドのうちの少なくとも1つのサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、複数のセルのうちの他のセルのうちの少なくとも1つを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することができる。セルのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルのサブバンドから第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。セルのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルのサブバンドから、ある持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することをさらに含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。
一実施形態によれば、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバンドの各サブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。第1のタイプのLBTは、ランダムバックオフパラメータおよび/または第1のLBT持続時間を用いるLBTであり得る。第2のタイプのLBTは、ランダムバックオフを用いないワンショットLBT持続時間に基づくワンショットLBTであり得る。第1のLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。セルのサブバンドの各々は、複数の連続する物理リソースブロックを含むことができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、LBTパラメータ構成メッセージを受信することができる。LBTパラメータ構成メッセージは、最大エネルギー検出閾値またはエネルギー検出閾値オフセットを含むことができる。第1のタイプのLBTおよび/または第2のタイプのLBTは、同じ最大エネルギー検出閾値または同じエネルギー検出閾値オフセットを使用することができる。セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で同じ持続時間を用いて第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。第1のアップリンク信号を伝送することは、セルの物理アップリンク共有チャネルを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。第2のアップリンク信号を伝送することは、セルの物理アップリンク共有チャネルを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。
一実施形態によれば、第1のアップリンク信号を伝送することは、セルの帯域幅部分を介して第1のアップリンク信号を伝送することを含むことができる。第2のアップリンク信号を伝送することは、セルの帯域幅部分を介して第2のアップリンク信号を伝送することを含むことができる。ダウンリンク制御情報は、セルの帯域幅部分を示すことができる。セルの帯域幅部分は、セルの1つ以上のサブバンドを含むことができる。セルのサブバンドの各々は、同じ帯域幅を含むことができる。セルのサブバンドの各々は、同数の物理リソースブロックを含むことができる。
一実施形態によれば、ダウンリンク制御情報は、帯域幅部分を示す帯域幅部分インジケータフィールドを含むことができる。ダウンリンク制御情報は、セルの、第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドのリソースブロックを示す周波数リソース割り当てフィールドを含むことができる。ダウンリンク制御情報は、セルの第1のサブバンドおよび/または1つ以上の他のサブバンドの時間領域リソースを示すタイミング情報フィールドを含むことができる。第1のアップリンク信号および/または第2のアップリンク信号を伝送することは、セルの、第1のサブバンドおよび/または1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第2のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。無線デバイスは、複数のセルに対する複数のアップリンク許可を受信することができる。複数のアップリンク許可は、アップリンク許可を含むことができる。複数のセルは、セルを含むことができる。第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTを、アップリンク許可を受信することに応答して実行することができる。
一実施形態によれば、セルは、1つ以上の帯域幅部分を含むことができる。1つ以上の帯域幅部分のうちの帯域幅部分は、サブバンドを含むことができる。第1のアップリンク信号および第2のアップリンク信号の伝送は、セルの、第1のサブバンドおよび/または1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第2のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。
一実施形態によれば、無線デバイスまたは基地局は、サブバンドのうちの第1のサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)がクリアチャネルを示すこと、および/または第2のサブバンド上での第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、帯域幅部分のサブバンドのうちの第2のサブバンドを介して信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルの帯域幅部分(BWP)のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、BWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、少なくとも1つのサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つのサブバンドを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルの帯域幅部分(BWP)に対するアップリンク許可を受信することができる。セルは、サブバンドを含むことができる。無線デバイスは、BWPのサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、BWPの、第1のサブバンドとは異なる1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、少なくとも1つのサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つのサブバンドを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、ダウンリンク制御情報を受信することができる。ダウンリンク制御情報は、セルの帯域幅部分(BWP)を介したアップリンク信号の伝送のためのアップリンク許可を示すことができる。BWPは、サブバンドを含むことができる。無線デバイスは、BWPのサブバンドから第1のサブバンドを選択することができる。無線デバイスは、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、BWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。1つ以上の他のサブバンドは、第1のサブバンドとは異なり得る。無線デバイスは、アップリンク許可、および/または第1のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、BWPの第1のサブバンドを介して第1のアップリンク信号を伝送することができる。無線デバイスは、アップリンク許可に基づいて、第1のタイプのLBTが、第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または、第2のタイプのLBTが、BWPの少なくとも1つの第2のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第2のサブバンドを介して、第2のアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、アップリンク許可に基づいて、第1のタイプのLBTが、第1のサブバンドがビジーであることを示すこと、または、第2のタイプのLBTが、BWPの少なくとも1つの第3のサブバンドがビジーであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第3のサブバンドを介して第3のアップリンク信号を伝送しないことが可能である。無線デバイスは、アップリンク許可に基づいて、第2のタイプのLBTが、BWPの少なくとも1つの第3のサブバンドがビジーであることを示すことに基づいて、1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第3のサブバンドを介して第3のアップリンク信号を伝送しないことが可能である。
一実施形態によれば、無線デバイスは、無線デバイスのために構成された複数のセルからセルを選択することができる。複数のセルの各々は、1つ以上のそれぞれのサブバンドを含むことができる。複数のセルからセルを選択することは、複数のセルからセルをランダムに選択することを含むことができる。複数のセルからセルをランダムに選択することは、複数のセルからセルを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。複数のセルからセルをランダムに選択することは、複数のセルから、ある持続時間中に一回以下の頻度でセルを選択することをさらに含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。無線デバイスは、複数のセルのうちの、セルとは異なる他のセルのBWPのサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、BWPの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および第2のタイプのLBTが、サブバンドのうちの少なくとも1つのサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、複数のセルのうちの他のセルの少なくとも1つのBWPを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、BWPのサブバンドから第1のサブバンドを選択することは、BWPのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することを含むことができる。BWPのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、BWPのサブバンドから第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。BWPのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、BWPのサブバンドから、ある持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することをさらに含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。
一実施形態によれば、BWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、BWPの1つ以上の他のサブバンドの各サブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。一実施形態によれば、第1のタイプのLBTは、ランダムバックオフパラメータおよび第1のLBT持続時間を用いるLBTであり得る。一実施形態によれば、第2のタイプのLBTは、ランダムバックオフを用いないワンショットLBT持続時間に基づくワンショットLBTであり得る。一実施形態によれば、第1のLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。一実施形態によれば、BWPのサブバンドの各々は、複数の連続する物理リソースブロックを含むことができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、LBTパラメータ構成メッセージを受信することができる。LBTパラメータ構成メッセージは、最大エネルギー検出閾値または/またはエネルギー検出閾値オフセットを含むことができる。第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTは、同じ最大エネルギー検出閾値または同じエネルギー検出閾値オフセットを使用することができる。BWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、BWPの1つ以上の他のサブバンド上で同じ持続時間を用いて第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。第1のアップリンク信号を伝送することは、BWPの物理アップリンク共有チャネルを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。第2のアップリンク信号を伝送することは、BWPの物理アップリンク共有チャネルを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。
一実施形態によれば、ダウンリンク制御情報は、セルの帯域幅部分を示すことができる。セルの帯域幅部分は、1つ以上のサブバンドを含むことができる。BWPのサブバンドの各々は、同じ帯域幅を含むことができる。BWPのサブバンドの各々は、同数の物理リソースブロックを含むことができる。ダウンリンク制御情報は、BWPを示す帯域幅部分インジケータフィールド、および/またはBWPの第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドのリソースブロックを示す周波数リソース割り当てフィールド、および/またはBWPの第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドの時間領域リソースを示すタイミング情報フィールドを含むことができる。
一実施形態によれば、第1のアップリンク信号および/または第2のアップリンク信号を伝送することは、BWPの、第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第2のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。無線デバイスは、複数のセルに対する複数のアップリンク許可を受信することができる。複数のアップリンク許可は、アップリンク許可を含むことができる。複数のセルは、セルを含むことができる。第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTを、アップリンク許可を受信することに応答して実行することができる。セルは、1つ以上の帯域幅部分を含むことができる。1つ以上の帯域幅部分のうちの帯域幅部分は、サブバンドを含むことができる。第1のアップリンク信号および第2のアップリンク信号を伝送することは、セルのBWPの、第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドのうちの少なくとも1つの第2のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルの1つ以上のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、セルの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことのうちの少なくとも一方に基づいて、セルを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスまたは基地局は、第1のセルの第1のサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)がクリアチャネルを示すこと、および/または第2のセルの第2のサブバンド上での第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、セルのうちの第2のセルの第2のサブバンドを介して信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルの1つ以上のサブバンドの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、セルの少なくとも1つの第2のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、セルの少なくとも1つの第2のサブバンドを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルの1つ以上のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、セルの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、セルを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、少なくとも1つのダウンリンク制御情報(DCI)を受信することができる。少なくとも1つのDCIは、セルを介したアップリンク信号の伝送のための少なくとも1つのアップリンク許可を示すことができる。セルの各々は、1つ以上のサブバンドを含むことができる。無線デバイスは、少なくとも1つのDCIを受信することに応答して、セルからセルを選択することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの、第1のサブバンドとは異なる1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、セルの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、セルを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、セルからセルを選択することは、セルからセルをランダムに選択することを含むことができる。セルからセルをランダムに選択することは、セルからセルを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。セルからセルをランダムに選択することは、セルから、ある持続時間中に1回以下の頻度でセルを選択することをさらに含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドを選択することができる。セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドを選択することは、セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することを含むことができる。セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルの1つ以上のサブバンドから、ある持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することをさらに含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。
一実施形態によれば、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバンドの各サブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。第1のタイプのLBTは、ランダムバックオフパラメータおよび第1のLBT持続時間を用いるLBTであり得る。第2のタイプのLBTは、ランダムバックオフを用いないワンショットLBT持続時間に基づくワンショットLBTであり得る。第1のLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。
一実施形態によれば、セルのうちのセルの1つ以上のサブバンドの各々は、複数の連続する物理リソースブロックを含むことができる。無線デバイスは、1つ以上のLBTパラメータ構成メッセージを受信することができる。1つ以上のLBTパラメータ構成メッセージは、1つ以上の最大エネルギー検出閾値または1つ以上のエネルギー検出閾値オフセットを含むことができる。第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTは、セルのうちのセルに対する同じ最大エネルギー検出閾値または同じエネルギー検出閾値オフセットを使用することができる。セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で同じ持続時間を用いて第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。セルを介してアップリンク信号のうちの1つ以上を伝送することは、セルの1つ以上の物理アップリンク共有チャネルを介してトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。
一実施形態によれば、セルを介してアップリンク信号のうちの1つ以上を伝送することは、セルの1つ以上の帯域幅部分を介してアップリンク信号のうちの1つ以上を伝送することを含むことができる。少なくとも1つのDCIは、セルの1つ以上の帯域幅部分を示すことができる。セルの1つ以上の帯域幅部分の各々は、セルの1つ以上のサブバンドを含むことができる。セルのうちのセルの1つ以上のサブバンドの各々は、同じ帯域幅を含むことができる。セルのうちのセルの1つ以上のサブバンドの各々は、同数の物理リソースブロックを含むことができる。
一実施形態によれば、少なくとも1つのDCIは、帯域幅部分を示す帯域幅部分インジケータフィールド、およびセルの第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドのリソースブロックを示す周波数リソース割り当てフィールド、および/またはセルの第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドの時間領域リソースを示すタイミング情報フィールドを含むことができる。アップリンク信号を伝送することは、セルの第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTを、少なくとも1つのアップリンク許可を受信することに応答して実行することができる。セルは、1つ以上の帯域幅部分を含むことができる。1つ以上の帯域幅部分のうちの帯域幅部分は、1つ以上のサブバンドを含むことができる。アップリンク信号を伝送することは、セルの帯域幅部分の第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。
一実施形態によれば、無線デバイスまたは基地局は、セルのうちの第1のセルの第1のBWPの第1のサブバンド上での第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)がクリアチャネルを示すこと、および/または第2のBWPの第2のサブバンド上での第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことに基づいて、セルのうちの第2のセルの第2の帯域幅部分(BWP)の第2のサブバンドを介して信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルのうちの1つの帯域幅部分(BWP)の1つ以上のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルのBWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、BWPの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、BWPの少なくとも1つの第2のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、BWPの少なくとも1つの第2のサブバンドを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、セルのうちの1つの第1の帯域幅部分(BWP)の1つ以上のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルのBWPの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、第1のBWPの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、BWPの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、BWPを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、少なくとも1つのダウンリンク制御情報(DCI)を受信することができる。少なくとも1つのDCIは、セルの帯域幅部分(BWP)を介したアップリンク信号の伝送のための少なくとも1つのアップリンク許可を示することができる。BWPの各々は、1つ以上のサブバンドを含むことができる。無線デバイスは、少なくとも1つのDCIを受信することに応答して、セルからセルを選択することができる。無線デバイスは、セルの第1のBWPの1つ以上のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上のBWPの、第1のサブバンドとは異なる1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、第1のBWPの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、1つ以上のBWPの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、BWPを介してアップリンク信号のうちの1つ以上を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を含むことができる。無線デバイスは、サブバンドを含むセルに対するアップリンク許可を受信することができる。無線デバイスは、サブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTがクリアチャネルを示すこと、および/または第2のタイプのLBTがクリアチャネルを示すことのうちの少なくとも一方に基づいて、セルを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、無線デバイスは、1つ以上のプロセッサと、命令を記憶するメモリと、を含むことができる。無線デバイスは、セルの1つ以上のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。無線デバイスは、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。無線デバイスは、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、セルの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことのうちの少なくとも一方に基づいて、セルを介してアップリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、基地局は、セルのサブバンドから第1のサブバンドを選択することができる。基地局は、第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。基地局は、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。1つ以上の他のサブバンドは、第1のサブバンドとは異なり得る。基地局は、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、セルの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、セルを介してダウンリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、基地局は、複数のセルからセルを選択することができる。複数のセルの各々は、1つ以上のそれぞれのサブバンドを含むことができる。複数のセルからセルを選択することは、複数のセルからセルをランダムに選択することを含むことができる。複数のセルからセルをランダムに選択することは、複数のセルからセルを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。複数のセルからセルをランダムに選択することは、複数のセルから、ある持続時間中に1回以下の頻度でセルを選択することをさらに含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。基地局は、複数のセルのうちの、このセルとは異なる他のセルのサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。基地局は、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、他のセルの少なくとも1つのサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、複数のセルのうちの他のセルを介してダウンリンク信号を伝送することができる。
一実施形態によれば、セルのサブバンドから第1のサブバンドを選択することは、セルのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することを含むことができる。セルのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルのサブバンドから第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。セルのサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルのサブバンドから、ある持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することをさらに含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。
一実施形態によれば、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバンドの各サブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。第1のタイプのLBTは、ランダムバックオフパラメータおよび/または第1のLBT持続時間を用いるLBTであり得る。第2のタイプのLBTは、ランダムバックオフを用いないワンショットLBT持続時間に基づくワンショットLBTであり得る。第1のLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。セルのサブバンドの各々は、複数の連続する物理リソースブロックを含むことができる。基地局は、LBTパラメータ構成メッセージを伝送することができる。LBTパラメータ構成メッセージは、最大エネルギー検出閾値またはエネルギー検出閾値オフセットを含むことができる。第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTは、同じ最大エネルギー検出閾値または同じエネルギー検出閾値オフセットを使用することができる。
一実施形態によれば、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバン上で同じ時間を用いて第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。セルを介してダウンリンク信号を伝送することは、セルの物理ダウンリンク共有チャネルを介してトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。セルを介してダウンリンク信号を伝送することは、セルの帯域幅部分を介してダウンリンク信号を伝送することを含むことができる。セルのサブバンドの各々は、同じ帯域幅を含むことができる。セルのサブバンドの各々は、同数の物理リソースブロックを含むことができる。
一実施形態によれば、ダウンリンク信号を伝送することは、セルの第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。セルは、1つ以上の帯域幅部分を含むことができる。1つ以上の帯域幅部分のうちの帯域幅部分は、サブバンドを含むことができる。ダウンリンク信号を伝送することは、セルの帯域幅部分の第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。
一実施形態によれば、基地局は、セルからセルを選択することができる。セルの各々は、1つ以上のサブバンドを含むことができる。基地局は、セルの1つ以上のサブバンドのうちの第1のサブバンド上で第1のタイプのリスンビフォアトーク(LBT)を実行することができる。基地局は、セルの、第1のサブバンドとは異なる1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することができる。基地局は、第1のタイプのLBTが、セルの第1のサブバンドがクリアであることを示すこと、および/または第2のタイプのLBTが、セルの1つ以上の他のサブバンドがクリアであることを示すことに基づいて、セルを介してダウンリンク信号のうちの1つ以上を伝送することができる。
一実施形態によれば、セルからセルを選択することは、セルからセルをランダムに選択することを含むことができる。セルからセルをランダムに選択することは、セルからセルを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。セルからセルをランダムに選択することは、セルから、ある持続時間中に1回以下の頻度でセルを選択することをさらに含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。
一実施形態によれば、基地局は、セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドを選択することができる。セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドを選択することは、セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することを含むことができる。セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドを、均一な分布で、ランダムに選択することを含むことができる。セルの1つ以上のサブバンドから第1のサブバンドをランダムに選択することは、セルの1つ以上のサブバンドから、ある持続時間中に1回以下の頻度で第1のサブバンドを選択することをさらに含むことができる。持続時間は、1秒以上を含むことができる。
一実施形態によれば、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバンドの各サブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。第1のタイプのLBTは、ランダムバックオフパラメータおよび第1のLBT持続時間を用いるLBTであり得る。第2のタイプのLBTは、ランダムバックオフを用いないワンショットLBT持続時間に基づくワンショットLBTであり得る。第1のLBT持続時間は、ワンショットLBT持続時間よりも長いことが可能である。セルのうちのセルの1つ以上のサブバンドの各々は、複数の連続する物理リソースブロックを含むことができる。基地局は、1つ以上のLBTパラメータ構成メッセージを伝送することができる。1つ以上のLBTパラメータ構成メッセージは、1つ以上の最大エネルギー検出閾値または1つ以上のエネルギー検出閾値オフセットを含むことができる。第1のタイプのLBTおよび第2のタイプのLBTは、セルのうちのセルに対する同じ最大エネルギー検出閾値または同じエネルギー検出閾値オフセットを使用することができる。
一実施形態によれば、セルの1つ以上の他のサブバンド上で第2のタイプのLBTを実行することは、セルの1つ以上の他のサブバン上で同じ時間を用いて第2のタイプのLBTを実行することを含むことができる。セルを介してダウンリンク信号のうちの1つ以上を伝送することは、セルの1つ以上の物理ダウンリンク共有チャネルを介してトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。セルを介してダウンリンク信号のうちの1つ以上を伝送することは、セルの1つ以上の帯域幅部分を介してダウンリンク信号のうちの1つ以上を伝送することを含むことができる。セルのうちのセルの1つ以上のサブバンドの各々は、同じ帯域幅を含むことができる。セルのうちのセルの1つ以上のサブバンドの各々は、同数の物理リソースブロックを含むことができる。
一実施形態によれば、ダウンリンク信号のうちの1つ以上を伝送することは、セルの第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。セルの各々は、1つ以上の帯域幅部分を含むことができる。1つ以上の帯域幅部分のうちの帯域幅部分は、1つ以上のサブバンドを含むことができる。ダウンリンク信号のうち1つ以上を伝送することは、セルの帯域幅部分の第1のサブバンドおよび1つ以上の他のサブバンドの無線リソースを介して1つ以上のトランスポートブロックを伝送することを含むことができる。
実施形態は、必要に応じて動作するように構成されてもよい。開示されたメカニズムは、例えば、無線デバイス、基地局、無線環境、ネットワーク、上記の組み合わせなどで、特定の基準が満たされるときに実行され得る。例示的な基準は、例えば、無線デバイスまたはネットワークノード構成、トラフィック負荷、初期システム設定、パケットサイズ、トラフィック特性、上記の組み合わせなどに少なくとも部分的に基づいてもよい。1つ以上の基準が満たされると、様々な例示的な実施形態が適用され得る。したがって、開示されたプロトコルを選択的に実装する例示的な実施形態を実装することが可能であり得る。
基地局は、様々な無線デバイスと通信することができる。無線デバイスおよび/または基地局は、複数の技術、および/または同じ技術の複数のリリースをサポートすることができる。無線デバイスは、無線デバイスのカテゴリおよび/または能力に応じて、いくつかの特定の能力を有してもよい。基地局は、複数のセクタを含んでもよい。本開示が複数の無線デバイスと通信する基地局に言及する場合、本開示は、カバレッジエリア内の全無線デバイスのサブセットに言及し得る。本開示は、例えば、所定の能力を備え、基地局の所定のセクタにある、所定のLTEまたは5Gリリースの複数の無線デバイスに言及し得る。本開示における複数の無線デバイスは、選択された複数の無線デバイス、および/または開示された方法などに従って実行するカバレッジエリア内の全無線デバイスのサブセットを指し得る。例えば、それらの無線デバイスまたは基地局は、LTEまたは5G技術のより古いリリースに基づいて実行されるため、開示された方法に準拠しない場合があるカバレッジエリアに複数の基地局または複数の無線デバイスが存在し得る。
本開示において、「a」および「an」ならびに同様のフレーズは、「少なくとも1つ」および「1つ以上」と解釈されるべきである。同様に、接尾語「(s)」で終わる任意の用語も、「少なくとも1つ」および「1つ以上」と解釈されるべきである。本開示において、用語「may」は、「場合があり、例えば」と解釈されるべきである。換言すれば、用語「may」は、用語「may」の後に続くフレーズが、様々な実施形態のうちの1つ以上に用いられるかもしれない、または用いられないかもしれないという多数の好適な可能性のうちの1つの例であることを暗示している。
AおよびBがセットであり、Aのあらゆる要素もまた、Bの要素である場合、Aは、Bのサブセットと呼ばれる。本明細書では、空でないセットおよびサブセットのみが考慮されている。例えば、B={セル1、セル2}の可能なサブセットは、{セル1}、{セル2}、および{セル1、セル2}である。「に基づいて」(または同等に「に少なくとも基づいて」)というフレーズは、用語「に基づいて」に続くフレーズが様々な実施形態の1つ以上に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の1つの例であることを示す。「に応答して」(または同等に「に少なくとも応答して」)というフレーズは、フレーズ「に応答して」に続くフレーズが様々な実施形態の1つ以上に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の1つの例であることを示す。フレーズ「に応じて」(または同等に「に少なくとも応じて」)は、フレーズ「に応じて」に続くフレーズが様々な実施形態の1つ以上に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の1つの例であることを示す。フレーズ「用いる/使用」(または同等に「少なくとも用いる/少なくとも使用」)は、フレーズ「用いる/使用」に続くフレーズが様々な実施形態の1つ以上に用いられる場合と用いられない場合とがある多数の好適な可能性の1つの例であることを示す。
用語「構成された」は、デバイスが動作状態にあるか非動作状態にあるかにかかわらず、デバイスの容量に関連する場合がある。「構成された」とは、デバイスが動作状態にあるか非動作状態にあるかにかかわらず、デバイスの動作特性に影響するデバイスの特定の設定を指す場合もある。換言すれば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、レジスタ、メモリ値などは、デバイスが特定の特性を提供するために、デバイスが動作状態または非動作状態にあるかどうかにかかわらず、デバイス内で「構成され」得る。「デバイスにおいて発生する制御メッセージ」などの用語は、デバイスが動作状態か非動作状態かにかかわらず、制御メッセージがデバイスにおける特定の特性を構成するために使用することができるまたはデバイスにおける特定のアクションを実装するために使用することができるパラメータを有することを意味し得る。
本開示では、様々な実施形態が開示されている。開示された例示的な実施形態からの制限、特徴、および/または要素が組み合わせられ、本開示の範囲内でさらなる実施形態を作成することができる。
本開示では、パラメータ(または同等にフィールド、または情報要素:IEと呼ばれる)は、1つ以上の情報オブジェクトを含むことができ、情報オブジェクトは、1つ以上の他のオブジェクトを含むことができる。例えば、パラメータ(IE)Nがパラメータ(IE)Mを含み、パラメータ(IE)Mがパラメータ(IE)Kを含み、パラメータ(IE)Kがパラメータ(情報要素)Jを含む場合には、例えば、NはKを含み、NはJを含む。例示的な一実施形態では、1つ以上の(または少なくとも1つの)メッセージ(複数可)が複数のパラメータを含むとき、それは、複数のパラメータ中のパラメータが、1つ以上のメッセージのうちの少なくとも1つ内にあるが、1つ以上のメッセージの各々内にある必要はないことを意味する。例示的な実施形態では、1つ以上(または少なくとも1つ)のメッセージが値、イベントおよび/または状態を示すとき、値、イベントおよび/または状態が1つ以上のメッセージの少なくとも1つによって示されるが、1つ以上のメッセージのそれぞれによって示される必要はないことを意味する。
さらにまた、上記で提示された多くの特徴は、「may」の使用または括弧の使用により任意選択であるものとして説明されている。簡潔さおよび読みやすさのために、本開示は、任意選択の特徴のセットから選択することによって得られ得るありとあらゆる変更を明示的に記載していない。しかしながら、本開示は、そのようなすべての変更を明示的に開示していると解釈されるべきである。例えば、3つの任意選択の特徴を有するものとして説明されたシステムは、7つの異なる方式、すなわち、3つの可能な特徴の1つのみ、3つの特徴のいずれか2つ、または3つの特徴の3つすべてによって具現化されることができる。
開示される実施形態で説明される要素の多くは、モジュールとして実装されてもよい。ここでモジュールは、定義された機能を実行し、他の要素への定義されたインターフェースを有する要素として定義される。本開示で説明されるモジュールは、ハードウェア、ハードウェアと組み合わせたソフトウェア、ファームウェア、ウェットウェア(すなわち、生物学的要素を備えたハードウェア)、またはそれらの組み合わせで実装されてもよく、それらのすべては、挙動的に等価とすることができる。例えば、モジュールは、ハードウェアマシン(C、C++、Fortran、Java(登録商標)、Basic、Matlabなど)もしくはSimulink、Stateflow、GNU Octave、またはLabVIEWMathScriptで実行されるように構成されたコンピュータ言語で記述されたソフトウェアルーチンで実装されてもよい。さらに、ディスクリートまたはプログラム可能なアナログ、デジタル、および/または量子ハードウェアを組み込む物理ハードウェアを使用してモジュールを実装することも可能であり得る。プログラム可能なハードウェアの例には、コンピュータ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス(CPLD)が含まれる。コンピュータ、マイクロコントローラ、およびマイクロプロセッサは、アセンブリ、C、C++などの言語を使用してプログラムされる。FPGA、ASIC、CPLDは、多くの場合、プログラマブルデバイスの機能が少ない内部ハードウェアモジュール間の接続を構成するVHSICハードウェア記述言語(VHDL)またはVerilogなどのハードウェア記述言語(HDL)を使用してプログラムされる。機能モジュールの結果を達成するために、上記の技術がしばしば組み合わせて使用される。
この特許文書の開示には、著作権保護の対象となる資料が組み込まれている。著作権所有者は、特許商標局の特許ファイルまたは記録にあるように、法律で要求される限られた目的のために、特許文書または特許開示の誰しもによるファクシミリ複製に異議を唱えないが、それ以外はあらゆるすべての著作権を留保する。
様々な実施形態が上記で説明されてきたが、それらは例として提示されており、限定ではないことを理解されたい。当業者には、範囲から逸脱することなく、形態および詳細の様々な変更を行うことができることは明らかであろう。実際、上記の明細書を読んだ後、代替の実施形態を実装する方法が関連技術分野の当業者に明らかになるであろう。したがって、本実施形態は、上述の例示的な実施形態のいずれによっても限定されるべきではない。
さらに、機能と利点を強調するいかなる図も、例示のみを目的として提示されていることを理解する必要がある。開示されたアーキテクチャは、示されている以外の方式で利用することができるように、十分に柔軟で構成可能である。例えば、いかなるフローチャートにリストされたアクションも、いくつかの実施形態で並べ替えられ、または任意選択としてのみ使用されてもよい。
さらに、本開示の要約の目的は、米国特許商標庁および一般大衆、特に特許または法的用語または専門語に精通していない当該技術分野の科学者、技術者および実務家が、一瞥して本出願の技術的な開示の性質と本質を迅速に判断できるようにすることである。本開示の要約は、多少なりとも範囲を限定することを意図するものではない。
最後に、「する手段」または「するステップ」という明示的な用語を含む請求項のみが、35 U.S.C.112の下で解釈されることが出願人の意図である。「する手段」または「するステップ」という語句を明示的に含まない請求項は、35 U.S.C.112の下で解釈されるべきでない。