JP6881533B2 - 衝突回避装置 - Google Patents

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Description

本開示は、自車両の前方に存在する物体との衝突を回避するために自車両を制御する衝突回避装置に関する。
例えば特許文献1には、自車両の前方に位置する前方物体との衝突を回避するために、制動装置を制御することにより自動的に自車両を制動させることの他に、操舵装置を制御することにより自動的に自車両の進行方向を変更させる制御装置が記載されている。
特開平5−58319号公報
操舵装置を制御することにより自動的に自車両の進行方向を変更させることを、自動操舵と言うことにする。自動操舵は、道路の路面摩擦係数が、操舵によって自車両の進行方向を想定通りに変更可能な値以上であれば効果的である。
しかし、路面摩擦係数が上記の値よりも小さい場合に自動操舵を実施したとすると、自車両の進行方向が想定外の方向に変わってしまったり、自車両がスピンしてしまったりする可能性がある。つまり、自動操舵が実施されることで、衝突回避性能がかえって低下してしまう可能性がある。路面摩擦係数が小さい場合以外にも、操舵装置を動作させるアクチュエータの出力が制限されている状況では、自動操舵によって自車両の進行方向を想定通りに変更することができない可能性がある。このため、アクチュエータの出力が制限されている状況においては、自動操舵が実施されることで、衝突回避性能がかえって低下してしまう可能性がある。
そこで、本開示は、衝突回避性能の低下を防止する技術を提供する。
本開示の衝突回避装置は、走行中の自車両の前方に存在する物体である前方物体と自車両とが衝突するのを回避するために自車両を制御する衝突回避装置(1)である。
この衝突回避装置は、検出部(4)と、自動操舵部(S60,S100)と、判定部(S77)と、禁止部(S87)と、を備える。
検出部は、前方物体を検出する。
自動操舵部は、検出部により前方物体が検出された場合において、操舵実施条件が成立すると、前方物体と自車両との衝突を回避するために自車両の操舵装置(12)を制御して自車両の進行方向を変更させる。操舵実施条件は、自車両の進行方向を変更させる必要がある状況であることを示す条件である。
判定部は、操舵装置を動作させるためのアクチュエータ(13)が、当該アクチュエータの出力が制限されている出力制限状態であるか否かを判定する。
禁止部は、判定部により出力制限状態であると判定された場合に、自動操舵部による操舵装置の制御を禁止する。つまり、禁止部は自動操舵の実施を禁止する。
このような構成によれば、アクチュエータが出力制限状態の場合に、自動操舵の実施を禁止することができる。このため、自動操舵が実施されることで衝突回避性能がかえって低下してしまうことを防止することができる。
尚、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
衝突回避装置の構成と、衝突回避装置に接続された装置を示すブロック図である。 第1実施形態の衝突回避処理を示すフローチャートである。 走行中の自車両の前方で自転車が飛び出そうとしている状況を示す図である。 自車両衝突可能性の判定方法を説明する図である。 横方向回避量の算出方法を説明する図である。 回避動作の判定方法を説明する図である。 第2実施形態の衝突回避処理を示すフローチャートである。 変形例の衝突回避処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態を説明する。
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す本実施形態の衝突回避装置1は、車両に搭載される。
図1に示すように、衝突回避装置1は、ステアリングECU2、ブレーキECU3、レーダ装置4及びナビゲーション装置5と、通信線6を介して互いにデータ通信可能に接続されている。尚、ECUは、「Electronic Control Unit」の略であり、すなわち電子制御装置の略である。また、衝突回避装置1を搭載した車両を自車両という。
ステアリングECU2は、運転者のステアリング操作時における前輪の操舵角を検出する操舵角センサ11からの検出信号に基づいて、操舵輪の舵角変更時のアシスト力を発生させるパワーステアリング制御を実行する。ステアリング操作とは、詳しくは、ステアリングホールの操作である。
また、ステアリングECU2は、衝突回避装置1から通信線6を介して送信されてくるステアリング制御データ(例えば、操舵角の変化量)に従い、自車両の操舵装置(すなわち、ステアリング)12を制御することにより、自車両の操舵角を制御する。具体的には、ステアリングECU2は、操舵装置12に備えられたステアリングアクチュエータ13を駆動することで、操舵装置12による自車両の操舵角を制御する。ステアリングアクチュエータ13は、例えば、操舵装置12に操作力を与えるモータ等を主要部として構成されている。
ブレーキECU3は、自車両の走行速度を検出する車速センサ15からの検出信号や、他のセンサからの検出信号に基づいて、ABS制御やトラクション制御等を実行する。他のセンサとしては、例えば、ブレーキ油を圧送するマスタシリンダの油圧からブレーキ操作量を検出するマスタシリンダ圧センサがある。
また、ブレーキECU3は、衝突回避装置1から通信線6を介して送信されてくるブレーキ制御データ(例えば、減速度)に従い、自車両の制動装置(すなわち、ブレーキ)16を制御することにより、自車両の制動力を制御する。具体的には、ブレーキECU3は、制動装置16に備えられたブレーキアクチュエータ17を駆動することで、制動装置16による自車両の制動力を制御する。ブレーキアクチュエータ17は、例えば、各車輪のブレーキキャリパに油圧を与える油圧経路を開閉するソレノイド等を主要部として構成されている。
レーダ装置4は、レーダ波を自車両の前方に向けて送信し、反射したレーダ波を受信することにより、自車両の前方に存在する物体(すなわち、前方物体)の位置を検出する。
ナビゲーション装置5は、道路地図データおよび各種情報を記録した地図記憶媒体から地図データを取得するとともに、図示しないGPSアンテナを介して受信したGPS信号等に基づいて自車両の現在位置を検出する。GPSは、「Global Positioning System」の略である。
また、ナビゲーション装置5は、自車両の現在地を表示画面に表示するための制御や、現在地から目的地までの経路を案内するための制御等を実行する。更に、ナビゲーション装置5は、地上の放送局等の情報提供施設から無線で送信される様々な情報を受信する無線通信機能も備える。
衝突回避装置1は、通信部21と制御部22とを備える。
通信部21は、通信線6に接続された装置との間で、予め設定された通信プロトコルに従いデータの送受信を行う。通信プロトコルは、例えばCANであるが、他のプロトコルでも良い。尚、CANは、「Controller Area Network」の略である。また、CANは、登録商標である。
制御部22は、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ)23と、CPUとを有する周知のマイクロコンピュータ(以下、マイコン)を中心に構成される。そして、制御部22は、メモリ23に記憶されたプログラムに基づいて各種処理を実行する。つまり、制御部22の各種機能は、CPUが非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ23が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。
尚、制御部22を構成するマイコンの数は1つでも複数でも良い。また、制御部22の一部又は全部を、1つあるいは複数のハードウェアを用いて実現しても良い。例えば、制御部22の一部又は全部をハードウェアである電子回路によって実現する場合、その電子回路は、多数の論理回路を含むデジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現しても良い。
また、衝突回避装置1には、自車両に備えられた外気温センサ31からの検出信号が入力される。外気温センサ31は、自車両の外の温度である外気温を検出するセンサであり、外気温に応じた電圧の信号を検出信号として出力する。そして、制御部22は、外気温センサ31からの検出信号をA/D変換することにより、外気温を取得する。尚、外気温センサ31により検出された外気温を制御部22が取得する構成は、他の構成であっても良い。例えば、外気温センサ31による外気温の検出結果が、通信線6を介して制御部22に取得されるように構成されても良い。
[1−2.処理]
衝突回避装置1において、制御部22は、衝突回避処理を実行する。衝突回避処理は、制御部22の動作中において予め設定された実行周期(例えば、50ms)毎に繰り返し実行される。
図2に示すように、制御部22は、衝突回避処理を開始すると、まずS10にて、レーダ装置4による検出結果に基づいて、前方物体が存在しているか否かを判定する。制御部22は、S10にて、前方物体が存在していないと判定した場合には、当該衝突回避処理を一旦終了する。
また、制御部22は、S10にて、前方物体が存在していると判定した場合には、S20に進み、前方物体と自車両とが衝突する可能性(以下、自車両衝突可能性)があるか否かを判定する。
ここで、例えば図3に示すように、走行中の自車両MCの前方で自転車BCが自車両MCの左側から飛び出そうとしている状況を用いて、自車両衝突可能性があるか否かを判定する方法を説明する。
まず、図4に示すように、自車両の前後方向をY軸とし、自車両の前後方向に対して垂直な方向をX軸とし、更に、自車両の前端中央部を原点Oとする二次元直交座標系を設定する。原点Oの座標は「(0,0)」とする。
自車両の全幅をWとし、自車両の全長をLとすると、座標が「(W/2,0)」である点P1と、座標が「(W/2,−L)」である点P2と、座標が「(−W/2,0)」である点P3と、座標が「(−W/2,−L)」である点P4とを頂点とする長方形RSが、自車両が存在している範囲となる。
そして、前回の衝突回避処理の実行時におけるレーダ装置4による検出結果と、今回の衝突回避処理の実行時におけるレーダ装置4による検出結果とに基づいて、自転車BCの右端部と左端部における相対速度ベクトルを算出する。尚、図4の例において、自転車BCの右端部は、自転車BCの前端部であり、自転車BCの左端部は、自転車BCの後端部である。例えば、前回の衝突回避処理の実行時における自転車BCの右端部と左端部の位置をそれぞれ点P11と点P12とする。また、今回の衝突回避処理の実行時における自転車BCの右端部と左端部の位置をそれぞれ点P13と点P14とする。この場合に、自転車BCの右端部における相対速度ベクトルV1は、点P13の座標値から点P11の座標値を減算することにより算出される。同様に、自転車BCの左端部における相対速度ベクトルV2は、点P14の座標値から点P12の座標値を減算することにより算出される。
そして、制御部22は、自転車BCの右端部の今回位置を示す点P13を起点とした相対速度ベクトルV1の延長線EL1に、自車両が存在している範囲を示す長方形RSが位置している場合に、自車両衝突可能性があると判断する。
具体的には、まず、制御部22は、自転車BCの右端部を起点とした相対速度ベクトルV1の延長線EL1と、X軸との交点を算出する。
自転車BCの右端部(すなわち、点P13)の座標を「(x1,y1)」とし、相対速度ベクトルV1の傾きをaとすると、延長線EL1は下式(1)で表される。尚、「a=dy/dx」である。
y = a×(x−x1) + y1 …(1)
このため、下式(2)で示すように、式(1)において「y=0」としたときのxの値が、X軸との交点のx座標値である。
0 = a×(x−x1) + y1 …(2)
そして、式(2)より、X軸との交点のx座標値は、下式(3)で表される。
x = −y1/a + x1 …(3)
このX座標値が、−W/2より大きく且つ+W/2より小さい範囲内である場合に、制御部22は、自車両衝突可能性があると判断する。そして、制御部22は、自転車BCの右端部(すなわち、点P13)と、自車両MC(すなわち、長方形RS)との交点との間の距離(以下、右端部衝突距離)d1を、下式(4)により算出する。
d1 = {y1 + (y1/a)−1/2
= (1+1/a−1/2×y1 …(4)
更に、制御部22は、自転車BCの右端部を起点とした相対速度ベクトルV1の延長線EL1と、長方形RSの左辺との交点を算出する。
下式(5)で示すように、式(1)において「x=−W/2」としたときのyの値が、長方形RSの左辺との交点のy座標値である。
y = a×(−W/2−x1) + y1 …(5)
このy座標値が、−Lより大きく且つ0より小さい範囲内である場合に、制御部22は、自車両衝突可能性があると判断する。そして、制御部22は、この場合の右端部衝突距離d1を、下式(6)により算出する。
d1=[(x1+w/2)+{2×y1+a(w/2−x1)}−1/2 …(6)
次に、制御部22は、自転車BCの左端部を起点とした相対速度ベクトルV2の延長線EL2についても、延長線EL1と同様にして、X軸との交点と、長方形RSの左辺との交点とを算出することにより、車両衝突可能性を判断する。そして、制御部22は、車両衝突可能性があると判断した場合には、延長線EL1と同様にして、自転車BCの左端部(すなわち、点P14)と、自車両MCとの交点との間の距離d2(以下、左端部衝突距離d2)を算出する。尚、図4では、点P14の座標を「(x2,y2)」としている。
また、制御部22は、自車両衝突可能性があると判断した場合には、図5に示すように、延長線EL1,EL2と長方形RSとが交差しないようにするためにX軸方向に沿って長方形RSを移動させる移動量(以下、横方向回避量)Xaを算出する。
そして、制御部22は、S20の処理が終了すると、図2に示すように、S30にて、S20での判定結果に基づいて、自車両衝突可能性があるか否かを判断する。制御部22は、S30にて、自車両衝突可能性がないと判定した場合には、当該衝突回避処理を一旦終了する。
一方、制御部22は、S30にて、自車両衝突可能性があると判定した場合には、S40に進み、衝突予測時間TTCを算出する。尚、TTCは、「Time To Collision」の略である。
ここで、例えば図3に示すように、走行中の自車両MCの前方で自転車BCが自車両MCの左側から飛び出そうとしている状況を用いて、衝突予測時間を算出する方法を説明する。
まず、制御部22は、図4に示すように、右端部衝突距離d1と、左端部衝突距離d2と、中央部衝突距離d3を算出する。尚、右端部衝突距離d1と左端部衝突距離d2は、S20の処理で既に算出されている。中央部衝突距離d3は、図4において点P15で示される自転車BCの中央部と、自車両MC(すなわち、長方形RS)との交点との間の距離である。制御部22は、S40では、右端部衝突距離d1および左端部衝突距離d2と同様の方法で中央部衝突距離d3を算出する。
更に、制御部22は、自転車BCの速度Vを下式(7)で算出する。
= {(dx/dt)+(dy/dt)−1/2 …(7)
そして、制御部22は、自転車BCの右端部の衝突予測時間TTC1と、自転車BCの左端部の衝突予測時間TTC2と、自転車BCの中央部の衝突予測時間TTC3を、それぞれ、下式(8),(9),(10)で算出する。
TTC1 = d1/V …(8)
TTC2 = d2/V …(9)
TTC3 = d3/V …(10)
そして、制御部22は、衝突予測時間TTC1,TTC2,TTC3の中で最も小さいものを、衝突予測時間TTCとして採用する。
そして、制御部22は、S40の処理が終了すると、図2に示すように、S50にて、衝突予測時間TTCと、自車両の走行速度(以下、自車速)Vとに基づいて、回避動作の判定を行う。
具体的には、図6に示すように、衝突予測時間TTCと自車速Vに基づいて、制動回避領域R1と、制動/操舵回避領域R2と、軽減領域R3と、無支援領域R4とに分類される。制動回避領域R1は、制動装置16により衝突を回避する領域R1である。尚、衝突を回避するとは、詳しくは、前方物体と自車両との衝突を回避することである。また、衝突を回避することを、衝突回避、あるいは単に、回避するともいう。制動/操舵回避領域R2は、操舵装置12と制動装置16により衝突を回避する領域R2である。軽減領域R3は、制動装置16により衝突被害を軽減する領域R3である。無支援領域R4は、衝突回避装置1による回避支援を実行しない領域R4である。
領域R1,R2,R3,R4は、制動回避限界時間T1、通常制動回避下限時間T2、操舵回避限界時間T3および通常操舵回避下限時間T4により予め決定される。
制動回避限界時間T1は、制動装置16を作動させることにより衝突を回避することができる最小の衝突予測時間であり、前方物体との相対速度に比例している。すなわち、衝突予測時間TTCが制動回避限界時間T1未満である状況下で運転者がブレーキ操作を開始した場合には、ブレーキ操作のみで衝突を回避することができない。
通常制動回避下限時間T2は、衝突を回避するために自車両の運転者がブレーキ操作を開始する最小の衝突予測時間であり、前方物体との相対速度に比例している。
操舵回避限界時間T3は、ステアリング操作により衝突を回避することができる最小の衝突予測時間であり、前方物体との相対速度に依存しない一定値である。すなわち、衝突予測時間TTCが操舵回避限界時間T3未満である状況下で運転者がステアリング操作を開始した場合には、ステアリング操作のみで衝突を回避することができない。
通常操舵回避下限時間T4は、衝突を回避するために自車両の運転者がステアリング操作を開始する最小の衝突予測時間であり、前方物体との相対速度に依存しない一定値である。
そして、制動回避領域R1は、制動回避限界時間T1以上であり、且つ、通常制動回避下限時間T2未満であり、且つ、通常操舵回避下限時間T4未満である領域である。
制動/操舵回避領域R2は、制動回避限界時間T1未満であり、且つ、操舵回避限界時間T3以上であり、且つ、通常操舵回避下限時間T4未満である領域である。
軽減領域R3は、制動回避限界時間T1未満であり、且つ、操舵回避限界時間T3未満である領域である。
無支援領域R4は、領域R1,R2,R3以外の領域である。
制御部22は、S50では、衝突予測時間TTCと自車速Vに基づいて、現時点における自車両の状況が、制動回避領域R1または軽減領域R3に含まれている場合に、制動により回避する状況であると判定する。また、制御部22は、現時点における自車両の状況が、制動/操舵回避領域R2に含まれている場合に、制動と操舵により回避する状況であると判定する。また、制御部22は、現時点における自車両の状況が、無支援領域R4に含まれている場合に、回避動作を行わない状況であると判定する。
制御部22は、S50の処理が終了すると、図2に示すように、S60にて、S50での判定結果に基づいて、操舵により回避する状況であるか否かを判断する。
制御部22は、S60にて、操舵により回避する状況でないと判定した場合には、そのままS110に移行するが、S60にて、操舵により回避する状況であると判定した場合には、S70に進む。
制御部22は、S70では、外気温が所定値TL以下か否かを判定する。具体的には、外気温センサ31によって検出された外気温を取得し、その外気温が所定値TL以下か否かを判定する。そして、制御部22は、S70では、外気温が所定値TL以下と判定した場合に、低摩擦状況であると判定する。低摩擦状況とは、自車両が走行している道路の路面摩擦係数が小さくなる状況のことである。尚、操舵によって自車両の進行方向を想定通りに変更可能な路面摩擦係数の最小値を、最小μとすると、所定値TLは、路面の積雪や凍結等により路面摩擦係数が最小μになると考えられる外気温と同じ値か、あるいは、その外気温よりも低い温度の値に設定されている。例えば、所定値TLは−7℃である。
制御部22は、S70の処理が終了すると、S80にて、S70での判定結果に基づいて、外気温が所定値TL以下か否かを判定し、外気温が所定値TL以下であると判定した場合、すなわち、低摩擦状況であると判定した場合には、そのままS110に移行する。この場合、後述するS100の処理が禁止されることとなる。
また、制御部22は、S80にて、外気温が所定値TL以下でないと判定した場合には、S90に進み、予め設定された操舵回避不適切条件が成立したか否かを判定する。この操舵回避不適切条件は、例えば、走行中の道路の前方において道路の周辺に住居が存在していること、走行中の道路の前方において道路と道路以外との間で高低差が大きいことである。このS90では、例えば、ナビゲーション装置5から取得した道路地図データを用いて、操舵回避不適切条件が成立したか否かを判断する。
制御部22は、S90にて、操舵回避不適切条件が成立していると判定した場合には、そのままS110に移行する。
また、制御部22は、S90にて、操舵回避不適切条件が成立していないと判定した場合には、S100に進む。
そして、制御部22は、S100では、衝突回避のために操舵装置12により自車両の進行方向を変更させる自動操舵の制御として、衝突回避操舵制御を実施し、その後、S110に進む。S100の衝突回避操舵制御では、具体的には、操舵装置12を制御して自車両を衝突予測時間TTCで横方向に横方向回避量Xaだけ移動させる。また、操舵装置12の制御は、ステアリングECU2を介して実施されるが、操舵装置12は、衝突回避装置1からの制御信号によって直接的に制御されるように構成されていても良い。
制御部22は、S110では、S50での判定結果に基づいて、制動により回避する状況であるか否かを判断する。制御部22は、S110にて、制動により回避する状況でないと判定した場合には、当該衝突回避処理を一旦終了する。
また、制御部22は、S110にて、制動により回避する状況であると判定した場合には、S120に進む。
制御部22は、S120では、衝突回避のために制動装置16により自車両の走行速度を低減させる自動制動の制御として、衝突回避制動制御を実施し、その後、当該衝突回避処理を一旦終了する。S120の衝突回避制動制御では、具体的には、制動装置16を制御して、予め設定された減速度で自車両を制動させる。制動装置16の制御は、ブレーキECU3を介して実施されるが、制動装置16は、衝突回避装置1からの制御信号によって直接的に制御されるように構成されていても良い。
[1−3.効果]
第1実施形態の衝突回避装置1によれば、以下の効果を奏する。
(1a)制御部22は、レーダ装置4により前方物体が検出された場合に、衝突予測時間TTCと自車速Vに基づいて、操舵により回避する状況であると判定した場合に、S100の衝突回避操舵制御により自車両の進行方向を変更させる。
但し、制御部22は、衝突回避操舵制御を実施する前のS70にて低摩擦状況であると判定した場合には、衝突回避操舵制御の実施、すなわち自動操舵の実施を禁止する。よって、路面摩擦係数が前述の最小μよりも小さくなる状況において、自動操舵の実施を禁止することができる。このため、自動操舵が実施されることで衝突回避性能がかえって低下してしまうことを防止することができる。
(1b)制御部22は、S70では、外気温が所定値TL以下か否かを判定し、外気温が所定値TL以下と判定した場合に、低摩擦状況であると判定する。このため、低摩擦状態か否かの判定を簡単に実施することができる。
(1c)制御部22は、所定値TL以下か否かを判定する判定対象の外気温として、自車両に備えられた外気温センサ31により検出された外気温を用いる。このため、外気温が所定値TL以下か否かの判定精度を向上させることができる。例えば、制御部22は、判定対象の外気温を、自車両外の地上の設備から無線通信等によって取得するように構成されても良いが、外気温センサ31による検出結果を判定対象とする方が、一層確かな判定結果を得ることができる。
(1d)制御部22は、レーダ装置4により前方物体が検出された場合に、衝突予測時間TTCと自車速Vに基づいて、制動により回避する状況であると判定した場合に、S120の衝突回避制動制御により自車両の走行速度を低減させる。そして、S120の衝突回避制動制御、すなわち自動制動は、S70の判定結果に拘わらず実施される。このため、自車両衝突可能性がある場合に、自動制動は解除されることがなく、自車両を可能な限り減速させることができる。
尚、第1実施形態において、レーダ装置4は、検出部に相当する。また、制御部22は、自動操舵部、状況判定部、禁止部及び自動制動部の夫々として機能する。そして、S60,S100は、自動操舵部としての処理に相当し、S70は、状況判定部としての処理に相当し、S80は、禁止部としての処理に相当し、S110,S120は、自動制動部としての処理に相当する。また、衝突予測時間TTCと自車速Vが、図6の領域R2に含まれていることが、操舵実施条件に相当する。また、衝突予測時間TTCと自車速Vが、図6の領域R1,R2,R3の何れかに含まれていることが、制動実施条件に相当する。
[2.第2実施形態]
[2−1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。尚、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
第2実施形態の衝突回避装置1は、第1実施形態と比較すると、制御部22が、図2の衝突回避処理に代えて、図7の衝突回避処理を実行する点が異なる。
そして、図7の衝突回避処理は、図2の衝突回避処理と比較すると、S70,S80に代えて、S75,S85を備える点が異なる。
図7に示すように、制御部22は、S60にて、操舵により回避する状況であると判定した場合には、S75に進む。
制御部22は、S75では、自車両の現在位置において降雪があることを示す降雪情報(以下、自車位置降雪情報)を取得したか否かを判定する。そして、制御部22は、S77では、自車位置降雪情報を取得したと判定した場合に、低摩擦状況であると判定する。
尚、自車位置降雪情報としては、例えば、自車両が存在する市、町、村等の所定の単位地域について降雪があることを示す降雪情報で良い。また、降雪情報は、地上の放送局等の情報提供施設から無線で送信されたものが、ナビゲーション装置5によって受信される。そして、制御部22は、その受信された降雪情報を、ナビゲーション装置5から通信線6を介して取得する。ナビゲーション装置5から衝突回避装置1へは、受信された降雪情報のうち、自車位置降雪情報だけが送信されても良いし、受信された全ての降雪情報が送信されても良い。
制御部22は、S75の処理が終了すると、S85にて、S75での判定結果に基づいて、自車位置降雪情報を取得したか否かを判定し、自車位置降雪情報を取得したと判定した場合、すなわち、低摩擦状況であると判定した場合には、そのままS110に移行する。この場合、S100の処理が禁止されることとなる。また、制御部22は、S85にて、自車位置降雪情報を取得していないと判定した場合には、S90に進む。
[2−2.効果]
第2実施形態の衝突回避装置1では、制御部22が、自車位置降雪情報を取得した場合に、低摩擦状況であると判定して、自動操舵の実施を禁止する。このため、上記(1a)で述べた効果と同じ効果が得られる。更に、第1実施形態と同様に、低摩擦状態か否かの判定を簡単に実施することができる。また、上記(1d)で述べた効果も得られる。
尚、第2実施形態では、S75が、状況判定部としての処理に相当し、S85が、禁止部としての処理に相当する。
[3.変形例]
以下に変形例を説明するが、この変形例も、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、相違点について以下に説明する。また、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
路面摩擦係数が小さい場合以外にも、例えば、操舵装置12を動作させるアクチュエータ、すなわちステアリングアクチュエータ13の出力が制限されている状況では、自動操舵によって自車両の進行方向を想定通りに変更することができない可能性がある。このため、ステアリングアクチュエータ13の出力が制限されている状況においては、自動操舵が実施されることで、衝突回避性能がかえって低下してしまう可能性がある。
そこで、変形例の衝突回避装置1は、第1実施形態と比較すると、制御部22が、図2の衝突回避処理に代えて、図8の衝突回避処理を実行する点が異なる。
そして、図8の衝突回避処理は、図2の衝突回避処理と比較すると、S70,S80に代えて、S77,S87を備える点が異なる。
図8に示すように、制御部22は、S60にて、操舵により回避する状況であると判定した場合には、S77に進む。
制御部22は、S77では、ステアリングアクチュエータ13について、出力制限状態であるか否かを判定する。
例えば、ステアリングECU2は、ステアリングアクチュエータ13の温度を監視しており、その温度が規定値以上になると、温度上昇を防止するために、アクチュエータ13の出力を制限する動作モード(以下、出力制限モード)に移行する。そして、ステアリングECU2は、出力制限モードになると、衝突回避装置1へ、過熱保護による出力制限情報を送信する。このため、制御部22は、ステアリングECU2から出力制限情報を取得した場合に、出力制限状態であると判定する。
また、ステアリングアクチュエータ13の動力源は自車両のバッテリ電圧であるため、バッテリ電圧が所定値以下の場合にも、ステアリングアクチュエータ13は100%の力を出力することができない。つまり、ステアリングアクチュエータ13は出力制限状態となる。このため、制御部22は、バッテリ電圧が所定値以下であると判定した場合にも、出力制限状態であると判定する。尚、制御部22は、出力制限情報に基づく判定と、バッテリ電圧に基づく判定との、一方だけを行うようになっていても良い。
制御部22は、S77の処理が終了すると、S87にて、S77での判定結果に基づいて、ステアリングアクチュエータ13が出力制限状態であるか否かを判定する。そして、ステアリングアクチュエータ13が出力制限状態であると判定した場合には、そのままS110に移行する。この場合、S100の処理(すなわち、自動操舵)が禁止されることとなる。また、制御部22は、S87にて、ステアリングアクチュエータ13が出力制限状態ではないと判定した場合には、S90に進む。
以上のような変形例の衝突回避装置1によっても、自動操舵が実施されることで衝突回避性能がかえって低下してしまうことを防止することができる。また、上記(1d)で述べた効果も得られる。
[4.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
例えば、前方物体を検出する検出部としては、レーダ装置4に限らず、ソナーやカメラ等の物体検出装置であっても良い。
また、上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしても良い。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしても良い。また、上記実施形態の構成の一部を省略しても良い。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換しても良い。尚、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
また、上述した衝突回避装置の他、当該衝突回避装置を構成要素とするシステム、当該衝突回避装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、衝突回避方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…衝突回避装置、4…レーダ装置、12…操舵装置

Claims (4)

  1. 走行中の自車両の前方に存在する物体である前方物体と前記自車両とが衝突するのを回避するために前記自車両を制御する衝突回避装置(1)であって、
    前記前方物体を検出する検出部(4)と、
    前記検出部により前記前方物体が検出された場合において、前記自車両の進行方向を変更させる必要がある状況であることを示す操舵実施条件が成立すると、前記前方物体と前記自車両との衝突を回避するために前記自車両の操舵装置(12)を制御して前記自車両の進行方向を変更させる自動操舵部(S60,S100)と、
    バッテリ電圧を動力源として前記操舵装置を動作させるためのアクチュエータ(13)が、当該アクチュエータの出力が制限されている出力制限状態であるか否かを判定する判定部(S77)と、を備え、
    前記判定部は、前記アクチュエータの温度が規定値以上になって前記アクチュエータを駆動する装置が前記アクチュエータの出力を制限する動作モードである出力制限モードになっている場合に、前記アクチュエータが前記出力制限状態であると判定するように構成され、
    更に、当該衝突回避装置は、
    前記判定部により前記出力制限状態であると判定された場合に、前記前方物体と前記自車両との衝突を回避するために前記自動操舵部が前記操舵装置を制御することを禁止する禁止部(S87)を備える、
    衝突回避装置。
  2. 走行中の自車両の前方に存在する物体である前方物体と前記自車両とが衝突するのを回避するために前記自車両を制御する衝突回避装置(1)であって、
    前記前方物体を検出する検出部(4)と、
    前記検出部により前記前方物体が検出された場合において、前記自車両の進行方向を変更させる必要がある状況であることを示す操舵実施条件が成立すると、前記前方物体と前記自車両との衝突を回避するために前記自車両の操舵装置(12)を制御して前記自車両の進行方向を変更させる自動操舵部(S60,S100)と、
    バッテリ電圧を動力源として前記操舵装置を動作させるためのアクチュエータ(13)が、当該アクチュエータの出力が制限されている出力制限状態であるか否かを判定する判定部(S77)と、を備え、
    前記判定部は、前記バッテリ電圧が所定値以下である場合に、前記アクチュエータが前記出力制限状態であると判定するように構成され、
    更に、当該衝突回避装置は、
    前記判定部により前記出力制限状態であると判定された場合に、前記前方物体と前記自車両との衝突を回避するために前記自動操舵部が前記操舵装置を制御することを禁止する禁止部(S87)を備える、
    衝突回避装置。
  3. 請求項に記載の衝突回避装置であって、
    前記アクチュエータを駆動する装置は、前記アクチュエータの温度が前記規定値以上になると、前記アクチュエータの過熱保護のために、前記出力制限モードになるように構成されている、
    衝突回避装置。
  4. 請求項1ないし請求項の何れか1項に記載の衝突回避装置であって、
    前記検出部により前記前方物体が検出された場合において、前記自車両を制動させる必要がある状況であることを示す制動実施条件が成立すると、前記自車両の制動装置(16)を制御して前記自車両の走行速度を低減させる自動制動部(S110,S120)、を更に備え、
    前記自動制動部は、前記制動実施条件が成立した場合には、前記判定部の判定結果に拘わらず、前記制動装置の制御を実施するように構成されている、
    衝突回避装置。
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