JP6879330B2 - 目標未達情報提示システム及び目標未達情報提示プログラム - Google Patents
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Description
図1に示すように、本開示の一実施形態に係る目標未達情報提示システム1は、コンピュータA〜Cと、制御部2と、記憶部3と、を備えている。
(2−1)入力端末
コンピュータAは、帳票入力部4を有している。帳票入力部4は、所定のテーマに関する案件の実績データとなる帳票を入力する。帳票は、種々のテーマに対して、任意に設定される。例えば、テーマが不具合対応期間の短縮の場合、図2に示すように、クレーム対応帳票が用いられる。別の例として、テーマが開発コストの低減の場合、開発プロセス管理帳票が用いられる。別の例として、テーマがサービス長期対応案件の削減の場合、サービス対応帳票が用いられる。
コンピュータCは、表示部7を有している。表示部7は、制御部2から提示された目標未達に関する情報を表示する。目標未達とは、実績データが、所定のテーマに対して設定された数値目標を満たさないことを言う。表示部7は、情報を表示するものである。本実施形態の表示部7は、コンピュータの画面であるが、表示部7は、情報のデータ、情報を出力した紙などであってもよい。
(2−3−1)施策情報記憶部
施策情報記憶部31は、未達を是正するための施策実施日を記憶する。本実施形態の施策情報記憶部31は、コンピュータBの施策実施日入力部5で入力された施策実施日を記憶する。
帳票記憶部32は、図2に示すような帳票を記憶する。本実施形態の帳票記憶部32は、コンピュータAの帳票入力部4で入力された帳票を記憶する。帳票記憶部32は、異なる複数のテーマに関する帳票のそれぞれを記憶することもできる。
(2−4−1)目標設定部
目標設定部は、所定のテーマに対して数値目標を設定する。本実施形態では、テーマを不具合対応期間の短縮とし、数値目標を7日とする。
データ取得部22は、所定のテーマに関する複数の案件の実績データを取得する。データ取得部22は、帳票記憶部32に記憶されている帳票を読み出して、所定のテーマに関する帳票を選択することにより、実績データを取得する。本実施形態では、テーマが不具合対応期間の短縮なので、データ取得部22は、図2に示すようなクレーム対応帳票を選択する。
選択取得部24は、入力相装置の期間選択部6で入力された実績データの抽出期間を取得する。
情報提示部23は、数値目標及び実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示する。情報提示部23により生成される情報は、第1情報と、第2情報と、を含む。第1情報は、数値目標に達しなかった未達案件の数に関する。第2情報は、数値目標に対する未達度合いに関する。
図1〜図4を参照して、一実施形態に係る目標未達情報提示プログラムを説明する。目標未達情報提示プログラムは、サーバS(コンピュータ)に目標未達情報の提示を実行させるプログラムである。図4に示される処理は、予め目標未達情報プログラムがサーバSの記憶装置に格納されており、サーバSのCPUが当該プログラムを読み出して実行することにより実現される。
まず、図4に示すように、所定のテーマに対して数値目標を設定する(ステップS10)。このステップS10では、目標設定部21により数値目標を例えば7日と設定する。
次に、テーマに関する複数の案件の実績データを取得する(ステップS20)。このステップS20では、帳票入力部4で入力された帳票を記憶している帳票記憶部32から、所定のテーマに関する帳票を選択して、その帳票に記載の実績データを取得する。
次に、数値目標及び実績データから、目標未達に関する情報を生成する(ステップS30)。ステップS30では、数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、を含む情報を生成する。
次に、生成した情報をコンピュータCに提示する(ステップS40)。ステップS40では、情報提示部23により、図3に示すような画面を表示部7に表示させる。
本実施形態の目標未達情報提示システム1では、情報提示部23により、未達案件の数に関する第1情報と、未達度合いに関する第2情報とを提示することができる。このため、第1情報に基づいて未達案件の数から原因を分析できるとともに、第2情報に基づいて未達度合いから原因を分析できる。すなわち、複数の視点で原因を分析することができる。
(5−1)変形例A
上述した実施形態では、サーバと端末(コンピュータA〜C)とが社内ネットワークによって接続されているが、目標未達情報提示システムはこれに限定されない。目標未達情報提示システムの制御部2及び記憶部3は、端末を使うユーザがインターネット等を介してアクセス可能な遠隔サーバに搭載されてもよい。この場合、ユーザは、端末であるコンピュータの入力部からブラウザを介して、目標未達情報提示システムを利用する。
目標未達情報提示システム1は、1つのテーマに対して目標未達に関する情報を提示してもよく、複数のテーマのそれぞれに対して目標未達に関する情報を提示してもよい。後者の場合、情報提示部23は、図5に示すように、複数のテーマの一覧を表示する。図5には、テーマとして、不具合対応ワークフロー期間の短縮、サービス対応指示の迅速化、不具合対応期間の短縮、個別受注品の開発コスト削減、及び、サービス長期対応案件の削減、が例示されている。それぞれ、目標値として、7日、1時間以下、7日以内に完了、100万円以下、及び、10件以下、の例が図5に示されている。
以上、本開示の実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された本開示の趣旨及び範囲から逸脱することなく、形態や詳細の多様な変更が可能なことが理解されるであろう。
2 :制御部
3 :記憶部
4 :帳票入力部
5 :施策実施日入力部
6 :期間選択部
7 :表示部
21 :目標設定部
22 :データ取得部
23 :情報提示部
24 :選択取得部
31 :施策情報記憶部(記憶部)
32 :帳票記憶部
Claims (14)
- 所定のテーマに対して数値目標を設定する目標設定部(21)と、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するデータ取得部(22)と、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示する情報提示部(23)と、
を備え、
前記情報提示部(23)により生成される情報は、
前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、
前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、
を含み、
前記情報提示部(23)は、前記第1情報及び前記第2情報の少なくとも一方の推移を提示する、目標未達情報提示システム。 - 所定のテーマに対して数値目標を設定する目標設定部(21)と、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するデータ取得部(22)と、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示する情報提示部(23)と、
を備え、
前記情報提示部(23)により生成される情報は、
前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、
前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、
を含み、
未達を是正するための施策実施日を記憶する記憶部(31)をさらに備え、
前記情報提示部(23)は、前記記憶部(31)から前記施策実施日を読み出して、前記施策実施日を基準とした前記情報を提示する、目標未達情報提示システム。 - 所定のテーマに対して数値目標を設定する目標設定部(21)と、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するデータ取得部(22)と、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示する情報提示部(23)と、
を備え、
前記情報提示部(23)により生成される情報は、
前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、
前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、
を含み、
前記情報提示部(23)は、前記第2情報として、前記未達案件における前記数値目標と実績値との差分の合計値を生成して提示する、目標未達情報提示システム。 - 所定のテーマに対して数値目標を設定する目標設定部(21)と、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するデータ取得部(22)と、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示する情報提示部(23)と、
を備え、
前記情報提示部(23)により生成される情報は、
前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、
前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、
を含み、
前記情報提示部(23)は、前記第2情報として、前記未達案件における前記数値目標と実績値との差分の平均値を生成して提示する、目標未達情報提示システム。 - 所定のテーマに対して数値目標を設定する目標設定部(21)と、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するデータ取得部(22)と、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示する情報提示部(23)と、
を備え、
前記情報提示部(23)により生成される情報は、
前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、
前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、
を含み、
前記情報提示部(23)は、前記第2情報として、前記未達度合いを示す箱ひげ図を生成して提示する、目標未達情報提示システム。 - 前記情報提示部(23)は、前記第2情報として、前記未達案件における前記数値目標と実績値との差分を生成して提示する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の目標未達情報提示システム。
- 前記実績データは、複数の項目を有し、
前記情報提示部(23)は、前記項目別に前記情報を生成して提示する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の目標未達情報提示システム。 - 前記情報提示部(23)で生成する前記情報となる前記実績データの抽出期間を選択する期間選択部(6)をさらに備える、請求項1〜7のいずれか1項に記載の目標未達情報提示システム。
- 前記情報提示部(23)は、前記第1情報及び前記第2情報を同時に提示する、請求項1〜8のいずれか1項に記載の目標未達情報提示システム。
- コンピュータに目標未達情報の提示を実行させるためのプログラムであって、
所定のテーマに対して数値目標を設定するステップと、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するステップと、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示するステップと、
を備え、
前記生成して提示するステップでは、前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、を含む前記情報を生成して、前記第1情報及び前記第2情報の少なくとも一方の推移を提示する、目標未達情報提示プログラム。 - コンピュータに目標未達情報の提示を実行させるためのプログラムであって、
所定のテーマに対して数値目標を設定するステップと、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するステップと、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示するステップと、
を備え、
前記生成して提示するステップでは、前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、を含む前記情報を生成し、未達を是正するための施策実施日を記憶する記憶部(31)から前記施策実施日を読み出して、前記施策実施日を基準とした前記情報を提示する、目標未達情報提示プログラム。 - コンピュータに目標未達情報の提示を実行させるためのプログラムであって、
所定のテーマに対して数値目標を設定するステップと、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するステップと、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示するステップと、
を備え、
前記生成して提示するステップでは、前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、を含む前記情報を生成し、前記第2情報として、前記未達案件における前記数値目標と実績値との差分の合計値を生成して提示する、目標未達情報提示プログラム。 - コンピュータに目標未達情報の提示を実行させるためのプログラムであって、
所定のテーマに対して数値目標を設定するステップと、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するステップと、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示するステップと、
を備え、
前記生成して提示するステップでは、前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、を含む前記情報を生成し、前記第2情報として、前記未達案件における前記数値目標と実績値との差分の平均値を生成して提示する、目標未達情報提示プログラム。 - コンピュータに目標未達情報の提示を実行させるためのプログラムであって、
所定のテーマに対して数値目標を設定するステップと、
前記テーマに関する複数の案件の実績データを取得するステップと、
前記数値目標及び前記実績データから、目標未達に関する情報を生成して提示するステップと、
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前記生成して提示するステップでは、前記数値目標に達しなかった未達案件の数に関する第1情報と、前記数値目標に対する未達度合いに関する第2情報と、を含む前記情報を生成し、前記第2情報として、前記未達度合いを示す箱ひげ図を生成して提示する、目標未達情報提示プログラム。
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