JP2019164398A - 在庫管理システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】商品ごとに売上の推移に合わせた適切な在庫管理を行うことができる在庫管理システムおよびプログラムを提供する。【解決手段】在庫管理システム200は、算出基礎期間における商品の売上数量の時系列データを複数の期間T1〜T4に分割する。在庫管理システム200は、算出基礎期間全体における売上数量の平均値AVEallと、第1の期間T1における売上数量の平均値AVEmaxと、第2の期間T3における売上数量の平均値AVEminと、算出基礎期間における最新の売上数量Zrecとに基づき、基準期間を期間T2に決定する。在庫管理システム200は、期間T2における売上数量に基づき、安全在庫数を算出する。【選択図】図4

Description

本発明は在庫管理システムおよびプログラムに関する。
様々な在庫管理システムが公知である。一般的なシステムでは、「適正在庫数」、「発注点」、「発注ロット」等の数値をユーザから受け取り、これらの数値に基づいて動作する。
特許文献1には、在庫に応じて商品の発注タイミング等を決定するシステムが記載されている。このシステムは、売上の季節変動を考慮することができる。
特開平11−296611
しかしながら、従来のシステムでは、商品ごとに売上の推移に合わせた適切な在庫管理を行うことができないという問題があった。
たとえば、適正在庫数等を人間が入力するシステムでは、適切な数値を設定するのが困難であり、また、設定された数値が適切かどうかの確からしさがない。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、商品ごとに売上の推移に合わせた適切な在庫管理を行うことができる在庫管理システムおよびプログラムを提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る在庫管理システムは、
算出基礎期間における商品の売上数量の時系列データを、複数の期間に分割する機能と、
前記算出基礎期間全体における売上数量の平均値と、第1の期間における売上数量の平均値と、第2の期間における売上数量の平均値と、前記算出基礎期間における最新の売上数量とに基づき、基準期間を決定する、基準期間決定機能と、
前記基準期間における売上数量に基づき、安全在庫数を算出する機能と
を備える。
特定の態様によれば、
前記第1の期間は、すべての期間のうち売上数量の平均値を最大とする期間であり、
前記第2の期間は、すべての期間のうち売上数量の平均値を最小とする期間である。
特定の態様によれば、
前記基準期間決定機能は、
前記算出基礎期間全体における売上数量の平均値AVEallと、
前記第1の期間における売上数量の平均値AVEmaxと、
前記第2の期間における売上数量の平均値AVEminと、
前記算出基礎期間における最新の売上数量Zrecとについて、
AVEmax<Zrecである場合には、前記第1の期間を基準期間と決定し、
AVEall<Zrec<AVEmaxである場合には、Zrecより大きい平均値のうち最小のものに対応する期間を基準期間と決定し、
AVEmin<Zrec<AVEallである場合には、Zrecより小さい平均値のうち最大のものに対応する期間を基準期間と決定し、
Zrec<AVEminである場合には、前記第2の期間を基準期間と決定する
機能である。
特定の態様によれば、前記安全在庫数は、前記基準期間における売上数量の平均値と、前記基準期間における売上数量の標準偏差または分散とに基づいて算出される。
特定の態様によれば、前記安全在庫数と、発注間隔と、発注リードタイムと、現在の在庫数とに基づき、発注すべき数量を算出する機能をさらに備える。
また、この発明に係るプログラムは、コンピュータを、上述のシステムとして機能させる。
この発明によれば、複数の期間それぞれにおける売上数量を考慮し、在庫管理の基準とすべき基準期間を決定することができるので、商品ごとの推移に合わせたより適切な在庫管理が可能となる。
本発明の実施の形態1に係る在庫管理システムの構成の例を示す図である。 図1の売上情報の構成の例を示す図である。 売上推移パターンの例を示す図である。 図1の在庫管理システムの動作の一例を説明するフローチャートである。 図2の時系列データを6期間に分割した場合の例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1に係る在庫管理システム200の構成の例を示す。在庫管理システム200は、公知のコンピュータとしての構成を有し、演算等の処理を行うプロセッサ910と、情報を格納する記憶装置920とを備える。プロセッサ910はたとえばCPU(中央処理装置)であり、記憶装置920はたとえばメモリおよび補助記憶装置を含む。メモリの一部が、情報を記憶する記憶部を構成してもよい。
プロセッサ910はより詳細な内部構造を有してもよく、たとえば(とくに図示しないが)データ送受信部および計算実行部を備えてもよい。
記憶装置920は売上情報11を格納する。また、記憶装置920は図示しないプログラムも格納しており、このプログラムが、コンピュータを在庫管理システム200として機能させる。
また、在庫管理システム200は、入力インタフェース930および出力インタフェース940を備える。入力インタフェース930は、たとえば、キーボードおよびマウス、ネットワークインタフェース等を含む。また、出力インタフェース940は、たとえば、液晶ディスプレイ、印刷装置、ネットワークインタフェース等を含む。
図2に、売上情報11の構成の例を示す。売上情報11は、ある期間における商品の売上数量の時系列データを含む。在庫管理システム200は、売上情報11に記録された売上数量の推移状況に基づき、売上推移パターンを決定して商品の安全在庫数を算出する。なお、図2には特定の商品の売上情報のみ示すが、複数種類の商品の売上情報を同様に含んでもよく、その場合には、在庫管理に係る処理は各商品について実行可能であってもよい。
図3に、売上推移パターンの例を示す。パターンP1は、売上が順調に増加しており、たとえばいわゆる「売れ筋商品」に対応するパターンであると考えることができる。同様に、パターンP2は「トレンド商品」に、パターンP3は「成熟商品」に、パターンP4は「トレンドが去りつつある商品」に、パターンP5は「一過性商品」に、パターンP6は「衰退商品」に、それぞれ対応するパターンであると考えることができる。
これらのパターンは、商品の売上数量を予測する際に重要である。たとえば、パターンP1またはP2を示す商品では、今後も大きな売上が見込めるので、過去に売上が比較的大きかった期間を基準として在庫管理を行うと好適であると考えることができる。
パターン3を示す商品では、売上が比較的安定しているが、今後売上が落ちる可能性も考えられる。パターン4を示す商品では、売上が落ち込んできており、今後さらに売上が落ちる可能性が考えられる。このため、パターンP3またはP4を示す商品では、過去に売上が中間程度であった期間を基準として在庫管理を行うと好適であると考えることができる。
パターンP5またはP6を示す商品では、今後、大きな売上は見込めないので、過去に売上が比較的小さかった期間を基準として在庫管理を行うと好適であると考えることができる。
なお、図3に示すようなパターン分類は絶対的なものではなく、また唯一のものでもない。これらのいずれにも該当しないパターンに対しても、本発明を適用して効果が得られる場合はある。
在庫管理システム200は、図2に示すような売上数量の時系列データに基づき、図3に示すようなパターンのいずれかを選択し、選択されたパターンに基づいて(より厳密には、選択されたパターンにおいて基準とすべき期間における売上数量に基づいて)在庫管理を行う機能を有する。
図4に、在庫管理システム200の動作の一例を説明するフローチャートを示す。まず在庫管理システム200は、ある算出基礎期間における商品の売上数量の時系列データを取得する(ステップS1)。「算出基礎期間」とは、安全在庫数を算出するための基準とすべき売上を含む特定の期間を意味し、実施の形態1では、算出基礎期間は2016年12月〜2017年11月の12ヶ月間に設定される。
次に、在庫管理システム200は、取得した時系列データ(すなわち算出基礎期間内の時系列データ)を複数の期間に分割する(ステップS2)。以下、本明細書において単に「期間」という場合には、この分割された各期間を意味する。たとえば2016年12月〜2017年11月の12ヶ月からなる算出基礎期間を、期間T1(2016年12月〜2017年2月)、期間T2(2017年3月〜5月)、期間T3(2017年6月〜8月)、期間T4(2017年9月〜11月)の合計4期間に分割する。たとえば2017年7月の売上数量は期間T3に分割されることになる。
次に、在庫管理システム200は、算出基礎期間と、分割された各期間について、売上数量の統計量を算出する(ステップS3)。算出される統計量は平均値を含む。図2の例では、平均値は以下のように計算される。
算出基礎期間全体:平均値AVEall=(106+80+84+60+54+40+47+42+34+39+45+50)/12=56.75
期間T1:平均値AVE1=(106+80+84)/3=90
期間T2:平均値AVE2=( 60+54+40)/3≒51.33
期間T3:平均値AVE3=( 47+42+34)/3=41
期間T4:平均値AVE4=( 39+45+50)/3≒44.67
次に、在庫管理システム200は、基準期間を決定する(ステップS4、基準期間決定機能)。基準期間とは、在庫管理の基準とすべき売上数量を含む期間を意味する。たとえば、今後大きな売上が見込める場合には、大きな売上数量を含む期間(図2の例で期間T1)とすると好適であり、逆に、今後大きな売上が見込めない場合には、小さな売上数量を含む期間(図2の例では期間T3)とすると好適であると言える。
基準期間は、ステップS3で算出された各統計量と、直近の売上数量(すなわち、算出基礎期間における最新の売上数量Zrec)とに基づいて決定される。図2の例ではZrecは2017年11月の売上数量に対応し、Zrec=50となる。基準期間の決定におけるこれらの値の参照方法はどのようなものであってもよいが、一例を以下に示す。
まず在庫管理システム200は、すべての期間のうち売上数量の平均値を最大(AVEmax)とするもの(第1の期間)と、すべての期間のうち売上数量の平均値を最小(AVEmin)とするもの(第2の期間)とを決定する。上述の例ではAVEmax=AVE1>AVE2>AVE4>AVE3=AVEminとなるので、第1の期間は平均値AVE1を与える期間T1となり、第2の期間は平均値AVE3を与える期間T3となる。
そして、在庫管理システム200は、AVEall,AVEmax,AVEmin,Zrecに基づき、次の判定処理により基準期間を決定する。
‐ケースA:AVEmax<Zrecである場合。この場合には、AVEmax=AVE1に対応する期間T1を基準期間と決定する。なお、この場合には、売上推移パターンは図3のパターンP1またはP2に対応すると考えることができる。
‐ケースB:AVEall<Zrec<AVEmaxである場合。この場合には、AVEallより大きい平均値のうち最小のものに対応する期間を基準期間と決定する。なお、この場合には、売上推移パターンは図3のパターンP3に対応すると考えることができる。たとえばAVEallより大きい平均値として、期間T2の平均値=60、期間T3の平均値=70および期間T4の平均値=80が該当した場合、その中で最小の平均値となる期間が基準期間となるので、期間T2を基準期間と決定する。
‐ケースC:AVEmin<Zrec<AVEallである場合。この場合には、AVEallより小さい平均値のうち最大のものに対応する期間を基準期間と決定する。なお、この場合には、売上推移パターンは図3のパターンP4に対応すると考えることができる。図2を用いて説明したケースはケースCに該当する。AVEallより小さい平均値には、期間T2の平均値≒51.33、期間T3の平均値=41および期間T4の平均値≒44.67が該当するが、その中で最大の平均値となる期間が基準期間となるので、期間T2を基準期間と決定する。
‐ケースD:Zrec<AVEminである場合。この場合には、AVEmin=AVE3に対応する期間T3を基準期間と決定する。なお、この場合には、売上推移パターンは図3のパターンP5またはP6に対応すると考えることができる。
図2の例では、AVEmin=AVE3=41<Zrec=50<AVEall=56.75となるので、ケースCに該当し、平均値AVE1=90,AVE2≒51.33,AVE3=41,AVE4≒44.67のうちAVEall=56.75より小さい平均値のうち最大のものであるAVE2≒51.33に対応する期間T2を、基準期間と決定する。
このようにして基準期間を決定した後、在庫管理システム200は、基準期間における売上数量に基づき、安全在庫数を算出する(ステップS5)。この算出方法は任意に設計可能であるが、たとえば、基準期間における売上数量の平均値と、基準期間における売上数量の標準偏差とに基づいて算出することができる。または、たとえば、基準期間における売上数量の平均値と、基準期間における売上数量の分散とに基づいて算出することができる。
具体例として、次の式を用いてもよい。この式は、平均値および標準偏差に加え、安全係数、発注間隔、リードタイムを考慮するものである。
安全在庫数=ベース在庫数*安全係数*√(発注間隔+リードタイム)
ベース在庫数とは、基準期間における売上数量の平均値と、基準期間における売上数量の標準偏差との和である。上述の例では、基準期間T2において平均値AVE2≒51.33であり、標準偏差は8.4となるので、ベース在庫数は約59.73となる。安全係数はたとえば1以上の任意の実数であるが、たとえば1.65である。発注間隔が23日(月単位に換算すると23/30≒0.77月)であり、リードタイムが7日(月単位に換算すると7/30≒0.23月)であるとすると、安全在庫数は、約59.73*1.65*√(0.77+0.23)≒98.56となる。
なお安全係数は、1未満の数値であってもよい。
次に、在庫管理システム200は、安全在庫数と、現在の在庫数とに基づき、発注勧告数すなわち発注すべき数量を算出する(ステップS6)。発注すべき数量は、たとえば単に安全在庫数から現在の在庫数を減算した値としてもよいが、次の式を用いると好適である。
発注すべき数量=ベース出荷数+安全在庫数−現在の在庫数
ベース出荷数とは、たとえば基準期間における売上数量の平均値であるが、これに基準期間における売上数量の標準偏差または分散を加算した値を用いてもよい。
現在の在庫数は、たとえば在庫管理システム200の記憶装置920に格納されていてもよい。また、現在の在庫数は、実際の在庫数であってもよく、なんらかの計算によって算出された論理在庫数であってもよい。
次に、在庫管理システム200は、発注すべき数量を出力する(ステップS7)。たとえば、表示装置に、「商品○○を××個発注してはどうですか?」等のメッセージを表示する。
以上説明するように、実施の形態1に係る在庫管理システム200によれば、期間T1〜T4それぞれにおける売上数量を考慮し、在庫管理の基準とすべき基準期間を決定することができるので、商品ごとの推移に合わせたより適切な在庫管理が可能となる。
上述の実施の形態1において、次のような変形を施すことができる。
実施の形態1では時系列データを4期間に分割したが、分割される期間の数は4である必要はなく、2個、3個、6個、12個、等の数の期間に分割してもよい。図2の時系列データを12個に分割した場合は、各月のデータがそのまま対応する期間の平均値となり、標準偏差は0となる。
図5に、時系列データを6期間に分割した場合の例を示す。
算出基礎期間全体:平均値AVEall=56.75
期間T11:平均値AVE11=(106+80)/2=93
期間T12:平均値AVE12=( 84+60)/2=72
期間T13:平均値AVE13=( 54+40)/2=47
期間T14:平均値AVE14=( 47+42)/2=44.5
期間T15:平均値AVE15=( 34+39)/2=36.5
期間T16:平均値AVE16=( 45+50)/2=47.5
この場合にはAVEmax=AVE11であり、AVEmin=AVE15となるので、第1の期間は平均値AVE11を与える期間T11となり、第2の期間は平均値AVE15を与える期間T15となる。また、AVEmin=AVE15=36.5<Zrec=50<AVEall=56.75となるので、ケースCに該当し、各平均値AVE11〜AVE16のうち、AVEall=56.75より小さい平均値のうち最大のものであるAVE16=47.5に対応する期間T16を、基準期間と決定する。この後の計算は上述の4分割の場合と同様である。
複数の期間に分割されるべき時系列データは、直近のデータ(Zrec)を含まないものであってもよい。たとえば、図2の例では、2017年11月のデータを含まず、2016年11月〜2017年10月のデータを複数の期間に分割してもよい。
ステップS6およびS7は省略してもよい。たとえば在庫管理システム200はステップS5において安全在庫数を出力し、ユーザはこれに応じて在庫管理を行ってもよい。具体的な在庫管理としては、実際の在庫が安全在庫を下回った時に追加発注を行ってもよい。この場合であっても、安全在庫数は適切な基準期間に基づいて決定されているので、より適切な在庫管理を行うことができる。
安全在庫数の決定方法は実施の形態1のものに限らない。たとえば、基準期間における売上数量の平均値をそのまま安全在庫数としてもよい。
基準期間を決定するためのアルゴリズムは実施の形態1のものに限らない。実施の形態1では、最大の平均値を与える期間と、最小の平均値を与える期間とを用いて基準期間を決定したが、他の期間(たとえばより全体平均に近い平均値を与える期間)を用いて基準期間を決定してもよい。
ハードウェアの構成単位は任意に変更可能である。たとえば在庫管理システム200を複数のコンピュータによって構成してもよい。
200 在庫管理システム(コンピュータ)、T1 期間(第1の期間)、T2 期間(基準期間)、T3 期間(第2の期間)、T11 期間(第1の期間)、T15 期間(第2の期間)、T16 期間(基準期間)。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る在庫管理システムは、
算出基礎期間における商品の売上数量の時系列データを、複数の期間に分割する機能と、
前記算出基礎期間全体における売上数量の平均値と、すべての期間のうち売上数量の平均値を最大とする第1の期間における売上数量の平均値と、すべての期間のうち売上数量の平均値を最小とする第2の期間における売上数量の平均値と、前記算出基礎期間における最新の売上数量とに基づき、基準期間を決定する、基準期間決定機能と、
前記基準期間における売上数量に基づき、安全在庫数を算出する機能と
を備え
前記基準期間決定機能は、
前記算出基礎期間全体における売上数量の平均値AVEallと、
前記第1の期間における売上数量の平均値AVEmaxと、
前記第2の期間における売上数量の平均値AVEminと、
前記算出基礎期間における最新の売上数量Zrecとについて、
AVEmax<Zrecである場合には、前記第1の期間を基準期間と決定し、
AVEall<Zrec<AVEmaxである場合には、Zrecより大きい平均値のうち最小のものに対応する期間を基準期間と決定し、
AVEmin<Zrec<AVEallである場合には、Zrecより小さい平均値のうち最大のものに対応する期間を基準期間と決定し、
Zrec<AVEminである場合には、前記第2の期間を基準期間と決定し、
前記安全在庫数を算出する機能は、以下の式:
安全在庫数=ベース在庫数*安全係数*√(発注間隔+リードタイム)
に基づいて、前記安全在庫数を算出し、ここで、前記ベース在庫数は、前記基準期間における売上数量の平均値と、前記基準期間における売上数量の標準偏差との和である。
特定の態様によれば、前記安全在庫数と現在の在庫数とに基づき、発注すべき数量を算出する機能をさらに備え
前記発注すべき数量を算出する機能は、以下の式:
発注すべき数量=ベース出荷数+安全在庫数−現在の在庫数
に基づいて、前記発注すべき数量を算出し、ここで、前記ベース出荷数は、前記基準期間における売上数量の平均値、または、前記基準期間における売上数量の平均値に前記基準期間における売上数量の標準偏差を加算した値である。
また、この発明に係るプログラムは、コンピュータを、上述のシステムとして機能させる。

Claims (6)

  1. 算出基礎期間における商品の売上数量の時系列データを、複数の期間に分割する機能と、
    前記算出基礎期間全体における売上数量の平均値と、第1の期間における売上数量の平均値と、第2の期間における売上数量の平均値と、前記算出基礎期間における最新の売上数量とに基づき、基準期間を決定する、基準期間決定機能と、
    前記基準期間における売上数量に基づき、安全在庫数を算出する機能と
    を備える、在庫管理システム。
  2. 前記第1の期間は、すべての期間のうち売上数量の平均値を最大とする期間であり、
    前記第2の期間は、すべての期間のうち売上数量の平均値を最小とする期間である、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記基準期間決定機能は、
    前記算出基礎期間全体における売上数量の平均値AVEallと、
    前記第1の期間における売上数量の平均値AVEmaxと、
    前記第2の期間における売上数量の平均値AVEminと、
    前記算出基礎期間における最新の売上数量Zrecとについて、
    AVEmax<Zrecである場合には、前記第1の期間を基準期間と決定し、
    AVEall<Zrec<AVEmaxである場合には、Zrecより大きい平均値のうち最小のものに対応する期間を基準期間と決定し、
    AVEmin<Zrec<AVEallである場合には、Zrecより小さい平均値のうち最大のものに対応する期間を基準期間と決定し、
    Zrec<AVEminである場合には、前記第2の期間を基準期間と決定する
    機能である、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記安全在庫数は、前記基準期間における売上数量の平均値と、前記基準期間における売上数量の標準偏差または分散とに基づいて算出される、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 前記安全在庫数と、発注間隔と、発注リードタイムと、現在の在庫数とに基づき、発注すべき数量を算出する機能をさらに備える、請求項1〜4に記載のシステム。
  6. コンピュータを、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステムとして機能させるプログラム。
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