JP6878795B2 - 殺菌装置 - Google Patents
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Description
以下、実施形態に係る取水装置及び殺菌装置について、図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係る取水装置及び殺菌装置を示す模式図である。図1に示すように、取水装置1は、流体3としての水道水を殺菌するための殺菌装置7と、を備える。
図2は、第1の実施形態に係る殺菌装置7の吐出部及び光源部を示す斜視図である。図3は、第1の実施形態に係る殺菌装置7の光源部を示す模式図である。図4は、第1の実施形態に係る殺菌装置7の光源部を示す断面図である。
以上のように構成された殺菌装置7は、吐出部10から流体3が吐出されるときに、制御部13によって光源部12が点灯される。光源部12が点灯することにより、複数のLED20からそれぞれ照射された紫外線が流路部材11を透過し、流路部材11内を流れる流体3に照射される。流路部材11内を流れる流体3は、各LED20によって紫外線が照射されることで殺菌される。したがって、第1の実施形態では、流路部材11の内部に、紫外線の照射領域Rが位置する。吐出部10から所定量の流体3が容器15に注がれた後、制御部13は、流体3の吐出を停止して光源部12を消灯する。
図5は、第2の実施形態に係る殺菌装置の吐出部10及び光源部を示す模式図である。図6は、第2の実施形態に係る殺菌装置の光源部を示す斜視図である。図7は、第2の実施形態に係る殺菌装置の光源部を、吐出部10から流体3が吐出される側から見た平面図である。第2の実施形態は、光源部から照射される紫外線の照射領域Rの位置が、第1の実施形態と異なる。
以上のように構成された殺菌装置27では、図5に示すように、光源部28の各LED20によって、流路部材11を通過した流体3及び容器15内に注がれた流体3に紫外線がそれぞれ照射される。また、制御部13は、必要に応じて、容器15内に流体3が注がれた後も光源部28のLED20を点灯させ続けることで、容器15内に注がれた流体3に紫外線を適正に照射することが容易となる。このため、容器15内の流体3に紫外線を照射する照射時間を調節することで、適正な殺菌線量(J/m2)を容易に確保することが可能になり、流体3の殺菌効果が適正に得られる。
図8は、第3の実施形態に係る殺菌装置の光源部を示す斜視図である。図9は、第3の実施形態に係る殺菌装置の光源部を示すA−A断面図である。図10は、第3の実施形態に係る殺菌装置の光源部を示すB−B断面図である。第3の実施形態は、光源部が紫外線を照射する複数の照射領域Rを有する点が、第1及び第2の実施形態と異なる。第3の実施形態における光源部は、第1の実施形態における光源部12と、第2の実施形態における光源部28とを組み合わせた構成に相当する。
以上のように構成された殺菌装置は、光源部32のヒートシンク33の第1の支持面33b上のLED20によって、流路部材11内を流れる流体3に紫外線を照射する。同時に、光源部32は、ヒートシンク33の第2の支持面33c上のLED20によって、流路部材11を通過した流体3及び容器15内に注がれた流体3に紫外線をそれぞれ照射する。したがって、光源部32は、流路部材11内の照射領域Rと、光源部32の下方の照射領域Rとを有する。
図11は、第4の実施形態に係る殺菌装置における制御を説明するための模式図である。第4の実施形態は、吐出部10へ供給された流体3の供給量、吐出部10から吐出された流体3の吐出量に基づいて光源部12の点灯と消灯を制御するものである。第4の実施形態について、第1の実施形態に適用して説明するが、上述した第1ないし第3の実施形態のいずれに適用されてもよい。
以上のように構成された殺菌装置41は、例えば、容器15が載置部16上に載置されたことを重量センサ44によって検知し、制御部13が光源部12のLED20を点灯させる。制御部13は、自動開閉機構を制御し、光源部12の点灯後(例えば0.1秒後)に流量調節バルブ43を開き、供給用の流路18を通して吐出部10に流体3を供給する。吐出部10に供給された流体3は、光源部12の流路部材11を通して容器15に供給される。流体3が注がれた容器15の重量を重量センサ44によって検知することで、所定量の流体3が容器15に注がれた後、制御部13は、自動開閉機構を制御して流量調節バルブ43を閉じる。流量調節バルブ43を閉じた後(例えば0.1秒後)に光源部12を消灯する。
図12は、第5の実施形態に係る殺菌装置における制御を説明するための模式図である。第5の実施形態は、物体の検知によって光源部28の点灯と消灯を制御するものである。第5の実施形態について、第2の実施形態と第4の実施形態とを組み合わせた構成に適用して説明するが、上述した第1ないし第4の実施形態のいずれに適用されてもよい。
以上のように構成された殺菌装置51は、光源部28の点灯時に、センサ52の検知領域S内に物体が進入した場合、センサ52が物体を検知し、制御部13が、光源部28を消灯させる。したがって、例えば利用者が、光源部28の点灯時に容器15に触れる前に光源部28を消灯させることで、利用者の手等が照射領域Rに進入して紫外線が照射されることが避けられる。
図13は、第6の実施形態に係る殺菌装置の遮光部材を示す斜視図である。第6の実施形態は、光源部から照射されて容器15の周囲へ漏れる紫外線を遮るための遮光部材を有するものである。第6の実施形態について、第2の実施形態に適用して説明するが、第1ないし第5の実施形態のいずれに適用されてもよい。
3 流体
7 殺菌装置
10 吐出部
11 流路部材
12 光源部
13 制御部
15 容器
20 LED
20a 発光面
42 流量計
43 流量調節バルブ
44 重量センサ
52 人感センサ
62 遮光部材
R 照射領域
X 管軸
Claims (7)
- 流体を吐出するための吐出部と;
前記吐出部から吐出された前記流体に紫外線を照射するための複数の第1の発光素子を有する光源部と;
前記吐出部から吐出された前記流体が注がれる容器が載置される載置部と;を具備し、
前記複数の第1の発光素子は、前記吐出部の吐出軸まわりに配置され、前記複数の第1の発光素子の発光面が、前記吐出部の吐出方向の下流側を向き、かつ、前記吐出軸に対する傾斜角θが、45°以上、90°以下をなして配置され、
前記複数の第1の発光素子は、前記傾斜角θを異ならせて配置され、前記複数の第1の発光素子から照射される前記紫外線は、前記吐出部から吐出された前記流体、及び前記容器に注がれた前記流体にそれぞれ照射される、殺菌装置。 - 紫外線透過性を有し、前記吐出部から吐出される前記流体が流れる流路部材;を更に具備し、
前記光源部は、前記流路部材を流れる前記流体に紫外線を照射するための第2の発光素子を更に有し、
前記第2の発光素子は、前記流路部材の外周面の周方向に沿って配置され、前記第2の発光素子の発光面が、前記流路部材を流れる前記流体に対向して配置されている、
請求項1に記載の殺菌装置。 - 流体を吐出するための吐出部と;
前記吐出部から吐出された前記流体に紫外線を照射するための第1の発光素子を有する光源部と;
前記吐出部から吐出された前記流体が注がれる容器が載置される載置部と;
紫外線透過性を有し、前記吐出部から吐出される前記流体が流れる流路部材と;を具備し、
前記第1の発光素子は、前記吐出部の吐出軸まわりに配置され、前記第1の発光素子の発光面が、前記吐出部の吐出方向の下流側を向き、かつ、前記吐出軸に対する傾斜角θが、45°以上、90°以下をなして配置され、
前記第1の発光素子から照射される前記紫外線は、前記吐出部から吐出された前記流体、及び前記容器に注がれた前記流体にそれぞれ照射され、
前記光源部は、前記流路部材を流れる前記流体に紫外線を照射するための第2の発光素子を有し、
前記第2の発光素子は、前記流路部材の外周面の周方向に沿って配置され、前記第2の発光素子の発光面が、前記流路部材を流れる前記流体に対向して配置されている、殺菌装置。 - 前記流路部材を流れる前記流体の流量を検知する流量検知部と;
前記流路部材における前記流量を調節する調節部と;
前記吐出部から吐出された前記流体の吐出量を検知する吐出量検知部と;
前記流量検知部及び前記吐出量検知部の各検知結果に基づいて、前記光源部の点灯と消灯及び前記調節部を制御する制御部と;を更に具備する、
請求項2または3に記載の殺菌装置。 - 前記光源部は、紫外線の照射強度が異なる複数種類の前記第1の発光素子を有する、
請求項1ないし4のいずれか1項に記載の殺菌装置。 - 前記光源部から照射された紫外線の照射領域に近づく物体を検知する検知部と;
前記検知部の検知結果に基づいて、前記光源部の点灯と消灯を制御する制御部と;を更に具備する、
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の殺菌装置。 - 前記吐出部から前記流体が吐出される容器の周囲に配置され、前記周囲へ漏れる紫外線を遮るための遮光部材を更に具備する、
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の殺菌装置。
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