JP2016507367A - 液体浄化装置及び方法 - Google Patents

液体浄化装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016507367A
JP2016507367A JP2015552970A JP2015552970A JP2016507367A JP 2016507367 A JP2016507367 A JP 2016507367A JP 2015552970 A JP2015552970 A JP 2015552970A JP 2015552970 A JP2015552970 A JP 2015552970A JP 2016507367 A JP2016507367 A JP 2016507367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
directional valve
irradiation device
liquid purification
circulation pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015552970A
Other languages
English (en)
Inventor
リータオ ユ,
リータオ ユ,
フェンホア ウ,
フェンホア ウ,
ルーグオ フ,
ルーグオ フ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nestec SA
Original Assignee
Nestec SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nestec SA filed Critical Nestec SA
Publication of JP2016507367A publication Critical patent/JP2016507367A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F1/00Treatment of water, waste water, or sewage
    • C02F1/30Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation
    • C02F1/32Treatment of water, waste water, or sewage by irradiation with ultraviolet light
    • C02F1/325Irradiation devices or lamp constructions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/002Construction details of the apparatus
    • C02F2201/004Seals, connections
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/002Construction details of the apparatus
    • C02F2201/005Valves
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/32Details relating to UV-irradiation devices
    • C02F2201/322Lamp arrangement
    • C02F2201/3222Units using UV-light emitting diodes [LED]
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/32Details relating to UV-irradiation devices
    • C02F2201/322Lamp arrangement
    • C02F2201/3227Units with two or more lamps
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2201/00Apparatus for treatment of water, waste water or sewage
    • C02F2201/32Details relating to UV-irradiation devices
    • C02F2201/326Lamp control systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2301/00General aspects of water treatment
    • C02F2301/02Fluid flow conditions
    • C02F2301/026Spiral, helicoidal, radial
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2301/00General aspects of water treatment
    • C02F2301/04Flow arrangements
    • C02F2301/046Recirculation with an external loop
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2303/00Specific treatment goals
    • C02F2303/04Disinfection
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C02TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02FTREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
    • C02F2307/00Location of water treatment or water treatment device
    • C02F2307/10Location of water treatment or water treatment device as part of a potable water dispenser, e.g. for use in homes or offices

Abstract

液体浄化装置(100)は、液体(102)用のリザーバ(101)と、一次照射機器(106、301)とを備え、再循環位置と放出位置との間で可動の方向弁を有し、液体(102)は、一次照射機器(106、301)内に配置される少なくとも一部分が紫外線に対して実質的に透過性の循環管(105、305、501;115、306、502)を通って流れ、方向弁(107、500)が再循環位置にあるとき、リザーバ(101)、循環管(105、305、501)、方向弁(107、500、115、306、502)が閉ループを形成する。本発明は、装置からあらゆるデッドスペース又はデッドコーナを排除し、システム全体の再汚染も防ぐ。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に液体浄化装置に関する。本発明はまた、そのような装置によって所定量(a volume of)の液体を浄化する方法、並びにそれを含む飲料供給装置に関する。本発明はまた、それ自体としての照射装置に関する。
飲用水を浄化する際の最も重要な作業の1つは、水中に存在する何らかの微生物(例えば、細菌、ウイルス、及び/又は原虫)がその水を飲む者に病気を引き起こすことができないことを保証するための消毒である。この消毒を紫外線(UV)照射のプロセスによって行うことが知られており、その場合、処理される所定量の水に高エネルギーUV放射が当てられる。UV放射は、病原性微生物のDNA及びRNAを損傷し、それらの繁殖能力を無効にし、それらが病気を引き起こす能力を効果的に無力化する。
このようなシステムは消毒のために光を使用するので、その有効性は、本来透明でない液体、又は懸濁した固形物を除去するためにろ過されていない液体に対しては低下する。従って、本文書の目的に関する「浄化」の範囲は、濁度が最小限の液体の消毒を包含するものと理解されたい。
伝統的なUV液体浄化システムには、UV光源として気体放電ランプ、特に水銀灯が使用されてきた。近年、照射用の紫外線の光源として、紫外線発光ダイオード(UV−LED)の使用がますます一般的になってきている。UV−LEDは、特にその小型のサイズ、堅牢性、及び従来のランプで見られる水銀蒸気のような毒性成分を含まないことなど、紫外線液体浄化システムでの使用にとって魅力的な多くの有利な特徴を有する。またUV−LEDのソリッドステート性は、従来の気体放電ランプと比べたさらなる利点である、瞬間的なスイッチのオンオフを可能にする。
紫外線照射によって液体を浄化するために使用される従来技術のUV−LEDの幾つかの例がある。例えば、文献CN202175579は、単一の管がUV−LEDのアレイの周りにらせん状に巻かれた照射機器を記載しており、文献KR20110007554は、蛇口から出る液体を処理するための内蔵式UV−LED滅菌器を有する蛇口を記載している。さらに、文献KR20040073732は、リザーバから引き出され滅菌器を通って供給用ノズルまで直接導かれる水を浄化するためのシステムを記載している。
しかし、当技術分野で知られた液体浄化システムは、幾つかの点で不利である。塩素又はオゾンなどの化学的浄水手段とは異なり、紫外線滅菌は持続的な効果を何ら有さず、それゆえ滅菌された液体はより再汚染され易い。当技術分野で既知の液体浄化システムには、一般に紫外線照射器と装置の出口との間に位置する配管部分が存在し、マシンから液体が供給されている間を除いてそこには水が流通しない。システム内のこのデッドスペースの区域は、病原性微生物が紫外線照射に曝されずに繁殖する可能性がある空間を与えることになる。
当技術分野で知られたシステムにおいて、この問題は、出口自体の内部又は近傍に第2の照射機器を配置することによって解決される。従って、注ぎ口から流出する液体は、1回はマシン内でフルパワー照射機器により、そして1回は注ぎ口内に配置された別のフルパワー照射機器により、有効に2回照射される。各々の照射機器は、それ自体で液体を適正に消毒するのに十分に強力でなければならないので、装置の費用及びその動作に要するエネルギーが増大する。さらに、第2の照射機器は、液体が供給される開口部に近接した注ぎ口の内部に配置されるので、浄化された液体を供給する間に発生される紫外線に曝されないようにユーザを保護するのに特別の注意及び費用を要する。
従って、本発明の目的は、当技術分野で既知のシステムに比べて、効率が改善され、エネルギー消費が削減された、紫外線殺菌照射によって液体を浄化するためのシステムを提供することである。
従って、第1の態様により、本発明は、所定量の液体を収容するように構成されたリザーバと、リザーバと流体連通するように配置されたポンプと、一次照射機器とを備え、一次照射機器に、紫外線発光手段、好ましくは複数の紫外線発光ダイオードが設けられた液体浄化装置に向けられる。
本発明によれば、液体浄化装置は、
−入口ポート、再循環ポート、及び封止手段を備えた方向弁であって、封止手段が放出ポートを封鎖する再循環位置と、方向弁が入口ポートから放出ポートを通って液体浄化装置を出る流れを可能にする放出位置との間で可動である方向弁と、
−ポンプと方向弁の入口ポートとの間の流体連通を確立する第1の循環管と、
−方向弁の再循環ポートとリザーバとの間の流体連通を確立する第2の循環管と、
をさらに備え、
方向弁が再循環位置にあるとき、リザーバ、ポンプ、第1の循環管、方向弁、及び第2の循環管は、閉ループを形成し、
第1の循環管及び/又は第2の循環管は、一次照射機器内に配置された、紫外線に対して実質的に透過性の部分を含む、
ことを特徴する。
このことは、装置が動作しているときに、装置内に配置された液体の実質的に全量が一次照射機器を通って流通して該一次照射機器により浄化される点で有利である。このことにより、液体が存在するが流通しないあらゆるデッドスペース部分(例えば、デッドコーナー)が装置から排除され、それにより液体中の病原性微生物の増殖が実質的に防止される。これによりシステム全体の再汚染も防止される。それゆえ、液体浄化装置はより有効になる。
このことは、この態様による液体浄化装置が当技術分野で既知の装置よりも動作中に消費するエネルギーが少ない点でも有利である。液体が一次照射機器を通して再循環されるので、一次照射機器は、当技術分野で既知のシステムで使用される照射機器ほど強力である必要はない。液体が液体浄化装置から放出されないときに一次照射機器を通して液体を再循環させることにより、本装置は、その量の液体を浄化するのに、当技術分野で既知のシステムの場合のようにマシンからの液体の放出中に単回の高強度照射量でこれを浄化する場合よりも消費するエネルギーが少ない。
さらに、装置からデッドスペースが排除されるので、液体純化装置の出口にフルパワー照射機器を設ける必要がない。それにより装置の費用及びその動作中に消費されるエネルギーが削減される。出口に配置されるフルパワー照射機器が存在しないので、出口における紫外線照射漏れからユーザを保護するための手段を設ける必要性が限定され、装置の構造の複雑さを低減し、装置の利用の自由度が高まる。
好ましい様式において、第1の循環管は、一次照射機器内に配置された、紫外線に対して実質的に透過性の部分を含む。さらに、第2の循環管は、一次照射機器内に配置された、紫外線に対して実質的に透過性の部分を含む。従って、同じ照射機器が、液体が方向弁に向かって流通する際及び方向弁から流通する際に液体を照射するように配置される。利点は、改善された効率及び顕著なエネルギー節約である。
一つの特徴によれば、液体浄化装置は、方向弁の少なくとも一部分に突き出る少なくとも1つの紫外線発光ダイオードが設けられた二次照射機器をさらに備える。
可能な構成において、二次照射機器は、方向弁の放出ポートに突き出る。別の可能な構成において、二次照射機器は、封止手段に突き出る。
このことは、UV−LEDがそこに突き出ている方向弁の部分が滅菌されると同時に、それに消費されるエネルギーを最小限にする点で有利である。方向弁の少なくとも一部分に突き出た二次滅菌機器を配置することにより、液体浄化装置内の閉ループの一部ではないとはいえ無菌性を維持して再汚染の機会を減らすことが望ましい方向弁の部分が滅菌されることになる。さらに、方向弁のその部分は閉ループの一部ではないので、第2の照射機器がそれ自体で液体を滅菌することが可能なものである必要はなく、従って一次照射機器よりも使用する電力が少ない。それにより液体浄化装置内で消費されるエネルギーが従来技術に見られる装置に比べて削減される。
別の特徴によれば、一次照射機器内に配置される第1及び第2の循環管の部分は、二重らせん状に構成される。二重らせん状の構造は、第1及び第2の循環管が実質的に同じ方向に又は場合によって反対方向にらせん状に配置されることを意味する。2つの管の配置は同じ方向であることが好ましい。それほど好ましくない配置において、第1及び第2の循環管は、DNA二重鎖と非常によく似た反対向きに配置される。しかし、そのような反対向きの構成は、より大きい空間を占めることになり、比較的低い効率をもたらすので、それほど好ましくない。
このことは、らせん構造により、一次照射機器内に配置される循環管の長さが非常に長くなるので、それによりその有効性を高める点で有利である。さらに、第1及び第2の循環管を二重らせん状に設けることにより、装置を通って循環する液体は、閉ループを巡る回路ごとに一次照射機器を2回通過し、液体浄化装置の動作中に所定量の液体が受ける照射の量が2倍になる。それにより一次照射機器の効率が高まると同時に機器がより小型になる。
別の特徴によれば、第1及び第2の循環管の部分は、照射機器内で異なる直径を有する。
このことは、一方の循環管を他方より小さく設けることにより、任意の特定の光源によって直接照射される管の表面積を大きくして、管上に照射される紫外線に対する管内を流れる液体の曝露を改善する点で有利である。それにより管内を流れる液体の照射が改善されると同時に、反射及びその他の損失で無駄になるエネルギー量が削減される。
さらに別の特徴によれば、一次照射機器は、実質的に管状のジャケット内に同心に配置された実質的に円筒形のコアを備え、第1及び第2の循環管は、コアとジャケットとの間で一次照射機器の中を貫通する。
このことは、そのように構成された一次照射機器は、発光ダイオードによって放射された紫外線を中に配置された循環管上に集中させる点で有利である。具体的には、コア及びジャケットの円筒形状、及びそれらの間の循環管の配置は、発光ダイオードによって放射された光が循環管内の液体によって吸収される割合を最大にする。それにより液体浄化装置の有効性及びエネルギー効率が改善される。
可能な実施形態において、コアは反射鏡として構成され、複数の紫外線発光ダイオードがジャケットの内面上に配置される。
このことは、所与のサイズの一次照射機器に対して紫外線発光ダイオードの数が最大にされる点で有利である。ジャケットは一次照射機器の外側の構造を含むので、その内面の表面積は必然的に一次照射機器内のその他のあらゆる内面よりも大きくなり、一次照射機器内に配置されるUV−LEDの個数を最大にし、従ってそこを通過する液体を照射する強度を最大にする。それにより装置の液体浄化能力が最大になる。
別の可能な実施形態において、ジャケットの内面は反射鏡として構成され、複数の紫外線発光ダイオードがコアの上に配置される。
このことは、循環管及びその中の液体の均等な照射をもたらすのに使用しなければならない紫外線発光ダイオードの数を最小にする点で有利である。それにより所与の浄化能力の程度に対して液体浄化装置の電力消費が最小になる。
別の特徴によれば、第1及び第2の循環管は、少なくとも部分的に溶融石英で製作される。
このことは、溶融石英が紫外線波長の光に対して高度に透過性である点で有利である。それにより循環管を透過する紫外線の透過におけるエネルギー損失の量が最小になり、液体浄化装置の性能及び効率が最大になる。
さらに別の特徴によれば、一次照射機器は光センサを備える。
このことは、光センサが一次照射機器内の紫外線発光ダイオードによって放射される光の強度を計測する点で有利である。光センサは、理想的には、制御システムにおいて、最適な液体浄化を達成するように紫外線発光ダイオードの出力を較正するために使用される。さらに、光センサを設けることで、液体浄化装置の動作を監視すること、例えば、紫外線発光ダイオードの出力をその耐用年数の間の出力の低下を補償するように調整すること、又は誤動作の場合に安全遮断として機能することが可能になる。それにより液体浄化装置の信頼性及び効率が最大にされる。
さらに別の特徴によれば、液体浄化装置は、第2の循環管内に配置された逆止め弁をさらに備え、この逆止め弁は、リザーバから第2の循環管を通って方向弁に至る流れを妨げる。
このことは、逆止め弁が、閉ループの一方向性を維持して、循環管内の液体が逆方向に流れて既に浄化した液体の再汚染を生じることができないように保証する点で有利である。それにより装置の有効性が改善される。
第2の態様によれば、本発明は、所定量の液体を液体浄化装置によって浄化する方法に向けられ、この液体浄化装置は、所定量の液体を収容するように構成されたリザーバと、入口ポート、再循環ポート、及び封止手段を備えた方向弁であって、方向弁が放出ポートを封鎖する再循環位置と、方向弁が入口ポートから放出ポートを通る流れを可能にする放出位置との間で可動である方向弁とを備え、
ここで該方法は、
−リザーバからポンプによって所定量の水を引出し、これを、ポンプと方向弁の入口ポートとの間の流体連通を確立する第1の循環管を通して方向弁に導くステップと、
−所定量の液体を、方向弁の再循環ポートとの間の流体連通を確立する第2の循環管を通してリザーバに導くステップと、
−第1の循環管及び/又は第2の循環管の一部分が、紫外線に対して実質的に透過性であり、発光手段、好ましくは紫外線発光ダイオードを備えた一次照射機器内に配置され、これにより液体に照射するステップと、
−所定量の液体が、放出ステップに至るまでの間、リザーバ、ポンプ、第1の循環管、方向弁及び第2の循環管を含む閉ループに沿って順次に再循環されるように、方向弁を再循環位置に維持するステップと、
−方向弁を放出位置に配置して、液体が第1の循環管から放出ポートに導かれるようにすることによって、液体を放出ポートから放出するステップと、
を含む。
このことは、この方法によって液体を浄化することで、前述の液体浄化装置の利点を実現することになるので有利である。具体的には、この方法は、従来技術で既知の方法よりも有効に液体を浄化すると同時に消費するエネルギーがより少ない。
可能な実施において、所定量の液体は、液体浄化装置を通して連続的に再循環される。
このことは、所定量の液体を連続的に再循環させることにより、その一部分が常に照射される点で有利である。それにより液体に再汚染に対する厳格な保護が与えられ、従って方法の信頼性が改善される。
別の可能な実施において、所定量の液体は、液体浄化装置を通して、有限の再循環持続時間にわたって、周期的に再循環される。
このことは、所定量の液体を浄化して浄化状態に維持するのに必要なエネルギーの量を最小にする点で有利である。液体は、その浄化状態を維持するのに必要な頻度でのみ再循環及び照射され、それによりこの方法の実施の効率が最大になる。
さらに別の可能な実施において、方向弁の少なくとも一部分に突き出る少なくとも1つの紫外線発光ダイオードを備えた二次照射機器が設けられ、放出ステップの間、二次照射機器が方向弁の一部分を照射する。
代替的に、方向弁の少なくとも一部分に突き出る少なくとも1つの紫外線発光ダイオードを備えた二次照射機器が設けられ、維持ステップの間、二次照射機器が方向弁の一部分を照射する。
このことは、二次照射機器が、閉ループの一部ではないとはいえ前述のように無菌性を維持することが望ましい方向弁の部分に突き出るので有利である。
第3の態様によれば、本発明は、前述の液体浄化装置を備えた飲料供給装置に向けられる。
このことは、そのように構成された飲料供給装置が、飲料の調製において、前述の液体浄化装置の利点を実現することになるので有利である。
第4の態様によれば、本発明は、前述の方法を実行する飲料供給装置に向けられる。
このことは、そのような方式で動作する飲料供給装置が前述の方法の利点を実現することになるので有利である。
別の態様によれば、本発明は、液体浄化装置用の照射機器に向けられ、この照射装置は、
ジャケットとコアとの間に空所を定める外側ジャケット及びその内部のコアと、
空所内にらせん構造で配置された紫外線に対して実質的に透過性の第1の循環管と、
空所内に突き出た複数の紫外線発光ダイオードと、
を備え、
空所内にらせん構造で配置された紫外線に対して実質的に透過性の第2の循環管をさらに備える。
このことは、そのように構成された照射機器が効率の向上をもたらし、機器が占める最小化された全空間内でより多量の液体が照射されることを可能にする点で有利である。この機器はまた、発光ダイオードによって放射された紫外線をその中に配置された循環管上に集中させる。具体的には、コア及びジャケットの円筒形状、及びそれらの間の循環管の配置は、発光ダイオードによって放射された光が循環管内の液体によって吸収される割合を最大にする。それにより液体浄化装置の有効性及びエネルギー効率が改善される。
好ましい様式において、第1及び第2の循環管は、同じ向きの二重らせん状に配置される。このことは、らせん構造により、照射機器内に配置される循環管の長さが非常に長くなるので、それによりその有効性を高める点で有利である。別の可能な様式において、第1及び第2の循環管は、逆向きの二重らせん状に配置される。
複数の紫外線発光ダイオードがジャケットの内面上及び/又はコアの外面上に、空所内に突き出るように配置されることもまた好ましい。さらに、ジャケット内面及び/又はコアの外面は、紫外線発光ダイオードによって放射される光に対して高反射性である。
このことは、ダイオードによって放射される光の強度が空所の内側で最大になるので有利である。それにより装置の液体浄化能力が最大にされる。
循環管はまた、少なくとも部分的に溶融石英で製作されることが好ましい。このことは、溶融石英が紫外線波長の光に対して高度に透過性である点で有利である。それにより循環管を通る紫外線の透過におけるエネルギー損失の量が最小になり、液体浄化装置の性能及び効率が最大になる。
照射機器は、紫外線発光ダイオードによって放射される光の強度を計測するための光センサをさらに備えることができる。
本発明はさらに、前述の照射機器を備えた液体浄化装置に関する。
本発明はさらに、前述の照射機器を備えた飲料供給装置に関する。
本発明の他の特徴及び利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
非限定的な例として与えられる添付の図面において、
第1の実施形態による液体浄化装置の略図である。 第1の実施形態による一次照射機器の縦断面図である。 図2の一次照射機器の横断面図である。 第2の実施形態による一次照射機器の横断面図である。 第1の実施形態による方向弁の断面図である。 第3の実施形態による方向弁の断面図である。
図1は、第1の実施形態による液体浄化装置100の略図である。液体浄化装置100には、所定量の液体102を収容するリザーバ101が設けられる。この実施形態において液体102は水であるが、随意に、十分に透明な任意の液体とすることができる。液体102は、リザーバ101からポンプ管103を通してポンプ104内に引き出される。ポンプ104から、液体102は第1の循環管105内に導かれる。
第1の循環管105は、ポンプ104から、図に示すように一次照射機器106を通って延び、ポンプ104と方向弁107との間の流体連通を確立する。一次照射機器106は、この実施形態においては内面108を有する管状構造体である。内面108は反射性であり、高度に研磨された金属で製作されることが好ましく、あるいは反射性金属箔で覆われる。
複数の一次紫外線発光ダイオード(UV−LED)109が一次照射機器106の内面108上に設けられ、第1の循環管105に紫外線110を照射するようになっている。第1の循環管105は、少なくとも一次照射機器106内に配置された部分にわたって紫外線に対して実質的に透過性であることが非常に好ましい。従って、第1の循環管105内の液体102は、一次照射機器106を通過する際に照射されることになる。
方向弁107は、第1の循環管105が接続される入口ポート111、再循環ポート112、及び放出ポート113を備える。方向弁107は、液体102が入口ポート111から再循環ポート112に流れるように、再循環位置に配置されるよう付勢されるが、放出位置に切替えることができ、その場合、液体102は、代りに放出ポート113に流れて、装置100からこの実施形態においてはオリフィス114を通して放出される。
第2の循環管115は、方向弁107の再循環ポート112と流体連通し、方向弁117から一次照射機器106を通して延び、リザーバ101に戻る。第1の循環管105と同様に、第2の循環管115は、少なくとも一次照射機器106内に配置される部分にわたって紫外線に対して透過性であり、それにより第2の循環管115内の液体102が一次照射機器106内を通過する際に照射される。
従って、方向弁107が再循環位置に配置されているとき、液体102は、リザーバ101から、ポンプ管103及びポンプ104を通って流れ、第1の循環管105内で一次照射機器を106通過して照射され、方向弁107の入口ポート111から再循環ポート112に流れ、第2の循環管115を通って一次照射機器106内を通過して2回目の照射を受け、次いでリザーバ101に戻ることになる。方向弁107が放出位置に配置されているとき、液体は入口ポート111から再循環ポート112の代りに放出ポート113に流れ、装置100から放出されることになる。
第2の循環管115内に、上記の方向で装置100を通る液体102の流れのみを可能にする逆止め弁116が配置されることが好ましい。
この実施形態において、第1及び第2の循環管105及び115は溶融石英で製作される。しかし、ガラス、セラミックス、鉱物結晶、又はプラスチックといったその他の材料を使用することができることを理解されたい。どの材料を使用するにしても、第1及び第2の循環管105及び115は紫外線波長の光に対して可能な限り透過性であることが非常に好ましい。
この実施形態において、方向弁107には、少なくとも1つの二次UV−LED118を備えた二次照射機器117がさらに設けられる。二次照射機器117は、紫外線110を放出ポート113上、及びオリフィス114の内部に照射し、上記の流体回路内に入っていない方向弁の部分を滅菌する。
一次及び二次UV−LED109及び118は、各UV−LED109、118の出力が互いに同じであるように構成することも、あるいはUV−LED109、118の一方が他方と異なるように構成することもできることに留意されたい。一次及び二次照射機器106及び117内に配置されるUV−LED109、118の正確な出力及び個数は、装置100の具体的な特性及びこれが使用される用途によって変えることができる。
装置100は、一次及び二次照射手段106及び117並びにポンプ104の動作を電気的に制御するように構成された制御手段119をさらに備える。制御手段119は、一次照射機器106内に配置された光センサ120とも通信することが好ましい。制御手段119は、光センサ120の出力を用いて、一次UV−LED109から放射される紫外線110の強度を較正するとともに、装置100の動作を監視してユーザに何らかの誤動作を警告する。
制御手段119は、液体102を常に再循環させ及び照射するように構成することができる。しかし、好ましい実施形態において、ポンプ104、一次照射機器106、及び二次照射機器117は、液体102が最初にリザーバ101に移されるときにこれを滅菌するために所定の時間にわたって一度起動され、その後、液体102が貯蔵されているときにその無菌性を維持するために周期的に再起動される。このようなサイクルの長さ及び周波数は、液体102の全体積、一次及び二次照射機器106及び117の出力、並びに装置100が使用される環境といった、各々の具体的な実施の態様に依存する。
制御手段119は、タイマー、リレー、及び/又はその他の電気機械式機器の単純な配列とすることができるが、制御手段119は、最適な液体浄化を達成するように装置100を自動的に起動する、プログラム可能な「スマート」制御機器として構成されることが最も好ましいことを理解されたい。さらに、ここで論じている装置100は光センサ120を使用しているが、装置100は、制御手段119と通信してこれが液体浄化手段の動作のパラメータを連続的に調整することを可能にするその他のセンサ(例えば、流量計、水透明度センサ、熱電対など)と共に構成することができることを理解されたい。従って、制御手段119の正確な構成及び動作のプログラムは、液体浄化装置が使用される用途に応じて変わることになる。
図2は、第1の実施形態による一次照射機器106の縦断面図である。一次照射機器106は、実質的に円筒形の外側ジャケット200とその内部の実質的に円筒形のコア201とを備え、これら2つの間に空所202を定める。この空所内に、コア201を包むように二重らせん配置に構成された第1及び第2の循環管105及び115が配置され、従って、外側ジャケット200、コア201、並びに第1及び第2の循環管105及び115が、一次照射機器106の長手軸線203の周りに実質的に同心に配置される。
ジャケット200の内面上に、規則的な間隔で配置されて一次照射機器106の空所202内に突き出た、複数の一次UV−LED109が配置される。外側ジャケット200及びコア201の表面は、一次UV−LED109によって放射された紫外線が可能な限り多く第1及び第2の循環管105及び115に入射するように、高反射性になっている。第1の循環管105もまた、第2の循環管115より大きい直径を有し、一次照射機器106の効率をさらに改善する。
この実施形態において、一次照射機器は円形として構成されているが、場合によっては、コア及び外側ジャケットを他の形状に構成することが有利なこともある。例えば、コア及びジャケットは、多角形の断面を有することも、放物線、双曲線若しくは複雑な曲線の合成、又はその他の任意の表面の規則的若しくは不規則な組合せとして構成することもできる。さらに、第1及び第2の循環管は、二重らせん以外の形状、例えば、一次照射機器の各端部にマニホルドによって接続された複数の長手方向の管として設けることができる。従って、当業者であれば一次照射機器を任意の具体的な用途での最適性能に合わせて構成することができることを理解されたい。
図3Aは、図2に示す第1の実施形態の一次照射機器の断面A−Aから見た横断面図を示す。一次UV−LED109から放射されている紫外線の例示的な光線300が描かれている。光線300は、外側ジャケット200とコア201との間で反射され、第1及び第2の循環管105及び115を数回通過し、第1及び第2の循環管105及び115内に配置された液体102による紫外線の吸収を最大にする。
図3Bは、第2の実施形態による一次照射機器301の横断面図を示す。第1の実施形態の場合と同様に、外側ジャケット302及びコア303が設けられ、それらの各々に反射面が設けられ、それらは一緒に空所304を定め、その中に等直径の第1及び第2の循環管305及び306が長手軸線307の周りに二重らせん配置で配置される。この実施形態において、一次UV−LED308はコア303の表面上に配置される。第1及び第2の循環管305及び306の直径が均一であること、及び、第1の実施形態と比べて一次UV−LED308の数が少ないことが、装置の製造費用の削減を実現する。
図4は、第1の実施形態による方向弁107の断面図を示す。方向弁107は、弁キャビティ401を囲む円筒形の弁シェル400を含む。第1及び第2の循環管105及び115は、それぞれ入口及び再循環ポート111及び112において弁キャビティ401と流体連通する。方向弁107が閉じているとき、液体102は、第1の循環管105から入口ポート111を通ってバルブチャンバ401内に流れ、そこから再循環ポート112を経て外に出て第2の循環管115を通ることになる。
方向弁107内に、弁ピストン403、封止ブーツ404、及び弁ばね405で構成された弁体402が配置される。弁ピストン403は、弁ばね405によって放出ポート113に対して付勢される。封止ブーツ404は、弁ピストン403による放出ポート113の封止を促進するとともに、弁ピストン403及び弁ばね405を液体102がしみ込むことによる損傷から保護する役割を果たす。
図4はさらに、紫外線110を放出ポート113上に照射するように配置された二次照射手段117を示す。方向弁107は、弁体402及び二次照射手段117の両方に接続された弁レバー406によって操作される。弁レバー及び二次照射手段は、ここでは実線の弁レバー406及び二次照射手段117によって再循環位置に描かれ、破線の弁レバー406’及び二次照射手段117’によって放出位置に描かれている。
再循環位置において、2次照射手段117は、放出ポート113を閉鎖し、上に配置された2次UV−LED118が起動され、放出ポート113及び弁体402の液体102が再循環されていない部分を照射する。
方向弁107が放出位置にされると、弁レバー406’が弁ピストン403を持ち上げてこれを放出ポート113から後退させ、液体102が入口ポート111から放出ポート113に流れることを可能にする。また、方向弁が放出位置にあるときに2次照射手段117’によって閉じられるように配置されたスイッチ407も設けられる。スイッチ407は装置の制御システムと通信状態にあり、これは理想的には、2次照射UV−LED118が放出ポート113に突き出るように配置されていないときにこれをオフにして、それによりエネルギーを節約し、かつ、装置からの紫外線の漏れを防ぐように構成される。
図5は、第3の実施形態による方向弁500の断面図である。方向弁500は、それぞれ入口ポート503及び再循環ポート504と連通する第1の循環管501及び第2の循環管502を含む。放出ポート505もまた設けられ、これは放出ポート505を通って流れる流体を遮るように垂直に配置される弁ブロック506によって封止される。
弁ブロック506は、弁レバー507によって動かすことができる。弁レバー及び弁ブロックは、ここでは2つの位置で示されており、実線の弁ブロック506及び弁レバー507は再循環位置にあり、破線の弁ブロック506’及び弁レバー507’は放出位置にある。放出ステップの間、弁レバー507’は弁ブロック506’を放出ポート505から引き抜き、液体508が第1の循環管501から入口ポート503を通って放出ポート505から流出することを可能にする。
装置にはさらに、二次UV−LED510を備えた、紫外線511を弁ブロック506’に照射するように配置された二次照射手段509が設けられる。紫外線511は、弁ブロック506’を消毒し、弁ブロック506’が再循環位置に戻されたときの液体508の再汚染を防止する。
本装置にはまた、弁ブロック506’が放出位置に配置されるときに閉じて、二次UV−LED510が、弁ブロックがその直下にあるときにのみ点灯するようにするスイッチ512が設けられることが好ましい。これは二次照射手段509のエネルギー消費を削減し、保護用筐体などと組み合わせられたときに紫外線の漏れの可能性を減らす。
もちろん、本発明は上記の及び添付図面内の実施形態に限定されない。本発明の保護の範囲から逸脱することなく、特に種々の要素の構築に関する又は技術的均等物の置換えによる修正も可能であることに変わりはない。
具体的には、上記の発明の実施形態を組み込んだ液体浄化装置は、必ずしも、水飲み器の場合のように即時消費のための液体を供給する独立型ユニットである必要はない。本発明は、その代わりに、より大きい及び/又は異なる構造体、例えば、コーヒーマシン若しくはソーダ水供給器に組み込むことも、又は、食品若しくは飲料として消費するための液体を浄化することの範囲外の用途、例えば、食用ではない製品の洗浄又は製造に組み込むこともできる。
それゆえ本発明を実施する際の正確な構成及び操作は、前述の説明において記載した本発明の原理から逸脱することなく該説明から変更することができる。従って、本開示の範囲は限定的ではなく例示的であることが意図されており、本発明の範囲は、少なくとも部分的にそれから生じるいずれかの請求項によって定められる。

Claims (28)

  1. 所定量の液体(102)を収容するように構成されたリザーバ(101)と、
    前記リザーバ(101)と流体連通するように配置されたポンプ(104)と、
    紫外線発光手段を備えた一次照射機器(106、301)と、
    を備えた液体浄化装置(100)において、
    入口ポート(111、503)、再循環ポート(112、504)、及び封止手段(402、506)を備えた方向弁(107、500)であり、前記封止手段(402、506)が放出ポート(113、505)を封鎖する再循環位置と、前記方向弁(107、500)が前記入口ポート(111、503)から前記放出ポート(113、505)を通って前記液体浄化装置(100)を出る流れを可能にする放出位置との間で可動である方向弁(107、500)と、
    前記ポンプ(104)と前記方向弁(107、500)の前記入口ポート(111、503)との間の流体連通を確立する第1の循環管(105、305、501)と、
    前記方向弁(107、500)の前記再循環ポート(112、504)と前記リザーバ(101)との間の流体連通を確立する第2の循環管(115、306、502)と、
    をさらに備え、
    前記方向弁(107、500)が前記再循環位置にあるとき、前記リザーバ(101)、前記ポンプ(104)、前記第1の循環管(105、305、501)、前記方向弁(107、500)、及び前記第2の循環管(115、306、502)が閉ループを形成しており、
    前記第1の循環管(105、305、501)及び/又は前記第2の循環管(115、306、502)は、前記一次照射機器(106、301)内に配置された、紫外線に対して実質的に透過性の部分を含む、
    ことを特徴とする液体浄化装置(100)。
  2. 前記一次照射機器(106、301)に、複数の紫外線発光ダイオード(109)が設けられた、請求項1に記載の液体浄化装置(100)。
  3. 前記方向弁(107、500)の少なくとも一部分に突き出る少なくとも1つの紫外線発光ダイオード(118、510)が設けられた二次照射機器(117、509)をさらに備える、請求項1又は2に記載の液体浄化装置(100)。
  4. 前記二次照射機器(117)が、前記方向弁(107)の前記放出ポート(113)に突き出ている、請求項3に記載の液体浄化装置(100)。
  5. 前記二次照射機器(509)が、前記封止手段(506)に突き出ている、請求項3に記載の液体浄化装置(100)。
  6. 前記一次照射機器(106、301)内に配置された前記第1の循環管及び前記第2の循環管(105、115、305、306、501、502)の部分は、二重らせん状に構成されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体浄化装置(100)。
  7. 前記第1の循環管及び前記第2の循環管(105、115)が異なる直径を有する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の液体浄化装置(100)。
  8. 前記一次照射機器(106、301)は、実質的に管状のジャケット(200、302)内に同心に配置された実質的に円筒形のコア(201、303)を備え、前記第1の循環管及び前記第2の循環管(105、115、305、306)は、前記コア(201、303)と前記ジャケット(200、302)との間で前記一次照射機器(106、301)を貫通している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の液体浄化装置(100)。
  9. 前記コア(201)が反射鏡として構成されており、前記複数の紫外線発光ダイオード(109)が前記ジャケット(200)の内面に配置されている、請求項8に記載の液体浄化装置(100)。
  10. 前記ジャケット(302)の内面が反射鏡として構成されており、前記複数の紫外線発光ダイオード(308)が前記コア(303)に配置されている、請求項8に記載の液体浄化装置(100)。
  11. 前記第1の循環管及び前記第2の循環管(105、115、305、306、501、502)が少なくとも部分的に溶融石英で製作されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の液体浄化装置(100)。
  12. 前記一次照射機器(106)が光センサ(120)を備える、請求項1〜11のいずれか一項に記載の液体浄化装置(100)。
  13. 前記第2の循環管(115)内に配置されており、前記リザーバ(101)から前記第2の循環管(115)を通って前記方向弁(107)に至る前記液体(102)の流れを妨げる逆止め弁(116)をさらに備える、請求項1〜12のいずれか一項に記載の液体浄化装置(100)。
  14. 所定量の液体を液体浄化装置(100)によって浄化する方法であって、前記液体浄化装置(100)は、所定量の液体(102)を収容するように構成されたリザーバ(101)と、入口ポート(111、503)、再循環ポート(112、504)、及び封止手段(402、506)を備えた方向弁(107、500)であり、前記方向弁(107、500)が放出ポート(113、505)を封鎖する再循環位置と、前記方向弁(107、500)が前記入口ポート(111、503)から前記放出ポート(113、505)を通る流れを可能にする放出位置との間で可動である、方向弁(107、500)とを備える方法において、
    前記リザーバ(101)からポンプ(104)によって前記所定量の液体(102)を引出し、当該液体を、前記ポンプ(104)と前記方向弁(107、500)の前記入口ポート(111、503)との間の流体連通を確立する第1の循環管(105、305、501)を通して前記方向弁(107、500)に導くステップと、
    前記所定量の液体(102)を、前記方向弁(107、500)の前記再循環ポート(112、504)との間の流体連通を確立する第2の循環管(115、306、602)を通して前記リザーバ(101)に導くステップと、
    前記第1の循環管(105、305、501)及び/又は前記第2の循環管(115、306、602)の一部が、紫外線に対して実質的に透過性であり、発光手段、好ましくは紫外線発光ダイオード(109、308)を備えた一次照射機器(106、301)内に配置されており、これにより前記液体に照射するステップと、
    前記所定量の液体(102)が、放出ステップに至るまでの間、前記リザーバ(101)、前記ポンプ(104)、前記第1の循環管(105、305、501)、前記方向弁(107、500)、及び前記第2の循環管(115、306、502)を含む閉ループに沿って順次に再循環されるように、前記方向弁(107、500)を前記再循環位置に維持するステップと、
    前記方向弁(107、500)を前記放出位置に配置して、前記液体が前記第1の循環管(105、305、501)から前記放出ポート(113、505)に導かれるようにすることによって、前記液体を前記放出ポート(113、505)から放出するステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  15. 前記所定量の液体(102)が、前記液体浄化装置(100)を通して連続的に再循環されることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記所定量の液体(102)が、前記液体浄化装置(100)を通して、有限の再循環持続時間にわたって周期的に再循環されることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  17. 前記方向弁(500)の少なくとも一部分に突き出る少なくとも1つの紫外線発光ダイオード(510)を備えた二次照射機器(509)が設けられること、及び、前記放出するステップの間、前記二次照射機器(509)が前記方向弁(500)の一部分を照射することをさらに特徴とする、請求項14〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記方向弁(107)の少なくとも一部分に突き出る少なくとも1つの紫外線発光ダイオード(118)を備えた二次照射機器(117)が設けられること、及び、前記維持するステップの間、前記二次照射機器(117)が前記方向弁(107)の一部分を照射することをさらに特徴とする、請求項14〜16のいずれか一項に記載の方法。
  19. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の液体浄化装置(100)を備えた飲料供給装置。
  20. 請求項14〜18のいずれか一項に記載の方法を実行する飲料供給装置。
  21. 液体浄化装置用の照射機器(106、301)であって、
    外側のジャケット(200、302)及び内側のコア(201、303)であり、前記ジャケットと前記コアとの間に空所(202)を定める、ジャケット(200、302)及びコア(201、303)と、
    前記空所(202、304)内にらせん構造で配置された、紫外線に対して実質的に透過性の第1の循環管(105、305)と、
    前記空所(202、302)内に突き出た複数の紫外線発光ダイオード(109、308)と、
    を備える照射機器(106、301)において、
    前記空所(202、304)内にらせん構造で配置された、紫外線に対して実質的に透過性の第2の循環管(115、306)を備えることを特徴とする、照射機器(106、301)。
  22. 前記第1の循環管及び前記第2の循環管(105、305;115、306)は、同じ向き又は逆向きの二重らせん状に配置されている、請求項21に記載の照射機器(106、301)。
  23. 前記複数の紫外線発光ダイオード(109、308)は、前記ジャケット(200、302)の内面及び/又は前記コア(201、303)の外面に、前記空所(202、302)内に突き出るように配置されている、請求項21又は22に記載の照射機器(106、301)。
  24. 前記ジャケット(200、302)の内面及び/又は前記コア(201、303)の外面は、前記紫外線発光ダイオード(109、308)によって放射される光に対して高反射性である、請求項21〜23のいずれか一項に記載の照射機器(106、301)。
  25. 前記第1の循環管及び前記第2の循環管(105、305;115、306)が少なくとも部分的に溶融石英で製作されている、請求項21〜24のいずれか一項に記載の照射機器(106、301)。
  26. 前記紫外線発光ダイオードによって放射される光の強度を計測するための光センサを備える、請求項21〜25のいずれか一項に記載の照射機器(106、301)。
  27. 請求項21〜26のいずれか一項に記載の照射機器(106、301)を備えた液体浄化装置。
  28. 請求項21〜26のいずれか一項に記載の照射機器(106、301)を備えた飲料供給装置。
JP2015552970A 2013-01-22 2013-01-22 液体浄化装置及び方法 Pending JP2016507367A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2013/070832 WO2014113917A1 (en) 2013-01-22 2013-01-22 Liquid purification apparatus and method

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016507367A true JP2016507367A (ja) 2016-03-10

Family

ID=51226802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015552970A Pending JP2016507367A (ja) 2013-01-22 2013-01-22 液体浄化装置及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US10329170B2 (ja)
EP (1) EP2948411B1 (ja)
JP (1) JP2016507367A (ja)
CN (1) CN105073647B (ja)
ES (1) ES2822308T3 (ja)
PL (1) PL2948411T3 (ja)
WO (1) WO2014113917A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7376883B2 (ja) 2021-10-05 2023-11-09 株式会社Reiz 流体清浄化サーキュレータ

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9499415B2 (en) * 2014-08-14 2016-11-22 Chiyoda Kohan Co., Ltd Ultraviolet irradiation apparatus
US10180248B2 (en) 2015-09-02 2019-01-15 ProPhotonix Limited LED lamp with sensing capabilities
US20170203986A1 (en) * 2016-01-15 2017-07-20 Titan Water Technologies, Inc. Water purification system
KR20180070354A (ko) * 2016-12-16 2018-06-26 엘지전자 주식회사 정수기
EP3354286A1 (en) * 2017-01-30 2018-08-01 Bayer Healthcare LLC Non-sterile waste removal from a sterile process
DE102017117324A1 (de) * 2017-07-31 2019-01-31 Maximilian Blomeier Desinfektionsanlage für Flüssigkeiten
WO2020037223A1 (en) * 2018-08-17 2020-02-20 Mag Aerospace Industries, Llc Water system floor interface with ultraviolet light treatment
DE202020100960U1 (de) * 2020-02-21 2020-02-28 WM aquatec GmbH & Co. KG Vorrichtung und System zur Desinfektion eines Fluids
KR20220034456A (ko) * 2020-09-11 2022-03-18 주식회사 싸이큐어 표면 및 공간 led 살균 조명장치
CN114477520A (zh) * 2021-12-31 2022-05-13 安徽悦达环保科技有限公司 一种厂房用管道循环净化设备
CN115259275B (zh) * 2022-08-20 2023-05-09 生态环境部南京环境科学研究所 一种用于工业水体的全自动化氙弧灯光解仪装置

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3550782A (en) * 1968-05-09 1970-12-29 Louis P Veloz Water sterilizer apparatus
US5004541A (en) * 1986-05-09 1991-04-02 Electrolux Water Systems, Inc. Fluid purification system
US4969991A (en) * 1989-08-30 1990-11-13 Valadez Gerardo M Water purifying and dispensing system
JP2708086B2 (ja) * 1992-12-01 1998-02-04 株式会社デンソー 浄水装置
US5417852A (en) * 1993-01-15 1995-05-23 Sun River Innovations, Ltd. Apparatus for removing contaminants from waste fluids
US5935441A (en) * 1996-09-05 1999-08-10 Millipore Corporation Water purification process
US6235191B1 (en) * 1998-06-02 2001-05-22 Sanden Corp. Water purifying apparatus capable of reliably preventing growth of bacteria during suspension of water supply by efficiently activating a sterilization unit
US6328881B1 (en) * 2000-03-08 2001-12-11 Barnstead Thermolyne Corporation Water purification system and method including dispensed volume sensing and control
US20030052278A1 (en) * 2001-09-18 2003-03-20 Raul Duarte Apparatus and method for sterilization of heat sensitive liquids
KR20030032418A (ko) * 2001-10-18 2003-04-26 주식회사 비씨아이 온수정화장치
SE0202978D0 (sv) * 2002-10-09 2002-10-09 Benrad Ab System for liquid purification
US20050000913A1 (en) * 2003-07-03 2005-01-06 Mark Betterly Fluid treatment system
US6979428B2 (en) * 2003-08-01 2005-12-27 Steris Inc. Fluid over-flow/make-up air assembly for reprocessor
KR100520982B1 (ko) * 2003-08-28 2005-10-12 김태형 테프론튜브를 이용한 살균정화장치
US7175760B2 (en) 2004-07-07 2007-02-13 Innowave, Inc. Water dispensing apparatus with water recirculation line
US7872248B2 (en) * 2006-12-21 2011-01-18 Uv Doctor Management Llc Optical UV lamp-on indicator
US20080305018A1 (en) * 2007-06-11 2008-12-11 Albonia Innovative Technologies Ltd. Photosterilization Reactor
CA2686836C (en) * 2008-12-01 2017-04-11 International Water-Guard Industries, Inc. Water distribution system with dual use water treatment unit
CN201538708U (zh) * 2009-08-31 2010-08-04 安庆乘风制药有限公司 纯化水臭氧消毒系统
DE102010005893A1 (de) * 2010-01-27 2011-07-28 Thermo Electron LED GmbH, 63505 Anlage zur Herstellung von Reinstwasser
US9045352B2 (en) * 2010-08-20 2015-06-02 Stryker Corporation Total fluid management system
DE102011017455A1 (de) * 2011-04-18 2012-10-18 Roland de Craigher Verfahren und Vorrichtung zur physikalischen Trinkwasserreinigung
WO2016008807A1 (en) * 2014-07-18 2016-01-21 Nestec S.A. Irradiation assembly for liquid purification assembly, purification assembly and beverage dispenser
US9499415B2 (en) * 2014-08-14 2016-11-22 Chiyoda Kohan Co., Ltd Ultraviolet irradiation apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7376883B2 (ja) 2021-10-05 2023-11-09 株式会社Reiz 流体清浄化サーキュレータ

Also Published As

Publication number Publication date
EP2948411A4 (en) 2016-09-07
WO2014113917A1 (en) 2014-07-31
CN105073647B (zh) 2018-10-09
US20160009570A1 (en) 2016-01-14
US10329170B2 (en) 2019-06-25
EP2948411A1 (en) 2015-12-02
EP2948411B1 (en) 2020-07-22
ES2822308T3 (es) 2021-04-30
PL2948411T3 (pl) 2021-03-08
CN105073647A (zh) 2015-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016507367A (ja) 液体浄化装置及び方法
US11806434B2 (en) Ultraviolet light treatment chamber
TWI583406B (zh) 氣體及/或液體殺菌裝置及其用途
JP5791899B2 (ja) 紫外光処理チャンバー
JP5199093B2 (ja) 紫外線光処理チャンバ
US7683344B2 (en) In-line treatment of liquids and gases by light irradiation
US20150144575A1 (en) Uva germicidal device
WO2002043777A2 (en) Appliances having uv disinfection device and method
US9168321B2 (en) Toroidal-shaped treatment device for disinfecting a fluid such as air or water
JP2004066045A (ja) 紫外線照射装置
KR101618833B1 (ko) 램프 조립체 및 이를 구비하는 살균장치
KR101213436B1 (ko) 자외선 살균 정수기 꼭지