JP6878770B2 - レンズ付き光ファイバ及び光結合器 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ付き光ファイバとこれを用いた光結合器に関するものである。
レンズ付き光ファイバは、光ファイバに入射する光或いは光ファイバから出射する光の光結合を高効率で行う光ファイバ結合部品であり、光ファイバ相互の光結合、光ファイバと発光・受光素子との光結合、光ファイバと光部品(光導波路、光集積回路など)との光結合などに用いられている。
従来のレンズ付き光ファイバとして、GRINレンズを光ファイバに融着接続したものが知られている。GRINレンズは、屈折率分布型レンズ(Gradient Index Lens)であり、半径r方向の屈折率分布n(r)が、n(r)=n0(1−(1/2)(g・r)2)となる円柱(ロッド)状レンズである。ここでのn0は中心屈折率であり、gはGRINレンズの集光能力を表す定数(屈折率分布定数)である。ここで、GRINレンズの半径をRとすると、屈折率分の最低屈折率(最低分布屈折率)ntは、レンズの外縁部の屈折率となり、nt=n(R)=n0(1−(1/2)(g・R)2)となる。
GRINレンズを用いたレンズ付き光ファイバは、GRINレンズが円柱状であるため、光ファイバの外径とGRINレンズの外径を略同径にすることで、光結合の際の機械的な軸合わせが容易になる利点があり、また、複数のレンズ付き光ファイバを並列してアレイ化する際に、スペース効率を向上させる利点がある。
GRINレンズを用いたレンズ付き光ファイバは、一般に、光ファイバからの光をコリメートするコリメータ(Collimator)、或いは光ファイバからの光を集光するコンデンサ(Condenser)として用いられている。特に、コンデンサとして用いる場合の例としては、発光素子(例えば、半導体レーザ)と光ファイバとの光結合がある。この場合には、発光素子の放射角を充分にカバーしうる高い集光能力のGRINレンズが求められると共に、GRINレンズに入射した光を光ファイバの臨界角内で光ファイバのコアに入射することが求められる。
このような要求に対応するレンズ付き光ファイバとして、光ファイバの端面に比較的低NAのGRINレンズを接続し、そのGRINレンズの端面に比較的高NAのGRINレンズを接続したGRINレンズ付き光ファイバが開発されている(下記特許文献1参照)。ここでのNAは開口数(Numerical Aperture)であり、前述のgとGRINレンズの半径R、中心屈折率n0を用いると、NA=n0・g・Rと表される。
特許第4037346号公報
図1に示すように、光ファイバ2の端面に低NAのGRINレンズ3を接続し、そのGRINレンズ3の端面に高NAのGRINレンズ4を接続しているレンズ付き光ファイバ1は、結合光L(光ファイバに入射する光又は光ファイバから出射する光)の態様が近似的にガウシアンビームになり、高NAのGRINレンズ4の端面から所定距離(ビームウエスト距離L0)だけ離れた位置でビームウエストを形成する。すなわち、最も集光された位置でも結合光Lは1点には集まらず、所定の直径(ビームウエスト直径2ω0)を有するビームスポットが形成されることになる。
ビームスポットは光ファイバ2のコアを伝播する光、特にシングルモード光ファイバの場合には基底モードの光の大きさであるモードフィールド直径2ωsの像と見なすことができ、ビームウェスト距離L0が短い場合には、低NAのGRINレンズ3のNA(NA1)と、高NAのGRINレンズ4のNA(NA2)との比率で縮小倍率が生じている。すなわち、ビームウエスト直径は、2ω0=2ωs×(NA1/NA2)となる。
このようなレンズ付き光ファイバ1との光結合を行う光部品は、光通信を含む光関連技術の発展に伴って多様化しており、光部品の入出射口径は微小化する傾向にある。このような光部品との光結合を高い結合効率で行うためには、前述したレンズ付き光ファイバ1のビームウエスト直径2ω0を更に小径化することが求められる。例えば、光集積回路との光結合を考えた場合、光集積回路における光導波路直径は3μm以下のものがあるので、直接的にレンズ付き光ファイバ1と光集積回路とを接続する際には、ビームウエスト直径を3μm以下にすることが求められる。
これに対しては、高NA側GRINレンズ4の中心屈折率n0をより高く設定するか、或いは、高NA側GRINレンズ4の最低分布屈折率ntをより低く設定して、GRINレンズ4のNAを高め、屈折率分布を急峻にする(g値を高くする)ことで、理論上ビームウエスト直径を小径化することが可能になる。しかしながら、中心屈折率n0を高めることや最低分布屈性率ntをより低くすることは、GRINレンズ4のベースとなるガラス材料とドーパント材料との選択によってなされるので、その設定には自ずと限界がある。そのため、材料選択を考慮すること無く、従来技術と同等の中心屈折率n0或いは最低分布屈折率ntの設定で、ビームウエスト直径をより小径化することが求められている。
この他にも、低NA側GRINレンズ3のNAを低く設定して屈折率分布をより平坦に近づけることでも、理論上ビームウエスト直径を小径化することが可能になる。しかしながら、低NA側GRINレンズ3のNAを低くするとビームが拡がり過ぎ、拡がったビームの裾部がレンズ外壁に到達し損失に繋がることから、その設定にも自ずと限界がある。
本発明は、このような事情に対処するために提案されたものである。すなわち、GRINレンズを用いたレンズ付き光ファイバにおいて、GRINレンズの材料選択を考慮すること無く、ビームウエスト直径の小径化を図ることが本発明の課題である。
このような課題を解決するために、本発明によるレンズ付き光ファイバは、以下の構成を具備するものである。
光ファイバの端面に第1のGRINレンズの一方の端面が接続されており、前記第1のGRINレンズの他方の端面に第2のGRINレンズの一方の端面が接続されているレンズ付き光ファイバであって、前記光ファイバと前記第1及び第2のGRINレンズは同軸上に接続されており、前記第1のGRINレンズの開口数が前記第2のGRINレンズの開口数より小さく、前記第2のGRINレンズの最低分布屈折率の径方向位置が、前記第2のGRINレンズの外縁より内側に設定されていると共に、前記第1のGRINレンズにより拡がった光の最外周と同位置又はそれより外側に設定されていることを特徴とするレンズ付き光ファイバ。
このような特徴を有するレンズ付き光ファイバによると、第2のGRINレンズの最低分布屈折率の径方向位置を、第2のGRINレンズの外縁より内側に設定し、且つ第1のGRINレンズにより拡がった光の最外周と同位置又はそれより外側に設定することで、第2のGRINレンズの中心屈折率と最低分布屈折率を設定する材料選択を変更すること無く、光ファイバから出射する光を損失無く伝搬して、第2のGRINレンズの屈折率分布を急峻にすることができる。
これによって、コンデンサとして利用する場合のレンズ付き光ファイバのビームウエスト直径を小径化することができ、入出射口径が微小化した光部品との光結合を高効率で行うことができる。
GRINレンズを用いたレンズ付き光ファイバを示した説明図である。 本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバにおける第2のGRINレンズの屈折率分布を示した説明図である。 レンズ付き光ファイバにおける結合光の態様(レンズ端面からの距離に対するビーム直径)を示した説明図である。 本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバを光部品(光導波路)に光結合した光結合器の構成例を示した説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバ1は、図1に示したように、光ファイバ2と、第1のGRINレンズ3と、第2のGRINレンズ4とを備え、コンデンサ(集光器)として機能するものである。ここで、光ファイバ2と第1のGRINレンズ3と第2のGRINレンズ4とは、同軸上に接続されている。詳しくは、光ファイバ2の端面に第1のGRINレンズ3の一方の端面が融着接続されており、第1のGRINレンズ3の他方の端面に第2のGRINレンズ4の一方の端面が融着接続されている。
レンズ付き光ファイバ1は、第1のGRINレンズ3の開口数をNA1とし、第2のGRINレンズ4の開口数をNA2とすると、NA1<NA2のように設定されている。これによって、光ファイバ2から出射した光は、第1のGRINレンズ3で一端ビーム径が拡径され、第2のGRINレンズ4で集光することで、第2のGRINレンズ4の端面又はその近傍にビームウエスト直径2ω0のビームスポットを形成する。
ここで、第1のGRINレンズ3の半径をR1とし、第2のGRINレンズ4の半径をR2として、光ファイバ2の半径(クラッド半径)をRとすると、R=R1=R2とすることで、スリーブなどを用いて簡易に機械的な光軸合わせが可能なレンズ付き光ファイバ1を得ることができる。但し、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバ1は、これに限定されるものではなく、R≦R1≦R2などとしたものであってもよい。
図2は、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバ1における第2のGRINレンズ4の屈折率分布を示している。第2のGRINレンズ4の屈折率分布は、中心屈折率はn0であり、中心からの距離rが0≦r≦R2’では、n(r)=n0(1−(1/2)(g’・r)2)の放物線状の屈折率分布となり、中心からの距離がR2’において、最低分布屈折率(放物線状に分布する屈折率の最低値)ntになっている。そして、中心からの距離rがR2’<r≦R2では、一定値(n1)になっている。ここでのR2はGRINレンズ4の半径(外径/2)であり、R2’は、GRINレンズ4の有効半径(R2’<R2)である。すなわち、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバ1においては、第2のGRINレンズ4は、最低分布屈折率ntの径方向位置が第2のGRINレンズ4の外縁より内側に設定されている。
また、光ファイバ2から第1のGRINレンズ3に入射した光にビーム径が第1のGRINレンズ3内で拡径され第2のGRINレンズ4界面に到達した時のビーム直径2ωG1と、第2のGRINレンズ4の最低分布屈折率の直径2R2’との関係が、2ωG1≦2R2’に設定されている。すなわち、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバ1においては、第2のGRINレンズ4における最低分布屈折率ntの径方向位置が、光ファイバ2から第1のGRINレンズ3に入射して第1のGRINレンズ3により拡がった光の最外周と同位置又はそれより外側に設定されている。また、第2のGRINレンズの最低分布屈折率ntの直径2R2’と第1のGRINレンズ3の直径2R1との関係は、2R2’<2R1となるように設定されている。
このような第1のGRINレンズ3と第2のGRINレンズ4を備えるレンズ付き光ファイバ1は、光ファイバ2から出射した光が、第1のGRINレンズ3と第2のGRINレンズ4を損失無く伝搬することになり、更には、第2のGRINレンズ4の端面近傍又はその外側に形成されるビームウエスト直径を小径化することが可能になる。
このような屈折率分布を示すGRINレンズ4において、中心屈折率n0と最低分布屈折率ntは、GRINレンズ4を形成する材料によって設定される。例えば、GRINレンズ4が、シリカガラス(SiO2)ベースでドーパント材(金属添加物)としてチタン酸化物(Ti23)を選択した場合には、中心屈折率はn0=1.53、最低分布屈折率はnt=1.49に設定することができる。
ここで、同様の材料選択で、同じ中心屈折率n0と最低分布屈折率ntを設定した場合であって、最低分布屈折率ntの径方向位置をGRINレンズの外縁付近にした従来技術では、図2の破線で示す屈折率分布(n(r)=n0(1−(1/2)(g・r)2))になる。この場合の屈折率分布係数gを、本発明の実施形態における第2のGRINレンズ4における、中心からの距離rが0≦r≦R2’での屈折率分布n(r)=n0(1−(1/2)(g’・r)2)におけるg’と比較すると、NAが同じで直径(有効径)が小さくなるため、g<g’となる。すなわち、屈折率分布係数がg’となる本発明の実施形態におけるGRINレンズ4は、従来技術よりもg値が高くなっている。
ところで、ビームウエスト距離L0が第2のGRINレンズ4の端面に近いところにある場合は、光ファイバ1のコアを伝搬する光の像と見なすことができるビームウエスト径2ω0の倍率は、低NA側の第1のGRINレンズ3におけるg値(g1)と中心屈折率(n01)の積と高NA側の第2のGRINレンズ4のg値(g2=g’)と中心屈折率(n0)の積との比で表すことができる。すなわち、倍率は、(g1・n01)/(g’・n0)となる。ここで、第1のGRINレンズ3のg値と中心屈折率(g1・n01)を一定と考えた場合には、従来技術のgに対して、g<g’のGRINレンズ4を採用した本発明の実施形態は、高NA側のg値が大きくなった分だけ像であるビームウェスト直径2ω0が小さくなる。
図3は、レンズ付き光ファイバ1における結合光Lの態様(レンズ端面からの距離に対するビーム直径)を示している。図において、実線は、第2のGRINレンズ4の屈折率分布を図2に示した実線のように設定した場合(本発明の実施形態)の態様を示し、破線は、第2のGRINレンズ4の屈折率分布を図2に示した破線のように設定した場合(従来技術)の態様を示している。図示のように、ビームウエスト直径(レンズ端面からの距離10μmにおけるビーム直径)2ω0は、従来技術が5.0μm程度であるのに対して、本発明の実施形態では3μm以下に小径化されている。このように、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバ1は、材料選択による屈折率調整を行うこと無く、第2のGRINレンズ4のg値を高めて、ビームウエスト直径を小径化することを可能にしている。
以下に、第2のGRINレンズ4の製造方法を説明する。図2の実線で示すような屈折率分布を備えるGRINレンズ4は、光ファイバの製造法として知られるロッドインチューブ法を応用して製造することができる。すなわち、従来技術におけるGRINレンズの母材の周囲に石英チューブを被せ、その後は、従来技術におけるGRINレンズの製法と同様に、引き延ばしを行って外径を設定された外径(2×R2)に合わせる。その後は、レンズ長を調整する切断を行って第2のGRINレンズ4を得る。このようにして製造された第2のGRINレンズ4は、有効径(2×R2’)内では、図2の実線で示すように放物線状の屈折率分布を示し、有効径(2×R2’)の外側にはドーパント材料を含まない石英ガラスのチューブ層が設けられている(図2におけるn1は石英ガラスの屈折率)。
図4は、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバを光部品に光結合した光結合器の構成例を示している。ここでは、光集積回路などの光導波路20とレンズ付き光ファイバ1とを結合した例を示している。この例では、レンズ付き光ファイバ1における第2のGRINレンズ4の端面と光導波路20の接続端面とを対面して配置し、両端面を直接的に或いは接着剤や屈折率整合剤などのカップリング材を介して接続している。この際、レンズ付き光ファイバ1におけるビームウエスト位置を第2のGRINレンズ4の端面に近づける或いは一致させることで、直接的な接続を低損失で行うことが可能になり、レンズ付き光ファイバ1によって小径化されたビームウエスト直径を光導波路20のコア20Aの径と同等又はそれ以下に設定することで、高効率な結合が可能になる。
以上説明したように、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバ1、或いはこれを用いた光結合器は、材料選択による屈折率調整を考慮すること無く、光ファイバ2に結合する光を損失無く伝搬して、第1及び第2のGRINレンズ3,4を用いたレンズ付き光ファイバ1のビームウエスト直径を小径化することができる。これによって、本発明の実施形態に係るレンズ付き光ファイバ1、或いはこれを用いた光結合器は、結合対象の光部品の入出射口径の微小化に対応して、高効率な光結合を行うことができる。
1:レンズ付き光ファイバ,2:光ファイバ,3,4:GRINレンズ,
20:光導波路,20A:コア

Claims (5)

  1. 光ファイバの端面に第1のGRINレンズの一方の端面が接続されており、前記第1のGRINレンズの他方の端面に第2のGRINレンズの一方の端面が接続されているレンズ付き光ファイバであって、
    前記光ファイバと前記第1及び第2のGRINレンズは同軸上に接続されており、前記第1のGRINレンズの開口数が前記第2のGRINレンズの開口数より小さく、
    前記第2のGRINレンズの最低分布屈折率の径方向位置が、前記第2のGRINレンズの外縁より内側に設定されていると共に、前記第1のGRINレンズにより拡がった光の最外周と同位置又はそれより外側に設定されていることを特徴とするレンズ付き光ファイバ。
  2. 前記第1及び第2のGRINレンズは、前記光ファイバと同径であることを特徴とする請求項1記載のレンズ付き光ファイバ。
  3. 前記第2のGRINレンズにおける前記最低分布屈折率の位置より外側には、ドーパント材を含まないチューブ層が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のレンズ付き光ファイバ。
  4. 前記レンズ付き光ファイバの結合光のビームウエスト直径が3μm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のレンズ付き光ファイバ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載されたレンズ付き光ファイバと光部品とが光結合した光結合器。
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