JP6878172B2 - ワイヤレスインターホン機器 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信機能を有してコードレスで呼出/通話を実施できるワイヤレスインターホン機器に関する。
ワイヤレス方式のインターホン機器は従来より採用されており、例えば、特許文献1に開示されているように、居室親機と携行可能とした副親機との間で採用されている。
この特許文献1では、映像信号や通話信号を処理する主機能を実装した基板と、無線通信する機能を実装した基板とを別基板とし、更にアンテナをパターン形成した基板を別途設けて親機ケースに収納している。
特開2009−135679号公報
無線通信機能を有する機器の小型化およびコストダウンを行うには、すべての回路を1枚の基板に搭載することが望ましいが、上述したように、従来は無線機能を実装した基板及びアンテナパターンを形成した基板と、映像信号や通話信号を処理するインターホン機能を実装した基板とは別基板に実装していた。
これは、アンテナから放射される電波や、アンテナに流れる高周波電流により発生するコモンモード電流が、音声系や映像系の回路へ干渉するのを防止するためであった。
尚、無線通信のための高周波信号の音声系への干渉を低減する為に、インダクタンスとコンデンサによるコモンモードフィルタで対策を行うことは可能であるが、小型化に寄与する対策ではなかった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、アンテナやバランの形状や配置を工夫することで、映像信号及び通話信号を処理する回路を実装した基板にアンテナを含む高周波回路を実装しても、映像信号や通話信号にアンテナに流れる高周波電流が影響を及ぼさないワイヤレスインターホン機器を提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、基板にパターン形成した平衡型アンテナにより、1.9GHz帯を使用した無線通信により、音声信号及び映像信号を送受して通話を可能とするワイヤレスインターホン機器であって、平衡型アンテナを、基板にパターン形成したバラン部及び不平衡線路を介して同一基板上に形成した無線通信回路に接続し、不平衡線路の周囲に配設されたグランドパターンのバラン部近傍となる縁部に、グランドパターンから一部がはみ出す所定の径の穴を基板に穿設してグランドパターンに切り欠き部を形成し、切り欠き部をチョークコイルとして作用させることで、平衡型アンテナに流れる高周波電流の不一致によるグランドパターンへのコモンモード電流を阻止することを特徴とする。
この構成によれば、不平衡線路の周囲に配設されたグランドパターンのバラン部近傍となる縁部に、所定の径の穴を穿設してグランドパターンの端部にチョークコイルの作用を奏する切り欠きを設けることで、平衡型アンテナに流れる高周波電流の不一致によるコモンモード電流の発生を抑制できる。そのため、アンテナを形成した基板にインターホン回路を実装しても、アンテナから放射される電波のインターホン回路への干渉を低減でき、良好なインターホン動作を実現できる。また、チョークコイルは単純な穴としたため、省スペースで回路形成でき、ワイヤレスインターホン機器の小型化に有効である。
請求項2の発明は、請求項1に移載の構成において、基板は多層基板であって、不平衡線路は多層基板の表面に形成される一方、不平衡線路の下部となる多層基板の内層はグランドパターンで覆われて成り、バラン部は、不平衡線路に連続して多層基板の表面に形成され、且つ不平衡線路に対して45°の角度で配設された第1バランパターンと、内層に形成されたグランドパターンに接続されて、第1バランパターンと重なる様にパターン形成された第2バランパターンとを有し、更に、第1及び第2バランパターンの線路幅を同一として、線路長を電気長波長の4分の1としたことを特徴とする。
この構成によれば、第1及び第2バランパターンの線路幅を同一とし、線路長を電気長波長の4分の1とすることで、平衡電圧の2つの振幅が同一になり、バラン動作の誤差による動作損失を低減できる。また、バラン部を45°の角度で不平衡線路に接続したことで、バラン部の実効占有面積を低減させることができ、小型化に有効である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、平衡型アンテナの2つのパターンのうち、一方は多層基板の表面に形成される一方、他方は裏面に形成され、
裏面のパターンは、第2バランパターンの端部とスルーホールを介して接続されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、スルーホールを介してバランとアンテナが接続されるため、外観上鋭角に接続されても、高周波電流はパターン連結部に於いてはスルーホールを流れるため、高周波電流がパターンの鋭角な内側に集中して流れるのを回避でき、平衡型アンテナの2つのパターンの平衡状態を保つことができる。
請求項4の発明は、請求項3に記載の構成において、平衡型アンテナは全体で2分の1波長のダイポールアンテナであり、バラン部の線路幅が、下記(1)式に基づき算出された所定の幅に設定されていることを特徴とする。
線路幅Wg=(2π・d)/√εr ・・・(1)
ここで、Wg:線路幅、d:多層基板の誘電体部の厚み、εr:基板の比誘電率である。
この構成によれば、ダイポールアンテナの特性インピーダンスは73Ω、無線通信部の特性インピーダンスは50Ωであるが、バラン部の線路においてインピーダンス変換を行うことができ、利得の低下を防止できる。
請求項5の発明は、請求項4に記載の構成において、ダイポールアンテナは、基板の縁近傍において縁に平行に配置されると共に、2つのアンテナパターンは先端に向けて拡幅形成され、当該拡幅は、基板の縁方向に向けて実施されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、ダイポールアンテナの広帯域化を図ることができる。
本発明によれば、不平衡線路の周囲に配設されたグランドパターンのバラン部近傍となる縁部に、所定の径の穴を穿設してグランドパターンの端部にチョークコイルの作用を奏する切り欠きを設けることで、平衡型アンテナに流れる高周波電流によるコモンモード電流の発生を抑制できる。そのため、アンテナを形成した基板にインターホン回路を実装しても、アンテナから放射される電波のインターホン回路への干渉を低減でき、良好なインターホン動作を実現できる。また、チョークコイルは単純な穴としたため、省スペースで回路形成でき、ワイヤレスインターホン機器の小型化に有効である。
本発明に係るインターホン機器を使用したインターホンシステムの一例を示す構成図である。 無線通信部からアンテナに至る線路パターンの概略説明図である。 基板表面に形成したアンテナパターンの説明図である。 基板内層に形成したアンテナパターンの説明図である。 基板裏面に形成したアンテナパターンの説明図であり、基板表側から見た透視図で示している。 バラン部からアンテナに流れる電流の説明図であり、(a)は両者を同一面にパターン形成した比較図、(b)は両者を異なる面に形成してスルーホールで連結した場合を示している。 アンテナ給電部の基板断面説明図である。 チョークコイルとしてグランドパターン縁部に形成した丸穴の作用説明図である。 アンテナパターンの形状説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係るインターホン機器を使用したインターホンシステムの一例を示す構成図であり、玄関子機1と伝送線L1を介して接続された居室親機2と、この居室親機2と無線通信して呼び出しに応答するためのワイヤレス親機3とを備えた構成を示し、居室親機2とワイヤレス親機3とが、本発明に係るワイヤレスインターホン機器10である。
図2〜5は、ワイヤレスインターホン機器10のハウジング内に組み付けられた基板に形成したアンテナパターンの説明図であり、図2は無線通信部からアンテナに至る線路パターンの概略説明図、図3は基板表面に形成したアンテナパターンの説明図、図4は基板内層に形成したアンテナパターンの説明図、図5は基板裏面に形成したアンテナパターンの説明図であり、基板表側から見た透視図で示している。
各図において、11(11a,11b)はパターン形成された平衡型アンテナの1つであるダイポールアンテナ(以下、単に「アンテナ」と称する)、12(12a,12b)はバラン部、13は不平衡線路、14は1.9GHz帯の所定の周波数の信号を生成及び受信する高周波回路である無線通信部である。
アンテナ11は、給電点Mを中心に180度の角度を有して逆向きに配設された一対のアンテナパターン(第1アンテナパターン11a,第2アンテナパターン11b)から成り、全体で送信周波数の2分の1波長の長さを有している。
そして、図3,5に示す様に、多層から成る基板20の表面に第1アンテナパターン11aが形成され、基板20の裏面に第2のアンテナパターン11bが形成されている。
バラン部12は、基板20の表面に形成された第1バランパターン12aと、基板20の内層に形成された第2バランパターン12bとで構成され、両者は重ね合わさるよう配置され、同一幅で線路長を電気長波長λgの4分の1の長さで並行に配設されている。
第1バランパターン12aは、図3に示す様に一端が無線通信部14から延設された不平衡線路13に接続されて、他端がアンテナ11の基部である第1アンテナパターン11a給電点に接続されており、ホット電流が流れるパターンとして形成されている。
第2バランパターン12bは、同様に内層に形成されたグランドパターン15に一端が接続されて、他端が基板20の裏面に形成された第2アンテナパターン11bの給電点Mに接続されており、コールド電流が流れるパターンとして形成されている。
そして、不平衡線路13とバラン部12との接続は、バラン部12による実効占有面積を低減させる為、45°で行われている。また、バラン部12とアンテナ11との接続は、基板20の縁部に沿ってアンテナ11をパターン形成する制約上、直角ではなく45°、135°の角度(第1バランパターン12aと第1アンテナパターン11aとは135°、第2バランパターン12bと第2アンテナパターン11bとは45°の角度)で実施される。
但し、この第2バランパターン12bと第2アンテナパターン11bとは基板20の異なる層に形成されており、基板20に貫通形成されたスルーホール16を介して電気的に接続されている。これは、以下の理由による。
図6(a)は第2バランパターン12bと第2アンテナパターン11bを基板20の同一面にパターン形成した比較例を示し、図6(b)は異なる層にパターン形成して、スルーホール16で連結した本発明の形態を示している。
上述したように、第1バランパターン12aと第1アンテナパターン11aとは135°で接続され、第2バランパターン12aと第2アンテナパターン11bとは45°で接続されている。そのため、45°で接続される第2アンテナパターン11bの連結部(給電点M)は、形成した導体パターンの最短ラインに電流(高周波電流)が流れようとするため、図6(a)の矢印i1に示すように連結部の内側に電流集中が発生する。こうなると、アンテナパターンに至る電気長に差異が発生し、電力ロスが発生してしまう。
これを防止するために、45°で接続される第2アンテナパターン11bと第2バランパターン12bとを異なる層に形成して、両者をスルーホール16で接続している。
こうすることで、図6(b)の矢印i2、i3に示すように最短コースへ電流が集中するのを防止でき、第1アンテナパターン11aと第2アンテナパターン11bの電気長を一致させることができる。
図7はこの説明図で、スルーホール16形成部位の基板20の断面説明図である。基板20に貫通形成したスルーホール16により第2バランパターン12bと第2アンテナパターン11bとが接続された状態を示し、電流(矢印で示す)がスルーホール16を介して3次元で流れることで、電気長が短縮されるのを防いでいることを示している。
尚、第1アンテナパターン11aと第1バランパターン12aとの接続は、135°で行われて鋭角ではないため、電気長が設計値から大きく変化するようなことがない。
このように、スルーホール16を介してバラン部12とアンテナ11が接続されるため、外観上鋭角に接続されても、高周波電流はパターン連結部に於いてはスルーホール16を流れる。そのため、高周波電流がパターンの鋭角な内側に集中して流れるのを回避でき、アンテナ11の2つのパターンの平衡状態を保つことができる。
次に、バラン部12の線路幅を説明する。誘電体から成る基板20を介して異なる層に配置されて、立体的に配置されている同じ線路幅のバラン部12の線路幅Wgは次式で求めた幅となっている。
Wg=2π・d/√εr
但し、d:多層基板の誘電体部の厚さ、εr:基板の比誘電率である。
このような線路幅とすることで、アンテナ11の特性インピーダンスは73Ω、無線通信部14の特性インピーダンスは50Ωであるが、バラン部12の線路においてインピーダンス変換を行うことができ、利得の低下を防止できる。
また、バラン部12と不平衡線路13の境界付近にはコモンモード電流を阻止するためのチョークコイルの役割をする穴17が基板20に穿設形成されている。
図3に示す様に、穴17は直径5mmの丸穴であり、不平衡線路13とバラン部12との境界部付近であるグランドパターン15の隅部に、一部がグランドパターン15からはみ出すよう穿設されている。
この結果、バラン部12に近いグランドパターン15の縁部において、対向する鋭端部を有する略円形の切り欠き15aが形成される。加えて、グランドパターン15は、基板20の表面、内層、裏面のそれぞれに、同一形状で形成されており、グランドパーターン15の対向する鋭端部を有する略円形の切り欠き15aは内層及び裏面にも形成され、3箇所同時に形成される。
この略円形の切り欠き15aの作用は以下の様である。図8は、グランドパターン15の縁部に形成した円形の切り欠き15aの作用説明図であり、この図8を参照して説明する。
高周波電流の場合は大半が形成されたパターンの縁に沿って流れる。そのため、図8の矢印で示す様に丸穴により形成された略円形の切り欠き15aの鋭角な先端部P1,P2では、直線部(グランドパターン15の端部)と切り欠き15aの円周部とで電流の流れが逆になり、あたかも電流がキャンセルされるような流れが発生する。
そして基板20に穴を開けることで、このキャンセルされる部分を基板20の表面と内層と裏面の3箇所作り出すことができるし、切り欠き15aの円周分(直径×約3倍)電流経路が長くなるので、コイルのない単純な形状でもチョークコイルの作用を効果的に奏させることができる。この結果、コモンモード電流の阻止に効果を奏している。
また図9は、アンテナ11の形状を示す平面説明図であり、裏面に形成した第2アンテナパターン11bの透視した図を第1アンテナパターン11aに重ねて示している。図9においてQは基板20の端部に平行する直線であり、アンテナ11は、直線Q上に形成され、一直線上に形成されている。但し、両アンテナパターン11a,11bとも先端に至るほど基板20の外側に拡幅して形成し、台形形状としている。こうして広帯域化を図っている。
このように、不平衡線路13の周囲に配設されたグランドパターン15のバラン部12近傍となる縁部に、直径5mmの穴17を穿設してグランドパターン15の端部にチョークコイルの作用を奏する切り欠き15aを設けたことで、アンテナ11に流れる高周波電流によるコモンモード電流の発生を抑制できる。そのため、アンテナ11を形成した基板20にインターホン回路を実装しても、放射される電波のインターホン回路への干渉を低減でき、良好なインターホン動作を実現できる。
また、チョークコイルは単純な穴としたため、省スペースで回路形成でき、ワイヤレスインターホン機器の小型化に有効である。
更に、第1及び第2バランパターン12a,12bの線路幅Wbを同一にし、線路長を電気長波長の4分の1としたことで、平衡電圧の2つの振幅が同一になり、バラン動作の誤差による動作損失を低減できる。加えて、不平衡線路13に対して45°の角度で接続したため、バラン部12の実効占有面積を低減させることができ、小型化に有効である。
尚、上記実施形態では、穴17の直径を5mmとしているが、正確に5mmである必要はないし、伝送する周波数により最適な径は異なる。
またアンテナ11は、基板20の例えば左右端部というように一対設けて、ダイバーシティアンテナを形成して、切替が成されて使用すると良い。
10・・ワイヤレスインターホン機器、11・・アンテナ(ダイポールアンテナ)、11a・・第1アンテナパターン、11b・・第2アンテナパターン、12・・バラン部、12a・・第1バランパターン、12b・・第2バランパターン、13・・不平衡線路、14・・無線通信部、15・・グランドパターン、15a・・切り欠き、16・・スルーホール、17・・穴、20・・基板。

Claims (5)

  1. 基板にパターン形成した平衡型アンテナにより、1.9GHz帯を使用した無線通信により、音声信号及び映像信号を送受して通話を可能とするワイヤレスインターホン機器であって、
    前記平衡型アンテナを、前記基板にパターン形成したバラン部及び不平衡線路を介して同一基板上に形成した無線通信回路に接続し、
    前記不平衡線路の周囲に配設されたグランドパターンの前記バラン部の近傍となる縁部に、前記グランドパターンから一部がはみ出す所定の径の穴を前記基板に穿設して前記グランドパターンに切り欠き部を形成し、
    前記切り欠き部をチョークコイルとして作用させることで、前記平衡型アンテナに流れる高周波電流の不一致による前記グランドパターンへのコモンモード電流を阻止することを特徴とするワイヤレスインターホン機器。
  2. 前記基板は多層基板であって、前記不平衡線路は前記多層基板の表面に形成される一方、前記不平衡線路の下部となる前記多層基板の内層はグランドパターンで覆われて成り、
    前記バラン部は、前記不平衡線路に連続して前記多層基板の表面に形成され、且つ前記不平衡線路に対して45°の角度で配設された第1バランパターンと、
    前記内層に形成されたグランドパターンに接続されて、前記第1バランパターンと重なる様にパターン形成された第2バランパターンとを有し、
    更に、前記第1及び第2バランパターンの線路幅を同一として、線路長を電気長波長の4分の1としたことを特徴とする請求項1記載のワイヤレスインターホン機器。
  3. 前記平衡型アンテナの2つのパターンのうち、一方は前記多層基板の表面に形成される一方、他方は裏面に形成され、
    裏面のパターンは、前記第2バランパターンの端部とスルーホールを介して接続されて成ることを特徴とする請求項2記載のワイヤレスインターホン機器。
  4. 前記平衡型アンテナは全体で2分の1波長のダイポールアンテナであり、
    前記バラン部の線路幅が、下記(1)式に基づき算出された所定の幅に設定されていることを特徴とする請求項3記載のワイヤレスインターホン機器。
    線路幅Wg=(2π・d)/√εr ・・・(1)
    ここで、Wg:線路幅、d:多層基板の誘電体部の厚さ、εr:基板の比誘電率である。
  5. 前記ダイポールアンテナは、前記基板の縁近傍において縁に平行に配置されると共に、2つのアンテナパターンは先端に向けて拡幅形成され、
    当該拡幅は、前記基板の縁方向に向けて実施されて成ることを特徴とする請求項4記載のワイヤレスインターホン機器。
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