JP6872297B2 - 無線アクセスネットワークのコントローラ - Google Patents

無線アクセスネットワークのコントローラ Download PDF

Info

Publication number
JP6872297B2
JP6872297B2 JP2020546600A JP2020546600A JP6872297B2 JP 6872297 B2 JP6872297 B2 JP 6872297B2 JP 2020546600 A JP2020546600 A JP 2020546600A JP 2020546600 A JP2020546600 A JP 2020546600A JP 6872297 B2 JP6872297 B2 JP 6872297B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
physical
resource information
route
abstract
route resource
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020546600A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020053989A1 (ja
Inventor
健一 名倉
健一 名倉
平野 幸男
幸男 平野
雄 末廣
雄 末廣
明子 長沢
明子 長沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2020053989A1 publication Critical patent/JPWO2020053989A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6872297B2 publication Critical patent/JP6872297B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W48/00Access restriction; Network selection; Access point selection
    • H04W48/18Selecting a network or a communication service
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/78Architectures of resource allocation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/80Actions related to the user profile or the type of traffic
    • H04L47/805QOS or priority aware
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L47/00Traffic control in data switching networks
    • H04L47/70Admission control; Resource allocation
    • H04L47/82Miscellaneous aspects
    • H04L47/822Collecting or measuring resource availability data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/16Central resource management; Negotiation of resources or communication parameters, e.g. negotiating bandwidth or QoS [Quality of Service]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/70Services for machine-to-machine communication [M2M] or machine type communication [MTC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W24/00Supervisory, monitoring or testing arrangements
    • H04W24/02Arrangements for optimising operational condition

Description

本発明は、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)のコントローラに関する。
通信に対する要求条件が異なる複数のサービス、例えば、高データレートが要求されるモバイルブロードバンドサービス、高信頼性および低遅延が要求されるミッションクリティカルサービス、高密度デバイスの収容が要求されるMassive Internet of Thingsサービス等が存在する。現在、これらの通信サービスを、第5世代移動通信システム(5G)上に生成されるスライスに割り当てる検討が進められている。
スライスは、論理的に分割された仮想ネットワークである。スライスを管理するコントローラは、ネットワーク上に存在する各装置の利用可能なリソースから、要求された通信サービスに必要なリソースを装置ごとに確保して、スライスに割り当てる。
要求された通信サービスを実現するために必要なリソースを各装置から確保して、スライスに割り当てるために、各装置が保有するリソースを効率よく収集して管理する技術が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、コントローラは、各装置の保有するリソース情報および各装置間の接続情報をテーブル形式で保持し、スライスの生成要求があった際には、通信経路の途中に存在する各装置のリソース情報および各装置間の接続情報のテーブルを順次参照する。
特開2016−116184号公報
しかしながら、特許文献1では、スライスを形成する経路上に存在する全ての装置のリソース情報を順次参照して、利用可能なリソースから割り当てを行う。そのため、スライスを生成する際に、コントローラに高い負荷がかかるという問題がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためのものであり、スライスを生成する際の負荷が低い、無線アクセスネットワークのコントローラを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る無線アクセスネットワークのコントローラは、無線アクセスネットワーク上の装置のリソース情報および装置間の接続情報を取得する、物理ネットワーク情報取得部と、装置のリソース情報および装置間の接続情報に基づいて、装置間の物理経路のリソース情報である物理経路リソース情報を算出する、物理経路リソース情報算出部と、物理経路リソース情報に基づいて、物理経路リソース情報を代表して表現する抽象経路リソース情報を算出する、抽象経路リソース情報算出部と、スライスの生成要求を受信すると、抽象経路リソース情報に基づいて、要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定し、要求条件を満たすスライスが生成可能であると判定されると、物理経路リソース情報に基づいて、要求条件を満たす物理経路を選択してスライスを生成する、スライス生成部とを備える
本発明に係る無線アクセスネットワークのコントローラによれば、スライスを生成する際の負荷が低減される。
本発明の実施の形態1に係る通信システムの一例である。 図1のコントローラの機能構成を示すブロック図である。 図1の各装置のリソース情報の一例である。 図1の各装置間の接続情報の一例である。 図1のCU13とSW31との間の物理経路を示す図である。 図1のCU13とSW31との間の物理経路リソース情報である。 図1の抽象経路リソース情報の一例である。 図1のコントローラによるスライス生成処理のフローチャートである。 図8のフローチャートの説明に併せて用いられる、スライス生成要求の一例である。 1回目の更新後のCU13とSW31との間の物理経路リソース情報である。 1回目の更新後の抽象経路リソース情報の一例である。 2回目の更新後のCU13とSW31との間の物理経路リソース情報である。 2回目の更新後の抽象経路リソース情報の一例である。 3回目の更新後のCU13とSW31との間の物理経路リソース情報である。 3回目の更新後の抽象経路リソース情報の一例である。 本発明の実施の形態2に係るクラスの定義の一例である。 図1のCU13とSW31との間の物理経路リソース情報である。 図1の抽象経路リソース情報の一例である。 図1のコントローラによるスライス生成処理のフローチャートである。 図19のフローチャートの説明に併せて用いられる、スライス生成要求の一例である。 本発明の実施の形態1、2に係る無線アクセスネットワークのコントローラの各機能を専用のハードウェアである処理回路で実現する場合を示した構成図である。 本発明の実施の形態1に係る無線アクセスネットワークのコントローラの各機能をプロセッサおよびメモリを備えた処理回路より実現する場合を示した構成図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。ただし、以下に示す実施の形態は一例であり、これらの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信システムの一例である。この通信システムは、第5世代移動通信システム(5G)であり、無線アクセスネットワーク10と、コアネットワーク30とから構成されている。
無線アクセスネットワーク10は、電波の送受信を行うリモート局であるDU(Distributed Unit)11および12と、無線基地局のデータ処理を行う集約基地局であるCU(Central Unit)13および14とを含んでいる。
CU13および14は、加入者側の光回線終端装置であるONU(Optical Network Unit)15および16にそれぞれ接続されている。また、ONU15、16は、事業者側の光回線終端装置であるOLT(Optical Line Terminal)18に接続されている。同様に、ONU17は、OLT19に接続されている。
OLT18、19は、スイッチ装置であるSW21を介して、リングネットワーク20に接続されている。リングネットワーク20には、SW21の他にも、SW22、23、24が接続されている。
SW24は、SW31を介して、上位のネットワークであるコアネットワーク30に接続されている。SW31には、無線アクセスネットワーク10におけるスライスの生成を管理するコントローラ100が接続されている。
コントローラ100は、無線アクセスネットワーク10を仮想化して統合制御する装置であるオーケストレータ40に接続されている。
なお、上記の各装置を接続する物理的なネットワークは、専用のネットワークであってもよいし、ユーザデータと共有のネットワークであってもよい。また、ネットワーク間を接続する装置は、スイッチ装置ではなく、ルータ装置であってもよい。さらに、DU11とCU13との間、およびDU12とCU14との間に、光アクセスネットワークが存在していてもよい。
図2は、本発明の実施の形態1に係るコントローラ100の機能構成を示すブロック図である。
コントローラ100は、物理ネットワーク情報取得部101と、物理経路リソース情報算出部102と、抽象経路リソース情報算出部103と、スライス生成部104とを備えている。なお、図2において、図中の矢印はデータの流れを表している。
(物理ネットワーク情報取得部101)
物理ネットワーク情報取得部101は、無線アクセスネットワーク10上の各装置のリソース情報および各装置間の接続情報を取得する。
図3は、物理ネットワーク情報取得部101によって取得される、各装置のリソース情報の一例である。図3において、例えばSW21は4つのポート1〜4を有しており、ポート1〜3の最大帯域は1Gbpsであり、ポート4の最大帯域は10Gbpsである。なお、図3における装置遅延とは、ポート間の転送遅延である。
図4は、物理ネットワーク情報取得部101によって取得される、各装置間の接続情報の一例である。図4において、例えばリンクL1は、ONU15のポート1とOLT18のポート1との接続を表しており、伝送遅延は100マイクロ秒、最大帯域は1Gbps、現在の利用可能帯域は1Gbpsである。なお、各装置間の接続情報は、通信の方向に応じて別々に管理してもよい。
また、物理ネットワーク情報取得部101が図3、図4の情報を取得する具体的な方法としては、各装置への問い合わせ、経路探索プロトコルの利用、ネットワーク管理者の保有する情報の読み込み等、任意の方法で行うことができる。
(物理経路リソース情報算出部102)
物理経路リソース情報算出部102は、物理ネットワーク情報取得部101によって取得された、各装置のリソース情報および各装置間の接続情報に基づいて、各装置間の物理経路のリソース情報である、物理経路リソース情報を算出する。
詳細には、まず、物理経路リソース情報算出部102は、物理ネットワーク情報取得部101によって取得された、図4の各装置間の接続情報に基づいて、任意の2装置間の物理経路を算出する。
物理経路リソース情報算出部102によって算出される物理経路は、少なくとも、上位ネットワークに接続される装置と下位ネットワークに接続される装置との間の物理経路を含んでいる。また、物理経路リソース情報算出部102によって算出される物理経路は、特に指定された装置間の物理経路をさらに含んでいてもよいし、全ての装置間の物理経路を含んでいてもよい。
例えば図1では、CU13とSW31との間の物理経路は、図5に示されるように、物理経路1〜3の3通りである。
物理経路1は、SW21からSW24までの間において、リングネットワーク20を時計回りに通る物理経路である。物理経路2は、SW21からSW24までの間において、リングネットワーク20を反時計回りに通る物理経路である。物理経路3は、SW21からSW24までの間において2つに分岐し、リングネットワーク20の時計回りの経路および反時計回りの経路の両方を通る経路物理である。
次に、物理経路リソース情報算出部102は、先に算出した任意の2装置間の物理経路、および、図3、図4に示される各装置のリソース情報および各装置間の接続情報に基づいて、物理経路リソース情報を算出する。なお、物理経路リソース情報とは、任意の2装置間の物理経路のリソース情報である。
物理経路リソース情報算出部102によって算出される物理経路リソース情報は、例えば、遅延量、最大帯域、稼働率、利用可能帯域等である。
図6は、物理経路リソース情報算出部102によって算出される、CU13とSW31との間の物理経路リソース情報である。
図6において、遅延量は、物理経路上に存在する各装置の装置遅延および各装置間の伝送遅延を積算することによって算出される。
図6において、最大帯域は、その物理経路で得ることができる最大の帯域であり、ボトルネックとなる装置がある場合にはそこで制限される。すなわち、最大帯域は、物理経路上に存在する各装置の最大帯域および各装置間の最大帯域の中で最小のものである。
図6において、稼働率は、各装置の接続関係、すなわち直列または並列に接続されている場合等を考慮して算出される。
図6において、利用可能帯域は、物理経路上に存在する各装置間の利用可能帯域の中で最小のものである。
なお、図6において、物理経路3は、時計回りの物理経路と反時計回りの物理経路とを同時に使用することが考えられるため、帯域が最大となる第1の物理経路3−1と、稼働率が最大となる第2の物理経路3−2の2つを算出する。
図6において、第1の物理経路3−1は、両物理経路を同時に使用することによって最大帯域が得られる物理経路であり、第2の物理経路3−2は、両物理経路のどちらかが動作することによって最大稼働率が得られる物理経路である。
物理経路3−1の遅延量は、物理経路1、2の各遅延量の中で最大のものである。物理経路3−1の最大帯域は、物理経路1、2の各最大帯域を合計したものである。物理経路3−1の稼働率は、物理経路1、2を同時に使用する際の稼働率である。物理経路3−1の利用可能帯域は、物理経路1、2の各利用可能帯域を合計したものである。
物理経路3−2の遅延量は、物理経路1、2の各遅延量の中で最大のものである。物理経路3−2の最大帯域は、物理経路1、2の各最大帯域の中で最小のものである。物理経路3−2の稼働率は、物理経路1、2のいずれか1つを使用する際の稼働率である。物理経路3−2の利用可能帯域は、物理経路1、2の各利用可能帯域の中で最小のものである。
(抽象経路リソース情報算出部103)
抽象経路リソース情報算出部103は、物理経路リソース情報算出部102によって算出された物理経路リソース情報に基づいて、2装置間の複数の物理経路リソース情報を代表して表現する、抽象経路リソース情報を算出する。
図7は、抽象経路リソース情報算出部103によって算出される、抽象経路リソース情報の一例である。図7において、例えば抽象経路1は、図6に示されるCU13とSW31との間の4つの物理経路リソース情報の中から、最小遅延量と、その最小遅延時における最大帯域と、遅延を考慮しない最大帯域と、最大稼働率とが抽出される。
図7において、最小遅延量は、4つの物理経路の各遅延量の中で最小のものである。最小遅延時の最大帯域は、遅延量が最小の物理経路の利用可能帯域である。遅延を考慮しない最大帯域は、4つの物理経路の各最大帯域の中で最大のものである。最大稼働率は、4つの物理経路の各稼働率の中で最大のものである。
(スライス生成部104)
スライス生成部104は、オーケストレータ40からスライスの生成要求を受信すると、抽象経路リソース情報算出部103によって算出された抽象経路リソース情報に基づいて、要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定する。
スライス生成部104は、要求条件を満たすスライスが生成可能であると判定されると、物理経路リソース情報算出部102によって算出された物理経路リソース情報に基づいて、要求条件を満たす物理経路を選択してスライスを生成する。
以下、スライス生成部104によって行われるスライス生成処理の詳細について、図8のフローチャートを参照して説明する。この際、オーケストレータ40からは、図9に示される4つのスライス生成要求が順番に受信されるものとする。
ステップS801において、スライス生成部104は、オーケストレータ40から、図9に示される要求ID1のスライス生成要求を受信する。
図9の要求ID1のスライス生成要求は、CU13とSW31との間の物理経路において、遅延量200マイクロ秒以下、帯域0.05Gbps以上、稼働率0.1以上の条件を満たす、スライスの生成要求である。
ステップS802において、スライス生成部104は、図9の要求ID1の要求条件と、図7の抽象経路リソース情報とを比較する。
ステップS803において、スライス生成部104は、ステップS802の比較の結果に基づいて、要求ID1の要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定する。
ここで、図9の要求ID1の要求条件と、図7の抽象経路リソース情報とを比較すると、CU13とSW31との間で、遅延量200マイクロ秒以下の条件を満たす抽象経路リソースは存在しない。そのため、処理フローは、ステップS809に進む。
ステップS809において、スライス生成部104は、オーケストレータ40に対して、要求ID1のスライスは生成不能である旨を応答する。その後、処理フローは、スタートに戻る。
次に、2回目のステップS801において、スライス生成部104は、オーケストレータ40から、図9に示される要求ID2のスライス生成要求を受信する。
図9の要求ID2のスライス生成要求は、CU13とSW31との間の物理経路において、遅延量400マイクロ秒以下、帯域0.05Gbps以上、稼働率0.1以上の条件を満たす、スライスの生成要求である。
ステップS802において、スライス生成部104は、図9の要求ID2の要求条件と、図7の抽象経路リソース情報とを比較する。
ステップS803において、スライス生成部104は、ステップS802の比較の結果に基づいて、要求ID2の要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定する。
ここで、図9の要求ID2の要求条件と、図7の抽象経路リソース情報とを比較すると、CU13とSW31との間で、遅延量400マイクロ秒以下、帯域0.05Gbps以上、稼働率0.1以上の条件を満たす抽象経路リソースを有する抽象経路1が存在する。そのため、処理フローは、ステップS804に進む。
ステップS804において、スライス生成部104は、図6の物理経路リソース情報の中から、要求ID2の要求条件を満たす物理経路リソースを有する物理経路1を選択する。
ステップS805において、スライス生成部104は、要求ID2の要求条件を満たすスライスを生成する。詳細には、スライス生成部104は、CU13からSW31までの間の各装置に対して、各装置の設定インターフェースを介して、必要なリソースの確保を指示する。
ステップS806において、スライス生成部104は、図6の物理経路リソース情報を更新する。詳細には、要求ID2のスライス生成が完了した後、図6の物理経路リソース情報は、図10のように更新される。
さらに詳細には、物理経路1の最大帯域が0.1Gbpsから0.05Gbpsに更新される。また、物理経路1と経路を共有する物理経路3−1の最大帯域も、1.1Gbpsから1.05Gbpsに更新される。同様に、物理経路1と経路を共有する物理経路3−2の最大帯域も、0.1Gbpsから0.05Gbpsに更新される。なお、理解を容易にするために、図10では更新された値に下線を付けて示している。
ステップS807において、スライス生成部104は、図7の抽象経路リソース情報を更新する。詳細には、要求ID2のスライス生成が完了した後、図7の抽象経路リソース情報は、図11のように更新される。
さらに詳細には、抽象経路1の最小遅延時の最大帯域が0.1Gbpsから0.05Gbpsに更新され、遅延を考慮しない最大帯域が1.1Gbpsから1.05Gbpsに更新される。なお、理解を容易にするために、図11では、更新された値に下線を付けて示している。
ステップS808において、スライス生成部104は、オーケストレータ40に対して、要求ID2のスライスの生成に成功した旨を応答する。その後、処理フローは、スタートに戻る。
次に、3回目のステップS801において、スライス生成部104は、オーケストレータ40から、図9に示される要求ID3のスライス生成要求を受信する。
図9の要求ID3のスライス生成要求は、CU13とSW31との間の物理経路において、遅延量600マイクロ秒以下、帯域1.0Gbps以上、稼働率1.0以上の条件を満たす、スライスの生成要求である。
ステップS802において、スライス生成部104は、図9の要求ID3の要求条件と、図11の抽象経路リソース情報とを比較する。
ステップS803において、スライス生成部104は、ステップS802の比較の結果に基づいて、要求ID3の要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定する。
ここで、図9の要求ID3の要求条件と、図11の抽象経路リソース情報とを比較すると、CU13とSW31との間で、遅延量600マイクロ秒以下、帯域1.0Gbps以上、稼働率0.1以上の条件を満たす抽象経路リソースを有する抽象経路1が存在する。そのため、処理フローは、ステップS804に進む。
ステップS804において、スライス生成部104は、図10の物理経路リソース情報の中から、要求ID3の条件を満たす物理経路リソースを有する物理経路2を選択する。
ステップS805において、スライス生成部104は、要求ID3の要求条件を満たすスライスを生成する。詳細には、スライス生成部104は、CU13からSW31までの間の各装置に対して、各装置の設定インターフェースを介して、必要なリソースの確保を指示する。
ステップS806において、スライス生成部104は、図10の物理経路リソース情報を更新する。詳細には、要求ID3のスライス生成が完了した後、図10の物理経路リソース情報は、図12のように更新される。
さらに詳細には、物理経路2の利用可能帯域が1.0Gbpsから0Gbpsに更新される。また、物理経路2と経路を共有する物理経路3−1の利用可能帯域も、1.05Gbpsから0.05Gbpsに更新される。なお、物理経路2と経路を共有する物理経路3−2の最大帯域は、0.05Gbpsのままである。なお、理解を容易にするために、図12では、更新された値に下線を付けて示している。
ステップS807において、スライス生成部104は、図11の抽象経路リソース情報を更新する。詳細には、要求ID3のスライス生成が完了した後、図11の抽象経路リソース情報は、図13のように更新される。
さらに詳細には、抽象経路1の最小遅延時の最大帯域は0.05Gbpsのままであり、遅延を考慮しない最大帯域が1.05Gbpsから0.05Gbpsに更新される。なお、理解を容易にするために、図13では、更新された値に下線を付けて示している。
ステップS808において、スライス生成部104は、オーケストレータ40に対して、要求ID3のスライスの生成に成功した旨を応答する。その後、処理フローは、スタートに戻る。
次に、4回目のステップS801において、スライス生成部104は、オーケストレータ40から、図9に示される要求ID4のスライス生成要求を受信する。
図9の要求ID4のスライス生成要求は、CU13とSW31との間の物理経路において、遅延量600マイクロ秒以下、帯域0.05Gbps以上、稼働率0.6以上の条件を満たす、スライスの生成要求である。
ステップS802において、スライス生成部104は、図9の要求ID4の要求条件と、図13の抽象経路リソース情報とを比較する。
ステップS803において、スライス生成部104は、ステップS802の比較の結果に基づいて、要求ID4の要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定する。
ここで、図9の要求ID4の要求条件と、図13の抽象経路リソース情報とを比較すると、CU13とSW31との間で、遅延量600マイクロ秒以下、帯域0.05Gbps以上、稼働率0.6以上の条件を満たす抽象経路リソースを有する抽象経路1が存在する。そのため、処理フローは、ステップS804に進む。
ステップS804において、スライス生成部104は、図12の物理経路リソース情報の中から、要求ID4の要求条件を満たす物理経路リソースを有する物理経路3−2を選択する。
ステップS805において、要求ID4の要求条件を満たすスライスを生成する。詳細には、スライス生成部104は、CU13からSW31までの間の各装置に対して、各装置の設定インターフェースを介して、必要なリソースの確保を指示する。
ステップS806において、スライス生成部104は、図12の物理経路リソース情報を更新する。詳細には、要求ID4のスライス生成が完了した後、図12の物理経路リソース情報は、図14のように更新される。
さらに詳細には、物理経路3−2の利用可能帯域が0.05Gbpsから0Gbpsに更新される。また、物理経路3−2と経路を共有する物理経路1の利用可能帯域も、0.05Gbpsから0Gbpsに更新される。また、物理経路3−1の利用可能帯域が0Gbpsに更新される。なお、理解を容易にするために、図14では、更新された値に下線を付けて示している。
ステップS807において、スライス生成部104は、図13の抽象経路リソース情報を更新する。詳細には、要求ID3のスライス生成が完了した後、図13の抽象経路リソース情報は、図15のように更新される。
さらに詳細には、抽象経路1の最小遅延時の最大帯域が0Gbpsに更新され、遅延を考慮しない最大帯域が0.05Gbpsから0に更新される。なお、理解を容易にするために、図15では、更新された値に下線を付けて示している。
ステップS808において、スライス生成部104は、オーケストレータ40に対して、要求I43のスライスの生成に成功した旨を応答する。その後、処理フローは、スタートに戻る。
以上説明したように、本発明の実施の形態1係る無線アクセスネットワークのコントローラは、スライスの生成要求を受信すると、抽象経路リソース情報に基づいて、要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定し、要求条件を満たすスライスが生成可能であると判定されると、物理経路リソース情報に基づいて、要求条件を満たす物理経路を選択してスライスを生成する。
コントローラは、各装置のリソース情報および各装置間の接続情報を参照することなく、要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定することができる。これにより、スライスを生成する際の負荷が大幅に低減される。
なお、本実施の形態1では、通信リソースとして、遅延量、最大帯域、稼働率、利用可能帯域等を考慮したが、この他にも、通信用のメモリ容量、フレームロスレート、伝送遅延の揺らぎ量、処理遅延の揺らぎ量等をさらに考慮してもよい。
実施の形態2.
実施の形態2に係る通信システムおよびコントローラの構成は、図1、図2に示される実施の形態1の構成と同一である。以下、実施の形態1と実施の形態2との相違点に重点をおいて説明する。
実施の形態2に係る物理経路リソース情報算出部102は、物理経路リソース情報を算出する際に、各物理経路を遅延量に基づいて複数のクラスに分類する。
詳細には、物理経路リソース情報算出部102は、図16に定義されるようなクラス分けテーブルを予め保持している。物理経路リソース情報102は、物理経路リソース情報を算出する際には、各物理経路を遅延量に応じてクラス1〜7のいずれかに分類する。
図17は、実施の形態2に係る物理経路リソース情報算出部102によって算出される、CU13とSW31との間の物理経路リソース情報である。図17の物理経路リソース情報には、図16で定義されたクラスの情報が含まれている。
図18は、実施の形態2に係る抽象経路リソース情報算出部103によって算出される、抽象経路リソース情報の一例である。図18において、例えば抽象経路1は、クラス1〜7に対応して7つ算出される。
抽象経路1における各クラスの帯域は、そのクラスよりも遅延量の小さいクラスに分類される物理経路の各最大帯域の中で最大のものである。また、抽象経路1における各クラスの稼働率は、そのクラスよりも遅延量の小さいクラスに分類される物理経路の各稼働率の中で最大のものである。
次に、本実施の形態2に係るスライス生成部104によって行われるスライス生成処理について、図19のフローチャートを参照して説明する。この際、オーケストレータ40からは、図20に示される2つのスライス生成要求が順番に受信されるものとする。
ステップS1901において、スライス生成部104は、オーケストレータ40から、図20に示される要求ID1のスライス生成要求を受信する。
図20の要求ID1のスライス生成要求は、CU13とSW31との間の物理経路において、遅延量200マイクロ秒以下、帯域0.05Gbps以上、稼働率0.1以上の条件を満たす、スライスの生成要求である。
ステップS1902において、スライス生成部104は、要求ID1の要求条件における遅延量をクラスに変換する。詳細には、要求ID1は遅延量200マイクロ秒以下を要求しているため、スライス生成部104は、要求ID1の遅延量を図16のクラス4に変換する。なお、代替的には、オーケストレータ40がクラス値を含む生成要求を送信してもよい。
ステップS1903において、スライス生成部104は、要求ID1のクラス4を含む要求条件と、図18の抽象経路リソース情報とを比較する。
ステップS1904において、スライス生成部104は、ステップS1903の比較の結果に基づいて、要求ID1のクラス4を含む要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定する。
ここで、要求ID1のクラス4を含む要求条件と、図18の抽象経路リソース情報とを比較すると、CU13とSW31との間で、クラス4、帯域0.05Gbps以上、稼働率0.1以上の要求条件を満たす抽象経路リソースは存在しない。そのため、処理フローは、ステップS1910に進む。
ステップS1910において、スライス生成部104は、オーケストレータ40に対して、要求ID1のスライスは生成不能である旨を応答する。その後、処理フローは、スタートに戻る。
次に、2回目のステップS1901において、スライス生成部104は、オーケストレータ40から、図20に示される要求ID2のスライス生成要求を受信する。
図20の要求ID2のスライス生成要求は、CU13とSW31との間の物理経路において、遅延量400マイクロ秒以下、帯域0.05Gbps以上、稼働率0.1以上の条件を満たす、スライスの生成要求である。
ステップS1902において、スライス生成部104は、要求ID2の遅延量をクラスに変換する。詳細には、要求ID2は遅延量400マイクロ秒以下を要求しているため、スライス生成部104は、要求ID2の遅延量を図16のクラス5に変換する。
ステップS1903において、スライス生成部104は、要求ID2のクラス5を含む要求条件と、図18の抽象経路リソース情報とを比較する。
ステップS1904において、スライス生成部104は、ステップS1903の比較の結果に基づいて、要求ID3のクラス5を含む要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定する。
ここで、図20の要求ID2のクラス5を含む要求条件と、図18の抽象経路リソース情報とを比較すると、CU13とSW31との間で、クラス5以下で要求条件を満たす抽象経路リソースを有する抽象経路1が存在する。そのため、処理フローは、ステップS1905に進む。
ステップS1905において、スライス生成部104は、図17の物理経路リソース情報の中から、要求ID2の要求条件を満たす物理経路リソースを有する物理経路1を選択する。
ステップS1906において、スライス生成部104は、要求ID2の要求条件を満たすスライスを生成する。詳細には、スライス生成部104は、CU13からSW31までの間の各装置に対して、各装置の設定インターフェースを介して、必要なリソースの確保を指示する。
ステップS1907において、スライス生成部104は、図17の物理経路リソース情報を更新する。
ステップS1908において、スライス生成部104は、図18の抽象経路リソース情報を更新する。
ステップS1909において、スライス生成部104は、オーケストレータ40に対して、要求ID2のスライスの生成に成功した旨を応答する。その後、処理フローは、スタートに戻る。
以上説明したように、本発明の実施の形態2に係る無線アクセスシステムのコントローラでは、物理経路リソース情報を算出する際に、各物理経路を遅延量に基づいて複数のクラスに分類する。これにより、要求条件を満たす物理経路の探索をさらに容易に行うことができる。
なお、実施の形態2では、各物理経路を遅延量に基づいてクラス分けしたが、各物理経路を帯域に基づいてクラス分けしてもよい。また、各物理経路を遅延量および帯域の両方に基づいてクラス分けしてもよい。
また、上述した実施の形態1、2に係る無線アクセスネットワークのコントローラ100における各機能は、単一の装置内に含まれていなくてもよい。すなわち、図1の通信ネットワークの中に、物理ネットワーク情報取得部101、物理経路リソース情報算出部102、抽象経路リソース情報算出部103およびスライス生成部104が含まれていればよい。
また、上述した実施の形態1、2に係る無線アクセスネットワークのコントローラ100における各機能は、処理回路によって実現される。各機能を実現する処理回路は、専用のハードウェアであってもよく、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサであってもよい。図21は、本発明の実施の形態1に係る無線アクセスネットワークのコントローラ100の各機能を専用のハードウェアである処理回路1000で実現する場合を示した構成図である。また、図22は、本発明の実施の形態1、2に係る無線アクセスネットワークのコントローラ100の各機能をプロセッサ2001およびメモリ2002を備えた処理回路2000により実現する場合を示した構成図である。
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路1000は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。物理ネットワーク情報取得部101、物理経路リソース情報算出部102、抽象経路リソース情報算出部103およびスライス生成部104の各部の機能それぞれを個別の処理回路1000で実現してもよいし、各部の機能をまとめて処理回路1000で実現してもよい。
一方、処理回路がプロセッサ2001の場合、物理ネットワーク情報取得部101、物理経路リソース情報算出部102、抽象経路リソース情報算出部103およびスライス生成部104の各部の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ2002に格納される。プロセッサ2001は、メモリ2002に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、エレベータシステムは、処理回路2000により実行されるときに、ステップS801〜S809、ステップS1901〜S1910が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ2002を備える。
これらのプログラムは、上述した各部の手順あるいは方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ2002とは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリが該当する。また、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等も、メモリ2002に該当する。
なお、上述した各部の機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現するようにしてもよい。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述した各部の機能を実現することができる。
10 無線アクセスネットワーク、100 コントローラ、101 物理ネットワーク情報取得部、102 物理経路リソース情報算出部、103 抽象経路リソース情報算出部、104 スライス生成部。

Claims (7)

  1. 無線アクセスネットワーク上の装置のリソース情報および装置間の接続情報を取得する、物理ネットワーク情報取得部と、
    前記装置のリソース情報および前記装置間の接続情報に基づいて、前記装置間の物理経路のリソース情報である物理経路リソース情報を算出する、物理経路リソース情報算出部と、
    前記物理経路リソース情報に基づいて、該物理経路リソース情報を代表して表現する抽象経路リソース情報を算出する、抽象経路リソース情報算出部と、
    スライスの生成要求を受信すると、前記抽象経路リソース情報に基づいて、要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定し、前記要求条件を満たすスライスが生成可能であると判定されると、前記物理経路リソース情報に基づいて、前記要求条件を満たす物理経路を選択してスライスを生成する、スライス生成部と
    を備え、
    前記装置のリソース情報は、前記装置の遅延、稼働率およびポートの帯域を含み、
    前記装置間の接続情報は、前記装置間のポートの接続関係、ポート間の伝送遅延およびポート間の利用可能帯域を含み、
    前記物理経路リソース情報は、前記物理経路の遅延量、最大帯域、稼働率および利用可能帯域を含み、
    前記物理経路リソース情報算出部は、
    前記物理経路上に存在する前記装置の装置遅延および前記装置間の伝送遅延を積算することによって、前記物理経路の前記遅延量とし、
    前記物理経路上に存在する前記装置の最大帯域および前記装置間の最大帯域の中で最小のものを、前記物理経路の前記最大帯域とし、
    前記物理経路上に存在する前記装置間の利用可能帯域の中で最小のものを、前記物理経路の前記利用可能帯域とする
    無線アクセスネットワークのコントローラ。
  2. 前記物理経路リソース情報算出部は、前記装置間に複数の物理経路が存在する場合、該複数の物理経路に基づいて、第1の物理経路をさらに算出し、
    前記第1の物理経路の遅延量は、前記複数の物理経路の各遅延量の中で最大のものであり、
    前記第1の物理経路の最大帯域は、前記複数の物理経路の各最大帯域を合計したものであり、
    前記第1の物理経路の稼働率は、前記複数の物理経路を同時に使用する際の稼働率であり、
    前記第1の物理経路の利用可能帯域は、前記複数の物理経路の各利用可能帯域を合計したものである、請求項に記載のコントローラ。
  3. 前記物理経路リソース情報算出部は、前記装置間に複数の物理経路が存在する場合、該複数の物理経路に基づいて、第2の物理経路をさらに算出し、
    前記第2の物理経路の遅延量は、前記複数の物理経路の各遅延量の中で最大のものであり、
    前記第2の物理経路の最大帯域は、前記複数の物理経路の各最大帯域の中で最小のものであり、
    前記第2の物理経路の稼働率は、前記複数の物理経路のいずれか1つを使用する際の稼働率であり、
    前記第2の物理経路の利用可能帯域は、前記複数の物理経路の各利用可能帯域の中で最小のものである、請求項またはに記載のコントローラ。
  4. 前記抽象経路リソース情報は、最小遅延量、最小遅延時の最大帯域、遅延を考慮しない最大帯域および最大稼働率を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載のコントローラ。
  5. 前記抽象経路リソース情報算出部は、前記装置間に複数の物理経路が存在する場合、
    前記複数の物理経路の各遅延量の中で最小のものを、前記抽象経路リソース情報の前記最小遅延量とし、
    前記遅延量が最小の物理経路の利用可能帯域を、前記抽象経路リソース情報の前記最小遅延時の最大帯域とし、
    前記複数の物理経路の各利用可能帯域の中で最大のものを、前記抽象経路リソース情報の前記遅延を考慮しない最大帯域とし、
    前記複数の物理経路の各稼働率の中で最大のものを、前記抽象経路リソース情報の前記最大稼働率とする、請求項に記載のコントローラ。
  6. 前記物理経路リソース情報算出部は、前記物理経路リソース情報を算出する際に、各物理経路を遅延量に基づいて複数のクラスに分類し、
    前記抽象経路リソース情報算出部は、前記抽象経路リソース情報を算出する際に、抽象経路を前記複数のクラスに対応して複数算出し、
    前記抽象経路における前記クラスの帯域は、該クラスよりも遅延量の小さいクラスに分類される前記物理経路の各利用可能帯域の中で最大のものであり、
    前記抽象経路における前記クラスの稼働率は、該クラスよりも遅延量の小さいクラスに分類される前記物理経路の各稼働率の中で最大のものであり、
    前記スライス生成部は、スライスの生成要求を受信すると、前記抽象経路リソース情報における前記クラスの値にさらに基づいて、要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定し、前記要求条件を満たすスライスが生成可能であると判定されると、前記物理経路リソース情報における前記クラスの値にさらに基づいて、前記要求条件を満たす物理経路を選択してスライスを生成する、請求項1〜のいずれか一項に記載のコントローラ。
  7. 無線アクセスネットワーク上の装置のリソース情報および装置間の接続情報を取得する、物理ネットワーク情報取得部と、
    前記装置のリソース情報および前記装置間の接続情報に基づいて、前記装置間の物理経路のリソース情報である物理経路リソース情報を算出する、物理経路リソース情報算出部と、
    前記物理経路リソース情報に基づいて、該物理経路リソース情報を代表して表現する抽象経路リソース情報を算出する、抽象経路リソース情報算出部と、
    スライスの生成要求を受信すると、前記抽象経路リソース情報に基づいて、要求条件を満たすスライスが生成可能であるか否かを判定し、前記要求条件を満たすスライスが生成可能であると判定されると、前記物理経路リソース情報に基づいて、前記要求条件を満たす物理経路を選択してスライスを生成する、スライス生成部と
    を備え、
    前記装置のリソース情報は、前記装置の遅延、稼働率およびポートの帯域を含み、
    前記装置間の接続情報は、前記装置間のポートの接続関係、ポート間の伝送遅延およびポート間の利用可能帯域を含み、
    前記物理経路リソース情報は、前記物理経路の遅延量、最大帯域、稼働率および利用可能帯域を含み、
    前記物理経路リソース情報算出部は、
    前記物理経路上に存在する前記装置の装置遅延および前記装置間の伝送遅延を積算することによって、前記物理経路の前記遅延量とし、
    前記物理経路上に存在する前記装置の最大帯域および前記装置間の最大帯域の中で最小のものを、前記物理経路の前記最大帯域とし、
    前記物理経路上に存在する前記装置間の利用可能帯域の中で最小のものを、前記物理経路の前記利用可能帯域とする
    通信システム。
JP2020546600A 2018-09-12 2018-09-12 無線アクセスネットワークのコントローラ Active JP6872297B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/033817 WO2020053989A1 (ja) 2018-09-12 2018-09-12 無線アクセスネットワークのコントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020053989A1 JPWO2020053989A1 (ja) 2020-12-17
JP6872297B2 true JP6872297B2 (ja) 2021-05-19

Family

ID=69777704

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020546600A Active JP6872297B2 (ja) 2018-09-12 2018-09-12 無線アクセスネットワークのコントローラ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11399340B2 (ja)
JP (1) JP6872297B2 (ja)
CN (1) CN112640374A (ja)
WO (1) WO2020053989A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114365459A (zh) * 2019-09-18 2022-04-15 三菱电机株式会社 网络控制装置、通信资源分配方法以及通信系统
JP7254263B2 (ja) * 2021-02-12 2023-04-07 三菱電機株式会社 コントローラ、制御回路、記憶媒体およびリソース割当方法
TWI786839B (zh) * 2021-09-17 2022-12-11 國立雲林科技大學 5g核心網路中多流量類型的適性網路切片生成系統及其方法

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6999769B1 (en) * 1999-12-08 2006-02-14 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for in-progress telephone call transfer between a wireless telephone and a wired telephone using a short-range communication control link
JP3938582B2 (ja) * 2003-02-19 2007-06-27 富士通株式会社 仮想lan構築装置
JP4958242B2 (ja) * 2008-08-28 2012-06-20 Kddi株式会社 リンクの可用率に基づく経路制御方法、装置及びプログラム
CN103051815B (zh) * 2012-11-29 2015-09-02 东莞宇龙通信科技有限公司 呼叫转移的方法及其系统
CN103023820B (zh) * 2013-01-08 2015-06-10 武汉大学 一种可分片预留接纳控制方法
JP6085260B2 (ja) * 2014-02-13 2017-02-22 日本電信電話株式会社 経路制御システム、経路制御装置および経路制御方法
JP6279427B2 (ja) * 2014-08-08 2018-02-14 Kddi株式会社 仮想ネットワーク割当方法および装置
JP2016116184A (ja) 2014-12-18 2016-06-23 株式会社日立製作所 網監視装置および仮想ネットワーク管理方法
US10171963B2 (en) * 2014-12-31 2019-01-01 Huawei Technologies Co., Ltd. Call transfer method and terminal
JP6402041B2 (ja) * 2015-02-03 2018-10-10 日本電信電話株式会社 ネットワークリソース割当装置、ネットワークリソース割当方法、及びプログラム
US20170206115A1 (en) * 2015-03-20 2017-07-20 Ntt Docomo, Inc. System and method
WO2016152587A1 (ja) * 2015-03-20 2016-09-29 株式会社Nttドコモ スライス管理システム及びスライス管理方法
CN106302229B (zh) * 2015-05-21 2019-09-17 上海诺基亚贝尔股份有限公司 在虚拟接入网中创建分片和删除分片的方法和装置
CN109565470A (zh) * 2016-08-17 2019-04-02 株式会社Ntt都科摩 切片分配方法
CN108023761B (zh) * 2016-11-04 2020-04-21 华为技术有限公司 分配资源的方法和设备
CN106954267B (zh) * 2017-04-14 2019-11-22 北京邮电大学 一种基于无线网络切片的资源管理方法
CN108111931B (zh) * 2017-12-15 2021-07-16 国网辽宁省电力有限公司 一种电力光纤接入网的虚拟资源切片管理方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2020053989A1 (ja) 2020-12-17
US11399340B2 (en) 2022-07-26
CN112640374A (zh) 2021-04-09
US20210153113A1 (en) 2021-05-20
WO2020053989A1 (ja) 2020-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3241319B1 (en) Systems and methods for sdt to interwork with nfv and sdn
US11082262B2 (en) Flow entry generating method and apparatus
US10824454B2 (en) 5G dynamic slice and network identity instantiation, termination, and access management system and method
CN110896355B (zh) 一种网络切片的选择方法及装置
WO2015096761A1 (en) Traffic behavior driven dynamic zoning for distributed traffic engineering in sdn
JP6872297B2 (ja) 無線アクセスネットワークのコントローラ
CN110233798B (zh) 数据处理方法、装置及系统
CN104486194B (zh) 一种多可靠性等级虚拟网络控制系统和方法
CN111835849B (zh) 增强接入网服务能力的方法和装置
CN109743751A (zh) 无线接入网的资源分配方法及装置
US10216593B2 (en) Distributed processing system for use in application migration
US20150043911A1 (en) Network Depth Limited Network Followed by Compute Load Balancing Procedure for Embedding Cloud Services in Software-Defined Flexible-Grid Optical Transport Networks
US8532118B2 (en) Communication technique in network including layered relay apparatuses
US20210409343A1 (en) Network controller
CN112867088B (zh) 一种“云-边-端”通信架构的动态调节方法及系统
US20150188831A1 (en) System and Method for Traffic Engineering Using Link Buffer Status
CN109952809A (zh) 四元全网状以维度驱动的网络架构
JP2014216012A (ja) データセンターネットワークにおけるリスク軽減
US10193790B2 (en) Systems and methods for an intelligent, distributed, autonomous, and scalable resource discovery, management, and stitching
CN114298431A (zh) 一种网络路径选择方法、装置、设备及存储介质
Galdamez et al. On efficient virtual network function chaining in NFV-based telecommunications networks
Tran et al. Joint service function chain embedding and routing in cloud-based nfv: A deep q-learning based approach
CN114064288B (zh) 用于分布式存储系统的数据链路分配方法、装置和设备
CN114553361B (zh) 全光波长转换器的确定方法和装置、存储介质及电子设备
Aibin et al. Analysis of inter-data center elastic optical network

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200918

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200918

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200918

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6872297

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250